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ヒーロー

超合金クロビカリは

幼少の頃

虚弱体質で

運動が苦手であった

遊びとはいえ

スポーツや

追いかけっこ等

勝負事では

敗北を重ね

自信が芽生えず

気の弱い

少年時代を

過ごしていた

15歳の誕生日

彼はプレゼントとして

両親に3キロの

ダンベルをねだった

それから

彼は毎日かかさず、

ダンベルを持ち上げ

ダンベルの重さは

5キロ、10キロと

増えていき

数年後

片腕で50キロを

持ち上げるようになり、

200キロ

500キロ

さらに月日が

経つと

2ト

さらに

数年後

その肉体は一体どれほどの

頑強さを手に入れたのか、

もはや数字で表すことは

かなわないレベルに達していた

彼は孤独な戦いに

完全なる勝利を収め、

大いなる自信を

育むことに成功した

その筋肉

正に無双

そして連勝に

次ぐ連勝

やがてS級

ランクに昇格し

あらゆるスポーツ競技で

圧倒的なバフォーマンスを

見せつけた彼は活躍の場を

ヒーロー協会に移し、

その後も己を鍛え続けた

自分の100%を

ぶつけられる

好敵手を探す

ようこなった

彼は戦いたのか?求めていた

彼は

速さだけ

じゃない

威力も

上がってい

ぐっ

こんの...

ッツ...

どうしたッ

クロビカリ

テメェはヒーロー

じゃなかったのか

〈怪人ごっこ〟を

止めるんだろうが

俺はまだ

生きているぞ

この男

ガロウは強い!!食\!

強い!!!

俺が求めていた

100%をぶつけられる

相手...のはず:

なのに、何だ

この気持ちは

求めていたものは

「戦い”ではなく

良く

じるつもりは

いえ、

埋めない

『この戦いは俺も無事では、客族はいかもしれない』と

済まないかもしれない』と

思考を廻らせた次の瞬間

久しく

忘れていた

恐怖が

大きく

巨きく

それから先は

覚えていない

気が付いたら

こんな状況だった...

だが一つだけ

確信したことが

ある...それは

俺がやってきた事は

何も誇れることじゃない

正義心も覚悟も

伴わない単なる

ヒーローごっ

怒るのも

無理ないな

一発じゃまだわからないか

...本当にすまない

ほらな..俺の全力でも

ノーダメージだ!

負けたといっても

クロちゃんの戦力に

変化はない!

ハッキリ言うが

俺だって正義のために

命なんてかけてないさ

筋肉の鎧は健在だ!!

正義活動のついでに

男漁りができる旨味がなきゃ

ずっと因人やってたかもしれない

俺はガロウに

たった一撃で

倒されたのにだ!

姿を見せない

ガロウが今後どう

動くか予測できない!

絶対にクロちゃんの

力が必要になるんだ!!

俺には基本的に守るものなんか無いんだから!

無いんだから!

でもクロちゃん

には守るべき

人がいる!

いや...

そんな人が

いるなら

ヒーローなんて

やってない...

いるさ!

それは

あなた...

あなた...クロちゃん自身だ!

誰だって自分が可愛い!!

クロちゃんもずっと大切な

自分を育て...守ってきた!

だがこのままでいいのか?

俺にはできない。

立派な事だと思う!

ここで引き下がったら一生『大切な自分』を失ったままだそ?

失ったままだそ?

見なさい

自分の身体を

その震え...

それは筋肉が泣いてるんじゃないのか?

行こう

こんなところで体育座りするために鍛えたわけじゃ

鍛えたわけじゃ

教えたわけしないだろう?

ていうか

一緒に来ないと

ディープキスするぞ

いいです

はっ

身体がおかしい

思うように

動かねぇ...

少し無理しすぎたか:

てっきり俺はとっくに

人間の限界超えたもんだと

思ってたんだがな...くくッ

くそっ

くそ...くそっくそッ

痛い痛い癪い...

意外と死なないもんだな〜ッて

馬鹿か

なんだか寒いし

眼もよく見えねぇ...

所詮は俺も

どこまでいっても

人間なんだ

かはっ

ヒーロー共も人間だし、軽くヒンと重ねざって

怪人化した連中だって

見た目がキモいだけの

弱い人間だろーが

最初からわかってたのに

ヒーローだ怪人だと

立ち位置なんか意識して

いったい俺は何を

したかったんだかなぁ

そんな俺は人間だったってか

理不尽が嫌いで

理不尽を

作る人間も

嫌いだった

じゃあ結局は...

俺はこうし

そ死にたかったのか

向上したのは

パワーだけ

力が届かない...

最も重要なのは

機転と想像力だと教えたはずよ。

サイコス

フって