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【電子書籍版】
>キン
十日草輔
王様ランキング
王様ランキング』
人物紹介は
最終201ジ
次ページから
本編が始まるよ
第118話
うわああっ
デスパー
さーん
うわああん
グワワッ
ボッジ生きてる
デスパーさん生きてる
急所を外して
るんだ
オウケンの
技だ
ゆっくり死んで
いくのを見るのが
楽しみなのだ..
ギョロ
ボッジ...
でもダメだ
このままじゃ
何も変わらない
ボッジが
やられ
ちゃう
オレに
できる
ことはなんだ
オレに!
オレにっ
......
チクチクエ
えっ
ひゃあ
ボッジ
ゲゲッ
ああっ
ギュン
バッ
やっやめ
ドスッ
!!
ゲゲッ
わああっ
いええっ
いええっ
イヤだ
イヤだ
ボ
イヤだ!
イヤだ!
毒か?
ドルーシか
...ミランジョ様を
連れ去られてしまった
お前まだ...
私は
ただ...
あの方の
苦しみを
取り除いて
あげたかった
でも私は
おろかで
全ては
悪い方に向かって
しまった
あの方を救って
ください
お願いします!
アピス...
あなたが
救いなさい
毒消し
アンド
パワー
温かい...
ムク
フッ
これで
終わり
「ハハノハ
ポーションも
力も使い果たし
ちゃったわ
ハッ
なぜ?
私はまた
ヒリング様を
裏切るかも
知れないのに
アピスお前!
自分でも
わからない
わ
もう、みんな
わけがわからない
でもなんか
お前の表情は
自信にあふれて
いるな
理由は
なんだ?
理由は?
あの子が
ボッジがきっと
みんなを救って
くれるから
あの時の
希望を
あの子から
感じる
なんて...
やっと
あの子を
信じて
あげられる
..
そうか
あ
ドーマス
ヒリング様
その節はっ
しかし
今は
ボッジ様に命を
捧げる覚悟で
ございます!
私も、
今度こそ必ずや
ボッジ様を
お守りします!
許す!
存分に
働きなさい
はいっ
で、ボッジは
どこに?
どこだ?
えっ
ボッジ様は
向こうに
行かれた
ドーマス様
おおっ
ああっ
ちょっと
何かあったの?
いえっ
何も
行くぞ
!
そうだ
ボッジ様は
ボッジ様は
デスハー王
率いる
冥府騎士団から
我らを、いえ、
この国を救って
くださいました!
なんだと
冥府騎士団
から?
あのデスハー王と
対峙したのか
そう
誰です
か?
スゴイこと
したのね
王様ランキング
2位の王様です
はいっ
ものスゴイことを
して下さいました
そうなのっ
ただボッジ様の
お友達が
心配です
ドーマス様
すみません
急ぎますゆえ
ホクロ
え
え
アピス
はいっ
私も
行くぞ
がんばりなさい
はいっ
ドルーシ
あなたも
お行き
えっ
しかし
私はもう
足手まとい
だから
それに
あなた一人なら
実力も発揮
できるでしょ
人手は多い方が
いいでしょう
ヒリングなら
大丈夫だ
行きなさい
わかりました
そういえば
ベビンは?
私たちがいる
もう油断は
しない
ずっと見て
いないけど
ボッス様
私は
ボッジ様の
元に行きます
そうだったな
お前がボッジを
デスパーに...
そして
あの子は
強くなった
そのボッジが
敵わない
相手なのか?
...はい
鏡に
ついては、
状況によっては
そうか...
...斬ります
させん
私は
彼女を信じている
...
へへへ
ボッ
ああっ
おろかな
ことを...
うあう...
あー
まっまて
ぐおおおっ
ズビッ
まてっ
何する気だ
カゲちゃん
母ちゃん
母ちゃん
亡くなった
カゲ君のお母さん?
ここは
生と死の
境目の世界か
私は死んだ
のか?
一生懸命
お金貯めた
のに?
使わずに?
けっこう
貯めてん
ですよ!
っ
イヤだー
私のお金っ
はやく
いらっしゃい
カゲちゃん
うん
キッロキョロ
いけないっ
渡ったら
生き返れなく
なる!
カゲ君
いけない
聞こえて
いない?
見えない壁がある
そうか
私たちはこの
世界に存在
していないんだ
誰かの思念に
いるんだ
あの時か:・
ミランジョの
思念か
私は死んで
ないぞ
やはり
ハンサムは
死なないんだ
そんなこと
言ってる
場合じゃない!
ダメだ
カゲ君には見えて
すらいないんだ
母ちゃー
ん!
ミランジョ
待て
渡ればもう
こちらには
戻って
これないぞ
戻る?
あんた
だあれ?
お前は
現世に
未練はない
のか?
...現世?
未練?
ボッジ!
ボッジ
ボッジ...
ボッジ・
カゲちゃん
早くこっちへ
あなたの命は
終わったの...
オレ
ボッジを
助けたい
そっちはどう?
元気にやってる?
母ちゃん
うんうん
楽しいのよ
なにも不満
なんかないの
みんな幸せ
なのよ
よかった!
母ちゃん、オレ
やり残した
ことがあるんだ
戻ってやってくる
はあ
はあ
はあ
ちゃんとやり切って
きなさい!
そう
うん!
あとで必ず
ここに戻ってくる
でも
ジジイに
なってるから
母ちゃん
気付かないかも
うん
うん
うん...
待ってるわ
カゲちゃん
もっとよく
見せて...
にじんで...うぐ
じゃっ
カゲちゃん
がんばって
ね...
ううっ
うあああっ
あああ
あん
お前が戻ったところで
誰も救え
ないぞ
フンッ
お前
ミランジョ
だろ
声が同じだ
なんでオレを
助けるんだ
えっ
お前はなぜ
あんな無謀な
ことをした?
とっさの事さ
そうか
私も同じだ
ああ...そう...
お前は第一
関係ないしな
関係なくは
ねえっ
あれ?
お前が仕組んだ
ことなのに
礼ってのも変か?
でも礼は
言っとくぞ
まっいいや
ありがとう
ボッジー
今行くぞ
っ
おいっ
うん
うん!
なんで?
よかったな
うん
ハハハ
おっ
おい
あたし
救われたの
ありがとう
待てっ
行くな!
オレを
一人にしないでくれ
大丈夫
もうすぐ?
...なんだよ?
もうすぐ...
...。
ボッジ様...
ダメ
血が
止まらない
この状態を
治せるのは
ヒリング様
だけだ...
でも
もうヒリング様は
力を使い果たして
しまった...
助けられない..
ボッジ様
ジュルルル・
.....
た...
助けて...
なにしてやがる
このヤロー
ミツマタっ
ベビン様
なにっ
こいつは不死身だ
不死身
だから
抵抗できぬ
ようにして
封じ
込める
しかない
おもしろい
いない...どこへ?
ミランジョ
様っ
アピス
...
ミランジョ様の
手先は私だけで
充分だ
こいつは倒す
わかっているさ
ドーマス様っ
ボッジ様の
血が止まら
ない
このままじゃ...
急ぎ
ヒリング様を...
ヒリング様は
もう無理だ
そんな
それじゃ...
いや、一人いる
あ
そうだ
治癒できる
お方は
もう一人いる
でも...
我らのがんばり
次第だな
私に殺らせて
くれ
待...
なんだ
ベビン?
まずは
観察を
ドーマス
油断するな
わかってる
私では
たちうち
出来ない
ほどに
その
ボッジ様に
こいつは
勝った
...ボッジ様
あなたは
おそろしく
強くなった
......
とはいえ、
不死身相手に
ボッジ様の
針剣では
相性が最悪
だったという
ことだろう
その
細い剣で
私の剣が
受けられ
るか
けえっ
オン
捨て身で
攻撃
できるのは
強いな
ならば
剣を
くだく
ぐにゃ?
折れて...
ない?
どうなって
やがる
だが剣筋は
ただの力任せ
力なら
私の方が上だ
いっしゃ
きえいっ
おおっ
きえー
ガッ
おっ
どうしたっ
うう
.....
ベビン
気合と
見せかけ
異物を飛ばし
相手の動きを
止める技だ
そして剣も
不死身の血で砕けない
知ってたのか
ベビン...
教えてくれよ
へトオ...
後ろの
二人に
相手を見極め
させないと、
......
ふーー
万が一が
あったら
困るだろ
さて、やるか
おうっ
ヒュッ
きえっ
ぎゃおっ
ヨコヤリ
ガッ
!
何か
したか?
バブオォオッ
相変わらず
打撃には
タフだな
......
ぬ
刃物にはめっぽう
弱いけどな
抵抗するな
さて、ここから
どうするかだな
い
ゲー
牢に入れて
おくしかない
完封だ...
みにくい
な...
さすが
四天王
...
...急げ
間合いを
取り
敵の
リズムを
読み
流れに
身をゆだね
なさい
今は
敵の流れ:
?
ああ、
まだまだです
ですが、鍛錬は
裏切りません
流れを
引き寄せる
力となる
そして
ピンチの時こそ
その真価が
発揮される
オウケ、
だから
ピンチは最大の
好機ですよ
!!
油断した
あなたは
覚醒できる
その腕前は
十二分にある
ただ
無我夢中に
なるだけです
気付いた
時には!!
その感覚です
オウケン
冥府の
剣王
なんか陶酔
してるな
余裕だな
パキ
シュッ
!!
さえー
ーっ
こっち
だっ
くっ
どうい...
!!
ちがう!
負けるかっ
オレ達は
四天王だ
ハ
ああ
オレ達が
最後の砦だ!
そうだった
いい!!
...
まだ小さい
けれど
ここが
私たちの国なの
ボッジあなたの
国なのよ
あーぁーあーっ
ボッジ君
あなたの
お母さんですか?
とても
お強そうだ
そして
あの人は
ミランジョの
お母さん
しかし
この状況は::
嫌な予感が
しますよ
ミランジョ
お母さん
フッ
上品なのは
やめだ
そして
シーナ王妃
よくもまあ、私を
殺してくれたな
.....
だが...
私を
殺すつもり
だろうが
こちらに
死者は
渡れないぞ
バキホ
指を
鳴らすのは
私のクセだ
こっちは
ヒマでな
暴れる理由も
ないからな
なら、
お母さんと
一緒に私を
諭すつもりか?
それとも
私に懺悔を
求めるか?
ははっ
ぶん殴っ
憎たら
しい子だ
ミランジョ
どうして?
どうしてなの?
お前、
もう
こっちにも
来れないん
だな
?
まだ死ねない...
お願い
鏡に魂を
移して
やろう
だが、
本当に死んだ時
お前の魂は喰らうぞ
二度目だ...
お前が私を
裏切るのは...
...
バッ
シュッ
いろんな人を
傷つけて
このまま進むのか?
誰も応援して
くれない道を
進むのか?
そんな道
必ず
つまづいて
途切れるのに
......
お前悲し
すぎるだろう
たくさん自分を
犠牲にしたのに
話はそれ
だけか?
もう
お前を
恨んでは
いないよ
!!
お前のことは
聞いたよ
罪を憎んで
人を憎まずだ
私の息子は
強いだろう
お前でも
殺せなかった
あの子は
たくさんの人に
守ってもらってる
ギュッ
お前は
どうだ?
ミランジョ
あなたがしようと
していることは
もっとあなたを
不幸にするわ
そんなこと...
そんなことないっ
またボッス様と
一緒になるんだ
ミランジョ!
私は
幸せに
なるんだ
お母さん
私はもう
戻れない..
そんなこと
言わないでっ
これは
私には
ボッス様
しかいない
いない
いない...
生の世界に
戻りますよ
ボッジ君、最後に
ミランジョを
阻止し
審判
することに
なるのは
きっとあなた
でしょう
あなたの母を
殺した対象を
裁くことになる
そして
私は立場上
彼女の首を
取らねば
ならない
殺せますか?
あなたはやはり
私の見込んだ男だ
私の見た
彼女の記憶を
見せましょう
そして
どうすべきか
判断して下さい
そうですね
私も情が移って
しまった
あなたなら
救えますか?
そうですか:・
あうええ
あえあい
そうですね
だけど彼女は
もう、
誰も救うことは
出来ない
...イダ
ダイダ
この声...
お前に見て
もらいたい...
ミランジョとの
私の記憶を...