「原作」山川直輝

「漫画」朝基まさに

YOUNG-MAGAZNEKC

「"HOME,HER,

.40RIYAMAK--

MASASHIIASIIISAKI

「原作」山川直輝

[漫画]朝基まざし

YOUNGJMAGAZNEKC

...

WirHOMEWEHERU

いいのですね。いつも、YANAK...

...っ、いいやいやぁ、あれふらんくん

mrionにimo.COHTENTS

第12話「里帰り」

第123話屋根裏

第12話「見落とし

第120話すまない

第19話オガミメご降臨

第18話「祭りの始まり」

第117話「本心」

第115話ありがとう

第116話「天罰」

ありがとう

第115話

帰ってきた

窪さーん?

窪さんは

志野さんと電話中だ

電話!?

そうか...

ここまで来ると

電波がつながってるのか

申し訳ない

銃と無線を

取られてしまって...

次の仕事?

窪さんはたぶん

次の仕事で挽回すれば

許してくれるんで

ま...

しゃーないす

!?

ビデオ通話...

甲斐さんからだ

俺たちの次の仕事は

教祖の拉致です

...

これは...!!

...という算段で

おこなう予定です

あ..ちょうど

窪さんも...

窪!!

志野さんとは

なんの話をしてたんですか?

ん...?

窪...

ビデオ通話か...

え?

相手は誰だ?

!!

爆弾のガキ?

やはり...お前の

差し金だったんだな

...

殺したんじゃ

なかったのか?

えっ..?

甲斐さん

・?

どういう

ことすか?

答えろ

このガキは今

どこにいる?

う...

うわぁあぁぁっ!

ん...?

あー

小沢謙信...

小沢...?

なるほどな...

7年..いやもう

8年前か?

その頃殺したターゲットに

そんな名前の息子がいたな

知っている...!?

覚えられてる!?

よく俺が殺したって

わかったな?

見てたのか?

しかし

長かったな

よく今まで

その復讐心を

保ち続けたよ

面白い

こんなことは

初めてだ...

こんな日がいつか

来ることは...

メリ

メリッ

メ!!

俺が殺し屋を始めてからの

夢の一つだった

本当にうれしい

メリ

メリ

メリッ

本当にありがとう

けっ...

謙信くんっ...!

逃げろっ...!!

逃げろっ...!!

ボキッ

はぁっ...

はっ...

はぁっ

お...?

ちゃんと切らずに

見届けたようだな

お前は金霊をもって

返り討ちにする

必ず見つけ出して

殺す

怪我で痛いだろうけど

頑張って逃げろよ?

偉いぞ

ガキ

えげつねー!

こんなん

チビるわ!

はぁーっはっは!

絶対

心折れてる!

...

村人...?

!?

...誰だ?

テツさん...!?

小沢...

生きてたのか...

どうしたんですか?

その服...

民家から

盗んできた

そんなことより

キミの荷物を

貸してくれないか?

村人に紛れるためと

...何より靴が

ほしかったから

いいですよ...

僕はもう動けないので

全部持って行っても

てゆーか死んでたら

そのまま持って行く

つもりだったでしょ

どうやって

ここを?

Wi-Fiの電源を探して

歩き回っただけだよ

っく...

ぐすっ...

小沢...?

泣いてるのか..?

甲斐さんが...

殺されました...

窪にっ...!!

あの人が!?

窪たちは...

今山の中腹まで

下りていて...

これから村の祭りが

終わるのを待ってから

教祖を拉致するようです...

そうか...

...窪は...

あいつっ...!

「ありがとう」って...!!

僕たちの8年間を...

絶対に...っ!!

ありがとう」ってっ...!!

許さないっ...!!

え?

もし動けるんなら

...手伝わないか?

...

バイクリスマスの

いいですけどそんな

インターネットではなく、

...

いや...いいじゃなくてもいい

でもそれはそういうことはなく、

...そうでもいいじゃない

アイドルバイトルの

けれどけどなんとか、

それはそうですができませんでしょうか

...

フィーナーフォーマーション

ファッシュファーニング!!

ファンファッショーニングの

窪を殺すために

それはそれじゃないので、

それでもいいのですが、それはそれだけで

キミにできる

仕事があるんだけど

前回はおっ

これまではまだまだおまえに

実は、この時期はまだまだ

そして、これまでもいいでしょうかもしれませんでした。

そういえば、これまではなく、

それはそうですね。それでも

それでも、これは

僕に何が

できるんです...?

こんな体で...

天罰

第116話

でも..まずは

充電器ない?

できることは

ある

携帯の充電

切れそうで

リュックの

ポケットに...

ああ

これか

でもこの村じゃ

充電できてもあんまり

役に立たないんじゃ..?

うん..それでも

連絡手段の可能性

としてキープは...

くそっ機種が違うから

コネクタが合わないな...

何かいい手は...

歌仙さんコネクタ

持ってきてないかな?

歌仙さんの荷物は

どこにあるんだ?

歌仙さんと僕の

機種は一緒だから

さっきの神社には

見当たらなかったけど

村に携帯は

持ってきてるはず...

あれ?

どういうことだ?

僕は東京から

何度か...

歌仙さんに

電話をかけてるはず!?

なんでこんなこと今まで

気づかなかったんだ!?

歌仙さん村の外から

かけてたのか?

それとも..もし

この村の中に

携帯の繋がる

場所があるんだと

したら...!?

あの罪深い者たちは

なんとかなりそうか?

次郎

あぁ

村は出たけど

まだ検問には

引っかかっていない

そうか...

我々の祈りで

改心させてやれなかったのは、

...胸が痛む思いだ

...そうだな

万一に備えて

洋二には祭り周辺の

警護をさせるよ

あら...

次郎さん

天照...

お身体の...

具合はどうですか?

...薬物と

死の臭い

俺は

天照と結婚して

宗教団体を

創ろうと思っている

は?

聞いてくれ

本当なんだ!

天照は

すごいんだよ

またあの女の

話かよ...

あいつは神と

対話できる!

人の運命を知り

運命を変える方法を

知ってるんだ

たぶらかされてんだよ

聡子さんとの間の子供は

どうすんだよ?

そうよ!

あなたたち...

結婚するんじゃ

なかったの?

娘は引き取る!

聡子と話をつけた

胡蝶と名付ける

つもりだ

5代続いた

呉服屋はどう

するんだよ?

あんたは

当主だぞ?

心配かけて悪いな...

大丈夫だよ次郎

兄のことを

尊敬していた

そのこともちゃんと

考えてる!

理想主義者で

商才はなくても

人を惹き付ける力があった

人付き合いの苦手な

俺と違い友達が多かった

今の兄は女にハマって

いろんなものが見えなく

なっているが...

やがて過ちに

気付くだろう

だが間違っていたのは

俺の方だった

深刻な公害問題

石油危機による

経済の混乱

チリ糸トイレットパー

お二人様一個限りです

奇しくも国の情勢に

後押しされるように

自然回帰を唱える教団は

急速な拡大成長を遂げた

天照を神の使者と信じる

人間は日ごとに増え

社会情報を遮断した

教団の孤立化は進んだ

そう

確かに天照は

運命を変える力を

持っていた

天照が郷一郎と

出会ったことで

鳥栖家全員の運命が

大きく変わった

やがて郷一郎は

信者だけの住む村で

嫌なものが何一つ

視界に入らない...

あの二人の考える

一理想の世界」を実現

した

大きくなったカルト教団には

無数の敵が現れ始める

兄は俺にそれらを

排除する仕事を命じた

兄と天照の失敗を

誰よりも願ったはずの

俺が

その失敗の種を

取り除く仕事を

することになった

やがて裏社会で培った

知恵やコネ

村の外に住む教団員の

コネを活かし

かっ

違法動植物の密売や

マネロンを始めた

裏社会部門の売上は、

年々増えていき

教団の一翼を担う

までになった

あれから何十年...

聡子とお見合いするまで

童貞だったあの男が今や

信者の女を抱きまくって

子供をボコボコ産ませて

誰もあいつを否定するヤツのいない

この小さな王国の王様になって

あいつの自尊心は

肥大化している

もう

ついていけねえ

郷一郎

俺は抜けるぞ

は?

何を言っている?

オガミメに守られた

この神聖な村を抜け

悪しき外の世界に出て

どうやって生きて

いくつもりだ?

...ふ...

神と教団を見捨てた

お前らを助ける者は

誰もおらんぞ?

助けが必要なのは

俺じゃねえ...

お前らだ!

今までお前らを

助けてきたのは

神でもオガミメでもねぇ!

俺たちだ!

俺たちの...

「金」と「力」だ

半世紀ちかく

かかったか

喧嘩別れできて

清々したと思った

これから外の世界で

俺たちは別々に

生きていくんだと

だが

その日の夜

何者かによって

俺と妻と洋二の食事に

毒が盛られ

三人は二日間

地獄の腹痛で寝込んだ

食中毒だって?

大丈夫か?

次郎...

早かったなあ

...天罰

でも...まぁ

悪行を口にしただけで

まだ実行したわけじゃ

なかったから

この程度の天罰で

済んだのかもしれん

一度と神に背かないように

お前と洋二の金は

俺が預かっておく

今はよく休め

は!?

ふざけるな

...!

金を返しやがれ!

まるで外の世界の

人間のようだな

神に逆らった上に

そんなことまで言うのか?

お前は金の亡者が

預かった金は俺しか

知らない場所に隠す

お前のためだよ

....!

次に神に逆らって

天罰でお前が死んだら

俺が悲しいだろ?

...

抜けようとして悪かった

...もう二度と思わないし

信仰に逆らったりしない

代わりに俺が

この村の王に君臨する

機を見てお前に

取って代わって

俺たちから奪った金を

全て取り戻させてもらう

でも...

どうやって?

この村が宗教から

抜け出すのは不可能だ

大事なのは

オガミメ...

歌仙と零花

死ぬオガミメではなく

未来のオガミメ

まず

オガミメを

郷一郎から

奪う

あいつ...

マジか...

万一に備えて

洋二さんたちが

零花さんの護衛に

いらっしゃいました

ちょっと

逃げにくくなったな..

第119話」おわり

零花ちゃん

調子はどうだ?

第117話

本心

二人きりで

話せないか?

え?

なんで?

...

嫌だけど

洋二さん

私も同行して

構いませんか?

あ...

いやぁ...

だめだ

我々は天照様の命で

零花さんと共にいます

我々の耳は天照様の耳

何か天照様の志に反する

話でもするんですが?

あ?

頼む...

向こうで話そう

家族三人で平和に

暮らしたいだろ?

わかった..

一応聞く

零花さん!?

..洋二さん

手短にお願いしますよ。

話って?

今すぐじゃないが

近々お前の力を借りたい

なんで?

なんで..って

いいか?

お前とお前の母親...

オガミメはこの村の

要だ

オガミメとして俺たちに

協力しろ

そしたら

自由にしてやる

信用できない

この前お父さんとお母さんを

離婚させようとしてたよね?

...ああ

お前の爺さんに言われて

やってただけだ

すまなかった

ふーん...?

で?協力って

何をやれって?

お前にやってほしいことは

たった一つだ

本当かなあ

...?

郷一郎と俺たちが

対立したら

俺たちにつけ

俺たちの言動に

オガミメのお墨付きが

ほしいだけだ

俺たちが勝ったら

タイミングを見て

お前たち家族を

解放する

それがもし

本当なら...

何もしなくても

自由になれるってこと

でも...

信じるには

怖いかな?

どうせ

半グレが来るんだし、

今日逃げる

これは決定!

考えるのはやめよう

ま..

考えとく〈嘘〉

しばらくがっつり

お前を見張るからな

えっ?

...なんで?

お前の護衛が

俺の役目だ

それに

前科があるだろ?

また逃げたら

かなわんからな

キモいんですけど

くそっ...

本当に逃げれんの

かな...?

なんの話でした?

たいした話じゃないよ

親族関係の...

あまり嘘は

つかないほうがいいですよ

え?

教典に違反します

あなたはオガミメに

なるんですよ?

洋二さんたちは本来

宗教関係には口出しを

しないことが慣例でした。

なぜここで零花さんを

自分たち側に抱き込もうと

したんでしょうか...

聞こえてたの?

いえ...?

唇を読んだだけです

えっ!?

次に何か言われたら

私に教えてください

私があなたを

お守りします

言うわけねーし..

「祖母の耳」に

外に出たついでに

もう一度祭りの行程を

おさらいしましょう

天照様歌仙様

零花さんは一緒に

入場し

こちらの高座に

上がってもらいます

始まりから終わりまでの

数時間祭りの場に居続けて

もらわなくてはなりません

お手洗いは事前に

済ませておいてください

私たち付き人や護衛は

高座の裏で控えて

います

村の人間は基本的に

全員祭りに参加なので

ものすごい人数が

ステージ前に集まります

逆に祭りが

始まってしまえば

村から人が

いなくなる...

ずっと大勢の村人たちに

囲まれている状況で

誰一人にも気付かれずに

姿を消すのが条件になる

逃げるタイミングは

やっぱりそこなんだ

けど...

見つかった瞬間

村人全員から追われる

ことになるだろうから...

逃げたのがバレるまでに

最低5分はほしい...

5分あれば

なんとか逃げ切れる

...

...か...?

無理だな...

ま...

誰がどう考えても

無理ってところが

逆に狙い目...

あ...

梨田さん

今朝言ってた話

なんですけど...

...はい!

はい

準備できて

ますか?

東京から歌仙さんに

電話した...

その時歌仙さんは

どこにいたんだ...?

そういえば...

ノイズのような音が

入っていた気がする...

あのノイズ...

今思えば

滝の音だったんじゃ

ないのか...!?

再会したのも

あの場所だし...

くそっ...

祭りの準備で

人が多いな

滝は...

鳥居をくぐって

神社の階段を上らず、

まっすぐ...

充電が

切れてる...!

蔵...?

ギ..

ここは...?

あのカバンは...

歌仙さんの?

カサカサッ

実家じゃ

なくて...

...

歌仙さんの

携帯...も

切れてる

こんなところで

寝泊まりさせ

られてたのか!?

あった!

これで小沢の

充電器が使える

一本だけど

アンテナが立ったぞ!

やっぱり

ここだったのか

でも

どうして?

電波塔が

近くにあるのか?

一旦小沢に

連絡しておこう

これで計画は...

今神社近くの滝にいる

なんとか電波が入る

.....

電波が通じる

...

もし...今

警察を呼んだら....どうなる...!?

これから僕が

やろうとしている...

大きな犯罪に手を

染めなくて済む...

半グレを逮捕できるんなら、

...

教団も...

薬物使用の跡が

あった

事情を話せば

...

零花と歌仙さんは

無事に保護される

はず...

僕は捕まってしまうかも

しれないけど...

それでいいじゃないか

大きな犯罪を重ねるよりは

...そっちの方がベストだ

11

番号を選択

3DE

警察が対応できるのは

半グレだけ...

薬物使用は

現行犯じゃない限り

義父の所持品と

認めさせるのは難しい

かもしれない

歌仙さんを

村から救うことはできない

警察は呼ばない

いや...

そうか...

それは...

言い訳だ

僕は...

本心は...

郷一

郎を殺し

したいんだ

117話「おわり

第118話

祭りの始まり

どうしたの?

歌仙様が

山から下りられました

いよいよ

お祭りですね!

お母さん...!?

お母さん大丈夫?

フラフラしてない?

天と繋がるための薬草を

取り入れたのでしょう。

薬草?

何それ...?

あれは...

私たちもはっきりとは...

ああ...

ありがとうございます

天にお住まいの方々...

私たちに歌仙様を

戻していただいて...

いよいよですね

歌仙様が二十数年ぶりに

オガミメに復帰します

昔の記憶は

私にはありませんが...

降霊の分野においては、

天照様以上の才能を

お持ちだったとか

その歌仙様が

この村に戻られて...

さらにその娘である零花さんも

これからオガミメに

なっていく予定で

ならねーし...

本当にこの村には

明るい未来しか見えません...

未来?

明るい?

あたしがこの教団を

終わらせてやる...!

絶対に許さない...

せいぜい楽しめ

村の連中が疲弊すれば

するほど

教祖の拉致は容易に

なっていく...

いよいよか...

歌仙さん...

零花...

もう...

終わらせる

終わらせて

みせる...

二人の未来に

僕はもう...

一緒にはいられないかも

しれないけど...

この世界で

どれだけ...

幸せだっただろう

あの日から...

僕の唯一の

家族

壊れてしまった

僕はずっと...

後悔をしながら

個度も何度も同じ懺悔を

繰り返している

ああ...

今ならわかる

子供・いるぅ?

あ..はい

...もし...

子供が

誰かに怪我させられたり

酷い目に遭ってるんなら

どうするぅ?

.!!

僕は相手を殺すだろうね...

家族もろとも皆殺しにする...

大切だからといって

他の人を

殺害するのは...

社会的に...

正しいかどうかぁ?

そうだねぇ..でも...

割り切れないよねぇ..?

誰だって...

自分の好きな人が

目の前にいて...

嫌いな人は視界の外..

それが幸福

でしょう?

僕たちの

気持ちは

一緒だ

似たところが

またあったねぇ...?

何も

言い返せない

零花と

歌仙さんを失ったら

生き続ける意味なんて

持てない

お母さん!

やっと会え...

歌仙様」でしょう?

歌仙はお前の

母親である前に

オガミメなのです

自覚を持ちなさい

零花

.....

オガミメ(天照・歌山)と

その見習い〈零花〉は

付き人たちの演奏のもと

神社を出発し

一時間かけて村を一周して

戻ってくる

村の隅々にまで

この「喜びの音」を

伝えるのである

体力的に

神社まで行けない信者にも

顔見せをしつつ

南無我らの教典を

南無彼らの御言葉を

南無我らの教典を

南無彼らの御言葉を

80

本年は

いろいろな

ことがあった

天照が病に

侵されたことは

皆の懸案事項だろう

昨日は外の世界から

犯罪者集団もやってきた

次郎。洋二を中心とした

守護者たちによって

なんとか整退はできたが

彼らは平和を手に入れた

この村が妬ましくて

憎いのである

歌仙はそんな外の世界を

救うために一時期

村を離れていた

そして

この村の危機を聞きつけ

戻ってきてくれた

この村は外の悪魔共のせいで、

かつてない脅威にさらされている

「我々は被害者」

カルト集団に限らず、

意思統一の話法として、

広く使われている

だが!

これは我々に対する

試練なのである!

今こそオガミメを信じて

皆で団結しよう!

今日復帰する

新たなオガミメ

コ...

っ!!

!!

コン

...

2.

歌側と共に!

私のお母さんは

天然で...

でもどこか

頼りがいがあって...

オガミメご降臨

第119話

料理の味は大体

いつも薄い...

世界でたった一人の

私のお母さんだ

コン

!!

コン

...

!!

めちゃ怖っ...

私が絶対に

...こ.

♪今宵い〜

助けるから

台本で祭りの進行は

把握している

歌側様がオガミメにぃ〜

なられま〜すぅ〜

憧れの母とそして、

祖母のようにぃ〜

なれる目を目指〜しぃ〜

日々鍛錬に励みます

~~~

今宵は皆さんと共にぃ〜

歌価様の勇姿を

拝見致しまぁ〜す〜

これで一応あたしの

一個目の役割は

終わり...

祭りにこれだけ人が

集まってる分...

今村の中は

警戒が手薄...

この祭りが終わるまでの

間に...

逃げるチャンスは

絶対ある!

では

共に祈りを捧げましょう。

宗教の「祈り」には

いくつか種類がある

この教団で行われる祈りは

うぉぉ...

空気揺れる

でかっ

声っ!

同じリズムを刻み続ける

太鼓や笛の音に合わせて

全員で

同じ文言を

大声で長時間唱え

続けるというもの

怖っ!!

ヤバっ!!

太鼓や笛の演奏の下

大声で唱え続けることで

テンションを上げ

共通の言葉を

集団で唱え続けることにより、

体感を

これを延々と続ける事により、

疲労や酸火で

思考力を低下させ

分泌されたエンドルフィン等で

奇跡の体感を

得やすくしている

長っ...!

わかってたけど...

全然終わんなっ...!

二時間近く続いた

祈りが終わり...

やっと...

疲れた...

でも...

ここから先は

隙さえあれば...

山車に乗るのは

現オガミメだけです

零花さんは

我々と一緒に

こちらへ

挨拶よかったよ

ちょっと...

ペース速っ!

まだ足しびれて

るんだけど!?

はぁ...

はぁ...

逃げるの

さすがに無理だわ...

この人数後ろにいたら...

でも...

チャンスは絶対

ある...!

梨田さん:

梨田さんは

どこ...?

...はず!

あぁ...

嘆かわしや嘆かねし

人の世は地獄

お母さん...

我はもう

何も見ず

何も聞かず

口を閉ざす

お母さんが出てくる

演奏を再開

...

生まれ変わりの

演出...

皆が嘆いて...

出て...

あれっ?

長くない!?

大丈夫!?

...

事故ってない

!?

[201

笑ってんじゃ

ねーよ...

その時間は

ただただ

長く感じた

ほっ

何他人の

お母さんを

勝手に

「死なない」キャラに

してんだよ...

ああ夏ばしや喜ばし

大丈夫だよ

お母さん

私が...

天の岩戸をお開きになりて

お母さんも

お父さんも

新たなオガミメご降臨

二人ともきっと

助けるから

もうちょっとだけ

待ってて...!

ああ言ばしや喜ばし

天の岩戸をお開きになりて

新たなオガミメご降臨

ああ喜ばしや言ばし

天の岩戸をお開きになりて

新たなオガミメご降臨

ああ夏はしや喜ばし

天の岩戸を

お開きになりて

新たなオガミメご降臨

美しいだろう?

お前の母親は

次はお前がここに

立つんだ

私はもう余命短く

お前に託せるものが少ない

共に祈えて良かった

母を通して私の意思を

受け取りなさい

...な?

この祭りを共に祝えたお前は、

もう完全に村の一員だ

零花

...!?

お前は

付き人の...!?

れっ..零花さんが...!!

その...

ち・違うんです!

第119話」おわり

はっ

第120話

すまない

はあっ

はっ

はっ

零花は

頬の内側を噛み切り

血液を唾液と混ぜながら

口の中に溜めていた

口腔内は血管が多く、

傷もふさがりにくい

同じ場所を何度も噛んで

口の中が鉄の味に

染まるのを待ち...

梨田を見つけ

...

そういうことで、

人の視線が

祭りのイベントに集中する

タイミングを見計らって

梨田を呼ぶ

零..

零...

シッ

こっち来て

...

...

梨田さんごめん!

やっぱり言ってた通り

今日生理きた!

大変!

大事な白装束が!!

...

...

はい

ここに

お願いしてた

着替えは...?

すぐに

着替えるから

白装束の下に...

普段使いのお召し物

ですか?

ちょっと

寒かったから

下にもう一枚

着てただけ!

神聖な白装束の下に

あ!

痛い...

えっ!

大丈夫ですか?

零花さん

痛っ!

どうしましょう...

お腹痛く

なってきちゃった

わかんない...

痛い...

ごめん梨田さん

一旦こっちの...

汚れてる方を着て

あたしのふりして

お祭り出てて...

えっ!?

零花さんのフリを?

私が?

少しだから!

少しジッとしてれば

おさまると思うから!

いやでも...

少しの間だけ!

お願い!

急いで意いで!

で..でも...

...

今あたしが

いないってなったら

大変なことになるでしょ!?

そういうことで、

そういうことで、

そういうことで、

えっ..

お祭りが...!?

私のせいで

??

あたしと梨田さんのせいで

祭りが失敗したら大変だよ!?

そうだよ!

だから急いで!!

え..?

は..はい

その髪も

ほどいて!!

は..

はい!

零花が着ているはずの

白装束を着た雰囲が戻る。

...

何人かの村人は

岩の裏に二人が行く様子を

目撃していたが...

...

...

...

零花(の格好をした梨田)が

すぐに戻ってきたため

再び祭りのイベントに

興味を戻した

いなくなったことに

気がつくまで

9分を要する

川に沿ってその場から離れる

零花の目撃者はおらず

!?

お前は..?

逃げた!?

零花が!?

すみません

最初に動いたのは

洋一

距離をとって警戒は

してたんですけど...

まさか途中で

入れ替わってるとは...

くそっ...

捜しに行くぞ!

同時に付き人である

月夜見の動きを探ろうと

視線を巡らすが

姿を見つけられず、

取り押さえなさい!

祭りは中断です!

零花を捜しなさい!!

この祭りに

泥を塗るなんて!

違法薬物の煙を

大量に吸いこんで

前後不覚の歌仙は

幻の中で叫ぶ

全く...

あの親にして

この子ありね

零花ちゃん!?

零花ちゃんが

どうしたの!?

懐かしいな

え?

楽しんでる

場合ですか?

...まるで

昔の歌仙だ!

だから零花も歌仙のように

いつか教えを正しく理解する日が

必ず来る!

それまで我々は

いつも通り皆で

連れ戻そうじゃないか!

ははは

そうですな

まるで昔だ

昔を知る村人たちは

郷一郎の檄で

若者たちは

天照の号令で

零花の大捜索が

始まる

...何が起きた?

わかりません

ですがおそらく

トラブルです

上からは

どんな感じですか?

村中の人間が何かを

捜してそこら中

歩き回ってる

お前ら...今は

潜伏場所から出るな

動くと危険だ

待機していろ

はい!

何が

起きた..?

祭りは終わったのが

確かスケジュールでは

あと一時間ぐらい

あるはずだけど...

バタバタしてる...

何かトラブルか?

とりあえず

小沢に連絡しよう

シュコッ

..くっ...

ふうっ

...ふうっ

...!!

哲雄は

麦わらを目深に被り、

人混みに紛れ込む

そこでようやく

村人の会話が聞こえ

事態を把握する

零花が逃げたのか...!?

大丈夫か...?

逃げ切れればいいけど...

捕まったら...

昔の僕みたいに

閉じ込められるかも

しれないな...

僕は...

すまない

今は助けに行けない

郷一郎の周囲の

人間は

平時よりわずかに

減っていた

じゃあ零花を見つけたら、

すぐに報告するように

わしは皆に指示を

出すため家に待機

しておる

第120話「おわり

村人は

零花不在に気づくのに

9分を要した

捜しなさい!

零花が

いない!?

はぁっ

はぁ

第12回話

見落とし

はぁ

...

はぁ

ただ一人を除いて

...何?

急いでんだけど

...?

何を

怒っているんですか?

祭りに泥を塗り

外の世界恋しさに

逃げ出そうとしている

あなたに怒りたくなるのは

こちらですよ

...あのさ

あの滝に潜った時に

お母さんが死んでたら

どうするつもりだったの?

!?

あぁ...

そんなことで

怒ってるんですか?

そんなこと!?

母を信じていないのは

我々ではなく

あなたですよ?

さ...

駄々をこねてないで

戻りましょう

心配しなくても

オガミメ様は

あんなことでは死にません

は?

...!

零花さ...

!!!

お母さんをっ!

バケモノみたいに

言うんじゃねぇよ!

...バケモノ

ではない

オガミメです

間違いなく

天照様の...

祖母もだよ!

全員私やあんたと

同じただの人なの!!

母がオガミメである

ということではなく

オガミメそのものを疑う。

背信行為ですが、

外の世界で生まれ育ったから、

目が曇っていたとはいえ...

それはさすがに

看過できない

あなたは修行の中で、

真実に気づくべきだった

さぁ

帰りましょう

あなたには

特に厳しい折檻が

待っているでしょう

放しっ

..て...!!

私はただ...

家族と暮らしたい

って言ってるだけ

なのに...!

あんたたち

何がしたいの!?

我々はお救い

したいだけです

人の家族をぐぢゃぐちゃに

して...

あのような

父親がいる外の家に

あなたや歌仙様をこれ以上

置いておくことは

教典の教えに

反しているんです

あのような父親

...?

何かおかしなことでも

あの哲雄という男は

歌仙様を村から連れ出して

堕落させた男です

その子供であるあなたまで

外に毒されてしまった

あなたにもわかっている

はずです

最低の男ですよ

その最低の男の手から

あなたと歌仙様を

お救いするためなら

...

...

多少の危険も

冒しましょう

うう...

くそ

くそっ

ういいい...

暴れないで

ください

136

子供じゃないん

だから!

つっ...

零...!!!

コキッ

ざっ...

!?

けんなぁぁあ!!

零花さん!

肩が外れ...

お父さんは

そんなんじゃない!

あたしのお父さんは

世界一...

カッコいいんだよ!!

!?

あたしのことを

監視してんなら

そんくらい

わかってろ!

月夜見兄弟には

今日から零花さんの

監視と護衛をしてもらう

何か

見落としがあったのか?

やっぱり

変わってる

そんな..

もう疲れたし

ここにする?

高いでしょ?

知りもしないのに

そんな高い店に

入りたくないわ

じゃ..この近くで

知ってる店に行こうかな

どんな所?

会社の同僚と

何度か行ってる

店でね

北海道出身の

店主が地元の

食材にこだわった

...さすがに

化学調味料で

汚染された

食べ物は

なかなか舌が

慣れないな...

おいしい

ひどい話だ

こんな有害な

食生活を送っていたら、

お体を壊しかねない

ここからは

万全を期して

あの鳥栖哲雄に

外の世界を

強いられている

うちに...

あの男から

零花さんと歌仙様を

お守りしないと...

仲いいよね?

二人

邪魔しちゃ

いけないから

ドリンク追加

してくるわ

哲雄さん

あの家から

私を救いだして...

自由を教えてくれて

...

ありがとう

零花の自由は

絶対に...

守ってあげたい...

おかしいな

彼女の実力は

見切っていた

零花に

やられたのか?

負ける要素は

なかったのに

おい

月夜見

何が

あった?

どうして

負けたんだろう

何かが見えて

いなかった...

...のかも...

しれません...

は?転んで

頭でも打ったのか

帰って少し

休みます...

そうしろ!

...

すみません

こっちじゃ

なさそうだ

戻るぞ

そういえば、

そういうことで、

3時間前

...

うん

...

延々と続く

「祈り」の最中に

里帰り

一度

祭りを抜け出し

人気のなくなった

屋敷に潜入を図る

間取り図を作るために

何も

変わってない...

20年前に来た時の

ままだ..

開いてる...?

不用心だな...

郷一郎は

祭りが終われば

必ずここに

戻る..はず...

ゴト...

誰かいるのか

...?

全員祭りに行ったと

思ったけど...

...

ノコギリで

木を切った後の

木くすだ

家の中で..?

畳の上で..?

切ることあるか?

居ない..

木くず?

やわらかい...

ぐにょ

畳の下の床板が

部分的に腐ってる...?

..スッ..

いや..

なくなってるのか!?

村の祭りが終わるのを

待ってから

教祖を拉致する

ようです

半グレか..!?

出入り口を

作るために...!!

半グレが畳の下の床板を

ノコギリで切ってる...!?

当然だ...!!

連中の目的を

考えれば...

僕と同様

その下準備をするのは

祭りの今..!!

そして床板と部屋をつなぐ

出入り口を作り終えたら

どうする...?

戻らずに

床下に留まる..!!

半グレは

今この下にいる...!!

連中と僕の

目的は同じ:

ただ:僕も連中の

ターゲットの一人...

今はマズい!

見つかるわけには

いかない..!

だから

教祖様の忘れ物は

どこだったかな..っと

村人のフリをする..!!

連中は今村人にバレて

トラブルになることは

避けるはずだ...

どこだったかな...

僕ならそうする..!

頼む:出てくるなよ...!?

勝手ロ

キロー

...

それでも、

畳の上を

意識しながら歩くと

複数の部屋の床板が

切られていることがわかった

木くずはまだ

掃除し終わってない

ってことは

まだ作業中:

...

つまり..彼らは

郷一郎の部屋を

突き止めていない

彼らにアドバンテージは

まだない..!!

半グレは今夜

郷一郎を拉致して

交渉の手駒にしようと

している

...

...

だが僕にも

別の目的がある

...

...

僕に与えられている時間は

半グレが動き出すまでの:

その

わずかな時間!

連中が床下にいるなら、

そこ以外に僕は隠れない

と...

となると

屋根裏:

押し入れの

天井とか...

ノコギリで切らなくても

屋根裏への出入り口ぐらい

どこかにあるんじゃないのか

...?

開く...!

この部屋の押し入れの

天井から

屋根裏への

潜入が可能..と

私物がほとんどないのに

押し入れに布団が複数ある

ということは...

この部屋は

鳥栖家ではない人間・

つまり使用人とか来客の

部屋だと予想...

こっちの部屋は

病気療養の感じか

天照の部屋か?

そして郷一郎の

部屋は...

おそらく天照の部屋に

アクセスできる:

天照の部屋

しかす

茶室みたいな部屋

こっちは壺に掛け軸

どっちが郷一郎の部屋

なんだ...!?

8)の部屋

似たような

部屋だな

やはり郷一郎は

自宅に戻る...

外でもチャンスがあればと

思って家で待つという

手段は取らなかったけど...

屋敷の中にいる

半グレはどのタイミングで

動く...!?

祭りが終わり

油断した村人たちの

隙をつき

郷一郎を拉致して

脱出するのがヤツらの

計画だったはず...

でも零花の逃走で

その計画におそらく

狂いが生じている

戦闘慣れした

半グレ集団

数百人の村人に守られた

郷一郎に比べ...

手負いの小沢と

僕のチームは

圧倒的に弱小だ

I58

でもこの状況下では

僕らの小ささが武器になる

僕はこうして

人混みに紛れ込めるけど

拉致から脱出まで考えた場合、

今半グレたちが

自由に動くのは

難しいだろう

だから

半グレたちがよほどの

バカじゃない限り

つまり

深夜!

彼らが動くのは

捜索が一段落した時間

僕はそれまでに計画を

実行しないといけない

祭りが終わって

家の中には

付き人や使用人も

戻ってるはずだ

もう一度屋敷に

潜入しないと...

最小限のリスクで

屋根裏に入れる部屋を

目指すとしたら..

このルート

だけだ!

勝手口...

勝手ロ

一応さっき鍵の

確認はしてあるけど..

よし!

開いてる

の部屋

部屋に

人がいたら終わり..

頼む...

いないでくれ..!

2の部屋のトビラ

いない..!

ハイキッキング

...

けど...

奥の部屋から

知らない女性の声:

使用人が誰か・?

気づかれないよう

通過しないと...

使用

哲雄

でも・目的の部屋には

どうなんだ...!?

たぶん使ってない

部屋のはずだけど

...

ここで誰かと

鉢合わせしたら

終わりだぞ...!?

目的の部屋

考えてても

仕方ない..

本当に誰も

いないのか?

大丈夫か!?

ここにい続けるのも

リスクだ

今行っていい

のか...!?

行っ...

てみるか..!!

◎の部屋へ

進入..!!

奥の部屋は...!?

2)の部屋

いない!!

よし!!

フェルヘックスッ

の部屋

!!

やばっ!

引っかかった!

誰ですか

ちゃんと

閉めなかったのは

全く..

ふうっ..

あっぶ...

...

この匂い

古い木と...

お香の染みた

布団の匂い:

これが歌仙さんの

生まれ育った...

家の匂い:

そうか...

初めてだ..

結婚して..

一度もなかった

これが..

初めての

里帰り:

なんだな...

第123話

屋根裏

音が鳴らないように

天井板には体重をかけず

梁の上を移動する

すみません

零花さんはまだ

見つかって

おりません

会話が

聞こえる

まぁ女の足だ

そのうちなんとか

なるだろう

郷一郎の声

この下か...

どうする?

使用人が起きてる間は

まだ動くのは危ない

...

とにかく人が寝静まる

のを待った方がいいな

焦るな...

だけどそのタイミングは

半グしも狙っている時間:

連中より一歩先に

動かないといけない...

どうやったら

一歩先に動ける?

唯一考えられるのは

「人が起きてるかのような

音を出せば半クレも動かないと

ただし音を出すリスクを

こちらが負わなければ

いけない...

ケホケホ

なんだ?

ゲーホ

オエッ

そうか..天照か...

相当悪いようだな...

襖の開く音

スーッ

郷一郎が

天照の部屋へ

動いたのか?

大丈夫か?

祭りの疲れが

出たんだろう

お疲れなのは

あなたも同じ..

ありがとう..

あなた...

いいんだ

相変わらず

お優しいです

郷一郎にも...

こういう一面が

あるんだな...

だけど...

いや...

その「優しさ」は

歌仙さんに対しては

向けられたのか...?

零花に対しては...?

今さら人のこと

どうこう言う

アレでもないか..

僕が

これからやろうと

してることも同じだ

そうか

来たか

誰か来た

ここからじゃ

見えないな...

まぁ

誰かは確認しなくて

いいだろう..

たぶんまた

報告の類いだろうし

風呂の準備は

済んでいるか

はい

大丈夫でございます。

移動した..!

うわ...

天井裏は

ここまでか...

この奥は...

風呂だな...

風呂にいる間は

一人かもしれないけど

この家のは

薪風呂

入浴中も

チャンスではない:

風呂焚きが浴室の

すぐ外にいるはずだ

今は待とう...

いかがでした?

いいお湯

だったよ

出てきた...

これから祭りの

締めの儀式を行う

誰も奥の部屋に

近づかんように

何か...

儀式があるのか!?

もし郷一郎が

一人になるなら

このタイミングだ..!!

はい

心得ております

皆にも

伝えてまいります

入るぞ

では

子作りの儀を

始めようか、

新たにオガミメとなった

お前と...

歌仙

...はい...

..

カタン

ん...?

また...

ハクビシン

かな...?

...!!

何度

追い払っても

巣を作りに

くる...

これで...

哲雄さんと

零花ちゃんには

もう関わらないで

くださいね

もちろん

お前の母は

もうじき死ぬ

村の繁栄のために

母の分も

わしを満足させるんだぞ?

ギリ

l86-

ん?

哲雄さん...?

第1123話】おわり

マイホームシーは

I5巻に続く

14巻終わり

ああ!

追いかけるぞ!

ヤツらに天罰を

下しなさい!

天罰を!

山狩りだ!

旅の

放った一撃が

村を混沌の渦に

叩き込む!!

相手はおそらく

100人以上いる...

銃弾の数よりも

敵の数の方が多い

この状況を

利用しよう

今の俺たちの

最大の勝利は

予定!!

全員無事に

逃げ切ることだ

8月6日(金)を

そんなものより

俺たちは

もっと大きいものを

手に入れる

哲雄が仕向けたとおり

絶望的な逃避行を始めたドグレ。

地獄と化した

...

夜の村から

...

哲雄と歌仰は

生活できるのか!?

半グレを追う怒りに

...

満ちた村人たち。

ここからは

潰し合ってもらう

普段お

☆この物語はフィクションです。実在の人物・団体・出来事などとは、

一切関係ありません。

☆取録されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、

コミックス発売当時のまま掲載しています。

アイホームヒーロー(14)

原著

発行者

発行所

2021年5月1日発行(0)

山川直輝

朝基まさし

◎山川直輝・朝基まさし2021

森田浩章

株式会社・講談社1,ces

・〒112-8001

東京都文京区音羽2122: