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Instructions:
「...
x
茂木清香
ちゃんちょっと、
ヤングチャンピオンコミングフ
コミックス
Google
茂木清
香
Savaka.Mogipreschis
ヤングチャンピオンコミックス
クチャンピッコミックス
▼comles
茂木清香駅橋
WITC
今WITCH-WirCH
Coplents
【あらすじ】
STOFY
親友だと
思ってい、た彼女は
私のことが
大嫌いでした。
突如崩壊を始めたミホの身
体。それと同時に彼女の意
誠はなくなり、無差別に人
を襲う怪物と化してしまう。
第18話「教行員
..
第19話死神の舗
...
第20話再辞第2話私によ
【人物紹介】
cHqpqcTep
ひめかわわかば
姫川若葉
14歳の女子中学生。Wの子
供の第二世代。他人の悪意
に反応して以外から針が出て
攻撃してしまう。他の第二世
代とは異なりつぼみに特別扱
いきれている
第22話足の生えた亡霊
第48回水先生、第24話水先案内人第25話ラブ&ビース
第25回ラブ&デース第29話ラブ各ビース学20話国境などご悪意
第26話国境なき悪意
第21話私によく似たあの人
...
第23話優しくされると、切なくなる...
...
2
つぼみ
見た目は幼い少女だが、若葉
よりも在上の"机の子供、の銃
一世代。能力はまだ不明だが
周囲を一気に残滅させるほど
の力を持つ。
第二世代に対して冷酷に接
するが、ある目的のために岩
葉を守ろうとしている
あとが
第27話行方不明の少女
【初出】ヤングチャンピオン2015年新年No.1003Mort
Webサービス中にの作品はフィクションであり、実在の人物の国体等には一切関係ありません。
よどがわ
淀川ミホ
若葉の同級生。"Wの子供、第
二世代。先生は接触した相手を
意のままに操る能力を持つ。
幼い頃から雨親に虐待され
ていて、幸せそうな若葉を
心疎ましく思っていた
これより
つぼみ法に則り
あなたに
刑を
執行します
第18話執行官
つぼみ法
第一条
「目的」
この法律は
種子戦争終結後の
平和維持に資する事を
目的とする
つぼみ法
第十四条
「WEBの子供
第二世代の指定」
政府は、
Wの子供第二世代の
指定の為、
必要な手段を
講ずるものとする
つぼみ法
第二十七条
「Wの子供第二世代の
権利の剥奪」
つぼみ法
第四十二条
戦闘回避の努力
1Wの子供第二世代と
指定された対象は
人間としての権利を剥奪される
はいの子供第二世代に対する
如何なる行為も
処罰の対象とならない
政府及び
政府によって任命された
者は、
極力、戦闘を回避するよう
努めなければならない
そして
つぼみ法第三十二条
「Wの子供第二世代の
能力開花における
執行官の職務」
1Wの子供第二世代が
特殊能力を
発動させた場合、
執行官は直ちに
当該第二世代を
破壊できる
(2)前項の事態が起きた場合、
その場にいる者は
執行官の求めに従い
Wの子供第二世代を
破壊する為に
協力しなければならない
グレ...さ!!
だから
処分させて
もらうね
元
ん
淀川ミホちゃん
北千里も
何考えてるか
知らないけど
邪魔しないでよ
無論だ
こうなって
しまったのではな
放っておいても
どのみち
助からんだろう
それに
この子供は
少々
やり過ぎた
同情はするが
手は
差し伸べられんな
...うん
北千里らしいね
ヴゥ...
ウ...
...
!
ミホちゃん!
バカだなぁ
ミホちゃん...!?
おー
なに...これ...
何が
起きてるの...
刑の執行って
何...
...何だよアイツら
すげえ
面白そうじゃん
自重しろ
一樹
わーってるよ
悪い癖が
出ているぞ
ああ...でも
思わず
暴発しちまいそうだ
誰に似たのやら
あの
黒兎ども
相当な手練と見るが
軍の奴らとは
気配が違うな...
あの黒兎
まさか...
いやバカな
奴らはあの日に
死んだ筈...
ウ...
ウ...
ヴゥ......
ウ...
ウゥ...
ウ
ボちゃん
泣いてるの...?
..っ
ウゥ...
ウ
これから
あの子の
完全処分が
始まるみたいだね
ああなったら
助かりようが
ないもんね
でも
大丈夫!
!?
まぁ
しょうがないよね
して...
若葉ちゃんは
ちゃんと私が
守るからねっ
つぼみちゃん
それにさっ
若葉ちゃんチャンスだよ
今のうちに
逃げちゃおうよ
え...
今ならみんな
ミホちゃんの処分で
手一杯だからさ
ホラ早く
で...でも
こっちまで
手が回らないと
思うんだよね
...っ
ごめんね
元・淀川ミホちゃん
苦しいよね
私達には
こうする事しか
出来ないんだ...
でもまぁ
きゃー
しょうがないよね
さて
それでは
始めます
わかばちゃん
私のお弁当
おいしくなかった?
第19話するですね。美味
ううん
そんな事ないよっ
ちょっと
初めての味
だったから...
無理しなくて
いいよ
え
だって
わかはちゃんのお弁当
食べたら分かるよ
このお弁当から
わかばちゃんのお母さんが
どれだけ
わかばちゃんの事
大切にしてるか
伝わってくるもん
そんなごはん
毎日食べてたら
私のお弁当なんて
おいしくなくて
あたり前だよ
だって...
だってね
こんなにしかか出てくるんだなん
わかばちゃんのお弁当
一口食べただけで
こんな...
それでは
始めます
ぐ...
大脳から
脊髄まで
ごそっと
いくよ!
一樹
あまり
近付くなよ
毒ガスが
出ているな
ミホちゃん...
あー
あー
もうあれは
助からないね
正真正銘の
バケモノの最期だよ
バケモノ...
バケモノ!
えうううっ
はい
おしまい
ひゃ...
...まだ
息があるんだ
ちょっと
手元が
狂っちゃったかな
しょうがない
今
トドメを..
待って!!
やめて...
ミホちゃんに
これ以上
ひどい事しないで!
若葉ちゃん!?
...あなたは
こんな所に
ノコノコ出てきて
姫川...ちきっ
若葉ちゃんだね?
分かってるのかな?
あなたも
処分対象者
なんだよ?
もーっ
若葉ちゃん
なんでそっち
行っちゃうの!
...演技じゃなかったの
あの時
学校のみんなから
一斉に
悪意を向けられた時
バケエ
私...
本当は
みんな
死んじゃえって
思ってた...!
もしかしたら
今頃
とんでもない事
してたかもしれない
あの時は
何とか
踏みとどまれたけど
ミホちゃんは
ずっと
こんな気持ちに
耐えてきたんだ...
若葉ちゃんの辛さと
あの子の辛さは
別のものじゃん
若葉ちゃんは
若葉ちゃん
ミホちゃんは
ミホちゃんでしょ!
...うん
そうかも
でもね
つぼみちゃん
私からしたら
ミホちゃんは
やっと出来た
第二世代の
仲間なんだよ
だから
ミホちゃんを
見殺しに
する事は
私を
見殺しにする事と
一緒なの
だから...
だからね...
この人達に
大人達に
これ以上
第二世代を
殺させない!!
若葉ちゃん
もう...っ
ふふっ
若いなぁ
いかにも
世間知らずの子供って
感じだよね
!!
そっか
失念してたよ
あなたは
あの「姫川」の
子供だもんね
困ったな
これじゃ
攻撃できないや
手の出しようは
ある
でも
え...
...っ
ついでに言うと
針が出ている最中は
他の悪意に対して
反応が鈍くなっちまうんだ
その針は
一度出現すると
次に出るまでに
若干のタイムラグがある
覚えておいた方が
いいぜ
...!?
なんで...
そんな...こと...
.....
若葉ちゃん!!
動くなつぼみ
動くと
こいつの首が
折れちまうぞ
俺ならこいつの
能力発動前に
始末できるからな
その声
まさか
めい
今のうちに
片付けちまえ
...うん
分かったよ
だ...ダメ
やめて
ミホちゃんを
パケモノとして
処分しないで
ミホちゃんも
私も
他の第二世代の子も
人間なのに
第二世代が
危険だというなら
どうして..
どうしてあなた達は私達を産み出したの
やめて!!
うわっ
きゃ...っ
若葉ちゃん!?
なんだ
この形状は..
複数出るだけでなく
樹木のように
枝分かれしている
こんな形状
俺は知らない
まさか...
こんなに早く
成長しているのか...?
ミホちゃん
分かる?
あなたの嫌いな
若葉だよ
ゴメンね
苦しいよね
今私が
終わらせてあげるね
ミホちゃんと私は
本当は
友達じゃなかったのかも
しれません
第20話号辞
私は
ミホちゃんの事を
友達だと
思っていましたが
どうやら
ミホちゃんは
違うようでした
ミホちゃんは
私の事が
嫌いだったのです
私が
幸せそうに笑う姿は
ミホちゃんの神経を
逆撫でするものでしか
ありませんでした
私は
ミホちゃんの
笑顔の裏にあった
私に向けられた
悪意に
気がつきませんでした
私の好きなものはミホちゃんの嫌いなものでした
ミホちゃんの好きなものは私の嫌いなものでした
やっていなかった...
私達は分かり合
それでも
私達の間に
友情はあったと
思うのです
それは
世間一般のいう
友情とは
違うものかも
しれません
例えるなら
もっと
ドロドロとして
汚らしいもの
もっとドロドロとして汚らしいもの
だけど
案外
友情というものは
私達の友情はこんなにも血生臭いものだったなんて
こういうものかも
しれないとも
思いました
それは
諦めにも
近い感覚
みんな顔に
微笑みを
貼りつけて
見えない凶器を
持ちながら
人と付き合ってるのかも
しれないと思いました
もしそうだとしたら、
私とミホちゃんの
関係というものは
この世で
一番純粋な
友達だったのかも
しれません
この先
ケンカして
絶交しても
十年後くらいに
ひょっこり
再会して
カフェで
ブラックコーヒーでも
飲みなから
「そうね
そんな頃も
あったよね私達」って...
ですが
私にも
ミホちゃんにも
もうそんな時間は
残されていないのです
ミホちゃん
だから
しょうがないのです
分かる?
私だよ
若葉だよ
ミホちゃんを
ミホちゃんのまま
終わらせるには
こうするしか
あなたの
大嫌いな友達
こうするしか
私を憎みなよ
ないのです
!
まさか
あの子...
う..
うう...
わは...
ぼ...
ふ...
か...
よく
ふ
嘘
私ぁ
脳の大部分を
取ったのに
まだ...っ
若葉ちゃん
ミホちゃん...
どうして
あんな事したの
私を
挑発して
あのうさぎの
執行官に
任せとけはいいのに
あんな大人達に
任せるなんて
嫌だよ
だってこれ
私達の
喧嘩でしょ?
自分達の事くらい
自分達で出来るって
ミホちゃんは
ミホちゃん
あの大人達に
言いたいじゃん
第二世代の
パケモノとしてじゃなく
淀川ミホとして
私が殺してあげる
子供の喧嘩に
大人が出るなって
殺す...
ふふ
若葉ちゃんの口から
そんな物騒な言葉が
出るなんて
ねぇ若葉ちゃん
次に..
こんな所じゃなくて
どこか
別の場所...
別の時代で
出会ったら
その時は
今度こそ
友達に
なろうね...
バカだなぁ
ミホちゃん
やっぱりさ
私達
ずっと友達だよ...
今も
昔も
これからも
...!
マッシュっ
あの子の
成長速度...
危険すぎる
早く姫川若葉を
処分しないと!!
私達は..
確かに
まだ子供で
自分の事で
精一杯
若葉ちゃん?
この世界が
どうなってるか
なんて
分からない
第二世代...
私達が
どうしてこんな事に
なっているのかも
分からない
大人達が
どんな事情を
抱えてるかなんて
分からない
だけど
これだけは分かる
あなた達は
無責任すぎる
なんだと...?
普通の子供を
守る為に
私達第二世代を
処分するなんて
そんな正義...
表面上で
ごまかしているだけ
こんな事...
子供だって
分かる
あなた達は
こうなってしまった
責任を取ろうと
してるんじゃない
責任逃れを
してるだけ
そんなものの為に
バケモノとして
殺されるなんて
絶対嫌!
私は
大人にも
つぼみ法にも
抵抗する!!
私は
大人にも
つぼみ法にも
抵抗する!
第21話私によく似たあの人
抵抗...?
第二世代が...
つぼみ法に?
ふ...っ
言うね
お嬢ちゃん
すごい
正義感だ
あーでも
分かろ分かる
このくらいの年頃って
友情とか正義とか
そういうのに
憧れる時期よね
もうちょっとすると
そういうの全部に
裏切られて
気付くんだよな
自分が
信じてたものが
幻だったって事に
一命が懸かっている状態で
そこまでの
啖呵が切れんなら
大したモンだ
よっほど
頭の中がお花畑か
平和ボケしてんのか
でもお前に
何が出来んの?
お前のその能力は
他者の悪意がないと
発動しねぇ
つまり
自分の意思で
能力発動出来ねぇって
事だ
一般人なら
いざ知らず
ちょっと修羅場
くぐってきた奴なら
自分の感情なんざ
いくらでも
コントロールできる
その能力は
一般人虐殺用に
開発されたんだよ
つまり
俺らにとって
お前は
何の力もない
ただの
女子中学生だ!
いずれ..
そう遠くない未来に
バケモノになる...な
こらーっ
若葉ちゃんを
いじめるなー!
お前もだ
つぼみ
...!
何を
企んでるかは
知らないが
俺は...俺達は
お前を
信用していない
一緒に来て貰うぞ
...
聞きたい事も
沢山あるしな
別にいいぜ
跳んで逃げるか?
俺達の追跡から
逃げられるならな
お前の
あの大技
あれだけが
気掛かりだったが
俺の記憶が正しければ
あれは一度使うと
七十二時間は
使えないシロモノ
だったな?
...っ
つほみちゃん...っ
他人の心配してる
場合かよ
いつの間に
後ろに
オラ
薄っぺらい理想
抱きながら
ここで
友達と一緒に
死ねよ
私
いけない
反応しない
死...
お父!!
!?
お前..
もう我慢できねぇ
俺も混ぜろよ!
...っ
へへっ
一樹
バカ避けろ!
え
うぉっ
あれは...
・っ
なんだ
避けたか
反射神経いいな
お前
だけど
所詮は素人
お前なんざ
五秒で
始末出来んだよ
プロ
なめんじゃ
ねぇぞ
ガキ
...へぇ
この町は平和で
毎日退屈でよ
俺ぁ
飽き飽きしてたんだ
五秒かよ
面白ぇ
アンタなら
楽しませて
くれそーだな?
あの針
私のと
そっくり...
じゃあ
もしかして
あの黒い兎は...
幹人やめろ
あん?
なんだよ
今いい所なんだから
邪魔すんなよ
めいが
そろそろ
時間切れだ
そうも
言ってられん
あ?
...ああそうか
じゃあ
しょうがねぇな
悪いなボウズ
お前の相手は
また今度だ
大人には
時間がねぇんだ
代わりに
え..
Wの子供
第二世代
姫川若葉
つぼみ法に則り
お前に
刑を執行する
...!
姫川さん
こっち!
ケナッ
こっちだ!
早く!
この声は...
は...はい...っ
ん~~~
...
おい若葉!!
え...?
あ...
まさか...
また...な
若葉
次は殺す
たとえ
自分の娘でも
それまで
死ぬなよ...
ケホッケよ
ここは..
学校の裏手にある
通用口だよ
前に
見つけてね
誰も来ないから
よくここで
授業サボってたんだ
助けてくれて...
ありがとうございます
あはは
どういたしまして
からす
烏丸先輩
僕の事
知っててくれたんだ
さて
姫川さん
暗い所は大丈夫?
!
君に
見せたいものが
あるんだ
...逃げたか
第22話足の生えた亡霊
姫川若葉も
北千里親子も
わざと
逃がしたんだろ
...どうかな
お前なら
あの時間でも
仕留められた筈だ
本当に
それだけか?
水無瀬...
ああいう
力だけある素人ってのが
一番厄介だったり
するからな
あ...?
情が湧いたんじゃ
ないのか
あの子...
姫川若葉に
お前なら
有り得るだろう
姫川幹人
なんだよ
お前
もしかして
俺を
疑ってんの?
んー...
確認している
だけだ
...どうなんだ
自分の娘と
対峙した気分は
別に
ってかあれ
誰との子?
子供がいるってのは
聞いてたけど
まじで!?
こうして会っても
あんまり
実感湧かねーな
俺ぁいつと
そんなんなったの!?
...
美咲ちゃんだよ
あー
そうか...
あいつとねぇ...
俺が誰かと
子供つくるとか
何が
あったんだか
分かんねーな
俺の記憶...
戦時中で
止まったままだしな...
黒兎隊は
みんなそうさ
俺だって..
目が覚めたと思ったら、
戦争は終わってるわ
子供はいるわで
未だに
混乱しているよ
おまけに...
もう全員
死んでるときたもんだ
ごめんね
折角...
眠ってたのに
また
地獄に
叩き落とす様な事
しちゃって...
今
外で起こっている事を
考えれば
しょうがねぇよ
めいが
気にする事じゃない
それに...
本物の俺達は
あそこで
眠ったままだ
ここにいる
俺達は
めいの能力で
つくられた
ニセモノ
そうだろ?
ニセモノ...
そうかな
たしかに
私の能力でつくった粘土に
軍のデータバンクにあった
あなた達のDNAと記憶を
移したけど...
ニセモノさ
だってよ...
あそこに
れっきとした
本物がいるんだ
終戦を
経験して
身体の成長は止まっても
恋をして
子供をつくって..
親になった第一世代が
身体も精神も
子供のままの
俺達とは違うだろ?
幹人...
俺達は
本物の第一世代が
やり残した事の
始末をつける為に
存在している
いわば
亡霊みたいなもんだ
亡霊には
亡霊の仕事がある
自分の子供だろうが
手加減はしねぇよ
あなた達は
無責任すぎる!
だけど...
そうだな
第二世代
あいつらも
俺ら第一世代と同じで
勝手につくられて
勝手に殺されんだよな...
幹人...?
いや...
なんでもない
めい
身体は大丈夫かよ
...うん...
でも
ちょっと
キツイ...かも
それより
つぼみちゃんを...
ぎゃっ
ぐぇっ
つぼみ...!?
そっか...
幹人は
あの頃の幹人なんだ
美咲ちゃんなんかに
絆される前の...
幹人が
幹人だった頃の...
嬉しいな♡
ひどいなぁ
幹人
これ
悪意でも
何でもないのにっ
ふふっ
つぼみ...
お前
何を
企んでる?
世界平和
...かな!
その為には
若葉ちゃんが
必要なんだ!
若葉が...?
うん
きっと
幹人じゃダメ
若葉ちゃんじゃないと
つぼみちゃん...
わあ
ねぇめい
そのマスク
取ってよ
めいは
身体弱いの
相変わらずだね
あの頃に..
戻ったみたい
久しぶりに
めいの顔
見たいな
......
懐かしいなぁ
あの閉ざされた
暗い部屋で
二人で遊んでた
つぼみちゃん
つぼみちゃん
変わっちゃったね...
もう
あの頃の...
あの頃の
つぼみちゃんは
いないんだ
どこにも
つぼみ...
お姉ちゃん
...顔色悪いね
大分
ガタが
来てるんじゃない?
つぼみちゃんほどじゃ
ないよ
?
何言ってんの
私は
こんなに
元気なのに
じゃあまたね!
よいしょ
さてと
めいの顔も
見れたし
そろそろ
行こうかな
あ
そうだ幹人
若葉ちゃんは
殺させないよ
めいも
第二世代を
殺すのはいいけれど
私の邪魔を
しないでね
行ったか...
つぼみは
何を企んでいるんだ
分からない...
現段階で分かるのは
つぼみちゃんが
姫川若葉に
執着してるって事だけ
姫川若葉を
何とかしないと!
だから
つぼみちゃんが
あの子を使って
何かする前に
あの...
自分達は...
引き続き
残りの第二世代の
処理をお願いします
...あ...
あの...
...辛いですか?
いや...
あ...
えっと...
お気持ちは
分かります
私も..
出来る事なら
避けたかった...
ですが
ここはもう
以前のような
一町」ではないのです
今まで
子供として接してきた
第二世代を
処分するのは
相当な事だと思います
ここは:この世界は
今や戦場となりました
気をしっかり
持って下さい
あなた方は::
いえ
この町の大人達は
全員
種子戦争...
かつての戦争で
兵士として
戦ってきた
軍人なのですから
正義は
我々にあります
こっちだよ!
さぁ
地下探険だ!
...じゃあ
姫川若葉は
ここから逃げたのね?
第23話優しくされると、切なくなる
どうやら
そのようですね
しかし
こんな通路が
あるとは...
塞いであった
筈なんだけどね
...誰かが
掘り起こしたのね
こうなる事を
予期していた
誰かが
ガスでも
流します?
この通路
住宅街の下も
通ってるのよ
とりあえず
少佐...じゃなかった
校長先生に
指示を仰ぎましょう。
それはダメよ
非戦闘員を
巻き添えには
出来ないわ
視聴覚室に
人を集めて
なぁに
高槻先生
......
江坂先生..
すぐに
ミーティングを
始めるわよ
!
いや...
素が
出て来てるというか
なんだか
昔を
思い出すなーって
やだ
生徒の前では
ちゃんと
猫かぶるわよ
...でもそうね
昔...
あなたこそ
昔はそんなんじゃ
なかったじゃない
はは..
私達が
あの子達くらいの時は
学校なんて
考えた事も
なかったわね
......
姫川さん
まだ生き延びている
第二世代達は
今この状況を
どう思っているのかしら...
あの...先輩
ここは...
雨水なんかを
溜めておく施設だよ
ここで
川の水位を調節して
水害が起こらないように、ここらへんは
してるんだ
昔、軍の兵舎があった
地域だから
水まわりは
しっかりしてるよね
もっとも...
それ以外の施設も
併設してたみたいだけど
先輩...
随分と
お詳しいんですね
はは
そうかな
ここの通路
見つけてからは
大分探険したからなぁ
秘密基地が
出来たみたいで
嬉しくて
俺子供の時
そういう遊び
ほとんど
してこなかったからさ
そうなんですか
!!
あ...
姫川さん!?
大丈夫!?
どこか怪我でも:
大丈夫です
どうしよう
今の感覚...
多分...
血...漏れてる
いえ...
つ...っ
一番大きい
夜用のやつ
つけてきたのに..
下半身
ぐちょぐぢょで
気持ち悪い...
それに
生理
一日目?
取り替えたいけど
替えのナプキンが入った
バッグ
置いてきちゃったし
に
匂い...
大丈夫かな...
烏丸先輩にだけは
知られたくないな...
顔色が
悪いな
無理もないか
急に
あんなことに
なったんだもんね
......
貧血気味
みたいだね
姫川さん
ここを40分程行った所に
倉庫があるから
そこで休憩しよう
そこまで
歩ける?
40分..
は...はい
......
ちょっと
難しそうだね
よし
え
これで
大丈夫かな
ごめんね
知り合って間もない男に
お姫様抱っこなんて
されたくないだろうけど
い...っいえ
こうするのが
一番手っ取り早いと
思うんだ
でも...その...
ど...どうしよう...
こんなに近がったら
血の匂い、
分かっちゃうんじゃ...
先輩の服に
血でも付いたら
大変だし
それに
そもっそうだ
体重...
重いって
思われてないかな
先輩...
ん?
今日...
先輩は
学校に
いたんですよね?
そしたら;
あの騒ぎ...
見てましたよね
バケモノ!
ああ...
あの
大合唱は
ひどかったね
確かに僕も
あの場にいたよ
...
そうだね
確かに
あの時僕は
大合唱には
加わっていなかったけど
君を
助けようとも
しなかったね
ただ
目の前の
膨大なエネルギーに
圧倒されて
傍観していた
だけだった
差し出せる手を
差し出さなかった
それは...
君を加害した事と
一緒だね
いえ...っ
あの状態じゃ
何か言っても
どうにもならなかったと
思いますし
そんな...
先輩まで
非難の対象に
なってしまったと
思います
そんな事じゃ
ないんです
先輩
え...?
先輩は
私が
怖くないんですか?
あの針を
先輩
私の能力...
見ましたよね
見ましたよね?
私...あの針で
お母さんを
こ...殺しました
学校の人を
殺しました
友達を
殺しました
人殺しなんです
この針で
色んな人を
傷付けて
怖がらせて
バケモノなんです
私...っ
それでも
のうのうと
生きている
バケモノなんです
なのに
どうして先輩は
こうやって
私に触れてくれるんですか
姫川さん...
うーん...
どうだろうな
正直
良く分からないけど
その針って
他人の悪意や殺意に
反応するんだろ?
怖い..か
それでも...っ
それが
反応してないって事は
大丈夫なんじゃないかな
要は
こっちの
気の持ちようだろ?
え...?
もしふとした時に
怖いと
思ってしまったら..
...姫川さんは
優しいね
だって
そうだろ?
今まで君が
刺し殺してきた人は
全員
君に明確な殺意を
向けてきた人だ
その人達は
君に殺されたというより
跳ね返った
自分自身の悪意によって
自滅したんだ
いわば
因果応報と
いうか...
君は
そんな人の死に
心を痛めているんだから
姫川さん
辛かっただろ...?
他人の悪意が
目に見える
その人を
針で
殺してしまう
自分の意思とは
関係のないところで
姫川さんは
バケモノじゃないよ
君は
能力を発動する度に
こんなに
ボロボロになって
苦しんでいるじゃないか
姫川さんは
バケモノじゃないよ
あ...
まさか
今の私の事を
そんな風に
言ってくれる人が
いるなんて
ありがとう:
ございます...っ
姫川さん...
先輩...?
しっ
静かに
誰か来る...!
誰か来る
えっ
もしかして..
とにかく
どこかへ逃げよう
たしか少し前に
分岐点が..
その必要は
ないぜ
第24話水先案内人
居場所なんざ
血の匂いで
すぐ分かっからよ!
北千里先輩!
なんだ
一樹か
...違うよ
僕は第二世代じゃない
それよりも
綺羅々さん
あっれぇ?
烏丸もいたのか
何お前って
第二世代なの?
この子..
姫川さん
着替えが
必要みたい
なんだけど
その...
あれ持ってない
かな?
少量だが
持ち合わせがある
使い心地は
保証せんがな
...なるほど
え...
えっと...
...そうか
自己紹介が
まだだったな
北千里綺羅々
そこのバカの
母親だ
ひでえっ
約羅々...
名前については
言及するな
頭の足りない親が
足りないなりに
考えた結果が
この名前だ
烏丸先輩は
北千里さんと
お知り合いなんですか?
うん
元々一樹と
同じクラスだしね
僕はその名前
好きだけどね
お前は相変わらず
調子がいいな
烏丸とは
授業サボって
よくツルんでたぜー
姫川若葉
あまり
烏丸大地に
気を許すなよ
えっ
どうかな
ちょっと綺羅々さん
人聞きの悪い事
言わないでよ
お前の手の早さは
知っているつもりだ
...そういえば
妊娠
させられるぞ
お前が
付き合っていた
とよな
豊中みどり
.....
先輩?
あの子はどうした?
うん
あー
その事については
後で:話すよ
そうだな
来い
あっちの
物陰で
取り替えるといい
は...はい
男二人は
そこで待ってろ
今は
その子の
着替えか
絶対に
こっちに来るなよ
ここから先は
男子禁制だ
どれ
見せてみろ
随分
細い身体だな
えっ
ちょ...っ
あの...っ
自分で
下ろせます
から...っ
いいから
貸せ
ひゃ...っ
北千里さん...っ
なんだ
お前
こんなに
出血しているのか
今何日目だ?
ふ...
二日目...です
私
今回が初めてで
そういうの
良く分からなくて...
初潮で
この量か?
明らかに多すぎるな
えっ
まあいい
タンボンは
使えるか?
えっ
それって...その...
入れる...やつ
ですよね...?
い...
痛くないん...
ですか...?
挿入角度に
気を付ければ
むしろナプキンより
快適だ
え...っ
ちょ...っひゃ...っ
やっやだ
そんないきなり
あ...っ
ん?
なんだお前ら
何をしている
どうやら
一樹くんの一極くんが
おっきしちゃった
みたいで
言うな
烏丸
一樹
若いねー
お前だって
俺と
タメだろうが
聖人がよ
生理用品は
取り替えたが
如何せん
出血が多い
・っ
はは
そうだったね
追手が来る前に
早く
休息出来る所へ
移動した方がいいな
...ええ
...たしか
この先だったな?
ここから先は
少々入り組んでいるので
気を付けて
行くよ...って
姫川さん?
どうしたの
あの...
つぼみちゃん
一緒にいた
え?
女の子と
はぐれちゃって...
大丈夫かなって
つぼみ...
あいつか
いや
あの子なら
大丈夫じゃない
かな
見たところ
すごく
強そうだったし
何より彼女は
第一世代だろ?
MTY
第二世代より
安定しているし
わ
能力も
使い慣れている筈だ
そう簡単に
やられはしないんじゃ
ないかな
そう...
なのかな
でも...
...姫川さんは
優しいね
君が育ってきた
環境が
そうさせたのかな
きっと
君の親御さんは
君をとても
大切に
思っていたんだろうね
...はい
二人共
何をしている
とても...
大切に
育てて
くれました
早く来い
おっと
怒られちゃったね
さあ
僕達も行こうか
はい
...
優しいのは
良い事だけど
ここまで来ると
少し
考えものだな
え?
先輩...?
...姫川さん
一つだけ
忠告しておくよ
つぼみを
あまり
信用しない方がいい
...よし
誰もいないな
母ちゃん
いつまで
こんな狭いとこ
通るんだよ
随分
入り組んでますね
もう少しだ
我慢しろ
隠れるには
このくらいじゃないと
...つほみ法が
施行されるという噂は
大分前からあったんだ
その時はまだ
第二世代の危険性が
明示される前
だったから
ほとんどの人間は
そんなもの
外面的な法律で
施行される事はないと
思っていたよ
だけど
一部の人間は
つぼみ法を
危惧していた
だから秘密裏に
子供達が集まる
学校の地下に
避難用のシェルターを
つくったのさ
元からあった
軍の施設を
再利用してね
...ほら着いたよ
第二世代の町だ
そんなこと
こういってく
第二世代の町...
じゃあ..
この人達
みんな
第二世代...
町...というには
人数が
ちょっと少ないかな?
多くの子供達を
救えなかったね...
なにせ
他の人間に
ここの事を
知られる訳には
いかなかったからね
さて
姫川さん
あっちに
空いている部屋が
あるから
そこで着替えてきて
くれるかな?
一樹も
休憩したら
こっちに来てよ
あん?
いいけど
何すんだよ
二人に
見せたいものが
あるんだ
......
あれを
見せるのか
ええ
未来の為には
過去と現在を
認識しないと
あの
何を...
もちろん
君達が望めば...の
話だけどね
知りたくないかい?
この町の外の事を
!
第25話ラブ&ピース
知りたくないかい?
この町の外の事を
うーん
外の世界かぁ...
そういえば前に
つぼみちゃんも
外の事について
言ってたなぁ...
「第一世代って
メーワクだよねっ、
つぼみちゃん
どこ行っちゃったんだろ
「そんな子
放っておけば
いいよ」
無事だと
いいけど
聞きたい事
たくさんあった
じゃあ
向こうの部屋へ
行こうか
もう
みんな
待ってるよ
準備できた?
はい
あの
でも...
.....
ああ
あの被りものが
気になるの?
心配しなくていいよ
残念ながら
まだ実験段階では
あるんだけどね
あれは
脳波調整装置
脳下垂体の動きを
調節して
身体の崩壊を遅らせるんだ
身体の崩壊を
遅らせる
じゃあ
もっと早く
ここに来てたら
ミホちゃんは、
あんな事には
姫川さん...?
烏丸先輩!
おかえりなさい
いつこっちへ?
ぱャぱャ
...?
やあ
鳴滝君
夢見ヶ丘中一年生の
姫川若葉さんだよ
見ねー顔だな
誰お前
ふーん
よろしくな
その子も
第二世代だ
俺二年の
鳴滝桂二
あ...
よよろしく:
きゃっ
悪い悪い
ちょっと
漏電しちま...
ん?
い...おい!
ダメだよ
鳴滝君
新しく来た子に
つっかかっちゃ
あの...
ご...ごめんなさい
私...
お前..
今俺を
殺そうとしたろ
いえ...っあの
そうじゃなくて
私...
あんな針
出しといてかよ
無害そうな顔して
とんだアマだな
お前のツラ
覚えたからな
...
彼には
後で僕から
よく説明しておくよ
姫川さんは
気にしなくていい
さ
行こうか
お
やっと
お姫様の
ご到着かー
す...
すみません
...着替えたんだ
似合ってんじゃん
一樹
あまり
おちょくるな
!
いえ...あの
え..
えっと...
それで...
ここに来たという事は
お前は
この町の外について
知る意思があると
いう事だな?
まさか
これから観るものが
子供向け番組の類とは
思っていないだろうな?
後で
文句を言っても
遅いぞ?
...
わ...私...っ
町の外の事なんて...
今まで
想像した事も
なかったけど
今...この町が
こんな事になって
当たり前だった日常が
滅茶苦茶に
なっちゃって...
これから
何を知る事になるのか
分からなくて怖いけど
それでも
私達第二世代の事と
何か関係があるのなら
私は
ちゃんと
見なければいけない
気がするんです
第二世代として!
第二世代として...
か
樹は?
気にならなきゃ
こんな所にいねぇよ
つーか母ちゃん
何
もったいぶってん
だよ
そんなに
青少年に
見せらんねーモン
かよ
まさか
無修整アダルトもの
とか!?
...無修整といえば
無修整だな
いくぞ
...!?
どう?
ちゃんと映ってるー?
映ってる映っでる!!
映ってる
映ってる!
やっべ
俺らマジ
ユーメージンじゃん
オイ見てみろよ!
閲覧数ハンバねーこと
なってんぜ!!
ちゃんとネットで
全世界
リアルタイム配信
されてるっぽい
みなさーんこれがさっきまでギカイでえらそーに
これがヒノとみしギカイでえらそーに遊び、
演説してた
おっさんですよーっ
はい
国民のみなさんに
ごあいさつーー☆
キャハハ
うけるーっ
ねぇ
この女ウゼーから
殺っちゃっていい?
ひ...っ
まだ殺しちゃ
ダメっしょ
やっぱエロは
盛り上げに必要っつーか
俺別に
死体でもイケるぜー♡
ひ...
いや...っ
こ...
これ...っ
今から二年前
とある国の首相が
能力に目覚めた
第二世代によって
戯れに殺された
あいつらに
とっては
ただの遊びだ
...二年前っつったら
そう昔でもねーじゃん
はいくばぁ
俺こんなニュース
見た事ないぜ
や...っ
やめて...っ
それは
この町が
特殊な町だからだよ
...先の「種子戦争」で
「Wの子供」を生み出したのは
別にこの国に
限った事ではなかったんだ
元々は
どこかの大国が
独自につくり出した
技術だったんだけど
その情報が流出してね
戦争屋や
密売組織やらを通じて
あっという間に
各国に伝わった
そうして
「Wの子供」の種子は
世界中に散蒔かれたんだ
そうこう
している内に
各国痛み分けで
種子戦争は
終結したわけだけど
次に
問題になったのは
兵器VWの子供」の存在だ
力の使いどころを
失った第一世代が
その力を利用して
犯罪に手を染めるケースが
相次いでね
あーあ死んじゃったよこの子
この映像の子達と
同じように
殺人や強姦をする者が
増えていった
もちろん
そういう事をしない
「Wの子供」だって
たくさんいたんだよ
それでも
「Wの子供」は
一人一人が
大量破壊兵器みたいな
ものだからね
一人
悪い奴がいるだけで
大問題なんだ
・っ
だ!
そうして
世界中で
「Wの子供」の
廃棄が始まった
世界で同時に廃棄って
つい最近まで
戦争やってた連中に
そんな事出来んのかよ?
相手が
銃を下ろしたからといって
自分の銃を下ろす奴は
ただの馬鹿だ
常に
二挺目の銃を
意識しておかないと
もちろんどこの国も
馬鹿正直に
全て廃棄なんて
しなかったよ
先輩...?
あれ..
何だか
先輩って..
そこで政府は
一Wの子供」を廃棄する前に
彼らを使って
第二世代を
つくることにした
有事の際に
いち早く
対応出来るようにね
この町は元々
国軍が
拠点にしていた所でね
本土から
離れているから
何かあっても
政府や一般市民に
影響は出ない
社会ネットワークから
切り離せば
隔離施設の
出来上がりだ
そうして政府は
外部の情報を
全てシャットアウトして
戦争の功労者であり、
犯罪者である
「Wの子供」第一世代を
一斉廃棄した
ちょうど...
あの黒い塔の
あたりでね
廃棄って...
第一世代が...!?
例外はあるものの
ほほ皆殺しさ
君がさっき会った
黒兎の奴らは
おそらく「めい」って奴の
能力によって
つくられたものじゃないかな
君のお父さんも
実際は
死んでいると思うよ
そうだよ
他の国も
似た様な事を
やったんだろうね
こういうのを
歴史はくり返すって
いうのかな
...っ
だけど...
状況は何も
変わらなかった
次に見せる映像は
第一世代亡き後
台頭した
一Wの子供」第二世代...
世界中にいる
君の仲間達が
やった事だよ
やっべぇ!
こいつすっせぇ
ケーソンしてりだけど
はい
というわけで、
今から少しずつ
切断していきまー
うっわ最善
血で跳めっちゃ
汚れたんだけど
あの飛んこる
ヒコーキ
落ちしまー
ははは
真の黒にゲー
今も各地で
同じ様な事が
起こってる
そして
世界中の誰もが
こう思ったんだ
「第二世代を
つくったのは
失敗だった」ってね
は..
はっ
よ...
はっ
第26話国境なき悪意
は...
どうして..
こんな
どうして..
俺は
俺達..は...
こんな事の為に
生きてきた訳じゃ
ないのに...
...ああそうか...
やっぱり
俺の勘は
正しかった
Wの子供のWってのは
あ...?
何だ今の..
夢にしちゃ
やけにリアル
だな
だけど俺
あんなの記憶にー...
...まさか
テメェが
見せたのか...?
あいたいた
こんな所で
お昼寝してたら
危ないよ
めい
もう身体は
大丈夫
なのかよ
うん...
休んだら
良くなったよ
マスク
被っといた方が
いいよ
その身体
結構
壊れやすいし
必要ねぇよ
それに
壊れちまったら
その時はその蒔だ。
どうせ
一度死んでんだしさ
そっか...
ううん
違うよ
それより
何の用だよ
また
第二世代の
刑執行か?
姫川若葉が
逃亡したと思われる
地点が
特定出来たんだけどね
どうも一人
厄介な人物が
近くにいるみたいで:
ああ...
こいつか
今
真希子ちゃん達が
第二世代の
捜索に向かってる
みたいなんだけど
その情報が
本当だとしたら
ちょっと
大変な事に
なりそうだよね...
そうだな
こいつは
第二世代より
よっぽど
タチが悪い
へタすると
全滅も
ありえるぞ
あそこは
全員殺したと
思っていたが
生きていやがったか
テロリストめ
どーする次
このおっさんやっちゃう?
あ俺そいつ
テレビで見た事あるわー
いつも嘘ついいてるヤツ
はーいおじさん
嘘つきだから
針干本飲みましょうねー
いやそこ
口じゃねーから!
..っ
嘘つきに金千本って
どこの国の風習だっけ?
...とまぁ
こんな事が
今も町の外で
行われてたり
するんだけどね
キャハハッ
どうして
こんな事..
信じられない:
これでも
やっている人達は
第二世代の
ごく一部なんだよ。あさひと
一緒でわ
大半の子は
君達みたいな
常識を持ってる
こういう事
やっている連中は
第二世代の能力があろうが
なかろうが関係ない
ははびろ〰〰ん
お前それ
スペってんよ
ただ悪ノリで
面白いと思って
やってるだけなんだよ
言ってしまえば
想像大の欠如
なんだけどね
彼らもこんなハデな事
くり返していれば
世論がどうなるかくらい
想像してほしいんだけどね
...というより
彼ら第二世代には
今後の事を
考える必要が
ないんだよね
そういうのも
分からないんだろうね
ほら見て
始まったよ
おっと
俺
始まっちまったわ
あ俺も
さーん
な
み
みなさーんぼくたちここいらで
おしまいみたいです
うわマジか
あー
融けてる融けでる
じゃあ最後にぼくたちが魂はていくと
融けていくところ
見てて下さーい
でもこれさ
意外に
あれは...
うん
姫川さんも
見ただろ
あれが
第二世代の
行き着く先...
融解だ
この後
彼らは
処分されたけど
現場は今でも
立入りが
禁止されていた筈だ
先輩は
どうして
私にこんな...
なにせ
彼らが遺していった
毒ガスが
ひどすぎてね
死んでからも
影響残るんだよねぇ...
どうしても
何もないさ
僕は
本当の事を
知ってもらいたかった
だけだよ
そうだ姫川さん
これ..
何か分かる?
...?
それ...は?
...やっぱり
これも
規制されてたか
これはね
地球儀って
いうんだ
ちきゅう...き...?
うん
母ちゃん
俺らが
住んでるとこって
こんな丸いの?
烏丸...
よくそんなものを
この町に持ち込めたな
ああ
僕達が住んでる所の
模型だよ
禁止物を
持ち込むのは
僕の十八番ですから
あの...っ
私達が今いる所って
どのあたり
なんですか?
はは
やっぱり
気になるよねぇ
んー...と
このあたり?
大陸付近か!
それは
豪快だねぇ
どこだと思う?
僕らがいる町は
ここから
さらに東だ
...ここだよ
この
小さい島の
ところ
私達が
いるところ
ここにかつて
島国が
あったんだ
あんな人達が
...どの地図にも
載ってないけどね
こんなに
小さいんですか!?
じゃ...じゃあ
さっき見た
外の世界の人達って...
すごく...
たくさん...
急に
つぼみ法が
施行されて...
私達を殺す大人は
無責任だって
そう思っていたけど
貴也も殺されて
ミホちゃんも
死んで...
だけど
ひょっとしたら...
私達は
生きていちゃいけないのかも
しれない...
...っはは
なんだか
しんみりさせちゃったね
でもこの町は
他からみれば
マシな方なんだよ
国が「Wの子供」計画に
着手するのが
遅れた事が幸いして
第二世代の暴走が
他と比べて遅かったんだ
外の世界から
見れば
今でも
この町は平和さ
だから
「つぼみ法」なんてのも
施行されたわけだしね
なんだか
コチャゴチャ
ややこしい事
言ってっけどよぉ
ようは
お前が
言いたい事って
アレだろ
「第二世代は
メーワクだから
とっとと死ね」って
言いてーんだろ
まさか!
違うよ
むしろ
その逆だ
僕は
なんとかして
君達を救いたいと
思っているよ
その証拠に
ホラ
これを
見てほしい
...っえ
あの装身具...
まさか...!
第22話、行方不明の少女
え..
これ...は
豊中...
もしかして
先輩...!?
...豊中みどりか!!
行方不明に
なっているとは
聞いていたが
やはり
お前が
隠していたか
これが
豊中先輩...
烏丸大地
どうしてこんな...
ひ...っ
姫川さんは
悪意を受けると
意思と関係なく
針が出てしまうんだったね
ああ
いけない
いけない
はいこれ
さっきの
鳴滝君との事も
あるし...
!
脳波調整装置!
これは...
まだ君用に
チューニング
してないけど
これを被れば少しは
違うんじゃないかな
どう?
ほんのちょっと...
針の出が
鈍くなった...
ような?
あはは
それでも
やっぱり反応は
してるみたいだね
あとでちょっと
データを
取らせてもらうよ
なぁ烏丸
豊中が第二世代で
融解寸前だってのは
見りゃ分かるけどよぉ
ずっとお前が
匿ってたのか?
なんで
行方不明だったコイツが
ここにいんの?
一樹
それは...
それに
さっきからずっと
気になってたんだけどよぉ
お前の物言い
どうも
達観してるっつーか
物事を
知り過ぎてるっつーか:
不自然
なんだよな
烏丸...お前
俺と同年じゃねーだろ
何モンだ?
お前が本当に
第二世代じゃねぇと
したら
あの
黒兎の奴らと同じ
第一世代か
何かか?
第一世代..
ね
どうかな
先輩...!?
確かに僕は
綺羅々さんより
年上だけど
果たして
第一世代と
言えるのかな?
え..
どうだろうな...
お前とは
長い付き合いだが、
第一世代とも
第二世代とも
違う気がするな
なんだ
母ちゃんは
知ってたのかよ
もっとも
出会ったのは
戦場だ
烏丸の
顔と名前も
今とは違っていたな
そうだね
一応な
あの頃の僕は
あの...
先輩は一体:
今ここで
こうしているなんて
想像もしなかった
姫川若葉
烏丸大地の見た目に
騙されるなよ
そいつ
テロ...?
ニ元テロリストだぞ
元テロリストだぞ
ざっくり言うと
目的の為には
手段を選ばん連中の事だ
確かお前は
二十五年前にあった
大統領府
爆破事件の
主謀者だったな?
他にも
地下鉄爆破やら
大使誘拐なんぞも
やってたか
誘拐は
綺羅々さん達に
邪魔されちゃった
けどね
あの事件:
あれさえなければ
僕は
幸せなまま
死ねたのかな?
どうだろうな
...でも今は
烏丸大地だ
かつて
彼女が
夢見ヶ丘中学校
三年生のね
結構この顔も
気に入ってるんだよ
この顔を
褒めてくれたからね
よっぴり
しプっぽい
顔立ちしてるね
そう...?
僕はね
私
あなたの顔
好きよ
子供っぽいのに
大人っぽくて
自分より
二回りも年下の女性に
救われたんだ
他の
誰でもない
彼女に
だからその...
何と言うのかな
僕は彼女に
第二世代に
恩返しをしたいんだ
そのために
ここをつくった
鳥丸先輩...
もしかしたら
この先..
僕の言う事が
信じられなくなる
かもしれない
だけど
僕は常に
姫川さん...
つぼみ法が施行されてから
色々な事があって
うまく状況が把握できない
かもしれない
だけど
どうか信じてほしい
君達
第二世代の味方だ
先輩
何を..
そっちは
危な...
うん
そうだね
また二人で
映画を観に行こう
僕はここを
第二世代が安心して
暮らせる場所にしたいと
思ってる
彼らの
身体の融解を
何とか食い止めてね
こんな
狂ってしまった
時代だけれど..
先輩..
少しくらい
安らぎがあっても
いいだろ?
じっくり考えて
もし
居心地が悪かったら
出ていっても
構わない
もちろん
強制はしないよ
残念だけど..
それが
君の意志ならね
自分で決めて..
自分で答えを出して
ほしい
自分で決めて
自分で
答えを...かぁ...
そういえば私
つぼみ法が
施行されてから
逃げる事に精一杯で
自分で
何かを決める事って
なかった気がする...
つぼみ法
第二世代
Wの子供
色んな事を
知った上で
決めなきゃいけない
大切な事
...
夕飯のおかずを
決めるのとは違う
命にかかわる
大事な決断...
烏丸先輩...
豊中先輩の事
本当に
大切そうにしてた...
豊中先輩が
あんな姿になっても
変わらずに..
先輩に
付いて行っていいのかも
しれない
だけど
なんでだろう
烏丸先輩から
感じる
この違和感は
...先輩
私よりずっと
年上だったんだっけ
そのせい
なのかなぁ
ぐはっ
!
いけない...っ
体勢を
急に変えたら
また
血が出ちゃった...
そろそろ
取り替えなきゃ
はいっ、
!?
え...
いわぁ、
な...
な...
これ...っ
この
血が...
止まらない...
私の身体...どうなってるの...
あん?
どうした
若葉ちゃん
なんか
血の匂いが
すげえけど
また
漏らし...
!?
おい
大丈夫か
すげぇ
血じゃねぇか
私...っ
よっ
スイッチウィッチ第3巻、
・っ
先輩...
す、
あとが
ふりふりみの
くこれん...あり
髪の毛は
幹!
私はキャンの事になっているんだよな...
〈睦ようにお願います!
このりボン
邪魔だから
取っていい?
"cHWITCH
やっとわかった
...
やっとわかったなぜ私たちが虐げられるのかをしたいに手入ってきた
生まれながらに背負った宿命
変えることの出来るこどの出品を出してみ出し出さる。ここでここの出会えるとこの曲。えるごとの曲、えるさとどのようなことが多く、そことへのことです。これでこと」の出の出て、どの曲の出さとの世の出しの出するこれるこちらの出か出来てどので、その出るころことか出ての出口の出力が出てこと、来ない血の記憶
もう逃げるのはやめよう
どんな未来が待とうとも
の身体に流れる血は
悩ませ
ああ
私を守ってくれる
...
え
よぉ
あなた...は.
私に流れる真っ赤な血は
父と母が遺してくれた
そういえば...
たった一つの繋がりだから
まあ
ご期待。
羅ヤングチャンピオン..コミックス
スイッチウィッチ@
著
2015年9月20日初版発行
委清木茂
でもそれで、できるかどうかもしれないよ。
秋田貞美
絶行所発行所
発行者発行所では、
行所
10月10日
〒1028101東京都千代田国区役田H橋2-10-8
空編集(03)3265-762.収売(03)3264-728
製作(03)3265-7373
振替日座。2018年10月10日-0-9953
株式会社秋田書店
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は、たとえ個人や家庭内の利用でも、著作用にても、当作作用俺法違反です
三報社印刷株式会社
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15日N978-4-25315193.1
デジタル版2015年発付
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製作所・デ・ジタルカタバルト株式会社