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Instructions:
ちょっと
...
...アベッカサ
【原作】ー
18
Gotomextpage
Gotomextpage
...
【原作】
CONTENTS
第
1
そういえば、
話
2話。僧侶の嘘
第
冒険の終わり
第
蒼月草
第
4
話
魔法使い>の隠し事
第
5
話
人を殺す魔法
第
話
6
新年祭
第
7話
魂の眠る地
王都が見えて
きたね。
私達
勇者一行の
凱旋です。
帰ったら仕事を
探さないとな...
もうそんなこと
考えているんだ。
第1話〜冒険の終わり
盛り上がって
いるでしょうね。
大事なことさ。
魔王を
倒したからと
いって
終わりじゃない。長いんだ。
この先の
人生のほうが
おかげね
フリーレン。
それも
そうか。
君のこの先の人生は
僕達には想像も
できないほど、
そうかもね。
長いものに
なるんだろうね。
第1話十冒険の終わり
森港の大学く
勇者ヒンメル。
戦士アイゼン。
僧侶ハイター。
魔法使い
フリーレン。
よくぞ
魔王を
打ち倒した。
これで世界に
平和な時代が
訪れよう。
王様が広場に
僕達の彫像を
作ってくれるそうだ。
まぁ、イケメンである
この僕を忠実に
再現できるかどうかは
甚だ疑問だがね。
ふーふん
まあまあ、
フリーレン。
現金なもんだ。
旅立ちのときは
銅貨10枚しか
くれなかったくせに。
こうしてタダ酒も
飲めるわけですし、
それていいじゃないですか。
生臭坊主。
ほっはっは。
そうだね。
僕達の冒険は
これで終わりだ。
...終わって
しまったな。
10年ですか..
色々な事が
ありましたね。
旅立ちの日に
ヒンメルとアイゼンが
王様にタメ口きいて
処刑されかけたり。
うおー
靴舐めはいうか
ちゃんと
言いきかせますんで、
下手したらあそこで
冒険終わってたよね
ハイターが二日酔いで
役に立たなかったことも
あったな。
アンデドメたいな
顔色してるけど大丈夫で、
駄目かぁ...
週に一度は
こうだったからな。
ミミックに
食われかけたときは
置いていこうかと
思ったぞ。
散々空良だって言ったのに
マジかよぉ...
その点
私は優秀...
暗いよ!
怖いよー!
このエルフ
空追いてかない?
まったく。
クソみたいな
思い出しかないな。
でも楽しかったよ。
僕は君たちと
冒険ができて
よかった。
そうですね。
短い間
だったけどね。
短い?
何を言って
いるんだ?
10年だぞ?
ハイターを見ろ。
すっかりおっさんに
なってしまったぞ。
かわいそうに
失礼ですよ。
失礼ですよ。
そろそろか。
元からでしょ。
半世紀流星
でしたっけ。
50年に一度の
流星群。
平和な時代の
幕開けには
丁度いいな。
綺麗だな。
街中だと
見えにくいね。
人が感動しているんだ。
空気を読みたまえ。
じゃあ次。
50年後。
もっと綺麗に
見える場所
知ってるから、
...ふふっ。
何?
案内するよ。
...いや、
なんでもない。
そうだな
皆で見よう。
じゃあ
私はここで。
これから
どうするつもりだ?
魔法の収集を
続けるよ。
まぁ
たまには顔を
見せるよ。
100年くらいは
中央諸国を巡る
予定だから。
エルフの感覚は
わかりませんね。
50年も1001年も
彼女にとっては
些細なもの
なのかも
しれないね。
まったく
いつから生きて
いるのやら。
暗黒竜の角?
暗黒竜自体
二、三十年は
見てないね。
...そう。
うちでは
取り扱ってないよ。
なんか邪悪なオーラ
みたいなの出てるけど、
人体に困るはないよね?
わかんないかぁ...
困ったな...
召喚に使うの
もうすぐ
半世紀流星の
時期だし、
そういえば
魔王城で
拾ったやつ、
ヒンメルに
預けたままだっけ。
ヤヘんない...
ついでに
取りに行くか...
前来たときと
だいぶ町並みが
違うな...
確かここら辺...
...フリーレン?
ヒンメル...
老いぼれてる...
言い方ひが
ひどくない?
歳をとった僕も
なかなか
イケメンだろう?
50年ぶりだね。
君は昔の
姿のままだ。
...もう一生
会えないのかと
思っていたよ。
半世紀流星か:
懐かしいね。
あと魔王城で
拾ったやつなんだけど...
暗黒竜の角だね。
ずっとタンスから
邪悪なオーラが
出ていたからね。
片時も忘れた
事はないよ。
...なんかごめん。
適当に納屋にでも
放り込んでおいて
くれてよかったのに。
そうはいかないよ。
君にとっては軽い気持ちで
預けた物かもしれないけど、
僕にとっては
大切な仲間から預かった
大事な物なんだ。
いつか君にこうして
返すべき物だったんだ。
そんな大層な物じゃ
ないんだけどな...
ヒンメル
まだ?
ハゲなんだから
こだわったって
意味ないよ。
ハゲなりの
こだわりがあるの。
...では
半世紀流星を
見に行こうか。
随分貫禄が
出たね、
ハイター。
聖都の
司教ですから。
あなたは全然
変わりませんね。
はっはッは
頭なでんな。
アイゼンは
あまり変わって
いないね。
さすがドワー
そうか。
そう見えるか。
で、よく見える
場所ってどこなんだ?
今から
行くんですか?
うん。
だからここから
一週間くらい歩いて...
そんなに
遠いのか。
半世紀流星には
まだ時期が少し
早いと思いますが:
まったく...
老人を
酷使
しおって。
懐かしいよ。
こうしていると
あのときに
戻ったかのようだ。
色々なところを
旅したね。
何もかもが新鮮で
煌めいて見えた。
その美しい
思い出の中には
いつも仲間達がいた。
僕はね、
全員が揃うこの日を
待ち望んでいたんだ。
ありがとう
フリーレン。
君のおかげで
最後にとても
楽しい冒険が
できた。
綺麗だ。
ヒンメルは
幸せだったと
思いますよ。
そうなのかな...
あの子
ヒンメル様の
仲間なんだって?
悲しい顔一つ
しないなんて
薄情だね。
おやおや、
私達も
していませんよ。
司教は
まじめにやれ!
ほっはっは。
手痛いですな。
この薄情者!
...だって私
この人の事
何も知らないし::
たった10年
一緒に旅した
だけだし..
...人間の寿命は
短いってわかっていた
のに..
...なんでもっと
知ろうと
思わなかったんだろう:
葬送のフリーレント
頭なでんなよぉ...
では私も聖都に
戻るとしましょう。
二人とも
顔をよく見せて。
どこか
悪いの?
これで最後に
なるでしょう
からね。
長年の酒が
祟りましてね。
天罰だな。
ぱっはっは。
聖都に
よる事が
あったら、
私の墓に酒でも
供えてください。
...ハイターは
死ぬのが怖くないの?
私達は
世界を救った
勇者パーティーですよ。
そのために私は、
贅沢三昧に
死後は天国で
決まっています。
あなた方と共に
戦ったのです。
...生臭坊主。
ほっはっは。
それでは、
お先に。
さて。
私もそろそろ
行くよ。
魔法収集の
旅か。
私はもっと
人間を
知ろうと思う。
うん。
それもあるけど、
そうか。
それで一つ
相談なんだけど。
私
魔法職
だからさ、
強力な前衛がいると
助かるんだよね。
勘弁してくれ。
もう斧を
振れるような
歳じゃないんだ。
そんな顔を
するな、
フリーレン。
人生ってのは
衰えてからのほうが
案外長いもんさ。
...そっか。
じゃあ
またね。
ああ。
また。
アイゼン。
第2話机僧侶の嘘
勇者ヒンメルの
死から20年後。
中央諸国
中学計国聖都シュトラール
聖者こうがいる気分
この森
いつも迷うな...
何か
お探しで
しょうか?
.....
どうか
なさいましたか?
...いや、
ハイターって人の家を
探しているんだけど。
では
お客様で
ございますね。
ほっはっは。
格好良く
死ぬのも
難しいもの
ですな。
まだ生きてたんだ
生臭坊主。
墓に供える酒
買ってきちゃったけど
一杯やる?
酒はもう
やめたんです。
そう。
今更いい子ぶったって
女神様は許して
くれないと思うけどね。
ばっはっは。
あの子は?
フェルンといいます。
南側諸国の
戦災孤児でした。
らしくないね。
進んで人助けするような
質じゃないでしょ。
ヒンメルじゃ
あるまいし。
フリーレン、なぜた
何故私のところへ?
聖都での買い出しの
ついでだよ。
旅先で会う人とは
なるべく関わるように
しているからね。
それにハイターには
たくさん借りがあるから、
死なれる前に
返しに来た。
ではひとつ
頼み事を。
弟子を
取りませんか。
フェルンには
魔法使いとしての
素質があります。
あなたの旅に
連れて行っては
くれませんか?
ごめんハイター。
それだけはできない。
実戦での
見習い魔法使いの
死亡率は知って
いるでしょ。
足手まといに
なるから。
友人から預かった子を
死地に送るつもりは
ないよ。
そうですか。
では別の頼みを。
賢者エーヴィヒの
墓所から出土した
ものです。
この魔導書には
今は失われた
死者の蘇生や
不死の魔法が
記されていると
されています。
そんな魔法が
実在するとは
思えないけど。
それも含めて
解読をお願い
したいのです。
てきますか?
でも、こんなもの
解読して
どうすんのさ。
死ぬのが怖くないん
じゃなかったの?
絵を使った暗号でしょ?
この時代の人は
こういうのが好きだね。
まあ、
5、6年もあれば。
理由は二つ
あります。
まあ、
不死とはいわず
ほんの少し、
ひとつは
あなた達の手前
格好を付けて
いたから。
ほんの少しでいいから
時間が欲しく
なったのです。
もうひとつは
前より死ぬのが
怖くなったからです。
それに聖典には
健やかに生きよと
あります。
ーそれと
解読の片手間で
構わないので、
私は僧侶なので
どうも勝手が
わからないのです。
長寿はその
最たるものですよ、
フリーレン。
生臭坊主。
フェルンに魔法を教えて
あげてはくれませんか?
まぁ、
そのくらいなら。
いた。
捜すのが
大変だったよ。
。いつも森で
修行しているの?
フリーレン様でも
私を見つけるのが
大変でございましたか。
とてもよいことで
ございますね。
存在感が薄いと
ハイター様からも
よく言われます。
そうだね。
やっぱり
魔力探知にほとんど
引っかからない。
卓越した
魔力の操作技術だ。
この歳で
いったいどれだけの
研鑽を積んだんだ。
ハイター様に
あの一番岩を打ち抜けば
一人前になれると言われました。
へえ。
ハイターも
わかってんじゃん。
あれはねー
このように
魔力が離散してしまい
届かないのです。
なるほどね。
どのような修行を
すればよいでしょうか。
ねえ。
先にひとつ
聞いていい?
魔法は好き?
ほどほどで
ございます。
えーとね
私と同じだ。
長距離魔法は
魔法使いに必須な
三つの要素の
合わせ技で!
フェルンの修行は
順調ですか?
常人なら10年かかる道を
4年で越えた。
あの子は
打ち込み過ぎだ。
あまりいいことじゃない。
最近ずっと
森に籠もりきりそれだけ
ですからね。
魔法が好き
なのでしょう。
それでも
一人前になるのは、
まだ先のことだ。
魔導書の
解読のほうが
早く終わるよ。
葬送のフリーレン【
そうですか。
ねえ、ハイター、
この魔導書だけど、
たぶん...
ハイター?
...そんな顔を
しないでください。
魔導書の解読、
急ぐよ。
...お願いします。
:今までまともに
動けていたほうが
奇跡だったのです。
フェルン。
修行は中止だ。
ハイターが
倒れた。
側に
いてやってくれ。
まだ
一番岩を打ち抜けて
おりません。
それはいずれ必ず
できることだ。
今はー
いずれでは、
いずれでは
駄目なのです。
ハイター様が
死んでしまう...
私はあの方に
命を救われました。
今死ぬのは
勿体ないと
思いますよ。
...勿体ない...?
もう随分前に
なりますか、
古くからの友人を
亡くしましてね。
私とは違って
ひたすらにまっすぐで、
私ではなく
彼が生き残って
いれば、
多くのものを
救えたはずです。
困っている人を決して
見捨てないような
人間でした。
私は彼とは違うので
大人しく余生を過ごそうと
思っていたのですが、
あるとき
ふと気が付いて
しまいまして。
私がこのまま
死んだら、
彼から学んだ
勇気や意志や
友情や、
大切な思い出まで
この世から無くなって
しまうのではないかと。
あなたの中にも
大切な思い出が
あるとすれば
死ぬのは
勿体ないと
思います。
ハイター様はずっと
私を置いて死ぬことを
危惧しておりました。
あの方は
正しいことを
したのです。
救ったことを
後悔して
ほしくない。
魔法使いでも
なんでもいい。
救ってよかったと、
もう大丈夫だと、
一人で生きていく術を
身に付けることが
私の恩返しなのです。
そう思ってほしいのです。
...私が教えたことは
全部覚えているよね。
はい。
じゃあ
好きにすればいい。
死者の蘇生も
不死の魔法も、
書かれて
いなかったよ。
そうですか。
知っていたの?
死への恐怖は
計り知れない
ものです。
じゃあ何故...
フェルンは
どうなりましたか?
そんなものがあるなら、
エーヴィヒ自身が
使っていたでしょう。
まだ粗いところは
あるけど
一人前といっても
遜色のない
レベルだよ。
そうですか。
間に合いましたか。
もう足手まといでは
ありませんね、
フリーレン
ごめんバイター。
それだけはできない。
足手まといに
なるから。
...謀ったな、
ハイター。
ほっはっは...
解読の手間賃は
机の引き出しに。発ってください。
なんのつもり?
今夜にはここを
見ての通り私はもう
長くはありません。
私はあの子に
これ以上誰かを
失うような経験を
させたくないのです。
フリーレン、
フェルンを
頼みましたよ。
また
格好を付けるのか、
ハイター?
フェルンはとっくに
別れの準備は
てきている。
お前が死ぬまでに
やるべきことは
あの子にしっかりと
別れを告げて、
なるべくたくさんの
思い出を
作ってやることだ。
フリーレン、
あなたはやはり
優しい子です。
ねえ、
なんで
フェルンを
救ったの?
勇者
ヒンメルなら
そうしました。
そうだね。
じゃあ私も、
そうすると
するかな。
ありがとう
ございました。
おかげでハイター様に
恩を返すことが
できました。
私はただ
してやられた
だけだよ。
それだけでただ
この
生臭坊主に。
じゃあ
行こうか。
葬儀の久しく
第3話
】蒼月草
勇者ヒンメルの
死から26年後。
中央諸国
ターク地方。
もういいよ、
フェルン。
終わりだ。
おかげで
助かりました。
こちらは
約束の
報酬です。
地味な仕事
ばかりで
ございますね。
冒険者なんて
こんなものだよ。
報酬は
なんだったの
ですか?
この前は
銅像の錆を綺麗に
取る魔法。
民間魔法。
温かいお茶が
出てくる魔法
だって。
あとで
実験しよう。
それまた前は
甘い葡萄を酸っぱい
葡萄に変える魔法。
変な魔法ばかり
集めていますね。
趣味だからね。
フリーレン様は
本当に魔法が
お好きなの
ですね。
ほどほどだよ。
フェルンと同じで。
少し違うような
気がします。
同じだよ。
本当に頼み事を
聞いてもらっても
いいのかしら?
構わないよ。
私は薬草家だから
教えられそうな
魔法はないのだけれども..
この地方の植生を
教えてくれるだけでも
助かるから。
ここよ。
酷い有り様でしょう。
年寄り一人ではもう
どうしようもなくてね。
勇者
ヒンメル様の
像ですか。
村の人たちは
もう関心が
無いのよ。
ヒンメル様は
村が魔物に
襲われたとき、
必死に戦って
くれたのに..
こんな仕打ちは
余りにも可哀相だわ。
や、自業自得だね。
ポーズに18時間悩んで
職人のおじさん
ブチギレさせるし。
目立ちたがり屋の
ヒンメルが悪い。
村人が
像を建てるって
言ったときに
断っていれば
よかったんだ。
大丈夫?
このポリズ
すぎないっ
いいから
早く決めなさい
結局、馬鹿みたいに
無難なポーズに
落ち着いたんだよね。
不思議なことを
言うのね。
そういえば
勇者様御一行には
エルフの魔法使いが
いたわね。
じゃあ
片付けようか。
助かったわ。
魔法って
すごいのね。
HINANEL
特に銅像。
錆ひとつないわ。
少し彩りが
欲しいわね。
あとで花でも
「植えようかしら。
フリーレン様、
花畑を出す魔法
使えましたよね、
葬送のフリーレン
そうだね。
何か適当な
花でも...
...いや、
蒼月草の花が
いいか。
...それはどのような
花なのですか?
知らない。
見たことないから。
では何故...
チャパンハンにして
ハハハッ!!
ヒンメルの
故郷の花だ。
でも
見たことのない花は
魔法では...
蒼月草。
懐かしいな...
名前ね。
ここら辺には
もうないの?
じかー
昔はあの森の奥にも
群生地があったんだ
けれどもね
...絶滅したのよ。
この大陸での目撃例は
もう何十年もないわ。
そう。
フェルン
行くよ。
...はい。
何か
隠したね。
怒らないから
見せなさい。
シードラットだね。
種を食べる
害獣だよ。
森にかえ
返します。
じゃあフェルン、
蒼月草を探しに
行こうか。
本気で
ございますか?
少し前まで
この森の奥に
群生地が...
何十年も
前です。
でも探す価値は
あるよ。
実物を見つけて
分析すれば、
蒼月草の花を
咲かせる魔法が
手に入る。
ヒンメル様の
ためですか?
いや、
きっと自分の
ためだ。
葬送のフリーレン
フリーレン様、
蒼月草を探し
始めてから、
そうだね。
もう半年に
なりますね。
そろそろ探索範囲を
広げようか。
......
あら、どり
一人だなんて
珍しいわね。
あなた達が
村に来て
随分になるわね。
蒼月草は
見つかったのかしら?
......
フリーレン様の
魔法に対する
執着は異常です。
見つかると
思いますか?
このままでは
何年ても何十年でも
探し続けてしまう。
フリーレン様は
多くの人を救える力を
持った魔法使いです。
若いわね。
ありもしないもののために、
時間を使うだなんて
あってはならないことです。
そうは
思わないわ。
だけど彼女のほうが
私達よりもずっと
大人だから、
私の考えは
間違っているので
しょうか?
でも、フリーレンさんに
とっては違うので、
しょうね
その気持ちを素直に
伝えればきっと
わかってくれるはずよ。
薬効があるため
保管されていた
近縁種の種
だそうです。
これを代わりに
ヒンメル様の像の
周りに植えると
いうのは...
わかったよ、
フェルン。
心配させて
しまったね。
私一人の時間って
わけでもない。
潮時だ。
もう少しって
何年ですか?
もう少し
探したら
切り上げるよ。
あなたは本当に
諦めが..
もう少し
だよ。
ちら
あっ...
追いかけて
みようか。
フリーレン様はなぜよう
何故、魔法を集めて
いるのですか?
そうは
思えません。
本当に
ただの趣味だよ。
ただの趣味だよ。
前はもっと無気力に
だらだらと生きて
いたんだけどね。
うふふ
きももっ
私の集めた魔法を
褒めてくれた
馬鹿がいた。
それだけだよ。
くだらない
理由ですね。
そうだね。
それ...
花弁だね。
シードラットは
餌を外敵のいない
安全な場所に埋めて
隠すといわれている。
...賢い動物
なのですね。
そうでもない。
何か所にも
埋めるから、忘れるんだ。
よく埋めた場所を
蒼月草?
僕の故郷の花でね。
とても美しいんだ。
まあ、僕ほどでは
ないんだけどね。
そろそろ
行こうか
フリーレン。
いつか君に
見せてあげたい。
そう。
機会が
あればね。
あるとは思って
いたけど、
まさか
これほどとはね。
遅くなったね、
ヒンメル
本当に
見つけてしまう
だなんて...
なんでそんなに
魔法に一生懸命に...
わかるはず
だよ。
これで蒼月草の
魔法が作れるよ。
フェルンだって、
それは
違います。
理解
てきません。
魔法使いに
なることを
諦めなかった。
私は一人で生きていける
力さえ手に入れば
なんでもよかったのです。
別にまほう
魔法じゃ
なくたって...
でも
魔法を選んだ。
...そうですね。
まさかもう一度
蒼月草が
見られるなんてね。
ありがとうね
フリーレンさん。
本当に綺麗。
これならきっと
この像も
忘れられずに済むわ。
あ、
忘れるところ
だった。
よし。
あら、
かわいらしい。
それじゃ
行こうか。
第4話
魔法使いの隠し事
勇者ヒンメルの
死から27年後。
交易都市
ヴァルム。
じゃあ
手分けして
旅の物資を
補充しようか。
手分けって、
必需品はぽ
私ですよね。
食料、水日用品...
...薬草とか
だよ。
フリーレン様は
何を買うんですか?
これ、
私に何か隠しているときの顔だ。
フリーレン様との
付き合いは長い
決まって余計な物を
買ってくるんだ。
んっちゃった
なんにもうみこれ、
こういうときは
碌なことがな
それじゃ
あとで宿でね。
この基本は
服だけ容かす
返らぬじてきなさい
路銀だって
無駄遣い
できないのに..
そしっかり見張って
おかないと
また
髪乾かさずに
寝ましたね
もー
アクセサリ
ショップ!?
あの人おしゃれとかに
興味あったんだ...
こい悩んでる...
え?
何その顔?
私、フリーレン様の
あんな悩んでる顔
見たことないんだけど...
随分
時間かかったな...
アクセサリーなら
別にいいか..
変な骨や薬よりは
マシだ...
そろそろ私も
買い出しに
戻ろうかな...
ここら辺に美味しい
スイーツの店ってある?
流石にそれは
ずるすぎるでじゃ
私だって何か月も
甘い物食べて
ないのに。
それなら
そこの酒場で
聞くといいよ。
ありがとう。
要するのは
...
ここか。
スイーツの
店だぁ?
ナメてんのか?
明らかにスイーツについ
聞ける場所じゃないでしょ。
ヘっへっへ。
この町には美味いスイーツが
山のようにあるぜぇ。
ヘっへっへ。
どんな店でも
教えてやるよ。
聞ける場所
なんだ。
荒くれのくせに
詳しいんだ。
スイーツは
俺たち、冒険者の
活力だからなぁ。
冒険者だったんだ。
荒くれってレベル
見た目じゃないでしょ
あれ?
これって宿の方向だ...
戻るつもりかな?
あっ...
買い出し
全然終わってない。
遅い。
すみません
でした。
まあ、いいや。
荷物置いて。
たまには
甘い物でも
食べに行こうか。
いい眺めだね。
お勧めなだけは
ある。
フリーレン様、
疑ってすみません
でした。
なんの話?
...いえ。
好きなの選んで
いいよ。
お金は大丈夫
なのですか?
ヘソクリが
あるからね。
...ヘンクリなんて
あったんだ。
フリーレン様は
どれにしますか?
そうだね。
今日の気分は...
メルクーア
プリンですよね。
......
今日の気分は
メルクーア
プリンだろう。
なんで
わかるの?
何年一緒に
旅をしていると
思っているんだ。
なんとなく
わかるさ。
こーーー
私は皆のこと
何もわからない。
なら
知ってもらえるように
頑張るとするかな。
ちなみに僕の好物は
ルフオムレッ
俺はどう
「葡萄だ。酸っぱいほど
いい。
しかし、
私はー
酒だろ。知ってるぞ
生臭坊主。
照れる
ところじゃ
ないだろう。
僧侶が覚えられるほど
酒飲んでるって
ヤバすぎでしょ。
フェルン、
ごめん。
何故
謝るのですか?
私はフェルンのこと
何もわからない。
だから、どんな物が
好きなのか
わからなくて...
そういえば
今日は私の
誕生日でしたね。
綺麗な髪飾り...
葬送のフリーレン【
本当に?
ありがとうございます。
とても嬉しいです。
フリーレン様は
どうしようもないほど
にぶい方のようなので、
はっきりと伝えます。
あなたが
私を知ろうとして
くれたことが、
知ろうとした
だけなのに?
堪らなく
嬉しいのです。
フリーレン様は本当に
人の感情が
わかっていませんね。
そろそろ
出ようか
ところで
フリーレン様、
この旅って
何か目的は
あるんてすか?
特にないよ。
魔法収集の
趣味の旅
だからね。
葬送のフリーレン
でも、できる限りは
ヒンメル達との
冒険の痕跡を
辿っていきたいかな。
風化する前にね。
それは
フリーレン様にとって
大切なことなので
ございますね。
わからない。
だから知ろうと
思っている。
しかし
ついに背も
抜かされちゃったか。
もう
16ですからね。
お姉さん
食べている物は
ほとんど同じ
はずなんだけどな...
不思議だ..
何年もわかった
第5話!人を殺す魔法
勇者ヒンメルの
死から27年後。
中央諸国
グレーセ
森林。
防御魔法も
だいぶ慣れて
きたね。
じゃあ
応用と
いこうか
え?
防御の隙を
狙った。
模擬戦じゃ
なかったら
死んでたよ。
どう
対処する?
こうします。
そう。
今日は
ここまでだね。
はぁ...はぁ...
はぁ...
防御魔法は
強力だけど
魔力の消費が
とても大きい。
着弾の瞬間に
部分的に展開させるのが
正解というわけですね。
葬送のフリーレンE
そうだね。
防御魔法の
練習ばかりですね。
広範囲の
展開を続けたら
数十秒で
魔力切れになるよ。
生存率に
直結するからね。
確かに。
防御魔法ひとつで
ほとんどの攻撃魔法が
防げますからね。
強力すぎて
不思議です。
フェルン、
渡したまうし
魔法史の本
読んでない
でしょ。
魔法は実践だけが
大事なわけじゃ
ないんだよ。
やっぱり
寝る前に読み聞かせて
あげないと駄目か...
自分で
読みます。
う伏りないんだ
ここが
目的の村
ですね。
また
変な魔法の
収集ですか?
いや、
今回は違う。
ちょっと
聞きたいことが
あるんだけど。
...もしや
フリーレン様
てすかな?
...エルフだ。
白髪...
なんで
知ってるの?
クヴァールの
封印場所
ですよね。
します。
ご案内
クヴァール?
腐敗の賢老
クヴァール。
80年前にこの地で
悪逆の限りを尽くした
魔族です。
その封印が
近いうちに解けるから
討伐しに来たんだけど...
葬送のフリーレン!
本当になんで
知っているの?
それを勇者
ヒンメル様御一行が
封印してくださった
のです。
このことは
誰にも知らせて
いないよ
相変わらずの
お人好しだ。
様子も
見に来ない
薄情者だと。
30年ほど前まで
ヒンメル様が毎年の
ように村に訪れて
おりました。
封印の様子を
確認するためだそうで。
つめたいよね
つめたいなぁ
悪かったね。
フリーレン様のことも
お話ししておりました。
でも、村を見捨てるほど
薄情ではない。
封印が解ける
ころにはやってくる。
そう仰しゃって
おりました。
そう。
だいぶ不安定に
なっているね。
明日にでも
封印を解いて
クヴァールを
片付けよう。
フリーレン様は
クヴァールを封印
したのですよね。
・そうしたのには
何か理由がある
のですか?
単純に
クヴァールが
強かったからだよ。
勝てな
かった。
クヴァールは
魔王軍の中でも
屈指の魔法使いだ。
人を殺す魔法。
人類の防御魔法はもちろん
装備の魔法耐性さえも買通し
この地方では
冒険者の四割
魔法使いに
至っては七割が、
奴の開発した
史上初の
貫通魔法。
人体を直接
破壊する魔法だ。
人を殺す魔法に
よって殺された
といわれている。
そう、
強すぎた。
強すぎ
たんだよ。
そんなの強すぎるじゃ
ないですか。
だからこそ、
その強さが
仇になった。
どういうこと
てすか?
本当に魔法史、
読んでいないんだね。
やっぱり
読み聞かせ
ようか?
やっぱり読み聞かせようか?
今から
読みます。
いや、いいよ。
しっかり睡眠を
とるほうが大事だ。
どうせ
明日には
わかる。
封印を解くよ。
油断しない
ようにね
久しいのう、
フリーレン。
何年経った?
80年。
たった80年か。
私たちに
とってはね。
おうさま
魔王様は?
殺した。
そうか。
八を殺す魔法
では敵討ちと
いこうかのう。
フェルン、
前方に
防御魔法。
ほう、
驚いた。
人を殺す態法を
防ぐとは。
随分、高度な
ほうぎよじゅっ
防御術式じゃのう。
:フリーレン様
これはどういう
ことですか...?
あれが
人を殺す魔法
だよ。
...今のは...
一般攻撃魔法です。
クヴァール、
お前の魔法は
強すぎたんだ。
お前が封印されてから
大陸中の魔法使いが
人を殺す魔法を
挙って研究、解析した。
僅か数年で
人を殺す魔法は
人類の魔法体系に
組み込まれ、
新しい防御術式による
強力な防御魔法が開発された。
装備による魔法耐性も
格段に向上し、
人を殺す魔法は
人を殺す魔法では
なくなった。
今では一般攻撃魔法と
呼ばれているよ。
80年は人間にとって
相当長い
時間らしい。
クヴァール、
大人しくしていれば
楽に殺してやる。
なるほど。
なるほどのう。
攻撃機法に同調し
成力を分散させる
仕組みか...
複雑な術式
じゃのう。
魔力の消費も
さぞ
つらかろう。
防御魔法の
弱点に
気付かれた。
フェルン、
対処できるよね。
はい。
練習でもう
見ましたから。
じゃあ
私の分も
防御おねがい。
人を殺す魔法。
...フリー...レ..
...僕の...
選法を...
これで私達も
平穏に暮らせます。
ねえ、
その帽子:
これ
ですか?
この地方は
この季節でも
日差しが強いので、
農業のお供ですよ。
どっかで見覚え
あるんだよね...
葬送のフリーレンE
お前、
えい!!
何やっとんじゃ
クソガキィィッ!!
私のスカート
捲った
クソガキだな。
ぶっ殺してやるッ!!
ぶっ殺して
やるッ!!
僕だって
見たかったのに!!
私の見せて
まずいぞ
まだ
生きてたんだ。
おかげで
もっと長生き
できそうです。
フリーレン様、
感謝されて
いましたね。
ヒンメル様の
言葉を信じて
待ったかいが
ありました。
直接の感謝じゃ
ないよ。
この村の人たちは
ヒンメルを信じて
いたんだ。
よくわかり
ませんが...
ヒンメル様は、
フリーレン様を
信じていたのだと
思いますよ。
どうしたの
ですか?
別に。
第6話】新年祭
勇者ヒンメルの
死から28年後。
中央諸国
グランツ海峡
昔は村総出で
海岸の整備を
していましたが...
ここは古くからの
航行の難所でしてな。
色々な物が
流れ着くのです。
人手が足りなくなって
放置ってわけか。
以前は
透き通るような
綺麗な海でした。
知ってるよ。
はう
報酬はこちらで
いかがでしょうか?
大魔法使い
フランメの著書か:
葬送のフリーレン
フリーレン様。
この村にある
魔導書は
これだけ?
はい。
わかった。
清掃の依頼
引き受けるよ。
その魔導書、
偽物ですよね。
言われた通り
勉強しているね。
偉いよ
フェルン。
どうして
引き受けたの
ですか?
困っているみたい
だったからね。
フランメの
著書に本物無し。
これも
出来の悪い
偽物だ。
ただの善意とは
思えません。
そうだね
また
長い滞在に
なりそうですね。
これは
自分のためだ。
いつも
ありがとうね、
フェルンちゃん。
これは
おまけだよ。
もう
三か月になるね。
村には慣れたかい?
この時期の海岸は
冷えるから
気を付けぇよ。
ありがとう
ございます。
はい。
もう冬か...
まだ
寝てる...
こんなに
散らかして。
昨日
片付けた
ばっかりなのに...
フリーレン様、
朝でございます。お
起きて
ください。
んー...
海岸の清掃に
行きますよ。
うー...
寒い。
ふと思ったの
ですが...
フリーレン様って
もしかして
何?
すごくだらしがない人
なのでしょうか?
毎朝フリーレン様の
ことを起こして
ご飯食べさせて
服着せて、
一人でも
てきるよ。
これ私
完全にお母さん
ですよね。
でもそれだと
昼まで寝て
いますよね
うん。
まあ別に
私はもう
諦めていますけど...
ごめんって。
勇者様御一行
との旅は
どうしていたん
ですか?
世話をしてくれる
人なんていない
ですよね。
寝坊は
しょっちゅう
だったね。
怒られたりは
しなかったんですか?
怒られたよ。
一度だけですか...
勇者様達って
寛大なんですね。
あとはハイターが
たまに舌打ちした
くらいかな。
一度だけね。
気持ちは
わかるけどさ..
器が
違うよね。
それ普通に
ブチギレて
ますよ。
清掃は順調
ですかな?
あと
三分の一って
ところかな。
新年祭までに
間に合いそう
ですか?
なんとかね
今回は日の出を
見て頂けると
嬉しいです。
フリーレン様。
海岸の清掃と
新年祭って
なんの関係が
あるのですか?
この村では
新年祭の日に
日の出を見る
習慣があるんだ。
透き通るような海に
日の光が反射して
とても綺麗なんだってさ。
フリーレン様は
見なかったの
てすか?
私が起きれる
と思う?
それも
そうですね。
急ごうか。
あまり
時間もない。
水質も
問題ありませんね。
なんとか前日までに
間に合ったね。
最初のときとは
見違えました。
助かりました、
フリーレン様。
もちろん
新年祭にも
参加されますな。
うん。
歓迎
致しますぞ。
正気ですか
フリーレン様?
不可能で
ございます。
徹夜するから
大丈夫だよ。
そこまでして
日の出が
見たいのですか?
太陽が昇る前に
起きるんですよ?
正直
興味はないよ。
だから見て
確かめるんだ。
...よく
わかりません。
そうだね。
何故しんねん
新年祭に
来なかったんだ
フリーレン?
ハイターなんて
ショックのあまり
寝込んで
しまったぞ。
酒の飲みすぎで
ダウンしている
だけだぞ。
皆は行けたん
だから、
それでいいじゃん。
僕達はね。
君にも楽しんで
ほしかったんだよ、
ただの
日の出でしょ。
ただの日の出でしょ。
楽しめるとは
思えないけど。
いいや、
楽しめるね。
君は
そういう奴
だからだ。
どうして?
寝てる...
寝てる!!
フリーレン様!!
起きて
ください!!
新年祭に
遅れますよ!!
:お母さん...
おにゃむにゃ
誰がかぁ
お母さんですか!!
なんで私が
こんなこと...
...ありがとう...
フェルン...
確かに綺麗だけど
早起きしてまで
見るものじゃないな..
ヒンメルは
私のこと
わかってないな...
んー...
フェルン、
帰ってとね
二度寝...
フリーレン様
とても
綺麗ですね。
でも
フリーレン様。
少し
楽しそうです。
そうかな。
ただの日の出だよ。
それは
フェルンが
笑っていたから...
私一人じゃ
この日の出は
見れなかったな。
当たり前
です。
フリーレン様は
一人じゃ起きられ
ませんからね。
第7話】魂の張る地
ご家族ですか:
昔の話だ。
俺の村が
魔族に襲われてな。
何をしている?
祈っています。
人は死んだら
無に還る。
天国に
行くんですよ。
数千年前までは
無に還るって考えが
主流だったからね。
まあ、私も天国には
懐疑的だけど。
今の人類の魔法技術じゃ
死後の魂の観測ができないから、
実在を証明できないんだよね。
ドワーフは
伝統を重んじる。
どっちでもいいと
思うけどな。
そうですね。
私も実在するか
どうかは
どっちでもいいです。
僧侶がそれ
言っていいのか
生臭坊主?
でも
たとえ実在しなかった
としても、
何故だ?
あるべきものだと
思います。
そのほうが
都合がいいからです。
そのほうが都合がいいからです。
必死に生きてきた人の
行きつく先が
無であっていいはずが
ありません。
だったら天国で
贅沢三昧していると、
思ったほうが
いいじゃないですか。
ふふっ...
確かにっこう
都合がいい。
祈るか。
ああ。
勇者ヒンメルの
死から28年後。
中央諸国
ブレット地方。
アイゼン、
遊びに来たよ。
30年振りとは
思えん態度だな。
たった30年
でしょ。
そうだな。
まさかお前が
弟子を取るとはな。
アイゼン。
何か手伝ってほしい
こととかってある?
なんで
知っているの?
フリーレン、
ハイターにも
同じようなことを
聞いたらしいな。
お迎えには
まだ早いぞ。
顔に似合わず
律儀だね。
文通をしていた
からな。
お前が素っ気無さ
すぎるんだ。
で、あるの?
手伝ってほしいこと。
フォル盆地か。
懐かしいね。
来たこと
あるのか?
しかし
昔ね。
昔って言ったぞ..
どれだけ前なんだ...
原始時代
でしょうか...
流石に
そこまで
長生きじゃ
ないよ。
それでさがもの
探し物って?
うーん...?
大魔法使い
フランメの手記だ。
まあいいけど。
フランメの
著書は
ほとんどが
偽物だよ。
ハイターが
聖都に残された
フランメの記録を
まとめ上げて
割り出した場所だ。
本物の手記は
フォル盆地の
どこかにある。
フリーレン、
お前なら
知っているはずだ。
生臭坊主め...
そこまで
調べていたのか。
わかった。
まずは大きな
木を探そうか。
大きな木か...
途方もないな。
まあじかん
時間なんて
いくらでも
あるのか
まあね。
でもフェルンが
嫌がるから
早めに終わらせようか。
なるべく効率的に
探しましょう。
変わったな。
お前は人の時間を
気にするような
奴じゃなかった。
だってフェルン
怒るとすごい
怖いんだよ。
そうか。
気を付けよう。
フリーレン様。
西の方に遺跡を
呑み込んだ
大樹がありました。
ねぇ、なんで
フランメの手記なんか
探すことにしたの?
わかった。
可哀相だと
思ってな。
お前とヒンメルが
可哀相だと思ったんだ。
?
30年前のあの日、
お前はヒンメルを
知っておけばと
口にした。
あの言葉は、
ヒンメルに直接
伝えてやるべき
ものだ。
大魔法使いフランメの手記には、
死者と対話したという記録が
残っているとされていろ。
おとぎ話だよ。
それに今更
会いたいとは
思っていない。
どんな魔法も
初めは
おとぎ話だった。
それに
ヒンメルのことを
知りたいんだろう。
だからハイターと
相談した。
こお前はきっと
後悔しているだろうから
手助けをしたかったんだ。
フリーレン様、
大樹も遺跡も
強力な結界で
守られていて...
千年も
前のことなのに、
結局私は
師匠の掌の上か。
頼りない
留守番だね。
そうでもねぇさ。
こいつが成長すれば
千年だろうが
この場所を守り
続ける。
その頃には
師匠
死んでるでしょ。
でも
お前は違う。
知ってほしいの
師匠?
お前はいつか大きな過ちを犯し、
人を知りたいと考えるようになる。
違ぇよ。
そん時はここに
帰ってこいって
言ってんだ。
手助けして
やる。
この大魔法使い、
フランメ様が。
これが..
フランメの手記:
本物なので
しょうか?
本物だよ。
何故
わかるのですか?
フリーレンは
フランメの
一番弟子だ。
大魔法使いフランメって
魔法史に出てくる
おおむ
大昔の英雄ですよね...
本当に原始時代から
生きているんじゃ
死者との対話に
ついての記述は
あるか?
ご丁寧に
そのページが
開かれている。
千年も前から
私がここに来ることが
わかっていたのか?
相変わらず
嫌味な奴だ。
大陸の遥か北の果て。
この世界の人々が天国と呼ぶ場所
魂の眠る地にたどり着いた。
そこは多くの魂が
集まる場所で、
私はかつての
戦友達と対話した。
この世紀の発見は
魂の研究を飛躍的に
進歩させるだろう。
真実なので
しょうか..
さあね。
いい加減な人
だったから。
天国は
ある。
そのほうが
都合がいい
だろう。
...そうだね。
たまには
信じてみるか。
具体的には
どのあたりなので
しょうか?
ちょっと
待ってね。
...大陸北部
エンデ。
エンデって...
そうだねー
今は魔王城が
ある場所だ。
なんで
そんな所に...
フリーレン。
魂の眠る地を探して
ヒンメルと話すんだ。
俺を手伝って
くれるんだろう。
悪知恵を付けたね、
アイゼン。
ハイターの
おかげだな。
...わかったよ。
どうせ
当てのない旅だ。
...でも
魔王城の
あたりって
めちゃくちゃ
寒いんだよね:・
行きたく
ないなー...
もう
めげ始めている...
葬送のフリーレン皿・完
葬送のフリー!!
もしかしたら私には
あまり興味が
ないのかもしれません
...だって
殺せなくなるでしょう
何を考えて
いるのでしょうね。
とても
不思議です。
大丈夫。
俺の師匠の
知り合いだ。
...わかったよ。
忘れるよ。
師匠も
そうか
怖かったんだな...
僕達は君と違って
長く生きるわけじゃ
ないから
あー...
魔法の研究
したかったなぁ
またそのってる...
...この程度で
...まるで
厥法のような
素敵な言葉:
う決着は
ドラートの
脳無しめ。
葬送の
全部、台無しだ
思い出した。
フリーレンだ。
やってみろよ。
膨末を飛信か
今の魔族は
駄目だね。
実戦経験、
少なすぎる
ILITSSNR.ADOミノアベツカサ
CONEKIDENGAY石沢将人・ベイブリ
表紙カバー折り返し
裏表紙カバー折り返し
我々は
【原作】という
...
【作画】イベントの
ベツ|カサ
本体表紙
KANEIICOYahoo!!少なくてはいいからとPRESENTS
Vol.
本体裏表紙
廃王を倒した
男者二行のその後の
魔法使いフリーレンは
エルフであり、
旅をした3人とは
違う部分があります。
彼女が“後”の世界で
生きること、感じるこど。
そして、
残った者たちが紡ぐ。
雑送と祈りとは
物語は
冒険の終わりとから始まる。
英雄たちの
〝生き様〟を物語る。
後日順ファンタジー!
「anks
BHITOYANADA&TSCKASAABEPRESEXTS
カバー一裏表紙