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andoraHearis
バレドラハーツ
ウ
ndora
earts
PandoraHearis
JunMochizuki
Betrace...
...
無色の闇
!?
AndroidPhoneでは、こちらで100mmの
Retra.e.O.Cissia.xへとhtta:
Retraie:C
・ssia:
光へと仲ばす手
41
C.Omrightis
R.etrace:CI
Oswald
終着点:
81
Betrそんなことは、
...UPSerT
子供都屋の英殿
...
でも、これはこのままではないでしょうか。それでもない。
Betrac...
黄金のBI下がりに
...
...
R.etrace:OHI
Call.ourname
アリスの黒うさぎ
16?
「Hottace:CIIICall」「Our.name...アリスの願うとさ
「トレイス」
Retmace:XCIX
シンプレーション
それはそうですね。俺は
ジャック...?
ああ...
やっぱり...
君だったね
グレン
グレン...
パンドラハーツ@
オズ...
その服の血
君のもの
だけでは
ないね
ここに来るまでに
また多くの人を
手にかけてきたのがい?
ひどいことをするなぁ
どの日が
ほざくのだ
ジャック
...
......
この時の
オズワルドは
“鎖”の崩壊を
くい止めるために
チェインを全て
遣わしちまっている
そんな状態で
ジャックの
黒うさぎに
勝てるわけがない
馬鹿だな
あいつは
へ!
ここで
ジャックを
止めれば
殺せば
駄目だ!
......
ジャックを殺せば
歴史が
大きく変わる
黒うさぎどころか
私自身も
ここから消えて
しまうだろう
アリス!!
チェシャ...
よし!!
ここは
任せたぞ!!
...なぁグレン
何をそんなに
怒っているんだ?
わからないのか
わからないよ
私はただ
レイシーの望みを
叶えたかっただけだ
なのに
君が...
そのために
そんなことのために
この世界が崩壊しても
構わないというのか
貴様は...!
うん
おかしいかい?
...おかしいん
だろうね
きっと
「ジャック!!
ベザリウスは
ここにいるのに
どこにもいない存在」
そう評した
君は正しいよ
グレン
私にはね
「自分」と
いうものが
よく
わからないんだ
レイシーが
いなくなって
からの8年間...
パンドラハーツの
もう一度
彼女に会いたい..
その目的に縋って
必死に
生き続けてきたよ
生きるために
人を欺く術を
取り入る方法を
学んだ
...君に
話したら
自分の
持ちうる全てを
武器として
利用した
汚らわしいと
言われてしまう
ようなことも
沢山..
沢山してきたんだ
ただ
そうしている
内に
段々と
わからなく
なっていった
自分が今
どんな顔を
しているのか
笑える
だろう?
他人だけでなく
自分自身の感情も
欺き続けてきた結果
「本物」がどこにあるのか
わからなくなって
しまったんだ
オズワルド
君のことを
大切な友人だと
思っている
ギルバートと
ヴィンセントだって
可愛い友人達だ
守りたいと
思う
でもそれが
本心なのか
無意識にそう...
演じている
だけなのか
私にはもう
わからないんだよ
現に私は
なんの躊躇もなく
ヴィンセントを利用し
ギルバートを
斬って捨てられた
今だって
こうして
邪魔な存在である
君を殺そうと
しているのだから
パンドラハーツの
くそ...
くそ...!
私はね...
怖かった...
自分が何者か
わからない
ことは
私にとって
たえがたい
恐怖だったよ
は...
だからね
いつしか
私は
レイシーを
憎むように
なったんだ
出会って
しまったことを
憎んだ
助けられたことを
呪った
彼女が発した
言葉も
歌も
全てが私を縛る鎖だった
全てが
私を縛る
鎖だった
...だが
同時に
気づいたんだ
彼女を憎む
その表情は
むきたしの
感情は
まぎれもなく
私の
「本物」であると
レイシーがいれば
私は「自分」を
認識できる
側にいられない時の
切なさも
触れられた時の
愛おしさも
安らぎも...
生きていると
実感できる
そう!
私は
生きていたい!
そのために
レイシーが
必要なんだ!
いつ見ても
面白い男だな
彼は
...あれが
ジャック!!
べザリウス...?
......
勝手...
ん?
ジャックも
勝手だよ
勝チ勝手勝手!!
あんたも
こいつも
みんな勝手だ!!
そうだ
自暴自薬に
「グレン」を演じて
みたかと思えば
すぐにその座を
オズワルドに
明け渡し
そして
その身勝手さに
反論すら
できないのが
今の君だよ
だからもう
いい加減
決めちまえよ
かと思えば
その時々の
衝動で
騒ぎ立てる
なんの主張も
ないままに
それとも
このまま
静観するか?
自分の
したいことを
まぁそれも
一つの選択だな
オズワルドが
このまま
過去の改竄に
成功すれば
ここでジャックを
殺す以上に
大きく物語が
書き換えられる
レイシーが
殺されれば
ジャックが
バスカヴィルに
近づくことはない
ジャックが
いなければ
オズワルドが
殺されることも
なくなる
その結果
君が「グレン」に
選ばれる可能性も
低くなるだろうな
僕が
グレンでは
なくなる...?
それは...つまり...
そこには君が死ななくて済む未来があるということ?
...僕
どれだけ
過去に手を
伸ばしても
...は...
そこに貴様の
未来はない!
たとえ未来に
おまえの存在が
消えて
なくなったと
しても
それでオレが
幸せになるなんて
絶対に
あり得ないぞ!!
なぜなら
過去を改竄
した時点で
弟という
存在が
消えた時点で
それはもう
「おまえが
護ろうとしている
ギルバート」では
なくなるからだ!!!
うる
せえな...
言われなくても
知ってんだよ
今のリーオを
見たら
エリオットなら
必ず一発
ぶん殴る!!
それくらいの
ことなら
オレにだって
わかるんだ!!
わかったような
口ききやがって
一発
殴られる?
笑わせんな
エリオットが
今の僕を
見たらきっと
半殺しじゃ
すまないよ...!
主人!!
...シャルロット?
坊や達と
戦う気は
もうないわ
グレン様を
追っているん
でしょう?
バスカヴィルなら
あの方の力を
たどれるし
屋敷の構造にも
詳しいわ
ついて
らっしゃい!!
グレン様!
ヴィン
セント
僕の主人は
君だ
だから
君の望みを
僕に
教えてくれ...!
君を護ると
誓ったんだ
ごめん...
...どれだけ
エリオット
駄作だと
罵られようと
この物語は
僕にとって
尊いものだ
君を
救えるかも
しれないのに
君がいてくれた
物語を
否定したくないんだ
...僕は
過去の改竄なんて
認めない...
......
君も
勝手だな
!!
ハッ...
......
アリス...
アリス...!
...アリス...
...やはり
私の姿は
視えないのか
だが
おまえには
視えている
はずだ
アヴィスの核
!
ギル!
アリスは
塔の上だ
......
行け!
おまえ達は...
何を...
過去を
変えずに
オレ達は
アヴィスを
元の状態に
戻したいんだ
力を貸してくれ
グレン
私はアリスを
助けに来た
...助ける...?
アヴィスの底にいる
あいつに
会わせてくれ
そうだ
私達は
核から
いや
アヴィスの意志から
アリスを
解放する
RettaceXCCIX、Shade
アリスを
解放する...?
〝鎖〟の崩壊を
止めるには
アヴィスの核の
力が必要だ
そのために
オレ達は...核が
力を制限なく...
使える状態に戻す
黒うさぎの力で
アヴィスの意志の
躯を破壊する...!!
つまり
貴様は
その手で
もう一人のアリスを
殺すと言っているのか
Retrace:C
!
よく
わからない
解放...
それはつまり
もうこの子と
一緒にいられなく
なるということ...?
心も体も...既に
崩壊寸前の
はずだ
教えろチェシャ!!
アヴィスの意志が今
どうしているのかを
そうだ
アリスはもう
核の力を
受けとめて
いられない
アリスは
もう
チェシャのことを
見てくれない
パンドラハーツの
あれ?だれなぁ
わか...!渡さないで
帽子屋に
ボロボロに
された時も
何も言って
もらえなかった
きっと...
チェシャがアリスの
大切な記憶を
守れなかったから
怒ってるんだ
もう
アリスを
自由に
してやれ
あいつも
それを
望んでいる
そんなの
嘘...
私はもう..
アヴィスの意志で
いたくない!!
壊して
嘘じゃない
その願いを
直接託された
者がいる!
壊して
私を
「アリス」を
助けて
あの子を
おまえは
知らないだろう
そんなアリスの
想いを
私は見た
あいつは
苦しそうに
泣いていたよ
アリスは!!
私とあいつ
二人だけの
あの場所で
ちゃんと
壊れないように
大事にしてる!!
もう
レイシーが
残していってくれた
大切な躯だ!!!
...どれだけ
おまえが大切に
思っていても
どうしようも
ないんだ
いやだ!!
...!?
この子が
いなくなるのは
まだ...
...
えるのはァァ...
.....!
マス...ター...
ジャック...!!
......?
なんだ...?
まさか...
この空間の時が
静止しているのかーー?
さっきの
光が
原因か...!
く...
無事でいろよ
バカウサギー!!
んン...
アリス...!
そうだ...
でじまえは
着にし
わタ...
あの子も
え気に...
なるかもじれな
アリスは...
わたさない
そうだよ...
ずっとおっと
緒にいる
鴉!
なん...だ
これは...!
おいバカウサギ
おまえ
何をした!?
私はただ...
おまえ達が
アヴィスの意志の
所へ行く必要がある
と言っていたから
核に連れていかせようと思っただけだ!
核に連れて
いかせようと
思っただけだ!
アリス
アリス
アリス
アリス
アリス
そして
魔をするなぁあぁぁ
!?
空間が..
割れる...!
アヴィスの意志の
躯を
破壊するたと...?
それが
どういうことか
わがっているのか
グレン様
アリスを...
殺す...?
やっぱり
おまえ達
みんな
アリスの
敵か...!!
今
アヴィスの核は
肉体を得たことで
アヴィスの意志と
呼ばれる存在と
なっている
もしその分離に
失敗すれば
歴史の改竄
どころではない
過去も未来も
この世界そのものが
消失するかも
しれんのだぞ!!
わかってる
でも
希望だってある!!
オズ
アヴィスの核の
力なら
”鎖の崩壊を
止められるかも
しれない
主人が...
よく話を
聞かせて
くれたんだ
黄金の
光が舞う
アヴィスのこと
まるで
お伽噺のように
語られていたが
世界を縛る
目には視えない
鎖のこと
その話が
あったから...
オレはまだ
ここで
立っていられる
そして
全てを生みだす
力を持つ
アヴィスの核のことを
今思えば
幼いオレに
世界の仕組みを
理解させる
意味合いが
あったんだろうな
ギルを通じて
オレ達に
その希望を
与えてくれたのは
他ならぬ
あんただ
オズワルド!
そんな
僅かな
可能性に
縋ってまで
何故
そうまでして...
私の邪魔をする..!
何故だ...!!
オズワルド...?
そうか...
もう
時間か
グレン様!
どうか
お止め
ください!
間違っているんです
きっと
こんなやり方は...!!
黙れ!!
正さなければ
ならないのだ!!
私はグレンとしての
責務を
果たさなければ
ならない
己の
過ちを
ジャバ
ウォック..
様子がおかしい...
バイオ
グレン様が
チェインを
制御しきれて
いない...?
塔の最上階へ
核を刺激する
アリスを
止めなければ
!
多分オレ一人じゃゃどうにもならなかった
でも
ギルが
オレ達に
道を
示してくれて
アヴィスの意志と
魂で繋がっている
アリスがいて
オレを
護ろうと
してくれた人達
今も
戦ってくれている
人達
そして
誰も
知り得なかった
アヴィスの意志の
願いを
届けてくれた
フレイクがいる
そんな小さな光が
繋がって
重なって
たしかな
希望となって
今絶望を照らしている
オレは...その光に
手を伸ばし続けると決めたんだ!!
ご続けると決めたん
あんた
本当は
もう
やめよう
オズワルド
妹のことを
殺したくなんか
ないんだよ
過去を改竄
したいなんて
思ってない
だから
自分の意志に
勝る程の
強い想いを持った
“誰か”に
止めてほしいと
願ってるんだ!!
アリス...
アリス
アリス
さあ...
一緒にいっ
!
そして...
これからも
にはようね...
一光へと伸ばす手ー
Hettace().Ossia
ねえ兄様
私思うの
深い深い
アヴィスの底で
ずっと一人だった
「あの子」は
ただ...
寂しかったんじゃ
ないかって
Rettace:CI
!?
グレン様!
...寂しい?
ええ
ずっと
ひとりで
寂しくて
...でも「あの子」には
それが寂しさで
あることすら
わからない
誰か」を
それでも
ずっと
求め続けた
「あの子」は
暗くて冷たい
闇を
かきわけて
自分の下へと
たどりつく
ことのできる
そんな
「あの子」の
寂しさから
そんな風に
思うのよ
願いから
生まれたのが
私のような
禍罪の子なんじゃ
ないかって
私
私
やっぱり
おかしいかしら?
それが
おまえの出した
答えならば
おかしく
などない
それは
紛れもなく
おまえにとっての
真実なのだろう
私は
レイシーを
アヴィスに堕とす
その前に
おまえに
何もして
やれなかった
だが私は
それを
選ばなかった
私は
レイシーの
兄でいること
よりも
ジャックに全てを話し
彼女を連れて
逃げるよう頼むことも
できたはずだ
バスカヴィルの
長で
あることを
選んだのだ
にも関わらず
ジャックの歪みに
気づきながらも
奴を遠ざけようとは
しなかった
これ以上
深入りするな
ジャック
:私は
おまえとは...
友のままで
ありたいのだ
ー矛盾
結局は
私の弱さと甘えが
最悪の事態を
引き起こした
汝の罪...
それは
レイシーッ
バスカヴィル
アヴィスの平穏を
習かす
その禍罪の眼を持って
生まれ落ちた
ことである
おまえは
最後の瞬間
私になんと
言ったのだろう
......
おまえが吐き出したその想いを
おまえが
吐き出した
その想いを
私は
聞きとることが
できなかった
兄様...
それがどんな
怨嗟の声で
あったとしても
私はそれを
受け取めなければ
ならなかった
はずなのに
まずい
このままじゃ
また時の渦に
飲み込まれる...!
ひとつに
なろう...
アリス・
ずっとずべっと
一緒にいよう!!
な...!?
リス
アリス!!
何これ
バスカヴィルでも
流れに...
逆らえない...!
アヴィスの核の
暴走か...!?
喰い
干切られる...!
記憶の渦が
あ
耳を劈ぐ
聲となって
襲いくる
ァ
体も
意識も
あ
バラバラに
?
!!
!?
蒼が...
消えた?
これは...
何か
聴こえる...
歌だ
歌が
聴こえる
レイシー...
レイシーの歌が
私達を護り
導こうと
している...?
そんな
筈はない
過去へー
これはただ
チェシャ猫の妨害が
なくなったことにより
私が本来目指した
レイシーが
アヴィスの核に
接触する前の
時間軸へと
向かっている
だけのこと
それによって
レイシルに関する
他の記憶までもが
引きずられてきて
いるに過ぎない
レイシーは
もういない
レイシーッ
ハスカヴィル
彼女は
汝の罪...
それは
アヴィスの平穏を
脅かす
その禍罪の眼を持って
生まれ落ちた
ことである
私が!
この手で
アヴィスへと
堕としたのだから
この
記憶は...?
......!
兄様...
!
視えている...!?
レイシーの
禍罪の眼には
時を渡る
オレ達の姿が
ごめん..
...
レー
レイシー
あの時の
私にではなく
今の私に
向けられたもの
だったー
おまえが残した
最後の言葉は
どうして
そんな
一瞬で全てを
悟ったかの
ような
謝るんだ
困った顔で
笑わないでくれ...
着いたぞ
ここが..
オズワルドが
目指した過去
恐らくは
あいつとレイシーが
まだ
バスカヴィルとして
目覚める前の
あいつが
”ただのオズワルド”で
いられた記憶であり
あいつに
とっての
終着点でも
ある
あんた本当は
過去を改竄
したいなんて
思ってない
妹のことを
殺したくなんか
ないんだよ
だから
自分の意志に
勝る程の
強い想いを持った
誰かに
止めてほしいと
願ってるんだー
...
...ここまでだ
私に
レイシーは
殺せない
にいさま!
レイシー!
だめじゃないか
ガッ...
あっちで
待ってろって
言っただろう
なんとか
寝られそうな
場所を
見つけたよ
今日はそこで
休もう
うん
ぎゃ
いこう
...クレン
様...?
え..
!?
レヴィ
これは
どういうこと
どうって..
見た通り
だよ
いいか?
当代のグレンは
君なんだ
リーオ
オズワルドは
それを無理矢理
押しのけて
体の主導権を
奪っていた
...オズワルドだって
それを承知で
動いてた筈さ
これは
当然の
結果であり
グレン
グレン様...!
!
...
頼む...
む..
シャルロット...
...私...か..
消え
当代...
リーオ様のことは
私達が
支えてみせます
お任せ
ください!
私は
グレン様
貴方の
部下です
貴方が救おうとした
この世界を
このまま壊させたり
しません
ですから...っ
―...
...悲しいの?
さぁ
わからない
ただ
涙が
溢れてくる
だけだよ
...!!
リーオ...?
!?
僕を鎖で
ぶっ刺して
くれたな!
...よくも
ふんっ!
あれは
オレじゃない!
ジャックが
やったんだ!
この腕も!
見てよこれ
ザークシーズ!!
ブレイクに
斬られたんだ
ブレイクの
悪口言うな!
ポカッ
僕はピアノを
弾くんだよ!!
てくげさん
知らないよ!
その状態の
オズワルドじゃなきゃ
オレなんて
瞑殺されてるっつーの!!
ありがとうございただき、
この..
馬鹿オズ!!!
うっさい
あほリーオ!!!
アリスが
連れて
いかれた
力を
貸して欲しい
リーオ
多分...
アヴィスの核に
わかってるよ
僕は
過去の改竄を
良しとしない
リーオとして
グレンとして
その方法に
頼らずに
“鎖”の崩壊を
止められるなら
なんでもするよ
オズ君...!
アヴィスを
正常な状態に
戻せるのなら
―...
歌が
聴こえる...
私は..
この歌を
知っている..
遠い昔に
誰かが
歌ってくれていた
ような
キミっ
!!
鴉...!
覚えてるか
オレ達は
暴走した核に
ここまで連れて
こられたんだ
ボェエ?
違う!
違うヨ!
おまえは勝手に
ついてきた
だけだヨォオ!!
この子が
欲しかってるのは
アリスだけだヨ!!!
アリス...
なろう
そうすれば...
きっと、ワクリストは
まだ元気に
なれる...
黙れ!!
オレはオズから
こいつのことを
任されているんだ
勝手なことは
許さない!
オズ?
オズって
誰?
他にも誰か
来るの??
無理ダヨ
ここには誰も
入ってこれナイ
今のアウィスは
荒れ狂う
漆黒な嵐
その中に入れば
みーんな
バラバラ
オズは来る!!
そうだろう
バカウサギ!!
絶対に!!
!?
本気なの?
オズ君
当然だよ
アヴィスの最下層に
行くって..
簡単に言うけど
核が暴走している
今のアヴィスに
飛びこむのは
自殺行為よ
確実に
最下層へと繋がる
“道”でも
発生しない限り
あるよ
方法なら
ここに
えっと
オレ達は
この刻印の
力を使って
アヴィスの意志への
道を開く!
一終着点ー
RedmaceCl.Osyald
胸の刻印は
契約者の
タイムリミット
刻印の針が
一周した時
契約者は
アヴィスの
最下層へと
堕とされる
それが
違法契約者に
用意された
最期
...成程な
あれだけ遠慮なく
黒うさぎの力を
使っていたのは
刻印の針を
早く進める
ためでも
あったのか
確かに
刻印の力を
利用すれば
最下層への〝道〟は
開くだろう
...だが
わかっているのか?
刻印の針が
一周すると
いうことは
つまり
リトレイスの
Rettace(C)I
!
何...?
ンドラハーツの
ロ...ティ...
さん..
ロッティー
ダグー
きこえるかぁぁあ!!
!!
!
っ...!?
リリィ!
むまずまぁおおっちゃんにーーーっ
こっちにおいでリリリィ
ぷるぷーーっ!?
よかった..
まだ影が
繋がって
いる...!
一角獣...
シャロン
ちゃん!?
よかった...
こ無事
てしたか...!
うん...
シャロンちゃんも
...
はい!
レイムさんも
経てすよ!
オズ様?
アリスさんと
ギルバート
さんは?
チェインの力が
乱れていて...
そちらの状態を
視ることが
てきないのです
え
レイムさん?
なんで?
一緒に
いらっしゃるん
でしょう?
この繋がりも
そう長くは
保ちません
...
二人は
ここには
いない
でも
これから
迎えに
行くよ
ロッティ
お願いが
ある
オズ様
皆さんで一緒に
帰ってきて
くださいね
私
お茶会の
準備をして
お待ちして
いますから
ありがとう..
シャロンちゃん
うん
...一角獣
影が
繋がっている内に
一人だけそっちに
戻したいの
できる
かしら
!
やって
みます...!
...
パンドラハーツの
ヴィンセント
様...?
え...?
...
嫌です
私...だいじょう
大丈夫ですから
ヴィンセント
様ー
...僕は
おまえの
ことなんか
好きじゃない
...ずっと
目障りだった
だから...
消えて
ほしいと
思ってたんだ
トン...
さよならです
エイダ様
一角獣...!!
もう少しだけ...
がんばって...!
!
エイダ様
!
まずい..
この空間も
崩壊しはじめて
いる...!
一角獣に
乗ってください!
急いで黒い街を
出ましょう!
鴉...
くそ...
やりづらい!!
核を
傷つけたら
何が起こるか
わからない以上
こっちは
バカウサギを
守ることしか
できない...!
テリス...
ッッス・
...もうやめろ!!
たとえ私を
取り込んだと
しても...
アリスは元には
戻らない!!
ない...
まだ
ちゃんと
アリスの声に
耳を
かたむけろ!!
茶だ
まっち
あいつが大事なら
ちゃんと
その望みを
聞いてやってくれ!!!
はぁ
...
ドキド
ゆら...
なあに...?
コレは
......
ごめんなさい
違ったわね
あなたは
誰なの
かしら
イシー...
きみが
いと...
とても...
さむい...
だれか
緒に
いたい
けど
鴉!!
バ...
いた
いいだ
...鴉っ!!
おまえの
言葉は
正しい!!
オズが
やって来るぞ
待っていろ!!
アリス!!
みんな...
ふきとばされ
るんじゃ
ないわよ...!
”道”が
開く...!
あ
この
引きずりこまれる
感覚
「成人の儀と
同じだ
ずいぶんと
遠くへ
来たんだ
なぁ...
オズ
...いいのかい?
私を
人に
してしまって
オレが
あんたに
伝えたかった
ことは
うん
もう全部
言ったから
きようなら
ジャック
来る...?
!
オズ...
刻印の針が
一周すると
いうことは
つまり
人間とチェインとの
契約が
完了したということ
...長い間
待たせて
しまった
ようだね
契約者は
アヴィスの
最下層へと
堕とされ
チェインは
契約者との
つながりを
断たれる
ジャック...?
約束を
果たしに
来たよ
アリス
一子供部屋の京駅一
RetiacerCllThe下Wisery
オレは
あんたが
嫌い...
大嫌いだ
でも
オレと
取引しようよ
ージャック
取引...っ
もうすぐ
オレは
刻印の針が
一周して
この体をあんたに
返すことになる
その時が
来たら
アリスを迎えに
行ってあげてほしい
彼女は
今でもあんたが
来てくれるのを
待ってるー
口の中で、
RetiacerCll
アリス
・ジャ
ック...?
!?
!
アヴィスの意志が
ジャックを
拒絶している...!?
そんな...
どうして...!
そう
君の名前
アリスと
いうのかい
私はジャック
ジャック!!
ベザリウス
だよ
あっあっ
いつか君を
迎えに行くよ
空に架かる虹や
一面の花畑
他にも沢山の
美しい世界を
一緒に
見に行こう
あぁっははぁ
あ〜っ...あああ
...これは
困ったね
ギルバート
力を貸して
くれるかい
ああ...
すまないね
オズではなくて
彼女と話が
したいのだ
けれど
頼める
かな
...こうなることは
オズとバカウサギと
3人できちんと
話し合って
決めたことだ
貴様に
頼まれようと
頼まれまいと
オレは、一人の意志を
尊重する!!
主人...!
わかってるよ
僕は
僕にしか
できないことを
やりに来たんだ!!
!?
力を貸して
エリオット..!
今
僕がすべき
ことは
かつて
オスワルドが
そうしたように
黒翼のチェインの力で
できる限り
〝鎖〟の崩壊を
くい止めること
ジャバウォック
だけでどこまで
やれるかは
わからない
けど...!
あー
成程なー
アヴィスの力が濃い
ここからなら
より効果的に
銀〟に千渉できると
考えたわけか!
なら鴉の彼も
協力させた方が...
いや待て
グレンとして覚醒
していない彼では
そこまでの力の行使を
認められていないか...
ごちゃごちや
五月蝿いな
いいからあんたも
手伝えよ!!
え?俺??
やだよ
オズワルド
みたいに
消えたくないし
関係ない
当代グレンは僕だ!!
僕がやれと言ってるんだから
黙って言うことききゃいいんだよ
このタレ目野郎!!!
ぶあっははは!!
いいなぁリーオ!
うじうじと
躊っていた時より
今の方が
ずっといい!
いいだろう
当代グレンの
意志に従い
黒翼の制御に
手を貸してやる
だが...
わかってるな?
俺は退屈な物語には
興味がない
この先に
続く
「物語」で
しっかり俺を
満足させてみろ
リーオ
......
当然
だっ!!
高みの見物
決め込んでる
潜む瞳も!
この世界を
滑稽と
ほざきやがった
あんたも!
おまえらの腹の皮
捩れるくらいの
最高傑作
提供してやるから
覚悟しておけ!!
くそ...!
流石に血を
流し過ぎたか
意識...
が...
ヴィンス...
ほんと
一人で無茶
しすぎなんだよ
兄さんは!
はぁあ!?
おまえにだけは
言われたく
ないんだが!?
僕は
いいんだよ
なんで
弟だから
どういう
理由だ!!
...リーオに
ついてなくて
いいのか
僕は僕に
できることを
してこいって
言われたよ
大丈夫
ロッティ達が
いる
...そうか
死刑執行人!
もう
大丈夫
なのか?
......
死刑執行人は
ただの
カ.....
チェインで
あって
僕を縛る
過去じゃ
ないんだ
はははっ
行くぞ
ヴィンス!
...
ジャック
僕は
ギルを傷つけた
君を許すことは
できないよ
でも
君がみつけて
くれなければ
僕達兄弟は
死んでいたかも
しれない
それに...
君が僕の眼を
好きだと
言ってくれたことは
本当に嬉しかったんだ
多分...
同じなんじゃ
ないかな
アヴィスの意志も
きっと
...好き
好きよ
ジャック
あなたが
来てくれるのを
ずっと待ってた
嬉しい
あなたと
ずっと一緒に
いられるのね
やっと迎えに
来てくれた
これで
私
.....
...駄目っ!!
ふっ
うっ
ううう...
駄目よ
これ以上
彼を
求めたら
私はまた
大切なものを
失ってしまう
失った...?
ワイオリ
思い出せない
私が?
何を?
私は何を
失ったの?
う...ぅ
どうして
思い出せないの?
こんなに
苦しくて
悲しくて
寂しいのに
怖い
どうして
どうして
どうして
どうして
あぁあ...
どうして
どうしてこんなに、孤独なの?
もう嫌!!
もう嫌よ
こんなのおぉぉ...!!
誰か:助けてよおぉおお!!
!?
リスノ
助けに
来たぞ!
あなた..
は...?
...
...視えたか?
私の記憶が
破り捨てられて
しまった
おまえの記憶は
もう戻らない
だが
私の記憶を
共有することは
できる
私は
おまえで
おまえは
私
私達は二人で
アリス」
なのだから!
...アリス
アリス
アリス...
どうして
あなたが
ここに...?
何を言う
自分で
取り込んで
おいて
!
ああ違う
やったのは
アリスでは
なくて
アヴィスの核
だな
そんな...!
アリス..
それに...
刻印の針が一周して
私の中にあった
黒うさぎの力は
全てオズへと
還ってしまった
問題ない
結果的に...
取り込まれた
ことによって
今...おまえと
話ができている
直に
「黒うさぎのアリス」
という存在は
消えてなくなる
だろう
黒...うさぎ...
オズ...?
ああ
あいつも
一緒だぞ!!
ごめん
遅く
なった
オズ!!
ジャック
アリスを
迎えに行って
あげて
そして
話して
あげてほしい
本当の
ことを
あんたの
声なら
きっと
アヴィスの意志に
届くから
...オズ
それでは
ただの
"お願い”だ
!取引に
なっていない
その願いと
引き換えに..
君は何を
与えてくれると
いうのかな?
.....
”鎖”の崩壊を
止めてあげる
はは!
おかしなことを
言うね
わかって
いるのかい?
そもそも”鍵”を
破壊したのは
私なんだよ?
わかってる
だから
それが
間違いだったと
あんたに
わからせてやる
...ジャック
前に
言ってた
よね
アヴィスは...
自分にとっては
”墓!
なんだって
あんたは
オレが届けた
レイシーの
記憶のカケラを見て
生きるための理由を
作り上げた
レイシーが
眠る
このアヴィスに
彼女が愛した
「世界」という
花束を
手向けようと
している
でも
違うんだよ
レイシーが
こんなことを
望むはずが
ないんだ
絶対に
絶対...っ
どうして
そんなことが
わかるんだい
わかるよ
だって
あんたは
知らないんだ
本当の
アヴィスの姿を
まだ
アリス達が
生まれる前の
黄金に輝く
光の世界を
あんたは
知らない
だから
こんなことが
できてしまう
レイシーの
想いを
はき違える
あそこだけじゃないのに
彼女が...
レイシーが
愛した
世界は
そんなこと..
信じられないなら
オレの顔を
よく見ろよ
嘘を見抜くのは
得意なんだろ?
オス、君は本当に愚かな子だね
だったら..
わかるはずだ!
私がそんな
下らない
提案にのると
君の言葉を
信じると
本気で
思ったのがな
もう少しで
あの世界の
全ては
アヴィスへと
墜ちる
やっと
レイシーの
望みを
叶えることが
できるんだ
私は
ただ一言
彼女に
囁いてあげる
だけでいい
オズ達の言葉に
耳を貸しては
いけないど
それで
全てが終わる
なのに...
どうして
わたし
ちゅうるちょ
私は撮影しているんだろう?
...ねぇ
ジャック
あらゆる
角度から
眺めてみて
残酷で
滑稽で
美しい
この世界を
あなたには
信じられ
ないかも
しれないけど
世界はね
本当に
美しいのよ
いつか
あなたにも
あそこを
見せて
あげられたら
いいのにね
アリス
私はね
ずっと
君に嘘を
つき続けて
きた
私には
何よりも
大切な女性が
いる
私は
こんなことを
話しているの
だろう...?
その女性に
もう一度
会いたくて..
そのために
君達アリスに
近づいた
なぜ..
違う
彼女が愛した
世界を
アヴィスを
届けたかった
だから
君に頼んで
黒うさぎを
作らせた
こんなことを
言いたいんじゃ
ない
なのに
君のため
だとか
迎えに
行くとか
どうして
全部..
全部が
嘘だ
どうして
全ては
止まらない
私の
ためで
私は
どんなことを
してでも
ただ
生きて
いたくて
それが..
あなた?
それが...
私の
知らなかった..
本当の
ジャックの
姿なのね
私...
ずっと
怖かった
あなたの
ことが
大好きなのに
あなたのことを...
何もわからな
かったから
不思議ね
全て嘘だと
知って
私
どこか
ほっとしてるの
まっしろで...
まっくろで...
こんなに
苦しいのに
どうしようも
なく...
寂しいひと
やっと
あなたを
みつけた
あなたが
ねえ
うさぎさん
お願いよ
ジャックを
この深い深い
穴の底まで
連れてきて
頂だい
オズ
彼を
ここまで
連れてきて
くれたのね
本当に
私の願いを
叶えてくれた
ありがとう
あなたが
やろうと
してること
アリスから
全て
聞いたわ
オズ
私と
契約を
...うん
オレは...
君を壊す
君と
アヴィスの核の
繋がりを
絶つために
そこへ行く
オレの
大切なアリス
名前を
呼んで
ええ
ーッオズ!!
私の
アリスの
愛しい
黒うさぎ
一アリスの黒うさぎー
Rettace(CIIICall.yonurname
パンドラハーツの
そこは
全てを飲み込む
闇だと
誰かが言った
でも
決して...
光がなかった
わけじゃない!
...ズ
オズ
あれ..
ギル...
アリス..
オズ!
何も言わずに
勝手にどこかへ
行くな!
オズ...いくら
暖かいといっても
こんな所で寝ていては
風邪をひいてしまうぞ
ごめん
気持ち良くて
うとうと
してたー
疲れたなら
早めに
切りあげ
ようか?
んーん
大丈夫
むにっむにゃ
.....
晴れて
良かった
なあ
ヘン...
チリー
オズ!猫だ!
猫がいるぞ!
猫?
今日の招待客の
誰かが
連れてきたのかも
しれないな...
あっ
あ
本当だ
うまそうだ
食うな。
行っちゃった..
あ!
こんなとこに
いやがったか
チビ!
パンドラハーツの
!
エリオット!
リーオ!
二人共
久しぶり!
おう
素敵な招待状
ありがとう
オズ君
うんっ
来てくれて
すっごく
嬉しいよ!
うぜぇ...
そんなに感動
しなくてもさ
オズ君
えへへへぇー
...
もう少しで
オズ君も僕達と同じ
ラトウィッジの生徒に
なるんだし
これからは
嫌でも毎日
顔合わせるように
なるよー
もう入学の
準備は
できてるの?
うん
ギルは最初
年齢偽って
ついてくるって
きかなかったん
だけど
日いカニフス再び。
恥を知れっ!!!
...って
言われるよーって
説得したら
最終的に
ターナーさんの所に
アリスと一緒に
おさまることに
なったよ
何それ
おもしろい
へっ
学力試験で
実力の差を
思い知らせて
やるぜぇチビ
はああ!??
体力バカには
負ける気
しないん
ですけどぉお!?
やんのか
コラ
ブレイク仕込みの
剣術見せて
やんよ
うらやま
しいっ!!
ナイトレイと
ベザリウスの
二人がこうやって
仲良くしてるのを
見たらさ
ふっ
みんな
どう思う
たろうね
さぁオズ
そろそろ
むこうに
戻ろう
あそーだ
オレ達は
おまえを捜しに
来たんだぞ
今日のお茶会の
主催者はおまえ
なんだからな
オズ
あお兄ちゃん達
戻ってきました
兄さん!
僕を置いて
どこに行ってたの...
ふふ
ヴィンセント様
お口にクリーム
ついてますよ
ギル...
いいのかよ
このままだと
ほんとにエイダ
とられちゃうぞ
いや
ついてないし
貴女の勘違い
ですし...
うふふ
な
なんのことだオズ
オオオレは別に..
いや...
おまえが
いいなら
いいんだけど
あー
お兄ちゃーん!
フィリップ!
...
坊やー
お邪魔してる
わよー
どもー
ブレイク!
シャロンちゃん!
レイムさん!
コンニチハー
もー
一人でケーキ全部
食べちゃわないでよ
ブレイクー
ブー
そんなこと
しまセーン
ん?
あれ...?
ご機嫌よう
オズ様
ジョーちゃん!
その
ふ、
どうですか
オズ様
どうですか!
エコーさん
ものすごく
可愛らしい
ですわよねぇ!?
あははは
エコちゃん!?
お嬢様の
スイッチが大きさを
はいった
エッ...エコーは
いつもの服で
いいと
ですが
言ったんです
エコ!君
村んばれ...。
ヴィンセント様が
許してくださら
なくて...!
これでも一季シングルトを選べると、
うん!
素敵だね!
......
いつもの服も
いいけど
今日のエコちゃんも
最っ高に可愛いよ!
.......
ぶふ!?
ちょっ
え?
エコちゃん!?
たっ...
これだから
オズ君は...
パンドラハーツ@
エコー君に
あんな顔を
させるとは...
オズもなかなか
やるなぁ!!
あれ!?
ほんとのこと
言っただけ
じゃん!?
オスカー様!
え...
いやあ~絶好の
お茶会日和だよな
オズ!ギル!
今日の準備
たくさん
手伝ってくれて
ありがとね
叔父さん!
オレ...企画をする
ばかりで
大したことが
できなかったよ
なぁに
気にするな!
何かをしようと
動くことが
大事なんだ
できることは
少しずつ
増やして
いけばいい
驚くなよ
今日はあいつも
一緒に
来てるんだぞー
?
うおーい
こっちだ
こっち
ザイ!
父さん!
いやな!急に
仕事がなくなったって
言うから
誘って来たんだよー
嘘をつくな。
私が行くと言うまで
連日連夜
仕事場のみならず
寝室にまで
押しかけて来たのは
どこのどいつだ...!!
パンドラハーツの
えー
知らなーい
オスカー
貴様...!!
お...
お忙しい中
足を運んでくださって
有り難うございます
父さん!
嬉しいです
...
その...っ
ラトウィッジ校への
入学を控えている今
より一層勉学に励むべき
時期であることは
わかっているの
ですが...
えと...
...
別に...私個人が
こういった場所を
苦手としている
だけで
貴族にとって
社交の場は
重要なものだ
招待客に
失礼のないよう
ベザリウス家の
次期当主として相応しい
振る舞いを心掛けろ
オズ
よーし!
じゃあ
みんなで
あれやるか!
...はいっ!
ほれオズ
父さん!
アリス君も
オヤ
前のあれ
ですかぁ?
ギル
今日という日を
共に過ごせる
奇跡に!
なんでもない1日おめでとう!
オズ!
オズ!
むこうに
川が
あったぞ!
川?
うむ!
水浴びをしたら
気持ち
よさそうだ!
やめろバカウサギ
風邪をひく
川か...
たまには
のんびりと
ボートにでも
乗りてぇな
いいねぇ~
僕は絶対
漕がないけど。
ようしてマスクーーの
おい従者
ボート!?
なんだそれは
楽しそうたな!
オズ!
今すぐ
それをやるぞ
今日はもう
暗くなるから
駄目だよー
また今度ね
さあ!
今からが
"今度”だ!
オズ
オズ
オズ!!
...アリス
オズ!
よかった!
あぁ
アヴィスの意志と
契約したことで
おまえの精神が
飲み込まれて
しまわないかが
心配だったが...
!どこか
痛いの?
...ちが...
...どうして
泣いてるんだ
オズ
痛いとか
悲しいとかじゃ
なくて...
ただ
本当に
幸せな夢を
見ていたから..
RetraceCIV
黄金の昼
Will
パンドラハーツの
オズ...
......
ー夢...?
どんな夢を
見ていたんだ?
...とても
温かい
夢だよ
みんな
一緒で
とても
幸せで
笑ってて
だからこそ
胸が締めつけ
られて...
もしかしたら..
夢じゃ
ないのかも
え?
例えば
それは...
アヴィスの核の
力を通じて覗き見た
「別の物語」の
あなただったのかも
しれないわ
ここと似ているようで
違う...でも
もしかしたら
あり得たかも
しれない物語
そっか
そんな
無限の可能性が
私の知らない所で
果てしなく続いて
いるんじゃ
ないかって..
そんな風に
思うのよ
...うん
そうだったら
嬉しいな
...オズ
もう
時間が
ないわ
...うん
わかってる
オレは
アヴィスの意志と
契約を交わす
そして契約によって
生まれた
繋がりを通じて
彼女の存在を
破壊する
「あそこ」なら
あっこ
オレは
アヴィスの核を
傷つけることなく
もう一人の
アリスだけを
破壊することが
できるはずだ
...もし
...もし
それが
可能だったと
して
契約者を
その手で壊すような
真似をした
チェインは
どうなるんだ?
オズ...
オズ...
大丈夫だ
アヴィスの核は
独りになることを
強く恐れているが
「アリス」のことを
大切に想って
くれているのだから
それよりも
ずっと
ふわっ
...もういい
もう
いいのよ
これは私が
望んだこと
私はもう誰も
傷つけたくない
何も失いたくない
だから
お願い...
わかって
ちょうだい
...
パンドラハーツの
ええ
わかるわ
あなたが
私の名前を
呼んでくれて
いるのが
私を
想って...
泣いてくれて
いるのが
未だ...
名前のない
あなた
ありがとう
アリスと
一緒に
いてくれて
そして
ごめんなさい
これからも
一緒に
いることが
できなくて
アリス...
これで
やっと...
...いーこれ
...
.....!
アリス!
チェシャ?
アリス...
チェシャ...!
ごめんね...
あなたに
気づいて
あげられなくて
ずっとずつと...
護っていて
くれたのよね
あぁ...こんな
ボロボロに
なって
大好きよ
チェシャ...
私と一緒に
いきましょう
次の
「物語」でも
また一緒に
いられるように
ニャア...
アリス..
私
は
!!
何...!?
...
光の..
鎖...?
これは...”鎖”が
再生していってる
のか...?
オズ様達が
崩壊を止めて
くださったん
ですわ
ええ...!
きっと
...
黒い
街が...!
見ろ!
全ての“道”が
閉じていくぞ!
..っ
みんな...!
オズ君達が
頑張ってくれたわ!
さぁ今の内に
残りのチェインを
排除なさい!!
シェリル様!!
!?
全く...
油断も隙も
ない...!
チェインの
分際で
バっ
我の女に
手を出すな!!
バルマ谷おおおぉおお!!
ぴゅー
捏架―――
理夢どこだい
!!?
ほんとに
ルー君...?
我でなければ
なんだと
いうのじゃ...
いえ正直に
言うとね
パンドラハーツの
もうどこかで
死んでいると
思ったから
勝手に殺すでない!!
ふふ...
ごめんなさいね
でもルー君が
悪いのよ?
何も告げずに
一人で舞台を
かき乱して
泣くぞっ
斬られた時
ほんっとに
痛かったんだから
いつも
いつも
自分勝手で
しかもなんなの
この見窄らしい
姿は
公爵としての
威厳なんて
あったもんじゃ
ないわね
私
う...
ルー君の
そういうとこ
結構好きよ
でも
...何よ。
こっ
これは
レベイユに
帰還したら
即挙式
じゃのう
くっくくくっと
は?
嫌よ私
ルー君と
なんて
なに言ってるの?
ええい
照れるな
照れるな
黙りなさい
埋めるわよ
生き残った
からには
やることが
沢山あるわよ
ルー君
ふん
望む
ところじゃ
シャロン様
ご...ごめんなさい
気を抜いたら
勝手に...
レイム!
すごいな!
すごくキレイ
だな!
...帰りましょう
シャロン様
はい
...本当に...
綺麗...
まるで
黄金に輝く
雪のよう
...
兄さん
う
これが
本来の
アヴィスの
姿...?
美しい...
これが
美しいね
レイシーが
視ていた
世界なのか...
あの時見た
星空よりも
ずっと
綺麗だ...
オズ
君の
言う通り
だったよ
...彼女は
あちらの
世界だけでは
なく
彼女が目にした
全ての世界を
愛していた
レイシーは
この黄金の星空が
汚されることを
決して望みは
しないだろう
...
じゃあもう
いいの?
もう...世界を
壊そうとは
しない?
ああ
心配
せずとも
...というより
私の魂の
燃えカスはもう
ほんの僅かしか
残っていないんだ
ジャックッ
ベザリウスという
存在はもう少しで
ここから消え去るよ
オレは
あんたのことが
大嫌いだ
うん。
それは
前にも
聞いたね。
思うんだ
ジャック
あんたはさ...
選べなかったの
かな...
...でも
こうなる前に
どこかで
別の道を
そうだね
もしそれが
できていたら
私は
今よりも
きっと
いや
やっぱり
無理だよ
オズ
私は...血の雨の中
楽しそうに踊る
彼女の姿に
魅せられてしまって
いるのだから
そんな考えが
過りも
しない程に
オズ!!
ギ...
オズ!!
バカウサギ!!
二人共
大丈夫なのか!?
なんとも
ないのか!?
キャ
!
落ちつけって
ギル
ひょこ...
うん...
この子の
おかげだよ
そいつが..
アヴィスの核...
なのか...?
もう一人の
アリスと一緒に
消えるはずだった
オレ達の魂を
黙いて...
ほんの
少しだけ
お別れを言う
時間を
くれたんだ
もう心配
いらないよ
アヴィスの核は
アリスの願いを
聞いてくれた
〝鎖〟の崩壊は
止まった
ジャックも
わかってくれた
みんなの
おかげだ
ありがとう
...リーオ
わかってる
後のことは
僕に任せて
ギル...
苦し...
嫌だ
オレは
嫌だ
やっぱり
嫌だ
ワカメ...
今更何を...
おまえ達が
いなくなる
のは
納得したが
納得できない!!
一緒に
いたいんだ
ずっと
当たり前
だろう!?
わがままを
言うなー
ぐす...
...ギル
あーもう...
ギルの
せいだ...
本当は
消えたくなんか
ないんだ
オレね
だって...
みんなで
お茶会する
約束したし
...当然だろ?
カメラも
まだ...
練習してない...
以前のオレじゃ
きっと
こんな風に
感じなかった
でもね...
みんなと
出会えて
同時に
そう思える自分が
嬉しいんだよ
辛いことも
悲しいことも
一杯あったけど
一緒に
過ごして
大切なものが
どんどん増えて
今
こうして
泣くことが
できる
それをね
“幸せ”だなって
おも
思うんだ
時間だな
オズ
人よりも
ずっとずつと
長く生きる
オレは
バスカヴィルの
民だ
...無茶
言うなよ
だから
待っている
おまえと
バカウサギが
またこの世界に
帰ってくる日を
無茶じゃない!
この世界は
全てが奇跡だ
だからこの先に
何が起こったって
おかしくはないんだ!!
兄さん...
それに
待つのには
慣れている
前は10年
待ったんだ
それが
100年になっても
大しで変わりは
ない!!
100年って...
ギルおまえ
すごいな!
わかった..
じゃあ
サヨナラは
言わないよ
またな!
ギルバート
それからの
ことを
どんな風に
おまえに
伝えようか
オレはずっと
考え続けて
いるんだ
アヴィスの核の力が
正常に作用
するように
なったことで
〝鎖〟の崩壊は止まり
暴走するチェインも
女公爵の
指示のもと
全てが倒された
暫くは混乱の日々が続いたが
暫くは
混乱の日々が
続いたが
ふた月も
した頃には
世界は再び〝日常〟を
取り戻し始めていた
ここから
先は
おまえが知る者の
その後を
話していこうと思う
核の力を借りて
サブリエに戻った
オレ達がます
驚いたのはー
バルマ公が
生きていた
ことだ
国への報告や
かの国との
やりとりなどは
全てこの二人が
うまくやってくれた
そうそうだかしていいかしら
騒動の責任を
問われた
四大公爵家は
その爵位を剥奪され
パンドラハーツの
パンドラという
組織は
解体されることに
なったか...
やっぱりね
全ては女公爵が
そうなるよう
仕向けたことだった
私もいい年だし
これを機に
のんびりと
過ごそうと
思うわ~
そうじゃな!
まずは拳式の
準備から..
人は巨大な力に
近づき過ぎる
べきではないのよ
まだ
言ってるの
この人。
こんな
やり取りを
見た3年後ー
はぁ...
バルマ公は
ひっそりと
この世を去った
結局
あの二人が
結ばれることは
なかったか
バルマ公は最期まで
女公爵との
あの距離感を
楽しんでいたように
感じる
ふふ
今日も
いい天気ねぇ
ルー君
シャロンに
ついては
驚くべき報告が
二つある
サブリエから
帰還して
半年程経った頃...
えっ...!?
シャロンは
自分の体が再び
成長を始めて
いることに
気づいたそうだ
おまえと別れる時
オレは
「奇跡」という
言葉を使ったが、
ここにもう一つ
そんな奇跡が
起こって
いたんだ
パンドラハーツの
それから
4年後に
ブレイクを失った
シャロンの心の傷は
深かったが
思い出の共有者である
レイムと共に
穏やかな時を
過ごしていたように思う
シャロンと
レイムは
結婚した
エイダ様は
ずっと
ヴィンセントを
待ち続けていた
本人の
希望通り
ヴィンセントは
もう死んだのだと
エイダ様に伝えた
オレは
嘘をつくのが
下手だから
すぐに
バレていたと
思うが...
エイダ様は
エイダ様は
何も言わずに
いてくださった
...僕は
バスカヴィルで
彼女と同じ時を
歩むことは
できないから
だから
勝手
だけど
僕じゃない
誰かと...
いつか幸せに
なってほしいと
思ってるんだ...
オレと
ヴィンスは
オレとヴィンスは
バスカヴィルの
民として
リーオを支えることに
専念した
僕は
アヴィスの核と
パスカヴィルの関係を
変えていく
べきだと思う
器を失った核を
アヴィスの底に
押し込めれば
元通りってわけじゃ
ないでしょ
だって
この子はもう
知ってしまって
るんだから
楽しいって
ことも
では...
どうすると...
それが
おまえの役割だぞ
ヴィンセント
禍罪の子は
不吉の
象徴じゃない
寂しいって
ことも
会いに来るよ
僕達が
この子の
友人として
!!
!?
核と僕らの
架け橋になれる
存在だ
なら
この躯を
使うといいよ
いいな?
おまえにしか
できないことだ
ジャック...!?
私は
百の巡りから
外されているし
オズの力の影響で
多少は頑丈な
躯になっている
器がなければ
アヴィスの核は
話すことも
できないだろう
私の魂が
燃え尽きた後の躯を
好きに使うといい
オススメ
だよ
...何を
考えている
さぁ...
なんだろうね
アヴィスの核は
レイシーが...
彼女達が
大事にしていた
ものだから...かな
選ぶのは
君達だ
好きに
するといい
ジャックは
最後に
そう笑うと
あっけなく
消えていった
主人..
うーう
まずは
アヴィスの核が
再び躯を
手にすることによって
何が起こるのか
リーオの言う
変化によって
更なる悲劇が
起こる可能性だって
十分ある
核の名前を
決めるところ
からかなぁ...
だが
それでも
進んでいくしか
ないのだろう
沢山の人の想いを
無駄にしないように
何度でも
何度でも..
間違いを
重ねながら
何度ても何度でも...間違いを重ねながらーーー
それから
幾度となく
季節が巡り
親しい人達が
去るのを
見送り続け
深淵へと
旅立つた魂が
再び
この地へと
導かれる頃
ここだけは
いつ来ても
変わらないね
ヴィンセント
久し振り
兄さん
久し振りって...
4年振りだぞ
連絡の一つも
寄こさないで
おまえは...
次からは
心配してやらん
からな
ひどいなぁ~
ギルのために
世界中捜し回って
きたっていうのに
?
...
いや...
違うな...
全ては...
自分のために
したことだ...
ギル...
ごめんね...
僕の体..
そろそろ限界
みたいなんだ
......
そうか...
少しだけ
先に行って
待っていろ
そう遠くない内に..
オレも後に
続くことになるはずだ
ええ...?
それは
困るなぁ...
せっかく...
僕...が...
バキ...
パキ...
...ヴィンス
オレは
おまえが
いてくれて
よかった
うん...
僕も
ギルが
いてくれて
よかった..
僕は...
ここにいられて
よかったよ...
ピネ
おーい
ヴィンセントー
こっちに
いるー?
あっ
ちょっと待って
はやい
あれ...?
...あ...
えっと...
あの..
オレ達まだ
全部を思い出した
わけじゃないんだ
こういうことは...
珍しいって
ヴィンセントも
言ってたし...
でも...
ボロ
久し振り:
ギルバート
そこは..
全てを飲み込む
闇だと誰かが言った
たとえそれが
事実だったと
しても
全てを飲み込む
闇だと
いうのなら...
そこには必ず
希望だって
在るんだ
全ての色を
抱き込んだ
この世界で
この黄金の昼下がりにー
今
再び物語を
紡ぎ始めよう
ああ!
おかえり!
歴代スタッフ
いや...いや、それはそういうことはないのでしょうかないですね。
SpecalThayks
担当試堂様
会木和子様
全くっ
Gファワジー編集部の皆様、
スクカフェエニックスの皆様、
一易...
ンンじ海外みんな
星藤野
木さん
さん
あれさんそんさん
デザイナー約由番里様
菅沢友子様
人気で「若宮シグ様」
凸版印刷様
新興社様
アニメ,Pandowittenter:
関わってくださた皆様、
んざんまでさん
キナ
ナッメさんサェはら
さんきんさんこん
その他にも沢山うえいえい...
PadoneHewnot応援してくださった皆様
支えてくださったよね。
ネ
うっ
いつ
...
あせいう
ホームページを直接ミドリさ
ありがとうございました!
切りは
デジタル版「Ver300
Gファンタジーコミックス
PandoraHeats
24
2015年6月27日-Vor.10発行
2016年9月1日、Yer300発行
著者/望月淳
『2015.LunMoohizuki
初出/月刊Gファンタジー一2014年11月号〜2015年4月号掲載
発行所
株式会社スクウェア・エニックス
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カバー折り返し
ExtraContents
逆に最終巻です。
本当にあっという間の9年間でした。
この本をお手に取ってくださった全ての方に
心からの感謝を
☆コミックス発売時の力バー折り返しを収録
表紙表
ExtraContents
帰ってこなかった
はいはい
どれも
かけがえのない
思い出です
☆コミックス発売時の表紙表を収録
...
ExtraContents
この黄金の光のなか
パンドラ学園を
ExtraContEntsおわり
卒業します
☆コミックス発売時の表紙.裏を収録