This is a temporary fork of mokuro
The main aim of this fork is to try and improve the mobile viewing experience
This file should only be be viewed on a mobile device since it relies on the browsers default handling for panning & zooming
To navigate, you can use the buttons in the top menu; the new buttons at the bottom of the screen or swipe to navigate.
Recommended to be used with jidoujisho
〈議の十〉
夢となってい問題のいくならばねーよーっ!!
C.アフタヌーン
kez38
「ドル
そんな
ん
こちら以上
いつもの
沙村広明
ー〈其の二〉
第五四幕ぐ当
第五五幕の
...
第五十六幕多山田
第五七幕や獣
まぁ
第五九幕の
第条や秋霜|真のご
第至幕〆秋霜
【面相ー〈其の二〉
ー〈其の三〉
と
「〈其の四〉
ー〈其の五〉
173
◇第五十四幕◇
単
カッ
ゲホ...
ゴホッ
ゴホッ!
クソッ...
降ろせ
しかし
暑い...
...!!
殴り疲れた
少し
開けんか?
だめだ!
叫び声が洩れて
茶々が入らぬ
保証もない
死んだ
仲間の事を
思って
我慢せい
珠崎!
クックッ
ク...
こっちは
とっくに
いい塩梅だぜ
飲め
フフ...
まだ気力が
あるじゃねェの
まあ
あの程度で
くたばられても
始まらねえ
逸刀流に入る前
切支丹の拷問を
手伝った事が
あってよ
ありゃひでえ
モンだった
親の前で娘を
嬲り殺したり
硫黄を吸わせて
皮膚を腐らせたり
するんだぜ
それに
比べりゃあ
こんなのは
オメェ
まるで
子供の
折檻よ
そうだなぁ...なんですけど、そういうことですか
しっかし
解せねェな
命を
張ってまで
義理立てする
組織なのか
誰の口から
洩れたかなんて
オメェと己らが
黙ってりゃあ
判りっこねえさ
大体
オメエ...
.....ああ
それとも何だ
喋ったら
「上」や仲間に
消されちまうって
わけか
何も話さなきゃ
いずれこの場で
責め殺される
わけなんだぜ
珠崎ッ
誰を
よこせ!
イッ...
ぎ.....アア
ァアアアッ
ククッ
この
赤い粉はな
肉の焼ける
いい臭いだ
.....と
なれば
熱いうちに
味付けも
しなきゃな
唐辛子だ
酢でよく練って
先刻釘を
漬けといたのよ
ヒ.....
血が
出ねえ様に
塞いでやるよ
やッ...
ガホッ...
......お....
ハアッ...
ゲホッ
ゲホッ.....
女!
早く
云えッ
そうまでして
意地を張っても
無意味だぞ
お前らを
雇った人間の
目星も
少しは付いて
いるのだからな
皆には
初耳かも
知れんが
以前凶戴斗が
この連中に
襲われたそうだ
襲ってきた
二人を
返り討って
我々の様に
雇い主を
問いただした
ところ...
うち一人が
死に際に
「アカギ」と
いう名を
口にした
そうだ
アカギ...
昼間も
云ったが
ワシには
透刀流の剣士が
二人もいて
誰一人勝てな
かったというのが
信じられん
それだけの
人間を
集められる
とは
よほど高名な
剣人...
或いは地位の
ある者...
役人.....
まあ
そこまで絞れば
江戸に千人の
逸刀流
足を使って
交り出すのも
難くはない
女......お前が
何も云わずとも
時間をかければ
いずれ判る
事なのだ
ニ本三本と
打ち込まれる
前に云え
「アカギ」
その下の
名は?
だが語らねば
お前はここで
殺す!
他の
仲間は!?
アカギ...
......全然
知らない
名前だ...
......?
いや...
「アカギ」
......
だって!?
誘道
か......?
フカン
やがって...
違う...
アカギ...
フ...
アカギ
さァん!?
ウフ...
ウフフフ
......
お呼びだよ
ブッハッハ
ハ.....
アハハハ
ハハハか
かハハハ
なッ...
何笑って
やがる!?
コラッ
ククク
...
「アカギ」は
もう
現れて
るんだよ
アンタらの
前にさあ
そんな
事にも
気付かないで
お前ら
こおんな
処で
油売り
やがって
皆殺しに
されちまえッ
アッハッハツ
ハッハッ...
あっ
......グッ
女ァ
あと
丸一日
生かして
おいてやる
てめえは
......
だがぁぁっ
明後日の
朝までに
何も吐かねえ
時ァ...
皆も
いいなッ
両腕両脚
ぶった切って
木場の丸太に
括ってやるぜ
第五十四幕
◇第五十五幕◇
昔の
己だ
飯だ...
入るぞ
ほれ
ん...
...
稲条
限界だ
次の一手で
ケリを付けろ
この女も今
口のきける
ギリギリといった
ところだろう
これ以上待てん
日を経れば
場の全員が
憔悴するだけ
黙っていれば
いずれにしろ
殺す他ない
女だ...
不具にする
心算でやれ
だがよ
......フン
さすがに
絶望的な
顔をしたな
ぶった切りゃ
しねェさ
お前の体力で
それをやると
......多分
タメカらカ
くたばり
そうってのは
こっちも同じ
なんだよ
我慢して
いい事は
一つもねェと
あれ程
言ったのに
.....馬鹿が
ア...
あァ.....
いい加減
判ったろ!
こっから先は
本当におメェ
...
どうなっても
知らねェぞッ
おいッ
畜生.....
早く吐けよ
ラッ
ううう
ひと思いに
殺っちま...
...鬼抜
なあ...
もう
いいだろ?
ダメだ
この女
稲条ォ
稲条
テメエ
いつも
云ってたよ
なあ.....
逸刀流に入る前
一二人の切支丹を
改宗させた事が
あると
何なんだよ
この様ァ!?
眉ツバじゃ
ねェか!
そもそも
そんな時間が
あるんなら
昨日の湯屋で
交代で
張りこんだ方が
楽で確実だ
そういう事だよ
五日も
六日もありゃ
もっと
気の利いた
方法もあるさ
この場所で
出来る事は
全部やった
なら
犯せッ
稲条ォ...
鬼抜ァ
己達ァ
仲間の...
逸刀流のために
こんな事
してんだぜ
クソ暑い中
汗だくに
なりながら
統主が
加賀で温泉に
つかってる
間によォ
真面目すぎて
馬鹿そのもの
だぜ畜生!
そんな
酬われねェ
男衆五人
がよ...
獲物相手に
自分を労った
ところで
阿葉山が
どのツラ下げて
文句を云うっ
てんだ?
......フウ
......
......真理路の
遺体を
埋葬するか
腐敗の
始まらぬ
うちに...
.....
...
何だ?
この
死に方は?
...!!
やはり
土足の足跡は
ここまで...
洗い場には
争った形跡がない
間違いない
真理路は
あそこで
斬られたのだ
しかし
その時まだ
息があり
残った力で
洗い場に...
だが何故
洗い場に!?
動けたのなら
素直に外に
出ていれば
道往く者が
気付いて
或いは一命を
取りとめたかも
知れん...
それをしなかった
という事は
この己に
自分の骸を
見せるためが
この死に方から
何かを悟らせる
ために...
この手は
こいつの面倒は
百琳お主に
任せるゆえ
よろしく頼む
今日より
お主達と
寝食を共に
する男だ
名は...
真理路と
しておこうか
.....私さあ
向いてないと
思うワケよ
そーいうの
他人に優しく
したりすんの
苦手だし
偽一や尸良が
他人に物を
教えるタマと
思うか?
いやいや
お主でなくては
それこそ
将も明かぬ話
葉屋と葛屋は
二人で漸う
一人前...
真琴もまだ
あの歳...
比較論で
話したんじゃ
ないのよ
露骨に
面倒臭がってん
だから
わかってよ
これは
お主のために
云っている事
でもあるのだ
お主
弓の腕は出色だが
剣の方は児戯に
等しいからな
悪かったね
剣の達人
なんだ?
えッ
己!?
そういう
弱味を
この男が
補う形に
なって
くれればと
思うのだが
いや
いやっそんな
とっととっ
とんでもない!
からっきし...
謙遜でしょ
?
基本的に
本人の
云う通りだ
...
そんな顔
するな
正直に云えば
ま...こちらも
頭数が欲しいと
いう事だよ
特に
若いのはな
金になるも
クズ鉄になるも
お主次第だ
頼んだぞ
冗談じゃ
ないっての
あんた
何か
出来る事
ある?
あっ
錠前開けたり
とかは結構
得意です
そんな我郎
いらないよ
物盗りじゃ
ないんだから
エヘへへ
そおっすよ
ねえ...
姿婆で何人
殺したんだか
知らないけど
ああん!?
そこの親爺が
もォ金に
えげつない
野郎で
あの......己音
呉服間屋に
丁稚に行って
たんスけど
えっえっ!?
己人なんか
殺して
ないっスよ
仕送りしようと
金遣わずにいたら
日銭減らされ
まして...
ああそれで
辞めついでに
金ちょばって
きたと
そうっそう
そォなんスよ
知らなんだ
これが
いや己も
バレた時の
事考えて
九両二分だけ
頂いてきたん
ですけど
やあー丁稚は
十両以下でも
死罪なんですっ
てねエ!
えっ?
.....ああ
真の阿呆
だな...
百人の追っ手を
皆殺しにして
逃げおおせた
お侍の話
知ってるかい?
二年前の
事件ですね
瓦版で
読みました
あんた
みたいに
金盗った
だけで
死罪くらってる
ような
要領の悪いのも
いるってのに
百人斬って
まだ生きてる
男もいるん
だから
ははは
なんか今
云い方が
婆くさかった
ですよ
あ~~
何だろね
運で決まる
のかねえ
そういうの
...うる
せえんだよ
......何スか
......
その髪は?
...な
何...?
ひゃ...
百琳......さん
.....それ.....
そろそろ皆
帰ってくると
思うけど...
!あっ
すみません
...しかし
あんたの
母親も
お袋
洋薬の子
なんです
だから
瞳も青かった
スよ
素姓は
まともじゃないし
外見もそんな
なんで......中々
まっとうな職に
就けなくて
珍しいよね
天然で金髪
なんて
己がもっと
真面目に働く
人間だったら
楽させて
やれたんでしょう
けどね...
今
どうしてんの
お袋さん
いやもう
一年程
前に...
若い頃は
赤ン坊の己を抱えて
爪に火灯すような
毎日だったと
云ってました
私のは
地毛じゃ
ないんだよ
で......まあ
もちろん
歳は全然
違うんですが
百琳さんを
見てると
その髪とか
ダルそうな
喋り方とかが
何となく
変な臭い
したろ?
薬で抜いてる
から...
やそんな
別に全然
気になる程じゃ
ないっスよ
でも
今度こそ
己真面目に
働けそうです
生きてるうちに
できなかった
親孝行でも
させてもらう
つもりで......
へへへ...
......母親
代わりだった
...女に.....
.....一緒に
所帯.....
持とうとか
...
云っちゃって
.....さ...!
フフフ...
仕様のない
男だねえ
...?
どうした
...いや
......
こいつが
オイッ!
何してる
笑ったように
見えたんでな
...何やら
ムカついてよ
ゴホッ
ゴホ.....
ゴホッ
ケホッ
真理路...
.....まだ
生きてる
......よな?
惚れた女が
何の返事も
しない内に
焦って
おっ母さんに
報告しに
行ったりしちゃ
......駄目だよ
第五十五幕終劇
◇第五十六幕を
甘いの辛いの
適当に交ぜて
二〇本くんな
へい
アンタ
昨日も
この辺で一飯
買ってたよね
楽じゃ
ないねェ
色街巡りも
いや別に
芸者買いって
わけじゃ...
ま女遊びには
違いねえが...
え......あ
そうだった
かな...
ふいい
外はもう
結構涼しいん
だよなあ
あんな小屋に
こもってて
よく正気で
いられるぜ
......己が
肥えてるから
徹えるのか?
がわ...
かっ
なっ...
こっ...
何だあ
てめ.....
あひう
お前に
訊く事がある
命が惜しければ
答えてもらう...
お前は一昨日
小伝馬町にある
湯屋を襲撃し
...しっ
知るかよ
そん...
これは質問
ではない
男一人を斬殺
女一人を攫って
消えた連中の
仲間だ
半ば以上
確信がある
残された
男の指が
ある方角を
指していた
あれは辰巳
......
「深川」だ
となれば
行き着くのは
芸妓街か
木場か...
人目を避けるのが
容易で
資問の悲鳴も
聞かれぬ場所と
なれば
恐らくは
木場の方が
好都合...
お前の
身体からは
三つの臭いが
漂ってきた
ひとつは
木の臭い
ひとつは
女を抱いた後の
......護えた様な
臭いだ
☆富岡八幡宮
それが
どォした
木場は
目と鼻の先だ
色街もある
己ァ昔から
八幡宮の辺りに
住んでんだよ
別に?
珍しい
事じゃ.....
確かに
そうだな
だが
お前の身体の
三つ目の
臭いが
己の勘が
間違いでは
ない事を
語っている
あの女は
南蛮の薬を使って
毛の色を抜いている
そのせいで
髪から独特の
薬物臭がする
何度も抱いたり
すれば...
その臭いが移る
事もあろうな
質問は
ここからだ
仲間と
自分の命
いずれ力を
捨てるとしたら
どっちを選ぶ?
ほんじゃま
男の友情
連れションと
いくか
なあ兄弟
なあーにが
兄弟だよ...
ゾッとしねえな
糞の穴まで
試すかよ...
なあ?普通
とんだ変態
野郎だったん
だなアイツ
仕方
ねえだろ
珠崎は
......だがよ
女も結構
善がってたん
じゃねェか?
それより
稲条
豚のスジと
一緒に
頭のスジも
切れちまった
みてえだぜ
ああ?
どこかだよ
ブチ折った腕
グイグイ押される
もんで悶絶してた
だけだありゃ
いつまで
ここで
こうしてる
つもりだ?
あの風呂屋の
惨状を見て
女の仲間が助けに
来るんならまたしも
トンズラでも
された日にゃ
元も子もねェぜ
...
そうだな
この小屋だって
持ち主が
いねえって
わけじゃねえ
だろうしよ
昼に
なる前に
あの女...
んー?
誰だ?
ゲッ
畜生...
もう......?
うわっ!
ななな
何だアレ?
と稲条ォ
早く斬れ
早く...
ちょっ...
ま待てッ
その前に
こいつが
止まら...
今何か
ん?
気のせいか
...
...いや
うい
?
小便か?
まあな
暫く
一人にするが
...
女を頼むぞ
ファ...
?
...
クッ..
ン...
ウッ...
...
フッ...
ウウ
この男
ぬう
!!
左腕は
くれてやる!
貴様の首と
引き替えに!
......
ばッ...
うおおお
おおおッ
!!
...
今のは
...冗談
だろ?
くたばってろ
よ...
ハアッ
ハアッ
鬼抜ァ
来るな
珠崎ッ
腕を
もがれようと
脚をもがれ
ようと...
二人で戦う事を
自ら許さぬのが
逸刀流の誇り!
ワ......
ワシは
この場で
それよりも
そうなれば
次の矛先は
お前だ!
敗れるかも
知れん...
だが
それはいい
ワシに
勝てぬものは
...お前にも
絶対に勝てん
阿葉山宗介殿を
連れて来い!
戦う事は
考えるなッ
お......お前は
向島の
道場へ行って
あの老人で
なければ
話にならん
判ったら
行けッ
この場は
ワシが
引き受ける
......
.....鬼抜
半刻で
戻る...
生きてろ
よ.....
あッ
あッ
わあああ
あぁあああ
アア!!
待てい
ッ
未だ生きて
おるわアアッ
貴様の
相手は...
...あ
鬼.....
あァ
ハッ
ハッ
ハアッ!
......?
やって
くれたな
この野郎ォ
ククク...
たった
二日間で
八人も
殺しやがっ
て.....
これじゃ
お互い様
どころじゃ
ねェ
ククク!!
......
判ってるぜ
...はど
たったひとつ
よ...!!
殺しすぎ
だぜ
てめえらは
この己に
運があると
すりゃあ
おおっ
とっと...
動くなよ
まあ...
どうせ、己も
無事じゃあ
済まねんだろ
てめェが...
未だあの女を
助け出して
ねえって事だな
いっちょう
賭けるかい
己が
小屋で寝てる
女の胸に
刃を立てるの
とじゃ
どっちが
早ェか
てめェが
そこから
己の首を
落とすのと
クッハハハ
......
判ったかよ?
判ったら
てめェはもう
帰っ...
...
ハ...
ハッ...
........う..
くッ...
......ち....
畜ッ生ォ
オオオ!
上等だァ
斬れらあ
ッ!
満身創痍の
女一人ッ
片腕だって
なああ...
ぶちまけ
やがれッ
あ...
んなああ
あぁああ
アアア...
.....もう
無理...
ウフフ
ふざけんじゃ
ねえぞッ
この三一がア
いやあああっ
ひゃっ
第五十六幕|終劇
«第五十七幕»
獣
「其の五
真都彦!
真都彦!
ああ
やっぱり
ここに...
みっ.....
見ないで下さい
母上ッ
お前
こんな...
冷たい身体
で.....
あの人も
少しは
加減して
くれても...
父上のせいでは
ありません
私も手加減は
望んでいません
病持ちの身体と
この顔
父上と母上の子で
あるという事を
嫌という程
思い知らされます
「女のようだ」と
小突き廻され
そんな連中を
打ちのめそうとして
逆に打ち負かされ
そんな話を
聞く度に
父上は...
父上が
私を強くして
くれると
いうなら
私は喜んで
身を委ねようと
思います
どれ程
情けなく
思ったで
しょうね
女が口を
はさむ事では
ないなお百
かつて家治機に仕え
「城下三指の指南」と
謳われた父が死んで
はや一〇年...
道場はつぶれ
禄盗人と陰口を云われ
折助を雇う
余裕すらない
この家の現状
何と心得るか!
真都彦の事を
思えば......と
辛抱を重ねて
きましたが
あなたと
いう人は
.....八年前
真都彦の
双子の妹として
生まれた子を
「女を養う
必要はない」と
名も付けぬうちに
斬り捨てて
しまった時から
今日ばかりは
云わせて
頂きます...
あの子の身体まで
台無しにされる
おつもりですか!
道場再興も
成せぬままに
家とともに
朽ち果てるなら
今駄目に
なったほうが
仕合わせと
いうものだ
何だ
その様は
よしッ
立ていッ
打ち終えるまで
庭から出さぬぞ
いいか真都!
お前に
絶対的に不足
しているものは
筋力だ!
ソレが一〇〇回も
振れぬ有り様では
剣を自在に振るうなど
到底叶わぬ!
無茶な事
云わないで
どこの子供が
一貫目半もある木刀を
「〇〇回振れるというの
ましてやこの子は...
やります
.....母上
真都彦ッ
血を
吐いてるわ
この子!
...
やはり
......駄目か
駄目
なのか...
真都彦
お前も
お前も
この業病から
逃れる事...
叶わぬのか
今は亡き
先妻との間に
二人の息子を
もうけ
そのどちらもが
自分と同じく
生まれながら
胸を患う身と
判った時...
自らの手で
その子らの命
絶たずには
おれなかった
私の気持ち
この私の
気持ちが
お前には...
判らぬのか
真都彦...
覚悟せい
...
?
......あ
貴方ッ
何...
......
お百.....
また産んで
もらうぞ...
霞江斎
私だ!
約束の絵を
今日...
やれやれ
......
...
とれない
から...
...ああ
......
血がね...
あの子の
......
血.....
早川震江斎
元京が妻
百
歳二大
何か
云い残す事が
あれば
聞くが
も.....
あの子も
......?
八年生きて
...死んだ
あの子...
...
私...
...
......私...
何でここに
いるの...
初めから...
そういう予定
...だったの
あの人の...
子...
...何か
悪い事
したの?
......おい
もういい
やれ
......ハッ
待ていッ
あッ
これは
帯刀に話は
通してある
この女の身
あずかるぞ
うんっ
キカ
は...
しかし
只の女一人
一体
いか程の
何
女でなければ
成せぬ仕事も
ある.....
それに
大した
肝ではないか
そそれは
構いませぬ
が.....
武家の新造で
ありながら
亭主に白刃を
突き立てるとは
......
お主らの家
早川家
先の代より
知っておるぞ
元京は
旧い人間だった
名手であった
先代の影にとらわれ
島原以降一五〇年の
この素平において
なお剣力によって
役を得ようとした
愚か者だ
病弱な息子を
無理に扱いたりせず
手習いに出すなり
塾に出すなり
しておれは
武家を
恨むのは
お門違いぞ
しかし
そこのところを
どうにも
理解し得す
かような悲劇
起こらずに
済んだものを
...フフフェック
盲進する輩は
後を絶たん
不思議な事だ
それは現在も
......
江戸にひとつ
女
我らが
仇する輩は
名を「逸刀流」
お主は
御老中の
裁可により
我らの仲間と
なった
お主は今日
ここで死んだ!
早川家の名は
ただ今より
断絶される
死罪に付されて
なお何処にも
骸の残らぬ故
もって「無骸」と
称するなり
お主の亭主と同じ
力をその身上とし
再び戦国の剣人を
輩出せんとする者々
明日が世の幕敵だ
我らと共に
剣を取れ
百よ!
......気が
付いたか
......!
偽一...
うなされて
いたな
......また
子供の夢か?
うん
子供の夢
...
......それと
アンタの夢
何?
ん?
何でもない
......
33
...
ここ...
何処?
あの時...
最後の男の
身体を裂いた後
お前は
その場に崩れて
しまってな
張吉の店の
向かいの長屋に
一間借りた
三日...
あれから
三日間
眠り通しだ
.....これ
......
偽一が?
ああ...
悪いが
身体は勝手に
拭かせて
もらったぞ
ひどい臭い
だったろ
...
...
ねえ
小便
たれ流し
だったから
真理路は何処
?
......
死んだ...
亡骸は...
そこの稲荷の
裏方に埋めた
......なんか
ね...
え?
そう
そんな
気は
してたん
だ...
災難だった
なー
死んだ
...
ただ
ちょっと
アハハハ
あいつらも
云ってたろ
別に...
災難だとも
思って
ないよ
ドジ踏ん
だってだけ
で...!
こっちは
たった二日で
九人全員を
殺っちまったっ
てのに
失くした
ものって
いったら
真理路一人の
命とー
腕一本だけ
得な取引
だろ...
どっちかって
いえばさ
八人いた
無骸流も
頭目を
入れても
残り四人
上には
総て報告
しておいた
いずれ
指示が
来るだろう
湯屋には
戻れないし
どうしよっか
...これから
ありがとね
戸良の事まで
含めてな
まあ今は
ゆっくりと
身体を元に
戻す事だ
うん
いや...
偽一...
お腹減った
飯は弱
粥の方が
いいな?
...まだ
張吉が
店にいるな
何か繕って
もらうか
うん...
何でも
ご免ね
いや...
つーで...フマまえい
美味そうだ
にゃア
あっ
冷めたぞ
第五十七幕|終劇
◇第五十八幕<
«霜
昔の一
«
こういう
人はねえ...
来た事
ないねえ
そうか...
いや
いいんだ
ところで
草履ひとつ
買って
くんない?
いりませんや
さすがに
......疲れて
きたな...
ここんとこ
日がな一日
歩き廻ってん
のに
三度三度
菜っ葉飯
じゃあ...
剣を使わないと
口を糊するのも
しんどいとはね
とか
弱気になってる
場合じゃねえぞ
いっそ
百姓にでも
戻れれば
待ってろよ
恋...
...!?
......フム
!
見ての通り
絵師だ
気にせず
続けて
くれたまえ
...
......武士も
窮すれば
格好つけても
おれん......か
......己は
侍じゃねェよ
浪人って
いうのとも
少し違うか
じゃあ
何なのだね
何って
何で
あんたに
説明しなきゃ
ならねえんだ
...ま
云いたく
ないのなら
それでもいいよ
特に
興味もない
そっち行って
描いて
くんねェかな
見られてると
気が散るんだ
.....悪いけど
あのさァ
職人の姿を
描きたいん
だったら
ここ降りて
市井に出れば
いくらでも
本職がいる
......聞こえ
いや
聞こえてるよ
協力
有り難う
もう
描き終わった
見るかね?
...
キミの頭
面白いねえ
実にいい
その反骨精神
キミの頭髪の
発展形を
模索して
いたのだ
ちなみに
僕はこの
三番などが
気に入って
るんだが
あと
二百年も
すれば
流行るかも
しれん
キミは
どう思う?
あ
おっさん
ちょっと
話があるん
だけどさあ
......社の裏で
いいか?
で?
いや別に
たたっ斬ろうとは
思わなかった
けどさ
ま少し
根性入れて
やろうと思って
木刀持たせて
立たせといたん
だよな
それで
どっちが
負けた?
......オレ
ぐははは
はははほは
はほははは
はほははッ
てっ...
コラッ...
胸を反らして
息笑すんなッ
山びこに
なってんじゃ
ねえか!
万次さんよォ
アンタも
知ってンよ
いんや常日頃
ええ格好しいの若道が
ボコにする相手に
逆にボコられて!?
どのツラ下げてまだ
生きてんだお前
それで
何
顔見知り
なんだろ?
知らねェの?
あの先生が
どういう...
てめェが
死ね...
自分ごときにゃ
及びもつかない
その剣筋の鋭さに
ホレボレして
押しかけ舎弟か!?
違うって
云ってんだろ
しつけェな
ひと月前なら
いざ知らず
今の己には
そんな時間は
ねェんだよ
ほお
この男に
知人をね
どれ...
知らんね
他を
あたって
くれたまえ
......
それが
嘘だってのは
雰囲気で
判った
判らないのは
何故嘘をつく
必要があるの
かって事だ
腕すくで
口を寄らそう
にも相手が
アレじゃあよ
んで
舎弟を装って
寝泊りしてりゃあ
尻尾を出すんじゃ
ないかと...
いい勘して
やがるぜ
このガキ
ま......あの先生が
そういう心算なら
己の口から
バラす事もねェか
ところでオメェ
その先生の方は
いいのかよ
あァ?
「あァ?」
じゃ
ねェよ
舎弟っつーか
どっちかっ
てえとお前
留守番として
雇われた
わけだろ
辰って云やあ
さァ
万次さん
ヘヘへへへ
聞いたぜェ
アンタ
ここ数日の
無様な...
いいんだよ
金もらった
わけじゃねーし
あの家は
辰坊がいりや
大丈夫なように
できてんだよ
......ま
そうだな
!!てめ
何聞いた!?
ええッ
何聞いた!?
ニ...!!?
二四両も
あるぜ.....
一人
八両か
こんな大金
見んのも
久しぶりだ
アンタ
すげェな...
いいのかよ
こんな...
クックッ!!
なァに
どのみち
己にはもう
用のねえ金だ
いいか
ここに
疵のある
隻眼の男だ
他の奴には
目もくれるな
そいつだけで
いいんだ
己は
その男を
殺すために
ここに来た
だが恐らく
己と斗うより
奴は先を
急ごうとする
だろう
そン時は
アンタらの
出番だ
何ちょいと
因縁ふっかけて
足を止めてくれる
だけでいいんだ
うまく
斬り合いに
持ちこめた
時は
アンタらは
ただ見てりゃいい
何の手助けも
必要ない
簡単だろ
?
あ...
あのよう
その...
そいつの腕は
どんなモン
なんだろな
命まで
賭けるハメに
なるってえと
あいや
金もらっといて
こんな事云うのも
何だがよ...
八両
ぐらいじゃ
なあ?
なああ
~~~に
大丈夫
あんたら
一人一人
なら
いざ知らず
二人もいや
問題なく
勝てる相手だ
ましてや......
そうかい
そんな程度の
野郎一人に
何だって
こんな大金と
この人数...
あ
でもよう
ガタガタ
うるせえんだ
お前ら
やるのか
やらねェのか
人生
その二つしか
ねえだろォが
早く決めろ
......
...
いや...
すまねえ
やっぱ
欲しいしな
......金..
...
妙だな
何が?
アンタの連れの
顔を描いた札が
パンバン立って
るって話を
聞いたんだが
いや
数日前までさ
小仏界隈にゃ
アンタと
ここに来る迄
いっこも
見なかったな
デマだった
のかなあ
アレ...
ってさも
残念そうに
云ってんじゃ
ねえよ
しかし
そう云や
そうだな
不思議な事は
もうひとつある
手形を用意したとはいえ
こうも簡単に小仏を
通れるとは思わなかった
凶と組んで
「逸刀流」を
騙っちゃいるが
顔を見れば
判るはずだ
裏があると
すりゃ
あの女
天津を討ちに行く
剣客って事で
上申でもしたか
手形の
埋め合わせ
かよ...
律義な女め
このまま加賀に
着いちまったら
まるで己が
馬鹿みたいだな
ええ万次さんよ
ふう...
随分
来たなあ
今でも充分
馬鹿だろ
まだ二日目
だぜ
ちなみに
もう少し
歩きゃあ
上乃原だが
男の脚でも
十日かかる
気が早ェん
だよ若造が
当然
そんな処で
一息いれや
しないんだ
ろうねェ
当たり前だ
四つ先の
小西まで
止まらねェで
歩くぞ!
...
冗談でしょ
ちっ
血相変え
やがって
傍で見りゃ
見苦しいよ
なやっは
女のために
必死こいてる
姿ってのはよ
しかも相手は
妹みたいな歳の
娘っ子ときた
アンタの
そういうとこが
嫌いなんだよ
自分の姿を
見てる様で
ゴナャゴチャ
うるせえなッ
オイオイ...
これじゃ
確認の仕様が
ねェな
...いや
チラチラと
私が見える
多分アレだぜ
もう一人
いるのは?
ありゃ何だ
しらねェよ
構ってねえで
早く射てッ
ぐおッ
ッコオオオ
ウウ...
そこ動くんじゃ
ねェぞ貴様アッ
第五十八幕一終り
*
◇第五十九幕や
がははは
はははッ
待たせるなァ
万次さんよォ
エエエッ!?
ゲハハハ
ハハハか
ハハアア
お...
まっ...
また腕ェ
......
右腕がァ
グウウウ
ウウ...
悪かった
ねえ
万次さんよ
久し振り
だってのに
いきなりこんな
でよオ!
けどよォ
元々何でも
アリだろ?
己達の
間にゃあよ
女郎を使って
剣客をケムに
まこうが
乳を切ろうが
腕を切ろうが
自分の不始末を
他人になすりつけ
ようか
何でもよう!
......?
あーあ―あー
判るッ
いや判るよ
どういう
真似だ
そりゃ
己もそうだった
からよォ...
温けえうちは
まだどうにか
くっつきそうな気が
するんだよなあ
くっつきゃ
しねェよボケ
愛じゃねェん
だからよッ
蟹だって
つかねえよ
なあ...
尤もこっから
上乃原が
目と鼻の先だ
すぐさまソレを
持ってって...
そこに医者でも
いりゃあ或いは
元に戻るかも
知れねえな
行かしゃ
しねえ
がよ
なあ...
これよォ
己らの
仕事もよッ
...じゃあ
どう見ても
もう勝負が
ついてるよ
なァ?
シッ
お前
かもな
なンかよ
...
どーっかで
見たような
気もすンだ
なあその顔
......たが
会うのは
今日が
初めてだぜ
そうかよ
...じゃあ
どけよ
おいしおい
白髪野郎
あの連中を
雇ったのは
お前か?
まァな
二四両
一人八両だ
三人で
いくら
払った?
まだ半分しか
払っちゃ
いねえがよ
...で!?
そうかい
......
じゃあ
待つからよ
.....残り半分を
さっさと払いに
行ってきな
テメェは
あと半刻で
死ぬ
死人に金は
無用だよ...
そうだろ?
ああ?
何だってん
だあお前
...馬鹿か?
己ァそっちの
顔蒼くして
蹲ってる男に
用があんだよ
万次さん
よォ
初対面のガキなんぞ
相手にするかボケ
上の三人組と
茶飲み話でも
してろ!
アンタ知り合い
ならさあ
諭してやって
くんねェかなあ
このズレた
兄ちゃ...
クックッ...
せっかく
テメェにとって
幸先良く
始まった
この場面か
しゃべり
過ぎ
ククク
......ほれ
元の木阿弥
だよ...
.....だぜ
尸良よ
...た...
確かに先刻
フフフラフラックス
何だアンタ
ククク
悪ィな
そりゃ
......?
じゃあ
こういう肉体
なんだよ
お前と組んでる時は
教えなかった
けどな
じゃあ
なんだ.....
首を切ったり
胴を切ったり
よォ
テメェを
生かしたままで
オレ様何でも
やりたい放題
って事ォ!?
判ったか
凶
こういう
男だ
ああもう
間違いようも
ねえな
恋を
殺ったのは
こいつだ
ようし
んじゃ
後は
任したぜ
ああ
!
こっ...
コラァ
万次ッ!
うるせえ
馬鹿野郎
てめ.....
おいッ!
帰り支度
してんじゃ
ねェよッ
ごっちはこっちで
テメェに用なんざ
ねえんだよ
勝手に熱ふくな
ヒマ人がッ
今日ここに
用意した
凶戴斗君は
背格好も
強さも......
大体己と
おんなじくらい
だから
今日は
これで我慢
してくれや
な?
......
あの......なァ
己は先刻...
テメェの腕を
後ろから...
切り落とし
てんだぜ......ッ
少しゃあ
悔しいとか
思わねェのか
チンカスがあッ
お前の
相手は...
コレだッ
どけェ
死ィ.....
ア...
>
オラア!
ッ翔べ
...
う...
......凶よ
お前確か
逸刀流
だったよな?
うるせえ
な...
片腕だと
思って
隙を作っち
まった...
妙だぜ
あの右腕
まあ.....
二度喰らう
もんでも
ないさ
ヒ首とも
違う...
槍か何か...
いや...
違うぜ
凶...
ありゃ
ヒ首でも
槍でもねえ
万次さん
よォ
何てこった
ありゃあ
自分の...
アンタが
誰を代理に
よこそうが...
そりゃ確かに
アンタの勝手
だけどな
少なくとも
己の
右腕はな
そんな
ヌルいガキに
奪われたわけじゃ
ねェんだ
切ねえ想い
させねェでくれ
そうだな
おい
面白ェ
尸良
てめェの髪が
そんなん
なっちまった
理由が判ったぜ
相当なモンだった
ろうなあ......
そこまで削り
上げるのはよ
何度か
気を失ったぜ
そこから
目を覚ます度に
思ったモンだ
何でこんな事
してんだろーな
己は.....ってよ
クックッ
それとな
まそんな
疑問も苦痛も
アンタの顔を
見たとたん
綺麗さっぱり
吹っ飛んじ
まったねェ
使ってみて
判ったんだが
.....コレ
目茶苦茶
痛えんだ
刺してる己が
こんだけ
苦しんでん
だからなァ
もうとっくに
麻痺してるものと
思ってたらよう
......甘かったぜ
刺される
テメェらも
気合入れろ
ああコラ!
まァ...しかし
ビビッて使わねえで
いりゃあますます
作った意味が
なくなっちまうしよ
いや...
凜の話通り
解釈すれば
何ベラベラ
勝手な事
云ってんだ?
頭がどうか
してんのか
コイツ
使ってる
己自身が
全然どうも
してねえ
これが正常だ
だがよ
ここまで
歓迎されりゃあ
...こっちも
悪い気は
しねえな
これだけ
誠意を
見せられたら
確かに
他人任せにゃ
できねェぜ
!!
あァ...
セイッ
んなあああ
アアァアアア
アアァアアッ
冬劇
無限の住人口
な...
何だそりゃ
...??
「無限の住人」第10巻は、99年の4
月号から99年の10月号に掲載された
作品に描き下ろしを加えて収録した
ものです。
編集部では、この作品に対する皆
様の御意見・御感想をお待ちしてお
ります。
また、今後「アフタヌーンKC」
にまとめてほしい作品がありました
ら編集部までお知らせください
東京都文京区音羽二丁目十二番二十一号
講談社「アフタヌーン」編集部
〈郵便番号〉《ニース○○》
アフタヌーンKC係
アフタヌーンKC-
11000年「四月ニ十一日
(定価はカバーに表示してあります
著者沙村広広明
発行者五十嵐隆夫
発行所株式会社講談社
印刷所・株式会社・廣・高・流・学・
製本所永井製本株式会社
CHROAK(_SAMURA-200
【本書の無断規写・コピー)は著作権法上での例外を除き、禁じられています
落丁本・乱工本は小社雑誌業務部祝にお送りください。透料小社負担
にてお取り替えいたします。電話BB5505800円なお、この本について
そのお問い合わせはアフタヌーン編集部宛にお願いいたします。
...
そういえば、
第一扁発行
東京都文京区音羽二ーーニーニ
郵便番号「一二一八〇〇」
電話編集部東京(○三)これ三九五ー三四六二
PrintedinJapar
Printedin.Japan
販売部,東京(○三)五三九五ー三六〇八
ISBN4-06-314238-8(AF)
9784063142389
1929979005054
雑誌55721-38
c9979.¥505E〈O〉
ISBN4-O6-314238-8
アフタヌーンKC
講談社定価本体の規則
(税別)
沙村広明の単行本
[バンダ屋】(C2世紀2)
(全1024巻)
【肉便所V子】「ワンドロメダ出版
[ラブ♡エナジャイザー](有尾人社)
[千葉県黒社会】『側の求人社』
[バンダ屋一消滅編】(62世紀お
「真説・パンダ屋」(cebex)
[ポップン・キック](レニングラード書房)
(全2巻)
(全1巻)
(全64巻)
(1~16巻)
「ベリーグッド!玲子ちゃん】(呪殺)
「千葉、日本の中心」「宇都城」
「あの夏二人のカテーテル」(ホーデン出版)(全1巻)
(1・2巻)
お問い合わせは各社に「霊波で」。
(全65535巻)