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乙嫁語り
乙嫁語りゅ
森薫
f7he,pridessStorice_
ひっ、Kaoru.Mori
森薫
第十巻目次ーも!
第六十九話、国への
第六十八話
さい
築士八重道にて、
第六十七話
第六十六話
くにさか
家を出して国境いの村に
第六十六話「馬を見た
第六十五話
うま...
きっぽったか、がりゅぷっ、
築六士語〝論馬德将﨑
それは、
第六十四話
第六十四話「母親
第六十三話
第六十三話・イメリット・
第六十二話
築±蒜狩猟肉'
あああっ!!
う第六十五狩猟肉・
外れた
ちょい
遅いな
もう一度
正面を
向いている時は
当てにくい
横を向いたら
3歩先を
狙うんだ
いや
一度
外したら
もう無理だ
惜しいな
あれ
でかくて
いい山ヒツジ
だったのに
まあ
そういきなり
当たるもの
ではない
初めは
みんなそうだ
気に
するな
獲物は
いる
聟殿
!!?
ヤッ
19世紀
中央アジア
限られた
オアシス地域を
のぞけば
岩山と砂漠
そして
ひたすらに
草原地帯が
広がる
雨が少なく
極度に乾燥した
土地では
作物は育たない
生えるのは
わずかばかりの
草のみ
しかし
その草を
家畜に
食べさせ
人は
こうした土地でも
生きていくことが
出来る
遊牧民にとって
家畜は
財産でもある
殺して
肉にするのは
限られた時
だけだ
乳や肉を
食料に
することで
そして
狩猟肉である
殺して肉にするのは限られた時だけだ
普段の食事は
乳製品とパン
!
なんか
いたか?
アゼル
鹿の
鳴き声だ
本当か?
どこだ
あっちに
オスがいる
メスだな
今は
繁殖期だ
メスは
獲れない
獲るなら
オスだな
両側から
挟むか?
あそこの
川沿いが
開けている
じゃあ
俺が追うわ
聟殿は
こっちだ
ふた手に分かれて
あそこまで
追い出して
待ち伏せた
ほうが
いいだろう
俺も
行こう
ついて来い
はい!
ここで
待つ
追い掛けは
まだ
無理だろう
ここで
見ていろ
当分の間
ここで
.....
はい
弓を
習いたい?
はい
いる間は
働きます
仕事も
手伝います
お願いします
いいだろう
教えて
下さい
人手が
増えるのは
こちらとしても
好都合だ
来た!
アゼルー
行ったぞー
やった!
やったぜ
5歳
くらいか?
肉だ肉だ
思ったより
でかかったな
十分だ
これで
1週間は
もっ
帰ろう
早く
捌いて
しまおう
獲れたな
これは
立派だ
僕が
やります!
誰か
もうひとり
変が
白い
これは
いい皮だ
なぜ
弓が
必要なんだ?
......
え?
街では
狩りをしなければ
ならないほど
食料が
足りないのか?
あ
えっと
いやあの
いやあの
弓を習いたいのは
狩りのためじゃ
なくて
強く
なりたいん
です
あっでも
狩りも
上手く
なりたい
ですけど
何か
あった時に
僕だって
だから
そのために
何か...
何も
出来ないんじゃ
なくて
みんなを
守れるように
なりたいなと
思って
何か
出来れば
たぶん
なんとか
......
なんとか
出来るんじゃ
ないかって
......
......
なるほど
わかった
弓は
そうすぐには
当たらない
当分の間は
毎日
狩りに出る
ウサギでも
なんでもいい
動くものを
射ることだ
聟殿
はい
......
あの...
ムコどのと
呼ばれるのは
その
なんだか
変な気が
するので
カルルクで
いいです
そうしよう
わかった
カルルク
はい!
やって
みろ
カルルク
はい!
草原に
冷たい風が
吹き抜け
人々は
保存食を
作り貯め
家畜は
身を
寄せ合う
来たるべき
季節へ
備える
秋の訪れで
ある
★郊六十二語おわりゃ
◆第六十三話
大変大事三話「イヌワシン」
これも
駄目だな
これも
カルルク
これもだ
できるか?
19世紀
中央アジア
草原に
秋が訪れると
冬支度が
始まる
できます!
草原の冬は
厳しい
家畜の
エサも
限られる
寒さに耐える
体力のない家畜は
肉にし
冬のあいだの
食料とする
ふんっ
おーい
お茶に
しよーぜー
どこ行くんだ?
アゼル
カルルク
肉が
新鮮なうちに
ワシにエサを
やってくる
はいっ
来い
あの
狩りに使うワシは
全部メスだって
いうのは
本当
ですか?
そうだ
メスのほうが
身体が大きく
力も強い
オスワシでは
弱くて
使えない
勇敢で
狼にも恐れず、
示ひかかる
......
やってみろ
カルルク
ワシの話だ
あ
はい
来い!
もうすぐ
服狩りの
時期になる
男なら
ワシを使って
キツネの1匹も
獲れるように
なるべきだ
このワシを
やるから
馴らして
使え
カルルク
はい!
そのワシ
もらったのか
今年
生まれだ
いいワシ
だな
見てみろ
足の節が
4つある
強いぜ
こいつは
ジョルク
今行く
アゼル
じゃあ
バイマト
あと
頼むわ
ああ
ふたりは
別なんですね
ふたりの
ワシは
何年も
狩りに
出ている
この2匹は
今年生まれ
だからな
仕込みも
始めからだ
ワシは
放っておいても
癒物は獲るが
腕に戻ってくる
ように
しなければ
ならない
さて
少し
離れて
肉で
呼ぶ
ホウ
来たら
戻す
これを
繰り返す
はい!
ほらっ
来いっ
簡単
だろう?
来いっ
こらっ
これは
腹が減って
ないな
ぃっ
エサをやった?
......
朝に...
今日は
無理だな
知らなかったの
だから
気にするな
おおかた
アゼルが
言い忘れたの
だろう
馴らしに
入る時は
エサは
控えめに
しないと
仕込み
ようが
ない
次はもう少し
離れてみろ
はい!
もう
戻るように
なったか?
誰か来る
アミル!
むぐ
ギー〜...
くそくそ
アミル
息.....
苦しい
...
...
久しぶり
ですね
元気でしたか?
カルルクさん
うん
相変わらず
だなー
アミル
こんにちは
ジョルクさん
毎週
会ってるん
だから
そんなに
久しぶりじゃ
ないよ
1週間は
長いですよ
だいぶ筋肉
ついたよ
弓だって
毎日
引いてるし
ほら
もう一度
腕ずもうしたら
そうですね
アミルにも
勝てるかも
あと
これも!
この前の
狩りで
僕が
初めて獲った
ヤギ!
水場で待ってたら
すごく近くまで来て
射ったら
一発で
当たったんだ
すごいですね
でも
これから夜は
どんどん寒く
なりますから
部屋の中でも
できるだけ
暖かくして
くださいね
来週は
お菓子でも
持って来ます
何か
食べたいものは
ないですか?
カルルクさん
それなんだけど
アミル
これからは
今までみたいに
毎週来なくても
大丈夫だよ
月に1回
とかで
.....
アミルが来ると
うれしいし
私何か終え
迷惑な
いや
そうじゃ
ないよ
楽しいけど
今だけ
何かあったら
すぐに
知らせるから
そうして
みたいなって
思ったんだ
わかりました
......
それなら
月に1度
来ます
私は
大丈夫
ですよ
お願い
......
本当に
夜は
寒いですから
気をつけて
くださいね
うん
わかった
それにしても
なんでまた
月に
一度ねえ
寂しくて
泣いちゃうんじゃ
ねえの?
なっ
泣き
ませんよ
ケンカでも
したのか?
ケンカは
してないん
ですけど
なんでって
いうか...
いつも会うより
少し時間を空けて
男として
成長した姿を
見せたいの
だろう?
違うか?
だって
......
たぶん
そうです
そうなれば
アミルだって
今より
もっと
僕と結婚して
良かったなって
思うんじゃ
ないかな
★第六十三話おわりゃ
ネ第六十四話「母親
淡町村
タカ科
イヌワシ属
イヌワシ
中央アジアの
鷹狩りでは
中央アジアの
山地に
広く生息する
狩りをして
獲物を捕る
大型の
肉食
猛禽類
である
大型の肉食猛禽類である
このイヌワシの
メスを
馴らして使う
4年から5年
狩りを
ともにしたあと
大きく育った
イヌワシを
山へ返す
巣立ちまえの
若鳥を捕らえ
餌付けして
狩りを仕込む
そしてまた
新しいワシを
迎えるのだ
もうちょい
下
そのまま
下ろせ
わかっ
てるよ
さわぐな
さわぐな
いいぞ!
上げろ!
どうだ?
捕れたか?
ほらよ
バイマト
力が強いな
いいワシに
なりそうだ
メスだ
ろうな?
親鳥に
見つかると
危ない
戻ろう
おう
大きいほうを
選んだから
大丈夫だろ
腕に戻るように
イヌワシを
馴らすまで
約ひと月半
実際の狩りを
想定した訓練に
さらにひと月ほど
かける
イヌワシは
4歳ほどで
換羽を終え
イヌワシは4歳ほどで換羽を終え
強く
堂々とした
体躯になる
強く堂々とした体躯になる
また
繁殖能力が
成熟し
卵を
産むことが
できるように
なるのも
この頃である
ホウ
強いワシは
強い仔を
産むだろう
イヌワシを
山へ返すのは
次の世代を
つなぐため
次の世代をつなぐため
★郊六十四語おわりゃ
山へ返した
イヌワシは
敬意を込めて
“母親”と
呼ばれている
★郷六十五話★
たかがり
"騎馬鷹狩猟
◆第六十五語
待て
いたぞ
あそこだ
はい!
これくらいの
距離なら
そう難しく
ない
やってみるか
カルルク
ヤッ
鷹狩りの
季節は冬
狩りに
向くのは
雪が降った後
それも
晴れた日が
望ましい
雪の上では
獲物の足跡が
よく見える
暖められた空気は上昇気流を生み
暖められた
空気は
上昇気流を生み
イヌワシの
俊敏な飛翔を
可能にする
イヌワシの俊敏な飛翔を可能にする
獲物を
見つけたら
見通しの良い
山の上まで
駆け上がる
徒歩で
登るのは
離しい
イヌワシの
重さは
6キロほど
そのため
馬に乗っての
移動が
主となる
騎馬鷹狩猟
である
あそこの
キツネだ
見えるだろう
オクショル
ホウ
アン...
オクショル
興奮
しているぞ
気をつけろ
カルルク
オクショル
来い
オクショル
どうだ?
おー
すごいじゃ
ないか
カルルク
よく
やったな
売れば
いい値が
つくだろうが
初めての
獲物だ
帽子にでもして
持っておくといい
はい!
あっ
?
ジョルクの所に
皮道具がある
直して
もらえ
ジョルク
さん?
入れ入れ
カルルク
風が吹き込むから
早く閉めろ
さみい
あー
これなー
どうした?
カルルク
凍って
割れたな
直すから
ちょっと
待ってな
はい
あの
そういえば
思ってたん
ですけど
ジョルクさんたちは
ご結婚されないん
ですか?
......
なかなか
痛いところを
聞くなあ
カルルク
すみません
そう
いや
いいんだ、思うよな
したいのは
やまやま
だけど
簡単に
言えば
先立つものが
ないわけよ
結納金
...
ですか?
え?
そう
ほとんど
馬だな
でも
そんなには
いらないん
じゃ.....
街じゃ
そうかも
しれないけど
キツネ百匹
獲ったって
全財産渡して
なんとか来て
もらったとしても
そのあと
みんなで仲良く
飢え死にしたって
しょうがないだろ
ここじゃ
シケた男には
嫁さん来て
くれないのよ
全然
足りない
......
まーでも
ありゃ
親父さんが
まずかったん
だよなあ
親父さん
.....って
アミルと
アゼルさんの
父親の
ことですか?
ちょっと
羽振りが
良かった時に
選り好みしないで
アゼルにだけでも
誰か嫁さんに
来てもらってりゃ
良かったのに
どうせなら
家柄の
良いほうが
いいとか
持参財の
多いほうが
いいとか
そうこう
しているうちに
あの騒ぎだろ
結局この
ありさまよ
......
でも
そうだな
.....
どうして
街の人間は
俺がいつも
思うのは
あんなに早く
結婚するのかって
ことだな
え?
女は
まだいい
それは
!
女は男の
男らしさに
惚れて
男は女の
女らしさに
惚れて
結婚するもの
だろ?
それは
時には
気がついた
女らしく
なってる
でも男が
若かったら
どうやって
男らしさを
見せれば
いいんだ?
なんてな!
悪いな
カルルク
気にするなよ
お前が
うらやましいから
イジワル
言ってみた
だけだよ
皆
わかってる
お前は
恵まれて
るんだし
そのほうが
いいに
決まってるん
だからな
でも
自分たちの
暮らしだって
おぼつかない
のに
このままじゃ
一族が
途絶える
誰かに
来てもらうなんて
出来ないだろ
なんとなく
アミルと
話したいなと
思った
月に一度と
言ったけど
やっぱり
もう少し
ときどき来て
くれるように
次に
会った時
頼んで
みようかな
そのデートの語おわり
いました!
カルルクさん
あそこです!
★第六十六話や
あれは全部
うちの馬です
ホーウ
ホホー
アミルのこと
覚えてるかな
覚えてますよ
かしこい
ですから
冬でも
外に放して
おくんだね
こんなに
寒いのに
このくらいは
平気ですよ
それに
馬は野に
いるものです
あそこに
雄馬が
いるでしょう
何かあったら
あれが群れを
守ります
だから
大丈夫です
......
それで?
これから
どうするの?
アミル
馬を
見るんですよ
カルルクさん
馬を見に
行きましょう!
本当に
馬を
見るだけ?
ーって
.....?
馬を眺めるのは
楽しいでしょう?
うーん?
うん
小さい時は
手が空くと
いつも
こうやって
馬を見に
来ていました
馬が草を
食べるのを
一日中
眺めるんです
...
ふーん
そうなんだ
どの馬が
好き?
あの
黒い馬です
僕はあの
赤くて
鼻が白いの
ふふふ〜〜〜
««»«»
くっくっっっ
なるほどおまえがいいんだよ
『馬を見にさ
*第六十六話
おまえがなんですからねぇ
いやいや...
みんなは
元気?
何か
変わったことは
あった?
元気
ですよ
特に
悪いことは
ないです
こっちは
先月より
だいぶ寒く
なったよ
水差しの水が
朝になると
凍って
出ないんだ
街は
暖かい
ですからね
来月あたりが
一番寒くなると
思いますよ
ここで
暮らすのは
大変だ
そうですね
冬は
食べるものが
減りますし
寒波が来ると
家畜が死んで
どうしようも
ないですけど
でも
慣れると
けっこう
いいところも
あるんですよ
ふーん
......
ねえ
アミル
アミルは
僕が
結婚相手で
良かったのかな
潔価村
はい?
どうして
ですか?
カルルクさんで
良かった
ですよ
どうしてって
..
女は男の
男らしさに
惚れるもんだろ
だって
その
男が若かったら
どうやって
男らしさを
見せれば
いいんだ?
もっと
大人で
男らしければ
良かったな
とか......
これから
大人に
なるでしょう?
うん
それなら
いいじゃ
ないですか
すぐですよ
男らしく
なるでしょう?
うん
そうだけど
私は
結婚相手は
もっと
おじいさんだと
思っていましたよ
昔
病気が流行って
家族がだいぶ
亡くなった時が
あったので
お父様も
これ以上
女手を減らしたく
なかったんでしょう
縁談のお話が
あっても
断っていた
ようです
でも
もう亡くなった
おじいさまが
とりなして
下さって
アミルにだけ一生家族の世話をさせるのは気の毒だ
アミルにだけ
一生
家族の世話を
させるのは
気の毒だ
歳がいってようが誰か探してちゃんと嫁にやれ
歳がいってようが
誰か探して
ちゃんと嫁にやれ
婚期を
逃しているのは
自分でも
わかっていました
から
お話が
決まった時は
私のお相手は
たぶん
おじいさんなんだろう
と思ってました
思ったより
小さくて
かわいかったけど
わわいい
でも
あの時
ああ
良かったと
思いましたよ
おじいさんだと
あまり長く
一緒にいられない
じゃないですか
.......
何を
気にして
いるんですか?
あっ
だって
ほら
女の人は
男らしい男が
好きだって
いうから
僕はまだ
そこまで
大人じゃ
ないし
男らしい
ところも
そんなに
見せられ
ないしー
誰がそう
言ったん
ですか?
......
カルルクさんは
まだ大人では
ないし
男らしいところも
見せられないから
私がそこまで
好きではないのかも
しれないと
それが心配
なんですか?
私は
カルルクさんが
好きですよ
でも
そんなことは
どうでも
いいんです!
カルルクさんが
強くなりたいのは
わかりますし
私だって
早く大きく
なって欲しいと
思います
強いから
好きだとか
強くないから
好きじゃ
ないとか
そういう
ことじゃ
ないんです
狼だって
子供の頃は
親からエサを
もらいます
老いれば
弱くも
なるでしょう
それでも
狼は狼です
誇り高き
蒼き狼です
私が好きなのは
カルルクさんです
「強いカルルクさん」
でも
「男らしい
カルルクさん」
でもありません
信じられ
ませんか?
ううん
わかった
春に
なったら
帰るから
もうちょっと
待ってて
はい
★第六十六話おわりゃ
◆郊六十七話や
まだですか
ねえ.....
いつになったら
出発するんで
しょうか.....
マ第六十七話
◆第八十七話
国境いの村さ
ああもう
あの人たち
あきらめて
お茶いれて
ますよ
カルルクたちの
街を出たのが
だいぶまえの
ことのようだ
そういうこと
し...
案内人の
アリには
目的地である
アンカラまでの
道案内を
頼んでいる
土地が違えば
人も違う
過ぎてきた
人と地域は
それぞれに
印象深い
カスピ海
途中
野盗に
萩み荷ごと
ラクダを奪われる
という災難にも
見舞われたが
なんとかこうして
商隊の一団に
加わり
オスマン帝国内の
アンカラへ向かって
旅を続けている
カスピ海
ロシア梅田
黒海
水などを
調達しに
立ち寄った
この村で
商隊長が
こう言った
山道で
吹雪かれたら
ことだ
少し様子を
見てから
出発しよう
今いるのは
ペルシアと
オスマン帝国の
国境い
山を越えれば
帝国領だ
山の
天気が
悪いな
ラクダは
大量の荷を
運んでいるため
進みが遅い
と
言ってから
数時間
いまだにこうして待ちぼうけをしている
いまだに
こうして
待ちぼうけを
している
それでも
ここから先は
商隊に
同行するより
他にないという
アリが
言うには
これから冬に
なろうという山を
越えるのに
単独では
危険だそうだ
死ぬぞ
旦那
同じような
理由だろうか
この一行には
いろいろな人が
加わっている
主人の命で
良馬を買い付けに
行くという
従者たち
遠くの親戚を
訪ねるのだという
親子連れ
そのへんを
見てきます
聖地へ巡礼に
向かう者たち
女性も
何人かいる
お茶
飲むか
ああ
いや違う
なあ
あの人本当は
ロシア人
なんじゃ
ないのか
タタール人だ
タタール人に
あんなに
白い人が
いるのか
いるよ
タタール人って
ことにして
おいたから
合わせろよ
タタール人?
やっぱり
警戒されて
ますねえ
医者では
通じませんか?
そういうのが
いるんだよ
本当は
医者のほうが
いいんだけどな
旦那みたいに
白い人もいる
商人も多いし
ちょうどいいだろ
今は
やめとけ
先に
進みたい
お
今日は
このまま
ここに泊まる
出発
ですか?
天気が
悪い
あー...
ここまで
待ったのに
取りやめとは
商隊は
商品を無事に
運ぶのが
仕事だ
そんなに
天気が
悪そうには
見えないん
ですが...
おっと
慎重に
なるのは
仕方ない
泊まれる
部屋があるか
聞いてくる
早くしないと
馬小屋に
なっちまう
なかなか
思うようには
進みませんね
待て
待て
こっちも
頼む
あはい
あはい
いきなり
頼んだ
わりには
いい部屋を
貸してくれ
ましたね
まあいい
村の連中も
こういう
ことには
慣れてるん
だろ
それでも
あの隊長は
いいウデ
してるよ
今のうちに
休んでおけよ
道も楽だし
歩調も
狂わない
そうなん
ですか?
とドい時は
ヒドいもんよ
しかし
我慢
しろよ
このへんの商売人は
物を書きつける
ような人間は
みんな役人だと
思ってるんだ
人前でものが
書けないという
のは
案外
不便な
ものですね
ロシア人の
役人だなんて
思われたら
モメ事の
もとだぜ
アンカラへは
どれくらい
かかりますか
......
順調にいけば
半月くらいだな
そうですか
もう少し
ですね
そういや
旦那は
アンカラに
着いたら
どうするんだ?
それから
カメラを
受け取って
こようかと
あ
そうですね
友人が
来ている
はずなので
まず
会って
最近だいぶ
良いのが
できたらしいので
カメラと
いうものは
ですね
見たままを
写し撮れる
機械で...
知ってるよ
それくらい
写真だろ?
アンカラにだって
写真館は
あるしな
その先の
イスタンプールまで
行けば
なんでもあるぜ
......
そうですか
そのあと
国に帰るのか
できれば
写真を撮りに
戻って来たいん
ですけど...
もし
できれば
帰りも
同行を
頼めますか?
また同じ
ところを?
荷物も
増えますし
誰か
新しい人を
頼むより
勝手知ったる
人のほうが
結局の
ところ
うーん
お願い
しますよ
なんとか
......
これ
最初の値段に
込みか?
もちろん
別料金で!
行きと
同じだけ
払います
いいぜ!
なんだよ
先に言えよ
実入りが
増えるなら
歓迎だ
?
あ
そうですね
西洋人は
商売が
まとまると
こうするんだろ
よろしく
頼りに
してます
おーい
おい
いるか
この村の
者が
明日まで
いるんだったら
パンを焼いて
やるってよ
買いたけりゃ
欲しい分を
伝えときな
わかった
商売上手
ですねえ
せっかくの
稼ぎ時
だからな
今日も
無理だ
また
明日だな
......
ダメだな
またか
仕方ない
ですね
でも
それなら
それで
この村を
見る時間が
出来たと
思えば
せっかくだし
ちょっと
ひと廻り
してきます
3日目
まあ
仕方ない
ですよね
4日目
無理だな
昨日より
悪い
......
5日目
6日目
.....
ただ
待つだけってのも
つらいもんです
ねえ
村もほとんど
見てしまったし
子供も
我々に
上で全に顔で味を
失っている
ヒマだなー
なんか
すること
ないか
.....
何をするん
ですか?
毛を
刈るんだ
肌に傷を
つけないで
くれよ
任せとけ
って
毛刈り
ですか?
おうよ
隊商の護衛だって
ヒマな時は
あったしな
そういう時は
市場の
ラクダを
刈らせて
もらうんだ
うまくすりゃ
小遣いだって
稼げる
.....
.....よし
こんな
もんか
どうよ!
おおー
見事
だねえ
こりゃ
すごい
へえ
きれい
ですねえ
......
かっこいい
だろ?
これはこうすると
何かいいことが
あるんですか?
砂漠で
暑くないとか
あ
それだけ
荷物を
運ぶなら
フタコブ
だけど
刈って
きれいなのは
ヒトコブ
なんだよな
こっちも
やって
いいか?
おう
いいぞ
いいぞ
出発だ!
これ
少ないけど
持っていって
くれ
お代は
いらんよ
おっ
ありがとな
いやあ
楽しかった
全然
退屈
しなかったな
最後には
刈るもの
なくなって
そうですねえ
ヤギまで
刈ってました
からねえ.....
★第六十七話おわりや
★第六十八話を
オスマン
帝国領
アンカラ
山道にてさ
◆第六十八話
おーい
あの
イギリス人の
旦那が
探してたぞ
何か用事が
あるみたいだ
そうか
おーい
なんだ
わかった
まだあの人の
手伝いを
しているのか?
ああ
お呼びですか
ホーキンズさん
見つかって
良かった
悪いが
頼みたいことが
あるんだ
ああ
以前に
手紙を届けに
行ってもらった
私の友人
覚えて
いるか?
...
そう
スメスさん
スミス
ヘンリー・
スミス
アンカラへ向けて
出発するという
返事をもらって
ずいぶん経つ
もう
とっくに
着いていても
いい頃だ
旅程が
計画通りに
行かないのは
よくあることだが
どうにも
遅い
ただ遅れている
だけなのか
何か
理由があって
たどり着けて
いないのか
君
そのへんを
調べてきて
くれないか
彼は
普段は
ぼんやり
しているが
誰かが
うわさをしていた
というのでも
いい
ときどき
好奇心のままに
突き進みすぎる
危なっかしくて
いけない
わかりました
そうだ
もうひとつ
もしロシアの
進軍の話を
聞くことが
あれば
分かりました
詳しく
教えて
くれないか
そのように
......
なかなか
すごい道
ですね
慣れてれば
平気なんで
しょうけど...
このへんは
慣れてても
落ちる
下のほうに
落ちてるのが
いるんじゃ
ないか?
えっ
ちょっと
商隊でも
落ちるんじゃ
ちょっと
やめて
下さいよ
どうしようも
ないじゃ
ないですか
だから
気をつけるん
だよ
慣れても
落ちる
慣れると
落ちる
慣れても
落ちないよう
気をつけりゃ
いい
えっ
はい?
そういえば
友だちって
どんなやつだ?
アンカラで
誰か
待ってるん
だろ?
あ
こなんですか?
そうです
学校の頃から
ですから
けっこう長い
付き合いです
彼のほうが
だいぶ年上
ですけど
......
それで?
え!?
はい
学校の頃
からで
それは
聞いたよ
どんな
やつだ
えーと
そうですね
ちょっと
待って
下さい
けっこう
クセのある人
ですね
気難しい
ほうだし
物言いが
きついし
細かいところも
あって
納得するまで
時間がかかる
ろくなやつじゃ
ないな
いやいや
そんなことは
ないですよ
気取ったところも
ないし
率直でいい人
ですよ
なんだか
気が合うん
ですよねえ
親愛なる
スミス夫人へ
ご子息の
件で
大変ご心配
されている
ことでしょう
まだ再会
できては
いませんが
ご存じの通り
使いの者を
出しました
近いうちに
必ず
良いご報告が
できるはずです
起こった
先の戦争では
しかし
ロシアが
南下政策を
止めることは
ないでしょう
クリミア半島で
ロシアの
オスマン帝国への
ひいては海洋への
進出を
食い止めることが
できました
凍らぬ港を
求める執念は
計りがたいものです
ロシアの
拡大政策は
多方面に
及んでいます
トルキスタンへ
影響を強めていく
動きも
本格化しています。
土地の抵抗が
どの程度のものか
わかりませんが、
広範囲に渡って
戦闘が行われる
ことは確かです
......
ご子息の
ヘンリー・
スミスは
私にとっても
大事な
友人です
なんとしても
無事に帰国
できるよう
尽力致します
どうぞ
ご安心下さい
なんだ?
でも
こんなところに
人がいるわけ
ないですよね
今
そこに人が
いたような
気がしたん
ですが.....
ヤギ
ですかね?
......
?
なんだ?
旦那
前に
進んでるぞ
はい
あ
なんだったん
ですかね
あれは
仇討ちから
逃げたやつだな
仇討ち?
このへんは
〝血の復讐〟の
掟があるからな
ああして
山に逃げて
暮らしてるやつは
ときどきいる
それは
なんですか!?
くわしく...
もう少し
このあたりの
習わしだ
身内が
殺されたら
7代前に
殺されたら
やったやつを
見つけ出して
必ず殺す
まさか
.....
相手にも
7代先まで
役讐する
俺んとこは
そういう習慣は
ない
絶対にだ
アリさんも
でもどこも
似たような
もんだろ
やられっぱなしで
済むかって話だ
誇りの
問題だからな
それから
ああして
逃げてる
わけですか...
たぶんな
そうだ
毛皮と
パンか小麦を
交換してほしいと
言ってきた
獣の肉で
命を
つないでは
いるが
パンの味が
忘れられないん
だろう
見つかる
危険を
冒してまで
表に
出てきたと
いうわけだ
なにせ
16年も
ああして山で
暮らしていると
いうからな
16年...
16年も
逃げながら
山の中に
ひとりで
ですか...
同情
するなよ
言ったろ
仇討ちだって
最初に
殺したほうが
悪いんだ
.......
そんな目に
遭いたくなきゃ
やるなってことだ
まあ
そう
ですね
やあ
聞きたいんだが
やあ
このへんの山で
見たという
人がいる
どうした?
顔に傷がある
40歳くらいの男を
見なかったか?
探してるん
だ
だから
探している
16年前に
私の友人を
殺して逃げた
さっきの
...
友人?
家族じゃ
ないのか?
家族
ではない
友人だ
彼に
身寄りは
ない
皆病気で
死んでしまった
それで
あんたが
代わりに
探してる
のか
そうだ
身内は
何を
してるんだ
?
誰かが
復讐を果た
さなければ
彼の名誉は
守られない
彼は私の
友だった
今ある命は
復讐のために
使う
彼が死んだら
私もまた
死んだようなものだ
たぶん
その男だと
思う
ここに
来る途中
会った
......
いたか!
ただ
山の中だ
見つけるのは
難しいかも
しれん
本当か!?
ありがとう
やっぱり
構わない
いるのさえ
確かなら
何年でも
探す
そいつ
パンを
欲しがってたぞ
道中の
無事を
また商隊が
通る時に
出てくるんじゃ
ないか?
そうか
それは
いいことを
聞いた
パンか
なるほどな
......
見つからなきゃ
あいつだって
地元に帰れない
早く終わらせ
ちまったほうが
お互いの為だろ
★第六十八話おわりゃ
マ郷穴十九話
・再会・
じゃあ
ここまでだな
我々はこのまま
イスタンプールまで
行く
どうも
お世話に
なりました
着きました
ねえ
アンカラ
どうするよ
友人の
ホーキンズが
待っていると
思うので
俺は荷物を
下ろしてるよ
はい
そうです
ね
とにかく一度
顔を出して
きます
どうぞ
いつ
着いた!?
ずいぶん
遅かったな
何があった?
ニコロフスキには
会ったか!?
スミス!
しまった
行き違った
か
今です
そうか
良かった
誰
ですか?
君があまりに
遅いから
探しに行って
もらったんだ
それは
すみません
まあいい
あとで
呼び戻す
久しぶり
だな
ただでさえ
はっきりしないぼやけた
顔が
土ぼこりで
ますます
印象だ
元気
だとも
とにかく
着替えて
こい!
ここの
対英感情は
すこぶるいい
いきなり
トップハットを
なぐられる
こともないから
安心しろ!
ホーキンズも
相変わらず
元気そうで
どうも
紅茶は
久しぶりです
味を
忘れてました
だろうな
それでだ
スミス
状況が
よくない
......
今は
そんなにでも
ないが
崩れると
なったら
一瞬だ
そんなに
ですか
とにかく一度
帰国しろ
ロシアと
トルキスタンは
戦争になる
ここは一旦
引き上げる
べきだ
戦地で
ロシア人と
イギリス人の
見分けがつくと
思うか?
......
君の母上にも
君を無事に
帰すと
約束した
できれば
もう一度だけ
戻って写真を...
だめだ
帰れ
私だって
君に死なれては
困る
まあ
死ぬつもりは
ないんですけど
.......
.....
過跡の発掘なら
歳を取っても
可能ですが
もしかしたら
収集・採集だけで
終わってしまうかも
しれませんが
行って
おきたいん
です
広範囲の
現地調査は
年齢に制限
されます
人生が
足りない
それだけでも
意味はあると
思っています
......
生きていれば
また機会は
ある
だがスミス
君が死んだら
君の記憶も
知識も経験も
すべて失われる
記録以前の
問題だ
そのくらい
危険だと
言っているんだ
どうも
死ぬ前提
ですね
もしそれが
本当なら
地元の
小競り合い
じゃない
なおさら
今が最後の
機会です
国が
動いてるん
だぞ
ベヒストゥーン碑文が
無ければ
古代ペルシア語の
解読は難しかった
次に来られるのは
何年後か
わかりませんが
あらゆるものが
変わっている
でしょう
何が無くなるかは
無くなってみないと
わからない
時間は
巻き戻せません
君の人生か
はい
まったく
君の母上に
なんて言や
いいんだ
大丈夫です
生きて帰すと
言ったのに!
だから
まだ死んで
ませんよ
十分注意は
しますし
危険であれば
引き返します
それに
心強い案内人も
いますから
そこで
いい
場所を
空けてくれ
これだ
これが
カメラですか
ずいぶん
小さく
なりましたね
だろう?
使い方は
わかるか?
えーと
どうでした
っけ
あとで詳しく
教えよう
そもそも
型が
新しくて
これは
もうひとり
助手がいると
いいんだが...
ああ
それなら
案内人の
彼に
一緒に
頼みますよ
君
気をつけて
くれよ
前に
見たことが
ある
それはとても
割れやすい
知っては
いるそうです
......
この板に
何か
塗るんだろ?
......
話が
早いな
すぐに出発
するわけでは
ないんだろう?
しばらくは
ゆっくり
過ごすといい
イスタンプール
ほどでは
ないが
ここにも
なかなか
興味深いものは
ある
君の好奇心が
ここに引き留めて
くれると
いいんだがな
アリさんも
当分は自由に
過ごしてもらって
構わないん
ですが......
用事は
ないんですか?
フトコロも
あったかいし
プラブラ
するのも
いいだろ
そうですね
とりあえず
こはでの
ここまでの報酬を
よっしゃ
特に
ないな!
旦那に
ついていった
ほうが
面白そうだ
荷物が
増えるので
ラクダをもう一頭
増やしたほうが
いいですかね
ラクダが
欲しいなら
向こうに
市場がある
どこですか?
スミスさん!
KaAZ:PfX:cZV:FPod:A:A;A:K
えええぇ!?
私です
覚えて
ますか?
どうした?
旦那
え
なぜ?
どうして
ここに!?
あ
タラスです
いったい
どう...
ちょっと
待って
下さい
まえに
アンカラに
向かうと
聞いていた
ので
それで?
どうして
ここに?
ひとりで
ですか!?
ここに来れば
会えるかと
思って
ここまで?
どうも
こんなところ
まで?
こちらは?
こんにちは
......?
彼女の今の
旦那ってことに
なるのかな
一応は
この人が
探していた
人?
はい
私はただ
連れてきた
だけだよ
そうか
良かったな
ひとりで
行かせる
わけにも
まさか
本当に
見つかるとは
ねえ
なあ旦那
あ
なあ
これ
長くなりそう
だから
どこかに
座って
話さないか?
そう
ですね
この人とは
親戚の紹介で
結婚したんだ
けどね
式の日に
会ったら
こっちも
困っちゃってき
そんなこと
聞いて
なかったし
好きな人が
いるって
泣くんだよ
どうしたいかって
聞いたら
探して
会いに
行きたいって
言うから
どうした
もんかと
思って
そりゃ
ひとりで
送り出す
わけには
いかんだろ
一応は
結婚した
ことに
なってる
からな
新婚旅行の
廟参りに
行くって言えば
出てきやすいし
な
それで一緒に
探してくれて
いたんですか
まあ
そうだね
私は
そろそろ
帰るよ
帰るって
え
でももう
見つかった
からね
仕方ないね
もう
大丈夫
だろ?
旅行中に
死んだってことに
しようかと
話してたんだ
それでは
あなたは?
結納金も
戻ってくる
だろうし
死んだって
......
そんな
また別の
人を
探すよ
いいんです
そう言って
下さい
でも
そうなると
もう戻れなく
なってしまう
のでは...
いいんです
ご迷惑は
おかけ
しません
いや
どうか
ご一緒させて
下さい
そんな
下働きでも
なんでも
します
......?
下働きとか
そんな
ことには
ちょっと
すみません
どうしたんだ?
すぐ
戻ります
今
泣いてたぞ
どうも
ありがとう
ございました
まあ
いいよ
あとは
そっちで
話し合って
決めてくれ
あの
どうして
ここまで
...
ここまで
してくれたん
でしょうか?
だって
かわいそう
だろ?
いろいろと
ままならない
世の中だけどさ
私も
死別で再婚
だからね
会いたい人が
生きてるなら
会うべきだよ
女の人だって
幸せに
生きたほうが
いいよ
―...
★郊六十九語おわりゃ
あとがき
あなたがきっとコンビニですが、
あられや
というわけで
皆様こんにちは
森糞です
こ嫁語り」も
早10巻目に
なりました
今巻は
冬の草原の
風物詩
魔狩り
です
イヌワシ
かっこいい
ステキ!!
それにしても
毎回思うの
ですが
ごめんよー
動物が好きで
出してるはず、
なのに
本当は
ウサギもヘビも
キツネもミカキ
好きなのに
出てくる動物が
みんな狩られたり
食われたりする
ことになって
ん苦しい
さて雪です
描く
ところか
ない!!
というのは
まあ
おいといて
いつもの病気だ
雪の量は降雨量に関係しているので
雪の量は
降雨量に関係して
いろので
中央アジアの
草原では
そこまでのドカ唇は
降りませス
冬世紀に
しかし
寒い
ものすごく
寒い
こちらの
ぶぎ
体を濡らしたら
二瞬で現世に
っよねら。
地元の人は
なれてる
幕家では
裸で寝ると
いうのも
乾きの悪いものを
着ていると
寝汗を吸って
冷えるからだとか
それなら裸になって
羊の毛皮の間に
はさまって寝たほうが
よほど暖かい
天然素材の
吸湿・放湿性能では
半毛がほっくくです
山に
登るなら
ウール
どうした
と言われていた
時代も
ありましたよ。
今は
化学微維が
ま流
まあ今では
裸で寝る人は
ほとんどいないと
思いますけど
なんだー
ちなみに
馬に乗って駆ける
騎馬、性牧氏の暇は
元租ライダースーツ
です
風をふせぐ
2重の前合わせ
長い子!!
ブーツに
「スポンのスリエ入れる
スキマから
風が入らないようにする
毛皮の縁取り
...えぶたんとえな、
そこで
出ないの?
セ・ンルの立ちエリも同じ
寒いからヤダ
さて
いつのまにやら
マンカラに着いた
スミス
なんだか
田べったより
時間がかかって
しまいました
いつのまにやら
そして
名前だけは
出ていた
友人ホーキンズ
ふたりは大体
ワ20才差
くらいかなと
考えています
ハプリックスクールの
使いっぱしり制度で、
スミスかホーキンス付きになった
そしてもはや
比目さくか
覚えているか
どうかすら
あやしいタラス
覚えてない方は
「ご家語」に3巻を
どうぞ!!
私ですか!?
もちろん
当見えて
いましたとも
あなた
作者でしょ
あい?
タラスのターバン
どっちだま
だっけ
そんなわけで
新しい仲間が加わり、
アイテムを手に入れ
アリの心ところは
暖かくなり
川巻への旅が
はじまります
運動不足解消に
エアロバイクを
こいているのですか
当分はハムスター
最近の
わたくしはというと、
10年ぶりくらいの
引越しで
別のところ
原稿初とは
絵北が
できました
カラー画材を
広げておける
うわっ
今まではと
いちいち片付けていた
あと
巨乳がつかないうちに
新しくていい画材が
沢山出ていたので、
固形っと彩とか
やっぱり邪魔とか...
ホワイトアイビス
色々買ってみては
試しています
楽しい
それと
最後になり
ましたが
8巻で描いた
バリヤの揃入なを
作って送って
下さったとか
ちぐと受取って
受取っ
本当に
ありがとう
ございます
お礼が
遅くなって
しまいました
他にも
お手紙や
資料を送って
下さったかた
うれしいです
ありがとうございます。
お返事は
難しいのですが
何かできないか
考えています
それではまた
次港で!
HARTACOMX
乙嫁語り10巻
著者森薫
2018年2月15日発行
©KaoruMori2018
本電子書籍は下記にもとづいいて制作しました
HARTACONIX乙嫁語り10巻
2018年2月15日初版初刷発行
本来予算書は下記しもとういておりました。1000万円で300円以上級品について第2018年11月15日-3回の開催予定時間に
発行者「青柳昌行」
発行株式会社KADOKAWA
http://wwwKadokawaco.jp/
編集コミッ...フ&キャラクター局
ハルタ編集部
装丁内田圭祐(8823DESIGN)
エンターブレインカスタマーサポート
[メールアドレス]s:Pport@rilenterbraincojp.(かならず商品名をご明記ください
本作品の全部または、一部を無断で複製、転職、配信、送信すること、
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また、本作品の内容を無断で改変、改ざん等を行うことも禁止します。
本作品購入時にご承諾いただいた規約により、有償・無償にかかわらず
本作品を第三者に譲渡することはできません。
本作品を示すサムネイルなどのイメージ画像は、再ダウンロード時に
予告なく変更される場合があります。
本作品の内容は、店本発行時の取材け・執筆内容にもとづきます。
また、ご覧になるリーディングシステムにより、表示の差が認められることがあります。
2018年11月10日