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Instructions:
The.Bridesstories
ひyKaoru.Mort
乙嫁語りゅ
本林薫
第十一巻目次!?
楽しさま。アンタリヤ
第七十六話
第七十六話、時間、
とはいえ、
第七十五話「中へ」
第七十四話、前日、
第七十三話、
ぜん、じつ
しつばん、しやしん
湿板写真
第七十二話、約束、
やくそく
第七十六あれから、
第七十話
寒中歌
かんちゅうっか
o83
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*第七十話
かんきゃ
寒叶畝
朝晩と
冷え込むように
なってきた
冬に向けて
こたつを出す
初雪が
降った
火の絶えない
台所が
いちばん
暖かいので
なんとなく
みんな
ここに集まる
それでも
狩りには出る
冬はあまり
獲物は
とれないが
そうだなぁ。
...
これから
そんなことはありませんでしたが、
入学時から
馬のスルキークの
気晴らしのため
弓の腕を
落とさぬため
すべてのものが
白く溶け合う
景色を見るため
パリヤさんを
訪ねる
「猫が
やんちゃで困る」と
うれしそうに
言っていた
ティレケさんが
どうしても
鷹が見たいと
言うので
ユスフさんが
連れてきた
せっかくなので
手に乗せて
あげる
...
カルルクさんから
狩りの獲物の
話を聞く
雪の草原に
朝日が昇る
ティレケさんが
鷹を見てきた
ことを
興奮して
話すので
下の子たちも
行きたいと
騒ぎ出した
暖かくなったら
一度みんなで
訪ねてみるのも
いいだろう
◆第七十一話や
でもじゃあれからさ
初めから
好ましくは
感じて
いたのかも
しれない
お互い
馬を盗まれた
どうして
市場を
探し歩いた
市場を探し歩いた
チュバルが
見つかった
うれしさか
うちに
いらっしゃい
ませんか?
家でひとり待つ
義母の
淋しげな姿が
浮かんだのか
思わず
そう
口をついて
出た
たとえ
一時的にでも
お客をもてなす
喜びにあふれた
義母を見るのは
うれしかった
初めから
好ましくは
感じて
いたのかも
しれない
もう少し
いて下さい
ませんか
ひきとめたのは
本当に
義母のため
だったのだろうか
あの人には
少しも
高圧的な
ところがなく
男性相手に
これほど
気が休まるのは
初めてだった
あの
気まずそうに
笑うところ
義母を
ひとりには
できませんし
仕方
ありません
相手に
気を使って
黙ってしまう
ところ
言い聞かせて
いたのは
自分に
対してでは
なかったのか
チュバルは私
私はチュバル
チュバルが
ともに
行けばいい
そう
これで
おしまい
絶対に
戻って
くるものかね
ヤッ
あの人に
何かあったらと
思うと
生きた心地が
しなかった
これは
恋だ
これが多分
恋だ
そうでなくては
この強い想いは
説明できない
どうか
無事で...::
あの時
私と
泣き続ける
それを必死に
なぐさめようと
する義母
何を
言っていたかは
覚えていない
お相手は
本当に
いい人だと思う
どうか
今度こそ
幸せになって
ちょうだい
タラス
あなたの
嫁き先が
決まったわ
タラス
あなたには
本当に
辛い想いを
させてしまった
私のことは
もう心配は
いらないから
......
はい
幸せとは
なんだろう
と
ふと
思った
やあ
遠いところを
よく来て
くれたね
疲れたろう
話に
聞いているとは
思うが
私も
再婚の
身だ
どうか
よろしく
頼むよ
話して
ごらんよ
どうしたん
だい?
おいおい
どうした
何が
あったんだ
問われる
ままに
打ち明けた
もう
想うまいと
していた
気持ちを
ただ聞いて
欲しかった
だけなのかも
しれない
会いたい
ひと目でも
あの人に
会いたい
......
その人が
忘れられ
ないのか?
.....
まいったな
.....
.....
家庭生活の
加護を願って
廟参りに
行くというと
皆喜んで
送り出して
くれた
次の街までで
かまいません
あとは
ひとりで
向かいます
まあ
いいじゃ
ないか
これも
縁だよ
ひとりで
送り出したと
しても
それはそれで
気がかりだ
「友人が
待って
いるので」
「アンカラに
向かう
つもりです」
アンカラに
行けば
会える
あの人に
会える
どうでした
か?
人がもう少し
そろわないと
商隊が組めないと
いうから
そうですか
...
聞いた限りじゃ
それらしい人は
通ってないって
いうから
いやあ
やっぱり
ムリだったよ
もしかしたら
私らのほうが
先に
いるのかも
しれんよ
それまで
待たないと
先に進め
ないな
目的地が
同じなら
あせらんでも
大丈夫だろ
なあ
はい
まだ
着いても
いないのに
こんなことを
言うのも
どうかとは
思うんだが
......
もし
見つからなかったら
どうするね?
......
アンカラ
西洋人?
すみません
いえ
旅の方です
ここに最近
西洋人の男性が
来ませんでしたか?
知らんなあ
髪と肌の
明るい方
です
あそこの家に
住んでる
人かい?
まだ
着いてないの
かねえ...
ここに
向かうと
言って
いました
そんな人が
いたら
目立つから
わかるとは
思うんだが
そうですか
そういえば
そろそろ
手持ちが
不安に
なってきたん
だが
どのくらい
探す
つもりだね?
そこまでの長居は
できないかも
しれんよ
これを
路銀に
替えて下さい
......
どうだい?
いえ
来たかい?
まだ
なかなか
難しい
もんだねえ
!?
おい!
!!
あの
歩き方
あの
髪の色
あの
背中
あの
話し声
この瞳!
スミスさん!
資料金に一話はおわい
......
そういう
わけで
......
ここに滞在
している間
★第七十二話★
彼女の部屋も
もうひとつ
頼みたいのですが、
......
どうぞ
こちらへ
また
あとで
それよりもHellipterで
"約束`
*第七十二話
ハイッ
スミス
そういうことか
この色男
一体何を
集めて
まわってる
道理で
帰れと言っても
聞かないはずだ
私は
知らないぞ
私は
このことは
何も
知らなかった
いや
あのですね
家族への説明は
帰国して
自分でしろ
だいたい君は
昔からそうだ
スミス
物事の
重要な部分を
気軽に
決めすぎる
それと
これとは
また別の
話で.....
彼女を連れて
帰ったら
どういうことに
なるのか
わかっているのか!?
私は
聞かれても
何も答えない
からな
いや君は
わかっていない!
常識についての
知識だけは
完全に欠落
してるんだ
それは
考えた
うえで...
おう旦那
いやあ
大変でした
親父さんでも
ないのに
面倒なやつだな
遅かったな
なかなか
放して
もらえなくて
それで?
いつ出る?
彼も
驚いたん
でしょう
いきなりで
悪かったとは
思ってます
あの人も
連れて行く
のか?
それなん
ですが...
私
どこへでも
行きます
身の回りの
ことでも
なんでも
します
ですが...
お供させて
下さい
どうせ
行くとこ
ないんだろ?
来たいって
言ってんだ
連れてきゃ
いいじゃないか
そうですけど
女性に
また長旅を
させるのは
......
足手まといには
なりません
水も
いりません
何が
まずいんだ
......
歩くことには
慣れてます
どうか
お願い
します
そうでした
砂漠の女は
馬より強いぜ
そうですね
......
平気だろ
......
それで
俺
出てたほうが
いいか?
それでですね
それでですね
帰国するのは
もう少し先の
ことになります
それほど
長くはならないと
思うのですが、
一応家族へも
話をしないと
なりませんし
私としては
きちんとした
相手として
迎えたいと
思っていますが、
『それまでは
中途半端な
立場のまま
連れ回すことに
なりそうで
私
そこまで
して下さらなくても
十分です
歳も
いっています
持参財も
ありません
ただ下女として
使って下されば
妻にして頂くのは
身に過ぎます
いや
いや
いや
そもそも
何も持たないと
いうのは
私も同じで
まさか
こんなことに
なるなら
そんなことは
ありません
本来なら
なにがしかの品を
贈るべき
なんでしょうけど
......
あの時時計を
手放すのでは
なかったと
とにかくですね
むしろ
私のほうが
お願いしたいんです
ぜひ
あなたに
妻になって
頂きたい
はい
ありがとう
ございます
どうし
ました?
やっぱり何か
あったほうが
いいかと
思いまして
あ
印章に
するものです
あまり使って
ませんでしたが
これで証しに
なるかどうか
やっぱり
大きすぎ
ますか
どこかで
直して
もらうか
ありがとう
ございます
大切に
します
そうだなぁ...
義母に
本当のことを
言えないまま
出てきて
しまいました
私が死んだと
聞いたら
悲しむでしょう
戻ることは
できないまでも
いつか機会が
あるかも
しれません
そうだと
いいのですが
それで?
どういう
旅程で
行くつもりだ?
そうですね
ロシア近くの
黒海まわりを
避けて
地中海沿いに
多分
そのほうが
安全だろうと
いうことなので
ペルシアの
内陸を通って
もと来た
道を
逆にたどる
つもりです
ブハラの近くに
以前
世話になった
家族がいます
そこまで
行ければ
十分です
ほかにも
いくつか
立ち寄りたい
ところは
ありますが
状況次第
かも
しれません
期間は?
急いだ
ほうがいい
途中の街で
どのくらい
過ごすかに
よるけど
急げば
4ヵ月
遅くても
半年くらいだな
半年先では
どうなっているか
わからん
はい
そう
しますよ
目的は
写真を
撮ること
ですから
彼女も
連れて
行くのか?
その
つもりです
......
緊張感が
あるのか
ないのか
わからんな
スミス
トルキスタンから
インドに抜ける
道なら
多少は詳しい
地区がある
うーん
いざという
時のために
持っていくか?
やめて
おきます
また何か
あった時に
地図なんて
持っていたら
諜報員と
疑われて
一発で首が
とびそうです
案内人の彼を
信じますよ
そちらも
詳しそう
ですし
向こうから
してみれば
君の頭と
胴体が
仲良く戻って
くることを
願うよ
そうか
なんだか
投げやりですね
ホーキンズ
調べまわってる
相手に
諜報も学術も
変わらんだろうが
スミス
あきらめ
だよ
◆第1七十二話おわり
★郊ヒ十三話
ふーん
これが
新しい
カメラか
前に見たのと
違うな
あれはもっと
大きかった
これは
持ち運び用の
カメラです
それでも
だいぶ小さく
なりましたけど
ああ
写真館用の
ものですね
撮れる写真の
大きさも
小さくなりますが、
できるだけ
枚数を
撮りたいですし
付属器材を
考えると
これくらいが
限界でしょう
そんなに
あちこち撮って
どうするんだ
そうですね
ずっと残して
おくという
ことですかね
個人の記憶は
もって60年ですが、
どう説明
したらいいか
文字や写真なら
100年2017年
あるいはもっと...
記録するのは
同じ時間に
生きている
人間にしか
出来ません
文字にするのは
離しいことも
写真なら残せます
役に
立てるん
ですよ
役に
立つのか?
残して
何をするんだ
役に
立ちますよ
スミス!
器材だ!
薬品は
危険だから
安全な場所に
保管して
いたんだ
いずれ
立ちます
気をつけて
運べ
運んでくれ
やっぱり
追加のラクダが
必要ですね
そのじゃあ、湿板写真と
調合用品
計量器材
暗所箱
銀浴器
ガラス板に
固定枠
アルコール
ランプ
薬品類
......
さて
写真を
撮るための
作業は
単純だが
扱うものは
劇薬だ
十分、注意
することだ
特に危ないのは
このへんだな
コロジオン
ジエチルエーテル
飲めば死ぬし
目に入れば
失明する
爆発するから
火に近づけても
いけない
毒薬か
わかりづらいな、何か印でも
ほかのと
まずいやつには
つけといてくれよ
あ
そうですね
......
まあいい
写真用
コロジオン溶液
硝酸銀
現像液
定着液
とにかくだ
最初にいくつか
溶液を調合
しなくては
ならない
大きく分けて
この4つだ
処方は?
えーと
これに
書いてある
これをどう
伝えたら
いいのか
なるほど
うわぐすりの
調合を
やったことが
あるんですか?
焼き物の
うわぐすりの
調合みたいな
もんだろ?
覚えるから
言ってくれよ
昔な
工房の
下働きで
実際に
コロジオン溶液を
作ってみせよう
コロジオン
240ミリ
リットルに
ジエチルエーテル
160ミリリットルを
加える
分量を
見せてくれ
ふたをして
よく振って
混ぜる
提拌しながら
アルコール
160ミリリットルを
加える
それから
ヨウ化カリウム4グラムを
少量の水で溶かして
これをさっきの
コロジオンに
加える
もう一度
ふたをして
これで
完成だ
で
混ぜる
出来てるのが
あるなら
熟成させた
ものが
これだ
最初から
そっちを出せば
いいじゃないか
これは
都度作って
熟成させながら
使うものなんだ!
処方を
知らないと
どうしようも
ないだろう
言葉が
わかるんですか?
ホーキンズ
いいや
通じている
わけでは
ないが
会話は
成り立って
いる
ほかの溶液の
こともあるが
写真を撮る
手順を
ひととおり
教えよう
このガラスが
原板になる
表面に
ゴミや汚れが
ついていると
うまくいかない
磨き粉で
よく磨いて
おく
ここに
作っておいた
コロジオン溶液を
少し垂らして
表面を
均一に
覆うように
よく広げる
余った
溶液は
戻す
ここからは
暗所作業
なんだが
このなかに
硝酸銀溶液が
入ってる
うっかり
手につくと
とれないぞ
気をつけろ
それを
取り出して
固定枠に
入れて
さきに
説明して
おく
ここにフレートを
入れて
少しおくと
感光膜が
出来る
カメラに
取りつける
カメラは
レンズのキャップを
外せば露光する
露光
時間は?
状況にも
よるが
数十秒
だな
時計は?
......
なくして
しまって
振り終わったら
固定枠から
取り出して
現像液にひたす
仕方
ないな
これを
使え
適当なところで
現像液を
水で洗い流して
どうも
たぶん
画像が
浮かび上がって
くるはずだ
......
定着液に入れて
画像を固定する
だいたい
そんなところだ
そうですね
質問は?
やってみない
ことには
なんとも...
一度何か
撮ってみるか
何を撮る?
何を撮る?
えーと
そこに
座っていて
もらえれば
大丈夫です
ずいぶんと
やる気の出る
被写体だな?
スミス
旦那
ここを
見つめて
少しのあいだ
動かないで
いて下さい
もう
結構です
どうだ?
たぶん
撮れてると
思うん
ですが...
お?
おおー...
おかしい
ですね
何も
写って
ないぞ?
ちょっと
もう1回...:
あれ?
まあ一度で
いきなりうまく
いくものでも
ないだろう
......
うーん
何が
まずいのか
あっ
すみません
長い時間
いえ
大丈夫です
どうして
でしょう?
私だって
何度か
撮ったことが
ある程度だ
わからん
そのときは
うまくいった
専門家じゃ
ないんだ
資料は
ある
詳しいことまでは
わからん
自分で
原因を
見つけろ
なるほど
...
はい
終わりです
カメラや器材が
原因では
ないようなので
薬品だと
思うんですよね
何かが混ざったか
気温で劣化したが、
とりあえず
溶液を全部
新しく
作り直して
みました
多分これで
大丈夫なはず
です
どうだ?
自分を
見たことが
ないんですか?
これが
私ですか
......
ここまで
はっきり
したのは
初めてです
どうですか?
......
母親に
似ています
よく
撮れている
次は
俺を撮って
もらおうかな
ほう
写真
ですか
ニコロフスキ!
どうも
今戻ったのか!?
はい
取り込み中だと
聞いたので
ご挨拶も
なしに
すみません
お久し
ぶりです
いやあ
よかった
スメスさん
無駄足を
ふませてしまう
ところだった
あのあとすぐに
スミスが
着いたんだ
......
なかなか
離しそうな
ものですね
写って
みますか?
できるだけ
いろいろな人を撮って
練習したいので
それはいい
私が
ですか?
それなら
スミスは
私が撮ろう
え!?
私も
ですか?
君の母上に
君を連れて帰ると
言ってしまったんだ
撮ってやるから
そこに立て
この格好の
ままですか?
正装したところで
どうせたいした
変わりは
ないんだ
写真の一葉も
持って帰らないと
納得して
もらえない
いいから
立て
第七十三話おわりゃ
*第七十四話、前日、
邪魔に
なるから
もうちょっと
離れてくれ
そこ
前に立つな
頼もしい
それに
触るな
毒が
入ってるんだ
死ぬぞ
だいぶ上手く
撮れるように
なってきたじゃ
ないか
やっぱり外は
難しいですね
光の加減が
なんとも.....
ぃっ
出発する?
......
そうですね
........
ラクダと食料と
そのほかにも
いくつか準備して
来週には
発とうかと
思っています
そうか
その顔も
あと1週間で
見納めか
またそんな
不穏な
ことを
私は
楽観論者じゃ
ない
だからせめて
用意は万全に
だ
揃えてやるから
必要なものは
なんでも言え
出発の
6日まえ
えーと
水と
食料と
カメラ器材は
最後に積むと
して
あとは
ラクダを
追加で1頭::
さっき
買ってきた
?
向こうに
つないである
なんだ?
こら
こら
こら
やめろ
離れろ
ケンカ
するな
こらか
噛むな
だから
言ってるだろ?
だから
金返せって
言ってるんじゃ
ないよ
別のラクダに
替えてくれって
言ってるんだ
ラクダどうしの
相性が悪かったん
だよ
そんなこと
言われてもな
一度買った
ものだろ?
いちいち
ケンカ
されたんじゃ
旅にならない
だろ
こっちだって
こんなこととは
思わなかったん
だよ
......
頼もしい
......
......
はい
来週に
出発ですか?
ラクダに積む
荷物があれば
私の荷物は
これだけですし
正確には
6日後
ですが
さきに
預かって
おきますよ
布と
チュバルに
積みますから
大丈夫です
絹糸を
もう少し
何かほかに
必要なものは
ありますか?
いただけ
ますか
5日まえ
私は土地の
通訳兼
案内人として
ホーキンズさんの
部隊に配属
されました
ホーキンズさん
とは
クリミアでの
戦争以来です
ホーキンズさんに
助けられて
いなければ
ですから
恩を返して
いるのです
私の命は
なかった
でもそれは
お互い様なんだ
私だって
あの不慣れな
土地で
ニコロフスキが
いなければ
どうにも
ならなかった
戦争は
終わったのに
こうして
引き留めて
しまっているのは
悪いが
いろいろと
手伝いをして
くれるのは
正直なところ
非常に助かる
ご家族は?
娘は全員
嫁ぎましたし
私のことも
理解してくれて
います
だから
大丈夫ですよ
妻のところには
親戚がたくさん
います
彼は
ああ見えて
なかなか
ガンコでね
それはまた
恩を返して
いるだけだから
対価は一切
受け取らないと
いうんだ
旅中の
水代すらな
ずいぶんと
筋金入り
ですね
用事を
頼むのは
ときどきだし
そういうわけにも
いかんだろう
普段は何か
別の仕事を
しているらしいが
確かに
何か別のことで
返せないかと
考えて
いるんだが...
ここは
戦争のまえに
官費で購入した
ものだが
例えば
この屋敷を
譲る
とかな
処分方法は
ある程度
私に任されて
いるし
ここを?
金銭が
発生しないなら
書く書類が
1枚減って
ちょうどいい
そろそろ
引き払おうかという
話が出ている
手に入れたあとで
売ろうが
事業を始めようが
彼の自由だ
「戦時功労
特別変質」
とでもすれば
悪い話じゃ
ないだろう?
そうですね
4日まえ
この馬は?
ああ
タラスさんが
乗ってきた
馬です
チュバルという
名前だった
はずです
ほう
いい馬
ですね
......
ご旅行は
何人の予定で?
えーと
私とアリさんと
タラスさん
なので
3人です
もし
テヘラン
あたりまでで
よければ
3人...
あのあたり
までなら
知人も
何人かいます
3人だけ
ですか...
本当
ですか!?
そうだと
したら
心強い
私も護衛で
行きましょう
か?
ホーキンズさん
にも
話をしないと
なりませんが
宿も用立てて
くれるはずです
もちろん
です
出発
3日まえ
旦那
今日は
撮りに...
出ないのか?
はい
出るまえに
あちこちまとめて
手紙を書かないと
ならないので
このところ
何かと用事が
多かったですし
のんびり
していて
下さい
.......
やあ
何か
仕事ないか?
いいよ
水汲みは
どうだ?
いくら
払う?
そこが全部
一杯になったら
こっちも頼む
わかった
働きゃ
金になるのに
ずっと寝てる
だけじゃ
尻から腐るよ
なあ?
何もしない
ってのが
わかんないんだ
よな
出発
2日まえ
そういえば
あの彼女は
どうしてるんだ?
タラスさん
ですか?
ずっと
姿を見て
いないが
出発する
ことは
伝えてあるん
だろうな?
こちらの女性は
男性のいるところ
にはあまり同席
しませんし
自室に
いるほうが
いいんでしょう
自室にいるほうがいいんでしょう
明後日だとは
言ってあります
出るまえに
やることが
あるそうで...
そういう
ものかね
~~~......
出発の
前日
はい?
タラスさん
どうし
ました?
これを
これは
......?
明日発つまえに
市場で売ってきて
もらえませんか?
私が
縫いました
少ないかも
しれませんが
路銀の足しに
して下さい
なんと
言って
いいか...
時間が
なかったので
あまり大きな
ものは
作れません
でしたけど
ありがとう
ございます
それと
これを
お守りです
これは
身につけていて
下さい
どうか
幸運と
安全を
そして
ご健康と
長命を
私も
おそばで
毎日
祈ります
大丈夫です
あなたを
ひとりに
することは
絶対にしません
長生き
しますよ
★第15十四話・おわりや
そら
立て
★第七十五話や
写真用の
ガラスが
割れないがね
しっかり
詰めておいた
ので
大丈夫だと
思うのですが、
結局その
格好か
はい
このほうが
何かと
便利なので
慣れて
しまえば
これはこれで
快適ですよ
スメスさん
これ
よさないが、
この馬は
どうもあの
チュバルという
馬に
興味が
ありすぎる
ようです
そういえば
チュバルは...:
あまり
近づけない
ほうがいい
メスです
けど.....
えあ
ニコロフスキ
馬は?
今までも
歩きでしたし
不便は
ありません
いりません
......
彼も
歩きか
そうですね
ああ
まえにも何度か
乗るように
薦めたんです
けど.....
馬は
お金がかかるし
ぜいたくに慣れると
あとで大変だからと
断られました
......
彼らの足は
鋼鉄製か
何かかね
それで?
まずは
どこへ
向かうんだ?
ときどき
本当にそう
思いますよ
アンタリヤ
このまま
南へ下って
地中海沿岸の
........
沿岸の
.....
えーと
SEA
MEDMTERTANANETO
地中海
アンタリヤ
アンタリヤという
町まで向かう
つもりです
ニコロフスキ
君が戻るまでは
私もここにいる
スミス
そうか
いいか
生きてるあいだは
生存報告だと
思って
手紙を送れ
スミスを
頼む
はい
気をつけて
行ってこい
届こうが
届くまいが
隊商にでも
託して
数を出すんだ
はい
わかったな?
はい
また
これからの時間は、
そんなことですが、サービスのサーバージョン
いや、そんなことはないでしょうか...
...
へへへ...いいからねぇ。あ、
...でも、Ane..
いや、いいんじゃないですから、やっぱり...
...
そういうことで、やってくれたのかわからなかったのですが...
これからは、このようなものですが、
...
これからは、これまではないのですが、
いや、やっぱり何か言ってるんだから
「...でも、これからの
ここまで気になりますので、ご
いいですか...これは、
第七十五条
しかしこの時間がかかっていたので、
いや、それは何か...っていうかはありませんでした。
いや、いや...はい、いい
これからは、この時期になっていますが、
これからは、この時期があったのですが、ここではないのでしょうか。
しかし、大きさですね。お兄ちゃんがいいんじゃないですか
これからの時点ではないでしょうか。
そんなこと...この時期の中ではないと思っていたのでしょうか
これからは、
いや、いいじゃん...
そんなことはないでしょうか。
それでも、これからのお客さんがいただいたのですが、
ここでは、これからのサービスについては、
こら
こら
やめなさい
旦那
さきに行きな
あ
そう
ですね
そいつが
後ろにいちゃ
だめだ
そら
行った
あのラクダは
野生の群れ
ですか?
いや
誰かの
持ち物だろ
牧童が
いませんね
そうだな
...
小娘と
ご家族と
待った
ダメだよ!!
ちょうどいい
炭か?
...
このへんで
ちょっと
休態しよう
炭だよ
まえに誰かが
ここで野営
してたんだ
炭がありゃ
すぐ火が起こせる
茶でも
煎れよう
どうぞ
ありがとう
ございます
いい
チュバル
おやめ
フラれたな
次の町までは
あと
どのくらい
ですか?
......
じゃあ
途中は
野宿ですか?
この季節に
野宿なんて
しないよ
2日くらい
かな
え?
では
どこに?
もうちょっと
さきに行けば
隊商宿
ですか?
泊まれる
場所がある
今日はそこまで
着けぱいい
宿というか
........
家だな
行こう
ここ
扉が壊れて
いるんだ
どかすぞ
......
本当に
家ですね
ここは
誰も住んで
いないんですか?
住んでるのは
いないけどな
なんだかんだで
皆使ってるから
ナべでも
タライでも
近くに
川があるので
必要なものは
だいたい
そろってる
本当
ですね
ああも
水を汲んで
きます
はい
あの...
せっかく
ですから
何か
温かいものでも
作りましょうか
本当
ですか?
それは
助かります
どうぞ
うまいな
やあ
これは
ありがたい
馬の
エサは?
ほらよ
まだです
風も
強くないし
どうも
悪くない
天気だ
よし
行こう
第七十五話おわりゃ
時は少し
さかのほる
♦郊ヒ十六話♦
*第七十六話
来い!
おい!
どうした
血相変えて
金だ
見ろ
拾った?
まさか!
いや金だ
これは
俺は
知ってるんだ
どうしたんだ
これは
真鍮
じゃない
拾った
落ちてたんだ
向こうの
砂地に
見ろ
ここに
文様が
入ってる
たぶん
ロシア人の
ものだ
こんなに
立派なんだ
王族の
持ち物
だったかも
しれないぞ
こういうのを
見たことが
ある
.......
拾ったって
言ったね?
本当に
金なら
盗んだんじゃ
ないぞ!
そんなの
人には
わからんだろう
盗っ人が
とっ捕まったら
死刑だ
そうでなくても
そんな大層なもの
持ってたら
村の連中が
やっかんで
何言うかわからん
持ち主が
探すだろう
盗んだと
思われたら
どうする
拾ったんだ!
誰にも
言っちゃだめだ
しまっときな
まったく
犬じゃ
ないんだから
落ちてたからって
なんでもかんだも
拾ってくるんじゃ
ないよ!
......
金だな
いくらに
なる?
たまたま
手に入れたんだ
どうしたんだ
これは
50テンゲ
やましい
ものじゃない
あんたのところでは
どうだか知らんが
このへんじゃ
金なんて
珍しくもない
嫌なら
ほかを
当たってくれ
だとは思うがね
金だぞ!
安くないか!?
たぶん
王族の
持ち物だ
どこも同じくらい
わかった
もともとは
ロシアの
さる王族の
持ち物だった
そうで...
ふむ
いくらだ?
ロシアの王族の
ものだそうだ
わが心の
庭園よ
優美な
飾りが
入っておる
婦人用の
ものだろう
そなたの美酒で
かぐわしい
愛の泉を
満たしておくれ
まあ
ロシアの
王女様が
持っていた
ものだそうよ
ロシアの
王女様
...
どんな方
だったの
でしょう?
そうねえ
手放した
からには
何か事情が
あったの
でしょうけど
どなたか
愛する方の
贈り物で
大切に
していたの
だけれども
戦争で
その方が
亡くなって
かも
しれないわね
見るのも
辛くなり
泣く泣く手放した
でも
そうだと
したら
とても
想いの込もった
ものだったの
でしょうね
そうねえ
......
あの
少し持たせて
もらえますか?
何か幸せを
運んでくれるかも
しれないわね
〜〜〜っ
結婚が
決まりました!
もう本当に
夢みたいな
お相手で
もしかしたら
あの時計の
ご利益が
あったのかも...
結婚
できました!
本当に
何か想いが
込められて
いるのかしら
それは
そうだろう
離婚
できました!
何が
幸せの
時計よ
なにしろ
私の想いは
ふんだんに
込めている
私だって
妻だわ
まあ
.......
いいからあの時計を取ってきなさい
いいから
あの時計を
取ってきなさい
あれをなくせば
旦那様の気持ちも
冷めるでしょうよ!
なのに旦那様は
あの女ぱっかり
ひいきして
ですが
奥様.....
あら?
あなた
あの時計を
見なかった?
え?
よくやったわ!
川にでも
捨ててきて
おしまい!
「って
言われた
けど...
そんなこと
できないわ!
すごく
ご利益の
あるもの
なんでしょ!?
粗末にしたら
何か悪いことが
あるかも...
.......
これです
ふむ
ロシアの王女様が
亡くなった旦那様から
もらったもので
粗末にしたら
きっと悪いことが
あると思うんです
あい
わかった
これは
預かり受ける
事情があって
手放さなくては
ならないんですけど、
易者さんなら
どうしたらいいか
わかるんじゃ
ないかと
よろしく
取り計らおう
あなた
ごめんなさい
いや
いいのだよ
なにしろ
不思議な
品だ
物も人も
ひとつところに
とどまる
ものでは
ないのだろう
私の
ああでも
愛情だけは
とどまるもの
と信じて
おくれ
まあ
あなたとこーーって...ねーっそんな
とー...もそこ
?...~~~す~ま~~る~
そうね...そうなんじゃないか
いやーー...もこちらのうえええ...
親父殿
は?
難しい
のう
もし
夫が亡くなれば
叔父どもが
跡目争いを
起こすだろう
私は
なんとしても
この息子に
継がせたい
息子は
力もある
一族を束ねる
器量もある
息子が
叔父どもに
勝てるよう
どうか
幸運を
授けては
くれないか
........
何より
正当な
跡継ぎだ
一族の命運が
かかっているんだ
なんとか
ならないか
そうさなあ
........
頼む
かつて
ロシアの女帝が
たずさえて
いたという
護符だ
......
これは?
持ち主に
幸運を与えると
言われておる
おお...
ただし
不運
とは?
その強大な
力と引き替えに
粗末に扱えば
たいへんな不運が
襲うだろう
さきの持ち主が
手放したがる
ほどのもので
あるから...
もし
どうしてもと
いうなら
持っていくが
よい
おそらく
わかった
頂こう
なに
大丈夫だ
死か
粗末に
しなければ
よいのだろう
おまえ!
大切に
扱う
あまり長くは
とどめない
ありがとう
きっとこれで
勝てるはずだ
まさか
これほどの
歓迎をして
くださるとは
ありがたい
ことです
いや
いいときに
来てくれた
ちょうど
祝宴を
開こうとして
いたところだ
何か
お祝いが?
叔父たちを
打ち負かす
ことが
できたのだ
私が
一族の長になる
祝宴だ
どうか一緒に
祝ってくれ
それは
おめでたい
ことで
これは?
ロシアの皇帝が
持っていたという
護符だ
これを
引き取っては
くれないか
それのおかげで
勝てたのだ
あなた方の
行くところに
幸運が
あるように
私はもう
十分に
恩恵を受けた
人も物も
ひとつところに
とどまるものでは
ないのだろう
あなた方が
持って行って
下さるほうが
いい
なるほど
わかりました
そう
いたしましょう
それでも、
そして
現在
こんにちは
こんにちは
旅の
お方ですね
道中に神のご加護が
あるように
祈ってもいいですか
こんなところにも
修行僧が
いるんですね
どこにだって
いるよ
俺は
いいや
私も
ちょっと
待ってて
下さい
興味が
あれえ!?
なんですか
一体
これは、かの
ロシア皇帝が
持っていたという
護符です
大変な幸運を
授けますが
扱いを間違えれば
不運が訪れます。
いやでも
その家紋は
その時計は
........
気をつけて
いただきたい
どうした?
終わった
のか?
......
あのですね
今あの人が
持っていた
.......
いや
特に
......
どうという
こともなく
なんだよ
なんだか
大変なことに
なっていた
ようだが
ロシア
皇帝......?
第七十六話おわり★
◆第七十七話や
どうし
ました?
タラスさん
子猫が
こんな
道の真ん中で
寝ていて
踏まれて
しまいそう
だったので
動かして
きました
なるほど
子猫は
どこです
ここはずいぶん
猫が多いん
ですね
ああ
港町だから
でしょうね
港町?
こんなに沢山
見たのは
初めてです
船ですよ
積み荷を
ネズミにかじられ
ないように
猫を乗せるんです
猫はネズミを
食べてくれます
から
船...
〈第七〉《アンタリヤ》
ははは...
あの大きなものが
全部船ですか
そう
ですねえ
...
ないな
乗ったことが
ありますか?
アリさん
バッ
あれは
アレキサンドリア
とかに
行くものだろ
どうした
そっちには
あまり
用がない
いえ
......
いきなり
知った地名が
出てきた
もので......
そうですね
ここも
地中海
ですからね
つながって
ますよね
アンタリヤは
なんでもある町
だけど
あまり
長居する
わけにも
いかない
ラクダのエサと
水を仕入れたら
早めに出よう
明日の出発は
無理ですから
となると
あと数日
...
そう
ですね
明後日か
明明後日か
夕方まで
町を見て
きます
わかった
俺たちは
宿にいる
もちろん
です
ぜひ
一緒に
あの
私も
ご一緒しても
いいですか?
そうですね
アンカラも
大きな町だと
思ってました
けど
ここは
すごい町
ですね
まさかこんなに
栄えているとは
ローマのいやもっと
時代...まえからか
地中海を中心に
交易が行われて
いるわけですから
川があると
いっても
やっぱり
内陸よりは
海沿いに
大都市が
できるんです
ねえ.....
すみません
勝手な話を
どういうこと
ですか?
海に近いほうが
大きな町に
なるんですか?
あ
ひとり言
みたいなもので
そうですね
品物を売りに
行くとしても
水に浮かべれば
重いものでも
一度に沢山
運べます
陸路では人やラクダが
大量に必要ですけど、
ですから
商売を
するなら
海で運んで
そのまま港で
取引したほうが
効率的だと
......
いえ
です
面白い話
すみません
つまらない話を
確かに
重いものは
川で運ぶと
言っていました
......
私の家の
近くには
海も
大きな川も
なかった
ですから
......
ブランコ!!
え?
ラの声はっ
あそこに
ブランコが
いえ
その
あ
本当
ですね
あれは
ブランコか
昔
行って
みましょうか
子供の頃に
お祭りで
よく乗ったことを
思い出して
つい...
いえ
そんな
つもりでは
まあ
せっかく
ですから
今
あいてるよ
次
乗るかい?
乗ってみたら
どうですか?
1リラ
........
荷物も
置いとけ
あ
お金を
払うのか
それもそうか
帽子は
預かるよ
え?
あぶない
からな
手をはなすと
落ちるぞ
気をつけろ
え?
お
おおおぉ
思ったより
はげしい
これは...:
遊びだ
ふ
振りとは
される.....!!
帽子と荷物を
預けておいて
よかったろ?
本当に
いやあ
想像以上
でしたね
楽しかった!!
そうですね
楽しかった
楽しかった
ですよ
.....
すみません
年甲斐もなく
はしゃいで
しまいました
......
いいじゃ
ないですか
たまには
ブランコに
乗ると
空を飛んでいる
みたいな気持ちに
なれます
鳥みたいに
どこへでも
飛んで
いけそうで...
人も水も
信じられない
くらいに多くて
世の中には
こういう所も
あるんですね
こんにちは
少し
お話しても
よろしい
ですか?
そちらの
女性は
奥様
ですか?
......
はい
なんでしょう
はあ
まあ
そんな
ような
そうです
私たちは
モロッコから
来ました
旅行を
しています
ご主人様は
大変身分の
高い方です
お願い
ですが
不躾な
言っています
私どもの
奥様が
あなたの
奥様の衣を
欲しいと
売って下さい
ませんか?
え?
奥様は
旅行中に
美しいものを
集めています
あなたの
奥様の衣は
とても美しい
土産として
持ち帰ります
いや
それは
ちょっと
困ります
こう言って
下さい
お金は
払います
どうか売って
下さい
いくら
ですか?
私は
これひとつしか
持っていませんし
いま
これがなくなると
困ります
ですがもし
代わりのものを
手に入れて
下さるなら
お売り
できます
......
いいんですか?
はい
奥様は
大変
お喜びです
必ず
代わりのものを
探します
よろしければ
滞在先を
教えて下さい
でも
せっかくの
本当に
いいんですか?
この先何かと
入り用でしょう
買って下さる
方がいるなら
むしろ助かります
その
手の込んだ
品を
また
縫います
.....誰も何も
ふれないのか
...
行こう!
第七十七話おわりゃ
あとがき
であとがきちゃんちょうどですか
結ばれましょうこの花より
みなさま
こんにちは
森薫です
ご家語リレ
11巻です!
今巻では
アニカラから
アンタリヤへと
イスタンプール
中央アジアと
いうよりは
トルコがメイニの
お話になっています
とはいえ
中央ユーラシアという
くくりで言えば
昔から交易関係で
つなかりのある地域
共通する
...
食事はおろり
さて
ことからも
多いものです
突然ですが、
私も今年で
の才と相成りました。
4巻ころに
立てた目標
「30代のうちに
全都道府県に
行く」
お前...
結果は
全部
行ってない
いやゆえは
ここ数年
まったく日程に
空きがなくて
それはあなたの
原稿が遅れたせい
というわけで、
新たな3目指。
45才までに
全都道府県に
行く」
これアカンやっだ
デキリアの
年4ヶ所x4年
+安全係数1年
いける
として続行
したいと
思います!
反対に
やたらと
回数行ってる
追"もあるのです
けどね
ここから少し
内容解説を
湿板写真
コロジオン・
プロセスとも
呼ばれます
コロジオン・プロセスとも呼ばれます
日本にも
基本まごろに
入ってきて
写真館などが
流行しました
それ以前にも
ダゲレオタイプという
上方式で撮る写真は
ありましたが
手順が複雑な
ダゲレオタイプに比べて
手間のかからない
湿板写真は
ダケレオタイプと飲めき銀行板
大がかりを
設備がは
湿疹"画像が簡単早い!!
19世紀中ご3に
が原作明
全盛期を
おかえます
カメラの小型花に
ともない
屋外での撮影が
成功人になったのも
この頃です
それで俺の胸に向かって
ただし扱う基本的には
劇業も含まれるので
不幸な事故も
ままあったようで
定着用のラアン化カリム高酸カリ
19世紀末に
自分で調合する
必要のない
より手軽な
乾根写真が
発明されると、
あれはい
最初から
プレートに感光膜を
作って乾かこある
暗闇!!
これにとちいうに、
置きかわって
しまいました
それでも独特の
美しい表現が
できるということで
今でも
世界中に
正受好家のいる
技術です
占い師さん
聖者師へ神社まりのような周りごとに
お帰りごとというの
中央マジアは
イスラムが
王流ですが
昔からの
古い香慣も
多く残っている
もの
何か困ったことが
あったら
占い師さえに
みてもらう
というのも
そのひとつです
占者には
女性が多い
まじたい印さえ
占い師さえは
現代キルギスでも
人生気のようです。
パザールの
一角にある
色々なことを
相談しに行きます
修行僧
イスラムの一派に
スーフィズムという
ものがあります
清谷夏を目とし
集団で修行を
行ないます
トルコで回っている
あの踊りもスーフィーのもの
回転行」という
れきもた修行行為
ダレヴーシュと
叫ばれる彼らは
北餅をしたから
各地を巡り
祈りを捧げて
いました
「大声で叫んなか
ダルヴィシュの
特徴はこの
北鉄用の容器
もらった食らやなどそんな
ブランコ
カザフスタンではアルトゥバカンと呼ばれる
カザフスタンでは
アルトゥバカンと
呼ばれる
どちらかと言うと、
草原地域の
お祭りで見る
遊びです
外のTbleaksale!!
いじいじゃないアルトゥバカン
数人で乗ったり
家族全員で
乗ったり
かなり大かかりな
過具なので
万かたかの追かです。
あとちょっと
ラブぃアイテム
でもあったり
楽しめる
モロッコから来たん
男女が一緒に楽しめる
リわゆるベルベルヘ
当時は
ムーア人とも
呼ばれていた
人たちです
住んでいたのは
北アフリカの
マグレブ地方
の広い地球
特にトゥアレグ族の
工芸SEBは半天しく
トゥアヒグ・ジュエリーと
いえばその道の人には
垂延の品です
今回よく
大人しいね
ハハッ
私ももう
大人だから
弓騎兵
パルティアンショット
ピピクッ
なにコレ
そのスジの
オタクが
反応しがちな言葉を
というわけで、
スミスたち一行は
もと来た道を
戻っていくわけ
ですか
俺は
全然
撮れない
あの人や
その人の
その後とか
あのあたりの
なんちゃら
とか...
それではまた
に巻で
お会いしましょう。
さようなら、
さよう
ガポケホ
乙嫁語り11巻
蕎者森薫著者
2018年12月15日、発行
CKacruMori2018
本電子書籍は下記にもとづいて制作しました
HARTACOMIXで1.塚語り11巻!
2018年12月15日初版初刷発行
発行者一青柳昌行---44ページ
2015年11月発行・株式会社KADOKAWA
2013.03-40代のS.//www.kadとDKawa.co.bkava.Co.jp/
1145.2.14.4KALANAの編集、コミックはキャラクター局...!!
ハルタ編集部
6.1
装丁内田圭祐(8823DESIGN)
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初出ハルタvol51.Vol.53〜vol59