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電子書籍版
ンキン
十日草輔
王様ランキング
〈カラーイラスト〉
人間紹介は
最終2017
次ページから
本編が始まるよ
第28話
ボッジが
旅立つちじっまえ
数日前
お呼び
でしょうか?
うん
ドーマス
よく来てくれた
大事な話だ
ドーマス
王を決める
話し合いで
なぜ私に
入れた?
なぜそれを
..
ボッジ様では
荷が重すぎる
かと
しかし
何より
ハッハッ!!
ダイダ様の
器こそが王に
ふさわしいかと
そうか私の方が
ふさわしいか?
この愚か者
がっ
兄上はお前の
弟子だろうが
卑怯者め!
はっ
それを
裏切って
私に入れるとは
臣下の風上にも
置けぬ!
......
...っ
二言はあり
ません!
信用
できない
奴め
私はなあ
お前と試合を
したあの日
信頼できる者に
出会ったと
感じたんだぞ
!
しかしそれは
裏切られた
わけだ
决して決して
そのような
ドーマス
私は
お前の実力を
買っているんだ
ゆくゆくはなぎうで
私の右腕にも
したいとまで
思っていたんだ
だがその夢は
叶わぬもの
だった
ダイダ様
私は
どうすれば?
私は
国のため
民のため
ある決断をした
決断?
その実行は
本当に信頼できる
者にしかできない
ならばこの
ドーマスに!
やめろ
やめろ
その場しのぎの
返事をするな!
そその
ような!
本当に
私のためなら
どんなことでも
できるか?
ドーマス!
はいっ!
その覚悟です!
私は...
良い様に
コントロール
された感はある...
しかし!
私は
自分の
したことに
私の感じた
良心の痛みは
誇りを
持つべきだ
自分の道を
進むという
強い覚悟を
持たなかった
私の弱さだ
そうだ
そうに違いないのだ
ドーマス様
深いなあ
まだ底に
つかないのか
あっ
そうだ
ボッジ
ほれ
王冠を模した
帽子だ
やっぱお前には
これがないとな
あいあおー
うん
キリッ
うん
ボッジって
感じだ
お前には特徴が
ないからな
これでバランス
とれたな
ホゲーッ
人骨だ...
それもたくさん
見たところ
外傷もないし
こりゃあ何が
あったんだ?
ヒッヒッ
どうした
ボッジ?
あー
あー
変な
においだと?
?
くん
?
ガスだ
やべえっ
第29話
火山でもないのに
火が噴き
上がるのは
このガスのせい
だったんだ
急げ
ボッジ
ガスに
やられ
あえっ
...
.....
!!
?
バシャッ
...
チプチャプ
今
ボッス様の養分と
私が加えた秘薬が
混ざり合って
いるのです
今度はなんだ?
次に光を集め
熱します
中のものを
変化させる
のです
まるで
だ、
太陽だな
カツーン
卵
ピンッ
生まれ
ます
パラパラ
第30話
気色の
悪い
......
うお
おおっ
1,
こいつ
めっ
...
なんだ
こいつは?
あっ
聖なる
血です
体の部分は
燃やし
その灰の中から
復活の宝玉を
取り出します
それを
先ほど取った
聖なる血に
入れてくれて
秘薬の完成です
さあ
ダイダ様
どうぞ
これを
飲むのか?
それをお飲みに
なればボッス様の
力が手に入ります。
いさいきょう
世界最強の
力がです
フフフ
それじゃあ、
さあ
ダイダ様
これは
危険だ!
飲むな!
!!
やめた
こんなもの
飲めるか
怪しげな!
ダイダ様
.....
私を信じ
られない
のですか?
.....
ランキングを
お忘れに
なったの
ですか?
だからオレは
これから
もっと努力する
何年
かかろうとも!
こればかりは
無理だな
忘れられるかっ
あなたが
挑もうと
している
世界は
そんな
なぁ
生易しいものでは
ないのですよ
わかって
いるさ
だが
これは
ダメだ
ほねみ
骨身に
しみてるんだ
わから
ないがダメな
んだ
確かに
抵抗を
感じることは
理解でき
ますが
それを
飲むことで
得られるものは
その比では
ないのですよ
なら初めに
お前が飲んでみろ
お前たち
でもよい
さあっ
これは
ボッス様の
血を引く
あなた
だけに
効く薬
です
最強の血を引く
あなただけの
魔法の薬なのですよ
われわれ
我々は飲みたくても
飲めるものでは
ないのです
ダイダ様...
想像してみて
ください...
で
最強になった
あなたが一気に
王様ランキングを
駆け上がることを
世界の王になる
あなたを
それを
飲む
勇気さえ
あれば
かんたん
簡単に
・
実現できる
のですよ
これを飲めば
本当に...
だ!ゼー
ダイダ様
何事も決して
楽な道など
ありませぬ
この時間こそが
あなたを作る周りにも
そして何より己自身に
だまされないように!!
ああ
わかった
ダイダ様っ
オレは
飲まん!
しつこいぞ
鏡
.....仕方
ありません
ススッ
第31話
なんのマネだ?
あなたのため
なのです
オレをなめるなよ
あああ...
鏡お前が
オレのことを
思ってのことだと
ありがたいが
こんなものが
あるから!
なっ何を
王様ランキング
二位
冥府の王
デスハー
ふーん
「呪いガス」に
即死しな
かったの?
ありゃりゃ
二人とも既に
呪われてる
呪いガスで
死なない
わけだ
一人は力を
奪われた
巨人
黒いのは
神に嫌われ
姿を変えられた
かげいちぞ
影一族だ
しかしなんだ
それは?
王冠の帽子とは
傑作だな
ご苦労だったな
面白い暇つぶしに
なりそうだ
はっ
へっ
スッ
起きよ!
!!
お前
ボッスの
むす
息子か
私は冥府の王
デスハーだ
チョロ
キョロ
あれ
ボッジ様は?
ボッジ様は
もういない...
えっ
どこ行ったん
ですか?
ドーマス様?
ボッジ様は?
もういないと
言っている
だろう!
いないって
ドーマス様
あなたまさか
あなた
ボッジ様の
護衛じゃ
なかったん
ですか?
私はボッジ様を
消すことが
使命だった...
なっ
本当に
殺したん
ですか?
ボッジ様
を?
...そうだ
この手で
突き落と
した...
本気か?
けじめです
ボッジ様を
守れなかった
自分への!
おろ
愚か者めっ
どっちが!
うおおお
おおおねっ
ギリ
やめて
おけ
ぐぐぐ...
第32話
...
...
ボッジ様は
幸せだった
んだろうか
.....
オレは
オレは
何をして
たんだっ
うおおおっ
腕一本ぐらい
しっかり
打ち落とせ!
うおおおっ
うん
はあッはあっ
ボッスは
死んだそう
だな
王には無能の兄に
代わって弟がなった
そうじゃないか
ビヒヒヒ
なんだ
こいつ
で
う...
この冥府には
何しに来たの
かな?
う...
あ...
この冥府には
ちゃんとした
目的があって
来た
ほう...
オレはボッスの
息子に
聞いてるん
だが?
!!
この
ヤロー
ボッジは
耳が
聞こえず
口が
利けないから
オレが話す
んだっ
いハハハ
噂どおりの
無能なんだな!
あいわかった
説明しろ
こいつ!
むかつくな
この冥府には
人並みの力しかない...
奴を王様にまでした人物がいると聞いた
人物がいると聞いた
確か名は
デス...
デス...
.....
なんとかだ!
・●
デス...
あれ
?
どうした?
?
そいつに会って
ボッジを最強の男に
してもらうんだよ!
その無能を?
最強の男に?
へ?
ふぎぎ
ざぎぎぎ...
ちなみに探している
その男は
このオレ
だけどな
えっ
ウソ..
第33話
ウソな
ものか!
デスハー様
......
うっ
頼む!
ボッジを食
強くしてくれ
まずは実力を
見てからだな
おい
ガシャ
はっ
さあじゅんび
準備しろ
ボッスの
息子よ
おい
黒いの
少し離れた
ほうが
いいぞ
あっ
ボッジ
がん
ばれっ
あう
お前なら
できる!
ちなみに
そいつは
冥府騎士団の
隊長だ
冥府騎士団は
知っているな?
えっ
ごめん
知らない
ヒャハ
知らないとよ
大したこと
ないな
お前たちも
はっ
一応世界中の
騎士団で一番
強いと言われて
るんだぞ!
本当
かよ?
まあ
いいや
手加減
無用だ
まずは
その男に
打ち込んで
みよ
あう
あっ
ポカッ
ポカ
ポカ
ポッポッ
ポカぉ
やめ
やめ
なんだ
それは?
話に
ならん!
いや
ちょっと
待ってくれ
それを
見てくれよ
...
よける
のが?
ボッジは
よけるのが
すごく
うまいんだ
じゃあ次は
よけてみろ
ありがてえ!
行けっ
ボッジ
や
名高い
ボッス王の
ご子息だと
期待していたが
とんだ
期待
外れだ
...
なんという
非力さだ
気の毒な
ほどに
強くなるなど
根本的に
無理だ...。
.....
今まで
たくさん
挫折して
きたはず
だろうに...
信念が
あるのか?
それとも
かわいそう
だが
とにかく
私はそんなに
甘くは
なれない
自らの実力を
知り
絶望する
ことになる
大丈夫
すぐ他の
希望を見つけ
られるさ
バッ
何?
むむ
む?
レンタル
まぐれじゃ
ないのかっ!
よしっ
よし
よしっ
隊長!
なら
これならどうだっ
第34話
ひゃあ
バッ
バカな
本気
だぞ!
紙一重で!
.......
たいちょう
隊長...
完璧に
よけられたっ
さすが
っ!
さすがだ!
ボッス王の
息子!
くっこく
すっ
すげえ!
さすが
ボッジ!
くーっ
なっ!ねっ!
ようようっ
すげえだろ
こいつの才能
いう
強くして
くれるか?
無理だな
え
え
なっ
なんで?
お前は
それで
どうあいて
相手を
倒す?
相手の
鎧を
どう砕く?
うっ
...
それをどうにか
したくて
教えてもらい
たいんだっ
無理だ!
根本的な
才がない!
あきらめろ
別の生き方は
たくさんある
でもっ
でもっ
ボッジは
王様に
なるんだ
あんたいぼん
平凡な奴でも
強くできる
んだろ?
頼むよ!
もと
そいつは元々
才能があったのさ
そっ
そんな
ボッジだって
才能なら!
ないね
全くない!
こいつは
必ず強く
なる
絶対だっ
頼む
鍛えて
くれよっ
うあっ
...
あっ
推薦状を
もらってたんだっ
そっそうだっ
すいせんじょう
推薦状?
第35話
推薦状か...
おいっ
お前はこれを
読んだのか?
えっ
読んで
ないけど
あっ
つまみ出せ
なんだよ
ちくしょー
バカッ
バカとは
何だっ
何したっ
てんだっ
ちえっ
わ
あわわ...
バカとは!
あ
ボッジ
その...
悪かった..
傷つけちゃっ
たな...
え
え
あーあーうー
大丈夫だから
お前が
そんなこと
気にすんな
ぃやぃやいやっ
お前はオレの
期待を裏切っちゃ
いないよ!
うーっ
あああっ
おおっ
絶対
強くなるっ
てか!
クッ
...
くーっ
さすが
ボッジ!
チャッキャッ
スッ
いきー
ぐいっ
じゃああ...
うん
うん
だい
大丈夫お前は
大丈夫だよ
.....
おいっ
なっ
なんだよ
......
なんか用かっ
お前はいろいろと
失礼だな
えっ
そう
かな
隊長
んあっ
あっ
推薦状
いらねえよ
そんなもん
バカッ
わっ
お前たちが
さが
探している人は
デスハー様では
ない
えっ
でも
あいつ
自分で!
デスハー様に
からかわれた
のだ
だが元はと言えば
お前がしっかり
名前を憶えて
いないのが悪い
うっ
失礼極まり
ない!
じゃ
じゃあ
探してる
のは誰
なんだよ
デスハー様の
弟君
デスパー様だ
あいつの
弟かよっ
でも弟
だったら
普通に教えて
くれても
いいのに
...
デスハー様は
偉大なお方だが
弟君のデスパー様
には強い対抗心が
あってな.....
ぐぬぬ...
いろいろ
ある!
そっ
そうか
...
でもなんで
わざわざそんなこと
教えてくれるんだ?
うん
お前たちが
不憫でな....
なんだ
このヤロー
だが一番は
ボッジ様の
成長を見て
みたい
お前の成長が
見たいんだってさ
そして
弟君の
デスパー様
には
知恵がある
知恵?
ああ
お前たちの
助けになる
ことを
願って
いるよ
第36話
いろんな
奴が
いるな
町も大きいし
あいつ
結構すごい
のか....
あ
うええ
あいつ銅像なんて
建ててやがる
前言撤回!
あー
ん?
どうしたボッジ?
ありゃりゃ
顔が破壊
されてんな
悪質だなあ
.....
こんなもん
建てるからだよ
行こ行こ
あれだ
あの家
デスパーって
奴の家
おーい
おーい
あっ
キラ
キラ
あんた
デスパー?
そうです
けど?
どなた
ですか?
イメージと
違う...
オレはカゲ
こっちは
ボッジだ
はあ...
よろしく
オレ達
あんたに
強くして
もらいに
来た!
なんです?
いきなり
ベビンからの
推薦状もある
ベビン?
ああ
彼は元気
ですか?
まあね
破れて
ますね
...
あんたの
兄貴に
破られた
また
なんで?
いじわる
されましたね
まあ兄者は
異様に私に嫉妬
してると
いうのも
あります
が...
かくかくしかじか
なんだよ
ああ
聞いた
力も統率力も
私なんて
敵わない
おまけに
質素で勤勉
民を思い
人徳もある
銅像見た
でしょう?
あれ国民が
兄者を慕って
作ったんですよ
そうな
の?
でも顔が
......
ええっ
まあ
ああ
あれは
兄者自身が
壊したん
ですよ
なんで?
兄者は顔が
コンプレックスでね
自分で言うのは
なんですが
私は整って
いるでしょう?
顔が
えっ
うんまあ
奴と比べ
ると...
子供の
頃からけっ
私は結構
こう
モテまし
てね
兄者は全く
モテなかった
「よく陰で泣いてる
兄者を見ては
心を痛めた
もんです
そうなの
かも
しれないな
で
他に何か
ありました?
ああ
そんでさ
本当ですか?
ウソなんて
つくもんかっ
でも才能がないって
言われちゃったんだ
......
このお子様が
あの隊長の
攻撃を全て
かわしたと
......
そんなこと
ないで
しょう!
あの隊長の
攻撃を
かわしたん
ですから
それに
あのボッス王の
息子だし
よほどの逸材
でしょうに...
意地悪ですね
兄者も...
まあ
ちょっと
問題があってさ
......。
問題?
何です?
そんなことより
あんた
どんな奴でも
強くできるん
だろっ
平凡な奴を
王様にまで
したんだから
それ
ちょっと
違いますね
彼は確かに
才能は平凡
でしたが
大事なものを
持っていましたよ
大事なもの?
第37話
それは
勇気
勇気?
前に進む勇気
困難に
立ち向かう勇気
人を信じる勇気
己を信じ
続ける勇気
などなど
はに
何一つ
欠けることなく
彼は周りから
どんなに
バカに
されようが
笑われようが
自分を
信じて
考え行動し
進み続け
ました
すげえ...
一つ一つの
プロセスを
おろそかに
せず
一歩一歩!
いつのまにか
彼の元には
人が集まり
王国ができた
私は彼が
強くなるための
最善の
アドバイスを
しただけです
アドバ
イス?
じゃ
じゃあ
ボッジ
にも
強くなる
アドバイスを
してくれよ
弟子入りですか?
ですか?
あっ
ああ
スッ
金か?
当たり前
です
私だって
生活があるし
ほしいものも
いっぱい
あるんです
チャリ
大丈夫!
ちゃんと
用意してる
ちょっと
でもベビン
からは
うーん
それだけ
しか...
ちえっ
これでは足り
ませんよ!
おおっ
オレの
セ
全財産だっ
すっ
すごい
まあ
ボッジの
城から盗んだ
金だけどな!
わかりました
引き受けましょう
よしっ
ボッジ
は
そんで
ボッジは
ボッジは王様に!
強くなれるか!
ま
大丈夫
でしょう!
おお
ちょっと
待て
簡単に
言うな
何か
問題でも?
う
.....
なんですか?
なに
何すんだ?
それ
て手だ出
ギュッ
感じると
いうのかな?
私はね
普通の人が
見えないものが
見えるんですよ
ひむむむ!
......
あっ
なんだどう
したんだ?
膂力がっ
......
ない...
.......
りょ
りょく?
どっどう
いうこと?
こんなことが
あるとは...
だからっ
なんだよっ
......
あなたは
ボッス王の
ような
豪傑に
なりたいん
ですか?
......
そうですか
おっおい
キラチラ
なっなんだよ
おいっ
...言いづらい
のですが
それは
無理です
あきらめ
なさい!
ええっ
けつろん
結論から
言いますと
.....
そんなっ
あなたは
この先いくら
鍛えたとしても
力が強くなる
ことは
ありません
ボッス王の
ようには
なれないのです!
そっ
そんな
ボッジっ
なっなんか
あるだろう?
方法がっ
力を強くする
方法ですか?
ありま
せん!
元がないの
ですから...
あっ
ボッジっ
私はお金を
受け取って
います
どこに
行くん
ですか?
あなたを
強く
しなければ
ならない
!!!
力なんて
なくても
私たちにはね
いろんな
可能性が
あるんですよ
大丈夫
あなたは強く
なれますよ
だれ
誰よりも
第38話
わっ
ありがと
ありがと
っ
くしょ
ーっ
おっさん
すごいん
だな!
おっさん
とは
なんですかっ
デスパーさんと呼びなさい
はいっ
デスパー
さんっ
よろしいっ
おし
じゃあ教えるのは
あした
明日からです!
おおっ
明日に備え
私は町で英気を
養ってきます!
二人は家で
ゆっくり
してなさい
了解!
どっどうしたん
だよその顔!
酒場で
ちょっと
ね
なんですか?
私のことを
ラクダ顔と
バカにした男を
殴って
やりました!
そしたらケンカに
なったのです
まぁ...
そうなる
わな..
それにしても
こっぴどく
やられたなあ
バカモノッ
相手は私よりもっと
ひどい顔ですよ
ギタン
ギタン
ですからっ
デスパー
さんって
...
もしかして
弱いのか?
れい
しっ失礼な
ほー
本当に
失礼すぎる
質問ですよっ
不愉快です
もう寝ます!
あなたたちも
早く寝なさい
明日は
教えることが
いっぱい
あるんですから!
えええ..
弱いん
だな...
地底だから
昼なのか
夜なのか
わからないな
ボッジ明日は
がんばれよ
あうっ
あう
きゃあ
ボッジは掃除とか
したことないだろう
まあ
雑用は
オレに
任せて
ボッジはデスパーさんに
しっかり教えてもらえ
おし
オレはこれで
貢献するから
ヱッホエッホ
キュチュッ
まっくろ
フォフォ
まっくろ
おなか減ったか?
おなか減ったか?待ってろ今作ってやるから
やるから
ほれっ
どうだ
うまい
か?
あう
そうか
そうか
けどこりと
士品
ズズ...
ちょー
ケアゲホ
なんだ
このにおい
はっ
あっ
うっ
くさい
ボッジ
お前
料理
できた
のか?
う
うーん
カラごと、
見た目と
においは
ともかく
おいしい
みたいですね
ほっ
さて、
ケガホ
第39話
巨人
その体は
山より大きく
歩けば地震を、
引き起こし
くしゃみを
すれば竜巻を
起こす
湖の水を飲み干し
何千人の食料を
いち
にち
一日で
たいらげてしまう
カゲ君
ボッジ君のことで
ちょっと.....
あなたは彼が
巨人の子と
いうことを知って
いましたか?
いや
知らないけど
なにもんだい
何か問題が?
普通巨人は
大きいはずですが
彼はとても
小さい
.......
たし
確かに
そして巨人は
人の何倍もの
力を持って
います
!!
ねん
それは残念
ながら...
ってことは
ボッジにも
潜在的な力が?
そんなこと
よりも
そうか...
とても
大事なことが
あるのです
大事なこと?
なんだよ
.....
巨人は大抵のものを
丸飲みする大食漢です
そのため胃が
恐ろしく頑丈で
たいていの毒は
効かない
!!
そうです!
彼に料理を
させては
いけないの
です!
われわれ
我々の命に
関わるの
ですからね
こころえ
心得た
はじ
では始めますかっ
強くなるために
まず自分を
よく知らなければ
なりません
そして相手を
知ること
私たちの家族
時代は
100剣の時代
人は武器で
何倍も強くなれる
そして
武器を
持ち
自分を
知ること
にもなる
まず自分に合う
武器を見つけ
なさい
コク、
そういえば、
お、おおー、
...
...
ここにはありと
あらゆる武器が
揃っています
私はあなたの
力となる武器を
すでに思い描いて
います
が一致します
かね
あなたの
これまでの価値観を
無にして選びなさい
ズシ
......。
そうですね
あなたに
ぴったりだ
王様ランキング』
第40話
さあ手を
これで
あなたには誰も
敵わなくなる
だれ
のぎめひ
のための識と秘技を
のじ識
教えます
そち知し教
覚悟はいい
ですね!
あう!
武器選び
三か月
キキン
ボッジは
デスパーさんと
ずうっと
稽古してい
稽古場は固く
閉ざされている
オレ自身は
ボッジが
どんな武器を
使っていて
こんな稽古を
しているのか
全く知らない
......
そろそろかな
ごくろう
カゲ君
くあ~
稽古後
ボッジは
疲れ切って
気絶する
ように
寝てしまう
毎日こんな
感じだ
一度
デスパーさんに
尋ねたことがある
いったい
どんな
稽古をして
いるんだ?
なあ
それは
秘密です
なんで
だよ
孤独なことも
成功の
スパイス
なんです
本当はあなたを
ビックリさせたい
一人で悩み
かんが
考え集中し
腕を磨く
でももし
ボッジ君が
くじけそうに
なったら
何も聞かず
元気づけて
あげてください
ももちろん!
...
...
おやすみ
ボッジ
自分を知り
相手を
知ること
ギャギャ
いい
あーう
おっす
あう
おう
?
?
?
!!!
チンキ
フンキン
なっなんだ
第41話
なんだっ
なんだっ
なんで
すか?
すげえ音
したけど
大丈夫か?
大丈夫ですよ
問題ありません
えっ
えっ
えっ
カッーン
あああ
ああ...
...
私の...
なんという
ことを...
...私の
...
...
.....
...
とは言え
カッ
あなたの体格よ
あいせせ
性格から
少なからず
予測は
できたこと
タイダ様
私の
クモの巣に
捕らわれた
チョウ
あなたは
私の計画
からは
逃れられ
ない...
ああ...
ダイダ様
ごま
かわいそうな
お方...
かがみ
鏡よ
お前の好意を
すまなかっ
たな
許せ!
オレは
若い!
悪気など
ないのだ
とい
自分の可能性を
信じたい...
その
かわり
必ずやお前の
期待に応えられる
王様になって
みせるぞ!
オレは
やるぞ
必ずっ
フフ
ブフフフ
何が
おかしい?
必ずだ
鏡っ
ブフフフ
ラフフフ
まだ
...
お
まだ終わりでは
ないのです
ダイダ様
なに
何?
......
だれ
誰だ?
アピス!
なんということだっ
ベビンは
やられたのか?
お前...
ニュッ
ぐっ
このお声は
......。