焼却

ふっ

次は足かしら？

え？

あれ．．．

私の足は．．．？

無駄だ

俺からは

逃げられない

！

何なのよ

アイツ

今のままじゃ

殺されちゃい

そうね

私の指示が届く範囲

半径約５０キロに

飛散している蚊達を

呼ぶ

町の人間どもは隠れて

血を吸わせないようだけど

森や自然の動物は別よ

さぁ来なさ

アンタ達

溜め込んだ

ジュースを私に

注いでちょうだい

無駄だ

あの数

．．．．．．

この町

全体．．．

いやもっと

広範囲で

血を集めていこならば

いたならば

．．．！！

奴にとって血液は

単なる食糧では

ないのか．．．

まだ集まっている

これは早急に終っっ！！

これに馬魚！終わらせた方が

よさそうだな

待てコルァー

俺との決着が

まだ着いてねーぞ！！

！

何だあいつは

！？

何だあの雲

いや何かうごめいて．．．救？うわ

．．．蚊？うわ

ああ．．．

そこのお前

避難していろ

あの群れは

意思を持っている

こちらに気付けば

すぐ襲ってくるぞ

・まじで

え！！

やべーじゃん

早く逃げ．．．

．．．！！

言葉を話すから

人間程度の

知能は持っている

と思ったが．．

所詮は虫か

わざわざ

焼却しやすく

蚊をまとめて

俺に向けるとは

お前を発見時に

周囲５００メートル内に

生体反応が

無いことは

確認済みだった

ここなら

遠慮なく

吹き飛ばす

ことが．．．

しまった

人

巻き添えに．．．

いやー

助かったよ

すごいな

すごいなお前！今の何？

あれが

ホントの

蚊取り閃光

なんつってな

ほほほぼほほぽほほっ

！

その子達は必要なくなったのよ

だって

ハカねぇ

こんなに強くなっこッで

なったんですもの

あははは、は

そんなパンチじゃ

蚊も殺せないわよ

ほっほっぽっ脆いわねー

次頭捕ったげる♥

血液を吸収するほど

身体機能が進化する

仕組みだったのか

完全に油断した

もう勝機は無い．．．

自爆するしか．．．

すまない．．．博士．．．

蚊：：：．．．うぜぇ

：：：·．．．

ちょっと

待った

ん？

俺は単独で

正義活動

をしている

サイボーグ

フェノスと

いう者だ！

ぜひ名前を教えてほしい

弟子にして、ここまで

いただきたい

あ．．．うん

サイタマ

だけど？

．．．え？