vol.

【原作】「「白崎

«...アベツカサ

GotomeXtpage

Gotornextpege

葬送のフリ、

【作画】

...

第88話・北部高原

第69話

80話皇帝酒

ノルム商会

1話

討伐依頼

CONTENTS

...

第第

...

72

将軍

遭遇戦

まってる話よ

第74話

上話

神技のレヴォルテ

第75話

育てて

夢76

竜の群れ

76話

お神父のレヴォルテ☆森を晴らす魔法や決容

決着

第68話

第68話

北部高原

勇者ヒンメルの

死から29年後。

最近また

寒くなって

きたな。

火山地帯を

抜けたからね。

北側諸国

ナーハリヒト地方。

そろそろ

見えて

くるかな。

あれが

北部高原の

関所ですか。

しばらくは

まともな補給が

出来ないと思うから

必要な物資を

揃えようか。

そのカバン

見た目より

たくさん

入るんだな。

便利でしょ。

葬送のフリーレンB

一級魔法使い

フェルン様ですね。

お気を付けて。

ここが

北部高原か...

なんだか危険って

言われていたわりには

普通の場所だな。

...本気で言って

いるんですか

シュタルク様?

何が?

囲まれたね。

気を引き

締めて。

こんなのは

序の口だよ。

集落だね。

死ぬかと

思ったぜ...

三日三晩

気が抜けません

でしたからね。

いいのですが...

休めると

構いませんよ。

使っていない

小屋がありますので

ご自由にお使い

ください。

それで

代わりと言っては

なんですが..

それで代わりと言ってはなんですが...

ありが

とう。

実はこの先の

街道に

強力な魔物が

出るように

なってしまいまして。

自治を担っている

騎士団などでは

歯が立たず、

行商人も来れぬ

ようになって

しまったのです。

この通り

冒険者も滅多に

訪れぬ土地。

どうか

その魔物を

討伐しては

くれません

てしょうか。

いいよ。

それで

いいよね。

どうせ

北上するし、

ついでに討伐

しておくよ。

いいけどよ。

はい。

街道を南に下れば、

三日もあれば

北部高原から

出られるんだ。

こんな危険な場所で

暮らす必要は

ねぇんじゃねぇか?

確かにここは

北側諸国でも

危険な土地です。

葬送のフリーレンQ

ですがたたち

私達はここで

生まれ育ったのです。

この土地には

家族との思い出が

たくさん詰まっています。

誰が故郷を

捨てられ

ましょうか。

じゃあ

出発だ。

頼みました。

これが

例の魔物か。

油断しない

ようにね。

流石に

強かったな...

まだ北部高原の

入り口だからね。

この程度の強さの

魔物はこれから

山ほど相手に

することになるよ。

ハード

ですね...

なあ

フリーレン。

これならやっぱり

海路でも良かったん

じゃねぇか?

金を払う

価値は

あると思うぜ。

まさかこれほど

強力な魔物が

いるとはな。

死ぬかと

思いました。

こんな危険な場所なら

海路で迂回すれば

良かったのに。

だから

こそだよ。

だからこそだよ。

僕は自分の故郷を

守りたくて

勇者になったからね、

北部高原にも

沢山の人が

住んでいる。

他の誰かの

故郷も守り

たいんだ。

シュタルク。

北部高原が

故郷の人だって

沢山いるんだよ。

...確かに

そうだな。

はい。

ところで

シュタルクは

どうして座った

ままなの?

頑張り

ましょう。

腰が抜け

ちゃった...

よし。

気合い入れて

進むよ。

情けない...

第69話

是帝酒

勇者ヒンメルの

死から29年後。

北部高原

ビーア地方。

北部高原にも

町があるんだな。

酒場が多い

ですね。

ここら辺は

北部高原唯一の

穀倉地帯だからね。

昔から醸造も

盛んなんだ。

ファスの旦那が

言っていたぜ。

皇帝酒が

見つかりそうだって。

本当かよ。

それ俺の爺さんが

ガキの頃から

言っていたって

話だぜ。

皇帝酒って

なんだ?

ハイター様から

聞いたことが

あります。

大昔に大陸の大半を

統治していた

大帝国があって、

その皇帝に献上された

最上の名酒だとか。

フリーレン様のせいで

飲めなかったと

嘆いていました。

この町には長居したくないから、

この町には

長居したく

ないから、

買い出しを

済ませたらー

フリーレン!

フリーレン

じゃないか!

100年振りだな。

事情が

あったからね。

80年振りだよ。

ファス。

らしく

ないじゃ

ないか。

細かいな。

随分

顔ぶれが

変わっとるな。

ハイターなら

死んだよ。

ハイターなら死んだよ。

大往生だっ

だった。

酒好きの兄ちゃんは

一緒じゃないのか?

...そうか。

一足

遅かったか;

皇帝酒の所在が

わかった。

手伝って

くれんか?

皇帝酒と魔法に

なんの関係があるの?

お前さん

魔法が

使えるだろう?

来れば

わかる。

これは..

坑道ですか?

儂が一人で

掘ったんだ。

ドワーフといえば鉱夫を

思い浮かべるかも

しれんか

儂は町育ちでな。

一から勉強したんだ。

これも最上の名酒の

ためよ。

この爺さんは

なんなんだ。

ファス。

葬送のフリーレンB

無類の

酒好きでね。

200年以上も掛けて

皇帝酒を

探し続けている。

前回会ったときも

手伝いを

頼まれたんだけど、

魔王討伐の旅の

途中だったからね。

断ったんだ。

ハイターを

引き離すのが

大変だよ...

ここで

おはようございませんねーーーっ

ははむしげに...

お酒を探すのに

何故坑道を

掘っているのですか?

そして200年前

この石碑を

見つけたことで、

元々この地下に、

皇帝酒を貯蔵した

遺跡が埋まって

いるという

伝承があってな。

それが

確信に変わった。

古エルフ語

ですね。

いいですか?

さらにいっぱいだけど...ありがとう

オー

皇帝酒が

最上の名酒である

ことを讃える

碑文です。

ミリアルデ..

この碑文を書いた

人物でしょうか...

小さい頃

フリーレン様に

叩き込まれたので...

嬢ちゃんは博識だな。

その歳で古エルフ語が

読めるとは。

魔導書の半分は

古工ルフ語なんだから

読めなきゃ

話にならないよ。

はむいぶに...

葬送のフリーレン【】

フリーレン様?

...やっぱり

ミリアルデか...

おまえは...

...

だって言ってるから...お兄ちゃんっ!!!

うんむし...

ここの碑文から

皇帝酒に捧げた

儂の人生が

始まったんだ。

......?

そしてそれは

もう目と鼻の

先にある。

......

遺跡が

見つかったの?

ああ。

遺跡までは

辿り着けた。

見た通り

石室の扉が

開かん。

酒を保存するための

強力な結界が

張られていてな。

だがまえ

お前さんなら

破れるはずだ。

無理だね。

解除に時間が

掛かるんだよ。

葬送のフリーレン区

その分

報酬を

出す。

無理ってことは

ないだろう。

あの子達は

それを嫌がる。

金だ。

魔導書?

ライヒ金貨

20枚出す。

頼む

フリーレン!

話に

ならないね。

皇帝酒を飲むのは

儂の夢なんだ!

200年以上も

探して

きたんだ!

......

:フリーレン様、

手伝ってもいいんじゃ

ないですか?

嫌だ。

...なんだよ。

気持ち悪い。

フリーレン様。

金貨20枚ですよ。

路銀です。

そうだぜ。

ファスの爺さんが

可哀相だ。

いつもは

反対するくせに...

大金だぜ。

しばらくは

生活に

困らないぞ。

でもこれ

解除するのに

3か月は掛かり

そうだけど..

短いじゃ

ないですか。

葬送のフリーレンB

お受けします。

えぇ...

...どうなっても

知らないよ。

結界の解除も

大詰めですね。

明日にはもう

終わるかな。

浮かない

顔ですね。

そうだね。

......

皇帝酒はね、

美味しく

ないんだ。

人生を

かけるほど

価値がある

物じゃない。

...でも

碑文には...

エルフの

中にはね

とんでもない

暇つぶしをする

奴もいるんだよ。

ミリアルデは

いつも

何もしないで

ほーっとしているね。

エルフは

長い人生の中で

何かを探求する

ことが多い。

何故だと

思う?

なんで?

私みたいに

ならない

ためよ。

ねぇフリーレン。

人生をかけて

探したものが、

全然。

なんの価値もない

ゴミだったときの

ことを想像できる?

遠い昔の。

私の話。

やっぱり

不味いわね。

それって

なんの話?

皇帝酒...

この里に来る前に

暇つぶしに

碑文を彫ったの。

このお酒。

〝皇帝酒は

最上の名酒

である〟って。

意味なんて、

即位式のときに

配られた

最低の安酒だね。

それになんの

意味があるの?

何もないわ。

いよいよ

だな。

保存状態も

良好。

祝杯だ!

まさかこれを

口にできる日が

来るとはな。

お前らも

飲め!

.....これは...

......

フリーレン。

何故

皇帝酒を

探すのを

断ったん

ですか?

ハイターって

お酒好きでしょ。

当たり前です。

断言したぞ

この生臭坊主...

もしも

人生をかけて探した

お酒がとんでもなく

不味かったらどうする?

...うーん、

そうですね;

笑い飛ばし

ます。

不味い酒なんでしょう?

不味い酒なんで

しょう?

なら皆で

楽しまないと。

...なんと

いうか...

不味いね。

今まで飲んだ

どの酒より不味い。

何様子見してる

してるの。

飲んでみな。

シュタルクも

えー

やだよぉ...

不味いん

でしょ?

いいから

飲みな。

クッソ

不味!

がっはっは!

これだけ

あるんだ!

町の奴らも

道連れだ!

...本当に

不味いな。

残念な結果では

あったが

こんなに楽しい夜は

初めてだった。

酒は楽しく

飲むに限るな。

お前さん達が

よかった。

ここにいてくれて

勇者ヒンメルの

死から30年後。

かいりよう

北部高原

ノルム商会領。

はい。

シュタルク様の分の

パンです。

このパン

ゴトって

いったぞ...

...なぁ

聞いたか?

食べ物が

出していい

音じゃねぇよ..

ここ一週間ずっと

このガチガチの

パンですよね。

贅沢

言わないの。

もそ

北部高原は

穀倉地帯の

ビーア地方を

除けば不毛の

土地だし。

今は

物資も流通して

いないんだから。

葬送のフリーレンB

まぁでも

あと半日も歩けば

まともな食事が

てきるかな。

少なくとも

野営のときは

これが

主食だよ。

悲しい...

立派なさいと

城塞都市だな。

ノルム商会の

所領だよ。

中心にあるのは

その本部だ。

ビーア地方の

小麦を中心に

様々な物資を

扱っていて、

北部高原に点在する

集落に、物資を

行き渡らせるだけの

流通網と軍事力を

持っている

武装商会だ。

でも

フリーレン様

国家の手が及ばない、

北部高原の人類圏の

事実上の支配勢力だね。

さっき物資が流通

していないって...

それなん

だよね。

事情は

わからないけど

時が経てば

いろいろ変わる。

葬送のフリーレンB

それでも

北部高原では

強い影響力を

持っていることには

変わりないだろうから、

もうノルム商会に

前ほどの力は

ないのかもね。

波風は立てない

ようにしないとね。

確かに。

お通り

ください。

そちらは..

...ん?

少々ま

お待ちを。

どうしたので

しょうか。

商会長の

ノルムです。

勇者一行の

魔法使い

フリーレン様。

80年前の借金、

耳を揃えて

返して頂き

ましょうか。

フリーレン様。

借金なんて

していたん

ですか?

ちょっとね...

でも返すのは

いつでもいいって!!

口約束は

いけませんな。

先々代は

そこら辺りが

甘かったよう

ですが、

書面上では

そうなって

おりません。

私はそうは

いきません。

シュトラール

金貨が3枚。

葬送のフリーレンQ

ライヒ

金貨が20枚。

銀貨に

銅貨。

ちょっとした

貴族並みの

資産ですな。

でしょ。

先々代の

ノルム卿には

世話になったからね。

ふむ。

釣りは

いらないよ。

まったく

足りませんな。

鉱山で300年

働くことに

なっちゃった。

私の旅も

ここで

終わりだね。

:何を言って

いるんですか

フリーレン様。

というか

その格好は?

鞄は?

全部

借金の形に

取られちゃった::

じゃあね...

フェルン

シュタルク...

元気でね...

フリーレン様を

買い戻すしか

ないですね。

えぇ...

どうすんだよ

これ..

そんな

物みたいに..

残念ですが

貴方方には

どうしようも

ないことです。

見なさい。

北側諸国で

最も信用のある

ライヒ金貨換算でも

300枚を超える。

貴方方に

都合できる

のですか?

借用書の利息の

通りなら、

シュトラール金貨

500枚以上ですね。

これは

無理ですね。

マジで

どうしよう。

300年も

待てねぇよ。

鉱山って

あまり好きじゃ

ないんだよね。

暑いし

埃っぽいし。

商会長から

話は聞いて

おります。

フリーレン様。

そう。

始めようか。

確か

ですね?

ここを

まっすぐだね。

私を誰だと

思っているの?

よぉし!!

野郎共

掘りす

進めるぞ!!

先々代の

ノルム卿は

元々北部高原に

追いやられた

地方貴族で、

この不毛で貧しい

北部高原に

資金を投入して

流通網を

作り上げた英雄だ。

当時なんの期待も

されていなかった私達

勇者一行に無期限で

資金を提供したのも

ノルム卿。

でもわざわざ

鉱山まで訪ねに

来るってことは、

、だったのかな。

北部高原の物流、

酷い有様でしょう。

まさかその子孫からこんな仕打ちをくらうとは思ってなかったよ。

まさかその子孫から

こんな仕打ちを

くらうとは

思ってなかったよ。

何か考えが

あってのこと

そうだね。

あんな硬いパンは

食べたことがないって

仲間も嘆いていたよ。

でしょうな。

私もあれは

好きじゃない。

北部高原の情勢が

悪化してから、

我々は魔族との戦いで

武装隊商と軍の

三割を失いました。

しかし我々は

商会です。

流通網も

壊滅的。

ノルム商会が

国であったら

とっくに

滅んでいる。

資金さえあれば

いくらでも

立て直せる。

貴方がこの領地に

訪れたとき

女神様の導きだと

思いましたよ。

紙切れ同然だった

勇者一行の借用書に

大きな価値が生まれた。

この鉱山は

開発中の物です。

銀鉱が見つかれば

莫大な利益が出る。

勇者一行の借金など

帳消しにして

有り余るほどの。

フリーレン様なら

それを見つけるのも

容易なはずです。

流通網が完全に

崩壊すれば

多くの人が

餓えて死にます。

どうか

北部高原の民を

お救いください。

なるほど。

その紙切れで

私に言うことを

聞かせようって

わけか。

フリーレン様。

それに、

我々を助ければ

北部高原の果てでも

柔らかいパンが

食べられますよ。

強かなところは

ノルム卿と

変わらないね。

まったく

これだから

商人は。

わかったよ。

それで

手を打とう。

どちらにせよ

先々代から

受けた恩は

返すつもりだった。

まさか本当に

銀鉱が

見つかる

とはな...

ただいま。

おふー

それより二人共、

これからは

柔らかいパンが

食べられるよ。

出発

しようか。

...良かった。

どう

助けるか

話し合って

いたんだぜ。

今夜には

鉱山を

襲撃する

予定でした。

もー。

血の気が

多いんだから。

どういう

ことなの...

もう鉱山を

葉撃するか...

もっと

平和的に

行うぜ...

葬送のフリース

第71話3討伐依頼

勇者ヒンメルの

死から30年後。

北部高原

ルーフェン地方。

...お願い

します。

まだ幼い

息子が

いるんです。

黙れ。

こっちは

そんな言葉

数えきれない程

聞いているんだ。

それで

その息子というのは、

どこにいるんだ?

頼むから少しは

本当のことを

言ってくれ。

ゼーリエ様からの

直々の討伐要請。

何事かと

思ったが、

魔族に襲われた

故郷の

成れの果てか。

愛着のようなものは

まるで無かったが、

こうしてみると

寂しいものだな。

...ゲナウ...

うぅ...

村が...

魔族に...

わかっている

もう片付けた。

奴等は

皆殺しに

したよ。

:::村の皆は...

...無事だよ。

お前も助かる。

皆、無事だ。

一級魔法使いの

新入りが一人、

私と一緒に

来ていてな。

魔法使いの癖に

女神様の魔法が

使えるんだ。

だからお前の

怪我もすぐ

治せるよ。

変わった奴

だろう。

ゲナウさん...

...怪我人を

こちらに。

怪我人?

気休めを

言うな

メトーデ。

もう死んで

いるんだろう。

こいつ。

見つけたときには

もう助からない

状態だった。

酷い臭いだろう。

腹の怪我がもう腐り

始めてたんだ。

こんな奴が助かる

はずがない。

それでも

こいつは私に

しがみついて

きたんだ。

こいつは

パン屋の

息子だった。

子供の頃は

よく一緒に

遊んでいたな。

親父さんが

亡くなってからは

こいつが後を

継いだんだが、

もう食えないん

だな。

こいつの焼く

パンは

あまり美味く

なかった。

なんで

私達ではなく

こいつら

なんだろうな。

皆一緒だ。

こいつも

寂しくない。

この村の奴らは

私達と違って

戦いの道を

選んだわけじゃ

ない。

死ぬのなら一級魔法使いという戦いの道を選んだ私達であるべきだ。

死ぬのなら

一級魔法使いという

戦いの道を選んだ

私達であるべきだ。

ゲナウさん。

駐留していた

ノルム騎士団の要請が

北部支部に届いた頃には

村はもう減んでいました。

ゲナウさんに

責任はありません。

...村を

もう一回り

見てくる。

何故?

少しは休んだほうが

いいのでは

ないのですか?

何故って..

...静かに。

私の鳥が

一つ潰された。

潜伏した

魔法使いが

一人...

二人です。

かなりの

手練れだな。

...いや

二人か?

いえ。

たぶん

これは...

敵だと

思うか?

...なんだ、

フリーレンか。

葬送のフリーレン区

ということは

もう一人の反応は

フェルン一級魔法使い

だな。

.....

えっと

メトーデと

一級試験のときの

試験官か。

まったく。

まったく。

確か

ゲナウ

だっけ。

凄い殺意のこもった

魔力だったから

魔族かと思ったよ。

そうか。

紛らわしい

ことをしたな。

悪かった。

本当です。

。気が気では

ありませんでした。

フェルン

大丈夫。

味方だよ。

シュタルクに

伝えて。

そうですか。

フェルンさんも

討伐要請を

受けていたんですね。

はい。

北部高原に

いたからね。

それで

状況は?

祈って

いるのか?

悪いか?

...いいや、

そうは

思わん。

俺の村も

魔族に

滅ぼされた。

なぁ、

魔族って人間を

食べるんだよな。

なんで

死体が残って

いるんだ?

そうか。

さぁな。

理由は

知らん。

俺の村も

そうだった。

魔族は

腹一杯でも

人を殺すんだよ。

なんで

だろうな。

なんでだろうな。

葬送のフリーレン【】

そうですか。

「急いだつもり」

一足遅かった

みたいだね。だったんだけど。

村にいた魔族は

二人が倒したん

ですね。

これでも

ただゲナウさんが

一つ腑に落ちない

点があると。

村に駐留していた

ノルム騎士団だ。

ノルム騎士団?

ノルム商会領にも

いたでしょ。

商会が保有する

軍事勢力だよ。

...随分

少人数なんですね。

それでも

彼らはこの村には

勿体ない程の

精鋭だったよ。

村落の

駐留部隊なんて

こんなものだ。

隊長は

この男だった。

長年村を

守り続けてきた

英傑だ。

驚いた。

葬送のフリーレン【】

そりゃ

俺と比べたら

そうでしょ...

この人シュタルクより

遥かに強いね。

えっと

死因は...

検死魔法の結果、

彼らの死因は

剣による斬撃で、

全員

即死です。

村にいた魔族達は

彼らの足元にも

及ばない雑魚ばかり

だった。

恐らく

村を襲った魔族は

まだ生きている。

良かったな。

おまえたちが

ここに来たのは

無駄足なんか

じゃない。

そう。

それじゃあ

手伝えることは

まだありそうだね。

一緒に魔族に

人類の恐ろしさを

教えてあげよう。

こうで、

でも騎士達の

傷の状態だと...

こうこう、

こうです

かね?

もしかしたら

二刀流なのかも。

それだと

かなり動きに

無理があるな。

魔族は基本的に

短時間の潜伏でしか

魔力を隠さないから、

だと

したら...

今は魔力探知の

範囲外にいると

考えていいと

思う。

この村の近くは

安全ということ

ですね。

ゲナウに周辺にある

魔族の拠点に

なりそうな場所を

教えてもらったから、

そこを中心に

調べていこう。

まあ

その前に

夕食かな。

腹が減っては

戦ができぬだ。

またこの

パンか...

そもそ

ゲナウは?

まだ教会だと

思います。

いや

メトーデは

敵の分析結果を

教えて。

流通網が

回復するまでの

辛抱だね。

ゲナウさんの分の

パンは私が...

先に敵の構成を

知りたい。

じゃあ

俺が渡して

くるよ。

いえ、

四刀流です。

それで、

敵は二刀流なの?

なんだ。

もう出発か?

いや。ゆうしよく

夕食だってさ。

...硬いな。

...うん

何をやって

いたんだ?

魔族の襲撃で

教会の結界が

壊されていた

からな。

より強力な物に

張り替えておいた。

なあ。

なんで死体を

そのままに

してるんだ?

中に村人の

死体もあるしな。

...そうか。

北部高原出身

じゃない奴には

わからないか

埋葬するなら

手伝うぜ。

力仕事は

得意なんだ。

あるとしても

堅牢な城塞都市の

片隅か

基本的に

北部高原の

村落に

墓地はない。

あとはすべて

魔物の少ない

北部高原南端の

共同墓地に

埋葬される。

結界に守られた

御貴族様の

墓くらいだ。

わざわざ

死体を

運び出すんだ。

ノルム騎士団の

護衛を付けてな。

何故だか

わかるか?

下手に墓を作ると

腐臭に釣られて

魔物が集まって

くるんだ。

地獄のような

光景だよ。

そこには

骨も残らない。

ノルム商会の連中は

随分前から

死体を燃やすようにと

主張している。

実に商人らしい

合理的な考え方だ。

私も賛成だよ。

でも

聖職者連中が

黙っていない。

奴らの

気持ちも

わかるよ。

わかる。

痛いほど

苦しんで

死んだ人間を

火に焼べるなんざ

正気の沙汰じゃない。

でもいつかは

そうするべきだ。

どうせ

このままじゃ

誰も故郷の地で

眠れない。

ぼいぼい

相変わらず

パンを食べて

いるときの

音じゃないですね。

なんだか

こうして一緒に

食事をしていると

不思議な気分です。

こっちもね。

正直

フリーレンさん達と

こんな所で

再会するとは

思っていません

てしたから

メトーデと

ゲナウこそ

なんでこんな

所にいるの?

偶然近くに

他の一級魔法使いが

二人もいたとは

思えないんだけど。

山一つ向こうで

野営してたら

討伐要請の書面が

届いたからね。

何事かと

思ったよ。

いきいます

きってい

今、私は

ゼーリエ様の命令で、

ゲナウさんと二人組で

北部高原の魔族の

討伐任務をしていますから。

一級魔法使いって

そんなことまで

するんだ。

ならなくて

良かったよ。

というよりも

弟子としての

仕事ですね。じっ

級魔法使いは

基本的にゼーリエ様の

弟子になることに

なるので。

私は

断りましたよ。

フェルンは

いい子だね。

それで

ゼーリエの

わがままを

聞いているわけだ。大変だね。

そうでも

あの人

寧ろもっと

お役にた

立ちたい

というか。

ないですよ。

小っちゃくて

可愛いじゃ

ないですか。

そうかなぁ...

もちろん

フリーレンさんも

負けないくらい

可愛らしいですよ。

ありがとう:

...それに

ゲナウさん程の

反面教師も

いませんしね。

先日

ゲナウの相棒が

戦死してな。

しばらくは

二人で北部高原の

魔族の討伐任務に

当たってもらう。

よろしく

お願いします。

ゲナウさん。

北部高原は

北の果てに

匹敵する程の

危険な地域だ。

足を

引っ張るなよ。

握手。

メトーデ。

お前は自分が

いい奴だと思うか?

思うか?

言っている

意味が

わかりません。

見ず知らずの

奴のために

本気になれる

ような奴だった。

前の相棒は

いい奴だったよ。

私とは

正反対でな。

いつも笑顔で

騒がしくてな。

まるで

友人みたいに

馴れ馴れしかった。

子供を庇って

死んだんだ。

馬鹿だよな。

お陰で

魔族を仕留め

損ねた。

何がだ?

私だったら

そんな馬鹿な

真似は

絶対にしない。

今までだって

見捨ててきた。

...何故

私なのですか?

ゲナウさんと

組むのがです。

さあな。

ゼーリエ様の

決めたことだ。

ただ一つ言えることは、

北部高原の任務を

任される一級魔法使いは、

三度の飯より

戦いが

好きな奴だ。

確かに不思議だな。

なんでユーベルではなく、

お前なんだろうな。

どちらにせよ

戦いが好きな

奴なんて

碌な人間じゃない。

お前は

私のようには

なるな。

それじゃあ

探索に出発する前に

情報共有しておこうか。

はい。

魔力の痕跡から、

村を襲った魔族の

主力は四体。

どれも村から

姿を消して

います。

その内一体は

魔族の将軍。

四本の剣で

騎士団を

仕留めています。

......

将軍って

なんなんだ?

熟練の

魔族の戦士の

ことだよ。

強大な魔力で

身体能力を

強化して

武術を操るんだ。

中にはぐどうしや

求道者のように

何百年もかけて

武を極める

連中もいる。

魔王軍には

アイゼンより

ずっと強い将軍も

いたよ。

マジかよ...

おまけに今回の

相手は人の姿とは

掛け離れている

可能性が高い。

それって何か

不味いのか?

シュタルクは

剣四本持った

剣術の達人と

戦ったことある?

私も無いよ。

あるわけ

ねぇだろ。

それが騎士団が

負けた原因

だろうね。

レヴォルテ様

獲物が網に

掛かりましたよ。

魔力の高い

ご馳走です。

魔法使い4人に

戦士1人。

内3人は

一級です。

葬送のフリーレンQ

勝てない数では

ありませんね。

仕掛けますか?

...いや。

嫌な感じ

予感がする。

分散しますかね

レヴォルテ様?

分散するまで

待とう。

相手、相当

警戒していますよ。

分散するさ。

そのために

大勢殺して

喧嘩を売ったんだ。

私は

この北部高原で

多くの村落を滅ぼす内に

気が付いたことがある。

なんです?

なんです?

...ノルム騎士団が

死体を引き取るまで

誰か村に残ったほうが

いいな。

私が

残ろう。

興味深いです。

何故なん

ですか?

人間には

死体を守るために

村に残る習性がある。

理由なんか

必要ない。

ただそうなる。

それだけのことだ。

第73話/遭遇戦

それじゃあ

魔族の探索に

出発しよう。

まずは北にある

放棄された砦に

向かおうか。

ノルム騎士団が

死体を引き

取りに来たら

私も合流する。

こういう場所は

魔族の潜伏先に

なってることが

多いからね。

俺も村に

残るよ。

馬鹿か

お前は。

わかった。

これから

魔族と戦いに

行くんだぞ。

前衛がいなくて

どうする?

あんた

だって

そうだろ。

葬送のフリーレン【】

問題無い。

私は前衛が

いなくても

それなりに

戦える。

村に魔族が

戻ってきたら

どうする?

それは

フリーレン達も

同じだろ。

限度が

あるけどね。

それでも

やばくなったら

うまく

逃げるだろ。

まぁね。

てもあんたは

この村を捨てて

逃げられない。

シュタルク。

ここにあるのは

死体だ。

それを守るために

あんたはここに

残るんだろ。

...好きに

しろ。

シュタルク。

いい奴だな。

お前は

きっと

長生き

てきない

こんなに

なっちまった

村をまだ

守ろうと

している。

俺には

あんたが

いい奴に

見えるよ。

...私はいい奴

ではないさ

俺には

できなかった

ことだ。

北側諸国の

平穏のために

なんだって

やってきた。

それとは

正反対の

人間だ。

そのために

人だって

殺してきたし

大勢

見捨ててきた。

報いなのかも

しれんな。

人の死という

ものには慣れる。

まるで

悲しくないんだ。

ただ

こうするべき

だと思ったから

私はこの村に

残っている。

故郷が滅びたのに

何も感じない。

散々見捨てて

きたのに

私は今更

何をやって

いるんだろうな。

葬送のフリーレンB

ここからは

長距離探知は

なるべく

使わないようにね、

相手が手練だと逆探知される。

相手が手練だと

逆探知される。

はい。

とは言っても

砦までは

まだ距離が

あるから、

お話でも

しながら

歩こう。

それに

コミュニケーションは

チームワークを

高めるんだよ。

知らな

かったでしょ。

そんなんで

いいんですか?

だらしない顔

緊張と

緩和が

大事なの。

はぁ...

それでしたら

フリーレンさん。

小っちゃい子の

頭を撫でるのが

好きなのですが、

なでなで

してもいいですか?

真顔で何を言って

いるんですか

この人?

ゼーリエ様は

あまり撫でさせて

くれなくて。

しかも

すごく嫌そうな

顔をするんです。

メトーテよりも

大体私は

ずっとお姉さん

なんだから、

そうです。

フリーレン様は

お姉さん

なんですから

気安く触ら

ないでください。

私だって

嫌な顔するよ。

なてなでなんて

許さないよ。

フリーレン

さん。

好きなだけ

撫でていいよ。

ここに

”卵を割った時に

殻が入らなくなる魔法

があるのですが...

フリーレン様!?

...あの

フリーレンさん

少しだけ

ぎゅーってしても

いいですか?

もう

好きにして

いいよ。

ゼーリエ様は

させてくれな

かったので。

好きにして

いいん

ですか!?

え..

何...?

ちょっと...

やめてよぉ...

これって...

魔力探知

されましたね。

敵にこちらの

位置が

ばれました。

魔族だね

葬送のフリーレンB

随分うせん

好戦的だ。

こっちが熟練の

魔法使いだって

わかっているだろうに

臆する様子がない。

気付かれ

たな。

ふむ。

始めようか。

霧を操る魔法

魔力の

霧だね。

葬送のフリーレンB

視界と

魔力探知を

塞がれた。

魔族は二人共

飛んでいました。

メトーデと

分断されたか。

やり手だね。

上空からの

攻撃に

気を付けて。

フリーレン様

おかしいです。

何が?

あれは

飛行魔法です。

前にも

話したでしょ。

でも魔族はひとまほう

一つの魔法しか

研究しないって...

40年前まで

空は魔族の

独壇場だった。

それは今でも

同じだよ。

フェルンは

歩くことに

特別な技術は

いると思う?

それと同じ

なんだ。

魔族にとって

飛行魔法は

魔法ですら

ないんだよ。

だから

野戦では

こういうのは

よくある光景だ。

やっぱりこいつら

戦い慣れているね。

まるで

魔王軍の連中の

戦い方だ。

メトーデが

会敵した

ようだね。

フェルン、

戦闘は

任せるから。

これは

一級魔法使いに

与えられた任務だ。

どうして

ですか?

一級魔法使いは

フェルンでしょ。

フリーレン様

こんなときに..

何も問題は無いよ。

無いよ。

相手だ。

勝てる

ほらね。

...ほう。

フリーレン様が

指をさしたから

反応できただけで、

攻撃はまったく

探知できませんでした。

...今のは

偶然です。

相手は

格上です。

私はそうは

思わない。

大丈夫。

フェルンなら

勝てるよ。

なでなでは

一日十分

までだ

そんな...

第74話でが

『神技のレヴォルテ

魚釣って

きたぜ。

メトーデに

いや

いい。怒られるんだ。

夜食に

どうだ?

そっか。

じゃあ

俺だけ。

夜食は

不健康だってな。

...フェルンには

言わないでね。

ああ。

ーなあ

ゲナウ。

村を襲った

魔族に...

心当たりが

あるんだろ。

神技の

レヴォルテ。

...なんだか

仰々しい

名前だな。

四刀流の魔族なんて

そういるものじゃ

ない。

私の相棒を

殺した

魔族だよ。

奴の剣は

重さを自在に

変えられるんだ。

それは奴が魔法で

作り上げた

四本の剣に由来する。

軽くて鋭くて

とんでもなく

重いってことか。

時には羽より

軽く、鋭く、

時には巨岩の

ように重い。

神話の時代に

山を砕いた

剣に準えて

神技の砕剣

と呼ばれている。

まるで

矛盾だろう。

特にはほう

魔法で作られた

武器というのは

殺意の塊だ。

こういう

武器を作る

魔族は

っ♪

大勢殺す。

魔法は

この世ならざる

物質をも

作り出す。

まるで試し切りでも

するように

不必要な程にな。

シュタルク。

速いな。来るぞ。

わかっている。

敵だろ。

戦士

一人に、

一級魔法使い

一人。

やはり村を

守っていたか。

読み通り

だな。

レヴォルテだ。

こいつが..

私のことを

知っている

ようだな。

特にそこの

一級魔法使いは

どこかで

見た顔だ。

シュタルク

始めるぞ。

奴の斬撃を

まともに

受けるなよ。

何者だ。

正面から

受ければ

最悪消し飛ぶ。

お前は

害虫を駆除

するときに、

何者だと

聞いている。

一々名乗りを

上げるのか?

随分と歪んだ

認識だ。

...

我らには

言葉があると

いうのに。

だがお前達が

話し合いを望まない

というのであれば、

私も

害虫駆除とやらに

徹するとしよう。

正面から

受けるなって、

いいんだ。

どうすりゃ

戦士なら

受け流すくらい

できるだろう。

それじゃ

ゲナウを

守れない。

守るひっよう

必要なんて

ないさ。

こう見えて

接近戦は

得意なんだ。

この世ならざる

物質を作り出すのは

何も魔族の魔法

だけじゃない。

黒金の翼を操る魔法

...面白い。

まるで剣術の

達人のような所作

やはりどけじゃね

一筋縄では

いかないか。

シュダルクも

押されている。

手数も当然ながら

反射速度も体力も

人間とは桁違いだ。

このまま持久戦に

持ち込まれたら

確実に負けるな。

二度退いて

態勢を...

いや...

相手の方が速い。

追撃されて終わる。

貰った。

...こいつ

わざと斬られ

やがったな。

馬鹿が。

正面から

受けるなと...

丈夫な奴め。

シュタルク。

お前は

優秀な

戦士だよ。

お陰で

ほんの僅かな

隙ができた。

終わりだ。

レヴォルテ。

お前。

以前殺した

一級魔法使いの

片割れだな。

...待て。

思い出した。

お前が村に

戻ってきた頃には

何もかも

手遅れだったな。

今と似たような

状況だった。

お前は他の魔族の

討伐に向かい

片割れは村を

護衛した

相棒の最期を

知りたくないか?

黙れ。

黙れ。

あの戦いでは

実に面白い

教訓が得られた。

もういい。

黙らせる

だけだ。

では

最後に

私からの

助言だ。

もっとしっかり

生存者の確認は

やったほうがいい。

子供...!?

悪あがきを...

やりました!

やりました!

やりましたよ

レヴォルテ様!

褒めて...

ご苦労。

大儀だった。

...判断が

鈍ったな...

あいつが一瞬

頭をよぎった...

こんなところに

子供なんて

いるはず

ないのにな..

やはり

私の読みは

正しかった。

習性か...

人には

子供を庇う

習性がある。

人にそんな

習性があったら

世界はもっと

平和になって

いるだろうさ...

私の知る限り

見ず知らずのガキを

庇って死んだ馬鹿は

一人だけだ。

この子は

少し優しすぎた

のかもしれんな。

いつの時代も

そうだ。

優しいまほうっ

魔法使いは

長生きできん。

立派な

最期でした。

心にも

無いことを

言うんだな。

ゲナウ、

お前は

嫌な奴だ。

優しさの

欠片も無い。

ずっと

そのままで

いろ。

仰せの

ままに。

やっぱり

柄でもないことは

するものじゃないな...

殺しを楽しむのは

私の趣味ではない。

楽にしてやる。

...それじゃ

負けだろ。

...お前

いい奴だと

思っていたが、

...驚いた。

私の剣を

正面から

受け止められる

戦士がまさか

この世に

存在したとは。

...まだ動けたのか。

死んだふりでも

していればいいものを。

戦いってのは

最後まで

立っていた奴が

勝つんだぜ。

そりゃ

楽しみだな。

ただの

馬鹿だな。

だがその考えは

悪くない。

その死地に

私も付き合おう

シュタルク。

戦いはっ

追い詰められるほど、

生き残ったときの

感動は大きいぞ。

震えが

止まらないぜ。

第75話『霧を晴らす魔法

どうすれば..

フリーレン様は

いつの間にか

いなくなっているし...

たまには

高みの見物って

いうのも

悪くはないかな。

魔力を消して

潜伏しても

無駄だぞ。

この霧は

俺が魔法で

作り上げたもの。

僅かな魔力にも

反応して対象を

捕捉する。

この世に

魔力を完全に

消せる生物は

いないからな。

視界も悪い上に

攻撃も

防がれてしまう。

相性が

悪い。

この気配、

フェルンさんも

苦戦しているよう

ですね。

攻撃を旋風に

変える魔法

無理も

ありません。

相手はだいぶ

奇抜な魔法を

使う魔族の

ようですから。

何を

よそ見

している。

葬送のフリーレンB

お前の相手は

私だ。

わかって

います。

対して私の相手は

奇抜とは真逆。

とても堅実な

戦い方をする

魔族です。

攻防一体。

基礎がとても

しっかりしている。

フェルンさんと

協力して

打ち崩すのが

最適解だと

思いますが、

純粋に

隙がない。

正面から戦っては

いけないタイプの

敵ですね。

この霧には

恐らく強力な

魔力探知効果も

あります。

このままだと

潜伏という

フェルンさんの

強みが活かせない

魔法の霧が

ならば

晴れれば、

戦局がお

大きく

動きますね。

少しあば

暴れますか。

猛攻...っ

攻撃パターンが

変わった...!?

この戦い方

覚えがあるな。

北部高原で

魔族を狩っていた

一族の戦い方に

似ている。

魔族を殺すために

生涯を捧げるような

いかれた一族だ。

これは

面白い。

いい勝負が

出来そうだ。

いざ

尋常に。

なんだこの

違和感は。

...待て。

確かに

凄まじい

猛攻だが、

何故か殺意が

読み取れない。

あら。

やはり

鋭いですね。

ですが

気が付くのが

少々遅かった

ようです。

ちょうど

霧の解析が

終わりました。

!?

戦いしか

知らない者は

戦いのための

魔法しか

覚えられない。

私以外の

一族の者であれば

この状況は打開できな

かったでしょう。

魔法が

楽しいものだと

彼らは知らないで

しょうから。

霧を晴らす魔法

晴れ

無駄なことを。

霧などいくらでも

作り出せる。

...あの小娘は

どこに

...まさか...

...攻撃!?

いったい

どこから...

魔族を殺す魔法

あんなに

遠く...

やるね

フェルン。

弾道予測を許さない

探知範囲外からの

超遠距離射撃。

流石だ。

二度とこんな

きつい戦いは

したくないです。

第76話一決着

魔法がまるで

当たらん。

これ程の致命傷を

負いながらも

戦い続ける

達人のような

動きから

打って変わって、

まるで!!

獰猛な肉食獣の

ような動きだ。

人類とは掛け離れた、

強靭な肉体と

無尽蔵な体力。

このままだと

本当に

削り殺されるぞ。

ゲナウ!!

剣だ!!

脆くなって

いる!!

壊せるぞ!!

流石にもう兄貴まッ!

剣の魔力を

維持するだけの

集中力は残って

いなかったか。

あと三本!!

二本...!!

一本!!

終わりだ

レヴォルテ。

...素手は武器には

なり得ない...

人間の発想だ..

...こうして

武器を失えば、

もう戦えないと

思い込む...

私の勝ちだ...

...思い込みか...

...それは

人も魔族も

変わらないな。

お前は

人間のしぶとさを

知らない:・

光天斬

黒金の翼を操る魔法

私はまた

死に損なったのか。

そのようですね。

...メトーデ

シュタルクは?

葬送のフリーレンQ

ゲナウさん

よりも

治療を優先

させたので。

もういい

動ける。

危ない状態でしたが

一命をとりとめ

ました。

ご不満ですか?

そうか。

いいや。

あいつは

よくやって

くれたよ。

フリーレンさん達は

しばらく村に

滞在してくれる

そうです。

もうだいぶ

良くなって

きたな。

腕立て

してる...

ところで

このパーティーって

僧侶が

いないんですね。

もしかして

シュタルク様って

化け物だったので

しょうか:・

ひどい...

この任務が終わったら、

しばらくフリーに

なるのですが、

良かったら同行

しましょうか?

大丈夫だよ。

回復魔法のような

高度な魔法は

無理だけど、

北部高原は

僧侶の魔法が

ないと危険

ですから。

私も僧侶の

魔法なら多少は

使えるし、

本当にやばい

状況になったら

逃げるからね。

今までだって

そうしてきた。

それに

このパーティーの

僧侶の席は

まだ空けて

おきたいからね。

いつかまた

会えるかも

しれないから。

それにね...

でも私

フェルンさんのことも

大好きですよ。

なんだか

メトーデがいると

フェルンが

不機嫌になるの:

あらあら

嫌われてしまい

ましたね。

メトーデ、

私達も

南部まで

護衛に加わる

ことになった。

怒っているのも

可愛い。

ノルム騎士団が

到着した。

わかり

ました。

ここで

お前達とは

お別れだな。

シュタルク

怪我の具合は?

お前達には

借りが

できたな。

ばっちり

問題無いぜ。

そうか。

いずれ

必ず返す。

ゲナウさん

お礼。

ありがとう。

行くぞ。

助かったよ。

ああ。

はい。

また

どこかで。

またね。

そうじゃなくて

綺麗な

お姉さんだぜ。

なあ。

断って

良かった

のか?

このパーティーの

僧侶は

ザインでしょ。

合流したとき

ザインに色々

言われるんじゃ

ないか?

別に

いいんじゃない。

このパーティーには

もうお姉さんは

いるでしょ。

それも

そうだな。

葬送のフリース

第77話】竜の群れ

インターネットサイトでは

...

勇者ヒンメルの

死から30年後。

北部高原

ドラッへ地方。

村が竜に

襲われて

しまいまして..

こりゃ

酷いな...

北部高原って

竜までいるのかよ...

葬送のフリーレンQ

本当に危険な

土地ですね。

まだ

マシなほう

だよ。

群れだなんて

想像もつかないぜ:

やばい

ですね...

ヒンメルと

旅してたときは

竜の群れに

襲われたんだから。

あの...

竜って言ったら

普通は群れでは

ないのですか?

この村は

群れに

襲われたの?

はい。

近くにっ

棲み着いて

しまったらしく、

それを討伐して

ほしいのです。

北部高原の

常識怖い...

激やば

ですね...

この村はもう

お終いだね。

ですが

我々の故郷は

この場所です。

移り住んだ

ほうがいい。

そうですよ。

フリーレン様。

流石に

酷すぎます。

葬送のフリーレンB

村の人達が

可哀相だぜ。

それが

この村は貧しく、

とても

支払える物は..

報酬次第

かな。

魔導書とかは

ないの?

>早口言葉を噛まずに

言えるようになる魔法”

というなんの役にも

立たないような魔法しか...

本当になんの

役にも立たなさ

そうですね...

竜の群れは

どこから

来たのかわかる?

あの森の

奥からとしか。

もう魔法なら

なんでも

いいのかよ...

魔力の痕跡を

探そうか。

追跡できる

かも...

ここを

まっすぐだね。

魔法って

すごいよな。

こういうときに

本当に便利だ。

前々から

思っていたけど、

もっと

褒めて

いいんだよ。

シュタルク様。

あまり安易に

褒めると

フリーレン様の

教育によ

良くないです。

それも

そうよね...

二人は私を

なんだと

思っているの..

ともかく

場所は大体

わかったから

行くよ。

いたね。

すごい

数だな。

でも

小型の竜だ。

紅鏡竜と

比べたら

そこまで

強くはない。

始めようか。

シュタルク、

足止めは

頼んだよ。

竜との戦いは

経験済みでしょ。

まったく

スパルタだな。

今度はちゃんと

撃ってくれよな。

シュタルクが

一人で片付け

なければね。

とんでもない

激戦だったぜ..

村に教会が

あって良かったね。

葬送のフリーレンB

...なんで無事

なんですか?

シュタルク様

途中で竜に

頭かじられて

ましたもんね。

わかんない...

お待たせ

しました。

まあ戦士なら

普通なんじゃない。

アイゼンも

頭かじられて

無傷だったし。

ありがとう

ございました。

それ絶対

アイゼン様が

おかしいですよ。

報酬の

。魔導書です。

そういえば

フリーレン様って、

人助けをするときは

ほぼ毎回報酬を

貰っていますよね。

ヒンメルが

そうだったからね。

意外だな。

てっきり

そういうのは

受けとらずに

人助けをする

人だと思って

いました。

そうだよね。

私もそう思っていた。

なんでヒンメルって

人助けのとき

毎回と言っていい程

報酬を貰っているの?

報酬を

貰っておけば

貸し借りは

無くなるだろう。

僕達が求めているのは

誰かを助けることであって

感謝の言葉じゃない。

僕達は

勇者一行

なんだ

相手に貸しを

作ってしまったら

本当の意味で

助けたことには

ならないだろう。

だからこんな

くだらない魔法でも

報酬として

貰っておくんだよ。

フリーレン...

後で本当に

噛まないか

実験しよっと。

結局

魔法が欲しい

だけじゃ

ないですか..

彼女は

エーデル二級魔法使い。

ここの再調査の

ために同行して

もらっていたんだ。

精神魔法の

せんも

専門家だ。

彼女が得た情報は

君にとって

有益な物に

なると思うよ。

デンケン、

手を。

儂の記憶を

渡す。

ああ。

これで

引き継ぎは

終わりだね。

くれぐれも

余計な真似は

しないようにね。

君の任務は

黄金郷を

封印する結界の

維持と管理だ。

...デンケン。

墓参りは

諦めろ。

死ぬつもり

じゃな。

...わかっている。

少し

羨ましいよ。

私はゼーリエ様の

命には逆らえない

からね。

敵は最後にして

最強の七崩賢。

故郷を救うために

黄金に変えられた

立ち向かうだなんて、

黄金郷の

マハト。

まるでおとぎ話の

英雄みたいじゃないか。

葬送のフリーレン町・完上

葬送のフリー!!

フリーレン様か

魔導書を

買い過ぎた

せいですよ。

暇だったん

だよ...

報酬は

フリーレンが

受けとるさ。

千年は保つくらい

丈夫に作ってくれ。

路線がね、

もうちょっと

しかないの。

うーん...

あと5時間...

凍死しますよ。

でもいいですから

シュタルク。

シュタルク。

早く倒さないと

船ごと水底に

引きずり込まれるよ。

僕達が魔王を倒せば

この美しい光景を

誰もが見られる

時代がくるもん。

思い出して

いいんと。

フリー

デンケンは...

帝国軍出身

私は貴族の

ボンボンだった。

マハトの

魔法はね、

万物を黄金に変える魔法、

私がねこち

とし死せる、全ての人たち

それで

ねこちゃんで、

ラヴィーネは

うさぎちゃん

です。

......あ..

そしてまっそん

共存のために

殺し合おう。

11月15日(火)(TOV/アベッカサー

COVDRDESIGV/石沢将人+ベイフ

カバー表紙折り返し

カバー裏表紙折り返し

葬送から

...あ、日、鶴

WEDアベス

ツカサ

本体表紙

...

本体裏表紙

...これまではもしかして、このサイトの

今は亡き

勇者たちとの旅路を

再び歩む

魔法使い・フリー

一級魔法使いを

伴わないと進めない、

過酷な北部高原c

途上、魔法使いたちと再会

そして魔族との会敵

物語は、

美味くないパンの味を

思い出させる。

英雄たちの

〝郷愁〟を滲ませる

後日譚ファンタジー・

KANEHITOYAIADA&TSCKASAABEPRESENTS

カバー裏表紙

#\\#

それは...

葬送のフリ

...

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...山田田龍人

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こんな山田鐘人

【電車アベツカサ】

RIFREX

僕の

...でも山田鏡人

CEDアベツカサ

...あぁ、はぁ、備え

...アベッカの