Tiste.Inconい、いや、いいじゃあの時間

@2006,Ninlendo

姫川明

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IIP

姫川

ゼルダの伝説

トワイライトプリンセス

418.静かなる決意...。

#19.オカリコ村...?

420.再び黄昏の領域へ...。

221.金色の銀西び...。

2.生と死と...!!

22.

23.真の勇気...!!

ねえ。誰がための激闘...。

425.オルディン大橋の

一騎打ち...!!

1000年の

#26.逆転...ces

...

Southreastert

partrnap

ハイクレ子供

ハイジu秋、

カカリコネは

48.静かなる決意

ハイラル東部へと

達する広大な

平原へ出るため

フィローネの森を

北上していた。

リンクとミドナは

光の精霊

フィローネが

指し示した火の山

デスマウンテンを

目指し、

ふー

さっきの

精霊の話

聞いてたか?

おまえ

神に選ばれたから

獣になったんだってよ。

はあ...。

フーン、

じゃあもう

戦わないのか。

そんなこと

言ってない。

よしてくれよ、

意味がわからない。

だって、

“勇者”に

選ばれるのは

イヤなんだろ。

おれは、そんな

大層なやつじゃ

ないって

言いたいだけだ。

素直に

受け入れちまえば

いいのさ。

そしたら神サマが

なーんでも力を貸して

くれるかもよ?

おれは、

自分の進む道は

自分で決めたいよ。

神を信じない

わけじゃないけど

...

どこへ

行きたいのさ。

ここは

さっきも

通った所

だよ。

この樹...

ほんとだ。

しまった、ここは

どの辺だろう。

もうすぐ

森の出口の

はずなのに

...!?

道を

自分で

決めるのも

結構なこと

だけどさぁ。

リンクルート

リンクが

森で迷って

いた頃...、

村長ボウに

連れられて

トアル村の

子どもたちが、

トアルネが

黒い壁が

なくなっている

...?

旅立とうと

していた。

いったい

どういう

ことだ!?

村の外へ出るぞ。

子どもたち

みんな

おいで、

早く!

パパ

ママ...

!!

ベス、

体に気を

つけてね。

うう...。

森はここで

終わりだ。

あれが

ハイラル平原

だぞ。

ひろーい!

村長、このまま

歩いて城下町まで

行くんですか?

おれらは

いいけど

子どもらは

可哀想だよ。

おまえたち

村から出るの

初めてだもん

な。

わかっとる。

しかし

それしか

...

見て!

馬車だよ

あそこ。

すんごい

スピード、

ねえ

村長さん!

ほんとだ

馬車だ!!

おおーい

止まってくれ、

止まってくれ

お父さん

だれかが手を

見て!

振ってます。

あれは...

ボウ!?

何?

止まれ!!

どう

どうっ!

レナード!?

え...?

おお

なぜこんな

所に...。

ボウ!

ボウ

では

ないか

久しぶり

だな、

友よ!

娘のルダ

だよ。

応診の

帰り道だ。

おお

ルダちゃんか!

大きく

なったなぁ。

あの平和な

トアル村に

そんな厄災が

わしらは

精霊から賜った

トアルの村を

最後まで守る。

だが子どもたちは

危険から

逃れさせたい。

いつまた

化け物が

襲ってくるか

わからん

からな...

どこへ行く

つもりだ?

平原を

歩くのは

危険だぞ。

あれ...。

なんとか

振り切ったが

...

じつは昨日、

この馬車も魔物に

襲われたのだ。

それにあの

不気味な

黒雲...。

風向きとは

関係なく

広がっている。

ただの嵐や

不吉だ

雲ではない。

あれは...

わたしは、この国に

かつてない危険が

迫っているように

感じる..。

きみの予測は

昔から

はずれたことが

ないからなあ...

かつてない

危険とは...?

ボウ。

雲が

どうか

したか?

トアルの子どもたちは

わたしの村で

あずかろう。

いいのか!?

ありがたい

が...。

カカリコ村が

永久に安全かは

わからないが、

何かあったときは

全力でお守り

する。

ありがとう

レナード

...!!

ボウよ、

長き友

てはないか。

みんな

おいで、

紹介しよう。

カカリコ村の

レナード牧師

さんだ。

お医者でも

あってな、ワシの旧い

友達だ。

おまえたちは

しばらく

レナードさんの

カカリコ村に

行きなさい。

ここから馬車で

二日ほど東へ走った

所だ。

カカリコ村

ってどこ?

あの赤い山の

ふもとにある。

あんな

遠くに

行くの?

村長さん

は?

よろしく

牧師さまの

ワシは村に

言うことを

帰らなきゃ

聞いて

いかん。

待ってろよ。

大丈夫

ですよ。

みんなを馬車に

ルダ!

乗せなさい。

はい!

お父さん。

どうぞ

幌の中へ...

いや!

いっしょに

帰る。

遠くへ行くの

いやあー!!

安全になったら

すぐ迎えに

行くからな。

少しの間だけ

待ってておくれ。

足元気をつけて

くださいね

だ、

だれか

寝てる。

あ...

その子は。

コリン!!

昼なのに

真っ暗だ。

森の出口は

...

平原は

どっちなんだ?

ミドナ、

上空から

見られない

のか。

ワタシは

おまえの影から

そう遠くに

行けないの

いまいましいが

こんな所に

人が?

うわ

あっ!!

ビックリ

した〜。

なぁんだ

人か。

一瞬狼かと

思ったスけど..

寝ぼけたのかな。

こんちゃっスー、

兄さん

トアル村の人?

...には

見えないなぁ。

あの

あっ、そーか

剣と盾

しょってるから、

ちょい

待って!

当てるから

剣士さんだ!

カッコいいっスねぇ。

いけね。

雑談ばっか

してるとまた仕事

アネキに

しなきゃ。

叱られるっス。

おれ、ここで

油売りやってる

キコルって

言いやす。

わっ。

油売り?

兄さん!

灯りも持たずに

森に来るなんて

危ないなぁ。

この辺

洞窟とかね、

昼間でも暗い所が

けっこう

あるんスよ。

そんな時に...

このカンテラ!!

あなたの

暗闇の中で

身を守る

足元を明るく、

旅の必需品っスノ

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いかあ

お代は油一杯の

っスか!?

20ルピーだけ!

まいど

あり!!

さらわれる

私でしまった...

あの...

頭に

鳥の巣が

ああ、

この頭が

乗っ取られ

居心地がイイ

状態ッス。

らしくって、

卵生んじまったらもう

出てけ!!って

言えないっスよねぇ。

まあ

いいか

かわいい

なぁって、

やつらだしね。

おもしろい人が

いるもんだな。

平原に出る道を

探していて

迷ってしまったん

だけど..。

ハイラル平原は

この道を

北上したら

わりとすぐっス。

カンテラ

持ってたら

旅は安心

っスよ。

ありがとう。

あ、そうだ。

最近この辺物騒だから

気をつけてくださいね。

剣士さんは

大丈夫だと

思うけど、

なんか怖い

化け物が増えて

トアル村が

襲われて、

行方不明に

なった人が

何人もいる

らしいっスよ。

道中

お気をつけ

イリア

コリン、

今でも怖い思いをして、

ひとい目に

あっていない

だろうか。

エポナ

だろうか

森を抜けた!!

ハイラル平原に

出るのは

久しぶりだ。

一年半前

あてもなく

エポナと!!

彷徨っていたっけ

今のおれはだいぶ違う。

少なくとも

戦う準備は

できている。

おや、

その気に

なったか?

勇者さん。

勇者だから

じゃない。

大切な人たち

だから

助けたいんだ。

ヤル気が出れば

なんでもイイさ。

おまえにはまだ

結晶石を探して

もらわなくちゃ

いけないからね!

東の空を

見ろ!

黄昏の黒雲が

せまっている。

あの赤い山が

光の精霊が

言った

デスマウンテン

!?

あそこへ行く

わけか。

辿り着く頃

おそらく

あの山は

黄昏の領域に

飲みこまれて

いるだろう。

あの黒い雲の

どこかに、

とにかく

急ぐしか

ないな...

イリアが

いるかも

しれない。

足が痛ぇ。

どんなに

急いでも

山が近く

ならない。

たいくつ

...。

こんな時

エポナがいたら

......っ

一日であの山に

着いてるのにな。

あいつどこに

行ったんだろう

エボナは

牧童馬じゃ

ない。

そういうコト。

本当は

重い鎧を

着けた兵士を

乗せて戦える

血統もすばらしい...

軍馬の子孫で、

いい馬なんだ。

まぁ今は

だれかさんの馬に

なってるのか。

おれが、

おれに

ついてきて...

本当の活躍を

させてやれなかった。

トワイライトに

入ると

おまえはまた狼に

なってしまうよ。

そして

いつまた人に

戻れるかは

わからない

また化け物を

やっつけて

黒雲を晴らして、

光を取り戻せば

いいんだろ。

やってやるさ。

そして

おれは

必ず、

もう寝る。

体を回復

させなきゃ。

休まないと

歩けないのか。

っくっく

不便だな。

もう二度

エポナに、

イリアや

コリンたちを

助ける。

会いたい...

着きました

みなさん

カカリコ村

てす!

牧師さまが

帰ってきたよ。

お帰り

なさい!

城下町で

お菓子を

買って

きたよ。

わぁい!

緑や畑が

ぜんぜんない

.....。

トアル村より

人が多いね。

お店も

たくさん

あるわ。

お帰り

なさい、

レナード牧師

さま。

ただいま。

ウ...、

ウーン...

コリン!

気がつい

た?

ベス!!

ボク...

村に帰って

きたの!?

ここは

トアル村じゃ

なくて、

カカリコ村って

いう所よ。

カ...カリコ村?

お菓子

ちょうだい

牧師さま!

あれ?

だれ!

あわてないて

みんなの分

ありますから。

オレも!

早く

配ってよ、

ルダ。

オレも

お菓子

くれーっ!

きゃっ!

タっ、

タロ!?

ベス!?

あんたなんで

ここにいるの!?

マロも!!

おまえ

こそ...。

久しい

のう。

タ...

タロ!?

なっ

無事だった

タロ...!!

んだ。

トアル村の

仲よし組が

そろったんじゃん!!

よかったあ

!!

なんてい

みんな長旅で

疲れたでしょう、

教会に入って

休んでいなさい。

夜は

ホテルオルデ・インで

ベッドを用意

してもらいますから。

不思議な

像...。

カカリコ村の

神様?

精霊?

体に特に

異常は

ないですね。

ルダ、コリンに

7番を

飲ませなさい。

はいっ。

飲んで

ください

ほんとだ

......

なんのお薬?

魔法みたい。

元気に

なりますよ。

よかった。滋養によく効く

鉱物が

入っているんです。

よかったァー

心配したん

コリン、

だからァ。

いい

岩が、

がっがが。

タルフさん!

もう起きて

いいの?

牧師さんの

薬のおかげで

すっかり元気に

なったゴロ。

もう

鉱山の仕事に

戻るゴロ。

じゃあ、この石丸薬を

朝昼晩三日間

飲んでください。

ルダちゃん、いつも

ありがとゴロ。

お大事に。

あとで、

改めて

お礼に

来るゴロ。

なんだ

アレ...。

人の...から

怪物?

彼らは

デスマウンテンに

住んでいる

岩を食べる種族の

ゴロン族です。

ゴロン族?

あんなの

見たことねえ!!

ハイラルには

人間以外の種族も

住んでいますから。

ここ

カカリコ村は

昔から

ゴロン族と

仲がよくて

彼らの鉱山で

採れる硝石で

爆弾を

作っているん

てす。

あれが

バーンズさんの

ボム工場

ですよ。

わたしは

ダルブさんには

小さい頃から

よく遊んで

もらいました。

へえ...

ビックリ

した。

村から出たら

知らないこと

だらけだね。

タロ、マロ、

あれから

どうして

たのよ?

それが...

よく

わかんねえ

んだ。

エポナが急に

走り出して

周りが真っ暗に

なって..

気がついたらこの村の近くに

いて、助けてもらったんだ。

...おとといの

ことさ。

そこまでの

間のことは...

なんて言うか...

うーん。

...悪夢。

それ!

悪夢を見てる

みたいだったな。

エボナは?

気が

ついたら

2人だけ

だったんだ。

まさか

あんなことに

なるなんて

さあ...、

思わなかったんだよ!!

―コリン

イリアは

どうしたの!?

いっしょに

さらわれた

って聞いた

けど...。

ボクらは...

角の生えた化け物に

さらわれて...

イリア姉ちゃんは

そいつがどこかに

連れていって...

イノシシと

いっしょに

料理されそうに

なって...、

通りかかった

牧師さまの馬車に

拾ってもらったんだ。

スキを見て

逃げ出して、

......

怖い...。

また

あいつらが

追いかけて

来るかも

しれない。

ボクを

捕まえに

来るかも

しれない!!

ケッ、

相変わらず

弱虫だな。

やめなさいよ

タロ!

大丈夫よ

コリン。

ここにいれば

レナードさんや

村の人が

守ってくれるわ。

黒雲が

...?

何を根拠に

大丈夫なんだ?

希望的

観測は

危機回避を

遅らせる。

え?

理由は不明だが

恐ろしいやつらが

我々を

ねらっている。

おそらく

人間では

防げない。

気休めを

言うより

一刻も早く

逃げるべきだ。

きっ!

キキカイヒ

って何よ...

マロ、

なんか

あたしのこと

バカにして

ない?

あれ

何?

これ。

こういう

やつなんだよ

マロって。

なんか...

空気が..

変...!。

ようやく

着いた...。

この向こうは

黄昏の領域か。

来い。

覚悟は

いいな。

420.再び黄昏の領域へ

扉を

くぐったぞ。

オイ

目を覚ませ。

またちゃんと

狼になれた

じゃないか

いや、

>戻った

か。

ワタシには

このほうが

元に戻った感

あるねぇ。

おまえ、あんな

古臭い格好より

今のほうが

似合っているぞ。

クククっ。

また

獣の旅が

...

始まる

のか。

黄昏の領域の

中では、すべてが

ぼんやりと

霞んで見えるが

ミドナが前に

言ってた

ように、

不思議と

この空気感が

体になじむ

楽さがある。

黄昏の領域の

空気に

慣れてしまうと

過ごしやすくて、

おや、

おまえだんだん

影の生き物に

変わってきているん

じゃないの?

光の世界の

ことなんか

だんだん

忘れていく

かもよ?

それは

ないね。

さあ

どうだか

!!

どうした

おい。

なんだ、この

匂い...

よく

かいだことの

ある、

なつかしい

匂い...

タロとマロの

匂いだ!

そうだ、

まちがいない!!

タロとマロが

ここを通ったんだ。

手がかり

発見か。

こりゃ人間じゃ

わからないコトだね。

さあ

センスを

研ぎ澄ませ!

おまえは

獣として

目覚め始めた

のさ。

ククっ!

匂いの跡が...

匂いの

跡が...、

まるで

光の道のように

見える!

この先に

必ず

タロとマロが

いる!!

速い

速いぞ。

イイねえ

四つ足。

門がある。

何かの集落の

入り口か?

待て。

止まれ!

どう見ても

人間じゃ

ないな...

匂いの跡は

あの門の奥に

続いてる。

大層に

見張りを置いて、

何かありますって

言ってるような

もんだ。

こりゃあ

潜りこんでみる

価値があるんじゃ

ないの...?

おまえ

すっかり

うお

ケダモノ

すげえ!

だな。

ほめてんだよ。

ククっ。

こいつら

トアル村を襲った

連中の

仲間だろうか。

そういう

ことは

後回しだ。

この門、押したくらいじゃ

開きそうにないぞ。

どうする?

こうするさ。

ビバ獣!

匂いが

どんどん濃く

新鮮に

なってきた。

集落か...。

黄昏の領域に

飲みこまれて

ゴーストタウンだな。

影の使者だ。

上へ。

あいつらに

見つかると

やっかいだぞ。

うわっ!

おどかすな

バカ!

すまん

...

精霊像

...か?

なんだ

あの

人魂...?

まるで

寄り添う

ように。

幽霊か

モンスターか...

センスで

見てみるか。

//...マロ、

コリン!!

*21.金色の狼再び

コリン!

コリンじゃ

おれだよ、

ないか、

リンクだよ!

リンク!

コリン

......

コリン、

コリンてば。

どうしたんだ

そんな

青い顔して

こっちを見ろよ!

なぁ...。

おれが

リンクだって

わからないのか?

狼だから

か!?

ねえ、ベス。

ベス。

泣かないで

う...

コリン!

怖い!

怖い...!!

うう...。

べス...。

あたしたち

どうなるの!?

ベス、

ベス。

いやっ!

...!?

忘れたのかい。

黄昏の中では

光の住人は

実体のない

魂になって

しまうのさ。

生きてる

のか?

死んでは

いないが、

生きてるとも

言えない。

黄昏という間で

永遠に怯えながら

さまようだけだ。

チッ、

うるせえな!

キャーギャー騒ぐと

表に放り出すぞ!!

外にはあの

黒い化け物が

うろうろして、

獲物が

出てくるのを

待ってるぜ!!

バーンズ!

子どもに

当たるのは

よせ。

別に、

当たっちゃ

いねぇよ。

大丈夫..

みんなのことは

私たちが

命に替えて

守ります。

トアル村に

そうです!

ご両親の所に

帰るまで、

がんばり

ましょう!

この教会の中だけは

やつらは

入ってこない。

無事トアル村に

帰るその日まで!

今は

ここにいれば

安全だろう

なぜここには

来ないの?牧師さま。

オルディン・

この土地を守護する

精霊なのか。

精霊オルディンの

力が、

魔物を

寄せつけないの

かもしれません。

そうか?

あいつら

おれの爆弾を

食らっても

ここも

平気だったん

いつまで

もつやら...。

だぜ!

おれは見たんだ。

黒い化け物に

とっつかまった

村の連中が

黒い煙に包まれて、

次つぎと

化け物と同じ姿に

変わっていった...。

おれたちも

やつらに襲われたら

そうなって...

バーンズ!!

すまねぇ

つい...。

大丈夫。

大丈夫だよ、

ベス。

リンクが

助けに

来るから!!

リンク..

来てくれるかな...

なんとなく、

リンクが...

そばに来てる

ような気がして

...!?

リンクは

オレたちが

村が化す物に

ここにいるの

襲われたときから

どーやって

行方不明

知るんだよ!!

なんだろ!?

来るわけ

ねーだろ!

...わからない...。

テキトーな

こと

言うな!

タロ

やめて!

やめな

さい。

今、ドア

開かな

かった!?

だれも

いねえぞ。

だれ!?

...

幽霊か!?

今、確か

後ろを、

四つ足の

動物みたいな

影が、

通りすぎて

行った...!?

健気な

子どもたち

だね〜。

おまえが

助けに来るって

信じてるんだ

とよ!

目の前に

いるのに

気づかれない

なんて、

おまえも

可哀想に

ククッ。

神に選ばれた

この黄昏の中では、

力を持っている

ばっかりに、

魂にも、

影の魔物にも

なれず、

ずっと

孤独に

戦うしか

ないんだ

もんな。

あの子どもら

だっておまえの

したことや

苦しみなど、

何ひとつ

わかっちゃいない。

そんなこと

どうでもいい!!

おれが

してきた

ことなんか

また

お互い

会えた。

無事だった。

それだけだ!

それなのに...

あんなに

探して

探して、

やっと

見つけた

のに...。

目の前に

いるのに

いない

なんて。

言葉を

交わすことも、

何もできない!

優しく肩を

叩いてやることも、

おれは

ここにいるって

伝えられない

.....

何が

獣の力だ。

こんな姿も

もう、

嫌気が

さす!

城であげた

勝利の雄叫び

ではない。

仲間を呼ぶ

悲痛な、

喉の奥から

絞り出すような

咆哮。

まあ、

姿が

変わっちまった

ほうが気楽なことも

あるんだよ。

そのうち

わかるさ。

ミドナ

...?

しまった、

見つかった。

あれだけ

派手に遠吠え

しておいて、

しまったも

クソも

あるか!

マヌケ

狼!!

ミドナが

!?

ワタシは

まだ何も

してない。

だれの

仕業だ

あれは。

あの

金色の

狼だ!!

なぜここに!?

待て!!

逃がす

ものか!!

22.生と死と

待て!!

今のおまえでは

勝てぬ敵がいる。

次なる扉を

否か?

開くか、

否か?

牙を剣に、

鍛えるかい

否か?

ならば

ついてくるが

よい?

おい...

どうしたんだ。

いきなり

倒れて...

起きろ!

わたしの所へ

連れていった。

鍛えて

連れ戻します。

心配しなくて

よい。

生きていたんだね

おまえ。

いいよ、

任せる。

おまえの

意思のとおり

に...。

頼むぞ...。

う...

う...ん。

おれは

また別の場所に

飛ばされたのか

...?

ここは

どこだ、

雲の上を

歩いてる

みたいだ。

ミドナ、

おれ1人

なのか...。

ミドナ!

あの時の

骸骨の化け物!!

またおれを闇に

引きずりこむ

つもりか

今のおまえでは

勝てぬ敵がいる

がっ!?

影の王の手先の、

影の王の手先の、

亡霊め!

おれと同じ

左手持ち...

なんとなく

嫌な相手だ。

COO

冷や汗が

止まらない。

かつての記憶で

怖じ気づいている

だけだ。

自分に

言ったはずだ。

今のおれは

あの時とは

ちがう。

戦う準備は

できていると。

ここで、

打ち負かす!!

ことごとく

受け流される。

ことごとく受け流される。

まるで手練れの剣士だ。

まるで手練れの

剣士だ。

......

こいつは、

人間だ!!

わかっています!!

あなたの狼の姿の中に、

ゼルダ姫が

おれの正体を

見抜いたのと

同じだ!

人の心が在ることを

この骸骨の

剣士は

見た目のままの

亡霊じゃない。

この圧、..

影の世界の

何かでもない。

手応え、

おまえは

何者だ!?

なぜ、

何度も

おれの前に

現れる...?

おまえがここで

朽ち果てれば

わたしは死神と

なる。

別の名で

呼ばれる

だろう。

わたしが何者かは

おまえが決める。

もし

生き残れば

あ...。

ナンノ

苔ダ!?

なんでも

ないわ。

カップを

落とした

だけ...。

いたっ!

お父さんも村の人も、

リンクも

いないのに、

あたしだけ

生き残って

化け物と暮らす

くらいなら。

何か、

何かの声が

する..。

この奥だわ。

ミー

いいっ

どうしたの...

病気?

冷たい

...。

あたため

なくちゃ!

布が

なかった

かしら...。

でも、

リンクなら

「絶対助けてる〜

よね。

ついさっき

死のうとか

考えていたのに...

リンクは動物に

優しくて、

牧場の山羊

たちも、

子どもたち

にもいい

みんなに

好かれてた...。

あたしは

リンクが死んだのを

見たわけじゃない。

でも、

お父さんも

そう。

村がなくなったって

いうのも、みんな

だから心のどこかで、

ウソを吹きこまれ

てるだけかも

しれない。

リンクはほんとは

生きてるんじゃないかって...、

思ってる。

そう

思いたい

だけかも

しれない...。

おれ、

トアル村の

人間に

なりたいんだ。

会いたいよ。

ねえ

子ネコちゃん、

このチネコが

死ななかったら

そしたら

信じて

いいかな。

リンクは

生きてるって。

ね...。

影の使着か。

何用だ。

キング

ブルブリンよ

わが主の命を

伝える。

南東の村に

光の侵入あり。

すでに黄昏の領域の

中にあるはずの

光世界の何かが

カカリコ村に、

混入した。

これを滅せよ。

滅せよ。

総3.真の勇気

彼が

生きていた。

影の世界は

まだ望みがある。

一刻も早く

影の結晶石を

取り戻し、

ザントの魔力に

対抗しなければ

ゲっ!?

起きろ!

マスケ狼、

いつまで

寝てるんだ

よっ!

か、

影の蟲!!

寄るな!!!

寄るなっ

つってんだ

!!

ろー

あれから

どのくらい時間が

経ったのだろうか。

もう何日も

こうして

打ち合っている

ような気がする。

もう、

体力の

限界だ...

勇なき剣に

力は宿らぬ。

おまえは自分に

勇気があると

今のおまえが

思っているのか?

わたしに

立ち向かうのは

ただの

やせ我慢と

空威張りだ。

真の勇気

とは言えぬ。

運命に翻弄され

勇者になった身

とはいえ

今の

おまえでは、

その緑の衣が

泣くわ!

勇をなし

力を得んと

することは、

すなわち

力を得、

男をなすこと。

おまえが

真の勇気を得て、

この未曾有の

危機に瀕した

ハイラルを

その手で救いたいと

願うならば...

わが剣技、

その身をもって

習得するが

よい。

立て!!

これは

どう考えても

稽古だ。

鍛錬されている。

ならばなぜだ、

ならば

なぜだ、

なぜおれに?

なぜあれに?

なかなか

今の間合い、

鋭い一撃

だった。

おまえに伝えるべき

剣技は、まだ

残っている。

敵に一瞬の

スキが生じた

ときに

忘れるで

とどめを刺す

ないぞ。

冷静さ、

だがそれは、気高き

獣の精神を備える

勇者の血族だけに

受け継がれるもの。

獣の精神を備える、

勇者の血族

...!?

力を得て

男を磨き、

新たな脅威を

打ち砕くために

更なる力が必要と

なったときに、

また会うで

あろう...

待ってくれ!

待て、

あなたは

だれなんだ!?

勇なき剣に

力は宿らぬ

この言葉

忘れるで

ないぞ...。

...

起きろ!

ミドナの

声だ!

...きろ...。

ミドナ!

どこだ!?

起きろ!

ミドナ!!

影の蟲ども

か!

待ってろ

今助ける!

こんな蟲に

苦戦するなんて

ミドナらしくない

じゃないか?

どうしたん

だよ。

うるさいな。

あんなザコ

潰すのに

おまえの助けなど

必要ない

不慮の事情だ。

不慮の事情って?

よけいな

詮索は

するな!

な...

な...

なんで

いきなり

ん?

おれはここに

あれ?

おれ...?

いるのに...

??

ここは空間が

微妙に

ダブっている

らしいな...。

ありがとう。

おまえがだらしなく

眠りこけてる間

ワタシが戦って

守ってやって

いたんだぞ!!

ためてはない。

礼などいらん、

結晶石を集めるために

べつにおまえの

まだおまえは必要だ

それだけだ!

ワタシはな、

光の世界のやつが

どうなろうと...

勘違い

するな。

そうだな。

影の蟲を倒したから、

黄昏は消滅だ。

チッ、

居心地

よかったのに。

またな。

ミドナ!

勇者が

影の点を倒し

この地に“光”が

取り戻された。

わが名は

オルディン。

ハイラルに集う

光の精霊の1人であり

この地を守りし者なり。

我が泉で

傷を癒せよ、

神に選ばれし

勇者よ。

黒きかはまだ

ハイラルを

蝕み続けている

傷が消えて

いる...?

あんなに

疲れていた

体が回復

なぜ...

している。

村が...。

エポナ!!

エポナ...

エポナ!!

会いたかったよ

おまえに...。

ほんとに...

よかった!!

あれ

なんか明るく

なってるぜ。

だれ...?

コリン!!

タロ!!

リンク!!

!?

きゃあ!!

放して

ル、ルダーっ!!

ベス!!

ケケッ、

今日ノ晩メシニ

スルカ。

お父さん!!!

やめろ!

見覚えのある

虫ケラだな。

子どもらを

放せーっ!

手下が食ったとなぜ

言ってたやつ、

生きている?

がための激闘

お父さん!

ルダ!!

リンク!!

なんだ

おまえは

...?

よかった

おまえは

おれが殺した

はず...

なぜ...!

おまえは

トアル村を

襲った...。

イリアを

どこへやった!?

うあっ!

死にぞこないの

虫ケラめ!

こんどこそ

息の根を

止めてやる!!

相手に

なるぞ、

草原へ

出ろ!!

ハッ

追ええ!!

リンク

すげぇ

...

あれ、ほんとに

リンク?

お父さん!?

何するの?

まさか..

あれを

出すの?

多勢に無勢だ。

彼に

助太刀

しなければ!

なぜおまえ

生きている!?

なぜだ!!

その左腕は、おれが

斬り落とした!

確かに水に沈めて

殺した!!

さあな、

確かに一回死んで

人じゃなくなった

のかもな。

なにいっ!?

あのちびが、

まさか!!

あの時の

借りを

倍にして

返すぜ!!

ボス!!

グゥ

!!

援護します!

雑魚は

お任せを。

ギャア!

グア!

手下ども

さがれ!

手を

出すな。

こいつは、おれ

1人でやる。

ついてこい

小僧!

罠か?

それとも

あれは...

この橋は

馬二頭が

すれちがうのが

やっとだ。

半歩まちがえば

奈落の底に

まっさかさまだ。

命はない。

一騎打ち

*25:オルディン大橋の

ここで戦う

度胸があるか?

世界は

強い者、

力ある者が

支配する。

弱い

やつは、

強い奴に

従うか

消されるか

しかない。

いい悪い

ではない

それが

真理だ!

おれは、

これの

力のみを

信じる!!

おれが

おまえより

力で優ると

ここで、

証明する!!

強さ、

強さとは

なんだ。

力を振りかざし、

己れの欲を満たす

ため弱い者をなぶり

くみしださ

破壊することが、

おれは、

真の強さ

なのか?

おれの大事な人たちが

これ以上傷つくのは

ゆるさん!!!

大事な人たちを

守り抜いてこその

強さだ!!

おまえを

倒したがって

いる!

おまえに

斬り落と

された

この左腕が

この

...!

虫ケラめがぁ!!

...

危ない!

このおっ!!

ふんばれ

エポナ!!

勝った!!

とどめ...

うわあああ

ぐっ!

くそっ!

ぎさぎま

よくも、

おれの角を。

助かりたいか?

命乞いを

しろ。

おれの手下に

してくれと

土下座すれば

考えてやっても

よいぞ?

助ける気など

ないくせに...

答えは、

決まって

いる。

屈しはしな

おまえなどに

悪あがきも

そこまでだな。

こんどこそ

しっかりと

斬り落として

やる、

その指を!

26.逆

!?

エポナ!!

小僧、

おまえの

正義が、

すべて正しいと

思うなよ...

いつか裏切られる

時がくる。

必ず...。

おれがやること...

やるべきこと。

イラルを...

影の王に

渡しはしない。

守り抜く、

この剣で!!

...

リンク、

大丈夫

かなぁ...。

わたし

平原の入り口

まで行って

見てきます。

ルダ、

ボクも

行く!

!!

ハーッ

逃げて!

ベス!!

てめぇ

コリン!!

コリン。

...

コリン。

気がついた!

さっきは

ありがと。

弱虫のくせに

無茶

しやがって。

ベスを

助けたん

だってな。

えらいぞ。

コリン

大丈夫?

ありがとう

きっと助けに

来てくれるって、

リンク。

ボク

信じてたよ。

うん。

前に父さんが

リンクみたいに

強くなれよって

言ったことが

あって...

勇気を持つ

ことだって!

そんなのボクには

ムリって...

思ってた...

やっぱり

リンクは、

でも

そうじゃない。

さっき

やっとその意味が

わかったんだ。

強さって..

力だけじゃ

ない。

ボクの

ヒーローだ。

...うん!!

ひーっ

どうしたの?

リンク。

...?

ホッとしたら

急に力が

抜けちゃって。

コリン...。

よかった...

ホントに...。

みんな

無事で、

ほんとに...

よかった...。

助けられ

なかったら

どうしよう

かと...。

よかった

リンク、

泣か

ないで。

ボク

大丈夫だから。

ねっ。

化け物は

いなくなった

のか?

レナード。

ええ、

彼の

おかげて

あの若い剣士さんが

化け物を

やっつけたのかい?

とてもそうは

見えねぇが

なあ。

ただの剣士

てはなく

ハイラルを救う

勇者かも

知れませんよ。

オンナ、

ボスが、

カクシテル

オレタチ

ミハル。

オマエラ

ハイレナイ。

オレラノ

ナワバリ。

あの者から

イリアさんの

場所までは

聞き出せません

でした...。

いいえ

牧師さま。

イリアは

それが

生きている!

わかっただけでも

希望が持てます。

そうしたい

ですが、

みんなをトアル村に

送り届けて

あげないと...

ええ...

すぐ

旅立たれる

おつもりですか?

リンク!

イリアを

助けに

行って!

そーだ、

オレたちなら

ぜんぜん平気

だからよ!

親なんか多少

待たせたって

どうってことないよ。

ボクも

贅成。

ボクたち、

ここで

リンクの

帰りを

心配しないで

待ってる。

行ってきて。

しかし、

せめて

無事を

伝えないと

...。

みんな

...

何か大事なコトを

忘れてやしないか。

勇者さん。

牧師さま!

ケガ人だ

手当てを

たのむ。

鉱山に行ったら

ゴロン族に

襲われて...。

ゴロン族

に!?

人間は山から

出て行くゴロ!!

硝石が手に

入らないと

爆弾が作れ

ない。

この村は

あがったり

だぞ!!

あの温和な

一族が!?

まさか...。

鉱山で何かが

起きているようです

牧師さま。

おれが行って

調べてきます。

あの鉱山に、

影の結晶石が

あるんだな、

ミドナ。

行ってみなきゃ

わからない

だが

影の世界の

ニオイがするよ。

よし!

ゼルダの伝説

トワイライトプリンセスの

2017年5月31日初版第1刷発行

まんが○姫川明日@2006/intendo

発行者の松井聡

製作所◎昭和プライト

印刷所◎三見印刷株式会社

発行所◎株式会社-小学館

〒101-800/東京都千代田区一ツ橋2-3-18~1

TBL.GoogleRer.TabL.(C)-320-5578(編集)Q8-5281-2556(販売)

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[SBNT978-4-09-142400-6

無料コミックアプリ「マンガワン]掲載作品

発行株式会社小学館

名書

名・ゼルダの伝説・ト・ワイライトプリンセス,3

姫川明・任天堂

著者名が

◎姫川明・任天堂ノ小学館

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電子書籍制作会社株式会社昭和ブライト

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菜収録されている作品は、執筆された当時の状況や年代を考慮の上、

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