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Instructions:
願いを
もらおうと
聞えてる
可愛かったので
こちらを召喚したけど、
匙
ボー
原作shiryu
漫画となりける
願いを叶えてもらおうと
願いを叶えてもらおう可愛いったけど、早早かったので結婚した
「愛かったので結婚しました
悪魔の新妻
原作、Shiryu漫画となりける
「sarmingonet」は、
いいかんですかwish.comictione.
わかってないと思いましたが、
あとではないと言いたいのですが、
Desils.nutwitter
突然の大食い
私たちの家
ゆうべはお楽しみでしたね!?
緒に乗りますか?
3016突然の大食いバ
お夕飯の買い出しって
わくわくするよね!
テオ君の料理
楽しみだな~
ヘルヴィさん
さっきから
そればっかり
今日は
食べたいもの
ありますか?
そうだな...
昨日は肉だったから
今日は魚がいいな
お二人も魚で
大丈夫ですか?
もちろん!
ありがとう
わかりました!
じゃあ次は
お魚を...
テオ重いだろう
半分持つぞ
いや大丈夫
ですよ
これくらい
.....そういう
ことじゃ
なくてだな
慣れてますから
つまり...
......両手に
持っていては
えっ...
あっ
手を
繋げないだろ
その.....
ほら早くしろ
ははい
おず...
ありがとう
ございます...
.....
...んっ
は
っっ
はい...
...
...よし
ヘルヴィさんは
何であれだけの
キスをしてるのに
手を繋ぐ時は
顔赤くするんだろう
......テオ君は
わかるけど
さあ?
付き合った
こともない
私たちには
わからないわね
セリア
言わないで
悲しく
なるから
んー!!
美味しい!
やっぱりテオ君の
料理は最高だね!!
ええそうね
ホッ
野宿で
食べてる補給食
なんかより
断然美味しいわ
.....ふっ...
当然だろう
テオ
なのだから
あ...
ありがとう
ございます
ドヤ?
何で
ヘルヴィさんが
そんなに誇らしげ
なのさ
テオ君
おかわり!
いやー
美味しいから
いくらでも
食べられるね!
テオ
私もおかわり
しても
いいかしら?
ヘルヴィさんは
おかわりしないの?
もちろん!
それなら私たちが
テオの料理を
全部食べるわね
何を言う
テオ
私ももちろん
おかわりだ
ははい
皆さん無理しないで
くださいね?
そして
始まった
大食いバトル
...!!
今日作った分
以外にも
作り置きなども
総動員!!
わたっ!
果たして
結果は.....!?
...も...
もう
食べられない
まさか
二人がかりで
負ける
なんて.....
美味かったぞ
テオ
ふさふぁ
はあ、ふき
ヘヘルヴィさん
そんなに
食べられるんですね
もしかして
昨日とか足りて
なかったですか?
悪魔の私は空腹
そして満腹という
ものがない
だから本当なら
食事をしなくても
いいのだ
そうだったん
ですね
人間が生きるために
必要なものの大半は
悪魔にとっては不要
であることが多い
だが
味はわかるし
娯楽として
食事を
することは
できる
だから
テオの料理は
本当に
美味しいぞ
ふやっ
っ!
...ーーー
ごちそうさま
あっ
ありがとう
ございます...
ふぅ...
ちょっと
落ちついて
きたかも
本当に夫婦
みたいだね
.....なんか
あの二人さぁ
夫婦
みたい...
じゃなくて
実際に夫婦
なんでしょ
弟だと思って
接してたテオ君が
いつの間にか
結婚してたのに
ビックリしちゃった
.....そうね
ねぇセリア...
しみじみ
思い返すとさぁ
もう一年以上も
前になるんだね〜
私たち二人だけの
パーティに
テオ君が加わって
三人になったのは
どこにも
入れてもらえず
一人ぼっちだった
テオを見かねて
一時的にパーティを
組んでみたのが
きっかけだったわね
テオは戦闘こそ
全くできないけれど
それ以外の雑用は
完璧だった...
料理...
笑顔
回復...
たとえキツくて
辛い仕事でも
テオ君がいる
お陰で楽しいと
思えたよ
あーあ
私の人生設計
変わっちゃったなぁ
何よそれ
テオ君は家事を
してもらって
日を跨ぐような
仕事だったら一緒に
ついてきてもらって
ご飯を作って
もらうの
テオくんを連れて
王都に行って
私たち三人で
暮らそうと
してたのに
......それは
幸せそうね
でもまさか
婚約者が
昔からいる
なんてね
そうね
知らな
かったわ
そういえば
テオ君
私たちを女として
見てる感じ
なかったもんね
.....そのことは
あまり
思い出したく
ないけれど
たしか
あれは...
泊まりがけの
依頼の時
最初の頃は
別々のテントを
使って寝ていた
けど
仲良くなるに
連れて
一緒のテントで
寝るようにも
なって...
テオ君になら
テオになら
襲われてもいい
襲われてもいい
私本気で
襲っちゃおっかな
なっ...!?
セリアも!!
ほら!!
テオ君
......
はい?
あのね...
.....もう...
ちょっ
...!?
...私.....
我慢できない
...!!
.....ぼ...
僕も...
...もう...
我慢...
ちがっ
ちがっ
できません
眠気が
我慢できない
とかそういう
意味じゃ!!
自分たちに
魅力がないのかと
その当時はひどく
落ち込んだよ
あはは
...実際は
テオに
そういう知識が
なかっただけ
だけどね
...そして依頼で王都へ
行くことになった時
危険だから
さすがにテオ君は
連れて行けなくて
安心したよ
泣く泣く
お別れに
なって
しまった
久しぶりに
依頼がなくなって
キラリ、
こうして戻って
来れたけど...
テオ君が
幸せそうでさ
ヘルヴィさんも
優しそうだしね
二人が
愛し合ってるのが
よくわかるわ
......
......二人ってさ
したのかな?
..
何のこと?
わかる
でしょ?
もう
やってそう
.....私が
わかるわけ
ないでしょ
なんのここじゃない?
ヘルヴィさんって
肉食っぽいもんね
昨日結婚したって
言ってなかった
かしら?
つまり
昨日の夜は...
初夜.....
ひょこ
絶対にやってるね
間違いない
さて何の
ことかしら
私は何も
わからないわ
お二人はこの街に
いつまで
いるんですか?
んんんれん!?
一ヶ月ぐらいは
この街で軽く
依頼を受ける
程度かしら!?
急な依頼が来なければ一ヶ月ぐらいはいるかも!!
急な依頼が
来なければ
一ヶ月ぐらいは
いるかも!!
あふなぃ
あっいない
テオ君
久しぶりに私たちで
依頼に行こうよ!
そうだ!
そんな難しい依頼は
ないと思うけど
いい感じのやつを
受けてさ!
いいんですか?
もちろん!
そうね
私もテオと一緒に
久しぶりに旅したいわ
ねっセリア
ぱあぁ
ヘルヴィさんも
来ますよね?
ん?
ヘルヴィさんも
行こうよ!
私たちに
ヘルヴィさんが
いればきっと
楽しいよ!
そう危ないことは
起こらない
でしょうしね
.....ああ
テオが行くなら
もちろん私も行こう
...ずっと二人の
思考を読んで
いたが...
「初夜」に
ついていろいろ
聞かれそうで
面倒ではある
『すい』
だが...
嬉しそうに
している
テオの顔を
やった
曇らせては
いけないな
お二人と
それに
ヘルヴィさんと
緒に旅に行ける!
ヘルヴィさんとは
初めてだから
すごく楽しそうだ!
ご飯とか頑張って
作らないとなぁ...
多少質問攻めされるのが
面倒くさいとしても
元オと
一緒に行く価値は
十二分にあるだろう
こうして
四人は
泊まりがけの
依頼を
受けることに
決めたのだった
とて、ここで
いや、えてもらおうと
お客様をご申したけど、
結婚しました
見ましょうかったので
原作
漫画
shinyu
となりける
単行本最新第3巻、好評発売中!!
そこでもちょうど
悪魔、いいと
ゆうべはお楽しみでしたね!?
...かったので
...
やあやあ
おはようおばよう!!
おはよう
ございます
ジーナさん
セリアさん
ああ
おはよう
テオ!!
ヘルヴィさん!!
お二人とも
ゆうべは
お楽しみでしたね!!
...?
どういう
意味ですか?
あ...
あれ?
わかん
ないの?
ちょっと
ジーナ......
それは
言わない
約束
だったでしょ
昨日
テオの家で
夕飯を食べた後
二人は
宿に戻って
テオと
ヘルヴィのことを
語り尽くした
テオが可愛い
ヘルヴィさんも
意外と可愛い
でもなんで
あんなに強いん
だろう...
などなど
そして一番
盛り上がったのは
やはり...
新婚夫婦
へっきり
何も起きない
はずがなく.....!?
夜の生活に
ついての妄想
だった
「ゆうべは
お楽しみでしたね」
って
一生に一度は
言ってみた
かったのよね
やめなさい
それって
どういう意味
なんですか?
ヘルヴィ
さんは
.....
わかるよね?
キラ
...なんのことだか
わからないな
あっ
そのいい
えっと~...
耳まで真っ赤...
ヘルヴィさん
あっ嘘だ!
絶対分かってる!
ふーん
へーえ
意外と
ヘルヴィさんって
そういうことに
興味津々なのね
お前らに
言われたく
ないぞ
私に心の中を
覗かれていることを
知らないとはいえ
好き勝手
妄想しおって...
...昨日
まったくした
あ...
あんなもの
二人がしていた
「初夜」の妄想
少し
興奮して
見せつけ
られたら...
二人が帰ってすぐ
キスをしてしまった
ではないか!!
テオくーん
ちょっと
ヘルヴィさん
借りるねー
テオは
先にギルドで
依頼を探してて
くれるかしら?
えっ?
ははい...
なんか
昨日も
こういうこと
あったなぁ...
泊まりがけの
依頼?
はい
ヘルヴィさん
それにジーナさんと
セリアさんの四人で
行こうと思っていて
それなら
何があっても
大丈夫そうだね
ヘルヴィさんは
すごく強いし...
だけど
泊まりがけの依頼
かあ.....
ジーナさんと
セリアさんは昔
この街では最強だと
言われていたもの
ちょっと
待ってね
最近は
そういう依頼も
来なくなった
からなぁ...
泊まりがけの依頼は
難しいものが
多いから
指名依頼として
来ることが
ほとんどなんだよね
...
ううんじゃなかったんだかんだんだけどう。
それは...なんですよね。どんなのかわかりませんか?
お兄ちゃんはんじゃないんだんだよね
...でもないの
えぇぇ!?
ちなみにお店のトラクルなどは、
もちろんこんにちはどうするんだろうけどねえ
ジーナさんと
セリアさんがいた頃は
二人を直接指名する
形で依頼がきて
それに
テオくんが補佐として
ついていくっていう
感じだったから...
あるか
どうか.....
あっ
一つだけ
あったよ
結構前の
依頼だけど
よかった...!!
.....
本当
ですか!
ほっ...
だけど
この依頼...
ちょっとなぁ...
えっ
どうしたん
ですか?
あっ
ううん
なんでも
ないよ
この
依頼だと...
一泊か二泊ぐらいする
ことになると
思うけど大丈夫?
はい
大丈夫です
うん
わかった
他の三人は
どうしたの?
ここにも喜ばいいなんだ
...ところで
えーっと
なんだか
ジーナさんと
セリアさんが
ヘルヴィさんに
話があるみたいで
えええぇええ
えええぇええ
えええぇええ!?
ないの!?
声が大きいぞ
お前
ご...
ごめんなさい...
ああそうだ
ははぁ...!
だけど...
本当に?
手を繋ぐくらいで
顔が赤くなってるから
少しおかしいと
思っていたけど
そうだった
のね.....
それなら
納得だわ
まだ結婚して
二日目だからな
うるさいな
これからだ
これからテオとは
ずっと一緒に
いるのだ
いつでもする
チャンスはある
だけどテオ君
そんなに知識が
なかったなんて...
.....
ふふっ
コウノトリが
赤ちゃんを
運んでくるって
信じてたの
そうね......
きっとテオ君
ぐらいだよ
.....だけど
ヘルヴィさん
あなたは
そういう
知識はあって
テオらしいわ
.....
...その...
欲も
あるのよね?
....ああ
否定はしない
我慢するの
辛いでしょう?
私も思う
テオ君
可愛いもんねー
......ふっ
ふふふ
どうしたの?
ああ
すぐにでも
襲いたい
あんなに熟した
果実を目の前に
置かれて食べられない
なんて辛すぎるぞ
拷問に近い
拷問に近い
テオ君に怪我させない
ようにね?
何を言う
私がテオに怪我を
させるわけないでは
ないか
力加減は
案外得意だからな
いつか
我慢できずに
襲ってしまう
かもしれん
やっぱり
そうよね
なんか
生々しい
なぁ......
戦ったから
知ってるけど
ちょっと方向性が
違うと思うなぁ...
これで
満足したか?
早くテオの
元に戻るぞ
.....ほー
珍しい薬草?
この街から
遠くにうっすらと
見える山
通称「双子山」
ほとんど同じ標高に
山頂が二つあることから
その名がついた
「それぞれの
山頂付近に咲く
二種類の
珍しい薬草を
取ってきてほしい」
...というのが
今回の
依頼内容である
BB
これはテオ君が
必須の依頼だね
薬草採取
にかけては
傭兵ギルドで
テオの右に出る者は
いないものね
あ
あっ
撫でてもいい?
ありがとう
ございます...
こめんごめん
忘れてた
私も
忘れてたわ
まったく
聞く前に撫でて
いただろう
.....
私も
撫でたいなぁ...
お前も
別にいいぞ
撫でても
撫でても
うぇっ!?
さっきから
ずっと
読んでいたぞ
ドラは
アオに...
いきなり心を
読まないでください!
もっと
ダメです!
わ...私...
何か変なこと
考えてません
でしたかね...!?
今更恥じる
ようなことも
ないだろうに
...
そうだな...
そわ...
スキ...
今日の朝も
キスしてきたぞ
もちろん
濃厚なやつだ
確かにそれ
はずかしょう!!
わあ
ちょっと
気になって
ましたけど...
あらためまして...
......依頼内容について
詳しく説明しますね
双子山には
二つ注意点が
あるのでよく
聞いていてください
うはん。んんんっ
まず一つ向かって
右側にある山ですが...
そこには
山賊が住んでいる
んです
老若男女
関係なく
襲うせいで
そんな
奴らいるんだ
知らな
かったわ
半年前ほどに
出た依頼なので
今まで
その山賊に受けた
被害はとても甚大と
聞きます
一年前に王都へ
行かれたお二人は
ご存じなかったと
思います
まあそのくらい
問題ないだろう
私がいるからな
私たちも
いるしね
私たちは
必要ないと
思うわ
私も
山賊ぐらいなら
心配はしないの
ですが
問題は
左の山頂です
多分ヘルヴィさん
一人で足りるけど
ここには
「悪魔が住まう」
という噂が
あります
悪魔:...?
マラ...
悪魔って...
なんか
怖いような
胡散臭いような
だね
そうね...
悪魔なんて
本当に
いるかどうか
「悪魔みたいに強い」
...とか
「悪魔みたいに怖い」
...みたいな感じで
うむん...
......悪魔
たとえて
言われているだけ
じゃないかしら?
「大昔、悪魔が
世界中の魔物を滅ぼした」
という伝説があるけど、
あまり信じられてはいない
なぜなら魔物は
今でもそこら中に
溢れがえっているから
それはあの
キマイラみたいに
伝説の生き物として
語り継がれてる...
だから悪魔なんて
夢物語に出てくる
存在でしかなかった
......でも
悪魔は
実在する
いまだに誰にも
言ってないけど
ヘルヴィさんは
悪魔だ
昨日も
ジーナさんと
セリアさんが
帰ったあとは
二人きりに
なったので
翼とツノを
出してもらった
そして...
じゃなくて!!
悪魔って怖くて
強い時に
比喩表現でも
使うけど
もし左の山頂に
住んでいるのが
本物の悪魔だったら
ヘルヴィさん並みに
強いのかな...?
ーと
と
テオは
考えているのか
ふむどうだか...
大昔から
生きているが
自分以外に
悪魔がいるなんて
聞いたことがない
ましてや
悪魔と言われている
魔物や人間など
自分には到底及ばない
弱いものばかりだった
まあ
たとえ本物でも
私が最強だ
......
......テオには
傷一つ
つけさせない
cc
...フィオレ
約束してほしい
ことがある
なんでしょう?
テオには絶対に
私が心を読める
ことを言うな
何でですか?
そんなの
決まっているだろう
言って
しまったら純粋で
可愛いことを心の中で
正直に言ってくれなく
なるではないか
私はそれを
見るのが
楽しみなのだ
―――!!
は...はぁ..
わかりました
なーんか
わかるような
わからないような
ことを
約束させられ
ちゃったなあ...
とて、ここで
いや、えてもらおうと
お客様をご申したけど、
結婚しました
見ましょうかったので
街から
うっすらと見える山
通称「双子山」
その山頂に咲く
二種類の薬草を
取ってきてほしい
...というのが
今回の依頼内容だ
しかしこの山には
「山賊」そして
「悪魔」が出ると
言われている
山賊は私たちで
どうにかなるとして
一悪魔が出る山」
...というのは
気になるね
きっと
悪魔みたいに強い
というように
言われてる
だけでしょう
この依頼
受けても大丈夫じゃ
ないかしら?
万が一
何かあっても
大丈夫だ
私が
いるからな
そうだね!
じゃあ...
さっそく
出発しよう!!
shinpyu
となりけど、
原作
...
なで
いつまで撫でる
つもり
なんだろう...
泊まりがけの
依頼になるので
どのくらい
かかるかな~?
そうですね
保存食とかも
用意しないと
いけないので...
まずは旅の準備が
必要ですね
テオ
家にはどれくらい
備えがあるんだ?
新しく
買わなくても
四日分ぐらいの
食べ物はあると
思います
その必要は
ない
なので食材とかを
厳選して荷物に
詰めて...
えっ?
家にあるのなら
大丈夫だ
私たちはすでに
準備を終えている
どういう
こと?
三日間くらいは
外で野宿しないと
いけないんだよ?
そうよ
さすがに
キャンプの
準備をしないのは
キツイわ
まあ見せた
ほうが早い
とりあえずテオの
家に戻るぞ
本当に
どういうこと
かしら?
荷物の準備もしないで
野宿するなんて
普通はありえないけど...
ヘルヴィ
さん...
大丈夫だ
テオ
私に任せておけ
僕の家
もじ
もじ
それは
いいのですが...
じゃなくて
?
僕たちの
家ですよ
っ!
そうだったな...
......
......では
「私たちの家」に
戻るぞ
はいっ!
本当に
夫婦みたいだね
夫婦みたい...
じゃなくて
実際に
夫婦なのよ
テオ
少し危ないから
私の後ろにいろ
ははい
.....さて
何をする気
なの...?
家の中に
食事の準備が
あるのだったら
こうすれば
いいのだ
...なっ.....
急に地面が
揺れて.....!?
これ
ヘルヴィさんの
魔法よね...!?
なんの
これしき...!!
...っ!!!
とっ...!!
わぶっ
..
.....いや
まだ離れるな
ごめんなさい...
グラ
揺れるからな
は、はい...
ありがとう
ございます
ヘルヴィさんの
体の感触が
.....
直に....!!
ああ
後ろからテオに
抱きしめられて
いる...!!
腰やお腹に回された
手があったかい
:ずっと抱きついてて
いいんだぞ....!
気持ち
いい...
!!
なんか
揺れがでかく
なってない...!??
私も...
...さっ...
さすがの私でも
もう限界......!!
もう
!?
これってまさか...
これって
まさか...
重力魔法!?
こんな
大きな家を
浮かせられる
の.....!?
どういう
こと.....!?
重力魔法は
潰すだけじゃなくて
浮かすこともできるの
でもそれには
潰すよりも
繊細な魔力操作が
必要になるわ
私はまだ
人を浮かすことすら
できないのに...
ヘルヴィさん
もしかして
そうだ
食事は家の中に
あるのだから
まるごと持っていけば
野宿もせずに
快適に過ごせる
.....やっぱり
そういうこと
だったのね...
完璧だろ?
いやその
ヘルヴィさん
そうね......
むっ
旅はテントで
過ごすから
楽しいところも
あってさぁ
家を持って
いったら
冷めるわね
テオもそうか?
そうですね...
限られたところで
料理するってのも
旅の醍醐味だったり
するので...
そうか
.....
私は旅というものを
したことがないから
わからなかったな...
では
家を持っていくのは
やめようか...
すまんな
これが一番いいと
思ったのだが
いえ大丈夫です
いやー
まさか家を浮かして
持っていくなんて
考えもしないよね
まず普通は
できないから
考えようとも
しないわね
いつも通り
荷物の準備をしてから
出発することに
しましょうか
もろもろ
終わったら
テオ君の家に集合
ってことで
そうしましょう
...ふむ.....
...荷物か.....
そして...
よいしょ
っと
私たちの準備は
これで完了ね
あとはテオ君と
ヘルヴィさんだね
......
それにしても
家を浮かせて持って
いくのって
すごい目立つよね
目立つってだけ
じゃないわ
大きいし
旅の間ずっと後ろに
家が浮き続けている
光景はすごく滑稽よ
テオくーん!
言えてる
こっちはもう
バッチリだよー!!
重かったら
いくつか
持つけどー...
って
あれれ?
荷物らしき物が
どこにも見当たら
ないんだけど...
ジーナさん
準備まだ
終わってないの?
セリアさん
終わりましたよ
でも荷物は?
キョロ
その
なんと
いうか...
外へ出て
荷物を
下ろしてくれ
ちょうど
いい
え?
どゆこと?
さあ...!?
よいしょ...
これで
いいの?
で
ああ
それでいい
いったい
どうする...
ふわ
ふわ
先程の
家をどうやって
運ぶつもりだった
のかという質問
答えは
こうだ
キラ
ええぇえええ
えぇえええっ!?
星になっちゃった
んだけど!?
どこに
飛ばしたの!?
これも
重力魔法よね...
落ち着け
下ろそうと思えば
すぐに下ろせる
感心してる
場合じゃない!!
たしかに凄いけど
困るよね!??
荷物は雲の上に
浮かんでいるだけだ
ほ...
本当?
私なら
あのくらいの荷物を
ずっと浮かせていられる
これで
重い荷物を
持たなくて
済むだろう?
いきなり
空に飛んでいくから
ビックリしたよ
食料が入った荷物も
浮かんでいるって
ことね?
僕もいきなり荷物が
飛んでいった時は
ビックリしましたよ...
そうです
そういうわけで...
まあでも
荷物を持たないで
旅に出られるのは
とてもありがたいね
あはは
ヘルヴィさんには
ずっと魔法をし続けて
もらわないといけない
けれど...
全く問題ない
なんだったら
また家ごと浮かせても
いいんだぞ?
家も空まで浮かせれば
滑稽なことには
ならないだろう
家が空まで飛んでいく
ところを眺めている
僕たちの姿が
滑稽になる気が
しますけどね...
何はともあれ
準備はできた
ことですし...
一度ギルドへ
出発の報告に
行きましょうか
......
えっと
お荷物は
どうしたのですが?
空に飛ばした
はい?
脳がエラー
起こしてる!!
当然でしょう
意味不明だもの
ヘルヴィさんが
魔法で荷物をですね
なるほど
わかるような
わからないような
さすがですね
ヘルヴィさん...
どちらも特に
難しいことでは
ないがな
キマイラを倒したと
言われた時のほうが
驚きましたが
えっ!?
ヘルヴィさんが
キマイラ
倒したんだ!?
?
......ああ
そうだ
だから
そんな大きな
声を出すな
あっ
ごごめんね
倒されたとは
聞いてたけど...
誰が倒したかは
噂になってなかった
んだよね...
なら私たちが
ヘルヴィさんに
勝てるわけないわね
キマイラみたいな
化け物を
倒せるのだから
自分たちは強いと
自負してるつもりだけど
ということは
ギルドの人以外には
隠してるのね...?
ように、
さすがにキマイラは
無理だからねえ...
ヘルヴィさんが
いるなら今回の旅は
どう考えても
安全だろうね
山賊でも悪魔でも
なんでも来いって感じ!!
そうね
楽しくなりそうだわ
私たちは
先に外出とくから
はい!
.....
ヘルヴィさん
それにテオ君
くれぐれも
気をつけて
怪我をしないようにね
はい!
頑張ります!
では行くか
ヘルヴィさん
.....い...
そわ...
そわ...
行きましょう
.....!
...
......ああ
では
フィオレ
私は最強だ
行ってくる
.....
安心しろ
傷を
一つも負わせずに
帰ってくるさ
......傷を
負わせないって
テオ君を本気で
守る気満々だなぁ
ルヴィさん
カッコいいのに
ベタ惚れしてる
感じが可愛くも
あるけどね...
あ
そういえば
馬忘れてたね!
では
荷物と一緒に
飛んで行くか
それ
ヘルヴィさんが
言うと冗談に
聞こえないから
とて、ここで
いや、えてもらおうと
お客様をご申したけど、
結婚しました
見ましょうかったので
テオ君
やっておしまい
テオ
大丈夫
なのか?
ヘルヴィさん
多分
大丈夫ですよ
shineの
となかった
...
いえ、えでもちょっと
悪魔
まぁ、かったので
小さしました
姉ちゃん
019一緒に乗りますか?
少し前
馬
忘れてたね!!
歩いて行くんじゃ
ないのか?
馬がないと
双子山までは
遠いし疲れますね
いつもなら
馬車を借りる
のだけれど...
ヘルヴィさんのお陰で
荷物はないから
今回は馬だけで
大丈夫ね
今行って
借りられる馬が
残っているか
どうか...
なかったら
飛んでいくか
ただ...
ですね..
とりあえず
貸馬屋に行って
みましょうか!
四頭だけ
空いてます
いいなかったら
どうしようかと
歩きで行くのは
荷物がなくても
さすがに
しんどいわ
ドンピシャ!!
三頭は調教されて
安全な馬なんですが
一頭だけちょっと
荒っぽくて...
ですね
まだ
誰も乗れた人は
いないんですよ
でも
少し事情が
ありまして...
だからどなたかが
二人乗りになることを
お勧めします
なるほど...
じゃこれはむしろ
喜ばしいことでは
う...?
それぞれ一匹ずつ
乗ってしまえば
移動中はテオと
離れてしまい...
...
イチャ
つけない
なら必然的に私と
テオが二人乗りに
なるべきだろう
ふっ
そして
私たちは
イチャ
四頭
お願いします
えっ?
一応うちの商品ですので、
手荒な調教は
お控えいただきたい
のですが...
お控え
いただきたいぞ
まあその馬見してよ
大丈夫だと思うから
フフン...
...
はぁ...
こちらが
放牧場になります
ゴゴゴ...
そして...
一頭だけ明らかに
毛色が違うね
毛色というか
雰囲気
そのものが
違うわね
この子が先程
お話しして
いた...
このように
まだ調教が
済んでいないので
荒っぽいのです
本当だねー
これは腕の見せ所
でしょ
うわっ!
まさかお前
銅鉄魔法で...
テオ君!
やっておしまい!
なんですか
それ.....
テオ
大丈夫なの
か?
あっ...
はい
ヘルヴィさん
多分
大丈夫ですよ
だ大丈夫
なのですか?
あの馬
力はかなりの
もので
蹴飛ばされたら
骨とか簡単に...
大丈夫だよ
テオ君ならね
ジーナのことを
信じていない
わけでは
ないが...
......
テオに少しでも
危害を加えてみろ
八つ裂きに
してくれるぞ
よーしよし
可愛いねー
いい子だねー
...
..
「ごい...
あんなに手に
負えなかったのに
一瞬で
デレデレに...
テオ君は動物に
好かれるんだよねー
そうね
もう一種の
魔法みたいだわ
魔法なんて
使えないですよ
...
なるほど
テオが動物に
好かれるということは
情報として知っていたが、
なでなで
.....
まさかここまでとは
思わなかったな...
いや
ちょっと待て
馬ごときの分際で
テオにあれほど
撫でられるなど...!
私ですらテオに髪を
撫でられたことが
ないのだぞ....!
しかもこれでは
二人乗りをする
口実もなくなって
しまったし...
あいつとは
絶対に仲良くなど
してやらん
さて
馬も用意できた
ことだし...
しゅっぱーつ!!
大丈夫?
大変だと思うけど
頑張って
なにせ...
重くない?
二人
乗ってるからね
少し前のこと
待って!!
まっ
す
すいませんお客さん
あの馬は一番穏やかな性格なんですけど...
あの馬は一番穏やかな
性格なんですけど...
あせ
大丈夫だ
なんでどの馬も
ヘルヴィさんから
逃げてしまうのかしら
まぁ...
わからないのも
無理はない
馬は本能的に
私がとても
危険な存在だと
わかって
しまうのだろう
しかし困ったな
このままだと
ヘルヴィさんだけ
馬に乗れないことに
なっちゃうけど...
あの
ヘルヴィさん...
ん?
一緒に
乗りますか?
!!
.....というわけで
急遽二人乗りに
決まったのだった
テオと一緒だと
安心するのか
大人しくなるの
だよな
......
それにしても
本来私か
想定していたのは
テオが後ろで
自分が前という
乗り方だった
のだが...
まぁこれも
いいだろう
テオと
くっつくという
当初の目的は
達成しているし...
.....っ!
本当なら
横向きでなく
普通に跨って
抱きつくように
くっつきたい
そちらの方が
広いからな
くっつける面積が
より...
テオの後頭部がパソコン!!
私の胸に埋もれる
ことになる
しかし
そうして
しまうと
私的には大丈夫
いやむしろ
推奨なのだが
より...
ありが
とはいえ、この姿勢では
テオと密着しないと
バランスが取れない
わけで...
テオが
恥ずかしすぎる
とのことで横向き
乗りになったのだ
へ...
ヘルヴィさん
大丈夫ですか?
落ちたり
しないですか?
大丈夫だ
テオのお陰で
安定感抜群だぞ
そうですか
良かったです
まあ本当言うと
こんなに
くっつか
なくても
私の
バランス
感覚なら
落ちる
わけがない
たとえ
落ちたとしても
私なら安全に
着地できるし
できなくても
かすり傷
一つつかない
...だが...
...だが...
ヘルヴィさんが
こんなに
くっつくなんて...
柔らかくて
良い匂いが
して...
ふふっ
嬉しいか...
もっと私の身体を
味わっていいのだぞ?
いえっ
私も嬉しいぞ
テオ
...っ!!
ヘルヴィ
さん...
ああ
ああ
可愛いなぁ
テオ.....
テオ...
ロクン...
お二人さん!
もう行こうよ!
そんなことしてたら、
いつまでも出発できないわ
すいま
せん!
行きま
しょう!!
えっ?
んんっ.....!?
パチリ
待たせたな
お前ら
結局するの!?
ええ~っ
する前にわざと
止めたのに...
だからしたのだ
邪魔されるのは
気に食わん
まったく
もう...
くっそー
なんかこの旅で
二人が
イテャイチャするのが
目に見えるよ
フフファッフフッ
私たちの馬が
テオくんの馬
みたいに
二人乗りに
耐えられるほど
頑丈だったら...
心ゆくまで
なでなで
できたのに...!!
二人は
勘違いしている
ようだが...
私は魔法で
自分の身体を
軽くできる
だから他の馬でも
二人乗りは可能
だったりするのだ
まあ
わざわざ言うまでも
ないことだか...
...さてと
...!
さてと
テオ
馬の操縦は
頼んだぞ
あっ
はい!
もう出発して
大丈夫か?
問題ないよ
まあ
二人乗り
したかった
けど...
では
行こうか
はっ
私とテオの
新婚旅行へ!!
ベルヴィさん、旅の目的が変わってますよ...!?
いや
違うから!!
問題大アリ
だった!!
とて、ここで
いや、えてもらおうと
お客様をご申したけど、
結婚しました
見ましょうかったので
作`画
原「漫画
shiryu
となりける
ついに目的地に到着!!さっそくテオの出番が....!?
でも、おまえにもちょっと
悪魔
お兄ちゃん...わかったので
結婚
お
020究極の二択
...
とうちゃーく
...
し
なんかここに
来るまでで
もう
疲れちゃったよ
ほんとね...
テオ
降りられるか?
ありがとう
ございます
..あ
男女で逆のことを
してるのに
全く違和感がないわね
ずっとあの調子で
イチャイチヤ
してるからなあ...
......
......ふむ
ここが双子山が
標高はそこまで
高くはないけれど
山頂が二つ
あるのが特徴ね
これほどの山に
入ったことはないな
破壊した
ことはあるが
何言ってるの
ヘルヴィさん
山は壊せない
でしょ?
大昔に大陸の
ほぼ全ての魔物を
滅ぼした
ヘルヴィにとって、
破壊した山など
数えられない
天変地異を
自ら起こせる彼女に
とっては日常茶飯事の
ことだったか
それは昔のことだ
さてすぐに
山に入るのか?
ですね...
もう
お昼時なので
ここでご飯に
しましょうか
待って
ました!
...ん?
いやそんな
ことより
荷物はちゃんと
運んでこられ
てるの?
それは私も
気になったわ
途中で気になって
上を見ても
何も見えないからさ
魔法の気配も
しないし
大丈夫
なのかしら?
大丈夫だ
ちゃんと上にある
今降ろす
お
.....待って
.....待って
速くない?
きたきた
待って待つて!
あんな速く
落ちたら....!
荷物が
粉々に...こ.!
.....
......へ?
さすがにあの速度で
地面に降ろす
わけがないだろう。
常識を考えろ
ヘルヴィさん
にだけは
常識を教えられたく
ないけどね!
あれ?
一個しか荷物が
降りてきて
いないけれど
これに食料が
入っているの?
はいこれは僕のパパ
僕のバッグなので
今から料理
しますね
野菜だけだと
なんかね...
テオ君が料理すれば
美味しいんだけどさ
ここに来るまでに
魔物とかと
遭遇してたら
食料に
できたんだけど...
全く遭遇
しなかったわね
テオ
肉があれば
いいか?
そうですね
調味料はあるので
お肉があれば...
そうか...
では
魔物を...
ちょっとちょい
仕留めたぞ
仕留めた
...?
えっ?
...ねえ
仕留める
...
じゃなくて?
......何かが
向かってくる音が
聞こえるんだけど
...
まさか.....
次は地面で
止める気はないから
避けろ
ちょ
ちょ
嘘で
しょ!?
嘘でしょ!?
...
あー
ビックリ
した...
この大きさの鳥なら、
食料としては
十分だろう
飛んでる鳥を
空中で仕留めるとか
無茶すぎ...
いやいや
危ないことを
しないでくれる!?
お前たちなら
避けられると
思ったからな
テオ
これで作れるかな?
う...
うーん...
こんな大きい鳥
捌いたことないですし
どうしたものやら...
それほどでも
あるけどさ
それなら手伝うさ
解体は得意だ
!?
これで
大丈夫だな
は...
はいッ
解体とは.....?
そもそも
量が多すぎて
食べきれないように
思うのだけれど
それも
問題ない
またそれ!?
常温で生肉を
保存していたら
危ないが
上空だと
気温も下がるので
この旅の間だったら
もつだろう
保存の仕方が
凄すぎるわ...
そんな
こんなで...
できましたー!!
いただきまーす!!
美味しいねー!
何の魔物か
わからなかったから
少し不安だったけど
鳥だから
大丈夫でしょう
食べるの
はやっ!!
でも本当に
美味しいわ
でしょ?
.....
...ふむ
美味い
さすがだな
テオ
美味しいものを
作るために
調味料などを
いっぱい
バッグの中に入れて
しまったけど
ありがとう
ございます...
ヘルヴィさんの
お陰で簡単に運ぶ
ことができた...
ヘルヴィさんには
助けてもらって
ばっかだなぁ...
僕もヘルヴィさんの
役に立つために
もっと頑張らないと...
と
こんなこと
助けたうちに
入らないと
思うが...
テオは考えて
いるのか
だが、お返しを
するとしたら
...
そうだな
早く性の知識を
つけてくれ
本当なら
初夜でお互いの
初めてを経験
したかったのだが、
テオの知識がなく
心の準備もできて
いなかったから
断念せざるを得なかった
まあ
その代わり
お互いの
ファーストキスを
経験できたから
それはそれで
良かったのだが
いやいや!!
別に知識がなくても
私がリードをすれば
いいのだ
いやだが
テオなら可愛いから
...
しかし
テオも
男なのだし
男の矜持として
そこは持っていた
方がいいだろう
リードされた方が
様になるのでは...:
ヘルヴィさん
僕も一人の男です
......僕が
リード
します!!
テオ
すべてを
私に委ねろ
私がリードする
しっくり
くるのは
後者だが
どちらも
捨てがたい
前者の方は
テオのギャップが
素晴らしい...!
究極の二択
誤れば世界が
滅びかねない...!!
いったい何を
真剣に考えて
いるのかしら
なんとなく
想像は
つくけどね...
そして...
ごちそうさまー!!
旅でこんな
美味しい料理を
食べられるなんて
本当に助かるなぁ
食事が美味しくないと
やる気が出ないわよね
過酷な旅の中で
食事は唯一の癒やしと
言っても過言じゃ
ないからね
テオくんの
テオの
食事が味気ないと
体力も回復しないし
食事が味気ないと体力も回復しないし
本調子が出せずに危険な目に合う可能性も高まるわ
本調子が出せずに
危険な目に合う
可能性も高まるわ
存在は
そういう
意味では
すごく
ありがたい...!
.....あ...
ありがとう
ございます...?
ヘルヴィさんも
美味しかったですか?
あ...ああ
もちろん
美味しかったぞ
ん!?
あぶない
あふない...
女相
良かった
です!
ヘルヴィさんは
いいよねー
これからずーっと
テオ君のご飯を
食べられるんだから
テオの妻
なのだから
それは
そうだろう
『テオの妻』...
ヘルヴィさんは
堂々と言うけど
慣れないなあ...
その顔が見たくて
わざと言っている
のだけどな
私たちは王都でも
いろいろと
美味しいものを
食べたけど
テオの料理が
なぜか
忘れられなかったわ
旅の途中で
食べる料理が
思い出に残りやすい
というか
忘れられないん
だよねー
そ
そんなに褒めないで
ください...
恥ずかしい
です.....!
.....
さてと!
そろそろ
行こっか!
ではいえ...
ここからは
さすがに
馬での移動は
厳しいねー
そう
ですね...
だけどここで馬を
放置するのは
危ないと思います
今は一匹も
いませんが
魔物が出る可能性は
十分にありますし...
襲われたら
ひとたまりも
ないものね
それなら大丈夫だ
私が結界を
張ってやろう
わわっ!!
ヘルヴィさん
魔力量大丈夫なの?
空に荷物を
浮かべて運んで
ここに馬を守るための
結界を張るのって
最強なのだから
できて当然だろう
朝飯前にも
ならんぞ
普通の人だったら
まずできないし
できても数分も
もたないわ
疑わしい
わね
.....もう
ヘルヴィさんが
人間かどうか
ん?
どうしたの
テオ君
いいえなんでも
ないです!
テオは嘘が
苦手だからな
反応
してしまうのも
無理はない
あれ
さて..
結界も張った
では行くぞ
はい!!
数十分後
ブラックベア
とても獰猛で
一般人なら遭遇すれば
死を覚悟しないと
いけない相手だ
逃げようとしても
人間の足の速さを
その巨体ながら
簡単に上回る
それが二体
腕に多少自信が
あっても
逃げるのが
賢明な選択だが...
久しぶりに
見たなぁ
前にこいつを
食べたけど
ブラックベア
肉が固くて食べられた
ものじゃなかったわ
.....雑魚だな
大丈夫
ですよね
...?
ぎゃあ
ひいっ......
ここは私たちが
やろうかなー
そうね
ヘルヴィさんと
テオは見てて
...
...くっ..
可愛い......
テオを
怖がらせたことは
万死に値するか
この姿を見せた
のはナイスだ