Quick Edit

Advanced settings

.n.ふ6I

Qualabutioformagit

「13巻よぉ読んでねえ」

18

8日(2)10月10日(日)夏葉県民

Cowerlistralon,大高認Log.8.2016年9月12日に

C9979\419E

1.SBN978-4-09-123774-3

定価:|本体419円+税

雑誌45047-74小学館

いや、いいの...

10月11日-2018年192979004194

それぞれの部分の知識シドリアを備えることになった。できょう。ファッションに

アラシステレビ局にシングルを終わることにアランス・アリババーモルシアナロ酸化工工工事があります。

物語はここから大きな加速を始めるナ、目龍、紅玉。。創世の物語第13巻!!

なんでも知るんだ...いつでもいいですね

加入61

実際に「自分は自分の質問なので

18

大声...

2F.8FNT8

comics

QRo.Ingutighttermagle

狐茲6T

8日(2)2010TAKAIPAZARTO

2016年09月10日火災地域技比

...あなたはいないけど、

...

CONTENT

第11部夜第120夜第421夜

120夜ぜバ121夜122夜112夜春124夜海12人夜、ザゲ第125位第426枚第136夜

...

21

第115度、別職...3第12回夜、ゼバル..:21

ああ...こういうことはありませんでしたけど、この時にはやってるのだろうなんだけどなんかったんだよ

夜海賊砦...!29夜、水の俺.....!!

第126条第17改定戦173条第4号124条第三項

第121枚第132夜第1四夜

そうだな...なんでもないでしょうか?

75...!?311

...いいじゃないですから、それはそれだけではないのか

劇旅...いいから海賊..

...39775

!?...???

ドゥニヤの葬儀が

行われた。

アラジンやヤムライハ、

王宮の侍医たちの

尽力空しく、ドゥニヤは

原因不明のまま衰弱し

死亡した。

おい...

遺体を見たか?

ああ、なんだ

ありゃあ...

まるで

...

干からぴた

黒炭のよう

だった......

カシム...!

「闇の金属器の

後遺症か...」

...???...?

...なぁ

アラジン...

「闇の金属器」って...

なんだったん

だろうな...

...

それも調べに行くよ

僕は...

この人の故郷へ。

......

白龍さん、

どうなさったのですか?

俺もこうなって

いたかもしれない。

少し、

考えていました

何も知らずに、

「組織」の力を

借りていたら...

...?

「アル・サーメン」と

煌帝国については

ご存じてしょう?

...はい。

少しなら話を

聞きました。

国が「何か」に

取り憑かれている

ことには...

煌帝国の者たちも

皆、気づいているのです。

「マギ」ジュダルと

その付き人たちは、

煌帝国建国直後から

つきまとうように

なった...

以来、「迷宮」をはじめ、

様々な形で煌の武将たちに

尋常ならざる「力」を

与えてきたのです。

俺も誘いに

乗っていたら、

どうなっていたか...

しかし、なぜあなたは

その誘いを断ったのですか?

他の武将たちと違って...

.....

それは、

俺が、他の誰よりも大事だ

「組織」の本性を

知っていたから...

俺の家族は...

皆「組織」に

殺されました。

父も、兄たちも...

もっとも、その事実は

「組織」と繋がる

「ある者たち」により

完全に歴史から消され、

俺の姉すら知りません。

......

一体、なぜた

それを私なんかに

..?

どの道

遠くない未来に

世に知らしめる

...真実だし、

シンドバッド王にも

もう話しました。

......?

しかし、

何より

「迷宮」で何一つ

打ち明けない俺を

助けてくださった

恩人のあなた方にこそ、

少しでも、自分の本心を

話しておきたかったのです。

別れる前に......

妙な話をして

しまいました。

そういえば、

モルジアナ殿の

国はどこに?

ご家族は

どちらに?

......

いません。

私には、

家族がいません。

「ファナリス」は

すべて奴隷に

狩られ、こ

もう故郷には一人も

残っていないそうです。

........

ど、奴隷狩り?

東方の国には

伝わってないかも

しれませんが、

「ファナリス」は

そういう感じ

民族なんです。

まさか、

民族全てが

奴隷にされるなど

ありえない。

私も、ねんは

1年程前まで...

奴隷でしたし...

!!?

......

だから、

私はあなたが

うらやましい。

私は家族を

ほとんど覚えても

いませんので...

どうかお姉さんを...

大切に

なさってください。

......!?

すみません。

私も何か話そうと...

でもちょ

勝手なことを...

いいえ。

......??

兄弟が

いたかも。

...?

覚えていないなら、

あなたにも兄弟がいたかも。

両親がいない人間は

いないし......

覚えていなくても、

あなたの両親や

兄弟たちがいて、

今もどこかで

元気に生きているかも

しれません!

奴隷からも解放されて...

奴隷からも解放されて...

あなたの

ように...

きっと

そうです!

はい...

ありがとう

ございます。

アラジンの奴...

3日後に白龍と同じ船で

出発だと?勝手に

決めちまいやがって...

モルジアナも

近頃なんだか

考え込んでるし...

白龍の奴は

なんだか上の空

だしよ...

「魔装」の修行は

相変わらず

武器化までしか

てきねーし...

なんで

できねーんだよっ!

くそっ!

きゃっ!!

紅玉さん?

何しにここへ?

フフフ...

あなたにこれを

見せに来たのよ...

ご覧なさい!

ゴッゴッ

おお~~

うまく

てきましたね~

ちょっとあんたァ!

危ないじゃ

ないのぉ!

どうよ!

紅玉さん、

あんなに

不器用だった

のにね~

処女作

うるさい

わねぇ!

...ん?

あなた武術の

銀練中なのぉ?

あ、

はい。

そう...まと

丁度いいわぁ、

私も体が

なまっていたし...

あなた、

「金属器」使い同士

私と勝負なさい!

ムッ

わかってるわよ、じだ零は

自分の立場くらい...

えぇっ!?

軽く手合わせ

するくらい

いいじゃない!

ダ、ダメですよ!

「お姫様」と勝負なんて...

どこですか

姫君~~

悲哀と隔絶の

精霊よ...

我が身に宿れ、

ヴィネア!!

全身に

「魔装」を...!?

!!

この人、

武器だけじゃ

ない...

さぁ

あなたも、

「ジン」を

宿しなさい!!

.....!!

!!

あれは...!

あなたも早く

「魔装」をしなさいよ。

いや...

俺はできないんで...

はぁ?

これは

見事だね。

...?

どうしたの

よぉ?

!!

シンドバッド様!

いやだわ、こんな

はしたない姿を...

おや?

やめてしまうの

ですか?

「魔装」の手合わせなら、

私も役に立てるかと

思ってきたのですが:

えっっ!?

シンドバッドさんも

「魔装」を!?

アリババくんには

バルバッドでも

見せたことが

なかったかな?

見せてあげよう。

今、ココて。

シンドバッドさんの

「魔装」!?

「金属器」同士の

戦いが見れるのか!?

体どんなものなんだろう!?

おう、ジャーファル、

シンドバッドは

どういうつもりだ?

敵国の「金属器使い」に

力をひけらかすのか?

......

いや、シンには何か

考えがあるようです。

あなたの「力」は

素晴らしい。

そんな...

私の技など

シンドバッド様に

比べたら...

きっとがっかり

なさるでしょう...

ぜひ、

見せてください。

...!!!

いいえ!

は、

はいっっ!!

第12

おい、

シンドバッドの奴

「魔装」を披露しよう

ってのか?

でも、シンドバッド様に

剣を向けるなど...

私.....

こんな大勢が...

煌帝国の奴らも

見てる前でよ。

シンに

任せましょう。

いいえ姫君!

あなたの

武人としての

素質に

心惹かれるのです。

何か考えが

あるようです...

ぜひ「力」を

お見せください!

.....!!

はいっっ!!

我が身に宿れ、

ヴィネア!!

我が身に宿れ、

フォカロル!!

!!

二人とも

全身に「魔装」

したっっ!?

飛んだっ!!?

はああっ!

やあっ!!

.....!!

ば...

化け物だ

すごい

すごいっ!!

私、こんなに

思い切り

戦うの初めて!!

極大魔法...!?

しかし、

こんなところで

使っては...!?

それは何より。

だが、まだ

全力を出せる

はずだ!

フッ。

「極大魔法」を

お見せ

ください。

私が

受け止められないと

お思いで?

...よくってよ

悲哀と隣絶の状態に...

精霊よ.....

女が王に力を兼わせ、

地上を裁く大いなる激流を

もたらさんことを!!

...

「水神召海」!!

「風裂斬」

今の技...

海上戦でくらえば

シンドリアの船団は

一撃で壊滅だぞ...!!

「金属器」のせいで、

戦の仕組みは

すっかり様変わり

しましたからね...

「金属器」をいかに手に入れ、

どう使うか..

それがこれからの

「戦」の要だ!!

受け止められて

しまったわ。でも私、

まだ戦えましてよ!!

すさまじい威力!

しかも、海のルフから

力を集めているせいか、

まだ余力があるとは...

しかし、

これ以上皆を

怖がらせる

わけには

いかないな。

我が身に宿れ、

「ゼパル」!!

2つめの

「魔装」を!?

でも...

...!?

な、なんだか

小さく

なってくぞ!?

アリババくん、

耳をふさいで

いなさい。

えっ!?

「ゼパル」だ!!

まずい、あれを

やる気だ。

これでっ...

終わりよ!!!

こ.....

紅玉さん、

どうしちまったん

だ!?

えー...だー!!

「眠る」ように彼女の

精神に語りかけたんだ。

これが「ゼパル」の力さ。

ただ、技が大味で、

周りにも少々影響を

与えてしまうのが

いけないね...

すっ...!!

「少し」ぃ

.....!?

「魔装」って...

すごまじいん

ですね...

俺、武器化までしか

てきなくて......

でも、

それじゃ絶対にダメだって

今日、思い知りました...

俺、才能

ないんですかね?

こんな女の子でも

てきるのに...

いや。彼女の才能は

並ではないが、それは

君とて同じことだ。

君は「武器化魔装」を

たった数日で修得した!

それ以上できないのは

何か理由があるはずだ。

理由...ですか?

そうだ。

たとえば...

「魔力の質が

変化した」

とかな。

そうすると、

一時的に

自分の魔力が

制御しづらく

なってしまう。

俺にも過去に

経験があるんだ。

......

まぁいい。

これからは俺がなんとか

時間を見つけて...

うーん...

でも心当たりは

特に...

直接「魔装」の

指導をしてやろうか?

ほっ...本当ですか!?

ああ!!

将来、共に

「アル・サーメン」と戦う日が

必ず来る。

その時は、

君の力を

貸してくれよ。

はいっっ!!!

ここでは...

「シンドバッドおじさんの

輝きが強すぎて、

おじさんの照らし出す道に

引き寄せられてしまう

気がするんだ...」

アラジン、それの

どこがまずいってんだ?

この人は...

本当にすげー

人だぜ...!

へえ、

昼間そんなことが

あったのぉ...

では、私は

シンドバッド様のジンで

眠っていたのね。

よく覚えてないけれど...

えっ?

覚えてないんですか?

夏黄文たちは?

眠っています。

紅玉さんよりは早く、

さっき起きはじめてだけど...

にしても、

いや~~~

すごかったなぁ、

シンドバッドさんの

「魔装」。

私の技も

見てたんでしょ?

私は?

え?

あ、あ~~~

もちろん紅玉さんも

すげ~~~

かっこよかったです!

えっ?

フフっ

でしょ~~っ?

はー

ーっ

楽しかった..

私、こんなに暴れたの

初めて。お

思い切り...

なんにも縛られず...

この国では、

そんなことが

できるのだわ

...

......?

すっきりしたし、

迷っていたけど

これで

決心がついたわ。

私..

決心...

って...?

自分の国に

帰ります。

私、

煌帝国へ帰るわ。

第121出

そして、ジュダルちゃんや

紅炎お兄様に話してみるわ。

シンドリアは

敵じゃないって...

「紅炎」...?

「練紅炎という

男が

バルバッドから

覇権を狙っている...」

あの...

もし、それでも

お兄さんが

シンドリアと戦うと

言ったら...

紅玉さんも

戦うんですか?

その......

シンドバッドさん

と........

!???...?

私...

......?

......

初恋..

だったんだ

......?

はっ?

......?

でも、私だってわかっている。

私など、あの方に本当は

相手になんかされていないわ。

あの方に初めて

会った日から

ずっと......

でも、

それでも

あの方のことが

......

それでこんな

ところまで...

追いかけてきて

バカね...

私...

スッ...

ありがとう。

でも、

もういいんだ。

私は、きっとあまりに

楽しかったのよ。

身分を忘れて

好きな人ができて...

...

でも、それももう

おしまいにしなくちゃ:

...!?...?

あの...

聞いてくださる

私、市井の出自なの。

??

お父様は皇帝陛下。

でも、私のお母様は...

ただの遊女

だったそうよ。

他のお兄様やお姉様方とは

違う、卑しい皇女...

微妙な立場で、宮中

宮中でも遠巻きにされてね、

身の置き場がなかったの。

てもそんな時

私を王の器と認め、

「武人」として身の置き場所を

くれたのが、ジュダルちゃんと

紅炎お兄様だったの...

お前は強い!

紅玉!

その時思ったの...

私の生き方は

これだ!

......

てもね...

だからって、

煌帝国のために、どんどん

武人として力を

ふるい戦うために

生まれてきたのだと

煌帝国と

シンドリアが

戦争をする

なんて...

間違っている。

だから私は......え

この「金属器」の

力を......

シンドリアとの

戦になど

使わないわ!

国に帰っても、

絶対によ!

!!

紅玉姫は思ってた...

以上に賢明なお方、

だけど、シン...貴方の

行動もまた仕方がないこと。

貴方がくだ

この国を楽じる気持ちは

やはり本物なのだから...

いつまでたっても...

慣れないもの

ですね...

「国のため」

「世界のため」を

免罪符に、

誰かの生を

縛るのは...:

そうなの...!?

てはあなたの

お母様も...?

はい、

スラムの娼婦で。

そのことで

王宮入りした後も

何かとイヤなことを

言われたりもしました。

フフッ、

では私たち

おんなじね。

同じですね。

......

それじゃあ

......?

あなた。

私のお友達に

なりなさい。

えっ?

でもあなたとなら

なれるはずよ。

だって「おんなじ」

なんだから...

違くって?

じゃあ、よ...

よろしく

お願いします?

........

私、今までお友達が

いなかったの。

ババアと

なんか友達

じゃねーよ!

いたっ!?

は、はぁ。

ちょっとっ!?

「ともだち」に対して

他人行儀なのでは

なくって!?

あ...

あーーあー

なるほど!

じゃあ.....

...?

紅玉、

俺と友達に

なろうぜ!!

うんっ!!

もうすぐ

出発だねぇ。

はい。

アラジン殿とは、船旅の後も

しばらく同じ道のリですね。

アクティア王国に

港から入って北上し、

そこから俺は東へ...

(ムスタンム王国)

ム帝国・マグノシュタット

あの...その旅...

私も途中まで

ご一緒させて

頂けませんか?

えっ、

モルさんも

シンドリア王は

僕は

西だね!

はい..

私も、行くことに

決めました...

西大陸へ渡り、

レームの港から...

アメロリの王ドンシ

暗黒大陸へ。

暗黒大陸

!!

暗黒大陸へ!?

はい。こまっ

故郷をこの目で見て

気持ちの整理を

つけたいのです。

これから先の

戦いのために。

白龍さんの

おかげです。

あなたが励まして

くださった言葉で、

故郷について

前向きになれました

ありがとう

ございます...

えっ?

...

それは

........ほんとう

本当に

よかった...

モヤ

なんかおにいさんの

まわりのルフが

桃色だよ?

えっ!?

そういえば

アリバパさんは...?

うん

ウキウキしてるし

何だい?コレ...

近頃はほとんど

口もきいてくれないよ...

もう、

明後日は出発

なのに...

!!

そして翌日。

煌帝国の船が

紅玉を乗せて

本国へ帰って行った。

よっ

アリババは

紅玉を親し気に

見送ったが...

アラジンたちとは

相変わらず口を

きかなかった。

そして

さらに

翌日

出発の日。

よしっ。

「奴隷狩り」に

気をつけろ。

モルジアナ。

レームには「ファナリス」を

奴隷として扱うのに長けた

連中が存在する。捕まるな。

はい。

この石で

連絡を取るのよ、

アラジンくん。

これは

「ルフの瞳」と

いって...

私の遠隔透視魔法を

込めたまほうどう

魔法道具なの。

二人が同じものを持てば、

離れた場所でも交信ができるわ。

無事保護

したそうです。

マギ図

その距離は、使う人間の

魔力量によるけど、私と君なら

シンドリアーマグノシュタット間でも

使えるはずよ。

アラジンたちを

無事保護しました。

うん。

必ず

帰ってくるよ。

君たちは

大事な「食客」だからな。

必ず、無事に戻ってくるんだぞ。

でも

アリババくんは...

結局、かなく

見送りにも

来ません

てしたね...

は?

何を言ってるんだ

君たちは?

お別れだって

いうのに、まだ

怒っているのかしら?

あっ!

出航

ーっ!!!

気をつけてなーーっ!!

行ってらっしゃ

い!!

ヤムさん、

おじさん、

アリババくん...

行ってきます!

こうして

アラジンたちは、

それぞれの決意を胸に

シンドリア王国を

あとにしたのでした。

ただ一人..

そこにいない

友人に心残りを

感じながら...

大丈夫よアラジン。

あとで

きちんと話を

しましょう...

アリババくん

...

......??

僕らは導かれて

また必ず会えるさ!

たとえそれが

何年後になったと

しても......

そうだね。

僕らはバラバラに

なるわけじゃない。

僕にはわかるんだ

......

はい...っ!

俺の名は

アリババ・サルージャ。

現在、とある理由で

アラジンたちと

同じ船に乗っている。

だが、アラジンたちは

それを知らない。

近頃みんなとは気まずかった

せいもあり、俺は一緒に行くと

言い出すタイミングを

逃してしまったのだ。

アリババ

アラジンたち

だが、これは

仲直りのチャンス:

俺はこの、

アラジンたちが泊まる

予定の部屋で待ち...

!!

ァ、

アリババくん!?

なんでここに!?

よっ..

ま、ちょっと俺も

決意したことがあってな!

このサプライズで

仲直りも

完ペキだ。

ナワザワ...

おっ!?

来たっ!!?

しん...

しかし、

あいつら

遅いなぁ...

...?

わ~~~

すてきな

お部屋だね~!

僕、このハンモックで

寝よーっと!

3つあるので、

三人ともここで

泊まればいいよう

ですね。

部屋...

間違えたー

ギャッ...

!!

しかも、

あいつらなんか

楽しそうだな...

いや待てよ。

もう少ししたらきっと...

ど、どうする?

隣の部屋へ行くか?

......

どうしたん

ですか?

アラジン殿。

でも...を!!

何か物足りない

気がしないかい?

はい...

実は私も..

!!

アリババさんですよ!

アリババさんがいないと

やっぱりだめなんですよ!!

ガチッ

はっ!

おいおい、おまえら

情けねぇな!

ァ、

アリババくぅん!!

そんなこったろうと

思ったぜ!!

だいすき

だいすき

アリババくん!!

これだ!!

キャッチャッピン

どうせあいつら、

すぐにさみしがるに

決まってるんだ!

それを待つ!!

えぇっ!

女性も同じ部屋に

泊まるんですか!?

.....

そんな!

モルジアナ殿の隣

なんて...俺は...

いいじゃないか

ねぇ?

モルさん。

でも、何か物足りない

気がしないかい?

はい、かまいません。

はい、私もさっきから...

!!!

ネッキャッ

ウフフ...

ウフフ...

ウフフじゃ

ねー

ーよ!

!!

「ア」...!!

「あさごはん」ですよ!

朝ごはん

俺、作ってきたん

ですよ。

あいつら...

俺のことなんて

すっかり

忘れてる...?

あっ...

でも...

そういえば、

正直みなさんは

「あの人」のことを

どう思っているん

ですか?

「あの人」?

って

誰だい?

そりゃあ

もちろん

アリババ殿の

ことですよ!

..

ああ...

アリババくん...

ねぇ...

......

んっ?

何?アラジン、

その気のない

返事..

アラジン殿は、

正直かなりの

アリババ殿びいき

てしたよね?

そうかなぁ?

えっ、

そうなの!???

君は王に

なるだろう!!

まぁ...

僕が地上に出て

ほぼ最初に会った人

だから.....

なんとなくねぇ。

僕は君が

大好きなんだ!!

でも...

こう長く付き合って

みると...

色々と、

見えてくるものも

あるというか..

と、いうと?

なんていうか...

モテないんだ。

だからかもしれないけど、

僕がきれいなおねいさんと

仲良くしていると、

いつも物欲しげな目で

こちらをじっと

見ているんだ...

うらみがましそうに...

指をくわえて......

うん...

アリババくんは

ねぇ......

うわぁ

それは...

モテないですねぇ〜...

...!!

なにを~

そういえば、私も

アリババさんの変な行動を

見たことがあります。

部屋で一人でごそごそと

下半身をあらわにして...

扉が開くのを

待ちかまえていたんです。

許せませんよ!!

モルジアナ殿に

そんなことをするなんて

最低のハレンチ野郎ですよ!!

アリババくんに

そんな

趣味が...

いやー

ないわー

そりゃ

モテないわー

お...俺に...

あんな調子のいいこと

言っといて......

「アリババくん!」

あ...あいつらぁぁぁ

「感謝しています。

アリババさん」

...!?...??

「この先何があろうと

あなたを

信じています...」

俺のことう内心も

そんな風に思ってたのか

うわぁ

うわぁーうっ...そう。

おっ..

うっうっ...

にゃ...

フロアアー

ゆ:ゆるしておくれよ...

ちょっとしたドッキリ

だったんだよ...

実は、アリババくんが

来ることは

シンドバッドおじさんに

聞いていてね...

...

グスッ...

冗...談...?

あれは皆だん

冗談だったのか

「最初に会った人だから

なんとなく...

「下半身を

あらわにして:

「うわぁ~~

それは

モテないですね〜」

そうそう、

軽い冗談じゃ

ないですか。

......

ァ、

アリババくん!!

しっかり!!

そうですよ

アリババ殿!!

男のくせに

泣きすぎてすよ。

てめーにだけは

言われたくねーよ泣き虫野郎!!

モテないくせに...

よし、

てめー

表出ろ。

......

まぁまぁ

まぁ...

で、でも仲直りできて

よかったじゃないか!

全部冗談だよね、

モルさん!?

私のは冗談じゃ

ありません。

本当にあった

ことです。

けっ、勘違いすんなよ

すんなよ。

...!?

別におまえに

ついてきたんじゃ

ねー

よ。

で、でもなんで

アリババくんも船に

乗ったんだい?

マグノシュタットへは

魔法使いしか

入れないんだよ?

......??

では、さみしくて

つい船に乗って

しまったのですか?

修行!?

ちげー

ナメんな!!!

俺は修行のために来たんだよ!!!

...

ああ。

俺は、おめーらみてーに

群れるために

来たんじゃねぇんだよ...

俺はなぁ...

レームで...

『剣闘士』に

なるんだ...!

!!?

けっ、

『剣闘士』!?

一体、なぜ

そんなこと

を...!?

けっ...

おめーらに

聞かせるような

ことじゃねーよ...

そんなこと言わずに

聞かせておくれよ!

ききた~い

チラッ

さきた~い

きぎた~い

聞かせてください

アリババ殿!

...

聞きたいのか?

まあ...よ

シンドバッドさんに

...「修行」の最中に

言われたんだよ。

ふむ...やはり魔力が

変質しているかもしれないな。

ヤムライバが呪いの魔法が進行しにくい」

といっていたのもうこれが原因か.....?

えっ、ヤムライハさんが

そんなことを?

しかしまずいことに

なったな。

もしそうなら..

君はいくらここで

修行をしても

「魔装」はできない!

ええっ!?

君が17年間かけて

使いこなしてきた魔力が、

なぜかまったく

別物になったんだ。

再び使いこなすのにまた一体何だからか

一体何年かかるか...

そ...そんな.....

シ、シンドバッドさんは、

同じ経験をした時、

どうしたんですか!?

ああ。俺か?

君には以前

話しただろう。

俺は1年間

修行をしに

行ったんだ...

「魔力操作の村」

にな!

それは...一体

なんだい...!?

......

マ...

「魔力操作の村」...!?

フッ、

さすがのアラジンも

聞いたこと

ねーだろ?

それもそのはず...

その...

「魔力操作の村」

はなぁ......

東方の少数民族「ァ!

「ヤンバラ」が住む

村のことですよ!!

...!?

彼らは魔力操作を得意とする

一族で、煌帝国に立ち寄った

時期があり...その時、俺も

指南を受けました。

でも「ヤンバラ」は

流浪の民。

それは...!?

住処を転々とし、

村がどこにあるかは

誰にもわかりません...

わからないのかい...

それはなァ

あ、ああ。

だがな...村に行かずとも

「ヤンバラ」たちに

確実に会える

場所があるんだぜ~

それが

レームの「闘技場」

なんですよ!!

......?

「ヤンバラ」は世界各地で

武者修行をしています。

世界最大の格闘場である

レームには必ずいるはず!

そうだ、あそこなら

剣閣の修行にも

なりますしね!

そっかぁ...

すごいんだね...

カコン...

あっ、

アリババくん

それで?

ま、そんな感じだよ。

おわりだよ!!!?

...

おわり?

......

おわり

「大聖母」!

あらかた

かっぱらい

ました!

キャッ!!

あっちゃ!!

そう、

ごくろうさま。

もう一回りして

来てくれるかしら?

今、この子たちの

食事の時間なの...

よしよし...ウフフ...

いっぱい食べてね。

......

なんだ!!

フッ

「大聖母」!!

大変だ!!お

沖に船が一隻!

軍のじゃ

なさそうだが

大きい...

助けてください!

どうしましょう

困ったわねぇ...

おーいおーー!!

......

うぁーん

.....

もうすぐ

着くねーーっ!

無事に着けたのは、

君たちが南海生物を

退けてくれた

おかげじゃよ。

船長さん!

アリババ殿ばかりに

お任せしてしまいましたね?

根にもって

いるのですか?

いや、つい

はり切っち

まってな?

航海初日のできごと

モテないや~

モテないから...

ちょっとはいいとこ

見せないと

と思ってな!

でも、

アリババ殿だけに

戦わせるわけには

いきません。

次は俺が、

がんばります。

てきんのか?

ごめんて、

アリババくん。

......

まぁまぁ!

じーっ...

どうした?

モルジアナ。

いえ...港の様子が

変なのです...

あれは

...燃えてる?

すげーな、

目ぇいいんだ

お姉さん...

こっから見えるの?

モルさんには。

!?

...!?

な、なんだ?

ありゃあ

アラジン、

あれは...?

うん...

飛んでる...

「魔法」...?

フフフ

な...

なんだあいつ

...?

浮いてる

!!?

よしよし、

ちょっと待ってろよ~

すぐ終わるからな。

...!?

これ、

いい船だな。

さぞかしいいもん

積んでんだろ?

全部よこせよ。

...!!

何を言ってるんだ

何者だおまえ!?

おい、

てめぇら...

!?

......

おれ

俺か?

俺たちは

!!

!?

...

「海賊」だよ!!

いただき!!

なあっ!?

なんだ!?

こいつらは!!?

あれは...

「大聖母」の

海賊船じゃ。

なぜこんなところに

いるんじゃ!?

魔法道具

「水弾」!!!

ぐあっ!!

バッイバ~イ!

な...なんだ

あの武器は!?

ひっ...!!

き...

君たち...!!

ルフたちよ!

なっ...

なんだこいつら、

普通じゃ

ねぇよ!?

オルバ!!

頼む、

オルバ!!

情けねぇ...

てめぇら、それでも

「大聖母」の息子かよ?

す、

すまねぇ...

どいてろ。

おまえ...

...?

何歳だ

まぁいい。

「大聖母」を

邪魔する魔法使いに

変わりはねぇ...

!!

魔法道具

「浮遊包弾」!!!

なっ...

なんだこりゃあ!?

くそっ、

こんなもん!!

あっ!?

しまっ...!!!

ふっ!!

みなさん!!

!?

バイ

バイ。

引き上げだ

荷は奪ったか?

はい!

クラッ

...!?

サガン先動

なっ!?

スッ...

!?

おっ...

おまえって

その腕...!?

ゲォゲホッ

言ったでしょう?

次は、俺が

戦う番だって。

これが「ザガン」の

能力のようです。

「金属器」に触れた...

植物の力を

呼び覚ます...

なっ、なんだ!?

あいつの

腕は...!?

えっ!?

ビビるんじゃねぇ、

「大聖母」の

名が泣くぞ!!

食らえ!!

!!?

くそ...

ひるむな、

全員

集中攻撃!

はっ、

白龍!!

「降龍木蓮衝」!

何ぃっ!??

終わりだ。

っ!

そこまでだ!!

..

一歩でも動いてみろ、

こいつの首が飛ぶぞ。

船長さんたち!!

......

そう大人しくしてろ、

荷は頂いていくぜ...

.....

じゃあな。

あいつらみながら

海の中に..

大丈夫か?

こっちにも

水をくれ!

大丈夫かい?

ああ、ありがとう。

ああ、

ありがとう。

でも

「大聖母」相手に

生き残れた。

君たちの

おかげじゃよ。

だいせいほ?

しかし、船内に積んでおった

大事な荷も暴かれ

奪われてしまった...

シンドバッド王にあわせる

顔がないよ...

さっきの人たちの

ことですか?

一体なんなんです

あいつらは...!?

.....

それはのう...

船長!

敵襲か!?

いえ、それが...

て...

でけぇ...

これは...!?

!?

大丈夫、

敵ではないよ。

彼らは...

アクティア王国の

海軍じゃ。

ここは「アクティア王国」

という国の

港なんじゃよ。

アクティアの港は、

東西の大陸をつなぐ

重要な窓口なのじゃ。

!!?

ひ..

ひでぇ...

めちゃくちゃ

だ..

おかしい...

アクティアの港は

強力な国の海軍に

護られているはずじゃ...

なぜこんなことに...!?

「大聖母」の

仕業です。

我々はアクティア海軍だ。

あなた方は、先程の

シンドリア商船の方々ですね?

海軍のおじさん、

「大聖母」って

なんだい?

西方の海賊だよ。

「魔法道具」を駆使して

略奪を行う

狂暴な奴らだ...

しかし、なぜ

こんな海域に?

警護のかたい

アクティアの海に

海賊など

はぴこるはずが

ないでしょう?

北の.....

国境?

その通り...しかし、

近年は北の国境へ兵を

送らねばならぬゆえ...

海は手薄に

ならざるを得ないのです。

はい..

マグノシュタットへの、

マグノシュタット

ムスタシムチ風

うえいせんっ

防衛戦線です。

アクティア王国

ムスタシム王権

崩壊後、ちゃんと

周辺諸国に

踏み込んでくる

ようになって...

あそこは、もはや

何をしてかすか

わからない

不気味な国です

ア...

アラジン..

なんだ?

...

やれやれ、

またか...

私の子供を

助けて!

海賊たちから

子供を

とり返してくれよ!!

子供?

どういう

ことだ?

それが...「大聖母」は

毎回町から子供を

さらっていくのです。

ワー...

それもなぜか、

特に貧民街の

子供ばかりを...

子供たちを一体

どうするつもりなのやら...

.....!?

うむ...

フンね...

ただいまマドーッ

「母さん」!!

「母さん」!!

海賊「大聖母」首領

オームマドーラ

大聖母

ウフフ...

おかえりなさい...

かわいいぼうやたち。

よく無事に

帰ってきたわね。

さあ、

ごはんに

しましょうね。

子供たちを

助けられない!?

どういうこと

ですか!?

第125

うむ...

奴らの海賊船は

海の中を潜行するから...

あの妙なまほうちゃ

魔法道具のことか

そんな!

私たちの子供は

見殺してすか!?

いかに我々

アクティア海軍といえども、

追撃は不可能...

アジトすらつかめんのだ。

........

うん...

アラジン、

なんとか

なんねーのかよ?

こう...

水中をばーっと

進める魔法とか...

あっ、魚に化ける

魔法とか!?

アラジン殿の

手を

わずらわせず

とも...

そんなの

ないよ~

すでに手は

打ってありますよ。

アリババ殿...

...えっ??

呼び覚ませ、

「ザガン」よ!!

な..

なんだ!?

こいつは!?

ネツメグサ?

ってーと、

あのマメ科の

やたら根の長い草か?

香草にも使われる...

これはただの

ネツメグサの

根ですよ。

そうです。その特性を

「ザガン」が呼び覚まし、

限界まで高めました。

その種子を、

奴らが奪った荷に

蒔いておいたのです。

つまり...

みいなったのに、

この根を

たどれば...

奴らのアジトに

たどり着けます!

おおっ!!

ほ...

ほんとかよ!?

スゲーな...

植物なら

なんでも操り

放題なのか?

ザガンこれ!

どこかにある

海賊団の

アジト

いいえ...

すごいねぇ!!

これは「ザガン」と

俺の「魔力操作」の

「あわせ技」

なんです。

「ザガン」は「金属器」が触れた

場所の植物しか操れない...

そこで、「ザガン」の魔法を

俺の「魔力操作能力」で

植物の種子に

送り込んでおく...

そうすれば、送り込んだ

「魔力」が尽きてしまうまでは、

その植物を操れるんです。

おおっ

やったね!

これでアジトは

わかりました。

今すぐ子供たちを

助けに行きましょう!

うむ...

......

しかし

なあ?

敵の能力は

未知数であるからして...

王から授かっておる

我々の軍艦を、うかつに

送ることはできんな...

!?

え?

そんな...

また

それかよっっ!!

おい、海軍ども、

本音を言えよ!!

ほ...ほんぬ

本音?

これがさらわれたのが

貴族や王族の

子供だったら

助けたくせに!!

おまえらは

いつも...

いつも...

俺たちみたいな

貧しい奴らが

いくら苦しもうが

どうでもいいんだろ!?

何が王族だよ!!!

!!

黙れ!!それ以上は

アクティア王家への

反逆罪だぞ!!

牢に...

ぶち込むぞ!!

.....

......!?

なぁ、みんな...

おまえらの

旅は...

急ぐ旅か?

いいえ...

......?

うん...

僕も。

あの...

皆さん...

言いたいことは

わかっていますよ。

俺たちが、

子供たちを

助けに行きます。

あ...

あんたらが!?

アリババくんなら

そう言うと思ったよ。

ありがとう

ございます...

大丈夫、

俺たちさっきも

海賊船を撃退した

ばっかりです!

おお...

しかし、

国にも見放された

我々です...

助けて頂こうにも...

お礼のお金も...

なく......

あ...あのう...

......

そんなの

いらねーよ!

!?

カシム...

おまえが助けたかったのは、

こういう人たちだろ?

だから俺は戦うぜ、

おまえの分まで...

よーし、「迷宮ザガン」

攻略メンバーで、最後に

ひと暴れしてやろうぜ!!

ーっ!!

おー

大事な船を

お借りします:

あぁ。ワシらも荷を

取り戻すためじゃ、

存分に使っておくれ。

アラジンくん

大丈夫!?

ケガしてない!?

コラ押すな

ヤムライハ。

大丈夫だよ~

ヤムさん。

ルフの瞳」

ヤムライハがマグノシュタット在学中に

考案した魔法道具である。

遠隔速視療法によって大気中のルフを介し、

情報を伝達して交信することができる。

そうか。しかし

気を付けろ。

事情はわかった。

シンドリアとしても、アクティアとの

交易路をおひゃかされるわけには

いかんな。応援を出そうか?

いえ、俺たちだけで

大丈夫です。

魔法道具は

使い方によっては

大きな綺麗になるからな。

.....

おい、白龍。

なんですか?

おまえ...

なかなか「ザガン」を

使いこなしてるよーじゃ

ねーか。やるな...

はぁ...

ありがとうございます?

そこで...な、

あれだよ...

まさか...

おまえ...

「魔装」も完璧に

できちゃってたり...

しないよな?

さぁ...

どうなんで

しょうねぇ...

えっ、なんだよ...

えっ!?

おしえろよぉ~!

この!?

いやです。

よかった...

仲直りしたみたい...

あ、もうすぐ

着きそうです。

あの小島に

続いているのかしら...?

もっと

欲しい人~~

うめ~っ!

さやって、

ほらあ~

こぼすなよっ!

なぞな

「母さん」!

おれたち今日も

オルバの空気玉の

おかげで帰って

こられたんだぜ!

そう。

オルパはえらいわね。

これからも

弟たちをよろしくね。

.....

うんっ!

ああ、それと...

町から連れてきた子たちは

逃げないように見張っておくのよ。

もうすぐ、あなたたちの兄弟に

なるんだからね...ウフフッ。

ん?

ハーイ!

...!!

...なんだ?

大変だ、

船に...

船に...!!!

オルバ!!!

!!

?なっ...なんだ

なんだこりゃあ...

敵襲ーっ!!

北東沖に船が

来ます!!

な...何ぃっ!?

突っ込んでくるって...

無駄だ!!

ここは

絶壁に囲まれた島だ。

入ってこられる

わけがねぇ!!

キャッ

!??

さぁ...

4人で

大暴れといくか!

く...

こいつらぁ...!

あの時の!

海賊砦

町の子供たちを

返せ!!

力尽くでも

取り返すぜ!!

ブロル!

......?

だめだね。

あいつらももう

「大聖母」の息子なんだから!

...!?

キラッ

ムダだ!

その武器は

きかないぜ!!

フ...

それは

どうかな?

!?

な...

なんだと!?

わかってねーな。

この砦に入ったら...

おまえらもう

俺たちに絶対

勝てねーんだよ!!

あれあれ~~~っ?

この武器はきかないんじゃ

なかったのぉ!?

どういうことだ。

船での時とは球の大きさが

全然違うぞ。

あっ、あれ!!

「魔女虫」、魔法道具をいい

連結させて威力を上げる

魔法道具だよ。

そんなことも

知らないのォ!?

東の奴らって

おっくれてるっ!

そんなの

あんのかよ。

ぎぎ

バッイ

バ~~~!!

!!

くそ!!

ギャアッ!!?

何っ!?

「灼熱の弾丸」!!

ぎゃっ!!

おはよう

くそっ!

うわあ

ーっ!!

!?

どうするオルバ!?

このままじゃ

ヤバイよ!!

さすが

アラジン

だぜ!

アーロン

ヨーン

ビョーク!

とべっ!!

このまま

全部...

ククワ

げっ!?

ニヤッ

せいぜい

逃げ回りな!

っ!!

うわー

キャハハハッ!

くそっ!

くそ〜っ

ちょこまかと

ヘイヘイ

へイ!

「灼熱の弾丸」!!

ここまで

おいで!!

!?

あいつら

穴の中に!?

あっ

........

どこ行った

...

逃げたのか?

......

アラジン

うしろっ!!

!!

アラジン!

くそ!

こっちだよ!

!?

くそ~~

くそく~~

~~っ!!

どこから

来るんだよ!?

へっ、

楽勝だな!!

ハハハ!!

んっ?

ーっ

ひー

な、なんだぁ!?

この女!?

この丸い球...

もろいのね...

あっさりと...

......?

砂漠ねずみの

巣穴のよう...

これを移動して、

穴を行き来していたのね

別の一団

げっ!?

いやーっ

やめて

ギャアアァ

しかしながら

か、壁から

悲鳴が...

中で何が

起こってんだ?

あっ!

ピナッ

...

あぁっ!!

ドキン・ドキドキ

全滅です。

やった!

モルジアナ!!

もんさん

すごー

.....

.....

ピソッピン!!!

「大聖母」

助けてください!

これは全部

あずかっとくぜ。

にしてもなんだこいつら?

大層な仮面を外してみりゃ

全員ほとんど

ガキじゃねーか...!

うわー

そルさんやアリババくんと

同じくらいかなぁ?

どうしようオルバ!?

大丈夫だ!ったいっ!!

絶対「母さん」が

助けてくれる!

「母さん」だぁ???

大丈夫〜

なっ、

なんだぁ?

「母さん」!!

「母さん」の声だ!!

キャーなんだけど

!?

はじめまして...ウフフ

侵入者のぼうやたち...

私は世界に生きる全ての

あわれな子供たちの母...

「大聖母」よ。

なんだこの声:

どこから

してんだ...!?

やがてやつ

けど、

あれも「魔法道具」

なのか...!?

この砦..魔法道具

だらけじゃねーか!

私の息子を

傷つけた「仇」...

許せません。

海の藻屑に

なりなさい。

う...うわっ!?

!!

大丈夫か?

モルさん

泳げない

みたい!

早く、上がり

ましょう!

そうは

いかないわ。

えっ?

あなたたちは

この「大聖母」の砦の

真の姿で...

殺してあげる

ウフフフッ。

なぁっ!?

もうあいつら

終わったな...

あとはマドーっ

「母さん」に

任せよう...

なんだありゃ!?

岩のかたまりが

動いてやがる!?

さあぼうやたち、

母さんの敵を

やっつけるために

どんどん魔力を出して!!

ハーイ!!

「母さん」のために

いっぱい魔力を

出さなきゃ!!

な...なんだ!?

魚の口が

光って...!?

魔法道具

『冷気咆哮砲』。

うわぁっ!?

これは強力な冷気を

放出する魔法道具だけど、

海中で使えばこの通り:

瞬時に水を凍らせて

放つことができるのよ。

さしずめ...

「氷」の「槍」って

ところかしら?

ウフフフッ!

...

さぁ...次こそ

串刺しよ!!!

..!!

こんなのが...

前にも

あったよね...

ああ.....

いやなことばかり

思い出すぜ...

息が保たない!

水中じゃ

ろくに動けない...

狙い撃ちだぞ!

どうする...

どうする!!?

ウフフ...

ウフフフ...

串刺しね

死ね!!!

何ぃ!?

「アモンの剣」

!!

こざかしい...

熱魔法か

でもねぇ......

海中で熱魔法なんて

効かないわ!!

せいぜい目の前の

氷を溶かすので

精一杯じゃないの!!

ウフフフ...

ウフフフ

無力なぼうやたち...!!

そうだ...

あの時もこうだった...

飛んでるあいつに

剣も炎も届かなくて...

大事な仲間が撃たれて

氷づけにされるのを

見てるしかなかった...

でも、

いつまでも

やられっぱなしじゃ

いられねーんだ!!

だめだ、

水中じゃ

「灼熱の双掌」も

伸びない...

無駄よ!

何もかもここまでは

届かないわ!ゥフフフ!!

!!

なんであいつは

あんなに速く

動けるんだ!?

そうか...海賊共の

あの水の武器で!!

ちくしょう、また

魔法道具かよ!!

........

...???...?

.....

......

あれだ!

逃げられない

わね.....

さようなら。

死ね!!!

何!?

その加速は

一体...!?

海賊の武器を

足に....!!

「アル・サーメン」と

同じ技に何度も負ける

わけにはいかねー

もう

あんなことは

起こらない!!!

キャー

ッ!!!

第128夜

モルさん

大丈夫かい!?

はい...!

大丈夫よ...

だってオルバの話じゃあ。

その子たちは

まだまだぼうやだったの

でしょう?

あ、ああ...

そう見えた!

艦内に侵入者というじゃ

侵入者ー

!!

どうしよう!?

くそ

っ!

「母さん」!!

また、家族が

増えるわね...

ガネガキガキ。

ガキだらけ!!

どーなってんだよ!?

ここの親玉は

何考えてんだ?

急ごう!!

......?

ん?

うおっ!?

な...

なんだ...!?

!!!

こ...こんな

小さな子

まで.....

マ...「母さん」を

守らなきゃ...

!?

あ.....

ーっ!!!

やー

うわあっ!!?

うんっ、

や...

やめろぉっ

!!

構わず

進みましょう!

ぎゃっ!!

あ、

ああ...

ま...

待ってよ!!

「母さん」を

殺さないで!

そうだよ、

殺さないで!!

僕らの「母さん」なんだ!!

スラムで捨てられてた

僕らを......

拾って育てて

くれたんだよ!!

それから..

本物のお母さん

みたいにずっと...

優しくして

くれた...

初めての

人なんだ!!

だからなが

お願い。

「母さん」を

殺さないで...

殺さないで

〜〜〜~~~!!

うわ

うわーーー

うわーーっ

じゃあなんだよ...

あいつら「母親」のために

戦ってたってのか...?

命の恩人のために...

それがなんです、

あんな話、本当か

どうかもあやしいし...

本当だとしても

奴らは海賊ですよ、

略奪された港を

見たでしょう?

でももし、

あいつらが本当に

何もわかんねー

ガキのころから

「戦え」って育てられたん

だとしたら...

そんなもの、

他者を傷付けていい

言い訳にはなりません。

そ、その通り

だけどよ...

......

でも......

私も...

育ての親に従って、

沢山の人を

傷付けました...

!!

モルさん

.....

:俺もガキの頃は

おふくろの言うことは

何てもきいたぜ。

おまえだってそういうの

あっただろ...?

......

さあ...俺には姉が

母親代わりだったので、

本当のことは

よくわかりませんが..

「俺の家族は

アルサーメンに

殺されました。

父も、兄たちも...」

やっぱり白龍さんの

お母さんも...

もう......?

でも僕、

ちょっと気持ち

わかるよ。

僕「家族」が

いなくて、

とてもさみしかった

もの......

えっ?

もし、そんな時

突然優しい

「お母さん」が

現れたとしたら...

.....

「ファナリスは

もう故郷に」

「一人も残って

いません」

「あなたに

家族はいません」

「親もいません」

お主は...

ババのことも

子供じゃ!

きっとすごく

嬉しかっただろうな...

「大聖母」ってのは、

そんな心を利用して

子供を載わせてるん

だな。

...許せません...

.....

急ごう。

よくここまで

来たわね...

勇敢な

ぼうやたち。

「大聖母」!!

とっても強くて

感心してしまったわ。

ウフフフ...

町の子供たちと

奪った財宝を返せ!

ごもないと

......?

ムダよ。

あなたたちは私に

一撃たりとも

攻撃なんかできないん

だから......

.....?

おいて

ぼうやたち。

私の子供に

してあげる。

魔法道具

ほんとこうせん

「聖母後光扇元

なっ...

なんだあ!?

...

何もねーじゃ

ねーか...?

......

...?

なんだ...?

息が...

なんだか胸が...?

お母さん...

!?

な...何言ってんだ、

モルジアナ!?

!?

な...何言ってるの?

私.....ても...

でも.....

わ...私の...

お母さんよ...

何、

バカ言ってんだ!?

モルジアナ!

どう見ても

敵の技じゃ

ねーか!!

妙なもんに

惑わされてんじゃねー!

!!

なっ、なんだよ

これえ...っ!?

聖母後光扇」

しんかくらん

精神操乱系の魔法道具に

分類されるが、

その正体は

特殊な光の魔法陣による

意識のすりこみである。

生まれたばかりの赤ん坊は

生存本能により、

あらゆる手段で

「母親」の存在を認識しようと

求めるが、

「聖母後光扇」はその本能行動を

引きつける強力な離性ホルモンを傷骨に

変えて相手の脳に送り、込むことができた。

生命に宿る

原始の性。

万人が

生まれながらに

渇望する

最も普遍のもの。

母性愛。

それこそが

私の武器!!

何者も己の内に

渦巻く母への

あこがれや...

郷愁からは

...

決して!!

逃れられ

ないっっ!!

ふ...っ

なんで

ねえ、

こっちへ

いらっしゃい。

今までたくさん

つらいことがあって...

けるな...!!

つかれたでしょう?

おいて。

母さんが..

抱きしめて

あげる...

ちくしょう...

ちくしょう、

技だって

わかってる

のに...

こいつを攻撃、

したくねえ!!

やべえ

本物のおふくろに

見えてきやがった...!!

!!

こっちへ

おいで、

かわいい

アラジン..

ギ剄・完

狐及61

Twitteborinfortmazit

StorveAnt

Shinoboolhtka

Hequdar_ssskstanks

杉戸アキラ

レンターンANo.Sugleストール

杉月バイク谷本阿久井真大吉大田

キ真ちゃんの

阿久井大寺義

大寺義舞嶋ブ

門大・舞

義母大

...

三木高嗣

石橋和章

Kookunkishithttp:

S:lassをPrumallin!

戸高伸一郎

ShinetirouTode

知久敦

「...silun!!

ApazoneConko

志村泰央

YouTueshimuroptBook

...

前回までのあらすじ

それは

モテないで

マギ122.5夜

アリババがモテないことを

バカにされた。

先程はつい...

白龍...

気をとり直して

くださいよ、

アリババ殿。

じぃん...

モルジアナ殿に関わることで、

取り乱したというか...

とにかく、俺は

あなたを尊敬して

いますから、

蔑む気持ちなど本当は

これっぽっちもないんですよ。

よしっ、じゃあ

気をとり直した俺も

おまえらと同室で

いいよな?

なんだよ。

えっ!

い、いえあの...

部屋割りに

ついてはやはり

考え直し

ませんか?

俺たちがモルジアナ殿と

同室で、ね...寝るなんてっ、

障りがあると

思うのですが!

障り?

ねーよそんなの!

モルジアナは意外と

寝相がいいし、

たまに寝言を

言うけど

かわいいもんだぜ。

毎晩同じ寝台で

寝てたからな。

あ...あの...

シンドリアに

いる間ずっと...

ん?

なぜそんなことを

知っているんですか?

え?そりゃあ...

アラジンと

三人でな~~~

俺的にはスラムの

頃を思い出して

逆に落ち着く

っていうか~~

聞いてる?白龍。

モルジアナは嫌がったけど、

むりやり

引き入れたんだよ。

む.......

むりやり!?

「お二人と同じ寝台でなんて

私にはもったいないです

私は床で十分です」

な~んて言うからよ~

アラジンと俺で

むりやり......

ねえ、聞いてる?

白龍。

モ........

モルジアナ

殿は......

ん?

今は...

嫌がったり...

えっ?

ああ...

たまに俺の下で

苦しそうにウンウン

もがいてるけど

抵抗したり

しないんですか...

スピー

朝までおとなしく

がまんしてるよ。

こそ?

あっ......

あんたって

ひと

人はー

やっぱり最低の

ハレンチ野郎

ですよ!!!

な、なんだとう!?

この後話し合いの末

誤解はちゃんと

とけました。

ーっ!!

30分後

マギ122.5夜(テイク2)

な~んだ

びっくりした

そういうこと

だったんですね〜

俺がモルジアナを

むりやり?

んなことするように

見えんのかよ!

い、いえ...

むりやりかどうかは

置いておくとしてですね...

アリババ殿も

バルバッド王国の

王家の男ですので...

そうだよ、

変なかんちがい

すんな!

女性に夜伽を

命じてさせるぐらいは

日常茶飯事かと

思いまして...

...

はっ?

...

えっ?

まあ一国の皇子に生まれた

男子の資務というか...

来たるべき日に

問題なく子孫を

残せるように、

13〜14歳になると

頼んでもいないのに

女性をあてがわれる

わけですよね。

...おまえんち

そんなこと

してんの...

はぁ?

多少差はあれど

どこもそんなもんじゃ

ないんですか?

海晩、毎晩、

飽きるほど。

アリババ殿?

まあ俺は

ようけんし...

継承権下っ端の

第四皇子ですので、

もちろんそんなこと

させられずに

すんでるんですけど

ね~~~

って

聞いてます?

アリババ殿。

......

な...なるほど!

おまえのことだ

不義理はすまい!

その娘たちを

責任持ってちゃんと

全員お后様に

してあげるって

わけだな!?

はあ...?そんなことしませんよ

何十人と相手して

顔も覚えてないんですから...

ただの義務というか...

流れ作業ですね!

タどんどん

もってこーい

てめー

はく!!

白龍この

クサレ外道が!!!

日親が王様に

なっ、なん

ですか!?

俺っはなしじゃ

なりで言ってるでしょ!?

この後話し合いの末

誤解はちゃんと

とけました。

おしまい

マギ@

少年サンデーコミックス

2012年7月23日初版第1刷発行

大高大

え、『...©Shinoburlohaka』2

たとえば、

(検印廃止)

発行者

自力刷所

図書印刷株式会社

「週刊少年サンデー」201年第35号-2017年第11号掲載作品

連載担当/石橋和章

単行本編集責任久保田滋夫

単行本編集/石橋和章/多賀映子(アイプロダクション)

と〈〒101-800)東京都千代田区ーツ橋二の三の一枚

発行所

「TVE」「販売OS(58)」356.編集(323)560編集13/33/580

INJAPAN

の一然小学館

●遺本には十分注意しておりますが、落丁・乱丁(本のページの抜け落ちや服序の間違い)の場合は

お取り替えいたします。購入された書店名を明記して「制作局」あてにお送りください。送料小社

負担にて、お取り替えいたします。

●本書の一部あるいは全部を無断で複製転職・上演・放送等をすることは、法律で認められた場合を

除き、著作者および出版者の権利の侵害となります。あらかじめ小社あて許諾をお求めください。

R「公益社団法人日本複製権センタ_委託出版物

本書を無断で複写複製(コピー)することは、著作権法上の例外を除き、禁じられています。本書を

コピーされる場合は、事前に公益社団法人日本複製権センター(JRBC)の許諾を受けてください。

「RRC(http://www.Wiriceor.jp

●本書の電子データ化等の無断複製は著作権法上での例外を除き禁じられています。

代行業者等の第三者による本書の電話子的複製も認められおりません。

eメール:inc_nfo@jircorip.TELOS-340L-282

制作局(TEL0120-336-082

TSPNo7840029774-