アイリス・ラーナ・アルメリアアルメリア公爵家の令嬢で領地の経営を一任される。日本の税務事務所で働いていた前世の記憶がある モネタ商業ギルドの副会計士 ターニャアイリス専属の侍女意外と武闘派。 生真面目な性格のアイリスの護衛。 いつも飄々としているアイリスの護衛 公爵家の図書室の司書。 エドワード・トーン『スメート ベルン・ターシ・アルメリア アルメリア公爵家の嫡男で、アイリスの弟 アイリスの父で、公爵家当主。王国の宰相。 タスメリア王国の第二王子。アイリスの元婚約者。 ーアズータ商会で働く聡明な青年。 メルリス・レゼ・アルメリア アイリスの母。社交界で絶大な影響力を持つ。 ガゼル・ダスアンダーソンアイリスの祖父。タスンリア王国の将軍 男爵家の令嬢エドワードと結ばれ婚糸 ドルッセン・カタベリア騎士団団長の子息。 アイーリャ・フォン,タスメリアタスメリア王国の皇太后。 ミナ孤児達の面倒を見ている少女。 ダリル教教会の司祭。アルメリア領の学園に通う エドワードの母で、王国の妃。 ただいま帰りましたお祖父様 今日は何をお伝えしたんですか? お祖父様たちもいいところにお眠りよね 思い出の詰まったアルメリアの屋敷をいつでも眺められるんだもの 領地を騒がせてしまったお詫びとこれからも見守ってくださいって 先々代って柔和でいつもにこにこしてたような あんま見たことないけど 領主代行として領地のこといろいろ調べていたら、 あちらこちらにお祖父様の痕跡があってね でもすごい人だったのよ その地盤があるから今の私が改革を行えるの 皆この地を愛していたのね 代々の領主がアルメリアの未来を思って仕事をしていたのを感じたわ だから私もその思いをきちんと繋いでいかないと そのためにも明日から仕事を始めるわよ! そんな生き急がんでも.. 歴代の領主がだけて出るわけじゃあるまいし 程々になさってくださいね... こっちは決裁済みよ戻しておいて そっちは直してもらう分よ それとこの計画は無駄な予算が多すぎる根拠を提出させて これは担当者を呼んで詳細を知りたいわ こちらは至急判断して頂きたい件です。 そうね橋が壊れたらあそこの地区は孤立してしまうもの 崩しでも崩しても新しい山が.. そういえばそろそろ各地から税の報告がくる時期ね? そうーいけない目下の問題 しかし今の人数でさらに業務が増えると思うと、 アルメリアは現在深刻な領官不足なのだ 破門騒動を受けて仕事を放棄した頷言は本間会後も戻ってはこなかった 計算の手伝いや書類の整理など人手が必要な仕事については 商業キルドへ臨時の人材募集をかけています が...芳しくはございません うちは誰でもいいという訳でもないしね ディーンの様な逸材がまた来てくれればいいのですが、 ...私としても余裕のある環境を作りたいと思ってる これから来る税の報告書はアルメリアの経済指標になるから念入りに読みたいし ―今年も収益・収入の数字が多ければいいのだが 今年も収益・収入の数字が多ければいいのだが そうしたら個々人の消費の活性化や商会の事業拡大でアルメリアの発展が見込めるよ 学園で学んでいる者であればそれなりに力になるでしょうし 学園の領官科へ募集をがけるのはどう? 学生の面々も現場の雰囲気を掴むことができる... 身元も保証されてるし悪くはないと思うのだけれど 妙案ですね早速打診してみましょう 学園長が了承したらその後の交渉は任せてもいいかしら ...ターニャもお願い それとねその者たちに新しい教会に集まるよう伝えておいて 破門騒動で領官の仕事を放棄した者の名簿を作ってちょうだい できれば人物像や交友関係も一緒に ...これで今日の仕事は終わりっと... もしやと思いましたが.. まだ仕事をされていましたが そろそろお休みください 今の仕事ぶりですとまた倒れられますよ ターニャの報告を聞いたらね 蟄居している者とは別に 他領に傾いた者もいた...か ...人は移ろいやすいものです 確固たるものを持っていなければ目先にとらわれる者がいても仕方ないかと それにトップが小娘だと尚更でしょうね 貴女も調べていて感じたでしょう 教会の件は伝えてくれた? ...はいその旨を書いた手紙を手配いたしました。 それじゃあその日を空けられるよう調整、お願いね。 今日は来てくれてありがとう 来ていない者もいるようだけれど... ここにいる貴方たちは破門騒動の時に領官の仕事を放棄した者 でも私は貴方たちから退職願を受け取っていない だから貴方たちはまだ領官よ 抹消されているとばかり... 今日は貴方たちとお話をしたくてここへ呼んだわ 私に何か言いたい事はない? 領主の方の手となり足となリ職務をこなすことです 私もそうだと思います... ――でも今の言葉通りだとすると 貴方たちは領官ではないということになってしまうわね? 今の貴方たちは私の手足ではないわ 私に逆らって仕事を放棄したのだもの 破門騒動に憤りを感じたのか ただ流されて行動したのか知らないけれど なぜ貴方たちはそのようなことをしたのか ...僭越ながら問い返させていただきたい ...質問を質問で返されるのは好きじゃないわ 私の答えを出すには必要なことなのです 領民に誇りを持たせることを 豊かに発展させ生活を保障する そして領への帰属意識を持たせ 私も...領主は民に夢を見せ守り導くものだと思います それが領主の役割だと私は思っています。 ...言葉が足りないわ 貴女が治めるようになってから領地が活気づき 貴女自身に「そして貴女が行う領地改革にも不信感を覚えさせるには十分です だから抗議するべく蟄居しました 貴女にー領の未来に夢を見ました アイリス様がそんな方だったとは ルイ様は王都からお戻りにならないのだろうが 銀行に預けてる診金は大丈夫なのか? 頷を任せるからこんなことに 貴女は民たちの心の拠り所である教会から罪を問われたのです 本当に信じていいのかーー? 私たちはきたい..期待を裏切られた 私のような小娘に仕えるのが気にくわないという気持ちは? 急に領主代行になった小娘が訳知り顔で指示を出す 領地改革と言って今までのやり方に口を出してくる ...そのような思いがあったのは否定できません ですが先ほど言ったことも私の本心です 貴方にとって領官とは? 領主の手となり足となるし、 でもそれは民の生活を守り領地を豊かにするためです 領主の命よりも民を顧みるのが一番というわけね なら私に抗議したことは間違っていないわ 民を思ってしたことだもの 民のための領官であると そんな顔をせず誇りを持ちなさい 私は最初に言ったわよね 貴方たちはまだ領官だと 民のための領官ならば仕事を放棄している現状は罪なのでは? 貴方たちに忠も義も求めていないの 味方になってもらいたいと思ったことなんて一度もないわ 求めるのは仕事の成果だけー 頷民のために仕事をしなさい 貴方たちは守られるだけの立場じゃない 守る立場にいるのだから それを誇りに思いなさい 今回の件は不問とするわ ...仕事へ戻らないの? 我々を許して下さるーーと? 「知らなくていいことよ」 それとも貴方たちも...そうなりたいのかしら 「随分苛烈なことを仰いましたね お嬢様らしくありません... 王都におられる時から変わられたと思っておりました 無理をしてご自身を悪く見せているような... そんな気がしてならないのです そう見えたのなら間違いじゃないわ 王都での出来事で少し考え方が変わった気がするの 地に足がつき本当の現実に歩踏み出しだ 理想を追いかけただただ『前進をして 今までは転生という非現実を前に夢を見ている感覚だった その隔たりを見ないようにして ここは確かに現実〟だと でもその甘い考えは打ち砕かれた 美しいものばかりは見ていられない立場なのだと 他者に喰われるような隙は見せない 今の「私は甘く柔らかなものに守られた少女時代に かつての『ワタシ』は前世の世界に それぞれさよならを告げたのだー ここに選んだのは何か理由が? 私は神を信じているわ! 本当に存在するのかは分からないけれど 破門騒動の象徴の場そして私の覚悟の表れの場 でも信じているのは神であってダリル教ではない ぴったりだと思ったから 国教なのに!と言いたいのでしょう? でもね今回の騒動で証明されたじゃない 教会は清いだけの組織ではない...って 世俗の政にも関わってくる 神の代理人を謳っていても 人が運営する組織である以上、思惑や思想が混じりあい元の形から歪み変質する! でもだからこそ私はダリル教に信を置かないー それは仕方のないことだと思う この先も教会が神の名を盾に民を蔑ろにすることがあれば... 領官である彼らにもそんな覚悟を持って欲しいと思ったのよ 言葉を鵜呑みにするのではなく 組織に阿るのではなく自らの手で民を守るのだとね 阿ることなく従うこともなく だから彼らをここへ呼んだわー 私の勝手な思いではあるけれど この教会を建て直したのだって本音を言えばダリル教を思ってのことじゃないしー ...院の子たち... なんでここにいるのー? あのねこれからあそびの時間なんだ先生のとこいっしょいこー! でも私が突然行ったらミナ先生驚いちゃうわ だから先に行って伝えてくれない? 帰っちゃわない...? ほんとに...きてくれる? 私のなかであの子たちは小さな貴女なのよ 目についた貴女しか拾い上げることが出来なかった:: それにずっと胸が据えていた これからは子どもたちを守れるようできる限りのことをしたいと決めていたの: 「だからあの子たちの未来を守れて ...彼らは幸せですね 本当によかったと思ってる だって彼らは小さな私なのでしょう? 今の私が幸せじゃなかったら彼らの未来は真っ暗になってしまいます :でも幸せならよかった そろそろお隣の院に行きましょう きっと首を長くして待ってるわ アリス様がここに来る...!? 礼拝堂へ行ったのですね 今日はダメだと伝えましたでしょう? アリス様が来たって.. それと危ないですからここにも勝手に入ってはダメですよ お待たせしましたア...アイ...アイリス...っ ア:アリス様ターニャ様 よっようこそいらっしゃいませ...っ 今日は教会をお貸しいただきありがとうございました お役に立てたのなら幸いです ...:院に来られるなんて何かございましたか? お二人にご挨拶と... あ!アリスおねえちゃん! 友達とは子どもたちのことだったんですね なぜアリス様はあんなにもお優しいのでしょうか 破門騒動は私たちが原因のようなものなのに 私が教会や孤児院のこともっとしっかりできていればあんなことにはならなかった。 じゃあ私は捕まえるひと! なのにアリス様に教会を建て直していただいて 巻き込んで背負わせてしまった それでもあの方は他人を責めるわけでもなく、変わらず私たちを守ってくださる ...それが歯がゆいんです タオルを準備して参ります 少し休憩させてもらっていいかしら ここの生活で問題でもあった? とってもよくして頂いています! 何かあったら遠慮無く言ってちょうだいね 今日はお顔を見れて嬉しかったです 今度は街へも行って下さいませんか? お見えにならないので..皆心配しているものですから ー...街の皆の前で身分を明かしてしまったからね 警備上それは難しいかもしれないわ 正体を知って態度が変わるのは仕方のないことだと割り切ってる けれど...今回の騒動で街の皆には要らぬ不安を抱かせてしまったでしょう。 直に街の人の反応を見ることが 私に対して言いたいことがある人もきっといるはず ...なんてお役目失格ね! どんな罵倒がくるのかと思うと...ね 私たちを馬鹿にしないで下さい...! 確かに私たちは目の前の生活で「いっぱいいっばいです」 明日も平穏に暮らせるよう眠りにつくー 狭い世界で生きていて上が何をしているのか知ることもありません ―でも私たちは無知ではないんです 今の平穏な日々がどれだけありがたいものか知っています 明日の食事の心配をすることなく仕事があってお金を得る術があってー そしてその生活をあたりまえのものにしようと日々頑張って下さる そんな貴女のことも私たちはちゃんと知っているんです! 確かに街では一時責める言葉がありました。 でも今はそんなことない いつも『生活が悪い方向へ向かっている」と嫌な空気を感じた時です。 でも今は皆笑顔で政をーそしてアリス様の話をするようになりました。 『最近暮らしやすくなった 『不毛の地でも商売をして生活ができるようになった 貴女は私たちに沢山のものを与えてくれたー 『読み書きができるようになり行商人に騙されることもなくなった 私は貴女を責める人を許せません 「たとえそれがアリス様ご自身であっても だからこれ以上自分を責めないでドさい...! 先生ねえちゃんをなかしたー は...っはわっあのっ 先生が良いことを言って下さってね 私とっても嬉しくって.. 嬉しくて涙が出てしまったの ラフィエル司祭ありがとうございました 目の腫れはいかがです? ...今日はいろいろとすみません 子どもたちと遊んで頂いたばかりかミナも失礼なことを... こちらが遊びたいから遊ばせて貰っているのです それにミナさんの言葉は本当に嬉しかった ...ミナが聞いたら喜びます また街へ行けるよう新しいお忍び用の服を準備しないと すみません...礼拝堂でのやり取り聞かせて頂きました 他者に優しくご自身に厳しい方ですね あのやり取りを聞いてもそう仰るんですか ...優しいのと甘やかすのは別でしょう ヴァンは他の者たちと奉仕活動をしていますよ 学園を卒業しただけはありますね...詰めは甘いですが 貴方が見ていてくれるなら安心できます 私の方こそ返しきれない御恩がありますので... ...それではそろそろ失礼しますね ...ご迷惑をおかけして申し訳ないけれど 皆疲れて寝ちゃって... 今日は本当にありがとう ...あアリス様お帰りになるんですか...? 話しかけるなんて恐れ多い.. 話しかけるなんて恐れ多い... 街のいたる所でアリス様の名前を聞くの 花屋のおばちゃんも...食堂のおじちゃんも... それだけこの街に「アリス」として馴染んでたってことよね... 貴族らしくないけれど誰よりも貴族らしい 民を愛し民に愛される方だね 新しい服を準備すると言っていたからね きっとまた皆の前に姿を現してくれるよ どうして足音を消して近づいてくるの? これはこれほ申し訳ございませんユーリ様 性分でございますればどうぞご容赦を いつもと違って随分丁寧な口ぶりなのね ユーリ様貴女のお立場を考えれば当然ですよ 全く...素晴らしい手腕で タスメリアの王太子妃として頼もしい限りです ...ディヴァン貴方には感謝しているわ 私を保護していろいろなことを教えてくれたのは貴方ですもの だからわざとらしく持ち上げないで さっそくおねたりをしなくちゃ ...貴女が以前のパーティでお気に召していたアルメリア産のドレス 少数ながら販売に漕ぎ着けたようですよ 貴女のためならきっと手に入れてくれるでしょう それは貴方のせいじゃないの? あの件を失敗したせいで彼女が貴族社会に残ってしまったから ドレスの生産によりアルメリアが更に富んでしまう せっかく教皇様を「紹介してあげたというのに... ...ご助力頂きながら申し訳ございません そのせいで彼女さらに強かに!なってしまったじゃない ―...本当に彼女がお嫌いなのですねぇ はじめから何もかも持っていて それを当たり前だと思って!享受しているのが本当にイライラする 下町にいる時から思っていた 学園を退学した時はもっと無様な姿が見れると思ったのに... 私のいる世界はここじゃないって こんな場所でくすぶって埋もれるなんてありえないってー そしてこれからも頑張るの この国を手に入れるのも夢じゃないわー 本当に頼もしい限りですねぇ だから私はここまで頑張ってきた 貴方の言う通りにしたらヴァン君姿を消しちゃったけど... 彼はまだ本領を発揮出来ていないー ...王子様とはどうですか? 貴女が突き放すことで初めて役に立つように、なるんですよ お母様のようにならないか心配するべきでしょうか? お母様と同じにはならないわ ―それはようございました 変なことを言うのはやめてよねディヴァン これでしばらくの間あちらにいても問題はないですね やらなきゃいけない以上のことをしているんですし 大体この書類だってどうしてこちらに回ってきているのか: 政務を担うものは何をやっているんでしょうね? ...王宮内も深刻な人材不足というやつだ こうも王宮内がコネやら賄賂やらに塗れていればな... 優秀なものほど早々に見切りを付けて辞めていく 足の引っ張り合いで仕事になりませんからね 今の王宮内は一番質が悪い 人手はあるのに生産性が全くない ―アルメリアとは雲泥の差だな 向こうは純粋に人手が足りないだけだから 一時間後に起こしてくれ 休まれるなら寝所へ... いつからだろうこうなったのは 御子がお産まれになった 幼い頃から王宮で大人たちに囲まれて生活していた 冷めた子どもだったと思う どうして王宮にいる者は皆嘘をつくのだ? 言っていることと思っていること 痛いところを突くと皆表情が変わるんだ さっき来た者もわたしをほめていったが本心は別のところにあるのだろう? 言葉の裏に隠された真意や悪意を読み取るため そして、人を見る目を養うため 自分がどのように振る舞うとどんな反応が返ってくるのか 犬人たちを観察するのが日常だった お名前はエドワード様だそうです 弟君がお産まれになりました 正室で伯爵家である母と側室で佐島家であるエルリア 家格は侯爵家であるエルリアが、 ...元から争いの火種はあった それに加え弟が生まれたことで土台内でエルリアに傾倒する者が増加 王座争いの火種が遂にに燻り始めたのだー なぜこれだけの悪意に晒されてまで王宮に留まるのです 王宮は相応しくないと私は思いますー 身体が弱く争いを好まない穏やかな人 お祖母様のように離宮へ入ることも あの人を愛しているから 理解できないと笑えればよかったのに 今思えば彼女は全てを受け入れ覚悟を決めていたのだろう。 それを信じ留まり続ける彼女 王宮での拠り所は王の愛ーーそれだけ 微笑みながら王を愛していると言う彼女 王は一人の人間でありひとつの『装置』だ 国家という大きなものを動かす象徴的な―『装置』 なのに装置になりきれず愛情に駆られ家格の釣り合わない彼女を正妃にした はじめから『装置』として徹していればいいものを 王に見初められなければ 心が苛まれることなく、 身に危険を及ぼすこともなく、 きっと今でも彼女は穏やかに暮らしていたはずだ! 妹君がお産まれになりましたよ ...恐らく私はそう長くないわ アルフレッドお願いがあるの 私がいなくなったらきっと王の籠愛はレティシアに向けられる そしてエルリア妃の憎しみも 「私たちアンダーソン家で 従者へついて行って下さい どうか人に見つかりませんよう 誰にエルリア妃の息がかかっているか分かりませんので はじめまして:お祖母様 レティシアを庇護して欲しいのよね それを受け入れてくれたら庇護しましょう レティシアと共に貴方も離宮へおいでなさい。 私の下で力をつけ自身を守る地盤をつくるのです そしてエルリアとその実家であるマエリア候爵家の増長を食い止める ただ王宮には貴方を守る術がなさすぎる 王位に就くべきだと考えています それが現時点でのこの国の決まりなのだから 今の貴方があそこに居続けてもいずれかの勢力に担ぎ上げられ傀儡になるのが関の山でしょう それにね...もし仮に貴方が王宮から離れても マエリア候爵家は命を狙いに追ってくるわ 貴方には王の血が流れているから そしてその血は国の権力の象徴 今の状態でエドワードを王位に就かせたくはないの 第一王子がいるのに第二、王子が主になれば貴族の権勢によって王位を自在に変えられると思わせてしまうでしょう それを一度でも許せば王宮内の腐敗は進む 欲深き貴族にとって王という存在は甘露 隙を見せれば喰われ国にすら傷を残します 立ち回ったりするよりも二番効率的かつ安全 だから貴方は王になるために 付け入られないようにするために 力をつけなくてはならない それに離宮へ留まれば私が貴方たちを守ってあげられます 数年間身の安全を確保され研鑽もできる あの時..『現時点で第一王子が王になるべきと皇太后は言った それなら私が手放しては惜しいと思える子になりなさいね このままお祖母様が離宮へ引っ込んでいられるようせいぜい頑張りますよ 楽しみにしていましょう 俺が将来王位争いの土俵に立てるか否かを もし思うように第一王子派の地盤を作れないと 『王の器ではない』一国を緩め上げるなど論外... 皇太后に下され俺の価値はなくなる 国の存続が三番という訳が 皇太后は強権を発動して第二王子を王位に就けるのであろう そして第二王子を傀儡とし 皇太后自ら実権を握るつもりだ 逃げ道もきれいに塞がれたな シャリアが死んだのにー どうして王はこちらを向いてくれないのー そういえばアルフレッド 我が最愛の妃は娘を産んでおったな さぞ:シャリアに似て美しい子なのだろう? 父上そっくりだと懐かしそうにされていました それ以降、上は決してレティシアに会いたいとは言わなくなったー 離宮にいるのも長くなったろう? 世間では俺の存在が忘れられているようでな 王宮に潜り込んで政務官の真似事をしたり、 軍に潜って訓練を受けたり 名を変えて学園にも通ってる 意外にバレないものだな ...今日は商業ギルドにでも顔を出してみるか...? アイリスとの最初の出会いだった 今日のお仕事はおわったかしら? 少しおしゃべりしてもいい? 親元を離れて住み込みで働くって大変ね... 彼女は俺を使用人見習いだと思っていた 今日もお母様と一緒に来られたんですか? これからあんまり、屋敷から出られなくなっちゃうんだ でも王族にーということはまさか第二王子と婚約を? 王族になるための勉強をしないといけないから まだ言っちゃいけないんだった.. 大丈夫、誰にも言いませんよ おばあちゃまと同じ反応! 素敵な方なんだからエド様って! エド様の誕生会に出席したときエド様は私を励ましてくれたのよ 私パーティに行くとよくみんなに褒められるの でも褒められてるのは私自身じゃなくて公爵家に生まれた私 私を褒めてお父様に、取り入ろうとする人 でもそんな悩みをエド様は笑い飛ばして下さったのよ 『卑屈になるなお前はお前だ自信を持て』って その代わり領地に戻って勉強しないといけないんだって だからあの方の隣に立ちたいと思ったの やっとのことでお許しを貰えたからうれしくって 悪い大人たちからエド様をお守りできるように 領地に戻るからお父様となかなか会えなくなっちゃう... 筆頭公爵家とエドワードの婚約 俺にとって脅威以外の何ものでもない」 死ぬ訳じゃないんですから 会いたいと思ったら、会えばいいんです 悪い人人たちに第二王子が利用されないようにたくさん学んで下さい そしてエルリア妃より自分を選んで貰えるくらい愛されて下さい そこまでいけば貴女の努力は報われます そうなったらいいな...とは思うけど... エドワードをエルリア妃やマエリア家から遠ざけてくれれば 願掛けのおまじないですよ 妹に教えてもらったんです あのときは彼女にこんな感情を持つとは思わなかったー 殺伐として薄っぺらい笑みを貼り付けた者ばかりの中に花が咲いたようだった。 少女のような笑顔を見せこの世の不条理に怒り己の力が足りないと涙を流す。 新たな考えを披露し理想を追い前を見て走り続ける 表情をころころ変え感情の豊かさを見せたかと思えば 歯を食いしばり様々な気持ちを押し殺して政務に打ち込む ドロドロに甘やかしてしまいたくなるし 他者に心奪われるくらいならと胸の中に閉じ込めてしまいたいども思う 俺にはあの王と...同じ血が流れている ほーんと蟄居してた人たちに戻ってきてもらってよかったわー まぁ:それでもまだ残ってるのだけど... ターニャお茶くれるかしら 急でびっくりしちゃったわ 王都で会った以来かしら よかったらお茶を飲んでいって せっかくだし情報の共有もしておきたいから ...その節は本当に妹が失礼しました 教会と院でそんなことがあったんですね 貴女が一番忙しい時期にこちらへ来ることができなくて 貴方にも色々事情があるでしょうし ーでもミナさんの言葉ほんとにありがたかった あの言葉を聞いて私はもっと民の気持ちを汲まなければならないと痛感したわ それから街には行かれたのですか? 未だに尻込みしてしまう自分がいる ミナさんの言う通り大半の民が妊意的に見てくれているとしてもー 行きたいとは..思っているのだけれども 溜まっている仕事をそのままにしてはおけないし 行きたいと思っているのですね? ならば私も全力を出します。 貴女のことですから少しでも仕事が残っていればそれを理由に行かないでしょうし ーという訳で仕事が一段落したら街へ行ってください それでは精神衛生上良くないと思います 先送りにし続ければそれだけ行きにくくなって気持ちだけが膨らんで そしてきっとズルズルと引きずり続ける ディーン協力してくれる? 戻ってきたばかりで悪いけれども... 早速、領官たちのところへ行ってきますね ...騎士団長のご子息ですよね ドルッセン・カタベリアをご存じですよね アルメリア領とお嬢様周辺のことを探っているようです ...気配を感じなかった 王都で小耳に挟みました。 ですがなぜその情報を私に? アンダーソン侯爵家の伝手...と言えば信じて貰えるでしょうか ガゼル様ですね...なるほど 私はただの侍女ですが、 「今回の情報は至急確認頂きたい だからこそ一番に貴女に伝えるべきだと思いましたが... 貴女のそれは武を修めた者の動きです その力をお嬢様のために使わない筈がない 武を修めた者ならライルやディダもいます 彼らは護衛ですそちらへ言うべきでは 彼らは護衛ですそちらへ言うべきでは ターニャさんは護衛ではないのですね? ...言葉が過ぎました どのような類の武を修めたのか見当がつきます お嬢様の手足になっていると 考えるのが妥当でしょう。 ...左様ですか... どのような道を歩まれてきたのでしょうね? ...そのような所作は極力控えていたのですが、それでも気付くとは 「商家の息子」なのでしょう? 力強く調進されております 貴方からお嬢様にお知らせ下さい 何を驚いているんですか 私は茶器を片付けて参ります 今のお嬢様は自身の足で てっきり「不確かな情報でお嬢様のお心を煩わせるなんて」 大した理由もなく立ち寒く訳には参りません 私の役割はお嬢様を真緒でくるむことではないのですから ...と仰って貴女自身で確認してからお伝えするものがと 身を守りたいと道を塞ぐのはともかく 間違っても目や耳を塞いではならないとー 貴方はお嬢様を陥れようとする者ではないでしょう? ー早急に確認と情報収集よろしくお願いしますターニャさん あ!ディーン待ってたわ 今日は街への同行お願いね 今回の護衛は貴方だけですから 万が一を考えてお嬢様とはすぐには分からぬよう変装を施しました ドルッセンのことで少し調べることがありますので 今はライルもディタも領都から離れています お嬢様の事よろしく頼みましたよ 貴方のおかげで仕事が早く終わって!! 貴方のおかげで仕事が早く終わって... その手腕には感心するけれど その手腕には感心するけれど 一体、領官になにをしたの 一魔王様が再降臨された...』ってうなされるように呟いていたり 『休み貰っておけばよかった...って嘆いていたり 財のメンバーだけは「勝ってみせる...!」 優秀な方ばかりでつい熱が入ってしまうんですよ って闘志を燃やしていたけれど... たくさん人がいるのは治安がよくて豊かな証拠ですね はぐれてしまいそうですから アリス様今日はまずこの辺りを歩きませんか ええ今までは教会や市の周辺が多かったでしょう? たまにはこういうところを見て回るのもいいかなと 話題の菓子店の話も仕入れてきましたし 話題って..その話の出所は財じゃないわよね? あのお店も見てみたいわ ええ商業ギルドにいた時にお世話に ...奥でお話しさせて頂いても? アリス様すみませんちょうどこの方に話があったのでー さっきいた兄が時計屋を営んでいまして 宝石屋さんに時計ーー? 店の中に必ずいてくださいねすぐ終わりますから 私が時計に宝石で装飾を施しているんです 埋め込んでいる宝石はサファイアです 貴女の瞳の色と同じ色ですね この時計いただいていきます させていただきました。 お待たせしました行きましょうか? いつも行く食堂に寄りたいわそれと市にも 氷菓子確かにおいしかったわ 話題になるのが分かるわね この路地以前見たところと似てるなって... 領主代行になったばかりの頃視察した東部港町の路地とそっくり 興味を惹かれて路地に入ろうとしたけど...止められたの ディダがすごい剣幕でね ...それはそうでしょう スラムともまた違う薄暗い世界 ギラギラとした鋭い瞳苦しいほどの重圧感 本能で危ないと感じるほど雰囲気も秩序も表の世界とは異なる場所 ...でも領地としてどのように扱うか考えなくてはいけない場所でもあるわ ここがあるからこそ表の秩序が保たれているのも知っているけれど アルメリア領にもそういう闇が集まった場所がある ―こういった組織を整理するのであれば その後の秩序をきちんと考えなければなりませんね それか存続させたまま従わせるか どちらにせよ力をつけないと 私はあの時より少しは力がついた成長もした 今ここに踏み込んだらディダはなんと言うかしら 自身がかつてそこに居たからこそ関わって欲しくないと アンダーソン家の下で訓練をしていた時に少しだけ聞きました ...お嬢様はそれを知ってなおディダをお側に置いているのですね ディダは私にそういった面を見せたことはないもの 知らない過去よりも共に積み重ねてきた時間の方が大事だわ 何より私にとって大切な家族よ どうぞお好きな席に座って! わたしアリス...です みんな待ちわびてたんだからね ご馳走するから食べていきな! 前世では仕事に目々の全てを探けていた 心動かされる時間はゲームをしている時だけだった。 そんな前世の世界では感じ取れなかったこと しあわて幸せなことだろう。 屋敷に入る前に少し庭を散歩しても! 湖に月明かりが反射して...夜は夜で格別な美しさね ...あのねディーン破門の件ありがとう お礼を言っていただくことじゃありませんよ 貴方がラフシモンズ司祭との繋がりを作ってくれたからこそ 勝ち取ることができた無罪よ 本当に貴方には助けてもらったから 誰かに弱音を吐くのを心の何処かで恐れているのだと思う。 自分のせいで迷惑をかけているのに.. 誰かを求めないよう誰かに希望を持たないよう弱い自分を奥に隠して ―あの時私は貴方の言葉で確かに救われたの けれど独りは寂しいから頼られる自分を前にだして 子でもあの時は限界だった。 だから...ディーンが頼っていいんだと言い聞かせてくれた時 それなら仕事でも使えると思って ...開けてみてください 貴女はあの時のことについてお礼を言ってくれましたが 厳しい言葉をぶつけたのも事実ー 解決したことへのお祝いです あそこの兄弟とは顔見知りで... お揃いの彫っておきましたから! 今日受け取った時にサービスですと言われました。 差し出がましいことを申し上げますが この片割れは貴女に持っていて欲しい ここが...アルメリアか 「ディダさんがライルさんを大好きなよことは、よく知っています。ですが、ライルさんにとっては折角の休みです。ゆっくり休ませてあげては、いかがですか?」「大好きだからこそ、その人のことをもっと知りたくなるのが人の性じゃないかあ? あるんですよ」一確かこの前、姫様が注意していたよなぁ。休みに仕事している奴らが多過ぎる、休みは休めって」「そ、そういえばそうでしたね」そういえば、メリダが一度は食べてこみたいと言っていた噂の菓子屋、目、星がついて、予約も取りれたんだけど... 冷たくあしらうセイに、けれどもディダは笑みを深めた。今日は、セイも休みだったよな?え、ええ。そうですよ。ですが、帳簿の整理とか色々作業したいことが ディタが慌てたり恥ずかしがるようにこな言葉を選んだが、当のディタは楽しそうに平然と言葉を返した。さて、という訳でセイ俺と緒に出かけようぜ」何がどういう訳か分かりませんが、お二人でどうぞ。僕は仕事中です ...あ、ライルさんが店に入りましたよ。確かあそこは...武器屋、だな」一人はライルから距離を高きつつ、こっそりと物陰に隠れていた。流石ライルさんですねえ...休日も職務のことを考えているなんてセイも似たようなもんだろ。まあ、あいつは下がつく程の真面目だから、 「さて、行きましょうか。ディダさん」「...俺、お前のそういう分かり易いところ、大好きだぞ」一何を言っているんですか時は変なので、ですよ。早く行きましょう。...それで当然、その菓子は僕にに譲ってくれるんですよね?」ああ、勿論だよ。メリットダじゃなくて、ちゃんとお前に渡すよ。俺はお前とメリダのこと、応援してるぞ」「な...何のことだかアズータ商会を預かる者として、シェフが欲する物に目を通しておきたいだけです。さて、行きますよそうして、ディダとセイはライルの跡を追った。 ニンマリとしつつ、店のガラスにに顔をくっつけて様子を窺う。...完全に怪しい人ですよ、ともイは呟いたけれども、中を覗くことを 遠い目をしていたディダムが、次にライルが入ってた店を見て再び瞳に輝きを取り戻す。うわ、アクセサリーションプじゃねえかそれも、評判のところ「体あいつは、誰に渡すつもりなんだあ?」 わって、なぞれであいつの趣味は料理なんだ」セイの視線に、観念としたようにディダが呟く。 距離の置き方といいますか...間合いいの取り方が、上手いじゃないです。 「...何となく、それだけじゃないのかなって。だってディダさん、他人との「棒だから心配しているんだよ」 に夢中なディダは気がつかない。...あーダメだ、全然中が見えねえ。仕方ねえ、今度カマかけてみるか」今更ですが、どうしてそんなに気になるんですか?」そりゃ、相棒だしなあ。あいつは、街中でどんなに綺麗な女の人に声をかけられようが、知らんぶり。...強引に迫られた時には流石に赤面していたけど、全く女の影がないんだ。気になるだろう?」その言葉だけ聞いたら、相棒だからというより単なる野次馬ですね」「奥歯に物が挟まった言葉だなあ。さっきの言葉、本心で言っているけど しからの信用が足りりないってことか」 ディダの言葉に、セイ・は慌てたように口を開く。いいえ...ディダさんの信用が足りないとか、そういう意味でなくて からセイはそう言って、柔らかく微笑んだ。僕は戦えないので、ライルさんやデ子ダさんの覚悟は分かりません。きっとと、僕には想像もできないような選択をしなければならない時もあるのでしょう。ですから前のこと、一人の絆は。誰にも立ち入れないほど深いそんな相棒と呼べるデイダさんが隣で生き残り、続ければ、きっとライルさんは安心して世界を広げる歩を踏み出せると思います」ふーん...まあ、つまりその、なんだ...俺は未だ相棒として、ライル じゃないですか?「そうだよ。でも、それが行き過ぎていいろっうか...。どんな騎士だって、休息は必要だ。けれども極端な話、あいつにはそれがない。全部、姫様を守ることに傾いていて、自分がいつ死んでも良いように親しい人を作ることすら恐れているような、そんな気がするんだ」「それで心配になって、ですか。...そう言えば、そんな方がもう一人いますよね?アイリス様の側に常日頃控える女性が。彼女と重なって見えたんですか?」...お前も中々言うようになったじゃねえかいいや、単純にそこは相 突然、ライルがディダに話しかけてきた。「あーいたいた。新しい武器が飲むしくなって、いつもの武器屋には「ほお?」ディダの回答に、ライルの目が光る。 ...その日の、夕刻、「...ディタ。お前、今日街にいたか?」 そうか。ならば、偶然か。...お前がアクセサリーショップの窓ガラスに張り、 そんな焦るセイの姿を見てで、ディダは吹き出した。「冗談だよ、冗談。...けど、そっかあ。俺が、ライルの安心材料のつか、そうだと良いな」ディタは、そう言って微笑んだ。その微笑みにセイもまた、柔らかな雰みを浮かべた。 若干涙目になりながら、ディダが抗議をした。...そもそも人の跡を追いかけ回すなんて「悪趣味なこと、お前以外しないだろう「そりゃ...そうかもしれねえけどさ...。ま、まあそんなことより...プレゼントを買ったのは、否定しないんだな」一番りない奴だな。...アイリス様に、頼まれたんだ。街に出るのであれば、懐中時計の手入れセットトを買ってくるようにと」 「ひでーよ。俺じゃなかったら、大怪我だぞ」 ...ライルが誰かのプレゼントを買うたのかが気になるなー...なんて...ディダの悲鳴が、屋敷をに響き渡ったのだった。 アルフレッド王子との出会いの物語も明かされる! 領官達に下した決断とは 戦争への気運が高まる中、自らの手が血に塗れようとも民のために戦う覚悟を決めたアイリスが 領に帰ったお嬢様はさらに強く、奇烈に!!夜間騒動の際、仕事を放棄した程度を呼び出す。 澪澪亜梅宮スキキャラクター原案双葉はつき このように、「口の前ではないんです」 キャラクター原案双葉はづき キャラクター原案双葉はづき 角川コミックス・エース別にコミッス・エス公爵令嬢の嗜み® 澪亜原作漫画梅宮スキキーーー キャラクター原案、双葉はづき 本電子書籍の全部または、一部を無断で複製、転載、配信、送信すること、 あるいはウェブサイトヘの転職等を禁止します。また、本電子書籍の内容を無断で改変、改ざん等を行ううことも禁止します。本電子書籍購入時にごご承諾いただいた規約により、有償・無償にかかわらず本電子書籍を第三者に譲渡することはできません。本電子書籍の内容は、底本発行時の取材執筆内容にもとづきます。本電子書籍を示すサムネイルなどのイメージ画像は、再ダウンロード時に予告なく変更される場合があります。 この物語はフィクショシであり、実在の人物・団体とは関係がございません。 また、ご覧になるり一ディングシステムによりり、表示の差が認められることがあります。