遂にきた

出番だな！

風刃脚！

迅い．．．！

お前の仇は

取ってやる

ギャ

俺の出番だな

俺の出番だな。かかって来い

まだ

立てるか

テメェ．．．

ほんの数刻前．．．

地下でお前と

対峙した時の

俺には

．．．

覚悟が

無かった

死を賭して

お前を止める

覚悟がな

だが今は違う

命を賭ける

最後の

悪あがきを

させてくれ

そういう所が一番

ムカつくんだよ

捕まえ：

きゅ

玉砕覚悟で

まあ覚悟ぶつかるなんて

なんてのは．．．

誰でも

出来るんだよ

馬鹿野郎．．．

格好良いとでも

思ってんのか？

大衆がデメェら！に

そんな自己満足を

求めていると思うか？

なぁ：テメェら．．．

感覚が大きく

ズレてるぜ．．．

身を以て

知れ．．．

クロビカリ．．．

よ〜し．．

『ヒーロー』の

単語から連想する

救済性を持つ

ヒーローなど

この世に存在しない

という事を．．．

立て！

今からお前を．．

「自分だったらもう

立ち上がれない」

と俺が思う程に

傷めつける。

これはテストだ

まぁ楽しむといい。

おい．．．

そこの．．．ッ

少し肩を

貸してくれ．．

かッ．．．こほッ．．．

ヒュー．．．

．．．コヒュー．．．

お前ら完全に

負けてるじゃん

何で「手を出すな」

なんて言うんだ？

名も知らん

Ｂ級ヒーローが

無駄に命を落とす

必要は無い．．．

クロビカリが

命を張っている所に

横槍を入れる気か？

これは俺達

Ｓ級ヒーローが

乗り越えなければ

ならない問題だ．．．

黙って肩を

貸してくれ．．．

もう数分で完治

できるんだ

．．．．．．

．．．で、お前は

望み通り

玉砕した

訳ご

だが．．．

テストは

ここからだ

今から

あのガキを殺す

あの不細工な一般のガキをだ

般のガキをだ

他のボロ雑巾どもの

耳にも入るよう

大きな声で言ってやる。

今から

俺は

ガキを殺す

と、

ヒュー．．．

ヒュ

ヒュー

．．．

．．．わかった．．．

そういう事か．．

アイツ：どこまで

性質の悪い心根

してやがるんだ．．

何が？

あ

／＠～！

お前は

下がってろ

ガロウ！

遊びはもう、口城に

いい加減にしろ！

子供を殺すべく

歩き出した怪人を前にして

お前らが為すべき事とは

何か．．．．？

ヒーローに存在価値が

あるというなら

この場で俺に

見せてみるがいい

今ハッキリ

理解したぜ

テメ〜の行動選択は

特に何の信条にも

準拠してねぇ．．．

ただ何となく

ヒーローが嫌いな

だけの、単なる

嫌がらせ趣味の

クズヤロー、だ

お前．．．

さすがに

畏れ入るぜ．．．

そうやって

俺達の嫌がる顔を

．．．

俺達の嫌がる顔を見るためだけに命がけで怪人にまでなったというのか．．．

どこまでやれば、お前よかった。

お前は納得する

っていうんだ？

『ヒーローは．．．』

リンビマンさんの

回答は分かり易くて

良いな〜！！

『凄惨な現場を

作り出そうとする

怪人を前に口を動かす

だけの簡単なお仕事です』

アドバンテージを

持つ肉体のくせに

一番の臆病者かぁ？

あぁ．．．

実際そうだ。

俺達の目の前で、

子供の殺害を

予告されて

その通りに

子供が死んでみろ

その時はもう．．．

そこで思考の

無駄を悟り、

ヒーロー

ゾンビマンは

拳を握り締め

まるで言い訳を

するように

徹底的な

破壊を受けた。

つっ＂く