monster_15 | mokuro

ＣＨＡＰＴＥＲ１５．

ＴＨＥＤＯＯＲＴＯＦ－ＮＥＭＯＲＹ

ＮＡＯＫＵＲＡＳＡＷＡＰＰＲＥＮＴＳ

浦沢直樹【モンスター】第１５章「記憶の扉」

Ｌｉｖａｋｏｃｍ．ｌｏｂａｎ．．．

Ｔｈａｔｅｒａｍｉｓｈｏｍａｚｏｎ．ｃｈａｍａｎｇｅｔａｎ＆ｔａｋｅｎｔｏｔｒａｎｋｉｕｎｔ

そういえば、これまでやってるんだよねおまえはこちらのコミュニケーションは、

こういうことで、このようになってしまうので、２０１７年１２月１９日２月２０日（土）「Ｔｈｉｍａｚｏｎ

それだったらどうならこういうＡｎｄｒｉｐｓｉｎｓｔａｄｉｎｔｉｏｎ．．．

Ｍｅａｍｍｉｎｌｅ：

２０１８年１２月２０日（日）ファンデザインストール

ｄａｃａｓｃｏｍｉｎｅｔｉｏｎＴｏｒｄＰｒｅｓ

ｔｈｓｔｉｍｅ．ｂｕｔ．．．

ＨｏｒｉｂｌｅＳｔｏｒｙ

それを読みながら

この作品は、

左右２ページを

見開いた状態で

読むことを想定し

演出されています。

この作品は

ＭｏＮＳＴＥＲ完全版「全９巻を、

２００８年に、加筆修正のうえ刊行された

全８巻に再編集したデジタル特別版です

ＥｘａｌｋａｃｙＪｏｈａｎ．．．！！

Ｔｈａｔｓｗｉｎ．ｓｉｃｗａｋｋｉｄｏｎｅｄａｎｄｔｃａｋｅｎ．ｏｆｔｒａｎｋｉｏｔ．．．

かわいいですけど、やっぱりなのですか？？？２２：ｆｉｏｎ．ｔａｔｈａｄａｄｓｉｒｅ

ｔｏｎｎａｋｅｃｏｎｔａｃｔｗｉｔｔｉｎｄａｎ．

Ｍａｒｔｉｎ、ｔｈｅｂｏｏｔｙｇｕｎｄｗｈｏ．ｈａｄｃｏｍｍｉｔｔｅｄ

ｈａｍａｔｅｒｏｍｏｎｏｔｅｃｔｉｏｎＰａｓｓｏｎｄｅｒでは、

か、はぁっはぁ．．．Ｐｒｏｉｎｄｉｎｉｎｓｈａｌｄｅｒですが．．．！！

Ｍｅａｎｖｉｎｉｌｅ、ＴｏｎｎａｙＰｏ．．ｃｏｌｌｏｎｅｄＥｘｐａｒｏｆｉｒａｎｋａｔ．．．

ｄｅｒｉｄｅｓｔｏｊａｖｅｒｔｏｕｔｗｉｔｈｉｎｄａｎｔｈａｔｉｏｎｅｓｈｔ．：：：

ＯＨＡＰＴＥＲ１５ＷＥＲＯＯＲＥ

いや．．．これ以上、ＴＨＥＤＯＲＩＯＦＩＮＥＭＯＲＹ

ＭｕＫｌＵＲＡＳＡＮＡＹＡＰＡＲＩＳ

ｃｏＮＴＥＮＴＳ

Ｋｕｐｉｃｌｌ２３．

Ｗｉｎｄｏｗｓパーティーイズオーバー．．．！！

Ｋａｐｉｔｅｌｌ２ｔ．．．

悪魔を見た男．．．

Ｋａｐｉｔｅｌｌ２５．

悪魔の友だち．．．

Ｋａｐｉｃｌｌ２６．

知りすぎた男．．．

ｋａｐｉｔｅｌｌｙ７．

気しみの再会．．．哀しみで再会したの

Ｋａｐｉｃｅｌｌ２は、

三ナの記憶に．．．三十の話題．．

Ｋａｐｉｃｅｌｌ２９．８はまた、

朝読会の思い出．．．。

ｋａｐｉｔｅｌ！３０．．．

記憶の扉．．．この

ＩＶａｐｉｃｌｌ３１．ｔｅｒ

楽しい食卓．．．

ＨｏｒｉｂｅＳｔｏｒｙ

注文は？

いつもの

やっ。

いつものやつって

なんだっけ？

いいかげんに

覚えろよ、

ロビー。

ハンバーガー．．．

チーズはダブル、

ケチャップは多め、

トマトは厚切り、

ピクルス入れたら

殺す。

そんなの

覚えられっかよ。

ｔｗｉｎｄｒｉｐｓ：パーティー・イズオーン

Ｋａｐｉｔｅｌｌ２３．

パーティーイズオーバー

あの中国人だか

へトナム人．．．．．．

おまえのこと、

嗅ぎ

まわってるぜ。

ここんとこ

よく来るんだ

あの客．．．

なんて

答えたんだ？

おまえのこと、

何者だって

聞いてきたぜ。

俺とおまえは、

ムショ仲間だって

言っといた

余計なこと

しゃべりやがって。

安心しろ。

おまえが殺しで

ムショ入ってたことは

黙っといたからよ。

立派な

模範囚だったって

言っといた。

おそらく

日本人だ

あいつは、

中国人でも

ベトナム人でも

ない．．．．．．

ほう。

なあ、

そうだろ？

しかも、

脳外科医だ。

凄腕の

な．．．．．

な？

そうだろ．．．．．．

Ｄｒ．テンマ．．．

返事しろ！！

ぐほっ！！

．．．．．．でもって、

院長令嬢の

元婚約者だ．．．

エヴァに

何をさせる

つもりだ．．．

エヴァ．．．

く．．．．．

なれなれ

しいんだよ。

いつまで婚約者の

つもりだ？

３．．

聞くところによりゃ、

あんたもう

医者どころか

逃亡犯だ

そうじゃないか。

ちゃんと

入るとこ入って、

出直しな！

模範囚なら

いつか出られるかも

しれねえ

解放．．．．．？

俺は別に

なんの拘束も

してないぜ

それどころか

あの女、毎日

パーティー三昧だ。

会わせろ

．．．？

エヴァを．．．．．．

解放しろ！

エヴァに

会わせろ。

ク．．．クク．．．．．

くほ！！

これ以上

ウロチョロ

すんな。

おいおい、

人の店

ヌチャメチャに

すんなよ。

消えな。

エ．．．．．．

エヴァを

消えな。

ケンゾーに

会った．．．．．？

ええ、

二日前に．．．

まあ一応、

報告までに．．．

あなたに

会いたがって

ましたよ。

ククク．．．

殴ったり

してないで

しょうね。

ク．．．．．．

え．．．．．

ええ。

しませんよ、

そんなこと．．．

今日のバーティーは

もうこれで

いいんですか？

今日．．．

というより

も．．．．．

帰るわよ。

え．．．．．

もう

パーティーは

終わり．．．

たぶんね．．．

？

ご苦労

だったね、

エヴァ。

！！

これから

食事でも

どうだね？

．．．．．．で、

行くわ。

おまえの依頼人と

彼女を

レストランに

送り届けて．．．

おまえは

ここで晩メシか？

パーティーや

高級レストランの

食いものに

比べりゃ、

ここの

ハンバーガーの

ほうが、

よっぽどマシだ。

ほめられてんだか

けなされてんだか

わかんねえな。

ギ．．

いろいろ

しつこいな、

あんたも．．．

また痛い目に

あいたいのか？

消えろって

言ってんのが

わかんね．．．

店長も

動くな．．．

動いたら

撃つ！

！！

．．．．．．

なんとも

物騒な医者

だな．．．

誰から

依頼された？

おまえの

直接のボスが

”赤ん坊”だという

ことはわかっている。

だが

エヴァの護衛を

おまえに命じたのは、

組織のもっと上の人間だ。

組織を統括している

四人．．．．．．

残りの二人が

誰なのか、

ヴォルフ将軍も

その実態はつかめて

いなかった．．．．．．

誰に

命じられた！？

組織．．．．．？

四人．．．．．？

ヴォルフ将軍

．．．？

知らねえな

知らねえよ、

誰だか。

メガネの

男．．．．．？

だが、顔は

知ってるぜ。

そいつは、

エヴァに

何をさせよう

として

いるんだ？

メガネの男

だ。

だから言ったろ。

パーティーに

出席させてる

だけだ。

毎日毎日

な．．．．．

パーティーに

出てるだけだ。

飲んで食って

帰る．．．．．

それだけだ。

それだけじゃ

ないはずだ！！

そこでエヴァは、

何か特別な

行動をとって

いるはずだ！！

パーティーで

一体何を

やっているんだ？

ないね。

今日．．．．．．？

そういやあ、

今日．．．

いや．．．

なんてこと

ないんだ．．．

あの女、

指さしたんだ

指さした

．．．．．．．？

若い男を

さ．．．．．．

若い男．．．．．

こうやって、

金髪の．．．．．

きれいな顔した、

若い男をさ．．．

ただ

それだけ

だけどな。

エヴァは．．．

今、

どこに．．．

その、

例の依頼人のメガネと

食事だ。

ど．．．どこだ！！！

？

早く言え！！

それはどこだ！？

この仕事か

終わったら

きっと．．．

殺されるわ

エヴァの

役目は、

おそらくそれで

終わりだ！！

もう

パーティーは

終わり．．．

！？

エヴァはどこに．．．

あ．．．

ま．．．．．

待て！！

ギャルルル

ハァ

か．．．．．

彼女は．．．

ホテルへ

送ったよ。

い．．．．．

いや．．．

俺は、

持たないことに

してるんで．．．

ハァ

君は．．．

銃を持って

いるかね？

じゃあ、

これを

使いたまえ。

彼女を殺せ。

．．．．．．

＾ｎｆｏｕｋｉｐに

．．．

あの時．．．．．．

いつもと同じように

パーティーは繰り広げ

られていた．．．

酒の匂い．．．

香水の匂い．．．

わけのわからない

会話．．．．．．

意味のない

笑い．．．．．．

あの瞬間を

のぞいては．．．

いつもと同じ

だった．．．

ｋａｍａｒａ．悪魔を見た男

あの瞬間．．．

エヴァは、

誰かを指さした．．．

悪魔を見て男

すると、そこへ

メガネの男が

もう一人の

身なりのいい

若い男を連れて

現れた．．．．．．

握手を

かわした

それから、

その若い

青年二人は．．．

その時は

気づかな

かったが、

どうやら

それで．．．

エヴァの仕事は

終わったらしい．．．

彼女を

殺せ。

チャッ

ギ．．

カ．．．

やっぱり

あなたが

あたしを

殺す役

だったのね．．．

どうぞ

お酒も

いい具合に

まわってきたし

．．．．．．

もう思い残す

ことなんか、

なんにもない

から．．．．．

クックッグッ．．．

あ．．．

そうか、

このホテルの

部屋で

撃つわけには

いかないか。

あんた、

前にも

自分の彼女

撃って．．．

血の海の中

立ってたって

言ってた

もんね？

外へ

連れてって

撃ちなさいよ。

そうしないと

汚した部屋

弁償させられる

わよ。

ハッハッパッ

ハッハッ！！

あ．．．

ひとつだけあった

．．．．．．

思い残した

こと．．．．．．

あたし．．．

今日

何を

したのかな？

ま、

どうでも

いいんだけどね．．．

あんた

見てたでしょ？

あたしが

指さしたの．．．

あたし．．．

きっと

とんでもないこと

したんだね．．．

とんでもない

人間を、

悪魔に

引き合わせたん

だわ．．．．．．

ファウストと

メフィストを

引き合わせた

ククク．．．

どうでも

いいんだけどね。

今日でもう

パーティーに出る

必要はなくなっちゃった

みたいだけど．．．

まだここに、

これから先の

パーティーの

招待状があるわ。

よかったら、

あたしが死んだ後

あんた代わりに

あたしが

何をしちゃったのか

確かめといて

くれない？

グビ

さ．．．

そろそろ

かたづけて

ちょうだい。

バサ

逃げよう

俺といっしょに

逃げよう。

ククッ．．．

あんた、

何か勘違い

してんじゃ

ないの？

俺は

もう．．．

あんたと逃げる？

冗談でしょ！

ハッハッヘッ！！

あたし達、

いつから

そういう

関係に

なったのよ。

人は殺せない

．．．．．．．．

じゃあ、

悪魔なら

殺せるって

いうの？

人は

殺せない

あたしは

悪魔よ！！

あんたに

買ってやった

そのスーツもネクタイも、

全部、ケンゾーが昔

着てたのと同じ柄！！

わかる？

あんたを

ケンゾー・テンマに

見立ててただけ！！

殺しな

さいよ．．．

早くぅ！！

早く

殺しな

さいよ！！

早く．．．

３ｂ：：

殺しな

さいよ．．．

早く

殺さなきゃ．．．

あんたが．．．

殺される．．．

悪魔なら．．．

殺せる

．．．．．．か．．．．

．．．

ん．．．．．

チチッ

うう．．．

．．．．．．

ハッサ

グイ

ハタ！

さえねえ

面だな。

俺はいつも

さえねえよ

．．．

誰か、

俺を探しに

来なかった

か？

いや、

誰も．．．

ただ．．．

タベの

日本人が

これ

置いてった。

何か

あったら、

そこに連絡

してくれ、

とよ。

．．．．．．

注文は？

いつもの

やつか？

ヘルプラウ・ホテル

二〇五号室．．．

やめとくわ

くそまずい

ハンバーガーで

腹一杯にしちまったら

行く気が失せらあ、

どこ

行くんだ？

パーティー

ネクタイ一本

ありゃ、

どこへでも

入れる．．．

不思議な

もんだ。

こんなもん

本で．．．．．．

あたし．．．

きっと、とんでもないこと

したんだわ．．．

とんでもない

人間を、

悪魔に

引き合わせ

たんだわ．．．

悪魔．．．．．．

悪魔なら

殺せる．．．．．．か

いた．．．

．．．．．で、

あいつは

悪魔なのか．．．．？

手がはれあがるほど、

何人もの人間と

握手をかわし．．．

そいつは

パーティー会場を

後にした．．．．．．

フォン

六階か．．．

チ！

チーン

ガコッ

．．．．．．．．

言っても、

どの部屋

だ．．．．．？

どうぞ。

．．．．．．

中にお入り

ください。

どうぞ、

こちらへ。

おかけください。

遠慮

なさらずに。

あなたも

彼に会いたいん

でしょ？

彼．．．．．？

僕も

待ってるんです。

もうすぐ

彼、来ますよ。

彼が

やってくるまで

何か話を

しましょう。

なんの話が

いいかな．．．

あっ、

そうだ．．．．．

世界が

終わる話を

しましょう。

それから

一時間．．．

悪魔力部屋に

現れるまでの

一時間．．．

俺は

あんな恐怖を

味わったことがない．．．

＾ｎｆｏｕｋｉｐに

．．．

ねえ、

起きてよ！！

ズズ．．．

起きてくれ

よぉ！！

だめだって！

こんな所で

寝ちゃあ！！

大丈夫

だよ．．．

ちょいと

酔いさましてく

だけだからさ．．．

いいから

ここに

置いてって

おくれよ．．．

だめだよ！！

ｋａｍｉｃａｌｌａｎ．ｉＰｈｏｎｄ、の女だぞ

こんな所で

寝たら

死んじまうよ！！

ピッ

ウィ～

く．．．．．．．

＃

ク．．．．．

ザッ

その若造は

嬉々として

しゃべり続けた．．．

それはまるで、

今日学校であった

楽しかったことを

親に語って聞かせる

子供のように．．．

そうやって、

奴は俺に

ふった．．．

何が

“世界が

終わる話”だ。

マニアックな

若造のたわ言だ。

その時は、

そう思った．．．

どうでした？

面白い話

でしょ？

楽しんで

もらえましたが、

マルティンさん？

なんで．．．

俺の名前を

知ってるんだ？

あは！！

ははは！！

はは．．．

あ．．．

そうだ、

次は．．．．．．

あなたの話を

しましょう、

マルティンさん、

Ｋａｐｉｔｅｌｌ２５．

悪魔の友だち

。赤ん坊〟の所で、

もう三年に

なりますか？

俺のことを

調べたのか．．．

その前は

刑務所に

いた．．．

大変でしたね、

八年も．．．

探偵でも

雇ったのか？

俺の経歴なんか

洗って

どうするつもりだ？

殺人を犯した

わりに、

早く出所

できました

もんね。

模範囚

だったん

でしょ？

楽しかった

ですか？

彼女との

暮らし．．．

．．．．．．！？

撃ち殺した

という、

あの彼女ですよ。

名前は

エッダ．．．

ずいぶんと

悪趣味だな、

ボウヤ．．．

ひどい

ドラッグ

中毒

でしたね

彼女を、

必死にドラッグから

足を洗わせよう

とした．．．

なかなか

できることじゃ

ないですよ。

彼女と

出会ったのは、

フランクフルト．．．

愛．．．

ですか？

痛い目に

あいてえのか？

彼女は

立ち直った

．．．

でも

あの晩．．．．．．

あなたの帰りを

食事をつくって

待っていた．．．

幸せな暮らしが

始まった．．．

殴られてえ

のかって

聞いてるんだ。

部屋に戻ると、

とんでもないものが

目に飛びこんで

きた．．．．．

彼女の前の男が

部屋にいた．．．

再びドラッグを

やってしまった彼女は、

朦朧としながらも、

あなたの姿を見て．．．

何度も

言いましたね．．．

ごめんなさい

ごめんなさい．．．

ごめんなさい

ごめんなさい．．．

でも

あなたは、

男とともに

彼女を

撃ち殺した．．．

．．．という

ことに

なってますね、

裁判では．．．

．．．．．．

なぜ、

嘘をついたん

です？

彼女、

自殺したん

でしょう？

弁護士は、

彼女の手に

硝煙反応が

あったので、

彼女の死は

自殺と推理して

いますね。

．．．．．．

ところが

あなたは、

自分が彼女を

撃ったという

自供を

貫いた．．．

．．．．．．

彼女、

あなたに

殺してくれって

頼んだんでしょ？

当たり？

当たったん

ですね？

やっぱり

そうなんだ！

彼女を撃ったのは、

あなたじゃ

ないんだ！！

かは！！

彼女、あの時

こう言ったん

でしょ？

．．．．．．？

「私を

撃って」

って．．．．．．

．．．．．．

私を

撃って

そんな目で

見ないで．．．！！

殺してよ

．．．

あたしを

殺してよ！！

マルティン！！

お．．．．．俺じゃ

ねえ！！

こいつ、

自分で撃ったん

だ！！

俺じゃねえ

よ！！

な？

俺じゃ

ないだろ、

な？

やっぱり

そうなんだ。

すごいや、

当たりですね。

彼女は

自殺したんだ

違う．．．

あなたは、

彼女を

置きざりに

した．．．

そうやって、

彼女の願望を

かなえて

あげたんだ。

違う！！

じゃあ、

あなたの

お母さん

は？

ふふ．．．

あなたのお母さん

あなたが十歳の時

凍死してますよね

あの時も

同じだ．．．

あの時も

あなた、

お母さんを

置きざりにした。

かは！！

すごい、

すごいや！！

あなた、

毎日毎日、

アル中の

お母さんを

家まで

背負って

連れて

帰ってた。

これも

当たり！？

そうでしょ？

驚いたな

本当に

当たるん

だ！！

いつも

お母さんは、

あなたに

言ってた．．．

でも、

あの晩

ここに

置いていって

くれって！！

それでも

あなたは毎日

お母さんを

背負って帰った。

だめだってば

こんなとこで

寝ちゃあ！！

平気だよ、

平気．．．．．．

ここに

置いてっとくれ

よぉ．．．．．．

ヨロ．．．

ウィ

だめだって

ばぁ！！

起きて

よぉ！！

置いて

きちゃったん

だ。

そうですよね、

あなたは

お母さんを

置いてきちゃったんだ。

翌日、

警官がやってきて

お母さんが凍死

したって報告した。

でも

その時、

あなたは

思ったんだ．．．

僕は悪くない

お母さんが

置いてってくれって

頼んだから

そうしたんだって！！

その通り

ですよ。

あなたは

悪くない．．．

お母さんも

ドラッグ中毒の

彼女も、

死にたがって

いたんだ．．．

死にたがって

いる人を

死なせてあげた

だけなんだ。

あなたは

間違ってない

あなたは

正しい．．．．．．

生きる苦悩から、

彼女達を解放して

あげただけなんだ。

エヴァだって

死にたがっている

じゃないですか。

ギ．．．

バタン

カッ

わッ

ちょうどその時

悪魔がやってきた

俺は、悪魔を

見ないように

すれちがった．．．

見ちゃいけない

見ちゃいけない．．．

絶対見ちゃ

いけない．．．

子供のように

唱えていた．．．

エヴァだって

死にたがって

いるじゃ

ないですか。

私を

殺してよ！！

ここに

置いてっ

とくれよ．．．

ケンゾー

俺は．．．！

悪魔のシナリオ

どおりには

動かない．．．

なぜなら、

誰も．．．

死にたがって

なんか

いないから．．．

ついの状況に

ドレドレ

女は．．．．．．？

エヴァは、もう

いないよ．．．

．．．いい。知りてきたり

どこへ

逃がした？

始末

したよ．．．

嘘をつくな、

マルティン。

今なら

嘘じゃ

ないって。

哀れだな．．．．．．

女で

命をなくす

とはよ．．．

何が？

Ｋａｎｉｔｅｌｌ２６．

知りすぎて、

５分前

．．．．．．？

起きたか？

追っ手が

来た。

外に連中の

車が止まった。

もう時間の

問題だ。

ここのメイドの

制服を盗んできた。

それを着て

裏口から逃げろ。

あんたは？

二人で

ノコノコ

出てったら、

つかまえて

くださいって

言ってるような

もんだ。

あんただって

逃げなきゃ

やられる！！

俺一人なら

なんとか

なる．．．．．．

デスクの上の

メモに書いてある

場所へ行け。

テンマの

ホテルだ

．．．．．．

早く

着がえろ！！

いっしょに

逃げよう。

フランクフルト

中央駅で

待ってる．．．

いいかげんにしろ。

冗談言ってる

場合か

いいか！

テンマの所に行くのが

あんたが助かる道で、

あんたの望みだ！！

これは

命令だ！！

早く

行け！！

あんたに

指図される

おぼえはないわ。

冗談よ。

行くわ

ムチャして

死ぬような

マネしないでよ。

ああ．．．

俺があんたに

そこまでする

義理はない

じゃあ．．．

そう．．．．．

義理はない．．．

あの女に

ここまでしてやる

義理なんか．．．．．．

一人．．．

二人．．．

三人．．．

四人．．．

ハア

ハァ

ハア

ヨ♭．．．

！！

よく．．

３ロ．．

チャッ

キャッ

生きてた

な．．．．．

フランクフルト

中央駅．．．．．．

カ．．．．．

ヒィ！！

ヒィッ！！

弾切れか．．．

やっぱり

さえねえな、

俺は．．．．．．

ヒィ！！

ヒィ〜〜〜！！

バカヤロ

グハ．．．

ちゃんと

頭狙え．．．

ギャング同士の

内部抗争と

思われ、

警察は．．．

ロビー．．．

フランクフルト郊外

ゾッセンハイムの

レーゲンモーテルで

おきた銃撃戦による

死者は四名．．．

聞いたか、

ロビー．．．

俺の武勇伝

だ．．．．．．

ロビー．．．

着いたぞ、

マルティン。

え．．

フランクフルト

駅か．．．

やあ．．．．．

ドクター．．．

できるだけの

応急処置はしたが、

あとはここでは

ムリだ。

よせ．．．．．

どうせ

ムリなのは．．．

わかってる．．．．．．

エヴァは．．．

病院へ

行こう．．．

エヴァは．．．

どこだ．．．

エヴァが

どうしたんだ？

．．．．．．

ここに．．．

来て

いないの

か．．．．．

え．．

ク．．．．．

くは．．．

ははは．．．

ＨＴホッ

何、笑ってんだ、

バカ！！

もう

黙ってろ．．．

．．．．．．

ハァ

そうも．．．．．

いかねえんだ

何から

話せば

いいか．．．

いっ

たくさん．．．

！！？

聞いてくれ．．．

Ｄｒ．テンマ．．．

！！ァ

いろいろ．．．

知りすぎ

た．．．．．．

ハァ

まだ．．．

“赤いバラの

屋敷”の．．．？

．．．！！

実験は．．

続いている

ハァ．．．

言ってる

意味．．．．．．

わかるか．．．．．？

ハァ

．．．．．．

あと．．．．．

（１７

悪魔は、

弟子を

手に入れた．．．．．．

ハァ

！？

あの男は

独裁者を．．．．．．

つくろうと

してる．．．

わかるか

．．．．．．．？

メガネの男

クハッ

ハァ

あの男．．．．．？

ペトル．．．．．．

チャペック．．．．．．

ハァ

“赤いパラの

屋敷”の．．．

生きのこり

ペトル・

チャペック．．．

あの男は．．．

悪魔を操ろうと

しているが．．．

悪魔は．．．．．．

悪魔は．．．もっと

恐ろしく．．．

もっと．．．

ヤーレスツァイト・

ホテル．．．

６００号室．．．

ハァ

！！？

そこに

悪魔の弟子が

．．．？．．．

ーーっ

ハァ

悪魔を．．．．．

見つめちゃ

いけない．．．

！！

奴のシナリオ

通りに動いちゃ

．．．いけない．．．．．

ハァ

誰も．．．．．

ハァ

死にたがって

など．．．

いない．．．．．．

ハァ

！！？

ハァ

マルティン！！

俺は．．．

幸せだ．．．．．

もう．．．

悪魔を

見ないで

すむ．．．

エヴァ．．．

エヴァが．．．

俺を．．．．．．

フランクフルト

中央駅で．．．．．．

．．．。Ａｂｆａｈｒｔ

きっと

二人分の

チケットを

買って．．．

エヴァが．．．．．

待ってる

のか．．．．．．

守ってくれ．．．

できるだけ

遠くへ．．．

できるだけ

エヴァを．．．．．．

死ぬな．．．．．．

駅に行かなく

ちゃ．．．．．．

な．．．．．

死ぬな．．．．．．

＾ｎｆｏｕｋｉｐに

シャ

ｒｏｍｅｓｉｇｌみの再会

ミカ

ミア

そんなとこに

いても、

始発までは

まだまだ

時間がある．．．

誰か

待ってるの

かい？

だいたい

わかるんだ。

長年

駅で働いて

るとな

ははーん

男だね？

じゃあ、

相手が来るか

どうかも

わかる？

そんなの

わかんねえよ。

占い師じゃ

ねえんだから。

ただ．．．

幸せ．．．．．．

待つ相手が

いるってことは、

幸せなこった。

相手が

来ようと、

来まいとな。

そっ！

この年になると、

なかなか

そういう気分にも

ならねえ

幸せ

．．．か．．．．．

おっと、

“待ち人

来たる”

かな？

ケンゾー．．．

マルティンが．．．

死んだ．．．．．．

哀しみの由念

どうやら．．．

待ち人じゃ

なかったようだ

な．．．．．．

彼は、

重要な情報を

伝えようと、

私の所に

やってきた．．．

最後の力を

ふりしぼって

逃げるんだ

早く．．．．．．

まだ、

始発まで

時間が

あるわ．．．

エヴァ．．．．．．

ちょっと．．．．．．

つきあって

くれる．．．．．．？

ああ．．．

酒じゃなくて

いいのか．．．．？

そうか．．．

マルティン．．．

マルティンに．．．

あの人、

お酒、嫌いだった

から．．．．．．

久しぶりね．．．

ああ．．．

ちゃんと

食べてる

の．．．．．？

ずいぶん

やつれた

から．．．

ああ．．．．．．

へんね．．．

あたし達、二人で

こうして

マルティンの

お葬式を

してる．．．．．．

いい人

だった．．．

あんな

いい人に、

あたし．．．

ひどいことを

した．．．．．．

私は

最低よ．．．

昔、あなたに

贈ったスーツと

ネクタイ．．．

同じ柄のものを

彼に着させて．．．

最低ね．．．．．

なんでまだ

生きてるんだろう、

あたし．．．

あなたにも

嘘の証言をして

罪を着せ続け

た．．．．．

なんで

あたしはまだ

のうのうと

生きているん

だろう．．．．．！！

マルティンが

君を

守ったからだ。

なぜ

守るの．．．

あたしみたいな

女を

なぜ守るの！？

誰も

死にたがって

などいない．．．

マルティンは

そう言ってた．．．

幸せだって

言ってた．．．

それが

幸せだって

言ってた．．．

君が

駅で待って

いる．．．

あ．．．．．

あ．．．

あああ！！

・

ミュンヘンに

知っている

のか．．．．．？

ミュンヘンに

行くんだ。

知り合いの

心理カウンセラーの

先生がいる．．．

Ｄｒライヒワイン

あの人なら

よくして

くれる。

とりあえず、

Ｄｒ．ライヒワインに

かくまって

もらうんだ。

ええ．．．

すべて

洗いざらい

話すんだ

そして

警察へ行け！！

この

フランクフルトの

赤ん坊”の

組織に狙われて

いること．．．

そして

ロベルトに狙われて

いること．．．

あなたのことも

話すわ。

あなたは

誰も殺して

ない！！

すべて

ヨハンが

やったこと！！

すべて

話すわ．．．

だから、

あなたも

ミュンヘンへ．．．

え．．．

目の前に

いるんだ

すぐ近くに．．．

君も

パーティーで

見かけたろ．．．？

ヨハンが

目の前に

いるんだ．．．

もう

終わりに

しなくちゃ．．．

もう

これ以上．．．

マルティンの

ような人間を

出しちゃ

いけない．．．

わかるだろ

もう終わりに

するんだ．．．

Ｄｒライヒワイン

には、

私から手紙を

出しておく。

私の知る限りの

情報をすべて

書いておく

ケンゾー．．．

でも、

ケンゾー．．．

さあ、

行くんだ。

君が私に

できる手助けは、

ミュンヘンに行って

何もかも話すことだけだ。

ロロ

Ｈダ

．．．

ＨＡ！

月・

よく我々に、

ヨハンを引き合わせて

くれた。

感謝するよ。

この

フランクフルトに、

どうも最近

それらしい人物が

いると踏んで、

君に首実検を

お願いしたわけ

だが．．．．．

お食事中

失礼します。

お電話です。

ん？

ああ。

もしもし．．．

私だ．．．

ヨハン．．．

そうか．．．．．

どこだ？

タタ！

ハルデッカー

通りの

アパルトマン

ハルデッカー通りの

アパルトマン．．．

ヨハン

私でも．．．

“終わり”に

できるわ．．．．．．

タタン

何かし

ヤーレスツァイト・

ホテル．．．

６０６号室．．．

そこに

悪魔の弟子

が．．．．．．

銃が

ほしいって

いうのは

あんたかい？

銃にも

いろいろあるぜ。

初心者には

でかいのは

ムリだ。

できるだけ

大きいのが

いいわ

一体

何を撃つ

つもりだ？

悪魔よ．．．

＾ｎｆｏｕｋｉｐに

．．．

ウエイトレスの

仕事も

見つけたし．．．

ｍａｖｉａ、ニナの記憶

ギシ、

ギシ

住む場所も

見つかったけど

．．．．．．

このベッドは

ひどいね。

僕が

乗っかっただけで、

こんなに傾い

ちゃうんだもん。

ドラ

僕、このベッドに

寝るから、

ニナはそっちの

ソファーで

寝たほうがいいよ。

ニナが寝たら、

ひとたまりも

ないよ。

あなたの

寝る場所は

ないわ、

ディーター

え．．

あなた、

これ以上

あたしについて

来ちゃいけない。

いろいろ

考えたん

だけどね

なんで．．．．．．？

ミュンヘンの

Ｄｒ－ライヒワインの所へ

戻りなさい。

ニナが

教えて

くれてる

じゃん

なんで．．．って、

あなた

学校行かなきゃ．．．

学校なんか

行かなくて

いい。

勉強は

どうすんの？

勉強だけじゃない。

このままじゃ

友達もできない

でしょ！！

友達いるよ、

ニナにテンマ。

大体

僕がいなけりゃ、

ニナだって

心細いくせに。

．．．．．．？

とにかく

あなたは、

ミュンヘンに

戻りなさい。

ミュンヘン

なんか

行かない

もん！！

やー

ーだ！！

ちょ、

ちょっと

ニナ！！

また今日も

行くの？

もう

Ｄｒ．ライヒワインに

手紙送ったから、

じきに返事が

くるわ

ねえ、待ってよ！！

もういいかげんに

あきらめなよ！！

毎日毎日

同じ場所

行ったり来たり

してさ！！

何度

やっても

同じだよ

もう

何も思い出せや

しないよ、

ニナ！！

ニナの記憶

ここで．．．．．．

あたし達は

暮らしていた。

母さんと

あたし．．．

そして

ヨハン．．．

あたし達は

静かに暮らして

いた．．．

本当に

静かに．．．

まるで、ここに

住んでいないかの

ように．．．．．．

追われていた

．．．．．．．．

母さんが．．．．．？

それとも

あたし達が．．．．？？

誰に

追われていたの

．．．．．．．．

やだ！！

やめて！！

はなして！！

あの日ヨハンは、

この階段を

引きずられるように

連れさられた．．．

母さん！！

違う．．．

ニナ．．．

ニナは、

今のあたしの

名前．．．．．

あの時、

あたしは

なんて呼ばれて

いたの．．．？

ニナ．．．．．．？

アンナ．．．．．？

？

あたしの

名前は．．．．．．

何．．．．．？

．．．

ヨハンを

乗せた車は、

この道を走って

彼に

隠し事を

しちゃ．．．

だめだよ

おそらく

旧体制下、

この国で

行われていた

何か．．．

その〝何か〟の

関係者．．．．．．？

この男は

誰．．．．．？

バム

彼らは、

ここで

子供達を

集めて．．．

«朗読会〟と

呼ばれるものを

開いていた．．．

鍵が

壊されてるよ。

ギィ．．．

この“赤いバラの

屋敷”で．．．．．．

落書き

だらけだ．．．

火事で

焼けちゃったし、

最初来た時とは

大違いだね

彼らは、ここで

つくりあげようと

していた．．．

〝優秀な生徒〟って

何．．．？

〝優秀な

生徒”を．．．

ヨハン．．．．．．？

そして、

彼らは．．．

まるで．．．

見てきたような．．．

この光景

誰が．．．

あんなこと

したの．．．．．．？

逃げて

．．．！

逃げた

ヨハンは

走って逃げた

痛っ．．．．．！！

バラの

繁みを

ぬけて．．．

気を

つけないと、

バラのトゲ

危ないよ。

大丈夫？

この痛み

．．．．．．

え．．．．．？

まさか．．．

この痛み．．．

あたしは、

この部屋で

待っていた．．．

母さんの帰りを．．．

ヨハンの

帰りを．．．

この絵本を

読みながら

．．．．．．．．

なまえのない

かいぶつ．．．．．．

これを描いた

エミル・シェーベも．．．

一めのおおきなひと

くちのおおきなひと

を描いた

ヤクブ・バロウベックも．．．

『へいわのかみさま

を描いた

クラウス・ポッペも．．．

人間はね．．．

すべて

同一人物

何にだって

なれるん

だよ。

私は、この部屋で

読みながら．．．

フランツ・

ボナパルタ．．．

。赤いバラの屋敷”で

朗読会を開いていた

ボナパルタの本を．．．

ヨハンの

帰りを

待っていた．．．

私は笑いながら

こう言うの．．．

開いたドアに

向かって．．．

おかえり

おかえり。

おかえり．．．

おかえり

おかえり。

おかえり

さあ、

おいで。

！？

ドアは開かない

おかえりなんて

言っても、

ドアは

開かない．．．？！！

開かない．．．

だって、

あたし．．．

だって、

あたし．．．

思い出した

．．．．．．．．

あたしが

もうやめて、

ニナ！！

．．．．．．

もう

思い出さなくて

いい！！

何も

思い出さなくて

いい！！

僕だって

そうだよ！！

いろんな

ひどい思い出が

あるよ！！

でも、

そんなもの

思い出さなくて

いいんだ！！

ニナもいっしょだ！！

ニナもいっしょに

帰ろう！！

わかったよ、

Ｄｒライヒワインの

所へ行くよ！！

テンマの

言ったとおりに

しょう！！

これから

楽しい思い出

つくれば

いいんだ！！

フランツ・ヨーゼ

シュトラウス空港・

ミュンヘン

あ！！

おかえり。

＾ｎｆｏｕｋｉｐに

．．．

ちょっと

待って

ください、

部長刑事！！

プラハ署・

チェコー

あれだけ長々と

手続きに時間を取られ、

いざ事情聴取できると

なったら．．．

刑事の横に座って、

話を聞くだけに

してくれとは

どういうことです！！

我々は

あなたの要求に

最大限応じている

つもりですがね

ただでさえ、

一人につき３０分

という制限つき

なんですよ！！

最大限．．．．．．？

時間については

我々も同じ条件です。

彼らの話を聞けるだけ

いいでしょう？

ｍａｎａｍａ期読会の思い出

．．．

この国において

弁護士資格のない

あなたに、

我々がここまで協力

するのは、例外中の

例外なんですよ。

当方としても、

やっとの思いで

旧チェコスロヴァキア

秘密警察の

被害者連絡会を

説き伏せて、

五人の証人の

事情聴取に

こぎつけたんです。

ですから、

このチャンスに

少しでも多くの

証言を．．．．．．

甘いな．．．

え？

おそらく彼ら、

自分の過去に

ついてなんて

しゃべりたがり

ませんよ。

あの

〝朗読会の

子供達”は．．．

まあ、今回の

“赤いバラの屋敷”から

発見された大量の

白骨死体の事件は．．．

間違いなく

旧チェコスロヴァキア

秘密警察が関わって

いることでしょう。

しかしね．．．

．．．．．．

あ．．．

彼がこの件の

担当刑事です。

この手の真実って

やつは、

だいたい藪の中って

ことで

終わるんです。

ドイツから

いらした

ヴァーデマン

弁護士だ。

あとは

頼んだぞ

スク刑事です。

よろしく

質問事項は、

あらかじめ

私がまとめて

あります。

すべて

私の指示どおりに

してください。

あなたには

単なるオブザーバー

として同席して

いただきます。

．．．．．．

興味本位の

質問等、

くれぐれも

されない

ように。

さあ、

始め

ましょう。

現読会の思い出

朗読会の思い出

チェルヴェナー通り

三番地．．．

通称

“赤いバラの

屋敷”．．．

間違いなく

あなたは、

一九六八年

ここで．．．

今は焼失し、

このような状態と

なっています

が．．．．．

〝朗読会〟に

参加して

いましたね？

エルノさん．．．

．．．．．．

どうなんです？

フランツ・

ポナバルタ

という人物は、

ご存じですか？

黙っていて

もらいましょうか。

時間が

ないんだろ？

慎重に

やりたい

だけです

慎重にやって、

何も情報を

得ないまま

終わるつもりか？

この屋敷が

私の心の

支えだと

思っていた

あなたは

ここまで

こぎつけた

私達の苦労が

わかってない．．．

悲しく

ないな．．．

もっと．．．

なんていうか

．．．．．．？

焼けてしまった

屋敷の映像を

見て．．．

郷愁の

ようなものも

感じませんか？

郷愁．．．．．．？

悲しみが

わいてくるかと

思ったが．．．

そうです。

あなたにとって

ここは、学校の

ようなもの

でしょう？

わから

ないなあ

．．．

ヴァーデマンさん、

黙っていてください！！

私の用意した

質問か．．．

悲しみ．．．

郷愁．．．．．

わからない

どういうこと

ですか？

いえ．．．

ですから、

あなたが

子供の頃

〝朗読会〟に

参加されたことで、

何か現在に

影響している

ことは

ありませんか？

いや．．．

別に

心の傷．．．．．．？

人間関係は

うまくいって

ますか？

いやあ．．．

あなた、

ご家族は？

あなた、

結婚されて

いますか？

よけいな

質問しないで

ください！！

離婚しました。

答えなくて

いいですよ。

あなたには

権利があります。

いや．．．

妻とは、別に

これといって

問題は

なかったん

ですがね．．．

いいかげんに

してください！！

子供が．．．

長男も

次男も．．．．．

自殺

しましてね。

んー

別に問題が

あったわけじゃ

ないんですが．．．

なぜか

二人とも．．．

なんで

自殺なんか

したんでしょう

．．．．．．

何が

言いたいん

ですか？

君の質問の

しかたが、

あまりにマニュアルに

頼りすぎてると

言ってるんだ

マニュアル

どおり．．．．．？

現にここまで

二人の証言者から、

どれだけのことが

聞き出せたかね？

．．．．．．？