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Instructions:
【真月霞】
それは、
身地製作委員会
お大気吸血鬼の頭を収録した行動の第六巻本市を楽しみください。
果てを恐れば包床の花。
共に有限を越え、無限な
当社では、お客様の個人情報を選択するためによりますが、出演してみません。あまりにもお教えなのからないのですが、
くっとつな者の群れ。言われるとおじていた様子を解体するために大阪府府市の原発。本城を発揮つなの全部。店内に刻まれる。あまります。おまえのシスターは2018年にかけてしまいました。
そして、ここまでのお客様のアプリケーションのそしてファットということでしょうか。でしてマンエルジェルさんの中に気持ちを
奈須きのこ
97.11月10日(月)の978484日24:2523
192997900060年
ISBN978-484024223
C9979\600E
MedioWorks
発行●メディアワークス
本消費税が別にか
定価・本体600円
血算されます
雑誌49058-86
◎TYモMGDN/賃引庫月晩劇快愛戦会
ラインドラゴリティのおGSMOONUNDARIL
貨佐々木少年昭
もしかしこのインターネットサイトですが、ひろやまなことができましたと思いますが...ですか?
天地乖離す悪夢の枕
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11月29日にアップスペースにしても発行/メディアワークス
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FacebookはWebです。PaderWaddordPrimerプリズマスクやリアリやリーマイドで11月1日(日(20001
「MELTYBLONEINELFY8LOOO」
10月17日土00日(月)日)月日からファップに行かっているのが原作となります。
このブログには、アプリケーションは、
「増刊TYPEMOONエース」
対象雑誌・コミックスについコピー不可、同じもの不可でいる応募券をどれでも2枚目製バカギに貼り、住所が
何)を官製バカキに貼り、住民民党(〇買いずれか)をご枚のハナキで
私は〈己〉《つ買いずれか》をご自炊のハガキで1口のみ応募しただけます
スメ角川書店連動
あて先〒1028078(株)角川市店
TV28U18(株)角川書店・メディ「TVOEMOONは
TYPEMOON
フェア」係
2008年5月23日
(当日)月日の行為の
*当選者の発表は最高の発送をもっていただきます。
そういうことで、この発表に関わっています。
しかし、個人経営できないということですが、
そしていただきます。使用後は、資格をもってお願いをしたし、実行して
破棄いたします
お嬢さんとします。さすがのハガキで2ロ以上のご不明や、
Wi-1枚のバカキで22日以上のご依頼や、2種類以上商品をご記入された場合、ご利用いられます
事が無効となります。
スーパー
...はeBl......
UnderTineCrims...
もしかしたら、
頭月旗J戦作委員会
...
讐佐々木少年地
真風が
3484.08.18.848A02434
1972997700mminin192909
19日N978-4-84024223
C9979\600E
MedioWorks
発行●メディアワークス
定価:|本体600円
「お消費者が別に加算されます。
雑誌49058-86
◎TYPE-MOON「真月曜月姫」製作委員会
良いと思いますが、MacailUNontRelunes
讐佐々木少年mer
ヒメヤカヒメサマ全2巻
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はやてメブレード●〜の
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MURDERPMCESS全2巻
かしまし〜ガールミーーツガール〜全5巻桂遊
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ここはこのコンピューターネットで
京戸市三戸民戸宮戸戸戸第戸戸月月日土
それは...
第二条第三項第三号第条第六条第号第号号号第三第号
其
第43話...
第44話...
第45話......
第46話......
第4話......
第4話...
第48話......
第6話......
1933年3月
お彩色◆Je川vfeh
本能が叫んでる
「この先は危険
だから引き返せ」
って
第43話
でもいまさら
引き返せない...
そんな気が
今引き返せば
あいつと二度と
会えなくなる
あいつ
あんな体で
戦って...
アルフェイド・
アレノ前に
居テハイケナ
アノ金ノ眼ヲ
見テハイケナイ
殺サレル
アノ生物ハ
レヴェルが違ウ、
アレハーー
基処10周形
メケデ死ヲ
強制サセデ
アレハ
イケナイ
アレハイケナイ
アレハ居テハイケナイ
アレハ居テハ
イケナイ
ダカラ
今スグ...
早ク殺よ
カラ殺セ
ココデ殺セ
三殺セ
脈動ニカケテ
アルクェイド...
は...
何言ってるんだ
レヲコ、
破壊シ
ソモソモ
殺シタイノハ
何ノ為ダ
イイ加減
素直Uケレヨ
死ニタク
ナイカラ殺ス
ノカ?
黙れ...!
イヤ黙ル!!
理性ノカダ
アルクェイドが
欲シイダケダ
初メテ見タ
時カラ気付イテ
イタ事ダー
違う
殺す理由
なんてー
はぁ
ソウダ
殺意ニ理由ハ
必要ナイ
俺はただ
あいつがー
志貴...
...そう
俺は
あいつの
あいつの
王子が
志貴...
どうし...て
志...貴
あっ
う...っ
え..
あっ
ちょっと
志貴...
落ち着いて!
そそれは
貴方の意志じゃ
ない...でしょう!
体もー
いっ...や
ふざけー
血も肉も
は...あっ
涙も唾液も
あ...
罪も罰も
欲望も焦燥もー
すべてを
奪いたい!!
んっ
志...貴
駄目...
や
やめて!
...やっ
やめないと
後悔..
あっ...
あれほど
強靱な命が...
いまやこの
腕一本すら振り
ほどけずにいる
あぁっ
ふぁっ、志貴っ
あ...はっ
んんっ
殺しても
殺し足らない
ほどー
コイツはー
...
...志...き
あっ...は...ふぁ
あっ
ふぁ...あああぁぁ
...めて
ぜったい
こん...な
ゆるさな...
ん...たから
こんなの
んっ志
貴らしく...ない
ちがう...よ
志貴
志貫は
わたしの...こと
が好きじゃ
ない...
のに...
!!
ーウルサイ
勝手に
噂るな!!
...っ!!
...ぐ
その声色すら
俺のモノだ!!
...しょう気に
もどっ...て
:泣いている
!!
泣いているんだ
俺は...絶対
泣かせたく
ないのに...
絶対に殺したく
ないのに...
殺したくな...
オマエガ殺シタ...
オマエガ
殺シタノカ
シキ!!
俺が
殺した!
第44話
...あ
アル...
...お...
......?
...気に
しなくて
いいわ
正気に
戻った...のね
謝らなきゃ
いけないのは
わたしの方
なんだから
な...何...
言ってるんだ
...俺が...もっと
しっかりして...
...金の目を
見たら急に...
頭が...沸騰して
止められなかった
そうよ
わたしも
さっきは正気
じゃなかったの
それがわたしの
魅了の魔眼...
どうしようもなく
渇いていて
その衝動を
破壊衝動に
代えて...
何とか持ち
こたえたん
だけど
自分じゃ
解決できなかった
あの時のわたしは
自分を抑えて
なかったから
やってきた志貴が
わたしの魔眼を
見てしまった
わたしの目は
見た者を虜に
するの..
志貴が
わたしに...
性的な...欲求を
感じたのも
そのせいなんだと
思う
それは...
たぶん
...違う
俺は...!
あ...
......?
...とにかく今回の
ことはわたしの
不注意だったわ
ごめんなさい
志貴の心とは関係なく
貴方の体を操ってしまって...
...
...わたし
今日は変みたい
帰るね
...志貴
これは事故よ
わたしも
忘れるから
貴方も忘れて
そうした方が
お互いの...ためよ
違うんだ...
だって
俺は...
むしろそれを良しと
して自分の欲望に
従ったようなもの
だった
...そうだ
操られていた
意識なんてまったく
なかった
俺は金の目を
見て我を失った
訳じゃない
ねぇ志貴/
俺はいつの
頃からか
あいつ自身に...
イカれていたんだ
あいつのことを
考えてるとまた
黒い感情が
せり上がってくる
ーそう
元からまともじゃない
子供の頃に
だって..
あの子供も
俺が殺した
殺セ
...くそっ
なん...だよ
殺せ
何なんだよ...!
いやな
空気..
遠野の
人間として
これ以上の
行為は止める...!!
秋葉さま...?
何でも
ない
行くわよ
琥珀
はい
ヘアハァ...
あ...たま
...いた...
死が...視え
過ぎるんだ
早く...眼鏡を
...掛けないと
あ
ちゃんと
掛けでる
じゃ...ないか
なんだ..
それなら
こんな物をして
いても意味がナイ
それに
ソレニ
コノ方ガ
都合ガイイ
都...合?
なんの都合が
いいんだ...
向カウ
先ナンテちょっ!
決マッテル
俺は何処へ...
息ノ根ヲ
止メル
クッ
ククッ
ク...
コン先三
獲物が
何...?
この感じは::
...兄さんの
起こしている
こと...?
これが...
...死者が
コンナニモ
数ヲ:揃エテ
ーー良...
えっ
足リナイー
コンナ物ジャ
足リナイト
クッ
第45話
...ありがとう
第45話
...コロセ
コロセ!
殺せ!
それが
オマエの
本性だ!
足リナ
コンナ人形ジャ
時ノ快感三
足リカイノ
......?
快...感...?
一体...
何...の...
伏マッテル!
俺は
また...
っているんだ!?
勝手に..
...よし
めろ!
やめろ!
やめて
やめろ!
バケモノに
なるのさ
本物の
バケモノに
ーちゃん
志貴ちゃん
志貴ちゃんは
どうして部屋に
ずっといるの?
あんまり僕は
大人に好かれて
ないんだ
どうして?
だって僕は...
遠野の
長男はだから
今日から
家族だ
よう
仲良く
なさい
辛気くさい
顔してんな
飯食ってん
のか?
よっ
...志貴
...へぇ
シキか
いい名前だな
そういや
名前聞いて
なかったな
仲良く
やろうぜ
俺は
遠野四季
殺せー
...るな...
ぐっ
ク...るなっ
アア
あ
クル...ナ
...殺セ
殺セ!!
殺セ!!
何で
殺すんだ?
殺したく
ないのに!!
我慢
スルナヨ
なあ
...え...?
重いから
早くどいて
くれよ
なあ
あっ
あっ
わ
あ...
くっ...くっくっ
は...ハノハハ
クッ...
やってくれるぜ
オヤジの野郎
そういう
ことか
自分で処理すら
したくねえって
ことか!
.....でも
いいぜ
コイツは
いい!
さぁ
ぬるいん
だよ
まったく!
遊びに
行こうぜ
この上に
いつも居るんだ
こいつで
だから
迎えに行け
太郎!!
.....
血?
そうだな
「血」だ
遠野の祖先は本当に
「人間ではないモノ」
との混血だ
子孫ー俺たちにも
その「人間でないモノ」の
血が受け継がれている
「血」が薄ければ
人として問題なく
生きていける
...で
「血」の濃い者は
例外なく特別な
力を体に宿して
生まれてくる
カ...
死ににくい
体だったり
他人から
液体を奪う
牙だったり
手を使わず
物を動かす
力だったり
生まれてくる
者によって
違う
...俺は
だけど「血」が
濃ければ濃いほど
そいつは人として
生きていくことが
できない
え?
いずれは
自我を失ってただの
バケモノになる
混じり合う
カ...
そうなったら
もう止められ
ない
濃すぎる遠野の
「血」はすべからく
魔に近付いていく
そうなったら
俺もオマエも
バケモノに
なるのさ
もしも俺が
そうなった時は
頼むぜ
...オマエが
本物の
バケモノに
まオマエは
自動的だから何の
心配もしてねえけどな。
俺を...
そんなのは
イヤだ...
そんな
もしもの話
なんて...
頼むよ
消したくなかった
ナナヤ...
壊したくなかった
殺したくなかったのに
「殺せ
なのに俺は
あいつを...
今のは...
俺はー
動く物
なんてもう
何もない..
殺せ
これ以上
何を殺せって
秋葉...!?
!?
どうして
ここに
やめろ!
やめろ
同を考えてる
もう
殺した
ないんだ
...兄さん
止...まった
兄さん
あの..
秋...葉...
だまっ...て
夜更かしして
ごめん...な...
兄さん!?
兄さん!!
どうして..
こんなことに!!
...秋葉
何故
ここにいる?
どうしてそんな
紛いモノに
近付く?
どうして
そんなモノを
兄と呼ぶ?
どけ
それに
殺された借りを
返さなければ
ならないからな
紛いモノは
貴方の方だわ
...違う
さがりなさい
貴方が兄さんを
殺すというなら
その前に私が
貴方を殺す
当主の義務は
貴方のような者を
消去することですから
...それに
貴方は一族の
者とすら
違う
そんな貴方が
兄さんを侮辱する
なんて許せない
...何故だ?
お前まで
裏切るのか?
今もなおお前の
命をむさぼる
そいつを庇うのが
違うだろう!
騙されるな!
俺がお前の
兄貴だ!
俺が遠野
シキだ!
いいかその男は
ただのー
黙り
なさい
もう二度と
貴方に兄さんは
殺させはしない
最後だ
どけ...
秋葉
どき
ません
私の
兄さんは
私の兄さんは
貴方なんかじゃ
ないんだから!
!!
...そうか
ならば
死ぬといい
くっ
きゃ!
遠野秋葉
さん!
遠野くんを連れて
早くここから
離れるんです!
!!
あれが
吸血鬼です!
吸血鬼
あぁ!
!?
貴様...
一度ならず
二度までも邪魔を
してくれたな
ほう
...ははは
これは
イイ!
ハハハっ
ぱはははっ
そういうことか
女!!
面白いぞこの様な
ことは八百年...一七回
の繰り返しの中でも
初めてだ
まさかと
思ったが本当に
その体か!
どのようにして
あの死を乗り
超えたのだ?
あの状態から
蘇るか...その肉体の
容量はそれほどの
モノだったか!
実に
興味深い!!
わたしは
揃くて怖くて
部屋に閉じ
こもった
何日も
何日も
第17話
このままでは
自分が恐ろしい
ことをしてしまうと
理解していた
でも
駄目だった
部屋という
檻の中で精神は
居耗していき
やがて
限界を超えた
...エレイシア!
出てきて
くれたのか
...百年ぶりか
今回の肉体は
素晴らしく
魅力的だ
それは
聞いたこともない
わたしの声
三週間ぶりに
部屋から出た
私が初めて
したことは
父親の血で
喉を潤す
ことだった
第47話
どうした?
私を殺しに
来たのだろう
それとも
やはり
抜け殻にはおい
何も出来ないと
いうのかい?
ははっ
そうで
なくてはな!
!!
ちいぃ!
くっ...!!
100:
残念
くっくっ~...
私としても
私だった者の
悲鳴を是非
聞いてみたかった
のだがね
やりすぎたか
それは叶うことは
無いらしい
は...はは
ハハハバハハー
...ひ...めいっ..
悲鳴なんて
とうの昔に...
何故
殺しても
蘇る?
摂理に
反する存在だ
有ってはならない
異端検体
七〇三に
対する審問
第四十二審
五肢切断に
よる
分断審問
...っかは
復元
続いて
第四十三審
...あ
い..や
やぁ
脳眼球
各臓器摘出に
よる欠損審問
痛
痛い!!
斬られるのはイキ
突かれるのはイギ
あのい
そのはイヤは1ヤ!あのまイ
出るの
焦げるのはイ
はイヤ
カ信じゃなくてこんなことされるの
何でこんな目に遭わなきゃ
そんな少しも無いと思いが何か無理ですけど...何でも
けないの!?
やめて!お願い
痛いのはいやぁ!!
...それはわたしが
お父さんの血を吸って
殺したから
第八十八審
酵素による
腐食審問
それに
お母さんも
殺したから
それはもう
楽しく
殺したから
ジャンもアルーも
ファビもポドも子供も
大人もおじさんも
おばさんも街の人も
第百六十八番
高熱炉投入による
分解審問
第四百五審
王水槽による
溶解審問
だからこんな
目に遭うのは
当たりまえ
第六百十四審
神経骨髄を
取り出し厳重に
隔離する審問
ふんなみんな...
殺したがら
だから
これがわたしへの
贖罪
仮説と
してだが
カカシャの蛇ごは
死するとき自身の
情報を次の魂に
転写することに
よって
存在を時代へ
引き継ぐのでは
ないか?
この検体が
白い姫に殺された
段階で「蛇」は
新たなる人体へ
転生した
無論この検体も
死んでいた
しかし
検体の軀は何の
奇跡か三年の後
蘇った
おおい
ここで奇跡
なんて言葉は
これを奇跡と
呼ばずに何を
奇跡と呼ぶ?
いや...
奇跡は
これからだ
蘇った検体の魂は
無論検体のモノだが
魂のラベルは「蛇」のまま
であろうということだ
...それは
どういう..
「蛇」は検体から
すでに移っている
なのに-蛇」である
これが奇跡だ
!!
面白い
し司祭!?
ではそれは
ウチで預かる
ことにしよう
つまり
お前は
世界の「環」から
外れていると
言うことだ
お前はお前で
ありながら
「蛇」でもある
この世界はわずかな
綻びでも起きれば
世界自身が綻びを
修正するからな
例えばお前が
殺されたとしてだ
「世界」が
お前の時間を
巻き戻す
「蛇」が存在
している以上
「蛇」という魂のラベルを
付けられたーすなわち
「蛇」であるお前の死は
修正される
「蛇」という存在の
根源が無くならない
かぎりお前の時間は、
目覚めたときから
動かない
さて
どうするかね
歳をとる
こともなく
死にもせず
そして稀代の魔術師だった
死徒ミハイル・ロア
・バルダムヨォンの知識を
引き継いだお前は
さあ
選びたまえ
名も亡き者
..わ
わ...たしは...
古めかしい
武装を使ったな
黒鍵か...
だが
今回の騙は
特殊でね
一度喰らったときに
体が作り変わったのか
前ほどは効かん
それに式典の
付加も付けないで
私を倒そうなどとは
甘く見られた
もの
・っ
ぐっ
私が腕なら
お前は脚で
どうだ?
あぐっ
なんだ
お前は?
確かに
先ほど死んだ
はずだが?
時間逆行...
...いや
その回復力は
魔術効果では
ないな
今もまるで
魔力の流れが
感じられない
...そうか
お前は私の
重複存在と
いうわけだ
そう考えれば
あの時より
変わらぬ身なり
納得がいく
差しすめ
お前は...
私の「娘」と
いったところか
くそくそうなるのですか?
だが
「父」としては
悲しいなあ
差しずめ
お前は私の
「娘」と言った
ところが
第48話
娘......?
わたしが
わたしが
こんな...モノの?
こんな
...モノの?
だが
「父」としては
悲しいな
先ほどは
油断していたぞ
まさに
好機と
言っていい
...なのに
何故
私の知識を
使わない?
...っは
がぁ...
う...ぐっ
...ひぅ
その軀に埋蔵する
魔力はこの軀の
百倍は軽く超える
その気になれば
一帯を焦土と化す。
ことも出来よう
何故使わぬ?
あ...
オオ
あ...ぁ
うぐ...
くそうですか?
ハア
ウクッ
復讐か
ぅおおぉ
世界の秩序回復が
あれば肉弾で闘える
とでも思ったか
力を
使うことは
穢れというわけか
愉快
愉快
あの町を犯し舐り
貪り尽くし
快楽の限りを尽くした
とは思えないな
お前自身
楽しんでいた
ではないか
ちが...う
わたしは
必死に
止めようと
やめて!
お願いやめて!
止めようと!!
お願い!
こんな快楽なんて
望んでなかった
ただ普通に..
手伝いをして
朝早く起きるのは
苦手だったけど...
いつかお父さんの
お店を継ごうって
学校に行って
そんな
...普通の...
それを
それを
それを
れを...
の男の
吸血鬼の
おおっ
あんな望みのために!!
プライドを
捨ててまで
殺しに来たか
ク...
ハハ
その力は
私の知識の残滓に
過ぎない
...う、
そんな荒い
組み方では抜ける
ことは容易い
...その程度が
本当に
死なないな
...そうか
不死身のお前に
試してやろう
私は
素晴らしい
力を手に入れた
生きて
いるならば
神さえ
殺せる力を!
絶望に
溺れたまま
死ね
!?
アア
...ッ
ア...
キ
...
「魔」という
モノがある
自然の法則に
ありながら必要とされず、
総じて正当な流れに
ある者には邪に映る輩
故に魔であり
必然として魔を
嫌う退魔が生じた
ほう
遠野が
七夜のことを
探っているか...
どういう風の
吹き直した?
遠野...
鬼種の末裔と
聞いている
潰すことは
容易い
いや遠野槙久は
反転した齋木を売った
いわば協力者
連絡を絶ったとはいえ
七夜が此方の敵に回った
とは聞かないか?
ククク
齋木邸に七夜を
送り込んだ
一件...
齋木暗殺時近くにいた
遠野槙久は七夜に
殺されかけた
恨んでいても当然...
あれが混じりモノで
なければ死んで
おったであろうな
居合わせたことが
不運か
皮肉なものよ
七夜一族は
「魔」を持つ者に過敏に
反応し半ば自動的に
殺害衝動が湧くという
奴らは妖刀
「度抜けば
眼前の魔は
斬られるが道理
フン...
「魔」を前に
萎縮しないための
血族の鎖か?
我らとて
「魔」を宿して
いる者もいる
...
お前達、七夜を
直に見た者は
おるまい...
あれこそが
純粋な殺人鬼と
いうのだ
表情は
崩さぬとも
助かな...
此方を殺したくて
殺したくて堪らない
と嘩うのだ
臓腑の底まで
見透かされる
ようでな
ヒヒヒ...
今代の当主
七夜黄理は中でも
最高傑作との話
だったな
七夜が盟約を
絶った今何時
此方の敵になるとも
知れぬ
......
潮時で
あろうな
遠野には
好きにさせる
双方どちらかが
潰れるのなら
充分
我らは
黙して七夜を
切る
そう
これは
少し
古い話
槙久どの
足並み
揃いました
行けます
行くぞ
これは
粛正だ
七夜黄理を
殺れ
第49話
ふと目が
覚めたー
暗い夜
家の中に
みんなはいない
一人きりは
こわいから
みんなにあいたくて
にわにでた
屋敷のにわはすごく
広くてまわりは
深い深い森に
囲まれて
森の木々は
くろく..くろぐ
大きなカーテンの
ようだった
それはまるで
どこかの劇場
みたい
ざあと木々の
カーテンが開いて
すぐに演劇が始まる
のかとわくわくした
遠くでいろんな
音がしてる
くろい木々の
カーテンの奥
森の中でみんなが
楽しそうに騒いでる
すごくくらい
森はふかくて
ツメタイヒカリも
届かない
ただ寒い
眼球の奥がしびれて
しまうくらいの
寒い冬
幕はまだ開かない
がまんできずに
森の中へと
入っていった
お前は
ナナヤか
...うん
お父さんを
しらない?
いずれ
会える
シ...キ...
自分の名前を
よばれた気がして
もっと奥へと
歩いていく
木々の
ヴェールを
抜けたあと
森の広場には
みんなそろって
待っていた
みんなふぞろいの
かっこう
みんなばらばらの
てあし
一面まっかに
なっている
森のひろば
ーわからない
バラバラに
するために
見知らぬ人が
やってくる
よく
わからない
けれど誰かが
前にやってきて
かわりにバラバラに
されてくれた
ーボクは
子供だから
よくわからない
ぴしゃりと
あかい
トマトみたいに
あかい水
暖かいものが
顔にかかった
バラバラに
なった人
そのおかあさん
という人は
それっきり
ボクの名前を
呼ばなくなった
ーほんとうに
よくわからない
けれど
ただ寒くて
意味もなく
泣いてしまい
そうだった
目に
あたたかい緋色が
混ざってくる
眼球の奥に
染みこんでくる
だけどせんせん
気にならない
夜空にはただ
一人きりの
月がある
すごく不思議
どうしていままで
気がつかなかった
んだろう
――なんてッメタイ
ーなんてツメタイ
ーーわるいユメ
「わるいユメ
ああ
ーー気がつかなかった
こんやはこんなにも
つきが
きれい
...き...
...こ...こは
気がついた
んですね
よかった
...兄さん
秋...葉..
ゆっくりと
休んで
くださいね
おやすみ
なさい
兄さん
戯れも
過ぎるか...
...充分
...フ
ハ...
ハハ
!?
ハハハ
ハハハ
助けて
もらっちゃい
ましたね
逃しちゃい
ましたか
生きてた
のね
ご迷惑を
おかけ
しました
私は私で
動いただけよ
貴方の
行動とは
関係ない
それに
死にたがって
いるように見える
人間をわざわざ
助ける趣味は
ないの
...死に
たがってる
...そうですね
遠野くんは
大丈夫
でしたか?
外傷はないけど
今車を呼んで
いるわ
なら
一安心です
遠野くんて
いつも無茶ばかり
しそうなので
それについては
同意させて
もらおうかしら
ふふ...
...ですが
ここからは
こちら側の
管轄です
貴方のお兄さんは
残念ながらもう
そうは呼べない
存在になってる
貴方
何処まで
知ってるの?
それの専門は
こちらです
...何せ
お節介
ですから
...とはいえ
何故ここに
わざわざ出張る
必要があった
のか..
あの軀の魔術回路も
マナの理蔵量も
おそらくそう多く
ないのにあの術式...
...あ
わからない
でもなかった
これは?
式です
対広域の
浸食結界術式
アレはここから
魔力を吸い上げて
いたんです
この街全体を
魔力の「鍋」と
して扱う...か
一つの式を曲げた
ところで違う
完全数に戻されて
しまう
だけどあの軀では
一度に扱える魔力には
限界が...
代わりの
入れ物を
用意するはず
...なんてこと
起動された
時点で後手...
...「入城」
こんな短時間で
こんな派手なことを
すれば真祖...
いや
この地で
寝ぼけている
教会にすら
気付かれる
何故...
あの時の悪寒は
それを裏付ける
何か...?
遠野さん
もし七日後までにこちら
から連絡が行かなかったら、
ある教会にまで
言伝をお願いします
この地の管理者である
遠野さんの言うことなら、
向こうも迅速に
対応してくれるでしょう。
教会...
では
遠野くんを
よろしく
!?
おそらくあれと
同種の式が街に
十数カ所...
術式の集束地
そこにロアの
「城」がある!!
吸血鬼...
...う
私は何も
わかってない
兄さんを危険に
さらしているのに
それを止めることも
出来ない
...兄さん
兄さん
この公式は
試験に出すぞー
えー
やだ
じゃあ予習に
励むように
えい
かったりぃ
秋葉は
あれから姿を
見せない
よかった
兄さん
今日は先に
学校に行った
という
腹減ったー
今日お昼
何処に行く?
あと
1時間かー
いきなり
ナイフを突き付け
られれば誰でも
避けるさ..
...いや
それだけじゃ
ない...か
この上に
いつも
居るんだ
そんな
もしもの
話なんて...
俺は
遠野四季
頼むよ
秋葉
ナナヤ...
現実感なんて
ない
頭の中で勝手に
再生されていく
ぼやけた映画...
でも...恐らく
おーもはや
サポリ大王へと
出世した遠野君
元気にやっとるかね
よう
元気には
やってる
けどさ
...それが
匹時限目から
来る人間の
挨拶か?有彦
へえ
今日はまた
真夏の昼行灯
みたいな連観ぶり
だな
仙人にでも
なるのか?
......
...いや
一気にいろんな
ことが起きすぎて
パンクしている
だけさ
ほう
パンク...
死を
視過ぎたせいか...
それよりも
今は...
なんか今日は
遠野らしく
ねえな
何が?
相変わらず
疲れてるし
学校も
サボり気味
だし
有彦には
言われたく
ないな
...なのだか
大事なこと
でも出来たって
面だ
珍しい
ことに
そうか?
ああ何年も
遠野ウォッチング
しているとわかる
のさ
やめろ
気持ち悪い
今日は半ドン
だから残りの
授業終わったら
ガキの頃の
ぶっ壊れてた遠野から
すれば随分と熱く
なったんじゃねえの
お大事に
あ女関連
なら紹介する
ように
...
まあ
頑張りたまえ
残りの
授業か...
全部
終わったら
何の意味もない
かもしれないけど
それはきっとすごく
楽しいよ
...アルクェイド
はあ
はあ
はあ
はあ
はあ
...し...き
はあ
はあ
はあ
...志...貴
...志貴
会いたい
秋葉さまより
今日は屋敷に
いるように...
とのことです
......
そっか..
うん
志貴さまは
今日もお出かけに
なるのでしょうか
ごめん
翡翠
秋葉にも
ごめんって...
いや
こういうことは
自分で言わなきゃ
駄目だよね
みんなに心配
かけてるって
わかっているけど
どうしても
友達...との約束を
守りたいんだ
...はい
お気を付けて
行ってらっしゃい
ませ
そうだ
翡翠
前にさ:いつでも
この家に居ていいって
言ってくれたこと
あったよね
なんていうか
じゃ行ってくる
志貫さま...
...ありがとう
あいつに会ったら
どう謝ろうか...
わたしも
忘れるから
貴方も忘れて
そうした方が
お互いの
...ためよ
無理
なんだ
自分を殺した
殺人者を
俺は!!
気付いて
しまった
楽しそうな笑顔で
待っていた吸血鬼
そういえばあいつ
初めて会った時
何で笑ってたんだろ...
...今日会う
ことが出来たら
その理由でも
聞いてみようか
あんな酷いことを
たのに...
まともじゃない
殺人鬼との
約束を
やっぱり
来ないのか...な
なんの保証もない
口約束を
まだあいつが
来ると思っているのか?
あ...
仕方ない
じゃないか
遠野志貴は
もう二度と
アルクェイドとの
約束は破らないって
誓っちゃった
からな...
こうなったら
意地でも待ってやらぁ
あれ...?
これは...
あっちの
方から...
アルクェイド!
志貴...
...来てたんだ
約束なんだから
それは来るわよ
いや...ああ
それに
志貴より10分
くらいは早く
来てたんだから
...え?
ハァ?
待ち合わせの
趣向を変えて
志貴が見つけて
くれるまで隠れて
いようって思ったの
もう少ししたら
帰っちゃおうって
思ってたくらい
なんだから
...そりゃ
悪かったな
正直に言えば...
もう二度と会えない
んじゃないか...って
思ってた
なのに
志貴ったら全然
気付かないんだもの
...ファン...
でも俺は...
あれ?
志貴ってこの程度
待たされただけでそんな
コト思ってたの?
...違う
あんなことが
あったから
もう会えないって
思ってた
駄目だよ
志貴...
あのコトは
忘れましょうって
言ったのに..
...こめん
でも..
言ったでしょう
わたしの魔眼の
せいだって...
志貴は操られた
だけなのよ
だから...忘れて
違うんだ
アルクェイド
会うことが
出来たら
なんて謝って...
ずっと
お前のことを
考えてた
なんて言ったら
いいだろうって
...思ってた
お前を
忘れるなんて
出来ないよ
DEMERICOMIS高目議員会社で
真月譚月姫©
2018年4月15日初版発行
原作
作画
発行者
発行所
発売元
よー
株式会社メディアワークス
カバー・本文
シイバミツヲ(仲童舎)
朝食哲也(cessorcaickis)
TYPEMOON/「真月課月姫」製作委員会
佐々木少年
久木敏行
株式会社角川グループベプリッシング〒10にやって東京都で代田区富士見という一番高い32535年6月26日(火)に参加
東京都「NHKML」をご電話のよう2354605(営業)
電話03.5281...う15(編集)
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初出/月刊ユミック電撃大王2007年の月号一208年4月号(メディアワークス円)
ISBN9784-84024252.3.C9979