ほほ

「へい」、

★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。

冥泰

ええと、

KDNGDOM、

目次

496787107125145165183

宜人の結束

要なの

近騎の音

...

7377337397407411742743744

安全性交通事業員の結婚相談所の1000年以降、現地の基準基準報の特許事業者権の所有権を選択する、

第第発第第第条第第第第1第第

第736話第757話第28話第ア史語第74回第71証第7世話第148話弟7科語第24話策74話第第76話25話

雁門兵

決着の刻

あの場合は、実際したぞお

68

★この作品はフィクションです。

実在の人物。団体事件などにこはいっさい関係ありません。

中国・春秋戦国時代

ほんぎ

李信ひと

本作の主人公、下校の出身ながら、

数々の武切を積み上げ遂に将軍と

なる。今はじき幼馴染みに来た

の大将軍になることを誓う。

始皇二年(紀元前25年)

王弟・成績による反乱が起こる。私は一つの

蛇甘平原の戦いいで魏軍を破る。

娩皇三年(紀元前24年)

馬陽を巡る趙との戦いいで王騎が亡くなる。

娩皇犬年(緑元前21年)

韓・魏・趙・燕楚からなる合従軍が

秦に攻め込む。

婚皇九年(絶元前28年)

成人を迎えた嬴政が、「加冠の儀」を

執り行う。

時は紀元前、中国・春秋戦国時代500年以上にわたり戦乱が続くこの時代に、

中華を目指す若き王と天下の天将軍を志すひとりの下僕がいた

二人の少年が見た夢は、七つの国の連命と幾多の者たちの人生を巻き込んで、

まだ誰も知らない壮大な未来へと続いてゆく

扇政えいせい

若き発国の王V王弟の反乱や相国

日本語との権力争いなど幾多の立態

を越え、まだ誰も成し遂げたことの

ない中華統一を目指す。

始皇十年(紀元前23年)

黒羊丘にて慶舎率いいる趙軍を破る

始皇十一年(紀元前28年)

王翦・桓騎楊端和からなる

連合軍が趙国の鄴療陽を奪う

嫦皇十三年組元厳84年)

嬴政が六将制度を復活させる。

秦連合軍が

趙の武城平陽を落とす。

始皇十四年(紀元前23年)

桓騎率いる秦連合軍が

趙北部・宜安を攻める。

桓騎の入城で

また大きく

流れが変わるぞ

超国北部・宣女から王都・即戦

攻略を目指す奏軍だったが、決

戦の地・重女には予想を遥かに

上回る数の超軍が待ち構えて

いた。十四万対三十一万。店街

的な戦力差で包囲され、開戦を

迎えてしまう奏軍。しかし、共

同戦線を敷いた飛信隊と英輩

軍は何とか脱出し、逆に手渡の

自然城を奪うことに成功する。

一方、窮地に陥った極騎本陣

も、桓騎が繰り出す。布団くに

よって時間稼ぎに成功。闇夜に

楽して本牧の包囲を突破する。

そしてそのまま宜安城への入

城を果たす桓騎。二日目、僅か

な勝利への希望を繋ぐべく、突

軍が下す驚きの決断とは...!?

そういうことになりました。このようになりました。このようになっているのは、そういうことになりました

前巻までのあらすじ

始皇十四年紀第233年

ちょう

李牧の策略にハマ

り、圧倒的劣勢の

まま開戦...!!

そうします

三十一万

趙禹

秦軍十四万

趙宜安

超国北部からの邯鄲攻略のため、一路宜安を目指す奏連合軍。

しかし、その動きは通国三大天「李牧に読まれていた...!!

時間します

...

その初戦が

赤顔である

殺迦格屈穎、

一月時期を計ち取り

宜安決戦へ向けた

拠点作りのため、壁

軍が攻城戦に挑む

斬首十萬。

音十万を折った

「それを始安本的」より

...

全弓隊・

歩兵大隊

前進!

オオ

桓騎が趙軍の捕虜

十万人を斬首に...

そういうことになりました。ああ、そういうわけではそういうことでしょうか。そういうことですが、

基数の長城

沼球最強の戦争

武将だ

「国の

そしてすぐに大切から深へ出陣させた

奏北東部見る星

通合部その数二十万である

合流地点

想定を下回るも

十四万の大軍で

趙国へ侵入!

来たのは

五万だけですっ

閼与

秦北東部で二十万人を徴兵するも、奇襲を受け軸国へ生けた

受け趙国へ抜けた兵

は僅か五万に。

王翦軍が削られ

離脱する事態に。

オオ

来たぞっ

本日より、

右の壁を

厚くしろっ

学校の

“技城”か

南方からの邯鄲進攻を断念。

秦連合軍は北上を開始

ああ、あああぁぁぁっっっそういうことですから、

およそ

二百五十里と

急げェっ

楸刪令蹠累豐選C乂

叫厄併甑G鐡二±

次ベージにて!!

宜安城の東に

位置する城。

うおっ

ぐわっ

桓騎軍·氾善楢騎軍゙氾善桓騎畢・氾善楫騎軍;氾善掴騎軍・氾苦桓騎篳・氾菩桓騎厙·氾菩栢騎軍:氾善槓騎軍'氾善楯騎軍.氾善粗騎軍゚氾善框騎軍`氾善が隠し持っ

ていた井闖車を使い、

手薄の宜安城へ攻め

入った飛信隊田有ら怪

カ三人衆の活躍もあり、

見事に城を奪取する

安城での一夜

砂鬼一家により初めて

桓騎の過去が語られた。

そいつらこそ

全身の生皮

はいでも

足りねェ

クソヤロォ共だ

おまえ

隣の

みじめですねー

敗走とは

六大将軍にまで

登りつめたのに

甲冑ごと川に入って

逃げねば

ならないとは

"砂鬼一家,誕生の理由

そして相騎の怒りの

真相もー

久しぶりだな

闇夜の

川波りは

はい...

ロロ

奏軍十四万に対し、予測を大きく上回る三十一万の

兵で待ち構えていた趙軍。開戦と同時に、圧倒的な兵

力差で襲いかかる趙軍により、奉軍は劣勢に陥る。

そういうことになりました。そういうことになりました。そういうことですから、そういうわけではなく、

闇夜に乗じて李牧の包囲を抜け

出した桓騎達は、〝川渡り”でも策

を仕掛け追跡隊を錯乱させる。

い...一体

何なのだ

あの形は

桓騎別働隊

砂鬼一家

「合流un

あんな陣形

聞いたことも

ないぞっ...

宜司平野

......ふふぁ

孤立無援の窮地に陥った

桓騎本陣だったが、桓騎

の〝未知の布陣"により李

牧軍を錯乱させる。時間

を稼ぎ、得意とする闇夜

に乗じて、桓騎は包囲を

突破することに成功。

壁・北東部軍

桓騎軍の前衛として戦った壁軍

また飛信隊がいいなくなった右翼を

支えた風范軍の行方は...!?

桓騎本陣

宜安決戦へ向けた拠

点作りのため、壁軍が

攻城戦に挑み落とした

城。万全を期して攻め

たものの、既に城内か

ら兵の姿は消えてお

り、戦うことなく秦軍に

明け渡された

桓騎が宜安城へ入城。戦場は週命の二日目を迎える

このようになりましたが、このようなサイトでは、このようになっていたこのようになりましたが、

キングダムの

$重要な城

第736話

信達が

宜安城を攻める

数刻前ー

はー

全くみじめ

ですね

敗走とは

六大将軍にまで

登りつめたのに

甲冑こと川に入って

逃げねば

ならないとは

フッ

久しぶりだな

闇夜の

川渡りは

フー

やっと

岸だ

もう足が

つりそうです

.....

お頭?

!!

じゃあ

俺達は!?

このまま

川下へ

泳ぐ

ええっ

!?

俚玉

お前の手下十人を

このまま岸に

上がらせて

足跡を作らせろ

え!?

そんな...

お頭っ

えっ

マジか...

そんな

趙軍李牧本陣

す...

すみません

討伐隊から

急率か...

キングダムの

な...

桓騎を見失った

だとっ!?

足取りは

つかめてると

言ってた

だろうが

は...

はい..

彭川を渡った

形跡があり

討伐隊も

追って渡った

のですが

対岸の足跡を

追ううちに

見失ったと..

上陸した場所が

違うからですよ

川下側の岸を

徹底的に調べなさい

必ずどこかに

足跡があります。

急報ー

何でだよ

急報ー

ドガガ

ハハ!

大変です

李牧様

ぎ...ぎっ...

宜安城が

義軍に落とされたと

急報が――!!!

!?

!?

!?

なっ

何だとォ

!?

どういう

ことだ

一体

ただ今

誤報ではないか

確認をして

いますが

どうも

間違いないと...

ザッ

誤報では

ないと

するなら

右に抜けた

飛信隊と

楽華か...

しかし宜安城が

手薄だった

とはいえ

あの二軍だけで

一体どうやって

おのれ奏軍め

よくも我が宣安城を

宜安城将軍

袁環

袁環殿...

...

桓騎討伐隊の

方へ伝令を

彭川の対岸ではなく...

こちら側の岸に

再上陸した足跡が

ないかも調べよと

!?

えっ

どっ

どういう

ことですか!?

川を渡らずに

こちら側に

戻ったと!?

なぜそんな

ことを...

まさか

桓騎は最初から

攻城戦部隊を

別働隊として

動かしていたのかも

知れません

なるほど...

その隊と

飛信隊達が合流して

宜安を攻めたと

するなら

だとしたら

桓騎も

今ごろ...

数刻で

落ちたのも

合点がゆく

ええ

宜安城に

入城している

かも知れません

何だ

お前達も

いたのか

元下僕

...

.....

あ?

当たり前だ

信?

井関車一つと

砂鬼一家だけで

城が落とせるかよ

ん?

氾善

お前のあの井関車が

役立ったみたいだな

ああ

紅春は

活躍した

お前に見せつけて

やりたかったわ

あ?

んで

紅春は?

見かけ

なかったか

私けっこう

幼きなんだよな

あへ

砂鬼一家

あいつらも

別働隊に

なっていたのか

外に

置いていても

敵に使われて

しまう

無念だが城門を

通る大きさまで

バラして

城内に入れた

えっ

そうか..

泣きたいなら

胸を貸すぞ

黒桜

いや

泣きは

しねーけど

つか何で

お前の胸

なんだよタコ

那貴さん

残念ながら

我々は数百騎

です

あなた達こそ

何人ですか?

とにかく

すぐに

作戦会議を

始めよう

趙軍が宜安城に

押し寄せる前に

対策を練る

必要がある

摩論

お前達は

何人だ

この人数で

城を守らねば

なりません

すまねェ

ゴホゴホ

コホ

ゼノウが一人

生き残ってるが

傷が深い

みてやれ

んー

生き返る

しみる!

おー

あんた

生きてたか

たしか

オギコ

オギコ

おかわり

問題は単純で

本土からの救援軍が

来るまで

今いる

戦力だけで

籠城できるか

どうかってこと

全部で

一万ちょっと

だろ

足りるのか?

趙軍が

どのくらいの

規模で来るか

による

桓騎将軍が

宜安に入城したと

李牧なら読んでいる

かも知れないけど

確証がないまま

広く展開して

包囲網を築いている軍を

全て宜安に

向けて来るとは

考えにくい

なるほど

ある程度の軍なら

持ちこたえるってか

宜安には何人の

住人がいる?

確証は

ない

オイ

この状況では

そういうことも

重要だ

...どういう

ことだよ

弱地に陥った

時の手の一つだ

人質は

交渉に使える

人質は交渉に使える

その通り

いざという時は

そこにいる砂鬼さん達に

見せしめを派手にやって

頂ければ聖人李牧は

手が出せなくなるはず

......

ちょっと

そこまでは

言ってないよ

残念だが

キングダム

人質は

さほど居ないぞ

!!

どういう

ことだ?

最初からこの城は

人が減らされている

守備兵の世話と

軍が戻った時の対応に

必要な最低限の人数と

あとは

移動できぬ

老人だけ残して

ほとんど宜安の

住人は〝疎開〟して

しまっている

えっ

!?

そっそうなのか

!?

どうりで

城の規模の割に

人の気配が

少なかったわけだ

疎開先は?

服下という

ここから

東にある

城だ

ちょっと待て

宜安城を疎開って

李牧はあんな

一方的な包囲戦を

仕掛けといて

万が一

宜安城を落とされた

時のことを考えて

備えてたって

ことか?

全部で

千もいない

この一万の軍の命を

守る人質としては

少々心もとないな

いや人質は

あくまで

最後の手段

そそうだね

その前に

重要な所が

ある

重要な

所?

〝赤麗〟だ

うん

赤麗?

開戦前に

一個だけ

取った城か?

うん

赤麗がまだ

秦軍の城の

ままで

かつ素軍の残兵が

ここまで戻り

立て籠っている

としたら...

趙軍は赤麗にも

包囲の軍を割かざるを

得なくなり

いよいよこの宣安に

一点集中は

出来なくなる

......

可能性は

ありますよ

我々が李牧の包囲を

強引に抜いた時

敵の形も結構

乱れていたので

違うところから

脱出した兵は

結構いるかと

赤麗が今も

素軍の城として

健在なら

その残党を

誰かが率いて

赤麗まで戻って

いれば...か

宜安が長く持つ

可能性が大きく

跳ね上がる!

赤麗城

前夜ー

ザッ

.....

赤麗だ

みんなよく

頑張った

城に着いたぞ

張去

生きてたか

み...

水をくれ

兄貴ィ

ゴホゴホ

田貴

食べものも

ケガの

手当てを

友軍が

来たぞ

オオ

ゴホ

お帰り

なさいませ

ゴキゴキっ

ぶはっ

生き返るっ

オイ壁様に

もっと水を

よい!

十分だ

他の者達に

しっかり

回せ

それと

ナジャラ族達の

手当てを

私を守って

深手を...!

ハイ

しかし

思ったより

残兵力が

ある...!

たしかに...

これは...

壁将軍

壁将軍

ですか!?

!?

北東部軍の

三百将陸巴と

いいます

我々は少し早くに

入城を...

ここまで風范様が

残兵をまとめて

率いて

下さいました

風花将軍が

深手を負い

休んでいます

恐らく

しばらくは

動けません...

北東部軍の

将校か!?

そうか...

風范将軍の

奮闘を無駄に

しては

ならぬな...

はい...

将軍は

どこに

しかし..

全体の上気は

全く上がって

いません...

とくに

桓騎兵が

もう...

!!

もう

ダメだ...

お頭も

いねーし

俺達だけ

じゃ...

.....

ここに居ても

外に出ても

殺されるだけだ

お頭ももう

殺されたのかな

いっそ

投降して

みるか..

とっくに

やられてる

だろ

俺達は

殺される

だろうな

ここまで来て

何を童のような

泣き言をつ...

将軍

壁である

あの李牧の

大包囲戦から

よく生き残って

この赤麗まで

戻った!!

この数

間違いなく

敵の想定を

大きく上回るぞ!

且つここは元々

無傷の守備兵

二千が居た!

戦力としては

決して戦えぬ

数ではない

おまけに

飛信隊・栄華という

二つの強軍も

外で健在だ

そして

何より

桓騎将軍が

まだ

生きている

あの包囲から

将軍が抜けられた故

敵は乱れ我らも

外へ出られた

ここへ敵が押し寄せて

いないのも桓騎将軍が

生きていてそれを必死に

追っているからだ

!?

えっ!?

......

つまり

桓騎将軍が

生きている証だ

そうだ

お頭はまだ

生きている

ここで我らが

奮い立ち

城を守れば必ず

飛信隊も

楽華も

桓騎将軍も

ここへ現れて

入城する

チキショウ、お頭は

生きてるぞ

お頭がっ

それまで我らで

赤麗を死守するの

だァ!!

あれが

ウオオ

機を飛ばした壁自身も

涙が出るほどの赤麗の

士気の高揚であった

故にこの時

誰も予想だに

しなかった

朝には

この赤麗の兵は

ほぼ全滅することを

赤麗

草心一家

集まれ

キングダムの

宜司平野

虎里

お前はまだ

休んでろ

大丈夫だ

動ける...

こんな時に

寝てられるか

カデー家もだ

武器を

忘れるな

持てるだけ

持って城壁へ。

上がれ

第六隊

集合をかけろ

壁将軍

加座一家だ

三十七人いるぞ

狩りはっかしてた

しょーもねー

山賊あがりだが

弓は得意だぜ

第13話、道人の結果

壁将軍

岩斗一家

二十三人だ

数は少ねーが

腕っぷしは

強ェぞ

助かる!

東の城壁に

上がってくれ

趙軍は

東から来る

オオ

狐斗一家

十八人だ

将軍

よいか

城壁の戦いは

何より精神!

絶対にあきらめない

強い心が不可欠だ

敵に梯子で

登られて来ても

決してひるまず

これを囲って討ち

追い落とせ

何があっても

戦い続けるんだ

オオ任せとけ

ギャハハ

狸多てめェは

いつも口だけで

すぐ逃げる

だろーが

うるせー

今度は逃げ場が

ねーだろか

ギャハハ

うるせーぞ

てめーら

ああ

そうだ

ここに

逃げ場はない

しかも素軍全体が

追い詰められ

その命運も

ここにいる我らに

かかっている

しゃらくせェ

俺らは

自分のためと

お頭のために

やるだけだ

オオ

趙なんか

ぶっ殺してやる

俺はこくおう

黒桜の姐さんに

もう一回会いたい

ギャハハハ

いやいい

それでいい

とにかく土気を

保ち続けて戦う!

それだけだ

ここが奮戦すれば

桓騎将軍達も

気づき

向かって来る

本土も気づき

大軍で救援に

来てくれる

それまで絶対に

赤麗を

守り抜くぞ

オオ

やっぞコラァ

配置につけ

オオ

やはり

すごいですね

中央の将軍は

ああ...

風范様が

倒れられて

どうなるかと

思ったが...

壁将軍が

入城して下さって

本当によかった...

日の出まで

まだ時間がある

それまで

しっかり

休んでおけ

よし我らも

北の壁に

行くぞ

ハ!

陸巴様

あんたもな

ギャハハ

オエ

うわァ

こいつ

吐いたぞ

何だ

ブルってん

のか?

正規兵が

フルっちゃ

ダメだろー

ギャハハ

だ大丈夫ですか

陸巴様

三百将

またねー

あっ

隊長

は...!

あ...

隊長っ

三百将

え?

...死...

え?

何だ

どうした

!?

陸巴三百将

つか

オレも

腹いてェ

お前もか

俺もさっき

から...

ゴア

オイ

何だ

こいつらまで

吐いて倒れたぞ

...

ボエ

!?

よォし

この南壁は

ノム一家で

守り抜くぞ

オオ

!?

へ?

何だ...

どっ...

どうした

お前らっ

何か腹が...

う...

オレも

うう

オエ

お前ら

オオイ

どうしち

まったんだ

急にみんな...

しっかりしろ

壁様っ

いっ異変は

城内至る所で

そして

倒れた者は

ことごとく...

ドカガ

いっ一体何人が...

分かりません

しかし

もの凄い数が!

皆死んで

います!

我々より先に

入城していた者達が

恐らくはほとんど...

なっ!?

.....

我々より

先に..

くそっ一体

さっきまで

ピンピンしてた

奴らが急に...

何なんだこりゃ

壁様

これは

まさか...

どうなってる

これ程大勢が

一斉にやられた

となると...

ああ

間違いない

“毒”だ

毒...

水か何かに

入っていたと

したら

先に入城していた

者達と同じものを

我々も口にして

いたとしたら:

えっ...

うっ

オエッ

ゴエッ

ビチャ

ビチャ

これは

俺達も

あいつら

みたいに

死...

あっ...

ふむ...

は...!

うそだろ

...

ゴホ

う...

さ...

先程まで

城を守り切ると

奮い立っていた兵士達が...

ははい...

こ..

こんな

終わり方を...

そんな..

そんな...

バカな...

力な...

うっ..

そんな...

ザッ

!?

......

まさか

まさか

お前達か...

我々に

毒を!?

...

いかにも

バカな...お前達に

給仕など

させていない

一体どうやって

我々の口に

毒を...

しかもこれ程

大勢に...

井戸ですよ

井戸水

キングダムの

ゴフ

全ての井戸に

いつでも毒を

落とせる仕掛けが

してあったのです

仕掛け!?

仕掛けだと!?

一体

いつの間に

そんなものを...

分かりませんか

あなた方素軍が

宜安攻略のために

国境を越え

この赤麗に現れる

よりも前ですよ

ビキビキ

!?

な...

何...?

この

赤麗は

住人は逃げ出した

のではなく

李牧様の戦略的に

外へ出たのです

無傷で素軍に渡し

宣司平野で

生き残った

残兵の拠り所とし

せっせと

集まった

ところを

毒で..

一網打尽に

するために

.....

李牧...

まだしても李牧...

お謝おのれ。おのねェ...

しかし

ガハ

城の井戸に

これ程の毒を

落とすなど...

これは

暴挙だ

分かって

いるのか...

数年..

いや

もっと

.....

この赤麗には

人が住めなくなって

しまったのだぞ

去年の平陽の地での

桓騎の十万斬首は

この北の地でも

血の気が引く蛮行

鬼畜の所業じゃ

趙人として

絶対に許せぬ

その桓騎が

北へ来るなら

必ず同じことをやる

ワシらはそれを

どんな手を

使ってでも

阻止すると

結束したのじゃ

幼き頃より

ワシらを育んだ

この城の井戸に

毒を入れてでも::

素軍を...

桓騎を

殺すためならば

今や超の全土は

何でもするぞ

素人よ

...

赤麗

ゴゴゴ

終わったか

はい

すごい

光景だな

ああ

.....

辛い決行で

あったな長老よ

しかし

これで

桓騎はいよいよ

追い詰められた

はい

とどめを

刺して

回りますが

隊長

少しは

生き残って

いるのか

はい...

水を飲む量が

少なかった

者は

いや殺すな

死ぬところまで

いかなかった

ようです

踏み荒らされた

北の地を

元に戻すのには

手がいる

収容所へ

連れて行き

死ぬまで

働かせるのだ

う...

李牧本陣

急報ー

赤麗より

急報ー

作戦を決行し

城内の奉軍は

全滅したとの

ことです

本当に

やったのか

赤麗は...

......

李牧様

だからな

...

おい

作戦考えたのは

舜水樹だが

それを採用

したのは...

うるさい

分かってる

イチイチ

言うなバカ

いで

あとは

袋の鼠となった

桓騎を討つのみ

これで

赤麗の憂いは

無くなりました

宜安に

向けて

全軍出陣!!

オオ

くそっ

見間違いじゃ

ないのかっ

悔しいが

揚がって

いた旗は...

趙〟の旗

だった!

くそっ

キングダムの

三つだ

くそォ

まっ

間違い

ない

バケバケ

くっ

行くぞ

すぐにここにも

超兵が来るぞっ

急げっ

第738話「桓騎の首

宜安城

あっ

どうした

テン

さ..

三本

赤麗の様子を

探る物見を

走らせていた...

宣安は

包囲が始まって

いるだろうから

狼煙で知らせる

ようにと

んで!?

狼煙で...あっ

一本なら

赤麗はまだ

無事で

あれか...

趙に

落とされていたら

煙を三本上げる

ようにと...

!?

えっ

さ...

三本...

って

ことは

趙に

奪い返されて

いた...

やはり

赤麗は...

くそっ

くそォっ

そ...

そんな...

...

と...

いうことは...

赤麗に向ける軍が

必要なくなり

李牧軍は

大挙して

この宜安に

来る!

最悪

って

やつだな

つーか

もう終わりだろ

これ

黒桜さん

お頭

私らだけでも

逃げましょーよ

いやだから

どこへ...

いいじゃないか

終わり

じゃない

さらに

苦しくは

なったけど

望みは

変わらずある!

本土からの

援軍か

とにかく

その軍が

来るまで

戦い抜くしか

ねェな...

秦国王都

咸陽

ええい

まだ

桓騎軍の動向は

分からんのか

ハ...

先程も束より

伝令が来ましたが

まだ不明のままと

赤麗まで

無血のまま進み

そこから出陣した所で

国境に趙軍が出現し

状況が入らなくなった

た...

確かに...

これは

普通のことでは

ないぞ昌平君

その通りだ

たとえ趙軍が現れようが

物見はそこをよければ

いくらでも中に入れる

はずなのに

それが出来んとは...

報告では

数部隊

中に侵入したが

一人も戻って

来ないと

なっ

何じゃと

オ!?

昌平君

コッ

嫌な予感がする

本当にそれ程の

情報遮断が

趙北部で行われて

いるのなら...

しかも...

それを

行っているのが

李牧だとしたら

私も...

相当に準備

されていたのやも

知れぬ

一体...

どこから

準備されて

いたのかと...

昨夜、桓騎軍の情報が

入らなくなった時から

そのことを

考えていました

閼与と

狼孟

二つの城で

秦軍は当初の予定の

半分以下で

宜安攻略を始める

流れとなった..

!?

何だ

どういう

ことだ

昌平君

はめられたのかも

知れぬと

言っているのだ

そして、そういうのは、

我らは

...

いや私は

李牧を

見くびりすぎて

いたのかも知れぬ

だとしたら

今すぐ援軍を送る

べきではないのか

桓騎軍は

趙の包囲網の中で

窮しているやも

知れぬぞ

お待ち下さい

報告では今

走北部には走る音には

相当の敵軍が

展開していると

仮に桓騎軍が

窮地にあるとし

今から趙北部に侵入して

桓騎軍を救うとなると

援軍に行く側も

十万規模の軍が

必要かも知れませぬ

じ十万!?

そんな軍を

すぐに興せる

はずが...

閼与にいる王製将軍には

桓騎軍危機の場合は

すぐに援軍に発つように

伝令は送っています

キングダムの

もし桓騎軍が

危機にあるのなら

いえ

それこそ

間に合わぬぞ

オオそうだ

王翦将軍がいた

まだ

ありません

閼与は正に

趙北部への

最前戦

成陽よりも

断然対応も

早い!

閼与が動いたと

いう報告は?

オオ

!?

どういうことだ

成陽の我々が

慌てているのに

閼与の王翦が

全く動じて

いない?

ひょっとして

王翦には桓騎軍の

動きが見えて

いるのか?

えっ

援軍を送る程

ではないと..

そういう

もしくは

送りたくても

送れぬ状況

なのかも知れぬ

......

分かっているだろうが

桓騎は今や

ただの将軍ではない

つまりは

秦国の武威の

象徴〟だ

昌平君

もし敗れて

討ち取られでも

すれば

素国内の士気は

著しく下がり

逆に趙を始め

列国は勢いを

取り戻すぞ

栄えある秦の

〝六大将軍〟の

一人

言われなくても

重々承知

している

とにかくもう一度

閼与の王翦に

伝令を飛ばします。

同時に

趙北部方面への

前線地帯に軍を興し

いつでも動ける

ようにして

軍令を

昌文君

太原にも

伝令を

狼孟の目が

光ってはいるが

何とか相騎軍の

援軍に

動けないかと

許す!

急ぎ

取りかかれ

ハ!

肆氏

太原方面は

そなたが強い

頼めるか

任せろ

......

無事で

いるのだろうな..

信...

閼与

報告

依然として

桓騎軍の

動向は不明

未だ物見達の

趙北部への

侵入は難しく

入っても

まだ一人も戻って

来ないと...!

チッ李牧め...

王翦様

やはり私に

一万の軍を!

桓騎軍は十四万いたが、

がらめ捕られたやも

知れぬのだ

お前はそこへ一方で

入って行くと

言っているのか?

ギッ

情報封鎖を行っている

外輪の趙軍を蹴散らし

中の様子を窺って来ます

座れ

では

五万で行く

倉央

倉央

なぜ

ですか

なぜ援軍に

行かないのです

急かねば

本当に手遅れに

なりますぞ

桓騎軍が...

はめられたことは

明らかでは

ありませぬか

我らが動くのなら

まず狼孟〟を

討たねばならん

太原の軍を

討った敵か...?

趙北部に

張り巡らされた

策は

見えているもの

以上に深い

そして〝番吾〟の

軍容を確認する

必要がある

番吾...

宣安の

西の城...ここにも

軍がいると!?

!?

!!

えっ

え...

え?

何か不穏なものを

感じてはいたが

これ程とは...

.....

甘く

見過ぎた

李牧という

男を.....

報告!

いずれも宣安城の

桓騎の元へ集まる

気配はありません

ハッ

ドガが

やっぱ桓騎軍には

軍律や忠義ってのは

ないみたいだな

方々に散在する

主だった桓騎軍残党は

それでも

今まで勝って、足元を

きたのも

桓騎軍です

分かって

ますが

しかし

ここから盤上を

引っくり返すのは

さすがに無理な

話ですよ

扈朝戦でも

たしか劣勢と

聞いてみんな

逃げ出したとか

注断すると

すくわれますよ

こうも追い

詰められたら

全く軍略の

型にはまらず

天性の感覚だけで戦う。

桓騎

李牧様は正直

相性が悪いかと

思っていましたが

フタを開ければ

圧勝でしたな

盗賊あがりの

チンピラが

李牧様にかなうわけ

ないだろーが!

とか言って

桓騎が来るって

知った時お前メチャ

心配してたよなー

李牧様が

負けて酷い目に

遭わされたら

どうしようって

心配して

ないしっ

私も

私が

討ち取られる程

負けることが

あるとすれば

!?

!?

えっ

それは桓騎が

相手なのではと

思っていましたよ

桓騎は

私が決して出来ない

戦い方をしてきます。

それは...

自軍の兵も

敵軍の兵も

桓騎の

黒羊での勝ち方は

私には出来ません

あげく

戦争に無関係な

民達まで容赦なく

殺すことです

そんな

ことは...

去年の十万斬首で

趙は必要以上に

対秦・対桓騎で

結束した

赤麗は

自らの城に

毒を入れてでも

桓騎を討とうと

しかし桓騎の

その残虐性が

今回己の首を

絞めています

そんな地に

桓騎は

飛び込んで来た

私は

桓騎の残虐性を

黒羊にて

目にした時

痛烈に

思いました

ドガ

この男だけは

決して長く生かして

おいてはならないと

私もこの日を

待ちわびて

おりました

おかげで

六大将軍”という

オマケがついた

その通り

黒羊からは

四年も経って

しまいましたが

今この時

六大将軍の中でも

最も名の広まっている

桓騎を圧勝で破り

首を取れれば

その効果・影響は

計り知れません

秦国も

真っ青に

なるでしょう

間違い

ありません

李牧様

前方に

っし

それじゃ

そろそろ持ち場に

戻りますかー

李牧様!

桓騎

あなたのことを

侮ることはしません

このまま何もなく

終わることも

ないのでしょう

しかしそれでも

この戦いで

あなたを

逃がすことは

ありません

趙北部の罠〟には

用心深い王翦は中が

入って来ないと

思ったが、

あなたなら

来ると

思っていた

つまり最初から

あなたの首を

狙っていたのです

桓騎

この北部の戦いで

趙:秦両国の勢いを

|変させる

あなたの首は

そのための

生け贄です

桓騎

幕!

包囲の

隙間を

作るな

南面

配置に

つきました

北面も

準備完了した

模様です

本土からの

援軍か...

第73話・城壁の上

とにかく

その軍が

来るまで

戦い抜く

しかねェ

......

王蒻は

来ねェぞ

えっ!?

!?

奴とはそこそこ

長い付き合いだ

だから

分かる

太原からも

狼孟のせいで

来れねェ

何っ!?

あいつは

宜安には

来ねェ

感陽から援軍なんて

いつになるか

分からねェ、ククク

で...では

我々は

ここで...

いよいよ

年貢の

納め時か

......

摩論...

砂鬼一家を

呼んで来い

へ!?

!?

城壁の上

第739話よ

お前みたいな

やさしい奴が

一番割りを

食うんだよ偲央

フッ

そうかも

知れないね

でもあんたみたいに

世の中か

見えすぎるのも

人一倍苦しむよ

桓騎

バカ言え

苦しむのは

いつも

他の奴だ

俺は

苦しまねー

でも

そんな二人が

ずっと一緒に

いれたら

俺が

苦しむ?

フフフ

はいはい

少しは

いいことが

あるかもね

桓騎

お頭

お頭!

準備

出来ました

けど..

本当に

やるんです

か?

お頭...

ああ

...

キングダムの

あっ

きっ

来たっ

李牧軍だ

す...

凄い数だぞ

やっぱり

李牧様

四方:全方位

配置に

つきましたっ

始めなさい

李牧軍

宜安城

攻撃開始

大梯子を

かけろォ

行けェ

弓で

援護だァ

射てェ

オオ

行けェ

我らの城を

にっくき

桓騎より

取り戻せ

第五隊

梯子がかかったぞォ

歩兵を向かわせろ。

登れるぞ

行けっ

弓の援護を

集中させろォ

オオ

いいぞ

行けェ

...

ん?

よしっ

俺達が

一番乗りだ

ハハ見ろ

奴ら何も

抵抗できんぞ

うオオ

えっ

よォし

なっ...

!?

!?

えっ

行けェ

我らの城を

にっくき

桓騎より

取り戻せ

第五隊

梯子がかかったぞォ

歩兵を向かわせろ。

登れるぞ

行けっ

弓の援護を

集中させろォ

オオ

いいぞ

行けェ

...

ん?

よしっ

俺達が

一番乗りだ

ハハ見ろ

奴ら何も

抵抗できんぞ

うオオ

えっ

よォし

なっ...

!?

!?

えっ

分かって

います

......

しかし...

油断するな

どこから

敵が出て

来るか

分からんぞ

歩兵も

入って

来たぞ

桓騎軍を

捜せ

人質と

なっている

民達もそこに

いるはずだ

小隊以上で

行動しろ

李牧様

城内より

急報

城内中央の大殿にて

宣安城に残していた

住人全員を確認した

とのことです!

オオ

ししかし

その場に桓騎軍の

姿は無く

キングダムの

桓騎軍だけは

未だどこにいるか

不明とのことです

えェい

隠れる場所は

そう多くない

...しかし

どういう

ことだ

桓騎軍は

人質と共に

居ると思って

いたか...

.....

何!?

恐らく

桓騎は...

しっかり捜せ!

予測では桓騎軍は

一万近くいるはずだ

た...

確かに

もう宜安城には

居ないの

でしょう

!?

えっ!?

えっ...

せっ...

せっかく

取った城を

捨てたと...!?

そんな

愚かなことを

秦本土から

援軍が来るまで

籠城できないと

悟ったという

ことですか

.....

し...

しかし

桓騎軍は

一体

どこへ...

ええ

籠城は失敗すれば

本当にもう

逃げ場が無い

いや...

この周囲は

敵の斥候狩りが

激しく

何っ!?

西側しか...

監視できて

いなかった

のか!?

一万もの軍が

外に出れば

斥候の目に留まって

いるはずだ

西側にいた斥候以外

ほとんど殺されて

いたと報告が

...だとしたら...

東...

桓騎軍は東門より

東へ逃げたのか

東へ?

バカな...

秦本土とは

真逆だ

家からさらに離れ

より趙の深部へ?

まさか突っ切って

燕国に出ようなど

とは思っていまいな。

桓騎は

そんなことは

考えていませんよ

バカな

燕も

案の敵だ

それにそもそも

そんな所まで

我らが行かせん

桓騎の行き先は

恐らく

東の森林地帯の

先にある城

〝肥下城〟です

肥下城...

あっ

ああっ

肥下城には今

宜安城から疎開した

数万の民が

入城している!

い...いや

それだけじゃない

肥下城は赤麗の住民も

移り入っている

つ...つまり

肥下は一般市民で

溢れ返って...

桓騎は

それを宣安城で

聞き出した

のでしょう

り...

学牧様っ

間違いなく

桓騎の狙いは...

肥下の十万規模の

人質です

いっ

いかん!!

急いで

追いましょう

李牧様

肥下が

落とされる前に

桓騎を

李牧様!

ドカガッ

城内の

袁環様から

伝令です!

!?

袁環殿から!?

李牧様に

急いで東壁の

門内に来て

頂くようにと!

城内に

来いだと!?

いえ

行きま

しょう

え!?

李牧様!?

いっ今は

それどころでは

ないわっ

舜水樹

城内技素の

軍を残し

他は全軍東へ

出陣する準備を

......

ハ!

な...

うっ

オエッ

何...

オエエ

桓騎より

伝言が...

残されて...

おりました

なっ...

〝肥下の惨劇を

史に刻む〟と...::

そんな

どういう

意味..

まさか...

人質ではなく

虐殺目的で

肥下へ...!?

...もし

そうなら

いや...

ただで死ねると

思うなよ

桓騎...

...

ただでは死なぬと

桓騎が

言っているのです

桓騎は宜安を出

肥下城へ向かった

第740話・結末の意味

我らの家族が

疎開している

肥下城へだ

ドガガッ

!?

なっ...

なっ

しかも奴の狙いは

人質ではなく

虐殺目的かも

知れぬ

そんな

バカな

時は

一刻を争う!!

宜安軍

全速力で

肥下城へ

向けて出陣!!

オオ

第740話結ラ

騎馬隊を

先に行かせる

歩兵も全力で

追って来い

桓騎軍が東の肥下城へ

向かったことが判明し

宜安城に

集結していた

趙軍は続々と

肥下城に向かって

走り出した

趙北部の騎馬は

元々脚が速く

それに合わせて歩兵も

訓練するため

軍全体の足が速い

キングダムの

その軍がそれぞれ

全力で肥下へ

走ったため

通常の十万規模の

軍では

考えられない程の

速さで進軍した

それ程必死の

走りであった

桓騎が昨年

平陽前で断行した

捕虜虐殺は

趙軍全員が

知るところであり

騎馬を

通せっ

今肥下城は

北部の民で

溢れており

そこで同様のことを

起こさせるわけには

いかないのだ

しかし

桓騎達は

趙軍が宜安城から

出る頃には途中にある

森林地帯を抜け

その目に

肥下城の姿を

捉えていたのである

...

お頭...

あの...

本当に

ンダよ豚論

ここまで来て

ブルってんのか

てめー

いや

ブルってる

わけでは

ないのですが...

ただ今回のは

さすがに...

もう

やるん

ですか?

取り返しが

つかないと

言うか

だから

それを

ブルってるっ

つってんだよ

ブルっては

ないですか

後戻り

出来ないと

言うか...

嫌な予感しか

しないと...

コチャゴチャ

うるせー

てめーは

それじゃ他に

何がやれる手は

あったのかよ摩諭

便玉さん

あのまま宜安で

籠城しても

無理だったんだろ

もし雷士が居たら

ムダにかっこつけて

こう言うだろうぜ

そ...それは

間違いありま

せんが...

ウダウダ

言ってねーで

俺達はただお頭に

ついていくだけだ

ってな

だったら

黙ってろ

何か

不思議だな

雷土が

死んだのが

もう随分前の

ことのようにも

思うし

つい

最近のような

気もするし...

呼べば

すぐそこに

居そうな

気もする...

俺は

ずっと南の方で

やべェ野盗団が

いるって話聞いて

そんで移動して

その桓騎一家に

入った

別に俺は

自分ででけェこと

やりてーとか

願望はさして

なかったか

ただ呂比で

しょーもねー

盗賊やってて

呂比っつー

田舎の城邑の

外れにある山中で

ケチな盗賊団やってて

実はその時

初めて

思ったぜ

そんでしょーもなく

死ぬだけなのも

何かつまんねーと

思ってた

その位の気持ちで

桓騎一家に入ったが

そこからはまー

刺激的な

日々だった

生きるって

何か面白ェの

がもなってな

......

恐らくあの時

集まって来た奴らは

みんな似たようなこと

思ってたんだと思う

方々の吹き溜まりで

ただ息をしてただけ

のような連中が

みんな

頭を上げて

生きれたような

気がする

お頭の元に

集まって

外から見りゃ

ひでェ

クソみてェな

集団なんだが

俺達は

それどころじゃ

なかったし

それが途中で

正規の

素軍となり

今や

大将軍の軍だ

そんな日が

来ると

想像すら

出来ねェ程の

人間だった

.....

桓騎一家に

入る前の

俺達には

夢のまた夢の

世界の中にいる

そういう所に

俺達は

立っている

この結末が

どんなに

酷い結末でも

だから

すでに

俺達に

とっては

これ以上ない

最高の結末だ

便玉さん...

...

.....

その通りだ

俺達には

もう全てが

最高だっ

オオ

お頭

俺達は最後まで

あんたに

ついて行くぜ

お頭ァ

......

ちょっと

声が大きい

お頭ァ

オオ

オオ..

桓騎兵が

オイ

ガチャガテャ

うるせーよ

お前ら

別に俺は

お前らをクソ溜めから

引き上げるために

やってきたわけじゃねェ

勘違いすんな

俺は元々

復讐するために

一家を作った

だけだった

ここにいる

お前らは

クソ中の

クソだ

だが

引いて見りゃ...

その他の連中も

そんなに

変わらねェ

クソ共だ

この世界は

ただのクソの

吹き溜まりだ

その中で俺は

ただ好き勝手やって

出くわしたムカつく奴を

ぶっ飛ばし続けて

きただけだ

そっ

そんなこと

分かってますよ

私ら

お頭

そっそうスよ

お頭

お頭

今は逆に

そのムカつく奴に

ボコられて

いますかわ

摩論

お前はしく

黙っとけ

お前はしく黙っとけっっ

摩論

俺の唯一の失敗は

来てすぐ俺の一家を

乗っ取ろうとした

お前をぶっ殺して

おかなかったことだ

そそんなことがうっ!!

あったんスか

摩論さん

最低ス

いや私より

雷士さんの方が

ヒドかったですよ

何度も

お頭の寝首を

かこうと

ねェ

そうでした

よねお頭

フッ

だが

俺の失敗は

それくらいだ

後は

失敗しねェ

え.....

今は...?

へ?

まだ

途中だろ

!?

いつもと

同じだ

俺の言う通りに

していれば

全部上手くいく

お頭っ

お頭ア

分かったら

お前ら

とことん

ついて来いよ

李牧なんて

目じゃねェ

オッ

いつでも

最後に勝つのは

この俺だ

オオ

肥下城は宜安城の東

まはらな森林地帯の

先にある

趙・騎馬の大軍は

森林地帯をよけ

馬の脚を活かし

いち早く

肥下城へ迫った

も..

もう少しだ

その他、各軍も

森林地帯の

合間を縫うように

して全力で走った

前の森の

向こうが

もう肥下城だ

そして

最も早く肥下城に

近づいたのは

やはり袁環の

宜安軍であった

走らせよ

到着さえ

すればよい

家族を救わんとする

必死の走りであった

し...しかし

馬がもう

限界だぞ

しかし

彼らの目に

飛び込んで

きたのは

もう

攻城戦が始まって

いるかも知れぬのだ

とにかく到着して

桓騎軍をつ...

オオ

ん!?

燃え盛る

.....

.....

火だっ

ひっ...

火が上がって

いるぞ

あっ

あれは

肥下城の

方角だ

肥下城が

燃えているっ

そんな...

ま...間に

合わなかった

のか..

そんな

バカな

......

見ろ

あの炎の

大きさは...

城内が...

息子達がっ

娘がっ

まだだ

諦めるな

とにかく

急げ

急げェ

!?

なっ

急報

袁環様より

李牧様へ

急報

ひっ肥下城に...

火が上がって

いるとォ

何だとォ

そんな...

バカな

ま...間に

合わなかった

のか!?

誤報では

ないのか

火が上がって

いるとは

どういう

まさか城内が

焼かれて

いるのか!?

なっ

桓騎...

その一報に

李牧は一瞬

目の前が

暗くなった

正気か

.....

お前は...

この状況では

お前の助かる道は

人質を盾に

籠城を長引かせる

ことのみ

城内の人質こそが

お前の命綱だ!

それを本当に

手をかけたとしたら

虐殺したとしたら

お前は

蛮行を繰り返すだけの

愚か者だ

...?

...いや

ちょっと待て

肥下の人間を殺され

その後、桓騎を討ったと

しても...

我々はこの戦いに

勝ったと言えるのか

十万もの北の民を

死なせては

この先、趙国の

最後の砦となって

もらわねばならぬ。

北部の信頼を...

協力を得られなくなる

恐れが...

もしそうなると、この戦いは...

結果、我々にとっても

敗北に近いものになるー

助からぬと悟った

桓騎は我々を

道連れにして

私は

桓騎を

見くびりすぎて

いた...

両者敗北の結果に

導こうと

李牧はこの時

桓騎を侮ったと

自責した

しかし

李牧が

本当に戦慄

するのはまだ

ここからである

飛ばせェ

肥下を

救うのだ

ひっ

一人でも多く

中の人間を...

キングダムの

馬がつぶれた者は

走って追って来い

肥下城救援に

先頭を走る

袁環宜安軍

肥下城は

もう

目の前だ

オオ

第741話最後の博打

袁環様に

斥候より

急報!

どっ

どうした

急報っ

ドガガガ

ど...

どうした

まさか

肥下が...

全滅した

とかでは

あるまいな...

い...いえ

それが...

申し訳ありません

誤報でした

!?

誤報!?

ハッ

前方

燃え盛っている

炎は

肥下城に非ず

!?

な...

何っ

!?

もっ...

燃えているのは

肥下城の

手前の

森でした

!?

バチ

バチ

肥下城は

健在!!

壁上の旗も

超〟の旗で

攻められた

様子もない

とのことです!!

何だと!?

まっ

真か

それは...

それこそ

誤報では

あるまいなっ

なっ

くそっ

袁環様

とりあえず

家族達は無事

のようで...

......

........

何で森が

燃えている

それでは...

肥下城は

無事だ

桓騎軍は

一体どこに...

ちょっと

待て..

急げ

肥下城は

もう火が

ついているぞ

そもそも

この戦いは

番吾

秦が趙北部攻略に

出ると李牧が読んだ

ところから始まった

趙はもし仮に

南から迫っている素軍に

王都邯鄲を落とされた場合

王室を北へ逃がし

その地で都を開き

国を存続させねばならない

その筋道を先に漬すために

素軍は

趙北部攻略戦を仕掛け

李牧の策略にはまり

今、敗局を迎えている

だがここで素軍を

壊滅させたとしても

桓騎に北部の民を

大量虐殺されては

この地での

趙国復興という道には

大きな影を落とす。

それは本来の

趙国存続の逃げ道を塞ぐ

という素の狙いを

半分達成させるような

ことである

誰よりも先の大局を

読む李牧は

肥下の虐殺をいかに

最小限に食い止めるかが

三年後の趙の命運を

大きく変えると考えた

故の

肥下城への

必死の進軍

であった

そして

桓騎は

李牧の思考が

そう巡り焦ると

読んでいた

故に

はめられて...

しまうのだ

桓騎の策略に

あの李牧が

.....

桓騎

敵襲だっ

右方

ビヒ

くそっ

ビヒ

横潔

されるぞ

右壁

固まれ

抜かれるな

ヌオオ

右に構えろっ

くっ

来るぞっ

ギャ

ビヒィ

どらァ

ぐわっ

!!

ぐあ

ぶオ

あっ

ぶち抜け

ギャハハハ

いっ

いかん

はっ

入って

来るぞ

りっ

李牧様を

お守りしろっ

李牧様

お下がりを

間に入って

壁を作れ

周囲の軍に

救援を

知らせろ

ブォー

うしゃー

李牧は

あそこだァ

殺せっ

李牧様

退避を

反対の

左側へ

ぶち殺せっ

ん!?

いや...

ちょっと

待て

ブォー

左方からも

敵がっ...

いっ

いかん

なっ

何ィ!?

いや

待てっ

他の森からも

出て来る...

かっ

囲まれて

いるぞっ

とにかく

李牧様を

お守りしろ

気をつけろ

後方からも

追って来てるぞ

李牧は

数秒動かず

状況整理を行った

まずは

己の

落ち度

冷静に考えれば

宜安城攻めで素軍も

傷つき疲弊しているため

連続での肥下城攻めは

素軍にとって

そもそも困難である

さらに

民を疎開させていた

肥下城の守備は

宜安城よりも

強固にしてあったため

仮に攻められても

李牧軍が到着する前に

落ちるようなことはない

はずなのだ

宣安城が

電光石火の早さで

落とされたため

肥下城も同様に

なると焦った点

そしてそもそも

桓騎が生をあきらめ

人質を道連れにして

大量虐殺を犯す

という考えに

取りつかれた点である

そこが大きな

読み違いと

なった

読み違うが故に

冷静さを失うと

桓騎に

見透かされた

その結果、李牧は

散々警戒していたにも

かかわらず

今相手の本陣を薄くして

奇襲をかける。という「

桓騎のいつもの手に

まんまと

引っかかったことに

気づいた

...

オ・ォ・ォォォ

摩論さん

お頭達

始まってる

俺達も

急ぎましょう

ええ...

学校を

ぶっ殺すぞ

やっぱり李牧は

お頭の張った所に

すげェ

...

森林地帯で

奇襲を

かける!?

ああ

.....

.....

...あ

あの李牧が

そんな奇襲に

かかるのかよ

多分な

さ...

作戦としては

すごい...

っていうか..

もはやよく

分からない...

...

けど本当に

その奇襲が

出来るなら...

や...

やるべきだと

思う...

援軍が来ないなら

籠城してもただ

逃げ場なく

死を待つだけだ

李牧を討てれば

その混乱に乗じて

脱出の活路も

見えてくるかも...か

しかし..

もし奇襲に

失敗したら...

我々はそこで

終わりです!

李牧軍が

あわてて肥下城へ

行くのは間違いない

でしょう

森林地帯もあるため

あの大軍がある程度

分散されるとは

思います

しかしそれでも

李牧を守る軍・隊は

いますし、その中で

李牧を討ち取るまで

いけるかは〝博打〟です

博打に負ければ...

失敗すれば

我々は敵軍の只中に

身を晒し今度こそ

脱出は不可能です。

李牧を討った後も

怪しいですが

とにかく失敗すれば

我々はそこで

全員死にますよ

......

フッ

...

いや

向こうも

最後のあがきだ!

周囲の部隊が

駆けつけるまで

何とか戦い

抜きなさい

桓騎は姿を

見せている

ここを切り抜ければ

桓騎の首を取り

戦は終わりです

オオ

我らは

栄えある

李牧様の

護衛部隊だ

奇襲如きに

ひるむな

オオ

ぐおっ

ヌオオ

くっ

こいつらっ

桓騎だっ

桓騎が

いるぞォ

!!

!?

!?

切り抜け

られねーよ

李牧

なっ何だ!?

...

キングダムの

第742話、李牧の店

うわっ

ギャハハ

ゼノウに

続けェ

な...

何だ

あの化物は

.....

李牧様

お逃げを

李牧様

行けっ

ゼノウ

李牧を

ぶち殺せェ

李牧様を

守..

李牧様

右へ

李牧様...

李牧様ア

お逃げをっ

ヌオオ

李牧ゥ

ギア

ハア

桓騎軍の

殺し屋は

ゼノウだけじゃ

ないぜェ

朱摩一家

みっ右も

入って来たっ

ヒャハハ

李牧は

もう終わりだァ

あっ

チッ

ゼノウが

先か

李牧様ア

李牧様

死ね

李牧

!?

えっ!?

何っ

!!

撃てっ

オオ

李牧様に

李牧様に

指一本

触れさせるな

あの化物

めがけて

撃ちまくれっ

カイネ!

カイネ隊が

来てくれた

ぞっ

す...数十騎だが

よくこんなに

早く...

間に入って

行けっ

とにかく

李牧様の

周りに入れっ

ギッ

あいつ

まだ動く

近づくな

矢で外へ

追い出せ

んだ

てめェら

ヴオオ

私は

李牧様に

まとわり

ついてる

クソ共を殺す

あっ

カイネ

気をつけろ

こいつらは

手練だっ

ガッ

なめるな

私だって手練だ

李牧ウ

好都合

です

李牧様は

今のうちに

脱出を

蛇元

カイネ

オウ

カイネ

気をつけなさい

狙われています

あなたも

一緒に来なさい

カイネ

.....

私は

李牧様の

盾です

カイネの

言う通りです

李牧ゥ

私の命で

李牧様を

お守りします

盾なら

私の側を

離れるな

カイネ隊

こいつら一人も

通さんぞ

.....何か

...嬉しくて

泣きそうだ...

...分かってます

李牧様が

脱出されたら

私達も行きます:

...でも

命を惜しんでいたら

この敵は止められない

オオ

勝利をォ

カイネ

李牧様に

勝利を!

李牧は

桓騎の奇襲を想定

出来ていなかった

「がしかし

この時

先行した袁環軍等を除けば

李牧軍の全体の軍配置は、

学校の本陣をいつでも

助けに行ける位置関係を

最低限保ちながら

行軍していた

奇襲を想定していなくても

不測の事態への対策が

染みついていたため

李牧としては完全な

無防備というわけでは

なかったのだ

本陣の異変に気づいた

周囲の各軍は一斉に

李牧救援に動き出した

そしてその早さは

桓騎の想定を

少なからず

上回っていた

一方、桓騎軍側は

桓騎本隊とは別に

飛信隊と楽華が

違う場所に

配置されていた

小隊ごとで

いい

脚の速い隊

から行けっ

李牧様が

危ういぞ

急げ

これは

李牧が通るであろう

森林間のルートが三つ

あったからだ

一つに絞るのは

リスクがあるため

それぞれ三か所に

軍を伏せた

キングダムの

そして李牧は

桓騎が張った

道を通り

そこで奇襲を

受けたのである

この喚声

始まってるぞ

間違いない

これは

桓騎将軍の

所だ

桓騎軍

飛信隊

ああ

その場合の動きも

決められていた

よし

急いで俺たちも

行くぞ

李牧の首を

取る!

当然、李牧の

来なかった二か所は

空振りとなるが、

李牧の現れた所へ

駆けつけるか

もしくは

オオ

ん!?

あっ

ち...

趙軍が...

李牧の元へ

向かって

いるのか

す...

すごい

数だっ

くっ...

あんなのが

着いちまったら

李牧を討つどころ

じゃなくなる..

逆に

桓騎将軍が

討たれるぞ

もしくは

李牧救援に集まる

趙軍の足を止める

役目を果たすこと

である

.....

みっ...

見ろ

河了貂...

あの旗っ

“青”の字

青部”とか

いう...

昨日ぶつかった

強軍だぞ

あれは

くそっ

よりによって

あの軍が...

.....

テン

よし!

連中がそのまま

李牧の元へ行くと

厄介だ

あの軍に

横撃を

仕掛けるぞ

ある程度崩したら

李牧を取りに行く

いいな!

オオ

桜野〟しよう

......

反対側の楽華の前でも

同様に趙軍が走ったため

それを潰しに蒙恬は動いた

若..

オオ

陸仙隊は

奇襲後の

脱出経路の

確保も頭に

入れながら

動け

先にあの軍を

叩く!

桓騎将軍への

援軍はその後だ

ハハ

その二軍の動きを

知らぬ李牧本陣は

援軍の遅さに

動揺が走り出した

どういうことだ

まだ援軍は

来ぬのか

飛ばしてきた

小隊はいくつか

届くが...

ぐぅ

通すなっ

死ねェ

本体となる

援軍が届かぬ!

楽彰軍が

右にいるはず

なのだが

死ねっ

ぐあっ

くそ

ダメだ

桓騎兵が

森からまだ

出て来る

広範囲で

伏せて

いたのか

......

回り込め

李牧を

逃がすな

くっ

死っ...

ガッ

あいつ...

ぐおっ

あの

朱摩一家を

何人も...

バキ

ハーーッ

カイネ

大丈夫か

何を手間

取っている

朱摩さん

カイネ

ハー

お前が

隊長だろ

さっさと

来いよ

ずっと

待ってん

だよ

......

フッ

っ...

ぐっ

強ェ

フッ

李牧様っ!?

李牧!!

ギリリリ

!?

李牧様...

なぜ...

りっ...

ほォ?

女を助けに

何でっ

荒タナナ

そういう男か

李牧

ギッ...

.....

幕としては

美談だな

くっ

りっ

李牧様っ

ハカな...

李牧様...

死ね

今助けにっ

ヴァカ

行かせるか

ざけんな

ガチ

ぐっ

カイネ

ギリリ

お前から死ね

!?

朱摩さん

なっ...

やったっ

あの手練を...

李牧様

くっとにかく

李牧様の

周りへ急げっ

オオ

大丈夫ですか

カイネ

李牧様...

何てことを

ありえ

ませんよ

私なんかの

ために...

ううっ

李牧様

早く

後ろへ

キングダムの

第743話

大丈夫

ですか

カイネ

私なんかの

ために...

ううっ

李牧様

何て

ことを...

うっ

ありえませんよ

李牧様

ギリリ

早く

後ろへ

キングダムの

チッ

ゴホ

この人は

キングダムの

私の命に

かけて..

メー

カッ...

カイネ

クソがっ

やめろ

責様ァ

ギリッ

姐さん

くっ

よくもっ

キングダムの

カイネ

あっ

李牧様

くっ

させるか

下郎ォ

チッ

ゴッ

こいつから

李牧様を

弓き離せ

李牧様っ

もっと間に

入って来い

仕留めろよ

便玉!

任せろ

ヒャッ

ハァ

便玉一家の

狩り戦法

これで

李牧は

終わりだ

李牧様

大丈夫

ですか!?

また新手が

迫って

来るぞ

!!

囲まれるぞ

李牧様

しっかり

急げっ

逃がさねェぞ

李牧ゥ

早く

李牧様を

お連れしろ

ここは

危険だ

李牧様

逃げて

逃げて

生きて

生きて...

生きて

生きて

キングダムの

..っ

...っ

行きますよ

カイネ

ううっ

バカが

あっ

また戻り

やがった

させるか

ヌオッ

死んどけ

李牧っ

オオ

ジャマだ

ボケェ

くあっ

李牧様に

近づけるな

馬を

円陣を

組み直せ

李牧様

どうして

こんな...

さっきから

どうして

約束したでは

ありませんか

全部

終わったら

一緒に

雁門に帰ると

李牧様

馬です

カイネは

私が

してませんよ

そんな...

嬉しい

約束

ハイ

李牧様

早く馬へ...

頼みますよ

離れた所で

手当てを

ガハッ

李牧様

そう何度も

戻っちゃー

ヒヒィ

さすがに

死ぬよなー

李牧様

下馬して

仕留めろ

オウ!

李牧様

!?

あっ

ちょ

剣投げ

上手いね

ギッ

言ってる

場合かよ

傅抵!

馬風慈も

両軍とも

かなり前方を

走っていた

はず...

こんなに早く

戻って来て

くれたのかっ

いや

奴らも大した

数じゃねェ

ぶち殺せェ

バレたか

ってみろや

他もすぐに

追いついて

来るけどね

傅抵

そのまま

李牧様を

ってるよ

フッ

あっ

お救い

しろっ

キングダムの

偃玉さん

キングダムの

偃玉さん

!?

傅抵!

あの傅毬が

負けた!?

くっ

ナメンな

バキッ

ハカな...

ギャハハ

すんな

ハァカ

ドド

ドガッ

一刀

投げてなきゃ

俺が勝ってる

!!

馬風慈

背丈は父に

似なかったけど

こいつ

力が...

その他はね

あっ

偃玉さん

便玉さん

くそっ

また仕留め

損ねた

姐さん

あっ

助かったぜ

いや

ばふう

馬風慈

ヒヒッ

あいつ

あの腕で

立て直したっ

そのガキ

ぶっ殺しとけ

便玉

いや...

それより

李牧を

取りに行く

李牧さえ

討てば...

させねェよ

バカ

!!

てめェらの

負けだ

こっちは

味方が

増え続けて

手詰まり

そっちは

だろうが

それは

どうかな

あ?

ギャ

!?

なっ...

あの体で

まだ...

あっ

何だあの

化物はっ

ゼノウ

あっ

くっ

何であれで

動いてやがる

しかも...

.....

あんな奴

李牧様に

近づけたら..

大丈夫だ

くそっ

今ここには

一雁門兵〟が多い

......

バキ

!?

かつての

〝雁門の救世主

李牧様を守るためなら、

我らは喜んで

命を捨てる

オオ

句奴をはねのけた

俺達からすれば

こんな化物一人防ぐのは

容易いことだ

馬風慈

それにこちらの

騎馬の大隊が

近づいて来ている

足音も聞こえる

!?

なっ何っ

風...

確かに

さっきから:

見たところ

差し迫った脅威は

この化物と

そのトサカ頭

化物は

引き受ける

から

トサカ頭を

頼みますよ

傅抵さん

オー

指図されんのは

癇に障るが

任せとけ

あとはあの弓使いも

面倒だ

オウ

克甫殺れ

ただ

もう少しだけ粘って

李牧様を守れば

姐さん

趙軍の

勝ちだ

敵ながら奇襲で

ここまで李牧様を

追い詰めたのは

見事としか

言いようがない

李牧様

大丈夫ですか

ええ

さ..

もう一度

馬へ...

お早く

学校様

大丈夫です

まだ敵兵の方が

多いですか...

みんな必死に

守ってくれて

います

傅抵逢も来て

くれました

もう少しの

辛抱です

李牧様

やっと焦点が

合ってきました

キングダムの

李牧の居る地より左方

飛信隊対楽彰軍

ギア

ブオ

くそっ

どうなってる

この敵

次から次に

キリが

ないぞ

横撃したはいいが

こいつら崩すとこまで

いけなかった...

俺らは

李牧討ちに

行くどころじゃ

なくなったぞ

河了貂

...しょうがない

これ程の強軍を

李牧の元へ

行かせたら

桓騎軍は

失敗する

それを足留め

してる

だけでも

十分

戦果はある

死ぬっ

尾平さん

私か

琥姉だけでも

桓騎の所へ行って

その李牧って奴の

首を取って来るか!?

いや

それも

無理だ

昨日大変だったという

あの剣士の隊が

ずっと礼達を見て

道を塞いでいる

単体で行っても

李牧の所まで

たどり着けるとは

思えない

くっ

.....

くそっ

あの敵将を討てば

ここのケリは

つきそうなんだが

問こうは向こうで

俺達をここに

足留めする作戦に

変わったのかも

知れん

李牧を守るために

チッ

全っ然

前に出て来る

気配がねェ

えっ

ん!?

!?

砂鬼一家!?

!?

何!?

何でこんな所に

砂鬼一家が...

.....

那貴

右の端に

砂鬼一家がいる

孤立して危うい

援軍に

行ってやれ

行け

ハ!

乱波隊

出るぞ

オオ

......

了解した(

>行くぞ

何勝手に那貴を

動かしてんの

薄くなったから

敵が

お前を狙って

隊を動かしたぞ

大丈夫だ

返り討ちに

してやる

羌瘢

乱波隊だ

気をつけろ

いや

あれはかなり

重いぞ

っぱり

ここの足留めで

二杯だ

正直ご李牧は

この手で

討ちたかったが

ジで急げよ

ルア

桓騎

お前が李牧を

討たねェと!!

俺達は負ける

そう言ってられる

状況じゃねェ...

李牧の居る地から右方

楽華軍対'

その男は

李牧の片腕の

舜水樹だ

舜水樹軍

その男だけは

決して李牧の

元へ行かせるな

オオ

ジャマだ

突破

しろォ

桓騎将軍の方は

また乱戦中か!?

急げ

桓騎将軍

この奇襲が

失敗したら

俺達はもう

次の手はないんだ...

こいつらの

前を

ぷ厚くしろ

ハイその

ようです

しかし...

多方面から

走軍が続々と...

李牧軍対桓騎軍

キングダムの

みんな必死に

守ってくれて

います

傅抵達も来て

くれました

さ...

李牧様

どう

されました

李牧様

!?

!?

!?

第745話決着の刻

どう

されました

李牧様

!?

第745話・決着の刻

桓騎ィ

お頭っ

キングダムの

桓騎

李牧様っ

キングダムの

いやァァ

舜水樹軍対楽華軍

邪魔を

するなっ

オオ

ダメだ

どの隊も

抜けきれない

舜水樹様

くそ...

ヌオオ

楽華の動きが

予想以上に...

おのれっ

どけェ

李牧様が

窮地というのに

こ奴ら...

いいぞ

その調子で

止め続けろ

李牧の元へは

行かせるな

舜水樹様

出過ぎです

ん!?

!?

何だ!?

虎白公!

虎白公の

騎馬隊だっ

さらに左方より

駆けつけて

来たっ...

虎白様前方舜水樹軍

乱戦中です

李牧様の

本陣はまだ

あの先です

.....

.....

虎白隊

およそ

五百から

...千騎!

蒙恬様

新手の騎馬隊が

奥から...

くっ...

...

あい

愛閃隊を

回らせろ!

新手の

足留めも

ここでする

ハ!

虎白隊を

行かせる!

我々で

来華を

抑え込め!

我々で楽華を抑え込め!

虎白の

邪魔を

させるな

オオ

公!

あれは...

舜水樹兵が

我々を行かせ

ようと!

何と

.....

オオ

李牧様を頼んだぞ。

虎白公ー

任せておけ

舜水樹

このまま

李牧様の元へ

急ぐぞ

キングダムの

.....

奴らまっすぐ

李牧の元へ...

オオ

急げ

ダメだ

家恬様

あの騎馬隊は

通過して行く...

舜水樹兵が

盾に...

くっ

うわァ

急いでくれ

桓騎将軍

ダメだっ

...

もうダメ

だァっ...

飛信隊対楽彰軍

ゴシ

!?

えっ...

へ!?

ゴン

ど...

どうして

!!

さ...

砂鬼一家!?

あっ

那貴隊

那貴

キングダムの

やばそう

だったから

持ち場に戻ったぞ

端で孤立してた

砂鬼一家も

とりあえず

連れて来た

ゴホ

オイ

しっかり

しろ

おい

お前ら何で

あんな所に

いた

桓騎軍の

持ち場はこっち

じゃなかった

だろうが

何でお前らは

こっちにいる...

そ...

それは...

コホ

オォオオオ

あの喚声

は...

李牧様の

本陣か...

決着が

つこうと

してるんだ

えっ

.....

.....

い...

一体...

どっちが

......

.....

桓騎.....

ォオオオ

やったぞ

お頭が自ら

李牧を討ったァ

オオオォ

お頭

李牧様ァっ

ダ、

キングダムの

まだだ

李牧様を、救えエ

李牧の

とどめを

刺せエ

させる

かァ

オオ

スオ

ジャマ

だッ

.....

傅抵

桓騎を

狙いなさい

.....

!?

了解!

第746話

欠落した才能

傅抵

桓騎を

狙いなさい

キングダムの

!?

!?

ああ!?

お頭っ

...

.....

了解!

行かせ

がはっ

てめっ...

便玉さん

李牧か...

お頭か...

...

お前が

便玉か

噂は

聞いてる

宜しくな

俺があの男を

止める

お前らは

李牧を

仕留めろ

オオ

死ねよ

クソが

おっと

キングダムの

桓騎の側近達が

桓騎を守りに...

結果:

桓騎兵の意識が

李牧様から少し

それた...

どけっ

お前らが

俺達より

劣ってる

部分だよ

そこが

くっ

今の戦況考えりゃ

お前の行く先は

李牧様の方

だったろうが

まるで戦術が

分かって

ねェなァ

こっちは元々

お前らみてェな〝戦争屋〟じゃ

ないんでなァ

俺達は

気持ちで

戦ってん

だよ

これまで散々

他人の気持ちを

踏み荒らしてきた

お前らが言う

言葉かよ

ぐっ

最初に

踏み荒らされたのは

こっちの方なんだよ

チッ

バキ

何してる

さっさと女狐を

討て克甫

分かってるよ

姐さっ

ドス

ジャ

ぐほっ

ムダには

しねェぞ

ドス

!!

オラァ

女ァ

...

こ...

黒桜!

姐さん

ガシャ

姐さん

ざけやがって

いってーけど

大丈夫だ

こっちはさっさと

李牧を討って

すらかるぞ

弓は

失ったから

ガラララ

お頭はお前が

守れ便玉

ぐあっ

ヴオオ

ゼノウ

セノウに続いて

李牧の首を

取れェ

オオ

李牧はもう

目の前だァ

こは

風!

馬風慈

落馬する

くらいで

李牧様の盾に

なれるから

丁度いい

風慈...

俺達全員の命を

盾にして

李牧様を守り抜く

風...

風慈

勝つのは

俺達だ

パシ

だったら

てめェらを貫いて

李牧を殺すまでだ

ぅオオ

行けっ

行けェっ

それ

オオ

ぐぎっ

ブホッ

あっ

李牧様には...

死ねェ

私も

あそこへっ

私も

李牧様の

盾に

バカ、お前は

無理だ

オオオ

この化物を

止めるのは

騎馬の役目だぞ

ぐあっ

まだだ

大分弱って

きてるぞ

まだ

戦える

李牧様

李牧様...

李牧様の

ために...

放せ

オオ

オオ

李牧様

には..

ククク

狂って

んな

お前ら

そこまでして

命が惜しいか

李牧

俺は目の前で

一家の者達を

盾にしてまで

助かろうとは

思わねェぞ

見苦しすぎだろ

戦場では

兵達は殺し

殺される

李牧様

キングダムの

将は死ねば

敗北となる

死ぬのがこえー

お前の

どこが

詭弁だ!

詭弁だろ

今の

これは

徹底的な

戦術

だがそれ以上に

関係の深い

雁門兵が

桓騎

お前には

そういう仲間は

ほんの一握りしか

いないだろう

扈鄲戦の時

お前の兵は

心で動いて

戦っている!

お前を置いて

我先に

逃げ出した

桓騎

お前は確かに

突出した才能を

持っている

だが

欠落している

部分が大きい

お前には

大義がない

......

何だそりゃ

桓顯イ

フッ

笑わせるな

民を守ると

いう大義だ

そんな言葉は

ただの

まやかしだ

お前が守ろうと

している

民やら

国やらこそが

欠落した

不完全な

クソだろうが

......!!

不完全だから

こうなっている

お前は

誰より...

桓騎イ

お頭

お前の

方こそ

何を

言っている

不完全だから

正しくあるよう

戦い続けている

そのことに

怒りを覚え

否定すると

いうのなら

まー

いいか

お前はさっさと

死ね李牧

オオ

オオ

行けェ

はあっ

李牧様っ

ううっ

李牧様

カハ

いや

今日敗れて

死ぬのはお前だ

キングダムの

桓騎

たっ

隊長

あれはっ

ま...

まずい

あっ

桓騎.....

キングダムの〈完〉

この度は、大好きご隣読。真にありがとうございました!!

オオリマンガがい入らなくてここから狭くなりました

まずは、第台キャプロット人僕と申し訳ありますので、初日から2回数でして頂きました。

ありがとうございますので、最高では〈は〉《明色い透》を強くあのうえと怖くしくないん。そうあれだけ嫌いないので、我々が死んで

しまいますが、行けるから是非!本当にお勧めです。

そんなことはなんだけど、色にキツが少なかったので、昨日の朝のこと。本当に次の方が見えて頂きました。

いきます。おまえをやっておりますますよね。またお兄ちゃんが良くなっていただければ、ありがとうございますのですが、あなたのお客さまざませんなことなくない。お客様のではないです。

それでも、何度いいのか。次は、金沢です。午後からの時間がかかったので、なんだか...初めて陛く草にお腹い染げ!!

〈会場〉《みつつ》世紀美術祭〉

作者あとがき

雷士・摩論・黒桜が

それぞれ縄張り争いを

していた頃突如桓騎の

第四勢力が出現

その桓騎がいきなり

黒桜に会いに来た

映画3cmでは次回(火)

黒桜

おまけマンガビフォア桓騎一家(つづき)

俺の仲間に

なれ

悪いようには

しない

うん

ざけんな

てめェ

何だいきなり

手下になれ

だなんて

手下じゃ

なくて

仲間な

ざけんな

お前が私の

手下になれして

嫌だ

お前が俺の

手下になれ

はっ

別に

手下でも

いいけど

うん

黒桜

姐さん

はっ

てめェ

何か

さっきから

変な術

私に使うん

じゃねェ

くっ

お前何か

かわいいな

何て危険な

術を使う男

姐さん

姐さんしっかり

私を仲間にしたかったら

近隣の山々を

縄張りにしてる

雷土と摩論って男を

先にお前の手下にしてみな

そしたら

考えてやる

......

分かった

約束な

おー

二人ともだぞ

クククバカな奴

もしあいつが

雷土・摩論を手下に

出来たとしても

天拝山

その時は

私があいつを殺して

あの二人を手下にし

私が一帯の王と

なる!

うーーッとここには、

さっさすが

姐さん

せやろがい

しかしあの桓騎を

殺せますか姐さん

あいつ妙な術を

たしかに

うめェな

二度と

かかるかい

ボケェ

何だお前

手土産とは

分かってる

じゃねェか

お!?

何だてめェ!

てめェか最近

よく聞く桓騎は

よー

手ブラで来るのも

何だったから

猪肉の塩焼き

持ってきたぞ

お前が

雷士か

新鮮だから

めちゃうまいぞ

で?俺に

何の用だ?

俺の

手下になれば雷士

は?

てめェ

なめてんのか

オイ

てめェが手下に

なりやがれ

アホが

殺され

てェのか

お前

じゃあ

拳で勝負

しょーぜ

は?

プハハ

お前

言ったないーぜ_手下だ

ギャハハ

そんな

ヒョロい体で

雷士さんに

勝てるわけ

ねーだろ

いや

お前が

手下だ

約束だぞ

オラァ

負けた方が

手下な

負けた方が

!?

バギッ

こっちの

セリフだ

あっ

うっ!?

らっ

電士さアアん

桓騎が持ってきた

猪肉には毒が

仕込まれていた

この後「雷土は

桓騎を責めたが

言い訳は

男らしくないと

桓騎にまんまと

言いくるめられた

そして桓騎は

雷士一家を連れて

摩論のいる那華山へ

桓騎だ

俺の手下に

なれ勝手

作っ原泰久

......本当に

手下になったの

ですか?

雷士さん

まーな

どうする

歯向かうなら

雷土一家を

ぶつける

お前らかは

五分だろうから

つぶれ合って

残る俺がこの

縄張りももらうぞ

何か

見返りが

ほしい

ですね

桓騎一家の

財の管理を

お前に任す

プレギュラースタッフ・毛利茅夏・佐藤優次・岡平利恵・タガセロ・庄子夏央

準レギュラー上村恵一朗梅本晨伍□ヘルプ,池原千智□編集,大沢太郎

それなら

こっそり自分に

財を流して

私腹を肥やせる

黒桜さん

桓騎が

雷土と摩論を

引きつれて

来ました

財こそ〝力〟

そうすれば一家は

いずれ私のものに

約束だぞ

黒桜

いいでしょう

よし

黒桜の黒川山

マッ

マジで

二人を!?

よし!

ククク桓騎を

殺して私が頭に

なってやる

俺の

手下な

うん

こうして桓騎一家の

原形が出来た

雷土と摩論は

それから何度か

裏切ろうとしたが

それもいつの間にか

落ちついたという

END

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キングダム、原泰久

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キングダム

68巻

原泰久

©原泰久:2023.2123

初版発行

1.2.8.1デジタル版発行-2023年

2023年

発行所・集英社

>>18:11:10tp://Nwww.shuesshacco.!?

この作品は、デジタル配信用に再編集を行うったものです

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原泰々

KINGDOM

次巻に

続く也!

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背表紙・カバ一折り返し

滋表記はコミックスス発売当時のものになります。