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セイントセイヤ
...
SALINT
集英社文庫
9784086年6月37日4日86日
11月20日:10:1920179059年
cO179¥590E
IsBN4-08-617661-0
定価本体500円十税
12.車田正美
女神の首を狙うサガ達、県間上と黄金
聖闘士の凄絶な闘い。だが、女神は冥王
を倒すために自ら喉を突き、冥界へ向か
う。聖矢達も目の前に立ちふさがる冥闘
土を倒し、冥界へ行く事ができるのか?
それは、それではないのですが、
集英社文庫
SEIYA
車田正美
集英社文庫
セイントセイヤ
牙むく黄金の獅子の巻...
CONTENTS
百八の珠の巻...
沙羅叉樹の下に...の巻..
女神に託す...の巻...!!
女神ノ死の決意の巻...!!
アテナの聖衣の巻...!!
ゆけノ新生聖衣の巻...
冥界への扉の巻...!!
めざめよ〃エイトセンシズの巻...
EXPLANATIONOFTHEGUFPLICE...!?(3)
12
えへへ...
金の期間の
気持ち
この獅子宮を
守る獅子座の
アイオリアか!
サガたちは
どうした
ここを通った
のか?
サガたち
だと...?
知らんな
たとえ誰であろうと
敵である者を
このアイオリアが
通すと思うか
むう...ならば
やはりサガたちは
巨蟹宮から
テレポーテイションして
どこかの宮まで
飛んだのか...
残念だが
それは
できん
この十二宮では
サイコキネシスをほこる
ムウでさえ宙を飛びこえて
テレポーテイションする
ことは不可能なのだ
それはこの十二宮に
神話の時代より
アテナの聖なる小字宙が
たちこめているからだ
なに
そうか
しかしそれでは
サガたちは
一体どこへ...?
いかなる超能力を
もつ者でもこの十二宮では
おのれの二本の足で
進んでゆくしかないのだ
それほど
サガたちの
ことが
気にかかるか
フッオレたち
冥闘士は最初から
サガたちなど
信用してはおらん
奴らが本当に
アテナの首を
とるまでは
見失うわけには
いかんのだ
なるほど
おまえたちは
監視役と
いうことか
そうだそして
奴らがダメなら
オレたちがかわって
アテナの首をもらう!
さあ
そこをどけ!!
それより
うぎゃああ
な...
なにい
なんだ
今の閃光は...
一瞬のうちに
五人もズタズタに
されるとは...
いったはずだ
敵である以上
この獅子宮は
断じて通さん!
通りたければ
死を覚悟して
通れ!!
うう...
この男
ケタはずれだ
た...たしかに
底知れぬ
強さを感じる...
獅子座の
アイオリア...
まさしく
きい
牙をむいた
黄金の獅子
そのものよ...
むう...
このまま正面から
突っこめばまた
今のように閃光を
みまわれる
ヘタをすれば
全滅させられ
るぞ...
ヒヤツヒャヒヤ
みっとも
ないぞ
なんだと
おまえらたかが
一人の聖闘士に
なにを恐れを
なしている
おお
おまえは..
むっ
なんと
一撃のもとに
倒されている
いったい
誰がやった
のだ...?
おおこれは
冥闘士の死体!!
おっ
一人だけではない
三人もの冥闘士が
一度にやられている
冥衣かないが
三人とも
はぎとられたのか...
いったい
なぜ...
しかもまるで
抵抗したあとがなく
一瞬のうちに
葬られているとは...
人目はまるで
いい刃で
刀のも
っわっ
ま...
まさか...
三人目は
ががったような
死に力をして
いるとは
この三人の
冥闘士を倒し
その冥衣を
はぎとった者
たちとは...
...
ヒャッヒャヒゃヒャ
いかに手強いといっても
このライミにかかれば
子猫も同然よ
アイオリアは
オレが片づける
その間に
おまえたちは
ここを突破しろ
いいな
フッ
あっという間に
地の底に
消えたか
あいかわらず
すばやい奴よ
よしここは
ライミに
まかせて
突破するぞ!!
くるか!!
むっ
なんだ
この小宇宙
は...!!
この実闘士の中か
過去にも感じた
ことのある
小宇宙がある
な...なにか懐かし
えるような
それも二人では
いったいこれは
どういうことなのか
この冥闘士たちの中
数名オレの知って
るというのか...
ええ~い面倒!
どちらにしろこの宮を
突破しようとする
敵には違いない!!
全員まとめて
うち滅ぼして
くれる!!
なに
うっ
こ...
これは...!?
ええ
こ..
このままでは
五体が総て
ひきちぎられ
そうだあ~~っ
ワ...ワームズ
バインドだと
こ...これは...
先ほど地の底へ消えた
ライミとかいうやつの
仕業か...
ぐうう...
し...しかし
...なんという
力だ...
フッ
いいざまだな
アイオリア
身動きひとつ
とれんとは...
うう
せめてもの情け
その体がひきちぎられる
前にこのオレ様が
とどめをさしてやる
うっ
死ね!
余計な
手出しを
するな
この男はオレが
片づけてると
いったはずだ
さあ
おまえ
たちは
早くおけ!!!
フッ
わかった
ライミ
まかせるぞ
だがあまり
いたぶる
なよ
ひと思いに
殺してやれ
う...
うう...
ま...まて...
このまま締めつけて
いっても死ぬが...
時間もない...
奴らの
いうように
こと悪いに
殺ってやるぜ
じゃにゃん!?
な...
なにい
ヒャッヒャヒャ
ムダだよ
ワームズバインドを
ふりはどくことはできん
たとえ歯金の揃子と
いえどもだ...
体の真ん中を
ぶちぬいてな
うおおッ
あ...あのパワーで
地の底を自在に
動きまわっている
ということか...
むうっ一撃で
柱をぶちぬくとは
見かけによらず
なんというパワーだ
だ...だが
あの一撃をうけたら
まさしく体に穴を
あけられてしまう...
ヒヤヒャヒヤ
ジンバクするな
せっかく
苦しますに
殺して
やるものを...
貴様のような
ミミズごときに
やられると
このアイオリ
だと思うか
むううっ
そうは
いかん...
今こそ
獅子座の力を!!
みせてやるぞ!!
くおおお
~~~っ
ヒャッヒャヒャ
ムダドムダだ!
おまえがいくら
バカカを持っているか
しらんが
ワームズパインドからは
絶対に抜け出せん!!
むおおお
~~~っ
うっ!?
な...
なにい!!
バカな
ワームズバインドを
ことごとく
...いきちぎったあ!?
いった
はずだ
ミミズごときに
獅子が倒せるか!
お...
おのれ
今度こそ
体をぶち抜いて
くれるう~~っ
うっ
うわっ
あわわわ
ぎえ
ぎしえっ
ミミズは
ミミズらしく
死ぬのはやはり
地中がよかろう
な...
なにい
!!
うううっ
お...おのれ
おのれ~~~っ
ワームをひき
ちぎったとて
安心するな
はあ
はあ
ワームはオレの手足
となっていくらでも
再生するのだ
やってやる
今度こそ本当に
やってやるぞォ
...
ひっ
トニング
ぐ...
う...うう
む...無念...
うぎゃあああぁ
アイオリア
紫龍
六人ほど
倒したが
何人かは次の
処女宮へ向か
アイオリア
冥闘士たちは
よしオレは
このまま
あとを追う
そ...そうか
しかし六人も
片づけるとは
さすが
アイオリアだ
まて紫龍
ちょっと気になる
ことがある
処女宮へ向かった
実闘士たちの中に
オレたちの
知っている人間が
混ざっている
奴らが何の目的でこの十二宮を
突破しようとしているのか
むっ
気になる
こととは?
未だにわからんが...
しかし、あの小宇宙は
まぎれもなくあいつらだ...
な...なに
オレたちの
知っている
人間が...
それは、っ
いったい?
あれが
六番目の
処女宮か!!
本当だ!ここは
黄金聖闘士の中でも
もっとも神に近いと
いわれるシャカが守る
宮のはずだが...
だがまるで
小宇宙を
感じない!!
まるで
もぬけの
カラだぜ...
むうやはり
サガたちとシャカは
お互い攻撃的小宇宙を
かけ合いあのまま
消滅しちまったと
いうのか...
どっちにしろ
いないなら
飼う時間が
助かるというものだ
このまま一気に
次の宮へ向かおう
どうも
先ほどから
気になっていたの
だが...
オレたちの
この中に敵が
混ざっているぞ
まて
なに
こ...
この中に
敵がいると?
バ...バカな
それは
いったい...?
キューブ
!!
おまえ
マスクを
とってみろ
はっ
なに?
どうした
とれんのか
おまえが本当に
キューブなら
とれるはずだ
......
フッ
仕方あるまい
オレが
敵か味方か
しっかりと
顔をみろ
あぶない
うっ
なんだ
いったい!?
うおっ
あれは
!!
むう
シャカ!
きさま
やはり
生きてい
たのか!!
この処女営まで
よく来た
冥関士の話君!
わたしの顔こそ
引導がわりだ
迷わずあの世へ
いきたまえ!
お...
おまえの顔が
引導がわり
だとォ
なにを
こしゃくな
たった一人で
これだけの実際士を
おさえきれるつもり
かぁーー!!
引導を
わたすのは
こっちのほう
だあ
死ね
シャカよ
な...
なにい
シャカのまわりに
防御壁のような
ものがはりめぐら
されていて攻撃を
はね返している!
そ...そうかサガとの
ぶつかりあいのあと
あの防御壁の中で
小宇宙を消しさって
いたのか...
悪霊退散
うっ
なにい
こ...これは
天空
空覇邪
う、りょう
ただいた
婚魅期態は
おまえたち冥闘士に
とって同類ではないか
恐れることは
なかろう
ううう
〜〜〜っ
うわあああ
こ...
これは!!
幻覚か
それとも
死ぬ前に
ひとつだけ
教えて
やろう
おまえたち
魔星・冥闘士の数も
百八つならば
この数誌の珠も
また百八つなのだ
はなわち妹をひとつ爪くる
たびに順悩がひとつ
消えてゆくと言われる
この数珠もおまえたち邪悪を
退散させるために神仏が
お作りになったものなのだ
見ろすでに
百八つの
珠のうち
十一個まで色が
変わっている
な...なに
十一人
やられたと
バ...バカな
それは
いったい...
これは
十二宮に
入りこんだ
冥闘士の
死んだ数だ
さあまもなく
ここにいるおまえたち
の数だけ数珠の色も
また変わる
ねわよね
邪職輩と迷迷死
楽番城
悪なる
覇!!
うっ
なにい
エ?
シャカの
くり出した
魑魅魍魎が
消えた...
いったい
誰が...
キュー、
おまえか
わたしの技を
封じたのは...
むっ
フッおまえの
こけおどしに
恐れおののく者
ばかりではないと
いうことだ
やはり
死なずに
ここまで
来たか..
そうか
巨蟹宮で
『度小宇宙を
ったが...
さあ
シャカよ
そこをどけ
キューブ
笑止!
通りたければ
わたしを倒して
ゆけ!
望む
ところよ
後ろの
二人も
やはり
むう...
ち...ちかう
やはりこの
三人は
別人だ
こいつら
の正体は...
オクス
ミルズ
もらうぞ
死んで
ヤカ!!
ああ
ダメだ!
またもや
防御壁に
はね返されて
しまったぞ!!
いや
そうでも
ないぞ..
なに
多少は
傷を負わせた
ようだ
浅手だがな
邪悪に
堕ちたとはいえ
さすがはかつての
黄金聖闘士
三人の合わさった
バワーは
あなどりがたい
ものよ..
そ...
それでは
こいつら
三人は...
な...なに
黄金聖闘士
だと...
この
その借り物の基本を
とって久しぶりに
う、お
顔を見せたまえ!!
...
うっ
ああ
や..
やはり
おまえたち
は!!
サガ!!
カミュ
シュラ
シャカは
死ぬ気だろう
......
な...
シャカが
死ぬ気とは
ったい...
それはどういう
ことだ
アイオリア:
シャカはこの三人を
できることならば
巨蟹宮で
くい止めたかったに
違いない
だがおそらくしょう
処女宮にて対峙
してしまったで
あろう今となっては...
サガ...
カミュ
シュラ...
シャカは
死を決意した
そんな予感が
するのだ...
え...
ひと
新築の
Pr
カミュ
シュラ...!!
ぬうう...
サ...サガ...
これは
いったい
どういう
ことだ...
なぜ
おまえたちが
キューブらの
冥衣を
まとっている..
やはりハーデス様に
忠誠を誓ったと
いうのは単なる
見せかけだったの
かあーーっ!!
ま...まさか
おまえら..
小宇宙を断って
おいて...
途中で
キューブたちを
殺ったな...
うっ!!
くっ...
う...うう...
か...体が...
体が
動かない...
シャカは
おまえたちごときが
束になっても
かなう相手ではない
命が惜しくば
ひっこんでいろ
な...
なにい
アテナの首が
欲しければ
わたしたちに
任せておけと
いっているのだ!!
うおっ!!
ぐわっ
!!
サイク
ロプス!
ぐうう...
サ...
サガ...
おまえたちは
いったい...
サガよ
今の言葉に
いつわりはないか
とる
おまえたちは
本当にアテナの
首をとる気か
まことか
くどい
今のおまえたちは
まさしく
アテナの首を
とることしか
念頭にないハーデスの
忠実なる下僕!!
そうか...
いやよく
わかった
通りたまえ
な...
いかに
わたしといえども
かつて最強といわれた
おまえたち黄金聖闘士
三人を同時に相手に
する程愚かではない
さあ
え
遠慮はいらん
通りたまえ!
ならば
通ろう
な...
クックク...
こいつは
お笑いだぜ
本当に通し
やがった..
さあ
こんな奴に
カまわす
先へ行くぞ!!
よかろう
わが冥闘士も
臆病者を討つ拳
などは持たぬ!!
こんな奴が
神に近い男
とは笑わせる
いかに黄金聖闘士
とはいえ
命は惜しいと
いうことか...
もう
忘れたのか
なにっ
!?
何をだ
!!
命が惜しくば
ひっこんで
いろと
サガに
いわれたはず
見ろ!
残った
おまえたち
六人の珠の
色も変わって
しまったぞ!!
バ...バカな..
せっかく命拾いを
したものを
大口たたきおって
ええ~い
かまわん
八ツ裂きにして
押し通れーッ!!
おまえたちの
不浄な土足で
...
これ以上、十二宮の
...
よう、しれました
石段を汚すことは
まかりならん!!
消えろ
ザコども
ぎえっ
うわああ
ッ!!
翔汁
死が
恐ろしい
カ...
がふうっ
な...なにか
恐ろしいか...
う...
うう...
ハーデス様に
忠実なる者は
死しても尚
永遠の命が与え
られるのだ..
そうか...
だがこのシャカ
生まれてから
二十年もの間
常に神仏と対話して
きたが未だに
水選の命をもらった
人間の話など
聞いたこともないが?
それは
このシャカが
悟りきれていない
せいなのかな...
な...
なんだと
ま...まさか...
それでは..
ハーデス様は
オレたちに...
まて、
見てのとおり
おまえたちを
監視していた
冥闘士の
ザコたちは
総て片づけた
本心...?
そうだ
こいつらがいては
語れなかったであろう
本当のことだ
これでもはや
心配いるまい
さあ今こそ
本心を
打ち明けてくれ
ならば
いおう...
アテナの首を
とることだ!!
そうか...
おまえたち程の男...
決して心から
ハーデスの軍門に降って
いるのではない...
きっと心の底では
わたしたちにいえぬ
何かがあるのだろうと
思っていたのだが...
これではっきりと
わたしの心も決まった!!
このシャカの、
一命をかけ
今こそ
おまえたちを
討つ!!
処女宮を
これ以上
血で染める
ことは
アテナに対して
おそれおおい
三人とも
わたしに
ついて来い!
どこへ
行く
シャカよ...
死場所さ
!!
な...なんと
処女宮のわきに
このような
広大な
花園が...
初めて見る...
いったいはなその
この花園は
何だ..
そうか
どうやら
これが噂に聞く
沙羅双樹の園
らしい..
沙羅双樹の
園...!?
おまえたちも
知っているは
ジャヴは...
公陀の生まれ
言われている
その仏陀が
大丈夫じゃまり
死ぬ時に
横たわった場所が
沙羅双樹のよ
なのだ
乙女座のシャカも
死ぬ時は沙羅双樹の下...
と昔耳にしたことがある
その沙羅双樹が
この処女官のすぐ
わきにあったとは...
よかろう!
死場所と
自ら定めた
その沙羅双樹の
下へ...
どちらにしろ
ジャカは
われら三人を
え
相手に
死ぬ覚悟だ!!
間違いなく
葬って
やるぞ!!
死ねシャカ
翔
早まるな
ここを
死場所と
するのは...
むっ!!
おまえたちの方
かもしれんぞ
!!
カミュ
ダイヤモンド
ダスト
くっ!!
むうっ
カミュの
凍気によって
膝に凍傷を
受けたか...
...
...
くっ
ま...まだ
異次元に
飛ばされるわけ
にはいかん
うう
ま...
まずい...やはり
黄金聖闘士三人を
一度に相手では..
いつか
殺られる
はぁ
どうした
シャカ!!
もはや
もはや観念したか!!
うっ!!
なにい
ま...まて
これ以上
シャカに近づくな!!!
こ...これは
ーっ!!
すでに知っている
ように
天舞宝輪は
攻防一体の戦陣!!
天舞宝輪
この天舞宝輪に
かかった以上もはや
おまえたちは攻めることも
逃げることも不可能だな
むううっ
攻めることも
逃げることも
不可能だと..
し...しかし
このままでは
われわれは
完全に
シャカの術中に
はまってしまった
のか..
そうだ
このままでは
もはや
おまえたちに
勝機はない
なに...?
って大いなる昔
アザによって
わたしを
倒すため
おまえたちに
残された唯一の
方法はもはや
あれ以外
あるまい..
楽しられた
黄金聖闘士
究極の!!
影の闘法:
あ...
あれとは...
ま...
まさか
アテナ
エクスクラメー
ションだと...
フッ
もはや
ハーデスの戦士と
成り下がった
おまえたちが
何をためらって
いるか...
バ...バカな
アテナに禁じられた
黄金聖闘士究極の
影の闘法を...
あ...
あれは...
あれだけは
やるやらぬは
おまえたちの勝手
わたしは
関わりなく
おまえたちの
五感を断って
ゆくまでた
...
感剝奪
カイルは
ぐっ!!
そ...
そうか
シャカよ...
ならば
望みどおりA・Eを
くれてやろう...
ま...
まてサカ
A・Eは...
二人とも
おまえたちにも
わかっている
はずだ...
A・Eを
やってしまったら
いかにこの場の
勝利をおさめたと
しても
オレたちは..
オレたちはもう...
この
沙羅双樹の園に
入った時から..
シャカはわれわれに
勝つつもりではなく
むしろ死を望んでいる
こどを!!
...
...
...
..
あの沙羅双樹の
下においてシャカは
今その命を閉じようと、
しているのだ!!
アテナエクスクラメーション!!
黄金聖闘士が
三位三体となって放
この技は究極まで高めだ
コールドの攻撃的小宇宙が
点に集中するため
の破壊力は
小規模なが
宇宙創造の
ビッグッ!!!
匹敵する...
えにッそのあまりにすさまじ
破壊力のため神話の時代より
アテナに禁じられた
究極の影の闘法..
そうだよならなかったかっ!!
のコピをやったりした
その
そ...そうだ
A・Eを
使ってしまった
聖闘士は
もう一度と...
う...うう...
し...しかし...できました!!
A
F
だけは...
どうした
何をためらって
いる!!
その合間に
おまえたちの五感は
ことごとく失せて
ゆくのだぞ!!
第二感
剃奪〆
う...うう...
アテナの聖闘士の
戦いは正義の戦い!!
あくまでも正々堂々を
よしとする..
はあ
はあ
ゆえに武器さえも
嫌う程のアテナ...
わ...わかっているのか
サガ...アテナが
卑怯な闘法として
水道に禁じたことを...?
A・Eを使えば
われわれは...
そ...そのアテナが
黄金聖闘士
三人がかりで
たった一人を倒す
A・Eは...
はあ
はあ
正義の戦いには
好ましくない卑劣な
技として禁じたのだ
われわれは完全に
聖闘士だった証を
剣奪され死して
のちなお...
未来水劫
鬼畜にも劣る。
賊の格印を
押されて
しまうのだぞ
第二感
剥奪/
ふ...二人とも
忘れたのか..
われわれが
何のために
ハーデスに束の闇の
命をもらってまで
この十二宮へ
来たのかを...
残された時間も
もはや残り
少ないのだぞ...
アテナの
もとまで
行かねば
ならないのだ
わ...
われわれは
どうあっても
アテナの..
そ...その
ためになら
よろこんで
聖闘士の
名誉も名も
捨てるべきでは
ないのか!!
サ...
サガ...!
そ...そうだった
ここで五感を
ことごとく失い
シャカと刺し違える
わけにはいかないの
だった...
い...一度死んで
総てを失った身だ
卑怯者の名を...
賊の烙印も
甘んじて受けよう
そ...そうだ
アテナのために
地上の愛と正義のために!!
第四感
剝奪/
シ...
こ..
この胸騒ぎ
は...
シャカ
むうう
......
シ...シャカよ
おまえは
本当に...
死ぬ気かシャカ!!
シャカ
まっていろ
!!
あ
このアイオリアが
加勢に行くぞ!!
くっ...なんという
重い扉だ...
この向こう側から
シャカたちの
小宇宙を
強烈に感じるのに...
この扉の向こうに
シャカたちが
戦っている
沙羅双樹の国が
あるのだ!!
まちなさい
アイオリア!
よし紫龍
下がっていろ
この扉を粉砕
して通り抜け
るぞ!
おまえも
シャカの加勢に
来たか...
なに!?
あっ
ムウ
アイオリア
その扉を壊して
沙羅双樹の園に
入ってはいけない
バ...バカな
何をいっている
!!
シャカがみすみす
死ぬのをこのまま
まっていろと
いうのか!?
なに!?
アイオリア
あなたには
わからないのか
ムウよ...おまえも
ひしひしと感じている
はずだ...
サガたちはもはや!!
何もかもかなぐり
捨てようとしている
シャカが
それを望んで
いることを...
聖闘士であったと
いう誇りさえも
捨てて三位一体で
シャカを殺そうと
していることを
なっ...
なんと
...!?
シャカ!!
シャカよ
!!
おまえは何が悪じゃ
わずか六歳の
おまえが
毎日そうやって
座じだまま...
何をそんなに
見えているのだ...
今日もガンジス川に
いくつもの死体が
流れているのを
見ました
その河岸では
インド中から集まる
巡礼者が沐浴を
しておりました
わたしにはその姿が
生きることよりも
まるで死ぬことを
頭っているように
見えました
人々はまるでも
苦しみや悲しみだけ
味わりために、この地上に
生まれてきたようでは、
ありませんが...
シャカよ
それが
おまえには
悲しいか...?
シャカよ...
苦しみだけの
人生など
決してないぞ...
苦しみがあれば
必ず喜びがある...
その逆もまた
然りじゃ...
当然です
苦しみだけの
人生など
誰が望みましょう
美しい!!
花が咲く...
だがそれも
いつかは教って
しまう...
この世に
生あるものは
一瞬たりとも
とどまってはおらん...
常に動き
変わっている
それを無常
というのだ
人の一生も
同じなのだ
やはり最終的には
悲しみが支配する
ということでは
ありませんか...
いかに
生きている間に
苦しみを克服
しようと
愛を求め喜びを
求めたとしても
結局死という
ものに総てを無に
されてしまうの
ですから...
しかし
最後には決定的な
死というものが
まっている限り...
それなのに...
人間はなぜ生まれてくるのでしょう...
最後には死という大いなるものに
おおいつくされてしまうのに...
死という完璧で永遠なるものに
逆らうことなど決してできはしないのに...
シャカよ
おまえは
忘れているぞ
...!!
それは
それは
シャカよ
今からとぉ
望み通り
くれてやる...
ようやく
悟ったか
アテナ
エクス
クラメーション
を...!!
だが少しばかり
遅すぎたようだ
あと一撃で
おまえたちの五感は
総て消え尽くす
わたしが
この数珠を振るう前に
殺さねば
おまえたちの総ても
もはや断たれるの
だぞ!
心して
仕掛けて
こい!!
わかって
いるとも
シャカ
おまえの死は
ムダにはせん
心置き無く
涅槃へ旅立て
キャッ
...
第五感
沙羅双樹の
花が
散ったか...
シャカ
な...
あ...
あ...
ああ...
...
シャカが
.....
シャカ
死んだ
小規模ながら
宇宙創造の
ビッグ
アテナ
A・Eが発生した
処女官ー
沙羅双樹の園...
にも正敵する
間はやれやれない
た...
草花
さ飛び引き裂け
大地は引き裂かれ続野と化した...
ああははは
...
はぁ...
諸行無常..盛者必衰...
うんここまで少展があり、木を残して
おのはサガ!!
アテナが禁じた
A・Eまで使って
シャカを殺すとは...
堕ちるところまで
堕ちたか!!
おまえたちは
かつて聖闘士で
あったという証を
自ら破った!!
おまえたちは今こそ
ハーデス軍であると
いうことを
完全に証明してみせた
のだ!!
う...
うう...
サ...サガ...
な...なぜ..
絶対に
許さん!!
なぜ
そうまでして
戦わねば
ならん...
う..
うう...
シャカ...
おまえの
敵は討つ!
あ...
か...?
必ず...
許せ
シャカ...
シャカ...
忘れてはならん.
決して元が最終的な
ものではないということを...
シャカよ...
かつてこの地上に
生をつけ、聖人と
呼ばれた者たちは?
音声をのり越えたのだ!
シャカよ
おまえがそれを悟る
ことができたなら...
おまえは
人間として生まれ
ながら
むっとも神に近い男と
なろう...
ふ...二人とも
わたしは五恩の
うち現実だけが
かろうして
残っている...
はあ
オレは
口だけは
大丈夫のようだ
はあ
はあ
はあ
どうした
サガ...
いったい
何を
見ている..
わたしは
視力が無事だ...
どうやら三人そろって
見る聞く話す...が
やっとのようだな
シャカ
...
パカな...
ビッグ・バンに
匹敵するA・Eを
受ければいかなる物も
塵ひとつ残さず
消滅するはず...
な..
なのに
これは
いったい...
むっ
ま...
まて...
花は咲き
そして散る
星は輝き
いつか消える
この地球も
太陽も!!
銀河系も..
そして
なる
大宇宙さえも
いつがは死する時が来るのだ...
人間の
一生など...
それらに比べれば
瞬きほどの
わずかなもので
あろう...
その僅かなひど時に入れって
人は生まれ
..
涙笑。
いい
誰かを愛し、
誰かを情が
..
え
最後に死という
永遠の眠りに
包まれる...
いい
傷つき
喜び
かな
悲しむ
むう...
血文字で
辞世の句を
指ににじんだ
血で花びらに
何か書いている
ならば
せめてもの情け...
このシュラが
介錯を...
風よ運べ...
女神のもとへ...!!
やるべき
ことは
総て終えた
か...
ならば
御免!!
や...
やはり...
シャカは既に
あの時消滅
していたのか..
あ...あの血文字の
辞世の句を書き記す
ために魂がこの
沙羅双樹の
もとまて...
女神に話す...
シ...シャカ...
す...済まぬ
われわれは
おまえの魂に
誓って...
決して..
今こそ真実を
おまえにだけは
打ち明けよう
し...
死界の蝶...
フェアリーが
未だ
われわれの監視は
解かれていないと
いうことか...
むうう
...
シャカの
形見だ...
受け取れ
うっ
!!?
立って
シャカにしたように
三人一度に
仕掛けて来い!!
うう
う...
今度はこの
アイオリアが
受けてやる!!
卑怯者には
もはや戦う気も
失せたのか!?
さあどうした!
A・Eをもう一度
やってみろと
いってるんだ!!
はあ
う...
うう...
さすがアイオリア
カナナチャ
恐るべきパワーだ
はあ
眠れる
獅子が...
はあ
はあ
怒りに
目覚めたか
はあ
やらぬなら
ここで
おまえたちの
息の根を止める
までだ!!
あの世へ
舞い戻って
シャカに
詫びよ!!
なに
「っ。
なっ...
なぜ邪魔を
する
放せ!!
これ以上
何をすることも
できまい...
そんな者たちを
あえて討たなくても
よいのではないが...
シャカが
なぜ死んだ
のか...
アイオリア..
彼等はシャカの
天舞宝輪に
かけられて
もはや廃人も
同然...
そこには
もっと深い意味が
隠されているような
気がするのだ
な...
なにい...
ムウ
おまえのセリフは
聞き飽きた
もはやどんなことを
してもオレを
止めることはできん!!
アイオリア
思慮深いこと
結構だ...
しかし目の前で
同胞が殺されている
のを見て何の行動も
起こせないよう
奴は...
もはや
男として認めん!!
アイオリア
問答無用
やはり
ムダカ...
シャカの敵
それはそうだな。
な...
なんと
ア:アイオリアよ
わたしもできることなら
シャカの敵を討たせて
やりたい..
だ...だが
まだここで
おまえにやられる訳には
いかんのだ...
われわれに
残された時間は
あと四時間余りが
LPの
威力を
総て止めた
それまでに
たとえばってでも
アテナのもとへ
行かねばならない...
な...
なんだと
それを
はばむものは
たとえ誰であろうと
シャカのように。
殺して
通るまで!!
面白い!!
ならばこちらもいおう
もはやおまえたちは
ここから一歩も
進むことはできぬ!!
ここで
皆殺しだ!!
これは..
処女宮
沙羅双樹の
花びらが...
..
まるで空間を
超えてきたように...
このアテナ神殿へ
舞いおりてくるとは
あなたは
死して
わたしに何を
伝えようと
いうのです...
ミロ!
勝手に天蠍宮を
出て来たのか!?
無用
問答無用!
くらえ
真紅の
衝撃ーッ!!
うっ!!
くっ!!
ぐわあっ
シャカが殺られたと
いうのにこれ以上
天蠍宮でのんびりと
まっていられるか
うう...
くっ...
要はこの三匹を
片付ければ
総ては済むのだ
直ちに
このオレが
片付けてくれる!!
降伏か死か...
スカーレットニードルは
15発のうちに敵に
考えるゆとりを与える
慈悲深い技だと
知っているな
だが
おまえたちは
もはや考える
必要もない
おまえたちには
死あるのみだ
さあ
もう一度あの世へ
戻ってシャカに
詫びろ!!
くっ!!
とどののアンダレスだもっ!!
うっ!!
危ない!!よけろミロ!!
ぐっ!!
うっ...くっ...
ム...ムウが
気を利かせて
くれなければ
まともにくらう
ところだった...
ギャラクシアン
エクスプロー
ジョン!!
い...今のは...
サガ必殺の...
いったはずだ
我等に残された
時間はあと...
四時間余りしかない
邪魔する者は
とんな手段を
もってしても..
シャカのように
殺して通る
とな...
ハ...バカな...
シャカに四感まで
断たれアイオリアの
LPをくらい間かつ
オレのSNを
14発までもその身に
受けているのに...
なにい、
いったい
こいつらのどこに
まだ闘う力が
残っているのか
三位一体の
あの構えは
アエクスクラメション
沙羅の花びらに
血文字が...
こ...これは
シャカがわたしに
託した句...
頼...
阿...
邪...
議...
snmki
阿頼耶譏
わかりました
あなたの死の
意味が...
そして今・
わたしの
覚悟も
決まりました
体力は無に等しく
残っている小宇宙で
かろうじて立ち上がっている
我等に残されたものは
もはやこれ以外にない...
それにどね
一度犯したA・Eだ
再び使うのにもはや
何のためらいも持たん
この場で
おまえたち全員
シャカと同じように
消し去ってくれよう
!!
サガよ
何か忘れては
いないか
オレたちも
黄金聖闘士が
三人いるのだぞ
なに
あ..
あれは
アテナエクスクラメーション!!
...
バカな...
そう..
バカなことだ
これは...
A・Eが
ぶつかり合えば
どうなるのか...
ビッグ・バンにも
匹敵するA・Eが
ぶつかり合えば
その破壊力は単に
二乗三葉ということではなく
無限大にも高まると
いうことだ...
そうなれば
この処女宮はおろが
十二宮...いや
聖域全体までもが
消滅することだろう。
サガ
おまえたち自らも
消滅するような...
そんな愚かな
技のかけ合いを
あえて選ぶか...?
フッ
望むところよ
一瞬で総てが吹き飛ぶ
のならアテナの首を
とる手間も省ける
というもの
な...
なに!?
もはや
問答無用
愚かな!!
「総てを
無にする
つもりか
どうわあああ
アテナエクスクラメーション!!
い...今のは
A・Eと
A・Eが
ぶつかり合った音
アテナが禁じた
闘法を
互いにぶつけ
合ったという
のか...
お..
おまえたちは
バカな...
おまえたちは
総てを一無に
するのか!!
むううっ
これは、まさしく
互いのA・Eのみ
力は互角!
ち...ちょうど
中間でその
威力がくすぶり
ただよっている
しかし
これでは、双方とも
力が抜けん!
ちょっとでも
押された方が
中間でくすぶっている
A.Eの威力を
まともに受けて
しまうぞ!!
いむっ!?
な...
な...なんだこのバワーは
!?
この力の
均笛を破る
者がいる!!
うっ!?
バ...
バカな!
われわれが少しずつ
押されてゆく!!
ここにいる
六人の外に
これだけの力を
持った奴が
いるというのか!?
ムウたちの後ろから
感じるこの小宇宙は闇の
あっ...
あれは!!
紫龍
ウ
むおおお
っ
バ...
バカな
よせ紫龍!!
早く
この場から
避難するのだ。
さもないと
A.Eの均衡が破れた
ことによる威力の渦に
巻き込まれおまえの体は
バラバラになるぞ!!
な...
なにい
黄金聖衣をまとって
いないおまえの体では
その衝撃に耐えられん
のだ!!
早く...
早く透げろ!!
バ...バカな
こんなところで
逃げるくらいなら
最初から来たりは
しない
た...
たとえ微力でも
このオレの力が加わる
ことによって異王軍の
歩みを止められるの
なら本望だ!!!
う...うう...
確実に
押され
始めている
だが紫龍よ
おまえ自身も
ただでは済まん
のだぞ!!
それを承知で
死ぬ気か
紫龍!!
こ...このままでは
紫龍のパワーに
よってわれわれは
吹き飛ばされるぞ
見くびるな!
これでも
アテナの
聖闘士!!
死はもとより
覚悟の上!!
最大限まで
高めたオレの
小宇宙を
こそ受ける
本人の
奥義/
...
...
...
うわあああ
ーっ!!
...
...
...
シ...紫穂ーーッ
おわっ
はっカノンここに
ここに...
カノン
!!
カノンは
おりませんか
先程より処女宮にて
激突が繰り広げられて
いたようでありますが
それもどうやら終わった
ようであります
どうか
御安心下さい
カノン...
実はここに
持って来て
もらいたいものが
あるのです
教皇の間の玉座の
下に納められている
ものをここに
持って来て下さい
教皇の玉座の
下にあるもの
...??
はっ!?
そうです
北三年前
サガが残したもの
それを今
サガに返す時が
来たようです..
十三年前に
サガが...
まさか...それは...!!
くっ!!
なんとかな
ふたりとも
無事か...
紫龍は
.....?
見当たらん
この分では
爆風ですっ飛んで
粉々になったかも
しれんぞ
ン...シリュウ
紫龍よ...
まだ死んでは
ならんのだ..
本当の
戦いは
これから
始まると
いうのに...
サガ
はあ
はあ
はあ
だが
紫龍までもが
命を懸けた
この勝負...とどめを
ささせてもらうぞ
往生際の
悪い奴...まだ
死にきれぬか
死ねっ
待ちなさい
!!
何!?
うっ!!
あ...あの声は!!
い...
いや
ちがう..
こ...
声というより
その意志が直接
オレたちの頭脳に
響いた...
その主は...
あ...
ああ...
アテナ
ミロ...ムウ...
アイオリア
あなたたちに
お願いが
あります
これ以上
サガたちに
手出しをしては
なりません
ア...
アテナ..
そして今すぐ
サガたち三人を
アテナ神殿まで
連れて来て下さい
な...
そ...それは
いけません!
サガたちはあなたの
命を取りに来たの
ですよ!!
それをこちらから
連れて行くなど
危険極まりない
ことです!!それに...
なんと
よいのです
わたし自ら
サガに話が
あるのです
時間もありません
いいですね
ただちに連れて
来るのですよ
い...
いったい
アテナは
何を考えて
おられるのだ..
しかし
アテナの御意志には
逆らえん...
カミュとシュラも
その辺りから捜し出して
連れて行く以外あるまい
ア...アテナ
よ...よし
なあに
オレたち三人が
付いているのだ
簡単に手出しは
できまい
ウム
それも
そうだが...
ムウは
どうしたんだろう
十二宮の入口である
この白羊宮に
人っ子ひとりいない
なんて...
瞬!!
氷河これは...
あの火時計を見ても
戦いが始まってから
すでに八時間以上も
経過しているのが
わかる
僕たちが遅れて
いる間に戦いは
かなり進んでいる
はずだ
星矢や
紫龍はバックル
大丈夫だろうか
それに
アテナの
小宇宙も
気になる...
沙織さん
が...
ウム...ここに
来るまで
ずっと嫌な
予感がして
ならなかった
のだ...
嫌な女なん
予感って
まさか...
氷河...
いや...
オレの単なる
取り越し苦労
だとは思うが...
よし
行くぞ
と...
とにかく
先を急ごうよ
氷河
うん!!
う...
こ...ここは...?
スター
ヒル...?
そ...
そうか...
ムウは
オレを助けるため
ここにオレを
飛ばしてくれたのか...
しかしいといい
火時計の炎が
かなり消えている
...
オレもこうしては
いられない
すぐにどうに言う
十二宮に戻って
アテナを
守らなきゃあ...
な..
なんだ
この胸騒ぎは
ま...
まさかお
こんな
嫌な予感は
生まれて初めてだ
...いったい
これは...
まさかアテカは...
アテナ
お言葉通り
サガたちを
連れて参りました
しかし
こいつらは
もはや廃人同然
話にはなります
まい
う...
ア...
アテナ...
カノン
例のものを
サガに...
はっ...
受け取れ
サガ...
カノン...
な...
こ...
これは...
そうですサガ
あなたがねえき
十三年前
教皇に化けて
まだ赤ん坊だった
わたしの命を
奪おうとした
黄金の短剣です!!
なっ...
な...
なぜ
これを...
なにい!!
...
もちろん
サガ...
あなたに
わたしの命を
取らせるためです
な...
ア...
アテナ..
あなたは...
さあ遠慮はいりません
わたしの喉を
突きなさい
それによって
あなたたちは
苦しさがら解き放た
れるのでしょう...
あなたは
まさか...
ハカな
うっ!!
氷河!!
ま...
まさか
ナーの
聖衣の巻
アテナ
な...
なぜ...!?
なぜ自ら
喉を突いたの
ですか!?
アテナ
なに
アテナが
死んだと!?
ケッケッ
はい
たった今
フェアリーが
戻りそう報告
いたしました
しかも
サガに持たせた
短剣で
自分の喉を突いた
そうであります
ケッケケッ
ラダマンティス様
何か御不審
でも?
これが信じられるか
アテナが自ら命を
断ったなどと...
いったい
なぜ...
むうう
〜〜〜っ
ケッケケ
ラダマンさえ
ティス様の
御心配は外に
あるのでは
ござりませぬか...
何!?
パンドラ様に無断で
実闘士を出動させ
フェアリーを除く
総てが全滅...
パンドラ様は
恐ろしいお方
考えただけで
この
ゼーロスめも
身の毛がよたつ
ようで...はい
ケケゲケ
いったいこのことを
どう弁解なされます
ので...ケッケケケ
フログ
おまえ
まさか
パンドラ様に
つげロを
めっ...減相もございません
それよりもその
パンドラ様が先程から
お待ちかねで
ございますよ
さあ
参りましょう
ラダマンティス様
さあさあ
ラダマンティス!
なにゆえ
無断で
冥闘士を
出動させた?
はっ
パンドラ様...
申し訳
ありません..
と...とんでも
ありません
完璧を期する
あまりに...
それに
未だ楽観は
なりません
おまえは
ハーデス様の御意志に
逆らうつもりが...
アテナが
自ら命を
断つなど...
これには
きっと深い
何かか...
うっ
お...お待ち
下さい!!
バンドラ様
お許しを
うわああーっ!!
私の言うことは総て
ハーデス様の御意志
から出たこと...
それに背く者は
たとえ誰であろうと
永遠の死を与える
ぐわあああ
...
しかしおまえは
冥界の亡者を
裁く三巨頭の
ひとり...ここで
消すには惜しい...
今度だけは
許す...
以後
前にも増して
忠誠を尽くせ
...よいな!
は...
はい..
あ...
ありがたき
幸せ..
ケケケッ
申し
上げます
サガたち
ただ今
アテナの死体を抱えて
舞い戻りましたが...
何!
アテナの死体
を...!
よろしい
私がじかに
会おう...
ここへ通せ
はい
いかがいたし
ましょうか?
い...いかん
サ...サガたちは
...か...必ず
はっ!!
オ...
オレたちは
いったい
何なのだ...
沙織さんが
死ぬまで
何ひとつ
出来なかった..
な...なに
何ひとつ
う...くっ...
アテナを守る
聖闘士で
ありながら...
セ...
星矢...
確かに今回程
自分の力のなさを
痛感したことは
ない
オ...オレたちは
無力だった...
名ばかりの
聖闘士だ...
むっ
フッ
何を泣き事を
言っている
アテナは
死んだ...
だが本当の戦いは
これから始まろうと
しているのだぞ
だ...誰だ
おまえは
!?
シオン
何!?
その声
は!?
こいつが前教皇で
ありながら
ハーテス軍に
寝返ったという
男か!!
フッ...
名ばかりの聖闘士共よ。
そこをどけ
何!!
老師は?
童虎はどうした
シオン!?
自分こそ
聖闘士でありながら
敵となって何を言う!!
アテナの
仇...
くらえ
!!
うう...
くっ
よく聞け
おまえたち..
ぐわっ
がはあっ
これから
アテナとシャカの
死の意味を...
総てのことを
教えてやる
そして
よ
教皇として
おまえたちに
命ずる...
ただちに
ハーデス城へ
乗り込んで
ハーデスを倒せ
今こそ
ハーデスの野望を!?
叩き潰す時が
来たのだ!!
な...
なにい!!
シ...シオンちょっと
あなたは
いったい
...?
ハーデスを
倒せ...だと
...?
アドアテナ...
あなたがまさか
自ら死を
選ばれるとは...
な...なに
何を
今さら
泣いている
あなたは
私たちの心の奥底の
苦しみを
わかって
くれたのですね...
アテナを死に
追い込んだのは
裏切り者の
おまえたちでは
ないか!!
そうだ
はっきりしろ!!
うろたえるなど
言ったはずだ
!!
いったい
おまえは
敵か!?
味方か!?
うっ
くっ
たとえ
死しても
アテナの聖闘士
!!
ハーデスなどに
寝返る者がひとりでも
いると思うのか!?
な...
なにい
〜〜〜っ
私も
サガたちも
アテナの
聖闘士だ
バカな...
それでは、っ
いったい
なぜ
今まで...
たとえハーデスが
永遠の命をくれるからと
言ってアテナの命を
取りに来る訳が
あるまい
そうだい!
なぜ今まで
執拗にアテナの
命を
狙いに
来たのだ
総ては
このためだ
聖なる
衣よ!!
二百四十三年の
時を越え今また
ここに目覚める時が
やって来た!!
大いなる
女神の
血によって
再び目覚め
おまえ!!
な...
なにい!!
アテナの
血を受けた
アテナ神像が...
鳴動と共に
輝きを
放っている!!
これは
いったい!!
うわあっ
な...
なにい!!
消えたの
ではない
うっ
アテナの
巨大な神像が
消えた!!
よく見ろ
足元を...
なにい
!?
あの
巨大な像が
こんなに小さく
!!
それこそが
大いなる...
ああ!!
アテナの
聖衣なのだ
なにい!!
アテナの
聖衣!!
こ...
これが!!
おまえたちの
聖衣も
よみがえる時には
人間の血液を
必要とする
ように..
アテナの大いなる
聖衣もまた
二百数十年に
よみがえる時に
アテナ自身の血を
必要とするのだ
しかし
そのことを知って
いるのはかつて
教皇であった
このシオン
ただひとり...
ハーデスを相手に
戦うには
アテナも聖女をまとわねば
決して勝ち目はない...
なんとかアテナに聖衣を
まとってもらわねば
ならん...
そんな折...
ハーデス側の方から
死の眠りの中にいた
私たちに誘いが
あったのだ!
かつて聖闘士であった
おまえたちならば
士二官も予防です。突破
できるであろう...
もしアデナの首を取ら
死の世界から解き放ち
永遠の生命を与えてくれる...
私たちはそれに
のったぶりをして
この十二宮に
り込んです
だのだ...
女神の聖衣の
ことを伝えるためには
だが表面上は
あくまでもアテナの
命を狙う敵として...
そうしなければ
ハーデス軍の監視は
並大抵のものでは
ない..
私たちの真意を
知られれば
たちどころに
私たちの身は消されて
しまうであろう...
そうなっては
総てが水泡に帰す...
あえて
アテナに禁じ
られたA・E
まで使って
ハーデス軍に
見せた
サガたちの...
心の慟哭が
おまえたちに
わかるか...
うっ...
うう...
アテナさえも
死んだ今
オレたちは
いったい何を!!
お...
教えてくれシオン
オレたちは
何をすればいいんだ
言ったはずだぞ
本当の戦いは
これから始まる
のだと...
何?
死んだアテナやシャカが
それはいったい
どういうことなんだ?
それは...
アテナも
シャカも
戦いを放棄した
訳ではないのだ
うっ...
ううう
ハーデス側がくれた
束の間の命は
朝日が昇るまでの間
...十二時間という
ことだったが...
フッ...
ど...
どうした
シオン
なっ...
どうやら
別れは早々と
訪れたようだ
もはや
このシオンに
残された
時間はない
この身は
間もなくチリと
なって消え再び
死の国での永遠の眠りが
待っていることだろう
シ...
シオン
だ...だが
その前に
おまえたちに
与えるものが
ある..
ア...
アテナの
血を
オレたちの
聖女につけて
シ...
シオンしま
これは..
おまえたちも
女神の血によって
よみがえるのだ
青錦よ!!
破損だらけで
修正不可能かと
思われた聖衣が
うっ
なにい!!
こ...
これは
ッ!!
新生聖衣!!
新生聖衣!!
そ...
そうだ...
アテナの血によって
よみがえった
それこそまさしく..
さいきょう
最強最後の
聖衣...
うっ...
シオン
わ...私に
構うな...
おまえたちは
すぐに冥王城へ
向かうのだ...
い...今なら
先に行ったサガや
アイオリアたちの
小宇宙をたどって
行けるはず...
そ...
そして...
アテナに...
わ...
わかった
アテナに
この女神の聖衣を
必ず届けるのだぞ
必ず...!!
うん...
...
た...
頼むぞ...
若き
女神の
聖闘士たちよ
...!!
シオンよ
許せちゃ...
おまえたちには
死よりも
辛い
苦しみを
味わわせて
しまったよう
だ!
おまえたちの
苦しみは
決して
ムダにはせん
わしも間もなく
おまえたちの元へ
行くだろう...
生き残った者
たちで
必ずハーデスを
倒してみせる
それまで
さらば
シオンの言ったように
アテナもシャカも
未だ戦っている
とすれば...
そうだ!!
オレたちの戦いは
本当にこれから
始まるのだ!!
アテナを守りハーデスを
倒す!!
今はとにかく
考えるよりも
行動することだ
行くぞ!!
おう!!
エテス城
さすがは
かつて
最強を謳われた
黄金聖闘士
まあ目の出までに
取って来ねば
ハーデス様にいただいた
束の間の命も朝日と共に
消え失せてゆ~...
おまえたちも
必死であったので
あろうがな...
よくぞ
十二時間以内に
アテナの屍を
抱いて来たものよ
さあ
早くその布を
取り去って
アテナの死に顔を
見せよ
その前に
どうした
?
アテナを
殺してくれば
われらに永遠の
命をくださると
言われた
ハーデス様の
お言葉に
間違いは
ありませぬな
フッ
何を言うかと
思えば...
されば...
もちろん
ハーデス様は
心優しきお方
嘘偽りなど
申されぬ...安心せよ
是非ども
ハーデス様にしかに
アテナの死に顔を
お見せしたいので
ありますか...
ならぬ!
ハーデス様は
神であらせられるのだ
人前になどお姿を
見せる訳があるまい
このパンドラが見れば
それでよい
さあその布を取れ!!
何!?
ハーデス様に
じかに...
......!?
はっ!!
いつまでも
何をしている
フログよ
布をはがしてみよ
むっ!!
ケッ
こいつら何か
怪しいぞ!!
いったい
何を企んで
いるかーっ!!
げっ
こ...
これは
いいん
な...
なんだ
この血は...!?
もちろん
アテナの血だ
死体は
どうした!?
さあ...
ここへ運ぶ途中で
どこへ消えたのか
まさか
アテナじきじき
冥界のハーデスの元まで
行ったのかも...
こいつう~~っ
その口のきき方は
何だあーっ!!
血だけでは
証拠にならん
なに
何!?
パンドラ様に
対して不遜であるぞーっ!!
あるぞーっ!!
ろおっ
知っているように
オレの拳は
エクスカリバーだ
ちょっとでも動けば
首が落ちるぞ
憎さ敵とはいえ
女に対して
手荒なことは
したくない
音と胴が
つながっていたければ
ハーデスのところまで
連れて行け
ハーデス様に
会って
何とする
266
げろろ
~~っ
なるほど..
見上げたものよ
さすがは
女神の聖闘士
もちろん
首を取る
今度は本当に
われらの意志
てな...
今までは総て
われらを欺く
偽りの行動だった
ということか...
だが
おまえたちは
大事なことを
忘れていないか
『なっ...
なにい!?
うわあああーーーっ!!
愚か者め!
おまえたちが
今までこうやって
動いてこれたのも
ハーデス様が
くださった
束の間の命によって
ではないか!!
...
その恩も忘れた
亡者どもは
無問地獄へ落ちて
永遠に苦しむのだ!!
ぐおお
~っ
うう
わ...僅かに
残っていた力も
急激に笑われてゆく
なっ...何を...
いったい
何をした?
フッ
私は何もしていない
...ただ...
「アへの扉の番
おまえたちは
あの天窓から
差し込む夜明けの
薄明りを浴びたに
過ぎない
ハーデス様から
いただいた
十二時間の命...
その命の
消え去る時が
来たということだ
再び死の国へ
舞い戻るのが
恐ろしいか
フフフッ...
うう
うっ...
フッ
苦しいか
ひとつだけ
答えよ
アテナは
そうすれば
ハーデス様に
お願いして
おまえたちの命を
もう少し
引き延ばしてやらぬ
でもないぞ
死んだはずの
アテナは
どこへ消えた
!?
ア...アテナが
神とはいえ
その体はなぁにん?
生身の人間に過ぎん
おのれ..
まだ
そのような
死んだ人間が
行くところは
死の国へと
決まっていよう
ま...
待てよ...
サガの
言うことが
本当なら
アテナは...
アテナは
自ら
死を選び
冥界へ
向かったのかも
ま..
まさか
アテナは..
アテナはハーデス様と
頼し違える
つもりか!?
伝令!
これより
この地上の
ハーデス城を捨て
全員実界へ向かう!
刻も早く
冥界のハーテス様を
守る態勢に入るよう
実際士全員に伝えよ!!
はっ!!
はっ
サガよ
残念だが
アテナの
思い通りには
ならん!
ハーデス様が
文配なされる冥界で
たったひとりの
アテナに
何ができよう!?
その行手には
白近い
受験士が
待ち受けて
いるのだ!
ーデス様の元へ
辿り着くまでもなく
アテナは
途上で倒れる!!
うっ...
バカな...
くうう
ラダマンティス様!
既に城内の
ほとんどの者が
冥界に向かいました
わかって
いる
パンドラ様の
御命令により
このハーデス城は
間もなく崩壊されます
ラダマンティス様も
どうぞお早く!!
ただちょっと
ネズミが
紛れ込んでいたのを
見つけたのでな
どうやら
サガたちに
くっついて城内に
入り込んだらしいが
まさに飛んで火に
入る夏の虫よ
それも
黄金聖闘士の
大ネズミが
三匹もだ!
うう
~~~っ
や...奴が
冥界の三巨頭の
ひとりと言われる
ラダマンティスか
だ...だが
あいつがいかに
最強とはいえ黄金聖闘士の
オレたち三人が来になっても
歯がたたんとは...
し...信じられん
何度やれば
わかる
そんな拳など
蚊が刺した程も
感じぬわ!
むうう
ゆえにここに入り込んだ敵は
その結界に触れ自己の力を
大量に失ってしまうのだ
教えといてやるが
このハーデス城には
ハーデス様の聖なる
意志による結界が
引かれている
がはあっ
カズカだ君が
勘違いする
なよ
いわば貴様等は
実力の十分の一のうちは
実ナの十分の力も出せなくなっているのだ!!
たとえ貴様等が東力を
100%発揮できたとしても
このラダマンティスには
到底歯がたたんのだ
からな
これは死界への落とし穴だ
もはや止めを刺すのも面倒
生きたまま落として
くれるわ!
うわぁぁあああ
ア...
アイオリア
生きながら
死の国へ落とされ
そこで永遠に苦しむ
がいい!!
生き残りの
黄金聖闘士も
これで全滅だ
アテナ軍など初めから
このオレに任せれば
簡単に済んだのだ!!
このように
な!!
うわあああ
よくも7よくお!!
このフログ様を
ど突きやがって
こいつめ/こいづめ!!
ええ~い
寒い/寒い!!
おまえに
ど突かれてから
体が凍える!!
何を
している
ゼーロス!
ラ...
ラダマン
ティス様...
城内の者はとっくに
冥界へ向かったと
思ったがおまえは
まだ残っていたのか
は...はい
この恩知らずの
奴等にちょっと
最後のお仕置を...
無益なことは
やめておけ
ほっておいても
その三人は
間もなく
灰となって
消え去る奴等だ
は...はい
で...ですが
このカミュは私を
ど突いたのです
クソークソ!!
いくら灰になる
とは言っても
タダでは済むか
しかし...この城内に
アイオリアと共に
入り込んだ黄金聖闘士は
もうひとりいたような
気がしたが...
気のせいか...
...それとも...
な...何だ!?
それとは別に
ここへ急速に
近づいてくる
小宇宙を感じる!!
こ...これはいったい!?
くえっ、
おまえたちは
!?
言わずと知れた
女神の聖闘士だ
ぎゃあ
これからは
おまえ
たちが
苦しむ番だぜ
冥関士!!
なっ
なんだ
なんだ
なんだ
おまえらぁ
こ...このフログ様を
ど突き倒したなぁ
いったい
どうなるか
!!
いったいど~なるか!
おお~!!!
ど〜なる
んだ?
わ~っとん
のかぁ
くらぁ~!!!
こ...
こ...ここ...
こ~なるんじゃあ――!!
うっ!
カミュ!!
わ~ったかぁ―――っ!!
こうしゃノこうじゃ!!
このフログ様を
ど突いた奴はみ〜んな
こーなるんじゃあ!!
やっぱり
そーなるのか
なぬう
うぎゃあ
...
そ...そ!
そ〜
じゃあ
我が師
カミ
氷河...
293
シュラ!!
おまえの
右腕には
俺が授けた
エクス
カリバーが
宿っている
ことを...
シルリュウ
紫龍よ
忘れるな...
サガ
お...
おまえたちには
先輩として...
黄金聖闘士とし
何も残して
やることか
出来なかった!!
だいだが...
せめて...
せめて...
いる...
僕だちは
せめて..
貴方たちの
魂を引き継ぎ
そじて
忘れない
この時代に
死して尚
正義を
守り道そうとした
黄金の製関士が
いたことを...
ひいい~っ
こ...今度は足が...
あの金髪のガキに
やられた足が凍傷に
でもかかったようだ
あっ
ラ...
ラダマン
ティス様
いったい
どちらへ?
クッソオ
このままでは
済まんぞぉ
冥闘士全員
冥界へ向かい
ハーデス様を守護せよ
...とのバンドラ様の
御命令だ...急がねば
ならん
し...しかし
このガキ共は
たかがコンス
青銅
ほっておけ
ア...アホ
な!!
それでは私めは
ど突かれっぱなしで
ござりますがな!!
い...いいですよ
ラダマンティス様は
一切手出しロ出しを
せんといて下さい
こ...こ...この
ゼーロスひとりで
こいつらを
片付けますから...
間もなく
このハーデス城は
崩壊する
時間はないぞ
ゼーロス
なあに
こんなガキ共四人
ものの二~三分あれば
ナョイチョイ
チョ〜〜イとね!
おい
おまえら四人
まとめて
かかって来い
!!
カマ~ン!!
氷河
教えてやるが
おまえが何度も
足蹴にしていたカミュは
オレの師だ
何だって!?
ボソボソ
言ってちゃ
聞こえねーぜ!!
男は男らしく
もっとお~きな
声で...
言わんかい!!
ぴぎえ~!!
いくつ!!
寒い!!寒い”!!
こ...
この凍気は...!?
ヤモン
げっ!!
お...おまえ
さっき
何て言って
たっけ...?
た...確か
カミュは
おまえの...
ど...どうりで
カミュに
ど突かれた時と
同じようにおまえに
ど突かれたら
体が凍える
ううう
さぶう
...
師だ
し...
師...?
ラ...
ラダマン
ティス様
フログ
おまえがいつも
言っている通り
パンドラ様は
恐ろしいお方だ
冥界へ遅れたら
またどのような
お叱りも受けるやも
知れぬ...俺は行くぞ
ちょ...
ちょっとばかり
加勢をお願い
できますか...
か...風邪を
ひいたようで...
はえっ?
そ...
そんな...
手も口も出すな
と言ったのは
おまえのはずだ
ううっ...
おお~っしゃあ!!
もうこ〜なったら
容赦はせんぞ!!
このブログの
ゼーロスが
全力をもって
叩き漬す!!
死ねえ
我が師
カミュ...
ああ!!
せめて
この拳を
貴方への
饅としよう
お兄ちゃん
うぎゃあああぁ〜〜〜っ
うぎゃあああ
ひ...
ひき
ぴき...
う...
ラダマンティス
...様あ~~~っ
さあ
今度は
おまえの
番だぜ
でけぇの!!
番とは?
決まってらぁ
!!
うっ...
おまえが
ぶっ倒れる
番だって
ことだぁ!!!
待て
星矢!
わかっている
はずだ
あの男の小学宙は
並大抵のもの
じゃない
下手に突っかかって
いったら
やられるぞ
むうう
うっ!!
確かに
ここまで
強大さを
感じたぁいて
相手は...
ウム...
黄金聖闘士でも
さらにはいない
このラダマンティスと
いう男の実力は
オレたち
四人がかりでも
かなわんかも
しれん!!
フッ...怪我をせぬように
教えてやるが..四人はおろか
おまえたちが
いや...
百人束になっても
俺の相手ではないわ!!
おまえたち
聖闘士の中で
最強といわれる
黄金聖闘士...
その黄金聖闘士の
アイオリア・ミロ・
ムウですら
手も足も出す...
なに!?
なっ...
なんだって
先程三人まとめて
この俺に死界の穴へ
叩き落とされた
ばかりだ
今頃は生きながら
冥界で苦しみぬいて
いることだろう
亡者たちに混じってな
むううう
~~~っ
ま...待てよ
そういえば
この青銅たち四八:
なぜこうまで動けるのだ。
この
ゼーロスとて
地奇星の冥闘士...
結界で力を
封じられた相手に
あれ程簡単に
やられる訳が
ないのだが...
ハーデス様の
聖なる意志によって
結界が引かれている
この城内では
敵は総てその小宇宙を
封じられ、実力の
十分の一も出なくなる
はずなのだ...
ぴき
びき...
黄金聖闘士だと
でさえここでは
あのざまだった
のだ
まっ...まさか
まさか
こいつらは
神の血を...
むっ
星矢
くっ
ムウや
アイオリアたち
まで
やられたって..
そんなことまで聞いた
以上なおさら
おまえを倒さない訳
にはいかないぜ!!
地上を
ハーテスなんかに
支配されて
たまるか!!
黄金聖闘士さえ
いない今...
せめて...
せめて
オレたちだけでも
戦わなきゃ大地は
完全な間になる...
オレも決めた
おまえたち四人を
この場で殺す!!
その前に異界まで
案内して
もらうせ!!
星矢
星矢!!
つわあああ
い...今
やったのは
誰だ!?
うっ...
まだ
残って
いたのか
バレンタイン
フッ...そんな
ザコにも入らない者を
ラダマンティス様が
手をお下しになる
までもありません
はい
私だけでは
ありません
むっ
うっ
我等は
ラダマンティス様
直属の冥闘士!
冥界へ動いたのは
アイアコス様とミーノス様の
直属の実闘士だけで
あります
よし!ならば
おまえたちも
直ちに
冥界へ向かえ!
ラダマンティス様の
御命令がなければ
たとえ首を刎ねられ
ても動くものでは
ありません!
アイアコスと
ミーノスの
軍団に遅れを
とってはならん!
はっ!!
ハーデス様をお守りし
冥界に忍び込んだと
言われるアテナを
捕えて止めを刺せ!!
まっ...
待て...
はあ
はあ
いっ...
言ったはずだぜ
はあ
ラダマンティス様
あの者たちは
私にまか
お任せなさって
どうぞお早く
冥界へ...
はあ
!!
冥界まで
案内して
もらうって...
まっ...待て
ラダマンティス
君は先程から
呼び捨てにしているが
ラダマンティス様は
アイアコス様ミーノス様と
並ぶ冥界の三巨頭のお一人
うっ!!
本来なら
君など
足元にも
近よれんのたぞ
その力はハーデス様に
信頼され、冥界において
絶大なる地位を誇って
おられるのだ
なっ!!
身の程知らずが
血へドを吐いて
死ぬがいいー
...
...
それはそうですが、
...
星矢
おっと
おまえたちは
俺たちが
片付けてやるぜ!!
うっ
なにい
!!
さあ
ラダマンティス様
まいりましょう
...
この者どもはもはや
ほっておいても
城と共に滅びます
むう...
俺の勘違
い...いや間違い
この青銅たちは
神の血を...
アアナの聖なる皿を
その身に浴びてきては
はずなのだ...
だとすれば
ここで完全に
止めをさして
おかねはあとあと
とてつもない
奇感になるのでは...
ラダマンティス様
いかがなされ
ました?
い...いや...
どうやら俺の
思いすごしの
ようだ...
それほど
この青銅たちが
お気にかかり
ますか?
よし
行くぞ!
ハーデス城の
崩壊が始まった
ようです
お急ぎになりま
せんと...
326
はっ!!
アイアコス
ミーノスの専団に
遅れをとっては
ならん!!
急げ!
実界に入り込んだ
アテナに
完璧な死を
与えるのだ!!
ま...
待て...
はあ
ラダマンティス様は
何か君たちを気に
しておられるようだが
我等はもはや
構っている
暇などない
どうしても
勝負をしたければ
冥界まで来る
ことだな
私は
天哭星
ハーピーの
バレンタイン!!
天捷星
バジリスクの
シルフィード
!!
...
天牢星
ミノタ
ウロスの
ゴードン!!
天魔星アレ
アルラウネの
クィーン!!
冥界で
待っていよう
ただし君たちが
生きて冥界まで
来られたらの話
だがな...フフフ..
うっ
まっ...
待て!!
逃がすか
ーッ!!
うっ!!
星矢
お...おまえたちを
逃がす訳にはいかない
このまま冥界まで
案内してもらうぜ
バカな
何の真似だ
これは...
フッ
愚かな...
これで君の死は
確実なものと
なったな
な...
なにい...
み...みんな
この穴へ
消えて行った...
星矢ァ
よし
オレたちも
行こう!
どうやら
この穴が冥界への
入口らしいな...
おう!!
待て!!
うっ
何?
死ぬ気か
おまえたち
あっ
あなたは
そ...
その声は
老師!!
天秤座の
童虎!!
し...
しかし
それでは
星矢は...
冥闘士達はハーデスの
意志によって守られて
いるから生きながら
あの世とこの世を
行き来できるが...
残念だが
このまま
死んだかも
しれん...
そ...
そんな..
だが...それ
星矢がもしも
落ちて行く途中で
阿頼耶識に
目覚めたとすれば...
そうでない生身の
人間がこの穴へ落ちたら
自殺に等しい...
二度と生きては戻って
来れんのだぞ
老師!!
生きて
冥界まで
辿り着くことが
できるかもしれん...
あ...
阿頼耶識
?
シャカが
血で花びらに
したため
アテナに託した
という辞世の句...
そうじゃ...ハーデスは用心深い
地上が完全に自分の支配下に
置かれるまでは絶対に冥界から
出て来ることはなかろう
辞世の句ではない
あれはいわば
シャカがアテナに
決意を求めたのだ
決意?
そんなハーデスを
国すにはアテナ自身で
実界へ乗り込んで行く
しかない..
ということをな...
だがハーデスが
神話の時代から
支配してきた
冥界にはそうた易く
行くことはできん
死ぬことなく
生きたまま
冥界へ行かねば
ならんのだ!!
もちろん死ねば簡単に
行けるがそれでは
死人と同じになり
冥界の掟に嫌でも
支配されてしまう
とてもハーデスと戦う
どころではなくなる
そ...
そんなことが
できるのですか
?
冥界の掟に
文配されずに
ハーデスを倒す
ためには...
い...
生きたまま
冥界へ...
シャカがなぜ神に近い男と
言われていたか...それは
聖闘士の中でただひとり
阿稲耶鐵に目覚めていた
からなのだ...
それは
いわゆる
八誠ともいう
その阿頼耶識とは
仏教では秘められたもの
...とか根源...とかいう
意味があるのじゃが...
八織...?
は..
八讖とは
まさか...
そうだ...
人間誰もが生命の
源に持っている
小宇宙...
セブンセンシズの
更に上をいく...
エイトセンシス
エイト
センシズの
ことなのだ!!
だがエイトセンシズは
セブンセンジズよりも人間の
小宇宙の更に奥深いところに
眠っているので
誰もが持っていることに
気付かずに一生を終わる
当然だ...
普通の人間には
死んで初めて出て来るもの
だからな...
人間が死ぬと
それまで持っていた
第一感から第七感までが
桜て途絶える...
そ...それでは
アテナは無論のこと
シャカもその
エイトセンシスを
発揮して...
死ぬことなく
生きながら
冥界へ行ったと
いうのですね?
その死の直後
現れるのが阿頼耶識
エイトセンシスなのだ
アテナも
シャカも
戦いを放棄
したのではない
と言った意味が
これでようやく
わかったぞ
そういう
ことじゃ
むうう~~~っ
そうか...シオンの
言ったことが...
おまえたちが冥界へ
乗り込んで行って
ハーデスと戦う為には
生きたまま行かねば
ならん!
その為には
おまえたちも
エイトセンシスに
目覚めねばならん
それができるか!?
お...
お言葉ですが
老師...
できても
できなくても
もはやオレたちに
後戻りはできません
冥界へ向かった
アテナに女神の聖女を
お渡しするという...
シオンから
受けた使命も
果たさなければ
ならないのです
そ...そうとも
こうしている間にも
実際士たちは沙織さんに
重いかかっているかも
もはや迷わずに
僕たちも星矢の
後を追うべきだ!
ここに留まっていても
もうすぐハーテス城は
崩壊し死ぬことになる
!!
進むも死!何だろうな!!
留まるも死!!
ならば
進んで行くべきだ
老師!!
フッ...考えてみれば
おまえたちは今まで
様々な戦いを経て
セブンセンシスに
目覚め小宇宙を高めて
その度に奇蹟を起こして
きたのだった
ハーデスの結界が
引かれているこの城にさえ
アテナの血をその聖衣に
浴びているおまえたちは
その力を拘束されずに
ここまで来れた...
おまえたちが
今まで高めてきた
小宇宙と
アテナの血の
御加護によって...
そうだよ
星矢だってきっと
エイトセンシズに
目覚め生きて
冥界まで辿り
着いたはずだよ...
一瞬でも
エイトセンシスに
目覚めることが
できるかもしれん
...!
ウム
オレも
そう信じる
339
よおーし
小宇宙を
友人に
燃やせ!!
奇蹟を
起こせ
生きて
実界で
会おう!!
目覚めよ
ヒットエイトセンシズ!!
...
[2V2ペ]
[2/21
ExPLANATON
...
THESURPLOE
岩アーと左アームとりはずす
足をまっすぐに伸ばす
サーブルスクールについては、
栗衣分解装着図
2014SK
フスクのと心を
接続する
SHOULDER
(122F77)
SHOULDER
(RIGHT)
てんもうせい
天猛星
・イバーンの果衣
サープリス
BODY
アームへと
アームロを
...
SHOULDER
とアメー
を分離
させる
解装着図
オープ大人の仕事は、
冥衣分解装旛
足首をひき伸ばす
前部のガードを
ひき出す
ショルダーを
とりつける
下アゴの部分を
収納する
ARMの
あんせい
地暗星
サーブリス
トブの冥衣
前足をまっすぐに
伸ばす
後足をまっすぐ
に伸ばす
トアゴをとりはずし
この部分ガ鎌になる
舌を収納して
頭のガードを
引き出す
オープリストがありますので、
冥衣分解装槽図
フログの下アコを
裏がえしにして
ポティーにとりつけ
ウエストガードを
引き出す
ボディーの部分を
うらから見た
ところ
地奇星
フログの異な
ツメをひきあげる
...
...
LEPTSEIOUTDPR
をまっすぐに伸ばさ
左右のアーム
ウエストを
ポティーと分離
させる
4
ニブリスなんかいそうちゃくす
冥衣分解装漕図
LEG
MASK
RIGH7
SHOULDER
スケルトン
(雑兵)の冥衣
ぞうひょう
マスクが変形する
...
手のツメを
ひっこめる
足をまっすぐに伸ばし
ボディーと接続
フッと
スぶんかいそうちゃく
更衣分解装詹図5
左右のショルダーを
さかさにとりつける
私.SHOVIDAR
SHOU
ほう
地暴星..
...イクロプスの興本
サープリス
両側が左右にひらを
中央の部分が上へ
スライドする
上腕部と
ナックルが出て
ベルトが
伸びる
ショルダーをひろげ
チョウの足をおりたたみ
ウエストをひき出す
大概別とすね、足を
ひき出し
ベルトを
俺はす
SHOULDER
SHOULIDE&EODY
ここで大丈夫ですから、
異衣分解装詹図6
LEGS
SVOLUTONI
EVOLUTVONI
WooldProMi-
MASK
死界の蝶
現状の蝶地震災
わかった
「INAI.EVOIITTIOA
左右のアームを
分離させてヒジから
ベルトをひき出す
左右のレックを分離させ
伸びていた右足首をちぢめ
左足首をひき伸ばす
サーブリスがんかいそうちゃんと
分解装
冥衣分解装唐図
ポティーを
フィーをうしろから見たしっ
見たところ
スショルダーとウエストの
部分が左右にひらく
ベルト
腕からのべ!!
M4SK
足からのベルト
腕、足からのひた
ベルトをシコレター
ウエストにそれぞれ
とりつける
...
ふくせ
地伏星り
サープリス
ワームの冥友
★収録作品は週刊少年ジャシプに1989年28号〜45号まで掲載されました。
この作品はジャンプ・コミックスとして1990年3月、5月に
ジャンプコミックス、愛蔵版ととして1996年10月、それぞれ集英社より刊行された。
そういえば、
そういえば、
そういえば、
そういえば、
セイントセイヤ前日日1日午
聖闘士星矢12
集英社文庫(コミック版)
2001年7月23日第1別
定価はカバーに表示してあります。
普通の発表を発しているので、発表しても
著者、者、成功
行って行くわね
車後株式
"田藤一集
ED-NH
正広英
美書の
武社休会
会社東京都千代田区ーツ橋2一5-1000年3月
えが、前に、〒101-8050
を社
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〈3230〉《826〈編集〉
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3.197.昨年に私当人「但し、古書店で購入したものに、2018年以上、お客さんがついてはお取り替え出来ません。
@.M.Kuumata,201
Printedin.japar
ISBN4-08-617661-0.COI7C