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それは...
«...山田鐘人
.mmアベツカサ
GoromeXtpage
GoromeXtpege
葬送のリーン...
【作画】ファ
第38話、僧侶と後悔
第29話、理想の大人
○○X「ハロファクトの
鏡逓華
第
話
$30歳
第
話
31
混沌花
第
第22話オルデン家
第
第38話フォル爺
英雄の像
第34話
う話
第
まるで
...
5話
第
第37話
旅立ちのきっかけ
心の支え
一級試験
第28話
僧侶と後悔
装備
買い戻せた?
収穫祭セールで
安く買えました。
悲しい...
シュタルク様
着てください。
ありが
とう...
何その
持ち方!?
こっちは
ザイン様の
分です。
シュタルクの
身包みを剥がしたこと
怒っているんだよ。
俺が一体
何をしたって
いうんだ...
ギャンブルを
する人は
最低です。
やったのは
俺じゃなくて
村長だって...
酒を飲む
僧侶は
どうなのさ。
知らないんですか
フリーレン様。
酒は百薬の長
なんですよ。
ましてや
僧侶なのに。
まあ、仲間にするか
どうかは別として、
打って変わって
随分、協力的じゃ
ねぇか。
ハイターめ。
とんでもない
教育しやがって。
ザインは冒険者に
なるべきだと思うよ。
たまには背中を
押してみるのも
いいと思ったんだよ。
勇者ヒンメルが
そうしたように。
この冒険者達は
村に滞在する
ことにしたらしい。
あの日以来
毎日のように俺を
勧誘してくる。
夢や希望に満ちた
あのときのあいつ
みたいな目で、
3年後の
収穫祭まで
には戻る。
俺を冒険に
誘いやがる。
次の冒険は
一緒に行こうぜ。
ちょっくら
北側諸国を
巡ってくるだけだ。
覚悟が決まらねぇ
ってんなら
そんときでいい。
こいつらに
誘われる度に
思う。
今ではもう
眩しすぎるな。
なんで
今更?
ザインの
好きなもの
ですか...
苦戦して
いるからね。したい。
参考に
そうですね...
酒にタバコに
ギャンブルに...
それはもう
知ってる。
やはりハイター様は
真面目な
僧侶だったのですね...
葬送のフリーレン区
真面目な
僧侶って
なんだろう...
あとは...
あいつ本当に
僧侶なの?
年上の
お姉さんか...
年上のお姉さんが
好きですね。
最早
破戒僧じゃ
ねーか。
正直
そんな情報
あってもな...
あ。
...ん?
なーに?
そっか。
兄貴。
新しい鎌
小さくない?
これじゃ
草刈りも...
ちょっと
いいか、
ザイン。
いたのか。
まだ
年上のお姉さんと
旅がしたくないか?
馬鹿か
お前。
で、
どこ?
何度も
言わせんな。
他を当たれって。
ここだよ。
そのために
子供の頃の俺は
冒険者を
目指したんだぜ...
すっげー
不純...
ザイン。た
私はエルフだ。
ザイン。私はエルフだ。
お前よりも
ずっと年上の
お姉さんだよ。
お姉さんは
どこなの?
...そういえば
兄貴もそんなこと
言っていたっけ...
こんなの
お姉さん
じゃない...
仕方がない。
本当はあまり
こういうことは
したくなかった
けれども、
師匠から
教わった
色仕掛けを
使うときが
来たようだね。
すごく
辛そう...
投げキッスだよ。
エッチ
すぎる...
何それ?
坊やにはまだ
早かったかな。
おかしいな...
ヒンメルに
試したときは、
...誰か
このお子様を
連れて帰ってくれ:
なんなの
お前ら?
失神するほどの
威力だったのに...
罪な女だ
わかります。
私も直撃を
食らっていたら
危ないところでした。
腐っても
聖職者って
わけか。
強敵だぜ...
もう
いい加減に
しろ。
俺は冒険者になる
つもりはない。
親友を
追いかけたいん
じゃないの?
あいつは3年後には
帰ってくると言ったんだ。
兄貴なら
わかるだろう。
...ザイン。
あれから
10年も経った。
もう
死んでいるに
決まってん
だろうが...
会いに
行っても
いないのに
諦めるんだ。
まだ
たったの
10年だよ。
今ま
会いに行かないと
近い未来に
後悔するよ。
あのときなら
まだ間に合ったのかも
しれないのにって。
なんで
夢なんで今更って
思っているでしょ。
私は今の話を
しているんだよ。
ザイン。
「行けない。
理由は10年前に
あいつに付いて
行かなかった
のと同じだ。
兄貴を置いて
村を出るだなんて
そんなことできる
訳ねぇだろ。
......何を
言っているんだ
ザイン?
ハイター様が
聖都から
視察に来たとき
聞いちまったんだ...
貴方ほどの才があれば
聖都の司祭としても
やっていけるでしょう。
私が
聖都で...
もちろん
聖都へ。
:ハイター様
弟はどうなり
ますか?
ハイター様。
折角の
お話ですが...
私はこの村でも
生活には
困っておりません。
弟は幼くして
両親を
失っています。
私は
あの子の兄です。
あの子から
故郷まで
奪うことは
できません。
そうですか、
とんだ無駄足
でしたね。
では無駄足ついでに
君の弟にたっぷりと
冒険譚でも話して
いくとしましょう。
兄貴は
俺のために
この村に
残ったんだぞ。
...そんなことを
考えていたのか
ザイン?
お前と私を
一緒にするな!!
それに比べて
お前はなんだ?
私はあのときの
選択を一度だって
後悔したことは
ない!!
いつまで後悔し
続けるつもりだ?
兄貴に
謝ってきた。
うん。
勘違いしないで
ほしいんだけどな、
優しい...い
兄貴なんだ。
そんな兄貴に
殴らせちまった。
手を上げられた
ことなんか
なかった。
あんな表情は
初めて見たな...
まだ10年しか
経っていねぇしな。
そう。
フリーレン。
俺、冒険者に
なることにしたよ。
あいつを
追いかける。
俺の旅の目的は
あいつを
探すことだ。
だからとう
途中までだ。
途中まで一緒に
行ってやる。
ところでお前たちの
旅の目的は
なんなんだ?
天国。
わざわざ
目指すような
場所か?
死ねば皆
行けんだろ。
ザイン様も
行けるんですか?
なんかこの子
すげー当たり
強くない?
一緒に
頑張ろうな...
マジで
なんなの?
かわいい...
葬儀の人は、
ドイツ
第29話
県の大人
勇者ヒンメルの
死から29年後、
北側諸国
ラート地方。
いつも
きつく当たり
やがって!!
もういい!!
師匠の所に
帰る!!
なんだ
うるせぇな。
そんなに
俺のことが
嫌いかよ!!
今日、フェルンの
誕生日なんだけど、
シュタルクが
プレゼント用意して
いなくてね。
あ...
痴話
喧嘩か?
それで
フェルンが
キレちゃったの。
正直、今日は
言い過ぎだと
思うよ。
シュタルクの話
全然聞いて
あげないしさ...
葬送のフリーレン区
んなもん
俺だって
用意してねぇよ。
わかった!!
わかった!!
買ってくるから
ローキックやめて!!
男っていうのは
誕生日とか記念曰とか
そういう細かいことは
気にしない生き物なの。
まったく、
シュタルクが
可哀相だぜ。
こういうのは
後で膝に
くるから!!
俺ぐらいの
年になると
冷たくされても
ある程度流せるが、
あの年の男子は
女の子の言動に
一喜一憂する
からな。
追い掛けたほうが
いいと思うぜ。
行ったほうが
いいんじゃない?
........
......
そういえば
髪飾りも
蝶だったな。
可愛い
ポーチですね、
嫌いか?
いいえ。ただ女慣れ
していそうで
不快です。
そうか。
シュタルクは
見つかった
のか?
広場に
居たのですが:
話しかけられ
なかったか...
わかってるよ。
嫌いな訳じゃ
ないんだろう。
同年代の男子との
接し方が
わからないだけだ。
青春だねぇ。
まぁいい。
好きなの
選んでいいぞ。
別の店
回っても
いいし。
いいえ。
結構です。
葬送のフリーレン区
......
しかし、
プレゼント
忘れたとしても
怒りすぎだと
思うぞ。
じゃあ勝手に
選ぶな。
そんなマメな
あいつ絶対
タイプじゃないだろ。
私は
シュタルク様の
誕生日に
プレゼントを
あげました。
真めるのは
分わいそう
多分
自分の誕生日も
覚えていないぜ。
へぇ
...なんで
それを...
〝好きなの
選んでいいって
言われて
断る奴なんか
普通いないぜ。
そんときは
一緒に選んだのか。
...わかり
ません。
きっと
それが大切な
思い出だと
思っているからだ。
だから
断った。
そうか。
...ただ
なんとなく
そうしたく
なったんです。
なら
さっさと
シュタルクに
謝って、
一緒にプレゼント
選んでこい。
あいつは
ガキなんだ。
仲直り
したいん
だろう?
察しは
良くないぞ。
想いってのは
言葉にしないと
伝わらないんだぜ。
:そうですね
俺は宿に
戻るわ。
:シュタルク様
あの...
...本当は
一緒に選びに
行きたかったんだ。
...フェルン。
ごめん。
俺、フェルンが
好きな物が
わからなかったから。
でも
こんなこと言ったら
また嫌がられる
かと思って、
嫌がったりなんか
しませんよ。
言い出せな
かったんだ。
シュタルク様。
私の方こそ
すみませんでした。
言い過ぎ
ました。
...いいって。
慣れてる
から...
本当に
すみません
でした。
行こうぜ。
盗み見かよ。
盗み見
かよ。
良いみい
趣味だな。
フリーレン。
ザインこそ。
大人になって
人との距離感が
わかるようになると、
衝突することすら
避けるようになる。
今まで
苦労しただろう
フリーレン。
無事に
仲直りできた
みたいだな。
ああいうのは
わかも
若者の特権だな
ガキの世話は
大変そうだ。
他人とのまりかん
距離感って
何?
葬送のフリーレン区
ガキ3人
だったかぁ...
フェルン。
俺に相談しに
来たぞ。
一体俺を
誰と比べて
誰と重ねて
いるんだろうな。
フェルンは
ハイターに
育てられた
からね。
あんたにじゃ
なくて。
そんな
偉大な僧侶と
比べられちゃ
たまったもんじゃ
ないぜ。
全然いたい
偉大じゃないよ。
酒飲みでよく
二日酔いに
なっていたし、
好き嫌い
多いし、
アンディドかなっ!!
よく嘘も
ついた。
おさ
のんでないよ
ただの
生臭坊主
だったよ。
でもいかい
意外だったな。
ザインは
それを上回る
破戒僧だけど。
悪かったな。
俺の記憶にある
ハイター様は優しくて
頼りがいのある
爺さんだった。
俺とは違って
理想的な
大人だったよ。
ハイターって
変わったよね。
大人っぽく
なった。
老人相手に何を
言っているんですか。
年を取ると
自然とこう
なるんですよ。
ふーん。
...と言いたい
ところですが、
理想の大人を目指して
大人の振りをして
それを積み重ねて
きただけです。
子供には
心の支えになる
大人の存在が
必要ですから。
本当は私の心は
子供の頃から
ほとんど
変わっていません。
きっと私は
死ぬまで
大人の振りを
続けるでしょう。
特にフェルンは
努力家です。
たくさん褒めて
導いてあげないと。
それじゃあ
死ぬまで大人の振りを
続けたハイターは
誰が褒めてくれるの?
そのために
女神様が
いるんですよ。
じゃあ
この世では
私が褒めるよ。
...:そう
ですか。
天国に行くまでは
お預けですが。
でも、あなたに
人間の気持ちは
わからないでしょう。
どう褒める
つもりですか?
...思いのほか
悪くはないですね。
フリーレン。
私が天国に行ったら
女神様に話を
通しておきます。
そう。
楽しみに
しておくよ。
あなたはやはり
女神様に褒めて
貰うべきです。
なんの
真似だ。
フリーレン。
ザインはちゃんと
大人やれていると
思うよ。
これが
お姉さんからだったら、
最高だったんだけどな...
なら
よかった。
私ほどの
お姉さんは
なかなか
いないよ。
第30話札鏡連華
勇者ヒンメルの
死から29年後。
北側諸国
バンデ森林。
ありがとう。
ここら辺は
乗り合い馬車も
なかったから
助かったよ。
実は私
この先の村の商人でして、
代々装飾品店を営んで
おります。
商売上手
だね。
こういうのは
助け合い
ですから。
ご興味
ありますか?
私は余り
興味はないけど、
フェルンはそういうの
好きだったよね。
ブレスレット
新しく
買ったの?
葬送のフリーレン区
えっと...
これは...
あれ?
可愛いいよう
意匠だね。
私、
同じデザインの
指輪持ってるよ。
えーと...
どこに
やったかな..
整理整頓
しないから:
前に
ヒンメルに
貰ったんだ。
多分
フェルンと
お揃いだよ。
そうなん
ですか?
あった。
ごめん。
油断してた。
鳥型の魔物って
狡猾でまッそ
魔力を隠すのが
上手いんだよね。
どうしよう...
とりあえず
魔物は倒すとして、
あとは飛行魔法で
なんとか
ならないのか?
馬車くらいなら
浮かしたり
できんだろう?
シュタルク。
空飛ぶ馬車って
見たことある?
今ま
乗ってるよ。
意外かもしれないけど、
え
私達人類が空を
飛べるようになってから
まだ40年も経っていない。
それまで空は
魔族と魔物の
独壇場
だったんだ。
原理が
わからないまま
使っているから
応用が
できないってこと。
人類が使っている
飛行魔法は
魔族の魔法術式を
そのまま
転用したもので!
なるほど。
脱出する
しかないね。
小難しいことは
いいから
俺にも
わかるように
話してくれ。
私は商人を
連れて飛ぶから、
フェルンは
ザインをお願い。
人より
大きなものは
僅かな時間しか
飛ばせない。
わかり
ました。
荷物を
まとめます。
シュタルクは
飛び降りて。
...なぁ。
俺は?
死んじゃうと
思うんだけど...
戦士なら
このくらいの高さで
死なないでしょ?
何訳わかんない
みたいな顔
してんだよ!!
死ぬに
決まってんだろ!!
おかしいな。
アイゼンは
自由落下程度なら
どんな高さでも
無傷だったよ。
ハイターが
ドン引き
していた。
なんなのこい
ドン引きしている時点で
おかしいのはアイゼン様だと
思います。
では地面に
衝突する直前に
馬車を浮かせる
というのは
どうですか?
自由落下を
相殺できるか
計算しないと。
どちらにせよ
早くした方が
いいんじゃないか
威力を殺しきれないと
私達はごちゃ混ぜの
ミンチになっちゃうから...
なんか怖いこと
言ってる!?
そう。
こいつ
獲物を地面に
叩きつけて
狩りをする
タイプの魔物だぜ。
まあ、な...
何事も挑戦か。
いきなり
落とすなよぉぉぉ!!!
...い、
生きてる...
どうやら
うまくいった
みたいだね...
馬は軽傷だった。
治療も終わったぞ。
だが馬車は
駄目だな。
修理が必要だ。
...ごめん。
むしろ感謝して
います。
私一人では死んで
いましたから。
葬送のフリーレン【
しばらくは
馬車の修理だな。
...あれ?
おかしいな...
最近
暖かくなって
きたな...
そろそろ
衣替えですかね。
どこ
いっちゃったん
だろう...
そういや
フェルン。
.....はい。
はい
シュタルク様からの誕生日プレゼントです。
シュタルク様からの
誕生日プレゼントです。
選ぶのに
三時間も
掛かったぜ。
その
ブレスレットって...
私が好きに
選んでほしいと
言ったので。
大変だったな。
シュタルク。
一番苦労する
パターンだ。
結局
シュタルクが
選んだのか。
顔色窺い
ながらの
三時間、
あー...
なるほどな...
これは
いけるのか...
全部
聞こえてる:
生きた心地が
しなかった...
可哀相
になぁ...
でも
気に入って
貰えたから、
良かったよ。
しかし
やるじゃねぇか。
シュタルク。
あの意匠は
鏡蓮華。
お前はもっと
ヘタレかと
思っていたぜ。
シュタルク様?
...し、知らな
かったんだ!!
花言葉は
久遠の愛情だ。
あれは恋人に
贈る物だぜ。
誤解だよ!!
そうですよね。
馬鹿ですもんね。
自分だって
知らなかった
くせに...
俺が花言葉なんて
知っていると
思うか!?
いつにも
増して辛辣!!
何か
言いましたか?
...なんでも
ないです。
...あの、なお
買い直し
ましょうか...?
これは
シュタルク様が
一生懸命選んで
私にくれた物です。
ごめんよぉ...
二度と
そんなこと
言わないで。
...なんで
すか?
葬送のフリーレンE
なんでも
ねぇよ。
フリーレン様。
馬車の修理が
終わったので
明日の早朝には
出発するそうです。
そう。
毎晩、抜け出して
いますよね。
何を探して
いるんですか?
ヒンメルから
貰った指輪。
手伝います。
見つかるまで
出発を待って
貰いましょう。
いいや。
今夜、見つからな
かったら諦めるよ。
失くし物には
慣れている。
ヒンメルから
貰った物は
あれだけじゃ
ないしね
これと同じ
鏡蓮華の意匠の
指輪だったんですよね。
花言葉は
久遠の愛情
だそうです。
そう。
知らな
かった。
どうでも
いい。
ヒンメルも
そんな花言葉
知らなかったと
思うよ。
それでも
きっと
大事な物です。
皆で一緒に
探しましょう。
言ってくだされば
良かったのに。
私の村でも昔から
装飾品を失くされる
かた
方はそれなりにいました。
失くした
装飾品を探す魔法
今回の報酬として
お渡しするつもりだった
魔法の一つです。
フリーレン。
君は今回の討伐依頼で
頑張ってくれたからね。
好きな物を
選んでくれ。
アクセサリーか..
魔法店のほうが
嬉しいんだけど...
じゃあ
これでいいや。
早いな。
......
...どうしたの?
いいや。
フリーレン。
毎度。
?
ありがとう...
ありがとう...
...
諦めなくて
良かったですね。
フリーレン様。
そうかもね。
ところで
なんでフェルンが
鏡蓮華のブレスレット
してるの?
シュタルク様が
馬鹿だからです。
酷い...
第31話12混沌花
勇者ヒンメルの
死から29年後。
北側諸国
ラオブ丘陵。
なぁ。
このパーティーには
足りないものがある。
なんだと
思う?
うーん。
前衛はいるし
魔法使いも
僧侶も
揃っているし..
フリーレン様が
ミミックに
引っかかるので。
もー...
宝箱には
無限のかった
可能性が
あるんだよ...
盗賊で
しょうか。
違う。
足りないのは
もっと
重要なものだ。
年上の
お姉さんだよ!!
年上のお姉さんだよ!!
普通はパーティーに
一人くらいは
いるだろう!!
色っぽい大人の
お姉さんがさぁ!!
嫌だ...ねぇ
お姉さんじゃ
ないもん...
そうかなぁ...
すごく
辛そう...
悪かったね。
フリーレンが
いるでしょうが。
次の村が
つ、と
見えて来たぜ。
どういう
ことだ?
皆眠ってる...
厄介事の
匂いがするし
次の村に
行こうか。
フリーレン様
怒りますよ。
冗談だよ...
呪いだな。
やっぱりか。
面倒だね。
なあ
フリーレン。
呪いって
なんなんだ。
魔物や魔族が
使う魔法の中には
人を眠らせたり
石にしたりする
ものがあってね
人類の魔法技術じゃ
原理も解除方法も
わからない。
その中でも
人類が未だに
解明できていない
魔法を〝呪い〟と
呼んでいるんだ。
じゃあ
この村はもう
手遅れなのか?
あくまで
人類の魔法では
の話だよ。
呪いへの対処は
昔から僧侶の
生業だからね。
どう
ザイン?
なんとか
なりそう?
僧侶が使う
め
女神様の魔法なら
話は別だ。
急かすな。
今は
呪いの種類と
発信源を
調べている。
女神様の魔法って
他の魔法と
どう違うんだ?
女神様の魔法は
聖典に
記されていて、
聖典の
所持者しか
使えない。
そのほとんどは
魔族の魔法と
同じで原理が
わかっていないんだ。
だからあまり
面白味が無いん
だよね。
それに
生まれながらの
“資質”がないと
扱うのは難しい。
さらにこの。資質は
呪いを効きにくくする
効果もあってね。
確か
女神の加護って
呼ばれてるんだっけ。
だから基本的に
僧侶は呪いにも
強いんだ。
じゃあ呪いは
フリーレンでも
うまく
防げないのか。
なんとなく
攻撃されている
感じがするから、
むずむず
します。
俺ら現在進行形で
呪われてるってこと!?
魔法使いでは
呪いは
感知できない
からね。
かなり
特殊な呪いだと
いうことが
わかった。
この村がまだ
呪いの範囲内って
ことだけはわかるかな。
儀式が必要だ。
道具もいる。
怖い!!
これなら
呪いを掛けた
発信源を
叩いた方が早い。
解除でき
ないの?
発信源は魔物だ。
位置も割り出した。
行くぞ。
話が早くて
いいね。
フリーレン様。シュタルク様が...
...寝て
いるね。
今使える
魔法だけじゃ
5秒間目覚め
させるのが
限界だ。
一時的にでも
目覚めさせ
られない?
とにかく
急いだほうが
よさそうだな。
無いのと
同じですね...
フェルンが
起きない。
小休止だって
言ったのに...
フェルンも
眠っちまったか...
葬送のフリーレンE
これは
いよいよ
不味いね。
結界を
張った。
二人はここに
隠しておこう。
もう少しだ。
反応が近い。
じゃあ
ザイン、
魔物が
出たら
起こしてね。
一人で戦っちゃ
駄目だよ...
...私が必ず
倒すから...
フリーレン。
あのなぁ、お
俺の魔法じゃ
5秒しか...
まあいい。
僧侶にも
戦闘用の
魔法はある。
5秒じゃ
どうしようも
ねぇだろ。
混沌花の亜種。
った村人は
こいつの肥料ってわけか。
じわじわと魔力を
吸い取られ殺される。
混沌花はその土地の
げんせいしよ
原生植物と
まじゃ、急ぎですか
交わることで
っき
ああ、ううっ、
亜種を生み出す。
まるで
鏡面みたいだ。
だが、どんなに
ぞうけ
造形が変わろうと
弱点が核であることは
共通じている。
女神の三槍
何が起こった...
こいつ俺の魔法を
反射させたのか...
正確に核を撃ち抜かね
葉同士の乱反射で
どこに魔法が跳ぶかわから
このままじゃ
ジリ貧だ...
でもあいつは
ゆうしやい
勇者三行の
魔法使いだ。
強力な魔法が
反射したら
この森どころか
村が消し飛ぶかも
しれねぇ...
いつそのこと
リレンを
起こすか...っ
たった5秒だ。
説明の時間なんて
ねぇぞ。
...
それに俺はまだ
いやいやそんなこという
意思疎通できる
ほどの時間も
しんら
信頼関係も
築けていない。
そもそもフ
なに、俺かんがって
何を考えているかも
わがらねえ。
そう。
私はほんと
冒険者には、
意思疎通も
信頼関係も
必要ないと
思っています。
何を考えているのか
わからないんですよ。
特に私の
仲間であった
フリーレンは
その点が
拙かった。
だから私は
彼女の言葉を
信じることに
しました。
彼女はまっ
〝魔王を必ず倒す〟
と言いました。
一人で戦っちゃ
駄目だよ...
私はその言葉を
信じたんですよ。
...言葉を
信じるか...
...だらしない
顔だったな。
...私が必ず
倒すから...
どうなっても
知らねぇぞ:
目覚めの解呪
フリーレン!!
核だけを!
うん。
わかった。
ありがとう
ございました。
この御恩は
忘れません。
いや
そこまでの
ことをした
訳じゃ...
いいえ。
お陰で最高の
目覚めでした。
起きた瞬間に
ピンときたん
だよね。
でも今回
生きて帰れたのは
ザインのお陰だよ。
これ魔法
反射する
奴だって。
偉いぞ。
お前って本当に
すごい魔法使い
だったんだな。
ありが
「とうね。
あの村のお姉さん
綺麗だったな...
まだ
言ってる...
何この
状況...?
篇
第22話】オルデン家
勇者ヒンメルの
死から29年後。
きたがね
北側諸国
要塞都市
フォーリヒ。
あれが
フォーリヒか。
魔法都市
オイサーストまでの
中継地点だね。
やっとはぶん
半分ですか。
やっと半分ですか。
とにかく
フォーリヒで
物資を補充して...
あの
フリーレン様。
言いにくいの
ですが
もう路銀が...
本当に長い
道のりですね。
おい、
そこのお前。
なんだ?
貴族の
馬車だな。
...え?
なに?
なんなの?
いい体だ。
容姿も
悪くない。
お前
私の屋敷に
来い。
なん
なのー!?
名は
なんという?
シュタルク...
オルデン卿
こういうのは
困ります。
私を知って
いるのか?
ここは
北側諸国の三大騎士
オルデン家の屋敷でしょ。
何を訳の
わからないことを
言っている。
貴方の祖父も
強引な人
だった。
私の
パーティーの
前衛です。
シュタルク、
お前と話すには
ママの許可が
必要なのか?
どちらにせよ
私は今
シュタルクと
話している。
喧嘩
しないで...
依頼がある。
金なら出す。
馬鹿馬鹿しい。
行くよ
シュタルク。
フリーレン様。
何その
銅貨?
手持ちの
路銀だってさ。
話くらいなら
聞いてあげても
いいかな。
フリーレン...
シュタルク。
出身はどこだ?
そうか。
::中央諸国
クレ地方の
戦士の村だ。
長男の
ヴィルト。
私の家系も
元はその村の
一族だ。
......
私の跡継ぎにして
この街の英雄だ。
シュタルク様に
似ていますね。
瓜二つだ。
それが依頼と
何か関係が
あるんですか?
一月前に
魔族との
大きな戦いが
あってな。
身なりを整えれば
家の者でもない限り
見分けは付かん。
その時に
ヴィルトが
戦死した。
敵の将軍と
相打ちだったよ。
不幸中の幸い
だったのは、
大規模な乱戦
だったことだ。
ヴィルトの死を
知っているのは
そこにいるガーベルと
一部の腹心だけだ。
シュタルクに
何をさせる
つもりですか?
ここ要塞都市
フォーリヒは
この地方の
守りの要だ。
消耗した兵力を
立て直すまで、
士気を下げる
訳にはいかん。
それまで
息子の死を
隠すってことか...
報酬は?
1年は
三食おやつ付きで
生活できますよ。
魔導書も
付けて。
げつ
三か月後にこの地方の
有力者が集まる
社交会が開かれる。
そこでヴィルトの
健在を示す。
待ってくれよ。
無理だって。
第一
額の傷は
どうするんだよ。
シュトラール
金貨10枚。
書庫から一冊
好きなのを
持っていけ。
元々民衆には
ヴィルトは
療養中だと
伝えてある。
額の傷は名誉の負傷だ。
額の傷は
名誉の負傷だ。
シュタルク様。
路銀のためです。
悲しい...
ガーベル、
シュタルクに
作法を叩き込め。
シュタルク様。
作法の練習は
どうですか?
地獄だぜ。
どうかな?
:似合って
ない。
酷い...
ちょっと
外の空気
吸って来る。
::オルデン卿
父上と呼べと
いつも
言っているだろう。
どこに人の目が
あるかわからん。
:冷た過ぎるん
じゃないか。
...冷た過ぎるんじゃないか。
息子が死んでから
まだ二か月も経って
いないんだろう。
私は息子の遺言に
従っているだけだ。
そのための
影武者もいた。
お前ほど似ては
いなかったがな。
...確かに
あまり気分のいい
ものではないな。
だがこれも
息子の遺志だ。
もらうぞ。
付き合って
不器用
すぎるぜ
あんた...
ムート。
もっと背筋を
伸ばせ。
葬送のフリーレン【
...次男のムートだ。
跡継ぎになるというのに
なかなか上達せん。
はい、父上。
姿勢に出る
からな。
それに比べて
シュタルク。
あいつは失敗作だ。
剣技の腕は
お前にオルデン家の
剣技を教えてやる。
...どうした?
大丈夫だ。
深呼吸しろ。
ここはお前の故郷の村じゃない。
ここはお前の
故郷の村じゃない。
...オルデン卿は
ムートのこと
どう思って
いるんだ?
兄ほどの
才は無いな。
だが努力家だ。
積み上げてきたものは
決して裏切らん。
私よりも
あいつはいつか
強い騎士になる。
そうか。
それ
ムートに
言ってやった
ほうがいいぜ。
それは
大問題だ。
いつも
言っている。
だから夢し
調子に乗って
なかなか上達せん。
え?
私も作法の練習を
するんですか?
社交会だぞ。
年頃の男子が
一人で行くことなど
あり得ると思うのか?
それとも
ママが
連れてって
くれるのか?
頑張ってね。
ここ一か月
地獄でした...
路銀の
ためだろ。
すみません
でした...
せっかく
練習したん
だしさ。
踊ろうぜ。
本当に
似合って
いませんね。
俺たちも
踊るか?
葬送のフリーレン区
ケーキ
食べる。
...そう。
この怪我さえなければ
前線に立っていたのは
私だった。
ヴィルトも
死なずに
済んだのかもな。
旦那様...
社交会が
終わった
ようだな。
依頼はあります
終了だ。
ガーベル、
フリーレンに
報酬を渡して
来てくれ。
シュタルク、
お前の戦士としての
力量は
素晴らしいものだ。
お前さえ
よければー
俺はあんたの
息子の代わりじゃ
ないぜ
そうだな。
私もお前の
父親の代わり
ではない。
だが
帰る場所なんて
ないだろう。
息子とは
喧嘩別れだった。
些細なことでの
言い争いだ。
クレ地方の
戦士の村は
魔族に滅ぼされた。
そのくらいは
知っている。
“お前の顔なんて
二度と見たくないと、
そう言ってしまった。
俺も心にも無い
言葉を
言っちまったんだ。
心にも無い
言葉だった。
お前を見つけた
ときは奇跡だと
思ったんだ。
なら尚更
ここには
残れねぇな。
育ての親にさ。
だから
旅の土産話を
たっぷりと
持って帰らねぇと
駄目なんだ。
...そうか。
うーん...
うーん...
報酬の魔導書
どれにしよう..
フリーレン様。
もう半日に
なりますよ。
ガーベル様も
困ってます。
.ハヤクシテ...
ほら生気
生気がまったく
ありませんよ。
兵力の
立て直しには
まだまだ
掛かりそう
だってよ。
どうした?
いいや。
少なくとも
跡継ぎには
困らなそうだ。
第33話トラオル金
勇者ヒンメルの
死から29年後、
北側諸国
クラー地方。
本当に強い
戦士なのか?
400年近く
村を守ってきた
ドワーフだからね。
フォル爺って
言ってね。
私の長寿友達。
死ぬ前に
ゆっくり話が
したくてね。
ドワーフの
寿命って
どのくらい
てしたっけ?
洒落に
なってねーぞ。
それ。
300年くらい
だな。
ても確かに
フリーレン様と
昔の話が
できるような人って
なかなか
いませんからね。
たまには
こんな寄り道が
あってもいいかも
しれません。
10年くらい
滞在しちゃおう
かしら...
一週間まで
ですよ。
あの村か。
フォル爺。
はて
誰だった
かな?
どう?
歴戦の老戦士
って感じで
格好良いでしょ。
フリーレン
だよ。
老戦士って
レベルか...?
よぼよぼ
じゃねーか..
え?
...そう
だったな。
まだ
ボケた振り
続けているの?
戦闘での死因の
おお、
多くは油断だ。
立てん
だろう。
魔族にも人にも
これが一番効く。
熟達した戦士でも
防御を意識
てきなければ
簡単に致命傷を負う。
儂が剣を
抜いていたら
脚を失って
いたぞ。
相変わらず
卑怯な戦法だね。
フリーレン。
歓迎する。
ゆっくりして
いってくれ
待って
フリーレン...
歩けない...
シュタルク。
ついでに稽古
付けてもらいな。
...はい。
葬送のフリーレン
とんでもない
爺さんだな...
10年
泊まりたいから
仕事紹介して。
フリーレン様。
一週間まで
ですよ。
......
わかったよ。
小さな村でね。
依頼を
引き受けて
くれる人が
いなかったから
助かったよ。
どうせ
することが
ないので。
しかしフォル爺さんに
友人がいたとはな。
あんなに楽しそうに
話しているのは
初めて見たよ。
著碌した
爺さんだ。
昔から村を
魔物や魔族から
守ってもらっているが、
その理由も
わからない。
普段は会話すら
ままならない。
守り神みたいな
もんさ。
ずっと
孤独だったん
ですね。
葬送のフリーレン区
一週間は
あっという間だね。
シュタルクは
どう?
人間は
成長が早いな。
そう。
楽しいじかん
時間だったよ。
そこそこ
良くなった。
フォル爺。
今ではとても
感謝して
いるんだよ。
フォル爺は
私がヒンメル達を
知る機会を
くれたから。
フォル爺は
なんでこの村を
守っているんだ?
昔の話だ。
人はどうでも
いいことに
命を懸けない。
どうでも
いいだろう
そんなこと。
儂は
妻の愛した村を
守っているだけだ。
人間だった。
儂は遠い昔に
交わした約束を
果たしているに
過ぎん。
だが
詳しく話す
つもりはない。
どうせ
あの女性の
顔も声も
眼差しも
伝わらん。
これは
儂だけの
思い出だ。
滑稽な話
だろう。
でもきっと
その女性は、
儂はずっと
死者との約束を
守っている。
そうだね。
貴方が約束を
守ってくれていることを
嬉しく思っているはずだ。
ヒンメル。
お前は
いい勇者だ。
魔王が討たれた
平和な時代が
訪れるのを
儂の妻も
望んでいた。
ヒンメルという
偉大な勇者の
記憶も儂が
未来に連れて
行ってやろう。
きっと魔王を
打ち倒すだろう。
ありがたい
話だけれども、
僕のパーティーには
フリーレンも
アイゼンもいる。
そこまで
してもらう
必要はないかな。
俺はエルフほど
長生きせんぞ。
なら
フリーレンの
役目だな。
僕達の記憶は
彼女が未来に
連れて行ってくれる。
そうだろう?
別に
いいけど。
そうか。
じゃあ後で
フリーレンに、
やっぱり
覚えるの
やめようかな:
仲間に
恵まれたな。
僕が編み出した
イケメンポーズ集を
見せないとな。
でもやっぱり
イケメンポーズ集は
いらなかったかな。
記憶の
無駄遣いだ。
その勇者の
顔は覚えて
いるか?
当たり前でしょ。
声は?
私を馬鹿に
しないでよ。
全部
覚えている。
ヒンメルは
私が人間を
知ろうとした
きっかけだよ。
フォル爺が
村を守ろうと思った
きっかけと同じで、
大切な
ことだ。
そうか。
きっかけか。
儂はもう
思い出せない。
それでも儂は
大切な何かのために
この村を守っている。
顔も声も
眼差しも。
...フォル爺は
冗談が上手いね。
ところでお前達の
旅の目的地は
どこなんだ?
魂の眠る地を
目指しているよ。
それは
どこだ。
エンデ。
魔王城がある
場所だよ。
そうか。
ついに魔王を
倒しに行くのか。
平和な時代が
訪れるといいな。
...ふふっ。
どうした?
フォル爺。
魔王はもう...
フォル爺の記憶も
私が未来に連れて
行ってあげるからね。
それも
悪くはないな。
人生の最期に
お前に会えて
良かった。
それ80年前も
同じこと
言っていたよ。
葬送のフリーレン区
じゃあね、
フォル爺。
元気で。
フリーレン。
妻の夢を
見た。
そう。
お前と昔話をした
お陰かもしれんな。
第34話
英雄の像
それよりがちきちゃんも、
いや、そういうことは、
...そうだね
Windowsintamazond
クックス...
Windowdinterの
「...
勇者ヒンメルの
死から29年後、
北側諸国
ローア街道
尋ねごと?
人探し
だよ。
俺の旅の目的
覚えてるだろ?
年上の色っぽい
お姉さんと
旅をすることだっけ?
確かに
そっちも
大事だが...
俺の旅の目的は
こっちだ。
10年前に
旅に出た親友と
合流することだ。
葬送のフリーレン【
そういえば
そうだったね。
昔
村に来た
魔法使いに
撮って
貰ったんだ。
足取りは
掴めているの?
写真か。
珍しいな。
俺たちが
通ってきたのは
北側諸国の
主要な街道だ。
今までも
目撃情報があった。
このまま北上で
問題ないだろうな。
10年前
だろ。
よく目撃情報が
残っているな。
名前が特徴的
だからな。
インパクトが
強い。
なんて
名前なんだ?
戦士
ゴリラだ。
...本名?
...うん。
本名は?
昔から村の皆も
戦士ゴリラって
呼んでたしな。
どういう
状況なの...?
因みに俺は
僧侶アゴヒゲ。
本当に
親友だった
のかよ...
聞いて
ねぇよ。
というか
あいつがそう
呼ばせていた。
顎髭生える
前から
そう呼ばれて
いたの?
どちらにせよ
戦士ゴリラって
名前だけ
わかれば十分だ。
あいつはどうせ
必ずそう名乗る。
この話題
続けるん
ですか?
変な奴だな。
ああ。
変な奴なんだ。
変な奴なんだ。
この大峡谷を越えて一週間も歩けば、
この大峡谷を越えて
一週間も歩けば、
いよいよ
魔法都市
オイサーストだね。
本当に長い
道のりでしたね。
なんで私を
見るの?
私は今回
何も悪いこと
してないよ。
集落に
寄っていいか?
いいよ。
私達も
休みたいし。
ここで街道が
いくつかに
分岐するからな。
なあ、10年前に
ゴリラって名乗る人
来なかった?
ああ。
戦士ゴリラ様
ですね。
インパクトが
凄かったので
覚えています。
すげぇ
質問だな...
村の近くに
出た魔物を
退治して
くださいました。
その後
どこに
向かったか
わかるか?
どうでした
かな...
ゴリラ様は
高台に住んでいる
頑固婆さんと
仲が良かった
ようなので、
聞いてみるといいでしょう。
聞いてみると
いいでしょう。
どうすれば
いい?
儂の依頼を
いくつか
熟してもらおう。
儂は
頑固者でのう。
そう簡単に
教えられん。
まずは隣村の
鍛冶屋のナーゲルに
手紙を届けて
もらおうかの。
まるでっか
お使いだな。
ヒンメルとの旅を
思い出すね。
お使いみたいな
人助けは
日常茶飯事
だったよ。
こういうのが
面倒な探し物や
厄介な魔物退治に
発展していくんだよね。
不吉なこと
言うなよ...
とにかく
頑張って
お婆さんの
心を開こうか。
この婆さん
全然ころひら
心開かねぇぞ:
ごめんね。
ヒンメルや
ハイターだったら
半日くらいで
打ち解けている
はずなのに::
このパーティー
不器用な人しか
いませんからね。
ん。
最後だ。
付いてきな。
案内する。
英雄の像って?
峡谷にある
英雄の像を
磨くんだ。
遥か昔に
世界を救ったとされる
英雄様の石像だ。
それ以上の
ことは知らん。
名前もわからん
忘れられた英雄さ。
代々村で
管理している。
...忘れられた
英雄か。
ところであんた
僧侶アゴヒゲだろ。
...なんで
知ってるんだ?
僧侶と戦士:
だいぶ
古いものだね。
着いたよ。
なんだか
ザイン様と
ゴリラ様に
似ていますね。
というか
戦士の方
見覚えがあるね。
...
クラフトだ。
...じゃあ
さっさと
始めようか。
サイン?
なるほど。
この人はクラフトって
名前なんだな。
こっちは?
さあね。
知らない。
...そうか。
この像は?
俺たちに
そっくりだろ?
村長によると
大昔の英雄
だって話だ。
でも誰も
名前すら
覚えちゃいねぇ。
俺たちは
こうは
ならねぇ。
勇者ヒンメル
みたいな
忘れられない
英雄になる。
忘れ去られる
だなんて
御免だ。
どんな英雄でも
いつかは
忘れ去られます。
きっと魔王を倒した
勇者ヒンメルも
例外ではないでしょう。
まあ
そうだよな。
流石に
無理な話だ。
...戦士ゴリラ。
なんでだよ。
俺も
鍛えれば
これくらい
いくかな。
俺は
今日から
そう名乗る。
忘れられない
英雄を目指すなら、
はッはっは。
確かに
そうですね。
名前の
インパクトは
大事だろ。
では貴方は
僧侶アゴヒゲ
ですね。
え?
いいな。
それ。
きっと
似合いますよ
顎髭。
やっと
終わった...
大変だったぜ。
銅像だったら
魔法でなんとか
なったのに。
葬送のフリーレンE
ゴリラにも
同じことを
頼んだが、
あいつは
ここまで
うまくは
できなかった。
でも名前の
インパクトは
バッチリだったよ。
あいつは
戦いしか
取り柄が無い。
ゴリラは
あんたのこと
よく話してたよ。
一緒に
ずっと歴史に
名を遺すような
英雄になるってね。
ゴリラの
行き先
わかった?
テューア。
北側諸国中部の
交易都市だ。
ああ。
ここから遥か東方。
オイサーストとは
反対方向だね。
どうした
もんかね
第35話】旅立ちのきっかけ
ゴリラ様の行き先は
テューアですか:
ゲラナト伯爵鎮
オイサーストとは
反対方向だね。
...フリーレン
俺はゴリラを
追いかけるために
旅に出た。
知ってるよ。
........!
集落の小屋
貸して
もらったぜ。
とりあえず
日も暮れそうですし、
結論は明日でも
いいんじゃないですか?
自由に使って
いいってよ。
ありがとう。
葬送のフリーレン【
手が
ちべたい...
もうだいぶ
寒くなって
きたからね。
晩御飯の食材
買って
きました。
薪集め
終わったぞ。
すごい
ひんやり
してる。
これは
新記録かも...
これは新記録かも:
どれどれ;
本当だ。
超冷てぇ。
でしょー。
.......
やめてっ!!
雪ですね。
また冬越えが必要に
なるのでしょうか?
...全く。
今回は
険しい山脈を
越えるわけじゃ
ないからね。
猛吹雪にでも
ならない限り
大丈夫だよ。
この地方の
寒波は
一月は続く、
どうする
ザイン、
出発する?
それきれ
聞く必要
あるの?
遠出は
せんほうが
いいぞ。
寒波が
去るまで
動けないか。
でもまあ
酒場も
雑貨屋も
あるし
小屋も広い。
この前の
山小屋と
比べたら
だいぶ
マシだね。
何よりこの集落には
怪しい老人がやっている
魔法店があるんだよね。
私の経験上、
ああいう場所には
伝説級の魔法がある。
そこをゆっくり
漁れるのは大きいね。
伝説級の
魔法...
今までに
どんな魔法が
あったんだ?
〝カビを消滅
させる魔法。や、
珍しつこい油汚れを
取る魔法〟だよ。
あれは確かに
世界が一変
するほど
便利でした。
とにかく今は
待つしかないよ。
実際
死にかけ
ました
からね。
お婆ちゃんの
知恵袋かな?
北側諸国の冬は
舐めていると
死ぬからね。
そのくらい
わかっている。
俺は北側諸国の
人間だぜ。
...もうしばらくは
一緒にいることに
なりそうだな。
葬送のフリーレン【
そろそろ
寒波の時期も
終わる。
冒険者さんらも
ようやく
旅立てるな。
ああ。
...ザイン。
ちょっと
いい?
...あれ?
俺らほとんど
一緒にいなくね?
どうしたんだ
フリーレン?
酒場に
来るだなんて
珍しいな。
なんだか
シュタルクと
フェルンの様子が
変なんだよ。
たぶん
喧嘩してる。
それは
構わないが..
仲裁
してよ...
なんで俺に
頼むんだ?
仲裁は僧侶の
仕事なんだよ。
そうなの?
酷いとうまい
状況だな...
おい
何があった?
葬送のフリーレン区
シュタルク様が
悪いんです。
...はい。
俺が全部
悪いです...
...話に
ならないな。
...で
何があったんだ?
一人ずつ
隣の部屋に
来なさい。
...この小屋に
来たばかりの頃
フェルンが
俺のほっぺに
冷たい手を
当てたじゃん。
あー...
あったな。
今日それを
やり返したら
フェルンが
キレちゃった..
ひんやり
女の子が顔
ペタペタ触られて
いい気がするはず
ねぇだろ。
このままで
いいと思うか?
ガキ
かよぉ...
...仲直り
したいです...
シュタルク。
お前は俺と違って
根はいい奴なんだから
正直に気持ちを
言えばいい。
仲直り
したいのなら
ちゃんと相手に
そう話すんだ。
仲直りしたいのならちゃんと相手にそう話すんだ。
フリーレンは
喧嘩の
仲裁なんか
してくれないぞ。
葬送のフリーレン区
ああ。
わかっている。
シュタルクも
反省している。
あいつガキなんだ。
悪気があった
訳じゃない。
フェルンに
謝るよ。
わかっています。
私が意地になって
しまったので...
元はと言えば
私のせいですし...
触られたことも
気にしては
いません。
謝りたいです。
ただ
肩を押さえた
腕の力が強くて、
...ちょっとだけ
怖いと思って
しまったんです。
なんで
そんなことを
聞くんですか?
じゃあ
怖かったことを
ちゃんと話して
仲直りだ。
シュタルクのこと
嫌いか?
もっと
優しくして。
そう
見えますか?
ごめんよぉ...
よくわからないけど
ザインはとても
頑張っていると思うよ。
もう
付き合っちゃえよ!!!
ありがとうね。
助かったよ。
フリーレン。
お前ぐらい
だよ。
俺のことを
ガキみたいに
褒めるのは。
実際に
ガキでしょ。
まあ、
悪い気分は
しない。
...なあ、
ずっと気になって
いたんだが..
旅に誘って
くれたときも
そうだが、
やっぱり
同族嫌悪かな。
なんで俺なんかに
こんなに構って
くれるんだ?
冒険に
出ようとしない
ザインが、
魔王討伐に
旅立つ前の
私とよく似ていて
頭にきた。
だからこそ、
だからこそ、
きっと私は
きっかけを
与えたかったん
だろうね。
それは
構う理由には
ならねぇだろう。
ゆう
勇者ヒンメルなら
そうしたって
ことだよ。
なんだそりゃ。
手を取れ
フリーレン。
君が旅立つ
きっかけは、
この僕だ。
私はヒンメル達に
旅立つ勇気と、
仲間と過ごす
楽しさを
教えてもらった。
どう
ザイン。
楽しかった
でしょ?
...ああ。
とても
楽しかったよ。
やっぱり俺は
ゴリラを
追いかけるよ。
もう後悔する
つもりはないんだ。
わかっているよ。
じゃあ
元気で。
またね。
...またな。
一人だとこんなに
静かなんだな。
随分あっさりと
別れるじゃねぇか。
ザインは
二人と違って
大人だからね。
きっと
うまくやるよ。
第36話T心の支え
勇者ヒンメルの
死から29年後。
北側諸国
オッフェン群峰
あれ?
珍しいな。
最近
歩き詰め
だったし、
疲れている
のかもな。
葬送のフリーレ
フリーレン。
起きてくれ。
朝飯出来たぜ。
そろそろ起き...
...あと
半日...
そんなに眠っちゃ
駄目でしょーが...
...フェルン?
......~~~
やめてよぉ...
それより
フェルンが
具合悪そうで...
あー...
熱があるね。
水持って
きたぜ。
あった。
ザインが
残してくれた、
薬草について
書かれた
手記だよ。
魔法で病気の
判別をすれば
対応する
薬草がわかる。
でも
病気の
判別ってやがみさま
女神様の
魔法だろ。
確か聖典の
所持者しか
使えないって
話じゃ...
私だって
聖典くらい
持っているよ。
鍋敷きに
されてる!!
僧侶の才能が
無い私でも
簡単な病気の
判別くらいは
てきるよ。
大丈夫
かよ...
難しい病気は
わかんない。
ただの
風邪だね。
:そういえば
以前ヒンメル達と
薬草を採取した
場所が近くに
あったっけ。
使える薬草は...
この地方だと
とりあえず
寒さを凌げる
場所まで行こうぜ。
そうだね。
助かったぜ。
こんな山の中に
人が住んでいる
だなんてな。
前来たときは
村だったんだ
けどね。
もう何十年も
前のことよ。
一勇者様も立ち寄った
ことのある、由緒ある村
だったのだけれどもね。
まあ
ゆっくり休んで
いくといいわ
ありがとう。
ありがとう。
ところで
この近くに
氷柱桜の木が
あったよね。
ええ。
少し入り組んだ
所にあるけれども
ここから北に:
大丈夫。
前にも来たことが
あるから。
待っててね。
フェルン。
薬の材料を
取ってくる
から。
ここに
来てから、
辛そう
だからね。
フェルンは
風邪をひいたとき
手を握ってあげると
安心するんだよ。
ずっと手を
握っているな。
...どう
したの?
小さい頃から
そうなんだ。
フリーレン様:
...恥ずかしい
です...
...子供扱い
しないで
ください...
...なんで?
...そっか。
そうだね。
後2年も
すれば、
立派な
大人か..
ちょっと前まで
このくらいの
女の子だったん
だよ。
葬送のフリーレンE
あっと
言う間だった。
背も私のほうが
ずっと高かった。
私の中ではね、
フェルンは
まだ子供なんだよ。
多分この先も
ずっとそうだ。
...薬の材料
集めに行こうか。
...フリーレン。
...ああ。
そろそろ
氷柱桜の木が
ある場所だよ。
その氷柱桜ってのが
薬の最後の材料か。
使うのは
木の根に
生えている
キノコ
だけどね。
綺麗だね。
なぁ。
フェルンにも
見せてあげた
かった。
冬に咲く
花の中では
一番好きかな。
花は有毒だから
気を付けてね。
なんで
フェルンの手を
握ったんだ?
普段はそこまで
子供扱いして
ねぇだろ。
子供扱いをした
つもりはないよ。
フェルンが
辛そうだったから
手を握っただけ。
私はあれしか
苦痛を和らげて
あげる方法を
知らないから、
私はどうすれば
良かったんだろうね。
だったらもう
やりたいように
やるしかないん
じゃないか。
たぶん
人には
心の支えが
必要なんだ。
少なくとも
師匠は
そうしていたぜ。
支えて貰って
悪い気分になる
奴はいねぇよ。
...なんの
つもり?
風邪のときは
心細いからね。
うなされて
いたから。
...子供の頃の
話でしょ?
幼い頃
亡くなった母は
こうしてよく
手を握ってくれた。
不思議と
落ち着くんだ。
不思議と落ち着くんだ。
心の支えが
必要なのは
子供だけ
じゃない。
悪い気分では
ないだろう?
悪くない
かも..
...そう
だね。
気遣う僕も
なかなか
イケメンだろう?
黙ってて:
薬
できましたよー。
多分
フェルンが
恥ずかしがって
いたのは
俺がいたからだ。
甘えている
姿なんて
人に見られたく
なんかないよな。
ありがとうね。
シュタルク。
やりたいように
やってみるよ。
お礼に
シュタルクが
風邪をひいたときは
手を握ってあげるね。
嫌だよ。
恥ずかしいもん。
よー
じゃあ
キノコを
回収するか。
思ったよりも
でっかい!!
後は材料を
混ぜて薬にする。
葬送のフリーレ
魔女みたい!!
大丈夫だよ。
大丈夫だよ。
すぐに
良くなる
から。
:フリーレン様。
私はもう...
子供では...
知ってる。
知っているよ。
だいぶ
良くなったな。
フリーレン様と
シュタルク様
ザイン様の手記の
お陰ですね。
それじゃあ
目指すは
魔法都市
オイサーストだ。
きゅう
一級試験
ド眠《
第37話
勇者ヒンメルの
死から29年後。
あれが
きたがわ
北側諸国最大の
魔法都市
オイサーストか。
北側諸国
キュール地方。
あそこでフリーレン様が
一級魔法使いの資格を
取れば北部高原に
入れますね。
別に資格を取るのは
私じゃなくても
いいと思うけどね。
まだまだ遠いね。
途中で馬車でも
捕まえないと。
フェルンが
取ればいいじゃん。
どうせすぐ
使えなく
なっちゃうし
フリーレン様
知らないんですか?
一級魔法使いというのは
魔法使いの中でも
ほんの一握りの熟練の
魔法使いなんですよ。
私なんかでは
無理です。
ふーん。
そうなんだ。
今更だけどよ。
どうして北部高原に入るのに
そんなすげぇ魔法使いの
同行が必要なんだ?
興味なさそう
ですね。
昔から北部高原は幻影鬼みたいな狡猾な魔法を使う魔物が多いからね。
昔から北部高原は
幻影鬼みたいな
狡猾な魔法を使う
魔物が多いからね。
とはいえ通行に
貴重な熟練の
魔法使いを要求
するってことは
もともと船店と怪秀な魔法使いがいないと越えられないような都所だ。
もともと僧侶と
優秀な魔法使いが
いないと越えられない
ような難所だ。
北部高原では
相当厄介なことが
起こっているん
だろうね。
オイサーストに
着いたら
試験のことについて
調べるよ。
フェルンの話だと
実戦もある
みたいだし
対策を考えないと。
フリーレン様の
魔力ならどんな
試験内容でも
余裕なんじゃ
ないですか?
制限している状態でも
熟練の老魔法使い
くらいの魔力が
出ていますよ。
老魔法使いって
言うな。
あーあ
すねちゃったぞ。
老魔法使いは
流石に酷いんじゃ
ねぇか。
すみません
でした。
シュタルクが
クソババァって
言ったことも
忘れてないから。
いつの
話だよ...
オイサーストに
着いたら
起こして。
もーいい。
寝る。
......
やっぱり
いいや。
どうしたん
だよ?
?
空が半分しか
見えなかった。
言っておく
けどね。
フェルン。
魔法使いの
強さを決めるのは
魔力だけじゃないよ。
技術や経験、
扱う魔法や
コントロール、
努力と
根性、
なんか
戦士みたいなの
混ざってんな。
そして
才能。
私は今までの人生で自分よりも魔力の底い
自分よりも魔力の低い
魔法使いに11回
負けたことがある。
クヴァールも
そうでしたね。
そのうち
4人は魔族。
一人は私と同じ
エルフ。
そして残りの
6人は、
人間だよ。
北側諸国
グラナト伯爵領
辺境。
そろそろ
伯爵領の街が
見えてくるかな。
オイサーストへの
道のりは険しいねー。
ちょっと休むと
しますか。
嬢ちゃん。
いい杖だな。
金目の物だがお
全部置いていって
もらおうか。
【園園
あれー、
もしかして
また盗賊?
誰が
喋れっつった?
折角アウラが討伐されて
平和になったっていうのに
今度はこういう連中が
増えるんだね。
荷物まとめてー
さっさと
命が惜しければ
今すぐ失せろ。
...ずらかるぞ。
ありがとー。
助かったよ。
武道僧の
クラフトだ。
私は
魔法使い
ユーベル。
あれ、もしかして
エルフ?
珍しーね。
初めて見た
俺はお前を
助けたわけでは
ない。
人殺しの目を
しているな。
近くの森に
切り刻まれた盗賊の
死体があった。
魔法使いの仕業
それも恐ろしいほどの
手練れだ。
葬送のフリーレン区
お説教でも
しに来たの?
いいや。
俺も冒険者だ。
自衛のための殺しに
ケチを付けるほど
頭は固くないさ。
あー
そう。
ただ目の前の
命を拾い上げた
だけだ。
食えない
おっさん。
つまんない。
目的地は
オイサーストか?
うん。
一級魔法使いの
試験を受けにね。
フリーレンも
そんなことを
言っていたな。
次会ったときの
土産話が楽しみだ。
たいりくまほうきょうかいほくぶっし
大陸魔法協会北部支部
試験は二か月後に
なります。
それと受験資格に
五級以上の魔法使いの
資格が必要になります。
フェルン。
任せたから。
一級魔法使いの試験は
3年に一度となりますので
ご注意ください。
落ちたら
どうする
つもりですか?
フリーレン様、
私一人じゃ
無理です。
それだと
凄くお金が
かかりますよ。
いけるって。
...とは
言っても私
無資格だし...
級試験は3年に
度なんですよ。
そしたら
一級魔法使いを
雇うか、
海路で渡るよ。
また毎日
おやつ抜きに
なってしまいます。
...聖杖の証じゃ
無理だよね?
だから
なんなんですか
その骨董品は...
ちょっと
君。
それ、見せて
貰っても
いいかな?
無事、参加
できそうだね。
それされ
凄い物なんですか?
...一級試験を
受けられる
おつもりですか?
まさか、まだ
これを知っている
人がいたなんてね。
そのはず
なんだけどね。
フリーレンは
魔法使いギルドには
入っていないんだな。
魔法を管理する団体って
頻繁に代わるからね。
らんないよ。
いちいち
そんなのに
入って
それに
私にはこれが
あるから。
聖杖の証。
何この
錆びた首飾り?
全然。
知ってる?
ふふーん
凄いでしょ。
これだけが
私が魔法使いで
あることの
証だったんだけどな。
フリーレン。
そう。
確かに僕達は
その首飾りの
ことは知らない。
でも、僕達は君が
凄い魔法使いで
あることを
知っている。
でもすぐ
死んじゃうじゃん。
それで
いいじゃ
ないか。
フリーレン様
私達はフリーレン様が
凄い魔法使いで
あることを
知っていますから。
そうだね。
フェルンは
なんで
三級を
取ったの?
大陸魔法協会の規定だと
魔法使いは一般的に
五級から一人前と
呼ばれているみたいだね。
一番
試験の日程が
近かったから
です。
五級以上の魔法使いの
総数が600人。
見習いの六〜九級を
言めても全体で200人か。
その内一級は45人。
一級試験は3年に一度で、
オイサーストの北部支部と
事都シュトラールの本部の
しょー、
二か所で開催
合格者が
出ない年も多い。
当たり前のように
死傷者も出ている。
それなりの難関だね。
それにしても
魔法使いも
大分数が
減ったね。
昔はもっと
多かったん
ですか?
魔王軍の攻勢が激化した
100年前だったら、町を歩けば
魔法使いとすれ違うのが
当たり前だったからね。
今だとこういう
魔法都市でもないと
見かけない。
じゃあ
二か月後に備えて
みっちり修行しようか。
これより
一級魔法使い
選抜試験を行う。
ゲナウ
第一次試験記
試験官
今年はなかなか
粒揃いですな。
長年に渡り魔王軍の
残党と戦ってきた
北部魔法隊隊長の
ヴィアベルニ級魔法使い。
史上最年少で
三級試験をトップの
成績で合格した
フェルン三級魔法使い。
血みどろの
権力争いに勝ち抜き、
宮廷魔法使いの座に就いた
うみせん...
海千山千の老獪さを持つ
デンケン二級魔法使い。
まあ、
問題児も
いますが...
2年前の二級試験で、
試験官の一級魔法使いを
殺害し失格処分になった
ユーベル三級魔法使い。
後、有望そう
なのは...
なんか熟練の
老魔法使いみたいな
魔力している人いる
あれ誰?
それでは
第一次試験の
内容を発表する。
知らん。
パーティー戦だ。
総勢57名。
三人一組のパーティーに
分かれ試験を
受けてもらう。
ではみゃ
組分けを
行う。
腕輪か。
数字が
書かれている...
第2パーティー
といったところか。
魔力を込めることで
仲間の腕輪の
位置がわかる...
これでバーティーを
識別するのか。
しかし面白い
ことをするね。
通常のパーティーなら
ともかく、
くせものぞろ
曲者揃いの魔法使いを集めた
即席のパーティーでまともな
連携を取るのは難しい。
こういうのは、
第一印象が大事だし、
波風立てないように
気を付けないと。
腕輪の反応は
ここら辺
痛だただだだッ!!!
眠れちゃう
ふざけんな!!
ぶっ殺してやる!!
やってみろ。
もう
喧嘩してる...
よろしくね。
よろしく
お願いします。
ーレン四・完
-葬送のフリー
葬送のフリーン
お前の
いいところだよ。
僕も怖い。
フリーレン様
一体何を
するつもりですか...
キモい。
化弁を鋼鉄に変える魔法
第8パーティ
シャルフ
三級廊法使い
今、ヴィアベルと
戦ってる子
たぶん殺され
ちゃうわよ。
馬鹿が。
馬鹿が。
ふーん。
面白い魔法だ。
優しさなんかで
命張れるか
人間は
欲望のために
戦うんだよ。
...ゼンゼ。
あのエルフの
魔法使いは
なにもの
何者だ?
えーと..
服が透けて
見える魔法とか:
ごめんってば!
あーあ。
怒らせちゃった。
ほんの
少しでいい。
誰かの人生を
変えてあげれば
きっとそれだけ
十分なんだ。おは
DILCSPR.suroミノアベッカサ
CONERDESICAV「石沢将人+ベイプリッジ・スタジオ
表紙カバー折り返し
裏表紙カバー折り返し
それは、
あの四四組人
mmアペツカサ
本体表紙
KANBHICOYAMADA&TSTKASAJABRPRESEXTS
本体裏表紙
勇者の死後も
生き続ける
エルフの魔法使い。
フリーレン。
かつて勇者たちと
冒険した旅路を、
再び辿ります。
昔も今も旅路を彩るのは、
かけがえのない出会いと
行事の数々
物語は、
勇者たちとの
日常を思い起こしていく。
英雄たちの"記憶〟が
繋がっていく
後日譚ファンタジー!
カバー裏表紙
K.ANEHITOYAMADA&TSCKASAJARPRESENIS
«...山田鐘人で
「...!!!
何たちとの
日常を思い起こし
次様たちの"記憶・が
かけがえのない出会いと
...
「恋山田鐘人。
これらアベツカサル
お兄ちゃん
あの山田鐘人
mmアペツカサ
【体】山田鐘人館
【宿】アベツカサ・