昭和元禄落語心中第07巻

雲田はるこ

落語心中

長くのリンクライトした

．．．！！

照元禄落語心中

なおさん

昭和元禄滋爵心中

干客寓來

ｋｏｐｌｌｅＷｉｌｋｉへ

雲田はるこ

昭和２６年新心！！

雲川はるこ

●あらすじ

与太郎放浪篇

ムショで聞いた有楽亭八雪の落語に惚れた与太郎

出所後なんとか八雲にに弟子入りし、前座に。

しかし与太郎は助穴の落語に取りつかれ、

師匠の独演会でとんだへマをやらかしてしまう。

破門を言い放った師匠だが、

食い下がる与太郎に三二つの約束をもちかける

話し始めたのは、助太との約束の間で、

人と助太

七代目行楽導八雲に回目。大門となった菊比古と初太郎

名を助穴と改めた初太郎と、この盗語を見出した菊比さは、

同時に真打に昇進し、と大気の落語家へと成長する。

だが助六は、師匠と口論になり設門され、その優心のまま、

菊比臣に振られたみお店と姿を消すのだった。

師匠じき後、独りになった菊比古は八雲を細かせるため、

田舎の温泉街に助太を訪ねる

落語を捨てた助六を引っ張り出しての有楽ゲー人会は

●登場人物

与太郎放浪競

有楽アハロ

八代目

いわずと知れた男

和最後の大名人

小夏八日に引き取られ

八雲と助六窟

．．．

傷代の天才と

われた今は亡く

だの！！

与太郎〈強次

八雲詩匠に弟子入

リしたテチンピラ。

松田さん

先代からのお手

ということで

．．．

六とは同い年

助六

夏比古と同日入門し、八代目有薬アハロの

たものの、賃圧に腎蓉き目の高度名・助

この日とかろ

みよ盲（ユリエ）

小夏の耳。肘穴ととも

に、巨野死する

もうやつ小夏

けどあとですが、

盛況に終わった

しかしその夜、菊比吉は、再び引き寄せられたみよ吉から

心中をほのめかされる。胸騒ぎそから止めに入った助六は、

みよ吉と共に旅館から転落し、帰らぬ人に．．．。

二人の忘れ形見・小夏を引き取った菊比古は、

すべてを終わらせるために八雲の名を継いだのだった。

助六再ひ

八雲師匠と交わした約束を胸にしまって芸を磨いた与太郎

都内の奇席が一軒となり、☆語界が下火になっていた頃

ついに真打へと昇進する。継いだ名跡は三代目助穴。

そんな折、小夏が妊娠。与太郎は小夏と天婦になり、

了供の父親となる。子供の父親がヤクザの親分では？と

にらむ与太郎は、過去の自分のを振り払うべく親分に呟呵を切り、

けじめろつけるのだった。

自分の経営を探す与太郎に

八雲師匠は自分の我を張るよう助言する。

親子会を流るにあたって八雲郎匠から出されたお辿は１居残り」

果たして与太郎か泣いてしる一屈残り」とは

助六再び簡

三代目有楽事助六

（通称：与太郎）

真打となった与太郎

が、助六の名を継ぎ、

三代目に。一人で子

供を産んだ小夏と結

嬉し、家族となる。

落語が心底好き。

有楽亭八雲（八代目）

さ

・落語界の最終カン

有楽事八雲（八代目）現在、英語州の最終力者であり、落通協会の会長となる。万大劇以外の弟

となる。与太郎以外のお

子を取らなかったため

八雲を置く箸はいない

え

与太郎と小夏の

子、実の父親の名は

何かされぬまは

ロ条

急にセンセイ、た

れっ子「まて、

大臣のことは、

．．．

小夏の父親で、先

代助六、今は亡き

医師の酒屋敷

小

八雲に引き取りられた先代

助六の一人娘父親の名

を明かさず子供を産む

与太郎と夫婦に

１田さん

八雲龍王の女子は

いい授業私手、有の

．．．

ああっ

はは

．．．

まずは

まあまあ

ははは、

共の八．．．

昭和元株統青心中、自然

其のヒ．．．

其のバ．．．

助ハ！！ひ

製落語心中

其の六

じゅげむ

ご

こーうの

すりきれ

くうねる

ところに

やーぶらこうじの

かいじゃりすいぎょの

すむところ

ふうらいまーつ

ぷらこうじーッ

すいきょうまーつ

うんらいまーつ

こんにちはー

おおー

坊ちゃん

よく来たね

ウンバス

そこで

降ろして

もらったの

ああ

もちろんさ

幼稚園は

おしまいかい

坊から

金なんざ

取れるかい

あのさあ

おじちゃん？

今日もボク

じゃましないで

おりこうに

見てるから

高座見てっても

いーい？

おじちゃん

大すき〜

またそうやって

甘やかして

いぃのいいの

何だろうね

フシキと裏の

ある子だよ

大人はみんな

参っちまうよ

あのさぁ

これ食べていい？

父ちゃんの

給料から

引いといてね♡

する賢さは

誤似なんだか

言っとくヨ

何てェたって

この子の親には

頭が上がらねえしな

さあ

お父っつぁんの

出番だよ

本日も

一杯！

満員御礼

ヨタちゃん

様々だァ

まってました

助六チャン

しくじささなよ！

ハイハイ

まはほはは

しっかり

やれ～

わかったよ

もういいよッ

今日こそ

噛まねえ！

今日やったら

舌噛み切って

明日っから

化けて高座に

上がってやらァ

よはは．．．

おじちゃん

ん？

見えないから

だっこして〜

いや本当だね

参ったなこりゃ！

いつの間に

こんなことになったんだ

なあ！

お前さんも

そうかい

オレももう

１０年以上まえから

アイツのこと

見てんだよ

オレぁ

ほとんど毎日

杏席に

通ってるけどよ

こんなことに

なるなんて

死れぇたな

昔から愛敬だきゃア

あるヤツだったか

それだけだった

それがある羽

ガラッと変わったんだ

と思ってたら

アレょアレよ

神国みてえに

あっという間に

売れちめえやんの

今じゃテレビでも

見ねえ日は

ねえだろ？

なのに寄鷹も

出てくれて

こういうヤツが

出てくるから

客席は面白さんだよなァ

ヨタさんいよいよ

化けましたねえ

不思議と

わかる

もんだねぇ

なる程

そんな顔を

してるよ

ン畜生

おまえまちがえやがった

いい気味だったぁ。

いつつ、むっつ、ななつ、

やっつ、今回時でエ？

ここで一文がすべったら、

うまくやりゃっかって、

よい面倒におきゃえやう

アハハハ．．．

はは．．．

おそです

アネさん

上出来たな

喋るんじゃ

ないよッ

こちとら

必死だよ

何だい

ヨタ公

真打

なっても

お茶出し

してんのか

人手が

ねぇってんで

お前さんトコは

もちろちゃ

ありがてんな

こういう時に

死ん人が

寄席で働いて

くれるのは

新もしいよ

小夏ちゃんが

来てくれて

鬼に金棒だネ

いまで

落語にも

出刻子にも

明るいし

ずうっと

夢だったんだそうで

たった親年かで

黒河臓が務まりゃ

てえしたもんだよ

二人とも

頭固なもんで

そりゃあもう

大変でしたけど

八雲師が

よく許した

なあ

好きなことを

仕事にするのが

人間一番でさア

バイボ

バイボの

しゅーりんがん♪

こうっ

楽屋に来ちゃダメってえたろ

楽屋に来ちゃ

ダメってえたろ

まあまあ

お前さんは

特別だもんな

この寄席

みーんなの子供だ

あのねぇ僕

じゅげむ

できるんだ

へェ

こりゃ

隠れえた

コタが子供番組で

やってたでしょ

アレが幼稚園で

流行ってるん

ですって

坊主ひと節

やってみな

ちょいと

お前さ〜ん

何してんだよう

何だい？

何だいじゃないよお

今日はいっかだと

思ってるんだい

２月の２６ンチ

だろ

何だいじゅげむの

名前じゃなくて

一度目から

言えるんだな

そんなこと

聞いちゃ

いないわねえ〜

やだあ

いつの間に

覚えたの

師匠

次の出番

代わってもらったら？

．．．て

天才だ

アネさん

やべえぞ．．．

うちの子

天才だった！！

オハヨウサン

女子供の声が

こんなに響く楽屋が

ありますか

小夏サン

こういうことを

持ち込むなら

この仕事は

お止しなさい

ここは

アタクシ共の

大事な場所

なんです

申し訳ありま

せんでした

じいじ．．．

いこと

お母さん

悪くないよ

ぼくが勝手に

入ってきたの

ごめんなさい！！

こうやって

礼儀を

覚えていきなさい

ウン

ねえ

じいじ

きょう

じゅげむ

やって．．．？

好きなの

かエ

ウン

ウンじゃなくて

ハイ

着替えるから

客席１戻ってな

はあい

まってま～たァ

いつもは

コタ公が終わると

哲河っちゃう

んだけど

さすがにトリが

八雲じゃ誰も

帰れねえよなあ

ドウヒ

ようこその

お逃びで．．．

弁農と小町は

馬鹿だなあかひブ、

なんていう間柄な

ございますか．．．

この世に男子と生まれて

ご購入の払いな方は

「名もない

こが人だって

そうですナ

万が急かった日にア

気が狂いそうな方だって

いらっしゃるようで．．

あけがらす

明烏ッ！？

子供がいるのに

師西なんか

かけやかって．．．

子供がいるのに呪話なんかかけやがって．．．

全く身勝手な

ジジイだよ．．．

すずかしい

ヤッだった

わー

ロけむ

良きだかった

ここは

女郎屋．．．？

お稲荷様の

お籠もりだってェから

来たんじゃありませんが、

人を収して

こんな処へ

連れてくるなんて．．．

吉原の大門人、できるって

あすっはー本道だよ

八雲師匠！

こらァ

どうも

ご両親ともこの彼も

お忙しいんで

乗せてってやってくれと

ああ

お世話

寝てす

では

あの

少し

お時間を

嫌です

アタシぁ

どうも

アナタには

違和感を

感じるんで

違和感てのは

創造の種ですよ

何？

見て頂きたい

ものがあるんです

せんせー

今日ずっと

だっこして

くれたよ

それをこじめ

させて欲しいので

お時間を

ご自宅まで

送りましょ

その間

だけなら

与太郎くんの快進撃

すばらしいですね

何かはうぼう

出てるようで

落語がおろそかに

ならなきゃいいですが

売れっ子というのは

あっという間になるもんだ

困ちるのだって

あっという間です

こ多忙で

なかなか会えなくて

それに彼は今

「居残り」に

かかりきりで

こっちも全然

進まないんです

いくつか

書いてみて

るんですが

目を通して

頂けますか

新しい落語

というのは

話しいですね

あなたはご自身で

落雷を

刈り込んだ後は

一雪一句もらさす

正確に古典を

演じてらっしゃる

だがその古典も

江戸、明治に生まれて

そのままで伝わってる

訳じゃありません

あの二万限帯」だって元は

子供の名前言ってるうちに

子供がおぼれて死んでしまう

というオチだったそうですね

けど誰かがそれを

変えた訳ですよね

よりお客の

求めるように

より時代に

沿うように

その新作も

いずれは古典に

ならなくてはいけない

「新しいことをする」

というのは

派手で奇抜なことを

すればいい訳じゃない

嫌われては

古典にはなれない

かといって

無難なだけでは

心に響かない

それも古典に

なり得ない

どうすれば

良いのでしょうか

そいでこれを

見せて

アタシに

助言しろと？

ハイ

ああーーっ

何もありません

落語はお終まい

それでいいんじゃ

ありませんか

終戦まえ．．．

まだ奇応しかない

時分には

新作をやろうなんて

気殿のある人は

いなかった

皆古典を求めて

お客様もそれを

望んでくださった

あの頃か

霊月でした

アタシぁもう

時代には沿えません

それでいい

客に通じなく

なってしまったなら

噺家も合わせて

寄り添うべきです

何度でも言います

あなたの思い通りに

なんてさせません

終わらせる

なんて

間違ってる

なんて物言いは

良くないな〜

あなたには

われたく

ないんです

師匠には

まだまだ

お願いしたい

ことが

あるんで

お宅はそろそろ

この辺じゃ

ないんですか

あ

そうですね

お時間

おそれいります

また

近々

あのー