セイントセイヤー

このように、

車田正美

シダ！！ペイン

集英社文庫

集品社文庫

９７８：０７８４０８６１７６５６９

定価本体５００円十税

ＩｓＢＮ４－０８－６１７６５６－４

ｃＯ１７９¥５９０Ｅ

１．１．９２０１７年０１月１９日１１月２０日

１１月１１日（日）は、１９２０１７年９月１９日１７月０５日

激闘、蛍戦を重ね、遂に星矢は教室の間。

に辿り着く。諸悪の根源に山り高く、諸思の根標である偽教皇・双

ご馳走のご希望さんは、こちらの子供のサガナを無けため、聖闘士の希望を

支えに、星矢の小宇宙が全開ノ果して女

ええと、主人の神を救えるか！？聖域編グライマックス／

ＳＨＩＹＡ

セイントセイヤ

車田正美

集英社文庫

ｓａｉｎｔ

ＣＯＮＴＥＮＴＳ

ジェミニノふたつの顔をもつ男の巷．．．

教室の間の死闘ノの拳．．．

その名はサガノの巻．．．

バラの葬列の巻

女神復活！！の巻．．．

その価格のダーシャ．．．

シトセイヤ

パーティーに

少しでも

アテナ神殿

教皇の間

おう、ごく

．．．

実際の

敬置＂Ｗ喆｛栄

双魚官

ＰＩＳＣＰＳ

アイオリアＸ自動失

ファスの本当により「ポティストリック」と

デスマスクＷｅｒ（無料

時間をテスマスフェスト製品の高さは非常に

ＣＡＭＣＥＲ

摘子宮

どの

激闘の軌跡ですが、

「お客様においてご利用いた

この日、氷河に

つぶん日、紫龍！

癌鶉宮

ＣＡＰＲＩＣＯＲＮ

蠍宮

人馬宮

ＳＡＧＩＴＴＡＩＰＩＯ

ＶＩＲＧＯ

ＬＩＢＲ４

ロＷＳＫ河

の葬列の基

あいつが

魚座の

アフロディーテ．．．

しかし本当に

あれが男かよ．．．

星矢さあ

はやく教皇の間

まで一気に

つきすすんでくれ！

ぼくはこういうこった

いい方はすきではないけど．．．

ないけど．．．

男だったらとか

男のくせにとかいう

いい方はすきじゃ

ないんだけど．．．

あの男をたおすのに

だれかの力をかけたとしたら

ぼく自身男じゃなくなる

ような気がするんだけ

ぼくは男だからね

恩をうけこの人の仇は

ぼく自身の力でうちたいんだ！

さあ星矢

先に教皇の間へ！

あとからかならず

いくよ

瞬．．．

よぉーし

じゃあ先に行く！

おまえが

くるまでに教皇は

オレが片づけてる

かもしれないぞ！

ちょっと

とおらせて

もらうぜ！

うっ

あばよ

魚座！

あなたには

星矢が

双魚宮を

ぬけるまで

うごかないでいて

もらうよ！

なに！？

フッ

ここを

ぬけたからと

いって

教皇の間まで

だどりつく

ことはできない

バラの

葬列に

おくられてな

ん

あのペガサスは

途上で

息たえる！

な．．．なんだ

双魚宮から

教皇の間へ

つづくこの道は！？

くっ

こんなもので

いく手をさえぎる

ことなど

できないぞ！

バラだ！

無数のバラと

いばらによって

すべておおわれている！！

くっ

な．．なんだ．．．？

な．．．なにか

おかしい．．．

か．．．体がしびれてだんだん気がとお

気がとお

なってい

ような

バカな．．．

これは．．．

それは

ただのバラではない

原宮薔薇といって

古代侵略者をふせぐために

王宮の庭にうえられた

猛毒のバラなのだ

な．．．

なんだって

その花粉をすい

そのトゲにかすった

だけでいっさいの

機能が低下し

五感をうしない

やがて死にいたる

ペガサスはおそらく

十歩もすすまぬ内にな

．．．フフフ

セ．．．

星矢ァ

おっと

わたしの相手は

きみがするのでは

なかったのかな

アンドロメダ

そ．．

そうとも

それにたしか

わたしのことを

仇だとか

いっていたよう

だが．．．

あなたは

ぼくの先生である

アンドロメダ島

ケフェウスの

ダイダロスを

殺したはずだ！

アンドロメダ島

のケフェウス

ああ

そういえばいく

以前にそんな

ことがあったかな

たしかに

アンドロメダ島の

白銀聖闘士ケフェウスの

タイダロスはわたしが

息の根をとめた

ケフェウスは

その誠実さと強さをもって

多くの聖闘士から

したわれていたらしいが

彼もまた

聖域に疑惑をもつ者らしく

教皇の招集にさえ

長い年月一度も

応じなかった

よって数皇の

勅命により成敗したのだ

なんだって

先生が

聖城からの刺客

魚座の

アフロディーテと

いう男に

殺されたって！？

そ．．．それは

本当ですか

ジュネさん

本当だよ！あの強大な

ダイダロスの先生だって

アフロディーテには

まるで歯がたたずに

殺されてしまったのだからいっちゃ、すぐっ！

いっちゃいけない！

ジュネさん

いったら

おまえたちいってたりした

青銅聖闘士の

実力では

みな殺しに

されるよ瞬！！

ごめん

瞬．．．．．．

うっ

ごめんジュネさん

あなたの心配してくれる

気持ちはとても

うれしいけど

ぼくは沙織お嬢さん

女神のために

聖域へいって

戦うことに

きめたんだ

それに教皇に

したがう黄金聖闘士の

ひとりにダイダロス先生を

たおした男がいると

わかった以上

だんじて、かないわけにはいかなり、

先生の仇ははくがかならずとる！！

なるほど

うつくしい師弟愛と

いうところか

だがそのジュネとかいう

娘のいうとおり

日本でおとなしくしていた

ほうがよかったぞ．．．フッ

仇うちどころか

大死にをするだけだ

なにを！

いくぞ

アフロディーテ

フッ

笑止な！

こんな

チェーンなど

わたしの前で

役にたつか

うわあ

！

さあきみも

魔のバラの香気の

とりこになって

ペガサスの

あとをおえ！！

うっ

うわぁあああ

さっきもいったように

デモンローズは

その花粉をひとすい

しただけで五感を

うしなっていく

けっして

くるしむことはない

陶酔の内に

死ぬことが

できるのだよ

はあ

おとなしく

目をとじていれば

これ以上死の恐怖を

味わわずにすむものを．．．

なぜたちあがる

アンドロメダ

ぼくは目を

つぶって死ぬまでの

陶酔にひたるような

弱虫じゃない

別れの間際

にいさんにも

約束したんだ．．．

最後まで

男らしく

戦うと！！

今こそ本当の

ぼくの力を

みせてやるぞ

アフロディーテ！！

さあ円鎖が

ぼくの体をとりまいたことだから

これであなたが

いかなる技を

しかけよう

けっしてぼくを

傷つけることは

できな

いったはずだ

そんなチェーンなど

私のまえでは

なんの役にも

たたないと．．．

どうかな

ならばもう一度

その身にあびよう

守れ

鎖よ！

モンローズ！！

オンジン

ハ．．．バカな！

Ｒデモンローズの

バラをはじき

カえすとは！！！

なにい！？

ダイダロス

先生の仇

くらえ

星雲鎖

なにい

！？

き．．．

消えた．．．

だけど

むたたよ

アフロディーテ

まるで

花霞の中に

とけこむ

ように．．．

ぼくの右手のもう少とつの

もうひとつの

この角鎖はちょこそ

あなたがどこに

みつけだす

そうとも

この角鎖は

敵が何光年の彼方に

かくれていようとも

必ずみつけだして

倒すのだ！！

ゆけ！

サンダー

ウェーブ！！

パ．．．ハカな

ここまで．．．

星雲鎖の

威力が

あろうとは．．．

たかが青銅型師士と

あなどっていたが．．．

ま．．．まさか

このぼうやの小学宙は．．．

先生．．．

ダイタロス

先生の

仇．．．

この瞬が

今こそ

とります．．．！

立て瞬！

これが実戦なら

おまえは今日

十五回も

死んでいる

さあ男なら

立つんだ

瞬！！

でしゃばるな

ジュネ

おまえもまだ

訓練中の

ヒヨコのくせに

おまえが

このアンドロメダ席へ

来てから四年

なんの進歩もなく

はずかしいとは

思わんのか．．．

！！

先生瞬には

もう限界です

このままでは

死んでしまいます

どうかぁ！？

今日の訓練は

ここまでにして

下さい

お願いします

ダイダロス先生

アンドロメダ島

西インド洋ソマリア沖に

位置するこの島は

古代エチオピアの噴火に

よってできたといわれる

伝説の島だ

昼は五十度をこす

灼熱地獄

夜は零下数十度にも

さがる寒冷地

そのほとんどが

岩場と砂地におおわれ

昼と夜、光と闇が

生きるものを

容赦なく

苛酷な条件下におく

その美しい名前からは

想像もできない

地獄の島．．．

アンドロメダ島が

う．．．

あ．．．

気がついたかい

瞬．．．

ジ．．．ジュネさん

またぼくを

介抱してくれてた

のですか

あたりまえだよ

昼間の高温とは

うってかわって

夜は零下数十度まで

さがるんだ

あのまま気を失っていたら

凍死してしまうじゃないか

いつもすみませんぜん

ぼくがこの

アンドロメダ島に

きてから

こうして何度

ジュネさんになった

命を助けてもらったか

数えきれませんね

その瞬

まだ気は

かわらない

かい？

前にもいった

いったとおり

暇には．．．

聖闘士になるなんて

ムリだよ

ジュネ

さん．．．

瞬は開いに

むいていない

？

服期士とはアップし

女神を守りたい

正義を守るために

おのれの内体を

武器として飼わなければならな、ワピから

ならないのだから

どんなに

皆のびしたって

無理なんだよ！

おまえが今まで

死なずにこれたのは

ダイダロス先生が

タイタモフ先生がギリギリのところで

見守っていて

くれたからだ！

だけど

このままでは

いつか必ず

命をなくす！

さあはやく

あきらめて

とっとと日本へ

帰っちまいな！

この世の地獄という

デスタイーン島へぼくの

身がわりとなって送られた

一姫兄さんのことを思えば

いかにこのアンドロメダ島が

かわらぬ地獄の島だろうと

ぼくは幸福です

だって心の暖かい

ダイダロス先生や

ジュネさんに

指導をうけられてる

のですから

ジュネさん？

ぼくは何度もいったはずです

聖闘士になるまでは

死んでも日本には

帰らないと

シ．．．シュン

瞬．．．

瞬．．．

先生これは

サクリファイス！

ム．．．ムリです

瞬には．．．！！

さわぐなジュネ

これは

眠みずから

のそんだのだ

エッ

瞬が．．．！？

そうだ瞬が

ここにきてから

もう五年以上がすぎた

今日が最後だ

見事録からぬけだし

聖闘士になるか

まもなく満ちる

だから次の

その身をじばる鎖も

ただの鎖ではない？

いかなることがあっても

ちぎれない。

アンドロメダ聖衣の

二本の鎖なのだ

それゆえその鍋から

抜け出るためには

自己の小宇宙を

最大限に燃焼させなければ

到底不可能だ

そして見事

アンドロスダチェーンから、

抜け出られた者にこそ！！

あの青銅聖衣を

まとう資格があるのだが、

あの

アンドロメダの

聖衣を！！

あれが聖太．．．

ア．．．？

聖女！！

あ．．．

あれを

先生！

うろたえるな

ジュネ

死は酔も覚悟して

のぞんたのだ

瞬よ．．．

や．．．やはりーおまえには、

無理だったのか．．

先生！！

なに！？

おおっ

しかも今度は

ふたつに

われて．．

海が渦を

まいた！

ああっあれは？

！？

瞬

せ．．．先生

ジュネさん．．．

一輝にいさん

ぼく．．．

やれたよ誰の手も

かりすに

やっとひとりで．．

瞬よ

おまえの

心の奥底に眠っていた

小宇宙は

今熱く

目覚めた！

そして

アンドロメダの

聖衣は

おまえを真の聖闘士

としてみとめたのだ！！

先生を倒したアフロディーテ

ディーテを

今はくが

倒します！

いくぞ

アフロディーテ

ダイダロス

先生．．

らえ

サンダーウェーブ！！

なに！？

バカな

角鎖の動きが

とまった！

あの

黒バラは

なんだ

すでに

Ｒデモンローズを

うけている者は

ほっておいても

まもなく死が訪れるのだが．．．

どうやらその時まで

じっとしてはいられんようだな

まるで少女の

ような顔をした

きみに

ここまでの闘志が

あるとは

思わなかった

よかろう

ああ．．．待つのがいやならこのアフロディーテが何をこれでしょう

即座に死をくれてやろう！！

きみの

たのみの鎖を

もいだ上でな！

ああ無数の黒バラ

角鎖のまわりを

とりまいてゆ

うけろ

黒バラの

恐怖を！！

うっ

まるで鎖をすべて

巻き込むように！！

舞えよ

黒バラ！

ピラケッ

なにい！？

バカな．．．

ぼくの

角鎖が．．．

Ｒデモンローズの

赤いパラは時間をおいて

死に至らしめるが

この黒バラは

即座に敵を倒す

そうだ．．．

黒バラのトゲは

ビラニアの牙のように

たとえいかなる

ものであろうと

触れるものすべてを砕くのだ

さあ

きみ自身も

黒バラの牙によって

こなこなに

消滅しろ！

完璧な

防御本能をはこる

Ａチェーンカ

あとかたもなく

消し飛ぶとは．．．

ビラニアン

ローズ！！

いったい

あの黒バラは

うっ

守ってくれ

円鎖よ！

ああっ

円鎖までも

消し飛んだ

う．．．

うう．．．

フッ

これできみは

敵を攻めることも

自分の身を

守ることも

できなくなった

アンドロメダよ

銭かなければ

何もできないきみは

もはや

無力な赤子に

すぎない

さあ

不憫だが

望みどおり

死をみまって

やるぞ！

うわあああ

これでまっ

十二宮を優そうとした

青銅聖闘士５人全員が

死に絶えた．．．

教皇も

ほっとされる

ことだろう

う．．．

まだ

死にきれぬか

もはやきみには！

何も残っていない

おとなしく

死を待て．．．

これ以上

血は見たくない．．

ハ．．．ハカな

アンドロメダから

とてつもない

小学宙を感じる．．．

すでに

たのみの銀を

なくしたこの男に

まだ何かが

あるというのか．．．

宇宙！？

まさ

まさか、

この男には

ダイダロス先生

ではそろそろ

日本へ帰ります

８年もの間

御指導ありが

ありがとうございました

瞬

このダイダロス

にもちょっと

気にかかる

ことがある

はっ？

おまえは

みずから

サクリファイスに

志願し”こ

見事それをはねのけ．．．

聖闘士になることが

許された

だが

サクリファイスの中で

偶然に

おまえの小宇宙が

目覚めたとは

未だに

信じられん．．．

暇よ

おまえの小宇宙は

以前から

目覚めていたのでは

ないのか

ただ人間を相手の

聞いにおいては

相手を傷つけるのが

いやであえて自分が

倒されていたのでは

ないのか

確かに．．．

先生のおっしゃるとおり

ぼくは争いごとが

いやなのです

人を傷つけたく

ないのです

本当はなんか

六年近くもの間

先生の指導をうけながら

ぼくの小宇宙は

少しずつ目覚めて

いたのです

でもアンドロメダ島を

去ってゆく今

先生にだけはお見せします

ぼくの本当の力を．．．

むっ

シューン

出発の時間に

遅れるよ！

さあ船着場まで

おくってゆくよ．．．！！

日本へ帰っても

元気でね

ダイダロスさせい

先生それではゆきます．．

ゆきます．．．

あっ

ジュネさん

ありがとうジュネさんも！！

一日も早く聖闘士になってくださいね

．．．．．．！

先生の御恩は

けっして忘れません

弱虫のぼくをここまで

大きくしてくれて

本当にありがとう

ございました

さようなら

ン．．．

瞬．．．

瞬の小宇宙が

ここまで強大に

育っていたとは．．．

や．．．やれる

暇ならＡチェーンに

たよらなくとも

立派にその身を守ってゆけるのだ

その力を

使うこと

まあるま

じさゆえ

瞬の本当の力を

る者は誰もいないだ

ハ．．．ハカな

アンドロメダは

ふたつの鎖も

消え失せ

聖衣も失った

な．．

なにが．．．

アンドロメダに

一体なにが

隠されているというのだ．．

う．．．

まさしく！

死を待つだけの

男からなぜ

ここまでの

成圧感を

うけるのか．．．

ほ．．．

本当は～～

生身の拳は

使いたくない．．

だ．．．だけど．．．

ぼくの命もあと

数分で終わる

だろう．．．

そうしたら

先生の仇は

うてなくなる．．．

今こそうけろ

アフロデ、

アフロディーテ

ここまで

ぼくを追いつめた

あなたの

せいだぞ

なにが

できるというのだ

死にかけたその体で

な

その前に

わたしの方で

とどめを

さしてやるわ！

この瞬の

真の力を！！

なにい

空気が渦を

巻いている

なんだ

これは！？

フッ

なにが

ネビュラ

ストリームだ

君の細腕で

しかけた技など

わたしに

通用するか

な．．．なにぃ

なにい

バ．．．バカな

体の自由が

きかない

とは．．

い．．．いったいどうなっ

どうなって

いるのだ．．．

う！？

なんだ

これは

！！

ストリーム！？

わたしのまわりの

空気の流れが

渦となって

ストリームを

巻き起こしている！！

はあ

はあ

きゃ

バ．．．バカな

こんなこと

が．．

これは

アンドロメタが

その拳によって

つくりだした

ストリーム

なのか．．．！？

その通りだ

アフロディーテ

ストリームによって

あなたの自由は

完全に奪われた

もはやあなたの命は

ぼくの動きひとつに

握られて

しまったんだ

う．．．

うう．．．

だ．．．だけどアフコ

アフロディーテ

も．．．もしあなたが

ダイダロス先生を

あやめたことを

後悔しているのなら．．．

ひとことダイダロスたちの屋に

先生の霊に

わびて下さい．．．そうすればまくはもう

ぼくはもう

これ以上．．

甘いぞ

アンドロメダ

この程度の

ストリームを

起こしたぐらいで

勝ち誇るつもりかじゃ

わたしの自由は

まだ完全には

奪われていない

な．．．なにい．．．

あのストリームの中で

助けるとは

ご．．．さすがに

賞金期間士．．．

赤バラは遅効性の

ＲＤＲを起こし

黒バラは速効性の

ＰＲを起こす

ＦＦをまこでだがそのふたつをかけられてもまだこれだけの

まだこれだけの

悪あがきをするとは

そ．．．それに

あの

白バラは

きみには

もはや

この白バラを

うつ以外あるまい

この白バラはブラッディローズ

わたしの手から

離れた瞬間きみの心臓に

突きささる．．．

どんなことをしても

かわずことはできない

そしてこの白バラが

きみの血をすべて

吸いつくし

真っ赤に変わった時

きみはもはや

この世にいない

わたしにしろ

この白バラを

うたせたのは

きみが初めて

ほめてやるぞ

アンドロメダ

うあっ

な．．．

なにい

こ．．．これは

ストリームの動きが

さらに速くなって

わたしの動きを

封じている

ＮＳの気流は

ま．．．まだ

激しさを増すと

いうのか．．．

た．．．たから

アフロディーテ

そうなる前に．．

そ．．．そうだ

ＮＳはぼく次第で

限りなく激しくなる

そして最後には

とてつもなく

変化するのだ．．．

あ．．．

甘いといった

はずだぞ

アンドロメダ

わたしはダイダロスを

倒したことを

後悔もしていない

わびるつもりもない

なぜならダイダロスは

教皇に服従しなかった！

いわばきみたちと同じ

反逆者だからだ！

それに天誅をくわえて

なにが悪い！！

バ．．．バカな

教皇こそ幼き日の

女神を殺害しようとし

興味を意味した

反逆者なのだ

あ．．．

あなたはじじっ

その事実を

知らないのか．．

知って

いるさ

な．．

なに．．．

バ．．．バカな

正義を守るべきはずの

聖闘士が．．．しかも

その最高位に位置する

黄金聖闘士が．．．

他の賞金駆闘士は

いざ知らず

デスマスクシュラ

そしてこの

アフロディーテの

三人はな

あえてじゃぁ～

邪悪に加担して

いるのか．．．

最後だから

散えてやる

いいか力こそ

正義なのだ！

過去の

教皇のおこないを

知った上であえて

教室に忠誠を

誓っているのだ

教皇こそその偉大な

力を持ったお方だから

この聖城を手中におさめるのにふさわしいの

だから

甘いと

言ったのだ

なにが正義で

なにが悪かも

わからん

ヒヨコのくせに．．．

ち．．．力が正義だって．．．

ならば！？

弱い人間はどうなる

力を持たない

子供や老人は

常に力のある者の意に

従えというのか．．．

力のある者は

常になにをしても

正当化できる

というのか

ち．．．

違う！！

フッ

その通りだ

幼い赤子などに

なにができた？

教皇が、こい

いたからこそ．．．

大地の平和が

今まで守られて

きたのだ

そんなことは

どこか間違って

いるんだ

女神は．．

もはや間答は

これまでだ

所詮ヒヨコには

わかるまい！

さあ

この白バラを

うけて今度こそ

本当に死んで

もらうぞ

アンドロメダ！！

うっ

ここまで

強めた

ストリームを

破り

さらに攻撃に

出る気か！

や．．．やめろ

アフロディーテ

あなたの動きを

封じるために

ストリームを

高めれば変化すると

いったはず

気流が

嵐に変わるのだ

そうしたら

あなたは今度こそ

確実に死ぬ

やってみたまえ

わたしの死ぬのが先か

きみがこの白バラに

射抜かれて

死ぬのが先か

さあもうこれ以上

このストリームで

わたしの攻撃を

阻止することは

不可能だぞ

や．．．

やめろ

っ

死ね

アンドロメダ

うけよ

ブラッティ

ローズ！！

くう

爆発しろ

ネビュラよ

なにい

．．．

う．．．く．．．

ス．．．

ストリームが

ま．．．

まさしくこん！

気流が

嵐に変化した．．．

だ．．．だが

アンドロメタ

きみも滅びる

所詮そう

教皇を倒す

ことなど

不可能な．．．

にいさん．．．

一輝

にいさん

これは

なあに．．．

にいさん．．．

それはっちっ

宇宙からみた

地球の写真だよ

瞬．．．

でもにいさん。きっと

地球には地図にあるミスズ

ような国境線なんて

どこにもないんだね

これが地球．．．

なんてきれいな

星なんだろう

なのになんで

なんでいつも

どこかで戦争や

争いが

絶えないんだろう

なんでみんな

もっと仲良く

しないんだろう

国や人間を分ける

ラインなんか

地球にはどこにも

見えないのに．．．

ねえにいさん

収手をすると

たくさんの人が死んで

大勢の子供たちが

親を失うって

神父さんがいってたよ

そうしたらぼくたちと同じように

両親の顔も知らないで

こんな孤児院に

いれられる子が

たくさん増えるのかな

かわいそう

だな．．．

できることなら

いつかぼくは

平和を守るために

力をつくしたいな

ぼくたち

みたいなこと

子供がひとりでも

減るように

ねえ

そうでしょう

にぃさん！

にいさん．．．

にいさん

ぼく男らしく

最後まで

戦ったよ．．．

ダイダロス先生の仇もとった．．．

これで少しでも平和に。

近づいたかな．．．

秋星の間の死闘／の客

あ．．．あああ．．．

十二宮最後の

双魚宮の火も

勢いが落ちて

きている．．．

も．．．もうあと

３０分足らず

しかないぞ．．

あと３０分足らずで

沙織お嬢さまの

心臓に大か

突きささる

は．．．早く．．．

早く教星をこの場に

連れてきてくれ

星矢〃

う．．．

うう．．．

だ．．．だめだ

力が入らない

くっ．．．

目もかすみ．．．

耳も遠く

なっている．．

五感のすべてが

低下している

教皇の間を．．．

目前にして

死ぬのか．．．

せ．．．せっかく

みんなが

オレをここまで

たどりつかせて

くれたというのに

どうする事も

できないのか

はあ

セ．．．．．

星矢！

しっかりして星矢

ここまできて．．．

教皇の間は

もうすぐじゃ．．．

完全に．．．

意識を．．．

失っている．．

このままでは

死んでしまうわ．．．

いけない．．．ちょっと

これは相当

魔宮畜教の香気を

吸ったようだね

し．．．しかた

仕方ない．．．

この仮面を

描けていれば

数分間なら多少は

防毒の効果がある

こんなところで

死んでしまったら

おまえの仲間たちに

あの世へ行って

顔向けが

できないだろう

星矢

この間前か

ひきずってでも

おまえを？

教皇の間まで

連れてってやるよ．．．

さあ行くよ

星矢．．．

だけど

わたしの命が

そこまで

もつかどうか．．．

う．．．

ね．．．

ねえさん．．．

セ．．．

星矢．．．

いつも勉強を

教えてくれた

ねえさん．．．

遊んでしこ

くれた

ねえさん．．．

オレを

慰めてくれた

優しい

ねえさん．．．

まるではね？

母親のようだった

暖かいねえさん．．．

この世で

だった

ひとりの

オレの

ねえさん．．．

うっ誰かが．．．

おれを助けて

くれている

ま．．．

まるでオレの

ねえさんのような．．．

だ．．．誰だろう．．．

この感じはとても

懐かしい．．．

そうだ

ねえさんの

匂いがする．．

気が

ついたか

星矢

そ．．．

その声は．．

はっ

魔鈴さん

い．．．いったい

どうしてここへ．．．

あれからどうして

いたんです

魔鈴さん

しゃべるんじゃないよ

口をきいただけでも

今のおまえは

極度に体力が

消耗するんだよ

こ．．．この教皇の間まで

敷きつめられたバラは

誕宮資報といって

花粉を吸ったり

そのーっ、

かすっただけで

五感を失い死に至る

恐ろしいバラなんだ

で．．．でも

その仮面をつけている限り

少しなら大丈夫さ

その仮面は防毒の効果を

もっているからね

マ．．．魔鈴さん

でもこれを

オレにつけたら

隆鈴さんの命が．．．

しゃべるな

といったあ

おまえはこの先

教皇の間へ

行きつくことだけを

考えるのよ

い．．．

いいね．．．

セイ．．．ヤ．．

うっ

マ．．．

魔鈴さん．．．

いかいうわけようだ～なっにはた

マ．．．魔鈴さん

その様子は障宮職務にやられただけじゃないような．．．

ないような．．．

一体ここにくるまで

何があったんです．．．

そ．．．

その仮面を

していれば．．．一気に

駆け抜けられるはず

さあ早く．．

セ．．．セイ．．．

セ．．．そうか

星矢

わたしのことは

かまわずに

行きな．．．

マ．．．

魔鈴さん

魔鈴さん

！！

くうう

魔鈴さんを

踏台にして

オレだけ

生きのびる

なんて

できっこない

じゃないか．．．

く．．．くそう．．．さいしょ

最初からいっと

猛毒のある

ハラだと

わかっていれば

こんなことには

ならなかった

ものを．．．

マ．．．

魔鈴さん．．．

み．．．みてろよすべて

すべてと

吹き飛ばしてっ

やる．．

燃えろ

オレの

小宇宙よ

奇跡を

おこせ．．．

流星挙

消えて

なくなれ

魔宮薔薇

や．．．やったあ

魔宮薔薇が

流星拳の爆風で

消し飛んだ！！

魔鈴さん

し．．．しかも

今まで花霞の中で

見えなかったが

なんと教皇の間は

目の前にある！！

はっ

で．．．仮面がすれてわずかに着いていたの

魔鈴さんの

ほ金と素顔がのぞいている．．．

いる．．．

魔鈴さんが

はたしてオ

ねえさんなの

どうか．．．

たとえ幼い頃に

離ればなれに

なったとはいえ

顔をみればはっきり

わかるはずだ

今まで

意識が朦朧として

見えなかったが

い．．．今なら

顔をみることが

できる

くっ．．．

だ．．．だめだ

できない！

な．．．なにか

とても悪いことを

するような

気がする．．．

女子の

聖闘士にとっていたとき、

仮面の下の素顔を

見られることは．．

裸を見られた以上に

周辱的なことなのだとシャイナさんがいっていた

そうだよ

星矢

そ．．．それに！！

今は教皇を倒し

アテナの命を

救うことが

先決なんだ．．．

あっ

それにあとで

素面を見られた

といって魔鈴に

殺されたくないだろ

シャイナさん

時間ももう

３０分足らずしか

ないんだ

さあ早く

風鈴のことは

わたしにまかせて

早く行きな！

う．．．うんありがとうシャイナさん

星矢．．．

もうすぐ

この戦いも終わる！！

そしてその時が来たら

曜命も素顔を

見せてくれるかも

しれない

だから．．

だから

死ぬんじゃ

ないよ．．

ここが

教皇の間か

くっ

なんてかも．．．

重い扉だ

ピクとも

しないぞ．．．

よお

し！

う！

星矢か

よく

ここまで

辿り

つけたな．．．

な．．

なにい．．．

お．．．

おまえが．．．

星矢．．．！！

本当によく

ここまで十二宮を

突破してきた．．

ふ．．．ふざけるなさに

まるで普人のような

顔をしやがって

今さら自らを

悔い改めてる

暇はないぜ

女神は

あと３０分足らずの

命しかないんだ

おまえたちこそ

まさしく真の

勇気と力を持った

女神の聖闘士だ．．．

おまえが

教皇か

おお

あんたを下まで

引きずってでも

連れてゆくぞ！

そして女神に

ささった

黄金の矢を

抜いてもらう！！

星矢すまないが

わたし自身の力でも

黄金の矢を

抜くことは

できないのだ

な．．．

なにい．．．

今さら

言いのがれはできないぞ！

な．．．

何をいう

抜ける者は

数量だけと聞いて

きたんだ！

くたえ

ペガサス

りゅっ

流星挙〃

やっちゃったねえ

．．．

な．．．なに

な．．．なにぃ

流星拳を

かわしもせず

ことごとく

その身にうけて

たじろぎもしない

とは！？

な．．

涙．．．とは

教室．．．？

星矢．．．

わたしの行いは

確かに許される

へきことではない

だか．．．

わたしは．．

この教皇は．．．

い．．．いや．．．

そんなことを今は

語ってる場合では

女神の命を

救うために一秒を

争うのだったな星矢

いや

あの黄金の矢を

抜くことはわたし

にもできないと

言ったはず

しかし．．．それでは．．．

そ．．．その通りだ

下までいって

女神の胸にささった

黄金の矢を抜いて

くれるのか教皇

聞き

たまえ

星矢

この教皇の間を

ぬけると

アテナ神殿がある

そこには

神話の時代から

受け継がれた

アテナの像が

立っているのだ

アテナの

神殿？

そうだ

はるかなる昔

アテナは

右手には

勝利の女神をそして

左手には楯を

持っていたのだ

いわば

そのふたつこそが

アテナの証でも、

あるのだ！

右手の

勝利の女神！

左手の楯！！

だが勝利の女持は

今はここにはない

十三年前に

幼い女神と共に

アイオロスが

持ちさったのだ

いわば女神はどちらか

射手座の聖衣と共に

勝利の女神にも

今まで守られて．．．？

きたのだ

いや

おまえたちも

見ていたはずだ

なぜならば．．．

風利の女神は

形をかえ常に

女神の右手に握られて

いたのだからな

黄金の

勝利の女神だ

そんなものは

見たこともないぞ

な．．

なんだって

．．．？？？

ま．．．

まさか．．．

沙織さんが

いつも手にしてい

『あの黄金の杖が

勝利の女神の

姿をかえた

ものだという

そうか

女神が手にする

勝利の女神は．．．

その名の通り

聖闘士を勝利に

導いてくれるのだ

おまえたちが．．．

強大な相手にも

常に勝利をおさめて

きたようにな．．

そして

左手の楯．．．

そのアテナの楯こそが

いかなる邪悪の攻撃も

より払うことのできる

正義の楯なのだ！

わかったか星矢

わたしの力ではない．．．

わたしの側にある

アテナの楯こそが

女神の命を救う

力があるのだ．．．

はぁ

はぁ

だから．．．

どうした

教皇？

気分でも

悪いのか．．

な．．．何でもない

アテナ神殿へ早く行け

そしてアテナの欄を

女神の方向に

かさすのだ．．．

はあ

はぁ

はぁ

は．．．

早く．．．

はぁ

き．．．教室だいらぁ

大丈夫か

い．．．いったい

そうすれば

女神の胸にささった

黄金の矢など

あとかたもなく

消え去る．．．

わたしにかまわず

早く行くんだ

星矢！

わ．．．わかった

棚をとったらすぐに

戻ってくるからな

ま．．．

まて．．．

だ．．．

誰が．．

誰が

アテナの楯など

とりに行かせるか

はぁ

エ？

教皇？

教皇の

髪の毛の

かわ

う！？

死ね

星矢！！

気が

ついたかい

魔金

はぁ

星矢！！

はっ

はあ

シ．．．

シャイナか

．．．

セ．．．セイヤ

星矢は．．．？

そうか．．．

はぁ

魔命

その姿は．．．

いったい今までどこへ

いってたんだい？

スターヒルさ

いったよ

教皇の間へ

な．．

なんだって

スターヒル？

あ．．．あそこは聖城でも

教皇以外立ち入ることを

許されていない

森区の場所じゃないか

そうさースケービルは

代だいの教員が女神にかわり

星の動きを見て

大地の吉図を占うという場所さ

聖闘士でも勝手に入りこむことは

不可能といわれる

まさしくこの地上でもっとも

天に近い場所なのだ。

わたしは日本で星矢と

別れて以来

教皇の正体をあぱこうと思った。

そしてその秘密のカギを握る場所は

スタービル以外にないと考え

死とすれすれで入りこんできたのさ

おかげで

スターヒルの頂上の

祭壇の上できっと

発見したのさ

十年以上もたった

教皇の死体をね．．．

な．．．なに、そうしたい

教皇の死体だって．．．

バ．．．バカな

それではあの教皇は．．．

星矢がのりこんでいった

教皇の正体は．．．

クッククク．．．

バカめ

そうやすやすと

アテナ神殿に

のりこまれて

たまるか

な．．．何だいったいどうしたんだ．．．？

んだ．．．？

自分の罪を

悔いていた

教室がいって

一転して．．．

う．．．

うう．．．

ま．．．まるで

神が悪魔に父とん

変身したようだ．．．

い．．．いったいどうだい

数皇の正体は．．．

何者なんだ

ククク．．．アァァ

女神の命にくわえ

アイオロスの持ちさった

勝利の女神さえも

手に入れることができたらまさしく

一石二鳥．．．

いかなる勝利をもがむことのできる。

勝利の女神と、神や悪魔の状況から攻撃力も

しりぞけるアテナの楯〃

このふたつがそろえは

はさしく天上のセウスをおさえ

海皇ボセイドンをおさえ

環境のムーテスさんもおさえて

このわたしが彼らと言うのがちょっと

地上を支配することができるのだ！

そうすればこもはや

女神の名をかりるまでもな

このわたしが、しかに地上の

支配者となるのだ！！タクタク

バ．．．バカな．．

それでも

地上の平和を守る？

女神を補佐すべき？

教皇か．．．

そんなことは

断じて

許さない．．．

くらえ

ペガサス

流星拳〃

クッククク．．．う！！

おまえの攻撃など

何ひとつっうう

通用しないことは

わかっているはずだ

ここへきて

わたしの体を

覆え！

な．．．

わが

聖衣よ！！

教皇の

うしろに

聖衣が．．．

それに

わたし自身も

もはや動きづらい

教皇の法衣を

かりるまでもない

しかも

あの聖衣は

なにい

今丁座

こ．．これは

双子座の

黄金聖衣！！

バ．．．

バカな．．．

それでは教皇

おまえの正体は

ジャ．．．ジェ！

双子座．．．

教皇のまた

正体は．．．

賞金聖闘士

十二人のひとり

双子座の

聖闘士だったと

いうのか．．．

で．．

でも

なぜ．．．

なぜなんだ

さあ

異次元へ

飛んでん！！

フッ小僧

おまえなどに

何もわかりは

しない．．．

また

知る必要も

アナザー

アイメンション

な．．．

なにいっ

な

なんだこれは

異次〒

うーか

．．

空間！？

バカな

違う次元

ゆく！！

違う次元へオレの体が飛ばされてゆく！！

そうだおまえは

抜けでることの

できない最大元の世界を

永遠にさまよい続けるのだ

ウワーッ

バハハハ

うわあああぁ

うっ

はっ

う．．．うう．．．

ここは元の

教皇の間．．．

ジ．．．

ジェミニ．．

アナザー

ディメンションで

異次元に

飛ばされたのではなかったのか．．．

ま．．．また

ジェミニが苦しみ

だしている．．．

うう．．．バカめ．．

邪魔をしおって．．．

うう．．．

いったい

ジェミニの体には

どんな秘密が

隠されているんだ．．．

せっかく

ベガサスを

異次元へ

送りこんで

やったものを．．．

よせ！

もはやこれ以上

罪を重ねるな．．．

はあ

はあ

女神の命を

救うきで

星矢を殺させば

しないぞ．．．

だまれ

おまえさえいなければ

わたしはとっくの昔に

大地を支配して

いたのだ！！

よ．．．よお～～

そんなにペガサスの命を

助けたいのなら

命までとるとはいわん

そのかわり

五感ことごとく断ち

廃人同機にしてくれるわ

クッククク．．．

わたしの光連学に

かかればベガサスが

廃人になるのは

ものの数秒だ

すでにここまで

登ってくる間の

死闘で

ペガサスの五感は

ことごとく

低下している

いつもおまえが

肝心の時に邪魔をした

それさえなければ

うう～～～

うっ

まずは

味覚だ

な．．．

なにい．．．

つぎは

触覚！！

うっ

聴覚！！

こ．．．これは．．．

日の中が

麻痺して．．．

嗅覚

うわぁ

視覚！！

ククク

さあどうだ

ペガサスの

命までは

とらなかったぞ

これで文句は

あるまい！

といっても

ベガサスはもはや

心臓が動いて

いるにすぎん

まさしく

生ける屍だがなァァァ

タククク．．．

まもなく

十二宮

全部の火が

消える！

そしてアテナ

女神の命も消え

このわたしの力が

全地上ことごとくを！

おおうのだ！！

ムウ！！

牡羊座

のムウ

わたしの小学宙に

直接話しかけてる

その声は．．．

乙女座の

シャカか．．．？

そうだムウよ

きみにちょっと受けて

もらいたいのだ

じつは時空の間の

ねじまがった

すごく面倒なところへ、

落ちてしまってね．．．

わたしに

助けを求めずとも

きみの力なら

いかなる時空からも

戻ってこれる

はずだが

よし

わかった

いやわたしひとりはつまいが

ならよいが

もうひとり

助けたい男が

いるのだ

黄金聖闘士の中でも

並ばすれた念動力を

持つものは

きみだけだったのか

話はあとですよ？

処女宮に

戻せば

よいのだな

喝！

うう

う．．．こ．．

ここは元の

処女宮．．．？

気が

ついたかね

一輝．．．．．

今は事情をちゃ

説明している

暇はない？う

教皇の間へ

急ぎたまえ

教皇の

間へ．．．

そうだ今

ベガサスがひとりで

苦戦中のはず

時間もあと

わずかしかない

きみの聖女はコーヒッ！！

黄金星衣にもないことするの？

自己修復能力を持っているのだったよ

いるのだったな

死してもまた

灰の中から

よみがえると

セ．．．

星矢が

ひとりで

ひとにぎりの

灰さえあれば

フェニックスは

また

はばたくのだ

お．．．

おお．．．

フェニックスの

聖衣がふたたび

オレの体に

よみがえった！！

しかも

以前にもました

この美しさと

輝きはどうだ！！

これが

フェニックスの

新聖衣！！

このシャカ

ひとつだけ

きみに

たのみがある

もし教皇を

追いつめることが

できたとしても

命だけは助けて

やってくれないか

なに

きみとの闘いの

さなかにも

いったように

教皇は決して

悪などではない

彼の本体は

まぎれもない

正義なのだ．．．

しかし．．．

し．．．しかし

シャカよ

どうして

このオレまで

よみがえらせたのだ

迷いが生じた

からさ

このシャカの．．．

心の中にはじめて

シャカ

その迷いを

植えこんだのは

きみた

さあ行きたまえ

．．．．．．

い．．．いや．．．

今はすべてを

語っている時ではない

さあ早く行きたまえ

星矢

ゆくぞ

フッ

死に

きれぬか．．．

死にきれずいい

もがいている

ことこそ

あわれな

ものはない

やはりひと思いに

殺してやった方が

情けというものだ

うお

！？

そうだろ

な．．

なにい

五感ごとごとく

失った

ペガサスから

小宇宙．．．

なんだ

この強烈な

小宇宙は！！

ジ：ジェミニよ

たとえオレの五感がすべて

失われたとしても

まだ命の炎は燃えている！

この命ある限りオレの小学宙は

限りなくどこまでも高まって

ゆくのだ！

オレの小宇宙が消滅するとき

それはオレが死ぬ時以外ない！

狂感す

失われようと

燃えろオレ

小宇宙よ！

この命

ある限り

そして

ジェミニを

バカめちゃいい

流星拳など

適用しないと

何度いったら

わかる！

ガサラ

いくらおまえが

小宇宙を燃やそうと

黄金聖闘士の域まで

高めることはできぬ

ましてや

光速の力を持つ

黄金聖闘士に

マッハの力しかない

おまえが倒せるか！！

フッムダだと

いっておるのに

所詮はパカの

ひとつ覚え．．

両腕が引き

ちぎれるまで

撃ち続ける

つもりか．．．

な．．．なにか今

セイバー！！

星矢の流星拳の

速度が高まって

いるような

気がしたが．．．

１２０歳３５．１０年の

間違いない

確かに

速くなって

このまま

どこまでも

高まって

・ハカな

流星拳が

かわっ

無数の光った

尤速拳

大丈夫

え

うわああ、

バ．．．バカな

星矢がこうで！！

光速拳を

はなつとは．．．

や．．．やっは

黄金の位まで

小宇宙を高めた

というのか．．．

はぁ

た．．．ただ

倒した．．．

双子座を．．．

だ．．．だけど

五感ことごとく

失った今のオレには

女神の命を

救うという

アテナの橋を

どうやってみつければ

いいんだ．．．

はぁ

はぁ

も．．．もうすぐ

火が消えると

いうのに．．．

火が．．．

アテナ神殿が

どこに

あるのがさえも

わからない．．．

はっ

おおあれは

アテナの巨像／

視覚を断たれ

このオレにも

楯をもった

アテナの像が

はっきりとわかる。

心の小宇宙が

オレに

アテナ神殿の

方向を教えて

くれて

いるんだ！！

も．．．もうすぐだ

もうすぐ．．．

女神の命を救える

．．．

はぁ

たとえ両足の

感覚がなくても

あそこまで

はってでも

ゆくぞ．．．

はぁ

１４５

ぐうう

〜〜〜っ

ハカめたかか

まぐれの光速拳を

数発あてただけで

わたしにとどめを

さしたと思うのは

甘いぞ．．

やはり

なまぬるい

マネはやめだ

息の根を完全にとめる

必要がある

死ね

星矢！！

しかし

五感を失った

ここまでやるとは

思わなかった

うおおっ

なにい

うっ

もう一度

もう一度オレに

力をくれ！

小宇宙よ

い女神アテナよい

これは

いや．．．

倒さなければ

も．．．もう

すべてが

終わりだ．．

ひ．．．火時計の炎が

消えかかって

いるのがわかる．．．

こ．．．これで教皇を

倒さねば．．．

また彼女の

ククク．．．

ペガサス

ローリング

クラッシュか．．．

残念だが

最後の拭さえも

通用しなかったな星矢

だ．．．

だめだ．．．

も．．．もう．．．

な．．．

なんという

男．．

っ．．．

強い

強すぎる．．

もう

どうすることも

できない．．

死ね星矢

な．．．なにい

これは．．

泣いている．．．

双子座のマスクの

正義の顔が

涙を流している！！

人時計の炎が

すべて消えるまで

あとわすか！！

星矢

今この一輝が

ゆく！

な．．．

なにい！？

それまで

死ぬんじゃないぞ

星矢

黄金聖衣が

天から

落ちてくる！！

はっ

こ．．．これは

山羊座の

黄金聖衣．．．

はっ

すると

こいつがカリコーンが

山羊座の

シュラか．．．

い．．．いちがうこれは

紫龍だ！

紫龍がなぜ山羊座の

黄金聖衣をまとって

天から落ちてきたのだ！？

シ．．．シリみ

紫龍．．．

紫龍

おい

しっかり

しろ

紫龍ー

う．．．イ．．．ィック

一輝か．．．

わ．．．わからん。ただシュラは

教皇に加担したことを

悔いていたおそらく自ら

貴金聖女をこのオレに

着せてくれたのだろう．．．

黄金聖衣に守られて

いなければ元龍明を

しかけたオレも

今ごろは宇宙のチリとぐってったよ。

なっていたはず．．．

だが柴龍

もう一度

死んでくれるか

紫龍．．．

なぜおまえが

黄金聖衣を．．．

シュラは

どうした．．

むう．．．

シュラが

おまえをな

なに．．

今手当てを

してやれば

おまえの命は

助かるかもしれない

だが教皇の間では

星矢がひとりで闘っている

時間もあとわずかしかない

オレは行かねばならんのだ

紫龍．．．

フッ．．．一輝

そんなことなら

オレの方からたのむ

早く行け！！

行って星矢を

助けてやってくれ．．

この紫龍も

命ある限り這ってでも

星矢のところへ

行くからな．．．

さらば

兄弟！！

２２２あって

一輝．．．

た．．．たのむぞ

オレも必ず

あとからゆく．．．

か．．．必ず．．．

次の宮

あれがいいか

宝瓶宮か！！

うっ

氷河！

氷河！！

イ．．．

一輝．．．

か．．．

た．．．闘いは

どうした．．

ま．．．まだ終って

ないのなら

早く行け．．．

オレに

かまうな．．．

氷河．．．

オレは幼い頃運命を

とてつもなく

呪ったことがある

だが今は逆に

感謝しているぜ

宇宙の生命から比べれば

まばたきほどの瞬間もない

人間の一生で．．

おまえらのような

男と兄弟として

この世に生まれて

きたことをな．．．

オレも

あとから

ゆくから．．．

早く．．．

フッそれは

オレも同じだ．．．

縁があったら

また地獄で．．．

兄弟ゲンカでも

やらかすか．．．

っ

イ．．．一輝

星矢を

たのむぞ．．．

さらば

兄弟！！

オ．．．オレも

オレも必ず

ゆく．．．

次が

最後の宮

双魚宮だな！

ここを

ぬければ

教皇の間だ！！！

うっ

ン．．．シュ．．

！！

シ．．．瞬．．

よ．．．よく

闘った．．．

あんなに闘うことの

嫌いだったおまえが．．．

泣き虫だった

おまえが．．．

よ．．．よく．．．

に．．

にいさん．．．

シ．．．瞬．．．

にいさん生きて

いたんだね．．．

よ．．．よかった

ぼくは．．．

しゃべるな瞬．．．

心臓から

血が吹き出す：

バカな．．．？

星矢にもかつて

言われたが

地獄のような思いを

して帰ってきたのは

オレだけじゃない．．．

瞬よ所詮は

このオレが一番

弱虫だったのさ

フッ．．．

い．．．いいえこれだけは聞いておきたかったよくが弱点だった

おきたかったぼくが朝曲だったばかりににいさんに地獄のような

地獄のような

思いをさせて

しまったことを．．．

ゆ．．．ゆるして

くれますか．．．

許しを請うのはオレの方だ

一度でも女神へ

敵対したオレを．．．

兄弟であるおまえを

殺そうとしたこの兄を

許してくれるのか．．．腕．．

フッ許すもなにも

ぼくはにいさんが

敵だなんて

思ったことは一度も

ありませんよ

だって．．．

にいさんは

いつだって

ぼくの

にいさん

だもの．．．

ンッ．．．！！！

星矢がひとりで

最後の闘いをしている

オレは行かなければ

ならん

に．．．にいさん

死なないで下さいねぼくもあとから

必ずゆくから．．．

ほ．．．ぼくだけじゃなく

紫龍や氷河も

必ずゆくから．．．ね．．

さらばだ

瞬．．．

さらば

弟よ！！

にいさん

！！

そして

同じ時代を

わからあって

生まれてきた

熱き血潮の

兄弟たちよ！！

バ．．．バカな

なにを泣く！

双子座の

正義の面が

泣いている

なにが

悲しい．．．

このわたしが

大地を支配する

ことがそんなに

いけないことか

ん

力のある者が

天下をおさめて

なにが悪い！？

そうしなければ

この地上など

とっくに

奪われて

しまうのだ！！

天と地がたんじゃ

誕生した時から

無数の邪悪は

おろか．．

天界にはゼウスが

海外にはポセイドンが

．．．

冥界にはハーデスが

城戸沙織の

ような小娘では

守れん！！

ねに虎視眈眈

この大地を

狙ってきたのだ

彼らに匹敵する

力を持つものが

地上を治めねば

あとかたもなく、

世界は彼らに

侵略されてしま

わたしこそが

この時代の

救世主なのだ！！

それを邪魔する

者はことごとく

葬りさるだけだ

たとえ

誰であろう

とな！！

星矢

命のあるかぎり

小宇宙を燃焼させ

闘うといったな．．．

ふつうの人間ならば

とっくの昔に息絶え

命の炎は＂

消え失せているはず

おまえは生半可な

ことでは死なんような

これ以上おまえを

いたぶるのも

もはや面倒．．．

ならば命の炎を

完全に消してやる

首を落としてやれば

いかにおまえでも

もはや一度と

立ちあがることはできまい

覚悟は

いいか．．．

う．．．

死ね

星矢ー

！

なにい

！？

だれだじゃまだ

邪魔を

する者は！！

フェニックが

輝！！

バ．．．

バカな．．．

きさまは

シャカと共に

消滅したのでは

なかったのか．．

それとも

九死に一生を得た

その命を再びすことも

すてにきたのか

れてやるさ

女神の命だけは

絶対にとらせん！！

フッ笑止なって

今さら

死にぞこないが

ひとりふえた

ところで

なんになる

こうなれば

ふたりまとめて

あの世へ送って

くれるわ

残念だが

あの世へいくのは

おまえの方が先だ

うけろ

炎の拳！！

星矢

おい

しっかり

しろ！！

星矢！

ムダだ

よろうベガサスは

五感をすべて

失っている

いくら呼んでも

たたいても

わかりはしない

そいつは

生ける屍なのだ

な．．

鳳翼天翔を

くらって

何事もなく

立ちあがって

くるとは．．．

不死身か．．．

フッ笑わせるな

今までの相手には

通用した

かもしれんが

わたしの前では

きさまごときの

技などいっさい

無力なのだ

なん

だと．．．

無力かどうか

もう一度

くらえ！

鳳翼天翔

な．．．

なにい！？

ハカな！

鳳翼天翔の

威力が

ジェミニをよけて

吹きぬけてゆく！！

そうらじゃ

自分の

しかけた技で

自分が吹っ飛べ

だから

いったはずだ

きさまの技など

無力だと．．．フッ

うっ

うわあっ

うう．．．バカな．．．

鳳翼天翔が

逆流して

このオレに

はねかえって

くるとは．．

フェニックス

きさまは双児宮でも

わたしの邪魔をした

楽に死なせる

わけにはいかん

ぐっ

たっぷりと

苦しませてから

殺してやる！

はぁ

鳳翼天翔が

きかぬとあらば

肉体ではなく

精神の方を

砕くまでだ．．．

ほうおうけ～

鳳凰幻魔拳

でな．．．

なに

精神を

砕くと？

この

わたしのか？

おもしろい

ならばわたしも

肉体ではなく

きさまの精神を

破壊してやろう

伝説の幻朧魔皇拳

によってな．．．フッ

どちらが先に

相手の精神をした

支配できうるか．．．

勝負だ

鳳凰幻魔拳

あ．．．

ああ

あ．．．

かかったな

脳を支配する

幻朧魔皇拳に．．．

もはやきさまに

自分の意志はない

すべてわたしの

命ずるままに動くのだ

まずは自分で

自分の腕を

緊ちぬいて

もらおうか．．．

さあ

やれ．．．

う．．．

うう．．．

フフ．．．よしなかな

なかなか．．．

従順だ

うう

次は自分の心臓を

撃ちぬけ．．．？

そうだ自ら

自分にとどめを

さすのだ．．．

いや待てその前に

あのペガサスの首を

わたしのかわりに

落として

もらおうか．．．

そうだその方が

手間がはぶけて

たすかると

いうものた

ブフフフ．．．

さあ

ペガサスの

首を落とせ

そしてうち

そのあと．．．

その行いを～

悔い自らも

死ぬのだ一輝

う．．．

うう．．．

ペガサスの

首を

落とせ！！

どうした一輝

やれ

う．．．

うおおおぉおっ

フッ

ブフフフ

フフフ．．．

ウワーッ

バハハハ

やった

さあ次はきさまの番だ

自らの心臓を撃ちぬいて

あの世でペガサスにわびろ！！

な．．．

バ．．．バカな

星矢の首は

つながったまま

い．．．

いったい

これは．．．？

どうした

ジェミニ．．．

夢でも

みていたのか

脳裏にうかんだ

まぼろしを

みていたというのか！！

バ．．．バカな！

それでは

わたしの方も

フェニックスの

幻魔拳に

かけられて．．．

ジェミニ

次にみるのは

おまえの最期だ！！

だがこれ

まぼろしではなく

現実だがな！！

ムウ

きみは

知っているのか

なにをだね

シャカよ

もちろんいょちゃ

今星矢たちが少し

必死に眠っている

教皇の正体だ．．．

あの沙織という

娘のために

ここまで酷いぬいたブロジでイント

青銅聖闘士たちを

きみや老師は

膝ながら裂助してきた

それは．．．

教皇の正体を

見抜いていたから

ではないのか．．．

どうなのだムウよ

ならばシャカよ

今こそ言おう．．．

教皇の

正体を．．．！！

今の教皇は

真の教皇では

ない！

いつのまにか

別の人間が

いれかわって

しまったのだ！！

なにい

！？

バカな！

それは

本当か

ムウよ！！

十年以上もの間

ずっと

そんな予感が

していたのだが

この聖域にきて

よりいっそう

確信するように

なった

むう．．．

た．．．確かにコスで

あの小宇宙は

異様だった

守護人が不在と

される双児宮に

巨大な小宇宙を

感じてからな．．．

ウム．．．あれは

わたしたちがまだ

黄金聖闘士に

なるかならない

頃の話だ

思い出したぞ

確かに次の牧場に

選ばれるべき

男としてすべての

者に認められていた

あの．．．

十三年前アイオロスが

反逆者の汚名をきて死ぬ

少し前に突如として

この無城から姿を消した

黄金聖闘士のことを

みんなも知っていよう！！

双子座の＂イント

聖闘士の

ことか．．．

そうだ．．．だが彼は

消えたのではなく

依然として

十三年もの間

この聖域にいたのだ

しかも教皇に

姿をかえてな！！

な．．．！！

バカな

ま．．

まさか

あの男が

教皇の

正体！？

双子座のサガ！！

うう．．．しかし

きさまの

鳳凰幻魔拳が

ここまでの

成力を

もつとは．．．

ジェミニ．．．おまえの

幻臓障皇拳こそ

まさしく恐るべき

伝説の膣拳．．．

オレは

まちがいなく

星矢の首を

たたき落として

いたろう．．．

ヒヨコなから

ほめてやるぞ

フェニックス．．．

もし最初の命令が

オレ自身の腕を

撃ちぬくものでなく

果夫の首を落とせと

いわれたのなら．．．

フッ．．．そうかないにしょ！！

精神文配に

関しての勝負は．．．

互角ということか．．．の

ならばこれ以上

かけあっても同じこと

ヘタをすれば

千日戦争に

おちいるかもしれん

もはや互いにどうまかうん

幻朧魔皇拳もいつかじゃねえ

鳳凰幻魔拳も

使えんな．．．

こうなればもはや

肉体の闘い

しかない

どちらの小宇宙が

勝っているか！

さあフェニックスよ

わたしに最期をみせて

くれるのではないのか

かかってこい！！

望むところだ

いくぞ

ジェミニ！！

らえ

鳳翼天翔

うわあ

バカめほうよくてん

鳳翼天翔など

通用しないと

何度かえされれば

わかるのだ

う．．．

うう．．．

鳳翼天翔もいっちゃん

風風幻唖拳も

きさまのもつ

最大の拳は

わたしの前では

もはや使えん

いわばきさまは

両腕をもがれた

タルマも同然

なのだ！！

だが

このわたしは違う

最後にそれを

見せてやるぞ

これはここまで闘った

きさまに対する

いわば褒美だ．．．フッ

さあ死の間際に

しっかりと見届けろ

この双子座

最大の拳！！

うっ

ギャラクシァンエクスプロージョン

うおっ

こ．．．

これは

みんなも

知ってのとおり

教皇は女神を

補佐するとはいえ

事実上聖闘士を

統括する！！！

権限をもつ

それは

その気になれば

大地を征服する

ことさえ可能に

なることなのだ

ゆえにきちこう

教皇になるべき者は

心・技・体ともに

優れた者でなければ

ならない

だからそうこう

教皇は代代

十二人の黄金聖闘士の中から

前教皇みずからの

指命によって決まるのだ

前教皇がセイントがこれこそ

聖闘士の頂点に立つ

人間にふさわしいと

認めた者に次の教皇の

座が与えられるのだ

五老峰

天秤座の老師は

真の教皇と！！

二百数十年前の

聖戦を共に

闘われた

いわば何をしたば

前時代の

聖闘士の

生き残り

そして

外の

黄金聖闘士は

天才的な

力で

黄金

聖闘士に

なった

とはいえ

まだ幼い者が多く

教皇に

選ばれるほどの

者はいなかった

そんな

十二人の

中で

アイオロスな

除けば

サガこそがそう．．．

次の教皇に

なるであろう

みんなが

思って

いた

サガは

力は

もちろんのこと

神の化身では

なにかといわれる

ほどの

心の清らかな

男だったのだ

そうだ

サガは

どんな者にも

わけへたてなく

やさしい男だった

ゆえに

まるで神のように！

多くの人びとから

慕われていた．．．

う．．．

うむ．．．

あ．．．あの

消えたと

思っていた

サカが．．．

この十三年間

教皇になり

すましていたと

いうのか．．．

し．．．とん

信じられん．．．

で．．．では真の

教皇はいったい

どうしたのだ．．

殺したのよ

このサガが

うっ

はっ

な．．．

なにい

聞こえたか魔鈴ッそ？

今の．．．聖域のすべてに

響きわたった．．．

あの声を．．．

はあ

なんだ

あの

声は！？

う．．．うむ

しかしシャイナ

あれは声と

いうよりも．．．

はあ

誰がの巨大な

小宇宙が？

意志として

全聖域に

伝わったの

あ．．．ああ．．．いった

いったい

これは．．

ま．．．

まるでぇぇ

神の声の

ような

そうだま

オレは

かっ

神だ！！

これよりのち

この聖域はおろか

地上すべてを支配する

大地の神となるのだ！！

このサガ

がな！！

サ．．．サガ．．．

や．．．やはり

ムウの考えて

いたことは

正しかった

のか．．．

うう．．．

十三年間

隠し通した

その正体を

満天下に

さらけ出したな

サガよ．．

女神の死は

もう確実と思

勝ち誇る

つもりか

だがそうは

かんぞ

女神の

命の炎は

まだ

燃えつきては

いない．．．！

ム．．．

ムウ様．．．

し．．．しかし

サガの声に

しては

まるで別人の

ような．．．

そうだ．．．

今も話して

いたように

サガとは神の

化身のよう

だった男．．．

それが

まるで巨大な

悪魔のように

感じられる

この小宇宙は

なんなのだ．．．

あのサガとは

完全にうじん

別人ではいつか

ないのか．．

クッククク聞け！

生き残った

黄金聖闘士から

雑兵にいたるまで

この聖域にいる

すべての者たちよ

女神を擁して

この聖域に

乗り込んできた５人の

青銅聖闘士どもは

今すべて片付けた！！

そして

女神も

死する！！

これも

このサガを教皇に

選ばなかった

真の教皇の

あとわずかで

火時計の炎が

消える！

世年前

教皇サッカッ！？

射手座の

アイオロス

双子座のサガ

まいりました

なにかこう

御用でしょうか

ウム

よく来た

ふたりとも

じつは聖域のほこるマール！！

黄金型師士の

キミたちふたりを

呼んだのは折り入って

話があるからだ

予約だちも知ってのとおり

数百年ぶりに女神が

ふたたびこの聖域の

アテナ像の足元に

降臨！！

つまり

人の姿をかりて

お生まれになった

この地上に

邪悪が

はびころうとする

前兆でもあるのだ

邪悪を

うちはらうため

女神はふたたび

この地上に

お出ましになられたの

前の聖戦の生き残りも

もはや天秤座の老師と

このわたしだけに

なってしまった

その老師も

聖戦で閉じ込めた悪霊を

監視しつづける役目を負い

五老峰を一歩も動けん状態に

なってしまっている

女神の封印の幼力は

二百五十年足らず

封印がとけ

邪悪がこの地上

いわば

あらたなる

聖戦の時が．．．

差し迫ってきて

いるのだ．．．

そこでわたしは

そろそろ散星の座を

ふたりのどちらかに

譲ろうと考えた

全員への触れは

後日いたすが．．．

仁・智・勇を

兼ね備えた射手座の

アイオロス

は？

わ．．．

わたしが

ですか．．

賞金駅調士

十二人とはいえ．．．

まだ幼い者が

かなり多いレハハーヒィント

白銀駅開土青銅聖調士しかりだ

青銅聖闘士しかりだ

これよりは

おまえに

教皇の座を

まかせる

ことにする

だが遅くとも

十年ののちには

必ず聖戦が起きる

その時のために

女神をりっぱに

成長させそして

多くの聖闘士たちを

育ててもらいたい

サガよ

聞いたとおりだ

アイオロスに

力を貸して

これからも．．．

聖域のために

くしてくれ

よいな．．．

はい

はっ

アイオロスこそ

次期教皇に

ふさわしい立派なサイト

聖闘士だとっこっ

わたしも

思っていました

アイオロスに

協力を惜します

女神のため

正義のために

このサガ

これからも

一命をかけて

つくしましょう

むう．．．やはり

動かざるべき

北極星が

わずかに

傾いている．．．

二百三十年前の

聖戦の前ぶれにも

北極星が動いたと

前教皇がいって

おられた．．．

本来天の北極星は

地上の北極より

約一度

ずれているのだが

その角度が少しずつ

０に近づいている

北極星という

地上の北極との

角度が０になった時

女神の封印がとけ

邪悪がふたたび

この世に散乱する

その時が聖戦の時なのだ

むっ

サガ．．．

おまえ

黄金聖闘士と

いえども

立ち入る

ことは．．．

困難なこの

スターヒルの

祭壇まで

どのようにして．．

フッ

別にわたしにはええ

困難なことでは

ありません

老いた教皇のあなたでさえ

登ってこれる

場所ですからね．．．

ましてや

神の化身とも

いわれている

わたしに

とっては

雑作もない

ことです．．

ここは教皇以外

立ち入ることは

許されぬ禁区だ

だからいってるでしょうわたしは．．．

わたしは

すべての人びとに

神のように

慕われている．．．

サカ．．．

はあ

そこにわざわざ

何をいいに

来たのだ

そんなわたしが

なぜ

次期教皇では

ないのですか．．．

仁・智・男ならば

決してアイオロスに

勝りこそすれど

劣るとは

思っておりません

はあ

いやすべてにおいて

わたしの方が

アイオロスよりも

勝っていると思います

それなのになぜですか

いったはずだ

仁智・勇を兼ね備えた

アイオロスこそ

教室に

ふさわしい男だと

教皇！！

はあ

そこまで

いうのなら

教えてやろう

わたしは

おまえの心の奥底に

なにか得体の知れない

不気味なものを

感じるのだ

たしかにおまえは

神のように

救われている

そして事実

そのように

清く生きておる

だが

おまえの魂には

とてつもない

悪魔が住んでいる

ような気がして

ならんのだ

これがわたしの

取り越し苦労で

あれば

よいのだが．．．

どうした

サガ？

気分でも

悪いのか．．

クッ

ククク．．．

み．．．

見抜いていたのか

わたしの秘密を．．．

さすが教室．．．

老いたりといえども

前の聖戦の生き残りだけの

ことはあるようだな．．．

．．．

こ．．．これは

髪の色が

変わってゆく．．．

サ．．．サガ

おまえは

いったい．．．

うっ

．．．

教室

ぐ．．．うう．．．

や．．．やはり

わたしの目に

狂いはいっ

なかった．．

お．．．おまえは

神などではない．．．

じ．．．

邪悪の

化．．．身．．．

フッ老いばれめ

なまじ

わたしの正体を

見抜くから

こんなことに

なるのだ

幸いなことにそうですがね

教皇の素顔は

常にこのマスクに

覆われていた

おそらくお

顔を見たことのある者は

五老様の老師以外

おるまい

こうなった以上

わたしがこのまま

教皇になりすまして

聖域を掌握する

そうすれば

まだ赤子にすぎぬ

女神など

くびり殺すのは

わけもないこと

クックククッ

そうだ

このサガ自身が

女神にかわり大地を

支配するのだ！！

神

「ウワーッハハ

たその世のなるのものに神ウーカッハハ

うう．．．そして尚かつ

幼い女神を

殺害しようとし

兄を反省にしたてあげ

十三年もの間教皇に

なりすましていたと

いうのか．．．

正義であるべきゃイント

聖闘士の．．．

しかもその頂点の

教皇として．．．

やはり？

ギリギ師やわたしの子供は

予感は

正しかった

のた

うう．．．

なんてことだ

オレたちは

十三年間

だまされ

続けていた

というのか．．

こ．．．これが

すべての

真実．．．

そしてやはり

あの娘は！！

本当の女神！！

し．．．しかし

この十三年間

サガが正体の教皇からは

わたしがみたかぎり．．．！！

一片の邪悪も

感じられなかったのに

な．．．なぜ．．

おのれサカ！

すべてが

はっきりした以上

もはやここに

留まっては

おれぬ！

この

アイオリアか

容赦は

せぬぞ！！

待ちなさい

アイオリア

なぜ止める

ムウよ！

すべては

はっきり

したのだぞ

女神を救いサガを

全員でもって倒すべきだ！！

助けるものなら

老師やわたしも

はじめから

そうしている

ただこれはアナナ

天が女神に与えた

試練なのだ

なに女神の武源．．．

試練．．．

そうだサガごとき

ひとりの邪悪に

働きれるような

女神であればそれは

どうあってもニセ者

これからはじまる

大いなる聖城を

戦うことはできないと

老師がおっしゃられて

真の女神であれば

決して死なぬ

そして星矢たちが

真の聖闘士であれば

たとえ自らは死し

必ずや女神の命を

救うはず

今は耐えるのだ

そして

信じて待つのだ

星矢たちの勝利を．．．

女神の復活を．．．

あああ．．．

火．．．

火が．．．

火時計の火が

もう消える

ああ．．．

星矢．．．

星矢．．．

セ．．．！！

星矢！！

星矢．．

な．．

なにい

カな！！

こ．．．

これは；

ペガサスが

ふたたび：！！

ふたたび

ペガサスが

立ちあがった

．．．ハカな

五感をすべて絶たれ

見ることも聞くことね

感じることすらも

できないペガサスが．．．

む．．．

むうう

なおかつ

アテナ神殿

向かって

いこうと

している！！

女神の命を

救うために

アテナの楯を

とりにいこうと

している！！

じ．．．自分の

命の残り火が

消えつくす

最後の瞬間

までも

女神を

救おうと

じている

うう．．．こ．．

うっ！！こいつらこまさしくいい！！

平和を愛する

女神の聖闘士．．．

そ．．．それにも

ひきかえて、

このわたしは．．．

うっ

おのれ

いかせるか

そのまえに

息の根を

止めてやるぞ

ペガサス！

輝

ハ．．．ハカな

きさままで

立ちあがって

くるとは．．．

ＧＥをくらって

死んだはずが．．．

どけィッャ

一輝！

その

フェニックスの

名のとおり

不死身だとでも

いうのか．．

セ．．．星矢が

アテナの楯を

とりにゆくまでは

こ．．．ここは

通さん．．．

はあ

イ．．．

一輝．．．

ここはオレが

死んでもおさえる

それが一度は

おまえたちに

拳をむけた

オレのせめてもの

罪はろぼし．．．

な．．．

なにい

セ．．．？

星矢

早く行け．．．

た．．．たから

星矢よ必ず

女神の命を

救ってくれ

たのむそ

星矢！！

さらばだ

星矢！！

おのれ

死にぞこないの

きさまごときが

立ちふさがったとて

なにになる！

こうなれば

二人もろとも

吹っ飛ばして

くれる！！

そして

兄弟たちよ！！！

ージョン

むっ

うっ

はっ

マ．．．

魔金

なにい

セ．．．？

是矢．．．

な．．．なんだ

今の天と地が

つんざくような

衝撃音は．．．

ま．．．まさか

すべてが

終わって

しまったとでも

いうのか．．．

クックク

銀河の星星さえも

破壊する．．．

ＧＥの威力．．．

ふたりとも

今度こそ

あとかたもなく

消し飛んだようだな

クッククク

星矢

バ．．．バカな

ふたりとも

あとかたもなく

消し飛んだと

思っていたのに

．．．

おまえはしたんです

自分の体を

楯にして

オレをサカの

ＧＥから

救ってくれた

イ．．．

一輝．．．

な．．．なぜ

星矢だけが

助かったのだ．．．

ああ．．．

輝よ．．．

お．．．思えば

今まで

何人の友が

兄弟が

倒れて

いったろう．．．

オレをここまで

たどりつかせる

ために．．．

女神の命を

救うために．．

星矢！！

星矢！！

星矢！

星矢！！

星矢！

復活人の皆、

そ．．．そう

オレは

倒れてなんか

いられない！

オレの命の炎が

燃えつきない限り

たとえはってで

アテナの橋を．．．

沙織さんの命を

救わなければ

今までのすべてが

無になってしまう

そうか

一輝のおかげで

カスリ傷ていどで

死なずにすんだのか

ガサス

今度こそ

殺してやるぞ

ペガサス

も．．．もう一

もう

最後に

小宇宙よ．．．

心の小宇宙よ

奇跡をおこせ．．．

だがこれでもう

おまえを

庇うものは何もない

星矢

オレの

命を

おまえに

やるう

そうだ

オレたちの

小宇宙を！！！

オレたちの

命を全部

おまえに

くれてやる

だから立て！

立ってくれ

星矢ー

．．．

星矢．．．

あなたは

希望．．．

兄弟の

声が．．

あなたは

希望．．．

星矢．．．

き．．．聞こえる

友の声が．．．

２３８

女神の声が：

みんなの声が

オレの小宇宙に

響いてくる．．．

星矢．．

わずかに残った

オレの

小宇宙を．．．

星矢．．

消えそうな

オレの

命を．．．

そ．．．そうだよ

星矢．．．

かすかに残った

ぼくの命を．．．

ぼくの小宇宙を

すべてきみに

あげるから．．

だ．．．だから

だからもう一度

立ちあがれ。正義のため

女神を救うために．．

星矢

おまえは今

みんなの

たったひとつの

希望なのだ！！

むうっ

な．．．

なにい！？

ペガサスが

また

立ちあがった

し．．．しかもなんだ

星矢のうしろに

うかんた

あのオーラは．．．

ガサスだよな

うかんでいる！！

そんなことは気付かない仕方のうちのに最近の小学園がうかんでいる！！

サガよ．．．

たしかに五感を

絶たれたオレは

何も見えないし

聞くことも

できない．．

だが見る以上に。

聞く以上に

それらの感覚をこえて

はっきりと

今はすべてのものを

できるのだ．．．

な．．．

なんだと

バ．．．パカな．．

おまえがいくら小宇宙を

燃やそうとわたしには

いっさい歯がたたないのは

立証すみのはず！

そ．．．それでは

おまえは

六感すべてを

越えたセブ

セブンセンシズに

目覚めたとでも

いうのか．．．

ましてや今さら

セブンセンシズに

目覚めたとて

このわたしに勝るはずがない

くらえギャラクシアン

エクスブロージョン！！

今みんなが、こ

勇気と力を与えてくれた

オレはみんなの希望なのだ

心の小宇宙よ。セフジセン

今ごそ究極まで燃えあがれ！！！

そして

今こそ

邪悪を

絶つ！！

サガよ

おまえの

最期だ！！

な．．．

なにい

これは

！！

世界中でも

．．

．．．

いった

．．．

うう～～っ

双子座のサガを

ボ三年間

教皇の名をか

聖域をわがもの

諸悪の根源を

．．．うやっと

あ．．．ああ．．．

だ．．．ためた

もう到底

間に合わない

ひ．．．

火が．．．

星矢

火時計の

火が消える．．．

ま．．．まだ

オレは

死ねない．．．

アテナの楯をとり

沙織さんの！？？

方角にかざす

までは．．．

ま．．．まだ

死ねない

んだ．．．

うう．．．

う

セ．．．セイヤ

星矢は．．．！？

そ．．．そうは

させるか！！

アテナの楯は

絶対にとらせん

！！

お．．．おのれ

アテナ神殿へ

向かったかーッ

なにい

７０分０．４ＲＥＹＯの

ＷｉｎｄｏｒＡＲＥＹｏｕ？

ＷＨＯＸＲＥＹＯＵ？

ＷＨＯＡＲＥＹＯＵ？

答えろサカよ

おまえは誰だ

おまえは誰だ

正義か悪か

神か邪魔か

う．．．

うう．．．

う．．．

ええーい失せろ！

これ以上わたしの

邪魔をするな

おまえがいなければ

とっくに大地は

わたしのもの

だったのだ！

おまえは十三年間

ことごとく遮ってきた

もう邪魔はさせん！

よせ

おまえこそ

これ以上

罪を重ねるな

神はけっして

死にはしない

女神にわびろ

そして

罪をつい

だまれ

何度も

いったはずだ

わたしがこの時代の

救世主なのだ！！

うっ

ア．．．

アテナ．．

むっ

お．．．おのれ！

楯にさわらせる

か

星矢！！

星矢が

星矢ぃ

星矢！

我にこう

正義の楯を

与えたまえ！！

死ね

星矢

女神を

犬が消えた

おねおおお

おおお．．．

お．．．お．．．

黄金の矢が

き．．．き．．．き．．．

消えた

それは

光の速さをも

こえた

まさしく

一瞬の出来事

だった．．

う．．．

く．．．

な．．．なんだ

サガの体から

抜けていった

今のオーラは．．．

サガの表情が

もとのやさしく

清らかな顔に

戻っている．．

アテナの棚の

光をあびた

ことにより

体内に

ひそむ邪悪も

消しとんだのか．．．

よ．．

よかった．．

本当に．．

こ．．．

これで：

も．．

もう．．．

女神復活

ばんざーい

これで

この聖域から

すべての邪悪は

退散したぞ

エエッ

まるで

ウソのように

傷あとも何も

ありません

ばんざーい

ばんざーい

みんなにも

心配を

かけました

ありがとう．．

お．．．お嬢様

胸の傷は本当に

大丈夫ですか

女神．．

われらーッドを

黄金聖闘士も

残った数

わずかになって

しまいましたが

あなたを真の

女神として

むかえることに

一同すべて同意

いたしました

獅子座の

アイオリア

乙女座の

シャカ

蠍座の

牡牛座の

アルデバラン

これよりのち

女神に忠誠を

誓います．．．

そしてこわり？

五老峰におられる

天秤座の老師や

ここにはいない

他の聖闘士も

雑兵に

いたるまで

これよりのちは

女神よ

あなたのもとで

地上の正義と

平和を守るために

聞います！！

お嬢様

どうかいたしましたか

何か気になることでも

あっ

あお嬢様どちたい！？

エ？

いかせて

さしあげて

下さい

彼女は今

ふつうの少女に

戻ったのです

これからの彼女には

女神としての

想像を絶する

聞いが待っています

今だけふつうの少女に

させてあげて下さい

紫龍

星矢：

そして．．

そして

わたしは．．

そしてわたしは．．．

できることなら

わたしは

女神などでなく

ぶつうの

少女として

生まれて

ぎたかった

はっ

あ．．．

あなたは！？

サガ．．．

十三年前

あなたを

殺害しようとした

男です．．

サ．．．サガ

それでは

あなたが

．．．．．．！

ア．．．女神

あなたに

ひとことおわびを

申しあげたく

ここでお待ちして

おりました

エ？

な．．．

なにを．．．！

サガ

うう．．．女神

こんなことで

わたしの罪が

許されるとは

思っておりません

で．．．でもこのサガ

本当は正義のために

生きたかった

のです

ど．．．どうか

それだけは

信じて下さい．．

サ．．．

サガ．．．

信じます

本当のあなたは．．．

正義だったと

いうことを．．．

あ．．．

ありが．．

とう．．

サガ！！

サガは

俗にいう

二重人格者

だったのですね

人間は誰でも心に

善と悪を持っているのです

理性によって悪を

おさえているときは

普人となり

欲望に負けたときは

悪人となる．．．

サガはその善と悪の

まったく相反するものが

とてつもなく

強すぎたのでしょう

だから悪の心が支配すれば

巨大な邪悪となり

善の心が支配すれば

神のような男になる．．

結局今度の闘いで

誰よりも苦しんで

いたのは

サカたったの

かもしれない

善と悪の

はざまで．．．

星矢

紫龍氷河

サガ．．．

やはりわたしは

ふつうの少女としては、

生きられないのですね」

あなたたちが

闘ったように

多くの人たちが

倒れていったように

わたしもこれから

倒れるまで闘い続けます

女神として？

ＴｈＥＣＹＯＵＳＩＳＴＯＰＹ

．．．

氷の国のナターシ

Ｓ４ＩＮＹＩＳＥＩＸＡ

Ｃ＃＃？２ｃｋ／

ＴＨＥ－ＳＡＮＣＴＵＡＲＹ

ＴＨＩＥＥＲＩＤ

東シベリカー

フッ

よく来たな

氷河

遅いので

怖じ気づいた

のかと思ったぜ

ここから先は

花一輪咲かない

永久凍土の地．．．

こんな所まで

オレを呼び出して

おまえらいったい

何者だ？

ククク．．．

オレたちは

その．．．

永久凍土の地

なに

ブルーグラード

だと．．．

フルー

グラードに

住む民よ

フフフ．．．

フフフ．．

それがますか

少数ながら

生き残って

いたのだ．．．

バカな

その民人は極寒的

気象条件のため

数世紀前に

絶滅したときいている

そしてオレたちは

そのブルー

クラードの

伝説の戦士．．．

なのだ

むう氷戦士．．．

神話の時代

北極を中心に君臨した

最強の軍団：

氷河．．．

オレたちは

おまえの力が？

必要なのだ

同志になって

くれるか．．．

その力は

女神の聖闘士にも

劣らぬという

それが生き残って

いたとは

おいオレは

女神の聖闘士

だぞ

同志？

いやなら

死んで

もらわねば

ならんか．．．

アレクサー

様．．．

できるのか

カビの

はえたような

おまえら戦士に．．．

おまえたちは

手を出すな

アレクサー．．．っ？

とやら

おまえらの魂胆は

わかっている

南下して外の土地を

侵略するのが目的だ

そうすればどうしても

女神の理闘士が

目ざわりになる

そのためにひとりでも多くの

聖闘士を消すために

オレを呼びだしたのだな

フッ

そこまで

見抜いているのなら

もはや説明の

必要はないな

うけろ

ダイヤモンド

ダスト

な．．．

なにい！？

氷戦士は神話の時代より

永久凍土の地で

生きてきたのだ

この程度の凍気で倒せるか

もう一度きく

同志となるか．．

死か．．．

むうう

Ｄダストが

きかない

！！

答えは

かわらん

ようだな．．．

バレス

き．．．

きみは．．．

う．．．

よかった

気がつき

ましたか

このブルー

クラードの．．．

就治者の娘

ナターシャです

ナターシャ

だって．．

はい．．．

わたしの

名前が

なにか？

い．．．いや

きみは．．．

オレを介抱して

くれたみたいだな

すまない．．

いいえ

すまないのは

わたしの

方です

兄を許して

下さい

兄？

兄とは

まさか．．

氷河さん

お願いです

兄から父を

守って下さい

えっ？

アレクサーは

このブルー

グラードに．．．

父を殺しに

帰ってきた

のです！！

そうです

アレクサーは

わたしの兄

なのです

あなんだって

わたしたちの

父ビョー

ハークラードの

トルは

民を統治し

争いを好ます

永久凍土の地

ほそぼそと

生きてきました

しかし

兄アレクサー

な女の

り方を嫌い

陽のあたる場所、

出るべきだと

主張しつづけ

ついに五年前

父から永久追放

されたのです

しかしいき

今また

ふたたびこの地

氷戦士を従え

まい戻って

きました

必ずやたち

兄は父を

亡き者にします

自分の野望を

とげるために．．．

お願いします

このシベリアの地で

兄にかなう者は

あなたしかいません

父を．．．

殺させたくないのです

兄をからかかって

父親殺しに

したくないのです

そんなことが

起こったら

生きて

いけません

どうか．．

ナターシャ

あなたのやり方では

ブルーグラードの

民はいずれ．．．

永久凛士の

この地で

絶滅する

しかないのだ

太陽の光を与えてやるのだ

それを阻む者は

誰であろうと

この氷戦士が倒す

アレクサー

様！

なに氷河が目覚めて

目覚めた

はい

よし

氷河さん

父を兄から助け

兄が父を殺すなん

恐ろしいことが起こった

生きてはいけません

どうか．．とうかお願い．．．

大丈夫だ

くら野望

実現のため

とはいえ．．．

自分の父親を

平気で殺せる

男など

いやしない

たとえ

アレクサーでも

氷河！

氷河ぼくだよ．．．

ヤ．．．

ヤコフ！

あいた

ヤコフ

おまえ

どうして

ここへ

いててて．．

どうしてじゃないぞ

氷河こそいきなり

行方不明になるから

心配するじゃないか

それに

ぼくたちの村は今

大変なさわぎ

なんだぞ

氷城士の奴らが

乗っとりに来たんだよ

今日中に村人全員

出ていかないと

皆殺しにするって・

なに

コホーテク村

が！？

な．．

なんだと

肝心な時に

氷河はいないんだから

あっちこっち

探しまわった

んだぞ

ヘヘッ

そうだろうと思って

ほらちゃんと

持ってきてやったぞ

白鳥座の

聖衣！！

そ．．．そうか

クソ～～ッ

こんな時に

聖女があれば．．．

おお

これは．．

わが．．．

氷河

気がついたか

とどめを

ささなかったのは

もう一度だけ

チャンスをやるためだ

いったはずだ

この氷河は女神の

聖闘士だと．．．

侵略者の

手助けなど

死んでもせん！

どうだ

われらの同志に

なる気になったか

そうか．．．

戦士としては

惜しい男だが．．．

仕方あるまい！！

まて

アレクサー

！

フッ

今になって

命乞いか．．．

ちがう

君の妹の

ナターシャが

心配していた

けっして

父親に拳を

向けることは

するなよ

フッ

そのことなら

もうすんだ

な．．．

なんだと！！

フッ！！

驚くことは

あるまい

頑迷固陋の

親父は

とっくに

まっぷたつに

してくれたわ