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Instructions:
インターネットで
【作画】一
人類の
アベツカサ
20mg
GotomeXtpage
Gotornextpege
葬送プリー...
〈鍵〉
...
...ッアベツカサ
第88話、隕鉄鳥
第
第33話、捕獲作戦始動
CONTENTS
40
話
...第二第一条第二条第三条第十二第二十第三第三項第二項第一号第二号第一項の第三号の第一発表を第11第16第12第15条第26第23第1第2条第13第2第一第2項第3第一定条第3条第6第一賞の第1回第22項の発表第18条第4第一点第2回「第一部の第2号「第25条項を第2点第14第24第1条第5号」「第36第3回第17条第一回第一弾「第1号条第四条第六第28号第1項第1015号第3号の「第4条第号条項第2126項第6項に第1点第3項第回第32号第2弾の第3125回第6条第7号の発売第2016項の試合第29条第条第8第一26条項「第6回第5項第4項第5第1
41
話
...
話
鳥を捕まえる魔法
戦う理由
覚悟のための時間
第48話特権
第4
ち44
話
隕鉄鳥奪還
第
第55話。水を操る魔法
話、もっと美味しい味
第
第46話
第47話
フェルンと焼き菓子
第38話
隕鉄鳥
北側諸国
グローブ盆地。
第一次
試験区域。
第一次試験の
具体的なルールを
説明する。
この試験区域には
隕鉄鳥という小鳥が
生息している。
各パーティーに
つき一つ
籠を配布
しておいた。
第一次試験の
合格条件は
二つ。
明日の日没までに
隕鉄鳥の入った
籠を所持している
こと。
その時点で
パーティーメンバー
全員が揃っている
ことだ。
基本的に行動は
自由だが、
試験区域の外側に
出た者がいた
場合は、
区域を囲むように
塵一つ通さないような
強力な結界を張って
おいてよく言うぜ。
その所属パーティー全員をその場で失格処分とする。
その所属パーティー
全員をその場で
失格処分とする。
説明はちゃんと
聞いてるんだ..
出られるわけ
ないのにね。
それでは
第一次試験を
開始する。
まずは作戦を
立てるべきだって。
馬鹿かお前。
馬鹿か
お前。
見つけねぇことには
作戦の立てようが
ねぇだろうが。
まだケンカしてる
とりあえず
歩きながら
自己紹介しない?
あとカゴを
持つのは
じゃんけんで
決めなさい
私はフリーレン。
よろしくね。
ラヴィーネ。
三級魔法使いだ。
カンネだよ。
同じく
三級魔法使い。
第2パーティー
フリーレン
第2パーティー
ラヴィーネ
ラヴィーネとは幼馴染で
同じ魔法学校の出身だよ。
第2パーティー
カンネ
二人は隕鉄鳥に
関する知識は
あるの?
いいや。
ないよ。
私は知識はあるけど
実物を見たことがないから
まずは隕鉄鳥を見つけて
観察してみようか。
疲れた..
だらしが
ねぇな。
少し休憩
しようか。
アタシはまだ
動けるから
先見てくるよ。
まとまって
いたほうが
安全だって。
うっせぇな。
それだと効率悪い
だろうが
ラヴィーネは
強いの?
.....
コイツ
よりはな。
私と
比べたら?
なるほど。
いいよ。
やんのか
コラ?
危なくなったら
戻ってくること。
アンタとは
戦いたくねぇ。
見てきな。
ああ。
それと空には
気を付けてね。
わかってるよ。
はぁ...
このパーティー
大丈夫かな...
?
フリーレン、
なんだか
先生みたい。
カンネ達が
喧嘩している
せいだよ。
仕切りたい
わけじゃない。
ところで空に
気を付けろって
どういうこと。
リーダーに向いて
いるんじゃない?
なんて?
ごめんね。
私達、昔から
こんな感じ
なんだ。
おい。
そのままの
意味だよ。
魔力探知
苦手?
早いね。
隕鉄鳥
見つけたぜ。
よくやった
ラヴィーネ。
じゃあ
よく観察して:
観察しろって
言ったのに..
逃げ
られるね。
いいや。
上出来だぜ
カンネ。
へえ...
やるじゃん。
でも、
そろそろ
伏せたほうが
いいかも。
は?
なんで...
隕鉄鳥は極めて頑丈で
最大飛行速度は
音速を超える。
捕らえるには
よく観察する
必要がある。
今日一日は
隕鉄鳥の
観察に
使うよ。
あの程度の
拘束じゃ
無意味だよ。
カンネが水を操り
ラヴィーネがそれを
凍らせた。
マジかよ。
もう
見えねぇぞ。
惜しかったね。
息を合わせたような
的確なタイミング。
高度な連携だ。
一朝一夕でできる
ようなものじゃない。
どうなることかど
思っていたけれども
これならなんとか...
すぐに
追うぞ。
それより
湖の
周りを
駄目だ...
また喧嘩してる...
...ん...
何か音が...
...あれ。
フリーレンが
いない。
やっぱりこれって
小さいけど
雨音だ...
降っていないのに
なんで...
...あ。
そういう
ことか。
ってことは
もしかして!
ギシッ
?
魔物!!
...あ...
杖...
...ラ、
ラヴィーネ。
空には気を
付けろって
言ったでしょ。
落ち着いた?
うん。
ラヴィーネの
名前を呼んでいた。
ラヴィーネのこと
嫌いでしょ。
そうだね。
だよね。
なのにどうして
二人は連携が
取れているんだろう?
...私ってさ、
意外と臆病で
いざって時に何も
できなかったり
することがよく
あるんだ。
初めての
飛行魔法の
実習の時も
そうだった。
不思議だ。
先行った連中
あんな遠くに
行っちまったぞ。
下は水なんだから
死にはしねぇよ。
勇気が無いってんなら
蹴り飛ばしてやろうか。。。
ラヴィーネ
なんか嫌い。
いつも私に
酷いこと言ってさ。
冗談だろ。
優しいパパとママに
甘やかされて
育った結果が
これだろうがよ。
そんなんで
飛べるってんなら
いくらでも
優しくしてやるよ。
知ってるよ。
じゃあ、私の
いいところ
言って。
私はね、
褒められて伸びる
タイプなんだよ。
おいおい、
マジで
言ってんのかよ。
本当は臆病な癖に
頑張っているところ。
え?
お前の
いいところだよ。
もっと
言って。
はぁ?
なんでだよ?
言って。
隠れて沢山
努力している
ところ。
もっと。
...笑っている顔が
可愛いところ。
え、
キモい。
周りのことを
よく見ていて
気遣いができる
ところ。
あああぁあっ!!
...あっぶねぇ..
ははっ
なんだよ、
飛べるじゃ
ねぇか。
お前にはもう
優しくして
やんねぇ。
ラヴィーネは
乱暴だけれども
ちゃんと私を
引っ張って
くれるんだ。
いよいよ明日は
竜との初戦闘だな。
お陰で怖いことも
勢いに任せれば
意外となんとか
なるって気が付いた。
怖いのか
アイゼン?
ああ。
そうか
ならー
震えているぞ。
...え?
怖いの?
僕も怖い。
何この
会話?
ああ。
そうか。
はっ、はっは。
いいや。
お陰で緊張が
解れた。
ヒンメル
自然体でいい
ですよ。
こういうのはきっと
冒険の仲間毎に
変わってくるもの
です。
他の冒険者を真似て
鼓舞するつもり
だったんだが...
すまない。
うまくいかなかった
みたいだ。
..そうだね。
なるほど。
確かに仲間毎に
違うみたいだ。
ところでフリーレン、
私面白いことに
気が付いたんだけど...
これって何かの
役に立つかな?
なるほど。
もしかしたら
隕鉄鳥を簡単に
捕らえられるかも...
やっと捕まえられ
ましたね、隕鉄鳥。
これで
一安心ですね。
気楽なこと
言ってくれるね。
これから先の方が
大変なんだよ。
僕達は隕鉄鳥を
他のパーティーに
奪われないように
守らなければならない。
対人戦の時間だ。
第29話】捕獲作戦始動
それじゃあ
隕鉄鳥を
観察した結果を
まとめようか。
まずは
フリーレンのあの鳥は音速を
言った通り、超えて飛行する。
この速度に
追いつくことは
不可能だね。
さらに
竜みたいに頑丈で
並の攻撃魔法じゃ
びくともしないし、
おまけに魔力にとても敏感だ。
おまけに
魔力に
とても
敏感だ。
拘束も破られる。
何より最大の問題は
隕鉄鳥が魔力をほとんど
持っていないせいで、
魔力探知ができないって
ことだな。
こっちが魔力を
抑えて近付いても
すぐに
逃げられちまう。
おかげで
今どこにいるのか
さっぱりわからねぇ。
総数も不明だ。
見つけられたのも
結局、昨日の午前中の
3回だけだしね。
受験者が
探し回っているから
警戒しちゃって
いるんだと思う。
最悪
もう姿を
現さないかも。
そもそも
見つけられたと
しても、
どう捕らえるのか
見当もつかねぇ。
それなら
大丈夫だよ。
実は昨日の夜、
隕鉄鳥を捕らえるのに
役に立つかもしれない
魔法の実験を
していたんだよね。
確かに夜
出掛けてたね。
どんな
魔法なの?
カンネには
もう見せたよ。
一鳥を捕まえる魔法の
今よりもずっと
魔法使いが多くて
魔法が一般的だった
時代に、
狩猟を生業とする
一族が編み出した、
民間魔法だよ。
そういえば
魔法で動きを
封じていたね。
でも、あれは
鳥じゃなくて
魔物じゃ...
民間魔法だからね。
大雑把に鳥みたいな奴は
全部捕らえられるみたい。
強力な拘束魔法だし
隕鉄鳥にも
通用すると思う。
なんでそれを
黙っていたんだよ。
それを使えば
昨日の時点で
捕まえられていた
じゃねぇか。
この魔法の
射程は50m。
そうも
いかないん
だよね。
そこまでは
近付かないと
駄目なんだ。
50mって...
今まで
どのくらいまで
近付けたっけ?
最大で
3mだね。
現状
あと一歩って
ところだね。
随分
でっけぇ
一歩だなぁ...
しかも
20mくらい
近付いた時点で
こっちの存在に
気が付いているみたい。
一応確認だけど
二人の魔法じゃ
隕鉄鳥の足止めは
難しいんだよね?
うまく
凍らせられれば
可能だろうが、
魔力に敏感な上に
頑丈で凍りにくい。
多分
動きを封じる前に
逃げられちまう
だろうな。
私の魔法なら
大量の水があれば
足止めは簡単だと
思うけど...
私が使えるのは
水を操る魔法で
水自体を生成する
ことはできないん
だよね。
だから水のある
場所じゃないと
使えないし、
まとまった水は
魔力が通りにくいから
事前に魔力を
込めておかないと
難しいかな。
雨みたいに
分散していれば
大量の水でも
すぐに
操れるんだけど。
でも
水に魔力を
込めたら
魔力に敏感な
隕鉄鳥は、
絶対に
寄ってこない
だろうね。
絶対に寄ってこないだろうね。
......
...寄って
こない。
そうか
寄ってこないのか。
この作戦なら
いけるかも。
確かに悪くは
ねぇが
リスクが高ぇな。
...でも多分
こうでもしないと
捕まえられない。
他のパーティー全員に
喧嘩を売ることに
なるぜ。
.....
痛い!!
痛い!!
取れちゃう!!
怖いの
ラヴィーネ?
わかったよ。
やってやろう
じゃねぇか。
とりあえず
試験終了まで、
潜伏して
やり過ごそう。
えー。
つまんないよ。
魔法使いなら
堂々と
戦わないと。
......
第4
ラント
三級魔法使い
第4パーティー
ユーへ
フェルン
第4パーティー
不要な戦いを
避けるのも
魔法使いだ。
その前に
水の補充だな。
確か中央に
湖があった
はずだ。
しかし、隕鉄鳥が
早い段階で確保できて
良かったよ。
後は日没まで
潜伏すれば
第一次試験は
通過できる。
...ふふっ。
どうした?
どうやら
そううまくは
いかないみたいだ。
これってさ、
道だと思っていた
けれども
枯れた川だよね。
しかも
似たような地形が
何か所もあった。
...!?
確か、試験区域を
囲むように結界が
張られているん
ですよね。
ああ。しけん
試験では
定番だね。
もしかして
水も通さないん
てすか?
強力な
塵すら通さない
対物理結界だよ。
枯れ具合から見て
結界を張ったのは
一週間以上前だね。
...あ。
では水のほとんどは
盆地の真ん中にある
湖に集まっていますね。
私達受験者も
生き物ですから
活動するのには
ある程度
水が必要です。
だからって湖の周りに
受験者がまとまって
いるとは限らない
でしょ。
そうですね。
受験者は
水を持ち歩けます。
でも
同じ生き物である
隕鉄鳥は
そうはいかない。
...なるほど。
それに気が付いた
連中が、
...よし
決めた。
もう水は
諦め
なさい。
さすがにそれは
きついって。
既に喉からから
なんだけど。
最大の水場である
湖の周りに
張り込んでいるわけか。
小さな池
くらいなら
探せば
あるだろ。
それ衛生的に
どうなのよ?
煮沸すれば
なんとか...
面倒
臭ぇな。
殺すつもりで
撃ったんだぜ。
今のに反応
できんのかよ。
まぁ、いいや。
隕鉄鳥の入った
籠を置いて行け。
なら言葉は
不要だな。
嫌だって
言ったら?
!?
湖の方向...
湖を凍らせ
やがった..
おいおい..
なんのつもりだ。
洒落に
ならんぞ...
この魔力、
第2パーティーの
奴だな...
何考えてやがる...
他のパーティー全員を
敵に回すつもりか...
何をやっておる!!
早く溶かせ!!
デンケン、
どうする?
時間と労力の
無駄だ。
溶かしたところで
意味はない。
これほど派手に
魔法を使われたら
隕鉄鳥はもう
この湖には近付かない。
隕鉄鳥は
第2パーティーから
奪うぞ。
これだけ暴れた
ということは
隕鉄鳥を捕獲する
算段があるということだ。
フリーレン様。
一体何を
するつもりですか:
これにしても
...
...
...
そういえば、
ここで、
第40話】鳥を捕まえる魔法
愚かだな。
こんなに盛大に
魔法を使って
氷を溶かせば、
この湖は本格的に
使い物にならなくなる。
第13パーティー
デンケン
三級魔法使い
第13パーティー
ラオフェン
三級魔法使い
13パーティー
リヒター
二級魔法使い
隕鉄鳥は
もうここには
寄り付かん。
それに気が付いた
連中が他の水場を
探しているようだが:
葬送のフリーレンB
魔力探知が
甘すぎる。
あれでは
空の脅威に
対処できん。
未熟だな。
第2パーティーが
湖を凍らせた
らしいぞ。
試験をむやくね
無茶苦茶に
するつもりか?
無茶苦茶だと?
違うな。
これは
第2パーティーが
練った入念な計画だ。
それを紐解かん限り
どうにもならん。
魔物に
やられたか。
もう
死んでいる。
葬送のフリーレンB
行くぞ。
爺さん。
せめて降ろして
あげようよ。
見えていない
わけではないだろう。
上空を旋回している。
一匹や二匹
ではない。
死体には魔法が掛けられている。
死体には魔法が
掛けられている。
降ろそうとすれば
奴らに
探知されるぞ。
屍誘鳥。
このパーティーは
まんまと術中に嵌り
全滅したわけだ。
こいつらはそうやって
次の獲物を誘って
狩りをする。
こんな魔物が
いる場所を
試験区域に
選ぶだなんて、
異常だね。
ラオフェンは
一級の試験を
受けるのが
初めてだったな。
理由は極めて
単純だ。
受験者が
死ぬのをなんとも
思っていない
みたいだ。
大陸魔法協会は
一級魔法使いの質を
気にしているからな。
この程度で死ぬ奴は
一級魔法使いには
いらないということだ。
魔王軍と戦っていた
時代の、強く誇り高い
魔法使いを未だに
夢見ている連中が
いるのさ。
時代遅れも
甚だしい。
意外だな
デンケン。
あんたはそれを
支持する側の
人間だと思っていた。
魔法使いに
質などいらん。
一級魔法使いは
ただ単に権威の
象徴であれば
いいのだ。
魔法使いとしての
力量がいくらあっても
人心を掌握できなければ
無力も同じ。
儂は自分より
遥かに優れた
魔法使いが、
失脚しはくがい
迫害される様を
山ほど見てきた。
大きな力は
恐れられる。
恐れの権威など
長続きせん。
それに魔法は
誇り高いものでも
なんでもない。
なるほど。
あんたくらい弱いのが
丁度いいってわけだ。
言ってくれるな
若造が。
お前くらいなら
目を瞑っていても
勝てるわ。
全然探知できないね。
第2パーティー。
魔力を隠して
潜伏しているな。
.....
ここもだな。
?
僅かだが
水に魔力が
込められている。
何も感じない..
んー...
わかる?
今まで見てきた
水場全部だ。
きっと掛けた
本人すら
感知できない
だろう。
だが隕鉄鳥なら
感知できる。
俺もわから
第2パーティーの
仕業か?
それほどに
微量だ。
この水場には
もう近付かない
だろう。
こんなことして
何が...
ーそっか
どこかに魔力を
込めていない
水場がある。
その近くに
第2パーティーは
必ずいる。
どう
探すの?
デンケン。
試験区域は
広大だ。
本気で潜伏する
魔法使いを
見つけられるわけ
なかろう。
少し休む。
待つぞ。
どうせ奴らは、
居場所を教えてくれる。
池や泉に
手当たり次第に
魔力を込めてきたよ。
把握できていない
水場がある可能性は
まだあるけど...
隕鉄鳥の使える
水場が制限される
だけでも十分だよ。
じゃあ私は
ここで隕鉄鳥を
待ち伏せするよ。
マジかよ...
魔力って完全に
消せるもん
なんだな...
完全じゃないよ。
さすがに動けば
少しは魔力が漏れる。
私達は
見張りだな。
足引っ張んなよ。
雨さえ降れば
戦力になれるん
だけどね。
全部、結界に
弾かれちまう
もんな。
うっさい。
フリーレン。
やったか?
他のパーティーに
喧嘩を売った
かいがあったぜ。
これで
第一次試験
突破だね。
...いや。
ー見つけた。
やはり魔法を
使いおったな。
どんなに優秀な
魔法使いでも
この瞬間だけは
決して誤魔化せん。
誰かにたんち
探知された。
早く
ここから
逃げるのは
もう遅いみたいだね。
第41話】覚悟のための時間
花弁を鋼鉄に変える魔法
第8パーティ・
シャルフ
石を弾丸に変える魔法
第8パーティー
エール
二級魔法使い
洗練されていて
隙が無いけれども
古い戦い方だ。
また距離を
取った..
一般攻撃魔法と
防御魔法。
手の内は見せない
つもりかしら?
私のお爺ちゃんと
戦ってるみたい...
戦闘では
基礎的な魔法以外
使わないように
言われていますから。
基礎的な
魔法しか
使わない
のね。
貴方の
師匠のうとん
方針なのね。
はい。
この時代の
魔法使いなら
それだけで十分だと。
...そう。
まただ。
なんだろうね。
この違和感は。
あなたも
難儀ね。
まるで
熟練の魔法使いと
対峙しているみたいだ。
それは
おかしいです。
そんな戦い方、
ヴィアベルが
相手だったら
今頃は
死んでいたわよ。
この中で
一番強いのは
貴方ですよね。
第8パーティー
ヴィアベル
二級魔法使い
おっかねぇな...
おそらくは物体を
切り裂く魔法。
魔法としては
単純な部類だが、
軌道が
見えねえ。
すべてを
防ぐのは
無理だ。
だが...
どうした、
追撃しねぇのか?
少し暴れ
すぎたかな。
そうだな。
お前の魔法の射程は
5mくらいだろ。
ご名答。
で、
どうするの?
また基礎的な
魔法で
殴り合うの?
いや、
その必要はねぇ。
ヴィアベルは
魔王軍の残党と
戦ってきた
北部魔法隊の
隊長よ。
実戦経験の
桁が違う。
あいつが使うのは
品性のまるでない、
勝つための
卑怯な魔法。
今、ヴィアベルと
戦ってる子、
たぶん殺され
ちゃうわよ。
そうですか。
飽和攻撃...!?
これだけの数の
攻撃魔法を一度に
操るなんて...!?
...こんな力業、
馬鹿じゃないの...!?
品性の欠片も
無い...!
...あ...
...捌ききれない...
見た者を拘束する魔法
体が
動かない...
魔力もそうさ
操作できないな...
こんなのが
あるんなら
自力で隕鉄鳥
捕まえれば
いいじゃん。
まあ
隕鉄鳥が
見つけられなければ
無用の長物か:
強力な
拘束魔法か...
俺の魔法は
目に収めた奴の
動きを封じる
魔法だ。
俺がお前から
目を逸らさ
ない限り、
お前は動けない。
その状態の
お前なら簡単に
殺すことができる。
しかもこい
手加減していたな
本当に殺すつもりなら
あの奇襲の段階で
動きを封じていたはずだ。
ラストチャンスだ。
隕鉄鳥を置いて
失せろ。
なんだ。
つまらない。
せっかく殺し合いが
できると思ったのに。
んー?
待って。
んー?待って。
なんで
そんなこと
命令する
こ
必要あるの?
結局シュティ
隕鉄鳥を
脅し取ることが
目的か。
動けなくなった
私から、
隕鉄鳥を奪えば
いいじゃん。
視界に全身を
収めていないと
無理なのか。
多人数相手に
使わないわけだ。
目を狙い
やがったな...
合理的な
判断でしょ。
いいや。
俺がお前の立場だったら
殺すために首を狙う。
それで戦いは
終わりだからな。
お前にはそれが
できたはずだ。
戦場でも同じような
ことをした奴らは
いたぜ。
そいつらは全員
殺しを楽しむ
変態だった。
お前はここで
殺しておくべき
だな。
女子供を
殺したことあるの?
ねぇと
思ってんのか?
ふーん。
どんな地獄を
見てきたの?
時間稼ぎか?
葬送のフリーレンB
いいだろう。
乗ってやるよ。
俺ら北部魔法隊は
対魔族専門の傭兵だが、
有事には国同士の
えー
戦争にだって動員される。
戦争に女子供を
駆り出すなんて、
人ってのは
人の弱い部分を
よく知っている。
悪魔の所業は
珍しいことでも
なんでもねぇ。
地獄なんかじゃない。
北の果てじゃ日常だ。
そう。
もう
いいや。
殺さないの?
私はね、
その人が得意とする
魔法は人生や人間性に
大きく係わっていると
思っている。
相手の動きを封じる
この魔法はまるで、
殺すまでの猶予を
欲しがっているみたいだ。
そっか。
時間稼ぎに
乗ったのも
そのためか
驚いたよ。
とうに両手は
血で染まっているのに
まだ人間でありたいと
思っているんだ。
そうだ。
これは殺す覚悟の
ための時間だ。
でもな
嬢ちゃん。
必要な殺しは
全部やってきたぜ。
じゃあな
嬢ちゃん。
俺は躊躇い
臆することは
あっても、
動かないで
ください。
冗談だろ。
エーレが
やられたのかよ。
取引と
いこうか。
全く気配が
しなかった!?
第42話1戦う理由
驚いたぜ。
魔力を完全に
消せんのか。
隕鉄鳥を
捕らえたのは
お前だな。
.....
運が良かった
だけだよ。
偶然、隕鉄鳥の
時を見つけて、
その子は
鳥を捕まえる魔法を
師匠から教わっていた。
あんたはなんでも
捕まえられるのに、
よっぽど運が
悪かった
みたいだね。
まったくだぜ。
ツイてねぇ。
エーレと
戦っていたな。
殺しました。
あいつは
どうした?
第一次試験の合格条件は
今日の日没までに
阻鉄鳥を保有していることと、
パーティーメンバーが...
全員揃っていること。
第8パーティーの
負けだな。
私を殺すんじゃ
なかったの?
不合格が
確定したんだ。
もう不要な殺しだ。
退かせて
もらうぜ。
じゃあな。
別に背中を
狙ったって
構わないぜ。
不要な殺しが
必要な殺しに
戻るだけだ。
ユーベル様。
嘘
上手じゃん。
今のうちに
ラント様の援護に
向かいましょう。
...わかってるよ。
大丈夫でしょ。
あのメガネ君
相当な
食わせ物だよ。
勝負ありだな。
凄いね。
これ。
無数の花弁を
正確に操って
防御を掻い潜った。
でもこれ
我流でしょ。
僕はさ、
知らない相手と
戦う前に必ず
様子見をする
ようにしている。
我流の人って
基礎が疎かに
なっていることが
多いんだよね。
君の弱点は
よくわかったよ。
たぶん
僕の勝ちだ。
饒舌だな。
利き腕を潰されて
どう勝つつもりだ?
降伏しないのなら
次は首を切り落とす。
だから、これは
戦う前の様子見
なんだって。
君、魔力探知
苦手でしょ。
!?
幻影魔法...!!
実体はあるから
正確には
僕の分身かな。
...いつから...
最初から
だよ。
第一次試験が
始まったときから。
僕は他人を
信じていない
からね。
何が
殺しただ。
あのクソ女
平然と嘘つき
やがって。
おい、
起きろ
エーレ。
葬送のフリーレンB
うーん...
魔力切れかよ。
だっせぇな。
...一般攻撃魔法の
物量で押し切られたわ。
......
魔法学校の
首席だろ。
捌ききれ
なかった。
信じて
ないでしょ。
いいや。
馬鹿みたいに
正面から
戦いやがって。
お前なら
勝てねぇ勝負じゃ
なかったはずだ。
だがうまんう
般攻撃魔法だけで
これほどの芸当が
できるとしたら、
待ってよ。
歩けないん
だけど。
行くぞ。
シャルフと
合流する。
仕方ねぇな。
おんな事を
あの女は相当な
化け物だな。
ちょっと。
物みたいに
運ぶつもり?
おんぶして。
葬送のフリーレンB
なんで俺が
こんなこと..
シャルフの
反応は近いの?
あの茂みの
向こう側だ。
おい、
シャルフ。
エーレを
運ぶのを手伝...
ヴィアベル...
おんぶしてくれ...
しびれて動けん
クソ。
マジで
なんなんだよ..
...この音
何かしら?
雨音だろ。
結界の外で雨が
降り始めたんだ。
まるで
俺の今の
心境だぜ。
あと二、三時間も
すれば日没。
第一次試験終了だ。
戦闘不能2名。
こんな状況じゃ
隕鉄鳥はもう
奪えねえ。
俺たちの不合格は
確定だな。
それなのに
私達を助けて
くれるんだ。
優しいのね。
ここでお前らを
捨ててっても
いいんだぜ。
見捨て
ないで...
泣くんじゃ
ねぇよ。
男だろ。
その優しさが
貴方が魔族と戦う
理由なのかしら?
貴方は私の村も
救ってくれたわ。
馬鹿が。
優しさなんかで
命張れるか。
人間はよう
欲望のために
戦うんだよ。
俺の場合は
下心だ。
故郷に
好きな奴が
いたんだよ。
今から丁度
29年前。
北側諸国の魔族の
動きが活発化して
そいつは
二家揃って中央に
逃げていっちまった。
俺は馬鹿な
ガキでな。
格好付けち
まったんだ。
クソったれな魔族共は
俺が全員ぶっ殺してやる。
だから、
そん時はこの村に
帰って来い。
4つか5つの
ガキの頃の話だ。
もう顔も名前も
覚えちゃいねぇ。
馬鹿みたいね。
ああ。はか
馬鹿みたいだ。
私のお爺ちゃん
紹介しようか?
一級魔法使い
だから陸路で...
...帰りは
また海路か。
俺、船酔い
酷ぇんだよな...
...ねぇ、
ヴィアベル。
どうした?
あれ。
ふざけやがって。
ツキが回って
くんのが
遅すぎんだよ。
今までの苦労は
なんだったんだ。
エルフか...
ラオフェンの
魔法なぞ
みなが
度見せれば
度は通じんだろう。
ゆうしゅう...
優秀な
魔法使いだな。
だが
その一度で十分。
これは
殺し合いではない。
フリーレン!!
隕鉄鳥が...
...消えた?
...取られたか。
ふーん。
面白い魔法だ。
...
第43話】特権
結界の中は
雨でも
快適だな。
そういえば
第二次試験の
試験官は
お前だったな。
ゼンゼ。
今回も有望な
受験者を何人も
死なせたみたい
じゃないか。
ゲナウ。
それに
一級魔法使いには
それだけの
価値がある。
お前もそれは
わかっている
はずだ。
笑わせる。
有望な奴は
この程度では
死なんよ。
魔法使いの試験に
魔力探知が通用しない
獲物を選ぶだなんて。
それにしても
人が悪い。
捕まえられるか
どうかは運任せ。
これは争奪戦に
見せかけた
対人戦だ。
運も
実力の内だ。
それに運以外で
隕鉄鳥を捕まえた
連中もいるようだ。
あと三時間で
日没だ。
激化するぞ。
対人戦が。
誰が勝ち上がる
と思う?
デンケンは
その中に
確実にいる。
三分の一は
残るだろう。
奴の実力は
一級魔法使いと
比べても遜色はない。
富と権力にしか
興味の無いご老体が
なんで今更
こんな試験に。
葬送のフリーレンB
さあな。
あの爺さんも
もう年だ。
目的は
やっぱり
特権”?
思うところでも
あるのだろうさ。
ねえ、いま
今の子が使った
魔法ってさ。
高速で移動する魔法
でしょ。
南側諸国の
山岳民族に伝わる
民間魔法だ。
ああ。
そうだ。
だったら
二人はそのまま
隠れていたほうが
良かったと思うよ。
あの子だけで
隕鉄鳥を持って
逃げればいい。
ラオフェンはまだ
未熟者でな。
お前なら
容易に追跡できる
はずだ。
魔力の痕跡を
残しすぎた。
フリーレン。
現にお前は
足止めを
煩わしく
思っておる。
まぁね。
私のこと
知っているんだ。
儂等の世代で
その名を知らぬ
魔法使いなど
いない。
お前は
勇者一行の
魔法使い、
直接この目で
見るのは
初めてだが、
一目見て
確信した。
フリーレンだ。
有名なの?
伝説的な
魔法使いだ。
もしかしたらとは
思っていたが..
エルフってマジで
年取らねぇんだな。
葬送のフリーレンB
私たちのことを
ずっと嗅ぎまわって
いたでしょ。
結局どうどう
堂々と挑んで
くるんだ。
もっと卑怯な手で
くるかと思っていた。
いやいやらっぷん
十分卑怯さ。
デンケンがお前の
足止めをしている間に、
俺がそっちの
ガキ二人
どちらかを殺す。
なるほど。
パーティーメンバーが
欠けて合格条件を
満たせなくなれば、
こっちは退かざるを
得ないわけだ。
おもしれぇ。
やってみろよ。
ラヴィーネ、
こいつ強いよ。
やめろ
リヒダー。
知ってるよ。
儂らは足止めが
できればそれでいい。
デンケン。
俺はあんたは
もっと無慈悲で
冷徹な人間だと
思っていたん
だがな。
勝てる
勝負だ。
宮廷魔法使い
だろう。
政敵を消した
ことだって
一度や二度じゃ
ないはずだ。
一級魔法使いに
人死にの価値があるとは
思えんだけだ。
それだけは
同意見かな。
一級魔法使いなんて
ただの称号だ。
それほどの価値が
あるとは思えない。
......
呆れた
ものだな。
まさか〝特権〟も
知らずに
試験に挑んだのか?
特権?
半世紀以上前に
突如として歴史の
表舞台に現れ
人類の魔法使いの
頂点に君臨した
大陸魔法協会の
創始者、
大魔法使い
ゼーリエは
魔王軍との
長い戦火の時代の、
洗練された
魔法使いを
未だに
追い求めている。
だから彼女は
一級魔法使いの座に
就いた者に特権を
与えることを約束した。
一つだけ
望んだ魔法を
授けるとな。
ゼーリエは
人類の歴史上の
ほぼすべての魔法を
網羅する
生ける魔導書。
この地上で
全知全能の女神様に
最も近い魔法使いだ。
巨万の富を
得ることも、
大病を
癒やすことも、
絶大な力を
手に入れる
ことだって
できる。
人ってのは
単純でな。
おかげで今や
一級魔法使いは
人外を疑うほどの
化け物揃いだ。
望んだ魔法が
授けられるということは、
魔法使いにとって
願いが叶うに等しいことだ。
そう。
それほどの価値が
あるんだよ。
馬鹿馬鹿
しい。
デンケン。
デンケン。
そいつを一分
足止めしろ。
あんたみたいに
特権なんてどうでも
いいってほうが少数派だ。
始めるぞ。
それだけあれば
二人とも殺せる。
何度も
言わせるな
リヒダー。
たかが
ガキ二人だ。
デンケン。
たった三時間
寝かし付けるだけ。
ガキの
御守りくらい
できるだろう。
こいつは儂が
叩き潰す。
それで
よかろう。
大地を操る魔法
老いばれが。
若い奴はいっきか
血気盛んで
いかんな。
特権など
くだらん。
魔法というものは
探し求めているときが
一番楽しい。
ねえ、
どうして
そう思うの?
聞くほどの
ことでも
あるまい。
それだけだ。
そう。
時の流れ
というものは
早いものだな。
気まぐれで
育てた弟子が
もう孫弟子を
連れてきおった。
フリーレンだ。
同族か。
望む魔法を
言うがいい。
一つだけ
授けてやる。
強いな。
気に入った。
私は今までの
歴史で書かれた
ほぼすべての
魔導書の知識を
持っている。
...望む魔法?
それを言え。
魔法使いというものは
人生を懸けて
望んだ魔法を
探し求めるものだ。
いらない。
私が授けてやる。
魔法は
探し求めている時が
一番楽しいんだよ。
野心が
足りん。
フランメ、
やはり駄目だ
この子は。
師匠。
燃え滾るような
野心が。
この子はいつか
魔王を倒すよ。
きっとこういう
魔法使いが
平和な時代を
切り開くんだ。
戦いを追い求める
あなたには
魔王を殺せない。
私には
無理だとでも?
私達じゃ
無理なんだよ。
だってさ師匠、
平和な時代に生きる
自分の姿が想像
できねぇだろう?
フリーレンは
平和な時代の
魔法使いだ。
いいね。
魔法使いは
こうでなくちゃ。
第44話1億鉄鳥奪還
クソ...
コイツ全然
凍らねぇ。
魔力に差が
ありすぎる...
氷の矢を放つ魔法
...脆弱
すぎる。
カンネ
防御!!
第2パーティーは
派手に暴れた
からな。
大体
手の内は把握
しているつもり
だが...
わかってる!!
殺傷能力に
欠ける
氷の魔法に、
水が無ければ
戦えない
魔法使い。
俺は何を
やらされてこれでは本当に
いる?
「ガキの御守りだ。
言ってくれるぜ。
派手な魔法
使いやがって。
魔力
アンタこそ
保つのかよ。
お前たちは
魔法学校の
出身だろう。
老人達は未だに
防御魔法中心の
消耗戦のやり方でも
教えているのか?
どういう
意味?
人を殺す魔法の
対処法として
開発された防御魔法は
少し魔法史の
講義をしてやろう。
魔法そのものに対しては
強い耐性を持つが、
物質的なものに
対する防御性能は
昔とほぼ変わっていない。
当然
これには明確な
理由がある。
魔物や戦士の
物理攻撃を防ぐには
十分な防御性能
だったからだ。
防御魔法に
オーバースペックは
あってはならない。
完璧を求めれば
術式がより複雑化し
発動速度に致命的な
影響が出る。
魔法の歴史は
攻撃と防御の
歴史だ。
だから
現代の攻撃魔法は
物質を操るものが
主流になった。
俺が何を
言いたいのか
わかるか?
カンネ!!
駄目だ!!
避け
俺の魔法は
物質による
圧倒的な
質量攻撃だ。
そのまま
眠っていろ。
勘弁してくれ。
痛めつける
趣味はない。
...不用意に
近付いて
いいのかよ。
それともなんだ、
やっぱり
殺して欲しいのか?
それが
どうした?
魔法というのは
イメージの世界だ。
それらを
取り出して
人の体の六割は
水で出来てんだぜ。
取り出操るイメー
イメージは?
大量の魔力に
守られている
魔法使い相手に
どうやって
それをやる?
人の体にどう水が
配分されているのか
想像できるのか?
イメージできない
ものは魔法では
実現できない。
それに仮に
この場に水が
あったとしても、
こんな小娘は
脅威でも
なんでもない。
葬送のフリーレンB
でも一つ
わかったことがある。
ハッタリも
効かねぇのか
嫌な大人だぜ。
講釈垂れるほどの
戦い好きなら、
水のある場所で
私達を叩きのめして
いるはずだ。
嘘ついてんな。
テメェ。
...大人しく
していろ。
何をそんなに
怖がっている?
俺の役目はお前達を
寝かしつけることだ。
デンケンが
負けない
限りはな。
このままでは
魔力を削られて
終わるな。
老体には
些ときついな。
悪いが早めに
決着をつけるぞ
フリーレン。
竜巻を起こす魔法
風を美火に変える魔法
老いぼれめ。
派手にやるな
あの爺さん。
なんて戦い方
しやがる。
けつかい
結界は
大丈夫なの?
愚問だ。
この結界は
大魔法使いゼーリエが
施したものだ。
力業で破壊できる
ようなものではない。
ところで
昨日の晩くらい
からか
そうか。
ならいいが
結界を
解析している
奴がいる。
なんの
ために?
知らん。
どちらにせよ
無駄な行為だ。
この世に
ゼーリエを超える
魔法使いが
いると思うか?
裁きの光を放つ魔法
くッ.....!!
葬送のフリーレンB
.....ッ!?
馬鹿な...
反撃だと...
絶え間の無い
光の矢だぞ...
そのような
隙なぞー
魔力切れ...
ここまでか...
信じられん...
こいつは最後まで
基礎的な戦闘魔法しか
使っていなかった!!
これではまるで
見習い魔法使いに対する
指導試合ではないが...
驚いた..
これほどの
高みに来て
まだ上が
いるとはな...
ラオフェンの
居場所を教えて。
隕鉄鳥を
返してもらう。
お前なら
わかるはずだ。
...お前がわしたちは
儂の立場だとして
教えると思うか?
そうだね。
ラオフェン。
近くに潜伏して
いるんでしょ?
来なければ
デンケンを殺す。
ぐッ...
持ってここに来て。
隕鉄鳥を
...止せ、
ラオフェン。
こいつに殺意はない。
わかるだろう。
...爺さんが
やられた
私より
いや、リヒターと比べても
遥かに格上の魔法使いだ。
でも
油断している...
爺さんの体には
触れていない。
高速で移動する魔法は
使うな。
そのまま
潜伏し続けろ。
少しでも魔力を
発すれば
探知される。
この距離なら
爺さんを回収して
逃げられる
やめろ。
罠だ。
仕方がないか。
あまりこういうことは
したくないんだけど...
葬送のフリーレンB
見つけた。
:馬鹿が。
...未熟者め。
殺意がないことなど
わかり切っておろうに。
てもあいつ、
爺さんが死なない程度には
痛めつけるつもりだったよ。
それでも、
儂らが勝った。
爺さん
なんでそこまでして
一級魔法使いに
なりたいんだよ。
富も権力も
欲しい物はなんだって
持っているんだろう。
儂の故郷は
北部高原の
奥地でな。
久々に
墓参りに
行きたかった。
魔族共が暴れたせいで
今じゃ一級魔法使いしか
入れない。
それだけだ。
葬送のフリーレンB
ガキ共を
助けに行った方が
いいんじゃないか。
もっとも、
もう遅いかも
しれんがな。
それなら
大丈夫だよ。
リヒターはお前と
対峙する前に
彼女達を殺す。
そういう
合理的な判断が
できる男だ。
カンネ達が
勝つ。
結界の解析が
丁度終わった。
...まさか
デンケンが
やられるとはな。
ガキの御守りは
もう終わりだ。
まさに
第45話『水を操る魔法
本気で殺す
つもりだな
こりゃ...
マジで一分
保たねぇぞ。
結界の解析が
終わった。
どういう
こと?
...フリーレン、
まさかお前は...
ゲナウ。
問題ない。
ありえないことだ。
天地が
ひっくり返っても。
破られる。
勇者一行の
魔法使いと
同じ名だ。
...ゼンゼ。
あのエルフの
魔法使いは
何者だ?
受験者名簿によると
名はフリーレン。
それに彼女は
聖杖の証を
持っていたらしい。
...最後の
大魔法使いか。
やってくれたな。
フリーレン。
千年振りだと
いうのに
随分な
挨拶じゃないか。
これだから
魔法使いは
止められん。
魔法の世界では
天地がひっくり返る
こともある。
:まさか本当に
結界を破壊する
とはな。
なんで
こんなことを...
魔法は
イメージの
世界だ。
水を操る
魔法使いに
雨の中で勝てる
イメージが
できる?
水を操る
魔法使いか。
カンネが
可哀相だった
からね。
魔法は自由で
あるべきだ。
少なくとも
私はできない。
たぶん
リヒダーって奴も
同じだよ。
結界が...
結界が...
...何が
起こった?
...雨だ
いやあ
状況確認など
後回しだ。
こくはや
一刻も早く
止めを
やっと
隙を見せ
やがったな。
焦って魔力が
乱れてるぜ。
この程度の
時間稼ぎ...
今ならわかるぜ。
お前が
水を操る魔法を
恐れた理由が。
!?
コイツはお前の言った
物質による圧倒的な
質量攻撃そのものだ。
水を操る魔法
ラヴィーネ。
逃がさない
ようにね。
元々
逃げ場なんて
ないだろうが。
だから水は
嫌いなんだ。
勝てた
みたいだね。
早くここから
離れよう。
日没まで
二時間だけど
それまで
魔力消せるよね。
消せるも何も
魔力切れだよ。
そう。
よく
頑張った。
...すまん。
止むを得んさ。
俺もデンケンも
魔力切れ。
あと二時間だ。
もう終わりだな。
葬送のフリーレンB
冗談。
凄い魔力だよ、
この拘束。
なら木の方だ。
叩き折れ。
ラオフェン。
拘束を
解けるか?
デンケン。
もう無理だ。
私ももう
高速で移動する魔法を
使えるほどの魔力は
残ってないよ。
リヒダー。
ラオフェン。
こういうとき
宮廷魔法使いなら
どうすると思う?
最後まで
醜く足掻くんだ。
フェルンさー、
あんたほんと
つまんないよね。
他のパーティーの
戦闘の痕跡を
探して辿るぞ。
それは
フリーレン様に
言ってください。
マジで基礎的な
魔法しか
使ってないじゃん。
そういえば
あのエルフ、
あんたの
師匠だっけ。
そのつもり
です。
あいつのせいで
びしょ濡れに
なっちゃったからさ。
ちゃんと
叱っといて
よね。
それに
戦闘魔法以外
だったら、
制限されて
いませんよ。
そういえば
鳥を捕まえる魔法
使ってたっけ。
他にどんな魔法
使えるの?
えーと...
使いませんよ。
服が透けて
見える魔法とか...
あのさ。
楽しくおしゃべり
してるところ
悪いけど、
手の内はあまり
さらさない方が
いいんじゃないの?
第二次試験からは
僕らは敵同士
なんだからさ。
んーそうだね。
ごめんね。
てもメガネ君は
もう少し打ち解けても
良かったと思うよ。
......
いたぞ。
パーティーだ。
敗走した
少し離れた所に
仲間の
死体があった。
合格の道は
もうないというのに、
隕鉄鳥だけは
大事に抱えておるわ。
交渉でも
するのか
デンケン?
葬送のフリーレンB
応じん
だろう。
仮に儂が
奴らの立場なら
金を積まれたって
断る。
なんで?
気に食わないからだ。
気に食わない
からだ。
こういうのは
理屈じゃない。
リヒターっ
付いて来い。
ラオフェンは
ここで待機だ。
隙があれば
隕鉄鳥を奪え。
どうする
つもりだ。
正面から
行くのか。
もう魔力なんか
残っちゃいないぞ。
わかっている
だろう。
それは相手も
同じこと。
...おい。
冗談だろ。
腹を括れ。
男だろうが。
殴り合いじゃぁあぁぁッ!!!
葬送のフリーレンB
時間だな。
第一次試験
合格者は
計6パーティー
18名。
現時刻を以て
第一次試験を
終了とする。
夜遅くまで
起きていても
フェルンに
怒られない。
二人が試験に
行ってから
もう2日か...
幸せすぎて怖いぜ...
幸せすぎて
怖いぜ...
苦労してんだな
兄ちゃん。
第46話【もっと美味しい味
第一次試験
合格者は
計6パーティー
18名。
現時刻を以て
第一次試験を
終了とする。
第
1パーティー
メトーデ
トーン・レンゲ
第2パーティー
フリーレン
ラヴィーネッカンネ
第
「4パーティー
フェルン
ラント・ユーベル
第8パーティー
ヴィアベル
シャルフォーエーは
第13パーティー
デンケン
リヒター・ラオフェン
第
17パーティ・
エーデル
ブライドゥンスト
第二次試験は
3日後だ。
詳細については
追って通達する。
葬送のフリーレンB
以上だ。
解散。
...うーん...
...
...タ方か..
...だらだらするのも
悪くはないな...
...なんだ?
...フェルン。
一級魔法使いの試験に
行ってたんじゃ...
エエルエル
第一次試験が
終わって
昨日の夜に
帰ってきました。
シュタルク様。
今、夕方ですよね。
寝てたでしょ?
......
夜更かし
したの?
.....はい。
他には?
...夜中に
ジュースも
飲みました..
ごめん!
ごめんってば!
あーあ。
怒らせちゃった。
フリーレン様も
さっき起きた
ばかりですよね?
飛び火
した...
こりゃ、今日は
フェルンの
ご機嫌取りだね。
どうする
つもりだよ?
美味しい物でも
食べに行こうか。
ちょっと高いけど
前にヒンメル達と
来たときに
いい店を見つけたんだよね
イナルエイ
それ80年以上前の
ことだろ。
まだあるのかよ...?
灯りが
点いたわ。
いつも
ありがとうねぇ
リヒター。
すぐ直るって
言っただろう。
おい、
婆ちゃん。
そうだ。
良かったら
これも。
私みたいな
年寄りから見たら
子供のままさ。
もうガキじゃないんだ。
いい年したおっさんだぜ。
好きだったろう。
それ。
悪いな。
もう店仕舞いだ。
イカれた爺さんに
殴り合いの喧嘩を
やらされたものでな。
体を休めな
なら飯でも
一緒にどうだ。
探している
店があるのだが。
休めないと
いけないんだ。
それは災難だったな。
リヒター。
爺さんに
買ってもらった。
儂とラオフェンでは
土地勘が無くてな。
おいおい。
完全に孫じゃ
ねーか。
そもそも
ラオフェン。
なぜデンケンと
一緒にいる?
そいつはなんだ?
帰れ。
俺達はもう
パーティーじゃ
ない。
処世術が
なっておらんな。
魔法使いとして
生きていくのなら、
飯屋なんか
いくらでもある。
適当に入れ。
儂の機嫌は
取っておいて
損はないぞ。
生前の妻と
一緒に行った店でな。
その味が忘れられん。
奢りだろうな。
当たり前だ。
言っただろう。
損はさせん。
メガネ君。
...ユーベル。
葬送のフリーレンB
初めましてだね。
街中ではさすがに
分身じゃないんだ。
世間話なら
歩きながらでも
いいかな。
一つ質問
いいかな。
君ってさ。
人を殺すことを
なんとも思って
ないでしょ。
いいけどさ。
走って逃げたりしたら
殺しちゃうかも。
なんでヴィアベルを
殺さなかったの?
見てたんだ。
油断も隙もないね。
あったでしょ?
殺すチャンス
うーん。
難しい表現
なんだけどさ。
共感しちゃった
からかな。
スナー
私も殺すまでの
猶予が欲しく
なった。
...体が
動かない。
見た者を拘束する魔法
これは..
その人が得意とする
魔法は人生や人間性に
大きく係わっている。
私は昔からそうなんだ。
共感できることで
その魔法が使えるようになるし、
共感できない
魔法は使えない。
メガネ君。
君の分身は本人と
同一の機能を持つほどの
完璧な複製だ。
君は何を思って
どんな人生を
歩んできたの?
教えてよ。
なるほどね。
君って感覚で
魔法を使うタイプ
なんだ。
その魔法がどんな
原理で動いているのかも
知らずにそのまま
使っちゃうタイプ。
僕、そういう
頭の足りない子
嫌いなんだよね。
答えになって
いないよ。
気にくわないから
教えてやんないって
言ってるんだよ。
別に僕を
殺したっていいよ。
そんなことをしたら
二度と共感はできない
と思うけど。
いや、いいよ。
君という人間が
少しわかった気がする。
もっと
知りたいかな。
これからどこに
行くつもりだったの?
さあね。
付いてくる
なよ。
ここだ。
目の付け所が
良かったな
デンケン。
ここはこの街で
一番美味い店だ。
俺も
よく来る。
妻とここを
訪れたのは
50年も前だが、
当時の雰囲気の
ままだ。
本当にデザートを
いくらでも頼んで
いいんですか?
不思議なもの
だな。
いいよ。
デンケン。
フリーレンだ。
誕生日でもないの
こんな贅沢を...
放っておけ
楽しそうでは
ないか。
食事は楽しんで
するものだ。
儂らもそのために来た。
よーし
食い貯めるぞ。
すごい量
だな。
フリーレン様って
たまにこういうこと
しますよね。
家宝の包丁を
魔族から
取り戻してくださり、
この世紀の
天才料理人
レッカーが
ありがとう
ございます。
最大限のもてなしと
可能な限りの報酬を
お渡ししましょう。
すごい量
ですね。
ここの料理は
美味しいからね。
たっぷり
味わわ
ないとね。
一度にそんなに
食べなくても
また来れば
いいじゃないか。
そう思って
二度と食べられ
なくなった味が
沢山あるからね。
当店の味は
後世まで
遺すつもりです。
そう。
ご安心ください
フリーレン様。
100年後も
200年後も。
面白いよね。
料理人は皆
そう言う。
そう言って
過去の料理の
味を変えて
爪痕を残そうとする。
......
そのときは
もっと美味しい味を
探しに行けばいい。
お言葉ですが
ヒンメル様。
なら
しっかり未来まで
届けるんだ。
私を超える
味などこの世に
ありませんよ。
それが僕が
要求する
今回の報酬だよ。
勇者様の
頼みとあらば、
今まで料理人が
成し遂げられなかった
偉業を果たして
見せましょう。
フリーレン。
これめちゃくちゃ
美味いぞ。
こんなに幸せで
いいのでしょうか?
葬送のフリーレンB
...なんだよ。
あれだけ
意気込んでおいて
味変わってるじゃん。
でも
もっと美味しい味を
探す手間は省けた。
あのとき
よりも、
ずっと
美味しい。
野菜も
食べんと
いかんぞ。
完全に
お爺ちゃん
じゃねーか..
美味しかった
ですね。
フリーレン様。
...機嫌直って
良かった。
ところでお金は
大丈夫なのか?
ヘソクリ
なくなっちゃった...
寝ぐせ
アイテムを
葬儀の人は、
と焼き菓子
これぞ
無の境地。
よくぞ
武の真髄まで
辿り着いた。
お主に教える
ことはもう
何もない。
エエエ
あのとい
お爺さん
誰?
イエイエントの
知らない人。
なんか
修行してると
話しかけて
くるの...
シュタルクって
変な人に
好かれるよね...
まあ、いいや。
何が
あったんだ?
ちょっといい?
力を借りたいん
だけれども。
えー...
無茶苦茶
怒ってる...
何やったん
だよ?
昨日より機嫌悪い
じゃねーか..
今日の買い出し当番
私だったのに
寝坊しちゃったから...
そんなの
いつもの
ことだろ。
なんで
今更...
フェルンは
積もりに積もって
爆発するタイプ
なんだよ。
:爆発したら
どうなるんだ?
口を利いて
くれなく
なっちゃう..
子供の喧嘩
かよぉ...
お願いだよシュタルク。仲裁してよ。
お願いだよ
シュタルク。
仲裁してよ。
えー...
やだよぉ。
怖いもん。
...そうだよね。
無茶言って
ごめんね。
私だと
話してくれないん
だよ...
葬送のフリーレンB
...あの
フェルンさん。
本人もこうして
反省している
わけですし..
...食べたい。
え?
おやつ
食べたい。
...じゃあ
皆で買いに
行こうぜ。
面倒臭ぇ
この人...
ヘソクリ
まだ
あったかな...
あれ。
あいつ...
確か
北部魔法隊の
ヴィアベルだっけ。
お前せんし
戦士だろ。
え?
ちょっと
なんですか?
どうだ?
駄目だな
こいつじゃ。
何やってん
だろ。
えー...
何...?
待たせたな
カンネ。
いつにも増して
可愛い格好だね。
ラヴィーネ。
...兄貴達が
帝都から帰って
来てんだよ。
毎回
余計な物
買ってきやがって。
私は着せ替え
人形じゃねーぞ。
お袋も
ノリノリで
止めやしねぇ。
私より
甘やかされ
てんじゃん。
そう思うなら
代わってくれよ。
優秀な兄貴達と
比べられるのは
地獄だぜ。
じゃあ
今日は私が
エスコート
するね。
ラヴィーネちゃん。
ほら、行くぞ。
息が詰まり
そうだ。
痛い!!
痛い!!
あの
フェルンさん。
どれに
しましょうか?
葬送のフリーレンB
別にどれでも。
シュタルク様
選んでいいですよ。
どうしよう...
私に聞かれても
困るよ...
これ、
どれでも
よくないときの
やつだ...
あれ、
フリーレン
じゃねーか。
丁度
良かった。
宿に遊びに
行こうかと
思っていた
ところなんだ。
誰なの?
フリーレンには
沢山助けて
もらったんだよ。
ふーん...?
第2パーティーで
一緒だった子達
だよ。
あとねー
先生みたい
だった。
二人が
喧嘩する
せいでね。
女の子
ばっかりで
居心地
悪いなぁ...
お前
戦士だろ。
え?
ちょっと...
やだ...
何?
お前
凄くいいな...
なんなのー
大陸魔法協会から
農作物を荒らす
獅子猪の討伐依頼を
受けていてな。
前衛を
探して
いたんだ。
試験で
会ったな。
こいつお前の
仲間か?
借りてって
いい?
どうぞ。
連れてかれちゃった
けどいいの?
大丈夫でしょう。
害意が全く
ありませんでした。
酷い!!
仕事でオンオフ
切り替える
タイプなんじゃ
ねーの。
同じ人物とは
思えないほどに。
兄貴達も
そうだ。
フリーレン。
これ
お礼ね。
お礼なんて
貰うようなこと
してないよ。
いいや。
フリーレンが
いなかったら、
いいや。フリーレンがいなかったら、
私達は
第二次試験まで
進めなかった。
ありがとう。
ありがとう
ヒンメル様。
ヒンメルは
なんで人助けを
するの?
勇者
だからさ。
そういうこと
じゃなくて。
そうだね。
もしかしたら
自分のため
かもな。
誰かに少しでも
自分のことを
覚えていて
もらいたいのかも
しれない。
生きているということは
誰かに知ってもらって
覚えていてもらうことだ。
...覚えていて
もらうためには
どうすれば
いいんだろう?
ほんの
少しでいい。
誰かの人生を
変えてあげればいい。
きっとそれだけで
十分なんだ。
フリーレン様。
そういえば
フリーレン。
その話は
やめて。
やっとキゲン
なおった...
この貰ったお菓子
めちゃくちゃ
美味しいですよ。
2日目の朝
なかなか
起きなかったな。
また機嫌が
悪くなっちゃう...
「一級試験は
ええ
例年通りなら
第三次試験まである。
そうだね。
次からは
敵同士だな。
なんだ
ろう?
次の試験の
通知ですね。
第二次試験の
会場と日時。
試験官は
ゼンゼか。
ツイてねぇな...
せっかく
第一次試験に
受かったのに...
どういう
ことですか?
それと担当の
試験官の
名前ですね。
ゼンゼの担当した
試験は過去4回。
いずれも
合格者は
0人だ。
はい...。
なんて酷い
試験内容だ。
そう?
私は
平和主義者だよ。
ゲナウとは
違ってね。
肉美味い
なー...
お前すげぇな。
武の真髄を
見たぜ。
葬送のフリーレン町・完了
葬送のフリー
それでは
第二次試験の
詳細を説明する。
迷宮攻略だ。
君達には
零落の王墓の
攻略を行ってもらう。
迷宮は一つの階層を
すべて踏破してから
次に進むものだ。
冒険者の常識だぞ。
冒険者の
常識だぞ。
第二次試験試験官
一級歴法使
ゼンゼ
ヒンメルが迷宮
好きだったから。
楽しく冒
米宮に潜って
身物を倒して
宝を探し
そんな
常識は
ないぞ。
少なくともこの中に、
ミミックのような
単純な罠に掛かって
足を引っ張る
馬鹿はいない。
«付いたら
またま
を救って
いたような
そんな旅が
したいんだ。
それで
いいだろう
デンケン
そんなご鹿が
この試験に
いるのか。
この魔力...
うん。
やっぱり
そうだ。
フェルン、
その魔法の
精度は
99%だよ。
ミミックです。
この中身は
貴重な
魔導書だよ。
私の魔法使い
としての経験が
そう告げている。
それが
どうかしこの
ですかっ
葬送
残りの1%を見破った
偉大な魔法使い達が
いたからこそ
歴史的な発見があったんだ。
暗いよー!!
怖いよー!!
11月15日火より10ベンチベックサービス
CovinkDpSIGAV〈石沢将人+ベイブリ
カバー表紙折り返し
カバー裏表紙折り返し
葬送のハニ
...。川田鐘人
cranアベツカサ
本体表紙
DA&TSUKはぁ、はぁぁpRpspyris
本体裏表紙
魔王を倒し、
歴史に名を残す魔法使い
フリーレン。
魂の眠る地を目指す
旅を進む為に、
魔法使い試験を
受けることになります。
新たに出会う、
一筋縄ではいかない
魔法使いたち
物語は、
各々の信念と覚悟を
表出していく。
英雄たちの
"歴史〟を紐解く
後日譚ファンタジー!
カバー裏表紙
KANEHITOYAIADA&TSCKASAABEPRESENTS
葬送のフッ
という
...山田鶴人
アップペッカサ
風王を倒し、
歴史に名を残す魔法使い!
魂の眠る地を目指す
旅を進む為に、
魔法使い状験を
受けることになります。
新たに出会う
一筋縄ではいかない
魔法使いたち...
男ともしかも物語は、各々の信念と覚悟を表出していく...
お出していく...
本を紐解く
こなど山田鐘人
「不思アベツカサ
小
決めてい
たくさんの
...
2016年11月20日
この記事ペッカー
「なぜい田鐘人
ここでアベッカサーバ