$nY...o!!E.HERO

MAOKYAMAKAVIA

MMSASHIASIYI

「原作」山川直接『漫画、朝喜まさし

YOUNGAMAGAZNEXC

MY...いいたいNERO

MacOK、YAMAKA

...ここで、これからASHIAS.

「『やっ山川直瀬じゃあ、朝食まさし

YOUNGTMAGAZNEXC

第12話今度は私の番

第3話「あと二人だけ

第196話「ファミリー

第28話「勝利条件」

第128話山狩り

第12話「戦争開始の銃声」

第124話殺そう

第15話わかってる

第126話二度目の発射

rwws.nenoCONTENTS

天照は時々

村人に抱かれることがある

殺そう

第124話

オガミメの

仕事の一つだ

妻を失った男の前で

妻の魂を自分に憑依させ

そのまま性行為に及ぶ

子供の頃から

目の前で何度も

見せられていたし

私も成人したら

オガミメの仕事として

やることになっていた

嫌だけど

当然の義務...

やらないという選択肢が

あるなんて

知識として知らなかった

なんなんですか

その家...!?

外では

違うんですか!?

よかった...

そうじゃない世界も

あるんだ...

でも哲雄さんと

出会い

私は大切なものを

手に入れた

・お義父さんが

零花に多額の

遺産を相続させようと

してるらしい...

もう抜け出せたんだと

思っていた

電話でも話したけど

どういうこと?

!!

なぜ今になって

零花に遺産を相続させる

みたいな話が出てくるんですか?

私を縛りつけていた

あの世界から

私たちの生活の

邪魔をしないで!

与丞さん!?

放してください!!

あっ!

零花を助けに

行きたい?

なら絶対に

部屋から出さないわ

嫌なら代わりにお前が

オガミメを継ぐのよ

そうすれば

零花には干渉しない

また零花ちゃんが半グレ相手に大変な事になってる

また零花ちゃんが

半グレ相手に

大変な事になってる

私の家の問題まで

哲雄さんにかぶせる

わけにはいかない

哲雄さんは

それを解決するために

がんばってる

哲雄さんはそれを解決するためにがんばってる

お母さん!

零花ちゃん!?

村に....行こう...

でも...

哲雄さんも零花も

この村に来てしまった

零花さんも

オガミメの修行を

始められたそうです!

親子3代揃いますね!

大変喜ばしいです!!

.....

姉たちが...

一瞬でも思っちゃ

いけなかった...

鳥栖家の人間たちが

約束を守るなんて

父は私不在の20年で

増長しおかしく

なっていったらしく

やめてください!

何をするんです

...!?

噂ではこの村に

何人も異母兄弟が

生まれているらしい

この村のためだぞ?

わからんのか歌仙

ま..今夜はいい

急だったからな

だが...

お前が拒否を続けるなら、

零花を抱く

!?

若い零花の方が

子種を宿すのに

より都合がいいかも

しれんしな

零花ちゃん

..を...!?

どっちがいいか

考えておきなさい

......

哲雄さんは

零花ちゃんを守るために

罪を犯した

人を殺した

私もそれを知ってて

手伝った

二人を守るために

この罪は共犯...

もう私の手も

人の血で汚れている

...

零花ちゃんを守る

もう罪人の両親だけど...

せめてあの子だけは

汚らわしい人たちから守る...

守らせてほしい

・お父様を

殺そう

父に

「祭りの後に抱いてほしい

と伝えた

そうか

来たか

風呂の準備は

済んでいるか?

殺そう...

では子作りの儀を

始めようか

新たにオガミメと

なった...

お前と

殺そう...

殺...

...怖い

動かない...

身体が

動かない...

そうか..

私はいつも

哲雄さんを手伝っただけ

すでに男を

殺害し終わった後に

怖い...

こんなにも...

動けない...

無理...

私には無理だ

...

やめよう

悔しいけど

...

できない

...

私は...

こんなにも..

無力...

.....

これで...

哲雄さんと

零花ちゃんには

もう関わらないで

くださいね

もちろん

村の繁栄のために

母の分も

わしを満足

させるんだぞ?

嘘...

幻覚...!?

なんで..

ここに..

哲雄さん...

第1124話」おわり

第125話

わかってる

はぁ

はぁ..

はぁ...

はぁ...

はっ

はぁっ

トドメが...

はぁっ..

必要だと思ったけど...

死んでる..のか

...?

あの一発で...

哲雄さん...

それ?

市販の

スリングショットでも

4グラムの弾を秒速97メートル以上で

撃ち出せる物もあり、

硬い金属弾を使えば...

生のかぼちゃ程度の

頭蓋骨の強度なら

入射角によっては

貫通する

うん・でもまさか...

こんな一発で...

哲雄さん

あ...

待って!

ああっ

くそっ!

悩んだりするのは

後だ...

今は動け...

時間がない

今この家の床下には

半グレがいる

声を出さないで

今この我の家まんは、手に水骨3千五生でないで。

えっ?

歌仙さんは逃げて

僕にはまだやらないと

いけないことがある

哲雄さんは?

だから逃げて

私は

当たり前だ

父を殺せなかった

こんなこと

僕が勝手にやったことだ

そんなの

娘を守るための行動を

歌仙さんがやるべきこと

じゃない

全て哲雄さんにだけ任せて

私は何もできてない

私も零花ちゃんを

愛している

守らせてほしい

そうじゃないと私の教えが

私の誇りが...

壊れる

30分でいいんだ

時間を稼げると

任せて

急げ...!

今はどんな状況

なんだ...?

人の気配はあるけど、

教祖の声は

聞こえなくなった...

部屋を出たのか?

郷一郎様..

ん...

そこです

あっ...

おっぱじめ

やがったのか

窪さん

俺です

郷一郎現在

セックス中

もう少しで

チャンスかもしれません

了解

これから

そっちに向かう

よし

行くぞ

はい!

郷一郎様...

はぁ...

はぁ...

はぁ

はぁ

はぁ

はぁっ

よし...

アンテナが

立った

はぁっ

はぁ...

計画通りにじ

はぁ...

シュゴッ

ピコッ

ごめんなさい。

行きます

はぁ...

よし...!

送信完了

戻る...!

返信さた

急げ..!!

はやっ

ううっ..

村人か...

誰だ?

っ..

助けて...

ください!

!?

おい!

外の子供が

いるぞ!

怪我か...!?

山で...

迷ってたら

ヤクザみたいな男たちに

いきなり撃たれました

...!

!?

ヤクザみたいな男だちって...

教祖様のところに来たヤツら

じゃないのか...?

それは銃で

撃たれたのか!?

はい...

あ...!

あいつらまだ

帰ってなかったのか!?

う...

教祖...?

そうだ...

確か連中はその人を

これから襲うとか

言ってました...

!?

僕はそれを

聞いたばっかりに

洋二さんに

知らせないと!

う...

つかまって

哲さん...

あとは...

大丈夫?

歩ける?

はぁ

はぁ

ここから先

はぁ

灯りは

目立つな...

はぁっ

はぁ

はぁ

はぁ

わかって。

はぁ

はぁ

僕は...

もう..ずっと前から

陽の当たる場所で

生きてはいけないんだと

第125話「おわり

ふぅ

ふぅ

ふぅ

第126話

二度目の発射

小沢が予定通り

動いていたら...

そろそろ

来るはず...

まだか...?

ああっ

...あ

急いでくれないと

歌仙さんの演技が

いつバレるか

わからない...

どうだ?

郷一郎さん...

長げーな...

いつまでヤッてんだよ

まだです

もう一俺も交ぜろ!!

つって突撃するか?

いいすね!

そしたら興奮して

女の方きらっちまうかもな

教祖ゃ

殺っちゃってな

んでさらった後で

女の顔見て

プスじゃねーか!」って

殺っちゃったりしてな

両方死ぬじゃ

ないすか!

窪さんに

殺されますよ!?

来た!

よし...!

コツ

コツ

コツ

歌仙さんのいる

部屋の上の瓦を

ペンで3回叩き

人に見られないよう

音を立てないよう

慎重に屋根から下りる

瓦を叩いた音は

屋敷の中の人にも

聞こえたかもしれない

けど...

野鳥が屋根の上で

獲物を啄む音と似てるから

気に留める人はいないはず

事前に「そのリズムで叩く」と

聞いていた歌仙さん以外...

あらあら

お眠りに

なられたんですね

やっとか!

では私は湯浴みに

行って参ります

15分で戻ります

お休みなさいませ

15分!

スタ

スタ

女が出ていきました!

教祖は眠ったそうです

ですが女は15分ほどで

戻ると言ってるので

おそらくこの15分が

最大のチャンスです。

様子を見て行け!

タイミングは

そちらの判断に任せる

了解

こちらはすでに

近くにスタンバイしている

行くときは声を

早く...

早く

出なきゃ...

あら?

歌仙...

どこへ行くの?

...ちょっと...

神社に泊まろうかと...

今日はここに泊まると

聞いていたけれど?

時間がないのに

...えっと...

部屋の中の

様子を...

見てみます!

グッ

早くしないと

外の人たちが

集まってしまう...!

床下の半グレも

いつ出てくるか

わからないのに...!

父と...

その...

姉になら

同じ空気を

吸いたくないもの

ですから

.....

これぐらいで

通るかしら?

..フッ...

あらそう?

随分長い時間

盛り上がってた

みたいだけど?

...それは...

バタン

教祖の姿を確認

確かに眠っているようです

行きます!

演技に決まってるじゃ

ないですか

そうじゃないと...

あの人は満足しないので

...

ま..

それはそうね

いいわ

お前が神社で寝たいと

言うのなら好きになさい

そうさせてもらう

騒ぐな!

56

!?

起きない..!?

!?

!?

!?

なんだ!?

なんの音!?

あっ...

お父様!?

奥の部屋から!?

そのお部屋は今

教祖様が...

お父様!

どうされました!?

...!?!?

キャアアアッ

おい

どうした!?

なんだ

これは...!?

!?

...おわり

第127話

戦争開始の銃声

...

なんだ

これは...!?

洋二さん!

大変です

半グレの連中が

まだ近くにいます!!

「教祖様の家を襲う」

という話をしてたそうで

その話を聞いた

子供が撃たれました!?

間違いありません

撃たれた子供と

話しました!

...あぁ?

...本当か!?

し...

わかった...

零花捜しは中断だ

武装して

屋敷に行くぞ!

屋敷に入った瞬間

ガラスが割れる音と

胡蝶の叫び声

そして...

...?

伯父は

いつ死んだ?

わずかな...

違和感がある

銃で頭を撃たれて

死んでいる...?

いつ?

この二人が銃を

取り出したのは「今」だ

一度撃って懐に収納して

また取り出したのか?

...いや

銃を使っていたら

その時に家にいた人間が

音に気づいているはずだ。

それに...

伯父はガムテで

口を塞がれてる

拉致するため

じゃないのか?

なぜ塞ぐ必要が

あった?

半グレにとって

伯父を殺す意味はない

殺しても金は一円も

手に入らないはずだ

だから金がほしくて

拉致しようとしたんなら

口を塞いだことは

理解はできるんだが...

なぜわざわざ

口を塞いだ人間を

殺した?

考えにくい話だが...

この二人は

伯父を拉致しようと

していただけで

殺してないんじゃ

ないのか?

何があったのです

!?

ダメです!

来てはいけません!

お父様が半グレに

殺害されました!

今も銃を持って

この部屋にいます。

そんな..

嘘だ!!

ちがっ..

...

拒否しかけて

やめた...?

見せなさい!

だ..

ダメです!

天照様を

止めてください!

あぁっ...あ...!

よくも...

この村の父を...!!

不届き着め!

天罰を!

殺せ!

必ず殺しなさい!!

真実がどうだろうが

「犯人はコイツら」だと

いうことに...

今の胡蝶と天照の言葉で

確定事項になったな...

「コイツらが銃を持って

乗り込んできた敵」

である事実に変わりはない

まぁ伯父を殺したのが

誰にせよ

...

...

そういうのは、

...

...

そういえば...

...

そういうことで、

それでも、

...

...

...

はぁ

はぁっ

そういえば、

郷一郎の死体や

その状況をよく見ると

ギグレの仕業じゃない

可能性はいくつも見つかる

司法解剖して弾痕を調べると

銃弾じゃないただの鉄の玉が

見つかるだろう

だけど彼らは

冷静に話し合うような

状況にはない

>他人の家に銃を持って

不法侵入している犯罪集団を

そして〝目の前にある

教祖の死体!

先に撃たなければ

撃たれるかもしれない

という状況で

話し合いをできる余裕は...

:生まれない

サザ...

コンコン

...無線...

もし無線で仲間を

呼ばれると面倒だ

銃を置け!

ガラスの割れる音と

女の叫び声から...

29

30秒

コンコン

...

「何があった?」

!?

了解!

...引くぞ!

あいつらは見つかった!

麻取親子を殺したのが

僕だと半グレにバレた

僕たちが生きていくためには、

どうしても半プレを排除しないと

いけなかった

だから...

だけどその実行は

僕や小沢だけの力では

到底不可能...

ハァ

ハァ

村の皆に状況の

報告と...

周囲の素敵に

行きます!

索敵をされると

マズい...

窪さんたちを...

逃がさないと..!!

...っ!

代わりに

実行してくれる人が

必要だった

それが村だ

止まるな!

走れ!

!?

ハァッ

ハァ

僕たち家族の

前と目由を脅かしてきた

二つの勢力

半グレと村

バサバサ

ここからは

潰し合ってもらう

誰だ!?

これで半グレは

完全に潰れるだろう

村にも被害は出る

だろうけど必ず

勝利する

洋二さん!

怪しい男たちが

山の方に!

いたぞ!

半グレたちが

いくら武装しようが

戦闘に長けていようが...

追いかけますか

!?

どうせもう

戦争は始まった

伯父の死体を

調べたいところだが...

ああ!

追いかけるぞ!

一人も逃がすな!!

山狩りだ!

多勢に無勢...

300人以上いる

村には勝てない

第128話

山狩り

キミは外の子だけど

私たちはあなたを治療し

休ませ食事も出します

なぜなら私たちは愛について

日々勉強をしている者

だからです

怪我が治るまで

こちらの本を読むから、

横になったままでいいので

聞いてね

優しさの章:

人は...

面倒臭せーな..

どこかで逃げないと

...

大変だ!

きょっ..教祖様が

悪漢に襲われて!

とにかく

急いで教祖様の家へ!

近所の皆も

呼んで!

大丈夫なの!?

教祖様は...

え...?

とにかく

お屋敷へ!

出ていった..

本当!?

今のうちに

逃げるか...

皆教祖の家に...

成功したみたいだな

さすがテツさんだ

...フフ

あー痛て...

巻き添えを

食らわないように

一旦帰ろう

窪...

死んでくれると

いいな...

わああぁあ!!

あぁ

あぁああ...

うわぁああ

皆の父は死んだ!

悪しき外の

犯罪者たちによって

殺された!

ヤツらに天罰を

下しなさい!

天罰を!

親父...

ちょっといいか?

なんだ?

洋二

.....

もし...

叔父を殺したのは

半グレじゃないかも

しれないとしたら...

どうする?

どういうことだ

...?

...なるほど...

確かに違和感が多い

だが半グレじゃ

ないとなると

殺したのは誰だ?

他につけてる

目星でもあるのか

...いや

まさかな..

あの男が

人を殺す?

あるわけない

しかも

歌仙の父親を?

そんなことができる

タマじゃ...

別に

いいんじゃないのか?

郷一郎を殺したのが

誰だろうと

え?

俺たちの全財産を

奪った兄が死んだ

村人たちは

悲しみにむせび泣き

犯人が半グレだと

心の底から信じ

憎んでいる

そして俺たちが

半グレを皆殺しにし

解決する

それでいいんじゃない

のか?

皆殺しにしたら

ヤツらに奪われた

通帳や金は戻って

こなくなるぞ?

一度はくれて

やったものだ

そんなものより

俺たちは

もっと大きいものを

手に入れる

村の実権を

握る...?

郷一郎に

奪われたものを

何倍にもして

返してもらってな

この状況を

利用しよう

っっ...

止まるな!

急げ

村の人間が

殺気立ってる

歌仙さんと

神社で落ち合うことに

なってるのに...

なかなか前に

進めない...

ようやく...

ようやく歌山さんと

ちゃんと話せる...!!!

話しながら

村を脱出して...

電波が通じたら

タクシーを呼ぼう

零花は無事

逃げたかな...?

タクシーで追いつければ、

ラッキーだけど...

それで三人で

家に帰ろう

村はきっと

バタバタだから

僕たちに構う人間なんて

出せないだろう

もしその後

万一...

その隙に

高飛びだ...

北か南へ...

村と半グレのことは...

ニュースか何かで確認に

なるな...

麻取か郷一郎の件で

僕の容疑が直まったら...

潜伏先で麻取の金を

歌仙さんに預けて...

僕だけ東京に戻って

出頭だ...

それで服役を終えてから

また落ち合えばいい...

..

そうなったら...

...

それは...

そういえば、

そういうことで、

そういえば、

...

...

零花は待っていて、

くれるんだろうか...

ハァ

ハァ

恋人を殺した僕を..

ハッ

歌仙さんは待っていて、

くれるんだろうか...

ハァ

ハァ

父親を殺した僕を

ハッ

いや...

...

そうじゃない

ハァ

ハァ

そもそも

僕が服役を

終える...

そんな日が

来るのか...?

もう何人...

この手で

殺してるんだ?

この先何人...

殺すことに

なるんだ

ザッ

サッ

歌仙様

いらっしゃいました!!

見つかったのか・?

大変です!

お父様が

亡くなられました!!

私は...

少しここで

祈らせてもらえませんか?

すぐに戻ってください

え?でも

胡蝶様が捜して

おいでです

ほ:本当ですか!?

それに

胡蝶様が...

外にはまだ

犯罪者もおりますし...

歌仙様が犯罪者を家に

手引きしたんじゃないかと

疑っておいでです

!?

すぐに戻って

誤解を晴らして

くださいませ

そんなわけ

ありませんよね?

第1128話」おわり

!?

撃っていい

ですか?

撃つな

第128話

勝利条件

相手はおそらく

100人以上いる...

銃弾の数よりも

敵の数の方が多い

勝ち目はない

じゃあ

どうしたら...

連中マジギレ

してますよ!?

そうだな...

今の俺たちの

最大の勝利は

全員無事に

逃げ切ることだ

逃げ切れ

それがプロだ

やばい空気は

ビンビンに感じている

今殺りあっても

結果は見えている。

日本近代史に残る

大量虐殺でもしないと

勝利はない...

生き残るには

「殺さず逃げる」...

それ以外の手段はない

そんなことをして

どうなる?

手段があるのに

それを放棄するのは

プロではない

はっ

はっ

はっ

は...

...は

止まるな

行ってろ

うす...

はあ

はあ

す..すみません

銃を

えっ

あっ...

は..はい

!?

あっ..

..はっ

はぁ

はぁっ!?

連中に攻撃を仕掛けるのは

最後の手段だ

俺がいいと言うまで

絶対に撃つな

急げ

歩けないヤツは

置いていく

死にたくなければ

ついて来い

はっ

はっ..

はぁっ

待っ...

やめっ...

放せ...

オラ...

ふっ...

ぎゃっ

これで...

...!!

全員が生き残る

最大の勝利は

消えた...

少なくとも

負けることは

許されない

次のフェーズだ

そのための条件とは

...

俺一人でも

生き残ること

それにしても...

教祖の屋敷で

何があった?

武力衝突は

避けるように

念押ししていたし

突発的な何かが

起こった...?

村サイドもそれは

望んでいなかったはず

だとしたら

...

誰が何の目的で

引き起こした!?

私が?

犯罪者を

手引きした?

あなたたちも

そう思っているの?

いっ..いえっ...!

滅相もっ...!

どうする...?

ここで邪魔が

入ると...

まずい...

ある意味

完全に当たっている

僕の計画が

無駄に...

じゃあなぜ

ここに来た!?

ふざけるな!

帰って姉に

伝えなさい!

私は大事な用があって

ここに留まっているの!?

用事があれば

自分で来なさいと!

ですが犯罪者たちが

まだ外にいます!

歌仙様を置いて

戻ることはできません

私は大丈夫だから

帰りなさい

帰って...

聞けません

オガミメ様の

身の安全の方が

大事でございます

オガミメの命令

です

もしこの無礼を

どうしても許せない

というのであれば

腹を切りましょう

どうしよう

ご無礼を承知で

お伺いします

...それは...

お父様の亡骸に

お会いになるよりも

大事な用というものは

一体なんなのでしょうか

!20

わーっ

...わした

郷一郎だ

!?

え...?

ご無礼ですが...

本当に...?

ですか...?

死を嘆き悲しむことはない。

わしの魂はこの社にある

ここでお前たちを見ている

荒唐無稽な演技を

わしは肉体を

殺されてしまった

この村の発展のために

新たなオガミメに

伝えなければならないことが

たくさんあったというのに

全力でやりきる!!

だからわしは

歌価と話をしている

時間がない

記憶が薄れる前に

オガミメ以外の雑念が入ると

霊魂の交流に文障が出る

お前たち...

我が娘歌側が

心配なのはわかる

心配してくれて

ありがとう

頼めるな?

だがこの村の未来のためにも

今は神社に近づかないでくれ

お願いだから

離れて...!

わ...

わかりました!

なんとか...

なった?

でもこれがただの

演技だって知ってる

姉に報告されたら...

歌仙さん

哲雄さん

見てたけど...

よく切り抜けたね

今の...

え...?

見てたの?

うん...

もう...

ダメかと思った

急がないと...

私たちも

すぐに...

哲雄さん...

恥ずかしいから...

さっきのお芝居

忘れてね...

うん...

第129話「おわり

うん

第130話

こっちの道は

大丈夫みたいだ

本当に...

潰してくれるの?

たぶん村人が総出で

半グレを潰しに動いてる

たぶん...

とりあえず

直近の危機は

回避できる

その間に零花と

合流して

一度家に帰ろう

そして...

それから先のこと

なんだけど...

...

北か南か...

どこか遠くに

高飛びしようと

思う

仕事を辞めて

新しい土地での

再スタートになるけど...

...一緒に

ついてきて

もちろん

もちろん

零花ちゃんには

どう説明しよう:

大学を辞めて

ついてきてもらうことになる?

そうね...

うん..大学中退で

縁のない地方に引っ越して

目立たないように生活

することになるから...

友達とも会えなくなるし

生涯年収も激減する

ことになる

でもとにかく

それは次の段階だ

まず逃げた零花と

ちゃんと無事に

合流しよう!

生きてさえいれば

なんとかなる!

話はそれからだ!

車が...

キーも渡してたし

乗れるとは思って

なかったけど...

こんなに

ボコボコに..

せっかく去年

ローンを払い終えた

ばっかりだったのに

ま・仕方がない

歩こう...

そうね

つっ!

痛たたただ...

足の裏が血まみれだし、

あちこちハチに刺されて

腫れてるし...

腰から下は全部

筋肉痛...

大丈夫...?

僕一人だったら

とっくにもう座ってる

...

でも二人がいるから

僕はまだ歩ける

...

二人がいるから...

哲雄さん...

手を

132

え?

哲雄さんが手を

差し伸べてくれた

から...

私はまた

自由になれた

だから私は

何度でも

哲雄さんを

支える

それが家族っていう

ことだから

うん...!

一緒に行きましょう

零花ちゃんの所に

零花は?

はい

それが...

はあ

はあっ

そこ...

足元

あ...はい

早く来い

すみません

死ぬなよ?

136

お前が最後の

一人だからな

は..はい...!

俺がですか?

今度新しく

半グレ連中を組織して

グループを作るんだが

そこで

リーダー兼教官を

やってくんねぇか?

冗談やめてください

よ...

俺は殺すのが専業で

育てるのは専門外だ

まぁ

そう言うな

中東で傭兵とか

やってたんだろ?

道を踏み外した

ならず者の集団に

訓練とかやれるの

お前しかいねーじゃねーか

どっちにしろ俺は

現場のプロでしかないんで...

人に教えたこと

ないですよ?

まぁそう言わず

やってみてくれ

..訓練はいいとして

頭も俺が張るんですか?

そりゃそうだろ

誰がお前に指揮できるんだよ

俺は他の仕事があるから

そっちの指揮まで

手が回らねぇ

新しいシノギ次第だが、

金は今までの

何倍も出せるはずだ

...俺は...

プロだろ?

スポンサーの意向には

従ってくれよ

ま・いいすけど...

別に金がほしくて

この仕事を

やってるわけじゃない

ところ

銃を扱えるって

ことは

追ってきてるのは

ただの村人だけじゃない

時折かすめる弾丸

あいつの部下か...

はあ

はっ

このままじゃ

全滅するな...

なかなか教官姿も

様になってるじゃ

ないか

志野さん

はあっ

はあ

水もらうぞ

あ?

ファミリーとして

やっていけそうか?

家族じゃないすよ...

ほしくもない

はあ

俺一人の方が

逃げ切れるな...

こいつを見捨てるのも

アレだし

軽く囮ぐらいは

なってやるか...

お前のライトを

貸せ

え?

俺が二つ持って

引きつける

お前は...

ああ...

一人も..いなく

なった...

なぁーー...

ファミリーとして

やっていけそうか?

冗談じゃないすよ...

ほしくもない

もう...

誰にも...

カッコつけなくていいのか

面白ぇ〜〜〜~~~

...

あと一人だけ

第131話

洋二さん!

追いつめました

あと一人だけです

あと一人...

残っているのはあの

窪とかいう男か...

!?

撃たれました!

急に撃ち返して

きた!?

今まで逃げる一方

だったのに...?

いや..窮鼠!!

追いつめられて

自暴自棄になった

証拠だ...!!

あと一歩だ!

囲め囲め!

三人ずつグループになって

迂回して先回りしろ!

くそ...

足が速ぇえ!

本当に先回り

できるんだろうな...!?

大丈夫か!?

胸に二発当てて

確実に仕留めにきて

やがる...

何発持ってるんだ..?

100人はいる追っ手に対して

一人二発ずつ撃つなんて

贅沢だな...?

どういうことだ

...?

村人の中でも

俺の部下ばかり...

泰之が

やられました

!?

さっきから...

...!!

銃を持ってるからか

!?

そうか...!

殺して

奪うつもりだ!

銃を奪わせるな!

銃を持ってるヤツが撃たれたら

必ず誰か拾え!

拾った信者が...!!

やはり狙いは

「俺の部下」ではなく、

「銃を持った人間」...!!!

銃を拾う時は

しゃがめ!

狙われるぞ!

洋二さん!

こんな物が...!

まだ先端が

熱いです!

窪のか!

弾切れになったから

俺らに使われないように

バラバラにして

捨てたんだ...!

まだ撃ってくる

....!

何丁

持ってるんだ...!?

それからも

追跡は続くものの

こちらの弾が

致命傷を負わせる

には至っておらず、

窪の移動速度は

変わらない

窪の銃撃25発で

11人の死傷者が出たところで

窪の発砲が...

止んだか!?

洋二さん

バラバラの銃です!!

25発で三丁分解...

以後発砲が止む...

相手は弾切れだ!

これで三丁...

恐れるな!

I56

あれは...

迂回したヤツらが

回り込みに成功したんだ...!!

包囲が完成した!

!?

全方向から

射線が通った!

撃て撃て!

仕留めたか!?

少しずつ

包囲を狭めて

窪を目視確認したら、

撃て!

気をつけろ!

一気に近づきすぎず

くそっ

見えねぇ!

横のヤツとも

離れすぎるな!

どこだ...!?

!?

いた!

撃て撃て!

...!!

どうした!?

撃ち止めるな!

仲間が

周囲に...!!

やはり狙いは銃!!

一丁奪われた...!!

くそっ

あと一人だというのに

なんなんだ

あの男は...!?

14人目!!

はぁ...

はぁ...

哲雄さん...

大丈夫?

大丈夫...

まだ歩ける

でも...

遅い

ちょっといい?

熱...

あるんじゃない?

うん...

で..でも...

止まれない

さっきから聞こえる銃声...

半グレと村が争ってる今

逃げるしかないんだ

足もパンパン...!!

足の傷口から

バイキンが入ったのかも・!!

でも...

市道までは行こう...

行ける...!

哲雄さんの今の歩幅だと

一時間ぐらいかかると思う。

行かないと...!

とにかく一回

休んで!

その方が

早いかもしれないから...

キッ

歌仙は!?

10分程前に通りました

徒歩なので

すぐに追いつけます。

I66

歌仙さんは

男と一緒にいました

おそらく

鳥栖哲雄でしょう

そんな...

やはりね

あの女は

裏切り者よ

最初から零花と夫と

三人で村から逃げる算段

だったのよ...

ひょっとしたら

本当に半グレを手引きしたのも

あいつらかもしれない

そ..

そうですね

そうとしか

考えられないです

恐ろしい...

そんなことのために

お父様を...

絶対...

許せない

私は歌仙を

何があっても...

第19]話_おわり

生かしておけない...

見誤っていた...

裏の稼業っていったって...

今度は私の番

第132話

アイツと俺では

住んでる世界が違う

窪...

最大の障害...

最大の壁...

俺史上

最大の敵

だけど

乗り越えなければ

いけない壁

昭和40年代...

急成長中だったこの村の敵は

今よりも多かったらしい

教団を暴こうとする

地域メディアや警察

親父は買収:脅迫

あらゆる手段を使って

潰していたが

それでも手を引かない

不逞の輩を数名...

殺して埋めたという話を

聞いたことがある

生ロ

立人禁止

此の先信仰工重要な

施設の為関係負外

の立ち入りを無茶

立入禁止

そうやって親父は

ここを守った

村の自衛態勢が整い

地元との癒着ができて

から育った俺は

人を殺すこともなく、

今までやってきた

ついさっきまでは

親父に

追いつかないと...

いけない!

そうじゃないと

これから先

村を守っていけない

動いた!

俺が

乗り越える..!

ハッ

絶対に殺す...!!

!?

開戦から30分

弾がもうない!

そりゃそうだ...

こんな長期戦

誰も予想していない

くそ..マジか!

実力は天地...

勝機は人数差と

相手の疲労だけ

このまま近接で

戦い続けるか!?

2人...!

無理だ!

犠牲が出すぎる!

3人...

弾を取りに戻れ!

しばらくは見失わないように

距離を取って追う

はい!

弾が届いてから

一斉に銃撃だ

..

フー

ーッ

フー

追うぞ!

見失うな!

動いた!

車...!

ガァァァ

キッ

これだけ進んで

いないってことは

通り過ぎたはずよ

道の周りを捜して

逃げないと

捜してる...

大丈夫?

動ける?

いつつ...

大丈夫...

森の中は

落ち葉や枯枝の影響で

アスファルトの道よりも

足音が大きくなる

ガサッ

葉っぱを踏む音

気をつけて...

・本当に

大丈夫?

はあ

パキッ

うん...

はあ

離れないと...

大丈夫じゃない

...

でも...

今は

急がないと...

ガサッ

こっちに向かって

来てる...?

!?

ガサ

見つかったのか?

どうして...!?

人は

物陰に隠れたい時

より隠れやすい

大きな物を探す

森に生える木は

人を隠すには心もとない

結果森の中といえど

隠れられそうな場所は

限られてくる

....ん

与丞さん

どうされました?

足跡..じゃないかな

これ...

足が腫れてて...

変に体重がかかってるから

足跡を残してしまってる

かもしれない...!

こっちに

続いてる

歌仙さん...

聞いて?

僕の足じゃもう

逃げられない...

このままじゃ

二人とも見つかる

お願いだから

僕を置いて

村から逃げてほしい

歌仙さんが逃げるまでの

時間を僕が稼ぐから..

哲雄さん

歌仙さ...

シッ!

ここから

動かないで

哲雄さん...

わかった

でもね...

哲雄さんは...

今度捕まったら

たぶん無事じゃ

いられない...

私ならまた...

きっとチャンスが

巡ってくる

え...?

待っ...

大丈夫!

隙を見つけて

絶対逃げる

今度は私が

家族を守る番...

回復したら

零花ちゃんを見つけて

連れて帰ってね

歌...!

!!

いた!

...!!

あら

よかった

無事に

捕まったのね?

裏切り者

第192話「おわり

マイホームセー

16巻に続く

15巻終わり

なぜお前は

死なない...!!

村と半グレとの戦争は、

歌の本性を蘇らせた。

いつかは

動けなくなる

はずだ...!

かこ

囲め!

影のような

日下、影のような死体の山が悪かれる。

予定!!

だが...それまでに

〈金〉

あと何人死ぬ!?

もう僕たちを追う者は...

警察しかいない

すべては覚悟の上の〈罪〉

地獄を演出した哲雄の噴罪の状態を観笑うよ

魔罪の決意を嘲笑うように、

...胡蝶様

半グレとは限らない

教祖様を殺したのは

恐れ多いことは

承知の上で...

もう大丈夫だ...

もう捕まっても...

どうか教祖様の

体内の弾丸を

調べさせて

ください

運命は?

もう

断罪の刃を

振りの

用意した

お箸を

☆この物語はフィクションです。実在の人物・団体・出来事などとは、

一切関係ありません。

☆取録されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、

コミックス発売当時のまま掲載しています。

マイホームヒーロー(15)

作者原著

発行者

発行所

2021年8月1日発行(0)

山川直輝

朝基まさし

◎山川直輝・朝基まさし/講談社

森田浩章

株式会社・講談社1,ces

・〒112-8001

東京都文京区音羽2122:

kODANSHA