★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。 ★この作品はフィクションです。実在の人物。団体事件などにこはいっさい関係ありません。 李信ひと本作の主人公、下校の出身ながら、数々の武切を積み上げ遂に将軍となる。今はじき幼馴染みに来たの大将軍になることを誓う。 馬陽を巡る趙との戦いいで王騎が亡くなる。 王翦・桓騎楊端和からなる連合軍が趙国の鄴療陽を奪う 桓騎の入城でまた大きく流れが変わるぞ 超国北部・宣女から王都・即戦攻略を目指す奏軍だったが、決戦の地・重女には予想を遥かに上回る数の超軍が待ち構えていた。十四万対三十一万。店街的な戦力差で包囲され、開戦を迎えてしまう奏軍。しかし、共同戦線を敷いた飛信隊と英輩軍は何とか脱出し、逆に手渡の自然城を奪うことに成功する。一方、窮地に陥った極騎本陣も、桓騎が繰り出す。布団くによって時間稼ぎに成功。闇夜に楽して本牧の包囲を突破する。そしてそのまま宜安城への入城を果たす桓騎。二日目、僅かな勝利への希望を繋ぐべく、突軍が下す驚きの決断とは...!? そういうことになりました。このようになりました。このようになっているのは、そういうことになりました 李牧の策略にハマり、圧倒的劣勢のまま開戦...!! 超国北部からの邯鄲攻略のため、一路宜安を目指す奏連合軍。しかし、その動きは通国三大天「李牧に読まれていた...!! 殺迦格屈穎、一月時期を計ち取り 宜安決戦へ向けた拠点作りのため、壁軍が攻城戦に挑む 斬首十萬。音十万を折った 「それを始安本的」より 全弓隊・歩兵大隊前進! 桓騎が趙軍の捕虜十万人を斬首に... そういうことになりました。ああ、そういうわけではそういうことでしょうか。そういうことですが、 そしてすぐに大切から深へ出陣させた 奏北東部見る星通合部その数二十万である 合流地点想定を下回るも十四万の大軍で趙国へ侵入! 来たのは五万だけですっ 秦北東部で二十万人を徴兵するも、奇襲を受け軸国へ生けた受け趙国へ抜けた兵は僅か五万に。 王翦軍が削られ離脱する事態に。 南方からの邯鄲進攻を断念。秦連合軍は北上を開始 ああ、あああぁぁぁっっっそういうことですから、 宜安城の東に位置する城。 桓騎軍·氾善楢騎軍゙氾善桓騎畢・氾善楫騎軍;氾善掴騎軍・氾苦桓騎篳・氾菩桓騎厙·氾菩栢騎軍:氾善槓騎軍'氾善楯騎軍.氾善粗騎軍゚氾善框騎軍`氾善が隠し持っていた井闖車を使い、手薄の宜安城へ攻め入った飛信隊田有ら怪カ三人衆の活躍もあり、見事に城を奪取する 砂鬼一家により初めて桓騎の過去が語られた。 全身の生皮はいでも足りねェクソヤロォ共だ みじめですねー敗走とは 六大将軍にまで登りつめたのに甲冑ごと川に入って逃げねばならないとは "砂鬼一家,誕生の理由そして相騎の怒りの真相もー 久しぶりだな闇夜の川波りは 奏軍十四万に対し、予測を大きく上回る三十一万の兵で待ち構えていた趙軍。開戦と同時に、圧倒的な兵力差で襲いかかる趙軍により、奉軍は劣勢に陥る。 そういうことになりました。そういうことになりました。そういうことですから、そういうわけではなく、 闇夜に乗じて李牧の包囲を抜け出した桓騎達は、〝川渡り”でも策を仕掛け追跡隊を錯乱させる。 い...一体何なのだあの形は あんな陣形聞いたこともないぞっ... 孤立無援の窮地に陥った桓騎本陣だったが、桓騎の〝未知の布陣"により李牧軍を錯乱させる。時間を稼ぎ、得意とする闇夜に乗じて、桓騎は包囲を突破することに成功。 壁・北東部軍桓騎軍の前衛として戦った壁軍また飛信隊がいいなくなった右翼を支えた風范軍の行方は...!? 宜安決戦へ向けた拠点作りのため、壁軍が攻城戦に挑み落とした城。万全を期して攻めたものの、既に城内から兵の姿は消えており、戦うことなく秦軍に明け渡された 桓騎が宜安城へ入城。戦場は週命の二日目を迎える このようになりましたが、このようなサイトでは、このようになっていたこのようになりましたが、 信達が宜安城を攻める数刻前ー はー全くみじめですね敗走とは 六大将軍にまで登りつめたのに甲冑こと川に入って逃げねばならないとは 久しぶりだな闇夜の川渡りは お前の手下十人をこのまま岸に上がらせて足跡を作らせろ すみません討伐隊から急率か... な...桓騎を見失っただとっ!? 足取りはつかめてると言ってただろうが 彭川を渡った形跡があり討伐隊も追って渡ったのですが対岸の足跡を追ううちに見失ったと.. 上陸した場所が違うからですよ 川下側の岸を徹底的に調べなさい 必ずどこかに足跡があります。 宜安城が義軍に落とされたと急報が――!!! ただ今誤報ではないか確認をしていますがどうも間違いないと... 誤報ではないとするなら 右に抜けた飛信隊と楽華か... しかし宜安城が手薄だったとはいえ あの二軍だけで一体どうやって おのれ奏軍めよくも我が宣安城を 桓騎討伐隊の方へ伝令を 彭川の対岸ではなく...こちら側の岸に再上陸した足跡がないかも調べよと どっどういうことですか!? 川を渡らずにこちら側に戻ったと!? なぜそんなことを... 桓騎は最初から攻城戦部隊を別働隊として動かしていたのかも知れません その隊と飛信隊達が合流して宜安を攻めたとするなら 数刻で落ちたのも合点がゆく 宜安城に入城しているかも知れません 井関車一つと砂鬼一家だけで城が落とせるかよ お前のあの井関車が役立ったみたいだな お前に見せつけてやりたかったわ 私けっこう幼きなんだよなあへ あいつらも別働隊になっていたのか 外に置いていても敵に使われてしまう 無念だが城門を通る大きさまでバラして城内に入れた 泣きたいなら胸を貸すぞ黒桜 つか何でお前の胸なんだよタコ 残念ながら我々は数百騎です あなた達こそ何人ですか? とにかくすぐに作戦会議を始めよう 趙軍が宜安城に押し寄せる前に対策を練る必要がある この人数で城を守らねばなりません 弁ゼノウが一人生き残ってるが傷が深い おーあんた生きてたかたしかオギコ 問題は単純で本土からの救援軍が来るまで 今いる戦力だけで籠城できるかどうかってこと 全部で一万ちょっとだろ足りるのか? 趙軍がどのくらいの規模で来るかによる 桓騎将軍が宜安に入城したと李牧なら読んでいるかも知れないけど 確証がないまま広く展開して包囲網を築いている軍を全て宜安に向けて来るとは考えにくい なるほどある程度の軍なら持ちこたえるってか 宜安には何人の住人がいる? ...どういうことだよ そこにいる砂鬼さん達に見せしめを派手にやって頂ければ聖人李牧は手が出せなくなるはず ちょっとそこまでは言ってないよ 最初からこの城は人が減らされている 守備兵の世話と軍が戻った時の対応に必要な最低限の人数と あとは移動できぬ老人だけ残して ほとんど宜安の住人は〝疎開〟してしまっている どうりで城の規模の割に人の気配が少なかったわけだ 宜安城を疎開って李牧はあんな一方的な包囲戦を仕掛けといて 万が一宜安城を落とされた時のことを考えて備えてたってことか? この一万の軍の命を守る人質としては少々心もとないな いや人質はあくまで最後の手段 その前に重要な所がある 開戦前に一個だけ取った城か? 赤麗がまだ秦軍の城のままで かつ素軍の残兵がここまで戻り立て籠っているとしたら... 趙軍は赤麗にも包囲の軍を割かざるを得なくなり いよいよこの宣安に一点集中は出来なくなる 我々が李牧の包囲を強引に抜いた時 敵の形も結構乱れていたので 違うところから脱出した兵は結構いるかと 赤麗が今も素軍の城として健在なら その残党を誰かが率いて赤麗まで戻っていれば...か 宜安が長く持つ可能性が大きく跳ね上がる! 他の者達にしっかり回せ それとナジャラ族達の手当てを皆私を守って深手を...! しかし思ったより残兵力がある...! 北東部軍の三百将陸巴といいます 我々は少し早くに入城を...ここまで風范様が残兵をまとめて率いて下さいました 深手を負い休んでいます 恐らくしばらくは動けません... 風范将軍の奮闘を無駄にしてはならぬな... 全体の上気は全く上がっていません... とくに桓騎兵がもう... ここに居ても外に出ても殺されるだけだ お頭ももう殺されたのかな いっそ投降してみるか.. とっくにやられてるだろ 俺達は殺されるだろうな ここまで来て何を童のような泣き言をつ... あの李牧の大包囲戦からよく生き残ってこの赤麗まで戻った!! この数間違いなく敵の想定を大きく上回るぞ! 無傷の守備兵二千が居た! 戦力としては決して戦えぬ数ではない おまけに飛信隊・栄華という二つの強軍も外で健在だ 桓騎将軍がまだ生きている あの包囲から将軍が抜けられた故敵は乱れ我らも外へ出られた ここへ敵が押し寄せていないのも桓騎将軍が生きていてそれを必死に追っているからだ つまり桓騎将軍が生きている証だ ここで我らが奮い立ち城を守れば必ず 桓騎将軍もここへ現れて入城する それまで我らで赤麗を死守するのだァ!! 機を飛ばした壁自身も涙が出るほどの赤麗の士気の高揚であった 故にこの時誰も予想だにしなかった 朝にはこの赤麗の兵はほぼ全滅することを 虎里お前はまだ休んでろ 大丈夫だ動ける...こんな時に寝てられるか カデー家もだ武器を忘れるな 持てるだけ持って城壁へ。上がれ 壁将軍加座一家だ三十七人いるぞ 狩りはっかしてたしょーもねー山賊あがりだが弓は得意だぜ 岩斗一家二十三人だ数は少ねーが腕っぷしは強ェぞ 助かる!東の城壁に上がってくれ趙軍は東から来る よいか城壁の戦いは何より精神!絶対にあきらめない強い心が不可欠だ 敵に梯子で登られて来ても決してひるまずこれを囲って討ち追い落とせ 何があっても戦い続けるんだ ギャハハ狸多てめェはいつも口だけですぐ逃げるだろーが うるせー今度は逃げ場がねーだろか しかも素軍全体が追い詰められその命運もここにいる我らにかかっている 俺らは自分のためとお頭のためにやるだけだ オオ趙なんかぶっ殺してやる 俺はこくおう黒桜の姐さんにもう一回会いたい とにかく土気を保ち続けて戦う!それだけだ ここが奮戦すれば桓騎将軍達も気づき向かって来る 本土も気づき大軍で救援に来てくれる それまで絶対に赤麗を守り抜くぞ やはりすごいですね中央の将軍は 風范様が倒れられてどうなるかと思ったが... 壁将軍が入城して下さって本当によかった... 日の出までまだ時間があるそれまでしっかり休んでおけ よし我らも北の壁に行くぞ 正規兵がフルっちゃダメだろー こいつらまで吐いて倒れたぞ よォしこの南壁はノム一家で守り抜くぞ どうしちまったんだ急にみんな... いっ異変は城内至る所で そして倒れた者はことごとく... 我々より先に入城していた者達が恐らくはほとんど... さっきまでピンピンしてた奴らが急に...何なんだこりゃ これ程大勢が一斉にやられたとなると... 水か何かに入っていたとしたら 先に入城していた者達と同じものを我々も口にしていたとしたら: 俺達もあいつらみたいに死... さ...先程まで城を守り切ると奮い立っていた兵士達が... こ..こんな終わり方を... 一体どうやって我々の口に毒を... しかもこれ程大勢に... 全ての井戸にいつでも毒を落とせる仕掛けがしてあったのです 一体いつの間にそんなものを... あなた方素軍が宜安攻略のために国境を越えこの赤麗に現れるよりも前ですよ 住人は逃げ出したのではなく李牧様の戦略的に外へ出たのです 宣司平野で生き残った残兵の拠り所とし せっせと集まったところを 毒で..一網打尽にするために 李牧...まだしても李牧... お謝おのれ。おのねェ... 城の井戸にこれ程の毒を落とすなど... 分かっているのか... この赤麗には人が住めなくなってしまったのだぞ 去年の平陽の地での桓騎の十万斬首は この北の地でも血の気が引く蛮行 趙人として絶対に許せぬ その桓騎が北へ来るなら必ず同じことをやる ワシらはそれをどんな手を使ってでも阻止すると結束したのじゃ 幼き頃よりワシらを育んだこの城の井戸に毒を入れてでも:: 素軍を...桓騎を殺すためならば 今や超の全土は何でもするぞ素人よ 辛い決行であったな長老よ 桓騎はいよいよ追い詰められた とどめを刺して回りますが隊長 少しは生き残っているのか 水を飲む量が少なかった者は 死ぬところまでいかなかったようです 踏み荒らされた北の地を元に戻すのには手がいる 収容所へ連れて行き死ぬまで働かせるのだ 作戦を決行し城内の奉軍は全滅したとのことです 本当にやったのか赤麗は... おい作戦考えたのは舜水樹だが それを採用したのは... あとは袋の鼠となった桓騎を討つのみ これで赤麗の憂いは無くなりました 見間違いじゃないのかっ 悔しいが揚がっていた旗は... すぐにここにも超兵が来るぞっ 赤麗の様子を探る物見を走らせていた... 宣安は包囲が始まっているだろうから狼煙で知らせるようにと 一本なら赤麗はまだ無事で 趙に落とされていたら煙を三本上げるようにと... 趙に奪い返されていた... と...いうことは... 赤麗に向ける軍が必要なくなり 李牧軍は大挙してこの宜安に来る! つーかもう終わりだろこれ お頭私らだけでも逃げましょーよ いやだからどこへ...いいじゃないか さらに苦しくはなったけど望みは変わらずある! とにかくその軍が来るまで 戦い抜くしかねェな... ええいまだ桓騎軍の動向は分からんのか ハ...先程も束より伝令が来ましたがまだ不明のままと 赤麗まで無血のまま進みそこから出陣した所で国境に趙軍が出現し状況が入らなくなった これは普通のことではないぞ昌平君 その通りだたとえ趙軍が現れようが物見はそこをよければいくらでも中に入れるはずなのにそれが出来んとは... ほ報告では数部隊中に侵入したが 本当にそれ程の情報遮断が趙北部で行われているのなら... それを行っているのが李牧だとしたら 相当に準備されていたのやも知れぬ どこから準備されていたのかと... 昨夜、桓騎軍の情報が入らなくなった時からそのことを考えていました 二つの城で秦軍は当初の予定の半分以下で宜安攻略を始める流れとなった.. はめられたのかも知れぬと言っているのだ そして、そういうのは、 李牧を見くびりすぎていたのかも知れぬ だとしたら今すぐ援軍を送るべきではないのか 桓騎軍は趙の包囲網の中で窮しているやも知れぬぞ 報告では今走北部には走る音には相当の敵軍が展開していると 仮に桓騎軍が窮地にあるとし 今から趙北部に侵入して桓騎軍を救うとなると 援軍に行く側も十万規模の軍が必要かも知れませぬ そんな軍をすぐに興せるはずが... 閼与にいる王製将軍には桓騎軍危機の場合はすぐに援軍に発つように伝令は送っています もし桓騎軍が危機にあるのなら オオそうだ王翦将軍がいた 閼与は正に趙北部への最前戦 成陽よりも断然対応も早い! 閼与が動いたという報告は? どういうことだ成陽の我々が慌てているのに 閼与の王翦が全く動じていない? ひょっとして王翦には桓騎軍の動きが見えているのか? 援軍を送る程ではないと.. もしくは送りたくても送れぬ状況なのかも知れぬ 分かっているだろうが桓騎は今やただの将軍ではない つまりは秦国の武威の象徴〟だ もし敗れて討ち取られでもすれば 素国内の士気は著しく下がり 逆に趙を始め列国は勢いを取り戻すぞ 栄えある秦の〝六大将軍〟の一人 言われなくても重々承知している とにかくもう一度閼与の王翦に伝令を飛ばします。 同時に趙北部方面への前線地帯に軍を興しいつでも動けるようにして軍令を 狼孟の目が光ってはいるが何とか相騎軍の援軍に動けないかと 肆氏太原方面はそなたが強い頼めるか 無事でいるのだろうな.. 依然として桓騎軍の動向は不明 未だ物見達の趙北部への侵入は難しく 入ってもまだ一人も戻って来ないと...! やはり私に一万の軍を! 桓騎軍は十四万いたが、がらめ捕られたやも知れぬのだ お前はそこへ一方で入って行くと言っているのか? 情報封鎖を行っている外輪の趙軍を蹴散らし中の様子を窺って来ます なぜ援軍に行かないのです 急かねば本当に手遅れになりますぞ 桓騎軍が...はめられたことは明らかではありませぬか 我らが動くのならまず狼孟〟を討たねばならん 太原の軍を討った敵か...? 趙北部に張り巡らされた策は 今見えているもの以上に深い そして〝番吾〟の軍容を確認する必要がある 宣安の西の城...ここにも 何か不穏なものを感じてはいたがこれ程とは... いずれも宣安城の桓騎の元へ集まる気配はありません やっぱ桓騎軍には軍律や忠義ってのはないみたいだな 方々に散在する主だった桓騎軍残党は それでも今まで勝って、足元をきたのも桓騎軍です しかしここから盤上を引っくり返すのはさすがに無理な話ですよ 扈朝戦でもたしか劣勢と聞いてみんな 注断するとすくわれますよ こうも追い詰められたら 全く軍略の型にはまらず天性の感覚だけで戦う。桓騎 李牧様は正直相性が悪いかと思っていましたが フタを開ければ圧勝でしたな 盗賊あがりのチンピラが李牧様にかなうわけないだろーが! とか言って桓騎が来るって知った時お前メチャ心配してたよなー 李牧様が負けて酷い目に遭わされたらどうしようって 私が討ち取られる程負けることがあるとすれば それは桓騎が相手なのではと思っていましたよ 桓騎は私が決して出来ない戦い方をしてきます。 桓騎の黒羊での勝ち方は私には出来ません あげく戦争に無関係な民達まで容赦なく殺すことです 去年の十万斬首で趙は必要以上に対秦・対桓騎で結束した 赤麗は自らの城に毒を入れてでも桓騎を討とうと しかし桓騎のその残虐性が今回己の首を絞めています そんな地に桓騎は飛び込んで来た 桓騎の残虐性を黒羊にて目にした時 この男だけは決して長く生かしておいてはならないと 私もこの日を待ちわびておりました おかげで六大将軍”というオマケがついた 黒羊からは四年も経ってしまいましたが 今この時六大将軍の中でも最も名の広まっている桓騎を圧勝で破り首を取れればその効果・影響は計り知れません 秦国も真っ青になるでしょう それじゃそろそろ持ち場に戻りますかー 桓騎あなたのことを侮ることはしません このまま何もなく終わることもないのでしょう しかしそれでもこの戦いであなたを逃がすことはありません 趙北部の罠〟には用心深い王翦は中が入って来ないと思ったが、 あなたなら来ると思っていた つまり最初からあなたの首を狙っていたのです この北部の戦いで趙:秦両国の勢いを|変させる あなたの首はそのための生け贄です 北面も準備完了した模様です 本土からの援軍か... とにかくその軍が来るまで 奴とはそこそこ長い付き合いだ 太原からも狼孟のせいで来れねェ あいつは宜安には来ねェ 感陽から援軍なんていつになるか分からねェ、ククク いよいよ年貢の納め時か お前みたいなやさしい奴が一番割りを食うんだよ偲央 フッそうかも知れないね でもあんたみたいに世の中か見えすぎるのも人一倍苦しむよ桓騎 苦しむのはいつも他の奴だ そんな二人がずっと一緒にいれたら 少しはいいことがあるかもね 準備出来ましたけど.. 四方:全方位配置につきましたっ にっくき桓騎より取り戻せ 第五隊梯子がかかったぞォ歩兵を向かわせろ。 弓の援護を集中させろォ ハハ見ろ奴ら何も抵抗できんぞ にっくき桓騎より取り戻せ 第五隊梯子がかかったぞォ歩兵を向かわせろ。 弓の援護を集中させろォ ハハ見ろ奴ら何も抵抗できんぞ どこから敵が出て来るか分からんぞ 人質となっている民達もそこにいるはずだ 城内中央の大殿にて宣安城に残していた住人全員を確認したとのことです! ししかしその場に桓騎軍の姿は無く 桓騎軍だけは未だどこにいるか不明とのことです 隠れる場所はそう多くない ...しかしどういうことだ 桓騎軍は人質と共に居ると思っていたか... しっかり捜せ!予測では桓騎軍は一万近くいるはずだ もう宜安城には居ないのでしょう せっかく取った城を捨てたと...!? 秦本土から援軍が来るまで籠城できないと悟ったということですか し...しかし桓騎軍は一体どこへ... ええ籠城は失敗すれば本当にもう逃げ場が無い この周囲は敵の斥候狩りが激しく 西側しか...監視できていなかったのか!? 一万もの軍が外に出れば斥候の目に留まっているはずだ 西側にいた斥候以外ほとんど殺されていたと報告が ...だとしたら...東... 桓騎軍は東門より東へ逃げたのか 家からさらに離れより趙の深部へ? まさか突っ切って燕国に出ようなどとは思っていまいな。 桓騎はそんなことは考えていませんよ それにそもそもそんな所まで我らが行かせん 桓騎の行き先は恐らく東の森林地帯の先にある城 肥下城には今宜安城から疎開した数万の民が入城している! い...いやそれだけじゃない肥下城は赤麗の住民も移り入っている つ...つまり肥下は一般市民で溢れ返って... 桓騎はそれを宣安城で聞き出したのでしょう 間違いなく桓騎の狙いは...肥下の十万規模の人質です 急いで追いましょう李牧様 肥下が落とされる前に桓騎を 城内の袁環様から伝令です! 急いで東壁の門内に来て頂くようにと! いっ今はそれどころではないわっ 城内技素の軍を残し他は全軍東へ出陣する準備を 桓騎より伝言が...残されて...おりました 〝肥下の惨劇を史に刻む〟と...:: そんなどういう意味.. まさか...人質ではなく虐殺目的で肥下へ...!? ただで死ねると思うなよ桓騎... ただでは死なぬと桓騎が言っているのです 桓騎は宜安を出肥下城へ向かった 我らの家族が疎開している肥下城へだ しかも奴の狙いは人質ではなく虐殺目的かも知れぬ 肥下城へ向けて出陣!! 歩兵も全力で追って来い 桓騎軍が東の肥下城へ向かったことが判明し 宜安城に集結していた趙軍は続々と肥下城に向かって走り出した 趙北部の騎馬は元々脚が速く それに合わせて歩兵も訓練するため軍全体の足が速い その軍がそれぞれ全力で肥下へ走ったため通常の十万規模の軍では考えられない程の速さで進軍した それ程必死の走りであった 桓騎が昨年平陽前で断行した捕虜虐殺は趙軍全員が知るところであり 今肥下城は北部の民で溢れておりそこで同様のことを起こさせるわけにはいかないのだ 桓騎達は趙軍が宜安城から出る頃には途中にある森林地帯を抜け その目に肥下城の姿を捉えていたのである ンダよ豚論ここまで来てブルってんのかてめー いやブルってるわけではないのですが... ただ今回のはさすがに... 取り返しがつかないと言うか だからそれをブルってるっつってんだよ 後戻り出来ないと言うか... 嫌な予感しかしないと... コチャゴチャうるせーてめーは それじゃ他に何がやれる手はあったのかよ摩諭 あのまま宜安で籠城しても無理だったんだろ もし雷士が居たらムダにかっこつけてこう言うだろうぜ そ...それは間違いありませんが... ウダウダ言ってねーで俺達はただお頭についていくだけだ 雷土が死んだのがもう随分前のことのようにも思うし つい最近のような気もするし... 呼べばすぐそこに居そうな気もする... ずっと南の方でやべェ野盗団がいるって話聞いて そんで移動してその桓騎一家に入った 別に俺は自分ででけェことやりてーとか願望はさしてなかったか ただ呂比でしょーもねー盗賊やってて 呂比っつー田舎の城邑の外れにある山中でケチな盗賊団やってて 実はその時初めて思ったぜ そんでしょーもなく死ぬだけなのも何かつまんねーと思ってた その位の気持ちで桓騎一家に入ったがそこからはまー 生きるって何か面白ェの 恐らくあの時集まって来た奴らはみんな似たようなこと思ってたんだと思う 方々の吹き溜まりでただ息をしてただけのような連中が みんな頭を上げて生きれたような気がする 外から見りゃひでェクソみてェな集団なんだが 俺達はそれどころじゃなかったし それが途中で正規の素軍となり そんな日が来ると想像すら出来ねェ程の人間だった 桓騎一家に入る前の俺達には夢のまた夢の世界の中にいる そういう所に俺達は立っている この結末がどんなに酷い結末でも これ以上ない最高の結末だ 俺達にはもう全てが最高だっ お頭俺達は最後まであんたについて行くぜ ガチャガテャうるせーよお前ら 別に俺はお前らをクソ溜めから引き上げるためにやってきたわけじゃねェ 俺は元々復讐するために一家を作っただけだった 引いて見りゃ...その他の連中もそんなに変わらねェクソ共だ ただのクソの吹き溜まりだ その中で俺はただ好き勝手やって出くわしたムカつく奴をぶっ飛ばし続けてきただけだ そっそんなこと分かってますよ私ら 今は逆にそのムカつく奴にボコられていますかわ お前はしく黙っとけっっ 俺の唯一の失敗は来てすぐ俺の一家を乗っ取ろうとしたお前をぶっ殺しておかなかったことだ そそんなことがうっ!!あったんスか摩論さん いや私より雷士さんの方がヒドかったですよ 何度もお頭の寝首をかこうと ねェそうでしたよねお頭 だが俺の失敗はそれくらいだ 俺の言う通りにしていれば全部上手くいく いつでも最後に勝つのはこの俺だ 肥下城は宜安城の東まはらな森林地帯の先にある 趙・騎馬の大軍は森林地帯をよけ馬の脚を活かしいち早く肥下城へ迫った その他、各軍も森林地帯の合間を縫うようにして全力で走った 前の森の向こうがもう肥下城だ そして最も早く肥下城に近づいたのはやはり袁環の宜安軍であった 走らせよ到着さえすればよい 家族を救わんとする必死の走りであった し...しかし馬がもう限界だぞ 彼らの目に飛び込んできたのは もう攻城戦が始まっているかも知れぬのだとにかく到着して桓騎軍をつ... ひっ...火が上がっているぞ そんな...ま...間に合わなかったのか.. 見ろあの炎の大きさは... 袁環様より李牧様へ急報 ひっ肥下城に...火が上がっているとォ ま...間に合わなかったのか!? 火が上がっているとはどういう まさか城内が焼かれているのか!? その一報に李牧は一瞬目の前が暗くなった この状況ではお前の助かる道は人質を盾に籠城を長引かせることのみ それを本当に手をかけたとしたら お前は蛮行を繰り返すだけの愚か者だ ...?...いやちょっと待て 肥下の人間を殺されその後、桓騎を討ったとしても...我々はこの戦いに勝ったと言えるのか 十万もの北の民を死なせては この先、趙国の最後の砦となってもらわねばならぬ。北部の信頼を...協力を得られなくなる恐れが... もしそうなると、この戦いは...結果、我々にとっても敗北に近いものになるー 助からぬと悟った桓騎は我々を道連れにして 桓騎を見くびりすぎていた... 両者敗北の結果に導こうと 李牧はこの時桓騎を侮ったと自責した 李牧が本当に戦慄するのはまだここからである ひっ一人でも多く中の人間を... 馬がつぶれた者は走って追って来い 肥下城救援に先頭を走る袁環宜安軍 袁環様に斥候より急報! まさか肥下が...全滅したとかではあるまいな... い...いえそれが... ハッ前方燃え盛っている炎は肥下城に非ず もっ...燃えているのは肥下城の手前の森でした 攻められた様子もないとのことです!! そそれこそ誤報ではあるまいなっ ととりあえず家族達は無事のようで... 桓騎軍は一体どこに... 肥下城はもう火がついているぞ 秦が趙北部攻略に出ると李牧が読んだところから始まった 趙はもし仮に南から迫っている素軍に王都邯鄲を落とされた場合王室を北へ逃がしその地で都を開き国を存続させねばならない その筋道を先に漬すために素軍は趙北部攻略戦を仕掛け李牧の策略にはまり今、敗局を迎えている だがここで素軍を壊滅させたとしても桓騎に北部の民を大量虐殺されてはこの地での趙国復興という道には大きな影を落とす。 それは本来の趙国存続の逃げ道を塞ぐという素の狙いを半分達成させるようなことである 誰よりも先の大局を読む李牧は肥下の虐殺をいかに最小限に食い止めるかが三年後の趙の命運を大きく変えると考えた 故の肥下城への必死の進軍であった 李牧の思考がそう巡り焦ると読んでいた 故にはめられて...しまうのだ りっ李牧様をお守りしろっ 周囲の軍に救援を知らせろ うしゃー李牧はあそこだァ ん!?いや...ちょっと待て 左方からも敵がっ... 他の森からも出て来る... とにかく李牧様をお守りしろ 気をつけろ後方からも追って来てるぞ 李牧は数秒動かず状況整理を行った 冷静に考えれば宜安城攻めで素軍も傷つき疲弊しているため連続での肥下城攻めは素軍にとってそもそも困難である さらに民を疎開させていた肥下城の守備は宜安城よりも強固にしてあったため仮に攻められても李牧軍が到着する前に落ちるようなことはないはずなのだ 宣安城が電光石火の早さで落とされたため肥下城も同様になると焦った点 そしてそもそも桓騎が生をあきらめ人質を道連れにして大量虐殺を犯すという考えに取りつかれた点である そこが大きな読み違いとなった 読み違うが故に冷静さを失うと桓騎に見透かされた その結果、李牧は散々警戒していたにもかかわらず今相手の本陣を薄くして奇襲をかける。という「 桓騎のいつもの手にまんまと引っかかったことに気づいた 摩論さんお頭達始まってる やっぱり李牧はお頭の張った所に 森林地帯で奇襲をかける!? あの李牧がそんな奇襲にかかるのかよ すごい...っていうか..もはやよく分からない... けど本当にその奇襲が出来るなら... やるべきだと思う... 援軍が来ないなら籠城してもただ逃げ場なく死を待つだけだ 李牧を討てればその混乱に乗じて脱出の活路も見えてくるかも...か しかし..もし奇襲に失敗したら... 我々はそこで終わりです! 李牧軍があわてて肥下城へ行くのは間違いないでしょう 森林地帯もあるためあの大軍がある程度分散されるとは思います しかしそれでも李牧を守る軍・隊はいますし、その中で李牧を討ち取るまでいけるかは〝博打〟です 博打に負ければ...失敗すれば我々は敵軍の只中に身を晒し今度こそ脱出は不可能です。 李牧を討った後も怪しいですがとにかく失敗すれば 我々はそこで全員死にますよ いや向こうも最後のあがきだ! 周囲の部隊が駆けつけるまで ここを切り抜ければ桓騎の首を取り戦は終わりです 我らは栄えある李牧様の護衛部隊だ 切り抜けられねーよ李牧 ギャハハゼノウに続けェ 桓騎軍の殺し屋はゼノウだけじゃないぜェ カイネ隊が来てくれたぞっ す...数十騎だがよくこんなに早く... とにかく李牧様の周りに入れっ 近づくな矢で外へ追い出せ 私は李牧様にまとわりついてるクソ共を殺す カイネ気をつけろこいつらは手練だっ なめるな私だって手練だ 李牧様は今のうちに脱出を カイネ気をつけなさい狙われています あなたも一緒に来なさいカイネ 私の命で李牧様をお守りします 盾なら私の側を離れるな カイネ隊こいつら一人も通さんぞ ...分かってます李牧様が脱出されたら私達も行きます: ...でも命を惜しんでいたらこの敵は止められない 李牧は桓騎の奇襲を想定出来ていなかった 「がしかしこの時先行した袁環軍等を除けば李牧軍の全体の軍配置は、学校の本陣をいつでも助けに行ける位置関係を最低限保ちながら行軍していた 奇襲を想定していなくても不測の事態への対策が染みついていたため李牧としては完全な無防備というわけではなかったのだ 本陣の異変に気づいた周囲の各軍は一斉に李牧救援に動き出した そしてその早さは桓騎の想定を少なからず上回っていた 一方、桓騎軍側は桓騎本隊とは別に飛信隊と楽華が違う場所に配置されていた これは李牧が通るであろう森林間のルートが三つあったからだ 一つに絞るのはリスクがあるためそれぞれ三か所に軍を伏せた そして李牧は桓騎が張った道を通りそこで奇襲を受けたのである 間違いないこれは桓騎将軍の所だ その場合の動きも決められていた よし急いで俺たちも行くぞ 当然、李牧の来なかった二か所は空振りとなるが、 李牧の現れた所へ駆けつけるか 李牧の元へ向かっているのか あんなのが着いちまったら李牧を討つどころじゃなくなる.. 逆に桓騎将軍が討たれるぞ もしくは李牧救援に集まる趙軍の足を止める役目を果たすことである 昨日ぶつかった強軍だぞあれは くそっよりによってあの軍が... よし!連中がそのまま李牧の元へ行くと厄介だ あの軍に横撃を仕掛けるぞ ある程度崩したら李牧を取りに行くいいな! 反対側の楽華の前でも同様に趙軍が走ったためそれを潰しに蒙恬は動いた 陸仙隊は奇襲後の脱出経路の確保も頭に入れながら動け 桓騎将軍への援軍はその後だ その二軍の動きを知らぬ李牧本陣は援軍の遅さに動揺が走り出した どういうことだまだ援軍は来ぬのか 飛ばしてきた小隊はいくつか届くが... 本体となる援軍が届かぬ! 楽彰軍が右にいるはずなのだが 桓騎兵が森からまだ出て来る 広範囲で伏せていたのか あの朱摩一家を何人も... くっとにかく李牧様の周りへ急げっ 李牧様...何てことを 私なんかのために...ううっ 私なんかのために... こいつから李牧様を弓き離せ 李牧様大丈夫ですか!? また新手が迫って来るぞ 早く李牧様をお連れしろ 約束したではありませんか そんな...嬉しい約束 頼みますよ離れた所で手当てを 両軍ともかなり前方を走っていたはず... こんなに早く戻って来てくれたのかっ いや奴らも大した数じゃねェ 他もすぐに追いついて来るけどね 一刀投げてなきゃ俺が勝ってる 背丈は父に似なかったけど くそっまた仕留め損ねた あいつあの腕で立て直したっ いや...それより李牧を取りに行く こっちは味方が増え続けて 手詰まりそっちはだろうが 何であれで動いてやがる あんな奴李牧様に近づけたら.. 今ここには一雁門兵〟が多い かつての〝雁門の救世主李牧様を守るためなら、我らは喜んで命を捨てる 句奴をはねのけた俺達からすればこんな化物一人防ぐのは容易いことだ それにこちらの騎馬の大隊が近づいて来ている足音も聞こえる 見たところ差し迫った脅威はこの化物とそのトサカ頭 トサカ頭を頼みますよ傅抵さん 指図されんのは癇に障るが任せとけ あとはあの弓使いも面倒だ ただもう少しだけ粘って李牧様を守れば 敵ながら奇襲でここまで李牧様を追い詰めたのは見事としか言いようがない さ..もう一度馬へ... まだ敵兵の方が多いですか... みんな必死に守ってくれています 傅抵逢も来てくれました やっと焦点が合ってきました くそっどうなってるこの敵 次から次にキリがないぞ 横撃したはいいがこいつら崩すとこまでいけなかった... 俺らは李牧討ちに行くどころじゃなくなったぞ これ程の強軍を李牧の元へ行かせたら桓騎軍は失敗する それを足留めしてるだけでも 私か琥姉だけでも桓騎の所へ行ってその李牧って奴の首を取って来るか!? 昨日大変だったというあの剣士の隊がずっと礼達を見て道を塞いでいる 単体で行っても李牧の所までたどり着けるとは思えない あの敵将を討てばここのケリはつきそうなんだが 問こうは向こうで俺達をここに足留めする作戦に変わったのかも知れん 全っ然前に出て来る気配がねェ 何でこんな所に砂鬼一家が... 那貴右の端に砂鬼一家がいる孤立して危うい 何勝手に那貴を動かしてんの 敵がお前を狙って隊を動かしたぞ いやあれはかなり重いぞ っぱりここの足留めで二杯だ 正直ご李牧はこの手で討ちたかったが お前が李牧を討たねェと!!俺達は負ける そう言ってられる状況じゃねェ... 李牧の居る地から右方楽華軍対' その男は李牧の片腕の舜水樹だ その男だけは決して李牧の元へ行かせるな 桓騎将軍の方はまた乱戦中か!? この奇襲が失敗したら俺達はもう次の手はないんだ... こいつらの前をぷ厚くしろ しかし...多方面から走軍が続々と... みんな必死に守ってくれています 傅抵達も来てくれました ダメだどの隊も抜けきれない 楽華の動きが予想以上に... 李牧様が窮地というのにこ奴ら... いいぞその調子で止め続けろ 李牧の元へは行かせるな さらに左方より駆けつけて来たっ... 虎白様前方舜水樹軍乱戦中です 李牧様の本陣はまだあの先です 虎白隊およそ五百から...千騎! 蒙恬様新手の騎馬隊が奥から... あい愛閃隊を回らせろ! 新手の足留めもここでする 我々で来華を抑え込め! 我々で楽華を抑え込め! 公!あれは...舜水樹兵が我々を行かせようと! 李牧様を頼んだぞ。虎白公ー このまま李牧様の元へ急ぐぞ 奴らまっすぐ李牧の元へ... ダメだ家恬様あの騎馬隊は通過して行く... やばそうだったから持ち場に戻ったぞ 端で孤立してた砂鬼一家もとりあえず連れて来た お前ら何であんな所にいた 桓騎軍の持ち場はこっちじゃなかっただろうが 何でお前らはこっちにいる... 決着がつこうとしてるんだ やったぞお頭が自ら李牧を討ったァ 便玉さん李牧か...お頭か... お前らは李牧を仕留めろ 桓騎の側近達が桓騎を守りに... 桓騎兵の意識が李牧様から少しそれた... お前らが俺達より劣ってる部分だよ 今の戦況考えりゃお前の行く先は李牧様の方だったろうが まるで戦術が分かってねェなァ こっちは元々お前らみてェな〝戦争屋〟じゃ 俺達は気持ちで戦ってんだよ これまで散々他人の気持ちを踏み荒らしてきたお前らが言う言葉かよ 最初に踏み荒らされたのはこっちの方なんだよ 何してるさっさと女狐を討て克甫 こっちはさっさと李牧を討ってすらかるぞ セノウに続いて李牧の首を取れェ 李牧様の盾になれるから丁度いい 俺達全員の命を盾にして李牧様を守り抜く だったらてめェらを貫いて李牧を殺すまでだ 止めるのは騎馬の役目だぞ そこまでして命が惜しいか李牧 俺は目の前で一家の者達を盾にしてまで 助かろうとは思わねェぞ 戦場では兵達は殺し殺される お前にはそういう仲間はほんの一握りしかいないだろう 心で動いて戦っている! お前を置いて我先に逃げ出した 桓騎お前は確かに突出した才能を持っている だが欠落している部分が大きい そんな言葉はただのまやかしだ お前が守ろうとしている 欠落した不完全なクソだろうが 不完全だからこうなっている 不完全だから正しくあるよう戦い続けている そのことに怒りを覚え否定するというのなら お前はさっさと死ね李牧 今日敗れて死ぬのはお前だ この度は、大好きご隣読。真にありがとうございました!!オオリマンガがい入らなくてここから狭くなりました 雷士・摩論・黒桜がそれぞれ縄張り争いをしていた頃突如桓騎の第四勢力が出現 その桓騎がいきなり黒桜に会いに来た おまけマンガビフォア桓騎一家(つづき) 何だいきなり手下になれだなんて お前が私の手下になれして てめェ何かさっきから変な術私に使うんじゃねェ 私を仲間にしたかったら近隣の山々を縄張りにしてる雷土と摩論って男を先にお前の手下にしてみな もしあいつが雷土・摩論を手下に出来たとしても その時は私があいつを殺してあの二人を手下にし私が一帯の王となる! しかしあの桓騎を殺せますか姐さんあいつ妙な術を 二度とかかるかいボケェ 何だお前手土産とは分かってるじゃねェか お!?何だてめェ!てめェか最近よく聞く桓騎は 手ブラで来るのも何だったから猪肉の塩焼き持ってきたぞ 新鮮だからめちゃうまいぞ てめェなめてんのかオイ てめェが手下になりやがれアホが じゃあ拳で勝負しょーぜ 言ったないーぜ_手下だ ギャハハそんなヒョロい体で雷士さんに勝てるわけねーだろ 桓騎が持ってきた猪肉には毒が仕込まれていた この後「雷土は桓騎を責めたが言い訳は男らしくないと桓騎にまんまと言いくるめられた そして桓騎は雷士一家を連れて摩論のいる那華山へ 桓騎だ俺の手下になれ勝手 どうする歯向かうなら雷土一家を お前らかは五分だろうからつぶれ合って残る俺がこの縄張りももらうぞ 何か見返りがほしいですね 桓騎一家の財の管理をお前に任す プレギュラースタッフ・毛利茅夏・佐藤優次・岡平利恵・タガセロ・庄子夏央準レギュラー上村恵一朗梅本晨伍□ヘルプ,池原千智□編集,大沢太郎 それならこっそり自分に財を流して私腹を肥やせる 黒桜さん桓騎が雷土と摩論を引きつれて来ました 財こそ〝力〟そうすれば一家はいずれ私のものに ククク桓騎を殺して私が頭になってやる こうして桓騎一家の原形が出来た 雷土と摩論はそれから何度か裏切ろうとしたがそれもいつの間にか落ちついたという ングジャンプ・プ最新号気軽に読める! デミナール公式デ定期購読サービス!! 「お申し込みはこちらマ ヤンジャン!?となり。ヤングジャンプ ...もっと修理に...きっと三。 集英社の闘う漫画サイト となり@ヤングジャンプ 「となりにいて欲しいキャラ」にきっと出会える! この作品は、デジタル配信用に再編集を行うったものです 本作品の内容あるいはデータを全部・一部にかかわらず、無断で複製、改竄、公衆送信(インターネット上への掲載を含むすることは、法律で禁じられています。また、個人的な使用を目的とする複製であっても、コピーガードなどの著作権保護技術を解除して行うことはできません。 背表紙・カバ一折り返し 滋表記はコミックスス発売当時のものになります。