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王様..
【電子書籍版
キン
十日草輔
王様ランキング
王様ランキング』
人間紹介は
最終201ジ
次ページから
本編が始まるよ
第142話
ボッジ様
うおーっ
臣下は
王を守り
王は臣下を
守る!
いいえ
いいえ!ボッジ様
申し訳
ないが
われわれ
我々が!
なた方では
なて
あぅと
到底敵う
相手ではない
何もできず
ただ命を失う
だけです
それでも私はボクジ様を守ると誓ったんだ!
もったんだ!
その心意気は
素晴らしいですよ
だが
ボッジ君!
え
!?
こっ殺し
たのかっ
ボッジ君の
剣は活人剣!
.....
いいえ!
活人剣
人を殺めない
王の剣っ!
であるから
どーたら
こーたら
ズ"ホッ
おおっ
無茶すん
なよ
ヒュー
あいあおー
私が教えました
私が!
ダメだ
はっきり
見えるのだ..
私には
対応できる
喰らわない
ならばせめて
みんな苦しま
せずに...
いざと
なったら
身を
ていして
ミツマタ
ボッジ様だけは
逃がす
すみません
ボッジ君
あなたが
ボッスの振りを
見えていたと
しても
おそらく
よけられる
ものではない
だが
あなたには
可能性を
感じるのです
たとえ
敵わずとも...
ほんの少しの
可能性に...
私は師匠
失格だ
ボッシ
お前は
出会った頃から
ずっと立派だった
ずっと
ずっと
誰かのために
ボッジの
勝ちだ
タッ
モク
ハグッ
無敵のボッス様が
まるで
歯が立たない
のか..
あの...
ボッジ様に
...死にますよ
危険だ
入り
混じった
この感情は
...くやしさか
...いや
今自分がして
いることの
迷い
罪悪感
なにより
C守りたいもの
そして
無力感
...うれしさ
ミランジョ
もうダメだ...
...すまん
!!
ああ...
そっか...
ボッス様は...
復活なんてしたく
なかったんだ..
ずうっと
私の独りよがり
だったんだ...
ボッジ!!
...
一位の座を
辞退するの
ですか?
オウケン様を
救う方法も
宝物庫にあるかも
知れませんよ
へっ
デスパー様の
お言葉を
信じるので?
まあな
おろかな
弟だが信じ
られる
あいつが
オウケンを
元に戻して
くれるだろう
おーおー
いやだ
いやだ
メナナ
せめて
この身体は
ダイダに返して
あげたい..
はい
すみません
でした
私にはボッス様の苦しみが
全く見えていなかった...
私が
ちがう..
お前を苦しませて
いたんだ
私には...
たくさんの
楽しみがあった
だからこそ
苦しかった
でしょ...
ボッジ様
私を
破壊して
下さい
呪いは消え
ダイダ様が
戻るでしょう
あなたは王様に
なるのでしょ?
自ら決断し
実行しなくては
いけません
...ミランジョ
すまん...
お前を幸せに
してあげ
たかった...
だが私は..
自分を選ん
だんだ...
ボッジ様
お願いです
やめて
下さいっ
ミランジョ様
ダイヤ化して下さい
フフ...
私にはその魔力は
とうにないんだよ
あの時か
ミランジョ
一緒に行こう
はい!
ボッス様
デスパーさん!
うわああっ
何でボッジに
そんなつらいことを
決着を
つける...
そして
なにより
う...
弟を救わねば
ならない
ミランジョ自身も
他の誰でもない、
ボッジ君に
この因果を終わらせて
ほしいはずです
もう他に
解決する方法は
ないんですよ
ボッジ...
ボッジ様っ
おっ
おっ
あーう
フフ...
そして..
ありがとう
ボッジ様
ごめんなさい
モッ
え...
スー...
出たっ
!!
あーっ
隊長
ーっ!
はっ
ッ
ボバー
くっ
飛んだっ
ボ、
バーッ
ごめんなさい
ボッス様。私は
一緒には行け
ないのです
ミランジョお前
魔神との
約束を
守ります
なぜっお前だけが
そんなにも
苦しみを
背負わなければ
いけないんだっ
今まで
ありがとう
ボッス様
ダイダ...
頼む...
私には..
そんなっ
うわああん
キョロ
キョロ
ごめんね
ごめんね
約束
やぶって..
来てしまった
んだね
あ
プログラム
ようこそ
永遠に続く
痛みと苦しみの
世界に
...
...ああ...
おっおっ
ブブッ
!!
仕留めよ
隊長ーっ
おーっ
ふんぬっ
取ったーっ
「を返して
首
ほしくば、
我が
願いを
叶えよ!
オウケンを
元に戻す!
はいっ
願いを
叶える?
願いを
聞こう
わわっ
なんですか
ボッジ君
オタ
魔神よ、ミランジョを
生き返らせてくれ
もう大丈夫だ
さあ行こうか
ボッス様?
なんで...
オレは
ダイダだよ
えっ
えっ
えっ
おっおっ
おっおっ
...魔神から
助けるからね?
フフ...
さよなら
クルッ
ミランジョ
ごめんなさい
いつか
あなたを元に:
願いは、
叶った
のか?
パチン
おおっ
う...
タイダ様...?
そうだ!
お前は
生き返った
んだっ
オレはお前が
いたから
あの闇の中で
強くいられた
んだぞ
すうっと
お前に会いたかった
でも
私が...
全て..
何言って
やがる
おかげでオレは
成長できた!
グイン...
消えた
ミランジョ
オレの
妻になって
くれ
わわわ...わっ
本気だ
ううっ
ああ...
ああー
OKと受け
取ったぞ!
みんな
よく聞け
オレの姫に
危害を
加えることは
許さないぞ!
なにを
ぬかすかーっ
...
待ってくれ!
出来るだけの
償いはする
どうか
どうか許して
ほしい
団長の
オウケン様を
お救いすることは
我らの悲願
だった...
そんな簡単に
その女には責任を
取ってもらう
それが
筋だ
いいっ
お前は
オレが守る
兄さんまだ
僕を助けなくて
いいよ
先に
助けるべき人は
いるだろう
あれは
ミランジョの
ことかい?
ハハ
あいわかった!
そのかわり
金銀財宝は
たくさん
もらいますよ
デスパー様
オウケンは
不死だし
また次が
ありますよ
だいたい
生き返らせる
でもなく
魂を鏡に閉じ
込める条件で、
魂を
いただこう
なんて
詐欺師
まがいだ
一言二言
いいですか?
あなたの
過去を
見ました
苦しみの
過去を
なぜあなたが
罪を犯すことに
なったのか
それを
教訓として
次の世代に
伝える
もうこんな
悲しいことが
起こらない
ように。
それが
あなたの使命...
罪ほろぼしに
なるかも知れない
ですね
だから!
これから
みんなを
幸せにして
あなたも
幸せにおなり
なさい
もういい
でしょう?
ボッジ君
カゲ君
すみませんでした
兄の件に
ついても
あなたには
感謝のしようが
ない
フッ
私は
ボッジ君の
視野を
広げて
あげただけ
ずうっと
ボッジ君は
みんなの
知らない所で
己をきたえて
いた
誰にも
気づかれず
評価されなく
ても自分を
信じて...
しっかりとした
下地があった
からこそです
なんと...
比類なき
素晴らしい
人物だろう
か!
兄上は
よき師に
出会った
デスパー様
デスハー様への
ご報告は?
...
私の比ではなく
とうてい
許されるとは...
デスハー様の
オウケン様への
思いは
報復戦争に
なるやも...
!!
力の差が
ありすぎる
いや
兄者はそんな
愚かな選択は
しないで
しょう
たくさんの
犠牲が出るぞ
本当に
そうであれば
いいですが...
国が
なくなる...
ただ我々が
罰を
受ける
可能性は
ありますね
あのずる賢い
兄者をどう言い
くるめるか
リヌヌ::
私の保身を
どうするか?
デスパ
様?
あなたが
連絡して
下さい
えっ
でも私は
テレパシーが
出来ません
もうっ
ボッジ君
あなたのせい
ですからね
師が罰を
受けたらどう
するんですかっ
私は責任なんて
取りたくないっ
うわあ...
とにかく
連絡し
兄者の反応を
見てみますか
なんだと
ギリギリ
.....
パッパッ
ぐぎぎぎ
...そうか
ならば
きっちり
賠償の金銀は
もらってこい
!!
どうした?
いえ何も...
デスパー様?
許してもらえた
!!
こんなに
あっさりと
なぜだ?
一位になる!
連れていけ
ちょっと
行ってくる
はっ
何があるか
わからんからな
後を頼む
デスハー様危害を加えるなんてっ!!
なんてことは
絶対にあり
ませんよ
...
しいて
言うなら
人は変わるん
ですよ
富や権力...
いえ、
自分の想像を
超えたものを
目の当たりに
すると...
へっ
あなたも
弟オウケン様を
救うという
王の立場でありながら
私欲を選んだ
欲には勝てなかった
さすがそういうマキコハヌスの
スキマに入るのが
うまいな
欲ね
.....
王様ランキングは
人のために
あるはずです
私はそう
信じています
...
その後
デスハーは
戻らず、
冥府の国は
滅んだ...
あっ
様子が
平和だな
ヒリング様
もう大丈夫です
全て解決
しました
ドルーン
...ダイダなの?
はい
......
母上の声は
ずっと
オレに届いて
いました!
知らない
わね
それで
いったい何が
あったのかしら
兄上がオレを
助けてくれ
ました
キロッ
ヒリング
様?
嬉しくは
ないの
ですか?
いったい
ふん!
私は
わかって
いたのよ
えっ
だから
冷静なの!
ボッジと
再会して
こっちへ
この子なら
大丈夫と
二人とも
よく頑張り
ましたね
立派で...
......
ぐ
この
このっ
母上、オレはもう
そんな
歳では
ないっ
うるさい
わね
あなたも
文句あるの?
じぃっ
よくやったわ!
うん
うん
うん
うん
みんな
無事なのね
よかった
ん
あら?
誰かしら
?
ごめんなさい
私が..
フン
こいつはこの一連の
出来事の首謀者です
なっ
私を閉じ込めた
張本人だ
なん
ですって
この女が
ヒリング様
死:死死
死け...
お前が
いい
お前がっ
ぐ、
!
!
ダイダ
やめっ
この女と
母上、私は
結婚します
ん?
ん?
王様ランキング』
っ
えー
えー
彼女は罪を
犯した
でも
それだけの
不幸が彼女には
あった
オレが受け
止める
オレが許す!
ダイダ様が許すなら
仕方ないな
っ
オレが必ず
幸せにする
お前が
たくさん
笑顔になれる
ように
えー
私...
?
どうし
た?
私、
これからは
たくさんの
人たちを幸せに
するため
努力します
ああっ!!
オレも
変わるぞ
アピス
すまな
かった
ダイダっ
ヒリング様
王が頭を
下げる
なんて
もう少しだけ様子を
見てみませんか?
ドルーシー
わかったわ
お詫びに
オレが出来る
ことなら
何でもする
あの
プライドの塊
ダイダ様か...
どうした?
どうしボッジ
それならば
ボッジ様に
王位を譲って
いただきたい
!!
オレも
そのつもりだ
兄上いろいろ
ごめんなさい
そして
ありがとう!
あなたこそ
王様に
ふさわしい
うひょお
手話
自信がない...
自分は
そんな器
じゃない
うう...う
ああ...
あ...
私だ
私が
あの子の自信を
奪ったんだ...
カンチョー
っ
あー
なに
臆してんだ
オレには
見えるぜ
ボッジ!
お前が本当に
立派な王様に
なるのが
ニコッ
コク
我々が全力で
支えさせて
いただきます!
おいっ
ちなみに
えっ
ボッジは
読唇術で
はじめから
何言ってるか
わかってる
からな!
!!
ああ...
そうだった
んだ
ずっと
わかっていて
ボッジ様は
笑顔でいた
のか..
器がないなんて
そんなことは
絶対にない!
ボッジ様!
ああ...
本当によかった
ボッジ様
ヒリング様
ボッジ様は
本当にご立派に
なられましたね
ボッジ王!
ボッジ王の
誕生だ!
くーっ
......
やったぜ!
これから
忙しくなり
ますね
!
王様ランキング』
法相
サンデオ
宰相
ソリー
なんだ
お前たちか
今まで
どこに
いたんだ?
私たちは
文官なの
で...
そんな
ことより
新しい王の
誕生ですか
胴上げ
だっ
そうだ!
それーっ
ヒョイ
ボッジ
様あ...
よけなくて
いいんだよ
ボッジ
我らに身を
任せて
それっ
よいっ
しょー
わっしょい
わっしょい
!
おー
さあっ
王を
玉座へ
クル
あばよ
ボッジ!
......
こんな場所
オレの性に
合わねえしな
これからの
ボッジのそばには
オレみたいな
悪党がいちゃ
だめだ
ボッジにオレは
もう必要ない
うぬぼれてるかな
へへ
世界は広いぜ
ボッジ
お前は
大丈夫!
お前には
限りない
可能性が
あるんだ
頑張れ
ボッジ!
おっと
オレにだって
いろんな可能性が
あるよな...
へへっ
そんで、誰かの
役に立てるよな...
.....
ボッジに
オレは
必要ない?
本当はオレに
ボッジが必要
なんだ...
でも...もう...
なんで...
何言ってん
だよ..
なんで、
こんなふうに...
優秀な人が周りに
いるから:みじめに
なりたくないから..
ぐわっ
弱音吐くな
オレ
オレはまた
人知れず
陰に生きる
だけさ
カラー
カケドに
もらった
王冠帽子
?
その
ホクロ
おそらくだが
!
何言う気だ?
カゲ様は
ボッジ様の元を
自ら去ったのでは
ないだろうか?
読唇術!
あなたって
人は!
すっすまん
ボッジ様
残念だが
自ら
去ったのなら
手掛かりは
残さないだろう
まして影の
一族だ...
もう見つから
ないと?
それはわからない
だけど
それぞれが
違う道を進むのは
珍しいことじゃない
一緒の道を進むのが
珍しいんだ
そんなの奇跡
みたいなものだろ
お前は
立派な王様に
なるよ
トボトボ...
.....
スッ
では、
ボッジ君に
よろしく
いえ
王様に
よろしく
はい
!
なんですか?
キングボ
お前..
ぐはっ
ぐっ
オウケン様が
ペコベコ
ゲゲ
グン
!!
ぐあっ
ゴボ...
グハッ
メカカカッ
借りは返したぞ
どうしま
した?
あっ
ズ...
オウケンの
首はどこ
ですかっ
それが...
ふー
なかなかの
出来じゃ
ねえか!
さてと
職探すか
生まれ変わったオレの新しい生活が
新しい生活が..
始まるんだ
オレはもう
盗みは
やらねえぞ
オレなんか
甘えんなって
話だぜ
ボッジと
貯めた金も
あるし
それが
尽きるまでに
雇ってくれるとこ
見つけなきゃな
おーい
おーい
雇って
くれー
しかしまあ
ひゃー
なかなか
難しいね
でも
オレは
くじけ
ねえぞ!
影の一族だ
ごらんよ
あの黒い身体
気味が悪い
闇を
もたらす
不吉な
存在だ
今日は
ダメだったけど
明日頑張る
あっ
オレの
家がっ
......
まっ
まっ
...こんなもん
だよな
オレはくじけねえ!
あ
ようっ
あっ
なんでえっ
ぐす
寝たか?
ボッジ
おやすみ
ボッジ
わっ
ギャハハ
コチョ
コチョ
やめてくれー
ボッジー
バッケット
キチチ...
はっ
キョローー!
「キョロ
夢だ...
振り返るな
寂しくなるだけだ
ぐぐう
タタタ
ピョ
ああ
あっ
ああっ
ニヤニヤ
ボッジ
あえっ
おおお
お前
どうして
そんで
その恰好
ええっ
......
ボッジ様ずっと
元気ないな...
ヤッ
サッ
ボッジ王
何か心配事
かしら?
王様がいつも
暗い顔なんて
家来も気が沈むわよ
しっかり
しなさい!
あなたはこの国の
頂点なの
たくさんの責任を
背負っているのよ
わかって
いますか!
情けない!
そういえば
あなたの
ご友人は
どこに行ったの
かしら?
......
あなたは王様に
なりたかった
んでしょ
......
でもね
本当に大事なことを
見つけたのなら
我慢すること
なんてないのよ
つらく
耐えられないなら
その場を離れて
自分が
輝ける居場所を
必死で探して
そこで頑張り
なさい
カゲでし
たっけ?
そして、
あの子はあなたを
輝かせる太陽に
見えたわ
あの子は
あなたの
お守り
おあおえ
お守りは
本来ね
「守ってもらうもの」
でなく
「大事に守ってあげるもの」
自分がよく考え
行動することで
その存在を守るの
そう
それが結局
あなた自身を
守ることになる
あなたが賢く
強くなって
とても
輝くの
それが
お守りの役割
昔にね
私の偉い
お師匠様に
教えて
もらったの
自分の人生を
生きなさい
ベビンっ
行きなさい
私の...、ボッジ
お前、その恰好
王様はどう
したんだよ
おっおっ
あーう
ダッダイダに
ゆずったあ?
あーう
バッ
バカか
お前はっ
あわわ
おっおっ
あっ
あっ
王様は
自分の力で
いつか
なるだあ?
おわっ
うっ
確かに
お前なら
なれるん
だろうけど
さ...
あの子は
あなたの太陽
なんだよ
しょうがねーな
見聞を
広めるために
しばらくは諸国
漫遊の旅だな
おいっ
金は持ってん
だろうな!
さすが
王族っ
あ
待てボッジ
待てって
あーうー
ありがとう
...
神様
ありがとう...
うっ
ひょーっ