俺はギトールなエスパー... あたるトールのオムライス... お掃除お掃除ランララーン ほこりを叩いてぶっつぶせー 今こそ全てをお掃除お掃除ランララーン 消しとべ消しとべフンフフーン お疲れ様ー毎度ビカヒカしてるよ 朝メシ前のアルマゲドンですよ! もしかしてトールって綺麗好き? そうですねぇかなり綺麗好きですよ水浴びも歯磨きも好きですし 歯の間に溜まった虫をほじくり出すのが好きなんですよ ..し虫!?虫歯菌じゃなくて!? いやーあれだけ小さいと入っても気づかないじゃないですか 身体(本体)がでかいと大変なんだなぁ ええ住み処を探すのも一苦労でしたよ ああやっぱり...どうしてたの? ほら穴だった時もあれば... 山岳だったり時には空の上で寝てましたね どこでも暮らしていけそうじゃん そういうわけにもいかないんです 一定の場所に留まってると捕まえようとしてくる人間とか出てきて鬱陶しいんですよ なんかすぐ逃げるタイプの伝説の『ケモンみたいだな... そのせいか身体が汚れるばっかりで... 水浴びするのも一苦労ですよ 小さい泉じゃ洗えないものね 雨が降ってくれればまだやりやすかったですがどうしても近くに水場がない時は... 同族で身体を舐めあったりしてましたね カンナともやったことありますよ 人間の尺度だとえっちいよ、それ 私も後でそれを知りました まぁ周りのドラゴンはほとんど清潔さには無頓着ですからね 不衛生でも病気になりませんし 小林さんはかなり適当に掃除しますよね 小林さんのお部屋掃除すると机の上にビールの缶が散乱してたり...雑誌と本が順不同で本棚に入ってたり... 駄目ですよーカンナが真似しちゃうんですから うん...でもねトール それはトールが綺麗にしてくれるのか嬉しくてついやっちゃうんだ お母さんに怒られてるお父さんの気分わかった 偉大なドラゴンのトールにかかればお茶の子さいさいだからね だからこれからもお願いね お背中流しましょうか? え?さっきトールに綺麗にしてもらうの好きって言ったのに:: う...そうきたか... トールは今の身体のが小さいから洗いやすいでしょ この身体って魔法で作ってるからなんというか窮屈なんですよ 小さいスーツに身体押し込んでるような感じですかね :人間の身体は気に入らない? それに私は今まで竜の体躯で地面を鳴らして世を関歩してきましたからね 制約が多いこのタク世界は少々手狭です コバヤシーわたしもはいるー 昨日身体洗ってくれたお礼してあげる 今日の夜ゴハンは何がいいですか? ええと...別になんでもいいしい... トールは何か食べたいものないの? オムライス...ですかね? 材料はあるのですがそのまま作るのは味気ないですね... たまたま近くに寄ってね この服ねーこの前指摘された露出度をおさえたんだよ 次は身体を変えるといいですよ あそーだオムライスを作るんですけど おいしく作る方法はないですかね てっとり早く材料をよくしてしまうのはどうだい? にしてもコーヒーを淹れる姿も様になってきたねぇ 今度はおみやげくださいね ここら辺りのスーパーで買えるものとして.. 明らかなる予算オーバー トール様どこに行くの? 卵大きい...これ何の卵? あのヴァルハラの目覚まし時計の? 死んだエインヘリャルから話を聞いたところ非常に美味だとか グリンカムビの卵ですよ エルフの里の湧水ですねそれで米を炊こうかなと ただエルフとは一戦やらかしてるのでこっそりもらいました 小林さんはこの国のものの方がいいかなぁと.. それ殺されても文句言えない 他には牛魔の肉とかあっちにしかない果物とかですかね ヒンシュカイリョーとかいう魔法を使ったものらしいんですが: 確かにこの国のご飯はおいしいかも.. 今度、詠唱術式を教えてもらいましょうかね それじゃ早速作りますよー ...トール様はなんであんなにコバヤシが好きなんだろう... 何があったのか気になるな... ほらカンナも手伝って下さい あそういえばオムライス頼んだっけ... トールが私に初めて作ってくれた料理も.. オムライスだったな... 「料理なんてできるの?」と聞いた私に自信満々に出してさ 私が作ったのよかおいしい普段変なモノばっか作るくせに 考えてみれば独り立ちしてから誰かが自分の為にご飯を作ってくれたのなんて久しぶりだったんだよな... 私がズボラだから手間のかかるもの作ってなかったし... あの時はまぁまぁだねなんて言っちゃったけど 今日はおいしいって言ってあげよう あおかえりなさい小林さん!!! 丁度できましたよオムライス!! そのオムライスはおいしかったけど いろいろつっこんだせいか私はまたおいしいって、言いそびれた 最近よく眺めてるけど...もしかして学校行きたいのかな ああ最近漫画で見ましたドラゴンって題名にあるのにドラゴンが出てこないやつで もし行きたいなら行かせてあげたいけど... あんたら戸籍もないしなぁ... コセキ?どういうものですか? こういう私はここにいますよって紙のことだよ あとはこんな感じの住民票とか適当に在学証明書と教科書給与証明書? すかしも入ってる... 転校生の小林カンナちゃんです どうやら挨拶はうまくいってるようですねー カンナを見ていてやって ふふふ!!まかせてください小林さんトールさんは断れないのです カンナは人見知りですから.. うまくできるといいですけど... はい今日はひっ算をしますよ 小林さんこの問題できるかな? カンナはこんなことしたかったんですかね これって非効率じゃないんですかねー 能力に合わせてクラスを替えていったほうが 塾のような考え方である どうやらボールをぶつけ合う競技のようですね野蛮な人間らしい競技です 容赦ないですねー... すごーいなんでもできるんだ! 小林さん!カンナちゃんて呼んでもいい? 力のある者を異物とするか仲間に取り込むかやはり幼かろうと人間ですね ちょっとあんた!何してんの!? カンナ...しっかりやるんですよ...! ちょっと小林カンナさん! あなたちょっと目立ちすぎじゃない?転校生はもっと慎ましくしているべきじゃないかしら? うわっ出たぞ、クラスの女王気取りの才川だ! 目立ってるわ!その服とか可愛すぎるし才色兼備なんて腹が立って抱きしめたくなる!! 勝負よ小林カンナさん!私が上だってわからせてあげる! カンナちゃんやめときなよ カンナちゃんやめときなよ 才川さんはずるいし汚いし負けを認めないどうしようもない人なんだから ちょっとそこうるさい!!! さぁ腕っ節でも比べる!?私こう見えても空手大会で優勝... ごごめんなさい私そんなつもりじゃ...!! わ私その...あなたと仲良くなりたくて...!! 不器用すきんたろ... 泣かないで!ほら飴玉あげるから! あー!学校にそんなもの持ってくるなよ 消し飛ばせばいいのにカンナは頭が回りますね どうして学校に行きたいと思ったんですか? 見てて楽しそうだったから 楽しくないこともあると思いますよ 私達は人間の姿にドラゴンを押し込めているだけなんですから 別に人間と同じである必要はないんです 共に暮らすことは共に生きることではありません 近くにいて同じ時間の中にいるから... 一緒にいたいって...思えるのかも.. 一緒にいる...それだけで満足できなくなって共に骨を埋める同胞もたくさん見てきましたが.. そうですね..そういう選択も今では肯定できます。 小林さんはそれだけ... ランドセルとかにつけとくといいよ トールにはぁ!!ねぇ小林さんトールには!? 毎日アメあげてるよ... 小林さんって最近明るくなりましたよね 前はもう少し堅いっていうかストイックな感じあったんですよね 今は心に余裕があるっていうか 昔の私はどんなだったろうか 職場見学に来ちゃいました 一度小林さんのお仕事してるところ見てみたかったんですよねカンナも小学校に行ってる今がチャーンズ! 相手の意識から消え去る よし今日はずっと見ていよう はいはい!はい了解しましたそれではよろしくお願いします失礼しますー いや山下君が今日休みだから私が彼のお客様から話を聞いたんだけど...納入品にミスがあって今日中に修正せんとまずいらしい: とりあえず私スケジュール少し余裕あるから主任に相談して今日はそっちあたるかも滝谷君のところ手伝うのなしになるけどいいかな? あー彼ギリギリまでやってたから焦ってミスったんだろうね ステップガールについて話そう 人のミスを人がカバーする 会社という組織は不思議だ... 個人のミスは個人で臆うべきではないだろうか 身を寄せ合って助け合いたくさんのことを人間は成し遂げるけど そんな文明なんてドラゴンはいくらでも滅ぼせる... だからドラゴンの方が上って思うのはありですかねー 認識阻害してるはず... バ...バレてないですよね...? それにしても小林さんはよく働くなぁ いろんな人から頼られてる感じがする 小林!あのコピーはどうなってる!? 課長また小林さんに絡んでる 自分の仕事押し付けてああやっていひるのよー 小林さんかわいそ... 何やってんだ使えないやつだな 女が働けるのが気に食わない旧態依然とした男尊女卑だわ! とにかくお前はもっとやる気を出せよ! 何か今日の課長ついてないな お疲れっすお先失礼します さて...私は小林さんより先に帰らないと.. え!?あ...え..なんで...ひ なんでわかったんです? そんな気がしただけだよ トールはカンナちゃんに手もかからなくなって暇な時間増えたからね まったく私の職場覗いても退屈だったでしょ? そんなことはないです! 知りたかったんです!!小林さんのこと...もっと...! 昔の私はどんなだっただろうか... あーでも課長に対するアレはやめな 時がきたら課長はパワハラで私が訴えるから 課長ばかりだってクビになったって!証拠の録音デープ社長に走りつけこられたとか... 今日はたまたま格安でレタスが買えました... 浮いたお金でカンナにお菓子買いますか... 驚きましたよ道の真ん中でボーッとしてるなんて... この世界にしばらく住むことにした 正直あまりオススメできませんよ 人と共に暮らせますか? お前ができるなら俺もできるだろう えっと...それじゃあうちに... どこかアテはあるんですかね? そこらの山にでも住むさ 昨日山で化物を見たと通報があり警察が山に出動しました 何故俺が人間に隠れてコソコソせねばならん いっそのこと滅ぼして... いいですからそういうのいいですから 私がファフニールさんのお家... お手並み拝見といこうか こう見えても私は日々この世界のことを勉強しているのです コセキとジューミンヒョーを作って ギンコーのコーザとインカンも作って フドーさんという人に見せるんですよ 勝手ながらそれらは作っておきました ちょっと待てまず大山猛とは俺のことか? ドラゴンになった姿が大山猛みたいな感じでしたので 今のお前は人間に寄りすぎている 元の世界に戻ったとき.. 元の世界に戻る気はありません 今はここが私の居場所ですから ...百年やそこらでお前が愛着を持つ人間は死ぬのだ 今この瞬間ここにいるのを大事にすれば それだけ悲しくもなるでしょう その気持ちを後悔とは絶対に呼ばないと思います ...お前にそこまで言わせるほどの価値があるのか? いいだろうフドーサンとやらに会わせろ 君はよく商店街に現れるメイドじゃないか 予算はどんなものかな? うちは質屋じゃないんだぜ フドーさんも駄目でしたね 仕方がないな適当な家を奪 換金所もないようでは案外この世界の文明も程度が知れるな やはりファフニールさんは元の世界で暮らしていた方がいいんじゃないですか? この世界じゃ気の合う人間がいないと住みづらいでしょう ファフニールさんが大丈夫な人いましたよ! ほら一度会ったじゃないですか そしてそちらの御仁はファフニール殿ではないでヤンスか? うわー既に恋愛なモードだー あ、クリスマスの時のアイツが なるほどここへは小林殿に教えられて... ここはちょっと狭いでヤンスがかまわないなら いいんですか?言っちゃなんですがこの竜かなり危ないですよ ほかにどんなものがあるんだ... 何しにこの世界に来たんだこの人... なんだコイツは!?慌てんえっ!!? 夏場ということで海に遊びにきました 海ってあんまり好きじゃないんだよねー 小林さんったらまたまたー だって海って暑いし日焼けするし砂が鬱陶しい でもちゃんと来てるじゃないですか 夏場で特にすることもないし皆と行ってみようかなーって... 知ってますよそれツンデレってやつですね ...なんでみんな浅瀬で遊んでるんですかね?深いところの方が思いっきり泳げますよ ああ確かに怖いですもんねリヴァイアサン一度殺されそうになった時本当に大変でしたよ 後ろ姿見てラハブと間違えて呼んでしまって!! じゃなくて溺れたら危ないから 水の中で息できないんでしたっけ下等生物.. できますよ思いっきり泳ぐのは気分がいいんですよね エラでも生えてるのかな... あそーだ小林さん日焼け止めクリーム塗りましょうか? 着替えてる時塗ったけど... いや昔さ...家族でこの浜来たことあるんだ あそこの海の家でメシを食べたのを思い出してね 親父さん一緒だなぁ...って 尊敬できる親だと思います トールにもいるでしょ? 家族のこと..もっと教えてもらってもいいですか? そうだな...たぶんうちは普通の家庭だったと思う 普通に育ててもらって私は大学を出て働くことにして地元を出た 親とは電話で時々話して近況報告して! ああしばらく顔も見てないな それが普通...の人間の家庭ですか? ならどうして...小林さんは私を受け入れられたんだろう ただ普通に生活して普通に生きてるだけの人間の小林さんがどうして... この世界の人間はドラゴンを受け入れられるのか...? いえ...なんでもないです 人間は害悪!皆殺しだ! なんでしょうかね... 久しぶりだからはりきってますよー! トール..ホームシックじゃないの? そんなことはないですよ 私だって今話してて親の顔見たくなったもん 親の顔は時々見たくはなります 小林さんも紹介したかったり... きっと殺されてしまうなって... 物騒だけどそれが本来のトールの世界の常識なんでしょ 自立したってことだと思うな そうです両親から見たらきっとおかしいのは私の方でしょうね わかんないよだいたいの人って大人になろうとしたんじゃなくて子供でいられなくなっただけなんだから トールと真面目なことを話すとなんとも悲しい気分になることがある 生きてきた世界もその生き方も違うと自覚してしまうからだ だからこそ今一緒にいることを大事にしたいって思えるのかも 小さい魚とか喜んなかった うっわぁー!なんですかこの人の数は なんだってこんなところに? それは滝谷君が大手サークルなんだけどさ 私の力をもってすれば楽勝ですよ!余裕で殲滅できます! いやーありがとう小林さん!!無理なお願いを聞いてもらって! 滝谷君には借りがたくさんあるしね ファフニールさんは声かけなかったんですか? 彼はサークル参加してるよ アニメやらゲームやらいろいろ薦めてたらいつのまにか自分で描いてたんだよ この世界を超エンジョイしてるじゃないですか... それじゃあ私が売り子でトールが列整理ね頑張っていこ ところでカンナを置いてきてよかったんですか? 子供には見せられないもの多いし... 最後尾はこちらになりまーす! はい手をあげてついてきてください! まるでファイヤードレイクの腸の中にいるみたいだ しかしこの列長いな...人通りの邪魔になりそうだ ああそうか...間のあまり並ばないところが緩衝材になって... あなたが死んでるじゃないですか爆死ですよ それにしてもあまり見ない格好をしている人達が多いですね まるで私のいた世界のような格好です コスプレっていってアニメや漫画のキャラになりきって楽しんでるんだよ トールだって同じようなもんじゃない トールだって同じようなもんじゃない わたしは歴としたメイドですよ!どこからどう見てもあなたの忠実な性奴隷ですからね! それはメイドじゃねーよ サハギンにゴブリンに魔女... 外界の方ですよね?今日はここへ何しに? 私達はここに羽を伸ばしにきています 私達は外界からこちらの世界へ事故で飛ばされてきたのですが... 普段は人間の姿に化けて暮らしています ずっと人間の姿でいるのは窮屈なのでこうして真の姿でいられるようなイベントには来るようにしています あなたも人間の姿に化けているようですがせっかくの機会なのですから元の姿で過ごしてみては? いえ...それは無理です 俺等なんてメシ扱いの!? ドラゴンは小腹が空いたら必要な分食べてるだけで所詮この世は弱肉強食というか...! 否定じゃなくて補足説明だね でも他の世界から来てるのってドラゴンだけじゃなかったんだ... そうですね次元なんて関係なく存在感ある方々はこっちの世界の記録にも残ってますし ファフニールさんもそうですしルコアさんも... そのルコアさんだけどさっきいたんだよ え?ここに来てるんですか? コスプレ広場で注意されてた零出しすぎて 何やってんだあの文化を司る淫獣 いろいろ混ざってるなぁ... もうちょっと本来の姿に戻りたい...です 迷惑にならない形でなら大丈夫だよ すいません写真撮っていいですか? 角と尻尾完成度高いからなぁ... はぁ...はぁ...疲れました... うわ...すいませんです.. 人間も数が増えれば大分恐ろしいものなんですね.. 国内じゃ一番人が来るイベントかもね ですがそれでもドラゴンには遠く及びませんけどね!楽勝です楽勝! ならばその力是非貸して頂きたい! 冬もまたスタッフの手伝いを! もうこりこりですよーッ!! ドラゴンメイド娘でどうだろう 今の力で曲げてなかったですよね 魔法を使った形跡もなかった 確かこんな感じで... コラァ!!何やってんの!!!い全部曲げたな!! やっぱり人間には隠された力があるんですか? 魔力を使わずにあんなことができるなんて やはり小林さんはただものではなかった!? 手品!覚えりゃ誰だってできるよこんなん まーた変なこと考えてるな トール様!コバヤシの本棚からこんな本が! むっ!でかしたカンナ!! なるほど...これの通りにすれば私もこの力が使えるわけか.. その本の内容出鱈目なんだけどなぁ 修行!この本には修行とあります! 小林さんも行きましょう! あうん今日は暇だしいいよ スプーンは魔法で直しておきます トールって感化されやすいよね 超能力いらないよねトール こんなことでできるようになりますかね? てきなくてもいいんじゃないかなぁ 煩悩を捨て無我の境地へ... 今の私に欲望はありません トール達の修行は続いたが もちろん何の意味もなかった 空手の修行だこれ... トールは人間にできないことがたくさんできるんだからそれでいいんじゃないの? 私は人間に負けたくないんですよ 奴等に劣るところなんてあっちゃいけないんです! それは...トールがドラゴンだから? 嫌いな人間の真似をするわけないじゃん 本当は人間を理解したくて... だから理解できない部分にそんな必死になれるんでしょ? わかってしまえば簡単なもんだよ トールはトーールにしかできないことをすればいいんだよ えへへ...冗談ですよ それはできてないよね? じゃあ私にしかできない能力見せまーす!! じゃあそんなにできることないです 人体瞬間移動マジック! なんと箱を開けると!! あれ?打ち合わせと違うぞ... 人間め!まだ隠された能力を...!! 意外と無知だよなぁ... トールが来てから結構時間が経った気がする まだ変なミスはやらがすけどトールはうちのメイドとしてよくやってくれてる いっぱしのメイドになるのかな いっぱしのメイドになるのかな 何というか私の好みを覚えちゃったね 湿度とか小林さんの体調に合わせて味を変えるっていうのをやっていたんですよ ドラゴンっていうのはすごいね ドラゴンだからじゃありません私だからです ;何か今日は落ちついてるね お母さんと話してる気分 私だってドラゴンの中じゃ若い方なんですよー さて...お買いもの行かないとっ 「こんなこと」をしているつもりなの?と 今を楽しんでいるのは間違いない ずっとこの時間が続いていてほしいと願っている いつか戻らなくてはいけないのだ 帰る理由が増えたらどうする? 「むこう」の戦況がもっと悪化したら... 今の傷が完璧に癒えたら? 私がもっと戦いをほしくなったら そう思うとわけもなく焦り始める自分がいる 死んでしまったら...? わかっていたことじゃないか 人間は簡単に死んでしまう 命も短くあっというまだ ドラゴンはこの星が終わるまで生きていられるのに 覚悟を決めてここにいるはずなのに... こうして反復してないと落ちつかない 私の居場所はここにあるのか? 小林さんの顔を見れば忘れてしまうわけで... そうだ...小林さんがいて..カンナがいて... 私の居場所はここなんだ またトールの変な知り合いだったりして ヒールの部屋元ながらのうーとーはあいいな! トールの親について想像してみたことがあった。 厳格で強く高圧的で・人間を殺戮するようなそんなドラゴン トールを見てるとそんな感じかなって だが実際目の当たりにすると... この世界に迷惑をかけてはいけない 単純な話ではないらしい お前が姿を消したことそのこと自体には何も思わない つらいこともあるなら慰めもしよう 不干渉と定められているのだ 私は...ここにいたいです ここが私の居場所だから... 理不尽なようだがこの世界がお前の居場所になることはない 何故ならお前はドラゴンだからだ この世界にドラゴンはいない でも...この世界にもドラゴン...いやそれだけじゃない者の記録がいくつも.. 我々の世界の伝承を持ち込んだ者がいるにすぎない この世界はお前を認めない 人間として慎ましく暮らしてみるか? 口を出していいのだろうか こういう言い方は卑怯ではないか...と でも私はトールの意志を尊重すべきだろう 親子の話に口を出すのはよくない 放つ言葉によっては蒸発するのはあなたになる どうか気をつけてしゃべってほしい ドールは帰りたくないってさ! あなたはこの世界に不干渉なんだろ? だが殺さない程度のことはできる それじゃ私の意志を変えられない! ...そもそも何故トールを受け入れた? 厄介なものだと理解できたはずだ え?あー会社に遅れそうだったから... 私はトールに対して情愛はあるつもりだ 私はトールに対して情愛はあるつもりだ だが世界のルールは守らねばならない 強大な力を持つドラゴンだからこそだ 秩序を守るべき立場のドラゴンがこの世界にいることがわかれば 影響されて他の者もやってきてしまう 今でこそ平気だがそのうち侵略を企む者も出るぞ そうしたらどうするのだ それをトールのせいだとは思わない きっかけをこじつけて責任とすりかえただけだ まさかトールが好きなのか?人間が... トールっていい子じゃん 明るくて楽しくて時々陰があるけどそれ隠すように笑って 私のメイドを持っていくな 私をびぴらすお前がこの世界にいるんだぞ... わがまま言っちゃってごめんね... 何をあなたにあげたらいい? 全部...全部あげます どうもこんにちはクール教信者です この度は小林さんちのメイドラゴン二巻をお手にとって下さりありがとうございます ファンタジー的な要素を含むこの作品ですがファンタジー特有の設定の多さというものを私は好んでおります 特に元ネタが存在するドラゴンは伝承や強さを調べるのにわくわくしますね 図書館で眺めてると一日終わったりすることもあったり ほしいと思った資料がまったく手に入らなかったりと苦労もありますが 「のわりにはトールは調べた知識をあんまり使わず作ったキャラかなと思います 適当にいいなーと思った要素を軽く入れている感じです 何故だ...神話や伝承に基づいた重厚な密度を持つドラゴンを描こうとしたはず... それは作品のジャンルを変えないと駄目ですねー トールの人外度合いですが結構ライトですね もうちょっとドラゴン成分を濃くするとこんな感じ? カンナを濃くしたらこう 私のウサギ成分を潰くしたらこうなる それでは次の巻でお会いしましょう ありがとうございました 月刊アクション発コミックスを無料で試し読み。 専用アプリをダウンロードして、読み取り用画像に「かざす」だけ!第スマートフォン、タブレット端末のみ対応、 (一部未対応の機種もあります) 読み取りには専用アプリ無料 のダウンロードが必要です 小林さんちのメイドラゴン@ それでも、これからのお客様においておいしくださいませんが、お客さまにお願いしました。 「双葉社の書籍・コミック・ムックが買えます) 本書のコピー、スキャン、デジタル化等の無断複製・転職は著作権法上での例外を除き試しられています。本書を代行業者等の第三者に依頼してスキヤンやデジタル化することはたとえ個人や家庭内での利用でも著作権法違反です この物語はフィクションです。登場人物・団体等はすべて実在のものとは関係ありません。