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使用して2月10日(日)ファンストアリア

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卯弧GI

9月28日のWindotimagic

8月16日に2月10日(日)の記録日)は

2016年09月10日(水)

2016年09月10日のだ11月9日に

ああ!

CONTENT

第25日夜、王の器の状態については無いのだ。

第2018年20夜空の

主の命の女性の究極の力魔法...。死闘の果て..

究極の力魔法...!!死闘の果てに...!!本悪の判断..

死闘の果てに...!!善悪の判断...!!

普志の中期アラジンの意志...!?マリさんのおまえ..

第263夜

お前は...お兄ちゃんもお姉ちゃってみたいですねーって何故だよな

アリババの行方...

第264役

アリババの行方...この大戦の幕開け.....18未知との遭遇..

第264役第255夜第286夜

その大戦の幕開け...。1.3未知との遭遇.......1..決服前夜..

木...というのは決戦前夜だったのかな

第26回の第257夜決定の

第2018大阪市長...140第28日夜。事安の戦い.....

2018

........

ア.....

アリババくん?

.....!

!!

ジュダル、

勝ったのは

俺だ!!

はあ!?

何言ってんだよ、

おまえ、脚が!!

!?

アリババの

損傷は

それ以上だ。

!!?

なんだって!?

手や足の一〜二本

構わない

勝つためには

自我さえ奪っても

構わないと...

思っていたが..

......

まさか、

その通りに

なるとは...

ア:アリババくん...

鎌の一撃を頭部から全身に受けた

アリババの「精神」は、この体にもはやない。

俺にもわからないどこか

まったく別の次元へ葬られてしまった。

...

そんな

.....

アラジン殿、

この男はもはや「抜け殻」だ。

ベリアルはルフそのものを奪う

能力ではないから、

生命活動は続くが...

...

今さら...

今さら脚の

本や二本...

安い代償だった。

ハハハ...

ジュダル、

おまえも早く

かたをつけろ。

勝って

戻ってこい!!

さすがは俺の選んだ

「王の器」だぜ。

仰せのままにィ、

やってやるよ!!!

やはり

見えない...

力の次元

が...!!

もっとだ!

もっと力を

よこし

やかれ!!

あっ!!?

ジュダル

...?

ジュダル

くん、

君は..

アラジン..

俺は...

...

おまえを倒せるなら、

何にでもなってやるぜ

この感じ...

「依り代」の時と

同っ...!?

させない!!

やっぱり

止めなきゃ!!

そのためには

やっぱりあの:

ソロモン王の

力魔法しか

ないんだ!!!

でも...

魔法ってのはさ、

知識だけじゃだめなんだ。

俺はいつも

考えるだけでさ。

大魔法を発動するための

魔法式や理論なら、

この世界にたくさんある。

でも、

その文献を読んだりして

知識を得た全員が

大魔法を使えばしないように、

俺の見つけた大魔法を

実現させられるのは、

ソロモン君だけなんだ。

そうなんだ。

僕は「ソロモンの知恵」で

アルマトラン時代の

魔法知識を

知っているだけ...

僕とソロモン王とじゃ、

魔将士としての

力の差がありすぎる!

魔法を発動させられることと、

魔法を無事成功させられるかは

別居選大

力の足りない

僕が......

こんな複雑な

大魔法の本領を

引き出そうと

すれば......?

力が制御

できなくて

僕という

人格は、

すっかり

消えてしまう

かもしれない。

それに

この魔法を使えば、

ジュダルくんは...

...

それでも、

僕は、

君を止める!!

「推力固定衝」!!!

...?

ハア!?

なんだ

そりゃあ、

効かねー

な!!!

今さら

「砂の巨人」だと?

おおっ!?

突き上げた?

また俺を

はね返すだけの

「究極の力魔法」

もどきかよ。

こんなもん、

魔法の逆噴射で

振り払ってやるぜ!!

......なんだ?

アラジン。

この魔法は...

てめえ、いつまで

押し比べを続ける

つもりだ?

ちっとも威力が

よわ

弱まらねぇ。

永遠だよ。

推力固定衡!!!

たくさんありがとうねー

彼女が死んでる

はー

介魔法

今さら

「砂の巨人」ごときで

俺を押し出そうって

のか...?

力比べか?

いいぜ

アラジン。

俺は

おまえに

勝つ!!!

ジュダル!!

ぉっと!!!

少しも

気が抜けねーな!

........

おかしい...

なぜ、威力が

少しも弱まらねえ?

...!!!

魔法の威力には

波があるはずだ。

...

どんな「マギ」でも

生身の人間である以上、

体力の減少、それによって

微妙にプレるはずの

成力の放出旅。

それが

この魔法には

まったくねえ!

アラジン...

俺に何を

しやがった...!?

!?

植物!?

白龍!!

余計なこと

するんじゃ

ねーよ!!

うるさい

俺に従え!!

この魔法は

何かおかしい!!

えんけつかい

「絶縁結界」を

張れ!!!

そうだ、

「絶縁結界」!!

どんな魔法も

無効化できる。

...てもよォ...

!!

やっぱ、

そんなの

張ってる

余裕は

ねーよな!!!

オイオイ

マジかよ!!

...!

まだ

押し出す気かよ!?

どんどん

はな

離される!!

もう、どれぐらい

経ったんだ...?

いつ

一体いつまで

続けんだ!?

いやいや、

落ち着けよ!!

とんなマキ」の体力も

無限じゃねえ!!

あのチビも

いつかは必ず

体力が尽きて...

魔法が使えなく

なって......

そしたら..

そしたら...

うわあああんまりますが...そうなんだよなんですか

俺だって...

体力が尽きたら

どうなるんだ

ろう?

こんなところで...

防壁魔法」も

切れて...

一人で......

あれっ?

くそ.....

いやだな...

こんな

終わり方は..

.!!

戻ってこない!?

たかが、「砂の巨人」の

一撃で、なぜ...!?

ジュダルくんは

もう帰って

こられないよ。

アラジン

殿...?

!?

ウーゴくんの

パンチは

ただの推進力。

どういう...?

ことだ...?

...

さっき、

ジュダルくんを

ウーゴくんのパンチで

上空へ突き飛ばした。

「推力固定衡」は、

その力をすっかり

固着させてしまう

魔法だったんだ。

力を...

固着...?

一度生じた力が

その向きのまま、

その勢いのまま、

ずっと続く。

どんな障害物に

当たっても、どんなに

粉々な破片になっても、

永遠に突き進み続ける。

世界の果てまで...

...

...

では......

......?

ジュダルくんは、

もう二度と

この星に戻って

こられない。

...

...

そんな...

そうだとしても、

ばかげた

魔法が...

.....

俺がおまえに

魔法をやめさせる

だけだ!

無理だよ...

あの魔法は

消せないんだ。

世界の力の法則を

書き換える技、

一度放ったら

もう僕にもどうにも

てきないんだよ...

...

ウソをつくな、

こいつ...!

...

...

......

僕には...

この魔法しか

なかったんだよ...!!

...

......?

アリババくん、

ねぇ、

アリバハくん?

無駄ですよ

そっちも

...

...

...

第261夜死時間

死闘の果てに

決着を、

...

つけますか。

殴り合いでも

しますか...

...???...??

いや...

やめよう。

...

......

...

あいつは、

本当にもう

戻ってこないん

てすかね

......

ジュダルくん?

そう。

!!

戻らないよ..

あなたが

死んでも?

そう。

...あいつが

死んでも?

そう...

随分残酷な魔法を

使ったものですね。

今ごろは

もう...

......?

僕もそう思うけど、

もうあれしか

なかったんだよ。

ジュダルくんには

「転送魔法陣」があるけど、

転送できる距離には

限界がある。

アリババくんを、

どこへやって

しまったんだい?

さあ...俺には

わかりませんよ。

あなたにも

わからないのならば、

他の誰にも

わからないのでしょうね...

......

あの......

白龍おにいさんの

その脚、

大丈夫なのかい?

...

こんなもの...

一本でも、

どうとてもなる。

今さら俺の

駄ぐらい......

二本でも、

しかし...

ジュダルだけが

いなくなることは。

想像して

いなかった。

...ファックス

そこで

謝りますか...

今ごろ

心置きなく、

...ごめんよ...

他に、言いようが...

あんたら二人さえ、

余計なちょっかいをかけて

来なけりゃあな...

紅炎おじさんたちと

戦争をしてたって

いうのかい?

...

そうですね。

それで一体

なんになるって

いうのさ?

教えておくれよ。

...

...???...??

..

ここで、これまでの

本当に、

僕は

知りたいんだ。

そうしたかったん

ですよ。

万人が納得する

まともな理由じゃ

なくても

戦わなきゃいられない

こともある。

ジュダルは

あなたと決着を

つけたがって

いましたよ。

たぶん...

「マギ」として、

同じだけど違う

自分の逆さ鏡

だったから...

無視できない

無二の相手だったんだ。

...

たぶんね。

さてと

白龍くんは、

これから

どうするんだい?

どうするかって...

ジュダルが

いなくなっては

俺の戦力は

半減だ。

アラジン殿も

「マギ」なら、

ジュダルの代わりに

俺と組んで

紅炎たちの軍勢と

戦いませんか

それは...

冗談じゃ

ないよ...

そう

ですよね。

お互い代わりなんか

いない......

ならば、

選択肢は限られている。

紅炎に勝つには...

不本意でも、

当初の計画に

立ち戻る

しかない。

当初の...

計画...?

!?

この機を

待っていたとでも

言いたげだな。

いいえ、

陛下。

陛下の御為に

我が主は助力を

惜しみませぬ。

......?

誰だろう...?

この人...

まあ、陛下!

アリババ殿は

逃がしてしまっても

よろしいのですか!?

お味方に引き入れる

はずでは?

まあ、

もうその必要も

ないか...

...

誰だろう?

この女の人...

アラジン殿。

第262夜

すごいんじゃなくぜんごめく

善悪の

これ以上、

あなたには何も

明かせません。

味方に

なれないのならば。

..

「俺と組んで、

紅炎の軍と

戦いませんか?

......

君の敵に

なりたいと

思ったことはないよ。

......

僕は..

...

そういえば、

アラジン殿は

これから

どうなさるの

ですか?

白龍くん。

君は自分の手の内は

明かせないって言うのに、

僕にはそれを

聞くのかい?

まあまあ

聞かせてくださいよ。

思えば個人的に

あなたが何を考えて

いるかなんて、知ろうと

したこともなかったし...

......

僕は...

ずっと

「イル・イラー」の

降臨を、

止めたかったん

だ。

......?

そうですか

しかし

その目的はすでに

達成されたのでは?

「アルマトラン」の

マギであった玉艶

以外の魔導士たちは、

「アルマトラン」時代に

力を失ったせいか

大した力はない。

「組織」は事実上、

首領を失い瓦解したのです。

さらに、「組織」が

あてにしていた

大量の黒いルフも、

ジュダルと共に

消えた......

...???...!??

あなたは行動し、

己の目的を

達成したのです。

お疲れ様でした。

俺も、

そのように

したいと

思います。

白龍くんの目的って

なんだい?なぜ、

「堕転」してまで...

......

...

えっ?

アラジン殿、「堕転」は

そんなに悪いことですか?

確かに、

「アル・サーメン」に

「暗黒点」として

利用される危険性が

あるのならば...

大量の黒いルフは

正しくこの世の

悪でしょう。

しかしもし、

その危険性が

取り除かれたとしたら...

それでも?

...???

...

あのね、

白籠くん

僕は...

はい。

それでも、やっぱり

「堕転」を止めたいと

願うと思う。

「堕転」は、

とても不幸なこと

なんじゃないかって

考えているからなんだ。

生まれ落ちた

世界を恨んだ

結果が、

苦しみぬいた

心の結果が、

それは僕が...

「堕転」

なのだとしたら..

そんな未来を

望んでいた人は、

きっといないって

僕は思うんだ!

その人が昔、

最初に

目指していた

明るい未来と...

真逆の方向へ

突き進んでいく...

「私が助けたいのは、

すべての人間だ!

魔導士だけだ!!!

それが

「唯転」だと......

違うかい?

...

国のために

力を尽くしなさい。

滅ぼす!!!

目指していた

未来と真逆、

か......

目指すことを、

途中でやめて、

そうかもしれない。

「組織」には、人間を

強制的に「堕転」させる

方法があったという。

そうされた人間は

たまったものではないでしょう。

しかし、

生きていく中で、

最初に目指していた

輝かしい未来を...

恨んだり、

葛藤

しては...

不幸

だからと...

......!?

いけませんか?

あなたに

生き方を、

決められたくは

ないな。

くだらないことを

言いました。

もう行ってください。

...アリババくん、

君は

どう思う?

...

「「イル・イラー」の危機が

去ったとしても、

「堕転」は悪いことですか?」

ルフが...

ここにいるのに、

アリバハくんの

ルフじゃ

ないみたい。

君が

こんな風になるのを

止められなくて

ごめんよ。

ても、

きっと何か

元に戻る方法が

あるはずだ...!

バルバッド

アラジンと

アリババが

洛昌から戻って

きたって!?

はい、うんっ

紅覇様!

アリババ殿は

手傷を負い

昏睡状態だとか...

洛昌での戦いについては、

現在アラジン殿が

紅炎様・紅明様と

お話の最中ですわ!

...アリババ殿の件は、

他にも回復の

手立てを

探してみましょう。

それと、洛昌で

何があったのか、

話はわかりました。

アラジン殿。

.....

...?

白龍は

二つ目の「金属器」

「ベリアル」を

手に入れはしたが、

ジュダルを

失った、と。

では戦況はかなり

こちらに有利に

なりました

金属器には、

同系統の魔法を吸収できる

という特性があります。

そのため、

同系統の「ジン」の主同士では、

魔法攻撃に関しては互いに

ダメージを与えることが難しい。

そして、白龍の「ジン」は

生命を操る魔法に偏っている。

そして、我々の手には

これと同系統の

「フェニクス」がある。

戦えば

どうなるか。

......っ!

白籠の能力が

どんなものであろうと、

こちらはある程度

「フェニクス」で

対抗できる。

白籠は、その間に

他属性の六つの

「ジン」たちによって、

叩きつぶされるしか

ないでしょう。

...ても妙な

おねえさんが

いたよ。

これ以上は僕は

本当に何も

知らない。

その件についても

手を打ちましょう。

もっとも...

...

「堕転」した王の器には、

「堕転した「マギ」たるジュダル

以上に力を与え得る

存在はおるまいが...

白龍は

決して代役のきかぬ協力者を

失ってしまったのです。

しかし、白龍が

外部に助力を

求めるつもりが

あるのであれば

尚更、早い方が

良いでしょう。

...

討ってでる。

...えっ?

ちょ、

ちょっと待ってよ!

すでに国は割れ、

8割以上の兵が

白龍に従う意志を持たん。

形だけの合従で

後の戦は

避けられません。

ならば最短の道で

我々が白龍の

首を取る。

それが最も

犠牲の少ない道ですよ。

バルバッドにとってもね。

そういう

ことじゃ

ないんだよ。

白籠くんの方が

絶対に負けるって

わかっているのに、

なぜ、そこまで

徹底的にやる

必要があるんだい?

おにいさんたち

家族なのに。

・?

僕には

わからない

しかし、白龍は

「堕転」しているの

てしょう?

「アルマトラン」の

「マギ」殿。

でも

「堕転」している方が

絶対にまあが

間違っているとは、

僕には

言えないよ。

......?

あなたは

......?

........

何か、

あったのですか?

あなたらしく

ありませんね。

「どちらかが絶対に」

間違っている

からではない。

!?

俺は白龍と

戦って決着を

つけねばならん。

理由がある。

「堕転」している方が

絶対に間違っているとは、

僕には今、言えないよ...

の意志

第263夜

しかし「堕転」と

黒いルフを利用し、

世界の破滅を目論む

「アルサーメン」の打倒こそが、

我々の使命だったはずでは?

「アルマトラン」の「マギ」殿。

そうだよ。

ても「アルバ」さんが

死んで...

たくさんの黒いルフも

遠くへ消えた。

白龍くんの言った通りさ。

「イル・イラー」を呼び寄せる

原因にならないんだったら、

黒いルフの存在自体は

悪てもなんでもないんだ。

僕は...

白瀧くんと

紅炎おじさんたちに

戦争をしてほしく

ないよ。

どっちにも

死んでほしく

ないよ。

でも

言えなかった。

「堕転」してもいいんだ。

自分の意志で

どうしても戦いたいんだ

って言う白龍くんを...

...

説得することが...

僕とアリババくんには...

できなかったんだ...

......

おまえは

馬鹿か?

な...

なっ!?

「イル・イラー」の危機は

遠ざかったのだろう?

やり方に不満は残ったのかも

しれないか...

......

ならば、あとはおまえの

やりたいようにやれ。

紅炎おじさんと

紅明おにいさんの...

やりたい

こと...!?

少なくとも、

俺たちは

そうしている。

そうです。

アリババ殿には

すでに話した

ことですが...

我々は大真面目に、

将来この世から

一切の戦争を

消滅させるためだけに

動いているのです。

世間の煌帝国の

イメージと

真逆じゃないか。

一切の戦争を消滅させる...!?

どういう

ことだろう?

いいですか?

そもそも

戦争とは...

「相手に自分の

思想を押し付けたい。」

ただそれだけのために

起こります。歴史上、

例外はありません。

...?

うーん...

例えば??

領土を

よこせ!

いやだ、

帰れ。

この世界は

間違っている

滅ぼす!

この世界を

守る!

レーム帝国の

属州に

なりなさい!

いやじゃ!

マグノシュタットは

独立国で

いたいんじゃ!

この時、

どちらの主張が

善か悪かは

問題ではありません。

アルサード

ソロモンは

レンネル

とにかく、

マグジンタット

異なる二つ以上の

宗教、利害...つまり

「思想」がぶつかった

時に、「戦争」は

起こるのです。

う、うん。

そうだね。

どちらかの

「目的」が

達成された

時にです。

しかし、

この「戦争」は必ず

終わります。

ちっ

...

つまり、

戦争はただの

「手段」なのです。

人間が互いに異にする

己の思想を

他者に強要したいという、

それだけのどうしようもない

「目的」のための。

では、どうすればいいのか...

思想の数を

減らすしかない。

この人たちは

そんなことを

考えて

いたのか。

堤帝国は、

ただ戦争が

好きな人たちじゃ

なかったんだ。

この人たちなりに、

この世界を

良くしようと

考えていたんだ。

僕たちや、

ソロモン王とは

まったく別の

方法で......

みんな、

最初はそれぞれ

この世界を

良くしようと考えて

戦ったのに...

白龍は、

玉艶を憎んだ

どうしてうまく

いかないんだろう。

己の信念として、

それこそ命をかけて

絶対に

許せないものとして。

その玉艶と

迎合する道を

選んだ時点で俺たちは、

白龍にとって

死ぬまで相容れぬ

存在になったのだ。

だがそれが

「間違っている」ことなのか

どうかは誰にも決められない。

おまえが

「アルマトラン」の歴史を

見せた直後に

言った通りだ。

それぞれが己の信じる

正しい道を進むしかない。

...

そもそも

おまえはなぜ

洛昌に行ったんだ、

アラジン

えっ?

それは...

「バルバッドを

戦場にしたくない。

白龍にアルマトランの

話をしに行こう。」

それは、

アリババの

意志だろう。

アリババは、

やり方は稚拙だったと

思うが、奴なりに

バルバッドを守るために

行動し、戦ったんだ。

おまえは、

何が

したいんだ?

ううう...うんううんだからなんですか?

......?

僕は...

......?

...おまえが指針としてきた

人物から与えられた使命は、

終わろうとしているのではないのか...

だが、

追う背中が

消えても...

この世界は

続くんだ。

自分の意志で

立ち上がれないの

ならば、

...

失くした幻影たちが

過去に目指した理想に

とらわれるしかない。

あっ、

アラジンさん!!!

アラジンさん

どうしよう!?

アリババさん

全然目覚めないの...

「フェニクス」もどんな

治癒魔法も

効かないんじゃ...

俺たち

一体、これから

どうすりゃ

いいんだよ...!?

...

あの練白龍って

奴が悪いんだろ...

オ、

オルバ!

俺は仇を討つ。

紅炎の軍隊に入って

練白龍を殺すんだ。

そうすべきだろ!?

なあ、

アラジンさん!!

ううん、僕は...

それは

やらない。

なんで

だよッ!?

アリババくんは

白籠くんのことを

悩んでなんか

なかったからさ...

それにね...

アリババくんの

ためだからとか、

仇討ちだからとか、

そんなにアリババくん

ばっかり頼ったら、

...???...?

...??

僕は...

フフフラフラクラスです

これから、

ソロモン王でも

ウーゴくんのものでもない、

僕だけの答えを

見つけたい。

アリババくん、

目を覚ましたら

きっと

困っちゃうよ。

アラジン

そして

何よりも今...

仲間として、

アリババくんを、

助けたい!!

そして、

これは

僕の意志さ!

!!

ア...

アラジン!!

アリババさんを

あきらめる

なんて

てきません。

...そうだな

仇討ちなんかより

そっちが先だ。

あきらめるも何も、

アリババの中身、

どこか別の空間へ

飛ばされただけ

らしいぞ。

おお!!

それ

じゃあ...

アリババくんを、

みんなで

捜そう。

トトは

「魔力操作」で

もっとアリババの

身体の中、

調べてみる!

おお!

私は...

「大峡谷」へ

行ってきます。

えっ!?

ユナシさんは不思議な力を

持っているんです。

普通は行き来てきない

「大峡谷」のあちら側と

こちら側に行ける...

ても居場所を

知ってるの?

ハイ。ユナシさんの

自宅に行った

ことがあるので。

あの人なら、

きっと何か手がかりを

知っているはずだわ!!

モルジアナって、

思い立ったら

すぐなのね!

俺たちは

トトやアラジンの

サポートをしよう!

僕は、

ルフの記憶を

さかのぼって

手がかりを探すよ!

アリババくん。

でも

それだけじゃ

ないんだ!

これは僕自身の

ためでも

あるんだ......

僕は、

君のことが大好きさ!

だから君を助けたい!

僕は「マギ」として、

もう一度

確かめたい。

なぜ、きゃ

君と

出会ったのか..

なぜ

君を「迷宮」へ

導いて、

「王の器」に

選んだのか

君ともう一度会って

答えを導き出したい。

そうすれば、

何かがわかる

気がするんだ

この世界に

生きる、

新しい

一歩が...

悩める精一杯な

誰もが辿り着ける

場所のことが!!

う~ん...

いいんだけど、

何か別の

新しい呪文は

ないかな?

『ソロモンの知恵』!!!

あっ!

そうだ...

......

「開け~~~

ゴマっ!

開け~~

ゴマっ!!

アラジンが

「ソロモンの知恵」で

アリババさんを

捜すって...

そんなこと

できるのかな!?

「アリババ殿の精神は

ベリアル・の鎌で

まったく別の空間へ

行きました。」

第264夜

アリババくんを

捜せるはずだ!

だって、

「ベリアル」も

ソロモン王のジンの

一人だからだ。

アルマトラン時代の

ルフを辿れば...

ベリアルの

脳近の原理力

わかるはず...

あった!

これか...!?

アリババくん、

待っていておくれ。

「よく

聞いてくれ、

ベリアル」よ。」

「ハイ、

ウーゴ様。」

僕は、いち君に

もう一度会いたい

だから君を、

必ず連れ戻すッ!!!

ベリアルよ。

君の「金属器」は

ちょっと特別なんだ。

だから、破滅を望む

王の器には、

決して渡しては

いけないよ。

というと...!?

なにせ

この〈金属器〉

には...

ソロモン王が最期に

「イル・イラー」を封印した:

あの大魔法と同じような

魔法が込められているからね!

っ!

なんだって!!?

白龍くんの「金属器」は、

そんなに危険な

ものだったのか...!?

「新しい世界」にも、

どんな脅威が

訪れるかわからない

からね。

なるほど、

「イル・イラー」

対策ですか?

いや...俺じゃあ

そこまでは再現

できなかったんだ。

......?

どういう

ことだい?

ウーゴくん...

ソロモン王の

あれは、

力魔法。

せいしんじげん

精神次元

あらゆる力の概念を

駆使して、「神」をも

吹っ飛ばす魔法。

でも俺のは、

似て異なる

威力も小さい別モノさ。

ベリアル、

君の魔法は

命の魔法。

ぶつしつじげん

物質次元

知的生命体の

肉体にだけ作用する。

「魂」と「肉体」の次元を

切り離す...

ただ、それだけの

魔法なんだ。

「魂」?

アリババくんの

「精神」のこと

かな...?

それじゃあ..

それでは

ウーゴ様、

その

「魂」とやら

は...

そうだ、

それを教えて

おくれ!!!

切り離された

後は一体

どこへ行くの

ですか?

...!!

わからない。

.....!?

そもそも、

ダビテですら

手が出せなかった

亜空間というのは

無数に存在するんだ。

「原始竜」がいた

「世界の裂け目」も

その一つだった

けど...

空間の狭間に

一度迷い込んだら

最後......

「絶対に、」

誰にも、

行き先は

わからない。」

...

アラジン..

...

いや、

そんなはずない。

もう一度だ。

......?

モルジアナは

「大峡谷」のユナンに

会って手がかりを

聞けたかな!!?

アラジン

もう五日間も

休まずあの魔法を

使い続けているぞ。

大丈夫なのか...!!?

ない、

ない、

ない、

だって

そんなはずない。

アリババくんは、

まだ

生きてるんだから。

!?

こ...

これは...!?

......

ない、

ない、

手がかりが

見つからない。

アリババくんを

捜す手がかりが...

あれが最後の

会話になるなんて、

そんなはずは絶対に

ないんだから......

アラジン...

少し

休まないと...

もう

倒れちゃうよ!!

そんなはず

ない。

アラジン...

「おまえが悩んでるなら、

俺も一緒に悩むし

考えるぜ!!」

「世界中にカシムみてーな...

自分のことをクスだなんて

思わせようとしている

奴らがいるなら、

絶対に止めたい。」

「俺はそういう

ことのために、

戦いたいんだ...」

「一緒に

世界中を

見に行こうぜ!」

アリババくん...

マリアム!!

リハハ!!

そうだ!!!

アリババくん自身の

ルフを辿れば、

何か手がかりが

つかめるかもッ!!!

あれっ?

アリババくんの

ルフの記憶...

.....

からっぽ

だ......

...アラジン!?

なんにも

ない...

もう、

おやめなさい。

......

な、何

言ってんだよ?

私たちも魔導士です、

わかります...

それはもはや

アリババ殿のルフではない...

まるで、

自然界の風や水に宿る

ルフのようです。

人間のルフではない...

いずれその体から

離れ生命活動も

停止するでしょう。

自然界のルフは一か所に

留まりませんからね。

ネット

まあ

...

そんな...

...

て、

でも...

どうにか

なるんでしょ?

「マギ」ならば...

ルフを多少

引き止めて

いられましょうが...

でも

それじゃあ...

アル・サーメン」に

利用されて

しまう...

アリハハくんの

一番望まない

結果に...

望まない結果

...?

こんな、精神のない

ぬけがらの体こそが...

「アル・サーメン」の

成導士たちが

分身として利用できる

体なんだ。

そうしたら

アリバハくんは

自分が一番

許せなかったことを、

自分の手で

させられることに

なってしまう...

...???...??

...???...

だからって

...

見捨てるん

ですか?

アリババさんの

ことを

それでいいんすか?

.....

あんた...

俺なんかより

ずっと長く

アリババさんと

いたんだろ?

そうかなぁと...そうですか?

仲間

なんだろ?

その人が

死んでも、

いいっていうの

かよ......

......

なんだってそう

冷静なんだよ!?

「マギ」ってやつは!?

オ、

オルバ!!

..

ア.......

アラジン...

「ど〜せ

ヒマなんだろ?

一緒に世界中を

見に行こうぜ。」

でも

いつか...

いつか

本当に

行けたら

いいなあ...

「約束

だよ?」

ファナリスの住む

「大峡谷」の向こう側は、

あくまでもこの世界の

延長線上にすぎないんだ。

だから残念だけど、僕にも

アリババくんの居場所は

わからない。

ごめんね、モルジアナ。

本日

大戦の幕開け

第265夜

せん

そ、そうですか...

あれっ?

「眷属器」が...

反応しない...

変だわ。

...!!??

モルジアナ。

バルバッドへ

帰るなら

急いだ方がいい、

僕が送るよ。

ハ、ハイ

ユナンさん

...!!?

あっ、

待ちなさい

君!

モルジアナ...

おまえがいない間に、

アリババはもう...

アリババさん、

アリババさん?

やめなさい。

その人は、

もう息を

引き取ったんだよ。

まさか.....

全軍前進!

アリババちゃん、

ジュダルちゃん...

姫君、

大丈夫っすかね?

黄文さん!

腕の

見せどころ

ですよ

姫君〜〜!!

煌帝国の戦は

これで最後だ。

かたをつけて

やろうじゃん。

紅覇様...!!

白球将軍はやはり

当面の帝都奪還作戦には

加わらないんですね。

紅明様。

弟君を討つ

決心がつかんのでは、

部下の士気も

下がるでしょうしね...

その話は

もう口にするな。

情に足を

すくわれるのは、

我々とて同様だ。

帝都洛昌で

即位を宣言した

練白龍に対し、

煌帝国で実質

軍事権力を一手に握っていた

西征軍総督・練紅炎も、

バルバッドを首都として

自らを皇帝であると

宣言した。

煌帝国は今や

完全に東西に

分断され、

互いを討とうと

軍備を整えている。

煌帝国の全兵力の8割と、

多数の「金属器使い」を擁する

西軍は大部隊を展開し、

交戦予測地点へ向けて

進軍を開始した。

くっ

対して、物資に劣る東軍は

静観の構えを見せる。

しかし兵たちは少数ながらも

白龍の「金属器」で強化され、

未知数の戦力も従えている。

......

はじまり

ますよ~

陛下~~!!

「堕転」と世界のありかたを

見つめ直そうとする

マギと王の器たち。

そしてここに

煌帝国のみならず、

世界の命運を

大きく変えることになる。

火蓋が切られた!!

大きな戦の

一方その頃

彼方の暗闇を

駆け抜ける

人影が一つ...

...!???

う~ん、俺は

どこへ向かってるんだ?

確か、アラジンに

飛ばされ気を失って...

妙な夢を見た

気がするが......

煌帝国元神官

ジュダル

たしかこんな夢を...

う~~~

あの

まぬけ面の巨人

どっかで

見たような気が

すんだよな~?

あー

早く帰りたい!

白龍は今ごろ

どうしてるかな

くそっ!!

...

まあ、

俺が死んだ程度て

立ち止まるタマじゃ

ねーだろうが。

最期が一番

楽しかったから

...

俺は...

まぁ......

.....いっか。

あっ...いててっ...

はっ!?

地面!?

地面だよなコレ...

ハハーーン!!

やっぱりまだ終わりじゃ

なかったぜ!

ザマーミロ!ハハハ!

てもここ...

どこだよ??

や、やっと

止まったぜ!!

おお?

おはよう

迷宮生物」か?

見たこと

ねーな。

なんだぁ?

コイツ?

まぁいいや。

めんどくせーから

ぶっとばし

ちまおう!

「降り注ぐ氷槍」!!!

ピッコッ!

アルサーロス!

サルク!

サルグ!

ヤベエ、なんか俺の魔法...

めっちゃ弱くなってる。

あれ?

...

オ...オイ、

こっち来んじゃ

ねーよ...

うわわわ!!!

くそっ、やばいぜ!!

魔法が使えねえ俺は

なんの役にも

立たねえぞ!!

自慢じゃねえが、

腕ずもうで白瑛に

勝ったことねーし、

走るのだって紅玉より

遅せーんだ!

うわ~~

ヤメロ~~

食うな~!!!

おおっ!?

でもそも...

......

なんだ?

化け物がいじゃ

匹増えたぜ。

なんだこの

ハニワ野郎は?

ジュダル?

おまえ、ジュダル

じゃねーか?

!?

俺を知ってるだと!?

テメー何者

だよ!?

俺か?

俺は..

その...

アリババだよ...

んんっ?

俺の名はジュダル。

創世の魔法使い

「マギ」様の一人だ。

先日のアラジンとの

死闘の結果、空の果て

まで飛ばされ...

妙な世界に辿り着いた

と思ったら......

今、目の前に

更に珍妙な生物が現れ、

困惑しているわけだが...

未知との遭遇

俺はアリババだ。

おまえが「アリババ」?

嘘だぁ!

だって、アリババ」は

死んだんだぜ!

白籠の

「ベリアル」にやられて

地面で伸びてるの、

俺見たもんよぉ!

...???...??

俺は俺だ。

確かに俺は

「洛昌」で白龍と戦って...

「ベリアル」の鎌を受けた。

だからこそ、俺は今、

ここにいるんだ。

あの後、

白龍とアラジンは...

どうなったんだ?

......

へえ〜本物の「アリババ」っぽいじゃん。

そういや白麗もベリアルの傘は

中身と外身を切り離す技だとか

言ってたな......

だったら...

なんでおまえ...

そんなフザけた

姿になってんの...?

おもしろい

色々

あったんだよ。

知らねーよ!

んで!?

ここ、一体

どこだよ!?

なんも

ねーけど!

奥の方には

ジャングルが

あるみてーだ。

生えているのは

見たこともねーような

植物ばっかり

だったけどな。

空は...

太陽も月もねえ、

真っ黒だな。

......で!?

どうやって

戻りゃ

いいんだ?

まだ

わかんねーよ。

んだよそれ!?

ここにずっと

いろってのかよ!?

早く戻らねーと、

白龍と紅炎の

戦争が

始まっちまう

じゃねーか!!!

オイ

ジュダル、

不安だからって

俺に当たるんじゃねーよ!

不安だとぉ!?

フフフラフラスティスクラストラスを

もういい。

...んだよコレぇ...

どこ

行くんだよ?

おまえは使えねぇ

役立たずだ。一秒も一緒に

いたくないね。

そういや俺、

おまえのこと

前から

いけ好かな

かったし......

...ファン...

俺だっておまえのことは、

バルバッドで最初に

会った時から好きじゃあ

なかったけどよ。

そうかよ!

そうだけど...

俺は俺で

やらせてもらうぜ!

一人でどうする気だよ?

一人でどうする

気だよ?

あばよ!!

ズキモ!

ラムズ!!「雷槍」!!!

くそ〜〜っ、魔法も使えねーし、

帰る方法もわかんねーし、

これから俺はど〜すりやいいんだよ~っ!!?

絞るな〜っ!

静電気しか

出ねーじゃ

ねーか!!!

バルバッド流

剣術。

おおっ!!

くそっ...このハニワ...

ムカつくが......

認めたくはねーが...

今の俺より

強エー

ねーか...!!

じゃ

ああっ!?

一撃を

くらっていたようだ。

大丈夫かよ

ハニワ野郎!?

大丈夫だ、

慣れている。

ほぉ。

こいつ、こんな

ワケわかんねー

状況なのに、

妙に落ち着いて

やがんなぁ...?

見た目は

マスケ本ハニワの

くせに...

俺はこの体になってから、

痛みもねーし

空腹も感じねーんだ...

ほお~?

じゃあ、

やっぱおまえ

死んだんじゃね?

どう考えても

変だぜ。

でも俺は、

どしたんだ?

......??

まだ

ここにいる。

元の世界へ

戻る。

ハァ!?

やめとけ

やめとけ

ジュダル、

おまえは

あきらめる

っていうのか?

いや~~~

そ〜くは...

言ってね~

けどォ?

俺は、

元の世界へ

戻る道を

探しに行く。

だ~か~ら~

ジャングルの奥に

手かかりか

あるはずだ

何が

言いたいんだ?

ジュダル。

全部言わなきゃ

ワカんね~の

かな〜っ!?

この馬鹿は〜っ!?

...

おまえなんか、

死んだ方がいいって

ことだよ。

おまえが生き返って

戻ることなんざ、誰も

待ち望んじゃいねーってこ〜と~~

おまえは白龍に

負けたんだ!!

まさか、負けたって

自分でわかって

なかったとか!?

...

...

なんで負けたか

わからねーって

言いたそうだなあ?

教えてやるよ。

つまり、おまえは

甘すぎたんだよ。

目的のためなら、

自分の国を取り戻す

ためなら........

邪魔する奴は、

誰だろうが、

ぶち殺して、

切り捨てて、

進んでやろう

っていう...

「王たる覚悟」が

足りねえんだ。

だから、

おまえは白龍に

負けたんだ。

そんな奴が戻って

何になるっていうんだ?

おまえじゃ

バルバッドを

守れねぇ。

紅炎に

任せた方が

国の奴らにとっても

まだ安全だろうよ。

世界に

とっても、

おまえみてーな

中途半端な

王の器は

邪魔なんだよ。

まあ「マギ」の俺に

言わせりゃあな、

おまえなんか......

何も

切り捨てられねえから

何一つ

守れねぇ......

考えが甘いだけの

クズ野郎だよ...

わかってる。

俺は白龍に

負けたんだ。

おーおー、

なんだわかってるじゃ

ねーか

感心、かんしん

感心!

アラジンの期待にも、

応えられなかった。

「アルマトラン」の

二の舞にはしないって

言ってたのに......

結局、白龍と...

あそこまで

戦って...

あぁ!

それは一つだけ

よかったことだぜ!

おまえは

バルバッドのために、

白龍の足を

切り捨てたんだよな!

いや、

あの時はもう、

バルバッドのため

なんかじゃなかった。

そういうことを、

俺は

やったんだ。

ハァ...??

だからこそ...

誰にも望まれて

なくても、俺は...

絶対に戻らなくちゃ

ならねーんだ!

ふう~ん?

こいつの

言ってること、

サッパリ

わからないぜ!

まったく、アラジンはなぜ

こんな奴を選んだんだ!?

白龍だってそうだ。

こんな奴の、

一体どこにそんなに

ひかれて......

そうだ、

アラジンと白龍は、

アリババの一体

何に

そんなにひかれて、

あんなに

こだわっていたんだ?

俺には

わからないぜ。

やっぱおまえ、

いけ好かねーわ。

俺は白龍や

アラジンとは

違うからな!

おまえなんか

関係ねえ!

......!?

どこ行くんだ

ジュダル?

俺は俺で

やらせてもらうぜ!

べ、別に

いいけど...

仕方ねぇ......

気に食わねーが、

このハニワに

ついていって...

結局ついて

来るんだな。

元の世界へ

戻る方法を

探すっきゃねーな!!

せいぜい馬鹿馬のよーに

働かせてやるぜ!

別に助けて

もらおうって

わけじゃないん

だからな!

捕まえたぞジュダル!!

おまえの今日の飯だ!!

うわぁ!!このキメ〜植物

もう食いたくね〜よく!!!

そもそも植物かよコレ?

決戦前夜

第267夜

情けない奴だな。

いつもの成勢は

どうしちまったんだ?

仕方ねーだろ、

ルフのせいで

魔法が弱く

なってんだから..

アリババァ、

おまえにゃ

見えねー

だろうがよ、

この妙な世界に

飛んでる

ルフはなぁ...

全部、

黒いルフ

なんだぜ!

...

...

でも、どーいうわけか

「マギ」の俺様にちっとも

魔力を送って来やがらねぇ。

そのせいで魔法が

こんなに弱く...

「熱魔法」!

......

ああ、

そうだな。

なんだコイツ

驚かねーでやんの...

まるで前から

知ってたみたいだぜ。

やっぱ

ムカつくヤローだぜ

アリババってのはよ...

俺が魔法が使えたら

速攻でブッ殺してる

ところなのによォ...!!!

あ~今頃

白龍たちは

思う存分戦争

してるんだろうな~

俺も早く

帰りてくっ!!

オイ、

聞こえてるぞ

ジュダル。

その頃ー

天山山脈の

東の外れに位置する

大平原の西端に、

練紅炎を

宗主とする

煌帝国西軍の

主立った将たちが

集められていた。

平原

華皐

華安平原媚帝国西軍煌帝国

ホチ

帝都衛遠のための

総力戦とはいえ...

帝国内のこれほどの「金属器使い」の

皇族たちが集うと、畏稲するな...

煌帝国第三皇子城「ニ

金属器「レラージュ保持者

れん

こうは

紅覇

金属

その結婚相談所は練習しますが、

こうぎよく

紅玉

此度の作戦指揮は

私が執ります。

煌帝国第二豊子

結果

金属器「ダンダリオン」保持者

軍総大将

こうめい

紅明

紅炎様が

指揮を執られる

のではないのか!?

紅炎陛下は

バルバッドの地で即位された。

御身はバルバッドにあり、

北方・西方戦線を含めた

すべてのご指揮を

お執りになる。

確認になりますが、

現在の帝国領土における

我々西軍の支配地域は

首都バルバッドから

南北の天山山脈、

華安平原全域から

南は黄海沿岸、陽州、

北は悠州にかけてです。

落日

...

中央砂漠

南天山山

東軍支配地域

華安平原

バルバット

しばいちい

西軍支配地域

フハッ...

圧倒的優勢ですな!

我が軍は!

対する白龍が

押さえているのは...

兵力差は8対2です。

これは煌帝国の主戦力が、

西征戦線が拡大していた

天山〜バルバッドの西部に

集中していたためです。

白龍は子が押さえているのは、

帝都の残な守備兵力と

周辺のわずかな郡のみ

ではないか.....!!

そして何よりも..

近年の戦の勝敗を

分かつ最大の兵器

「金属器」が西軍には

七つもある。

七つの「金属器」とさえてきっか

五人の「金属器使い」

だぞ!!!

対する東軍には

たったの

人.....!!

勝った!!!

いや、

勝ったも同然!!

まったく、白龍皇子も

無謀で愚かな謀反を

企てたものだな!!

もし僕たちが

負けたら?

紅覇

お兄様...

もし負けたら

どうなるか

わかっているのか?

これは

皇位争奪戦争なんだ。

負けた方が歴史上の

課反人になるんだ。

もし、僕たちが負ければ...

陛下は反乱軍の

首謀者として

処刑される。

僕たちも、

おまえたちも、

おまえたちの

部下も、

家族も、

皆、殺されるん

だぞ。

......

もし、陛下がお倒れになり

白龍が皇帝になれば...

それだけじゃない。

煌の内部ですらほとんどが

白龍に従う意志がないのに、

占領国の者たちの心は

いかばかりか。

白徳大帝が築き、

おまえたちが守ってきた

この天華の太平は

一気に崩れ、

あの、天華の民の多くを

死に至らしめた戦乱の時代に

逆戻りするんだぞ!!

それでもいいのか!!!

その通りです。

紅明様

これは内戦です。

余所から見れば

大義のない

無駄な戦いに

見えること

てしょう。

うううん...うんっ、そうだなんですよねえええ

しかし、われわれ

我々は勝たねば

ならない。

後の世に、

おまえたちの

子供の世代に、

戦の火を

残さない

ために。

戦は我々の

世代で

終わらせる。

そしてこれが

最後の

大きな戦争だ。

どうか、

勝利を。

我らに

勝利を!!!

それで紅明様

「勝利」とは、

俺たち一体

どこまでやりゃ

いいんですか?

無論、

白籠の首を

討つまで。

部軍

原く

華窪煌

部気軍原く国本安い帝王

本陣

東軍の

国将王黒

い帝王を

東軍

国将が青

帝国カッキッ李

...「ザガン」

金属器「ガン」保持者

まあ

東軍総大将

練白龍

はくりゅう

紅明様、

洛昌から逃げてきた

兵たちの証言によれば、

白龍皇子の元には...

やはり青龍・黒虎の

両将軍が下ったようです。

白徳大帝の血筋に忠義を

誓ったという

ことでしょうか

さらには

「ザガン」「ベリアル」で

強化された兵士たちは

凄まじい強さだとか...

...しかし、こちらには

迷宮生物の軍団もおります。

...勝てますよね?俺たち...

そしてアラジン殿が言っていた

白龍側の援軍とは、

やはりあの...

!!???...?

それでも

勝つのは、

我々です。

私が

やらなくては

!!

私が

やらなくては

...

将軍になるって

決めたじゃない。

こんなに大勢の兵たちの

命を預かって......

この人たちが生きて帰って

家族と幸せに暮らせるか、

そして国の人たちが平和に

生きられるかは私たちの手に

かかっているのよ......

だからやるわ、

私。

みんなを守るために

この力を使おうって、

お友達とも約束したもの。

見ていてね。

そして、

決戦の日が

やって来た。

華安平原

中原随一の

大平原である。

「極東」の地と

西の世界とを隔てる

土と砂の大海原である。

華安平原

「異なり

かつて煌は吾、凱の

二大国を相手に、この地で

幾度も戦を繰り広げた。

>戦い

たたか

第268夜

華安

華安を制する者は

天華を制すーーー...

華安平原は、東の人々の

血を吸い上げ、今も

そこに在り続けている。

皮肉な

もんっすねぇ、

がく

楽禁殿。

紅炎様たちと一緒に

天華統一をかけて戦った

この地で:今度は内戦とは...

『運命』ってやつぁ、

一体どーなってるん

すかねぇ...?

ケッ!しみったれたこと

ぬかすんじゃねぇよ、

この蛇ガキがよォ...!

ほんじん

せいぐん

西軍本陣

物見より報告です!

敵軍が動きました!

敵軍は「華安溪谷」を抜け、

「華安平原」東端に

陣を移動させました!

なんだと!?

愚策では

ないか...

かなんけい

華安溪谷

「華安溪谷」は

「華安平原」から

洛昌への唯一の道。

敵は少数。

当然、谷にこもって

我らを迎え撃つものと

考えておったが...?

かなんへいけん

華安平原

西軍

天山山脈

いえ、まだ

「愚策」とは

言い切れません。

紅明様

......?

少数の兵で

谷にこもるのは

昔の定石です。

なぜなら、

「迷宮」によってもたらされた

数々の力により...

金属器

眷属器

魔法道具

結果家団

山脈や大河が、

敵の進行を妨げる

絶対の壁の役割を

果たせなくなって

しまったからです。

大河

いかにも

そして「金属器」の能力は、

地形の影響を受けます。

自然の現象や地形を

そのまま力に

変えられるからです。

金属器の能力如何では、

谷よりも平原の方が

威力を発揮できる

場合もある。

つまり...

火山

白龍はあえて

華安平原を選んだ

のでしょう。

「金属器」の

能力のために

谷を出たのか!!

では

やはり...

白籠自身が

戦場に出てきている

可能性が高い!!

それしか

手がないのさ。

ううう...ううぅぅぅううっ

バカな...では

洛昌を空にして!?

白龍皇子は一体

何を考えて

おるのだ...!?

...??

バルバッドに連絡を

陛下のご採択で

悠州の兵力を

洛昌へ南下させなさい。

はっ!!

「ベリアル」に

「ザガン」か...

敵は一体

どんな術を

使ってくるの

やら...

全貌はわかりません。

ーが、別の意味で

白龍が出てくるのは

我々には好都合です。

え!?

好都合っすか

紅明様!?

青秀、われわれ

我々の最終目的は

なんですか?

えーっと...

洛昌を落とすこと?

おバカ。

違います。

あくまでも、

白龍を討つ

ことです

これは皇位を

奪い合う戦争です。

白龍さえ倒せれば

洛昌に意味はないのです。

落胆

ぐッ

白籠が洛昌に

いるのであれば、

我々はそこまで

攻め上がり、

西征軍の

圧倒的兵力をもって

洛昌を包囲し、

白龍を倒す。

その手はずでした。

しかし、白龍が

この「華安平原」まで

来ているのならば...

「華安平原」が

けっせ

決戦の地だ!!

そうです。

「華安平原」で

白龍を討つ!

それで戦争は

終わります。

状況が変わって、

ますます目的が

はっきりしたって

ことですね~!

我々の目的は

殺戮ではない

のですから、

速やかに

大将首を

とりましょう。

そういう

ことです。

では、

最終的な作戦を

詰めます。

ご主人様は

俺のこと

言えないな..

そして

夜が明けた。

白瑛殿、

すみません。

翌日

こうでいこくせいぐんれんこうえんじんえい

煌帝国練紅炎陣営

だいいちぐん

第一軍

兵ニ十二万

いいにじゅうにまん

先鋒は

あなた様以外に

おりますまい!

へいにじゅうまん

兵二十万

だいにぐん

第二軍

ぐんだんちょう

軍団長

こうは

豊軍練紅覇

くそっ、

重要なポストに

就けなかったっ!

しょうがないっすよ

夏黄文さん!

俺たち戦の経験少ないし!

姫君も肩書きは立派でも、

実権は古参の将軍たちのもの

だそーですっ!

そいつらの

クツの裏を

もっとなめておく

べきだった!!

だいにぐん

第二軍軍団長

輝・練紅玉

ぐんだんちょう

こうぎよ

だいさんぐん

第三軍

へいじゆういちまん

兵十一万

東京楽楽

だいよんぐん

第四軍

兵九万

へいきゆうまん

団長

李青秀

俺まで出番

回してくれよ

忠雲ちゃん!

青秀が

先走らなけりゃ

いいんですけどね。

...

せいぐんはんじん

西軍本陣「兵十九万」

無駄純期練紅明

せいぐんそうだいしよう

こうめい

紅明

煌帝国東軍〈練白龍陣営

とうぐんはんじん

東軍本陣

紅明様に

お知らせせねば。

あ、ああ...

一体...なんだ!?

この敵の異様な

軍団は......!?

ていこく

煌帝国東軍

国軍第一

兵五万

皇帝国東軍

第二軍兵五万

これまでは

だいいちぐん

第一軍将軍

軍団長

ぐんだんぁ

青龍

せいりゅう

どんだんちよ

軍団長

ゆう

あんまりましたね

だいにぐん

軍!黒軍一軍第一将

そうだいしよう

総大将

はくりゅう

白龍

煌帝国東軍

???

ナナウミ

あら、いか

陛下?

戦じゃ戦じや~

ワクワク

するぅ~!!

はんら

反乱軍

全兵に告ぐ!!!

吾は練白龍、皇帝の名の下に汝らに命ずる!!

吾は練白龍、

皇帝の名の下に

汝らに命ずる!!!

練紅炎の

首を差し出し、

反乱軍は直ちに

降伏せよ!!!

ギロ・

さもなくば、

せんせー

殲滅する!!!

Qx61

Qmofagutindormadie

Staff

無Story&Art

大高忍

「Sinnoso」OndPrapludlar.ksightions

舞嶋大

舞嶋大HPOWordme31

秋山有緒子

私も見せずこんなことを考えないことが可愛いと思いますから

Bditor

石橋和章

そのままじゃないわけじゃん!!

石渡.誠

Mackololehivale

Salas&Promailon

今本統人

Twindlelmamoko

内山雄大

Youtuchiyome

nesigner

志村泰央

YoueShinure*BoyBrdaoShudo

一俺にはまだ

妹がいたのか編〜

マギ27巻おまけまんか

さんなんぼう

三男坊の紅覇くん

こうは

兄上、私たちに

弟がいることを

ご存じですか?

それもそのはずです。

というのも、彼の母親は

心を病み、もはや赤子の様な

態度しかとれません。

そのため、宮中の奥に

隠されるようにして息子と

共に暮らしているのです。

なんだと!?

初耳だぞ。

一人息子の紅覇は、

その母親の

保護者のように

ふるまっています。

屋敷に近づく者を

刃物で傷つけたり...

あと、小動物を

いためつけて笑ったり

するそうです。

楽しんでいるのか。

はたまた何かへの

うっぷんを晴らして

いるのか...

どうも

兄です。

うむ、

そうか...

というわけで

会いに来ました。

俺にはまだ

妹がいたのか...

弟だって言った

でしょ兄上。

こっ、

紅明ー!!

あっ...

兄上ーっ!!

おまえらも

ぶっ壊して

やる!!!

そうしたらおまえらもあの

紅徳に見捨てられる!!

用なしには生きてる

価値はないんだ!!

人間は、壊れたら

用なしなんだ!!!

用無し!!!

用無し!!!

用無じ!!用無し!!

おやおや。

すでにだいぶこわれましたが

したが

紅覇。

しねっ!!!しね?!!

死んじまえ!!!

気やすく呼ぶなッ

毛モジャ!!!

おまえがそんな風では、

おまえの母君まで人に

遠ざけられたままですよ。

......

じゃあ、

どうすりゃ

いいんだよ!?

簡単なことです。

おまえがこの国の中で

認められれば、

おまえの母君も

この国の中に

居場所を

見つけることが

てきるでしょう。

...ファンディ

紅覇よ。おまえの

剣さばきには

見どころがある。

!?

兄上、まずは

止血して

くださいね。

武をみがき、いずれ戦場で

煌を支える力になってくれ。

俺たちきょうだいの中で、

弟は、おまえしか

いないんだ。

へえ...

僕しか

いないの..

わいです

そう。

ふうん...

カッカッ

...

にしても、紅覇は

あんな難しい言葉遣いを

どこで覚えたんですかね?

まだ五〜六歳でしょうに

母親の母親役を

引き受けているのか。

ふひんなやつだ

いいえ、わたくしは

五歳ではありません。

この子が紅覇で...

わたくしが紅親の

母なのです。

紅覇の母上は気高く、

美しく、前髪にみつあみが

三本なのです。

そうか.....

だが、おまえは

俺たちの前では

俺たちの弟の

「練紅覇」でも

あるのだ。

疲れたら、

いつでも思い出せ。

よいな。

......

ナデナデ

あ~~~...

兄上が紅覇を

泣かした~...

なッ...

泣いてないし!!

バー

もジャモジャ!!!

ーカ

うむ...

威勢のいい

弟だ!

紅明より

ちゃんと、

おしまい

マギの

少年サンデーコミックス

2015年10月21日初版第1刷発行

(検印廃止)

発行者

印刷所

高大

へ、@shinobu.chioholaka_2015.

たとえば、

図書印刷株式会社

PRTNTEDINJAPAN

「週刊少年サンデーJ-2015年第15号〜第18号、第20号〜第26号掲載作品

連載担当〈石橋和章/石波〉

星坂佐三十四四六平行本編集責任〈久保田談夫

単行本編集/石渡誠2016.会多賀映子(アイプロダクション)

まったくもう少しだけですが、それではないのでしょうか。ありがとうございました。プログラミングの

発行所

ですのですから、来年のTVT-TEL・販売OS(53)!「いやいや。まあまあ、編集(37230)580

●法本には1分注意しておりますが、白崎、製本など製造上の不備がございましたら「朝作品コール

センターバフリーダイヤルDDの2016年2月にご連絡ください。

〈電話受付は、上〉は祝休日を除く9:30〜7/3/

●本当の一部または全部を無視で複製、転職、複写にコピールスキャン、デジタル化、上演、放送

等をすることは、著作権法AmazonやMacは上での例外を除き禁じられています。代行業者等の第三者による本書の

電子的複製も認められておりません。

ISBN978-4-109-126469-5

警名マギ27

著名行為

書名マギク著者名大高忍発行株式会社2013

人間心株式会社小学館二の

電子書籍制作会社株式会社昭和ブライト

〒101-801.東京都千代田区一ツ橋2・3-1

やはり

見えない...

力の次元

が...!!

もっとだ!

もっと力を

よこし

やがれ!!

あっ!!?

ジュダル

...?

ジュダル

くん、

君は...

突き上げた?

また俺を

はね返すだけの

「究極の力魔法」

もどきかよ。

わくっ、

こんなもん、

魔法の逆順射で

振り払ってやるぜ!!

ない、

ない、

ない、

だって

そんなはずない。

アリババくんは、

まだ

生きてるんだから。

こ...

これは......?

......???..

ない、

ない、

手かかりか

見つからない。

アリババくんを

捜す手がかりが...

あれが最後の

会話になるなんて、

そんなはずは絶対に

ないんだから......

アラジン...

少し

休まないと...

もう

倒れちゃうよ!!

「堕転」と世界のありかたを

見つめ直そうとする

マギと王の器たち。

そしてここに

煌帝国のみならず、

世界の命運を

大きく変えることになる、

...

大きな戦の火蓋が切られた!!

大きな戦の

火蓋が切られた!!!

一方その頃

彼方の暗闇を

駆け抜ける

人影が一つ...

...!!!

我らに

しよう

勝利を!!!

それで紅明様

「勝利」とは、

俺たち一体

どこまでやりゃ

いいんですか?

無論、

無論、

白籠の首を

討つまで。

こうていこくせいぐんれんこうえんじんえい

煌帝国西軍練紅炎陣當

だいいちぐん

第一軍

兵ニ十二万

へいにじゆうに、まん

先鋒は

あなた様以外に

おりますまい!

そうだいしよう

総大将

はくりゅう

白龍

れん

こうでいこくとうぐん

煌帝国東軍

??

ナナウミ

あら、いか

陛下?

戦じや戦じゃ~

ワクワク

するぅ~!!