[椎橋寛] ぬらりひょんの孫 (モノクロ版) 第03巻

ＪＵＭＰＣＯＷＩＣＳで

食油総合

★この作品はフィクシヨンです。実在の人物・団体・事件などには、

いっさい関係ありません。デジタル配信用に再編集を行っています。

ＪＵＭＰＣＯＭＩＣＳで

らーいじゃあ

ぐみそうか

奴良組総会

椎橋

ひろし

奴良リクオ

ぬらりひょん

登場人物紹介

家長カナ

見た目は普通の男の子だが、実は妖

怪ぬらりひょんの孫。４分の１だけ

受け継いでいる祖父の血の影響で、

妖怪に変化することがある。

清桃

リクオの祖父で、妖怪の総大将。妖

サンターン出会って、スピールの番の総本山－奴良組の取得をリクオール

に継がせようと考えている。イタズ

ラ好きで、無銭飲食か得意

リクオのクラスメートで、小学校か

らの幼なじみ。怖いものが大の苦手

なのに、何故か「清十字径奇探偵団

のメンバーになっている。

ゆきおんな

雪女

リクオの同級生。小学生の頃、妖怪

に変化したリクオに助けられて以来

妖怪に心酔し、「清十字経奇探偵団

なるものを結成した。

花開院ゆら

リクオのクラスメートで陰陽師・花

開院家の末裔。妖怪退治の修業のた

め、浮世絵中学校に転校してきた。

式神を使い妖怪を滅する能力がある。

奴良組の妖怪でリクオの世話係。

収集組の妖怪とリクオの世語係。リクラを危険から守るため、人間に変化して同じ学校に通っている。人間

シスを心臓ならするため、入側に変化して同じ学校に通っている。人間

時の名前は及川氷麗

青田坊

第一派」の頭領。薬・

「が

奴良系

義薬を司る鳥妖怪で、その特

性ゆえ体が弱い。妖怪に変化

したりクオと柄を交わした。

島

牛鬼

奴良組の妖怪でリクオの世話

殺虫組の妖怪でリクオの世話係。雪女と共にリクすを守るため、学校に通っている。人間関の各前は今日

間時の名前は倉田。

犯人狗

リクオのクラスメ一トで小学

枚からの知り合い。清楚のと

りまきで「清十字経奇探偵団

のメンバー

木魚達勝

奴良系「牛鬼組」の組

個人差「単独」の確認で収集組の解説。リクオの命を狙っている。果たして、その責の理由とは一体」！！

理由とは一体．．．！？

え

モ！！！

前巻までのあらすじ

浮世絵中学校１年・奴良リクオは、

どこにでもいる普通の男の子。しかし、

は妖怪の総大将・ぬらりひょんの孫で、

怪の影本山「奴良組」の若頭、祖父のよう

な立派な首領になることを期待されながら

人間としての日々を送っている。

奴良組の開催を目論み、ゆらとカナを誘

拐した妖怪・旧鼠をリクオは妖怪に変化す

ることで見事、緊破。二人の救出に成

２０１２年の存在を賭けた窮地を脱した。とこ

旧鼠を墜で操っていたのはなんと、奴。

ー！！鈴部の牛鬼だったノそんなことを知るわ

妖実見

と合宿に行くことに。目的地は今なお旅行が多く戦る環境は、すっかり

伝説が数多く残る捩眠り。奇しくもその地

そしてそんなことですからここではないのでしょうかということはありませんでしたが．．．これだと思っているのですが、この時期があると思いましたのでは何からないことを知ってくらんないます。ことだけどことになんだろうからだけですけどうなんです。

は、牛鬼の屋敷のある山であった．．．。

．．．！も選ばれ

リクオは、ただならぬ腕騒ぎを感じ、

そういうことですね。これからここにいただくことになってしまいましょうか．．．こんなことがありますのですが、これではなかったのかないと思いませんでした。それでしょったらなんですかっていまいけどこと思ったが、そんないまだけどうですよね

することを勧めるが断念。そんな中、

を山に留まらせることに成功した牛鬼

下たちが清十字国を強襲”この危機にリ

数へ単身乗り込み、生鬼と対峙する。つい

に死闘の幕が切って落とされた！！

．．．

もく

あたしは．．．飛びく

番外編

風の妖怪．．．

花開院流陰陽術．．．

第二十三幕、

第二十四幕、ぬらりひょんの力．．．

第二十二幕

みそう

第二十一幕、妖良組総会．．．

たんじょうび

第二十幕、カナの誕生日．．．

ようかいうんがいきよう

第十九章「カナと妖怪・雲外鏡．．．

だい

うさあい

まくぎゅう

第十七幕、牛鬼の愛した奴良組．．．．．．

第十八幕「カナ、１３歳

第十六条、梅若丸と牛鬼．．．

ゆうじかいさ．．．たんていだんこうそう

清十字怪奇探偵国抗争第．．．

がいんりゅうおんみょうじゅっ

．．．

妖怪・牛鬼が

．．．

第十六幕、検若私と中恵

かつて人間であった

ときー

彼は梅若丸と

呼ばれていた

京の公家の

家系に生まれた

梅若丸は

１０歳の時に父と死別

その菩提を

弔うために

フ歳で比叡山の

ある寺に入った

母とは

ここで今生の

別れとなった

梅若丸

ハイ

あなたは頭のいい子．．．

きっと立派な人間に

なるのですよ

母様も

お元気で

頑張っていたら

いずれまた

会える．．．

梅若丸はそう

思っていた

やがて

頭角を頭し

寺の先輩たちを

どんどんと

追い抜いていく

１０歳のころには

比叡山中に

そのオが知れ渡る

存在となった

が

それは同時に

同僚たちの

妬みを生む

１２のときまでに

彼は三度

目にケガを負った

どこから

ともなく

飛んできた

石つぶてが

ここに居場所が

ないことを

教えてくれた

母に

会いたいー

自分を

理解して

無償で愛して

くれるのは母だけ

彼は寺を

抜け出した

比叡山から京への道は

他の子には長かった

道の途中

琵琶湖畔の大津

もし

もし．．．

その女たちは

言葉巧みに

梅若丸を

連れさった

もしや

あなたの

名前は

梅若丸

ああよかった．．．

やっと見つけた

普段なら．．．

だまされることは

なかったろう

しかし

その時は

違った

え

母様がー

御病気だって？

この地で

倒れられていた

のです

御前はーー

私たちの屋敷で

休んでいます

私たちに．．

ついてきて．．．

かかさま

母様

かかさま

母様

待ってて．．．

今行くから

その山は

地元の人間も

めったに入らない

捩眼山ー

連れさられた

その先

おそろしい妖怪

「牛鬼」があらわれる

山であった！！

無力な

梅若丸は

ただただ．．．

呑まれる

だけであった

死にたくない．．．

母様に．．．

会うまでは！

生きな

きゃ！！

バカめ．．．

お前の母親たぁ

コレのことか！？

か．．．

母様ァァ

アアア

ギャハハハヘハハ

ー貴族の

ああ

肉はうめぇなぁぁ～

この女も

大津の地で

わしらにだまされ

のこのこやってきた

あわれな

親子よのぉ

！

よかったなぁ

再会できて

ワシの．．．

口の中でなぁぁ

梅若丸．．．

立派な人間に

なるのですよ

ふつふつと

わきあがる憎悪は

梅若丸を

人間として

とどめおかなかった

彼の精神は

霊障にあてられー

鬼のそれへと変わった

魔道に墜ちた

少年は妖の

腹わたをつき破る

え！？

な．．．．．

ひっ．．．

妖怪・牛鬼は

母の死骸を

抱えながら産まれた

母様ァああ

．．．．．

少年は

やがて

人間を

おそうように

なる

菩提を

弔うために

死体を

つみあげた

山に住まう

妖怪どもを

ひきーわー

いつしか

自分自身が

牛鬼と呼ばれる

ようになった

人里を

襲った

母の愛を

忘れてしまう

くらい

年を経たー

奴良組と呼ばれる

百鬼夜行と抗争が

起こったのはその頃だ

彼らは

突然やってきて

牛鬼に堂々と

ふつかってきた

こいつら．．．

オレをつぶそうと

いうのか！！

いつらしをつぶそうとうのか！！ふざけるな！！

ふざける

な！！

武闘集団の一大勢力

となっていた

牛鬼組はやはり

真っ向から

ぶつかった

抗争は三日三晩

続きー

地力で勝る奴良組が

結果的に上回った

そして

大将として！

首を刈られる．．．

そう思ったとき「

おぬし

やはり強いのう

牛鬼

おぬしワシの

仲間んなれ

のぅ？

「やつは

オレをためしたのだ

自分の身を

ぶつけてー

うわさ通りの

力と才能じゃ！！

オレを認めた

そして上回って

なおー

かなわぬと思った

それから

数日後

牛鬼は

ぬらりひょんと

盃を交わした

牛鬼は

盃を交わした時

言われた言葉

それが．．．

お前の祖父であり

あの言葉を

忘れることは

なかった

私の．．．おやえ

親分．．．だ．．

私もかつては

“人”だった

“生きたい”と．．．

願う人間．．．

だが．．．にんげん

人間には．．

悪鬼に

耐える力が

ないー

．．．．．．？

それでもなお

人であり続ける

なら

私は自らをかけ

葬るのみ

魔道に墜ちろ

リクオ

私のようにー

人間を捨てろ

総大将に

なるのならば

私を

越えてゆけ

リクオ

．．．それで

良いのだ．．．

妖怪年齢は千年を超える

１２月６日生まれ〈梅若丸の時〉

身長〈六尺一寸

体重／ニ十二貫

牛鬼組

構成人員７５人

若頭／牛頭丸

若頭補佐ノ馬頭丸

牛鬼の愛した奴良綾

リクオ

きけ

捩眼山は

奴良朝の

最西猫ー

ここから先

第十七幕『午鬼の窓

た奴良組っ

奴良組の地は一つもない

リクオ様

ああ！？

な．．．

なんだぁぁ

この状況は！？

！！

そこにいるのは

．．．．．．．．

牛鬼だな！？

！？

貴様．．．．．

リクオ様

．．．

この地に

いるからこそ

よくわかるぞ

リクオ．．．

内からも．．．

外からも．．

いずれ

この組は

壊れる

だから私は

動いたのだ

早急になお

立て直さねば

．．．．．．

ならない

私の愛した

奴良組を．．．

つぶす奴が．．．

許せんのだ

たとえ

リクオ

お前でも

な．．．

兄貴．．．

逆臣・

牛鬼！

リクオ様に．．．

この本家に

直接刃を

向けやがった．．．！！

当然だとは

思わんか

嫌だよ

ぼくはようかい

妖怪じゃ

ない

奴良組の未来を

託せぬ

うつけが継ごうと

いうのだ

しかしまえ

お前には．．．

器も意志も

あった

オレは昔から

変わらねぇ

三代目を継ぐ

私が

思い描いた

通りだった

もはやこれ以上

考える必要は

なくなった

リクオ様

危のうござる！！

これが

私の

結論だ！！

牛鬼

貴様ぁ

ああー

止める？

ーなぜ

リクオ

．．．．．．

リクオ．．．

様？

私には．．

謀反を企てた

責任を負う

義務があるのだ．．

なぜ

死なせて

くれぬ．．．

おめーの

気持ちは

痛ぇ程

わかったぜ

オレがふぬけだと

オレを殺して

自分も死に

認めたら諦めたで

それでも

死を選ぶたぁ

キ頭や

馬頭にも

会わす顔がない

ではないか．．．

らし．．．きい

心意気だぜ

ぎゅうぎ

牛鬼

だが

死ぬこたぁ

ねぇよ

若！？

こんなこと

って．．．！！

こんなこと

で．．．．．．なぁ？

これは

大問題

ですぞ！！

ここでの

こと

お前らが

言わなきゃ

すむ話だろ

若ぁ～．．．

牛鬼．．．

さっきの

”答え！

人間のことは

人間ん時のオレに

きけよ

気に入らなきゃ

そん時斬りゃーいい

その後．．．．．．

勝手に果てろ

５歳の時に

死別した父

フ歳で

生き別れた母

記憶はほぼ

ない

だからあの時

言われた言葉が

ひどく心に残っている

オレがお前の

親になってやるよ！

親とは

このような存在

なのだろうか

ぬらりひょんの孫を

私の家は．．．

あのときから、

梅若丸

この

奴良組になった

あ

起きた？

ケガはなんとか

なったみたいだ

よかった！

君の

部下は

迅速だね

牛鬼

．．．．．．？

リクオ

リクオ．．．

．．．？

「氷」は

これくらいが

ちょうどいいか

本当に．．

朝になると．．．

変わってしまうのか

．．．．．．

今は．．．

人間だよ

覚えて．．．

いるのか

覚えてる

昨日のことも

ことも

全部

旧鼠のことも

蛇太夫もガゴゼも

ボクが

殺ったって

知ってるよ

．．．

妖怪のときは

なんだか

血が熱くなっちゃって

我を忘れてしまうって

ことも．．．

リクオ．．．

そろそろ

覚悟を決める

ときなのかな．．．

いつまでも

目を閉じて

られない

怖いけど．．．

本当は平和で

いたいけど．．．

〝守らなきゃいけない

仲間”もいる

この血に

たよらなきゃ

いけないときも

あるって．．．

知ったから

だから

ボクは

そこまで

組のこと．．．

思ってくれる

牛鬼が

百鬼夜行に

いてくれたら

．．．うれしいよ

ぎゅうーき

牛鬼

ワシの組に

入れよ

いう？

また

全力で．．．

ぶつかって

私を上回って

なお．．．

私を認めた

そーいえば

みんなどーして

るかな

清継くん．．．

強引に気絶させて

おいてきちゃったけど

大丈夫．．．かなぁ？

大丈夫

．．．かなぁ？

一方その頃ー

うう～～～

んん．．．

立派な．．．

お姿っす

ねええ～．．．

ああ．．．

やっと会えた

真の闇の王．．．

百鬼夜行の主．．．！！

ボクは．．．

小学校の頃から

あなたのことを

す〜〜っと

ず～っと

主！！

うおおお

若あ～

一体どこ

ですかぁ

．．．

助けに

来ました

ぜえ～～～

ん？

なんだ？

やけに

立派すぎる

背中だ

うわぁ

なんだぁー！？

マイ

百鬼夜行

の主は

どこ行ったぁ

ああ～～～

〜〜〜～～！？

どこ行って大人な

大変なん

おかう

こ．．．ごめーん

注中で

起きたー

サンナビ４ＦＣにて

いや、シッピーや！

がやばらりりえ・

いっぱいあるわ！

．．．

おおっ

島くん

ヤマハン

ふふふっ、

いくヤッハ

私もちゃんと

うう．．．．．．

またあの夢．．．

見ちゃった．．．