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Instructions:
原作では
漫画山本で
...
コンティボ、隆手大輔
終わりのセラー
もちろん、どうしようと思っていたのか、
JUMPCOMOS
★この作品はフィクシヨンです。実在の人物・団体・事件などには、
いっさい関係ありません。デジタル配信用に再編集を行っています。
DlGITAL
SHUEESHAJUMPCOMKS
DIGITALSHOSALINPCOWS
貴女は
作画
原選
そして、
平成26年度第三十本でトレッド性を大事に
コンテ構成隆矢大輛
終わりのセラチー
ああ、そういうわけじゃないかわいいけど、
dump:oonlos
CHARACTERS
祁茄卑瓏減却陟〔日
現在現在就職研修「月児ノ組」の中佐。
いいからはありがとうございます。これまでも
優一郎を日本帝児軍へと聞いた。
...ひゃくやゆういちろう
...うけっ。
吸血鬼の都市から脱出した少年。強い復讐心
と優しい心を持っ。しかし協調性は乏しい。
...うん。ちゃん、
今回は、世界連休まで
一方、きみづきしほう
専用士方
復一部の仲間。成績優秀だだかとがった性格。
持つ。
ホームさおとめよいち
早乙女与-
基本さんくらみつば
13歳から離婚相談に所属するエリート。
わかったわね、
仕切り屋的な一面がある。
クレンの部下で優一郎の監視役。
その間って、名門柊家の力族。
名門柊家の血族。
・ア・ひいらきシア
STORY
...
百夜ミカエう、ひゃくやミカエぅ
...
優一郎の親友だった子供。死亡したはずが、
...
吸血鬼になって生存していた...
人だけであった...。
未知のウイルスにより人口以上、ということは
へへへんのか激減し、吸血鬼の脅威にさら
お嬢様に、メールアドバイトさらされている世界。百夜優一郎は本当になってしまうと
これという世界。日に彼一郎は家族同然の孤児たちと吸血鬼についていますが、
家族同然の孤児たちと吸血鬼に囚われて、地下都市で家畜のような扱いを受けていた。
トロックも、やっぱりような扱いを受けていた。優一
ような扱いを受けていた部はミカエラらの仲間と脱出を図るも、朝かったのは優一郎一
本日は、シーノンソードビル出を図るわ、助かったのは優一郎一
人だけであった...。復讐を誓う優一郎は、日本
復讐を誓う優一郎は、日本帝鬼軍の契血鬼滅激部隊「月知ノ組」「人隊
沖縄県の税金保険被保険保険労務・月日、日曜日・月曜日にお祝い金曜日数を有すための予定・開発事業者を入学したく
そして、今日はお客様のお客さんにおいておりますので、ご注文いただきましたお店のお店にお店を購入しています。
早いんる映画先を掛けたのの武器・阿朱羅丸を入手した。そんな
の後、同じ部隊のシノアらと薬戦を重ねる。だが敵の中に吸血鬼となったミカエラの姿が
獣を重ねる。だが敵の中に吸血鬼となったミカニラの姿が!混乱の中一部の微妙な光が
鬼となったミカエラの姿が/混乱の中、優一郎の秘められた方が暴走...
混乱の中、優一郎の秘められた力が暴走...。戦いは一旦収束するも残されず減り多く、
えっ、あー、はい。ーーーん、するも、残された逃は多くっ!?
スェリド・バートリー
ミカエラを殺した男七位挨拶の吸血鬼。
...
Scrapsefigerond
第三位始祖で吸血鬼の女王。
クルル・ツェペ
ちょっとの動画ですけど、その
Contents
第十六話人間のお
人間のセカイ・9
入間のセガイの新たな知りもルモットにお乗りへは
えっと、第十八話悪依する
第十八条選択するマヒル・99年11月
いいじゃないか残念するで私たちのリュ
暴走のリユウ・15
日本帝鬼の
Wordowsの
第二首都
~新宿
きゅうけつき
吸血鬼たち(の新宿襲撃戦から
しんじゅくしゅうげきせん
一つ日後
第十六話
人間のセカイ
呪術資料室
う~むむむ
ての考
うおおお
また難しい演学
出てきた!
俺吸血鬼の
都市で
育ったから
漢字苦手
なんだよなあ
「おまえもう
人間じゃない
のか...?
...ミカ
あ~~そ
吸血鬼を
人間に戻す
方法は載って
ねぇのかよ
愛さん
またここ
でしたか
んあ
シノアか
はーい
みんなのアイドル
セシノアちゃん
でーす
誰がアイドル
だよ
あは~
まだ絶対
安静ー
という命令は
解けてない
はずなんです
がねぇ
安静が
長すぎんだよ
鬼呪装備〉は
傷の再生も
加速させんだし
もう全然
問題ないっ
ての
でもそれは
医者が決める
ことですよ
それに...
それに
あなたが
昏睡した理由は
傷ではなく
帝鬼軍の
汚い人体実験に
よるもの
ですし...
なんだよ?
いえ別に
ま~たエロ本
ですか?
まったくこれだから男の子は..
まったく
これだから
男の子は...
「人間の
吸血鬼化に
ついて
あ
おい
愛さん
...
ちょっ
返せって
ミカさんを
人間に戻したいん
ですか?
私の持ってる
情報で
よければ
はぁ
話しますよ
あは
聞きます?
うん聞く
もうそんな時
ばっかり素直で
かわいいです
よねえ
いいから出る
早く話せよ
人間の吸血鬼化は
減多に
起こりません
吸血鬼は
人間と違い
増えることを
嫌ってますし...
何より手足り
貴族のえーっき
吸血鬼にしか
まず
「人間を吸血鬼に
変える権限」が
与えられてない
からです
...
つまり...
ミカは
貴族に選ばれた
ってことが?
相当高位の
貴族に選ばれたの
でしょう
ええ
それも
吸血鬼の強さは
生きた年数と
主の能力が
かなり色濃く
反映されると
言われています
ミカさんの
あの強さは
おそらくー
高位の...
貴族...
...
あいつか...
その顔
心当たりが
あるんですか?
あぁ.....
まぁな
で...また憎い
吸血鬼を
皆殺しにするー!
とか?
いや
ミカが
生きてた
今は
それだけでいい
もちろん
吸血鬼は嫌い
だけどな
んで
シノア
おまえ
吸血鬼を
人間に戻す
方法はー
そか
そりゃ残念
なんか
急に大人っぽく
なりましたねぇ
生きる目的が
変わったからで
しょうか
俺は最初っから
大人だろうが
ザッ
呼び出し
ます
百夜優一郎
特殊二等兵
またまた~
繰り返します
百夜優一郎
特殊二等兵!
ったく
いいから
本返せ...
新宿中央軍
官舎
一号執務室へ
出頭しなさい
グレンが
呼んでんのか?
いいえ
一号執務室は
もっと上位の
階級の人間しか
使えない部屋
です
上位?
ええ
たぶんこの
日本帝鬼軍の
中枢
壊滅した日本を
とりまとめて
復興させた
っていう
柊家》からの
呼び出し
でしょう
早く行った
方がいいですよ
《格家》って
確か...
あれ
そういやおまえも
名字に〈柊〉が...
じゅじ
呪術組織の
中心だよな
あ...ついに
気付いちゃい
ました?
そうです
そうです
一族の一員です
とても
偉いんです
さあ敬いなさい
思う存分
敬いなさい
あ
ちょー
うざい
あはー
でも優さん
ま...冗談は
さておき
私ははじっこで
コソコソしたい
タイプなので
中枢には
全然出入りして
ないんですがー
なーんで
その偉くて怖い
奴らに俺が
呼ばれんの?
柊家の人間は
怖い人ばかりなので
気をつけて
くださいね
さあ?
エロ本ばっかり
読むなって
怒られるんじゃ
ないですか?
おまえさぁ
柊家ー
ね
よぉ
馬鹿優
体の調子は
どうだ?
あグレンか
おまえこそ
大丈夫なのかぁ?
剣で刺されて
血い吐いて
たろ
もう治った
んなわけ
ねえだろ
少なくとも
ガキが心配する
ことじゃない
で
そんなに
慌ててどこに
行く?
別に慌てて
ねぇけど
伝令
聞こえて
ねぇの?
はっ
あ?
なんだよ
その言い方
ご本家様の
呼び出しに
プルプル尻尾振って
駆けつけるって
わけか
もしかして
おまえ
なぁ優
軍中枢と
仲悪いの?
知ってるか?
何を?
おまえを
助けたのは
俺だ
はぁ?
おまえを
吸血鬼の
都市から
助けたのは
俺だ
おまけに
生きる方法や
剣の使い方も
教えてやった
って
なんなの
おまえ
恩を感じてる
なら
今日は珍しく
すげぇ
恩着せがましいん
だけど
だから
おまえ何を..
今日返せ
おまえは
俺が生かした
俺のものだ
俺の
派閥だ
だから柊家に
尻尾を
振るな
...
ああ
なるほどね
つまんねぇの
人間同士の
争いには俺
正直興味が...
黙れよ
ガキ
そういう
話か
そういう
話だ
俺はもう絶対に
仲間見捨てたり
裏切ったり
しないから
おまえが
興味なくても
世界はそうして
回っ...
ンな心配
いらねぇんだよ
.....!
ふぅん
だがおまえは
一つ勘違い
してるぞ
俺は
おまえの仲間
じゃない
あ?
じゃあ
なんだよ
上司
命の恩人
親代わり
これだけ
揃ったらもう
おまえにとっては
神だな
うぜぇ~
パパって
呼んでもいいぞ
死ね!
はは
よしじゃあ
行ってこい
...
ん?
号執務室
あれ
おまえも
呼ばれたの?
どうだった?
ただの面接
だった
いや
呼ばれた
あとだ
今回の吸血鬼撃退に
一役買った功績で
階級が
上がるかも
しれないらしい
へくとこっち
出世か?
ああ
まぁ当然
だな
あっそ
あたしには
その価値が
あるしな
ちょっと!!
少しは
突っ込み
なさいよ!!!
んあ?
あんたも
わかってるで
しょう!!
あたしは
あの戦場で
全く役に
立たなかった!!
あんなに
偉そうなこと
ばかり言ってた
のにまた...!!
.....また
誰も助ける
ことが
できなくて...
あたしは
...
あたしは
......
あたしは
弱い...
なのにたぶん
あたしだけ
出世する
名門・三宮家
というだけで
それを平怯
だと笑う
なら...
笑うなら
なーんか
おまえが何に
泣きそうに
なってん
のかは
わかんねぇけど
ミスで仲間が
死んでも
お咎めなし!
役に立たないのに出世!!
役に立たない
のに出世!!
優秀な姉様と
違って二流だって
皆があたしを
笑ってること
くらいは...!!
三葉
あんま
気負うなよ
おまえに
何が
わかる!!
ゆっくり
やろうぜ
俺は笑ってない
......
でも
てかしか
知らなかった
ま~さか
自分のチームに
二人もお嬢様が
いるなんてさぁ
シノアが
柊家ってのも
さっき初めて
気付いたトコだし
おまえ
馬鹿なのか?
はは
でも庶民なんて
そんなもん
じゃねぇの?
お偉いさんの
こととか
興味ねぇし
名門だ三宮だ
柊だーなんて
言われても
覚えらんねえ
っての
俺が興味あんのは
吸血鬼殺すこと
だけだったしな
それに
いいじゃん
出世
...
チームの仲間が
出世してなんか
悪いことってあんの?
まったく...
馬鹿と
話してると..
なんだって?
小さなことで
悩んでる自分が
愚かに見えるな
そう?
ま...いっぱい
偉くなって俺を
助けてくれよ三葉
なんでもない
見てたと
思うけど俺
家族をきいっき
吸血鬼に
囚われてんだ
あいつを...
家族を
俺は取り返し
たい
たぶんそれを
面接で
聞かれるぞ
あたしは
「吸血鬼に仲間が
いる疑いのある
危険人物を見張れ」
と
へえ
つまり俺を
見張れって?
ああ
裏切り者の
可能性がある
とのことだ
とのことだ
上から
命じられた
で...おまえは
どう思ってんの?
「ありえない」
と言っておいた
「誰かをだませる
ような脳みそが
あるようには
とても見えない」
とな
あはは
おまえ
らしいな
でも三葉
ん?
信じてくれて
ありがと
俺もおまえを
信じてるよ
...優.....
んー?
柊家は―
怖いところだ
気をつけろ
みんなそれ
言うなあ
んじゃま
ちょっとだけ
覗いてみよう
かな
まさか
執務室の中が
お化け屋敷にでも
なってんのかね
!
なんだ?
...???
おまえ
を.....
殺す
はあ?
なんでここに
吸血鬼がー
死ね人間!!
ざっけんな
死ぬのは
てめぇだよ
吸血鬼
裏切り者を
試す
踏み絵だよ
おまえが吸血鬼を
殺せるかどうか
試した
ったく
なんだよ
いったい...
結果おまえは
非武装の吸血鬼を
平然と殺したー
という事実が
一つ増えたな
だが
それだけだ
では面接を
始めようか
柊暮人
誰だよてめぇ
日本帝鬼軍の
中将だ
今までのメリットサイトの
呪うモルモット
気づかなかりいたのだ。
求めろ!
求めろ!
力を求めろ!
おい真星
ああグレン
黒鬼《柊真昼
来てくれたの
ちょうど
会いたかった
ところなの
...シノアか
何してる?
別にー
ちょっと
散歩してる
だけです
ああ...
出世した
みっちゃんは
呼び出しですか?
吸血鬼殲滅部隊・
特務少尉』に
なった
ほうほう
さっすが
名門:三宮家
全然活躍して
ないのに出世だなんて
なかなかやります
ねぇ
あは~
怒りました?
別に...
面と向かって
そんなふうに
言ってくれるのは
あんただけだし......
あんただけ
だし......
みんな意外と
陰でグチグチ
言いますから
ねぇ
...優は
違ったけど
え?
ううん
なんでもない
それより
あんたはどう
なのよ
あんたも
今回の件で当然
階級がー
上がりませんよ
もし昇進群令が
きても全部
蹴っちゃいますしね
さすが本家様
......
......
......
......
やりたい放題ね
いえいえ
むしろ私は
中枢に見捨て
られてるんだと思います
けどねぇ
なにせ姉が
柊を裏切って
大事件を
起こした張本人
なので
...
鬼呪〉に
呑み込まれて
壊れた天才
柊真昼
か
ええ
それに姉が
天才すぎて
私は父にあった
ことすら
ありませんしね
たくさんの女に
産ませた子供の中で
姉は次期家長
候補として
最も評価されていた
でもその姉が
死に...
...
...それを見ても、
そしてラッキーな
ことに
雑魚な私は
用済みに
柊暮人なんていう
バケモノですし
ラッキー
って...
だって股違いとは
言え家族同士で
権力を争う
なんて嫌でしょう
それも
相手はあの
さっき
春人様と
深夜様に
会ってきた
あ...やっぱり
一号執務室に
いるのは墓人兄さん
なんですね
で...どうでした?
.....
...いま
優が会ってる
はずだ
へェ...
で
みっちゃんは
あいつが吸血鬼と
繋がって
ないかどうか
調べるらしい
昇進と
引きかえに
どこまで
話したんですか?
戦場でのできこと
出来事ですよ
優は.....
裏切ったり
しない
なんの
ことだ
あと
優さんについての
質問
とだけは
言った
あのほうそう
暴走のことは?
...知らない
ようだった
ということは
つまり
あれはいきんは
帝鬼軍の正規の
研究じゃないな
いったいあれが
なんなのか
おまえは
知ってる
のか?
じゃあ
人体実験
してるって
言ったら
怒るのか?
.....さて
どうでしょう
これほど壊れた
世界ではもう
誰が味方で
誰が敵かー
いまいち
判然としません
からねぇ
とにかく...
優に何事も
なければいいが
......まあな
あ...まーさか
みっちゃん
優さんにホの字
とか?
な!!?
そんなはず
ないだろう!!
なんであたしが
あんな馬鹿を!?
そ...その目は
なんだ!!
べっつにー
柊暮人
日本帝鬼軍の
中将だ
さて
ではおまえが
誰で
まずおまえの
純粋な剣の
技術を
見せてもらう
信用に足る
人物なのかに
ついての
いいけど
面接試験を
始めよう
柊のお偉いさんが
負けて
恥かいても
知らねぇぞ
鬼呪〉を
発動するな
でも本気で
やっていい
のか?
ははは
おまえは
そんなに
強いのか
それは
楽しみだな
俺は別に
楽しくないけどね
ま...んじゃ
来いよ
優ちゃ~ん
あんまり
春人兄さんの
言うこと
憑依しろ
なっ...!!
てめ鬼呪は
使わないって...!!
信じない方が
いいよ
ん?
もう遅いよ
〈雷鳴鬼
なるほど
おまえの実力は
わかったよ
.....
卑怯だぞ
ああ
そうだな
で
それが?
戦場で卑怯だと
叫びながら
死ぬか?
だがその
態度はいい
「鬼呪は使うな」
という主家の
言うことを疑い
なく聞く
その姿勢には
好感が持てる
跳ねっ返りの
グレンの部下とは
思えな...
...ぐっ
この子
強......!!
おまえ
いま
仲間が守って
くんなきゃ
死んでたぞ
あ...それとも
背中から襲う
なんて卑怯だー
って言うか?
前言を
揄回しよう
確かに君は
グレンの
部下だ
はは...
負けん気が
強いな
んぁ?
なんだよ
もう終わりか?
ああ
君のことはもう
わかった
深夜
えー
やだよ僕
暮人兄さんと
違って
弱い者いじめ嫌い
なんだけど
いいから
やれ
黙れよ
弟は兄の
言うことを聞く
もんだ
血ぃ繋がってない
じゃない
僕柊家の
変子だし
殺すぞ?
うえー
めんどくさいなあ
ふざけんな
誰が
弱いって?
やろうかー
試そうか?
自虎丸
撃ってく
そりゃ君だよ
ああー
まあそういう
命令なんでね
!!
ズドン
...?
はいはい
僕の勝ち
...くっ
ちなみに僕の
白虎丸〉は
遠距離が得意な
武器だから
近接じゃ
バケモノみたいに
強い暮人や
グレンには
まるで敵わない
つまり
これがどういう
ことか
わかるね?
...
まあでも君
鬼呪装備
手に入れた
ばっかり
でしょう?
鬼の『具現化』も
『憑依化』も教わって
ないみたいだから
仕方ないよ
気を落とさない
よーに
おまえ
何者なんだよ?
あは...
名前聞いて
あとで殴ってやろう
リストに入れる?
ならない
名乗ら
なくい
そいつは
柊深夜少将
分家出身の
グレンと同じ
嫌われものだ
ちょっと
やめてよねー
だからそいつを
殺すのは
いいぞ
さて
喜人兄さん
これで僕の
嫌疑は晴れた
かな
あきらかに
優ちゃん
僕のこと知らない
反応でしょこれ
あ?
つかおまえら
何の話を
して...
実はいま
グレンと仲がいい
僕も疑われて
面接されてるん
だよねぇ
軍の中に
吸血鬼のスパイが
いるかもしれない
なんてのは
おいちょっと
待てよ
柊家にとっては
許しがたい
大問題だから
俺が吸血鬼の
スパイなわけ...
黙れ
喋るな
スパイの言葉は
信じない
な...!!
てめえ
二人になに
しやがった!!
与一!!
君月!!
おまえが
スパイなど
するから
仲間を
痛めつけた
ふざけ...!!!
ふざけて
いない
そしてこれで
やっと効率のいい
面接が
始められるな
百夜ついち
優一郎
逆らえば
仲間を殺すぞ
真実だけ
話せ
...!!
...しかし
おまえの
報告書は
少ない
この短期間に
急に〈鬼呪装備〉
ああまあ
その二人も
そうか
通常(鬼呪装備)
試験を受ける
者の背景は
徹底調査されるが
おまえらは
されて
いない
それも黒鬼
シリーズを手に
入れた逸材
さてこれは
一体
どういう
ことだ?
おまえらは
どこから来た?
何を任務と
している?
任務って
...
真実を
答えろ
なっ
やめ...!!
俺は
何も...
やれ
ま待って
くれよ!
真実
なんて...!!
やれ
ーっ!!
むー
待てって!!
俺の知ってる
ことは何でも
答えるから
何でも
答える!!
やめてくれ
!!
当然だ
ここで
日本帝鬼軍に
我ら柊家に
逆らう者など
存在しない
じゃあ話を
進めよう
おまえは吸血鬼の
都市で育った」
「だが
逃げ出すことに
成功した」
「その時
家族を吸血鬼に
殺されて」
「人一倍吸血鬼に
対する復讐心が
強いーー
そこまでは
報告にある
事実か?
ああじじゃ
事実だ
だから
吸血鬼のスパイ
なんて...
質問された
こと以外
答えるな
...く
そしてその後
おまえは
一瀬グレンに
拾われた
だが
なぜだ?
なぜグレンは
おまえを救った?
...そ
それは
おまえは
グレンの何だ?
おまえは
名字に百夜の
名を持ってるが
かつて日本最大の
権勢を振るった
呪術組織
...え?
い...いや
これは...
俺がいたこたいん
孤児院の
名前をつけた
だけで...
ちょーっと
これ優ちゃんが
吸血鬼のスパイか
どうかの質問
から
離れてない?
君ほんとは
グレンを
疑ってるでしょ
〈百夜教〉の
生き残りか?
......
もしくは
彼らを
グレンへの
スパイに仕立て
上げようと
してるとか
ふっ
それはつまり
出世ということ
だろう?
俺の直属の
部下になって
グレンを探る
それは
彼らにとっても
メリットがある
は
あの有名な
柊家様に
仕えられるって?
ああ
そうだ
おまえだって
その有名な
柊家様の
養子になれて
涙が出るほど
光栄だったろう?
どうだ?
柊深夜君
...?
さておまえは
何も知らない
という顔をして
いるが
おそらく...
事実だろう
それが
グレンの
やり口だ
だが〈百夜教〉は
かつて
まだ人間が
地上で栄華を
享受していた
時代
俺たちよりも
質が悪い
宗教組織だった
そして《百夜教》が
運営していた
孤児院は
すべからく
身寄りのない
子供を集めて
人体実験を
していた
おまえらは恐らく
呪術実験の
モルモットだ
知らなかった
のか
だが
おそらく
おまえはその
生き残りだ
え.....
グレンはその
おまえの中の
何かを
利用しようと
しているぞ
知ってた
か?
よし
百夜優一郎
俺の部下に
なれ
......!
事実は
整理された
俺がおまえを
導いてやる
どうでも
いいけど
ん?
ああ
そうだな
心配するな
二人とも
鬼呪装備
保持者だ
与一と君月を
解放しろよ
傷はすぐに
癒える
おまえとグレンが
いったい何の
小競り合い
してるかは
知らねぇけど
少なくとも
グレンはこんな
やり方はしない
...
そういう問題
じゃねぇだろ
はは
そうなのか
だから彼は
いつまでたっても
俺に追いつけない
ああでも
いまのおまえの
選択肢は
正解だよ
あっさり俺の手を
取りに来たら
俺はおまえを
殺していた
だがここで
俺に取り入ら
ないのは...
おまえは
どこにも所属して
いないからだろう
なら
もう帰って
いいぞ
与一!!
君月!!
あはは
僕も同じ
気分だよ
いやー
すごく嫌なところ
でしょう
ここ
あ
優さん
優...
それではないのですが...
いつの間になっても
君月!?
君月!?
って
お前は...
Copycicそこではどのくらいの
...ですのであたしの人の
...あとはとてもそれなのに
与一も
.....!!
いったい何が
あった!?
CヒFヤNリギイゼロセノピセセロロロピロロゴロロセロワロワヤワヤ
その...これは、これからのことになったの
それこの日のロッ
...
いえ...
いいじゃね
いいねー
いいじゃねー
...?
おまえ全部
説明しろ!!
あと俺たちに
仲間でいて
欲しいなら
グレン!!!
ちゃんと
〈鬼呪装備〉の
使い方を
教えろよ!!
馬鹿が!!
馬鹿が!!
もちろん
そのつもりだ
歩いています。それじゃあ、
東京新宿
話、趣夜するマヒハ
日本帝鬼軍第二首都
話、憑依するマヒル
優さん
ん?
ああ
シノアか
おはよ
おはよう
ございます
今日はずいぶんと
早いですねぇ
で...なに熱心に
見てたんですか?
廿の子の
着替えシーンでも
見えます?
はぁ?
まーたおまえは
そういう
ことばっか...
で
ほんとに
なに見てたん
でしょう
こんな
崩壊した世界で
いまだ見るべき
ものが
ありますかねー?
...
西を
見てたんだ
西?
ああ
ミカがいるのは
きっと西だろ?
吸血鬼の
都市は...
......俺が
捕まってた
場所は
........
京都の地下
だったと
聞いた
ふうん
新宿から
京都が見える
なんて
優さん目が
いいですねー
いや
さすがに
見えねーけどさ
でも...
俺は必ず
あいつを......
家族を
取り戻しに
行くんだ
...
家族だから
...ですか
あ...吸血鬼んとこ
殴り込みに
行く時は
シノア
一緒に
頼むな?
え~だ
私も行くん
ですか?
言ってたけど
さぁ...
そりゃ~
そうだよ
仲間だろ
?
あれ
ちょっと前まで
仲間いらないとか
言ってません
でしたっけ?
けど独りで
ミカ救うの
無理だも~ん
だも~んって
だから
助けてよ
もぉー
ま...いい
ですけど
チョイ
な?
仲間
ですし...
あ...
ありがと!
よっし
そうとなったら
吸血鬼の貴族
ぶっとぼせるくらい
強くなら
なきゃな!
なんだ
おまえら
お手々繋いで
逢い引きか?
おっせーぞ
グレン
うるせぇ
なあ
軍の会議で
昨日は
徹夜で...
おまえが
呼び出したん
だろうが
眠い
機嫌悪い
今日は
帰っていいか?
ざっけんな
今日は〈鬼呪装備〉の
ほんとの使い方を
教えてくれんだろ?
さっさと
やれよ
別に俺が教える
必要ねえん
だけどな
シノアと
三葉はやり方
知ってるし
へ?
そうなの?
...私
普段かも
鎌持ってない
でしょう?
まあ教えられ
ますけど
あ...うん
そうだな...
でも
どこから
ともなく
〈鬼〉と
《武器》を
具現化
しちゃいまーす
しーちゃん
出てきてー
四鎌童子
おー
鬼の『具現化』も
『憑依化』も教わって
ないみたいだから
仕方ないよ
気を落とさない
よーに
......
んじゃこれが
「具現化」か?
そうでーす
契約した鬼を
外に出して
特殊な能力を
使えるように
した状態です
ちなみに彼女は
私が契約している
《四鎌童子》の
しーちゃんです
ね
しーちゃん
鬼は基本
外では喋らない
ですからね~
でも私の心には
いっぱい話して
くれてますよ
......
んじゃ俺も
阿朱羅丸を
外に出せんのか?
愛想
ねぇなぁ
へー
そりゃ契約した
鬼〉の
性質による
武器使用者に
取り憑いて
より強くする
タイプか
外に出て
特殊な力を
使うのが得意な
タイプか
ちなみに
俺の刀は
〈前者〉だ
使用者に
憑依して
より強くして
くれる
んじゃそれが
「憑依化」か?
ああ
阿朱羅丸
おまえはどっちの
タイプ
なのかな~
よし
おまえが
次の段階に進んで
いいか
見てやる
俺も普通に
〈鬼呪〉だけ
発動する
斬り合う
そ
お
まじで?
刀を抜いて
〈鬼呪〉を発動
してみろ
はっ
どーせ
弱いんだろ
ちょっと
久しぶりだな
あーん
?
へっへーん
どうよ
もう昔みたいな
差ねえんじゃ
ねえの?
と
褒めても
いーぞ?
で
今のが
【鬼呪装備
だけの力を
使った場合
次は鬼を
憑依させる
おお
俺に憑依しろ
《真星》
一日のはぼく
...真星?
って
グレンの雰囲気が
全然...
一撃でも
受けられたら
褒めてやるよ
ちょ
うわお
嘘だろ!?
うわわっ!!
うわわっ!!
ふむ
ちょっと静かに
なったか
しーちゃん
殺っちゃって
ください
ん?
はっ
なぜ止め殺りたきゃ
る?
きゃ
殺れよ
私の武器の
長所は特殊能力
ですから
近接じゃ
全然中佐に
かないません
どうせ簡単に
よけちゃうん
でしょ?
柊真昼を
おまえに
だったら
殺されて
もいい
私の姉を殺した
罪滅ぼしに
ですか?
その刀の中には
私の姉が入って
いるのでしょう?
真昼は
もういない...
あはは
冗談言わないで
ください
さっき姉の名を
呼んでるの
聞こえちゃい
ました
ただ
あいつは
〈鬼〉になり
「鬼呪装備》を
完成させて
世界を救ったんだ
姉は世界なんかに
興味のある
人じゃなかった
ただ
あなたに
恋をしていた
だけ
決して結ばれない
運命のあなたを
欲しがって
鬼にと
取り憑かれて
しまった
なのにねんま
8年前
世界が突如
終わっちゃって
抗ウイルス薬を
持ってなかった
大人たちは
全員死亡ー
大地には
人間を襲う
ヨハネの四騎士〉が
どこからともなく
現れー
人口激減による
血液不足を恐れた
吸血鬼が人間を
管理し始めたー
誰かが言った
これは破滅だ
黙示録だ
もしも姉が
「鬼呪装備》を
完成させて
いなければ
増えすぎた人間に
神の罰が下ったのだ
本当に人間は
滅びていた
かもしれない
恋する乙女が
一転
まるで
救世主ですよ
でも彼女は
殺された
そしてその
彼女を退治
したのか
姉のかつての
恋人
研究にとっ
取り憑かれて
鬼に成り
果てたから
一瀬グレン
ということに
表向きは
なってますがー
コツ
もしかして
姉は
その刀の中で
まだ
中佐と一緒に
いるんじゃない
ですか?
中佐は姉に
取り憑かれて
いる
...だったら
どうする?
......
さて
どうしま
しょう
そもそも
おまえら
そんなに仲のいい
姉妹だったか?
...いいえ
私は長いは
柊家ですよ?
家族っていうのが
なんなのかも
わからず
育ちました
ならもう
黙れよ
ですが
友達や仲間を
もう少し
血が繋がってる
わけでもない
家族に
大切にしてみても
いいかなぁとか
思いまして......
あんなに必死に
なってるのを
見せられちゃうと
ちょっと...
ん?
優さんを
利用しようと
してるのは
姉の命令ですか?
それ
姉が......
いえ〈鬼〉が
刀の中から
命じている?
中佐の目的は
なんです?
ちょっとやめて
くれませんが
ねえ?
もしそれが
優さんのために
ならないこと
なら
なんだよ
はっ
おまえ
本気で
あいつに惚れた
のか?
.......
さぁ
自分でも
わかりません
......
でもさっき
生まれて初めて
必要と
されたので
それには
応えてみようかと
思いまして
やっと戻った
ああぁあああ!!!
外壁に刀刺して
戻ろうとしたら
壁に傷つけんなって
衛兵にすげえ
怒られたんだけど!!
あはは~
優さんは
いっつも間抜け
ですねえ
......
あ...グレン
さっきのどう
やるか
教えろよ!!
つか俺の刀は
どっちかな?
憑依?
具現?
ったく
ガキどもが
色気づき
やがって
あれ?
あ!!
もうなっさ
中佐がいる
なんでおまえ
知ろうと
してんだよ!!
ん?
あ
ほんとだ
グレン中佐...
早いですね
確か集合時間
までまだ
30分以上ある
はずですが
あたしたちの
思い違いでした
でしょうか?
...あれえ
私や優さんが
聞いてた
集合時間と
違いますねぇ
まさかこれ
私に姉のことを
伝える会
だったとか?
まず
シノア
文句がありそうな
奴の不満を
聞いてやる会
だよ
はい?
おまえの姉は
死んだ
もう
戻らない
鬼になって
刀の中にいるが
制御できてる
俺はあいつに
取り憑かれて
ない
信じないと
言ったら?
知るか
次に優
お?
おまえはもっと
強くなれる
帰って
寝る
...
まじかよっ!!
〈鬼呪〉の使い方は
シノアや三葉に
教えてもらえ
別に俺じゃ
なくてもできる
...って
まじで帰んの?
じゃど
話は終わりだ
ちょっと待て
帰る前につなえ
一つ教えて
くれよ
柊暮人とか
いう奴に
人体実験の
材料に
されてたって
聞いたんだけど
俺はどっかの
宗教団体が
運営してた孤児院で
あいつの
言ったこと
ほんとなのかよ!
俺の家族も
......
ミカや
あそこにいた
孤児院の
仲間たちも
みんな
なんかの実験に
使われてたのか?
なら俺は
なんかの実験体
なのか?
それわかってて
おまえは俺を
利用しようと
してたのか?
...そうだ
で
それ聞いて
ガキが
怒るのか?
利用価値のない
奴を助ける
余裕はないからな
いいや
どうせおまえが
助けてくれなきゃ
俺は死んでいた
おまえには
思を感じてる
だから俺が
気になるのは
俺はおまえの
役に立つのか?
ってこと
だけだ
...おまえが
柊の奴らと
揉めてるとか
なに目指してるとかは
どうでもいい
おまえには
俺が必要が?
必要なら
同じ孤児院
だった
ミカのことも
欲しがって
くれるか?
もし
そうなら...
おまえが
ミカも欲しいと
思ってくれてる
なら...
優くん...
.....
モルモットでも
なんでもいい
おれ
俺はおまえに
全面的に
協力する!
...
だから俺に
ミカの取り戻し方を
教えてくれ!
当然のことを
怒鳴るな
馬鹿が
前も
言ったろ?
俺も含めて
ここにいる仲間は
もう
家族だ
あ
なら
みんなで
おまえの家族を
取り戻せばいい
話は
終わりか?
じゃあ俺は
帰って寝るぞ
...
よし!
そうとなったら
さっそく
〈鬼呪装備〉の
訓練始めようぜ!!
シノア・三葉
教えてくれ!!
ふむ
ならまず
あたしのことは
先生と呼べ
いやだね
これも、これから
なんだと!!
ちょっと~
......
中佐は
信じられても
姉は.....
平気で家族を
裏切る人なんです
けどねぇ...
ん?
どした
シノア?
なんでも
ないでーす
じゃあ~
さっそく
「鬼呪装備》の
訓練をはじ
始めますか?
おう!!
今まではまりますますので、
おーい与一
ん~
待ってね
優くん
どうよ
そっから
バケモノ
見えるか~?
暴走のリュウ
このまま進むと
〈ヨハネの四騎士〉
三匹と遭遇しそう
だよ
だってさ
どうする
殺るか?
ムダに戦闘して
他の(ヨハネの四騎士)を
呼び寄せても
面倒だな
もうこのへんで
「鬼呪装備》の
修業をし
始めるか
シノア?
んーでも
あの修業も
周りをいたい
破壊しちゃう
可能性が
あるから
一匹こっちに
気づ...
あれ
もうちょっと
街を離れたいん
ですけどね~
全員
気付いちゃった
お...結局
戦闘か?
あ
まずい
襲って
くるよ
んじゃ
やるか
あ~でも
僕が
やっちゃって
いいなら
始末
するけど
敵を撃て
《月光韻》
珍しくじしく
自信満々
だな
おまえ一人で
やれるって?
うん
たぶん
これくらいの
距離なら
みんなを守るよ
ん?
あ
すごい
教えてないのに
もう鬼が
具現化してる
やったよ
みんな!
...って
いまおまえ
外に鬼出して
なかったか!?
...あ
うん
出したけど
おいシノア
どういうこと
だよ!!
あいつ具現化
できんじゃ
ねぇか!!
あいつにだけ
修業したのか!?
あーいえ
与一さんはもともと
鬼呪〉の制御能力が
異常に
高かったので
自力で
覚えちゃった
みたい
ですね~
通常は
ありえないこと
なのですか
おまえすげぇな!
どうやったん
だよ!!
まじで?
んと
たいしたことは
してないんだけど
夜寝る時とか
鬼といっぱい
喋ってたら
だいたい
鬼なんかと
なに話すんだ?
なんか
できるように
なったかな~
だけど
それ聞きゃ
いいんなら...
はぁ?
うちの鬼は
俺のこと乗っ取ろうと
する時しか
出てこねぇんだけど
え
そうなの?
んくきっう
昨日は何色が
好きなのか
なんだそりゃ
奥味ねぇ~
って話を
したかな
おい阿朱羅丸
おまえ何色
好きなんだ?
しーん
無視すんなああ
あああぁああ!!!
あ!?
じゃあ
おまえは
鬼ともう
自由に
話せんの
かよ!?
え?
相変わらず
うるせぇ奴
だなぁ
偉そうに
したんだから
当然できん
だよな!?
あ~
いやその...
も
もちろん
だ
あ
あ
おまえいま
絶対
嘘ついたろ?
ついてねーよ
じゃあ
やってみろよ
くだらん
う?
じゃあ...
ちょっと見てろ
おい
鬼箱王
答えろ
おまえの
好きな色って
なんだ?
しーん
チラ!
ほらぁ
その顔を
やめろ!!
いやいや
責めないよ
俺も
できねーし
つまり
おまえも
落ちこぼれ
仲間か
総んな
っつか
いいから早く
修業始めろよ
シノア
じゃあもう
ここで
始めちゃい
ますか
みっちゃん
あたしは
問題ないと
思うぞ
さすがに
これだけ
離れれば...
まあこいつらの
鬼呪装備〉は
無駄に
力だけは
強いからな
......暴走?
修業に失敗して
鬼が暴走
した時は
怖いが......
ん?
なんだよ
別に
...じゃあ
鬼呪装備〉の
本格的な使い方の
講義を
始めましょーかー
やっとか!!
〈鬼呪装備〉は
ゆっくり慣れて
いかないと
すぐに意識を
鬼に乗っ取られる
からだ
俺には
ミカを......
ってか
なんで最初から
教えてくれな
かったんだ?
本来なら
半年くらい掛けて
徐々に...
んな暇
ねぇよ
家族を救う
ための力が
今すぐ必要なんだ
......!
ですが...
優さんも君月さんしも
才能があるので
もう大丈夫だろう
という
グレン中佐の
判断です
与一さんは
まさかの
自力習得
でしたね~
おまえ
まじですげぇ
よなぁ
いや
えへへ
それほど
でも...
でも
優くんも
君月くんも
僕より全然
強いから
きっと
すぐだよ
いや
無理だ
優と君月は
力ばっかり強くて
まるで考えなし
だから
そううまく
いかない
あ?
なんだよ
それ
いえいえ
みっちゃんの
いまの言葉は
変め言葉
です
そもそも
力が強い
凶暴なタイプの
鬼は
なかなか言うことを
聞いて
くれませんので
そして
そのタイプ
は...
使用者自身に
《憑依》して
近接戦闘で
より力を発揮
するタイプが
多いんです
なら俺と優の
〈鬼〉は...
おそらく
グレン中佐と
同じ
《憑依》
でしょう
そもそも
〈憑依〉タイプは
威力が凄い分
不便でー
武器を出したり
消したりする
ことすら
簡単には
できないですし
ってか
そもそも
これ消える
もんだったの?
いつもあたしは
このでっかいのを
背負っていたか?
じゃあ
そう
言われると
そうなん
だけどさぁ
鬼の悪意が
強すぎる場合
...悪意
ね
それに
より深く〈鬼呪〉を
理解するための
リスクも多い
凶暴すぎて
なかなか
消えないんです
阿朱羅丸
おまえ性格
悪いのな
一歩間違えると
暴走する
可能性も
あるので...
だから
周囲に迷惑が
かからないよう
街から
離れています
なるほど..
でーはー
次の段階
いきます
優さくん
ちょっと
みっちゃんと
斬り合いして
どっちが強いか
やってみて
くださーい
よーし
優
ただし
...
この距離を
保って戦う
こと
あたしが
胸を貸して
やる
いやそんな
離れてたら..
じゃ
いくぞ
出てこい
《天字竜》
はっ!!!
まじで!?
まじで!?
この距離で
攻撃できんの
!?
シュウ...
って
なんにも...
おわっ
ちょっ...!!
はい
隙あい~!
やるぞ
阿朱羅丸
力を貸せ
うそっ!??
うっわ
いまの全部
処理しきっちゃうん
ですかぁ...
バケモノ
ですね
んーでも
ちょっと
やばかったかな
三葉おまえ
なかなか
やるな!
あんな凄いの
見せられた
あとじゃ
全然嬉しく
ないんだけど
で
まあ
いまみっちゃんが
見せたのが
〈具現化〉です
鬼に
特殊能力を
使わせるタイプ
ほう!
だが
あんな力が
あるなら
なぜ吸血鬼との
戦いの時に
出さなかった?
ああそりゃ
そうだよな
なんでだ?
出せないん
ですよ
鬼を体から出すと
体内の〈鬼呪〉濃度が
下がって
宿主が弱くなって
しまうから...
あ~
見せます
優さん
ん?
こう?
刀でわたしの鎌を
押してて
ください
じゃわたしも
鬼を具現化
しまーす
出てきて
しーちゃん
わ!!
うわ
ごめん
シノア!?
優さん
ひどーい
...
シソアの馬鹿な
芝居は
置いておくとして
つまりは
そういうことだ
鬼を外に出すと
特殊能力が
使えるが
出すと
自分の体が
弱くなる
田特殊能力
>弱体化
おまけに鬼は
得意な状況も
違う
与一は
おそらく
遠距離
シノアはなるより
中距離
あたしの鬼は
近中距離で
いちばん威力を
発揮する
だが...
身体能力で勝る
吸血鬼を相手に
近接戦での
弱体化は
命取りー
か
だからぐんか
具現化は?
使いにくい?
いえ
まあ
ケースバイ
ケースです
超近距離を
守ってくれる
騎士さんが
いれば
それを俺が
やればいいのか?
俺と君月で
仲間を守る
そうすりゃ
俺たちはもっと
強くなれる...
あはは
そうでーす
つまり
そういう
ことか?
お二人が
わたしたちの
ナイトになって
くれれば...
じゃあ
次の段階
具現化が何か
わかったところで~
今度は憑依に
ついて話します
といっても
さっき優さん
憑依っぽいこと
しましたけどね
さっきって
どれ?
あたしの鬼を
全部斬った
時だ
ふむ
えーと...
よし
あれかぁ
~~~
あれ憑依
なの?
いえ
さらに先に
いきます
さっきの
もう一度やって
みてください
力を貸して
くれ
阿朱羅丸
その状態で
自分の体を
切って
武器にも
「血を吸え」って
言ってみてください
へ?
血を?
なんか...
吸血鬼
みたいだな
まあ
鬼と吸血鬼の
関係には色々
ありますし
ね.....
説明
聞きます?
じゃあ優は
それ聞いて
ろよ
俺が
先にやる
あ...ちょっと
待て君月!!
俺が
先やる!!
いやたりと
二人同時は
だめだ
訓練に失敗して
二人同時に
暴走したら
手がつけられない
ん?
優が俺を
止めりゃいいんだろ
俺が先~!
パシッ
さあ
俺の血を吸え
阿朱羅丸!!!
う...あ
俺と
強くなろうぜ!!!
始まった!!!
え
え
ちっ
卑怯だぞ
優!!
暴走する場合は
すぐ来るぞ!!
戦闘準備!!
さ~て~
どうなるで
しょうか~
ぐう
ううぅう...う
.....へ?
愛くん!?
...これ
どうなった?
また暴走
すんのか?
さあ~?
初動で暴走
しなかったのは
ひとまず
安心ですが
二十時間!?
鬼と融合
できるまでまだ
二十時間くらいは
かかりますからねぇ
はい
その聞いつでも
暴走の危険性が
あるので
街中でのこの修業は
できません
まさか
じゃあ
...その間
仲間の
あたしたちが
こいつを
見守るんだ
ではでは
ここで夜明かしに
なると
思うので
たき火の用意とか
しましょーかー
...
...なあ
ちょっと
いいか?
なんでしょう
?
おまえら
さっきから
仲間仲間
言ってるが
正直俺は
その言葉を
信用できて
ない
軍の上層部
なんの話だ?
俺と与一は
柊の奴らに
尋問を
受けた
聞かれたのは
〝あの戦場で
何があったか。
だ
...で
なんて答え
ましたか?
おまえに
命令された通り
何も知らないで
通した
それが
ええ
正解ですね
正解か?
だがいつまで
秘密なのが
正解だ?
このまま
仲間にも
秘密にし続ける
のか?
グレン中佐が
説明するんだと
思ってたが
こいつの様子じゃ
戦場で暴走
したことも...
...
シノア
おまえを
殺そうとした
ことも
まだ知らない
だろう?
で質問だ
俺たちは
本当に仲間
なのか?
もしそうなら
俺は
こいつが目を
覚ましたら
事実を話す
だがもしも
仲間って言葉が
建前で
優を利用
しようって話
なら...
どうします
?
別に
妹を救うために
金がいるから
ここに留まるよ
だがそれは
仲間だから
じゃない
俺はおまえの
騎士には
ならない
吐き気を
こらえて
仲間ヅラ
するよ
おい君月
口が過ぎるぞ
シノアは
軍上層部から
優を
守るために...
みっちゃん
大丈夫です
.....
君月さんは
見かけによらず
いつも優しい
ですよねぇ
与一さんも
同じ意見
ですか?
妹想い
ですし...
与一とは
もうはな
話し合ってる
柊家に
一緒に拷問
されたんで
しょう?
あの...
僕は...
シノアさんたちが
優くんのために
秘密にしてると
まだ
思ってます
が...
僕らは
でも...
ちゃんと説明が
欲しい
と
うん
そうですね
仲間
だよね.....?
仲間で
いたいと
少なくとも
わたしは思って
ます
だから
優さんが
目を覚ましたら
全部話しましょう
それは
優さんのことだけ
じゃなく
わたしたち
仲間
みんなの
話を
血を
ひどく渇く
人間の血を
渇く
飲ませて
くれー
はっ...
はっ...
人間の...
...くそっ
人間の
血が...
欲...
...くそっ...
苦しいよ
...
優ちゃん...
終わりのセラフィーナは
クス・ウェルト
ミカの同僚として
出てくる吸血鬼です。
貴族階級ではないのですが、
かなり強いです。母「の姉の血を吸って殺したのは彼です。吸血鬼側の影。
定はまだまだ秘密が多いのですが、
すでに出ている伏線として、なぜ、ラクスは...というところの続きを
考えてもらえると......でもやはり秘密(笑)
プチ情報として、たまにネームの際たきんに、ラクスではなく、ブラス
クラと間違えて書かれていて、美味しそうなバン球子の名前に変わります。
ラクス「ちょっ...
でも実は、ラクスはひそかにガーリックラスク愛好家で、将来はガー
リックラクスというダジャレのような名前の店を出そうと計画...。
ラクス「嘘はっかつくんじゃねぇええ!」
こんにちは。鏡貴也です。今回はこの二人です7
でも表紙が与一の時にラクスを書きたかったんだよねー。だからそ
句は与一に言って。
与一「え、僕のせい!?」
やる!」
母一「えええぇぇぇえぇええっえぇ!?
レーネ「......こは私の項目のはずなのだが」
レーネも強いです。ミカもそうですが、貴族酵絨ではない吸血鬼にも、
強い吸血鬼はいますと設定資料よっぽいことを最後につけ足して今回
は終了
ラクス「おまえのせいかぁあああああ!よし、おまえの血も吸って
ら、ねで!」でも
やはりミカの同僚
の吸血鬼です。ですが
ラクス同様、まだ全然作中
で設定が出てないので、以下秘密。活躍は7巻以降です
レーネ「えっ!?」
ラクス「おい、ちょっとさっきからひどすぎるだろ!!秘密になるな
ら、秘密じゃなくなってから認識定資料書けよ!せめてその7巻以降
ーネ...
Setpabofftycend
あとがき
こんにちは。
原作&脚本をやっている鑑賞地です。
いやー、設定資料金を書いていて思ったのですが、ページ数が少ない場合は、オマケ掛け
合い集のようになってしまいますね。
さておき、コミックス9巻。いかがでしたでしょうか?
柊家の本格教授によって、みろみろ世界観が広がっていきます。普段はラノベ文服でやっ
ている、「終わりのセラフ
いた怪談彼や、格禁人が警援を始めます。(小説では高校生でしたが、立派になりました。
世界は?吸血鬼は?日本帝鬼軍は?人間は?
そして、僕とミカは?
『終わりのセラフ』はここからが本番です。
みなさん、応援よろしくお願いします!
今一週グレン、16歳の破滅」で、世界崩壊前にグレンと頑張って
こうした記事には
鏡貰也
DIGITAL
SHUESBAUMPCOMIS
5巻
終わりのセラフ
鏡貴也
@鏡賞也:2014.20!4
山本ヤマト
◎山本ヤマト2014.20!4
降矢大輔
...の降矢大輔・2014.2914
初版発行
デジタル版発行_2014年
2014年
発行所・集英社
http://www.shueisha.cojp
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