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Instructions:
落語心中。
・
1
〈い〉《、》〈に〉《..
照菜秦落語心中
雲田はるこ
kopllisht.
昭和25年3月11日、大きある
雲川はる!!
●あらすじ...もうちょっと
与太郎放浪篇
ムショで聞いた有楽な八雲の落語に惚れた与太郎。
出所後なんとか弟子入りするも、
助太の資語に取り付かれ、
師匠の独演会で無他のへマをやらかす。
破門を言い放った顔はは食い下がる写太郎に
三つの約束をもちかける。
話し始めたのは、助かとの約束の頃です。
八雲と助六篇
七代日行楽八雲だ回目入門となった菊比吉と初太郎。
正反対な性格の二人は、師匠のもとで落語を学び共に成長する。
終戦後、警語の時代からってきたと意気揚々の初太郎。
●登場人物
与太郎放浪篇
有楽専八雲
(八代目)
いわずと知れた限
和量後の大名人、
八雲と助六篇
親代の天才と
われた今は亡く
与太郎(謹次
八雲師匠に弟子入
りしたテチンピラ。
松田さん
先代からのお手
伝い気遣だろ
菊比古
八代日有楽亭八雲の二ツ目時代
の高座名。芸に行き詰まりを感
している。
一方、助穴は盗語の行く>本で師匠と口論になり、
「八雲は菊比谷に紙がせる」と骨包される。
夢を絶たれた傾りから師匠に手を出した助穴は
有茶を破門されてしまう。
滋詔に魅入られたりたちの辿命は!?
己の後輩に揺るぎない自身を持つ初大郎は注目のニッ目となり、
名を助六と改める。一方、菊比古は日らの芸を見出せず、
芸名のみよ吉に慰められれる日々を過ごす。
そんな折、若手ばかりの「座芝居」で菊比古が流する
弁天小僧が客を釘付けに。
その熱を感じた約比古は、己の女は自分が自分でいるのだと伝える
乗りに乗る二人は、同時に真打に昇進
教諭に人生を懸けた約比古は、みよ昔と別れることに、
そして菊比吉、助穴、みよ昔、三人の関係はー
...
アンバンドファンディング
あ、
前座名・初太郎から改名し、二
ツ目ながら早くも頭角を現する
席の人気者。
有楽亭八雲(七代目)
ほ。菊此古、助六の師匠。
みよ言
若き日の小夏の母
芸者をしている
刹剰爆
引きlle
劇制に
其の人...
昭和26年3月11日火
其の七...
上の人...
八雲と助ハ箱
細落語心中
共の六
菊さん
もうちょっと
笑ってくれないかい
何です
オイオイ
落語家さん
だろー
楽しくもないのに
笑えませんよ
疲れてるん
だよ
早くお終いに
しとくれ
やあやあッ
師匠!!
大スッ
本日も大入り
おめでとう
ございます
有楽亭
菊は古
独演会
どちら様?
ややっ
いやはや大盛況で
もはや天下を治めたも
同然ですなあ
子供は楽屋ィは
入れませんよ
ではでは早速
ヤヤヤや
やあやあ私
すでに何度か
取材をさせて
頂いたのですが
いやいやこれは
大変失礼を越し
ました
文芸評論を
やって
おります
アマノ、と
申します
息子が師匠の
大ファンでして...
ハイ
もう
いいよッ
ハイ
お話お聞かせ
願います
おおは
真打になられて
すっかり貫禄も備わって
飛ぶ鳥落とす勢いの
菊比古師ですが
どうですか
やはりニッ目の時とは
お気持ちは違う
ものですか
アタクシは何も
変わりません
アナタみたいな
人が増えて
周りが
変わった
だけ
アタシぁ何が
どうなろうと
ぷゃ!!
手前の落語が
できりゃいいんです
まあ!
さすが
師匠!
アタシぁ太鼓判
押しますよあなたは
間違いなく天才だ
あなたの落語は
芸術品です
取材
激動のこの時代に
高水準の正統派が
いてくれるって
のがね...
しかもその若さで
それだけでも
貴重なんですよ
助六くんねぇ
彼は残念
でしたナ
同年代なら
今何やってるのか
わからねえ馬鹿が
いますけど
おお!?
でもまあ
やむなしとも
白いますか
人気だけは確かに
ありましたが
落ちるのは
あっという間
ですなァ...
しかしまあ
師匠に背いて
破門では
彼の落語は何しろ
クセが強すぎて
上手いって訳でもなし
勢いと口八丁
場の空気で
乗り切って...
ああいうのは
ただ笑わせてる
だけで
果たして
落語と言って
いいものか
協会からも除名で
寄席にだって
出られないんでしょう
わな
私なんかには
とうてい認め
られませんか...
「正しい落語」を
守っていって
くださいね
師匠!
ロオ、
すみませんか
今日は
お引きとり
飼います
演じる事が何か
わからない人に
話すことは
ありません
エー、
どうも。
いっぱいのお運びで、
ありがとうございます
エー、簡易と
いう言葉が
ございまして
ちょいとどうしたの新さん、
まっつぁおな顔して...
幸するに女房を殺とる男のことでございますなァ...
お前さん
何か、あったのかい...
おいっ...
あらァちょいと...
旦那が帰ってきちゃったわ
だから言わん
こっちゃない...
ああッいけねェ!
アタイ紙入れ
置いてきちゃったよ
もちまそうなの
アタシ町さんが
そういうルする人だとは
思いませんでしたわ
さては
お前さんもウブだねェ
江上のいない、何ですにゃ
おい明りいっぱってくるよな
女将さんなのよね?
似ねェ
いるねェ
何だィ
貸しがあるときは
余計利くんだよ
ちょいとォー
鼻が利く
なァ
どこほっつき歩って
いやがった
お前さんの
ケツの始末
どいだけしたと
...エ?
何もかも
放っぽって
思ってるん
だい
何だいお前さん
代わっといて
くれたのかい
頼んじゃ
いねェけどォ...
そうだよッ
穴は何とか
埋めといたよ
アリガトサン
破門てェのは
そういうこと
なんだな
何意固地に
なってるん
だか...
クソ協会の奴ら
ここぞとばかりに
いじめやがって
みんな顔見りゃあ
小言か哀れみだ
あんなにずっと
お前はタメだダメだ
言われてたら
気が狂っちまうよ
こんなせめぇ豪界じゃ
息もできなく
なっちまう
師匠は
ああなんだから
お前さんから
折れて...
絶対嫌だ
俺は何ひとつ
間違っちゃいねぇ
まあいいや
お前さんが
流田をやらずに
いられる訳ないし
しばらく頭を
冷やしゃいいよ
何が理由で
師匠と
ケンカなんか
したんだい
アタシにも
言えないかい
済まねェ
じゃあ何で
わざわざ今日
来たんです
安な根多
かけやがって
...
俺に気付いて
たのかい
アタシの独演会なんさ
見たって楽しかないだろ
たまたまだよ
客席から見たのは
初めてだが
あやって
見ンのも
いいモンだな
やっぱり落語が
恋しくなってるんだ
お前の高座は
辛気くせえけど
瞼がある
ちがわい
てえかいま
子気臭って
さったわ
ン?
俺もう行くよ
この襟巻き
珍しいね
いい匂いさせて
女かい
何でも
ねぇって
いいご身分
だね...
早めに
謝っちまいな
来月二人会で
根多むろし
やるからね
稽古だきゃ
しときなよ
あまりは
まぁね...
松田さん
やぁ
坊ちゃん
おっと違った
今は飯匠と
呼ぶべきでしたな
いいよ
好きに
呼んどくれ
助六さんは
こ一緒じゃないん
ですね
アタシも
居場所は
知らなくてね
おかみもひと目くらい
お会いになりたかった
でしょうになァ
師匠
ここは大丈夫
ですから
七代目の
話し相手に
なってやって
おくんなさい
先立たれて
本当に気落ち
なさってるんですから
師匠
今日は久しぶりに
この家に
ごやっかいに
なります
師匠
ああ
菊比古か
ついに
独りだ
女房なんてのは
居てあたり前だと
思っていたが
居ねぇとなると
寂しいもんだな
男が年食って独りじゃみじめだぞ
男が年食って
独りじゃ
みじめだぞ
お前さんも
いい加減観念して
所帯を持て
不思議なモンで
みよ吉は
元気かな
男ってのァ
どうしょもねえ
生き物だね
この年になると
また無性に
ああいう女が
恋しくなるんだな
あの人だって
人間ですよ
バカヤローッ
おっ母さんにみつかってから
何もしちゃいねぇんだヨ
トリヘン
このっ
夢くれえ
見させろィ
菊や
いい頃合い
だから
ちゃんと
話して
おこう
アタシァ
八雲を
お前さんに
継がせたいと
思ってるよ
異論がある者も
いるまいよ
まだ先の事
だし
それまでには
必ずそれなりの
風花か.....
嫌です
アタシにそんな
才量はありません
助六こそが
ふさわしい
名跡ってのァ
手前の意志で
どうこうできる
もんじゃねェ
師匠だって
ご存知な
はずです
あの人が
どれだけ
八雲...に
焦がれて
落語をずっと
やってきたかな
知ってるよ
だから何だ
そんな事では
決まらん
まさか磁門の原因も
それなんですか
あの人にも
そう言ったん
ですか
それにあいつは
俺の落語を
古奥ェと
言ったんだ
あのヤロウは
性根が腐っとる
到底
この名前は
託せないよ
わかるか
有楽亭の落語
否定したって事だよ
そうじゃ
なくて...
そいじゃあ
何かい
どうかあの人の
落語を見て
やってください
あの人がどういう
人間がなんて落語を
見ればすぐわかる
菊比古ッ
俺の目が
節穴だって
言うのかい
エ!?
落語の価値も
わからねえって??
そうじゃない
お前の方が
断然「八雲」に
ふさわしいと
俺ァそう思った
ってェ話だ
ちったァ
俺の事も
信じろ
俺だって
死んだ後の
ことなんて
考え
たくも
ねぇんだ
けどお前が
少しでも
襲名の揉め事に
巻き込まれねぇ
ように
そいだきゃあ
キッチリ
やっとかねぇと
なあ
お前は
俺の息子た
破門は
解いてやってください
時間は
たっぷり
与えた
あいつももう
餓鬼じゃねぇ
今後を決めるのは
あの野郎だ
お前さんも
じっくり
考えろ
落語界の
為だ
コロッ
寝てたの
ただいま
お酒また
貰ってきたよ
丁度空ン
なったとこだ
おっ
こそいいや!!
今日はくたびれ
ちゃったァ
ほうぼう
挨拶して回って
仕事
辞めるのも
骨ね
なに見てんのォ
見えちゃう
よォ?
見して
あげてンの
見える〜っ
んぃー...
菊さんは
こーゆーの
滅多に
やらせて
くれなかった
あの人
女の子
キライ
なの?
あいつだって
助平だよ
ハナシカ
だからな
菊さんの唇って
まるで女の子
みたいなの
薄くて小さくて
甘くって......
ああ...
!!
思い出し
ちまうだろ
俺の上であいつの話
しねぇでくれるか
思い出さない
ように
早く
忘れさせて?
ああ...
俺ァお前さんはもっと
国ェ女かと思ってたよ
俺のこと
キライって
言ってたし
あれは
菊さん向けの
営業用
品のいい女
なんて
アナタ
苦手でしょ〜
確かに
なあ
あたし
求められれば
いくらでも
変われるよ
求められれば...
求められなけりゃ
終わりなんだよ
なぁに
また落語のこと
考えてんの
ダメよぉ〜
...
あんた
おかしく
なっちゃう
あたしねもうすぐ
まとまったお金が
手に入んの
そしたら
切符
買ったげるね
一緒にこの街
出ようね
いいとこよ
あたしの田舎
温泉があるから
働き口だって
たくさんあるわよ
なにより
誰も
知り合いが
いないわ
あたしもう
疲れちゃった
楽にゆっくり
生きたいよ
ね
あんたも
でしょ
その方が
きっと
ああ
おなかの子も
幸せよ
そうだな
お前さんとなら
どこへだって
いいよ...
菊さん
お栄さん
どしたィ
こんなトコへ
出番の前に
御免よ
ちょいと
話せる?
ねえ
みよちゃん
どこにいるか
知ってる?
いや春以来
ちいとも会ってない
何か
あったかい
あのねェ
ウチ芸者屋は
昨日で閉めたんだけど
みよちゃんも
最後だったの
え...!?
あの娘お店のお金
持っていっちまった
みたいで...
退職金と思えば
まぁいいん
だけど
聞いてたご実家の
住所も宛て所ないし
下宿も空だったの
参っちゃったわ
七代目の
口添えだし
気立てはいいから
雇ってたけど
あの娘のこと
何にも知らないの
哀しいわねこういうの...
んくん!!
何かわかったら
すぐ知らせるよ
すまないねぇ...
信さん?
別に~
どしたィ
まあ
入んなよ
やっと
フンギリ
付いたんだろ
七代目に
謝りに
行くって
行くかッ
じゃあ何で
来たんです
金ならもう
やらないよ
わあってらィ
何だ
コ.....
お前さん
みよ吉と一緒に
いるんだろ
な
なっ
何で
わかった
ごオイ
かねぇ?
まァ
その辺は
アタシに
とやかく
いえた事!!
じゃねえし
好きにしなよ
スマン...
実は:今日は
別れを言いに
来たんだ
アイツに
子供が
できたんだ
俺ァ暫く
東京を離れる
事にしたよ
何だって?
どうしても
田舎で産みたいん
だと...
アイツに
ついてて
やりてぇんだ
アレを一人に
させらんねぇのは
お前も
わかるだろ
まァまた
戻ってくる...
落語は
どうするんだい
わからねぇ
先の事は
考えて
ねぇよ
八雲を
継ぐってぇのは
どうするんだい
お前さんが
なりゃアいいよ
師匠からも
聞いてんだろ
大邪な大事な
坊ちゃん
だもんな
俺ァずっとお前が
羨ましかった
俺ァ所詮
野良犬だ
可愛がられて
甘やかされて
何でも師匠に
やってもらってき
同なし弟子じゃ
ねぇんだよッ
放しゃ
がれッ
この背中を
すっとずっと憧れて
見てきたのです。
れどもこの頃は、この世中を
何とも云えぬ同修羅のような
心持ちで眺めておりました。
いずいも分かっていたような
何を訊いてやりたいような
何をしても
いいよ
けど
落語だけは
辞めるな
どうしたら
いいのか
わからねぇ
んだよ
昭和元祝
落
『田はる
靏落語心中
女のし
菊比古師匠!
どうか僕を
弟子にして
やってください!
お願いします
憧れなんです!
師匠の許で
落語が
やりたいんです!!
ちょいと
失礼
します
先に
お入り
ください
許してくださるまで
ここで待ってます
お願いします!
人気者は
辛ェな
土下座なんてやめて
顔をお上げなさい
今すぐ親元へ
帰るといいよ
アタシァ
弟子は取りません
言っとくが
金輪際
来たってムダだ
アタシァ他人様に
教えることなんざァ
何も無いんだから
ま...
待って...
話くらい
聞いてください
お願いします
反対されて
親も故郷も
捨てる覚悟で
出てきました
売るとこなんて
ないんです
親も説得
できねェもんが
お客に何を
聞かそうてェ
んです
そいだけ図々しいなら、
教えてやらァ
今日は親子会だ
何だってこんな日に
やって来たィ?
お前さんは
アタシの師匠を
ないがしろにして
恥をかかせた
そいだけで
お前さんを断る
理由は充分だろ
節匠と弟子てェのは
そういうもんさ
お前さんのような
まっとうな若ェ衆が
芸人なんてェ
下賤な商売
やるもんじゃない
こんなに儚ェ
あぶくみてえな
商売にさ
師匠
先程は
失礼いたし
ました
申し訳
ございません
でした
セイター
まってましたー
てけて
エー、
昔の川押に
っかくばかり
偽り多き
世の中に
子のかわいさは
真なりはり
なんてそのがこどいます
観方ァいるかい?
...
いや
いいんだよ
何だいったいそう
怒らかってるね...
へいっ...っ
ああ、どうも
こらァ香頭さん
ご用でしたら
アッシの方から
匂いましたのに...
今、様わないかい?
エエ、
よこざんすよ
へへ...男やもめに
うじゃねく、なんてね...
師匠の。子別れ。
今この根多で
邸匠の右に
出る者はない
作業率のお家式
師匠がとことん
細り上げた芸だ
アタシや助犬には
逆立ちしたって
できっこない芸
全場、
大きくなったな...
父ちゃんこそ
大きくなったな!
父ちゃんこそ大きくなったな!
父子の掛け合いで
親子の視密さを
愛情たっぷりに
わはは
バカを
さうなィ!
ははは
子にとこで手に入れたのか
トントシトンと震みかけて
聞いてめる
情けないや
まだは
どうしてこんなに
さもしい3日火を
おっして!
父親にこっそり貰った
五十歳をみつける
摂視
子を思うゆえの
厳しい性観像が
涙をさそう
情感たっぷりに
泣かせるところは
とことん泣かせる
人柄師は
そういう流出の方が
聞いてる方も
気持ちがいい
俺ァ、みめぇに
丸で言わなくちゃ
なんねぇな
よく女子ひとつで
ここまで全ザと
聞こてくれたよ...
師匠の
真骨頂だ...
ねぇ金ちゃん...
また二人で
暮らせるんだよ...
えっ
あたいが奴?
良かったねえ
あんたのおかげで...
そいでおっかさん
あたいの事、
子供というのは
夫婦の昼てえますが、
本当ですね...
全つもでぶつってきったんだろ
集中力
保ててない
声が震えて
らっしゃる
けど
どうしたろう
おつかれ様で
ございました
おつかれ様でございました
師匠!?
師匠!!
坊ちゃん!
今お眠りに
なったんです
さぁさ
お座んなさい
おかみが
亡くなられて
から
ずっと元気が
なくてねぇ...
今回の事で
悪くならねぇと
いいんですが...
松田さん奥さんの
具合良かないんだろ
へえ...
実はまだ
あとは
見てるからいいよ
すみません
こんな時に...
ありがとう
ございます
お医者様に
よろしく
お伝えください
失礼します
菊
俺ァもう
駄目みてぇだ
大概のことは
傷いのねぇ言い人生
だったが
八雲のことだけが
気にかかるよ
何だそのカオは
やっぱり
軽くのは嫌がっ
この八雲は
曰くが
ありすぎる
大名跡は重すぎて
続きたがらねぇのが
職家の常
アタシも当初は
そうだった
どうか未練を
聞いてくれるか
菊や...
あれはまだ
俺が先代に
甘やかされて
大正に入って
何もなくた
頭家になる気など
さらさらなかった頃...
とんでもねえ
弟子が
入ってきたんだ
息子だか何だか
知らねェけど
お前より
もっともつと
落語で師匠に
気に入られてやる
ムカッ...
野郎の落語は
途方もなくうまかった
先代の目が
どんどんそっちに
向くから
けど落語に血筋
なんて全く関係ない
むしろ似る事が
足かせになる
変だからな
俺は焦って
落語を始めた
野郎には全く
歯が立たなかった
そして俺ァ
息子って地位を
めいっぱい使って
次の八雲は
俺にくれるって
大勢の前で
先代に
約束させた
そうすりゃ
あの野郎に
落語で勝てると
思い込んでたんだ
息子が殺ぐって
言やァ
誰も文句は
言えねえだろう
けどそこにいた皆が
野郎の方が
ふさわしいと
思ってたはずだよ
程なく野郎は
一門を抜けて
当時の俺にゃ
わからなかった
けどこの名前で
こんなに苦しむ
事になるなんて
その後
どうなったかは
誰も知らねえ
野郎の
高座名は
助六
助六...
まさか?
まさかだよ
あいつを
育てたってェ
爺さんだ
師匠は
気付いて
らしたんですか
落語が
生き写しで
すぐにわかった
助六を名乗りてェと
言われた日にゃ
生きた心地がしなかった
因果応報:
俺はそのことには
目を瞑ろうと
必死だった
俺んとこに
あいつが来たのも
因縁なんだ
けどどんどん
呪いみてェに
即か固くなる
野郎と初太は
別だって...
助六に八雲は
やらねェって
意地になって...
大事な息子の
一人を失った...
俺ァ
本当に
弱い
いつまでも
人を許せない
薬の深ェ人間だ
本当はお前に
八雲を渡すの
だって
姉なんだ...
みっともねえと
笑うなら笑いやがれ
正直
師匠のそういうトコ
苦手ですよ
もちろん
好きなところも
沢山
ありますけど
でも一部分は
相容れないとも
思ってて
そういうのは
絶対に似たくない
だから
アタシの落語が
できたんです
他人様とは
同じに
なれません
だから
今のアタシ
がある
弟子としても
息子としても
師匠の許に
来れてよかった
引き取ってくだすって
ありがとうございます
そうか
良かった
それから程なく、
師匠は静かに
永い眠りにつかれました。
ヤセ
女性有楽亭の家産権・
師匠
救主の大役
お疲れ様です
よいお式でしたよ
式の間一流も
涙をこぼさず...
お強い力だ
アクシなんか
通夜から
泣き返しで...
親の葬式を
立派に出せりゃあ
一人前だって言いますが、
参列してくださった方も
皆さんいい顔なすって
実に噺家らしい
こんなにいいお式は
ありませんよ
覚悟を決めろって
言われてるようだよ
ところであの
そんな中大変
申しゃげにくい
んですが
あたくしを
雇ってくださる
てェ話:
実は:家内の調子が
なかなか
戻りませんで
ああ
ああ
少しお尻を
頂きたいと
思っておりまして...
そうかい
すみません
折角アタシの
身辺のこ心配
までして
くださったのに
いや
そうしとくれよ
松田さん
今まで父に尽くして
くだすってありがとう
最後に
家まで車で
送っとくれよ
少し
飲んでいけばいい
父の思い出話
でもしよう
アタシ達も
送別会だね
れれれん
そんてん...てん
ちょっと
てんてん...
菊サン
ハイ
今日から出願子
変えちゃどうだい
気晴らしに
なるよ
ハァ...?
いつまでも
子供っぽい
曲じゃあ
変よ
何にしよ?
姐さんに
お任せします
そうさね...
「湖来」なんて
どうかい?
しっとりして
お前さんに
ビッタリよ
くれれん...
てんてん
バチン
てんとん
バチン
んじゃん
さあ
正真正銘、独りになった
バイン
バチン
バチッ
パチン
ハイン
こことん
ことてんこんてん
...
静かだ
バチンっ
なんと美しい
それが
冷えきってやがらァ
そらぁそうだ
園匠のお氷の
昨日の今日だ
こ心配して
くだすってんだ
パチン
バチン
アタシが
何を言うか
どんな
するか
こんな時
人情断のひとつも
できりゃ
バチン
ハチン
しっかり
見届けて
やろうって
力ばかり
ハチッ
けどそんなの
アタシの花!!
じゃない
アタシも
苦労しねぇさ
このどん底の
空気・中で
ェー
ハイン
アタシにしか
できねえ
断ってェのがある
ドゥモ。
昔から流行り腐り
てェものがございます
村さまの世もそれは
変わらぬようでして
誰だい
お前は?
護汚ねぇ
ナリ
しやがって
アタシかい...?
アタシは
死神だ
目なんぞ...
取れなくて
いいんだよ
ああ...すごい
死者の応形が
手に取るようだ
その代わりお前さんに
飛人を治す
まじないを教えてやろ
はっきりと
見える
この張りつめた
空気の音
へェ......
何です、
まじないでえのァ...
指一本でも
気が揺れる
いけない
声がうわずる
いい
心持ち
だ...
てげれっつの...
これがアタシの
心底欲した孤独
この燃えさしに
ろうそくの火ィ
うつしてみろ
しくじったら
そのまま死ぬ
いいな?
いいな?
ろうそくの
火を......ッ
上手にィ
...
ハア
わかってるよッ
火を...
だめだァ
うまくいかねえ
震えると消えちまう
消えたら
死んじまうな
手が...
手がうまく
使えねぇんだ
震えてるな
止しとくれよ
黙っててくれ
ほらァ
消えるよ...
早くしなよ
ほら
消えるよ
消えるよ
消えるよ
消えるよ...
消えるよ...
ほら消えた...
この喜びに変わるなら
乳独にだっていくらでも
耐えぬこう
あ
会長..
八雲のいない
穴を埋めて
よくぞ立派に
初めあけた
恐れいります
八雲からも
くれぐれもと
頼まれているよ
いつまでも
あの名前を
空けとく
にゃいかん
お前以外
部が八代目に
なれる
...やっぱり
嫌です
どうしても
腕に落ちねえ
事があって...
こないだから
その一点張りだ
年寄りにものを
考えさせるな
でもなそんくらい
言える奴のが
面白ェ名人に
なるもんだよ
おっと
出番だ
いずれにしても
よぅく
考えとき
なさいよ
村方とは
菊さァン
あんた止しなよ
さてその
心に掛かる事と
申しますれば...
捨てたモンは
戻りゃしないよ〜オ?
冗談じゃない
拾ってたまるか
あんなヤツら
お前さんにも
散々砂かけて
出ていって...全く
落とし前は
つけさせねえと
もしかして
責任
感じてんのかい
考えてもみなよ
あの二人で
全...く
思わないね
だろう
ちゃんと暮らせてると
思うかい
師匠の事も
伝えたいし..
子供も育ってる
だろうし...
協会も
しばらく休めって
言ってくだすったし
お前さんだって
取られた金は
惜しいだろ
顔見て
安心したら
戻ってくるよ..
男ってのは
ほんとに馬鹿ね
ハイこれ
みよちゃんから
来たハガキ
送り先なんて
書いてないけど
ないより
マシだろ
まるでこっちで
探してくれって
言ってるみたいだよ
チャッ
「私はキャンペーンのように
くだそんまでは
やっぱり
否かが
小関館
おじさん
この辺で
落語を聞ける
小屋はないかっ
何やぁ旦那
若いのに
珍しいなあ
昔ァこの辺にも
いくらかあったが
すっかり無くなったな
今じゃテレビだ
何だーゆって
つまらん世に
なってもうたなァ
行ってみなよ
いいもん見れるで
でもな
その路地のとっつきに
ツバ屋があってな
そんなサイトを
骨で釣ってくら〜
...
あいつ勝手に
僕を持ち出すなよ
いろえろ
これは..
「卵ざらし」?
子供の
別だ
どうしたい
骨は釣れるか
骨はエー
!?
あははは
てやんでぇ〜♪
いい骨釣られて
たまるはぇ
こめえいっ!?
ァ〈瑾がぼんとなりゃ
上げとお
みなみさーーん
あははは...
鳥がとォびィだ...ありゃこらさのさァ
鳥がとォびィだ...
ありゃこらさのさァ
骨がァあ〜るさーいさいっ
骨がァあ〜る
さーいさいっ
バハハハ...俺調子!!
まはははまね〜
おじちゃん!
聞いたんなら
払ってって
一席
10円よ
おそばも
食べてってね!!
おせわになってシだから
おじちゃんなんて
呼ぶんじゃないよ
その落語
助六から
習ったろ
お前さん
誰なんだい
あたし?
小夏よ
ふああ
B24P
元祝
『田はるこ
心神話心中
八雲と助バー
其の八
よゥ
もちっと
ゆっくり
食べたら
どうだェ
そぐっ
よくもまぁ
そんなに入るね
ずっと電車に
揺られて
食欲なんか
飛んじまった
見てるこっちが
苦しくなるよ
よくもまあ
こんな
田舎まで...
ちょいと
待ちな
そう来ると
思ったよ
いいかげん
親の居場所を
教えなさい
やだ。
おじちゃん
キライ。
カタッ
おかみさん
おあいそ
そこの子供の
分は別でね
さまみ?
ねぇお兄さん
もしかして
菊ナントカて
落語家さんでしょ
ホラ
やっぱり!
アタシね
父さんに連れられて
東京で寄席に
行ったことあるの
わあ~悪かしい
あんたのこと
よく覚えてるわー
男前だから♡
うちの父さん
店で素人森席
やるくらい
好きなのよ
いーやっ
近くで見ると
もっと男前ッ
あら...
小夏ちゃん
どうしたの
ねえ
小夏ちゃん?
おじ
おじ
おお...
お...
さっきの剣幕ァ
どうしたィ
おじさん
落語家さん
なの?
ふぅーん
そうか
父ちゃんて
東京で
そんなに
凄かったの
やっぱりね
父ちゃんの落語って
日本一おもしろいって
おもってたんだ
そば屋のおじさんに
ラジオとかで
他のも聞かせて
もらったけど
父ちゃんのが
ぜんっぜん
おもしろいもの
でもね
あたしにしか
やってくれないの
みんなには
言っちゃダメって
やったらお金も
もらえるだろうに...
お父っつぁん
どうして落語ァ
しないんだい
でも父ちゃん
働くの
キライなの
母ちゃんが
怒るから
まっとうな人間の
やる仕事じゃないって
ふつうに
働けって
それで母ちゃんが
働いてたんだけど、
男の人とおこ
飲んだり
ほとんど裸で
おどったり...
ひどい仕事
やってたの
なんだって!?
どこへ?
その上この間
出てっちゃった
だから
あたしが稼いで
父ちゃん
食わせてやるの
知らないよ
あたしたち
捨てられてったの
おじちゃん
早いよ
案の定だ
ということで、
知るかい
父ちゃーん
ねえ
お客さん
だよーう
起きて
何で寝てるんだよー
仕事探しに行くって
言ってたろー
ねえ
起きて
!!
起きてよ!
とっとと
起きゃァがれィ
こちとらわざわざ
来てやってるんだ
ぐずぐずしねぇで
面ァ見せろィ!
こんな小せえ子供に
手間ァかけさせやがって...
坊.....
坊!!
カッ...
お前さん
変わらねぇなぁ
何も無ェ所だけど
くつろいどくれ
無かァ
ねぇだろ
よくもまァ
こんなに...
さっきから鳥肌が
おさまらねぇんだ
...アレが
出てったら
この有り様で
きっとじきに
知っつくるとは
思うんだよ
そう遠くへは
行ってねえ
はずだから
しょっちゅう
なんだよ
よりによって
ひでぇ時に
来たなあ
お前さんは
もう言い訳は
いいよ
あのかかあ
その日の気分で
動く奴だからさあ...
言いてェ事は
山とある
けど全部飲みこんで
こいだけ言うよ
東京へ戻って
落語をやりなさい
嫌だヨ〜
忘れたァ
あんなもん
お前さんも
知ってるだろ
あんなもん
一日サボりゃあ
勘戻すのに
三日かかる
俺ァもう
何年もやって
ねんだよ
考えただけで
ゾッとすらァ
稽古しなきゃ
すぐ下手になる
覚えても覚えでも
果てがねえ
やりゃあ
文句言われて...
毎日高座に
上がるたんびに
生きた心地が
しねえんだ
俺ァもう
嫌んなった
何が正しいか
誰にも判らねえ
そいでも人に
求められりゃあ
やるしかない
それが
お前さんの
宿命だ
知るか
あんな
奴ら
さんざっぱら
言いやがって
俺ァもう
液晶の奴らには
愛想を尽かした
客だって皆
忘れてらァ
それより気楽に
生きる方法は
いくらでもある
知らねェ
もう
嫌ァだ
!
なあさっき
話したろう
やりたくねぇ
師匠と
お前を育てた
助六さんの話
助六が八雲を
ちゃんと続けば
八雲と助六、
ってェのは相当
因縁深い名前だ
ずっと夢
だったんだろ
何よりの供養に
なるだろう
アタシからも協会に
よくお願いして
みるからさ...
なァ兄弟
うるせえッ
うるせえッ
帰れ
帰れ
八雲の話なんざ
聞きたくも
ねえッ
帰るもんが
連れて帰るまで
意地でも
居てやる
手前の顔見たら
全部思い出しちまった
やめてくれ
俺は全部
捨ててきたんだ
どうしてまだ
俺に
構うんだ?
必要だからだ
お前さんの
落語が
子供の時分
から
ずっと側で
聞かされて
真似して
目指して
できなくて
諦めて...
爽ましくて
改ましくて
嫉妬で焦れた
事もあった
大嫌いに
なって
否定してた
事もあった
けどある時
ふっと
大好きだった
事もあった
辛い事があったら
お前さんの落語を
聞きたくなった
良いのも、悪いのぉ
あらゆる情を
お前さんの落語から
貰ったんだ
だから無くなったら
困るんだよ
アタシの落語の
為に
お前さんに
城気が荒そうか
知った事か
落語界でも
お客の為でも
ねぇんだよ
アタシの為に
やれって言ってんだ
お前さん
ちっと見ねえ
間に
何て面に
なり
やがった..
死神
みてぇだよ
小夏さん
話がある
お前さんが
東京に戻るって
言うまでここに
居座るよ
その前に
徹底的に
掃除だ
こっちィ
おいで
助六
今借金は?
小夏さん
お前さんも
手伝いな
オイオイそんな風に
決めつけてもらっちゃ
困るなあ
いくらオレだって
あるのか
ないのか
あります
これで全部
払っちまいな
身ギレイに
なったら
職探し!
だってヨー
よかったな、
働いて全部
返してもらうよ
帰りの電車賃も
貯めないと
生活費だって
あるしね
お座敷ありゃ
何とかなるだろ
ほうぼう
お願いして
回ってみよう
落語やる気が
ねぇんならその辺の
宿でも何でも
下働きして稼ぎなよ
寄席がありゃ
早かったけど
あたしも
手伝う
働いて
お金貯める
あたしも東京へ
連れてって
寄席で
父ちゃんの落語
見るんだ
利害一致
だね
古着
なるほど酢豆腐...
違ぇねぇや、若旦那
そんなにオッション
もと召し上がれ?
いやいや酢豆腐は
一口に取ります。
菊さん
ちょっとええか
こちら
お向かいの
孤屋旅館の
大旦那さん
この大広間は
昔は芸者さんの
稽古場
だったんです
ウチは今は
旅館やけど
昔は芸者屋やったから
ちっさい
寄席みたい
でっしゃろ
生で聞いたのは
初めてやけど
落語ってのは
いいもんですなぁ
どうです
ここで
落語会を
やって頂け
まへんか
近頃は若い者が
皆都会へ行って
しまって
探索もどんどん
減ってしまって
この街も
人が減っています
大きな機械もいらん
呼んだらどこへも
来てくらはる
身ひとつで
あんなに人の共感を
得るゆうんは
えらいこと
ですなあ
坊〜
お前さんも
入っちまえ
コラッ
どうせ
洗っちまうのに
わかんねえよ
......
いい湯だあー
かしきりだっ
お前さん
話がわかるように
なったねぇ
昔だったら
ぜってぇ
告げ口してるよ?
バカバカしく
なってね
一円だって
儘らないから
ご冗談!!
初めて会った日
覚えてるか
お前さん湯屋で
ビィビィ泣いて
あれ、何で
泣いたの?
俺ァ
忘れねえよ
そんなもん
忘れたよ
なあ坊
なあ坊
泣き言くれえ
たまにゃ
言ったらどうだ
坊の泣きッ面なんて
あれっきり
見た事ねぇからな
そうか
泣き言か
そうすると
すごく楽しいんだ
そんなの言っちゃ
いけねえもんだと
思ってた
今小さい席で
落語をやるだろ
今までに
こんな風に思った事
無かった
落語をやるのに
そんな風に考えたら
駄目なんだと思ってた
それは客が
見えてるからだよ
お前さんは
一人でいいなんて
言うけど
落語は
一人でなんて
絶対できねえよ
客がちゃんと
欲しがってくれて
それにキッカリ丁度の
多すぎない、少なすぎもない
報酬をくれて
それに丁度よく
見合う形のとびきり
いい芸を返して
お互い気持ち良く
取り引きするんだ
それには客の姿が
見えてねえと
落語なんか
できねえだろ?
やりもしねえ奴に
言われたかないよ
どうしてそこまで
わかってて
やらねえんだ
客の顔が
見えねえん
だよォ
アタシの
顔は?
見えるよ
ゆだって
真っ赤だァ
なら平気だよ
もう限界だ
先ィ上がるよ
後始末
頼んだよォ
間が空いて
怖くなってる
だけだよ
違わァ
おい
ずりいぞ
がかこわから
あっ
もうすっかり
春だ...
早いね
こんな日ァ遅くまで
寝ていたいね
お前さん
ずいぶん髪が
伸びたねェ
切ってくれる
人がいない
んだもの
床屋はお金が
かかるからイヤ
な
な
何だよ
切って
やるよ
え
ねぇあたし達
いつんなったら
東京へ行けんの
おかね
無いなら
あたしも
働くって
言ってん
のに
子供は歌で
待ってりゃいいの
ねえ
あのさ...
もしかして
お母ちゃんのこと
探してる?
どこで
聞いたエ?
チョナ
チョチ
街の
噂よ
落語家さんが
色々聞いて
回ってるよって
教えてくれた
田舎なんて
つつぬけなん
だから
母ちゃんみつけて
何をする気か
知らないけど
ほっとい
とくれよ
父ちゃんもあんな奴
いない方がいくらか
幸せなんだから
ひでえ
言い様だ
母ちゃんなんて
大ッキライ
どうして
父ちゃんの
好きな落語を
父ちゃんが
やらせないの?
タメになったの
あの人の
せいじゃない
すぐに
男つくって
家出して
帰ってこなきゃ
いいのよ
けがらわしい
あたしが落語
やってても
聞いてるだけでも
すぐ怒るし
あたしは人生を
間違えたって
いつも言うの
知らない
そんなの
コラ
あたしは
父ちゃんだけ
いればいい
おっ母さんのこと
そんな風に悪く言う
子供がありますか
憎まれ口叩くと
性格が
ひん曲がって
美人も
台無しだよ
アタシだって女の子が
落語やってりゃ
怒りたくもなるよ
どーして
ンー...?
それに
女の人が聞いてて
くれるからこそ
やってる方は
張り合いが出るんだ
お前さんには
まだ難しいよ
寄席なんてェのは
浴衣一枚羽稼りゃ
入れる気軽なとこだけど、
そいでも帯は
お太鼓にして
髪もしどけなく結って
客席にいてくれりゃ
なんとなく華やぐんだ
香でも
ふわっと
薫りゃ
その辺の芸人は
皆舞い上がって
いつもよりいい
芸ができる
女の人ってのァ
そういう事が
できる生き物
ハイ、
出来上がり
きれい?
ウン
え..
きれいンなったから
落語やって?
ウキ
何だってそんな
渋い根多を...
そーゆーもん
なんでしょ?
ハイハイ
そう言われりゃ
やらざるをえないだろ
きゃは
ピック!
野ざらしっ
あれやって!
うたうとこが
だいすきなの
「とうちゃんがっ
どうちゃんのっ
あのねっ
あのねっ
エー
思い出し
てんだよッ
エードウモ
一席、お古い所を
お付きあい
願いまして
どうしたい
はっつぁん、
おい先生
ゆんべの女ァ
どこから引っぱって
米やがった?
よくこの、道楽
なんて言いますが...
まくらは
いいよーウ
早くやってよ
だいぶ朝から
ご立股だ...
毎日釣り竿
担いで向島へ
行きゃがって...
...折りから夕景、
浅草弁天山に
打ちいだす
暮れ六つの鐘が
膝にこもって
ものすごく
ぼおー
ぼぉー
止せやい先生...
話をそう険気に
しわえで
同同、死者の実情を祈って
手向けの何を詠んだ。
耳を肥やす
骨にかたみの薄かな
もっと陽気に
話しておくれよ...
生者必滅会者定離
頓証誓状、商無阿弥陀仏」
気のせいか、
赤味がさした...
やめろよ
先生~
と、靴にあった酒を
昔にかけてやると
おどか
すなィ
こわい...
おう、やってるなあ
みんな村が目当てだな...
...おれも早くいい骨
釣り上げなくっちゃア
どうしたい!
骨は釣れるけェ
何はエ?
おう、そっちはどうだい?
てめえの骨は年増か新遺か?
あっちは子供か
なんてませたガキだろ
あれっ忘れた
この先なんだ!?
唄が苦手だから
ろくに稽古してねぇんだよ
えーと...
ちょいと待ちなよ
今思い出すから:
鐘がぼんと
鳴ァりゃア~~
ひゃひゃ
お前さんよくもまァ
そう陰気な野ざらしが
出来たもんだね
ここは景気良く
張らねえとォ
上げェしおーォ
みなみさ()ェと
ありゃこりゃさっさァ」
烏がとォびィだしゃ
凪があ
アる
さァいさいっ
とくら
そちゃらかちゃんっっ
ちゃらかちゃん
待ってみんなーーー
ゆんべ先生ン所へ
来た骨は
年が若すぎるな
やっぱりね
にじゅうしっぱち、
ニ十デコボコ!
骨は年地に
限りますよネェ
きっとこんな風に
やってくるよ?
フーンフロン
カラー・
コン
コンパンハ〜
おうッ骨かい
あたし、向島から
来ましたの...
お前さんあたしに
お届かけて供養して
くれたでしょ?
そいだから
酔っちゃって...
まあまあこっちへ
上がんねェ
そばへ
放っても
いいの?
遅かったねェ?
ああいいとも
座ってくんねえな
じゃあ
そうさせて
もらうよ
おらァひとり者だ
心配しねえで
上がってこい
...ってんで
何がすーっと
上がってきてなァおれの側へと
ぺったり座るよ
あれッごらん
あの人、水たまりィ
ぺったり
座っちゃった!!
は
は
ははは
あいててて...
針なんかこんなもの
いるかッ
あ〜ぁ、あの人
自分のアゴを
釣っちゃったよ
さあ来い!
...好きらしという
噺でこさいました
助六さん
後生です
八雲を継いで
落語をなさい
パチいいぞ!
もっともつと
大きな席へ
上がって
あの娘を
喜ばして
やんなさい
小夏......
ははは
てんてん
はは
え...?
なあ
今度亀屋で
落語会をやるんだとさ
有楽亭だってよ
落語なんてもう
流行らんのになあ
でも結構な人数
集めるみたいやわ
ウチの宿の女中が
騒いどるんよ
どれー?
なんだか
気分悪いなあ
あの馬鹿亭主
まだそんなこと
やってんのかしら
わかっていたん
どのくんが
菊さん...
第5巻につづく
やっと来てくれた:
【参考文献】
「高島県和の若人アンコ」一刀のようなもん明日から館用の
「商品特選(上)くらくまさか、食事物の「落ち着けてくれたちくま文曜日常食事が
昭和元永薬語ど中
西外旅の
お元気
ですか!!
出番が無いくらい
「足でもなくなってきた
元主人公身太郎です。
お手伝いの
松田でごき
います。
前回さ
てすの...
見ろよ
このアネさん
女性みてえたな
*術席〈次尉の国語
まぬぐいは扇子と
合わせてお部隊に欠か
せないニッと見ててす。
楽屋の狩度で
「マンダラ」と呼びます。
10月3は「カゼ」。
さておき
今回は
まあなさんと
子どのいいけど
クスポロリス。
とさせて
「できます
名入りの手間ぐいと
持てるのは二ッ目に
上がってから「おもちゃで
年始などに丸羽のよ
うにあるそうです。
お礼は何でもこれで
大丈夫?!これひゃって
相当問うとうですが、
では女将語の中で
チめぐいとどう
見立てるのか
見てみましょうぜ♪
断家の
『扇子は白、と決まって
いますべ、子宮くしの
何に決まりは
あッまさん。
先代と同じ村をはう
あ、恥ずくわけの
高度名に山がりのある
柄など、その方のセンス
やぁぁぁあっ!!?
全て出ます!
本屋さはあの羽鷹に
ならない母親なものが
やまれます。
参考文献森雨昭和の名人完結編(1)(9)J小学館
「戦案の丁ぬくい旧東書院ノ「かまわぬ手ぬぐぃ百そんな出したのは、
オイラも早く作りたい
財布
それ事でさせた簡素な
袋状の水のルーシャラをまとめてスープーンして、
ふたっみってこ、ガリーズに入れて
まずは一番よく
見かける
このふたっから
手ぬぐぃの
お見立て
特に...おち歩いたようです。
落語では手ねぐいのニン折りを
お忙しくなりのページを開いてシャラッと小銭を取り出し
ポイポイントチェックサイトと与えるしくさで
...いいじゃないんでご財布に見立てます。
はいはいっぱいはっははっ
んんっ、んしんっ...!!手でば」「井戸のお兄様」
はいはい...一緒で見られます。
.............
現在のサイトと近い刊人の糸氏はどのものを
現在のグループというのは、入れて持ち歩くので、台湾の他に
「読みができない話でやったようなことなど、
仕切りで分けられる便利んないケクハル。
森語では二つ折りの中でモッモリと
なんかこんなー...アミナちゃんに行きような人ですねえね。
でもまぁ、そういうことですが好きな人もいいんじゃないんだけど、
紙入れ
ひとっ姉ん
合計のこと...なり
本
.......
左手に手ぬぐいを乗せて、
...右手でパラッとめくる。
「さも読売んでいるかのように
目線で丈安を追い詰め
上げます。「これを試した訳を
もイメたまりになりますが、手紙の場合
肩手を広げて読むことが多いような
あ描写はダビはひなどで見られます。
その他のお見立て
煙草入れ
首絞め
首吊り
長欠足」
「ふだんのね」
など...やっぱ今夜!!
アマ生業々」
女性のしくさん
ぎこい足立ててす
続いての
ここいたく
与大ちゃん
こうして書いてまいりましたが、実は落語の中で、
こんにゃいしかい手なくいも見立てにみんなん...では中出して使うことは偏うほど多くは
ございません。「モノ...そういうお客様に情報が
このようなことだけど、出来事を想像させるのが必要ですが、
ありますので、なるべく呼んな・方が若さなのです。
...いいじゃないのですが、
また、コンテントホントに行われる子供でしたので、
ああ...うんだんだからですね〜〜〜っ。
見立るツイチルさという大事なので、ねーっと
2014年11月20日に入るのがうめくいでは、高度は暑く
「ぜえ袋」
る苗忠」
なんです...です。特にスマ号にシチダラダラでは
はいっ!!みんどくないそうです。喋れに合わせて、さも
それで、桜井君は私が世界人的にやっているかのように
自然に汗をかくうのえの針家さんの
俺の見せ所です。
手ぬぐいの
おていれについて
新品の手数ぐにはまず
うとこれいどしよう。それが
ちなみからです。お、長い先着の
は使わないでね。
注決手数でいますが、
ですから、日なたにそすと
色かせてしまいます。以ず日カゲにや
いまぬぐりの長さは、
約幅/尺x長さ三尺
そのそれは自分にもな
使ってはミ先いそれだかくりかえいこおりますと
端の標魚がはっれてこうーっ
なってきますが、無世界に引っぱらす
ハサミなどできれいにやかます。
ある程度(1cmくちぃ)するヒ
ほっわがよまって手ぬぐし.の完成です。
私達からないので乾きが早くバイオシモジ帰らない
ので得子生69なんですよ。
手ぬぐぃのステキなところです。
ハ西で手ぬぐいたっ!?
について
何、こんどまいはずとフワフワの
そしんなりした肌でわりになり、
より使いやすくなってきます。
そんなことなんとも言いまんて戻る!!
もなくなってきますよ。
「気になる...マイチめくいぞ
イドクあげて下さい。
あれはして
こちらの国ネタは、有楽亭八雲姉匠が代々ずっと
使ってらっしゃる図ねです。4バ4の格み-「ハ」でもちょ「あ」と
お名前がチョンと人ふと決めのわかです。歴史のある名印を私達...でらっしゃるは
先代と同じとか色違いというのは、あで作るというとともよくあるそうとする
今大サンモ子く名人リキねぐぃが「イタルますように!
何て
イタン編集部
私本持
デジネー科
印刷所根
回家アドバイス
佐久楽
さぁ背
客席文字
橘右門様
ヒネム様
梁工場の
皆様
手当てい
制作協力
ニューニングを
あなた様にも
ふぅ。はふっこの
読んでくださってる
お兄ちゃんは
注染手ぬぐいが
できるまで
落雷の世界を影で支える伝統工芸の一つに、注染手ぬぐいがあります。
昔ながらの方法で、先生地に英科をしみ込ませると、うぁ、そんなの校法で集めた手払くいは、
日本のランクは、少女大性、選択性に優れ、使い込むだどに是非がわく素朴な風合い。
友人は、週本にご褒めに対象版のために作った「石鹸ダイエット」名入り手ぬぐいを側にとって、
その製造過程をご紹介いたします!!
ブックカバーに
おはよ
1
【デザインする】
模様や証服、色など、
決めていきます。
3
【形紙を作る】
雲田先生から届いた図案を
形紙屋さんへ送ります。
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田先生自らごエロま・で出向いてのお
合せしました
霊田先生から楽工事まで出向いての打合せしました!
高い技術を持つ伊勢の形紙屋さんへ
和紙を補渡で張り合わせた紙を
手彫りして作ります
出番を待つ、染めるまえの反物たち
指も包める
彫りあがってきた形の
5
染める
木枠に形紙を貼ります
缶ビールが
本
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生地を置いて糊つけします。
糊つけした部分は染まらない部分
9
いよいよ注文の作業開始。
生地を染色台
に置き、染科
を注ぎます
生地を折り返して、1枚1枚欄つけし
ていきます。
朝つけの終わったものは、表面に
おかくずをかけておきます
ッ料
下にンコサ
を殺引して、生地に味料をしみ込ませて染める
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こうして料を固定させます
11
染め上がりま
した!
仕上げる
洗って棚を落とします
14
ローラーでしわを取りなが
I5
13
10
ら、乾燥します。
2.の終わりのったもの
から迷いておきます
1枚分ずつ、折り返
して、の謹侵
きれいになりました
裁断できました。
完成!!
ボトルを
巻き巻き♪
こうしてていねいな工程を経てできる
注染手ぬぐい、和心をそそります。
菊比古さんや、助六さん、与太郎く
んを参考に、ぜひ使ってみてください!
その時期は
「稲落語心中
いよいよ、
六篇
「八雲-助六篇」
次巻予告
通院結。
小夏をだわる事件は真相だ。
2014年初春発売予定Stichinenter.
2014十秒4位だけど5巻...
そして時は戻りした上であれば、
再び与太郎篇へ
また取り込まれているものが高かりますが、
KCx「昭和元禄落語心中」
14号で
川公州14号で
東京へ戻って
落語をやりなさい
「昭和元禄落語心中(3巻の進まぶチン禁火)
押し放念同じ十一続きがすぐ読める!
会田
「拘げされる
-【日州日未狂団】一
このブロインの
「アーリマン
阿仁谷ユイジ
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大石フジニ
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シグマくん
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女性的情報を引き起こすサキューバス現象が観測され、
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岡仁谷ユイジ「テンパ♡ス
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女の恋情も絡まりながら、
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長州卒末狂歴曲」
会田薫
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なお、お送りいただいたお了観・おいガキはご記入いただいた個人情報を含めて
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しかし、もう少しだけではないが、
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昭和元禄落語心中
2013年6月7日第1朝発行はに個人カバーに伝われております。
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雲田はるこ
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97840638D631:1
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雑誌42901-31
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アクセスは「はいはいっ」
講談社定価・本体501円(B))
八雲と助六扇、核心!!
ついに助六、嫁門となった
冷静を辞めるな、師匠に詫びろ
必死にくとく菊比古に、
それでも耳を貸しちゃくれねぇ
あげくに身重のみよさと、手に手を取っての適行さだ
独り落語に打ち込む菊比古に、
七代目がついに明かった八雲」と助太の
巡る因縁の罰とは...!?