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Instructions:
〈詠の四〉
これから
くすーのちょっと
別にねえっ
2人
...
いつもに
おれ!?
へあーっ
..
アフタヌーンKO
...koin
アフタヌーン
独立の
9784063年18月16日6314191
192997909年9月19日
雑誌55720-19
c9979*505E〈1〉
アフタヌーンKC
講談社「本体300円
ISBN4-O6-314119-5
本体505円
死ぬか生きるか愛するか
娘十六、私の頃、
ジャット
月も崩れぬ水鏡に
想ひはせるはその項
我が卑しきをかへりみず
手暗目暗とふんじばり
北へ行くこと四百四里
紅蓮の袖を切り裂いて
うな...
フィギュア製作置韮沢靖
フィギュ、ア製作圏韮沢靖
美貌の
なかなか
第十九幕
第十八幕
第十七幕~
第十六幕~
第十五幕の
第十六条羽根は静かにェクミー
第十七条文羽根は静かに非常に
第六章文羽根は静かに書き、
第十九条事規は静かに基準を
平羽根は静かに集まって
第十四条文羽根は静かに基づこう
195
153
43
◇第寸四幕を
羽根は静かに
其の
ホラ
ホラ
ねね
卍さん
.....何か
云ってよ
かわい!!
ご飯ふさたく
なほとか?
似合って
ねェ
それよか
お前
......四〇文
ちなみにそのアクセスして
雰囲気だけで
いいっつーから
来てんのに
いくらした
それ
五〇文までって
約束だから
残り一〇文か
どーゆー遣い方
してんだお前
卍さん何か
買わないの?
酒
私の勝手
でしょ
そんなモン
縁日じゃなくても
買えるじゃんか
バカじゃないの
バカバカ!
.....こんな事
云ってるけど
どーする酒屋?
くっ
まいいか
今日ぐらい
何だか
知んねーけど
ここ二〜三日
鬱ぎ込んでた
しな...
縁日で
元気んなりゃ
手軽なもんだ
え?ん
えへへへ...
どーしよっかなー
お嬢ちゃん
トコロテン
食ってかん?
普通の
女の子
みたい...
なンカ
昔は
となりに
父さまか
母さまが
いて...
今は
いないけど
ね.....
私は
ですか
あの時
どうしたら
お前の目は
父親とは
違う方向を
見ている
黙れ!
考えんの
やめよ...
はじはいし...
いつか
答えを
出さなきゃ
よっしゃ
あの
すみません
ふた
五本
ください
よしっ!
一六文に
まけたるァ
おモチ買って
帰ってやるか
卍そんの心地を
......ちょっと
そこのボク
姉ちゃんも
そう思うよ
なっ!?
おっ
元気いーな
坊主
おかげでね!!
いいよね
よくそれれ
あらあァ
おっさん
すげー
いい男!
えええ
そうねェホント
それは
あのね......今
ボクがしたような
事って...
「割り込み」って
云うんだけど
大人の世界
では......ね?
判る?
.....何だよ
「ボク」って
ガキ扱い
すんなよな
女なんだから
そんなでっかい声
張り上げられるわけ
ないでしょっ
ちょっと
私はね...
大体姉ちゃん
声小さいし
買う意志ってモンを
感じないんだよね
じゃあもー
全然、文句
云えないよな
こーゆー時
頭下げる事
知らない人って
男らしくないと
思うなっ
いーんだよ
まだ、己
ガキだからさ
そうよ
私は
お姉さん
ってこんの
ハナタレ
ガあァッ!!
なんちゃって
子供相手に
本気で怒って
どーする
何云って
んの?
姉ちゃんさァ
買やーいいじゃん
騒いでないでさ
これにて
品切れってんじゃ
ないんだし
屋台は逃げや
しないんだぜ
フンチャンチミック!!
いいわ!
お姉さん
今回は
大目に
見てあげる
そう!
じゃあ
あのォ
すみません
こっちにも
二本...
フフフルファンディングループについてはなかった
ううっ
毎度ー
八文...
それ...
食うの?
...食うなら
あげるわよ
退屈そう
ですね
旦那
ああ?
相手が
いないんじゃ
仕方ねェ
アタシも
酒汲みなんぞ
おっぽり出して
女の子に
櫛でも買って
やりてェが...
あんな若い
お連れさんが
いるんなら
羽
伸ばして
きたら
どうです
旦那
勿体ない
ですよ
......祭り
ねェ...
喧嘩も
結構だが...
己にとっちゃ
...
何てェか
こう...
どうにも
娑婆には
居処がなくて
困る.....
水の中の
光景みてェに
掴みどころが
ねェな
何だ
こりゃあ?
おい
面屋
少し待っちゃ
くれませんか
旦那
ちょいと
とりこみ中
なんでね
これ
売ってくれ
お前ら
歳の
若ェのは
どっちだ
何で?
一つっきゃ
ねェ
「天狗」を
そう...
喧嘩して
とり合えば
話は早ェ
だろうよ
嬉しいって
いうよりは
空しくなるん
じゃねェか?
だが
その最中に
面が壊れ
ちまう力も
しれんし...
どっちが
勝っても
仲は元に
戻らねェ
何も
失いたく
ねェなら
それだけは
避けなきゃ
な...
よーし
じゃあ
これは
嬢ちゃんのだ
...いいな?
いい男だ
坊主
...ひっ
......って
あーあ
格好つかねェ
なァもお
ほれ
.....いらない
こんなの...
こんなのって
...お前なー
タダで
タタでいいぜ特別だ
人が
やるって
云ってる
物を...
旦那
頼み
ますよ
すみませんが
ちィとばかり
腰の物を貸しちゃ
もらえませんか
どうも
見てろよ
坊主
!?
ほれ
これで
どうだ?
ああ
んー...
やれやれ...
...
変なの
子供には
理解
されないか
頂戴.....
......!?
たいした
もんだ
どーも
待たしち
まって...
一個
八文っす
旦那
そいつ...
もういいだろ?
?
これ.....相当
血ィ吸って
ますよね?
ほう
シミの数でも
数えたか?
すごいっスね
こいつァ
そして
今年に
入ってからは
まァ
そんな
トコで
-o人
今までに
一〇〇人...
いやもっと
と
いったとこ
ですかね
...
ククク...
そりゃあ
お見事.....
ひとつ
訊いていいか?
これだけは
どうしても
判らねーん
だがよ
てめえら
「逸刀流」は
人の行く先々を
どうしてこう
如才なく追って
きやがるのかねぇ
ヒモでも
ついてるか?
己たちの尻によ
.....フッ
旦那...
何か勘違い
しなすってる
ようですね
アンタたちの旅先を
いちいち見守って
いられるほど
運刀流に関な奴ァ
いませんよ
私らは
見ての通り
普段から
群れてるって
わけでもねェ
招集でも
かからねェ
限り...
市井の中を
泥沫をあげて
かけずり回ってる
連中が
ほとんどでさァ
旦那たちに
ついて
アタシらが
云われた事は
ね...
「見かけたら
斬れ」
ただ
それだけ
ですよ
父ちゃん
練造.....
何やってん
だよ
お客さん
どうも...
ご免なすって
こいつァ
お返しします
心配すんな
練造
何
つまらねェ
事なのさ
売りモンの
造形に
口はさまれた
もんで
つい
頭に血が
上っちまった
すみませんね
旦那
アタシも
短気な
モンで
餅は
買えたか?
うん!
よおしじゃ
基に供えに
行くか!
いや...
旦那
そこに並んでる
奴の中から
好きなの一つ
もってって
くださいよ
この川上新夜の
面かわかる
なんざ
旦那も
よくよく
変わりモンだ
あ
一人だけで
ウロウロと...
一体どこまで
お前なァ
...見つけた
第十四幕|終劇
8第十五幕へ口コーディーに
羽根は静かに
其の三〉
ブッ
そういうことですからですが、それではなかなかったのかもしれません。
おい凜
その辺に
蚊帳の代わりに
なるよーなモン
ねェか
よォ?
あら?
あ
蚊に
くわれんぞ
そん...
おい
凜ッ
流行り病
カ...
...いや、
アスキンはそれぞれ?
唯でさえ
涙腺ゆるいん
だからよ
暫く...
こうしてて
夜くらい
しっかり
寝たらどうだ
でないと
心が
バラバラに
なりそう
槇絵さんに
云われた事が
胸のどこかに
刺さって
るんだ...
そう
傍から見れば
仇討ちなんか
不毛で
つまらない
人殺し...
あの男の
しようとしてる
事だって...
理解できない
わけじゃ
ないんだよ
でも...
でも
それじゃあ
そんな事
云われたら
私は...
天津に
会ったのか
忘れてようと
思った...
この
気持ちを
何処に
もってけば
いいの
あの男を
許す気は
ないけど
でも...
せめて
あの男の云う事が
正しいのか
間違ってるのか
それを
見極める
までは...
...はど
駄目...
駄目なの
今日だって
逸刀流の人間に
会ったとたん
頭ン中
「殺してやる」って
それだけ...
昼間....結構
楽しかったのに
...あんな.....
あのよォ
それじゃ
何だ
お前にとって
親の命ってのは
そんなに安い
シロモンなのか
天津に
何云われたか
知らねーが
自分の事で
手一杯なガキが
仇の理屈に
振り廻されて
どーすんだよ
判ってる
自分が...
情けないの
一四の頃の
私なら
何も迷いは
しなかった
のに...
あれから
二年
二年間も
ぼやぼや
してるうちに
こんなに...
臆病になってる
なんて...
あんな男の
云う事と
父さま
母さまの命を
天秤にかけてる
自分が.....
信じられない
まったく
だな
呆れるぜ
云い返しも
しねェのか
起きてるか
...うん
お前
以前に
云ったよな
天津を倒すまで
余計な剣士と
斗ってるヒマは
ねェと
お前の親を
直接斬った
黒衣鯖人は
もういない
当の天津なら
いざ知らす
新夜を見て
あれ程血相
変えたのは
どーいうワケだ
卍さん
さあ...
もしも...
卍さんの
ああ?
何でもない
お祭の
後って...
何だか
寂しいなァ
とか
何とか
ひたってる
場合じゃ
ないか...
今日も
ここに居ると
思ったのに
でもやっぱり
早起きは
したほうが
いいよね
あーん
?
そんなに
とっとと
片づける事
ないじゃん
川上の
旦那か?
ああ
新夜だ
この辺で
面売ってた
男っつーと
あの...
その人に
会うには
どうしたら
まあまあおおまおまああ
あの
ちょっ
おしじゃ
教えるかわりに
少しつきあって
もらうかな
売れ残った
酒がまた
重くてねェ
え?
重いせいだ?
重いせいだ?
いっやー
神官どもからは
「早よ片せ」って
せっつかれてん
だけどよ
フラフランスタジオリーを
こーなったら
もうしても
いわれてる
ああの
あたし今
急.....
野郎三人じゃ
埼もねェってんで
こーなったらもう
若いお嬢ちゃんに
ひとつ酌でも
頼わねーと...
このガキャ
謝れねェっ
てのかァ!?
何か始まっ
てんなァ
あれ?
あらァ
新夜ン所の
ガキと違うか
この
巻百合様の
鼻緒を
切っといて
ええ?
オイィ
ワビの一つも
なしかよ
んん?
そっちが
勝手に
竹を蹴ったら
切れたんだろ
云いたか
ねェがよ
馴染みの芸妓に
振られてよ...
今日、己は
非常に虫の
居処が悪イのよ
ざまァ
みやがれ
バカ野郎
ンな目障りな物
抱えたまま
ウロつかれた日にゃ
蹴りたくもなるって
モンだろが
気の毒な
ガキだ
親に
頭の下げ方を
教わっとく
べきだったな
虫の居処が
悪イっ
つってんだ
ろォ?
あー...
まずは...
実を云うと
人を斬るのは
初めてなんだ
よ己
やめ
ろ!
耳...
かな?
!おい
バツ...
よせって!
係わんじゃ
ねーって
.....何だ
お前?
あんたみたいに
......そんな
つまんない
事でしか
剣をふるえない
人間ばかり
いるから...
あんな男が
出てくるん
でしょお!?
やべーぜ
ありゃ...
御仁
この子は
私めの
縁者の一人に
ございます
かような諍いで
子供一人ごときを
斬り捨てましても
どんな街無礼を
しでかしたかは
存じませんが
若輩ゆえの
不埒と
思って
この場は何卒
お目溢しを
いただきとう
お願い申します
お小さなきずのこと。
御仁の御名に
細瑕の残る
だけかと...
フン
町娘ふぜいが
よく知ってん
じゃねーかよ
礼儀をよ
いえ私
これでも
町道場の
跡継ぎでして
んー?
どこの?
本所...
無天一流本家
浅野道場
それって
...
何だっけ?
ヒッ...
アレだよ
例の...
きゃはよー
はいはい!!
そーかそォか
思い出したァ!
浅野なんたら
ってな......おメェ
おっ死んだん
だよなァ!?
二年も前に
よォ...
あの
道場潰しで
有名な...
何つったっけ
なァ...
いっ...いっ
「逸刀流」
先代と
そいつらの
いざこざで
おお
それよ!
真ッ先に
消されたって
話のアレ...
だよな
みっじっめっ
だーわー
おめェくらいの
歳なら女街に
ひろわれるのが
常ってモンだが
こんな処一人で
ウロついてやがる
のを見ると...
沙女を選女として売り飛ばすためのロ入れ屋をした者
なーにーか
跡継ぎだァ!?
ビビらせ
やがって
無宿人って
わけかい
まだしも
傾城に
なってた方が
いけねーな...
町娘以下だぜ
そいつはよォ
世間さまに
顔が向くって
モンだ
«遊女のこと
...
黙ってて
フン...
まァいいや
これを
頼むぜ
姐さんよォ
そのガキの
尻ぬぐいを
アンタがするっ
てんなら...
直せ
はい
ふざ
はさむな
よっ!
...あっ!
ちょっ....バッ
とっとつと
このままじゃ
足が汚れ
ちまうなァ
......と
よっ
んー
これでよし
......おっ
と...
とっ
御仁ッ
出来ました
ほう
何と
切れる前より
具合がいいが
どうも
どーだ
勉強になったろ
坊主
感心
感心
出方したいで
人間余計な
ケガしねェでも
済むって事だ
その気ンなりゃ
剣士の娘が
ここまでするん
だからよ
おメェに
できねー筈は
ねェよなあ?
ホンパパパッ!!ハッハァ!!!
何で
云い返さ
ないんだよ
姐ちゃん
剣士の娘
なんだろ?
あんな事...
耐えられる
なんて...
あ.....や
助けて
くれたのは
嬉しいけど
あの...!
んー
普段なら
つっかかって
いったん
だろうけど
それじゃ
ホラ
アンタも一緒に
斬られちゃう
じゃない?
子供の目に
親が大きく
映るのって
そう思ったら
何か...
「私が冷静で
なきゃ」って
そういう事
なのかなあ
私
朝からずっと
親の事
考えてたから
あの...!
......親...
殺されたんだ
...うん
逸刀流の
人たちにね
ふーん...
逸刀流か
逸刀流...
何って...
やだな
って何?
...な...
知らない訳じゃ
ないでしょ?
?
......本当に
知らない?
うん
「訳じゃ
ない」?
ちょっと
待っ......!
だって...
「川上新夜」
知らない
筈は
?
父ちゃ...
二年前の
あの夜!
確かに.....
ああのさ
あなたの
お父さん...
あ
思い出した
そーそー
そーでしょ
ども
姐ちゃん
これから閑?
はァ?
べ別に
これと
いう...
ウチ
来なよ
ウチ!
父ちゃんにさ
他人から恩を
受けたら
男二人だから
ひでェ有り様
だけど...
茶と
ウチにつれて
来いって
云われてんだ
餅くらい
出すよ
昨日食い
そこなった?
ヤツね
?
どーしたの
来ないの?
あんっの
ガキッ!
懲りるって
ことを
知らねーのか
しかし
剣すら
持たねーで
何しようっ
てんだ?
やれやれ
第十五幕
«第十六幕»
羽根は静かに
〈其の三
凜よ
ほら
これ
ほしいか
えへへ
うん!
この人出
ではなァ
破魔弓を
買うのも
一苦労
だろうて
父さまたち
遅いな
暫く僕が
相手では
いかんかな
«江戸時代は破壊えと一緒に売っていた
甘いもん
ばっかり
食うなって
云うけど
お爺ちゃんは
ダメって云わない
もんね
...初もうての事
私お爺ちゃんの
ほうが好きだよ
父さまはさ
私が恵方参りで
べっ甲飴とか
買おうとすると
食いたいなら
そう云わんが
えへへ
わーい
うまいか
うん
甘い!
今日
ちょっと
寒いね
あでもホラ
そのせいで
風車が
よく回る
ほほう
ああ...
少し風が
あるな
心に
波風立つ
限り......か
え?
...いや
「我が心に
波風立つ
限り...
怨念の羽根は
止む事を
知らぬ
知人の言葉を
思い出して
おった
なんて
意味?
お爺ちゃんの
お友だち?
かつて
同門だった
男だ
だがある
事件がもとで
破門の憂き目に
あい...
陽の当たらぬ
ところへと
追いやられた
僕の腕が
至らぬせいも
あってな...
?
ふーん
―――深
虎厳が
戻らぬうちに
お前に...
云っておきたい
事がある
もし
もし.....その
一件が余狭となり
お前たちに火の粉を
あびせる事に
なったとしても
どうか...
その男を
恨まないで
やってほしい
«悪事が、子孫に報いとして災難をもたらす事
?
すべては
僕と
儂の父の
せいなのだ
お前が
その男を
恨めば
その男の子孫が
必ずお前の命を
絶とうとする
だろう
すべてを
失いたく
ないのなら
我々が
耐えねば
な...
すまん
いきなり
こんな話を
されてもな
それなら
それでいい
僕は
むしろ
ううん
でもよく
判んなっこ
かった
お前が
今の話を
思い出さんで
済めばいいと
思っとるよ
凜!
あ
父さまだ
お義父様
父上
飴については
あれほど...
いちいち
細かいぞ
虎厳
ちゃんと
お礼云った?
うん
凜
お賽銭あげに
行こっか
皆で?
私たちは
済ましたから
沙の分わ
わ...
わっ
わっ
でも
お願いは
できたよ
とっと...
たまら
ないわねェ
これは...
んー
何て
お願い
したの?
「誰も
ヒノコを
あびません
ように」
.....はあ
そくいけ
父さまは
何てお願い
したのかなァ
「一族安泰」
だって
ねェ...
ねね
じゃあさー
母さまの
お願いって
何!?
えー
ー?
私のは
ねえ
何だと
思う?
......?
何だったん
だろう
早く
しろよ
父ちゃん
先刻から
待ってん
だからさ
だーから
判って
るって
.....って
ちょっと
オイ!
どーゆー
つもりだよ
その服は
そんなに
汚ェかな?
あのさァ
飲み仲間が
来たのとは
ワケか...
落ちつけ
剣は小屋に
置いてきたし
昨日は顔を
見られてない
それに
二年前とは
顔つきが
違う
警戒される
筈がないわ
...ほう
滅多な事じゃ
客人に茶も
出さねェ
お前が
いつもの
酔っ払い連中
相手に
茶なんか
出すかよ
あんまり
粗相を
見せんなよ
茶菓子の用意まで
気がつくたァ
やるなァオイ!
一階は己が
片づけて
おくからさ
プッ...
あー
これは
どうも
失敬!
...いえ
こちらこそ
これでも
この部屋が一番
片づいてる
ってんだから
呆れる
でしょう
ねェ
.....いえ
売りモンを
全部ここで
作ってるんで
どうか
その辺は
ご勘弁を
...!!!
練造くんに
聞きました
昨日の
縁日にも
出ていらっ
しゃったとか
明けた
次の日から
仕事とは
いや何
その割にゃ
どうにも
拙速でして
縁日なんて
モノは
すぐ次が
やってきます
からね
親が家で
ゴロゴロしてんのを
見て育ったガキは
ろくなモンに
ならねェ
それに
まあ
立派な
お心がけ
で...!
切り出し
マズった...
あーん
?
川上の
旦那か?
ああ
新夜だ
この辺で
面売ってた
男っつーと
どーすりゃ
そいつに
会える?
かといって
タダで
教えるのも
前かねェな
どーするよ
こーゆー
場合は?
やっぱ
カネか
いやそれより
後ろのコレ
片づけさせる
ってのは?
どーするも
こーするも
男の酌は
全然嬉しく
ねーぜ
お家なら
ああそりゃ
来ていいわ
じゃあ
それで...
うううん...うんっ、そんなことないですか?
...
はい...
こんな
感じか?
.....まァ
とにかく
今日は本当に
かたじけねェ
次第で
自分の命の
判らねェ場面で
赤の他人の息子
助けてもらえる
なんざ...
さし障りなきゃ
お宅を教えちゃ
いただけませんか
ーー違う
ああ...
すみません
いずれまた
きちんとした
ご挨拶にでも
いえ
どうかもう
これ以上は
お気遣いなく
どーも
こういう時の
札儀って奴は
不得手で...
こんな話を
しにきたんじゃ
ない
私が
その場に
いれば
これでも
昔
剣を握って
ましてね
お嬢さんに
恥をかかせる
事もなかっ
たんですか
.....まァ
仲間と一緒に
ずいぶんと
暴れ回って...
それがもとで
けど....もう
一年半ほど
前かな
格好悪ィ
話ですか...
女房に
子供つれて
逃げられ
ちまって
女房が
病死して...
練造だけが
帰ってきたん
ですよ
その時ふと
妙な気分に
なってね...
親が
いつまでも
危ない橋
渡ってると
子供もいずれ
似たような道に
踏み込んじまうん
じゃねーかと...
だから
まァ
あ...
あ...
...
次の仕事を
最後って事に
して...
それが済んだら
ご両親は
.....ご健勝
ですか
ガキ相手の
地味な商いで
食ってくのも
悪くはねェ
かなと...
...は...!
...あの
二人とも
もう
ああ
こいつは
どうも...
ご免
なすって
いえ
もう
さして苦は
ありませんの
あの.....
本当を
云うとね
殺されたん
ですよ
他人さまの
手にかかって
...何と
また
どういう
聞いて
頂けます?
むしろ
私
聞いて
もらったほうが
楽なんです
一人で
抱えるには
あまりに重い
出来事だった
もので
ああ
そうで
しょうなあ
さぞ
アタシで
よければ...
ありがとう
今でも
あの日の
事は...
寸分たがわず
思い出せるん
ですよ
ウ...!
ハーー...
ハア
アアッ...
あなた!
あなたァ
アアアッ!
お帰り
ですか?
.....全員
一刻後には
戻らせろ
後は
頼んだぞ
ウ
いや
やめ.....て
母さま
殺さないで
こ...これが
士人の斗い
なのですか
よって
たかって
こんなァ
勘違いは
困るなあ
斗ってたのは
ハナっから
天津と黒衣の
二人だけ...
ウッ
旦那が
弱すぎんのと
ちゃーうう!?
エエ奥さん
むしろ
「よってたかって」を
心配しなきゃ
いけねーのは
アンタじゃねェの?
気の毒
!
どけ
誰に
モノ云っ
てんだァ?
お前は
結構欲をおさえがたいこと
この
臓物臭ン中で
年増相手に
意馬心猿かよ
畜生か
アンタら
自害しろ
アンタ
どのみち
まともな身体で
いられねェよ
女
だか.....
死んだ女なら
手を出す奴も
いないがね
凶
己達ァ
な...
おめェが
仕切るな
てめェ程
ヒマ人じゃ
ねーんだ
遊びたきゃ
辰巳にでも
くり出したら
どうだ
こんな場面で
他人の女房
抱くぐらい
ならな
役得もなしに
こんな所まで
のこのこやって
来やしねェよ
ガキ
が.....
こんな場面で
他人の女だから
燃えるんじゃ
ねーか
«深川にあった遊里
カス
野郎
それだから
女房に逃げら
れんだよ...
判らねーのか
泣きわめく
女を見て
こねェとは
お前.....
不能か?
男色か?
クク...
...!!
そんなに
一人で
カッコつけ
てェか...
あン!?
......チッ
帰らせて
もらうせ
胸が悪ィ
.....おい
どうぞ
あ?
ああ...
...あっ
やっ...
いやっ
お願い!
娘が...
いいだろう
よし
目を閉じ
耳を塞いで
ください...
破壊して
やんな
ここから先は
貴女の正気の
限度外です
あっ
第十六幕終劇
◇第十七幕を
羽根は静か
昔の四
泣いちゃった
なあ...
あーあ...
フッ
話が...
済むまで
感情
殺してようと
思ったのに
な...
どうしたの
姉ちゃん
おい!
父...
違うの
練造くんの
お父さんが
ちょっと...
親に似てた
もんだから
思い出し
泣き...
...ああ
あ.....
じゃあこれ
はい
茶の
おかわり
そっか
練造君
お父さん...
好き?
う~~
んー
何つーか
それって
本人の
前じゃ...
フフ.....
そうだね
練造
え!?
...
そおかな
いや
シケってるさ
すまねーが
ちょっと行って
買い直して
きてくれ
この茶ァ
シケってんな
ちぇっ
いつもの
三河屋で
いい?
大門横の
舟森屋
はァァ!?
ンな所まで
行くのォ!?
三河屋は
安モンしか
売ってねーん
だよ
大事な客人だ
......お前の
命の恩人
だろうが!
判ったよ
そのかわり
半刻くらい
力かるけど
それくらい
構やしない
でしょう?
は.....
まあ...
お心遣い
感謝しますわ
私も
ここから先の
話は...
あの子には
聞かせたく
ないもので
クッッ
親の仇を
斬る場面を
まァ
そうで
しょうな
仇の息子にでも
見られた日にゃ
夢見も悪ィって
モンですからね
私
貴方を斬りに
ここに来たんじゃ
ありません
妙な
話ですな
忘れるとでも
云うんですか?
あの夜アタシが
した事を
仲間を
一〇人も
殺してる
あんたらが
わ......っ
忘れる...
もんですか
川上新夜
私はね...
......父を
斬って...
母に...
地獄を見せた
貴方たち......
あそこに居た
全員の顔を
私は...
死ぬまで
忘れない
ええそう
私は...
貴方たちの仲間を
殺しました!
一〇人も!
でも
だから何!?
アンタたちに殺された
「無天一流」の門下生は
一〇人どころじゃ
ないのよ...
報いでしょ
違う?
ザマァ
見ろって
感じだわ
それで?
このアタシを
どうします?
キャ
もし貴方が
昔のままの
貴方だったら
きっと...
昨日の内に
斬り捨てて
いたでしょう
けど......今の
貴方は
練造くんの
たった一人の
肉親.....
他人の親に
あんな事
しておいて
虫のよすぎる
話だと
思うけど...
でも...
あの子はったぶん
貴方の本当の顔を
知らないだけだと
思うけど
何くわぬ顔で
ただの人間に
戻ろうなんて
私がここで
貴方を斬って
帰れば
貴方の命を
奪ってしまう
事が
あの子は
仇を追って
鳥有の人生を
歩むでしょう
そんな悲しい
...空しい事が
あるでしょうか
あの子にとって
どういう事か
痛いほど
判るから
そんなのは
もう
こんな風に
次々と人が
恨み合って
殺し合って...
そんなのは
本当に...
疲れる
アンタの連れに
ついては
天津から
「見かけ次第
斬れ」と
云われている
だが
アンタの
事は
「各々の
判断に
まかせる」
と...
怖くないん
ですかい?
アタシを
斬るでもなく
丸腰で
のこのこと
今
この場で
アンタを
母親と同じ目に
あわせる事も
できるんですぜ
いえ!
それ
どころか
いいえ
できません
貴方....私が
浅野虎厳の娘だと
気づかなかった
でしょう
天津影久から
私について
聞かされるまで
あの夫婦に
娘がいる事すら
どうせ忘れて
いらしたんで
しょうけどね
もっとも
私にとっては
その方が
好都合...
この部屋のどこに
刀が隠してあるかは
知りませんが
私が懐剣を
抜く方が早い
私はただ
子の親となった
貴方に
怪しい動きは
くれぐれも
なさらぬように
云った通り
貴方を
斬るつもりは
ありません
この気持ちを
伝えたかった
だけだから...
母から...
女としての
最低の誇りさえ
奪った貴方...
その非礼を
心の底から
詫びてほしい
......それだけ
ハハハか
ハツハッハッ
ハツハッハァ
ハハ
...いや
詫びる
......ねェ
意外と
安いんだな
アンタの親の
命と貞操っ
てのは
.....アンタ
それで
親の恨みを
きれいさっぱり
忘れられるのか
そいつらを
目の前に
した時に
......ま
あんたはそれで
いいとして
己がここで
土下座の一つも
すれば
アンタらが殺った
一〇人に
ガキや兄弟が
いたとしたら
どうする
頭を下げて
許しを乞う
つもりか
この世に...
人の命を
贖えるモンが
あるとすれば
アンタも...
それを背負っち
まってんだよ!
とっくにな
そいつは
人の命
だけだ
血を見るのを
怖がって
気持ちを
ごまかした
ところで
そんなのァ
ただの...
そんな事は
訊いてない
早く...
私の前に
手をついてよ!
剣士って
刀を抜かないと
何もできない
生き物なの?
お嬢さん
よく見てて
くださいよ
三年前
それに加わった
連中を代表して
このアタシが
貴方の
母君に対する
数々の非道な
振る舞い
刀を抜かなきゃ
何もできねェ
だから
「剣士」っ
てんだよ
二年前の己ァ
確かに...
汚ェチンピラ
だったさ
だが.....
変婆への
未練ての
かな
まったく
計算外でね
アンタか...
練造が戻った時
今なら足を
洗えるんじゃ
ねーかと思った
練造にだけは
本当の己を
知られたくねェ
息子と
知り合いっ
てなァ
悪ィが
芽は
つませて
もらうぜ
第十七幕|終劇
この「面」だけは
はがされる
わけにゃ
いかねェのよ
冬第十八幕や
羽根は静かに
「其の西
さて
練造が
帰るまでに
全部を
終わらせ
ねェとな
もうちょっと
...こう
よーし
血を流すと
後が面倒だな
やっぱ
首か...
ん.....
すまねえ
悪く
思うな...
旦那!
居るよなァ
なァ!
留守なんじゃ
ねーの?
よォ...
大した用じゃ
なかったら
後にして
くんねーか
あ...
いや
売りモンの
製作中なんだよ
用っつーか
...すまねェ
旦那...
あ?
新夜...
おめェ
ハメられ
てるぜ
綺麗な
モンだ
オメーの
こういう
感覚は
好きだぜ
害とな
...どうも
まァね
......死出の
化粧って
わけか?
てめーには
子供も...
金になる
才能もある
この何もねえ
女から命まで
奪おうってのか?
アンタは
何のために
刀を持つんだ
自分の問題なら
歯を喰いしばって
耐えもするが
息子友人
親兄弟...
事が...
そっちにまで
及ぶとなると
刀を抜かずには
いられねェ
相手の都合が
どーだろーが
そっちが
大事なら
遠慮する事ァ
ねェのさ
それで良心が
痛むような
奴ァ
ああ
そうだな
一人前に
「仇討ち」だのと
言わねェ事だ!
さて...
...?
......??
戦場
造ってんス
からね...
ハァ......
...手伝って
くださいよ
何で...
あのよゥ
おま.....
部屋の中で
斗わなきゃ...
なんねンだ?
こんな
せめェ
トコじゃ
剣も満足に
振れねェぞ
.....お互い
フウ...
万次さん
この部屋には
一本の刀も
置いてないん
ですよ
実はね...
息子に
見つかる
からね
刃物と
いったら
その娘の
持ってた
このヒ首だけ
で
代わりと云っちゃ
なんですか
舞台は
こっちに合わせて
もらいました
...!?そうなんです
予告
しましょう
.....他人
手伝わせ
といて
「こっちに
合わせた」?
気に入り
ませんかね
このヒ首一本で
アンタを解体
すると!
いーや
どうです
気の強そうな
美人でしょう
で
こっちが...
貴女の...
お前ら全員
殺してやる!
殺ス
殺.....
...何よォ
アンタ...
出てこない
でよォ...
...知らない
剣士の未来
なんて私には
関係ない...
私は
ただ...
父さまと
母さまの仇を
討ちたいだけ
...うん...
本当は
判ってたんだ
私...
私の両手が
血まみれに
なったって
父さまも
母さまも
戻っては
こない...
ただその
手についた
血を見て
誰かが泣く
だけだって
事は...
ッ
ハア...
いいかげんに
しろよ
テメェ...
いいじゃないの?
「解体」すんじゃ
ねェのか?
己を
アンタこそ
アタシを斬りに
来たんなら
なんたって
「一〇〇人斬り」だ
造作もないで
しょうなァ
遠慮は
抜きって事で
どうぞ
ち...
あ...
...クッ
あと
何本かな
アンタの
自慢の
武器は...
判ったぜ
新夜よ...
つまり
こういう
事か
アンタ本当に
凶のガキの
云った通りの
人だね
腕はたつ
ようだが
万次さん
少しでも
策を練られりゃ
その始末...
真正直で
バカだよ
アンタも
その娘も
アタシに
とっては
今の生活
それ自体が
作りモンだ
アンタたちを
殺して
河へ流した後
「客人は帰った」と
眉ひとつ動かさず
語ってる自分が
目にうかぶ
だまし
続けて
ねェと
大事なモンを
失くしちまう
からよ
どうあっても
アンタには
負けられねェな
......新夜
つまらねー細工は
必要ねェ...
これで
対等だ
このバカ女が
生きてても
てめーの仮面が
ハガされずにすむ
方法が.....
ひとつだけあるぜ
何です
そりゃ
教えて
くださいよ
武器を
かえても
結局
やる事ァ
同...
う...
...
てめーの
ヒ首は
一つでも
相手のまで
そうとは
限らねェぜ
う!?
フー...
フ!
......と
いけねェな
予告と
変わっち
まったよ!
第十八幕|終劇
◇第十九条◇「口ココーチャー」
羽根は静かに
...いや、彼のやー
何なんだ
アンタ
この
ザマは...
万次さん
「逸刀流」を一〇人も
斬ったアンタだ...
己より弱ェって
わけでもねェよな
まったく
似てるね...
アンタらは
悪ィが
万次さん
己にはもう
時間がねェ
この場で
仕上げに
かからせて
もらうぜ
ぐっ...
死ね!
ハッ!
ハア
ゼエ
ハア
フッ
ハ...
フウ...
フフフランスクラスを
卍さん
あっ...
...
!!
203
......凜...
どけ...
あ.....
く...
最後の
一本か...
惜しかった
ね.....
あがっ
...旦那ァ
これで
仕上げだ
卍さん
...!!...
ん...
...新夜
てめェのその
なり振り構わねェ
斗い方
わかるぜ
......今ならな
そいつァ
窓から入る時に
使った奴だ
だました
みてーで
悪ィがよ
壁に
刺しっぱなしに
しといたのを
つい先刻まで
忘れてたんで
な...
...まの部人はん8月のメメトロのお出るとの人
Googleんなの母人と、
4月99:300KBYRARまあ、日羽やお天下ですかった
...ああ
ハハハ
ハハ...
ハッ...
フッ...
フッ...
.....そう
...きたか...
お嬢ちゃん
いい
用心棒だな
刺せ
あんたの
斗いだ...
遠慮なく
シメなよ
......
あ...
私...
貴方......を
殺しに
来たんじゃ
ない...
.......卍さん
これじゃあ
息子に...
会わす顔が
ねェ...
あんたでも
いいや...
頼みますよ
やっ...
.....私
いいよ
自分の手を
汚さない
卑怯者って
云われても
卍さん
だから...
やめて...
だって
これじゃ
これじゃ
あの夜と
同じだよ
あの...
あっ!
す...
まね...
.....な...
...
よォ.....
幻終劇
無限の仕人の
むげんわじうにん
万年版2
多稲市社
いくら面々腹若2径0枚所
ところは一年の太平なり
その他サイトによるの
あにより歳を選ばっ
いってる?年版と私が
なり
シ村大宮司
おーちゃいはァ
すこは
古来中国よりの民間
占易「仮河沙」に車ず
るものなり。一、猪口
一杯の砂利を用意す
べし。二、砂利を数へ
自分の妹名の字数を
加へるべし。三、未焼
や
の数で占ふなり。
し、遅いて占はんと
する人は砂利の数を
書いてもさしつかへ
は無し。その場合、
「吉「大吉」にあたる
事、きはめて榊とな
るなり。
まがつたいと
体操
スターに家な
【来年の運気】「太古
と「凶」ってのは、寿
司の「よ」と「並」みた
いなモンさ。つまり
「大した速いはない」
って事だ。そう云え
は気が無かい?【数
最一名だな。切るよ
りえてろ。【兄妹】身
内を思うのは恥ずか
しい事じゃない。今
そかけて守れ。【海】
はまるな。
即生
【来年の運気】「七難
叱滅、七福耶生」か
...くだらんね。早
...くだらんぁい話が、つまり幸運だという事だよ。「引
だという事だよ。【引
っ越し】何度でもし
たまえ。まあまだ。
【隠野】友人を失うお
それがある。ひかえ
たまえ。【らっ○ん】
......買いたければ買
うがよかろう。私は
おらん。
そうだね
そういう
ひむやす
ヒロ
とい
【来年の運気】主の死
に木をとってくれる
ような友をさがすの
だ。それに手生を貫
やしたとて、何者も
まをぼう事はできぬ
てあろう。さがせ。
【虫けら】無駄な長生
きはしない事だな。
【感染】検査は早めが
まだ。【緊縛】きつめ
がまだ。
【来年の運気】最悪だ
な、お前。これ以下
はねェ」ってヤツよ。
次の年は少しマシに
なるかもしれねーが
生きて迎えらんねー
かもな。ヒャハハハ
ハ!!己のせいにす
んなよ。【美】新宿よ子犬
リ上野が吉。いっそ
ほわ。【らいぶ】キメ
ていけ。【見切り】や
っぱよく見えないっ
クー放し!!
その死に目に
大田
ひずまえいくみ
まさえ
っ!!あや
ひとりと
【来年の遠気】...!!
方を囲むまぬなど
まるで陽次のように
不確かなもの...!!
せは勝ち得てくださ
い。【勝負】......死角
に入る事です。【恋愛】
...
【教授】...思いきっ
て切るがまです。【野
ズニ...思いきって
斬るが吉です。
◎*未若
【来年の連気】もう何
年も前...また同じ
そしてた時分に来店
って奴がいてよ...
ま、どーでもいいか。
【勝負】速攻で殺れ。
【金運】よくねェな。
ま、丸裸にされたと
ころで死ぬわけじゃ
ねーし。カエルでも
食って生きろ。【子
すごめんどくせーか
ら、かかわるんじゃ
ねェ。
まんむ
ようはこの
●大声
アルエ!!
【来年の運気】私、思い
うんだけど「吉」
「中古」って、どこが
違うのかしらね...
ま、いっか。【来行】夜
いあになりそう...
がんばって!一般頭!!
三個が限度ってとこ
かな。【汁粉】甘さは
ひかえめがま。げろ」
あに向かって吐くと
いいわ。
【来年の運気】フム』
「乾為天」じゃな。一
桜に「大吉転じてる」
になる」と云う。気を
ひきしめなされ。ひ
まほほほ。【寿命】
「二四〇を過ぎるこ
ろ、モチが原因で死
ぬ」と出ておる...
気の毒にのう。【茶】
来客が多い。たやす
てないぞ。【だらい・
ら◯】会うが苦しゃ。
死ねぬ
やおびくに
あれは
なんか
くろいさばと
【来年の連気】一のう
まず打ち鳴らしの初
あには、この所の神
からまで招じ参らせ
彼でや。【初夢】烏
さえ燃ゆる日は、
女一傀儡装いて世俗
からまで招じあらせ従だや。【初撃】鳥秋さえ惚れる日は、城路の身と足る。【殺文】体温長いて寝俗
歩むが人の道なり。
【私まみれの安息日】
毎月午の日
の
元凶
【未年の運気】実様ら
が、こんな紙切れご
ときに一喜一愛して
いるうちは何も変わ
りはせん。命運とは
自らの手で切り開く
ものだ。見課るな!
あのっ
かけひき
遠き落!
ゆーには穴
さむらや七代目店まで沙村玄之明法郎
はたと手をたたき、コマ切れにして蕎麦粉に練り込み、
どうにかこうに、「じうに」ん」の形にして乗ったところ、
老中入いに喜び、これが「むげんのじうにん」の始まりと
伝えられております。その後、改良に改良を重ね、
時の老中が食されたものより数段上賞なものを
こうして皆さまにお出ししている次第です。
少しでも皆さまのお気に召していただければ、
我々にとってこの上ない棒せでございます。
なお、姉妹品として既生の「いっかん』にかん「さんかん」も
よろしければどうで御賞味下さいませ。
「よんなん」をお買い上げいただき、まことに有難うございます。
「むげんのじうにん」の起源は今よりおよそ一〇〇年前の安政元年。
「さむらや」こ代店主・沙村九右兵衛が御児になった
老中・阿都政弘に何か杖上できるものをと頭を悩ませていた折り、
おり合いの通師からもらったとれたての「むげん」を見て、
このたびは弊社の「むげんのじうにん」斬製品
無限の住人」第4巻は、アフタス
ーンの50年3月号から8月号に掲載
された作品を収録しました。
編集部では、この作品に対する皆
様の御意見・御感想をお待ちしてお
ります。
また、今後「アフタヌーンKC」
にまとめてほしい作品がありました
ら編集部までお知らせ下さい。
東京都文京区音羽!下目十二番二十一号
講談社「アフタヌーン」編集部
〈郵便番号〉《ニーロー》
アフタヌーンKC係
アフタヌーンKC
著者沙村広明
〈定価はカバーに表示してあります。
一九九五年、十月二十三日、
一九九七年一六月一二十日
発行者五十嵐隆夫
発行所株式会社講談社
東京都文京区京都丁「ニューニーニング製造業界」「二二」のご登録事務員及びミニエニアホーニ西第2015年11月20日東京(三王三五五五十三大八八八
...
阪苑部東京、○三三五三九五ー三大の八八
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第四副発行
東京都文京区音河ニーニューニング
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電話「編集部」東京へ○三ご五三九五ー三四六三
Printed...
1SBN4-06:31419-5(AF)