王様ラ

【電子書籍版】

十日草輔

王様ランキング

人物紹介は

最終201ジ

次ページから

本編が始まるよ

第69話

ダイダ!

あうっ

あう

ほう

道具は愛情を

持ってか..

えっ

さすが

デスパーさん

いいこと

言うな

あうあう

幸せそうだなポッジ

オレも

幸せだ

!!

ひづめの

音だっ

なりの

かなり数だ!

追手かっ

.....

.....

なあん

なのにちゃって

なんだよ追手って

ホゲー

どうっどう

おおぜい

そんな大勢で

なんだようっ

おうっ

ボッジ様

お乗りください

えっ

なんだ

どういう

ことだっ

冥府より脱出した

罪人供が

今あなたの

国にいる!

へっ

冥府の言いにん

罪人?

われ

それ

我々は彼らを

捕まえるため

派遣されました

お乗り

ください

先を

急ぎます

うひょー楽ちんだーっ

ッジこいつはわたし

ったよりずっとと着くぞ

ボい思い早

ボロにいったよりずい思が早くぞ

しかし

オレラま

馬に乗るの

初めてなんだー

速ー

気持ちいい

隊長

逃げた罪人共は故ボッスの国にいる

いる

はっ

捕まえてこい

それと

あの国は今実質

実質

内乱状態

だそうだ

ついでだ

混乱に

紛れて

国を奪って

しまえ

......

たいちょう

おいっ隊長!

どっ

どうしたの?

なんだ?

んあっ

あわわ

いやその...

罪人ってどんな奴らなの

かなって...

...

ああ

そうだな

とても

厄介な奴らだ

殺し屋

黒髪のブラックと

あかがみ

赤髪のレッド

怖ろしい

怪力と

鋼の

身体を持つ

巨躯の

ギガン

冥府の

荒くれ者を

束ねる

山賊の頭

ゾック

没落した王族

「最強」キングボ

そして

冥府の剣王

オウケン

奴らは強い

おのおの

各々が

おそ

恐ろしく強いのだ

......

そんな

奴らが、

ボッジの

国になんで?

うむ

問題は

そこにある!

罪人共を

手引きした

者がいるのだ

手引き?

そいつの

目的は

国の転覆か

国の乗っ取りか

いろいろ考え

られると思う

しかし

一筋縄では

いかない罪人共を

利用するのは、

あまりにも

リスクがある

リスク?

ああ

逆に利用され

かねんからな!

他に理由が

あるのか、

ただ、浅はか

なだけか

ぁうっあうっ

そうだった

そうだったボッジにも状況を教えなきゃね

教えなきゃな

そうか

ボッジ様は

聞こえない

んだったな

おっおっ

!!

そういうわけだ

おおおっ

ミッジ様は

なんと?

おあうお

あおっ

うん、

ババアが、

いや王妃は

無事かと?

いや、そこまでは

わからん

ううっ

...。。

っう...

うむ!

とばす

ぞ!

隊長!

急いでくれ

ボッジ

おい隊長

大丈夫だよな!

えっ

大丈夫だ

よな!

.....

そうだ

この子ら

は、

私の一言で

安心できる

のだ

うむ!

大丈夫

だ!

そうか

ボッジ

大丈夫だって

よ、ババア!

責任は

持つさ

あう

あうっ

でも

油断は禁物。

急ごうって

うん!

うむ

そうだな

それと、

デスパー様も

おいでに

なるぞ

デスパーさん

がっ

おいっボッジ

デスパーさんも

デス・来るってよ

うむ!

あれ?

.....うむう

じゃあ何で

一緒じゃないの?

いろいろ

ある!

なんだよ

いろいろって

うむ!

実はな

そうですか

兄上がそんな

ことを...

それに

オウケンも

うーむ

わかりました

私も参り

ましょう

おおっ

助かります

そう

だっ

私の愛馬だった

白王は元気

ですか?

えっ

どうしました

私が城勤めを

やめた時

国に返還した

名馬ですよ

それは...

まばゆい

ばかりの

真っ白な

身体を持ち、

疾風の如く

駆ける私の

愛馬

...

懐かしい

ですね

ああっ

自王

どうしたん

ですかっ

デスパー様

白王ですが

はい

あれが

白王?

「ムシャ

いったい

これは?

はい..

実は、

白王は元々、

気性が荒く

デスパー様以外には

なつかなく、

自由に

させていたら

どんどんと

肥えて

しまって..

ところ

!!

白王がデスパー様に

気が付きましたっ

うう

ど、

あっ

......

なんだかんだで

結局、その

太った愛馬で

来ることに

なってな

.....

おいおい

おいっ

案の定、ついて来れず、

遅れているのだ:

大丈夫なのかよ

完全に

デスパーさん

足手まとい

じゃないか

いや、

必ず、

デスパー様の

機転が

必要に

なる

機転?

うおおおっ

この国の

王はオレだ

ッハハハ

ハハハ

キングボ

奴が

王に?

傲慢で

嫌な奴だ

だが、

おそらく

ワシらの中で

一番強い...

ワシこそが

この国の王に

ふさわしいと

思っていたが、

奴が

その気なら

それは

無謀か...

レッド、

ブラック、

ギガシと組んで

奴を倒すか

ダメだ

あの二人は

金で動くし、気まぐれだ

ギガンに至っては、

鎖を

つけられて

いたな

で、

あいつは

何だ...

ポー...

ダメだ

どこの馬ども

わからん奴

とは組めん!!

それしか

ないか

...ヒヒヒ

それに

しても...

...

暗殺か!!

二番

わからんのは

あの女だ

奴の

目的は

なんだ?

冥府を

抜けた!

ウフフ

おお

おおっ

こんな簡単に冥府を

抜け出せるとは

一々、

おうっ

ミランジョさんよ

ワシらを逃がし

てくれた理由は

なんだい

ウフフ

何もない

お前たちは

自由だ

好きなことが

できる

町を襲おうが

この国を

乗っ取ろうが

自由だ

わからねえ!

人は損得で動く

人は損得で割ここ、あんたの国だろう?

あんたに

何の得が

ある?

損得か

ウフフ

心配するな

これから得を

するから

これから?

なんだい、そ...

出口はこっちだ

ついて来るがよい

.....

...

凄腕が

そろって

いるな

特に奴だ

計り知れない

強さと見た

あいつも

あの二人も

あの二人は

強さというか

迫力が

全く感じられん

隠しているか..

もっとも

ミランジョ様が

選んだ者たちだ

私ごときが

評する

なんて

分相応で

ないな!

気味が悪い

オレはよ

得体の知れねえのは

好きじゃねえんだよ

.....

あいつ

......

ズル...

これが本当の

自由ってやつだな

おおっ

キラ

キラ

ダイヤモンド!!

こいつは...

すげえっ

ぐぐっ

パッ

ファイルリング・

ピス

問題ない

進も私に

傷はつけられん

.....

んー

人形じゃ

ねえかっ

フロンの

おもしれえ

ハハハ

やめっ

やめっ

やめ

.....

おい

お前ら

やめとけ

おいおい

まだ外にも

出ないで、

ミランジョさんと

仲たがいして

もしも、

もしもだぞ、

外に出れなく

なったら

どうすんだ?

うっ

うっ

そんなの

ワシは

嫌だ

ぞおっ

頼むから

剣を引っ込め

てくれいっ

...アピス

言うとおりに

すまねえ、お前さんも

その槍を、頼むよ

おおっ

ありがてえ

すまねえ

ワシら

バカでよう

基本、

荒くれ者

問答無用で

先に手が出ちゃ

うんだわ

ハハハ

かまわん

お前たちは

それで

良いのだ!

外に出て

存分に

暴れるが

良い

.....

......

待てって

!!

グルルル

...

.....

奴の目的は

単純に

恨みか?

この国への?

誰かへの?

純粋に

ワシらには

裏表なしか。

ならば

好き勝手

させてもらお...

!!

こんなのが

王になれる国かっ

「スピース

いっ!!

オレの

玉座だっ

スケ

......

ゴドッ

グフ

悪くない

......

オレ様が

王だっ

こいつは

おもしれえ

あいつがキングボに、

勝てるとは

思えんが...

少しでも

疲弊させれば

ワシがとどめを

刺せる

ああ

ん?

カタガタ

......

.....

カタ

...なんだ?

なんだっ

.....

ぐぐぐ

なんだありゃ

あああ...

愚か者め...

おい

ドルーシ様

それが...

どうしたんだ?

突然、6人組の

男たちが現れ

我らを蹴散らし

ボッス様は

無抵抗のまま

捕縛されて

しまったの

です..

なんだと

捕まった?

ボッス様がか?

信じられん...

何者だ

そいつらは

わかり

ません

ただ

ボッス様は

我々にも

手を出すなと

それと

そこには

アピス様が

いたのです

そして

各々自分の

家を守れと..

背後には

たくさんの

魔物を

従えて...

アピスが?

その者たちの

仲間ということか?

はい..

それで

魔物とは

どんな?

はい

獅子のような

角が生えた

数は?

約20匹は...

20匹!

!!

あの時は三匹

それが...

それで

ダイダは!

ボッス王は無事なのですか?

ですか?

わかりません...

急ぐわよドルーン

すみません

ドルーシ様

我々は..

良いんだ

今回のこと

不明なことが

オリオ多い

誰が味方で

敵かもわからない

魔物が町に

放たれるかも

知れない

私たちなら

大丈夫だ

お前たちは家族と

町をしっかり守れ

精鋭も集めた

ヒリング様も

わかっている

お前たちを

連れて行かない

のが証拠だ

来たか

ヒリング

おもしれえ

ボタタ・

うぅぅぅ...

ボタ

こっ殺せっ

じーー...

きっ貴様...

うっううっ

あいつ

実力隠して

やがったなあ

ありゃ

武者震いか...

それにしても

キングボに

触れず

動きを止めた

あれは何だ?

魔法?

その後は、

すぐ

死なない

よう切り・

きざみ...

そして

苦しむ様を

眺めて

やがる

変態め

カホ

王様かあ

感慨深いのう:

しんんちんとした

キングボ

お前も私に

続く身

慈愛の心を

身につけ

且つ強くなれ

息子よ!

.....

おぅおうおう

醜いのう

ヒヒヒ

ひゅー...

あっ死んだ

ハア...

......

あっ

チッ

よっこいしょ

......

埋めてやれ

ドーマス様

ああ

事が、

起きましたね

よし、行くか

うむ

おっと

待った

残念だがホクロお前はまだ

お前はまだ

カ不足だ

えっ

そんな...

だが、お前に

出来ること

がある

私の援護だ

これを

渡しておく

ボーガン?

かなり

大きい

私との訓練で

筋力はかなり

付いたはずだ

かなり重量級の

威力だ

それで

援護を頼む

ドーマス様

ちゃんと

私のこと

考えてくれて

たんですね

当り前だ

何だと思って

るんだ

技術は教える

時間がなかった

からな

はいっ

基本は私一人で

大丈夫だ

私のソード

マスターたる

所以を見せるぞ!

はいっ

フッ

行くぞ冥府への門を破壊しに!

破壊しに!

はいっ

ウフフ

「クレジットル

ん...

出たか

アピス、お前が

黒幕なのかっ

ちっ違う

私はっ

ドルーシ、私だ

このミランジョが

指示している

ミランジョ

まさかっ

先の戦争で

お姿を見なく

なり死んだと

ばかり..

しかし、

そのお姿は?

......

ミランジョ?

でも、あの鏡

どこかで;

そして

これは

いったい何を

お考えかっ

私は

この国を

失くしたいのだ

ドルーシ

!!

バカなっ

狂いましたか

ミランジョ様

フフフ

私は昔から

一貫している

!!

あの時の

噂は本当

だったか..

前王妃様の

死も!

アピス

なぜ

そんな者に

従う

そんな者だと

今決めた。私は

ミランジョ様に

従うぞ!

何っ!

ジャキッ

ウフフフ

...

くっ

フー

なんだ、大したこと

なさそうじゃないか

バカ者!

気を引き

締め直せ

今のは偵察

奴ら今ので

武器の

間合いを

読んだ

これからだ

こいつら

取り囲んで

くるか

行ってやれ

ヒリングは

私が守る

ヒリング

いつでもこの場から

逃れる心構えを!

えっ

備えあれば

憂いなし!

一斉に

来るか...

ドルーシ!

前に、

学ばせて

もらって

いるからな

さすがだな

はい

だが、

私には見える

力尽きたドルーシと

血まみれのヒリングがな

いくら

奮闘しても

死は逃れられ

ないだろう

おっ

全身凶器

三匹も

仕留めたか

こちとらまだ

O匹だぞ

ーッ

フー

マジかよ

あの魔物ども

意図して

三人を

疲弊させて

いるのか

だが

甘いな

むっ

我々には

投げの経験がある経験だった

すぐに持ち直す

オレらも

混ぜて

もらうぜ

新手かっ

おい、

この三人を殺る

一緒に襲われたら

かなわん、魔物を

どけてくれ

ひっ

よかろう

ヒリングに

まわす

このっ

どこ行くんだ?

このヤロー

ドルーシ

お任せを

お前たちは

しっかり目の前の

敵を倒せ

問題ない

充分

勝てる

相手だ

カチ

なんだと

おっ

まわり

こません!

、っ

!!

ギキボッッ

!!

グホッ

グホッ

ガウウッ

ガウガウ

どの

...

ドルーシ

アンっ

我らは大丈夫

ヒリングは

お逃げっ!!

行かせん!

同じく

ウフフ

!!

チャファ!!

ヒリング

ヒリングっ

がっ

ホーリーライト

(ただの光)

ヒイイイッ

アン

ブハァッ

大丈夫!

助かるわ

ホーション

チューチュ!

ああ...ダイダ...

う...

あ~

あっちも終わり

だな

これは

死んだな

あまり楽しめ

なかったな

こしめけた

...あれ?ガタ

ううっ

ダメ!

ダメダメ!

ダイダを

助けるんだ

死ねない!

うおおっ

カツーーン

急げ

城だっ

見えたぞ

!!

ヒリング様っ

今の内に!

アピス

んーーーっ

ヒリング様っ

う...うう

重い...

アピスよ、

そうだった

な.....

お前に彼らを

憎む理由など

なかった

まして仲間

なのだから..

ミランジョ様

私は...

よし、

バルーンが

ドルーンがこの状況でヒリングを教えるかー

それとも

力尽きるか

待ってやろう

お前に

免じてな

ミラン

ジョ様

だからもう...

私を

裏切るな...

はい

ドルーシーっ

なんだ

ヒリング様っ

!!

ぶほー

ヒリング様っ

ドルーシ

滅びゆく神々の二人

冥府のサトゥンは

人間を妻とし

三人の子をもうけた

長男デスハーは

父の超能力を

引き継ぐ

超人だったが

次男デスパーは

ほんの少しだけで

非力な人間が

だった

三男のオウケンは

魅力あふれる

男だった

心優しく努力家で

大成しても

決しておごらず

謙虚だった

ただ身体能力こそ

高かったが

超能力は何一つ

引き継がなかった

しかし

25歳を

迎えた時この男に

ある力が生まれた

それは父も

持ちえない能力で

誰もが求める

力だった

その力こそ

人の夢

しかしそれは

ただ不幸の始まり

でしかなかった..

ヒイッ

ヒイ

..

しゃしくしもしれん

もしかしない

!!

待てっ

!!

ウワーク

キャーー

フアオー

このっ

チュッ

...

ドルーシ

ヒリング様っ

ぬおおお

おおっ

ギュッ

むっ