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Instructions:
オーナーには
あなたの
ついません。
...
あ
母ちゃんだ
あたし帰るね
じゃあね
アカネちゃん
また明日
いち抜けた
あ
あたしも
だぁれ?
一緒に
遊ばな...
残り紅の言葉に
家に帰らなくちゃ
日が暮れる
ここはどこ?
早く家に
帰らなくちゃ
...やれやれ
ん
日の
暮れるのが
早くなったな
......
安心おしよ
大丈夫だよ
本当に
こっちで
いいんだろうな
...どうだか...
だいたい
ばあさん、何で
あんな所に
いたんだ
.....それが
ねぇ...
おおー
ーい
ばあさー
ーん
どうして
だかねぇ
ばあさん
やー
ーい
みかげ
やー
...
じいさん
だ!
ーい
おー
陽吉さん
こっちだよ
......本当に
途中で
とんでもないもの
拾ったと
思いましたがね
何と
お礼を言えば
よいか
ご苦労
かけましたな
大したお礼も
できませんが
せめて休んで
いってください
...おしは少々
足が悪いでな。
あんな奥までは
山に入れん
そなたが
通らなかったら
と思うと
ぞっとしますわい
そりゃ
どうも
...しかし
何故
山に入ったのか
わからないでは
心配ですな
夕方になると
あれは
この頃、たまに
こういう事が
ありましてな
...今日のような
夕焼けの日
なんかは特に
「帰る」
と言って
家を出ようと
するのですよ
...ほォ...
年を取ると
稀に
そう言い出す
者がいるとは
聞いた事が
あるが...
子供の頃の
記憶に
一時的に戻って
しまうとか
その頃の
家に帰ろうと
しているのかも
しれませんな
...まァ
...
わしもあやつも
長く生きた
...また
そうやって
人の事
もうろく扱いして
あちこち
ガタがくるのも
当然だ
本当の事
だろうが
わたしゃまだ
あんたより
よっぽど
働きますよ
もうろく
言われたく
なかったら
しっかりしろ
私が
いなくなったら
どうすんのかね
そっちこそ
一人じゃ飯も
炊けないくせして
お客の前で
でかい声
出すんじゃないよ
何を
偉そうに
...ほォ
どっちが
だ
ーえ
へー
あんた
蟲師なのかい
昔
この里にも
いたねえ
そうだった
なあ
娘の疽の蟲やら
イネの病気やらで
世話になったよ
ん
.....これで膝が
治るって?
ええ
そう言や何か
楽になった
な...
本当かい
明日の朝
もう一度すれば
完治するはずだ
そいつは
ありがたい
恩に着る
...だなあ
......
ギンコさんよ
ばあさんの
事だがね
年を取って
子供の頃の事を
思い出すと
いうのは
昔の記憶を
無くした者にも
あるのかね
さあ
そこまでは...
そうか
あれは
昔
ばあさん...
記憶が無いの
かい?
だが...
ああ
突如
この里に
現れたのだ
普段はもう
そんな事
忘れてしまって
いるのだがな
あれは
ふと
思い返すたび
一体何だったの
だろうと...
思うのだよ...
じゃあね
アカネちゃん
また
明日ー
アカネ
陽ちゃん
父ちゃんが
畑から帰るの
待ってる
まだ
帰んないのか?
...そっか
あんま
暗くなる前に
帰れよ
うん
じゃあな
うん
また明日
こんばんは!
うちのアカネ
来てないかい
アカネー
...いいええ
陽吉お前
知らないかい
アカネちゃー
アカネ.....!?
アカネは
...誰だ?
お前...
それきり
姿を消した
...名前は?
.....
里は
どこだい
...何だろうね
ちょっと
気味が悪い
よ.....
ありゃ
鬼の子じゃ
あるまいか
じゃあ
アカネちゃんは
鬼に食われちまった
ってのかい
およしよ
やがて
その子を
引き取ると
名乗り出たのは
アカネの父だった
...考えてみりゃ
あの子も
かわいそうな
もんだよ
ああ
.....あの子
遊びに
まざって
こないね
つまんない
健気な
もんだ...
お前
.....何?
アカネの真似
すんなよな
あたしだって
こんなのしたく
ないわよ!!
でも
お養父さんが
くれたんだから
するしか
ないじゃない
!!
仕方ない
じゃない!
こ...
こら
みかげ!?
ええっ
いやぁぁぁ
やがて
そして
みかげは里に
溶け込んで
いった
時が過ぎ
共に子を
育てあげ
このまま
この里に
共に骨を
埋めるのだと
やがて
わしらは
夫婦となった
共に老い
当然のように
思っていた
...タカに
なるたび
「帰る」などと
言い出すまで
は...
はは
妙な話
だろう
...
ばあさんは
自分の故郷の
事をいつか
思い出すのかも
しれん
そうしたら
やはり
帰りたいと
思うのかのう...
それと同じ
現象を
夕暮れ時に
ヒトが
入れ替わる...
聞いた事が
ある
夕暮れ時にのみ
現世に現れる
〝大禍時〟という
モノが在る
それに
のまれた者は
夕暮れ時
本体の無い
影のみの姿で
現れる
そして、その影に
踏まれたり
踏んだりすると
影の本体と
入れ替わりに
大禍時にのまれて
しまう
何せそうやって
現れた者は
そこまでの記憶が
無くなっているため
実証は無い
...そのだろう
と考えられている
さあな
...でも
じゃあ
アカネは
みかげと
入れ違いに...
...いなら
アカネは
その後
どうなったん
だ......
同じように
誰かと入れ替わって
どこかで暮らして
いるんじゃないだろうか
ね......
...どこに
現れたかは
わからんのか
大禍時は
現世とは別の
所に在るという
そうか
いつどこで
つながるかは
わからん
アカネも...
どこかで
幸せになって
くれてると
いいか...
ねえ
もう
飽きちゃった
あやとり
しよ
うん
ねえ
影踏みの
続きしよ...
.....あんた
・え
誰......?
やめて、
いやあ
おかげで
すっかり
良くなった
そりゃ
よかった
そう言やぁ
同じような
足の悪い連中が
数人いてな
ついでに
診てやっちゃ
くれんか
ばあさん
何ならもう一日
いてくれても
いいしの
...じゃ
そうさせて
もらうかな
ギンコさんに
食わせる魚でも
捕ってくるわい
そうかい?
わかっとるわい
.....膝が
治ったからって
無理すんじゃ
ないよ
...タ方までにゃ
戻るからな
はいはい
行って
らっしゃい
おわっ!?
膝から
何か出たぞ
...でも
楽になった
な...
うちの
じいさん
のも...
これは
ただのアザ
ですな...
ーい
おー
戻ったぞ
大漁じゃ
わい...
...ばあさん?
ばあさんが
出ていきよった...
まだ
陽も高い
あいつ...
とうとう
故郷を
思い出したの
かもしれん
少し家を空けた
だけじゃ...
提灯が
ないんだ
...それで
ここは...
ここは...
どこなの?
どこなの?
誰もいない...
いつまでも
夕暮れのまま...
さみしい
さみしい
こわい
きっと...
あの影のせいだ
あの影が
じゃあな
私の影を
踏んだから...
また明日
...だあれ?
一緒に
遊ばな...
あの影が
私の影を
踏んだからー
ごめんね
ごめんね
アカネちゃん...
あれか...?!?
みかげ....!!
お前...
...!一体
どういう
黙って...
出て行くつもり
だったのか
そんなに故郷に
帰りたいのか
思い出した
.....のか
そうじゃ
ないよ...
私は...
本当にずっと
幸せだった
あんたや...
・でも
お養父さんに
会えて幸せだった
私は
あそこにいていい
子じゃなかったの
私
アカネちゃんを
身代わりに
したの
私と
入れ替われば
いいと思って
影を踏んだ
そして
...ごめんね
あの子の全部を
盗んだの
あんたから
アカネちゃんを
奪って
ごめんね...
...
わしには
謝らんで
くれんか
わしも...
幸せだったよ
ずっと
ずっと...
お前の...
おかげでの
わしらの家に
帰ろう...
さあ...
帰ろう
数年後
流行病で
ばあさんが
亡くなるまで
二人は幸せに
暮らしたという
だが
お前...
アカネだな!?
わしだ
アカネ.....?
陽吉だ.....!
お前...
どうして
そうか
...お前
ずっと
そのまま
で.....?
踏めなかったん
だな
ひどく
すまん...
心根の優しい
娘だったもんな
わしは...
お前の影を
踏んだ子と
夫婦となった
ひどい奴と
思うか
あの子を
恨んでるか
なら...
頼む
わしの影を
踏んでくれ
アカネ
戻ってきて
くれ...!!
アカネ!?
どこへ
行く
待て
行くな
アカネ
...あれ
お前さん
どこの子
だい
た...っ
アカネ...
ちゃん?
大変だ
おー
アカネ
ちゃんだ
アカネちゃんが
帰ってきたよーーっ
...おわり
参ったね
こりゃ...
お前ら
ヘーーイ
もっと気合
入れて漕げ
.....何だ
さっきから
鳥の声
か.....?
...お
それだけど、
それでも、
...
風巻立
いい風
吹いてきたな
しまきたつ
ピュイーー
...お前
ーえ
驚いたね
完全に風を
操ってる
どこから
乗り込んだ!?
いや何
先の港で
船頭と
取り引きしてね
この強壮剤と
引き換えに
乗っけて
もらった
たまにゃあ
船旅もいいな
...あんた
あいつらが
見えるのが
ああ
ありゃ
〝とりかぜ〟って
蟲だ
俺ら蟲師は
こういう石笛で
蟲をおびき寄せたり、
する事もあるんだが、
お前さん
誰かに
教わったのか?
...いや
ただずっと
気晴らしに
吹いてたら
あいつらが
応えてくれた
そりゃ
大したもんだな
どうやるん
だ?
今のが
〝強く吹け〟
〝休め〟
......
おー
すげぇな
どら
こうか?
......
微妙に
音が違うよ
それに
群れの意思と
あんまり違う事には
応えてくれない
こいつらにも
都合がある
恐れ入ったね
ああ
...しかし
お前さん
口笛を
使うのは
昼だけか?
夜は
こいつらも
時に帰る
みたいだし
...どうして?
夜には
決して
吹かん事だ
多分
悪い事が
起こる
あ...
土産か?
でも
高そうだし
無理だな
まァそのうち
買えるように
なるさ
おーい
イブキ
いやァ
じゃあな
......う・せ
上手くやれよ
お前もようやく
足を引っ張らなく
なってきたし
ちょっと
来い
今日は一時
どうなるかと
思ったが
正式な水夫
として雇うよう
船主にかけあって
やろう
見ろ
他の奴らより
早く着いたな
...ありがとう
ございます!!
次の港は
お前の里の
近くだろう
早く着いたら
里に帰って
休んでいいぞ
はい!
........
一人前になった
って言ったら
喜んでくれる
よな...
..あ
しまった
そういや
...別に何も
やっぱり
いないか...
起こらない
な...
うるせェぞ
イブキ!
まァ
今日のところは
大目に見てやれ
昼間のも
お前か!
あいつも
浮かれる事
くらい
あんたろ
へえ
.....ん
何だ
あれ...
おい
起きろ
浸水
してるぞ
何だ
この穴は
...っ!?
だめだ
間に合わねぇ
.......っ!!
早く穴を
塞げ
水を
汲み出す
んだ
船...
沈んじまった
って聞いたけど
イブキさん
無事だったの
かい
ええ...何とか
小舟で岸まで...
...
今回の賃料は
もらえたのかい
そうかい
でも船が
沈んじまっちゃ
ねえ...
これだけ...
何だい
こりゃ
どうして
こんなもの...
質で
換金してきて
くれるかい
...やれやれ
困ったねぇ
当面この子らに
何を食べさせれば
いいのか...
あら...っ
何よこれ
いやだ...
今朝は何とも
なかったのに
!!
......ん
...何してやがる
よう
いやー...
お前が
売りにくるモノは
真贋入り乱れてる
からな
「よう」
じゃねぇ
本当に希少なモノは
この奥の方~~~
仕舞い込んでんだろう
と...
そういうモンは
仕事道具だ
売れやせん
疑い深く
なそるなー
見るくらい
ならいいだろ
てめえにゃ
目の毒な
だけだ化野ッ
まぜっ返すな
ごめん
下さい
先生
いらっしゃい
ますか
...先生っ
うちの女房
診てやって
下せえ
妙な病に
なって...
妙な病
...?
村の医者にゃ
わからない
と...
.....!
この通り...
体の色が昨日から
どす黒くなって...
どんどん
体が冷たく
おい
わかるか
......
海辺の岩などに
穴を開けて
棲みつく蟲だ
...呼蠱だ
穴に風が吹き込む
笛のような音で
集まり繁殖する
あまり
増えると
...
体の弱い者には
毒となる
だが...何故
こんな所に
もしや
...そういや
倅が帰って
きてから
あちこちに
穴が...
ああ
息子さん
船乗りで?
乗ってた船は
沈んじまった
がね
今
どこに?
ああ...:土産に
高価なもんを
買ってきたもんで
質屋に...
おい
ギンコ
こいつで
家の外へ
おびき出す
治療法は
あるのが
...とにかく
蟲を遠ざける
しかない
俺が出ていったら
家じゅうの穴を
土で塞いでくれ
ほれ
お前らの時は
ここだ
...だいぶ
楽になったよ
ああ、顔色も
良くなってきた
...
...やっぱり
お前だったんだな
...言ったろう
悪い事が起こると
...つい
浮かれてて
...もう
すんなよ
うん.....
いやー
あの石笛
すげぇなァ
売らんぞ
あれは
呼蠱が開けた穴
でなけりゃ
いかんのだ
その中でも
使える物は
少ない
だから
いいんじゃ
ねぇか
探してきて
くれよ
素人にゃ
宝の持ち腐れだ
どうした
呼蠱が
戻ってく...
どういう
事だ
おいっ!?
う...一体..
おいっ
どこ行く!?
お前
何故こんな
事をしてる
だって...
...あの人は
癪じゃないか
俺ばかり...
こんなのは
このままじゃ
お袋さん
死んじまうぞ
本当の母さんには
なってくれない
から......
こいつは
そうやって
利用し続けた
者は
・船で
石笛の話を
したな
蟲を本来
あるべき場所へ
戻すために
使う物だ
だが
中には
それ以外の
目的に利用した
蟲師もいた
皆いずれは
身を滅ぼした
周囲一帯を
巻き込んでな
お前も
このまま
お袋さんを
亡くせば
戻れなくなる
お前も
言ったじゃ
ないか
...その能力を
蟲には蟲の
都合がある
と
自分の都合で
ねじ曲げりゃ
報いが生じる
どう使うかは
自分次第だ
己がどういう
者になるのが
自分で選んで
決めるんだ
.....
〝とりかぜ〟が
笛に似た声で
鳴くのは
「朝を待って
〝とりかぜ〟を呼べ
呼蠱が
あいつらの好物
だからだ
.....さぁね
...あいつ
言った通り
するかね
イブキ
何口笛なんぞ
吹いてんだ
母さんが
大変な時に
.....この
薄情者が
!
来た!
......ん
うわっ
わぁあっ
何だ
竜巻かっ!?
うわあぁっ
あー...
やりおったなー
その後
その少年を
里で見た者は
なかったという
お兄さん
風待ちかい
..ん
寄ってかない
かい
.....何だ
あの船
あぁまた
あの船か
一体
どうやってんだか
このベタ凪の中を
さぁなぁ...
どえらい
機械でも
積んでんのがねぇ
風巻立つ、おおり
の家に
「私はペース
住んでいる
私には
見えない何か!!
ここには居る
...いただき
ます
この頃は
あまり怖く
なくなった
神様「みたい」な
ものだと思う
お客さんが自分の人気になっているので、
そういえば、それではないでしょうか。でも、
そういえば、このブログではあるのでしょうか
もう
ずっと夜だ
王こてんのほし
...あれ
人形が
ない...
...また
隠したのね
あった!
今日も
私の勝ち!
いただき
まーす
ここに誰も
いないかのは
...あの空
向こうは
どこなんだろう
...
みんなあの室の
向こうに行ってしまった...
からかもしれない
なふうに
小さな室に
星が輝いてるのを
前にもどこか
見た事がある
気がする
でも、ここは
何もかも
地よくて
くうになるが、
いやいや、やっぱりいい...
«い出すのが
ごめん
ください
イズミは
いるかーーーっ!
..え?
誰!?
...失礼
するよ
いい
おー
広い家だな...
ん
いねぇのかー
...もう
時間切れか
...やれやれ
?
う...どこ
行ったの
かしら...
今度は
もう少し
増やして
みるか...
...あ
みーつけた
おい
ミズホ
何してるんだ
...イズミと
遊んでるの
...お前まで
...いいか
イズミは
まだ
そんな事を
よしてくれ
きっと誰かに
さらわれ
ちまったんだ
父さんが必ず
捜し出すから
もうそういう事は
やめろ.....!
母さんは
また妙な輩を
呼んでるし...
でも
私...
ほんとに
...見たの
井戸の底には
何にもありは
しなかった...!!
それは
夢だ
...。ギンコさん
いかがでした
...イズミは...
いや...
ああ!
ここ
でしたか
そうです
か...
時間切れ
でした
互いを
でも娘さんは
確かにここで
生きています。
とらえられなく
なっている
だけです
それ以上続けると
しかし一度に
同調して
いられる時間は
わずかです
こっちも
戻る事を忘れて
しまう
あちら側と
水の合う者は
特にね
明日また
同調してみます。
...ああ
...イズミは
家にいるのね
見えんかも
しれんがな
...やっぱり
でもいつも
私の人形を誰かが
持っていくの
お前さん
見えるのが
ううん
イズミはいつも
そうしてた
自分の人形
持ってるのに
だから今も
人形を隠して
イズミと
遊んでるの
また.....ない
今日は
どこに...
見つけたぞ
あった!
おまえーー。おおーーっ
まぁ待て
話を聞け
お前の母親に
頼まれて
お前を連れ戻しに
来た
お前は
家の裏山の
古井戸に落ちて
〝こっち側〟に
来ちまったんだ
何
言ってるの
井戸なんて
知らない
私の家は
ここよ
...ずいぶんと
こっちの水が
合うようだな
だが
あの空の
向こうで
お前を
待ってる
者がいる
待ってる者の
いる処が
毎日
食事を作って
待ってる母親
お前の
帰る場所だ
人形を隠して
遊んでる姉
思い出せ
ここは
お前のいるべき
場所じゃない
...まずい
時間が無え
勝手に
やらせてもらうぞ
!!
何して...
静かに
戻っておいで
え
イズミー
イズミー
ねえ
井戸の底に
ミズホちゃん
星が
光ってるよ
えー
ほら
あんなに
たくさん
どこに?
何にも
ないじゃない
ねえ
もう
家帰ろ
じゃあもう
置いてくよ
あーーっ
待って
ここで遊ぶと
しかられるよ
...うん.....
...イズミ
人形で
遊ぼうよ
う...ん.....
あれ
.....ねえ
星の数が
減ってる
いい
私の人形
貸したげるから
...ほんと?
すぐ
返せって
言うもん
じゃあ
あんたに
あげるから!
うん
ほらっ
ほら
見える?
.....でも
きれい
でしょ
また数が
減ってる...
イズミ!
ここに
いるのー
...
あっ......
...そんなことは
何もない
...あったのは
これだけだ
...そんなはず
ない...
私見たの
イズミが
落ちるとこ
...いいかげんな
事を言うな!!
「ミズホ
お前また
イズミと
ケンカしたん
だろう
それでイズミは
家を
...イズミは
どこか
他の場所に
きっといる...!
...大丈夫よ
母さん
私あの
ギンコさんの
言う事に信じる
...ええ
井戸から
煙が上がったら
井戸の底に向かって
呼んでください
よし
まだ
いるな
これくらいに
しとくか
おそらく
記憶をなくしてる
はずですか
これから
もう一度
イズミさんと
同調してみます
が
時間は
限られている
そうすれば
取り戻せれば
戻ってくる事が
できる
間に合わない
ようなら
ここから
あちら側から
無理やりこちらに
つながりを作ります
下準備は
してあります
イズミさんに
声が届くはずです
ミズホ
ちゃん
ここよー
イズミー
...お母さん
今の
今のイズミの声...?
イズミの
声.....?
!
ここよ
.....って
家のほう
からよ
...誰だ
焚き火
なんか...
「イズミ!!
イズミ!!
イズミね!?
「ただいま
...星も
戻ったようだな
...でも
前より
だいぶ少なく
なった...
...そうか
あれは〝井星〟と
いってな
まぁ
光脈という
生命の素の流れが
ぶつかる土地の井戸に
稀に現れる
現象だ
光脈が
ぶつかって
できる
火花みたいな
もんか
そいつに
大量に触れると
お前さんの
ように
なっちまう
.....数が
減ってるのは
光脈の位置が
ずれてきてるの
かもしれんな
何にせよ
ふうん
お前には
あずかり知れねぇ
遠い世の事だ
もう
別れを
言うんだな
イズミ
さあもう
どきなさい
...お父さん
私...
ここには
もう
来ないから
これ以上
心配させないで
くれ
...
お父さん
...ちゃんと
井戸の神様が
それ...何?
息が苦しく
ないようにな
土の底は冷たいか
苦しいか
その度は
怖いか
さみしいか
無数の星の
むか
!
昔、おわり
壷天の星
ふう
う...へえ
うまい事
泳ぐな
水碧む...でも
...さて
おう
悪ィな
煙たかった
か...
やけに
冷たいな
水に入ってたに
しろ...
涌太ー
......涌太!?
どうした
の!?
...あの
一体
何が...?
いや
申し訳ない
かあちゃ
ん
煙草の煙
吸っちまった
みたいで
...今日も
たくさん
捕れたわね
あの
さ
もう
帰るわよ
...何か?
その子
泳ぎは達者だが
走るのは少々
不得手では
...だったら
何なの
異様に
喉の渇きを
訴えたりは?
何が
言いたいん
ですか....?
いくつか
我々、蟲師の
記録と符合する
点がありましてね
低い体温
言葉の遅れ
稀に
水掻きの
ある者も
.....それが
何だってんです
妙な
言いがかり
は...
それらの原因が
蟲なら
影響を薄める
薬があります
やはり
他の子と
様子が違うのは
色々と
不安なんじゃ
ないですか...?
水を掻いてん
のか
夢ん中でも
泳いでんのかね
!
「あの子の中には
個体としては
肉眼では
捉えられないほど
小さなモノ
それが雨に紛れ
川へ流れ込むと
群れて
碧い巨大魚のような
姿で川を下り
雨蠱という
蟲が居ます
やがて海に出て
子を成す
それがまた
水蒸気に紛れ
川を下る時に
群れの一部が淵などに
取り残されると
雨となり
山河に
降り注ぐ...
......が
ごく稀に
そうして
生きている
モノに
すぎないが
そうなると
蘇生はするが
魚に
食われないように
山椒魚などの
体内に寄生する
息子さんのような
影響が残り完全に
抜く事はできない
溺れて仮死状態
となったヒトに
寄生する事もある
大水が起こると
濁流に乗じて
海へ出ようと
自ら抜け出る事も
あるが
いつ起こるとも
わからない
まずは
しばらく
この薬で
様子を見て
ください
...涌太!!
...!涌太?
夜は
来ちゃだめだ
って言ってる
でしょ!!
...また
水の夢を
見たのね
.....ん
かあちゃん
うわぁ
すごいの
捕れたわねぇ
何だよ?
入れて
やんねーぞ
あいつ
体が魚みてぇに
冷てぇんだってさ
ん
...んたよ
ヒトの子じゃ
ねぇんだ
気味悪ィ
!
...うわ
でっけ...
むこう
たくさん
いる
いっしょ
あそぼ
あれっ
お前そんな
体冷たく
ねぇな
ほんとだ
誰が
冷てぇとか
言ったんだ?
さあ
う...ねぇ
かあちゃん
なぁに
川は
どこからくる?
谷の水
どこからくる?
じゃあ
山奥の谷から
流れてくるのよ
ああ
海から
生まれるのよ
空の雲から
降ってくる
のよ
たくさん?
どれくらい?
空の雲は?
うみ?
この川が
行き着く
所よ
たくさん
水がある所
うーん...
母さんもまだ
見た事無いけど
見渡す限り
水なんだって
...
じゃあ
そうよ
へえぇ...
どうしたの?
うみも川も
雨も雲も
ぜんぶ一緒?
形は違うけど
みんな
同じなの
そっかぁ...
...
何でも
ないわよ
よう
おじさん
元気そう
だな
んー
あ
煙の
おじさん
...もう煙は
嫌じゃねぇのか?
そんなに
.....はい
以前は
日に一升も
水を欲しがり
ましたが
薬が効いた
みたいだな
体温もずいぶん
上がりましたし
今は七合ほどに
減ってきてます
そりゃ
よかった
ありがとう
ございます
あの薬
.....また
いただけ
ますか
...言って
おくが
本来ヒトに
寄生するモノでは
ないから
ヒトとは
そう深く
結びつかないが
蟲が
抜けたわけでは
ないのでね
おそらく
これ以上の効果は
望めない
山椒魚などは
寄生されて
数年経つと
同化して
水に消えてしまう
そういう
でも
厄介な
モノなんだ
...そう...
あの子は
大丈夫なん
でしょう...?
おそらく
それでよければ
また頃合を見て
薬を持って来る
薬で影響を
抑えながら
現状を保てる
はずだ
次いつ
来る?
ま薬代は
安くしとくよ
...そうね
それで
充分...
おじさん
おじさん
じゃねぇ
んー?
秋口だ
じゃあな
おれ
おぼれたこと
ないよ
もう
溺れんなよ
ウソつけ
忘れてんだよ
おーい
ユウタ!
じゃあ
またね
涌太
中へ
入ってなさい
ん...
...
喉が
渇いたの?
川は
だめよ!
どうした
の
...いかなきゃ
...何
言って...
待ちなさい!!
涌太!!
ギンコ
さん!
...涌太
どこ!?
...ここらが
長雨だと
聞いてな
このままだと
鉄砲水が来る
危険も
伴うが
うまくいきゃ
雨蠱を抜ける
がもしれん
...やるなら
手を貸す
ごめん
ね...
我慢してね
村の皆に
でも...
こうすれば
あんたも
きっと他の子達と
同じになれる...
認めてもらえる
子に.......
...じっと
して!
危ないわ
...なきゃ...
.....何
言ってるの!!
もう
行かなきゃ
やめな
さい!!
絶対に
絶対に
どこへもやらない
から.....!!
...涌太
起きて
.....朝よ
涌太...
返事して
かあちゃん...
よかった
雨
こわかったね
...かあちゃん
どうしたの
もう
こわくないよ
雨曇は抜けた
.....のか
ええ...
そうね
ねえ
かあちゃん
...そう
のど
かわいた
川の水は泥が
混ざっちゃった
から...
山のほうの
井戸まで
行こうか
未だ喉の渇きを
訴える.....
抜けきって
いないのか
...?
どうしたん
です?
おかしい
体がひどく
熱い...!!
!
とにかく
水を
涌太?
涌......
......涌..
どこ...
どこへ消えた
の........
...どこなの
...!?
ねえ
かあちゃん
...
どこからくる?
山の奥の谷から
流れてくるのよ
谷の水
どこからくる?
空の雲から
降ってくるのよ
じゃあ
空の雲は?
うみ?
この川の
行き着く所よ
海から
生まれるのよ
たくさん
水のある所
...どうして....
あの子は...
...あの子は
自分は
溺れた事は無い
と言っていた...
川で溺れた
のは
あんたか
........
.....
はい
...あれは
あの子の
生まれる
十月ほど前の
事です
...何だか今日は
流れが早いな
山で雨が
降ったのかしら
.!!
気が付くと
その後
私は夫の子を
身ごもっている事に
気づきました
私は
岸にいました
けれど
夫は...
深みの底で
見つかりました
胎の中で
無事ていてくれた
事に
心底
感謝しました
もう一息だよ
がんばって
そう...
...タキさん
...気の毒
だけど...
...冷たい
赤子でした
!!
...けれど
その子は
確かに
生きていました
皆...おそろしい
と言ったけれど
......胎児は
胎の中で
水に
浸されていて
私は
嬉しかった
普通でない
なりに
どうして...
今になって...
ヒトよりも
蛙や山椒魚...
水の生き物に
近いという
あの子は
これまで生きて
くれてたんです...
その段階で
雨蠱に寄生
された...
.....そして
そのまま
胎内で成長して
いくうちに
分離できないほど
深く深く一体化
してしまった...
あの子が
胎の中で
無事だったのは
私が...
...
まずあんたが
雨蠱に寄生されて
蘇生したからだ
私がそんなモノに
憑かれたせいで...
でなけりゃ
ふたりとも
生きては
いなかったろう
あいつは
生きた
...じゃあ
確かに
ここに
生きていた
うみも川も
雨も雲も
ぜんぶ一緒?
涌太...
あんた
今どこに
いる.....?
そうよ
川かしら
海かしら
形は違っても
皆同じなの
雨かしら
どうしたの
もう
こわくないよ
あんたは
どこにでも
いるんだものね...
...そうだね
やけに晶が
騒がしい...
!
草の菌くさいとね
俺を喰う気なのか
恐れているの
お前は
ただ、見ている
「どうやら
ヒトの子では
あるようだな
緑の目玉に
白い髪
お前の噂は
聞いてるぞ
〝蟲を寄せる
体質を持ち
歩く地に
災いをもたらす
異形の子”
何度か蟲師に
拾われたと
聞くが
また
厄介払いでも
されたか
『何故、蟲を
寄せるままに
しておく
ひとつ所に
留まらなければ
災いは防げる
だろうに
...食ってく
ためだ
俺が蟲を寄せて
蟲師が治す
...それが時々
手に負えねぇ
事になる
俺はスグロ
.....
お前を拾ったのは
そういう輩ばかり
...ってわけか
この山で
蟲師をやってる
どら
ほぉ
この高に
トコヤミが
とらわれてる
お前
トコヤミに
のまれた事が
あるな
...トコヤミ?
他の蟲師は
言わなかったか
それで体質が
変わっちまった
のか
闇の姿を
した蟲だ
ある時期から
昔の記憶が
無いだろう
じゃあそれを
取り出せば
...
あれは
記憶も喰う
この体質も
なくなるのか
そいつはお前に
とらわれてる
だけだ
蟲を寄せるのは
あくまでお前だ
トコヤミが
蟲を寄せる
わけじゃない
...そういう者は
稀にいるが
それを治す術は
誰も持たない
気の毒だが
受け入れる他
無い
まぁ
蟲は散らして
おいた
数日は
もつだろう
また
行き倒れんよう
体力つけていけ
...ここは
光脈筋?
ああ
そうだ
...そんなに
見張らずとも
...じゃあ
あれはヌシ
か...
ここに
居座ったりは
しねぇよ...
ギンコ
だったな
歩けそうなら
付いてこい
基本的な
薬草ぐらいは
覚えたのか
...多少は
この山の草は
薬効が高い
いくらか
持ってけ
蟲除けの煙草の
作り方も
覚えて行け
周囲への
影響を弱める
だけじゃない
お前自身を
蟲患いから
守ってもくれる
美しい所だろう
ここは
長居はさせて
やれんが
たまに訪ねる
ぐらいなら
ヌシ殿も
文句は
言うまいよ
よォ
スグロ
やあ
見かけねぇ子供
連れてんなァ
いや何
少しの間
面倒を見る
事になった
まぁ
弟子みたいな
もんだ
ほれ
あいさつ
しねぇか
どうも
...そうかい
そりゃ
しっかり
やんな
ところで
どうだ
新しいヌシの
ほうは
もう生まれても
いいんじゃないのか
...いや
まだだ
なァ
我々が
心配せずとも
なぁに心配
いらねえよ
毎年花は咲くし
実をつける
それが理と
いうものだ
......新しい
ヌシって
どういう事?
ヌシにも
寿命って
もんはある
この山のヌシは
もうかなりの
老齢でな
だがまだ次の
スシらしきモノが
見当たらない
ヌシの座に
空白ができれば
山は荒む
それを皆
心配してるのさ
...現れ
なかったら
どうなる?
言ったろう
....やがて
世は滅ぶ
それは
春になっても花が
一輪も咲かないのと
同じ事
山と理とが
深く結ばれて
いる事の
ヌシというのは
理の表れた
証だ
スジの監視が
よくなってる
おそらく
ヌシが
死んだ
どうしたの
山を
見てくる
お前は
ここにいろ
...俺が
来たから?
.....
寿命だと
言ったろう
だがまだ
次のヌシが
現れてない
山が
不安定な間は
お前はここを
動くな
いいな
...何だ
あれ...
もしかして...
ヌシの...卵...?
...すごい...
ちゃんと...
生まれたんだ...
ヌシの力が
この中に
在るのが
...俺とは
正反対の
選ばれ
自分のものに
きるんじゃな
何を考えて
ノカな
...何だ
これは
どうしよう
どうしたら...
...スグロ
スグロ......
すあ
光が...
弱くなってる
このままじゃ
生きてた
のか
ヌシ...?
なあ.....っ
教えてくれ
どうしたら
待って
くれよ
なあ....っ
ヌシは何でも
知ってるん
だろ
何だって
するから...
俺は
どうなったって
いいから....!!
全部
元に
戻るなら
光脈.....
ヌシ
待ってくれ
そんな...
...
もともと俺に
居ていい場所
なんて無いんだ
ぅあ.....っ
トコヤミが
.....やめろ...!
何で
お前は.....
俺の邪魔ばかり
するんだ...
...そっか
お前
生きていたい
のか
戻れ後と言ったのが
戻ってもいいのか...
ギンコ
!!
お前...
無事か
...おい
どうした
...
そうか
この山は
とうぶん
閉じねば
ならんな...
理は消えて
しまったの?
この山は...
どうなるの?
お前が
会ったモノ
こそが
理だよ
地表に
現れる花が
ヌシなら
彼らがヌシの命を
受け取ったのなら
いつかまた
ヌシは現れる
だろう
彼らは根
さぁ
もう旅の
支度をしろ
俺は
お前を
許すわけには
いかない
もう二度と
お前には
会わん
ふう
今日は
ここらで
休むか
.....もう
二度と
お前には
会わん
お前もだ
.....だが...
忘れるな
この世に
居てはならない
場所など
誰にも無い
理に
戻る事を
許されたんだ
この世のすべてが
お前の居るべき
場所なんだ
ぼ蟲師ゞ
あとかき
タ方になると
上家にいるのに帰らなくちゃ
あいとまとまずいと言いだすと、
いうのは、認知症のあるわれのう
だろうです。昔に意識が戻っているだと
という事ですが、今一緒に暮らしている者の
どこはとも切ない事だと思います!!
「たくがい時というのは人々心に
「夜中を吹くと、
蛇が出る」といいますが、
他にも泥棒や電車と
いたりもするう少女の子は全て思います。
夜に浮かれてるな。という事なのでしょうが、
登させねぇかつ南吹きたくなるじゃ
そう気がする。だからこそんな俺でしょう。
残り糸ェ
>巻でも、あまに取って下さり、
ありがとうございてス。
井戸の床が
「要界小とつながっている
いう考えは
さくからあった
よぅです。
まるで無のせ
男のような
強く働く力があるの
だと思います。
風呂を立つ。
士空天の里生
土曜天の日生
地の床こから
こんこん、地上の
水とは全く違う温度。
の兆が湧き出て来るという
のはぜちゃんにとてはさぞかし
不思議な事だったでしょうね。
しかしこの「世界
それは立ち上の
後、ギンコがとのようにして今のギシュになったのか
今日まで押し込み方よないと迷っていましたが、
やはりどう撫を受けたのか、描きたい
と思いました。他の雑誌でしたが俺はこれだった。
それではまた次のお出にて
日見える事も祈りつつ。
水鶏石む
母の実家
のそばの川に、
龍ログッうここで呼ばれる
深みがあります。そこはある。
水難事故のあった場所で、真上
に古い神社もあり子供だとても
も怖い場所でした。そこかイメン
?元になっています。
昔の医
感謝
やよいちゃん
林M加aよにー、
陽子ちゃん来
アフタヌーンKCR
蟲師☉
二〇〇八年二月二一十二目第一刷発行
定価はカバーに表示してあります。
者
え
発行所
発行者「五十嵐隆夫
うるー
漆原友紀
そういえば、
株式会社講談社
東京都文京区音求2-12
郵便番号山i8001
...
編集部東京(03)539513463
...
「図書印刷株式会社
日用の
本文製版所・豊臣日刷株式会社
【本所】「株式会社の社フォーネットは
販売部東京OS5395-3608
装、幀っ住吉昭人【フェイク・グラフィックス】
泉栄一郎今ェイク・グラフィックス)
講談社
[本書の無断複写(コピートンは著作権法上での例外を除き、禁じられています』
落丁本,乱丁本は購入書店名を明記のうえ、小社業務部宛にお送りください。
送料小社負担にてお取り替え、たします(電話(3-5305-300)!
なお、この本についてのお問いここではスンローバーな合わせはアフタヌーこの編集部列にお願いいたします。
◎YUKIURL「SHIBARA:2018
アフタヌーンKC488
N.D.C.726.235.18cm
ISBN978-4-06-314488-8
Printedin.rapan
「残り紅」
「風巻立つ」
「壷天の星」
「水碧む」
「草の歯」
編集部では、この作品に対する皆様のご意見・ご感想をお待ちしております。
また、今後「アフタヌーンKC」また、これからアンションにまとめてほしい作品がありましたら、こんなことだけど、編集部までお知らせください。
なお、お送りいただいいたお手紙・おハガキは、
ご記入いただいた個人情報を含め、で著者にお渡しすることがありますので、
あらかじめご了解のうえ、お送りください。
初出
月刊アフタヌーン2006年12月号
月刊アフタヌーン2007年-4月号
月刊アフタヌーン2007年6月号
月刊アフタヌーン2007年8月号
月刊アフタヌーン2007年10月号
〒112-8001東京都文京区音羽2-12-21
講談社「アフタヌーン1...編集部アフターンKC係
雑誌55723-88
ISBN978-4--O6-314488-8
C9979-¥590E<(0)
アフタヌーンKC講談ね
「9299790009年9月29日
はい...
昨年、月食を初めて見ました。
あの月の欠けてる部分は地球の影だよなあ。
と思った時、
うわ、私はほんとに地球という星の上に
いるんだ、と感じました。
影によって、本体の姿や
強く感じられた
「あれ...」
紅立ののむ
り...巻.天、碧
残嵐壷水草
...
石の
漆原友紀
虫球・
家原友紀
タイで「アフタヌフリのマンガを読もう!!
類なき幻想世界、そこに脈打
講談社。
軽き五編に溢れる最新巻、ついに現出。
実ですでもない、不確な奴が一つ暮らし始まるので、どこの人物質を持っています。
昼ぐも夜でもない、不眠のな刻ふたつの人影が重なる時、永く眠く夕暮れ。池に長く延びっていた闇が目を醒ます
凪の海で帆を揺らす船。意の危うまり生けコがきになくままにご蟲”を繰り風を呼ぶ心に地平を目る為に
心に地平を見る為に
残り紅
風巻立つ
全作品2016年10K♪
輝きひとつ見えぬ夜空、しかし頭上にのみ散らばる幾多の星。
お試しにいいかなります。異質な間と懐かしさ光を
確かに、それはよいのでは強い、少女は見上げていた。
水に呼ばれ、自らも水を欲し一かの者は、求め続ける。
水に引きれば、自分でも胎内での記憶に呼ばれたかのように、しかしながらしくなった、しっかし彷徨うよう
それは何処であったか、何時であ出し上へのご両手をったか。白き髪と緑の目を持っていた。
そして己が居るべき処に願っす光が
『蟲師!第9巻表紙イラストの
デジタルトレカをGET!
携帯データメン
帯♥
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http://aftm.jp
まぁ、400円(税込)できましょう(金)全公式HP_tter/WorkProm年齢があり、発売元、株式会社の上のSPOPSERI/Camerd
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「フタヌーンKC-488
虫蝋
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漆原友紀
...
漆原友紀
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