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Instructions:
おと
TheppridsStorics
わっ
Kacord...Mori
嫁話と
...。..co.
BEANABEOMIX
ご嫁謡りの
...8404729396
1920.579006201
KADOKANAWAWIATAPAの
ISBN978404728960.Cog79、¥620E
定価:【本体62017】+税発行・株式会社にいりOKANA
森薫
Thepidessstorice
わかっ
人でのアイドルのアプリを
...
スポスティーズ
...。.....
...
...
...
そういうことですが、
そんなことないと思っていますが、
そういうことで、これからもうちょっと
...
...
そういうわけではないのですが、
乙嫁語り
台嫁語りゅ
森薫
The.BridessStorte_
うん。...ありがとうございますので
本林薫
第六巻目次ーも!
第三十五話、
新しい
第三十四話
第三十四話、後ろの間、
うしー、だって、
第三十三話、アゼールの攻撃
第三十二話、
第三十一話
何事
第三十一話、名古屋
せい
きっとは、しゅうげき、ちょっと
騎馬の襲撃
ほうけき
第二十九話
第三話、ハダンとの会談
第三十九話、放牧地
第二十八話
ほうほど
第二十八話、背くらべ、
I2?
19世紀
中央アジア
♦第二十八話♦
カルルク・
エイホン(12)の所へ
アミル(20)が
嫁いできたのは
少し前
産まれた
子馬は
若馬になり
ふたりも
ひとつずつ
歳を重ねる頃、
次ぼく!
子羊は
豊かな毛を
蓄え始め
ぼくも
やって!!
こら
引っぱるな
あぶない
動くなよー
伸びてる!?
そうだな
ぼくも!!
ぼくも
もう
いっかい!
そんなにすぐ
伸びるもんじゃ
ないんだよ
少し
伸びてるな
ロステム
お前
今計った
ばかりだろ
ほら
同じだ
計って
みるかい?
あっ
はい
よー
もう
いいよ
おー
すごいな
伸びて
ますか?
伸びてる
伸びてる
すごい
前に
計った時より
こんなに伸びてる
すごい
かっこいい
・ごめんねああ...
いいから
不発二十八話地間くらりべて
ほう
そうか
そんなに
伸びてたか
毎日見てると
気が付かない
もんだがな
でも確かに
大きくなったわ。半分くらいしか
前は私の
なかったのに
それは
すごく前の
事じゃないか
これ!!
これ僕!
こりゃいずれ
父親を
抜くかもなあ
まだ
わかりません
わよ
いやいや
叔父たちも皆
背が高かったし
そういえば
服も少し
きつくなったかも
そうですか?
うん
腕を上げると
引っぱられる
感じがする
丈も
短かいし...
―...
新しい服を
作りましょう!
どれに
しますか?
あのさ
どんな色が
いいですか?
でも...
一応
言っておくけど
刺繍はもう
しなくて
いいからね?
もし病気に
なったら...
子供じゃ
ないんだし
いつまでも
お守りいっぱい
付けてたら
おかしいよ
いえでも
もう
ならないよ
万が一って事が
ありますから
やっぱり刺繍は
しておかないと
どうしても
何かつけて
おかないと
不安だって
言われて
でももう
いきなり
死んだりする
子供じゃ
ないんだし
背だって
伸びてるし
そこまで
心配する事
ないのに
いつまでも
過保護って
いうか
もうちょっと
大人扱い
してくれても
いいのに
カルルク
お前が
夫として
頼りないんじゃあ
ないのか?
年下だろうが
男として
堂々とした所を
見せれば
まあまあ
あなた
確かにねぇもう平気だとは
思うけど
アミルさんが
心配してるのが
問題なのよねえ
嫁も
安心して
手放すだろうさ
しっかりしろ
なんだ
どうした
どうした
もう大丈夫なのかも
しれないと
思う時も
あるんですけど
それで
もしまた
病気でも
したら...
でもやっぱり
いきなり全部
無くすのは
心配です
どんなに手をかけても
どうしようもない時は、
ありますけど、
少しでも
悪い事が
避けられるなら
もうちょっとの間は
手のかかったものを
着ていて欲しいんです
困ったねえ
アミルさんや
不安は
わからんでも
ないけどね
風邪の時も
そうだったが
ちょいと
心配しすぎ
なんじゃ
ないかね
俺は
カルルクの気持ち
わかりますよ
子供じゃ
ないんだから
子供扱い
されるのは
嫌ですよ
男なんだし
あら
アミルさんが
心配してるんだもの
なによー
何かあったら
アミルさんの
ほうが大変よ
安心させて
あげれば
いいじゃない
見たでしょ?
カルルクが
風邪ひいた時
......
男としての
気持ちは
どうでも
いいのかよ
いいじゃないの
大事にされてるん
だから
セイレケ
お前なー
こら
お前たちが
ケンカして
どうする
あの
お義母様は
どうお考え
に?
まあ
周りが
あれこれ
言わんと
夫婦ゲンカは
犬も食わん
わな
ことだね
放っておく
ねえ
聞いた?
それ
ホント?
この前まで
元気にお店に
出てたじゃない
金物屋の
旦那さん
亡くなったって
急だった
らしいわよ
そういえば
ワリーさんの
弟さんも
亡くなったそうよ
そうなの
?
まだ
若いのに
かわいそうに
残念
ねえ
私あとで
お見舞いに
行かなきゃ
どんなに
元気でも
もし
カルルクさんが
いなくなったら
私
どうしていいか
わかりません
悪い病気に
かかったら
本当にあっという間
ですから
あー
な
仲
いいんですねえ
こんな事
初めて
です
大事だと
思えば
思うほど
不安になって
それが
好きだって
事なんで
しょうか
そ
それは
あれですね
やっぱり
そうですか?
アミルさん
ちょっと
変ですね
そうですよ
気にしすぎ
ですよ
まあ
私だったら
ホラあんまり
心配しすぎると
相手の負担に
なるって言いますし
妻として
夫に負担を
かけるのは
良くないですよ
信用してバーンと
突き放しちゃい
ますけど!!
そうですか
じゃあ
また
アミルさんも
考えすぎちゃ
ダメですよ
はい
どうした
パリヤ
パリヤ
なんだ
帰ってたのか
おい
寝ないの?
アミル
......
......
はい
もう少し
ねえ
アミル
ちょっと
立って
はい?
!!
アミル
僕は
そんなに
弱くない!
背だって
伸びてるし
もうすぐ
13歳になる
力だって
アミルに
負けないよ!
.....はい
そりゃあ
風邪ひいたりは
するかも
しれないけど...
時々は
熱を出したり
するかも
しれないけど...
......
とにかく
あんまり
心配されると
頼りなく
思われてる
みたいで
その
なんて言うか
......
男として
嫌です
......
僕は
大丈夫だから
アミルを残して
死んだりとか
しないから
だから
信用して?
わかりました
もう心配
しません
......
あっ
心配して
ませんよ
全然
心配して
ませんからね
そういえば
カルルクさん
最近急に大人っぽくなったわよねえ
最近急に
大人っぽく
なったわよねえ
そうよ
前から
しっかりしてた
けど
そう
ですか?
りりしく
なって
あぶみ革も
もう少し長く
しようかな
本当に
男の子の成長は
あっという間ねえ!
今だと
ちょっと
短いから
何?
いえ
なんでも
ないですよ!
◆第二十八話おわりゃ
...
★第二十九話や
その手元の放牧地・
そういうわけで、
馬は
馬は
家畜では
あるが
ただの家畜と
いうわけでも
ない
馬は荒らされた
牧草地を
好まず
日々新しい
土地を求める
羊やラクダほど
扱いが楽な
わけでもなく
放牧は
長期に渡り
昼夜を問わずの
見張りが
必要となる
そう言われても自分で
一度出れば
何日も
戻る事がない
いや...
ん!!
...
そんな
いいんじゃないでしょうか
馬は
家畜ではあるが
ただの家畜と
いうわけでもない
所有する
羊の数が
遊牧民の
資産なら
そういえば、ここはやっぱりなくないので、
...いいんじゃないんだよ
所有する
馬の数は
遊牧民の誇りで
あるからだ
...
アゼル!
どうしたぁ!?
馬の仔が
川に落ちた
アゼル
このくらいの歳は
向こう見ずだ
何ィ!?
あぶねえな!
目を離すと
何をしでかすか
わからん
何が
あった?
ああ
別に
何ってわけじゃ
ねえけど
そろそろ
食い物
切れかけてる
頃だろ
持って来て
やったぞ
ホラ
そうか
馬の
調子は
どうだ
アゼル
牧草は
足りてるか?
......
毎日土地は
変えているが
限界がある
牧草地か
足りては
いない
羊が荒らして
いない牧草地は
わずかだ
ヌマジにごっそり
持っていかれたのは
痛いよな
おっさんたち
ピリピリ
してるぜ
......
足りなければ
外から買うしか
ないんだが
牧草を買うのは
恥だと思って
いるからな
珍しく
差し入れなんて
しに来たと
思えば...
それで
言い訳作って
抜け出してきたと
いうわけか
まあ
それだけでも
ないけどな
おうよ
とばっちり
受けたく
ねえ
アゼル
馬は見ていて
やるから
ひと走りして
乾かして来い
見張り続きで
気も抜けんだろう
交替
してやろう
水だ
持ってけ
日暮れ
前には
戻れよ
そうだな
ああ
兎は
肉には
なるが
狐や虎に
比べて
毛皮は大した
値がつかない
それでも
狩りには
度々出る
弓の腕が
落ちぬように
これは
立派な角だ
売れば少しは
牧草の足しに
なるだろう
そうだな
お
すげえ
ジョルク!
何!?
俺が開くのかよ!?
お前は何も
してないだろ
え!?
めんど
くせえなー
こら
寄ってくるな!
馬は
それくらい
しろ
お前たちの
食い物じゃ
ないぞ!
馬は
家畜では
あるが
ただの家畜と
いうわけでも
ない
アゼルはいずれ
父を継いで
族長になる
半分は
残しておけ
馬の群れを
任されるのは
期待の証だ
順当に
行けば...
お前はいつも
やたら細かく
切るな
え!?
めんどいから
今全部
食っちまおうぜ
順当に行けば
父の死後
うるせえな!
文句を
言ってる
訳では...:
先の話だ
文句言うなら
自分でやれよ!
どうした?
ルアゼル
...このツアルの情報をご紹介したのは
これからは、ここからの
あの...いや、これだけではないのですが、それは
それはそういうことだけど...いいんだよ
いや、そんなことはないのですが、
それは...!!そんなことはないのですか?
いいのねえ...、、いや何なんか!!
...いやいや、そんなことは
う、うん...
抜け出して
きたの
バレたかな
やべ
トガンの
おっちゃんだ
アゼル
親父殿が
呼んでいる
戻れ
いいから
戻れ
まだ馬が
十分に肥えていない
こちらのほうが
重大事だ
バダンとの
話し合いの席を
設けることに
なった
近く
出発する
俺たちは?
全員来い
早くしろ
牧草地が
足りなく
ある所から
奪う
までだ
外から
買いたくも
ないとなれば
戦いが
始まる
★第二十九話おわりゃ
ダンとの会談
だから
◆第三十話
事の起こりは
ヌマジに嫁いでいた
ハルガルの娘が
死んだ事にあった
ヌマジは
この地一帯の
有力者であり
地主である
ハルガルも
姻戚関係に
ある限り
全ての恩恵を
受ける
だがそれも
嫁いでいた娘が
いればこそ
富は分配され
豊かな牧草地には
不自由しない
縁が切れれば
土地を分け与える
理由もない
ヌマジは
ハルガル一族に
土地から出て行く
ように伝えた
ハルガルは
うろたえる
この地を
追われては
どうなる
やがて
冬が来る
牧草が足りなければ家畜は飢え死ぬし
牧草が足りなければ
家畜は飢え死ぬし
家畜を失えば
いずれ我々も
野垂れ死ぬ
しかない
「なんとしてでも
ヌマジとの
姻戚関係を
切らすわけには
いかん」
「誰でもいい
年頃の娘は
いないか」
ハルカルは
アミルに
目をつけた
ついこの前
嫁いで行ったばかりで
子もいないはず
連れ戻して
ヌマジに
嫁にやれ
思惑は
成らなかった
街ぐるみの
抵抗に遭い
アミルを
連れ戻す事も
かなわず
ヌマジからは
牧草地を
追い出された
事態は
逼迫する
生き残る為に
早急に新しい
牧草地を
手に入れなければ
ならぬ
無ければ
ある所から
奪うだけ
なんだ
アゼル
言いたい事が
あるなら
言ってみろ
お前たちは
一度
しくじった
親父殿
ほかから
手など
借りずとも
良いのでは
これ以上
グズグズ
してられん
手勢が多ければ
早く片がつく
こんな所で
余計な
損害を
出せるか
元はと言えば
アミルひとりで
事足りた
簡単に
済む話を
ややこしく
しおって
あの連中は
信用なりません
お前に
何がわかる
以前は
そうであっても
分かれて
久しければ
同じ志を
期待するのは
無理な話
です
バダンは
ロシア側に
寝返ったとの
噂もある
バダンとは
同じ祖を持つ
分家どうしだ
だから
なんだ
いいように
利用されてる
だけだ!!
黙れ
アゼル!!
子が父親に
逆らうか!!
知ったふうな
口をきくな!!
見ろ
もう着く
よく
来てくれた
我がうから
同胞よ
我らが
手を携え
ともに
片翼を
担えば
一族としての力は
より強大な
ものとなろう
ハルガルの長
ベルクワト
息災で
何よりだ
バダンの
オルータムスだ
まぁ楽に
してくれ
事情は
聞いてるよ
もちろん
協力
するとも
なかなか
大変だった
ようだな
羊の
飢えて鳴く
声は
忍びない
冬の厳しさは
よく知っている
それで?
どこを
取る?
我々も度々
家畜を減らして
辛い思いをした
あまり
遠くないほうが
いいだろう
それだが
あの街には
恨みがある
なんとしても
手に入れたい
どこだ
それは
山は越えるが
ひとつ
当てがある
土地も
良かった
フン
フン
悪くない
な
あそこには
娘がひとり
いる
攻めながら
人探しは
無理が
ないかね
心配ない
ついでに
取り返したい
事前に
呼び出す
街の人間に
知らせるの
では?
それも
そうだ
父親が言えば
逆らうものが
決まりだ
そこに
しよう
それでだ
取り分の
話だが
我ら一族は
1頭の馬だ
ああ...
それは
言わずとも
頭が食べる物を
足が奪おうとは
思わん
肥えるのは
同じ身では
ないか
ただ.....
そうだな
それは
無論
どう
攻める?
それぞれが
見つけた財を
己れの物にするのは
許して欲しいが
策など
必要ない
当然の
権利だ
策は
あるのか?
言うより
見るが
早いだろう
手前に
短銃200挺
奥にあるのは
手投げ弾
軽量砲が18基
爆楽は
そのまま
使ってもいい
小銃は
先込め式
元込め式
いろいろ合わせて
数は忘れたが
結構ある
はずだ
弾は
馬に
食わせるほど
ある
フン
ロシア製か
買いつけたのさ
連中
田舎者のくせに
いい武器を作る
これは誰でも
使えるものか?
弓に比べたら
玩具のような
ものだ
こちらには
手慣れた者も
いるしな
もちろん
これだけあれば
小さな街など
半日で落とせる
子供でも
扱える
全員殺せば
文句を言うやつも
おらんだろう
確かにな
アゼル?
馬には
何もない
あの場に
いたくないから
出てきた
だけだ
どうした?
馬に何か
あったか?
身も蓋も
ねえな
ジョルク
バイマト
お前たちは
どう思う
.......
俺が口出せる
話じゃねえもん
おやっさん
たちが決めた
んなら従う
しかねえだろ
お前は
どう思うんだ
ジョルク
どうも
ねえよ
あのバダンの
親父
力は貸す
取り分は
いらない
ぶん殴って
やりたいと
思ったな
そんな
うまい話が
あるかよ
たいして頭の
良くねえ俺だって
分かるぜ
おやっさんたちも
ひっぱたいて
目ぇ覚まして
やりたいが
バイマト
だいたい
そんな所だ
そんな事
したら
俺が
殺されるし
目先のエサに
つられてる様は
見苦しい
俺
死にたく
ねえし
身内だけに
余計にな
俺は
全員この場で
叩き殺して
やりたいと思った
........
おっかねえな
必要であれば
奪う
それは
いい
我々が勝てば
多く得て
負ければ
奪われる
だけの話だ
皆そうして
生きてる
だがそれは
己れの力のみで
やればいい
武器を
買いつけた?
それだけの財が
あって
なぜ冬に
家畜を減らす
我々は誰に
使われたりも
しない
つぶし合いを狙って
ロシアが流したに
決まってる
馬は野を駆けて生き
鳥は空を飛んで
生きる
まあな
まして
ロシアの手先になど
死んでもならん
それで?
どうする?
アゼル
いい?
いくよー
せーの
ふっ
........?
本気
出して!!
ーっ
あー
負けた!
......
今だけ
ですよ
...うん
*第三十一話
"砲撃*
.......
かゆい
ですか?
ううん
散髪
してるの?
大丈夫
はい
伸びて
きたので
慣れてる
のねえ
前から
やってたの?
羊の毛
とかは
よく
切りました
......
はい
おう
済んだかい
終わり
ましたよ
うん
ありがとう
さっぱり
したねえ
元に戻った
感じだな
そういえば
この子たちも
最近切って
ないわね
床屋か
私も
そろそろ
行ってくるか
こら
待ちなさい
母さま
髪ひっぱるから
やだー
なっ?
そんなに
痛くして
ないでしょ
アミル!
アミル!!
ちょっと
来い!!
俺
ひとりだよ
心配
するな
話が
あるんだ
見つかると
まずいから
......
早く
来いって!!
......
どうしたんですか
ジョルクさん
私もう
あれきり...
アミル
親父さんが
来てる!!
来なくていい
親父さん
全然
あきらめちゃ、今だって
いねえよ
アミルを
呼んで来いって
言われて
来たんだ
私は
行きません!
わかってるよ
いいんだよ
それは
どうせ
ろくな事に
ならねえ
バダンを
覚えてるか?
今じゃ
ロシアの手先だ
親父さんたち
そいつらと
手を組んだ
確か
......
遠縁の
......
なぜ!?
どういう
事ですか!?
言いたかないが
多分
だまされてる
大砲だの銃だの
ロシア製の
おっかねえ武器
山ほど持って
うまい話に
目が
くらんでよ
すぐそこまで
来てんだ
もう
身内の
小競り合い
じゃねえ
本気で
ここの土地を
奪うつもり
なんだよ!
だから
アミル
今すぐ
逃げろ
本当は
攻め込むの自体
止められりゃ
いいけど
ここの家族が
心配なら
家族と一緒に
逃げろ
どこでもいいから
今すぐこの街から
出ろ
な?
そこまでは
無理だしよ
........。
できません
いや
あのな
本当に
まずいん
だって!
冗談とか
大げさとかじゃ
ねえんだよ
本当に
どうなるか
わからねえ
から.....
!!
あいつら
もう撃ち
やがった!!
ひでえ
俺が
ここに
いるのに!
頼むよアミル
逃げてくれよ
あいつら
相手を選ぶ気なんて
さらさらねえし
更地に
するつもりで
全部ぶっ潰せって
思ってるから
やっぱり
俺たちだけで
お前を
助けるとか
無理なんだよ!
できません
街の人は
戦う
でしょうし
街の人が
戦うのなら
カルルクさ...
夫が戦うなら
私だけ
逃げるわけには
いきません
夫も
戦います
私は
妻ですから
アミル
アミルー
アミル
バダンの人数
だいたい80
大砲18基
ひとり2丁は
銃を持ってる
弾切れは
あまり
期待するな
俺はミっ
戻る
できれば
死ぬなよ
兄貴が
悲しむぞ
ジョルク
さんも
お互い
運が
あるといいな
アミルー
アミル
よかった
いたんだ
外に
出てたかと
思った
外側の家が
大砲で
やられてて
裏の高台の
ほうから
撃ってきてる
多分
ロシア兵
だろうって
皆が
バダンの
一族です
それと
私の実家の
ハルガル
なんで
わかる
それはまた
後でちゃんと
説明します
教えて
もらいました
カルルクさん
バダンは
一部族ですが
80人はいますし
武装は
ロシア兵と
変わり
ありません
弾切れは
期待できない
そうですから
これに騎馬が
加われば
ロシア兵以上です。
大砲18基
銃はひとり
2丁ずつ
長引くほど
こちらが不利
です
実家の
ハルガルは
私が出たときと
変わっていなければ
42人
武装は
弓と剣ですが
皆腕は
私以上です
できるだけ
矢面に
立たないように
100騎以上で
攻め込まれたら
以前のように
数では
押せません
今度の目的は
私じゃ
ありません
馬止めが
必要でしょう
街ごと
攻め落とす
気です
そのつもりで
対処して下さい
...そうだな。
現在日本ではまだまだわかりませんが、
これからはおまえにそれぞれが、
これからのお客様でご注文いただく
これまではどうでもいいですから、
これについてはほとんどの
アミル!
早く!
皆に
伝えて
下さい!
嫁いだからには
こういう事も
あります
!!
迎え撃て!!
わかったわけではないですね。
これからのアプリケーションを
これは無料ですが、
これからも、人気になっても、
わかってませんっ
ぐあっ
砲に
当たるぞ
下がれ
下がれ
反撃は
どうした
高台で
届かない
冗談じゃ
ねえぞ
畜生
あいつら!!
★第三十二話★
ええー
やめろ
そのくらいで
いい
見える所は
あらかた
つぶれた
あとは
我々がやる
念を入れて
もう少し叩いて
おいたほうが
良くないかね
砲を避けて
奥に退いた
所だろう
大道さえ開けば
直接
攻撃したほうが
早い
行くぞ
態勢を
立て直すまえに
蹴散らしてくれる
我々も砲を引いて
すぐ後を追う
街の出口で
逃げ出す奴らを
迎え撃つ
マ第三十高齢周病の襲撃
敵だ
来やがった
止めろ
止めろ
止め...
ぐあっ
がっ
この
やろう
よくも
うおっ
!!
馬を
止めろ
引き
下ろせ!
ぐあっ
ひとりも
逃がすな
全員
片付けろ
あの建物が
行政所だ
あそこに
長が
いるはずだ
攻め落とせ
相手にも
ならんわ
奥へ
向かってる
まずいぞ
それはそんなことはない
フン
そんなもので
馬止めの
つもりか
がっ
ぎゃっ
みんな
こっちだ
来い
逃がすか
どこだ
どこへ
行った
上だ
ギャッ
下がれ
がっ
進むな
バダンだ
援軍だ
避けろ!
よせ
ぐっ
ハルガル
だ
敵は前に
なんだ!?
仲間割れ
か!?
なんだ
なんだ
どうなって
るんだ!?
撃て
撃て
隠れてる
やつも
あぶり出せ
前にいるのは
全員一敵だ。
◆第三十三話
流れ弾
ではない
狙われてるのは
我々だ!!
バダンがなぜ
我らを狙う
味方の
はずだろう
裏切ったのか!?
あいつらが
味方な
もんかよ
言わん
こっちゃねえ!
言わんこっちゃねえ!
裏切ったな!!
そのまま声。アゼルの攻勢や
叔父上方!
脇道を通って
街の外へ逃げろ!!
アゼル
お前...
誰に向かって
物を言う!
今は
そのような事を
言っておられる
場合か!!
くそっ
退路の
あるうちに
退かねば
全滅だ!
ぐ...
ジョルク
バイマト
親父殿を
退かせろ!
俺は
バダンの奴らの
息の根を
ひとりでも多く
止めてやる!
戻らなければ
叔父上たちだけでも
説得して
営地に戻れ!!
バカやめろ
アゼル
それどころじゃ
ねえだろ
身内が
何人もやられた
このまま
済ませ
られるか!!
いずれにしろ
ここでまとめて
殺るつもりだった!
やっら
油断している
獲物を
追いつめた
つもりだろう
そうだけど
状況を
考えろよ!
深追いすると
お前も死ぬぞ!!
こうなったのは
むしろ好都合だ
殺るなら
今だ!!
放せ
好きに
させろ!
クソッ
アゼル
ジョルク
放っておけ
ジョルク
親父殿を
探すのが先だ!
やれやれ
そら
向こうにも
隠れてるぞ
逃がすな
ハハハ
楽なもんだ
あそこを
狙え
ハハハ
ハ......
やられた!
頭が
やられた
なんだと!?
どこだ
どこから
狙った!!
あそこだ!
!!
撃て
撃て
うわあっ
!!
火薬だ
爆発
したのか!?
なんだ
見えん
火薬に
火が...!
下りろ!
火が来る
煙に
巻かれるぞ
...
あそこだ
追え
追え
逃がすな
ぐわぁ
ぎゃっ
いたぞ
あいつだ
はさみ
討ちだ
廻り込め!
そこにも
いたか!
がっ
なんだ
あいつは
おい
しっかり
しろ!
助かった
のか?
!!
親父殿
あれは
アミルの...!!
やろう
よくも
間に合わ
誰だ...!?
グッ
.!!
おい
待て!
止まれ!!
どけ
聟殿
アミル!!
アミル
アミル!
★第三十四話★
・第三四話、後ろ店と
......
どけ
聟殿
来るなっ
......
はな
はなせっ
こいつっ
アミル
手を放せ
やめろ
アミルに
さわるな
ふせろ!!
ギャッ
わざわざまざまな気持ちで、
!!
あの壁の
後ろだ!!
走れ!!
―...!!
!!
アゼル
お兄様!?
くそっ
アミルめ
我が友
バダンよ
父親に向かって
手を上げおって
敵は向こうへ
逃げた
追え!!
親父殿!!
アミル
こっちに
早く
アミル
聞け!
今いるのは
残党だ
敵の頭は
もういない
散らして
数で押せば
勝てる
そう
こちらの長に
伝えろ!
でも
俺も今は
敵だ!!
聟殿
お兄様は
どうなさるの
ですか!?
敵の事など
心配するな
アミルを
連れて行け
アミル!!
さっさと
行け!!
!!
あそこだ
逃がすな
グッ
誰だ
!!
あいつだ
頭の
かたき!
ドドドッ
あいつを
殺れ!!
弓もない
馬もない
騎馬相手に
どこまで
防げる
最初の4人
......
いや5人
防げなければ
その時は...
!!
ぐあっ
じゃあ
アゼル
お兄様
アゼル
アゼル
銃を持ってる
奴を
先につぶせ
多分な!!
弾込めの
間を
与えるな
さっき
撃ち尽くした
はずだ
本当かよ!?
ジョルク
バイマト
右に行け
グウッ
囲め
やろう
!!
あそこだ!!
皆
来い!!
待って
みんな
待って
この人たちは
敵じゃない
どけ!!
!!
お兄様ー
!!
第三十四話おわりゃ
敵の
残党だ
殺せ!!
◆第三十五話◆
グッ
やめて
やめて
下さい
みんな
待って
その人は
違う
第三十五話
報い
お兄様
我々は
藩王の命により
遣わされた
治安部隊だ
この街が
蛮族の襲撃を
受けたと聞いた
長は
いるか
お前が
この街の
長か
状況を
説明しろ
敵は
どこだ
戦況は
どうなって
いる
左様で
はい
話せ
はい
この地を統べる
強大にして
慈悲深き
真の支配者
挨拶はよい
見たところ
敵はおらんが
どうなった
先ほどです
昼前でした
藩王さま
直々の援軍
まことに心強く
ハルガルが
襲ってきたのは
2度目だ
襲撃を
受けたのは
いつだ
どこの
部族か
わかるか
我々の街の娘を
連れ去ろうとしたため、
追い返しました
そうだ
しつこい連中だ
ハルガルと
バダン
北方の
騎馬民です
それを根に持って
仲間を引き連れて
襲ってきた
その部族は
どうした
土地ごと
奪い取る
つもりで
逃げたか
他の街を
襲いに行ったか
全員
倒したはずだ
もう
いない
その必要は
ないでしょう
残党が
いたとしても
本当か
逃げたのなら
追撃せねば
ならん
詳しい事は
ここにいる
敵の仲間を
尋問すれば
わかるかと
馬も武器も
あらかた
減らした
もはや
戦う力は
ないはず
違う
この人は
敵だけど
敵じゃない
お待ちなさい
その人を
お放しなさい
手荒なマネを
しては
いけません
何を
言って
あなたたちの
目は
節穴ですか!
どういう事だ
話を
まとめろ
はっ
敵と味方の
区別もつかない
なんて
命には
命で報いるのが
礼でしょうに
私たちはね
上からちゃあんと
見てましたよ
あの子が
飛び出して行って
からの事をね
この人は
ふたりを
守ってくれた
命の恩人に
不当な事は
できません
そういえば
俺たちも
確かに
助かったのは
事実です
助けられた
......
ような
ひとりで
敵を倒して
いたぞ
俺たちには
目もくれないで
仲間割れを
していた
ようだった
お前は
なんだ!?
待て
待て
一族ったって
一枚岩じゃ
ねえよ
敵の一族では
ないのか!?
人数いりや
意見も割れる
......
バダンとかいう
一族の頭領は
どこだ
ジョルク!
あんたらだって
そうだろ
......
死んだ
もういない
お前たちの
長は
......
まあいい
連れて
来い
どうも
思ったよりも
面倒な話の
ようだ
話して
もらおう
火を...
消せ
ケガ人を
探せ!
おら立て
おら立て
かっ
肩から
血が.....!!
えっ!?
ああ
そうだ
ちょっと
かすったんだ
でも
大丈夫
そんなに
痛くない
.....
痛くない
カルルクさん!!
誰か!
お医者様を!!
お医者様
!!!
!!
!!!
!!
!!!
クソッ
覚えていろ
あいつらめ
アミルも
あの街の奴らも
ひとりも
水は干上がり
木々は枯れ
家畜は
死に絶えるがいい
バダンの連中も
ひとりも許さん
ひとりもだ
永遠に
呪われろ
死骸は
犬が
食うだろう
忌々しい
シラミどもめ
空馬か
好都合だ
野営地に戻れば
どうとでもなる
待っていろ
街ごと
焼き払ってやる
待っていろ街ごと焼き払ってやる
燃える薪を積んだ
荷車を
けしかけて...
カッ
......
まったく
相応の報いって
もんはな
バカな事を
しおって
時には
あるものさ
......
アミル?
あれ
......?
僕は今
...
気が
ついたか
よかった
だいぶ血が
出ていた
ようですから
貧血
ですな
さっき急に
倒れたんだ
だから
心配する事は
ないと
アミル
ごめんね
大丈夫だよ
大丈夫か
もう
血も
止まっとるな
アミル
さんや
うん
父親が
死んだよ
若いと
治りも早い
.....もう
お前さんを
連れ戻しに
来る事もない
もういい
アミル
大げさだ
放っておいても
いずれ治る
でも
お父様は
もう...
......
泣くな
アミル
こうなる事も
当然考えられた
お前は
昔から
泣きすぎる
◆第三十五話おわり★
あとがき
あとかぎちゃんちゃ
.ちゅぅっと前ッ!!
椎のきずに
おととしの
みなさんどうも
こんにちは!
森董です
若人の皆さまは日々健やかに成長しておられる事と思います
若人の皆さまは
日々健やかに
成長して
おられる事と
思います
わたくしはというと、
この前久々に
身長を計ったら
らミリほど
縮んでました!
「お月くらべ」と
いえば
なんで!?
以前
庭の木で
身長を
計ったら
木が生長して
自分の身長が
とんでもない
高さにー
あれー?
ーというのは
おおえたのですが、
描く場所がないので、
ここに描きます
考えた...
だけか
というわけで、
ハイレートクライムで
こんにちは
毎度おなじみ
マメたんだよ!!
さて「2嫁語り」も早く巻き!!
さ
「乙嫁語り」も
早6巻!!
今回は
戦いです
ドンパキです
騎馬戦です
かなり殺伐と
しております
2巻で描いた
アミルの実家問題の
その後ですか
まあそれはともかく
馬だ馬!!
あんな馬や
こんな馬や
そんな馬が
馬馬馬
ヒヒヒーン
「フヒヒーニン
ヒヒーン〈鳴声〉
ヒーン!!
メ切的に〉
描いてて
今さらながらに
田じったのですが、
騎馬さんって
よだれが出るほど
かっこいいですね
そういや
世間様では
今年は午年
だそうですよ
なんてよい
年から年中
馬描いてる
何を言う
...
そういえば
イメをあとかきてかいた
30代で全都道府県に
行ってみる」
今数えたら
大体半分
行きました
行きました
221
わりと
出掛けてる
もんですね
面白い
九州の
大分県に
行った時のこと
中津市内の
スーパーマー
マーケットで
地元のスーパーがと好き
こういうこと
そう...う〜〜〜っ
う~~~っ!?
方言すぎて
さっぱり
わからない...
...ほ
家族
〈息子さんっ〉
のことを
話しているらしい
いくら方と言か
強いとはいえ
同じ日本語。
単語や
言いまわしか
違っても
そこそこ判別
ここもの、と
この
おおおまさんがこーっ!
とりわけ
強かったのだと
思いますか
あだっていただけに
このわからなさは、
衝撃でした
かのドナルド・キーン氏も
私行機で乗り合わせた
人との会話に
地元〈母国〉の方言】ネタは
鉄板だと言っていましたし、
減ったようでも
根強くあるのが
方言なんで
しょうね
ちなみに
中央アジアも
テュルク語圏では
大方言くらいの違いとか、
テュルク系諸語
ペルラア系
ウズベク語
口カラカルパク語
カゲン語
タジク話
通じなくもないが、別言葉
キルギスま
トレクメン禁
ウイグルまる
>連以後はロシア語が
乙嫁誇りでも
それぞれが
ちょっとずっ
大言を話していると、
B心うと
ほぼ公用語に
今日の
ご飯だす
なんか楽しい
感じがします
ぶちたいざい
おぶう
いかがとすか?
とかぁな事
言いんさえなや
ちょうえっ
ひっはるわ
鉄板
だからね
さて次巻では
ちょっとだけ
視点をすらして
スミスたちの
行方を
追いたいと
思います
その後ふたりは
ちゃんと
生きてるのか!?
縁起でもない
あと今度の説明に
ハリヤの出番が
なかったので
ここに描く
別にっ
○いいです。
けどっ
一体なくる
ですかっ
なんなん
これはっ
それではまた
次巻で
お会いしましょう
デルタ隊形で
さようならーや
なんでもないのかなぁ...なんだから、それは無理だったんですよね
...
電子版「ビームコミックス
おとよめがた
乙嫁語り6巻
著者/森薫
2014年1月14日電子版ver.10発行
発行人・青柳昌行
発行・株式会社KADOKATA
〒1028177東京都千代田区富士見2-133
http://www.kadokaramaco.
企画・制作エンターブレイン
デザイン内田圭祐(882:3DESIGN)
©2014.Kacru_Mori
本電子書籍はビームコミックス『乙嫁語り6巻』
(2014年1月24日発行初刷)を元にしで制作しております。
『乙嫁語り6巻』初出:「ハルタ」voll.node〜vot!!
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