次ページから本編が始まるよ ゆっくり死んでいくのを見るのが楽しみなのだ.. でもダメだこのままじゃ オレにできることはなんだ ...ミランジョ様を連れ去られてしまった あの方の苦しみを取り除いてあげたかった 全ては悪い方に向かってしまった あの方を救ってください ポーションも力も使い果たしちゃったわ 私はまたヒリング様を裏切るかも知れないのに もう、みんなわけがわからない でもなんかお前の表情は自信にあふれているな ボッジがきっとみんなを救ってくれるから あの子から感じるなんて... あの子を信じてあげられる.. ボッジ様に命を捧げる覚悟でございます! 今度こそ必ずやボッジ様をお守りします! ボッジ様は向こうに行かれた ちょっと何かあったの? ボッジ様はデスハー王率いる冥府騎士団から 我らを、いえ、この国を救ってくださいました! なんだと冥府騎士団から? あのデスハー王と対峙したのか ものスゴイことをして下さいました ただボッジ様のお友達が心配です すみません急ぎますゆえ ドルーシあなたもお行き 私はもう足手まといだから それにあなた一人なら実力も発揮できるでしょ 人手は多い方がいいでしょう 私たちがいるもう油断はしない 私はボッジ様の元に行きます そうだったなお前がボッジをデスパーに... そしてあの子は強くなった そのボッジが敵わない相手なのか? 亡くなったカゲ君のお母さん? ここは生と死の境目の世界か 一生懸命お金貯めたのに? けっこう貯めてんですよ! 渡ったら生き返れなくなる! そうか私たちはこの世界に存在していないんだ やはりハンサムは死なないんだ そんなこと言ってる場合じゃない! カゲ君には見えてすらいないんだ 渡ればもうこちらには戻ってこれないぞ お前は現世に未練はないのか? あなたの命は終わったの... そっちはどう?元気にやってる? 楽しいのよなにも不満なんかないの 母ちゃん、オレやり残したことがあるんだ ちゃんとやり切ってきなさい! あとで必ずここに戻ってくる でもジジイになってるから 母ちゃん気付かないかも カゲちゃんもっとよく見せて... なんでオレを助けるんだ お前はなぜあんな無謀なことをした? お前は第一関係ないしな お前が仕組んだことなのに礼ってのも変か? この状態を治せるのはヒリング様だけだ... もうヒリング様は力を使い果たしてしまった... なにしてやがるこのヤロー だから抵抗できぬようにして ミランジョ様の手先は私だけで充分だ ボッジ様の血が止まらない 急ぎヒリング様を... ヒリング様はもう無理だ そうだ治癒できるお方はもう一人いる 我らのがんばり次第だな 私ではたちうち出来ないほどに そのボッジ様にこいつは勝った ...ボッジ様あなたはおそろしく強くなった とはいえ、不死身相手にボッジ様の針剣では 相性が最悪だったということだろう その細い剣で私の剣が受けられるか 捨て身で攻撃できるのは強いな だが剣筋はただの力任せ 異物を飛ばし相手の動きを止める技だ そして剣も不死身の血で砕けない 知ってたのかベビン...教えてくれよ 後ろの二人に相手を見極めさせないと、 万が一があったら困るだろ 相変わらず打撃にはタフだな 刃物にはめっぽう弱いけどな さて、ここからどうするかだな 牢に入れておくしかない 流れに身をゆだねなさい ですが、鍛錬は裏切りません 流れを引き寄せる力となる そしてピンチの時こそその真価が発揮される だからピンチは最大の好機ですよ その腕前は十二分にある 無我夢中になるだけです ボッジあなたの国なのよ あなたのお母さんですか? そしてあの人はミランジョの しかしこの状況は::嫌な予感がしますよ よくもまあ、私を殺してくれたな 私を殺すつもりだろうが こちらに死者は渡れないぞ 指を鳴らすのは私のクセだ こっちはヒマでな暴れる理由もないからな お母さんと一緒に私を諭すつもりか? それとも私に懺悔を求めるか? もうこっちにも来れないんだな 本当に死んだ時お前の魂は喰らうぞ 二度目だ...お前が私を裏切るのは... 誰も応援してくれない道を進むのか? そんな道必ずつまづいて途切れるのに たくさん自分を犠牲にしたのに もうお前を恨んではいないよ 罪を憎んで人を憎まずだ あの子はたくさんの人に守ってもらってる ミランジョあなたがしようとしていることは もっとあなたを不幸にするわ またボッス様と一緒になるんだ そんなこと言わないでっ 私にはボッス様しかいない ボッジ君、最後にミランジョを阻止し 審判することになるのはきっとあなたでしょう あなたの母を殺した対象を裁くことになる そして私は立場上彼女の首を取らねばならない あなたはやはり私の見込んだ男だ 私の見た彼女の記憶を見せましょう そしてどうすべきか判断して下さい そうですね私も情が移ってしまった あなたなら救えますか? そうですねだけど彼女はもう、 誰も救うことは出来ない お前に見てもらいたい... ミランジョとの私の記憶を...