[山田鐘人×アベツカサ] 葬送のフリーレン第11巻

あの、

先ほど

＊１１

『山田鐘・

．．．アベツカサ

ＧｏｒｏｍｅＸｔｐａｇｅ

まあフリ

．．．

第９８話「報い

第９９話「攻防

へへへ「ハロファクトの

第１００話

魔法使いの基礎

第１０１話、打開策

第１０２話、相打ち

第１８話、報いの時

第１０４話「墓参り

第１

ゴーレム

第１０５話

第１０６話「天脈竜

第１０７話女神の石碑

第９８話１２報い

デンケン。

．．．ああ。

すまない。

眠っていた

ようだ。

その

勲章、

また出世

したんだ。

ああ。

これで

恩賞が

出る。

おめで

とう。

俺達みたいな

辺境貴族には

有り余るような

莫大な金が。

それがあれば

君も死なずに」

．．．どうしたの？

遠い昔

この勲章を

受け取った

日のことは

よく

覚えている。

．．．そうか。

これは

夢なんだな。

すべてが

報われた

気が

したんだ。

レクテューレ。

俺は翌日の早朝に

馬車でヴァイゼに

帰るつもりだった。

だが叙勲式の晩に

使者から君の

訃報を受けた。

俺は

君の死に目には

会えなかったんだ。

俺は

こんな物の

ために、

俺はこんな物のために、

金のために

頑張ってきた

わけじゃない。

最期？

．．．でもたとえ

夢の中でも、

最期に君に

会えて良かった。

実力の差を

見せつけ

られた。

俺はマハトに

負けた。

この半世紀、

研鑽を怠った

つもりはない。

それでも

届かなかったんだ。

今までだって

数え切れないほど

負けてきたじゃない。

それが

どうしたの？

それでも

諦めなかった。

最期まで

醜く足掻くん

でしょ？

少なくとも

私の見てきた

デンケンは

そうだった。

あれは

指導試合だ。

．．．そういえば

いつだったか

度だけ．．．

．．．フリーレン。

．．．どれほどの

年月が経った？

さあ。

一時間くらい

じゃない？

俺は：

いつからだろうな、

威厳を出すために

自分を儂と呼ぶ

ようになったのは．．．

俺？

それで

これは？

．．．．．．

懐かしいな。

格好ばかり

付けて

馬鹿みたいだ。

防護魔法

だよ。

これでもう

私とデンケンには

万物を黄金に

変える魔法は

通用しない。

．．．驚いた。

本当に

万物を黄金に

変える魔法の

対処法を見つけて

しまうとはな。

．．．でも状況は

あまり

良くない。

偶然近くにいた

デンケンを

元に戻すので

手一杯だった。

なるほど。

既に儂らの位置は

捕捉されているのか。

潜伏が通用

しないほどの

手練はひさひき

久々かな。

．．．未だに目の前の

光景が信じられん。

だが、フリーレン、

お前が

万物を黄金に

変える魔法の

解除に成功したと

いうのであれば、

もう

生かして

帰すわけには

いかない。

最初から

そんなつもりなんて

なかったでしょ。

まずは

自己紹介を。

ようか

初めまして、

フリーレン。

そう。

聞いていないし

どうでもいい。

記憶に

出てきた

大魔族。

私は大魔族の

ソリテールよ。

少しだけ

お話し

しましょう？

．．．強いな。

マハトと

同格といった

ところか。

話すこと

なんて

何もないよ。

フリーレン。

それだけ

寿命が

延びるわよ。

まったく。

慈悲深くて

涙が出そうだ。

わかっているでしょ？

分が悪いことくらいは

見たところ

もう

万物を黄金に

変える魔法の

対処は完璧な

ようね。

たったばっ

二か月で

導き出した

ものとは

思えない。

．．．別に解析に

使ったのは

二か月だけ

じゃない。

私は６００年前に

マハトと戦ったときに

万物を黄金に変える魔法を

実際に受けている。

覚えて

いない。

だろうね。

私はお前と戦い

逃げ出した

有象無象の

魔法使いの一人。

お前が

覚えている

はずがない。

あのときは

大変だったよ。

黄金になった

右腕を元に

戻すだけで

１００年も掛かった。

そのときの

検証結果があるから

私は最初から

自分の体だけは

元に戻せる自信があった。

時間は

ある程度掛かるとは

思っていたけれどもね。

．．．だから

話し合いの場で

喧嘩を売った

というわけか。

いかれて

いる．．．

全身が黄金に

変えられたら

元に戻れる保証など

無いというのに．．．

解除魔法の

精度を

上げるために、

万物を黄金に

変える魔法を

使う瞬間を

見ておきた

かったから。

正直

賭だったよ。

てもお前は

その賭には

乗らなかった。

私を警戒

警戒したんだ。

意外だったよ。

もしもお前が

万物を黄金に

変える魔法に

欠点が無いと

考えているのなら、

決してあり得ない

行動だった。

今考えると

ゼーリエの使った

呪い返しの魔法のような

切り札を警戒したん

だろうね。

でも私にとっては

その情報だけで

十分だった。

魔法は

イメージの

世界。

記憶のサンプルと

合わせれば

解除魔法を

完成させるための

理論構築は

十分に可能だった。

万物を黄金に

変える魔法は

完全無欠ではない。

今の私は、

この黄金郷

さえも

元に戻せる。

もう

聞きたいことは

聞けたでしょ。

黄金郷自体の

解析もある程度

必要だから、

今すぐという

わけには

いかない

けれどもね。

そろそろ

戦いを

始めよう。

本気なの？

万物を黄金に

変える魔法の

対策が出来て

いるとはいえ、

相手は

大魔族二人よ。

出来るか

どうかは

別として、

葬送のフリーレンＩ

．．．

一旦撤退するのが

最善手だと

思うのだけれども。

でも

黄金郷の

マハトという

人類の敵〟を、

そうしたいのは

山々かな。

“人類の敵”？

ここでみのが

見逃すのは

余りにもリスクが

高すぎる。

随分な

言い方ね。

彼の記憶を

見たんでしょ？

彼は人類との

きょうぞんとここ

共存を

心の底から

望んでいる。

他の魔族とは

違って。

いい反応。

今の

避けら

れるんだ。

確かに

そうだ。

マハト。

お前は共存を

望んでいる時点で、

他の魔族達

とは違う。

その一点に

おいては

敬意を表そう。

私の

知る限り、

人類にこれほど

歩み寄った

魔族はお前で

二人目だ。

そして、

お前が共存を

望めば望むほど、

お前の手で

多くの人が

殺される。

それの何に

問題がある？

だからこそ

わかり合えない。

人類を

理解できれば

いずれちゃん

共存の道がー

魔王は

お前と同じく

共存を

願っていた。

そう。

それで

あと何人殺せば

理解できるの？

そして．．．

人類の勢力圏が

全盛期の三分の一に

なるほど

多くの国と民族を

滅ぼした。

葬送のフリーレン

マハト。

お前の願いの

行きつく先は

人類の絶滅だ。

そうなるまで

待ってやれるほど

人類は

お人好しじゃない。

報いを

受けるときが

来たんだ。

黄金郷の

マハト。

．．．。幸いいか。

いつか必ず

報いを受ける。

今の私の

ようにな。

俺は〝悪〟として

裁かれるのか。

これほど

光栄な

ことはない。

フリーレン

さあ

教えてくれ。

あと少しで

何かが

掴めそうなんだ。

．．．フリーレン。

．．．頼む。

その役割は

儂にやらせてくれ。

それじゃあ

私は

ソリテールを

叩き潰す。

勝てるの？

そう。

素敵。

第９９話】攻防

黄金郷から

引き離されていく

デンケンと

ふんだん

分断されたか．．

地獄の業火を出す魔法

こっちは

攻撃を捌いて

はんげき

反撃するだけで

ていつぱい

手一杯なのに

奴は私の動きを

誘導する

余裕まであるのか

やはり

強い

別に分断なんて

しなくても

私は心配性な

せい

性格なの。

勝率の高い

選択をした

までよ。

デンケンを

手助けするつもりは

ないんだけどね。

人類は

連携を取るのが

魔族よりも

遥かに上手だから。

それにしても

冷たいのね。

フリーレン。

このままだと

デンケンは

マハトに

殺される。

やっぱり

魔族は

駄目だね。

だから私は

デンケンに

背中を預けると

決めた。

私は

そうは

思わない。

あの目は

勝ちにいく

つもりだよ。

破滅の雷を放つ魔法

今の私の役割は

ソリテールという

大魔族を確実に

葬り去ることだ。

万物を黄金に

変える魔法が

通用しない

程度で、

まさか。

彼の相手は

七崩賢

黄金郷の

マハトよ。

人間の

魔法使いに

負ける

はずがー

ーいや、

駄目ね。

油断と驕りは

捕食者故の

致命的な欠点。

それが原因で

多くの魔族が

命を落とした。

これだけ

狩られても尚

魔族は

狩られることを

学べていない。

ここでの

最善手は、

全力を以て

君を殺して、

本当は

もっとゆっくり

お話がしたかった

けれども

仕方が無いわね。

万が一に備え

マハトの

援護に

向かうこと。

変わー

魔力の流れが

皮肉なものだと

思わない？

様々な

魔法を学んだ

探究の果てが、

これが私が

使える

最強の魔法。

魔力を

単純な魔法。

ぶつけるだけの

これが一番

簡単に人を

殺せるの。

やっぱり

魔力の高い相手は

丈夫ね。

ソリテールと

私の魔力量に

大きな違いは無い。

なら動けなく

なるまで

ぶつけるだけだ。

でも魔力の

コントロールは

まるで別次元だ。

そう何発も

耐えられる

ものじゃな、

そして何より

厄介なのは

攻撃は単調だけど

とんでもなくて

高密度で防御魔法を

紙屑のように貫通する

当たり所によっては

即死もあり得る。

同じく高密度の

魔力による

鉄壁の防御。

ただでさえ攻撃魔法が

にくかったのに、

これほど

堅牢で精密で

ここに来て

ほとんどが

打ち消される

ようになった

それも

術式を介さない

魔力操作なんて

常軌を逸している。

葬送のフリーレン

だからじゃい

無名の大魔族は

嫌いなんだ。

フリーレン。

そろそろ

全力を出した方が

いいと思うわ。

このままだと

だから君が

魔力を制限して

いることも

知っている。

私は

君とアウラの戦いの

残留魔力を調べた。

でも実際に

見てみて

本当に驚いたわ。

君の魔力には

制限特有の揺らぎが

全く無い。

事前に調べていなければ、

事前に調べて

いなければ

見破るのはきっと

私でも不可能だった。

それはきっと

恐ろしいほどの

血と涙の結晶。

数百年程度の

鍛錬では

身に付くような

ものじゃない。

口も

よく

喋るね。軽そうだ。

まだ誰にも

言ってないわ。

本当に

素敵。

多分、言ったって

信じてくれない。

君の魔力制限は

完璧すぎるから。

そう。

それは

良かった。

ぱりこ

いや、だからだったころじゃなかったんですから

こで殺さな

だベめアあ

駄目だよ

そうそう。

君の

お弟子さんも

魔力制限が

上手だった。

でも

大魔族にはまだ

通用しないかな。

．．．フェルン達とも

戦ったのか。

相が

目立ちすぎる。

ええ。

この肩の傷

あの子が

やったのよ。

君の仲間、

鬱陶しいくらい

連係が取れて

いたわ。

きっと

教育のなもの

賜物ね。

今は

あのときの

デンケンと

同じように、

ふーん。

フェルンも

やるように

なったんだね。

どこかで

黄金の像に

なっているって

ところか。

いいえ。

殺しちゃった。

二人共

殺しちゃったわ。

そう。

大魔族からは

逃げるように

教えていた

はずなんだけどね。

なるほど。

確かに

単純な魔法だ。

真似事程度なら

出来そうだ。

いっぱい

お話し

できて、幸せ

「ページ

第１００話１億法使いの基礎

葬教費を

．．．ふっ、

ふふっ．．．

素晴らしいわ。

フリーレン。

お話や

実験は、

数え切れないほど

やってきたけれども、

殺し合いを

するのは、

生まれて

初めてかも

しれない。

ふふっ。

．．．まだ

やはり

ソリテールの

魔力の防御は

圧倒的だ。

こんな化け物との

魔力のぶつけ合い

なんて

いつまでも

やっていられな

このままだと

消耗戦に

なってしまうわね。

本当に

よく喋るね。

時間の

無駄だ。

そうそう。

一つ君に

伝えておきたい

ことがあるの

だけれども

いいかしら？

私は人類の

賢さも

勇敢さも、

．．．まぁ、

かんが

考える時間が

できるのは

悪くはないか。

魔法技術を

共有し進化させる

群れとしての

強さも知っている。

だから私は

そのときが

来たら、

私はじんるい

人類に狩られる日が

来ないと思っているほど

傲慢ではないのよ。

泣きながら

命乞いをしようと

思っているの。

もし

その日が

今日で、

手を下すのが

君になるのなら、

そのときの

心境を是非

私に教えて。

ごめんなさい。

死にたくない。

改心します。

私は貴方達と

仲良くなりたかった

だけなんです。

ただ

やり方が

わからなくて、

そんな言葉は

もう

数え切れないほど

聞いている。

へえ、

そう。

だとしたら

もう君の精神は

人類のものとは

掛け離れているわね。

人の形を

して、

人の言葉を話す

存在が許しを

請うているのに、

その言葉に

耳を傾ける

こと無く

殺し続けて

きたのだから。

もう

どちらが

化け物なんだか

わからないわね。

その表情も

素敵。

今の心境も

是非

教えて。

は．．．どうしたの

うん。

やっぱり。

これは

会話じゃないな。

よくわかったよ。

ソリテール。

お前は

人類の心理を

よく理解している。

今まで出会った

どの魔族よりも。

けれども

お前は、

共存とは

最も遠い

場所にいる。

お前の

やっている

ことは、

お前のやっていることは、

檻の中の動物に

刺激を与えて

反応を見ているのと、

同じだ。

それで

今の心境は？

私の相手が

お前のような

残虐な魔族で

安心しているよ。

久々に

心を痛めずに

済みそうだ。

さらに

精度が上がって

きている。

葬送のフリーレン凪

攻撃が読まれる

回数も増えている。

この短時間で

戦い方が変わって

きているな。

思い出して

いるのか。

俺の動きを

だが！

実力に大きな

差があることには

変わりはない。

持久戦に

なればなるほど

こちらが

有利になる。

やはり

強力な魔法、

当時とおな

同じだ。

大技は一度も

当たらない。

半世紀前も

そうだった。

儂の魔法が

マハトに

当たることは

なかった。

たった一度を

除いては。

まさかとは

思っていたが

本当に通用

するとはな．．．

これはッルト

人を殺す魔法．．．

なんだ

この速度は．．．

恐らくこれは

フリーレンが

言っていたのと

同じ理屈。

般攻撃魔法は

長命種にとっては

比較的新しい

魔法だから、

どうしても

その対処は

たった一瞬、

ほんの誤差のような

時間だけれども

思考する分だけ

遅れることになる。

反射神経で無意識に

防御できるほどの

年月は経って

いないんだ。

どれほどの高みに

いようとも

マハトにとって

人を殺す魔法は

まだ新しい

魔法であり、

人間にとっては生まれたときから存在する彼女使いの教授なのだ。

人間にとっては

生まれたときから

存在する

魔法使いの

基礎なのだ。

そして何よりも

黄金郷に

封じ込められていた

マハトは知らない。

人類による

半世紀にも及ぶ

人を殺す魔法の

探究を。

防御魔法と

対を成すように

改良に改良を

重ねた

激動の時代を

．．．これは

最早だっもの

別物だ。

一般攻撃魔法とは

よく言ったものだ。

マハト。

決着を付けよう。

．．．なるほど。

私の相手は

人類の魔法の歴史

そのものという

わけですか。

そうですね。

終わりに

しましょう。

私は貴方の

師であり、

倒すべき敵。

こんなに

楽しいのは、

本当に

久々だ。

第１０１話９７５「開業

私は貴方の

師であり、

倒すべき敵。

お望みとあらば

敵としての役目を

全うすることに

致しましょう。

魔王軍

七崩賢

黄金郷のマハト。

参る。

今までの

戦い方とは

まるで違う。

無数の

金片による

大質量の

攻撃。

直撃すれば

原形は

残らないだろう。

当たらない．．．

掠っただけなのに

防御魔法が

粉砕された。

最早これはあります

攻撃魔法としての

頷域を越えている。

一体マハトは

何と戦うために

これほどの研鑽を

積んだんだ。

人の身では

決してっ

辿り着けない

魔法の高み。

少なくとも

現代の魔法戦を

想定したものとは

思えない。

これがあまりも

七崩賢か。

まだ

戦える。

だが

儂はまだ

生きている。

．．．

魔力探知での

予測は不可能。

集中しろ。

予備動作を

見逃すな。

攻撃されて

からでは遅い。

儂ならそれが

出来るはずだ。

フリーレンは

儂を信じて

背中を預けて

くれたんだ。

本当に

諦めが

悪いですね。

マハトは絶対に

ここで仕留める。

距離を

取ったわね。

時間稼ぎ

でしょ？

何を企んで

いるの？

．．．．．．．．．．

人を殺す魔法。

人類は本当に

この魔法が

好きね。

極めて汎用性の高い

優れた攻撃魔法。

欠点が

あるとすれば

人類でも理解し

扱えるほど、

美しい

洗練された

術式構造を

していたこと。

今では

人類の魔法の

主流になり、

南側諸国の

戦争では

最も人を殺した

魔法になった。

偉大なる

腐敗の賢老

クヴァールも

きっと

地獄の底で

喜んでいるわ。

：どうして

クヴァールが

死んだことを

知っている？

人とお話を

するのが好きって

言ったでしょ？

色々な人が

教えて

くれたわ。

もしかしたら

その中には

君の知っている人も

いたかもしれない。

言葉を使い

動揺を誘う

典型的な

魔族の手法。

しゆほう

葬送のフリーレン囮

それが

言葉であるが、

故に、

現に私は

怒りを

覚えている

しかもこいつは

手慣れている。

人類の脳は

その意味を理解

しようとする。

原始的だからこそ

効果的な戦法だ。

言葉を

選んで

その学習のために

どれだけの人々を

殺してきたんだ。

ところで

フリーレン。

ところでフリーレン。

わかっているとは

思うけど

こんなものは

時間稼ぎにも

ならないわよ。

確かに魔族は

人類の魔法に

対しては

無知だけれども

呪いのように

術式構造が

理解できない

という意味での

無知ではないの。

それは

人類の魔法体系に

取り込まれた

人を殺す魔法も

れぃ

例外ではない。

解析に

そう時間は

掛からないし、

対処ならば

もっと早い。

うん。

私も初めは

そうだろうと思って

いたんだけれども

ずっと

気になって

いたんだよね

その

肩の怪我。

少なくともとお

この通り、

私にはっちょっ

通用しないわ。

やっぱり

高圧縮の

人を殺す魔法か。

正解よ。

フリーレン。

でも

その魔法は

もう見たの。

シンシ．．．

葬送のフリーレン

魔力の盾．．．

そんな芸当まで

てん

出来るのか．．．

それに

どんでもない

反応速度だ。

やっぱり

隙を突く

必要がある

でも

防いだということは

有効打になり得る

ということ。

それにもっと

速度が．．．

．．．嘘だと

断言できる

要素が無い

フェルンが

いれば．．．

二人共

殺しちゃったわ。

それほどまでに

ソリテールは

強い。

男者ヒンメルなら、

きっと最後まで

仲間を信じて

背中を預ける

もう悩んでいる

時間なんて

たまにはこんな

賭に出るのも

悪くはないか。

第１０２話

【相打ち

さらに

激しくなる

猛攻。

だが泣いちゃう

対応できている。

冷静に観察

できている。

確かに

マハトは強い。

その事実に

儂自身が

一番驚いている。

遥かなる

高みにいる

魔法使いだ。

だが同時に、

想像を

上回るほどでは

ないと考える

自分もいる。

若い頃の

記憶とは

不思議なものだ。

記憶の中の

お

大人が大人のままで

あるように、

お前は儂の中では

決して乗り越えられぬ

師のままだった。

正直しちゃ

勝負にすら

ならないと

思っていた。

勝機など

無いと

思っていた。

だが

万に一つくらいは

あるかもしれんな

葬送のフリーレン【

．．．せめて

相打ちっ、

くらいには

持ち込み

たかったの

だがな．．

もう

話すのだって

やっとのはず。

ですが

これでもう

終わりです。

それでも

まだとうし

闘志は

消えていない。

．．．

一体何が．．

ヴァイゼを．．．

．．．フリーレン。

まさか

ほんと

本当に、

．．．初めて

隙を

見せたな．．

高圧縮の

人を殺す魔法．．．

．．．馬鹿な．．．

油断した

つもりはない．．．

．．．これほどの

威力を持つ魔法を

持ちながら、

何故

今まで．．．

本当の切り札は

勝てると確信した

ときに使うもの．．．

かつてお前が

教えてくれた

ことだ．．．

・師よ。

これで

相打ちだ。

葬送のフリーレン囮

解析が

終わった。

これで

黄金郷は

元通りだ。

．．．驚いたわ。

でも何故

こんなことを．．．

仮にそれが

向こうの戦況に

影響を及ぼした

としても、

私と戦いながら

黄金郷の

解析を進めて

いたのね。

こちらには．．．

ーまさか。

もうおそ

遅い。

終わりだ。

ソリテール。

上出来だ、

フェルン。

よくやった。

大丈夫か？

おっと。

：魔力切れ

です．．

魔力探知範囲外

からの

超長距離射撃：

これは

予想外だった．．．

．．．素晴らしい．．．

．．．何故．．．

不死なる

ベーゼ。

お前は

結界を破った

フリーレン

ばかりを

警戒していた。

僕達のことなんて

眼中になかったんだ。

お前にとっての

最大の誤算は

人間を甘く

見たことだ。

人間を

舐めるな。

．．．まさか

私が．．

．．．ふ．．．

ふふっ．．

．．．こんな

取り返しの

つかない

油断を．．．．．

．．．でも

こんな

最期も．．．

魔族らしくて

面白いかも．．．

．．．命乞いを

するんじゃ

なかったの？

．．．して

ほしかったの？

．．．いいや。

．．．：あっちも

決着がついた

みたいだね。

今更、助けは

必要なさそうだ。

歩け

そう？

無理

運んで

はい

葬教費を

第１０３話１１報いの時

師よ。

これであっ

相打ちだ。

．．．立て直さな

まだ

いる．．．

マハト様、

一体何が．．．

それに

お怪我を．．．

．．．問題

無い．．．

それじゃあ

始めましょうか。

死んだか．．

待て。

何故お前は

俺に言っちゃえ

協力する？

共存が夢物語だと

思っているのならー

考えを改めて

もらおうかと

思って。

その行く末が

共存を目指す

果てに起こした、

君は

嫌っていた

ようだけれども、

魔王様も

君と同じような

考えだった。

人類との

だいせん

大戦争。

あんなものは

何も楽しく

なかった。

人類とのお話や

実験とは違って

不毛だし。

共存という

思想は

危険だわ。

なにより

友達も全員

死んじゃった。

もう少しで

魔族は、

人類に駆逐され、

絶滅する

ところだった。

答えに

なっていない。

なら俺をこの場で殺せばいい。

なら俺を

この場で

殺せばいい。

考えを

改めさせるよりも

ずっと早い。

きっと君を

友達と重ねて

しまったのね。

私は魔王様を

止められ

なかったから。

嘘よ。

本当は

君を殺すつもりで

この地を訪れたの。

でも私は

君との戦いを

恐れてしまった。

私は自分の

命を懸けてまで

種を存続させようと

するほど

変わり者ではないの。

どれだけ

思考を

巡らせようと、

魔王様も

シュラハトも

君も、

どれだけ

異端で

異常だろうと、

わたし

私達は

魔族なのよ。

形は違えど

決して逃れられない

魔族としての性質を

持っていた。

それだけ

知ってもらえれば

今はそれで十分。

葬送のフリーレン凪

．．．魔族か．．．

無様なものだ．．

．．．文配の石環を

着けた～

そのときから．．

．．．俺は死を

恐れている

つもりはなかった．．

．．．知らない

感情のためなら．．．

．．．共存の

にめなら．．．

．．．なのに俺は

こうして自分の

命惜しさに、

．．．報いを

受けるためなら：

いどさえ

無様に

逃げ出している．．．

．．．他の魔族と

同じように．．．

葬送のフリーレンＣ

逃げる．．．か。

魔力の流出が

止まらない．．．

．．．一体

どこに？

．．．なのに

この期に及んで

どこに逃げると

いうのだ．．．

俺はもう

助からない．．

．．．こちらに。

．．．マハト。

そのけが

怪我は？

：どうやら

私も報いを

受けるときが

来たようです．．

．．．そうか。

君も

どうだ？

：結局

何も．．．

．．．わからな

かった．．．

．．．すまない

君が

探し求めている

感情を見つける

までー

地獄の底まで

付き合うと

約束したのにな。

．．．存じて

おります．．．

あの言葉は

私の本心

だった。

．．．全く

本当に

諦めが悪い．．．

葬送のフリーレンロ

デンケンか。

；それ以上

近づくな．．

．．．そうか。

．．．近づけば

この男を

殺す．．．

悪友よ。

．．．君はもう

本当に助から

ないんだな．．

．．．頼む

デンケン。

もう

楽にして

やってくれ。

グリュック様！

死なせるな。

教会へ。

彼を教会

これは

一体．．．

ヴァイゼを

救った

英雄だ。

悪友よ。

楽しかったよ。

．．．本当に

楽しかったん

だ。

第１０４話】墓参り

ヴァイゼの

教会です。

．．．ここは？

儂はどれだけ

眠っていた？

．．．そうか。

三日です。

今ま

グリュック様を

お呼びします。

そうか。

儂はか

勝ったのか。

帰ってきた。

ヴァイゼに。

．．．義父上。

フリーレンから

話はすべて

聞いている。

たまには帰って

来いと言ったが、

まさか

はん

半世紀ぶりに

なるとはな。

よく

ヴァイゼを

救ってくれた。

．．．そう

だったな。

自分一人の

力では

ありません。

いい友人に

恵まれたな。

だいぶ

体調良く

なってきたな。

．．．．．．

．．．なんだよ。

また化け物とか

言うつもりか？

今回は

ズタズタに

なっただけで

命に係わる

ような

怪我はして

ないんだぜ。

．．．うーん。

だから

戦士なら

これが

普通でー

今までで

一番傷付く

リアクション

やめて！

まあ戦士なら

普通じゃない？

アイゼンだったら

このくらいの

怪我なら、

翌日には

大岩担いで

スクワット

していたよ。

ハイターが

ドン引き

していた。

だから

ハイター様が

ドン引きしている

時点でー

というか私も

正直

ドン引きですよ。

明日は

買い出し

手伝ってね。

おうよ。

まあ

シュタルクは

もう動けそうだね。

すみません。

フリーレン様、

私はまだ

治療に

時間が掛かる

みたいで．．．

いや、

いいよ。

むしろ

のんびりできて

ありがたいかな。

この街には

半世紀前に

普及していた

魔導書や

魔導具が

売っている

からね。

そうそう。

もう

手に入らないと

思っていた

貴重な素材

だからね。

また来た

無駄遣い

してる．．．

暗黒竜の角も

見つけたんだよ。

かなり

嬉しいかも。

めっちゃ

黒いオーラ

出てるけど、

これ人体に

害とか

ないよな．．

わかんない。

わかんねーの

かよ．．．

まあ

ゆっくり

治そうよ。

領主様のお陰で

街は歓迎ムード

だしね。

二人共

今回はよく

やってくれた。

たまには

こんなのも

悪くはない。

きっと二人が

いなかったら

勝てなかったよ。

へへっ．．．

死ぬほど

怖かったけどな．．

本当に

生きた心地が

しませんでしたね。

そうか。

もう

ヴァイゼを

発つのか。

はい。

もう十分

はね

羽を休めたので。

いい頃合いだな。

いい頃合い

だな。

あと数日もすれば

帝都の使者が来て

慌ただしくなる

だろうからな。

ヴァイゼの

貴族達の悪行が

白日の下に

さらされる。

私も

含めてな。

：そのわりには

嬉しそうですね。

デンケンに

私が

頼んだんだ。

私がデンケンに頼んだんだ。

今や

国すら動かせる

偉大な

宮廷魔法使いに。

ようやく

正義が成される

ときが来たんだ。

これほど

嬉しいことはない。

これもお前が

デンケンと

共に戦い、

フリーレン。

ヴァイゼを

救ってくれた

お陰だ。

感謝している。

本当に？

そういえば

君はマハトの

記憶を見たと

言っていたな。

マハトの死を

恨むつもりは

ない。

悪党の

最期だぞ。

華々しく

散れたんだ。

君がヴァイゼを

黄金郷から

戻さなければ、

あの最期は

あり得なかった。

もっと悲惨な

最期を遂げて

いただろうさ。

感謝している。

フリーレン。

嘘ではない。

そうですか。

見送ろう。

デンケンも

呼ぶ。

もう挨拶は

済ませました。

それには、

墓参りの

邪魔をするのも

悪いかな。

俺はいこ

最後まで、

．．．レクテューレ。

醜く

足掻いたぞ。

第１０５話トヨーレム

１０００年１０月１９日（月）日曜日（日）に

そのまま振り返ってしまうと思うけど．．．あったのですから、

その後、僕は頭に入れていたのですが、まったままではないかもしれないですよね。でも、

ありがとうございます。これまではないでしょうか

もしかして使いたいと思っていたので、

いや、そういう人や、思い出していたのはいいのでしょうかなと思いましたが、これから

それは．．．そういうわけではないでしょうかもしれないと思っていました。この時間は、

いずれにしていると思いますが、

それはいいのかもしれないですが、ありがとうございませんが、

そんなわけじゃないのかわかったんですね

それでも、そういうことはなかったのですが、これまではないかもしれませんが、それがいいですね

それはそういうことはありませんでしょうがないのですが．．．でもいいですけど、ここではないか

お客様のお問い合わせについておりますのですが、これまではお

それでも、

それでも、これからの

それでも、これまでの

．．．そういっちゃ

そして俺は自分の身体を持っていることができなかったんだけど．．．

でも．．．そんなのですから、

．．．

いくらいのいいですから、

いや、そんなことはないのですが、それでも大丈夫ですね

それにしてもいいです

なんかいいようだからありがとうございますが、

私の場合、お客さんのお客様においておいただきましたが、これからはまだまだと思っております。

．．．ありがとうございました！！そんなことはありませんでしょうかもしれないと思いますから

それでもそれは自分でいいけれどのようになるかもしれないと思うけど、

そういえば、ありがとうございました。あとは思い戻ろうとしたら、

とてもいられるのではいいです。すぐにおいてはありませんが、

またおいおすさま、ぜひいていただいたのですが、お客さまということではないと思っています。

それにしているのかもしれませんが、確実なことはありますが、

勇者ヒンメルの

死から３１年後。

北部高原

エルンスト地方。

だいぶ

寒くなって

きたな。

農村が

ありますね。

魔物などの

危険はないの

でしょうか？

エルンスト地方は

比較的穏やかな

地域だからね。

街道も

整備されていて

凶暴な魔物も

ほとんどいない。

けん

だから

北部高原と

帝国領を繋ぐ

要所にも

なっている。

北側諸国最大の

国だよ。

あの山脈の

峠を越えれば

帝国領だよ。

帝国って

どんな所

なんだ？

軍隊も強くて

国内は比較的

安全だから、

しばらくは

楽な旅路に

なりそうだね。

なるほどな。

それにしても

いよいよ

北部高原を

抜けるのか。

長かったぜ。

地獄のような

日々でしたからね．．．

竜の群れに

何度も

遭遇したからな。

．．．本当になんで

生きているんですか？

頭をかじられたのも

一度や二度じゃ

なかったぜ。

．．．わかんない。

今日は

ここら辺で

宿を取ろうか。

葬送のフリーレン

ヴァイゼに

続いてまともな

食事にありつけ

そうだ。

ぼいぼい

なぁ

ここって

村だよな．．．

なんで

この硬いパンしか

ないんだ。

帝国領が近いとはいえ、

帝国領が

近いとはいえ、

未だ物資の

流通が滞って

いるのかも

しれませんね。

冒険者さん。

なんで？

腕に覚えは

あるかい？

実は畑の野菜が

切り刻まれたり、

家畜や野生動物が

殺される被害が

相次いでいてね。

なんとかして

ほしいんだ。

葬送のフリーレント

魔物のしわざ

仕業？

それが変わった

魔物でね。

鉄のようにかたまもの

硬い魔物で、

村人じゃ

歯が立たな

かったのさ。

いいや。

不思議と人には

危害を加え

ないのさ。

村人の犠牲者は

一人もいないよ。

犠牲者が

出たってこと？

ただ、そのせいで

帝国軍も

動いちゃくれない。

この地方自体は

安定しているけれども

北部高原には

帝国の脅威になるような

凶暴な魔物も多い。

もの

それは

そうだろうね。

ノルム騎士団には

頼めないのか？

そいつらから

国境を守るために

帝国はそう簡単に

兵力を割けない。

エルンスト地方は

帝国の影響が

大きい地方だからね。

多分、下手に干渉

できないんだ。

帝国領

北部高原

ノルム騎士団は、

葬送のフリーレン凪

北部高原の

軍事勢力だから

手が出せない。

でも

ここって北部高原

ですよね。

文化圏が

重なり合う場所は

民族の行き来もあって

支配権が曖昧に

なりやすい

互いに

国としては

動きづらいって

ことだね

まあ

引き受けるか

どうかは報酬次第かな。

この村に

魔導書とかある？

たぶん

碌な魔導書は

ないよ。

～～～．．．．．．

紙飛行機を

遠くに飛ばす

魔法．．．

乗った。

葬送のフリーレン凪

まったく．．

無事な畑は

ここだけ

らしいね。

見張ろうか。

寒いな．．．

フリーレン様。

魔力探知に

反応が．．．

なるほどね。

この反応．．．

確かにまあ

魔物じゃないね。

統一帝国って

確か千年前に

大陸全土を

支配していた

大帝国だろ．．．

統一帝国時代の

ゴーレムだ。

未だに

動けるの

かよ．．．

大魔法使い

フランメによるままじゃない

魔法全盛期の時代の

産物だからね。

軍用だったら

かなりちゃ、

厄介かも．．．

本当に作物を

切り刻んで

いるな。

なんで

こんなことを．．．

なるほど

そういうことか。

おい！

フリーレン！

あぶねぇぞ！

ゴチュウモンハ？

やっぱり。

食材回収用の

カゴが

壊れている。

これで

次の工程に

進めなかったのか。

こいつは

調理用

ゴーレムだよ。

どういう理由で再起動したのかはわからないけど、

どういう理由で

再起動したのかは、

わからないけど、

ずっと昔に誰かが

注文した料理を

作ろうとしていたんだ。

兵器以外の

ゴーレムを

作るだなんて

珍しいね。

こういう

奴等がいないと

世界が平和に

なったときに

困るだろ。

平和か。

いつになる

ことやら。

でも、きっと

そのいつかに

お前は居合わせる

ことになる。

そんないつかの

ことなんて

私には

考えられないかな。

機能停止

キノウ

テイシー

なるほどね。

大昔のゴーレムの

仕業だったって

わけか。

帝国に事情を

話して

引き取って

もらうといい。

ちゃんと管理すれば

役に立つはずだ。

めっちゃ

飛ぶな。

助かったよ。

これでのうさくぶっ

農作物を

荒らされずに済む。

いいでしょ。

第１０６話ご天脈竜

勇者ヒンメルの

死から３１年後。

けん

北部高原

ヴィッセン山脈

もうだいぶ

高い所まで

来たな。

険しい

道のり

ですね。

人がいるね。

これは

冒険者さん。

何をして

いたの？

私はこの近くに

ある村の

薬草家です。

空を眺めて

いたのです。

先工？

空？

魔法使いと

お見受けしますが

空は飛べますかな？

一応は。

一つ頼みが

あるのですが．．．

葬送のフリーレン【

まずは、これを

見てください。

木の実？

派手な色合いで

南側諸国の

かじっ

果実に似ていますが

小粒で皮が硬いですね。

いろいがい

色以外は

かんれいち

寒冷地の

特徴だね。

おかしいところは

無いように

見えるけど。

これは

この地の物では

ありません。

私はこの地方で

３０年間薬草家を

やってきましたが、

このような

木の実を付ける

植物は

見たことがない。

この木の実は

どこで

手に入れたの？

村人が近くの森で

見つけて届けて

くれたのです。

彼の話に

よると、

これは空から

落ちてきたと。

葬送のフリーレン凪

それにしては

くちばしの

跡すらない。

渡り鳥が

運んで来たん

じゃないか？

この地方では

昔からこのような

不思議なことが

あるのです。

祖父の代

からの

謎でして、

この村の人々も

答えを

知りたがって

いるのです。

それに薬効のある

葉や木の実が

見つかることもあり

謎が解ければ

多くの人の助けに

なるでしょう。

うーん。

報酬次第かな。

魔法薬の

素材を

提供できます。

よし。

乗った。

まずは

聞き込み

からだね。

そういえば

ずっと曇り空

ですね。

高度が

上がれば

風の影響も

出てくるし、

この地方は

大きな山脈が

気流を遮るから

天候が安定しない。

闇雲に飛んで

空を調べるのは

危険かも。

晴天のときに

空を飛ぶ竜の影を

見たっていう村人が

結構いるみたいだな。

．．．竜の影か。

まあ

北部高原なら

竜はあまり

珍しくはないかも

しれねぇけど。

もしか

したら．．．

とりあえず

宿を取って、

次の晴天を

待とう。

面白いものが

見られるかも。

葬送のフリーレンＣＤ

．．．フリーレン。

あれ。

ようやく

晴れましたね。

竜じゃ

ないか？

フリーレン様

あれって．．．

魔力探知が

届かない。

わかっている。

あれは

かなりの

高度だよ。

ってことは

あの竜

もしかして．．．

すげぇ

でかいのか？

天脈竜。

竜の中では

珍しく温厚で

争いを

好まない。

生涯に渡り

空で過ごし、

悠久の時を

生きるとされる

巨大な竜だよ。

運が良かったね。

こいつが

飛行魔法の

限界高度近くまで

降りてくることは

そうそうない。

地上に降りるのは

死して地に

落ちるときだけだ。

その背中には

地上とは違った

植生が広がっていて、

何万年もの間

外界と隔絶された

独自の生態系を

築いている

ことが多い。

薬草家に

とっては

宝の山

だろうね。

植物の種や

木の実とか

いろいろと

持って帰って

あげよう。

天脈竜か。

その背中は

島ほどの広さが

あるらしい。

いつか

行ってみたい

ものだな。

ただの

仮説だよ。

人類が空を

飛べない以上、

確かめる術は無い。

フリーレン。

もしかしたら

君ならいつか

天脈竜の背に

辿り着くことも

できるかもしれないな

ありがとう

ございました。

冒険者さん。

長年の謎が

解けました。

これらの

薬効も調べて

人々の役に

立てたいと

思います。

第１０話

女神の石碑

勇者ヒンメルの

死から３１年後。

北部高原

キーノ峠。

入国審査は

三週間待ち

だってさ。

随分

待たされるん

ですね。

黄金郷のマハトが

討たれて、

それでも、それでも、．．．

そういうことで、そういえば、

城塞都市ヴァイゼが

ある程度機能するように

なったからね。

北部高原の

治安も

良くなって、

商人や冒険者の

往来の条件が

それなりに緩和

されたみたい。

元々海路で

海路での

入国が

主流で、

北部高原から

入ってくる人は

少なかったから、

また足止め

ですか．．．

入国審査の

人員も足りて

ないんだろうね。

丁度

混雑に巻き込まれ

ちまったってことか：

とはいっても

この場所

何もないぞ。

どうやって

暇を潰すんだよ。

そこは

問題無いかな。

実は私

行きたい場所が

あるんだよね

．．．女神の石碑

ですか。

女神様は

知って

いるよね？

聖典に出てくる

天地創造の

女神様。

もちろん

です。

昔よく

ハイター様に

読み聞か

されました。

女神様は自らの

魔法を込めた

十の石碑をこの大陸に

残したとされている。

その内の一つが

この近くに

あるってことか。

だから

石碑に込められた

魔法を解読したい

と思ってね。

私の記憶違いで

なければ、

十の石碑は

有史以来

未解読だったと

思うのですが

だとしたら

相当時間が

掛かるんじゃ

ねぇか。

何十年も足止め

されるのは

ごめんだぜ。

リベンジが

したいんだよ。

入国審査が

始まるまでに

解読できなければ

諦める。

リベンジ？

前回は

魔王討伐の

旅の途中に

立ち寄ったんだ

けどね。

森の中をみなせを

三日三晩

さまよった先に

あったから、

皆マジギレしてて

詳しく調べられな

かったんだよね。

なんもわかんない

帰り道を

これからそこに

行くんですよね？

私達も

マジギレして

いいですか？

しかも

石碑を調べた

後の記憶が曖昧

なんだよね。

とにかく

石碑への道は

険しいよ。

抜け落ちている

気がする。

週間くらい記憶が

その石碑

危ない物じゃ

ねぇだろうな。

気合い入れて

行こう。

葬送のフリーレン区

ようやく

辿り着き

ましたね。

これが

女神の石碑か。

怒られないなら、

実務委託、他一覧

特定の成果がやって

お兄ちゃん。あなたが、

崩れちまって

るな。

でも魔力は

まだ残っている。

下の方に

字が彫られて

いる。

葬送のフリーレン凪

前来たときは

無かったのに：：