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雑誌55726-22
SBN978-4r06-310722-
29979、Y543E(0)
アフタヌーンKC
講談社定価本体30円
発月
10月11月10日(日)第111929979005436
アンタクターシットに
おはよう
〈詠の二十七〉
こ、沙村、広明
広明
スマホ
度立て待たずにゆく想像
まずは食事やたらへ〜
アフタマーンKの
再談ネ
アフタヌーンEC
「沙村
広明
講談社
広明
第三幕を泥雪
第真空幕を鎖乱
貸し
第百二幕の
第百十幕父
第六幕や鎖乱
第三者の鎖、中
金でも
第百六幕隊が
«鎮乱』
さっ、みだれ
其の五
其の二
雪乱
其の
其の空〉
其の三
其のニン
食の一
145
175
...
5115
8
55
«第百七十八幕»
希望日目
ちなみに
〈其の
いやあ
速いなあ
馬は
初めて
乗ったけど
さー
確かにこりゃ
孕み腹には
よろしくない
乗り物かも
ねっと
おわっ
何じゃあ
貴様ら
六鬼団
か!?
無骸流だ
むがい
.....?
いや
いやいや
まあまあ
しっかし
その名前
どこかで
これが
本当にあの
「逸刀流」?
何てか......
昔になりにけり
だねえ
つかこんな
折り目正しい
連中
だったっけ
私の中の
逸刀流像は
もっとこう
山出し
みたいな...
百
こいつらで
間違いない
知った顔が
一人いる
...?
へえ
あっ
うっはは
なははは
ははは!!
わはっ
ど......
わっしが
大往生して
どういう
意味の
笑いだ?
ええ!?
もしも
あの世で
人恋しく
なった時は
親より先に
貴様の影を
探しとるわ
よもや
現世で
会えるとは
のう......!
思い出し
ました!
「無家流
籠屋に化けて
凶さんを襲ったのが
確かそんな名の...
あと
酒宴の
何だ
とッ
あの
連中か
阿葉山
さんッ
阿茅山殿
ここは
我々に!
知った
からには
捨ておけま
せんよ!
儂が
戦っとる
最中に
今のように
しゃしゃり
出てみろ
ぶち殺すぞ
逸刀流副将
阿葉山宗介
齢を
重ねたれば
将来ある者が
目の前で命を
散らす様は
見るに忍び
なかろうな
ゆえに
儂からか
ほんっに
そりゃあ
ありがたい
話じゃのー
微塵も
皮肉で
なくな
うオ!?
!?
クカカ...
偽...
下がってろ
......?
ハァ
......初見で
隻腕と
思ったが...
生えていた
とはな...
お主は
初見より一段と
ツルツルに
なったな
ああ!?
第百七十八幕
や第百七十九幕や
今日は、
また、
〈其の二〉
...さて
これで
左より長く
なったわ
...!!
...長くは
戦えんな...
偽一...
な...
何だ...
ありゃあ
くっ
ツアア
アアッ
すっ...
すげえ
片手で振る
刀の隙を
あの鎖が完全に
埋めてるぜ...
こりゃあ
二本の腕で
斬りつけ
てるのと
同じ...
...いや
それ以上だ
!!フレァ
偽一ッ
......?
厄介な
あの鎖を
受け止める
だけで...
両の腕とも
使わねば
ならぬとは
コキ
ハゲよ
相手がそちらへ
視線を合わすのと
刹那を同じくして
お主自身が
斬り込むという
まあ...
そういった殺法を
可能たらしめる
代物だろうが
お主の
ソレは...
片方を遠方より
横へ上へと
こう...!投げて
間合いを
離さにゃあ
「ただの鎌
よの
そうだな
お主は本当に
あの夜の
ハゲなのか?
しかし
......
どおーにも
気色の悪い
手応えだ
いや......儂の連撃を
ここまで凌ぐ人間が
ただ者でないのは
十分判ったが...
あの夜の
お主は...:こう
何と云うか...
人修羅の
ごとくで
あったからな
......
......
己の手には
まだ馴染まん
ようだ
この鏡は本来
他人に返すべき
代物...
おお成る程
そうかい
そうかい
じゃが...
本当に
そうか?
武器のせい
なのか?
お主の腕
あるいはこころ
ではないのか?
......黙れ
何て様だよ
為一
無影流
最強の男が
並の逸刀流を
ものとも
しなかった
アンタが...!
そんな
年寄り一人に
翻弄されて...
数毫の隙でいい
うだ
この程度の
......攻防が
速すぎて
目が追いつかん
こうして
眺めている
だけでも
相手の男が
恐ろしい腕の
剣客なのは...
十二分に判る
だがそうで
あってさえ
破りようが
あるのか!?
あんな武器に
あの鎖が
もし
一本だったり
もしくは
こう...
時間差で
襲いくる
モノならば
あの男なら
まず一挙止で
止めてみせる
だろう
だが
実際には
跳べどしゃがめど
かわせぬ
絶妙な高さ
二刀を使って
捌くか
ほとんどの場合
二本が同時に
厚みをもって
こう飛んでくる
と云って
刃圏から出れば
反撃も
ままならず
これは
格段に厄介だ
刃圏の外に
出る他ない
二刀で捌けば
阿葉山殿の
左の刀が
第三波となって
襲いかかる
それもこれも
二本の鎖を
絡めず止めず
舞わせ続ける
阿菜山殿ご自身の
凄まじき熟練が
あってこそだが
おいおい
失血で
臓朧とするまで
もう時間が
あるまいに..
まあ
いいわ
そんな風に
休んどる
場合か?
お主は
刀...
どれせっかく
離れたんだ
鎌でも投げて
みてくれや
ダメだ
誰.....
鎖...
兼...
鎖.....
二手
足りん
...わずかの間に
ずいぶん状況が
変わったものだ
吐に逆らっても
あの場で
殺しておくべき
人間だった
鼓田さん
あれ...
ん?
何だと
思います?
あれ...
ヤリヤリギリ
え?
何アレ
...弓!?
女ァ
何を
余計な事を
しておる!
剣士の戦いに
水を差す
つもりか?
おい!
女を手に
かけたくは
ないッ
大人しく
しておれ!
んなっ
聞こえん
のかァ!!
!?
うおォ
.....!!
第百七十九幕も
ん
☆第百八十幕・
ちなみに、
〈其の三
«
あッ
そうかな...そうですか?それでもないですよ
いって
て.....
くそっ
ばっ...
鼓田!
熱く
なるな
いい的だぞ
だぞ!!
え?
おわああ
鼓田
鼓田
殿ッ
ぐうッ
死ねィ
!!
すんません
阿葉山殿ォ!!
ぬわっ
うわあ
百!
ドたわけ
が...
その程度で
血相変えるなら
初めから戦場に
女を
連れてくるな
......
......黙れ
くゥ..
.....効きが
遅いのが
難点だけど
廻り
さるまで
頑張って
その矢
毒入り
だからね
このアルセスが
ええ!?
...は
......
つう〜...
...まあ
終わりよければ
何とやら...
ってね
あいてて
三十女の
やる事じゃ
ないよ...
!?
肉体の
正中線を
狙ってくる
矢なんて
大して
怖くはない
それを
右に左に
避けようと
するから
ややこしい
展開になる
こっ...
このガキ
ふんッ
ギヒッ...
......
.....
...あの
お姐さん
...綺麗な人
ですね...
えっと
己.....
........
女の人と
その...
まだなんです
どうせ
死ぬんだから
一回くらい...
いいですよね
第百八十幕
は、
や第百八十一幕や
5貨店
〈其の四
いつつ
痛いん
だよ
童貞!
あす...
すみません
でもどうせ
死ぬんだから
いいでしょ?
剣で勝てれば
中身は
人間のクズでも
いい
精神論を一切
語らないところが
逸刀流の一番
好きなところ
なんですよ
アンタらの
仲間にも
でしょう
!?
ああ
いたねえ
確かに...
そういう奴
アタシの
仲間にもさ
......むしろ
そういう
考えの
持ち主が
今まで
女を犯して
こなかったのが
不思議さね
......試した
事は
ありますよ
人を
度胸なし
みたいに...
己が
十四の時
父が
再婚したん
ですけど
すごく
綺麗な女
でしてね
父より
随分
若くて
その人の
匂い...
仕草...
しまいには
衣擦れの
音までが
どれほど
心を乱して
くれた事か...
である夏の日
暑気あたりで
寝込んでた義母の
床に入って
その...
唇を奪って
みたんですよ
ところが
運悪く
その場面を
兄に見られ
まして
今でもね
父上が...
あの親父が
兄上だって
......畜生
アイツも...
城動めから
帰った父に
散々に殴られ
家から叩き
出されました
あの義母を毎晩
抱いてるのかと
思っただけで...
たまらないん
ですよ......!
何で
義母の寝床を
覗きに来たり
したんだ...?
己と同じ
目的だったんじゃ
ないのか?
いつかきっと
家に帰って
父と兄とを
叩き斬って
義母を...
自分の...
己の剣は
そのために
あるんですよ
だから
これは
その...
予行練習っ
てわけです
さっき
「孕み腹」って
云ってましたね
へえ...
そりゃあ
怖いや
ややがいるのに
突き入れたら
中でどうなるん
ですかね?
さあ?
赤んほか
びっくりして
アンタのナニを
噛み切るんじゃ
ないの?
じゃあ
あらかじめ
かき出して
おいた方が
いいですね
.....う
たっ...
...っ!?
じっとしてて
くださいよ
あぁああッ
かっ
死ぬ前に
歪な体に
されたく
なければ
お...
おうッ
ああ...
最悪だ...!
戦いに
加わらないって
約束して
無理矢理
ついできて
こんな
へマを
するなんて
私の...
腹の子は
もう、
子で
やっぱり
こんな風にし
できた子で
いらない
子だけど
それでも
痛ッ
くなあ
死...
ね...ガキ
何者だ!!
......
馬鹿な
投げる気配を
感じさせない
ばかりか
投げてから
弾くまでの
間に...
身を隠す
...だって?
...?
ぶっ
あの手裏剣
.....あの
思い出せ...
どこから
飛んできた
...?
軌道は
義母上...
やっぱりさあ...
子供二人も
産んでると
「おっ母さん顔」に
なっちまうのかね
真理路の
時といい...
...?
うむ
そうだな
とりあえず
早く前を
合わせてくれ
...あー
まあ多分
中は大丈夫
!お主
大丈夫か!?
その血は
有白!!
入り口で
モタモタして
爪か何かで
ついた傷だよ
治刀院!!
貴様ら...
どこまで
どこまで
え.....!
待って
御岳さん
何!?
さすが
に...
二回左に
避けられりゃ
三度目は
当てるよ
よかった
ね
お仲間の
本性を
知る事なく
死ねて...
偽一!
...ククク
不思議じゃ
のォ...
圧しとるのは
僕のはずだが
何だ.....?
この息の
上がり様は
汗も
かかんとは...
化け物め...
第百八十一お
゙
«第百八十二幕»
そもそも
斬るための
代物ではない
我らが統主
天津影久と
同じ武器だ!
遠心力を
利用せず
純粋に腕力で
振り廻す分だけ
速さは乗らぬが
虫のように
へを
潰しえる
武器
オオオォォォオオ
冷静になれ
佐竹ッ!
こいつの武器は
大丈夫
冷静だ
猛ったぶりを
してるだけ
で追い
よし!
この巨人は
二本の武器の
片方を常に!?
身体の前に置いて
密着からの
減多斬りなら、
どうだ!!
立ち合いの
間合いからの
斬り込みを
ことごとく
防ぐ
だから、むじろ
手い剣法
全て
防げるか!?
う...
一切の
反動を
つけず...
筋力だけで
武器ごと人間を
跳ねとばした!
うっ...
ううう...
どれだけ
鍛え上げれば
そんな事が
可能なのだっ
うおっ...
うおォォ
あぁああ
あぁああ
あああッ
わあああ
ああア!!
...
ああぁぁぁっ
ちゃぐ
......
舞良.....
佐竹よォ
......?
そんなの
アリかよ...
汚え
何だよ
あれ...
布の下に
鉄鋼...?
...いや
汚くない
あんなもので
身を包んで
あんな武器を
持って......
勝つ事以前に
動く事すらが
並の人間には
もう...
無理...
くそっ!
いくら
格の差が
あろうと
命を
まるまる
ぶつければ
腕の一本は
落とせても
いい筈だ
死んで
落とす!
「六鬼団
いか程の
ものぞ!
verrck!
そっ
ichontgoed:
やるねェ
...
呉嘉の
やっ...
す...
すげえな
何を
喋ってるのか
さっぱり
判らんが...
道場でより
身体が
動いてるん
じゃないか?
こういう
時......
...
何と云うか
己は一体
どうしてれば
いいんだ?
断じて
云うが...
逸刀流を辞めると
豪語した身だ
二人がかりで
斬りつけても
いい......
むしろ今
そうするべき
なんだが
足が疎んでる
わけじゃない
.....決して!
それだけは
するなと
あれだけ
阿葉山さんに
云われたからな
くそっ
身体が
動かねえよ
...くそっ
勝ってくれ
呉嘉
お.....
お.....
がはッ
くうう
えへへ...
乗ってた船が
安河沖で
気に泣いた...
海に
投げ出され
小田原の浜に
流れついた
今にして思えば
最初から
役人に保護を求めれば
よかったんだろうか
実際に役人の顔を
拝めた時は
生きるために何度も
盗みを繰り返した挙げ句
百姓達に袋叩きにあって
引き渡されたっていう
最悪な状態だった
そんな時
獅子也という
男に出会った
あの数日後に
己の処刑は
決まっていた結
はっ
な日本語で
...
徹底して己を
庇ってくれな
ければ...
予想は
ついたか
その道中で
頭を
カチ割られ
目を抜かれ
代償として
レウの船は
その年の
商談禁止
長い船旅は
無駄になり
厄介者を乗せて
婦国する他
なくなった
レウと己は
船員全員に
私用されて
海に投げ捨て
られたよ
死ぬかと
思ったね
あの時は
今と
なっちゃあ
...!!!
白薬自得と
削っちゃいても
本国の言葉で話す
人間の顔見ただけで
ムカムカするんだよ
遭難て・
トコまでは
同じだな
本国の言葉で話す人間の顔見ただけでムカムカするんだよ
うん...
まあ...お前を
見てる
己は運が
よかったと
思うよ...
拾われた先が
ド田舎の
道場で...
おかげで
会議の走狗に
ならずにすんな
だよな
...!!!?...???
うう...
呉嘉...
呉嘉っ...
己の番か...
元・逸刀流
勝又新吾郎が
お相手いたすう
ウウウ
ーッ
ご免...
日本語は
割らないんだ
な...
ぬうう
確かに
お邪物だか
まだ完全に
間合いの外
だった筈...
何だ?
今の斬撃は
考え事は
死んでからで
いいんだよ
お相撲
さん
°第百八十三幕◇
〈其の二
いっ
「逸刀流」とは
いかなる存在が
逸刀流とは
、謝礼を求めず
一、乞われなければ
剣を教えず
型も奥義もない
天邦道場に
足しげく通えば
逸刀流か?
対一」を
守って戦えば
逸刀流か?
否
逸刀流とは、
数多の戦いを
誰の教えなく
嗅覚ひとつで勝ち続けた
その積み上げたものの名だ
実戦経験が
足らぬゆえ
この男に
己は絶対に
敵わぬのが?
否!
これほどの
相手ならば
奴の振るう
一刀一刀
すべてが
養分となる
半刻前では
敵わなかった
己であっても
今の己が
敵わぬという
道理はない!
出会い様から
数えれば
奴はもう
七度も
あの大剣を
振った
己は
もう七度も
奴の太刀筋を
見たのだ
これを血肉に
変えずして
死んだ二人に
何と詫びる!?
はあっ
かつてない程
頭が冷えている
おおお
...
馬鹿な
こいつは
馬鹿な...
一体...
何費目の重量を
体にぶら下げて
戦ってるんだ
つああアアアァァアア
成る程...
判った...
ああー
これは
斬撃では
なかった
ようやく
判って
くれたかい
そう
これは...
見ての通り
長杯だけど
たとえ刃先が
届かなくても
吹き出た酸が
届けばいい
そういう
武器...
ま...刀身に
定期的に金を
塗ってないと
すぐボロボロに
腐っちゃうような
厄介モノでは
あるんだけどね
それは
酸だよ
これね
これ自体の
長さは
五尺ほど...
だけど...
酸の射程まで
勘定すれば
三丈近くが
私の刃圏だよ
弓やら
鉄砲やらを
持ってるか
じゃなきゃ
具足や小手を
付けてりゃ
淡句10メートル
話はずい分
違うんだ
けどねえー
ま
勝てないよ
今の
お前さんじゃ
どうしようも
ないねえ
あららら
格好いい
ま
そりゃあ
引き下がれ
ないよねえ
見ての通り
小回りは
きかない
武器さ
懐に入れれば
何とかなるかも
知れないよ
尤も
小回り
きかないのは
アンタも一緒っ
ぽいねえ
...近付けたら
近付けたで
恐らくは
奴の思惑の内
さりとて
他に
手もなし
こうするとあるのは
......よくも
疑いなく
猪突猛進して
くるもんだね
お相撲さん
こっち...
こっちが本命
でもホラ
アンタは
ちょいとさ
腹の肉が
ダブついてて
重そうだし
すこし
減らして
さしあげ
ますよ
ぐえっ
あ?
...これか
お前の...
切り札か...
ありがたい
匕首の
ほうが...
厄介だった
どうやら
これで...
お前を.....
倒せそうだ
......なァに
強がりを
云っちゃっ
てんだか
ねッ
え?
ぬぶっ
........
...
ウオッ
ウオッ
ギヒイイイ
ヒギイイッ
モオすオオ!!
逸刀流統主
天津影久だ
はるばるの
来訪
痛みいる
情けねえ
顔すんな
「己らが死んだら
お前らが逸刀流
なんだからよ
今のを
あと五〇〇
繰り返せ
やれやれ
また怪我
かい
よっこら
しょっと
何人もの
若い逸刀流が
儂の目の前で
死んでいった
今後
儂より先に
死んでみろ
殺すぞ
貴様ら
すみません
そうだなぁ...
あれはやめましたね
阿葉山さん
悠久なれ
逸刀流
第百八十三幕|終劇
>第百八十四幕・
ちなみに、
ゴロク
昔の万
やめろ
二人とも
早いな
あの
三人は
儂の仲間を
どうして
くれた?
......?
死んだよ
残すは
お前
のみだ
逸刀流副将
阿葉山宗介
果心居士
そうか.....
鼓田
有臼
冶刀院
品田
呉嘉
佐竹
勝又
谷津芝
亜門
舞良
殺りにも殺って
くれたのう...
公儀の犬めらが
追いつめ
られれば
阿葉山殿
我らは
犬では
あるが
必死だ
鼠ですら
猫を噛む
まして
犬ならば
人の喉笛すら
喰い破ろう
じゃあ
やってみろや
若造!
御岳!!
去年九月...
あの酒宴で
吐が己に
命じたのは
こうだ...
この酒宴に
まつわる逸刀流を
霊にせよ
そして
それは
今日
この老人を
斃すことで
完遂する
無影流
最後の仕事だ
邪魔をするな
無核流
最後の..
てことは
...私は
いいんだよね
百
お前もだ
血が止まった
汗も引いた
ククク...
間をおかず
徒党を組んで
斗っておれば
勝てたものを
格好つけとる
場合なのか?
ハゲ
......黙れ
ぎ...
!?
頭上をとって
利するのは
奇襲に於てのみ!
完全に動きを
捕捉されている
状態では...
偽一ッ!
バカな...
老人の
長鎖の方が
先に届くぞ!
一切の回避が
できぬ空中で、
まず二刀と
二挙止が必要
あの三本の鎖を
受け止めようと
ふれば
これでは
今までと
何も変わらぬ
あ!
そうか
.....!
あの鎖は
真横の敵に対し
二列水平に
襲いかかる武器
だけど...
頭上の敵を
捉えるために
縦に振れば
その軌跡は
厚みを失い
挙止で
一本の鎖が
止まるー
まあ、
えっええっちゃーーーん
ぐっ
......
大丈夫だ
まだ...骨を
断たれては
うお...
偽一ッ
うっ...
うぼッ
ガ...
あっ...
ハア
ガ...
百
歩ける
か?
お前に
云う事がある
......判るな?
はえ?
江戸を出る折
約束した筈だ
何があろうと
斬り合いには
加わらない
......と
私
弓だから
斬り合いじゃ
ないじゃん
...
あ...
今すごい
怒ってる?
ゲフッ!
ククッ
グッフッ
.....?
ひどい...
男じゃのォ
.....お主
僕の...ほうが
.....はるかに...
ハラワタ...
煮えとると
...いうのに
...云われて
みれば...
そうだな
クク...
脚を一本
......
犠牲にして
鎖を...
止めたか
そりゃあ
頭が...
下がるわ...
そして...
落下しながら
で......あれば
逃げられぬ
ようにして
撲殺...か
フ...
刹那
刹那に...
ようも...
脚を...
失ったとて...
儂の身体を
両断できる...
で.....
儂カ...剣を
持てぬように
なったと知るや
いや...
違うか...
あの日
お主の器量は
焼きついとった
......筈なのに
単に儂か...
モウロクした
......だけか
ギイチ
.....と
云ったな
お主に
ひとつ...
訊きたい
何だ?
今は...
去って...
しまったが
かつて...
逸刀流に
糸伊という
男が...いた
一年半前
統主が...
加賀へ赴いた
際...!
...
影武者の
護衛を...
務めた一人だ
奴はその時
ある男と
斗い...
敗れた...
その男が
糸伊に...
こんな事を
云った...
「カ」と
いうものは
同等の何かを
失くす事で
得られるもの
...だと.....
高みを...
目指して...
いくならば
いずれ..
最も大事な
ものさえ...
失くす覚悟が
必要だ...と
のオ...
ギイチよ...
この戯れ言に
一片の...
真実があると
すれば.....だ
家族を捨て...
仲間を失くした
この儂か...
何でこう
無様に...
倒れとるのか
のォ
お前はまだ
失いきっては
いない
何も
なかったのは
己のほうだ
今は違う
「逸刀流」の名は
お前や天津の
命と共にある
未だ
「弱き者」だ
己もお前も
今はもう...
死ぬわけには
いかなくなった
明暗を
分けたものが
あるとすれば
それは...
単に
年の差だ
無限の仕人口終り
付録
第百七十八葛岡東山のカサンドラ」より
ハァー
ハーッ
ハーッ
03日CJNTINUED
倫理の守護者
それで話をせいしようねんしょう
清少然浄
大活の事情にも効果がなから次第より違う
玉座と感じて落とはあるのではなくなるのだろうが、
らく外道11月は愛者」を、問答無用で、開会無用の切り捨てる魔府の隠密の二人を
この記入部日に近く、「お兄ちゃん」
「無限の住人」第27巻は、アフタス
1シ10年6月号から11年1月号に掲載
載された作品を収録したものです。
編集部では、-この作品に対する皆
様の御意見・御感想をお待ちしてお
ります。
また、今後「アフタヌーンKC」に
まとめてほしい作品がありましたら
編集部までお知らせください。
ぷなお、お送りいただいたお手紙・おハガキは、ご記入
いただいた個人情報を含めて著者にお渡しすることがあ
りますので、あらかじめご二丁解のうえ、お送りください。
東京都文京区音羽!丁目十二番二十一号
講談社「アフタヌーン」編集部
〈郵便番号】ーニーAQO!〉
アフタヌーンKC係
アフタヌーンKCIが
三〇二年一月三十一目
「定価はカバーに表示してあります。
19c1m
著者沙村広田
莞耆清水保雅
発行所、株式会社講談社
講談社
【株式会社・廣・済・堂・
印刷所
本文製炭所豊国印刷株式会社
製本所「株式会社」フォーネット社
◎HROAK'SAMURADIT
【本書の無料摂女コピーは文化性法全ての例外を除き、禁じられています。
歳丁末・乱子本は購入費出名を明細のうえ、小桃菜務部対におおりくんさい、
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ついてのお問い合わせはアフタヌーン欄東部対にお願いいたします。
...
じゅうーっと、
その第一同発行
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