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Instructions:
そこで、ここまであの、Yoo!!
早いはeBlue『iassyMoon,
JnderTneCrimsondir.
これからの2017年02月
...
そういえば、
私はこういったそれは日本ですよ。
もちろん、
48684323
299790060
25N978404863423
C9979-4600E
発行●アスキーメディアワークス
ASCI!
A...MEDIA
MEDIAWORKS
定価:|本体600円
雑誌49061-89
*消費税か別に加算されます。
◎TYPEMOON(真月課月姫!製作委員会
は、ごめんっ、おかしいよ
目的にはいらっしゃいどのような状況からステッパーに
讐佐々木少年咄
日産HGEKICOMICS
GUNSLINGERGIRLO~@
苺ましまろ●〜@
よつばと!●〜0
こはるびより●〜@
真月譚月姫●〜●
灼眼のシャナ●〜●
かみちゅ!全2巻
BLOODALONEO〜@
しかしまし〜ガールミーツガラル〜全5巻、桂遊生も、あかばりさとる。
高野真之
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みづきたけひと
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佐々木少年
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笹倉綾人
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スーパーロボット大戦OGディバイン・ウォーズ全6巻
シャイナ・ダルク〜黒き月の王と蒼碧の月の姫君〜全4巻
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木村明広ノSRプロデユースチーム
緋賀ゆかり/中山文十郎
深山靖宙ノ五十嵐雄策
冬川基ノ鎌池和馬
晴瀬ひろきノ時雨沢恵-
晴瀬ひろきノ時雨沢恵ー
蒔島梓ノアージュ
絶叫ノ竹宮ゆゆこ
森小太郎/GAINAX
乃木坂春香の秘密●〜●
とある科学の超電磁砲●~Q
アリソン全2巻
リリアとトレイズ全2巻
マブラヴォルタネイティヴO~O
とらドラ!●〜0
天元突破グレンラガン●〜0
我が家のお稲荷さま。●〜
ef-afanytaleofthettyo.
ケメコデラックス「●〜●
図書館戦争SPTTFREIO
森口織人の帝王学全2巻
JINKI-真説-FINALEPISODE
デウスメマキナO~@
WHITEALBUMO〜@
アスラクラインO〜0
さいたまチェーンソー少女
CHAOS:HEAD
鉄道むすめ~TemmalMancrory
こいこい★生徒会●
ホーロロギオン●
松風水蓮ノ柴村仁
雅樹里ノ御影・鏡遊
いわさきまさかす
ふる鳥弥生ノ有川浩
真田鈴ノおかゆまさき
阿倍野ちゃこ〈アクアプラス
綱島志朗
烏丸渡
あきづきりょうノ三雲話斗
鶯神楽ノ桜坂洋
れでぃメばと!●
百花繚乱戦国乙女●
天乞-あまごい~●
宇宙をかける少女D
・魔法使いくいと弟子(♀)の不適切なカンケイの一線矢コキオ
大奥チャカポン!●
ティンクル☆くるせいだーすGoGordの
すみ兵ノニトロプラスメOFb
MATSUDAQB/トミーテック
あらきかなお
乃花タツノ花田十輝
猫屋敷ねて丸ノ上月司
しなのゆらノ白組
ていか小鳩
けこちゃノ矢立肇
まいたけ
ヒジキノLimian
ここからは、おまえがありましたが、
うううっ、あああぁぁ...あぁああ
ええ...あぁぁぁ、あぁあぁっ
あああ...
えええあああっ...
あ...あああぁぁぁあぁああっ
2018年12月09日2月28日
うん。だってこところころっちゃ
「ええ、戸惑ってきました
ううう、見るぞ、
こちらのステストアクアクセスを、
あああぁぁぁ...あぁ、あぁあぁ
ここでここまでは、
(1
X--
...
ロベルド
...
WOWJRJRURJT
ここで、こういうことはありませ
ここで、こちらのコミュニケーションは
...
ところで、Windows
そう言って、こういう
そしてこういうことをしているところにしても
こういうことは
...
ええと
そこでこちらは、どこでもお
ここで、いろいろ
...
...
これは、こちらのコミュニケーションを
ここで、ここまでこちらを
本当の
ということ
ここで、
こうしていると、
ご、ご、おお、ごくご
...
あまりにもちろんなことを言うこともあります
ええ
賃佐々木少年
どうしてこんなこともあります
ああ...ここで、ここまで言ってたんだよ
...
それじゃあそうなんですけど...あんたはなんだよなんかなぁんだんだなぁ
営業者営業員会員を
ふむふふふ、
岩冥泉
第5話...
第6話......
第9話......
禪
...
第1話......
第2話...
第3話...
第4話......
第5話...
第6話......
...
......
...
カバー、口除彩色★,blyfsh
...あ
当たり前
...じゃない
わたしは昨日のことを
忘れてって言っている
だけなんだから
...そうだな
でも
謝らせてほしい
すまない
アルクェイド
言葉でしか
返すことが
できないんだ
何か俺に
償えることが
あるんなら
いいのよ
あの時は
わたしの方が...
それと
もう一つ
さっき折角
いつも通りに接して
くれたのに気が付けなくて
その:ごめん
もう...
本当よ
...アルクェイド
お前の目の
せいなんかじゃ
ないんだ
俺は..
お前の
ことが
志貴
じゃあ
いこっか
あ...あぁ
じゃあ今夜も
手伝ってもらえる
かな?
とと
アルクェイド
危ないぞ
あ...
ちょっと
つまずいちゃった
みたい
おまえ
体の調子が
まだ...
昨日ね...
あんまり眠れ
なかったから
寝不足気味
...なのかな
今日は家で
休んだ方がいいん
じゃないのか?
そういう訳にも
いかないでしょ
志貴の
体って結構
冷たいね
誰かさんが
長い間からかって
くれたからな
...そうだったね
......
アルクェイド?
...志貴
やっぱり少し
ベンチで休んでも
いいかな
あっ...ああ
何か必要なもの
あるか?
ん...それじゃ
水が欲しい
かな
わかった
行ってくる
ちゃんと
休んでるんだぞ
...うん
相談様なだって!!
ん?何かほかに
いるものでも
あるか?
志貴
その...
本当のこと
言えばね...
昨日のこと
わたしだって
忘れられ
なかったよ
...くっ
アルクェイド!
走って行って
来るからちゃんと
そこで待ってる
ように!
...それと
ロアのことに
ついて...
戻ってきたら
少し話があるんだ
...!
行ってくる
まずかった
.....
あのまま
抱きしめたいと
思ってしまった
あの顔は
ずるい
あいつの
いろんな顔が
もっと見てみたく
なるじゃないか
ちぇ...
すっかり
惚けたな...
...でも
あいつの
「線」は視えた
ままだった
いや...俺の目が
強くなっている
だけなのか..
やっぱり
ちゃんと休ませ
なきゃな...
お前を
忘れるなんて
できないよ
...志貴
すごく嬉しい
すごく楽しい
!苦しい
もう駄目だって..
もう志貫に会っちゃ
いけないって思って
いるのに
...志貴
志貴...
あ...
こんな気持ちが
わたしは!
これが
そういうこと?
わたしは
志貫のことが
好きなんだ
あ...
...っ
だめ...
......う
帰らな
きゃ...
志貫に
こんなところ
見せられない
ゴリコツ
こッ
志貫ー
貴方ならこの町に
張られた式の流れに
気づいていると
思っていましたが
それに
気づくことも
できないんですか
今自分が
どんな状態にあるか
わかっているつもりですが、
真祖:アルクェイド
ーーブリュンスタッド
この街を
去りなさい
吸血鬼
休んでろって
言ったのに
あいつ
何処に行って...
アルクェイド!?
......
ルクエイド
!?
アルクェイド!
うわっ
くそっ
!
敵は
どこだ!?
先輩...!?
!!
て...
やめろぉ!
わっ
......
何してるんだよ
先輩
こいつが何か
やったって言うのか?
先輩の敵は
ロアだろ?
アルクェイドだって
あいつを追ってる
先輩が
こいつと
争う理由なんか
ないだろ!
......?
これはわたしと
真祖との問題です
遠野くんは黙って
いてください
吸血鬼を人間の
地にのさばらせて
おく訳には
いきません
だからって
こんなこと
言っておきますが
先に手を上げたのは
向こうですから
何...?
わたしは
取り返しがつかなく
なる前に忠告に来た
だけです
アルクェイド
ーブリュンスタッドは
もう限界なんです
...限界?
いつ吸血衝動に
飲み込まれても
不思議じゃない
彼女はもう
ひびの入った
グラスなんです
...う
ひびの入った
...グラス
何言ってるんだ
先輩
あいつは
血なんか
吸わない
アルクェイドは
血を吸うことが
怖いって..
ええ怖いでしょうね
それは真祖の最大の
タブーと言っても
いいでしょうから
わ...たしは...
血なんか...
し...貴....
志貫...
志...貴
!!
......
何だ
...その!?
オレはなんで
ナイフなんか
!?
.......
殺セ
わたしも
忘れられ
なかったよ
志貴の体って
冷たいのね
殺セ
殺セ!
第53話
黙ってろ
あ...
アルクェイド
殺して
だまるが
...ぐっ
...なにも
できない
指先すら
動かせない
あ:アル::
...
...
そういえば、
そういえば、
怖い...
怖い
怖い!
ひぃ
止まっ...
先輩!
何故
庇うんです?
...
!!
.....あ...
わたし
何を...
アルクェイド!
なんのつもりで彼を
引き入れたかは
知りませんが..
同族である吸血鬼を
滅して回ろうが貴方が
吸血種であることには
変わりありません
いずれこのような
結果になるとは
思わなかったのですが、
今貴方が
何をしようと
したか?
彼の血を
吸おうと
したんです
それが貴方です
アルクェイド
ーブリュンスタッド
本来ならわたしの
与り知らぬ
ことですが
一般人が貴方に
殺されるのを黙って
見過ごすわけにも
いきません
必要とあらば
ここでお互いの
私怨を晴らし
ましょう
...ふ...ざけないで
わたしはあなたに
関わってあげる
つもりなんかないわ
それに志貴を
殺そうだなんて
思ってない!
説得力が
皆無ですね
真祖
先輩...なんで
そんなことを..
彼が貴方に
対してどんな声を
上げたかー
先ほどの貴方が
何をしようとしたか
認識
できなかった
とでも?
わたしを
恨むのは
構いません
下がりなさい
吸血鬼
ですが貴方は
その凶眼を彼に
向けたんです
その時の感想を
彼本人に聞いて
みましょうか?
貴方が彼の傍に
居ていい資格なんて
そんなもの
初めからないんです
何
言ってるんだ
先輩
だったら資格
なんて初めから
必要ないだろ?
吸血鬼とか
人間とかたいした
問題じゃない
さっきだって
俺は血を吸われ
なかったし
それこそ先輩に
とやかく言われる
筋合いじゃないんだ
俺自身が好きで
アルクェイドを
手伝っているって
だけの話しだろ?
遠野くんは
黙っていてください
確かにこの800年
犠牲者を出したという
記録はありませんがー
そんな話はどうだって
いいんだよ!
これ以上アルクェイドの
邪魔をするって言うん
なら先輩が相手でも
許さないからな
...志貴
遠野くん
あなたは...
わかりました
遠野くん本人が
そう言うのであれば
わたしから資格云々
で責めることは
できません
...ですか
聞いての通りです。
アルクェイド
ーブリュンスタッド
これでも貴方は
まだ彼の傍にいようと
するのですか
今のうちに
いったん退こう
アルクェイド
動けるか?
...アルクェイド?
......し
!!
......っ
ごめんなさい
...志貴
...なっ
どうして..
アルクェイド!!
真祖の後は
追わせません
な
ふざけないでくれ
あいつを見失う
じゃないか!
なんだよこれ
くそっ...
なんで
なんでだよ
アルクエイド
そんな物で
代行者であるわたしに
立ち向かおうと思って
いたんですか?
浅はかですね
...
よくあ...
まったく..
仕方ありませんね
遠野くんは!!
あれほど
これ以上関わらない
ように言ったのに!
......?
すみません:でも
今はこうした方が
いいと思って
止めさせて
もらいました
遠野くんが
わたしを敵視するのは
無理のないことだと
思います
しばらくしたら
動けるように
しますから
しばらくは
わたしの話を
聞いていて
ください
はい
彼女が憎い訳じゃ
ありません
さっきのもただの
威嚇のつもりでした
いやあれは
本気だったな
...ですが
こちらの事情で
こんな風に拘束
してしまって
...先輩
...いいよ
その...
ごめんなさい
ごめんなさい
志貴...
...それに俺も
聞きたいことが
あるし
もう怒って
ないからー
先輩には一度
助けてもらってるし、
謝らないで
くれないか
で...先輩
話って?
ロアが
大きく動いて
きました
街全体に大きな
式を打って
ある地点で
わたしや真祖に
対抗するつもり
でしょう
式...
って?
とにかくやばい
んだろう?
だったらなおさら
アルクェイドと
いがみ合っている
時間なんか
ないんじゃないか
早く
........
遠野くん
何故だかは
わかりませんが
ロアが狙っている
相手には貴方も
含まれているかも
知れないんです
......?
そんな人間を真祖の
協力者として就けて
おくわけには
いきません
そんな遠回し
じゃなくて
いいよ
憶えている
わけじゃないし...
あの暑い
夏の日ー
思い出した
わけでもない:
でもあいつとは
前に屋敷で
会ってる
俺は
あいつを
なんでそいつが
今生きているかは
知らないけど
先輩は何か俺の
事情を知ってる
んだろ?
...殺したんだ
それは
違うんです
殺されたのは
貴方ですが
生き残ったのも貴方
殺された方が
生き延びて殺した
方が死んでしまった
すべての間違いは
ここから始まって
いるんです
遠野くん
人の世界にいる人間が
無理にこちら側に来る
必要はないんです
帰るんです
人の世界に
ロアは
わたしが倒します
わたしのお話し
したかった
ことは
これだけです
...ですから
あとは
遠野くんの
判断に任せます
ありがとう
先輩
でも..
俺は
あいつを手伝い
たいんだ
彼女を
追いかける
つもりですか?
仮に会うことが
できても貴方は
殺されるだけです
先輩にとっては
あいつは敵だから
信じてくれない
だろうけど
アルクェイドは
血を吸わない
知ってます
確かに今までは
人間の血を吸わな
かったでしょう
いいヤツ
なんだよ
ですが..
先輩
遠野くん
死徒と呼ばれる
吸血鬼は
アルクェイドが
限界ってなんだよ
その大半が吸血鬼に
血を吸われて
吸血鬼になった
者です
彼らはそのままでは
劣化してしまう
不完全な不老不死
劣化を抑えるためには
どうしても人間の血が
必要となるのです。
俺はアルクェイドの
ことを聞いてるん
だぞ?
死徒が吸血鬼に
よって吸血鬼化
するならば
彼らにとって
吸血行為はいわば
食事のようなもの
ですからこれは
彼女のことです
その大元には
初めから吸血鬼だった
モノがいるはずです
まだ人に近しいと
言えるかも
しれません
考えてみて
ください
人間の血なんて
必要とせず初めから
死徒たちと同等いえ
それ以上の超越能力を
持つ者たち
人と似ているか
人とは違う
系統樹にいる吸血種
それを真祖と
呼ぶのです
彼女は
その真祖たちの
戦姫...
やっぱり
関係なんか
ないじゃないか
ありますよ
真祖と
呼ばれる
吸血鬼には
死徒たちよりも
はるかに業の深い
吸血衝動があるん
ですから
吸血:衝動?
今真祖は血が
いらないって
真祖は血を吸ったから
どうなるということは
ありません
彼らはある時
当たり前のように
人間の血が欲しくなる
時期があるんです
ですが進化の過程
での間違いか?
それとも完璧な
存在なんてない
ということなのか
その一番の問題は
彼らの吸血衝動には
理由がない
ということなんです
理由が
...ない?
はい
理由がないから
止めようもないんです
そして
血を吸われた人間は
真相という強大な
生命と血を融合させて
しまった時点で人間で
いられなくなる
吸血鬼に
なるんです
その為だけではないでしょうが
真祖は自らの
「血を吸いたい」という
衝動を抑えて生きています。
彼らは自身の
強大な力を使って
自分の吸血衝動を
力ずくで封印して
いるんです
ですが
仮に...
理性で
我慢するー
なんてレベルの
話ではありません
何らかの外的要因で
その真祖の能力が
落ちてしまったら...
どうなるか
わかりますか?
その真祖の力が
10あったと
しましょう
けれどもし
大きな怪我などをして
10の内5を失って
いたら...
人を殺しておいて
その言い方は
ないんじゃない?
貴方にやられた傷が
うまく治って
ないのよね
いつもはその内の
7を吸血衝動の
抑制に使っている
なら
足りない分の
数は?
足りない分は
あいつの...
耐えきれなくなれば
真祖といえど
血を吸います
何を引いていくっていうんだ?
一度吸ってしまえば
次の衝動による痛みは
倍加すると聞きます
結果、二度と吸血衝動に
耐えることは...
そうして狂って
しまった真祖は
魔王と呼ばれ恐れ
られるんです
真祖たちは極めて
優れた種ですが
吸血衝動という机が
ある故に全力を出せません
けれど一度堕ちてしまえば
真祖はただ快楽のために
人の血を吸う魔物になるんです
そんなのは
ウソだ
だって
怖いんだもの
アイツは
あんなにも..
血を吸うこと
第55話
怖いんだもの
怖い..のか...
吸ってしまえば
もう関止めがきかないっ
わかっているから
それでも
自らの衝動が
自らの能力を
越えてしまった時
堕ちた彼らは
仲間の手によって
命を絶たれました
言ってみれば
それが寿命の
ない彼らにとっての
寿命なんです
寿命...?
アイツが
そうだって
いうのか?
そんなバカな
ことがあるか
あってたまるか。
...だったら
アルクェイドの
怪我が治ったら...
失った「5」を
取り戻すことが
できたらー
!
その吸血衝動って
ヤツも抑える
ことができるん
じゃないのか!?
俺のせいで
今は弱って
いるけど...
あいつの体の
回復は時間経過
だって言ってた
ーなら少し
吸血鬼退治を
休んで
安静にできたら
回復するんじゃ
ないのか!?
......
そうですね
そうなるかも
しれません
だったら!
ですがー
彼女がこの世に
発現してすでに
800年
いくら実際の
活動時間が
数年に満たないと
いっても
遠野くん
彼女の
存在時間自体は
変わりません
真祖の
吸血衝動に果ては
ありませんし
彼らは
長く生きれば
生きるほどに
自らに抱えた
吸血衝動を肥大化
させていってしまう
治るような
モノでも
ないんです
彼女がすでに
限界だと言ったのは
そういうことー
長い間彼女に
わだかまった衝動は
いつ彼女を食い破っても
おかしくない状況
なんですよ
アルクェイド・
ブリュンスタッドは
はじめから
もう
助からない
存在なんです
助からない...?
じゃあ
なんだ
わざわざ俺たちの
ためなんかに
吸血鬼を退治
してるっていうのか?
もう自分でも
ダメだって
わかっているヤツが
彼女が吸血鬼を
処理するのは私たちの
ためではありません
彼女が生まれた
十二世紀はもっとも
死徒と魔王が多く
墓延った時代です
それが彼女の
役割だからです
真祖たちは魔王を「そして
それが徒に増やしていく
死徒も放っておく
訳にはいかなかった
だから
ただ殺すため
だけの
それ以外
何も必要と
しない
もっとも純粋な
真祖を誕生させて
処刑役とした
...それが
アルクェイド
という真祖
なんです
...わ...たし
わたしは...
血鬼を持る...
それが
それだけが..
これまは...
これがあの女の
言っていたロアの
結界...
まさか!
こんなものが
起動したら
この街の人間の
精気がすべて奪われて
しまう
そんなことに
なったら...
!?
彼女は精密に
制御された
核ミサイルのように
ひとたび
城から放たれれば
標的の吸血鬼は
確実に滅びさった
という話です
あいつは
人間と何も
変わらない
いいえ
兵器なんですよ
そんな言い方は
気分が悪い
ただ
それだけのために
存在を許されて
いた
真祖たちが
求めたのは
ただ性能のよい
殺傷能力
彼女には
余分な知識も
目的以外の
自由もなく
倒すべき
対象が決定した
時だけ外に
出されるんです
敵を確実に
処理できるように
その時々の相手に
応じた知識だけを
詰め込まれ...
標的を殺して城に
帰ると知識をすべて
洗い流され眠りに
つかされる
吸血鬼を殺すこと
以外は何も知らない
ままで
ただそれを
繰り返すだけの
存在ー
...
ですから
さっきはどうか
していたので
しょう
あんなに話す
彼女を見たのは
初めてです
そもそも彼女は
言葉を話すことが
ないと思って
ましたから
わっ
気を
つけろ!
アルクェイドが
話すことは
ない?
そんなわけが...
真祖たちは兵器の
手入れをするような
気持ちで彼女を扱って
きたんです
余分なものを
そんな
付属させるなら
話すなんて機能は勿論
パンを焼いたりする機能
のようなモノも
いりません
だって
せっかく志貴が
起きてるん
だもの
もっと兵器らしい
機能を付属させる
でしょう
何か話そうよ
志貴
眠るのが
もったいなくって
ましてや
生きる喜びなんて
モノは感じることも
できないでしょう
すっごく
楽しかったね
志貴!
違う...
彼女の力は
すさまじく
強力だった
ですが皮肉な
ことに
あまりにも
強大すぎるが故に
ほかの真祖たちの間でも
疎まれていたんです
姫と言葉で
讃えられながらも
彼女には誰も
近寄らず
...でも
城を
与えられながらも
地下の部屋で
眠るだけ
次の目覚めが
何年先になるか
解らないんだから
その時の
知識なんて
無駄でしょう?
それって
なんだか損
してたみたい:
姫は堕ちた
真祖をすべて
処断した
結局残ったのは
真祖の戦姫
ただ一人
彼女は
城に
閉じこもり
誰もいない城の中
千の鎖で自らを縛り
眠りにつきました
ただロアという
吸血鬼が転生する
たびに眠りから覚めて
「僅かな間だけ活動する
真祖たちも後に
彼女を普通に教育
するつもりでしたが、
些細な間違いが元で
彼女は城に残った
すべての真祖を
殺してしまったんです
あれこそ
処刑人という
のでしょう
彼女にはそれ以外の
楽しみがないんでしょうね
自らを縛っていた
真祖はいなく
なったのに
まだ吸血鬼殺し
だけを目的にして
徘徊している
何の意味も
ないかもしれない
ルクエ
それは
きっとすごく
楽しいよ
おまえは!
遠野くん?
どうしたんです?
...ごめん
よくわからない
わたしの話
ちゃんと聞いて
ましたか?
大事な話の
ような気もしたし
俺には
わからないことも
多かった気がする
...
つまりですね
彼女は――
もう
いいんだ
アルクェイドが
何をしていようが
どんなヤツだろうが
どうでもいいんだ
今すぐ
あいつを探しに
行かなきゃ
遠野くん
一度吸血衝動を
抑えきれなかった
真祖は絶対に
立ち直れません
ただ俺はもう
アイツを放って
おけない
もし彼女が
現れたとしても
それは貴方の血を
吸いにきたと
言うことです
...それは
先輩の中の
真実なんだろうな
あいつは
血を吸わな
かったんだ...
でも俺のとは
違う
いいえ
わたしが止めに
入らなければ
遠野くんは
血を吸われて
いました
...違うんだ
あいつは直前で
止まったんだ
先輩があいつを
はじき飛ばさなくても
止まっていたんだ
遠野くん
まさか貴方は
それでも彼女の
味方をすると
言うんですか
ああ
先輩には
悪いけどね
......
わたしたち...
争うことに
なるかも
しれませんね
そうだねけど
俺は謝らない
からな
疑問はすべて
意味がなく
ないものは無駄として
第56話
無駄は
すべて消し去りながら
吸血鬼は
歩いていく
歩いては
していく
歩いては
消す
歩き続け
それは...
消し続けた
記憶ではない
僅かな情報の
歩めば歩むほど
それは体感し得ない
駿府の底に
積もっていく
重さは
ないはずなのに
それは身軀を
鈍らせる
それは
どてもとても
無駄なこと
だから
それは
くろく
くろく
あく
塗り潰していく
アルクェイド
体の調子は
どうだい?
そろそろ
起きようよ
もう陽も
高いしさ
え?
俺の作った
ものがまた
食べたいって
言ってたろ?
今日は材料も
買ってきたし
台所
借りるよ
......
でも本当に
ラーメンなんかで
いいのか?
うん...
それがいい
この前から
妙にご機嫌
斜めな感じ
だけど
だって
このごろ志貫が
がまってくれない
んだもの
はーい
おまたせー
あれ?
アルクェイドさん?
んー
なんかすごく
眠いからこのまま
寝ちゃうー
うわっ
君ね
それに俺のおり...
せっかくの
厚意を無駄に
するつもり
ですか
......
じゃあ
起こして
とんだわがまま
姫さまだな
では姫
わたしはどのように
姫を起こせば
よろしいですか?
眠れるお姫さまは
王子さまのロづけで
目覚めるのだー
うーんと
ねえ
おい
おい
...まったく
どういう所で
そんなこと
覚えてくるんだよ
...それじゃ
囚われた麗しの
お姫さまには
目覚めて
もらうことに
しますか
アルクェイド...
...う
眠っていた?
...今のが
夢なのは
眠っているときに
見るのは
瞼の裏だと
思っていた
あの術式の集束点:
そこにロアはいるはず
見つけて
ロアを処分する
これがわたしの
すること
そう
はじめから
そうしていれば
よかった
吸血鬼を殺す!
それ以外は何も
知らないままで
ただそれを
繰り返すだけの
存在
あいつは...
あんな体になっても
っぱりロアを
追ってるんだろう
死者を探す以外
あいつを見つける
術がないだなんて
...いっ
志貴
何だ
視え方が...
視えないモノを
無理に視ようと
しないで
それは本来
「あり得ない運動よ。
そうなれば
脳が過負荷を
起こして
この際
目がよくなるなら
好都合だ
もっと
あいつを
オオオォ
探しやすくなる!
もう放って
おくことなんか
できないんだ
どこに
いるんだ
アルクェイド
ねえ
志貫...
初めて挨拶した
日のこと
憶えてるかな
あの時ね
わたし貴方のことが
すごく憎かった
もう自分でも
吸血衝動を抑えられ
ないってわかってて
きっとこれが
ロアを倒す最後のチェック
だって覚悟して追いかけた
見ず知らずの
誰かに何もかも
台なじにされて
しまって...
よみがえった
わたしの感情は
憎しみしかなかった
そして
待ったわ
早く早く来なさい
わたしに気付いた瞬間
寸分違わず同じ目に
遭わせてあげる
わたしは本当に
貴方のことが
憎かった
でもね...
わたしをあんなように
殺した相手なんて
今までにいなかった
そう貴方が
どんな人間かって
思ったとき
少しだけどんなヤツ
なんだろうって
興味もあった
くるっ...て
反転したんだ
どんな人間か会って
みたくなった
あたしをあんなふうに
殺したヤツ
わたしが初めて
自分を見失うぐらいに
ーずっと思い続けて
いる誰か!!
すぐにでも
会いに行きたかった
けど我慢してよかった
すごくドキドキして
志貫がどんな人間が
勝手に想像したり
もした
あの時間は本当に
楽しかった
ー思えば
わたしは
あの時から
貴方というものが..
行かなきゃ...
【真月課】
おまえは
動けよ
このポンコツ!
この体は
あいつを捜すことも
ままならないのか!!
今ほどこの
使えない体が恨めしいと
思ったことはない
でもどこを
探せばいい?
ほかに俺と
あいつをつなぐもの
なんて...
死者も見つけ
られない
この状況で!?
......
ほんの僅かな
ものしか...
「だったら
それにすべてを賭けてみるのも悪くない
俺にとってこの約束か反敗にできないモノで...
アルクェイドもそれを大事に思ってくれているなら
...期待が
なかった
訳じゃない
...けど
ここに来れば
あいつがいて
何もかも
元通りに
...なんて
都合のいいことを
俺は考えて
いたんだろうか
いいんだ
あいつの中に
遠野志貫が
まだいるんなら
俺は
ここで
あの時の
約束を果たそう
俺は
何も見ていなかった
いつも陽気で
些細なことでも
嬉しそうに笑っていた
だから元から
ああいうヤツなんだ
と思ってた
なんて残酷な
間違いだろう
あいつはただ
そんな当たり前のことが
本当に楽しくて
楽しいとか
辛いとか
余分な感情が
とても大きく
なってるの
自分でも
わからないくらい
楽しかったに違いない
それって
壊れてるって
ことでしょう
それが理解できない
不安のように
あいつの言葉とか
喜ぶ顔どか...
もっとよく
見ていてやれば
わかったのにー
控えめな声で
相談してきた
夕暮れの教室
あいつが今まで
どんなに
独りだったか
気づけなかった
俺たちにとっては
何気ない穏やかな
日々...
そんな
どうでもいいことが
本当にあいつにとっての
幸せだったなんて
何より悲惨なのは
それをあいつが
そんな道化みたいな
孤独があって
たまるか!
どんなに哀れなのか
これっぽっちも感じて
いないってこと
ほかのことは
どうだっていい
そんなもの
いつだってまに入る
当たり前のことなんだって
ただあいつが
そんなことを怪せだって、
感じずに
思えるように
してやれたのなら
それはどんなにー
志貫...
どう...して
いるの?
わたしは..
わたしの意味は
ロアを殺すこと
わたしは
本当に
壊れちゃった
どうして
ここにいるの?
だけなのに..
......っ
駄目...
でも...
ありがとう
志貫を
これだけで
わたしは...
だから!
待っていて
っ...もう
やあ
アルクェイド
......
どうして
こんな所に
いるの?
おまえとの
約束は破らないって
いったろ?
今夜は
まだ手伝って
ないじゃないか
もう帰っちゃったと
思ってたんだけど...
...いいよ
もう...
そんなのは
志貴を
台無しにする
ところだった...
気にする
ことなんか
ないだろ?
わたしは
もう少しで
おまえは体が
弱っていて
疲れていただけ
なんだ
俺は
バカだからさ
おまえの嘘に
気付いてやれ
なかった
おまえを苦しめて
たのは体の傷だけ
じゃなくて
吸血衝動って
ヤツだったん
だろ?
...あの女
埋葬機関は
いつからそんなに
お喋りになったの
かしら
先輩に聞いた上で
はっきり
言ってやる
今は苦しくても
何日かすれば元に
戻るんだろ?
それにさっきだって
直前で我慢できた
じゃないか
おまえには
何にも問題は
ないよ
だから
大丈夫だよ
これからも
今までみたいに
やっていこう
...志貴は
全然わかってない
無理なのよ
こうなったら
わたしは...今でも
志貴の血が欲しいって
思ってるん
だから
なら気合い入れて
思ってるだけだろ
我慢しろ
:今までだって
そうやって頑張って
きたんじゃないのか?
うん...
けどもう
駄目みたい
わたしは
吸血鬼殺しが
意味なのに
余分なことを
沢山しちゃった
何も知らなければ
何かを欲しい...
なんて思うことも
なかった
志貴なんかに
頼らずに自分だけで
敵を追っていれば
よかったのよ
一人でやって
いればよかった...?
本気で3そんなことを
口走ってやがるのか
コイツは?
そんな悲しそうな顔で?
泣くような声で?
...いい加減に
しろってんだ
このばかおんな!!
...なっ
何が自分だけで
敵を追っていれば
よかった...だ!
一人じゃ
無理だから...
一人じゃ
無理だから..
一人でできないことが
あるってやっと
気付いたから
俺に手を貸せって
言ってきたんだろ!?
なら最後まで
頼れよ!
俺が..
何があっても俺が
助けてやるから
だから
そんな顔を...
やっと生きていることが
楽しいって思えたなら
...だから
志貴
あなた
二度ともう
いいなんて
...言うな
泣いて
るの?
んなわけない
だろ!
おまえがあまりに
カなことをいうから
とにかく!
手伝いは続けるからな
吸血鬼を倒せば
おまえだって休める!!
そうすれば
万事解決だろ!
問題なんて一つも
ない!
そうね
でも
やっぱりもう
駄目なんだ...
さっき...吸血衝動を
我慢できたって
言ってくれたけど
あの時わたしが
止まったのは志貴が
わたしのことを恐がって
くれたからよ
...今まで何人もの
人間たちが化け物って
わたしを恐がってきた
だから自分に向けられる
嫌悪の念なんて言うのは
何も感じなくなってた
なのに
志貴がわたしを
化け物みたいに
見るのは嫌なんだ
おかしい
よね
わたしはどう
やったって志貫に
とっては化け物なのにね
わたしが一瞬だけ
止まったのは
そのせい
志貴にそんな目で
見られるのが
恐かった
この先もあんな目で
見られたらわたしは
きっと壊れてしまう
だから志貴とは
もう会わない
けど
安心して
わたしは絶対に
ロアを殺す
相打ちになっても
必ず仕留める
この街はすぐに
元のカタチに戻って
志貴が心配するような
ことはなくなるから
志...貴...
俺はそんなこと
心配してるんじゃ
ないんだ
はっきり
言わなきゃ
いけないなら
口にする
いいか俺が
手助けするって
言ったのは
自分が
住んでいる街を
守るとか
そんなご大層な
理由なんか
本当はなかった
おまえのことが
好きだから
俺は
ただー
おまえの力に
なりたかったから
協力するって
言ったんだ
それをいまさら
なかったことに
するなんて
できるわけ
ないだろ
おまえが俺の
血を欲しいって
思っていること
なら
志貫
いたい..
何も悪く
なんかない
うで
いたいよ..
そんなものは
おあいこだ
だって
それなら
俺だってずっと
おまえが欲しいって
思ってた
この瞬間も
アルクェイドの心音に
気が狂いそうなくらい
欲情してる
...ちがうよ
それは
この瞬間だけ
志貴
それでも
いい
今アルクェイドを
愛してるならそれが
遠野志貴の真実だ
わたしに気が
ふれている
だけだもの..
そのあとの
ことなんて知らない
...それとも
俺のこと
嫌いか?
...駄目
その質問は
こたえ...??
れな...
志貫ー
志貫!
志貴...
第58話
ドッン
やにッっ
ドクン
......?
...わたしたち
きっと...
馴れ合いすぎた
のよ
だから...
.......
確かに馴れ合い
すぎたかも
しれない
けど俺は
それでいいと
思うよ
...だってさ
いつまでも
一人きりっていうのは
寂しいだろ?
...
でもわたしを
手伝うって
ことは
志貴に
無理をさせる
ことになる
志貴の体...
冷たすぎるわ
今だって
いつ倒れたって
おかしくない
気付いて
いるはずよ
大丈夫
だよ
女の子一人
守るくらいなら
何とかなるって
思ってる
なのに
わたしは..
...どうして?
わたし
吸血鬼なんだよ
一緒にいたって
一つもいいこと
なんてない
あるよ
一緒に
いたら...
大好きな
おまえの笑顔が
もっと見れる
結構いい
特典だと思う
けど?
何...
いってるの
...可笑しいわ
殺した男と
殺された女が
抱き合ってるなんて
震えて...?
大丈夫か?
アルクェイド
...うん
...多分
嬉しいんだと
思う...
いろんな感情が
どんどん溢れて
くるの...
自分がいま
どんな顔をして
いるかわからない
くらい...
志貴なら
わかるかな...
顔を
見られないんじゃ
俺にもわから
ないよ
...でも
きっと同じ顔を
してると思う
...うん
うん
ねえ
志貴...
わたしを
守って...
くれるなら
今日は
帰ってほしく
...ない
...いまの
ああ...
キス...だった
よね...
アルクェイド
こういうの...イヤか?
ううん
わたし...すごく
ドキドキしてる
でも...ちょっと
困っちゃった
...わたし
いいのかなって
...?
だってね
志貴
唇を重ね
合ったりする
吸血鬼なんて
.....いないよ
...?
...この
ばかおんな...
えっ?
コイツには
本当に
かなわない
大好きだ...
アルクェイド
...志貴
第59話
...えっと
志貴?
あの...
やっぱり
わたしじゃ...
あ
いや...
そんなわけ
ない
あんまりにも...
きれいだったから
つい
みとれて...
きゃ
...志...貴
アルクェイド...
んっ
っはぁ
あ...の志貴
ん...
おねがいが
あるの
おねがい?
あの時..
みたいに
うん
乱暴に
...するの
え..
あの時?
あ...いや
あれは...
やめて...
ほしくて...
こういう...こと
はじめ...て
...だから
...あっ
その
...わたし
ほんと
...は...ね
だ...からね
志貴...
いまも...すごく
怖いん...だ
今だけは
わたしにやさしく
してほしくて...
きゃっ
...アルクェイド
今それは
逆効果
え?
え?
いきなり
そんな...っ
ん...あっ
...やぁっ
いっ
あっ...く
志...貴
おねがいっ
離さないで!
嬉しかった
俺は確かに
こいつを愛して
いる
一方的な
その感情に
アルクェイドは
応えてくれた
俺が愛している
形とは違うかも
しれないけど
アルクェイドが
俺を必要として
くれている
それだけで
今はとても
うれしい
自分が求め
られていること
じゃない
コイツかー
今まで
一人きりだった
アルクェイドが
自分以外のヤツを
必要だと
思ってくれた
だけで嬉しいんだ
一人になんて
しないー
だって
そうすればさ
これからは
二人で頑張ろ...う..
おまえはもう
一人きりじゃ
なくなるんだから
ん
なんまだ...?
あ...
起こしちゃった?
ごめんなさい
気付いたら
志貴の顔
撫でちゃってた
.......
アルクェイドの
おかげでまだ身体が
言うこと聞かない
みたいだ
!
起きてるって
言うかぼんやり
してる
......
...そっか
嬉しいけど
なんだか
恥ずかしいね
なんだ
こりゃ..
相当
寝ぼけてるな
ねえ
志貴...
なんだよ
改まって?
おまえも
疲れてるんだから
夜までは眠ってた
方がいいぞ
夜からは
また二人で街を
徘徊しなくちゃ
ならないから
そうだね
ねえもしもよ
わたしが本当の
吸血鬼になったら
...
なんで今
また
アルクェイドだって
血を吸うのは
イヤなんだろ?
うん
志貴は
どうするかな?
だから
もしもの話
生きるために
ほかの生命を
奪うコトは
自然界じゃ
当然の摂理
でしょう
だからーーもしも
私がそうなって
しまった場合の話
やめてくれ
そんなコトは
ありえないし
もしもの話は好き
じゃないって前にも
たしか言ったろ
そう?
わたしは
ifって好きよ
どんな結果に
なるがわからない
けれど
うん
だから...志貫が
もっとひどい
ヤツだったら...
そういえば前も
そんなこと
言ってたっけ
とりあえずその時は
救いがありそうな
気がするからー
わたしはどう
してたかなって
アル...クェイド?
大好きよ
志貴
こんな気持ちを
持たせてくれて
それを言葉にして
伝えさせてくれる
なんて...本当に
優しかった
えへへ
涙ってこういう
気持ちの時に
出るんだね
面と向って
言えないから
これで許して
あ...
アルクェイド!
夢...?
アル..
クェイド?
よいよ
わたしを殺した責任
ちゃんととって
もらうんだから
だって...せっかく
志貴が起きてるだもの
寝るのが勿体なくって
何か
話そうよ
大好きよ志貴
こんな気持ちを
持たせてくれて
それを言葉にして
伝えさせて
くれるなんてー
な...んでだよ!!
それから11日中
気がふれたようにな
街中を捜し回った
ルクエイドは、
見つからない
わかってる
もうあいつは
俺の前には
現れない
ても...
諦めきれな
一日が過ぎた...
やっぱり
アルグェイドは
見つからない
あいつを捜して
ばかやろうって
怒鳴りつけなくちゃ
どうにかしてしまうのに
いままでどは違う
あいつからの
別れー
なにかが
終わったー
絶望的に
あいつは
一人きりで自分に
決着を付けて
消え去るだろう
いやもう
終わった後なのか
だから
抜け殻の軀が
あきらめて家に帰れと
言っている
全部...忘れて
遠野志貫の日常に
帰れど
それなのに
わたしは
もう少しで
志貴を台無しに
するところだった
ハハ...
血なんか
吸われなくたって
つくに殺されてる
どんな無駄な
ことだって
おまえを捜すー
それ以外にとれる
行動が思いつかない
学校!
全部
終わったら..
はぁ
もう一度...
アルクェイド!
はぁ
アルクェイド...?
...。
森cenean
いかんね。ま、自宅の施設は、
いやあああ...
どういった
...
の衝撃は、
え、
「己が
「Geneon
・Gencon
ぐわふわわっ
...
確かめよ
ちeneon
Geneon
CPryadri14つ夜entomer21号世界
クロちゃんと手を切られたの
wistarest.comazonderd「本の利用」
こメ「真月譚月姫」
やっ
これで、この時期のお店ではまだまだここまで来ていますが、
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ネロ三宅健太口ア言野裕行
販売メジェネオンユニバー・サル・エンターテイメント
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cTYPE,MOON/「真月郡月姫」製作委員会
DENSEXIOのIS
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2010年2月26日初版発行
発行者発行所ー
カバー本文デザインーーシイバミッヲ〈伸童舎〉
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というよ。今日もちょっと早くて、但し、古闇店で未書を購入されていいる場合はお取り替えできません。
定価はカバー中に表示してあります。
ISBNg78-4-048684323.0979
初出・月刊コミック電撃大王2008年6月19日9月25日(月号(アスキー一・メディアワークス刊)