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姫川明
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姫川明
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ゼルダの伝説
EGEND
スプラッションC
ゼルダの伝説
読
タワイライトプリンセス
#35.雪山の廃墟...。
私も、狂気の暗転...。
「Choty
#35.雪山の廃墟
かつて
聖地を手に
入れようと
ハイラルに
攻め込んで来た盗賊の普頂...。
おまえ首領...
邪悪なる力を持ち
魔力を用いたため
魔盗賊と恐れられた男。
神の悪戯か、
奴もまた
神に選ばれし
力を持つ者
であった。
だが、奴は
気づいて
いなかった。
「カ」を持つ危うさを
知らぬ者には
必ず隙が
生まれることを...。
当時の
ハイラル王の
命により、
奴は影の世界へ
“排除”された
処刑される程の
魔盗賊が、
ゼルダ姫や俺と同じ
。徽を持っている
って!!
どういうこと
なんだ!?
聖三角は
純粋なる”力”
てあり
正か邪かそ
区別しない
聖三角を
手にした者が
それをどう使うかは
その者の意思に
委ねられるのだ。
......?
ガノンドロフの持つ
憎悪や欲望は
怨念となり、
影の世界で
生き続け
邪悪なる魔力は
あのザントに
宿ったのだろう
...。
今更ザントの
魔力のことが
わかったところで
もう...遅いよ!
陰りの鏡はまだ
無くなっては
おらぬ。
本当に
無くすことが
できるのは
影の一族が
認めた
一族の長のみ。
魔力によって
壊された鏡は
かけらとなり、
今もこのハイラルの
各地に眠っている。
1つは
雪深き
山に...、
1つは
古の森の
中に...
そして
1つは、
天空の
中に
神々が遣わし
たる者よ
汝なら、
この
3つのかけらを
集めることは
可能なはず
もちろん俺が
探し出して
みせる。
邪悪な闇に
真の聖三角の力が
どんなものかを...
見せてやるさ。
行くがよい
だが心せよ。
”かけら”には
魔力が宿って
いろことを。
光の世界の
者は決して、
かけらに
触れては
ならぬ。
触れれば
恐ろしい
侵される
魔力に、
だろう...
ミドナは
ガノンドロフって
知ってたかい?
いいや。
光の世界から
時々
邪悪な毒が
送り込まれて
来たが...
ガノンドロフの
処刑は
だいぶ前の
ことだろう?
影の世界の者は
おそらく
誰もその名を
知らない。
そいつの怨念が
ザントに
とりついた。
それがザントが
急変した
カラクリ
だったのか。
一応の
つじつまは
合うよ。
...俺
どうも納得
てきない!
聖三角は
神の力のはず
だろう?
神が正邪を
区別しない
なんてー
おかしいじゃ
ないか!?
なぜ魔盗賊が
聖三角の力を
持ったのか?
ガノンドロフ...
...か...。
ガノンドロフ。
俺の中で
何かが叩き
起こされる
ような、
俺はそいつと
闘わなければ
ならない。
その名が妙に..
耳に残り
気になった。
何なのだろうか
このさわつきは。
必ず
倒さなくては
ならない。
なぜ
そう思うんだ。
この警戒心と
闘争心は
どこから
来るんだ?
これは
何だ?
初めての
名を聞いて、
すぐにでも
剣を抜きたく
なった。
まただ
知らない
出来事に強く
引っぱられる。
自分の身に
起きていることが
時々わからなくなる...。
落ち着け。
俺はちゃんと
前を向いて
歩いている。
トライフォースと
マスターソードが
ある。
今は
導かれる
ままに
進むんだ。
セルダ姫は言った。
セルダ姫は
言った。
導きに従い
使命を果たせ
...と。
それで
そこにさっと...
そこに
きっと
答えが
...
ある!
答えがある!
「雪深き山」を
ボめて、
リンクとミドナは
ハイラル最北端
スノービークに
入った。
ゾーラの里が
凍り潰けに
なった事件以来、
山は異常なまでの
冷気に包まれていた。
また狼に
なれるとは
思って
なかったよ。
ククッ。
こいつの
力だよ。
ザントの
置き土産。
オマエを狼に変えた
魔力のトゲだ。
こいつがあれば
人と狼の姿を
簡単に行き来
できる。
いつても?
本当か?
もちろん
ワタシの力
あってのこと
だけどな。
じゃあ今
人間に戻って
みるか?
凍る!!
狼に
戻してくれ
早く!
ほんとだ
すごい!
毛皮って
すげえ
な...
今獣の
鳴き声みたいな
声がしなかった
か?
いいや?
こんな凍りついた
世界に生き物は
いられないだろ。
そうだな、
いるとしたら
雪男か雪女
くらい...。
さむいから
かくれるわ
今日は
大漁
じゃあ
あ、
ありいっ
!?
どう
なってる
だ!?
ん?
あイタタ
た〜っ
...!?
...!?
うおっ!?
ニンゲン
じゃねぇか!!
うん...、雪男!?
びっくり
しただぁ。
緑色の
毛皮の狼は
どこ行った
だぁ?
オラ、
確かにこの手に
握ってたのに
...
おっかしいのう。
こんなトコに
人間なんて
珍しいのお
〜。
猟師だって
めったに
来んぞ。
どこから
沸いて来たん
だぁ?
一体何しに
来ただ?
.....
おっ...
アレか?
自分探し!
っちゅ〜
やっか?
ガッハッ
ハッハ。
青春
じゃのお
~~!!
よくしゃべる
雪男だな。
まあ、
そんな
ものか...な。
オメエ
サムいこと言って
凍え死んでも
知らんぞお!
ほんとは
何しに来ただ?
正直に言ってみい。
...実は
物探しを
していて...
ほお
?
鏡のカケラ
のう。
そんなら
オラ
こないだ、
キラキラ光る
鏡みたいな
破片を
拾っただよ!
えっ!?
今から
オラんちに来て
確かめてみたら
エエ。
メシぐらい
食わしちゃる。
話が
ウマすぎる
気がするが、
確かめない
わけにも
いかないし、
あの...
キミは...
雪男?
オラは
ドサンコフ
っていう
だよ。
おめえ
は?
リンク。
何か
あったら
ワタシも
いるから。
行くか
おっ
見えた。
あれが
オラんち
だーよ。
雪男がこんな
立派な家に
住んでるなんて
お〜い、
けえった
ぞ~~。
ここほんとに
ドサンコフの
家なのかい
おうよ。
だれも住んで
ねえから
オラの家に
しただよ。
広くて
サイコー
だあ。
やっぱり
空き家か。
誰が
住んでたん
だろう。
おーい
マトーニャ。
あなた!
おかえり
帰りが
なさい...。
遅いから
心配したわ。
マトーニャ
どうだ具合は。
魚とって
きたからうまいスープ
のお。
作ってやるだ
ぞ。
ありがとう
大丈夫よ。
ねえあなた
わたしのために
あんまり遠くに
行かないで。
わたし今
思うように
歩くことも
てきないから...
すぐにあなたを
追いかけることも
てきないから...
怖くなるの。
愛してる
だよ...
わたしも
よ..
あなた。
心配すんなオラぁ
オメーのためなら
地の果てでも
行くからよ。
行かないで
って言ってる
のにあなた。
あら?
かわいい
お客さんね。
こんにちは。
こいつは
ホレあの、
鏡が
見たいん
だってよ
えっ!?
おジャマ
してます
......。
あの鏡を
...?
あなたが...
ても...
あれは、
わたしに
拾ってきて
くれたものだ
から...
てもよう
マトーニャ、
あれを拾って
きてから
オメーは
病気になるし
バケモノが
出たり、
あんまり
いいこと
ねえだろ?
あんまりいいことねえだろ?
だめよ
あの鏡は、
わたし達の
大切なもの
なのよ...!!
...
あの、奥さん、
鏡は見せて
くださるだけで
いいんです。
ください
なんて
言ってません
から...
そうとでも
見ることすら
言わなきゃ、
拒否られ
そうだな。
ホレ、なっ
見る
だけだ。
心配
すんな。
そう。
とっても
すてきな
鏡ですから、
ごらんに
なって。
鏡はいま
三階の寝室に
しまってカキを
かけてあるん
だけど...
そうね
...
見るだけ
なら...。
わたし
病気になってから
頭がぼんやり
して...
カギのしまい場所を
思い出せなくて
実は困ってるの。
ええっと
......
オラとなりの
部屋でスープ
作ってるだ。
オメーも
来いや
リンク。
あの2人を
思い出すな。
その間に
思い出すだ。
仲のいい
夫婦なんだ
なあ。
そうね...
思い出して
みるわ。
仲いい
夫婦というと、
ウーリさん
どうしてるかな。
そういえばもう
赤ちゃんは
産まれたかな...
ヨメさん
...顔色
悪かったろ
?
それは..
陰りの鏡の
かけらである
可能性が
益々高い。
だから今
ヨメさんのために
スープを作ってる
ダァヨ。
鏡を拾った
頃から
どんどん
元気なくて
弱って
のぉ、
いくんだ...
ゾーラの里で
獲れる魚は
栄養タップリ
だからのお!
マトーニャが
病気になったのは
オラのせいだ。
オラが
あんな鏡を
拾わなけりゃ
......?
なのにオラが
くれたモノだからって
大事にしてよォ。
ヨメがふぴんで
ならねぇだ。
ドサンコフ...
愛情一杯のスープで
ほらスープ
きっと元気になるよ。
作って早く
ヨメさんに
飲ませて
やろう。
グスッ
ざんねんだ。
狼の肉は
精がつくって
いうからよぉ、
食わして
やりたかった
なあ。
なんで
逃がしち
まったのか
なあ。
あのナべて
煮られてた
かと思うと
おそろしい。
突然
最終回
だな。
三階の寝室に
行ってみよう
カギはワタシが
開ける。
早く
かけらから
離れた方が
奥さんのためだ。
そう
だな..
...うーん...
どこにしまった
っけ...。
あら...?
わたし..
何を思い
出そうと
してるの
かしら...
ハイラル城
...?
ここは
武器庫
か...?
大砲まで
ある。
この屋敷は
...城の
関係者の
ものだった
のか...?
モンスター!?
...リンク!?
!?
アッシュ!?
いきなり
廃墟荒らしの
斬りつけて
賊かと
すまなかった。
勘違いした。
そんな格好
してるんて
モンスターかと
思ったよ。
奇襲には自信を
持っていたが軽く
受け流されたな。
一度腕前を
見たいと
思っていたがやはりかなりの思い
使い手と見た。
いいんだ。
鋭い剣先だ。
斬られて
気づくのか
いたよ。
い秒遅れたら、
アッシュ
こそ。
...!
できた。
できた
ぞォ!
アッシュは
なぜここに?
マトーニャに
世界一
飲ませて
うめえ
やるだ。
スーフだ
ここは
私の家だ。
男のように
幼き頃より
育てられた
騎士団出身の
この山に
のだ。
父に兵法を
こもり、
叩き込まれ、
ええっ?
正しくは..
家だった。
久しぶりに
泥棒がいる
元実家に
のかと...
寄ってみたら、
とっくに
空き家
なのにな。
住人はいる
ようだよ
獣人夫婦が
棲みついている
のは知っている。
無害だと
判断して
放ってあるのだ。
マトーニャ!!
マトーニャ
おいしっかり
するだ。
うめえ
飲んで
スープが
元気出す
できたぞ。
だ!!
マトーニャ!!
リンクは
ここで何を
している?
俺は
俺も
その...
調査を。
そんな軽装で
どうやって
ここまで
登ってきた?
それは
何を
知っている
?
不自然
だな。
酒場で
会った時から
気になっていた。
自分だけが
重要ごとを
知っているような
含みを
持たせながら、
何をって
...
我々と共有は
したくないという
お高さは
気にくわないな。
阿呆な
シャッドは
だませても
私の目は
ごまかせないぞ。
それとも...
一般人は
危険な目に
あわせたくない
という
お節介か?
私はこれでも
ハイラル騎士団の
一員だ
なめるなよ。
今ハイラルに
侵入している
邪悪な者らの
正体を知りたい。
ごまかす
つもりは
ないよ..
すまなかった。
俺の
知っている事を
話そう。
リンクさん!!
思い出したん
です
寝室のカギの
ある場所...!!
夫のスープを
飲んだら調子が
良くなって...
こっちです
ご案内します!!
すまん
アッシュ
あとで
ちゃんと!
さあ
どうぞ
こちら
ですわ。
ほら...
これなんてすよ。
あれか...。
あなたも
ご覧に
なって...
ねえ...
素敵な鏡
てしょう?
きれい
これを拾ってから
この鏡に
...わたし、
夢中なの。
マトーニャ
この鏡に
近づかない
方がいい。
離れて
!
アナタ
......
やっぱり、
その鏡を
ねらってた
のね。
ウソを
ついてたのね...。
ちが
...
何をして
いるんだ?
だれ...!?
オンナ。あなた!!
わたしの
...カッ
筧を...、
奪リニ
キタ...
とッ、
ノネ...!?
...
私は鏡など
何を言ってるか
興味はない。
よく判らないが
ウソ!!!
ウソよ...
欲深オンナ
が...!!
ワタシの
トル気
カガミ...
ナノヨ...
を、
マトーニャ!?
コ...
コノ鏡ハ
渡サナイ!!
!??
コノ...
鏡ハ...
ワタシノ
モノ...
コ...。
鎧兵
タチ、
人間ドモラ
ヤッテ
オシマイ。
コナゴナニ
辟イテ
シマエ!!
マトーニャが
モンスターに!?
マトーニャがモンスターに!?
陰りの鏡の
影響なのか。
ミドナ
狼に...、
いや
まずい。
アッシュが
見ている
こ...、
凍る
暖かい
だろう
?
スノーピークの
獣の毛皮だ
一枚あれば
二枚重ねれば
マイナス20度でも
活動できる。
マイナス40度に
耐えられる。
あれを
使うぞ
!
ナゼ
ウゴケル
早ク気
凍ッテ
シマエ!
同時に
当てる!
弱いな
...!?
元は
可愛らしい
奥さん
なんだよ!
!!
鏡が
落ちる
バラバラに
なってしまったら、
これ以上
割れたら、
回収でき
なくなる...!
ミドナ!
野
!!!郎力
よけいな
ことを
するな!!
マトーニャ
みたいに
なりたい
のか!?
鏡を壊す
ことができるのは
長のみだと
賢者が言ったろう。
落ちたくらいで
割れるシロモノじゃ
ないんだよ!!
オマエはこの
鏡の恐ろしさが
わかってない!!
思い
上がるな
マトーニャ!
マトーニャあぁぁ!!
あ、あなた
わたし..
どうしてた
のかしら...?
心配するでねえ。
きっと
悪い夢を
見てただよ
あっ!
大切な
鏡が...!
あなたに
もらった
...
ええだよ
それより
ワシの目を
見てみるだ。
ほら...
オラのでっけえ目に
ベッピンの顔が
映ってるだよ。
だから
...もう、
あの鏡は
必要ねえべ
...
あなた
...
どなって
すまなかった
リンク。
オマエを
軽く見てる
わけじゃ
ないんだ...。
わかってる。
リンクは
一体何に
向かって
喋って
いるんだ?
おれのために
言ってくれたん
だろ?
早く残りの
かけらを
取り戻そう!
これ以上
悲しんだり
苦しむ人が
出ないうちに
!!
リンク
ここで一旦
別れよう。
かけらは
ワタシが
一人で探す。
陰りの鏡は
思った以上に
かけらを探して
危険だ。
それに近づけば
光の世界の者に
オマエはいずれは
とっては。
鏡に触れて
しまうだろう。
何が
その時
起きるか
ワタシには
わからない。
オマエに
オマエに
これ以上
何か
甘えて、
あったら、
ワタシは強く
後悔するから
.....。
ミドナ
それは
間違ってる。
もちろん
ミドナの
ナビゲートは
必要だ。
しかし
俺はもう
以前の俺
じゃない
影にも
闇にも
陰りにも、
打ち勝つ
力を持って
いるんだ
神が俺を
選んだ。
俺は
それを
受け入れ
た!
これが今
俺の手に
あるのは
なぜだ?
邪悪を退け
人々を助ける
ためじゃ
ないのか。
いや、
助けることが
できるからこそ、
この剣を
授かったんだ
ろう!?
初めて
なんだ。
こんなに力が
みなぎっている
のを感じるのは。
今なら
どんな相手にも
負ける気が
しない。
そういう
ゾーンに
入ってる
みたいなんだ。
86.狂気の暗転
今までの
ような、
何かに追われ
続ける劣勢の
気分じゃない。
絶好調って
やつ?
そんな時って
滅多に来ない
じゃないか。
鍛錬してたって
いつも絶好調
とは限らない。
だな
...うん。
この好機に
ザントを
叩き潰したい!
今ならやつを
倒せるんだ!!
だからさ
変なこと
言わないで
早く
かけらを集めて
おれを影の世界に
連れて行ってくれ
...よ
!
まだ雑魚が
残っていたのか。
何が?
リンク!
お前
おかしいぞ。
自分でそう
思わないの
か?
ひと言で言って
力を過信
しすぎだ!
お前は今
絶好調ではなく
危険ゾーンに
入っている。
目つきも
言動も。
それは
そうさ。
並の人間に
神に見定められた
てきうる役目じゃ
者として必要と
ないんだから。
あらばー
明らかに
変わってる。
それまでの
自分を変える
こともいとわない
というか..
覚悟すべき
ことなんだ
「神に選ばれた」と
連呼するように
なったら終わりだろ!!
それを顔の前に
ぶら下げて
得意になって
いるのが、
真の
勇者か!?
目を
覚ませ!!
...
今何を
言っても
無駄だな。
おれは
目覚めたから
変われたんだ。
多くの経験もした
今のおれならできる。
心配はいらない
必ず使命を
果たしてみせる。
お前が本来の
純粋さを
取り戻すまて
ナビゲーターを
降りる。
一人になって
よく考えろ。
力に
取り憑かれ
力に
おぼれたる、
愚か者めが!!
ミドナ!!
おい待てよ。
おい!
...またか。
ここまで
苦しい旅をして
おれは強くなった。
やっと
マスターソードを
手に入れた。
そしていよいよ
影の世界へ行き
サントを...。
ミドナにとっても
それは
望みであった
はずだ。
おれたちは
ここからだろ。
そういう時に
なぜ行って
しまうんだ。
何が
気に入らない?
いつになったら
おれと本気で
向き合う?
これも
運命か...。
おれが
ザントを倒せば
ミドナも
理解するだろう。
ザントの
手の者か?
おれを
連れて行け!
お前達の
ボスの所へ。
我が王ハ
今コソ、
ハイラルの
中枢ヲ
壊滅サセル
......
いきなり
骸骨の化け物が
湧いて来たと
思ったら...
消えた!
どういう
ことだ?
アッシュ!
城が。
急いで山を
降りるんだ。
城下町に
やつらが
攻めてくる!
あとで
なんでも
答えるよ!!
影の王!?
なんだそれは
よく聞こえぬぞ。
あとで話す。
とにかく今は
とばしてくれ。
お前は
不明なことが
多すぎる!
イリア
何してるん
だい?
お守りの
馬笛を
作ってるの。
へえ...いいんだ
馬蹄型の
お守り?
かわいいね。
わたしの村のリンクがまた
伝統よ。
帰ってきたら
渡そうと思って。
前にも
作ったんだけど
渡せな
村が襲われた時
かったから。
なくしちゃって...。
危ないことは
しないでって
ほんとは
言いたいけど
ケガなく
無事に帰って
来ますように
って...
ふうん。
やっていいと思います
...
ババラント!?
森の神殿で
倒したはず...
こいつは
おれがやる!
アッシュは
城下町に
急いでくれ。
何度でも
たたき
斬って
やる!!
次は
お前か
!
いくらでも
かかってこい!!
なんだろう。
全てが
止まって見える。
全てが
見切れる。
こいつら、
なんて
のろいんだ。
なんと、
脆弱
なんだ!!
ひと突きで、
ひと振りで、
ひと振りで、
敵が倒れる
気持ちよさ。
初めてだ。
こんな感覚は
戦いが
面白い
なんて。
斬ることが
快感だなんて
ボ...、
ボス。
もっと、
もっとおれに
力を振るわせろ!!
おれは、
間違いなく
最強の戦
強い...!
信じ難い
一人で...。
あいつ
あいつ
無敵か!?
無敵か!?
煙!
いかん。
ハッ!
又...
次は
お前か。
きさまを
殺す...!!
くたばり損い
ばかり出て来て
もう飽きてきた。
もっと
手ごたえのある
敵がほしい。
そのために
地獄から
はい出て
来たのだ。
小僧めが
...!!
お前
オルディン大橋で
言ったな。
己れの力
のみを
信じると。
今まさに
そんな気分だよ。
“真の強さ
とは何か
とか、
“大切なものを
守るために。
ーとか
どこか
弱さがある自分への
言い訳のようなもの
じゃないかと思う。
強さとは
それだけで、
尊い
ものだ。
お前にはもう
以前のような
這い出て
来た根性は
力強さはない
認めるが、
きさま
殺す
だけは、
...ッ!!
殺して
みろ。
スヌ
憐れだな、
魔物よ。
とどめだ。
強イッテ
キモチイイ?
カイカンダロ
オマエヲ無敵ニスル
ソノ剣ハ、サイコウダ
ナンデモ
ヤッツケルコトガデキル
な、
なんだ
一体...。
こいつ、
おれに
そっくり...?
まぼろしか?
魔物がおれを
惑わしているのか?
薄気味が悪い。
おれの動きをそのまま、
鏡みだいに
返してくるん
やはり
魔物が...
自分と戦わせる
とは悪趣味な。
消えろ!!
くっ!
偽者
め...!
おれを
どんなに
生き写した
つもりでも、
この剣の威力を
複製することは
できんぞ!
剣よ何を、
遊んで
るんだ?
さっさと
こいつを..
やってしまえ!!
くっ...!
オマエモ・
コッチュ
クレバ?
!!
マスターソード、
剣が
なければ
眠ってる
のか!?
自分に勝てない。
いつもの力を
見せてみろ!
という
意味なのか?
おのれ
魔物!!
おれの
強さは、
力は、
おれ自身の
ものだ!
やっ...
オマエハ、
ジブンヲ、
え...!?
コロシタ。
うっ...。
な、なんで
おれの手が
黒いんだ...?
髪も
白い??
どうなって
にせ
ウソだ。
おれは、
にせものじゃ
ない!!
おれは
勇者だ。
マスターソードが
主と認めた...
勇者だ!!
じゃあ
一体...!?
公景力・
クッ...。
クックッ
ク.....。
ククク
......!
クク。
ああ、
傑作で
あった...。
わ、
笑いが、
止まら
ない。
ウフフフ
おホホホ。
ホッホホ...
黒き狂気の
世界へ。
ようこそ。
光世界の
勇者どの。
おまえが
混乱して
叫ぶ姿は
まことに、
愉快
であった。
こんな
面白い
出し物は、
ウハハ
初めてだ。?
ポホホァホホホ
!?
マ、
マスター
ツードが
どういう
ことだ。
重い!!
そんなバカな
つい
さっきまで、
おやおや
どうした。
自慢の剣を
持ち上げる
ことも
てきないのか?
これも..
お前の
仕業か!?
あいにく、さっきから
わたしは何も
していない。
そもそも
わたしの魔力で
そいつは
操れるとしたら
退魔の剣
それはもう
なのだろ?
ニセモノだろう。
あ、
そうか、
ニセモノは
勇者の方で
あったか
くそっ
!!
クッ、
勇者が
這いつくばる
姿は見ものだ。
どうしてだ
マスターソ
退魔の剣よ、
なぜ7応えない。
影の王を...
俺が負ける
ムズがない。
必ず、
倒して
や...
る...
みじめ
だな。
貴様など
その剣が
なければ、
ただの
非力な
人間だ。
残念だよ
......
実に残念!!
貴様と会うのが
これで最後だと
思うとな!!
なんだ!?
空間に
ヒビが
...?
お、
お前は
ミドナ姫の
側にいて
...!?
あの時
消したはず!!
なぜお前が
確かに!!
ここに
いるのだ!?
わ、私は
何もして
おらぬぞ。
もう一人の
黒いそいつを
作ったのも
私ではない
からな。
私はただ、
闇の空間で
騒いでいる
これは
そいつを見物
好機だと
していただけで、
フン...
私が手を
下すまでも
なく
自滅する。
下らない
無力な
人間だ。
ゼルダの伝説
トワイライトプリンセスの
2019年4月2日初版第1制発行
まんが●姫川明日で2006/Nintendo
作画stafeemati森昭子,簡井咲帆
発行者の細田正樹
製作所◎昭和プライト
印刷所◎三炅印刷株式会社
発行所◎株式会社-小学館
〒101-8001/東京都千代田区一ツ橋2-3-1
TEL./O3-3230-5995(編集)103-5281-3556(販売)
テザイン◎横山和忠
編集◎則松康郞
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CSBN978-4-09-1430I7-5
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各書
発行株式会社小学館
ゼルダの伝説トワイライトプリンセス,6
姫川明・任天堂
著者名が
◎姫川明・任天堂ノ小学館
Licensed_by_NNNTDNO
電子書籍制作会社株式会社昭和ブライト
〒101-8001東京都千代田区一ツ橋2・3-1
菜収録されている作品は、執筆された当時の状況や年代を考慮の上、
初回掲載時の表現のまま掲載されております。ご了承ください。