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...私GI
要素と、Androfordonは、
実力と1000円以上のお
ぼーーー!!
2018年
。
お申込のお申し訳ございますので、
高忍
小学館
・840mmamimeninは、84の940の
C9979\419E
1.SBN978-4-49-12S44-7
定価:|本体419円+税
雑誌45046-48
・小学館
1929979年9月79日04194
シンドリアを脅かすアルにサーメンの脅威、
シンドバッドとその配下八人将は撃退すべく動くが...!?
世界に隠された謎が徐々に大切な手座って明らかに!?極限の第12巻!!
シンドリアを寄りすアルサーシングが、シントルハットとその現天で、人形を整理すべても出現した最終的に話していますので、世界観的には
...
空からWaburindをot.magic
「12
お申込のお申し訳ございましたが、
comics
狐茲6I
Q02.1800tinfint.pap
12
「高島大
8月16日についてSTMKAPAXを提供し
2018年09月10日火の
ばい!!
...
CONTENTS
友天才......。3女・4人目のマギ..
彼女は天才...いる夜。4人目のマギ....21夜、迷宮攻略者の愛..
...そんなこと言っても何かありがとうございますのですか!?
迷宮攻略者の道......57呪い..
これは...お兄ちゃんはいいの
...57...
それでも、この時期は10月11月10日(月)までの開催についてはお客様につきありませんが、ご利用いただいておりました。
第112視第1は後落114種第1450
いい......7515..
第113夜ち114夜115夜
第14枚第115夜7第106校
マアリバパの中...!転機..
第145夜第116夜第417夜
第11日夜「戦機」...12第17夜旅立ちの予感...!!第1日花・決意の詳しい!!!(65
第117夜、旅立ちの子猫...!私第18夜、決意の訳.....(65)
大丈夫ですか
師匠?
ああ、でもしばらく
休みてぇところだな。
魔力ももうねえし...
まぁ...俺が
回復した
ところで...
手なんか出したら、
あいつは
承知しねえ
だろうがなァ...
第10
ひょっ!
そ〜〜〜れ
それい!!
くっ!!
くそっ...
ひょつひょっひょう。
いや~魔導士は
弱いのう~~
他の奴らは...?
「眷属」相手にやられて
しもうたか......
まぁ、いいわい。
あいつらできが
悪かったからのう!
ワシー人で手柄を立てれば、
ワシがイスナーン様に
認めて頂けるというものじゃ!
びょっひょっぴょっ!!!
むぅぅぅん...
「黒光球」
「光蟲型」!!
!!
強い!
「防壁魔法」
では
受けられない:
ブアアア
!?
こいつっ...!?
くっ...
びょっひょっぴょっ
どこまでも
追いかけるぞい!
おわりじゃ!!!
!?
バカな!!
あの光線の
直撃を受けて
なぜ生きておる!?
光なんて...
霧を使えば
おんた
簡単に弱まるわ!!
ボォ...
水上は私のための成島よ!
戦場よ!
せん
あなた..
おしまいね。
......?
しかし...
お主の攻撃も
ワシには通じん。
!?
しょせん魔導士など、
魔力を増幅できる
我ら金属器使いには
絶対に勝てんのじゃ。
ワシはのう
魔力が切れた後の
魔導士を殺すのが
大好きでのう~
何もできない生意気な口が
命ごいをするのを焼いて
なぶるのが快感でのう~!!
お主は
どうしてほしいかな?
うひやひゃひゃ。
...
下衆じじい!
なんとでも
言え!
さて、じゃん
時間をかけて..
お主の魔力が
尽きるのを
待つとするか...
霧が晴れた
......
頃合いかのう..
........
...!
ヤムさん!!
しかし、
くやしいじゃろ
......?
魔導士は...
魔力が切れては
何一つできん。
......!?
テッ
そうね、
普通ならね。
強がるな!
魔導士
風情が...!!
...そうじゃ......
ワシは魔導士が大嫌いなんじゃ。
「アル・サーメン」の
魔導士どもめ......
いつも上からえらそうにして...
ワシの才能をまったく
認めようとせず...
やけに魔導士に
こだわるのね。
......
...
あなたにその
実力が
ないんじゃ
ない?
おにょれぇぇぇ
そうですか...?
ワシの全身魔装を
見るがいい!!
あ...
だい...
きよく
フラーシュ・アルアラ
極大魔法
『焼夷光葬砲』!!
...
死ねぇい!!
なぜじゃ~~~〜〜!!!
なっ!?
なっ.....
なんじゃあ!?
その
鏡は...!?
イ
言ったでしょう?
光属性の攻撃は
かんたん
簡単.....
霧で遮ることも、
こうして鏡ではね返すことも
てきる......
さっきあなたが
砕いたものは...
私が発明した
魔法道具なの。
普段身に付けることで、
魔力を溜めておくことができる。
そして、こうして組み合わせれば
大魔法も発動できる...
世界で唯一の
魔力蓄蔵装置よ!!
そ.......
そんなの
反則じゃ~~~
ごめんね、私...
天才魔導士なの。
大丈夫かい?
ヤムさん。
ええ。
アリババァ...
あんな奴らに負けるとは
どういうことだ?
ひいい
すみません。
俺の教えは
なんだったんだ!?
......?
先輩もせかき
背中斬られてるじゃ
ないっすか...
バッサリと...
なんだと?
てめえ。
師匠、傷がっ
傷が開きます!!
......?
......
どうした
アラジン?
うん...
今...
何か...?
同刻
シンドリア王国
本島上空
4人目のマギ
夜
バチバチッ
王よ、
ヤムライハから
連絡が入りました。
アラジンたちを
無事保護したとの
ことです。
そうか。
しかし、アル・サーメン」が
本当に攻めてくるとはな...
念のため
マスルールたちを向かわせて
よかったですね。
うむ。
なんだ!!?
バカな!
ヤムライハの結界が
やぶられただと!?
あっ、シン、
あれを!!
ジュダル!!!
......
どうした?
おっかねえ
顔だな...
貴様...
眷属器
「双蛇鏢」!!!
ザコは
どいてな...
俺は
シンドバッドに
用があるんだよ...
なんだと.....!?
やめろ
ジャーファル!!
何をしに来た、
ジュダル。
なあ、
うちの親父どもが
あのチビどもを
狙いに行ったぜ?
...
その件は
片付いた。
彼らはすでに
「八人将」が
保護した。
!?
ふーん、だろうな。
まがいものの
金属器使いごときに
あいつらはどうこう
てきねえよ。
......
なあ、
シンドバッド。
お前は、..
あいつを
どう思ってるんだ?
あいつ
とは?
「アラジン」だよ。
おかしいだろ?
この世に...
もう一人...
「マギ」が存在する
なんてよ!!
いつの時代にも..
「マギ」は三人しか
いねえんだ...
お前は知ってるだろ?
......
それは歴史が
証明してる...
いつでも三人の「マギ」が
王を選び、国を作り、
この世を作ってきたんだ!!
今の時代
だって
そうだった
ろう?
......?
まずは俺。
それと
レームのばばぁ、
そしてもう一人は、
世界中を
ほっつき歩いちゃあ
「迷宮」を出して消える
例のあいつだよ。
それで全部の
はずだった。
新しい「マギ」が
現れるなら
この内の誰かが
死ななきゃならねぇ...
だが、
じゃあ...
そんな情報は
入ってねぇ...
あいつは一体
なんなんだ...?
......
歴史上初めて
存在する.....
「4人目のマギ」の
アラジン!!
しかも
あいつは...
俺も知らねえ
不思議な力を持って
あの時現れた...
ソロモンの
知恵!!!
あれ以来、
うちの親父どもは
あの力を相当
欲しがってる。
もしかして、
お前もそのクチ
なのかと思ってよ?
......?
何が
言いたい?
とぼけんなよ
何する
つもりなんだ?
あのチビを使って、
お前は何をする
つもりなんだ?
お前には
関係ない。
貴様は「組織」の
人間だろうが...
...
パルテビアの
あの時に...
お前らが俺たちに
何をしたのか忘れたのが!?
つれねぇなぁ...
俺はさびしいっ
つってんだぜ?
お前とは俺が
組みたかった
のによ...
........
.....
そんな顔
すんなよ
シンドバッド。
俺だってよ...
!?
.....?
俺だって..
「アル・サーメン」の
被害者なんだぜ!?
あのチビのマギに:
見せてもらったんだよ
俺の過去をな
俺は、
ルフに選ばれて
とある小さな
東の村に
生まれた..
だが...ちょ
父も母も、皆すぐ
「組織」に殺されちまった...
俺は「組織」にさらわれて、
わけわかんねーまま
「マギ」として
利用されてたんだよ
赤ん坊の頃からずっとだぜ!?
赤ん坊の頃から
ずっとだぜ!?
...
.......
それでも...
全部俺が
悪いっていうの
かよ......?
...
俺だってふつうに
生きたかった!
なのに俺が全部
悪いっていうのかよ!!?
シンドバッドよぉぉ!!!
ううっ...!!
......!!
......
ジュダル.....!
ククク...
クワ...
...?
ブクッ
プハハハ...
もう
だめだ。
!!?
ギャッハッハツハッ!!!
はははっ
かわいそうに
なっちまったのか!?
お前ってほんっと
イイ奴だなぁ!!
ジュ...
ジュダル!!
勘違いすんなよ!!
さっきの話は本当だけど...
俺そんなのどうだって
いいんだ!
今までどおり
やりたいように
やるだけさ!
なぁ...
この国、
いいとこだよな...
どっからどこまで
人間臭くってさ、
お前の作った国って
気がするよ。
あのチビの
「マギ」も
だからこそ
俺は
嫌いじゃ
ねぇ......
決めたんだ
全部、
おれ
俺が
滅ぼしちまおう
ってな!
なあ
シンドバッド、
俺は本当に
お前と組みたかったん
だぜ?
超人的な
魔力の量、
「7人のジン」と、
「強力な眷属共」を従える...
圧倒的な王の器!
お前とせかせい
世界征服できたら...
どんなに
楽しいだろうって
思ってたんだ!
でも......
最近気づいたん
だ...
そんなめちゃくちゃ
強いお前とは
殺し合う方が、
もっと
もっと楽しいんじゃねえかってな!!
ねえかってな!!
わたげ
第11回夜は
迷宮攻
攻略者の宴
なんせ「迷宮攻略者」が...
5人もいる!
俺のこうている
煌帝国は
すっげーんだぜ!?
第一皇女
練白瑛。
第八皇女
練紅玉。
そして
皇帝の息子、
れん
練紅覇。
練紅明。
練紅炎!!
中でも
紅炎はいい...
お前に負けねぇ
王の器を持ってるし...
何より戦争好きだ。
そしたら...
...ここの
番だよ...
煌帝国が
このシンドリアを
滅ぼすのさ!!
あいつと俺が組めば、
東大陸の支配なんて
あっという間さ!
どういう
こと...
......?
ジュダル
ちゃん
......
紅玉......
聞いた通りさ!
だからお前、
もうここにいなくて
いいんだぜ!
バルバッドでの失策で
立場がなくなって、本国から
逃げてきたんだろうが...
戻ってこいよ、
お前も武人として
国のために。
俺が将軍に
してやる!
あんなに
戦いたがってた
じゃねーか!
?
どしたんだ?
紅玉?
......
ま、
いっか。
俺は先に
帰るから、
白龍の奴にも
言っとけよ..
この国は、
もう
敵だってな。
じゃあな〜〜
どう
...
シンドバッド王よ、
お目通りを
あ...あの...シンドパッド様....
あ...あの...
シンドバッド様...
我が国の神官が
大変な無礼を
致しました...
しかし、貴国と戦うなど
とんでもございません!!
貴国と煌は、
現在友好条約を
結んでおります。
決して
......
決して...!
姫君。
...???
は...
はいっ!
大丈夫ですよ。
!?
私はジュダルとは
長い付き合いゆえ、
あれの性格は
理解しております。
昼間のあれも、
皇帝陛下のご意志とは
関わりのない
ことでしょう。
姫がお心を痛めることは
ないのです。
あの...
あの...
でも...
ですから
姫君は.....
どうぞ
いつまでも私の国に
いてくださいね!
!!!
はっ...
はいっっ!!
...!???
うおお
すっげぇ財宝だなぁ!
あっ、
見ろよ!!
「迷宮攻略者」様
だ!!
英雄たちに
祝福を!!
よくやったな
アリババくん!
シンドバッドさん!
無事攻略を
果たしたか!
はい!
「ザガン」は
白龍が!
!
お陰様で、
俺も、「ジン」を
得ることが
できました。
......
そうか。
皆も心配していたよ。
君に何かあっては
ことだとな。
義姉上たち...
皆...
どうしたのだ
......?
...
さぁ!!
宴の準備だ!!
英雄たちに
祝杯を!!!
その時、
大きな白いクマが現れたが、
アリババ王子が
こう言ったのです...
キラッ
「やぁやぁ透音生物の
剣のさびに
してくれるわ!」
おおー
いいぞーーッ!!
......
俺のいない間に
そんなことが?
え...
おかげで我々は一層、
この国にとって
招かれざる客と
なったので
あります。
一度、本国へ
帰るべきでは?
......
あっ、姫君...
酒を飲んでは
なりませんと
言ったでしょう!
いやよぉ~~~
私まだ帰らないものぉ
どうせ
お父様も皆も
......!?
私など帰って
こなくとも良いと
思っているわよぉ...
姫君.....
........
それに...
シンドバッド様は、
ずっとここにいていいと
言ってくださったものぉ〜〜
白龍王子は
どうなさるつもりで
ありますか?
......
俺も、今しばらく
この国に
とどまります。
まだ...
当初の目的を
果たしてはいないからな...
キッ
つっ.....
どうしました?
皇子!?
いや......
あの時の
...?
いや、
気のせいか..
我こそは
アラジンなり!!!
なっ...
なんで
アラジン役の人、
あんなにムキムキ
なんだよ!?
ムキー
にっ、
似てねぇ~~~
だハハハ
もうダメだ
アラジン!
そして
やあおじさん!
楽しんでるかい?
この国はお祭りが
多いねぇ~!
ああ、皆
祭り好き
だからな!
モルさんも来られれば
よかったんだけど...
うん!
ああ...でも
目を
覚ますには
しばらく
かかるな...
......
ところでアラジン、
君に話が
あるんだが...
話って、
なんだい?
君以外の、
「三人のマギ」たちに
ついてだ。
「三人のマギ」
もしや、すでに
知っていたのかい?
僕以外に世界に「マギ」が
三人いることは
知っていたよ。
でも、どんな人たちかは
知らないんだ。
うん。
教えておくれよ。
おじさんは、
会ったことが
あるのかい?
ああ
俺はさんにん
三人すべての「マギ」に
会ったことがある。
この内一人は君も
知っているだろう?
煌帝国のジュダルだ。
奴も
何をするか
わからない
注意すべき
「マギ」だが...
更に、なぞっ
謎に包まれた
男がいる。
それは、
「さすらいのマギ」
ユナン.....
奴こそが、この時代に
「第一の迷宮」を
出現させた「マギ」だ!
「第一の
迷宮」!??
そう、15年前突如出現した
「第一の迷宮『バアル』:
それを出したのは
ユナンだったのだ。
そして、それを
攻略したのがこの俺だ。
かくして「迷宮」が乱立する
時代が幕を開けたわけだが...
奴の真意はわからない。
どの国にも王にもつかず、
気の向くまま
「迷宮」を生み出し...
一人世界をさまよう
謎の「マギ」......
それがユナンだ。
謎の「マギ」:
...
だが、
さらに神秘の
ベールに
包まれている
のは...
もう一人の
方だろうな...
「レームのマギ」
シェヘラザード。
彼女は、200年もの間
レーム帝国を支える
伝説の「マギ」だ!
200年間!?
ああ!
何代もの間レームの
皇帝や将軍たちを
支え続ける偉大な巫女...
「生ける伝説」だ!!
俺も、彼女の姿を目だけ
レームで一目だけ見た...
だが実は、シェヘラザードが
「マギ」という確証はないんだ。
レームの
伝説の「マギ」
...
しかし彼女こそが、レームに
ここ20年間の最大の繁栄と、
近年は何人もの「迷宮改略者」を
もたらしている「マギ」なのではと
俺たちは見ている。
時にアラジン、
君に頼みが
あるんだが...
なんだい?
レームへ
行ってくれない
か?
「我がシンドリア王国の
マギ」として。
おじさん、
僕はまだ、この国の
「マギ」じゃないよ?
......
ハハハ!
もちろん、
それは
そうだな!
まあ、今の話は
祭りの後にでも考えてくれ!
今夜は目一杯楽しんでくれよ!
...
姫君~~~
ほどほどに
なさって
くださいよ。
う~ん...
夏黄文殿!
げっ!
こいつは!!
せっかくの機会です、
よろしければ私と
酒でも
くみ交わしながら
お話ししませんか?
あっ...
い...いえ
私は...
さあ
こちらへ!
夏黄文...
お水ちょうだい...
どうぞ。
シンドバッド様!
姫君に宴を
楽しんで頂けて
いるかが
気になって...
は、はい、とても!
でも、少しだけ
酔ってしまって
それでは、
よろしければ一緒に
少し夜風にあたりに
出かけませんか?
「ドキドは
ドキドキ
不思議
ですね...
えっ...?
あなたとは、
出会い方や立場は
決して友好的なものでは
なかった。
このままでは
これから先も
そうなるでしょう...
......
ギャッ
しかし今は、
こうして
手を取り合うことが
できますね。
この幸せな時間がずっと
続けば良いのですが...
では、
私はここで
あ、あのっ...
シンドバッド様!!
私も.....!!
ずっと続けばいいと
思っています!!
...
悪い人ですね
あなたは。
この国のために、
一体どれほどの
「力」を集める
おつもりですか?
......
いつか、必ず
役に立つ!
そう言うなよ。
取れる札はすべて取るさ。
彼女は「迷宮攻略者」であり、
煌帝国皇女だ。
バルバッドでの
大きな収穫の
ようにですか?
アリババ王子
仁......
ファナリスの
モルジアナ
......
ああ。
そして何より
4人目の「マギ」
アラジン...!
......
...ジャーファル、
俺は
ずるく
なったか?
は?
最近、アリババくんたちを
見ていると
思い出すんだ...
何も知らず、
世界をかけまわっていた
頃のことを。
...???...??
そうですね
ずるく
なりました。
あなたはいろんなものを
得すぎて......
あなたの望まぬものに
変わってしまいました。
なっ...
........
でも
...
これが、あなたが
選んだ道だ!
変わることも必然、
前に進むしか
ありません!
ああ、
そうだな。
どこまでも
お供します。
さあ、
次の札を
取りに行くか..
白龍くん!
「迷宮」は
どうだった?
おっしゃった
はい、あなたの
通りでした。
シンドバッド王!
アリババ殿たちから
多くを学び、己の未熟さに
気づくことができました..
感謝しております。
そうか。
しかし...
「迷宮」に行く前に
あなたに言った
気持ちは変わりません。
どうか、ご助力を。
...
残念だが...
......!?
シンドリアは今、
煌帝匡と直接
争う気はないんだ...
い...今すぐで
なくとも良いのです!
来るべき「時」に
後ろ盾になって
頂きたいのです。
どうか..!!
わかった。
前向きに
考えよう。
本当ですか!?
ああ。
俺個人として、君が
気に入ったのでね。
ありがとう
ございます!
これで
俺と君は
運命共同体だ!
君も俺に
必要な時、
力を貸してくれよ。
はい、
もちろんです!
ファッ
よかった..
これでようやく
使命が果たせる...
ここからやっと
始まるんだ...!
うっ...!
?
どうした
大丈夫か?
は、はい
大丈夫です。
少し、タンジョン
「迷宮」での
傷が...
...
うわあああ!!?
!?
なんだ!?
第113夜
第158夜
このろ
な...なんだ
こいつ!?
おや、この姿では
わからないのかな?
こ...こいつは
あの時の...!
...!?
やぁっマキ」よ
アリババ王よ
そして
シンドバッド王よ。
君たちを
迎えに来たよ。
なるほど、
ここがシンドリア
王国か...
息が詰まりそうだ。
貴様!!
何ぃ!?
くそっ、
なんだこいつら!?
.....?
......?
な...
なんだ...!?
!?
...!?
フッ、
「マギ」だけ
勘づいたか...
?
しかしおそ
もう遅いよ
あの二人には
なんだこの血...!?
われ
我らが父の意志による、
死の呪縛を施した!!
......!?
呪縛だとぉ...!?
こ...
こいつ...!!
我が王に
何を...!?
だめだ
そいつを斬っちゃ
いけない!
「マギ」は
勘がいいね。
それは我々からの
「招待状」だよ
「第一級特異点」
シンドバッド王...
そして、ソロモンの
傲慢に選ばれし器。
アリババ王よ...
黒き王となり、
!?
我が父の元へ
下れ!!
それは君たちの
魔力の気脈に取り憑き、
ルフを黒く染めてゆく...
やがて君たちは
まったく別の人間に
生まれ変わる......
心に暗黒の種を
一粒も持たぬ人間など
いないのだからね...
...『堕転』
...!?
その我々の流れに
逆らわないことだ。
抗えば、
ソロモンのルフと
我々の黒いルフが
身の内で殺し合い...
肉体は
死に絶える
だろう。
...!!?
さて...と
私は失礼するよ。
この国は
白いルフでいっぱいで
息が詰まる...
だが...
君の中は
とても居心地が
よかったよ
皇子よ。
!?
また会おう!
ふ...
負傷者を
運べ!!
なんだよ
死の呪縛って...!?
どうすりゃ
いいんだ、
これ......
俺たちがいながら
なんてざまだ。
......?
そう
慌てるな。
「呪い」など
て~
存在せん。
これはおそらく
魔法の一種だ。
そうだろう?
ヤムライハ。
はい。
これは魔法です。
この黒いあざ...
魔力で作動しています。
魔法なら必ず解除方法があるわ!!
魔法なら
必ず解除方法があるわ!!
よかった...!!
でも、こんな魔法
見たことがないわ。
他人のルフを侵す
魔法なんて...!
一体どんな命令式で
動いているか見当も
つかない!複雑な魔法の
解き方は、かけた本人に
しかわからない...
そんな......
...でも、これは
確かに魔法で、
必ず解く方法があるはず
なんだよね?
え、ええ...
なら、僕が
解いてみせるよ...!!
二人をそんな魔法で
死なせたりしない...!!
アラジン...
...??
ても......
とにかくヤムライハ...
アリババくんに
かけられた魔法を
しばらく
押さえ込んでいてくれ。
ああ。
まぁ.....でも
俺は大丈夫なんだ。
??
.....
おじさんも同じ
魔法をかけられたん
だよね...?
さて...
俺にはまだ
一仕事
残っている。
ヤムライハ、
はい。
「転送魔法陣」を
準備してくれ...
「七海の覇王」も
他愛ない...
組織が買い被って
いただけの男
だったようだな...
?
ハハハ...
!!?
やあ!
俺の国に
「アル・サーメン」が
不法入国して...
生きて帰れるとでも
思ったのか?
お前が...
なぜここに!?
アリババくんの
魔法を解け。
フッ
それは無理だ。
あれは
「我らが父の意志」、
すでに私の手など
離れたよ。
支配と服従の精霊
「フォカロル」
そうか
我が身に
宿れ。
...
ちょっと
朝
ならばもう、
お前に用はない。
アッ...
思い上がり
だよ...
シンドバッド。
一人で追って
くるなんてね
お前は今日まで「眷族共」と
あの結界に守られていたから
生きてこられたのに::
......??
あの結界は、
単に俺を
守るだけのもの
てはないよ。
...?
「転送魔法陣」?
そうよ。
シンドバッド王が
どこへ消えたか聞いたわね。
その答えがこれよ。
一つは
敵を識別し、とら
侵入を阻む...
この国には二種類の
結界が張ってあるの。
そしてもう一つは...
「防御結界」
よけつかい
侵入を許した敵の
居場所を追跡し、
島から五十里以内なら
そこへ瞬時に移動できる...
『転送魔法陣』!!
...!!
そんな
ことが...!?
シンドリアを守るために
王と私で作り上げた...
自慢のまほう
魔法なのよ..!
うっ!?
小細工を
しやがって...
いや...
その呪縛を施された
時点で、お前は私の
操り人形なんだよ!!
見ろ!!
そのアザから増殖した
黒いルフたちは、
我らの下僕だ!!
...
うっ.....!!
ジーッ
さぁ...
お前の身体の中には
どれくらいの黒ルフが
育ったかなぁ...?
...?
.....
なんだ?
それは...
グラッ...
スウッ
!?
く...
黒ルフを!?
今のが「呪い」か?
あいにく、すでに
呪われた身でね。
取るに足らなかったな...
...!?
まさか
.....っ!?
まさか
...
まさか
お前っ.....!?
キャッ
すでに
半分...
堕......!?
こっちの力を使うつもりは
なかったんだがな...
風裂斬
.....
「アル・サーメン」は
一人として
残してはおかん。
グッ...
「この世界」の未来に
お前たちは必要ない。
だって
!!
......
シンドバッド
め...
......
いえ?
まだ終わっては
いない
ようですよ。
見なさい。
うぅっ...!
アリババくん!!
やっかいね...
術者の魔力が形を成して
身体の中で
暴れくるっているのよ...
.....
手は
ないのかい...!?
難しいわね
魔力を発する
敵のルフが、
身体の重要器官の
すみずみにまで
行き渡って
いるから...
下手に手を出せば:
死んでしまうわ!
身体から
敵のルフだけを
取り除く方法が
ないのよ...!
.....!
身体の中に
直接入れてもすれば
別だけど...
......
ても...
アリバハくんの
様子はどうだ!?
!
シンドバッド
おじさん.....
...なるほど
しかし、「呪い」の進行が
遅いな...お前が押さえて
いるからか?ヤムライハ。
はい...でも
それだけじゃ
ないんです。
アリババくん
自身の体の...
...??
「呪い」を拒む力が
普通より強いんです。
なんなのかしら...?
てもこのままでは危ない...
「呪い」がアリババくんの
魔力を吸って成長してます。
下手をすると、
あの男がまた
体を食いやぶって
復活するかも...!
.....!
......
アラジン。
君なら
アリババくんを
救えるんじゃ
ないのかい?
......
君は「マギ」だ。
ルフに関することで
特別な力を
持っている...
そして...
まだ俺たちに
見せていない不思議な
力があるんじゃないか?
やって
みてくれ。
君の友人を
救うために!
.....
わかった
「ソロモンの
知恵!!!
ソロモンの知恵!!
これは
...!!?
この力は相手のルフに
接続する力......
これならば...
『身体の中に
直接入れれば
別だけど...
これは..
バルバッドの時と
同じ...!
アリババくんの
ルフから
敵のルフを直接:
ひきはがしに
行ける!!
......!
アラジンくんはもう...
ここにはいません...
彼の意識は完全に
ルフの世界へ移行しました...!!
これが..
「ソロモン」の力
......
第115夜
...
そういうことですか
ピアッ
...
......
パタ
ピアッ
「てめー、あの方は
大豪農のブーデル様だぞ!!
「ごめんよう
おにいさん
「バルバッドを
共和制に!」
「お前と
来てよかったよ」、
「カシム!!」
「マリアム!
「泣くな、
アリババ!!
やあ...
君だね?
.....
まさか直接
来るとはな...
......
......
アリババくんから...
出ていってくれるかい?
そう念じろ。
それだけで私は、
あとかたもなく
消えるだろう。
シンドバッドに本体を居られ...
もはや私は、弱った
単なる呪いの「核」に過ぎん...
その上「マギ」の意識にかかれば...
ひとたまりもなかろう...
......
ここは、
居心地が悪い...
空気が
白く澄みわたり...
その上、
アリババ王以外にも
私を邪魔する者が
いる...
ぢっ
.....
どうした?
さっさと消すがいい。
........
コクンッ
その前に、
君たちに
たずねる。
...!?
「この世界」に、
なぜ仇を成す!?
貴様.....
やはり、
「ソロモンの
代行者」
なのだな
.....?
アリババくんの
呪いがお
急に弱まったわ...?
.....
君が何かしている
からなのか...?
アラジン...
君たちが
動くことで...
この世界に戦争や
貧困が生まれている
........
なぜそんなことを
するのか......
他の誰でもなく、
僕自身が
聞きたい。
そしてすべてを
解放する。
......
支配された
監獄から...
この世界の
「仕組み」から...
この世界に、
「暗黒」を作るためさ。
すなわち、
『運命』
から。
誰かに決められた
結末へ向けて
敷かれた...
抗えぬレール。
そこから逃れ、
生きられる
唯一の術。
それが
我々は、
「堕転」
だ!!
運命の
いいなりには
ならない!!
......
君たちは、
「運命」を
誤解している
「運命」はいいなりに
なるものじゃない。
乗り越えることで、
命を、せかい
世界を前へと進める
ためのものなんだ。
前へと進む力をなくした
世界は、滅びてしまうよ
「理想郷」の
ように。
お前..
「アルマ・トラン」の
話もソロモンに
聞いたのか...!?
そう
......
...
「アルマ・トラン」の頃から
この議論は何億回と繰り返された。
我々はわかり合えない...
永遠に。
もう貴様に話すことは
何もない!
消せ!!
「ソロモンの
知恵」!!
!?
や...やめろ!!!
君が話さなく
ても......
僕は、君たちを
知らなくちゃ
ならない!!
くそっ
...
!?
ソロモン王!!
ソロモン王!!
王をお守りするために
更に精進するのじゃぞ、
パイモン、ザガン。
うるせぇ
クソシジィ!
王よ!
王よ!
我らが
偉大なる大王と
王の「眷族」たちと
三人の「マギ」たちよ!!!
我らが選びし
大王よ!!
この世界でも、
この世界でも、
お前たちと
わかり合うことは
決してない...!
僕は
わかり合えんさ。
しかし...
屈辱だよ...
こんなに...
穏やかな気持ちで...
そうは
思わない!
ソロモンの元へ
還されようとは
もう二度と
顔向けできまいと
思っていた...の.
に...
あざが消えた...
さてと、
アラジンが...
やったのか...!?
僕も
帰ろうかな...
ピテッ
ああ
そうだ...
君にも
お礼を
言わなくちゃね
アリババくんの中に
少し混じって
いたんだね?
「呪い」を押さえる
手助けもして
くれたんだろう?
...ありがとう。
...
バルバッド国境
煌帝国征西軍拠点基地
第116
神官殿の
御到着だ!
あ〜〜〜~~~
遅いじゃ~~~ん
ジュダルく~~~ん...
第三皇子
こうは
練紅覇
煌帝国身
ね~~この国
蒸し暑くなくい?
僕、こんなに
汗かいちゃったよ〜
だったら離れて...
マジ暑苦しいんだよ
お前!
今まで
どちらに?
連絡がつかず
心配致しましたよ。
神官殿!
第二皇子...
こうめい
皇帝国星帝れん
紅
煌
練
よぉ紅明。
相変わらず陰気な
面だな。
これ遅刻のおわびな。
?
なんですか
これは?
シンドリア名物
アバレヤリイカの
燻製。
なにそれ
明兄
んしてーっ
シ...
シンドリア!?
遅いと思えば、
一体なぜ
そのような場所に!?
まあまあ...
まあまあ...
いいから
行こうぜ!
お前らの
兄王様が
待ってんだろ?
「神官」よ、
若を煩わせるとは
何事か?
煌帝国
李
青龍
何右将軍
構わん。
軍軍
無影無影
爆面左い彪嫦周周
だが...
俺を待たせたのだ
面白い手土産を持って
きたのだろうな?
第一
れん
皇
紅炎これ
練
皇子「征西総督」
煌帝国
ジュダル。
ああ。
「シンド
バッド」に
言ってきて
やったぜ。
煌帝国と、
戦争しよう
ってな。
!?
ばかな...皇帝陛下の
許可もなく、
シンドリア...延いては、
「七海連合」を今でも
敵に回すなど...!?
フッ
...なっ!?
!!!
!?
面白い
それでこそ、
我が帝国の
「マギ」だ。
皆も
心せよ!
束の覇者たる
我が帝国が、
世界のすべてを
手にする日は目前だ:
シンドリア王国
では「八人将」に、
今回の「迷宮攻略」の戦果を
報告致します。
迷宮道具
計二十四点。
財宝総額
約三百万金貨
相当。
しかし、
最大の戦果は...
これで
しょうね。
そう...
おお!!
これは...!?
おお...!
...
皆...
組織の
「闇の金属器」
です。
聞いて
くれるか...
しかも、その使い手の内一人はなんとか
あの「ムスタシム王国」の王女であり、
現在、王宮内に捕らえてあります。
この国に...
近いうちに
大きな試練が
訪れるだろう...
しかし、ぞ
恐れることは
ない。
この国には...それを乗り越え、
シンドリアを守れる「力」が
こんなにも集まっているのだから。
そして今、
更なる大きな
「力」が俺たちの元に
集いつつある。
俺たちが
願い続けてきた
世界を......
必ず!
俺たちはこの手で
たぐり寄せられるだろう。
それこそが、
俺たちの
「運命」なのだ!!
シンドバッド様は、
今頃何をなさって
いるのかしら...?
ひめ
姫君!!
!?
本国から、再三帰国命令が
届いております。
そろそろ...
.....
私...
もう帰らないもの...
ええっ!?
う、うそよぉ!
や~ねぇ~
夏黄文~!
もう少し...
だけだから
あっ!!?
ちょっとあんたっ
何踏んでんのよっ!?
あ...
あ、
ごめん!?
えっ!?
あなたは...
...倒れたと
聞きましたけれど、
もう治って?
あ、はい。
...
そういえば
はい。
私...下手をしたらバルバッドで..
この男と結婚させられていたかも
しれなかったわ...
花、
踏んづけちまって
ごめんな
あわひに
...これ、
どうやるのよ?
えっ?
えっと..
ここを
あなた
あなた器用ね
........
私は..
大丈夫ですか!?
白龍さん!!
もっと強く
ならなくては...
!
片腕をなくして..
無理をなさっては...
だからこそ、
休んでいる暇は
ないんだ!!
あ...
いや...
......
気遣ってくれて
ありがとう...
か...片腕では満足に槍も振るえない..
か...片腕では
満足に槍も
振るえない...
ガク...
せっかくジンを手に入れたのに、これから...
一体どうやって戦えばいいんだ!?
!?
い...今!?
......!
この力...
うまく
使えば
......?
そうだ...
かた
片腕がもげたぐらい
なんだ!
俺は、諦めるわけには
いかない......
使命を
果たすまでは。
......
ウーゴくん。
君が送り出してくれた
この世界が、
僕は好きだよ。
でも...
時にとても
残酷なんだ...
私たちがわかり合うことは
決してない!!
さあ、消せ!!
「マギ」よ!!
僕は...
この世界を
終わらせない。
ルフに愛される者たちが
動き出し、
世界の謎へ迫る人々の旅は
加速して行きます。
歴史の節目に
「マギ」は現る...
世界は今、
かつてない大きな
「転期」を迎えようと
しているのでした。
第17夜
ぴーだー
旅立ち
直った!!
ビリビリだったのに
すごいやヤムさん!
それは、その赤い宝石が
本体の魔法道具だからね
簡単に直せたわ。
......
ありがとう。これは
友だちにもらった
大切なものなんだ。
大切になさいよ。
魔法道具は、魔法使いにも
使える貴重なものだしね。
ヤムさんは、
他の人みたいに
「眷属器」は
使えないのかい?
使えないわ。
魔法使いと
「ジン」の道具は
相性が悪いの。
「ジン」もある意味
「魔法使い」のような
ものだから...
「魔法使い」が「ジン」を使うと、
互いの魔法が
意図せず混線して...
ジン
へえ...
命令式
うん!
命令式
金属器や眷属器
どんな危険な反応が
起こるかわからないの。
僕、
もっともつと
魔法のことを
知りたいよ!
でも、私たちは
自分の手であまりません
数多の魔法を
作り出せる!
君も精進
しなさいよ、
アラジンくん!
あっ!
鐘が
僕そろそろ行かなきゃ。
じゃあね、ヤムさん!
......
ヤムライハ様!
仕事は
どう?
「例の物」の
調べはついたの?
これにみなぼ
見覚えは?
!!
こ...
これは..
魔導士たちに調べさせたところ、
詳しい仕組みはわからなかったが...
内部に特殊な印が浮かび上がった。
マグノシュタット学院で...
魔法道具を精製する際に
刻まれる「魔力痕」です...
ま、間違いありません...!
まさか、
お主の故郷が
「組織」と関わって
いようとはな...
そういえば、あの王女様は
まだ目覚めんのか?
そんなに容態が悪いのか。
......
そ、
それが...
目覚めたものの、
口を開いて
くださいません。
私は
マグノシュタットの
学徒でしたから、
尚更ダメで...
他にも、誰も話した
者はおらんのか、
ん?
そうか...
彼女は俺の話なら
聞いてくれそうな女性の
気がしたしな...
では、
俺が行こう。
お主はまたそれか。
寝顔しか
見とらんだろ
あ、王よそれが...
話せる者が
一人だけ
イスナーン様!!
バカだなぁ
ドゥニヤ。
アハハ、やめてよアラジン
お食事中に...あっ...
ポロッ
たいへんだ!
おねいさん、僕が
食べてあげるよ!!
ッ!!
キャー
やめて!
だめー
それそれ
でもよかった。
おねえさんと
仲良くなれて。
あなたには
感謝しているもの...
もう一度イサアクと会えたのは
あなたのおかげですわ...
一瞬のまぼろしだったけれど...
話せてとてもうれしかった...
でも、どうして
シンドバッド
おじさんたちとは
お話ししないん
だい?
......
だって...
この国の王は、
マグノシュタット学院と
繋がっているのでしょう...?
あの女がこの国にいるのが
証拠よ...きっと
あいつは、あのおぞましい
学院の手先だわ...
だ!!
ヤムさんは
そんな人じゃ
ないよ!
いけない、おねいさん
こんなところにも
シミが...
えっ、
どこですの?
友人
失礼致します
王女よ!
ここかな?
いや、
ここかもしれないな?
だめよアラジン
くすぐったいわ
俺が、対女性で
先手を取られるとはな...
アラジン...
さすがは
「マギ」だ。
ワナワケワナ
エロガキャ
バシーッ
ギャー
ご理解頂けましたか?
シンドリア王国と
マグノシュタットは、
現在国交はありません。
いえ、失礼...
あの国は「ムスタシム王国」と
お呼びするべきでしたね。
ヤムライハも、
10年前の反乱の際に
学院を離れております。
うそですわ
その娘は、ぐいろしい
学院創始以来の
天才と呼ばれた
魔導士よ。
学院が手厚く育て、
また厳しく管理して
いたはず。
それを、
モガメット学長が
手放すはずが
ございません。
それは、我々が
手を尽くしましたから:
この国は、そのような
国から脱出してきた者や、
住処を追われた離民たちを
全力をあげて
保護しているのです。
てすから
ご安心ください!!
姫、あなたを
マグノシュタットへ
引き渡しはしません:
決して。
そ...そのお方を
どなただと
思ってるんです!
その方は...
その方は
ですねぇ!?
お...
王女様...
私はおけ
王家に忠誠を誓って
おりました...
あの反乱にも加わっては
いませんが、私はかつて
あの許されざる学院に
所属していた人間です:
しかしどうか今は、
私の主をお信じください。
決してあなたを再び
害しは致しません...!
...???
王女と
話せたのですか?
ああ。体調は
良さそうだったぞ?
今は、ね...
もしかすると、
「黒い金属器」の
後遺症でしょうか...
おそらく、
長くないでしょう。
...
話す余力が
あるようですが、
しかし王女は、確実に
日々夏弱していっています。
あらゆる手は尽くしていますが、
原因不明で..
体の内部から弱っていくのです。
......
シンドリアを
出るぅ!?
予期せぬ障害も
ありましたが...
この国での俺の目的は
ほぼ果たしましたから...
白龍...
.....
はい。
一週間後に出る
船で発ちます。
...煌帝国へ...
帰るのですか?
いいえ、
天山西部に拠点を構えている
姉と合流するつもりです。
アリババ殿や
モルジアナ殿は
これから
どうなさるのですか?
え?
あ、あ~
俺たちは...なぁ?
とりあえずこれからも
シンドバッドさんに
ついていくさ!
なあ、
モルジアナ!
えっ?
えっ?
!
.....
バルバッドのことを
...
このまま放って
おくのですか?
いや、
それは...
いえ、
きっとアリババ殿なりの
お考えがあるのでしょう。
今だから
言いますが
?
俺は、いよ
最初あなたのことを
何も考えていない...
いいかげんな人だと
思っていました..
いや、それは
「迷宮」の中でも
言われたけど...
......
うわああんだああいいみたいないかけんな
やっかよぁ
そ、
そうでしたっけ?
とにかく..
そうでないことは
わかりましたから...
あなたがどんな道を選ばうと、
それがあなたの信念だと
信じます。
ははっ
白龍...
残り少しの間
ですが.....
よろしく
お願いします。
シンドリア王宮内
緑射塔〈食客居住区画
アラジンたちの部屋
ーって
ことをさあ、
昼間、白龍が
言ってたんだよ。
「迷宮」で色々あったから
長いこと一緒にいた気が
するけど...
もうすぐお別れ
ってのもさみしいよなぁ
きっと...
......?
そうだね。
...
「これから
どうなさるの
ですか?」
...でも、俺たちは
まだしばらくここに
いるよな!
アリババくん、
モルさん、
これからかぁ
僕も二人に
話があるんだ。
話?
たぶん...
僕も
近いうちに、
一人で
旅に出ようと
思うんだ!
ひ...一人旅?
ってどういうことだよ
アラジン?
決意
第118夜
........
......
べ...べんきょう
かぁー
「マグノシュタット」という国に
大きな魔法の学校があってね、
僕はぜひ、そこに行って
魔法の勉強がしたいんだ。
でも、それなら
ヤムライハさんの元で
王宮でもやってるじゃ
ねーか!
なぁ?
うん...
そうなんだけど、
他にも理由が
あるのさ。
モルさん、
アリババくん、
.....?
僕、最近思うんだ。
このままここにいて
いいのかな?って。
?
この国はいいところ
だけれど...
ここでは
シンドバッドおじさんの焼きが強すぎて、
知らないうちに、おじさんの照らし出す道に
引きよせられてしまう気がするんだ。
僕はもっと
広い世界のことが
知りたい!
そっか...
うん...
旅..
いいかもな!
!?
だから、
そのために旅に
出たいんだ。
ァ、
アラジン..
ならもちろん、
俺たちも行くぜ!
なぁモルジアナ!
ハイ。
えっ?
それは
てきない。
どうしても、
マグノシュタットへは
僕一人で
行きたいんだ。
アラジンが
マグノシュタットへ行くと、
言うなんて驚きましたね。
...あぁ。
しかし...
彼は手放せない
...
そんな手放すなんて。
アラジンは、
「闇の金属器」の調査をしに
行ってくれるだけですよ?
あ、
ああ...しかし
危険すぎる。
大丈夫ですよ!
やけにアラジンを
行かせたがるなぁ?
ヤムライハ。
当然です!
だって......
アラジンは...
すばらしい
『原石』です...
彼は「マギ」として、
たぐいまれなる
魔導士の素質を持つ
ばかりではないんです
彼は今、「魔法」という概念に
出会ったばかりで、
あらゆる知識を吸収しようという
意欲に満ち満ちています...
そんな彼が...
世界最高峰の魔導士育成機関に
飛び込んだら...どうなると思いますか!?
必ずや、
誰も見たこともない
とてつもない...
大魔法使いに
なるに決まって
います!!!
それを私などの元で
閉じ込めておくのが...
歯がゆいのです...!!
...???...??
!
......?
しかし、学院に黒い疑惑があるのは
お前が身をもって
一番知っていよう?
......
マグノシュタットは現在、よっ
「魔導士」と普通の人間とを
差別する
異様な国家体制を
築いている国だ。
しかも、アラジンは
それを聞いたとたんに
「行く」と言い出しました!!
一体...
何を考えて
いるのやら...
い...一体
何考えてんだよ
アラジン!?
「アル・サーメン」が
関わってるかもって
国なんだろ?
じゃあ
俺も行くって!!
アル・サーメンと
戦いたいんだ...」
...
「僕も、
君といっしょに
戦うよ!」
「まぁ、
これからも
よろしくな!」
なんだよそれ:
冷てーじゃ
ねーかよ...
...
アリババ
くん。
僕は...君を
王にしたい。
ても、それは
どこかの国の王さま
ってことじゃなく...
世界が壊れそうな時に、
人々に希望を与えられる
...そんな人のこことなんだけど...
それには、
僕はカ不足なんだ。
......
力不足って...
お前は
すごい奴じゃ
ねーかよ...
ううん。
僕は思ったんだ。
バルバッドや、
この間の「迷宮」で
僕たちじん
自身の力で
救えたものが
なんて少ないん
だろうってね
...!!
いつも最後に
助けてくれたのは、
シンドバッドおじさんや
「八人将」の人たちだ。
彼らに比べても、
僕は力も知識も
なさすぎる。
だから、それを
掴みに......
だからぁ、
修行なら
俺も行くって!
いいや、
君とは
行けない。
アリババくんは
アリババくんで、
どうしたいか
考えておくれよ。
...
あ、マグノシュタット」が今、
魔法使い以外の人の
入国を禁じている国
っていうのもあるんだけどね。
アリババくんも
モルさんも...
それぞれ考えてみて
ほしいのさ。
...てもね
これはシンドバッド
おじさんも前に
言っていたこと
なんだよ。
ね、モルさん!
なんかそれ
...
感じわりぃよ
えっ?
あっ...
「何が正しいか
自分の頭で
精一杯考え抜いて」
「導き出した
答えを」
「信じて
行動する」
君たちは
どうだ?
翌日
アリババさんは今朝も
あんなこと言ってたけど...
アラシンの奴
薄情すぎるぜ。
納得いかねーよな、
モルジアナ?
ふて寝
どうした?
「眷属器は負担が大きいから
体術の方を向上させたい」と
言ったのはお前だろう。
でも...
...ごめんなさい。
!
あ...
あの...
マスルールさん...
あ...
「暗黒大陸」って、
どんなところ
てすかっ!?
広い大地に、
でかい太陽...
ま...前に
「行ったことある」
って...
あるけど
ここよりも
何倍も大きな
南海の植物・動物が
自由にここまわ
動き回っている...
...とても
懐かしいにおいがした。
......!?
いいです
ね......
行けばいい。
わりと近いし。
そ、そんな
簡単なもんだい
問題じゃ...
たぶんそこは
お前がきたい
期待している程、
特別な
場所じゃない。
...えっ?
簡単だ。
俺も昔、
見たことのない
故郷に憧れて、
どうしても
気になって
連れて行って
もらった。
おちっり
そわそわ
しかし...
そこに「ファナリス」は
一人もいなかった...
!
かりさせると思っ
とにかく、
一人も
...
俺はそれで
ふっきれたので、
故郷に
未練はない。
全て奴隷狩りにあったか、
大陸の更に奥地へ移ったかは
わからない。
......!?
!
「未練」
お前も
延々と気にする
くらいなら、
一度行けば
いい。
......
「モルジアナは...」
「故郷に
帰らなくて
いいのか?」
「モルさんも」
「あんなに
帰りたがってたじゃ
ねーか」
「考えてみて
おくれよ。」
「故郷へ帰れ」
「モルジアナ」
きいてください
よ~~~
ししょお
~~~っ!
アラジンのやつが
ひどいんっすよおぉ
......
お前なァ、
珍しく飲みに連れてけ
なんて言うかと思えば...
グチかよ!?
アッ、
僕ちょっと今日
腰の具合が...
潔いつも
...
でもよォ、
外せない
用事が...
約束が...
アラジンにも
一理
あるんじゃ
ねえの?
......
俺はもう
シンドバッド様に
一生付いてくって
決めたけど...
お前も
一国の王子なら、
他国の王の下に
ずっと付いてていいかなんて
簡単に決められねえ
ことなんじゃねえの...
そぉ~~~
いうことじゃ
ないんスよぉ
わかってないな~~
ししょうは~~~
めんどくせぇ...
あ~じゃあアレだよ!
王子とか関係なく
お前も武者修行
してくればいいジャン!
レームの闘技場
デビューとかいいんじゃね?
俺、応援しちゃう!
リババ様
なんてモデ
だから~~~
そ~~~
いうことじゃ
ないんスよ~~~
あ、あのっ!
投げやり
帰れ
グチババ!
うるさいっ。今師匠と
男の話をしてるんですっ!!
...
...???そうなの?
.......
...アラジンが
あんなこと言い出す
なんて...
なんか...
わかんねぇ
よな.....
「アリババくん、
僕は君が
大好きに
なったんだ!
「一緒に世界を
見に行こう!
「一緒に考えようよ!」
思わなかった
よな.....
「君の力が
必要なんだ!」
「これからも
よろしくな!」
もう
君とは行けない。
アリババくんは
アリババくんで
考えておくれよ。
いや
いや...
何かの
まちがいだ
アラジンらしく
ねーもんな...
明日に
なったら...
考え直す
はずだ...
あの国に
行くの...?
アラジン...
うん。
マグノシュタットは
魔法使いが他の人間を
差別している
国なんだよね...?
僕は、その国を
見なくちゃいけないんだ。
僕の...生まれた故郷でも、
同じようなことが
あったみたいだから...
それは...
どこの国
なの...?
誰も
しらない
...
とても
とても、
ーマギロ・完一
ひどくとぉ
遠いところさ
.....
Qx61
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大高忍
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...pditor
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志村泰央
という言われていたので、もしもありませんでしたが、
かん
マギ12巻おまけまんが
おうせんでいたいかい
マギだらけの王選定大会
☆ユナンさんとシェヘラザードさんは
都合により欠席させて頂いております。
けつせ
いたた
いっぱいいるぜぇ、
世界中の強えー奴らだ。
煌やレームの大将軍も
よりどりみどり。
ヤヤ
さぁチビ、お前は
この中で誰が見込み
あると思う?
...
僕はやっぱり
アリババくんが
いいな~
アリババくん
戦闘力
お前..
こんなにいきのいい奴が
いっぱいいるのに
どうしてそんなショボイ
のを選ぶんだよ?
選べ!
アリババくんは
ショボくないよ!
だってよ~...
魔力量も少ねーし:
身さい生み強
魔力量
そこいくと
お前んとこのあの
筋肉女はだめだな。
いみわかんな、お
魔力量だけが
王の器じゃ
ないよ?
なんつったっけ
あの赤毛の......
モ......そ....
モリモリ?
そりゃそうだけどよ、でもやっぱ
魔力量は強え王には不可欠だぜ。
ジンたちだって主を選ぶ時、
必ずそこは見るだろ?
天地を操るほどの強大な魔法の
力をただの人間なんかに宿すには、
やっぱ膨大な魔力は必要なんだよ。
モルさんだよ!
ああそうそう、モルサン?
あいつらファナリスはだめだな。
「ジン」に与えられる
魔力はあんまり持ってねーな。
奴らの体の構造は知らねーが
あのケタ違いな身体能力と
反比例してんのかもな...
モリモリ
モルサン
戦闘力
バカ殿のうしろにいるあのデカイ記
戦闘力
それに...
そのアリババクン?
はよく...
なんつうかこう...
顔もフニャ〜っと
してるしよ~...
王の器に
顔なんてもっと
関係ないよ!?
生身の強さ
ある!!あるぞ
わかってねーなチビすけ!
魔力量
王者に必要な他人をおさめる
実力、人望、魅力。自信、カリスマ性
そういうのはやっぱり面がまえに
出るもんなんだよ!!
おれてき
俺的には
こんな面がまえの奴らが
理想的だ!!
れん
練家のみなさん
な...なんで君はこう...
激情型でギッラギラの
沸点の低そ~~な人
ぱっかり選ぶんだい!!?
好きなんだよ
そういうのが...
やらねーそ?
面食い(?
なんだね...
あっ、
でも僕も
この人は中々
いいと思うよ。
かなか
なんだよ〜〜チビ
さっきっから
もんくばっか!
お前も「マギ」ならもっと
積極的に選びに行けよ!
王を!
アリババクンばっかり
ひいきしてね〜でよ~~
なんとう?そんなとう!
そんなこと言ったって
うーん......
バ.......
バカ殿かよ!!
生身の強さ
それは俺の
札だよ!!
魔力量
返せよ!!
なんだい!
君が選べって
言うから選んだん
じゃないか!?
シンドバッド
おじさん
ランドバット
お前がバカ殿の
スゴさの何をわかって
るっていうんだよ!?
例えば...
さっき君が
言ってた
他人をひきつける
魅力とかだよ!
魅力だとォ?
わかって
いるさ!!
そう...
シンドバッドおじさんは
すごいんだ...
お祭りの時なんか
ただそこにいるだけで
きれいなおねいさんたちが
まるで蝶々のようにワラワラと
おじさんのところに
群がってくるんだよ...
マョワヲ
ワラワラ
そしてその何十人もの
おねいさんたちとメメルたり、
Xメメメしたり...
果てにはXXメxメxx
したり...
それに話によると、
七つの迷宮攻略中に
七十七のメメメもメメしたから、
七百七十七人の現地妻との間に
七千人の子供がいる
らしいんだ!!
それでも飽き足らず
おじさんは
さらに最近は
あれ?
どうしたんだい?
ドン引き
........
ウワァ...
いや~~引くわ
さすがにバカ殿でも
それは引くわ...
あいつ長生きしねーな。女に後ろから刺されて
いや、「人のジン」に刺されておっ死ぬな!!
これは王の器としてはふさわしくねーぞ...
よし、ユナンと
シェヘラザードにも
まるっと報告しておこう!
うわーーーシンドバッド長を!?
最悪やかー
それは足ばんとこ
そうしよう。
きいて
シンドバッド
キモー
サイッテー
俺はそんなこと
してないぞ!??
本目覚めですか
王よ
夢でよかったね。
おはい
マギ@
少年サンデーコミックス
者
著
2012年4月23日初版第1刷発行
高大
(検印廃止)
忍
発行者
臼刷所
...。。。CShinobu.Ohraka
たとえば、
図書印刷株式会社
「週刊少年サンデー」2011年第22号〜第49号、第51号、第52号掲載作品
連載担当/石橋和章
単行本編集責任/久保田滋夫
単行本編集ノ石橋和章多賀映子(アイプロダクション)
・(〒101-800)東京都千代田区一ツ橋二の三の一わ
発行所っ
コロン・販売(36(3))よりより編集(3(3230)5480
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