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Instructions:
第4話...
第2話...
第3話...
第3話...
第35話...
第36話...
第3話...
第3話...
第3話...
第4話...
2018年10月21日-10日-2015年10月10日(月)
第33話
あれが
...ロア
はい発生より
数えて18代目の
転生体ー
ミハイル・ロア・
バルダムヨォン
「アカシャの蛇」です
解りましたか?
だから遠野くんは
ロアじゃないんです
もうこんなことに
関わる必要も
ないんです
そうは
いかないよ
先輩
つまりさ...
この街には
まだ「吸血鬼」が
いるってことじゃ
ないか
誰かが
やらなきゃ
いけないんだ
それは...
アルクェイド・
ブリュンスタッドに
脅されて手伝って
いるんですか?
そんな
ワケ...
って先輩?
アルクェイドのこと
知っているのか!?
...!?
わたしは
教会の人間
ですよ
この街に来ている
真祖のことくらい知って
いて当然なんです
遠野くん
「アカシャの蛇」は
アルクェイド・
ブリュンスタッドと
わたしの敵です
なぜ真祖を
手伝うんです?
人間の
貴方が...
貴方が「蛇」に
関わる必要なんて
ありません
それにあの真祖は
「人間のために」だとか
「街を救う」だなんて
考えていません
彼女が
「蛇」を追う理由
聞いていますか?
...
初めから吸血鬼
だった奴と
血を吸われた奴
ってのだろ?
人間が死徒に
なるには2種類の
方法があります
では真相と
死徒の話は
どうですか?
1つはネロのように
魔術を究めて自らの
肉体を永久機関に
変革するか...
そうです
もう1つは
真祖と呼ばれる
初めから人ではない
吸血種に血を
吸われるかー
人間だった
ロアは
真祖に血を吸われ
死徒になりました
...先輩
何が言い
たいんだよ
その真祖こそが
アルクェイド・
ブリュンスタッド
八百年前に
ただ一度過ちを
犯した真祖の王族
彼女が「蛇」を
作り出した張本人
なんです
真祖が蛇を追って
いるのは蛇に与えて
しまった自分の力を
取り戻すためなんです
どうして今の彼女が
あんなに弱っているかは
知りませんがもし
力を取り戻せば
手を貸している
遠野くんは必要
なくなります
決して
人間のため
じゃない
...その時
彼女があなたを
無傷で放っておくと
思っているんですか?
...そりゃ
大丈夫じゃ
ないのかな
お人好しですね
遠野くんは
先輩ってさ
アルクェイドと
話したこと
ないだろう?
話したら多分
かなり印象が
変わると思うんだ
気遣ってくれて
ありがとう
馬鹿言わないで
ください遠野くんは
こんなこととは関係のない
男の子じゃないですか
俺にも事情が
あってさあいつに
協力したいんだ
関係なくなんか
ないんだろ?
先輩は
あの時..
はじめは俺が
ロアじゃないかと
思ったって言って
いたじゃないか
先輩何か
知っているなら
教えてくれ
俺は少なからず
あのロアって奴と
何かあるんじゃ
ないのか?
だから
遠野くんは...
あいつを
間近に見た時
そう思ったんだ
何処でかも
何時だかも
わからないけれど
俺は多分
あいつを
知っている
遠野くんは...
どうかな...
普段の生活が
楽しくないんですか?
でしたらここで
お別れです
多分楽しく
思ってるよ
くれぐれも真祖には
近づかないように
してください
やっぱり俺は
あいつと
何があるんだな?
それが遠野くんの
ためです
先輩!!
おぼろげで
掴みきれない
イメージ
だけど!!
あいつには
こかて
街とか学校とか
そんなんじゃ
なくて...
第34話
いない
何処にも..
なのに
何で...
おはよう
ございます
志貴さま
なぜ屋敷を
見たときに
あいつのことを...
志貴さま?
あ...翡翠
おはよう
起きて
いらっしゃった
のですね
ああ
ちょっと早くに
目が醒めてね
雨か..
夕刻には
止むと聞いてます
あいつに
どこから話したら
いいだろう..
何故あいうが
やったことを夢に・
見るのか...
何故同じ「線」を
視る能力があるのか:
シエル先輩...
教会のこと
...それに
アルクエイド...
今日来るんだよな?
兄さん!
人の話を
聞いてるんですか?
兄さん!
...ゴメン
で何だって?
何でも
ありません!!
休みの日に限って
早く起きてきた
と思ったら何時までも
ボーっとしてるんだから
休み?
ご自分の学校の
創立記念日も
お忘れになったん
ですか?
そう...だっけ
寝ぼけるのは
朝だけにして
くださいね
珍しく朝食がご一緒
できてうれしいのに
志貴さんがうわの
そらなものですから
あまり秋葉さまを
苛めないで下さい
ませ
そんな
つもりは...
兄さん!琥珀!
何をコソコソ
しているの!
ははいっ!
琥珀も
何を話して
たの!?
俺は..
いえいえ
何でも
ありませんよー
俺はここで
ロアに会ってるん
だろうか...
子供の頃も
こんな風に
みんなで食事を
していたのがな?
?
ええあの頃は
お父様がいらっ
しゃいましたし
遠野の親戚筋の
方々もご一緒に住んで
いたので食事をする
こともあったと思います
子供の頃ですから
覚えていなくても
仕方ないのかもしれ
ませんけど...
そうか
俺は何にも
覚えてないん
だな...
秋葉
その...親戚の
中に子供って
いたっけ
いえいなかった
と思いますけど
どなたか子供が
遊びに来ていたと
いうことがあったかも
しれませんが...
そうか..
それじゃあ
学校に行って
きますけど
兄さん学校が
お休みだからって
自堕落な生活は
謹んで下さいね
ああ
気をつけるよ
琥珀
車の準備を
表に待たせて
あります
いって
らっしゃいませ
...兄さん
第35話
...ちかうか
志貴さま...
やあ
親父の部屋って
こんなに本が
多かったっけ?
掃除?
いえお気に
なさらないで
ください
志貴さまは...
ん...ちょっと
探しもの
そうだ
翡翠
この家の写真の
アルバムなんてものを
見かけたことない?
ああ
俺の子供の頃とか
アルハムですか?
親戚連中が写ってる
やつなんかあると
いいんだけど...
いえ...そういった
ものは見たことが
ございません
そっか
...姉さん
でしたら
そういったものの
場所がわかるかも
しれません
琥珀さんが
...?
うん
訊いてみるよ
それが
手がかりに
なればいい
けど..
?
あ仕事の
邪魔になるから
いくよ
いきなりの休み
だから手持ち
ぶさたになるね
久々に屋敷の
中を冒険って
感じだ
...志貴さまは
いつでもこの家に
いらっしゃって
いいのです
うん
うん
ありがとう
翡翠
ー8年前
この屋敷にいた頃、
その頃の
記憶はあまりにも
あやふやだ
子供の頃は
ここが城のように
大きく感じられた
厳しい父親と
親戚達の遠野家に
人間になるための
がんじがらめの教育を
受けるのがイヤで
勝手気ままに暮らして
いた気がする
「自分が事故の
後遺症で病弱な
体になって
親父から
「たとえ長男であろうと
いつ死ぬかわからない者を
後継者に出来ん」と
有間に勘当されたとき...
俺は悲しかったのか
...それとも
安堵したのか..
あの頃の
あやふやな記憶
も
憶えている...
あった
だけど...何だ
この感じ...
あいつを見てから。
何かおかしい
何を?
何かを警告されている
ような...
わからない...
...
志貴さん!
どうしたんです?
傘も差さないで
琥珀さんが...
こっちの方に
歩いているのが
見えたから
ちょっと
待って下さいね
何か
拭くものか...
ここは...
だめですよ
ご自分じゃ背中の
方とか拭けない
じゃないですか
わっわ
琥珀さん
自分でやるって
はい
おしまいです♪
...琥珀さん
この部屋は...
ここは
使用人の方々が
使っていた
晴れです
今は翡翠ちゃんと
わたしだけですけど
昔は十人以上の人が
いましたから...
時々お手入れは
していますが
建物が古くなって
いるので
今は使って
ないんです
ですから
志貴さんもここには
出入りしないで
下さいね
遠野家のご長男が
古い家の下敷きにー
では目も当てられ
ませんからね
秋葉さまにもここには
志貴さんを近づけない
ようにといわれて
いるんですから
今日は
特別ですよ
それで
どうしたんですか?
ああ...
そうだった
わたしに何か
ご用があったん
ですか?
アルバム...
ですか
確かに槇久さまの
お部屋の管理は
わたしがして
いましたけど...
そっか
そういった物は
見たことが
ありませんねえ
...それに
志貴さんがこの家を
出るとき志貫さんに
関する物は
処分って
...まいったな
ほとんど
槇久さま
処分してしまったとか...
俺も相当親父に
煙たがられてた
もんだな...
でも
志貴さん
なぜアルバムが
必要なんです?
...もしかして
...もしかしたら
そのアルバムの
中に...
秋葉さまの
幼少の頃のお写真が
欲しいとかですか!!
友達と探している
ものの手がかりが
あるかもしれないんだ
...それは変わった
お友達ですねえ...
わかりました
そういうことでしたら、
わたしもアルバムを
探してみます
うんそうだね
お仕事が
残ってますので
戻りますね
ありがとう
琥珀さん
傘は玄関にもう
一つありますので
あ
秋葉さまには
ここにいらしたことは
内緒ですよ
俺はもう少し
だけここに
いるよ
二人一緒に
怒られちゃい
ますからね
...木と、
畳のにおい...
やけに懐かしい
昔...ここに
来たこともあったん
だろう...な
...兄さん
そう言った...
秋葉と遊べるのは
少しだけだから...
周りの森で
...遊んだんだ!!
でも...
第36話
こんな奥まで
何処に
いったんだ?
裏庭の奥に
こんな場所が
あったなんて
でも
何故だろう?
こんな所には
来たことは
ないような気が...
これは...
夢に...
いや...こんなモノは
知らない
え
「知らない
おかー
こ...
ぐっ...
見覚えが
あるはず
なのに
知らない!
頭が..
俺は..
あ...
俺は
...
ここに来て
あぁあっ
だけど
知らない、
知っているのに?
ここに
来たことが
あるのに
知らない!
!!
らない
あぁっ
夏の
何で...
空...
よう
おまえ
大丈夫かよ
辛気
くさい顔
してるぜ
こいつだ..
飯
食ってる
のか?
あいつは
...
ここにいたんだ
俺はあいつを
知っている!
あ...
っ
ぁぁぁあああぁっ
あっ
!!
ちょっと...
教科書
遠野...さん
どうしたの?
...兄...さん?
...溶けて
しまいそうな
秋葉...
夏の日差し
また
れは!!
あいつ
なのか
なんて
言うことだ!
どうして
こんなことに
だから
言ったんだ
オマエガ
殺シタノカ
シキ!
哀れな...
俺が..
殺したのか
...
殺した...
遠野の血を
引く者は遅かれ
早かれ「魔」に
近づいていく
いつか
俺もおまえも
本物の
バケモノに
なるのさ
ハケモノに...
秋葉さま本当に
お医者さまをお呼び
しないのですか?
何度も
言わせないで
呼べるわけ
ないでしょう
兄さんの傷は
普通の傷じゃ
ないんだから
それよりも..
これはどういう
ことなの翡翠!!
兄さんをあそこに
近づけてはいけないって
ことはあなたも知って
いるでしょう
申し訳...
ありません
謝って済む問題じゃ
ないわあなたを兄さん
付きにしたのはこういう
事態を避けるためでしょう?
それを忘れて
あなたは何を
やっていたというの
...あれ
...ここ...どこだ?
あきはと
ひずいが
話をしてる
答えなさい
翡翠!
あなたは今日一日
何を怒って
るんだ
どこで何を
していたって
いうのよ!
秋葉
男子...!
よくわからない
けどそんなに
怒るなよ秋葉
!?
兄さん
気がついて
いたんですか!?
...
志貴さま
俺...何で
ベットに寝てる
んだ?
「時...
夜?
あいつとの約束
!!
行かなきゃ、
兄さん!?
志貴さま!!
体の力が
まったく入らない
どうなって...
無茶なんか
してないって
悪い今から
行かなきゃいけない
所があるんだ
無茶なことは
やめて下さい
兄さん!
ば...バカなこと
言わないで
ちょっと体に
力が入らない
だけだよ
今までだって
そんなに長く
倒れていたことは
なかったのに!!
兄さんは庭で
倒れて十時間
以上も昏睡して
いたんですよ!
え..
そうか
あの場所で俺は...
意識か...
はっきりして
きた
兄さんが
さっきのまま目が
覚めなかったら
はか...縁起でも
ないこというなよ
こんなのいつもの
ことだって
中学の頃なんか
日に二回倒れる
なんてしょっちゅう
だったんだから
私はどうすれば
いいんですか...!!
だからこそ
心配なんです
...ファックス
...確かに
兄さんを
このまま行か
せてしまったら
もう帰って
こないんじゃ
ないかって...
この体...
どうなってるんだ?
今日くらいは
私の言うとおりに
部屋で休んでいて
下さい
もう毎晩どこに
行っているかなんて
訊きませんから
お願い
...兄さん
...
わかった..
今日はおとなしく
部屋で寝ている
ことにするよ
こんな立つことも
ままならない体じゃ
あいつの役にも立てそうに
ない..
アルクェイド...
本当?
あとになって
部屋を抜け出し
たりするのも
なしですよ?
信用ないな
?
それにこれ以上
強情言ったら
秋葉が泣いて
しまいそうだし
わ私
泣いたりしません!!
そうかなあ
子供の頃は
あー
そうだー
兄さん
食事の方は
いや...悪いけど
食べられそうに
ない
翡翠
琥珀に
薬の用意だけ
するように伝えて
はい
秋葉さま
失礼
いたします
私も一度
戻りますけど
何か
ありましたら
...秋葉
少しいいか?
なんです?
屋敷の庭に
あんな広場が
あったの憶えて
いるか?
......
ええ
そうだった
のか
思い出せない
もんたみ
私たちが
子供の頃よく
遊んだ場所です
......
それと
もう一つ
何で朝は
「この家にほかに
子供はいない」って
言ったんだ?
秋葉も会っている
はずの俺と同じ
くらいのあいつは
一体誰なんだ?
...兄さん
何を言って
るの?
......
やめましょう
兄さん
そんな話...
だめだ
何故黙って
いたんだ?
秋葉!
あいつは一体
誰なんだ?
秋葉!!
それは...
それは遠野にとって
あまりよい話では
なかったので
あいつは?
:兄さんが忘れてる
のならそのままに
しておきたかった
んです
兄さんが言っている
このは多分十年前にいた
養子の子供です
...養子?
はい..
十年ほど前に
そういう子供が
いたんです
...そいつは
死にました
今どこに
いるんだ...?
8年前...
突然の事故で
死んだ?
事故...?
その事故って..
そのことは
あまりいい思い出
ではないので喋り
たくありません
秋葉...
どうでも
いいじゃない
そんなこと
起きたことが
巻き戻りは
しないわ
でも兄さんが
私の兄さんである
ことに代わりは
ないんです
おやすみなさい
兄さん
ここに呼べば
こうなることは
わかっていたのに...
すべて
思い出して
しまう
私が
兄さんを
殺さなきゃ
オマ...エガ
オレヲ...
コロ...シタ
オマエガ
殺シタノカ
死にました
突然の
事故で
遠野の血を引く
者は遅かれ
早かれ「魔」に
近づいていく
いつか
俺もオマエも
バケモノに
なるのさ
バケモノに...
おおーっ
第37話
朝か...
体の節々が
痛い..
...あのまま眠って
しまったのか...
秋葉..
兄さんが
私の兄さんである
ことに代わりは
ないんです
何もかも
靄にかかっている
でも体は
昨日より動く
あいつに
会っていろいろ
話さなきゃ
アルクェイド...
..あ
やっと
起きたな
こいつめ
うそつき
「また明日」って
約束したのに
...アル
...クェイド...
何で
ここに...?
なによわたしが
こんな所にいるのは
志貴が約束を
破ったからでしょう
人のこと待たせて
おいて自分はずっと
眠ってるなんて一体
どういうつもり?
......?
それに本当は
もっと怒って
たんだから!
公園の約束を
反故にされたん
だって気付いた
時はー
「もうこのままじゃ
絶対に許さない」
乗り込んでいって
志貴の首ねっこ
引き千切ってやるって
思ったくらい
...でも
「思った」って
乗り込んで
るじゃないか
...そうだな
......
約束...
やぶっちゃったな
悪かったよ
アルクェイド
反省してる?
してる
そのあとの
報復が怖いって
今思い知った
その代わりと
いったら変だけど
俺は二度と
おまえとの約束は
やぶらない
...約束する
わかった
...でも元気
そうで良かった
ちょっと
心配だったんだ
え
どうして?
アルクェイド
とりあえず
ベッドから降りて
もらえるか?
?
!
...その
俺の部屋におまえが
いるって状態が
まずいんだ
なにが
まずいの?
いや
だから...
こんな所を
家の誰かに見ら
れたりしたら...
したら?
え?
ん?
あ...
おわった...
ふうん
昼だと
この公園も
人がいるんだ
志貴
あれは
なに?
ん
季節はずれの
アイス屋かな
とりあえず
飲み物でも
買ってくるから
そこら辺で待って
いてくれ
ん
わかった
どうしたんだ
あいつ...
翡翠
これはあの
アルクェイド!?
手荒なマネは
してないわ
!?
朝もあの娘
来たし
この部屋の掃除は
終ったわ
次の仕事に
行きなさい
志貴には
言ってなかった?
吸血鬼には魅了の
魔眼があるんだって
何しに
さたの?
さっきも「志貫は
もう学校に行った」って
暗示をかけて帰した
だけだから
太陽さまの
お哲屋の
お掃除にー
わたし達の
ことも記憶に
残ってないわ
そりゃ
お気遣いとうも
さてと
志貫
これから昨日の
埋め合わせをして
もらおうと思って
るから
埋め合わせ?
昨日の分を
これからやる
って事か?
もちろん夜に
なったら死者達は
探すけど
志貴も
早く着替えてね
昼は志貴と
一緒に行動
しようと思って
は?
うん
俺がこれから
学校に行く
って言ったら?
付いてくわ
何よ約束
やぶったこと反省
してるんでしょ?
ああ
反省してる
今すこーく
それじゃ
よろしくね
志貴
学校に
なんて行った
ら...
何してるんだ
...俺
0olot
パニックだな
あ
おそーい!
ゴメーン
ゴメン
ほんとゴメン
志貫!
志貫!
志貫!
何故約束の
時間に来ないの!?
わたしとの
約束を反故にして
寝るなんて
上等だわ
志貫
言い訳くらいは
聞いてあげる
聞いたうえで
どうしてやろう
かしら
志貫!
早く起きて
みなさい!
クェイド
...志貴
あ
うん
...アルクェイド
ミネラル
ウォーターで
いいか?
やっぱり昼に
出歩いて疲れて
るんじゃない
のか?
ううん
体はいつも通り
なんだけど
ここに来たら
昨日のこと思い
出しちゃって...
どうしてわたし
あんなに怒って
たんだろう
ねえ
志貴になら
わかるかな?
第38話
今までも
約束なんて何度も
果たせなかったって
いうのに
昨日はすごく
頭にきて...
ほら
志貴はわたしのこと
ばかばかって言い
伏せるんだからこれ
くらいわがるでしょ?
む
...吸血鬼の
考え方なんて
わからないよ
.....あのね
何よそれ
わたしの肉体の雛形は
人間と同じような物
なんだから少ししか
ちがってないわ!
俺のことが
嫌い...
...そうだな
...だからじゃ
ないのかな?
待ち合わせの
時間も守れ
なかったし
そもそも
アルクェイドに
その..
ひどいこと
してるだろ?
そう
なのかな...?
俺は
わたし誰かに
感情を持つなんて
初めてだから
よくわからないけど...
?
...その
志貴は
わたしのこと
嫌い
なのかな...?
いや...
...俺は
その..
俺は!
嫌いじゃないから
アルクェイドに
協力してる...
...なるほど
じゃあ
わたしも
そうなのかも
しれない
おい
どこに行くんだ?
埋め合わせ
どこに連れて
行ってくれるの?
今日は
どうしたんだ
アルクエイド...?
まっ
街の吸血鬼とか
どうするん
だよ!?
明るいうちは
探しようが
ないのよ
おおい
あいつ...
俺と一緒に
行動するんじゃ
なかったっけ?
志貴
はやく
前言撤同
あいつは
怒りっぽくて
わがままなだけだ!!
ちょっと
待てよ!
何故かお兄ちゃんはなんだけど...いいじゃ
それじゃないのっおひができますか?
映画館...
なんだ何処か
他に行きたいところ
でもあるのか?
不満なら
別行動でも
いいぞ
映画を
観ようってこと?
別に不満は
ないけれど
大人
一枚ですね
券の半分を
取られるけど
それが決まり
だから怒るなよ?
それくらい
知ってるわ
志貴はわたしのこと
何にも知らない女
だって思ってるのね
知識はちゃんと
蓄えてるし
いや
なんとなく
こういうのって
あんまり知らないの
かと思って...
行こう
志貴
映画館が
どういう所かも
知ってるわ
失敗...かな
アルクェイドって
こういうもの
知らないと
思ってたけど...
...そうか
俺はこいつのこと
ほとんど何も
知らないんだな..
それにしても
こんなラブロマンス
しかやってないなんて
アクションとか
ホラーの力がまだ
こいつも退屈
しなかったか...
男女二人で
ラブロマンスなんて
まるでデート...
!???
何を
バカな
内容も少し
微妙だった
かな...?
あいつも
つまらなそう
だったし..
アルクェイド
つきあわせて
悪かったな
......?
すっごい
面白かったね!
志貫!
はあ!?
お..
面白かった
って..
暗がりって
いうのが
いいのかな
大きな音も
煩くなかったし
でも何より
内容よね!
架空の話をよく
あそこまで作り
上げられるもんだ
なって驚いたわ
あの情景の細かさに
比べたらわたしの作る
イメージなんて子供騙し
みたいなものね
ほんとに
感心しちゃった
...あれ
志貴は
もしかして
つまらなかった?
あいや
つまらない
っていうか
普通..
だったかな
うそだって
さっきの凄く
良かったよ!
それより
アルクェイドがそんなに
喜んだのがびっくりだ
だって
識るのと本当に
「観る」のとじゃ
大違いなんだもん
そりゃ知識として
映画館がどんな所かは
知っていたけど..
そんなものは
瑣末な空想でしか
なかったみたい
そんなに喜んで
くれるんだったら
早く連れてくれば
よかった
いや文句
なしって映画が
やってたんだ
うそ
もうちょっと
前ならさっきの
やつの数倍...
...びっくり
そしたら
こいつは
どんな顔で笑って
くれるんだろう...
そっかぁ
間が悪いんだね
わたしと志貴って
いや...
そんなこと
言う
つもりじゃ...
!!
アルクェイド
何言ってるんだ
えっ
志貴?
今日は俺と
一緒に行動
するんだろ?
埋め合わせは
まだこれから
だぞ!
ちょっと
志貴
どう
したの?
ああ
自分でも
どうかしてる
と思う
いろんなこと...
話さなきゃ
いけないのに
それよりも
こいつの顔が
曇ることの方が気に
かかってしまうなんて
はい
3.39話
志貴の
キップ
おおう
これって
すごく混む
乗り物じゃ
なかったの?
は?
ああ
朝にはね
朝これに乗って
いると仕事行きたく
なくなる人の
気持ちがわかる
第39話
志貴ー
早く早くー
ちょっと
待ってくれ
...ふう
さっきの電車も
楽しかったけど
ここの乗り物も
とても楽しい
わね
あでも
どれも同じだと
思ってたけど
乗ってみたら
全然違って
これってもっと速く
回るものじゃないん
だっけ?
...いっか
そんなコトに
なったら
一大事だ
志貴と一緒に
乗るのが
楽しいし
本当に知識だけ
ではわからない
ものなのね
そうかい
知識...?
そういえば映画の
時もそんなコト
言ってたよな
行動するために
時代に即した常識は
必要でしょう?
起きた時...?
だから起きた時は
その時代の情報を
くみ上げてから
行動するのよ
たいてい
一日か二日で
事は終わる
から
だって事が済めば
すぐに眠るもの
その情報や知識は
無駄になっちゃう
んだけど
...よく
わからないけど
何で知識が
無駄になるんだ?
次の目覚めが
何年先になるか
わからないん
だから
そのときの
知識なんて
無駄でしょう?
じゃあ吸血鬼退治
していない時
アルクェイドは
眠ってるのか?
ええ
そうよ
...
...でもね
それって
損をしていたみたい
わたしは今まで
知識だけでしか
世界を知らなかった
こういう場所があるって
識っていてもそれを
経験することは
しなかったのよ
経験は
理論を凌駕
するわ
何億っていう単語を
覚えていても
実際に喋って
みないと何も手に
入らないんだなって
...でも
それで何か
気づけたんなら
いいんじゃないか?
それに
理論だけで経験を
凌駕するヤツと
経験で理論を覆せる
ヤツがいるって言うの
がいるだけの話
じゃないか
そんなに
落ち込むことも
ないと思うけ
うわあ
志貴がマジメな
言葉を喋ってる
ど...?
...アルクェイドさん
そっちがマジメな話を
したからこっちも
それにつきあってる
んじゃないか
話のコシを
折らないでくれ
...その
せっかくおまえが
自分の話をしてくれて
いるんだからさ
うん
知ってる
志貴ってわたしの
話したいコトを話し
たいときにちゃんと
付き合ってくれるって
いつも
怒ったりして
いるけれど
...フン
深刻な時は
こんな風に話を
してくれるのよね
......
どうしたの
志貴
?
...アルクェイド
悪いんだけど...
ちょっと
そこで座ってて
もらえるか?
実は昨日から
何にも腹に入れて
ないんだ
すぐ
済ませるから
あれ
あいつどこに
行ったんだ?
志貴早く
座ってくれない?
私がそっち
行けないじゃ
ない
.....あ...
アル...クェイド?
ん?
...えっと
ああれ?
これってこういう
ふうに食べるん
じゃないの?
いや...
それであって
るんだけど...
じゃ
なくて!
だっておまえ
前にふつうの食事は
意味がないって..
...ファックス
ええ意味は
あまりないけど
食べられない訳じゃ
ないわ
志貴が食べるって
いうからわたしも
食べてみようかと
思って...
おまえみたいに
口の小さいヤツには
ハンバーガーは
向かない
?
何よ
それ
大人しくポテト
がじってる分には
問題ないから俺の
分もやる
何だろう
...この道和感
そんなもの
ばっかりじゃ
モノを食べてるって
気がしないじゃない
なあ
アルクェイド
なによ
いじわる
いやもう
文句はいわない
聞きたいことが
出来たんだけど
ししか?
...アルクェイドって
こういうモノが
栄養になるの
かなって...
...
...いいけど
なに?
そうね
栄養っていう
意味でいえば
無意味じゃないけど
栄養を補充する
方法が志貴とは
違うのよ
その方法って
いうのは
私は基本的に
こういう食事を
することはないわ
...やっぱり
血...とか
だったり
するのか?
なに
聞いてるんだ
アルクェイドは
血を吸わないって
いってたのに...
ごごめん
わたし
血の味なんて
確かに真祖である
吸血鬼の空腹」を
満たす最高のモノは
血液だけど
その欲求はむしろ
性欲みたいな
ものなのよ
食べないと
イライラする
けど
わからない
代用することは
出来なくもないわ
それに
わたし血は
嫌いなの
吸血鬼としては
半人前よね...
...アルクェイド
ただわかって
るのは...
血を吸うって事は
相手を「相手」として
認識しなくなるって
いうこと...
...志貴
もしも
もしも鳥や魚が
貴方と同じくらいに
知性と寿命があった
なら貴方は食べ
られる?
もしも
よ?
どんなに知性が
あっても食べ物は
食べ物だって割り切って
食べられる?
わからない
なんで
こんなことを
...それは
けどそれだったら
とりあえず知性を持って
ない違う食べ物を
食べるだろう
こんな話が
したい訳じゃ
ないのに...
ね?
そういうこと
血を嫌うのは
そういう
理由なんだ
できればわたし
血は見たく
ないもの
でも
そうね
もしも
人間に同格の
知性や価値観が
なかったら...
...だいまでのお
だめらうこと
なく血を吸って
しまうかもしれ
ないなぁ
...
生きるために
他の命を奪うことは
自然界じゃ当然の
ことなんだし...
確かにそうかも
しれないけれど
やめてくれ
とりあえず人間と
おまえは似た
ようなもんじゃ
ないか
だからそういう
例え話はやめて
くれ
「もしも」の
話は好きじゃ
ないんだ...
そう?
わたしげって
好きだけどな
結果はともかく
とりあえずその時は
救いがあるような気が
するじゃない?
2bloneCloW
どうしたの?
いきなり暗い顔
しちゃって
もしか
して...
トイレ
とか?
どうしたの
志貴?
...
それじゃ
今度は私の
番ね
第40話
...
だって志貴
ばっかり質問
してるじゃない?
してるって..
...番?
いまさら俺に
何が聞きたいこと
なんてあるのか?
それも
そうね
...ファン...
そうだ
夢?
うんお礼に
送った
夢の相手
結局あの夢に
誰が出てきたの?
志貴...
気持ちよくして
あげる
あの時の志貴って
怒ってばっかりで
答えてくれなかった
じゃない
...アルクェイド
どうしても
答えなきゃ
だめなのか?
うん
わたしばっかりじゃ
公平じゃないわ
!!
ぱた
ちょっとおまえ
あっち向け
教えてくれたって
いいじゃない
だめです
かみさま...
志貴ばっかり
秘密なんて
ずるいわよ
これ以上は
限界です...
...おまえ
え?
わたしが
どうかした?
二度も
言わせるな
その夢に出てきた
のはおまえだって
いってるの!!
...
わたしって
...
...わ...たし?
そうなの!
え?
でも
何の冗談か
おまえが
出てきて...
その...
なんだ...
あ...
...わかったか?
だから
あんなことは
もうやめてくれ
うん
...うん
ごめんなさい
なんだよ
だってお礼の
つもりだった
のに...
やけに
素直だな
結局、志貴を
困らせるだけに
なっちゃったん
だもの...
志貴は
嬉しくなかったん
でしょう?
...いや
やり方の話しさ
...そうなの?
お礼の気持ちは
嬉しいけど..
これでこの話は
おしまい
それにお礼なんか
されなくたって俺は
おまえを手伝うつもり
だったんだから
;アルクェイド
ほかに
行きたいところ
とかあるか?
うん
それじゃあ
俺の
学校?
おい
あんまり
派手に動き
回るなよ
わかったわ
コソコソね!
タ方って
言ってもまだ
中に人がいる
力もしれないし
うん
...
でもどうして
学校なんか
ここって志貴が
一日の半分を過ごす
所なんでしょう?
ここで志貴が
何をして
どんな時間を
過ごしているのか
どんな顔して
知りたかったの
笑ったり泣いたり
怒ったり..
ここにはわたしの
知らない志貴の時間が
たくさんあるから
それに...
もしわたしが
ここに居たら
もし同じ
時間の中に
したら...
本当に
好きなんだな
楽しい
かな...って
もしもの話...
あ
ここでしょ?
志貴の机
ーここからは
こう見える
...ねえ
志貴聞いても
いい?
志貴は
ここで何を
学んでいるの?
...そうだな
歴史の勉強とか
数式や元素記号を
覚えたり
この国の言葉とか
他の国の言葉を
習ったり..
何のために?
まあ...
いろいろだな
それは全部
役に立つの?
さあ...
全部は
どうだろうな
どうして?
貴方たちの時間は
短いんだからそんな
無駄なことを
している時間はない
はずなのに...
無駄で...
わからないわ
余分なことの
ために時間を
費やすなんて
そんなに
悪いことか?
無駄だって
いいんじゃない
か?
ここで習ったことが
使われなくなっても
それはそれで日々の
名残になるだろ?
ただほんやり過ごして
いるときにさ
ああこんなことも
あったな...って
苦笑しながら
思い出せる出来事
ならそれはそれで
意味はあるよ
八年前の
事故以来...
そう
思ってる
あの絶望から
日常べ帰って
これだこと
度失ったモノ
だからこそー
ただ生きてる
だけだって
楽しい
...ってね
何言ってるんだ
今日のことなんて
おまえの言う無駄な
ことだらけじゃないか
でもわたしは
やっぱり...
出来ないわ
それがよく
わからないのよね
わたし壊れちゃった
のかな...
壊れた...って
楽しいとか
辛いとか
余分な感情が
とても大きく
なってるの
違うのかな...
何で
楽しいのかな
それって
壊れてるって
ことでしょう
今までこんなに
起きていたこと
ないから...
本当はもうと〜くに
寝ていて自分勝手な
夢を見ているだけ
なのかなって..
目を覚まし
たら志貴は
いなくて...
...アルクェイド
らしく
...ないぜ
それに
そう簡単に
自分のことなんて
わからないよ
俺だって...
志貴は
やさしいんだね
ただそうして
いるだけで
楽しい...かぁ
...そうよね
余分なことだって
わかっていても
第41話
楽しいんだから
それを切り捨てる
ことは出来ない
ものね
わたしはこの
気持ちが怖くて
迷ってしまったけど
今のところは
それが答えでも
...いいかな
うん
大丈夫
それまで
志貴と一緒に戦うよ
この街の
吸血鬼を倒す
まては迷わない
吸血鬼を
倒すまで...?
...そうか
俺とお前って
そういう関係
...だったんだよな
なあ
アルクェイド
...全部
終わったら
...その
吸血鬼を
倒し終わったら
別れる前に
もう一度こうして
遊ばないか?
えー...と
どういうこと?
もう一回無駄な
ことしようって
言ったんだ
こうして
一緒にいる訳
じゃないか
俺とお前って
目的のために
協力し合ってるから
だから本当に何の
義務もなく理由も
なくなったあとに
一度ただ意味も
なく会えたら楽しい
かな...て
お前が忙しいって
言うんなら別に
いいんだけど
俺もただ
思いついただけ
だからさ
っとと
うん!
全部終わったら
またここに来ようね
志貴!
何の意味も
ないかもしれない
けど
それは
きっとすごく
楽しいよ
ああ
そうだな...
きっと
楽しいさ
到着っと
ちょ
ちょっと...
待ってくれ
アルクェイド
確かに...隊が
落ちたんだし
吸血鬼を探そうって
言ったけど..
ううんそんな
ことないわよ
昨日サボった分
走って探さなきゃ
いけないのか...?
それにまだ
時間が早いわ
ただ公園まで
走ってみたかった
だけ
ある程度夜が深く
ならないと相手も
動き出さないって
言わなかった?
そそれを
先に言って
くれ...
ベンチで
休む?
ふふ
ああ
こんな気持ちも
無駄なこと
なのよね
夜...
吸血鬼を探す
時間か...
アルクェイド
一昨日の夜お前と
別れた後のこと
話してもいいか?
...そう
こんな島国に
あの女かもう
来てるなんてね
おおい
俺はまだ変なヤツに
絡まれたってことぐらい
しか言ってないぞ
わかるのよ
その助けてくれた
人が女だなんて
一言も...
その助けてくれた人が女だなんて一言も...
襲ってきたヤツの
ことはともかく
異端狩りを
単独で行う権限を
持っていて!
カソックを着た
女のことなら
わたしの顔見知り
だと思う
火葬式典と鉄甲作用を複合させた黒鍵を使う代行者はあの女だけだもの
火葬式典と鉄甲作用を
複合させた黒鍵を使う
代行者はあの女だけ
だもの
確かにあの女なら
わたしより先に彼奴を
見つけることが出来る
力もしれない
志貴に教会のこと
話したことは
あったでしょう?
その女はそこの
実行部隊の一人よ
...
じゃあどっちも
吸血鬼を追って
るんだろう?
本当に協力
しあったりは
できないのか?
無理ね
特にあの女とは
なおさら
間違いなく
こっちを襲って
くるわ
うーん
そうは見え
なかったけど
なあに志貴
教会の肩を
持つの?
いやそういう
訳じゃないけど
わ...!
まいったな
アルクェイドが
こんなに怒るなんて
これじゃあの後
あいつがロアかもしれないって
言われたことなんて
話せないじゃないか...
まあいいけど!!
?
どうしたの
志貴?
いや...
ヘンな
志貴
よくはないだろ!!
何でこんな大事なこと
言わないんだ...
俺は
もしかして
イドとの
このアルク
時間が終わっ
ほしくないっ
思って...いるのか?
あ...
ねえ
志貫
ほらちょうど
約束の時間に
なったね
約束の時間だ
夜の十時にここで
会おうっていう
口だけの約束
なのに
なんでこんな些細な
ことで
こいつは
こんなにも嬉し
そうにするんだ...?
なんで俺は
こんな些細なことで
こんなにも
胸を打たれるん
だろう...
よろしくね
志貴
ここはわたしの
知らない志貴の
時間がたくさん
あるから
それに『もし
わたしがここに
いたら
うそだって
さっきのすごく
よかったよ!
...も
こいつと普通に
出会っていたら
もしこいつが
ーでなく
もし同じ
時間の中に
いたら
普通に出会って
いたら
どうしたの
志貴?
...そんな
仮定の話は
志貴大丈夫?
おまえ...
本当に
...吸血鬼
なのか?
今さら
何を言って
るの?
今さら
...じゃない
ねえ志貴
どういう
こと?
今になって
そう思っただけだ
前に吸血鬼として
半人前って言って
たな
わたしは気に
しないけどそれって
ひどい侮辱よ
でもお前
半人前なんかじゃ
ない
血が吸えない
吸血鬼なんて
半人前以下じゃ
ないか
こんなことが
お言いたいんじゃない
俺は..
こいつに
吸血鬼なんかで
いてほしくない
だけなんじゃないのか...?
...じゃあ
試して
みよっか
わたしがホントに
血を吸えるか
どうか試そっか
わたしもちょっと
気になってたんだ
もし出来たら
なにかご褒美
くれる志貫?
アルクェイド・
プリュンスタッドは本当に
吸血鬼なのかな...て
志貴...
ホントは
ね...
血を吸うの
なんて
カンタン
...だよ
あ
アルクェイ...ド.
アルクェイド
ごめん
冗談でも今のは
ひとかった
そろそろ
離れてくれないか
でないと..
震えて...?
...アルクェイド?
...冗談
...なのに
アルクェイド
おおまえ..
どどうし
たんだ!?
...志...貴
第42話
アルクエイド...!
駄...
目っ
ぐっ!
第42話
......
...あ
アルクェイド
...
ああ
貴?
ここに
いる
...なんとも
ない
俺も冗談か
過ぎた...
ごめん...
...わ...たし
...なんだか
すごく..
のどが...
渇いて
..あ
っあ
...あ
アルクェイド!
来ないで!!
...お願い
今夜は
帰っ...て
...志貴
お願い...!
...
ははは...
そんなことがないのか?
また、
おおおーーーっっ!!
それに対して
Windows.
...
あ、はぁ...
...
ざけんな
お願い...!
志貴
あんな顔見せられて
帰れるか!
だけど...
どこを探せば
いい!?
くそっ
あいつの
行きそうな
場所なんて...
志貴ー
志貴...
う...
...私
苦しいのですか?
真祖の姫
違う...!
そんなこと
思っ...て
その苦しみを
消す方法...私は
知っております
あ...
れは...
あ
あぁ
な...
なんで
この先に
あいつがいるって
思うんだ?
...
イン
アルクェ
さっきから
寒気が止ま
らない..
この先に
近づくなって
体が警告
されてる...
でも..
この先に
あいつが...
死者...!
これは
あいつ
あんな体で
戦って..
志貴...
う...
...あ
アア
ア
ああ
ア...
いつか俺も
おまえも
バケモノに
なるのさ...
本物の
ケモ
そういえば、
DcmockiComucs
真月譚月姫6
2017年も月15日初版発行
発行者
発行所
発売元
佐々木少年
カバー・本文
装了
久木敏行
株式会社メディアワークス
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第二条第三項第三条第二第三号第二項第二号第号号号第三第三十六条第十条第条第号第十号条第第第十第条項第第項第条事務
あああぁぁぁあぁ...ぁぁっ
あああぁぁぁ...!!?
...
・コンテナーエーチの
岩
こ
岩岩
どうして
ご
2018年09月21日2月29日
こんにちは、アイコミュニケーションプランは
それでも、そういうことですよね
そこで、ここのコンビニエーションを
...
こちらとこそ、
2013年
どういうことをしていると、
というところ、
2010年
こちらも、
ここまでは
...あぁぁぁあああぁあぁ
ここで、ここからコンピューション
さー
この
どうして
こちらの
あああっ、
こちらは、
当佐々木少年は
当日あるまで
君は皆あるさ
ここ