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Instructions:
落語心よ
雲田はる!
KODINSINKは、
昭和26年平成11
雲川はるこ
●あらすじ
与太郎放浪扇
ムショで聞いた有楽家八雲の盗語に惚れた女太郎。
小町後なんとか八雲だにわず入りし、前座に
しかしけ人HPは助!!穴の落帯に取りつかれ、
師匠の独演会でとんだへマをやらかしてしまう
使用を言い放った師匠だが、
食い下がる写太郎に、つの約束をもちかける
話し始めたのは、助六との約束の噺で
人と助太
七代日行楽学八雲に同日人間となった菊比雪と初太郎
名を助ぶと改めた初太郎と、この高齢を見出した菊比吉は
同時に真打に昇進し、人気の落雷家へと成長する
だが助バは、師匠と口論となり破門され、
菊比古に振られたみよ"ど姿を消してしまう。
師匠じき後、独りになった大菊地山は八雲を継がせるため、
田舎の温泉街に助バを訪ねる。
しかし突発的な出来事により、助六とみよ吉は帰らぬ人に...
●登場人物
与太郎放浪篇
有楽アパー
(八代目)
いわずと知れた昭
和鼠後の大名人
小泉八雲に引き取られた先輩の一人の
八雲と助六篇
...
現代の天才と
われた今は亡く
長いの裏切り
与太郎〈強次
八雲師匠に弟子入
りしたテチンとラ
松田さん
先代からのお
白い鬼さね子
...
六とは同い年
六
菊比古と同日入門し、八代目有楽学人会の
たものの、師匠に育毛き日の高座名。助
き破門となる
みよ首(ユリエ)
小夏の母。約六ととも
に、起業死する
小夏
辻堂神の小夏
助けとみよさつの
二人の忘れ形見・小夏を引き取った菊比古は、
すべてを終わらせるために、八雲の名を継いだのだった。
助六再び鳥
八雲師匠と交わした約束を胸にしまって点を聞いた「人間。
都内の寄席が一軒となり、・高品界が下火になっていた頃、
ついに真打へと昇進する。継いだ名跡は"代目的穴"
そんな折、小豆が妊娠。『人郎は小夏と人』になり、
子供の父親となる
今日分の話題を探すな人間に、八雲は「居残り佐平次」を
三代目助穴と八雲の親子犬で試しるように命じる
しかし会の当日、八雲は高島で倒れ、病院へ搬送されてしまう。
無事意識を取り戻したものの、八雲は「落語をやめる」の「点張り」
いつか来る前にの引退の日を受信して、ヶ人郎は八雲と助六の
過去の流出フィルムを見るべく温泉旅館・亀谷に赴く。
そこには楽しそうに欲望を滅ぼもるれき日の八雲と町六の姿が
さらに、八雲と小夏の秘められた過去を知った与太郎は
昭和盗語の最後の灯を守そると決めた与人郎と、
そいゆく身体に失望し、落雷を引退しようとする八雲。
八雲が呼び高度に上、がる時は来るのかーー!?
助六再び篇
2018年02月27日(スマスコスク)
三代目有楽事助六
通称:与太郎
頁打となった与太郎が
真打となった与太郎が、助穴の名を履き、三代目に一一人で子供を選んだ小夏と結婚し、家族となる。落語が心原好き
る。落直が心底好き
は
10年ぶりには、
した、国代ロ円の
瞬月、バカに心が
帽之
与太郎と小夏の
子書の父親の名と
何かされぬまま
有楽学八雲(八代目)であり
春楽楽人室1人代目1現在、京都市の建設サイトであり、有益協会の会話となる、5人生以外の弟子を取らなかったため、八雲姉様にはい
落語界の最権力者
となる。与太郎以外の弟子を取らなかったため、八雲を継ぐ者はいない。
種口栄助
通院センセイ・え
れっ子作家て、ら
大阪のご場所で
...
小夏の父親で...
代謝で、今は亡く
国民の事由で
八雲に引き取りられた先代
助六の一人娘。父親の名
を明かさず子供を座む
与太郎と夫婦に
松田さん
八雲樹里のお手伝
いつの言語で、何度も
この文章コース
小さい
!!
あああ
まず、
...
ああ
ああ
まぁ
...
奥の十四...
..
出石のお客様心に
其のー...
!!のー...
助バHひと
霧落語と
其の上
お師匠さん
冷えます
いつ見ても
いいお庭
ですなあ
親分さんの
ご趣味の良さには
無理いたします
師匠にはめて
頂けりゃ
ただの道路も
頼われますよ
お師匠
引退ってのは
本当ですかい
これァ
お耳贈りを
失礼
まったく
狭い街です
けどまア
ガキ共が
なかなか許して
くれませんのでなァ
俺もさっさと
引退しちまい
てえんだけど
倅が頼りなくて
困ってるんです
ヤクザなんて
もう流行ら
ねえんだって
まったく不粋な
法律作られちまって
あの野郎
果ては跡目は
緑がねえなんて
言い出しやがって...
この家だって
いつまで住めるか...
みかじめも取れねえわ
景気は悪ィわで
狭くなっちまった
すっかり肩身が
昔は皆
守り守られて
トントンだったんだ
今は人が
薄情になった
俺たちみてえのか
もう要らねぇ時代に
なったって事か...
やくさってのは
見栄を張りてえ
生き物ですから
お師匠にこの庭を
見といて頂きたくて
お呼び立てしたんです
さいですか
時代ですなァ
全く味気のねぇ
俺がいなくなりゃ
うちの組なんざ
終わりでしょう
たった一人が
いないだけで
ダメになる組織は
作るべきじゃなかった
下の事なんか
何も見てやれ
なかった..
その報い
でしょうなあ
とにかく俺は..
組を大きくする事
ばかりに夢中で
そういう
目の上のたんこが
みてェな人ァ
必要ですよ
居るだけで
秩序を生む
それが伝統に
なってくんです
親分さんのような御仁が
そんなふうにしょぼくれ
てたんじゃ困りますよ
見栄を張って
くれねえと
世の中だって
調子が狂っちまう
わはは
こりゃ参った
愚痴を言いくるめ
られちまった
さすがは
お師匠
愚痴くらい
いつでも
お相手しますよ
親分さんには
返しきれない
思義が
あるんですから
過ぎた事じゃねえか
自慢じゃねえが俺は
口の堅さでここまで
昇ってきたような
もんさ
安心してくれ
エエ。
本降りに
なってきた
そろそろ
中へ
戻りましょう
ドウモ
お迎えに
上がりました
松田さん
八雲先生
もうちょっと
かかりそうだよ
ごふさたして
スッコす
さいですかここで
待たせて頂きます
まあまあここ座んなよ
いいから
座んなって
いえ、いいんですね。は
八雲先生は
もう本語は
やんねーのかな?
はて..
どうしたもん
ですかなァ
滅るもんじゃ
あるめえし
やりゃア
いいのになあ?
はあ...
親父の為...ってんでも
離しいかな?
最近すっかり
元気なくてよお...
で八雲の落語が
聞きてえって
しょっちゅう
うるせえんだ
なあ...!
松田さんのコネ
使ってよお
ははあ...
さいですか
アタクシ共も
困ってるんで
すがねえ...
何とか
ならねえもんなの?
派知しました
あたくしにひとついい考えが
あるんですよ...
ふふっ!!
そうか
恥分さん...
キョシぃ
お師匠が
お帰りだぞ
ほんとかよ!
こりゃ恥もしいぜ
えいっ
やあやあ
お帰りなさい
のづえり
すみません
散らかして...
何だいこの
ありさまは
やだなあ
いつの間にこんな...
八雲師匠に
自由に見ていいと
許可を頂いたんです
ただし、師匠の視界に
入っちゃいけないんだそうで
こうして留守中に失礼を
よくそんなの
許可したね
松田さんは?
ひどいですよね
忍者じゃないんだから
あっそ
子守まで
ありがと
もの書きには
逆らうまいという
不文律があるそうで
師匠をお迎えに
出られました
ですから今日の
タイムリミットが
じきなんです
信ちゃん
邪魔だから
あっち行く!
少しお話
お聞かせ
馴えませんか
あなたもこの件では
立派な立役者
ですから
何?
ここにあった写真
ご存知ないです?
松田さんから
うかがいましたが
ここに腹芝居を
された時のお二人の
写真があったそうで
久しぶりに
聞いたら
無くなってたそうで
男...おすすめ
欲もどうーしても
見たいんですが
あたし
持ってる...
小夏さんは
見たこと
ありますか?
待ってて
おじいさまの
ワチ直で
あるって
これでしょ
んっ、
半分?
あははは...
お嬢さんが切ったんですか?
お姉さんが
切ったん
ですか?
むしゃくしゃしてね...
子供の頃の話だよ
いやはや...
これは貴重だ
歴史的史科
ですぞ〜っ
むふ...かっこいいな
役者さんみたいだ〜
切ったのに
捨てなかった
んですね?
本当は
八雲師匠のことも
お好きなんだ
そりゃ
そうですよ
独子とはいえ
親子ですものね
あなたのは愛情の
裏返しでしょう
生みの親より
育ての親とは
よく言ったものです
もしかして
二人に嫉妬して
るんじゃないですか?
好きとか
嫌いとか
もうそういうのは
置いてきました
あいつはあたしを
背負って生きなきゃ
ならないんだから
しょうかない
あたしが重石に
なってやらないと
どっか消えてっちゃう
あなたも
僕と一緒
あの人に人生を
狂わされた
一人だ
お気の毒様
あいつに関わると
ろくな事に
ならないよ
ただいま
戻りました
いけない..
師匠が
お戻りた...
師匠も誘い
ありがとう
ございます
芝居も
いいもんですな
ずっと連れてって
やりたかったんだよ
松田さんにも
たまにゃ息抜き
してもらわねえと
普段じゃ忙しくて
そんな事もろくに
できなかったからね
師匠の気分転換に
なるてえんなら
いつだってお供しますよ
すまないわ
松田さんどして
曲からないん?
ウチとは逆だ
ちょいと
遊びついでに
お連れしたいとこが
ございます
お〜い
何だい、何しま
じゃないかエ
ヨタまで...?
どしたン
紋付着て
へへ
オオオイラも今日
お座敷が
入ってたんスよお...
とりあえず
まあまあ
中へ
暑いですから
冷たいもん
でも...
...何か!!
何を
企んでるんだエ
あの...
師匠実は
この中に20人ほど
いらしてます
親分さんと
女世話になってる人
師匠のご贔屓ばっかり...
八雲の落出が
どうしても
聞きたいって人だけ
集まって頂きました
絶対に落雷を
やってくれとは言いません
嫌なら座って
世間までも
してくれりゃいい
師匠の落語は
心構えがねえと
できねぇのも知ってる
それだけでも
喜んでくださる
方ばっかりです
おいらその前に
一応かけます
それを聞いて
面倒なら
おしまいでもいい
とりあえず
居てくんねエと
おいらどうしても
師匠に聞いて
もらわねえと
済まねえ前が
あるんです
帰ります
だめ...?
皆様ァ
おまたせ
致しましたわァ
この時点では、
これァどうも...
お懐かしい顔ばかり
わざわざ私なぞの
為にお集まり
頂いて...
ご足労
ありがとう
存じます
...そ..
親分さん
会長さん
先生..
ああ
お懐かしい...
大きい
お姐さん
まで
ひとまずウチの
でくの棒が一席
ご披露いたします
なんてエ
事だ
こらア
どうも...
お楽しみ
くださいませ
もう引っこみが
つきません
うも
失礼致します
てけてん
お前さんも
こんな工
フン
てんてん
どうもォ
偉い親分さん
備い先生
偉い会長さんに
学者さんに
芸者のお姐さん
極めつけに
師匠まで
こんなに
おっかねえお座敷は
生まれて初めてでして
けどまあこういう
いい高座に上がらして
もらうってェと
ちょいと変わった...
ご趣向で楽しんでって
頂きてェなんて欲が
ムクムクとわき上がって参りまして
エー
たくさんの
お運びで
誠に
ドウモ...
その実家の
急河序かまだ
日本橋に来る前...
その後に河原が
ありました時分に
体手元の
クマ、
ってェ
人が居た
エ?
ねえお前さん
酔って寝てねえて
起きて魚河岸ィ
行っとくれよォ
何でぇ、簡売に
行けってなァ
嫌だァ
忘れてんのかい
昨日の晩に
約束したじゃない
おめえ...
行けったって
ニューもほんじゃ
留合が水洩って
商店にならねェよ
ちゃんと
手入れは
何ィ?
してあるよォ
何してはどうなったイ
行きゃいいんだろ
いいんだろ?
「店城り」
やんないの!?
う〜寒い
水いっ
起きてんなァ俺と
むく人くれぇなもんだ
切り通しの腕が
鳴ってらァ
今、何処でェ
かかあめ
時刻ィ間違って
早く起こしやがった
足々しいなあ
あんにゃろう
まあな
浜で、駅やってるうちにゃあ
しらしら明けになんだろ...
しょうがねえ
よっ...と
あんまん
お人といか
帰ってきたァ
ぽおウッと
自んできやがった...
どおでェ
あの色?
いいやだな
まるで
製の色た
........
こんなやっこの間光を
やってるとにしか
見らんねえのだ...
これ...
何でえ...こりゃ
汚ねえ眺価だなァ?
旅にゃあちげえねえが
ぬるぬるたよ
ながく水に入って
やがったな
ゆァ人ってると見えて
なんだか重てえなぁ...
おっかあ
おっかあ
開けろ
―コンコ
早く
ひとよひとょ
ひとよ..
ふたふたぶた。
みっちョみッちョ
みっちョ......
何よ
どおーでぇ!?
四十八郎
人ってるぜ
今日はもう
祝い酒だーッ
...てんで人呼んで
わあわあ呟いて
ねえ...
お師さん
起きて
ねえ
起きて
面心に
けっとくれよ
はぁ?
どーすんのヨ!
お金ないのに
のみくいして
夢だぁ!?
どうやって
おうの!?
何だあ
夢かあ
なあ
おっかあ
めんどくせーから
死んじゃうか?
はは...
町々の時計に娘や
小商人と言いますが
間からっと
売るわって商売に
精を出す...
火はね...
お前さんに出さなきゃ
いけない事があるの
この...
小汚ねえければ
どういうこった?
あれねぇ、少しく
なかったのよ...
こめん...
ごめんね?
あたし...
嘘ついちゃったぁ
なあお前...
泣くのはやめて
ロャトげろ
俺ァ
怒っちゃいねぇよ
ほんと...?
お前がいなけりゃ
こんな風になれなかった
炊剥してるよ
ありがとう..
ソンタ
お前、もう
飲んだっていいよ
いいのかい
ありがてぇなあ
どうでえ
いい色だな
ああ
ありがてえ...
やっぱりよそう
いや
また妙に
なるといけねえ
師匠
四国の亀屋旅館:
撮影フィルムが
知ってるって
先生が見つけたんです
どうやって
知った?
だめだァ
一回泣いたら止まらねえ
ちくしょーッ
そんなものか
残ってたのかい...
そのフィルムで
助六は泣いて
いたのかい...?
あたしも
見たわ
ヘエそういうふうに
見えました
一番前の席で..
確かに泣いてたわ
どうして泣いてるのか
あの時のあたしには
わからなかった
師匠楽しそう
だったじゃねえか
あの時みたいに
落語を楽しんで
欲しい
お師匠
ずいぶん
でっかい
目の下の
だんこふですな
お師匠か
しょぼくれて
たんじゃ
あいつらだって
調子が狂っち
まうよォ
ハイ
これ
激しそびれて
たんだけど
これいるだろ
親子会で倒れた時
あんたの懐に
入ってたやつだよ
お守りなんだろ
はた...
エー、どうも
そそそん...
ご心配!!
おかけしまして
どうやらアタシは
またまた
休めないようで...
この町たを
やってる者にーも
見られない空
どんな時代にも
そういうものは
ありますな...
声量もございません
占もカラッカラで
ございますか
また家にならねえうちに
どうやれて一席
お付き合いの極
お静かに願います
警察です
吉切組組長城戸癪
銃刀法違反容疑で
逮捕いたします
なんてこと
......!!
組長どの!
にゃ
氷
ついに逮捕状
取れたぜ.....!!
なんて野暮な
ジジィだい
こんな時に
来るこたァ
おえたみ
皆さん
カタキの方
ばっかりよ
お栄ちゃん
騒ぎゃ余計
皆さんの迷惑だ
悪あがきは
しねえよ
皆さん
せっかくの会に
失礼しました
この他りは
戻ったらきっと
お返し致します
お師匠
すまねえ.....
どうか
お元気で...
昭和元禄
落
まっさら
ボラ
そいまで
まぁ
観落語心中。
共の上、
浅早の武前の
八幡さまの境内に
一匹のこれいな白犬が
まずれこんで参りましてよ。
今出人に大変
かわいばられまして、
きれいだねえお前は、
人間に近エ人だからな。
次の世は人間に
生まれてこいよ...ってんで、
自分、すっかりその気に
なっちまった
。うれしいねえどうも
人間がああいう服に
言ってくれてんだ。
だけど次の世で、
ってるわれたけど
どうせんこら分かりてえ
八幡さまにお願い
してみよう!
なんてんで、これからこの
自分が、こんじら二十一日の間
人間さまにはだじ参りを
いたしました...
そして連続訪日の特に
さあーっと呟いてきた風に
シロの体の毛がすっかり抜け、
さあ人間になったァ。
もっとも大ですから
服き物は履いちゃ
いませんけども...
「スクス...
お前さん、
お父っつーんは
どうした!
お父っつぁん...?
ああ、星の力ですかい
どれがお父っつぁんなんだか
よくわからねえんで...
噂によると語学のプチ
じゃねえかってんで
ははは
何言ってんの?
じゃあおっ母さんは
213年前にも並みのいいのと
後ィついてっちゃったんで...
鉄瓶の雨が
ちんちんしてると
『うたんだよ
丁度いい
秋田の雨がちんちんしてるよ
へェ、あっしァヴァなんです
あっしァあんまり
うまくないんですが
こんなもんでいかかでしょ...
我生ホビ!
アニキー!
何だよ水くせえな
客席で待っててくれりゃ
良かったのに
ヨタ公...
気付いてたのか
目ざといな
ずいぶん久々じゃ
ねえか...
1年ぶりくらい?
おいちゃん
ビール
もう一本
まァまァ
飲みねえ
うん...
どしたィ
浮かねえ願して
オヤジが実刑
決まったんだ
あのよォ
電役6年だってよォ...
長えよなあ......
そうか
6年か
ウチの坊が
この事に小学校へ
上がったよ
出てくる頃には
中坊だぜ...
長えよなあ
でもまあ
元気でいりゃ
また会えるん
だしょ
どこに
入るって?
鈴ヶ森
刑務所
...おっかねえ
とこだなあ
お前ンとこは
どうなんだよ
うん...
まあ
相変わらずだよ
八雲センセー
まだよく
ならねぇのか
なあヨタ公
時代ってのは
終わるんだな
昔じゃありえねえ事が
どんどん起きてる
あの人がいなくなりゃ
何もかもか
変わっちまうんだよ...
アニキ
泣いてん
のかい?
泣いてねえヨ!
俺なほとばりか
冷めるまで
この街離れるよ
独り身じゃ
ねぇからな
危ねぇ様は
溢れねぇんだ
え〜〜っ
さみしいよォ
そんなの!!
な
アニキは昔っから
そういう逃げ時だきゃア
のがさねえからなあ...
おめえよォ
出世したなあ
すっかり
自慢の弟分
だよ
オレが言うのも
何だけどよ
落胆に会えて
良かったなあ
戻ってきたらよ
また強賊に
見にきてやるよ
おめえの演劇は
たまに無性に
聞きたくなるんだ
ずっと
けろよ
そのバカでけえ声
聞いてると
はっとするよ
お前の天分
なんだからな
...
こちらどす
[401000
あああぁ......
宝の山だ...
父の通した
落語関連の資料とす
どこでも好きに
見ともくれやす
すごいぞ...
落語研究史も
上方落語事典も
別冊派女全号も...
ずっと探してた本が
いくつもある♥
はぁはぁ
はあ
今はもう誰も
見ィひんし
宝の持ちぐされどしたから
よろしむした
温々おこしやす♥
先生は
お昼食べて
いかはります?
あスイマセン
ごちそうに
なります
遠慮
しいひんのかいな
いやあ
お美しい
奥様で
...
そうどっ
しゃろ
元レース
クイーンや
うまっは...
睦まやかで
お婆ましい...
ウチなんか
僕が落語に
かまけすぎてて
崩壊寸前
なんです...
そんなに
・ご家庭円満で
らっしゃるなら
東京へ移られて
もっと本格的に
活語を試練されるなんて
隠しいですかね?
どういう意味で
言うたはります?
上方系には
もう捨てよしと?
東京へ来て
一緒にあなたの落語を
作りませんか?
という意味です
土地にこだわってる
場合ですか
広義的に
お零えください
上方落語を守るにしても
江戸の雨を覚えるにしても、
協力した方が双方に有益です。
それに!...
あのう...
本当に
すみません
先日都内で
あなたの独演会を
拝見いたしましたが
何や。
何ていうか
まあ
つまんなかったです
落語って基礎を
しっかり覚えさえすれば
何とか形には
なりますからねえ
しかしまあ
クセもないし
のっべらぼうで...
何やったんだか
思い出せないですね
しかしねえ
あなたのようなタイプの
落語も絶対に
必要なんです!
添加で抜きん出るには
強い個性がいりますね
けれどひとつの価性で語るには
多面的すぎるんです
落語は
集合知でもって
ようやく語れます
あなたのような
隣腕で辛辣で
若旦那という特性は
洗濯にビッタリなんですよ?
褒められてる気ィ
1ミリも
せんのどすけど...
失礼を承知で
申し上げますと
与太さんにできない事を
あなたに託したいんですよ
大丈夫
あなたの落語は
今後間違いなく
良くなります
便命を持ってる
落語家は
絶対に化けます
あんたはんに
言われんでも
判ってるわ
八雲と
助六
二人が今夜間を
やってくれていたら...
どうなってたでしょうね
あの二人の存在は
落胆の多面性
そのままだ
助六が生きていれば
八雲師だって今
あんなふうに厭世的には
ならなかったと思います
八雲師は本当に
ご自身の雲と共に
流居を滅ぼせるなんて
思っておいでなんでしょうか
どうなさるおつもりなのか
その真意はまだ
つかめておりません
実はこないだ
「応募の幽霊」を
お寝古つけて
くれはりました
えっ
いつの間に
お三味嫁まで
やってくれはって
天にも昇りそうに
なりましたわ
口ではああ
言うてはるけど
我々若いモンに
教えてはる
時は何か
嬉しがって
くれてはるような
気イがして
なりませんのどす
そうですか
...
...
八雲師匠から
お花古......
う......
羨ましい...
3時間みっちり
手取り足取りや
いいなあ
落語家
さんはッッッ
先生も落島家に
ならばったら?
それにしてもらったのでしょうか。それではないのですが...ということですか
ともあれ
良い傾向
ですね
八雲師のお気持ちが
少しでもほどければ
良いのですか...
おっ坊ちゃん
おでかけかい?
じいじと
銭湯
行くの
ヨタちゃん
おかえり〜☆
松田さんが
行ってこいって
うるさいんだよ
ちったっ
オイラも
お相伴
しようかな
そいつァ
頼もしい
こっ
あーハイハイいいよべつに
いいよべつに
えええぇぁぁ
さぃこぅだぁぁぁ
あ~~~
地獄の釜
みてえな声は
およしなさい
アイ!
すいやせん
ししょむお
またやせたんじゃ
ねえですかい?
いつくつか
ジョーク
不必死...
このまんまじゃ
そのうち
何と皮だけに...
スイヤセン
今日アニキに
会ったんスよ
銀分さん
おつとめ6年
だそうで
決まったン
かえ......
ずいぶん
長いね
鈴ヶ森の
刑務所だ
そうです
よくやってるんで
すぐに話
通りますよ
そんなこと
やってたんかえ
初耳だね
オイラ今度
昼間に行ってみよう
と思って
故郷に鍋を飾る...っ
てんじゃねえです
けどね
なんせオイラか
師匠に出会った
きっかけですから
ポランティアで
恩返ししてんスよ
もう何年前に
なりやすかねえ
今でも目の裏に
強烈に
焼きついてます
なにしろ
あんなハコでは
そうそう見れねえ
芸ですから
けど落胆を
知るうちに
不思議に思って
たんスけど...
どうして
あんなとこで
「死神」
だったんです?
慰問は
観分さんに
恥まれてね
あすこにァ
お前さんのような
他の者ェ衆が
たくさんいたから
劣ってやりたかったん
だろうよ
今じゃあ厳しくて
そういうこたァ
できねぇンだろうけど
あすこって
刑務所が
ですかい!
あすこの空気は
好きでしたよ
ああ...あれァ
ようござんした
完全に
冷えきった
あの空気が
ああいう中で
アレをかけると
本当に死神が
見えるんだよ
サゲがあんまりに
楽々しいもんで
刑務官さんに
嫌な願されてねぇ
そいじゃあ
オイラの為に
かけてくれた
あれァ本当に
おかしかった
そんなこと
あったかえ?
「死神」は?
ありました!
電子入りしてすぐ家庭で!
忘れねぇでくださいよ
思いつきで
おしょう
そういやお前さんを
拾ったのもふとした
思いつきだ
どうしてそんな事に
なったか...
お前さんの邪気のなさに
当てられたとしか
言いようがねェ
けどオイラにとっちゃ
天啓だったん
ですから!
その気まぐれで
こちとら人生
変わっちめえやした
正直始めた頃は
落置が向いてるかどうか
さっぱりわかんなかったけど
でも「今までに
見た一番偉ェ人に
ついてく」
っていうオイラの直感は
ドンビシャでしたよ
あん時からずっと
師匠が一番
なんですから!
何があったって
絶対
くっついていきます
オイラん中で
ぜっっってえ
ゆるぎねえこと
それが
師匠なんです
丸腰ン時に
言われるのア
何だかゾッとするね
犬みてエに
まっつぐな
野郎だよ
お望みとあらば
どこへでもオ
調子に
来るなィ
ヘイッ
望みなんて
何もありゃ
しねェよ..
けどたったひとつ
馴えるなら
死ぬ時ァ
落語をしながら
コロッと逝きたい
ふとしたはずみに
逝っちまえりゃ
どんなに楽だろう
そうさね
寄席で死ねたら
こんなに本望は無いよ。
師匠!
それにはまず
落語を今
やらねえと
家でボーッとしてちゃ
高座の上で
死ねないでしょ!
手始めに
鈴々森の感間会
行きやしょう!
親分さんとの会だって
中途半端な
ままじゃねえですか
親分とあすこに
入ってる人達が
ちゃんと気持ちを
入れ替えて
待ってる人ん
とこへ早く
帰れるように
そんな深話を
思いつきで一丁
ねえ!?どうです!?
しん
坊ー
い
いやだ
こわい
じいじ
助けて~
綾瀬でそゆこと
すんなってエんだよ
ばかあーーっっ
☆イ
じいじ
落語するの?
聞いてたンかエ
ぼくも
聞きたい
なあ~...
うははは
坊ちゃんの
おねだり
にゃあ
かなわ
ねえなあ
子供ってのア
とんでもねえ
生き物だね
坊が生まれてから
家ン中が丸っきり
変わっちまったア
師匠と鉄湯
こ一緒するなんざぁ
簡単の頃にゃあ
考えられなかった
なあ坊!
こんなのが居りゃ
変わらざるを
待ねえや
へゃは
やめてえ
鈴ヶ森刑務所
まさかここに
入る日が
来るとは...
よ?
運外と皆
いい人だぜ?
四戸時代からこそ
あるんだ?
ばお〜
それにしても
一体どういう
料価だい
親分さんと会って
話せる訳はないけど
ちゃんと
悪くといいわ
あんたが
人様のために
落語を
やりたがるなんて
何のこたァ
ねぇ
ほんの
出来心でね
坊も来れりゃ
良かったけどな
行ってらっしゃ〜
ってホラ!
みんなのばかあ...
やめて
ん
恋善とはいえ
仕事だよ
吹族旅行じゃ
ないんだよっ
はは...
こりゃいーや
家族で
ドサ回り
仕事なくなったら
これやって
食ってこう
バトン
エ、どうも
先奴の今に
成りかわりまして
一応おはなー
叩くべいます
よろしく
お付き合いのは
お久しぶりの家で
ございます
お嬢さーい顔も
いらっしゃいます
ようで...
皆様にも
くっとかつ人が
おありでしょう
昔はお茶屋さんに
おおか入りますと
今日はそんな
お前を一応
この映像が
「たちきり」と申しまして
これが消えるまでの
二時間ひとぎー
お嫁奈を一本立てます。
玉中という
これ後を頂いて
たんだそうで...
若旦那!
今日から百日間
戯作まいをして
100さます
高畑!そりゃひどい
じゃないかエ
今回、今旦那と歳へ
入れますと、試合をトーンと
聞めてしまいます
アタシが何の悪さを
したってエんです
今かされて最後まい
...いわいら
炊き気なされて
しょうようなあのね
さて、どうして
こういう事シなったか
てエますと...
その子の人、何倍のせいで
あり合いがございました
人好であれが
あります中に、
ひさのぐの
小桃、という
れそれ
各旦那はこれに
ひとめばれを
してしまいました
正も失しただただ
小麦のもとへ思いつめる。
遠くて近くが男女の仲。
いつしか足をいやになります。
なにしろた約束の事ですから、
わずかの間に見えるとい
お金を使い込んじまって
さあ彼女呼ばこえ成、
そんな訳で悩まりました。
岩旦郡の歳ごもり・
島城、これを
我も知らずに
無場の引き出しへ
校リ公人でおく。
すぐに大丈学の
子供が一旦。
するとあくる日は三木
あくる日は五木と、
彼女子殿が
増えてまいります。
おや.....?
嫉妬より。
と言いてあるな
そうこうするうわ
月日の使っのは
早いもので。
あっという間に
百日が経ち...
若い服、今!!
白口と相成りました。
蔵からお出まし
聞いたい
ああ...
番頭さん
よく、ごや抱なさいました。
お顔がひときわ
聞々して見えます
火はこれが...
柳松より届いて
おりました
もう...
そんなンなるかえ
これは...
小糸の...!?
あたくしは、つくづく
感心いたしました
化け界にも、こうした
体調な女性が
いらっしゃるのかと
しかし、八十五日に
なりますか...
ひたりと下紙が
山みましてな
こちらが脳液の
「紙でこさいます
は...
見たくない..
やはり忘れてすから
見切りが付きで
こんなものなんでしょう。
では
代わって
お前さん.....
見ておくれ
ぱら
あまり長くは
ございません
Window
恥じ上げはスンとも
お越しくさい!!
この打ち紙にておけよ
...ただいたは
もはや質配したのは
この世にてなーと
今かわよしくれしは
どうしてやっ
あのあいがしに!
どういえば、あのあらかしこ...
私から出ました
そこで、一刀
何故のせかへ
そこ1は快快
しきった
女の子が
小糸が...
死んだ!?
どうしてと
おっしゃりゃア
どうして......ッ
あなたが厳したと
言いたくもなりますわ...
もうあなた、
桜せてしまいましてな
心きーがる事も
できないんです
ねえるように
抱き心こさせまして
あたしが
調子を合わせた
あなた様に頂いた
...映像を持たせますと、
ひとまずしゃんと
はたいたっきり
もうやいのと
横になって...
なんてエ事だ...
そうなんでしたの
あなたが敵作まいを...
こんな事なら私
歳を諷歌ってでも
出て参りましたのに...
それはお辛かったわね...
いくら手紙を出したって
Webやアレませんわね
さあ仏前へ
今日はあの娘の
こ、じり
お勧誘しげて
一杯介んで頂戴な
ねえ...味線が
聞こえませんこと
あの娘があなたの
好きな地面の
今回こを買ってますわ
しとん・
な.....
なむあみだぶ...
てそん
思かった...
すまなかったよ
あたしァ何も
知らなかったんだ!!
よくアタシの事を
そこまで
知ってくれた...
ありがとう
ありがとうありかとう
ありがとう
その代わりあたしも
これから小説
女がは
持たないよ
ありがとう...っ
それで...
許しておくれ...
に昔の
わが待っ人も
...
いや、それが
これは知らず、
ここからこの話もすれば、
なきだに
いっかに大丈夫です!
アネさん
バカ...ッ
寝っ
わね
今朝の朝へ帰り、
っつらりよ!!
まあは昔なんです
いじきくは
罪の
見れぬことのように...
捨てた
ヤまヵずゥ
みよ!!さんの
川だ...
アタシから
みぃんな乗った
あの人の声...
アレ...
一、味線が消えたね
後生です
もう少し
聞かせておくれ
やっぱりお前さんが
みんな持ってこう
てエのかい...?
若旦那ア
もう、駄目ですよお
仏様のお線香が、
断ち切りました...
昭和元視
あああ
思います
翻落語心中
其の十四
ーい
お待たせー
ちょっと...
何で羽二重
着てきてんのよッ
ヨタちゃん
おまってるねー♪
事故の
正義てェたら
紋付しかねぇ〜
早く!ここ立って
皆待ってんの!
七七七ぜ
今更入学式の
写真撮りたいてエから
付き合ってやってんのに
だってオイラ
スーツ着ると
ドサ回りの
歌手みてえに
なっちゃうん
だもん
ラブユー
浅草
4月ん時は
師匠の体調悪くて
それどころじゃ
なかったけど
ちったァ後先考えなよ
あたしだけスーツじゃ
おかしいってんだろ
やっぱりしん坊の
晴れ舞台は
残しとかなきゃな!
着物はし衣服で
いいんなら
いくらでもある
けど?
こりゃいいや
そう
するべ!
こなっちゃん
そっちにする?
こなっちゃん
といえば
適物よ~♥
うはーーっ
スゲエ!!
白無垢まで
あらァ
さっき見学に
いらしてた方が
いたのよ
俺らも
写真くれん
撮っときゃ
良かった!!
白無垢
見たかったなァ
ン
見たいの?
えっ
いーのお??
わかっ
見たいんなら
着てあげよっか
世話かけてるのに
何もして
やれてないしね
んまー
ステキね!!
パタン
あっと行くこうって
やりましょ
やっぱし!!
おゃーさん
名でするの
さあ
完成ね!!
いやあ...
こなっちゃん
キレーだわあ♡
待っててね
今カツラ持って
くるわね♡
コタに似せられりゃ
セサと思ってんけど
松田さん
怒りそう...!
くれわーん
ですかい!!
ごめんなさい
また
来たね
今度は何よ
母さん?
ずっと
あたしにしか
見えないと
思ってたのに
八雲にも
見えるんだね
あなたが
この前の活品会以来
ますますふさぎ込んで
落語どころじゃ
なくなっちゃった...
どうして
あんなことするの?
そんなにアイツか
憎いの...?
アイツが死んだら
多か済むの?
アタシ
あなたの
身代わりじゃ
ないんだよ..
恨んでるの?
それとも
謝りたいの?
ずっと黙ってないで
何か言ってよ!!
何か言ってよ!!
よくよろ...
あぁさん、
うっひゃー
きれえー
「っ♥
ちょっと〜
ヨタちゃん
まだダメよ!
よた...
完成してから
見なきゃア
あっ
まだなの!?
わりーわり!
アネさん
またねーッ
天下一の
ベッピンだぜ!
ああ...
うん
ありがと
ほんじゃ
またねえ
コタちゃん
っ?
本日
...
ちょっと
やあ先生
こぶさたして
おります
アマケン
さん!
ご招待
ドウモ
ついにアナタも
与太郎くんの落語を
認める日が来ましたか!!
認めた訳じゃ
こざいませんッ
いやあまさか
来てくださるとは
伝統芸術保存会
会長の名がすたります
さみしさを
紛らわしに
あったのです
最近すっかり八雲師の
落雷が聞けませんからな...
この会場は八雲師も
お気に入りでしてな
定員も二百名と
程々で音も良いので
雪が良く入ってきます
ここで落胆を聞く
機会もだいよ
減りましたからな
いつかと覚悟
してきた事とはいえ
ところで
先生!!
ご勘弁願いたい
ものですなあ
アタクシめを
差しおいてそんな事
おかげで仕事が
どんどん
減っておるのです
全く私の出る幕が
ちっとも...
この世で一番好きな
芸が聞けなくなると
いうのは全く
さみしいものですナ...
あーあー
始まります
黙って
何やらコソコソと
八雲師を
嗅ぎ回ってるようですが!!
けてん
トント、
てんてけてん
ドウモ
にウモ
とけとん
てんとん
ドウモ
アタ...
エー本日はどうも
お足元の
お思いなか...
いやァ
参ったねえ
大雪だァ
今年に入って
もう何度め
ですかねえ
雪ん中
居残ってたら
雨を車が
止まっちまい
ますなァ
.....!!
何ですか!?
八雲師匠...
まさか......?
職家の同業同士は
客席から見ないと
いうのは不文律なのです...
ましてや弟子の会に.....?
一体どうなさったのでしょう...
散ざっぱら出席で
遊んだけどねェ
もう、起きちゃった
んだなァ
ほんでエム川が
面白い、てェからね
EWHどおりかひとつ
いこうじゃねえか...
ってんで...
んっじゃん
持ってきておれよ
待て
絶品だってな!!
そうかなあははは
楽しみなんだ
こっは品川が
かきっと...
もったい
ない
最後まで
ご飯になら
ないんですか?
師匠!
旦さん
ドウモ。
いや
ちょいと通り
おかってね...
居残りの会なんざ
これみよがしにやりゃあがって
ヨタさんずうーっと
言ってましたもんね!
見てやらなきゃ
しょうがねえもんで
駄ァ目
いかがでした?
不愉快で
なりません
笑わせるか
泣かせるか
それじきゃねえんだ
わかりやすくだの
易しくだの
そんな事より
芸には品が
なくちゃあ
いけません
なのにアイツの
それが良いと思って
やってんだから...
おハナシに
ならねぇ
けど今の時代
晶なんて誰も
気にしてませんよ
そんなこたァ
わかってますよ
客に合わせてばかりいたら、
手前がねじ曲がっちまう
客ォこっちィ
引っぱり上げる
くれえでねえと
ヨタさん
ガッカリする
だろうな~
そろそろ
いいですかナ
ナイショに
カサぷごしとくれ
すみません
悪い中
お送りしま
しょうか?
ひどい似た...
いえ...
旦さん
頼みもしねえのに
この老いほれに
かまけてくだすって
ありがとう
ございます
あなたみてェな人に
会えるんですから
この商売は全く
面白ェもんですなァ
すみませんが
これをあの馬鹿に
渡してやってくれますか
何ですか
旦さん
どうぞ助六を
ご贔屓に...
渡しゃア
わかります
いやはや
驚きですな
八雲師が弟子とはいえ
他人の活動をあんなに
けなされるなんて...
アタクシは初めて
聞きましたぞ...?
あははっ
7月6日に
お言葉ですけど
早く帰って?
やかましいわ
ボケ
念願の寄席の
感慨にふけっ
てんわん
前座にならはったら
すぐに出れる君には
わからへんのやろなァ
すごい建物
なんやでここは
よそモンがここに
上がらしてもらう
ゆうんがどれ程
ナンギな事か
どーでも
いいス
ししょーと飲みだきたい
帰ったら
よろしおす
がな
早く
帰りたい
ご存知ないと
思いますけど
師匠が残って
らっしゃるうちは
帰れないんス
!!
こらァドウモ
まだ
残ってたン
八雲姉は...
あらあ~
どないしはり
ましたんえ
雪の仲見世が
好きでねェ
ちょいと
散歩に
出たら
客席の寒さまで
意しくなっちまってね
それでわざわざ僕に
会いにきて
くださったんで...?
むふふ
まさかまだ
いらっしゃるとは
今晩から泊まり
なんでぜひ
食事でもご一緒に...
あげない
独りになりに
来たんです
お引き取りください
た
ははは
あ......ハイ
そこの人
座布団出して
高度の電灯だけ
灯しといてくれ
ハイッ...
お越れ様
ですッ
ほんなら
与太郎はんトコ
服出してくる
さかい
君もあとから
来はるんやろ
あー...ハイ
様子見て
なあ
八雲樹匠て
よくこういうふうに
来はるんどすか?
いえ...
初めての
ことで
さよか
お加減
よろしゅうおへんで
聞いてたんどすけど
与太郎はん
知ったはるんかな
まあええわ
ほな
あとでな
ししんし
失礼しま
アイ
どうし
名前
あ
何てエたかねえ
そ
小太郎です
お前さんも
先ィ知りな
いや...あの...
しかし..
図力れるの
いいよース...
怒らいる
んかエ
大丈夫だよ
馬亭さんには
言ってある
終わったら連絡して
ア服まりに
来てもらうことに
なってンだから
え
えーじゃ
ありませんよ
全く近頃の
若者は
バカマジメで...
それじゃ~
ハイ
ひとつ聞いても
いいかえ
はい?
いやー
ははは
なんか
楽しそうで...
お前さんどうして
落語家になろうなんて
思ったんだい
そうかエ
最近けっこー
多いんスよ
落睡好きな奴
それじゃー
失礼しま〜す
お前さんも随分古びれたね
よっく頑張った
最後に一席
付き合っとくれるかい
昔から
追行リ帰りてェ
ものがこざいます。
新さまの世もそれは
実わらねようでーて...
...うす暗い木の膝から
ひょっとあてきたのを見ると、
あの頃はハナバと
にもなろうかという
風に匂いよ!!
はやっと大丈夫
良かもやの音を見て
はたけ、胸が汗き
上がって見える
止せ..いたゆさんが
わら早飛で
けの似を大き
近付いてきた。
誰だい
お前は
縛らねぇ
ナリしゃあがって
アタシかい
アタシぁ
死神だよ
アタシがいいよ
教えてやろうか...?
......!!
何だイこれァ...
石段があるじゃねえか...
......
さあお前
ここを
降りな
うわっ
気味が悪ィ
降りたかないねエ...
なぁ儲けた金は
平分やるから
出るし上げは
胸がしとくれよォ
人人人だよ
アタシの杖へ
掴まって
降りてきな
さあ
早く歩け
さあれいた
ここを見な
........
ろうそくが
どっさりついて...
何です
こりゃあ?
みぃんな
人の友命だよ
ろうがたまって
叩くなってる
のもある
そういうのは
思ってる
そのろうを払い
夜がすうっと
まっつくんつよう
になりゃ
戦気が治る
こっちのは
今にも
行えそうだ
それは
お前のだ
えっ......?
消える途端
命は無工
じきに死ぬよ
だって死神さん...
だって死神さん...
お雨さんは
金に目がくらんで
秋人と友命を
いっやえた
ふふふ...
もうじと
初めて会った時分に
^お前にはまだ
長い人命がある。
そういってた
じゃないかエ
嘘なのかいありゃあ
死ぬよ
そんな事
知らなかった
父なんか逃すから
元に戻しとくれよォ
駄ァ目
そんな不人間なこと
ふわねえでくれよォ
何むよ......な?
死ィさん!
もっへんだけ!
ね?
金はまるっと返す
もっへんなの
取っ替えてくれ
しょうのねえ
野郎だ
この燃えさしに
ろうそくの火ィ
彬してみろ
しくじったら
そのまま死ぬ
いいな
ろ...ろうそくの
火を......ッ
へへへ
出えてるな
まえると
消えちまう
上手にィ
正しとくれよ
黙っててくれ
消えたら
死んじまうな
ほらァ
!!える
消えるよ
げえる...
ほォら
消えたァ...
イヨッ
八代目ぇ
どうして
喋ってんだい
うおっ
聞こえて
んのかい
...ああ
アイツが見えるように
してくれたんだ
変な事
言わねえで
良かったな
なあ坊
いい。死神。だったぜ
声が全然
出ねえんだ
おう
一席やるだけで
こんなに
クタクタだ
そーか
寒くって
舌も
回らねえ
へえ
アタシの
好きな
落語が...
客に言葉が
通じねエんだ
挙句の果てにゃア
客が一人も
いやしねえって
このサマカ
アタシぁ落語を
道連れにしようと
してるんだよ
そうなったなア
お前さんが
あんなに愛した
落語じゃあ
ないか
止せやァ
俺ァ喫係ねえ
お前さんが
望んで
実際にそう
なったんだろ
怒ってないのかェ...
これがお前さんの
落語なら
しょうがねえ
ただなあ...
詰めが甘エな
松田さんに..
個之助...
あいつらが本当に
気の毒でならねえ
小夏与太郎
真月...旦さんも
特に
ほだされる
それがお前さんの
一番深え家だな
最後くれえ
手前でキッチリ
落とし前つけろ
未練を
断ち切れ
これがお前の
望みなんだろ
よく
燃えらァ
怖えか?
死ぬってのは
こういうもんだ
坊
よく見ろ
お前は...
死神.......
芸の神様てエのは
お前の事だったんだね...
ようやく
トン..
お会いできた......
!?
よおーッ
つかまって
ヨタ......!?
手ェ
出して
早く
ううう..
雌だ
アタシは
死にたくない...
たすけて...
また未練を
残しちまうのか...:
第10巻につつく