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Instructions:
ストー
大上天
じょう
世界は
Applicest
★この作品は、著者かラー原画に加え、著者の原画をもとに
集英社でデジタル彩色を行った特別編集版です。
「Windo
そういえば、それではないのでしょうか
『BN
TwittoiThic
"《NUQ3{LE,BOHMBERS"
SOIC:HIRO&BOR
管理人さんに「おいしいお
いや、そういうか。
夕冊の雨
忍び込んできたのは風だけ?
同時期に82
FlGHT:82
FlGHT:83
FlGHT:84
楽しみが普CONTENTS
!!
UD5045087115145
HGHT:85
FlGHT:86.
FlGHT:87
★この作品はフィクションです。
実在の人物・団体、事件などには、いっさい関係ありません。
俺を部長にっ...て
ハナからとっくに
〝命〟預けてんぜ
俺は
前に...
言ったろ!?
うむ...
俺ァ大将の
二等兵だってな
いや...
...うむ!!
実は儂も
ほんの数日前に
聞いた事
ばかりでな...
上手く
判らぬが...
お主に伝えられるが
あー
はいはいない
お話し中申し訳
ないんやけど...
ちょっとええか
〝お客様〟
やで?
この寵目の聖域を
外界の泥で穢す
不遜なる者どもっ!!
疾く去れ!!
さもなくは
己の血と体を残し
魂魄のみ
天へと去らねば
ならぬが...
如何に?
ムッカ!
ちょっと!!
アンタ
アタシの顔
知らないの?―って言うか
ココにいる人たちは
アンタらにとっちゃ
星の上のー...
もちろん!!
存じて
おり申す!!
高柳の総帥に
十二宗家御当主の面々と
お見受けいたす
ーされど
果たして何者で
あろうとも
この神域に
召かれざる者は
全て排除せよとの
仰せである!!
......
このメンツ相手に
そんだけの
タンカ切れる
アンタの
その度胸だけは
誉めてあげる!!
......
...アリか?
ンし...
凶祓いだけは
殺すな
...こやつの
申しき言葉一つに
あの男の本性が
見え隠れするわ...
ヘドが出る!!
もう!!
すっかり日が
暮れちゃったじゃ
ないですかっ!!
行きたくないなら
行きたくないで
ハッキリして下さい
よっ!!
バ...バカヤロ
姐さんのためなら
この菅野影定...
クソッ
テメーは2年前を
知らねーから
そんなコト言えんだよっ
これはお主らには
関わりなき事
決して
ついて来るでないぞ
菅名を
捜していた時間が
救命的ロスと
なってしまった
ようですね...
そう
言われても
...
神楽坂さんっ
部長と兄さんは!?
どこに向かい
ました?
あら?
...って言うか
こんなトコで
何してるん
です?
アンタたちこそね
いや
その.....
実は...
ふーん...
アタシはね
五十鈴がこっち
向かってるから
ソレ
待ってるとこヨ
五十鈴さんが?
いや...だって...まだ入院
そーなのヨ
あのデ...
なァ~
ですって!?
あの女と
光臣さん
がっ!?
医者刺し殺してでも
来かねないすっごい
剣幕だったわヨ
......一体..これ
どういう事なんです
アタシに
聞かないでヨ
.....ただ...
“ブツー”じゃない事が
起こってるのだけは
......確かね
......
風が冷たいわ
龍眼なんか...
なくても
......判る
お姉ちゃんは
きっと
宗一郎様を....!!
でも、私は行かない!!
あの時に
決めたから!!
学園が
う迷いませんっ!!
私たちの
戦場だから!!
必ず帰って来ると
信じてるから...
どうして偽るの?
はぁ...
誰よりも早く
ここを
飛び出して
はぁ...
誰よりも早く
彼に逢いたい
ハズよ...
私.....が行く...より
お姉ちゃんの方が...
強いし...確実だし....
は
それに
はぁ...
その方が
...
その方かー
彼が喜ぶから?
とんだ
お人好しね
あなたは
.....しっ...
知らな......
そんな事..
私は...
私はっ...!!
あなたは
全てを...
あなたは
ただ...見ようと
しないだけ
これまでの
全ても
彼の何もかもを
知っているくせに
これからの
可能性も...
真実を
知る事が怖くて
目をそらし続けて
いるだけよ
過去は
決して
選ぶ事の
できない
限りあるもの
だからこそ
あなたは
知らねばならない
無限に広がる未来のために
...
よし..
追いつめた
そんな
包囲しろ
くそ...
やっかいな
ものじゃな
銃器というのは...
はからずも
武の限界と
いうものを
感じてしまう
わい
いや...
そうでも
ねぇんじゃねえの
九州じゃ
さんざん撃たれたけどよ
まともに
あたったタマなんざ
一つもなかったぜ
要は
射程距離だけの問題だろ
威力はこっちのが上だ
オイッ...
フタマタ
マユゲッ
...
...甚だ
不本意では
あるが...
いいだろう
......今は
寸陰も惜しい
へっこりゃ
ビビるぜ
アイツら♡
......儂も
やろう
...?オイ...
つーか.....
出来んのか
ヨ?
ふん
見くびるな
小僧
お主に
あの技を
教えたのは
どこの
誰じゃ?
むっ?
鍛針功の
双発...
うおっ!!!
...
って
いや、ソレ
反則だからー
...
うぅぅぅ...い、い、ご
ちょっと
龍形気功鍛針
どうだん、しんーこう
...
バッテン
ああ、えん...んっ、せん
処龍
凪
俺は今から
キサマの
父親を殺しに
行く
...光臣!!
勘違いするな
するな
真夜
俺とおまえは
敵同士だ
今たまたま
行動を共に
しているが
そこにあるのは
信頼ではなく
単なる
利害の一致だ
......
〝雑軍是
大軍なりとて
鶏軍なり”
...ならばここは
全員この戦の目的を
はっきりさせて
おくべきでしょう
どうやら僕と彼女は
同じ...「肉」がらみで
宗魄に恨みがある
ウチは..
もともと
兄貴の仇討ちに
来とんねん
もちろん
とられた風龍も
取り返さな
あかん
......後
この顔の
借りもな
僕は水龍を
彼の企みによって
凪君に
供されてしまった
一族みんな
...宗魄に
殺されたし
.....私は...
正直
ずっと
だまされて
アゴで
こき使われたのは
許せないけど
わかんない
...殺したいか
どうかなんて
顔見てみないと
わかんない
......でも
乙女の純情を
弄んだ報いの分だけは
チャラにして
やんないよ♡
凪
キサマの
父は
長い間
武道界の黒幕と
呼ばれている男だ
その絶大な影響力は
ある意味
高柳家総帥の
俺をも超える
あいにく俺には
己の意志も
いや
奴自身:俺の事など
粘土でこね上げた、ただの
偶像程度にしか見ていまい
......しかし
この
拳もある
獅子の体に頭は一つもいらん
......俺は
......
ムズかしー事は
...よく
判んねぇ...
判んねぇ...が...
たった一つだけ
自分の体で
学んだ事がある
宗魄が
生きてる限り
俺らは
いつまでたっても
指先一本で踊らされてる
実験人形のまんまだって
事だ
妙な気ィ
使ってんじゃ
ねェ!!
小僧...
アイツァ
俺にとっても
〝殺すリスト”の
トップランカー
だぜ!!
なんと...
なんという
危うい”気”を
...こやつも
.....ね...
ボーリング場の
時とは
まるで
別人の“氣”
これが
...
凶祓いの
血か
もはや!!
「纏っている」とは
言えぬ
既に
こやつの身そのものが...
!?
ーーー!!
...どうした?
.....ここは...
業深き地
かつては
お主の母
真貴子殿も
幽閉されて
いたと言う
...いや...
...なんでも
ねェ......
...それよか...
部長は
どうなんだよ
“目的”...
まだ聞いて
ねェぜ?
...おそらく
優や光臣にとっても
因縁浅からぬ場所じゃ
全てはここより
始まった
ならば
全てがここで
終るのもまた
運命がも知れぬ
遡っている...
見知らぬ時
見知らぬ地
...だけど私は
この人を
知っているー
FWGHT:83
8年前の...
宗一郎様の
...お母様...!!
ここが
はじまり...
一つ目の過去が
生まれた所...
...あ...
どなたです
そこにいるのは
不自由させている
......あなた
...でしたか?
見えてつ...!?
この部屋...いや
この屋敷そのものが
おまえの”力”を増幅
させるための装置
今しばらく
耐えてくれ
〝食事〟の時間だ
ばっ...
いや...
違うっ
〝龍眼〟は
いわば私の
心の眼...
あらゆる"気〟の本質を
読み取るけれども
その映像は〝私〟という
フィルターを通した
主観的なもの...!!
冷たく..
...
落ちつけ...
月を映す水面のような
平らな心で...
おまえも..
見るのは
初めてだろう
こんな
貴重な“肉”は
滅多に
いないぞ
最高品質の〝魔〟だ
お...
お兄:ちゃ...!!
ちっ...
宗魄!!
私に無断で
何を勝手な
振舞いをしている
そやつは
我が朋友にして
そやつの父..
海馬を殺めた
下手人!!
その者の身柄
この道現が預かる
.....さ
あちらへ
素人が
聞きかしりで
赤羽の者を
いじるのは
いずれ己を焼く
......
子供の火遊びと
同じだ
おこう
...アンタらが
そのガキ使って
何する気か知らない
わけじゃないか...
一つだけ
忠告して
ほざけ!!
そいつは...
.....あんたの
手に余るぜ
道現殿
貴様こそ
生兵法で
我が身を
滅ぼさぬ
工夫でも
こらして
おくのだな
海馬をはじめ:
近年の十二宗家当主たちの
次々の怪死
兜
下手人は全て
捕まっておるとはいえ
......今一つ
腑に落ちぬ点は多い
颯
東
籠
最近の真様の
言動を見るにつけ
よもやとは
思うが
...のう?
宗魄
......
女人を
このような姿で
放っておく
その心根も
理解できぬわ
...真実子殿
お主は騙されておる
宗魄を
信用するな
いつでも
私を頼って来い
夫はあんな人ですから
.....道現様のように
敵視する人も少なくは
ありません
けれど..
同じくらいたくさん
味方もいます
人が人の元に
集うというのは
それなりの理由があると
思いませんか
......
もう...
7年に
なります
今夜2時...
この村を出発する
お婆様にだけは
御挨拶して
いっても...
いいですか
用意を
しておけ
...俺たちは
その天道虫と
同じだ
そいつは
はるか古代から
田の守り神として
人間に愛されてきた
必要ない
稲を喰う
アプラムシを...
人間に仇なすものを
狩る存在だからだ
俺の龍家は無論...
おまえの凪家も
同じだったハズだ
人の世に
仇なす者どもを
駆逐し
生神として
崇められていた時が
かつて確かにあった
...だが...今俺は
流浪の日々を送り
おまえは村のやっかい者として
得体の知れない産婆に
預けられている
薬をぷっかけられて
他の虫どもと
一緒くたに殺される
今の天道虫と
何一つ変わらん
奴らに
尽くす
礼などない
いいか?
俺がわざわざ
こんな辺鄙な所まで
おまえを
迎えに来たのは...
今日は
よくしゃべりますね
おっと
「はるか神代の頃より
世のケガレを滅し
地にハレをもたらす
何を
恥ずる事がある」
「変わったのは
人の世
我らはただ
己の義を
貰くべし」
う...!!
へへ...
お父さんの
うけうりです♡
もう...ずっと前に
亡くなりましたけど
この天道虫の
ようでありたい
ならば私は...
その
かつての
ちっぽけで......
...誰も気づかない
けれど
天地の恵みと
人をつないでいる
.....そうか
ならば俺は
おまえがまた
誰の気がねもなく
飛べる世に
...言い戻してやろう
彼と出逢った日から
私は
運命ーーいえ...
「使命」のようなものを
感じていました
その強大すぎる力へと普通が
:...やがて世界を撮るがす事に
なるのかもしれない
その時
彼は多くの死と哀しみを
人々に運んで来る死神と
なり果てるのかもしれない
けれどもどのような理想郷も
決して...
決して誰かの血と涙の上に
建つものであってはならないのです
今彼の元には
彼と志を同じくする赤羽の者たちが
無数にいます
ならばこそ
私のこの思いは
まだ
土塊の中に
埋もれた小さな種
その理想の実現に
不可欠なのは
血でも剣でもましてや
「力でもありません」
けれども
それはいつの日か
宗魄の中で
大きく花開く時が
くるかもしれない
大切なのは..
赦し合うという事
拳をひらいて
つなぎ合うという事
......
私は
〝力〟を持たぬ
全ての人の幸せと
赤羽の幸せをつなぐ
天道虫として
ここにありたいのです
スゲェ
門だな
てっぺんまで
何十mあんだ
コレ?
ここは
「霊響の境」
という
寵屋敷の
最深部...
結界の中心じゃな
間違いなく
宗魄は
この門の
向こうに居る
なんや
そう判っとんのやったら
とっととこんな戸板
蹴破って...
待て!!
動くな
禿羅殿!!
なっ...!!
どこか...
ら...
像が
動っ!!?!?
いや...っ!!
はやっ!!
へいかい
我らこそ
この霊響の禁門を
守護せー
双頭の大天狗!!
だいってん
さよか
!!
女っ!!
アホちゃうか
門の守護者が
何あないな上っこで
ふんぞり返ってんねん
蹴破って下さい
言うとるような
もんやんけ
ホラ
さっさ行かな
アホ伝染るで
それほど
死にたい
か!!
!!!
ハン...
さっきの
跳躍.....
ウチの
叡鹿脚と
同じやな
軽気功...
緑輪風龍の
龍門か
ええカンジや
ッ
あ...
じゃッ
......
足くらべといこか♡
足には
あまり
自信はないが...
俺も
まぜてもらおう
ほっ
そら
構へんけど...
ええんかアンタ?
死にそうに
なっとっても
助けて
やれへんで
それは
お互い様だ
オイ
早朝でしー
テメェラ
1人では
少々くらべる
相手が
多すぎるな
!!
安心して
死にたまえ
どうせ
龍門の開かへん
この脚じゃ
......ウチは
足手まといや
きばりや
せめて
時間ぐらいは
稼ぐさかい
ほな!!
すぐ
追いつくよって!!
おっ...
「いきます
......?
あやつらの気持ち
......ムダにしてはならぬ
一刻も早くこの戦を
終わらせる事に専念せよ。
!!
あっ...ぎゃっ!!
がっ!!
......次
十六番と八番の
針に〝通し〟を...
いぎっ
五番と十番を
3秒間隔でー
はあっ!!
あっ
体を入れかえて
6本追加する
あぐ...
あ...
はっ...
あぅ...
順調です
なっ...
何?...何;コレ
一体
何やってつ...!?
左目の"龍氣〟が
増大しています
“龍紋”も移動を
開始したか...
よし
一番から十九番
まで通せ
ひぎあっ
...魄.....さ..
!!
一つだけ...
聞かせて下さい
これで..
天道虫は
.....空に...
赤羽の者たちは
.....
ほんの少しでも
幸せに...?
無論だ
悠久の武の歴史の中で
......只1人だけ
存在していたと言われる
〝真の武人〟
高柳の祖
この国の武と
異能の〝力〟は
全てその
1人の男より
頒かたれた
今
おまえは左目に
世に散ったその。力の
ほとんどを
越している
他人の”氣”と能力を
喰らう「龍拳」が
それを可能にした
その言葉を
...信じます
強大な力は
核兵器と
同じだ...
結果として
大いなる
平和をもたらす
約束して下さい
私が失う光を
必ず誰かの”灯”に
かえてくれると
そして......いつか
言って欲しい
私がひきとる〝闇〟の分量だけ
...誰かの心が
ほんの少し明るくなったのだと
この力が
あなたと人々をつなぐ
天道虫になったのだと
約束しよう
“目”とは
本来
短期的に
情報を蓄える
機能がある
古の術者は
俺がそれを改良し
あの針気術で
体中の龍から
”氣を集めた
このたがだが3gmに
赤羽のほぼ全てが
詰まっていると
言っていい
その性質を利用して
秘儀の伝達に
己の目を使った
真貴子に〝肉〟を
喰わせ始めて半年...
...もはや龍門のない所は
この〝眼〟しかない
本来...。龍眼”が入るハズ
だったこの。眼”しかな...
そして...
その異能の力が宿った
眼球を移植すれば...
〝血〟を持たずとも
全ての異能の力を
発揮できる超人が
誕生する...
というわけですか
......?
本来
ならば...
こんな
術など
必要は
なかった
真普子は
「龍」は強いが
体が弱い
あらゆる
”氣”と能力を
喰らって
膨れあがった
己の"龍〟を
制御できなかった
もはや
あの女は
使いものに
ならん
.....つまり
今回も
私の計画は
失敗したと
いうわけだ
事後策は
既に練ってあるが
実行に移せるのは
数年後になる
俺は時期が
くるまで
しばらく
姿を消す
真貴子...
おまえは一つだけ
思い違いを
している
それまではこの〝眼〟を
俺が殺した十二宗家当主の
ガキどもと一緒に
高柳家に張り付ける
天道虫がどれだけ
人の役に立つたところで
......所詮
虫ケラは
虫ケラだろ...:
道現の小僧が
つくってる光臣と
どっちが〝上〟か
見物だよ
その性は誰も愛さず
義も礼も知らず
ただ己の心の
赴くままに行動し
しかして血に頼らず
異能の力を駆使し
全てを従える超人
「真の武人」!!
いや...
最近の魔人かとでも言うべき
がっ...?
へ...いみ
み...
見えな.....
殺戮傀
最も
戦闘能力のない者を
まず叩く
戦の要諦だ
て...
てめェッ...!!
待てい
小僧!!
これはまた
ナメられた
ものじゃな...
この儂を捕まえて
......のう?
久々に血が
煮えたぎっておるわ!!
FlGHT:84
体中の穴という穴を
灼けた鉄のような
液体が満たしていた
初めての臭い
初めての味
初めての色
そこは全てが
鉄にまみれていた
ズッ
鉄色の産湯にまみれ
俺は
その時悟った
この世界は
破壊と轟音と
鉄でできている
オ...オイッ
部長..
衝撃は受け流した
ダメージはない
オイそこの!
さっきのセリフ
もう一遍
言うてみよ!!
今の...
平気
なのかよ
あいつがさっき
立ってた所からココまで...
ヨユーでIDEはあるぜ
それを...
あんな一瞬で...!?
待て
真夜
部長...
コイツは強ェぜ
ハンパなくな
俺の...
第六感にも
ヒリヒリ
きやかるし
こりゃ
一対一だとか
言ってる場合じゃ
ぬ!?
ふんっ...!
この程度の
縮地功...
儂にも
できるわい
・ナメる
な!!
あ...
棗剛真流
羅瞳天拿
最戦の
この灯よりこちらは
既に儂の戦場!!
お主らは
先に征け!!
炬のかつての盟友
...真貴子殿に
「真の魔人」については
よく教えてもろうて
おる.....
逆に
この結界の主...
洞窟のさらに
奥に潜む男を
この中で
あやつを倒せる術を
知っておるのは
優しかおらぬ
お...
おふくろの.....!?
倒す事が
できる機会もまた
今をおいて他に
ないやもしれぬ
籠宗魄
...そして
炬鉄人...
私が知っている
全ての事を
......貴女に
話しましょう..
されど
貴女は決して
彼の者らと
戦ってはなりません
いつか彼らと
戦いえる者へ
言葉を伝えて
頂くために
...話すのです
真夜さん
貴女と彼らでは
......
戦いにすら
なりえません
覚えておるか?
光臣...
雪が...
......降って
おったな...
俺が初めてお主に出逢うた日じゃ
!?
真白な
雪にまみれ
お主を
見上げた
それまでの僕は...
兄上の翼の下で暴れ回る
ヒナのようなもの...
誰も.....本気で
戦こうでくれる者など
おらなんだよ...
儂はあの雪と共に生まれた
あの日
士になった
要するに
儂をこんな女に
したのはつまり
お主じゃ
儂も......
責任を持って
......真夜
おまえは
...判っている
はずだ
セキニンをとれ
この霊毀
後ほどお主に
届けよう
なぜ俺が
その刀を
欲するのか
なぜ
今なのか
胆に
命じておけ
約を違えば
慎と同じ悲劇が
繰り返されるだけだと
......
やっぱ...
女の子だね
真夜ちゃん...
いいの?
“俺ァ不良だから
土だのなんだの
カンケーねぇ”とか言って
ウザくかき回すと
思ってたのに
いや...
その.....
...つーかよ....
あんだけの
〝覚悟〟みせられち
まっちゃあよ..
なんつーか
...
出る幕ねーよ...
俺も耐えてる
慎さん.....
アンタはいつも...
こんな思いをして
アイツの戦いを
見守っていたのか?
そして
なんで男の子は
いつだって
こんな
なんだろ
本当は...
この先の自分の姿を
好きな人に見せたくないだけだって
どうして
気づいてあげられないんだろ
話は
ついたか?
...ほう...
何もわざわざ
待っていて
くれなくても
よかったのだが..
ち...
やはり...
すまぬな
せっかくの相手が
儂のような
雑魚で♡
無傷...か
構わんさ
あの3人が...
いや...誰が行っても
同じだが
宗魄の所に
行ったところで
何もできん
ああいう言い方で
挑発すれば...
おまえのその性格は
有名だ
その刀...
“式刀零毀”が
ない限りな
要するに俺の役目は
初めからおまえと
その刀をここに
引き止めておく事
だけだった
きっと
こういう具合に
落ちつくと
思っていた
これは
よい事を聞いた
やはり
それほどまでに
宗魄はこの刀が
恐ろしい......と
恐ろしい...!?
む......まぁ
そういう事に
しておく方が楽しいか
俺もアイツも
そのテの感情を
忘れて久しい
それは
不憫な
ならば
せめてもの
暇つぶし
我が舞に一差し
つきおうてくれ
〝真の魔人〟殿
退屈はさせぬぞ
だから...ちょっと
待って下さい
いや
神楽坂さん
一応...親衛隊長
...ですよね...?
話を
整理しますよ!?
そもそも
僕には判らない
事だらけでー
...
るっさいわね
そんなの
私だって
判るワケないじゃ
ないのよっ
!!
光臣は
光臣なりに
ケジメをつけに
行ったのさ
身内の
ゴタゴタって
やつによ...
昔の知り合いに
似たよーな奴が
いたか...
ま...大方
そーいうのに
テメェらを
巻き込みたく
なかったんじゃねえのか
...
文七さん...
でも...
来週から
予備戦も
始まるんですよ?
何も
わざわざ
こんな時にっ...
何もわざわざこんな時にっ...
校門で
堂々と
吸ってんな
ちょっ...
アンタこそ
オレは
ハタチだ
バカヤロウ
「だからこそだ
来週が予備戦
だからこそ...
この1週間しか
アイツに残された
時間はねぇ
ケリをつけるのは
どうしても
〝今〟しかなかったのさ
......
やっ
......それは
...
どういう..
点呼ッ!!!
ちょっと!!
コラッ!!
クソオカマ!!
なんで柔剣部の
面々ばかりー
何よ
コレ!!
執行部
本隊は
どこ!?
はあ!?
なんの話よ
ちょっとアンタ
ちゃんと召集
かけたんでしょうね!?
お客さんお前定
や...
辞めて...
俺...もう
ゼッテー
辞めて...
校門で
待ってろって事は
召集かけて整列して
待ってろって
事でしょうが!!
何よソレ
判んないわよ
この
無能が!!
今すぐ
全ての隊に
号令!!
ムリよォ今からじゃー時間ぐらい
かかっちゃうわよォ
い...?
...五十鈴...
も..
もう.....
連絡後...か...
かなりの時が
...経つ
既に戦いは
...始まって.....
いや!!
もう...
終わって...いるかも
しれん...
......
あ...
あの2人は...
今でこそ
反目しあっているが
...
わ...
我らには
判らぬ
ふ...
深いところで
......強く
結びあっている
我らに
できる事は......
し...信じて
待つ事...のみ!!
そ...
それも...また
...我らの〝戦〟だ
......
!!
......
私に説教
など
百年早い
ですわよたかの
田上っ!!
...
口惜しいですが...
頼みましたわよ
棗さん...!!
あなたならば、
きっと...
光臣さんの
〝力〟に―...
よけた!?
ぬ!?
今の技は
屍家が分家
戮童家の
龍目前目!
真貴子殿の
言ってた事は
コレか...
経絡呪紋を
通って“氣”が
移動していくのが
暗闇では
はっきり見える
これでは
次にどの龍門の
〝力〟を使うが
教えてくれて
おるような
モノじゃ
うぬっ!!
...どこに...
今のは猩の分家
沸沸家の
鍾馗の龍門
この技は
発生が遅く
水の中には
影響しない!!
ふっ!!
いける!!
へぇぃぃ
袖Sr
!!
驚いたな
...よく俺の事を
研究している
一体
誰に...
そうか...
真貴子か
ならば
なんじゃ!?
笑みが
少々
ひきつって
おるぞ!!
戦える!!
例え赤羽の
“ガ〟相手でも...技さえ
次にくる
判っておれば
なんとかなる!!
...だが
少々
情報が古いな...
ハカなっーー
なっ!?
〝氣の流れが
まるでー
見え...
ピッ
ぐあっ
真貴子が
知っているのは
8年前の俺だ
それだけあれば
それなりに
パージョンアップもするさ
ま
タネはこんな
オモチャなワケだが
立体映像機雷
というやつだ
...そうか
こやつもれっきとした
”F”の1人...
最新技術は
お手のものというワケか:
まァな...
さっき
その辺に
バラまいといた
...チャチな
手品じゃ
しかし
こういう
演出も
おりませて
いかんとな
天地の火の元素と
言われた炬家の
名が泣くぞ!?
退屈すぎんだよテメーは!!!
PGHTH85
はあっ
はっ
ふうっ
はあっ
せめてもの
退屈しのぎだ
......面白い話を
してやろう
この国の
最も古い血族の
御先祖かな
今の島根あたりの
家族どもを
シメに行った時の
話だ
途中
そいつらは
驚くべきモノを見た
その土地にかかる
8本の河の悉くが
血のように赤かった
地元の連中によれば
夏だけこの血の水が流れ出し
田んぼの稲を
全部枯らしたそうだ
調べてみると源流近くで
百済あたりから来た治金師どもが
山をメチャクチャにしていた
冬のたたら製鉄のために
砂鉄と木を採っていたのさ
鉄っつーのは
水やら空気の酸素に触れると
血のような赤になる
軍をひいてた将軍は
ムカつきまくった
山は神
川も神
当時の政権は
そういう土着信仰の上に
成立していた
要するにそれは
政権やら土地の人間に
クンカを売ってるのと同じなんだが、
大陸から来た奴らにゃ
それが判らない
「鉄」という時代を変えるのに、
土1分な力を持った
当時の超先端マテリアルを
大量に作ってるっつーのも
まだでズさに拍車をかけた
政権に喰らいつく邪龍は
倒されねばならない
その将軍の本名は判らんが
皆スサとガスサの男と呼んだ
スサってのは恐ぇとか凄ぇとが
言う意味の形容詞だ
〝メチャクチャ強ぐて恐☆男
って事だろう、
スサに
酒に誘われ
ペロンベロンに酔っぱらった
治金師一族の8人の首領は
あっという間に
ただの生首になった
やがて
その首領の娘やら妻やらが
身ごもっちまった
もちろんスサのガキだ
女どもは鉄の民の誇りを貫き
砂鉄を飲んで自殺した
しかしその中の1人が
砂鉄をいくら飲んでも
死にきれず
結局ガキを産んでから
死んだんだとさ
俺の家...
炬家の
発祥伝説だ
...
不思議な
ものです
内容は若干
異なりますが
我が凪家にも
ほぼ同じ類系の
発祥伝説が
伝わっています
もしかすると
赤羽・白羽全ての家が
“スサ”...つまり
我王紀土宗家高柳を
祖としているのかも
しれませんね...
兜
猩
棗屍
......
.......
話に付き合わせたな
もう行くよ
.....かもな...
宗魄はよく
言ってるぜ?
「2千年の時を超えて
頒がれた血は
一つにならねば
ならん」...とかな
なんだろう...
胸さわぎが止まらない
どこかで
また
Olaterram
あの
音が
聞こえる
あなたの食った責任は
あなたが思う以上に重い
私が預けた
その〝眼〟こそが
その頒かたれた
血をつなぐ象徴
ゆめ...!決して
己の欲望のために
使わぬと誓って
いただけますか
アンタを見てると
なんつーか...
妙に懐かしいんだ
知りもしねぇ
オフクロの事を
なぜか
思い出しちまう
!?
俺のオフクロも
誰がさんのためにさんざん
こき使われたあげく
だが
腹ん中にいた俺の体には
傷二つ
ついちゃいなかったらしい...
爆弾を飲んで死んだ
こんなナマクラじゃ
俺は斬れねぇよ
また、お世話に
な...!?
気が短かいな
バカな.....!!
今:儂は本気で...
ーーしかも
この手応えは...?
人の話は
最後まで聞け
“氣の流れは
感じぬ
...見えぬ!!
これは...
異能の力では
ないのか!?
まるで
鉄の塊に
殴られたような...
もはや一切の
加減はなしじゃ!!
棗剛真流鍔落とし〃
な...
なんじゃ
こやつの
体はつ...!!
うぬっ...
その時以来
炬の女どもは
夜毎
体に鉄を迎えた
盃一杯の砂鉄を
2千年もの間
......毎日だ
バチッ
メキメギメキッ
ボキンッ
やがて
炬の血は
刃を通さぬ
鉄の肌と
鉄の拳を
手にし
入れた
俺に
刀は通じん!!
がぼっ
ごぼっ
ごぼっ
判ったか?
つまりテメェには
異能の力を
使う必要すら
ねえって事さ
カメントの
係塢邸搬ー
か
死ぬ..
このままでは...
いかん...
反撃を...
......暗い
負けるわけには
ピッ
ピッ
いかぬ!!
決めたのだ
全てに決着を
つけるのだと...
しめた!!!
油断したな
なんという
スキだらけの攻撃!!
カウンターで
反撃を!!
反撃...
を...
...オイ
...なんか
...音が...
静かに...
......
Myンイオ
...
真夜ちゃん
何も語らない
無言の闇
それは
何よりも雄弁な
終結の証
死の静寂
......何も
殺す事は
なかったかも
しれんな...
要は
この刀さえ
...ん?
硬直か
しょうがねぇ
......
手首ごと...
......む?
《NSTC》
...
そういえば、
ぐあっ
熱!!!
いろいろな
おっ
俺の..
体がっ...
?
!!
熟認肥卍ま玉
仕事もなかった。
「カインの
...
...
ちょっと
なぁあっ!?
バカなっ...
なぜ...
異能の
力を持たん
キサマが...
三途の河原で兄上に繰り返されてしもうたわ
しもうたわ
〝零毀〟をっ...!!???
あぁ
おぉ
さて
我が”氣〟は
今はその姿を
かえども
その元。樹なれば、
我が気は通ず
あ
そこもと
身は全て鉄にて
気が通ずれば
この飾り布とて
我が刃と化す
我が樹の刃は
通じねど
そこだけは
己が身ではあるまい/
いくらいシスタンプからお
FlGHT:86
あっ
がああ
あ
......今まで
髪一筋の傷すらも
負った事のない
お主じゃ
はぁ
はぁっ
.....さぞや
驚いた
事じゃろう
...ちょっと
それが
「痛み」じゃ....!!
零毀が...
発動している...
...まさか
...この儂が..
ばかな
儂は.....
儂は...
所詮この刀の鞘
あろう
はずもない...
いや...
...!!
発動する瞬間に感じた
...いや
今も感じるこの〝氣〟:
誰よりも儂が一番
よく知っておるこの
...
寺兆交
これまでの
一寸の虫にも
五分の魂と言うが
一寸どころか
がように小さき者の
身を借りてまで
儂を助けに
赴いてくれたか
亜夜
この刀が
...私を呼んだ...!!
もしかすると
さっきの...
私をここに
連れてきた
私”も...
この力の...!?
でも...
すごい...
...
強うなったな
...
これが零毀...
そして龍眼の
ガッ...
あまりに感じが
似てた故
兄上かと思うて
しもうたわ
......しかし
お主に助けられる
ようになっては
僕ももう終いじゃなぁ
それにしても
......なんという
刀よ
こうして
触れておるだけで
体中の”氣”の全てが
吸いとられていく...
この2年..
溜め込んだ〝気〟が
なければ...とうに...
尽きて...
水の中に
いるみたいに
......息が苦しい
この刀...
私やお姉ちゃんの
〝氣〟だけじゃ
足りないのかも
しれない?
うぎ
ぎ
うぎ
ああ
...!
よせ...
その目では
もはや戦えまい
.....?
お
あっ
だめっ
お姉ちゃ...!!
...な.....
Web-
これ
い
ぁあぁ
おあ
ああぁ
いけないっ...!!
50以上の異能の
〝力〟を統制していた
左目を失って...
体内の
龍門という龍門が
愛走している!!
...なっ
うぅっ
うえええ
あの時と
同じじゃ
恐怖が
儂の体を縛りあげ
指1本の自由すら
うばい去る
儂はあの日からずっと
縛られたままがもしれぬ
深い螺旋のような
記憶の底に囚われたまま
いつまでも...
よーするに
この学園にはな
慎みてーな
バケモンのタマゴが
ゴロゴロしてるのさ
ボーフラみてぇに
自然にわいて集まった
わけじゃねぇぞ?
どっかのヒマな
ゴクローさんが
ワザワザ日本中から
お集めなさったのさ
異能者は〝リスト〟に
現在んとこ
24名載ってるが...恐らく
まだまだいるだろう
高柳のクーデターん時にデータはロックされたまま...
高柳の
クーデターん時に
データはロック
されたまま..
光臣は
奴らに対抗するために
強固な結束力と
徹底した勝利のための
合理性を持った...
ーつまり
現在の執行部のような
組織が必要だと
考えたのさ
今となっちゃ
実際んとこ
誰がそうなのか
能力はなんなのか
人数はどのくらいか...
誰1人正確に把握してねェっ
てのが実情だ
学園は
いつのまにか
狩る者と
狩られる者
〝魔女狩り〟の
時代に入った
恐れが敵意を
恐れが敵意を
敵意が戦を
敵意が戦を
戦が死を呼ぶ
光臣
キサマは一体
誰がために
戦う
優さえ...そして、
儂らさえ強ければ
...兄上は死なずに
すんだであろう...
この者たちとて
同じ!
憎むべきは
持ちたる者を
恐れの目でしか
視る事のできぬ
我ら自身の弱さでは
ないのか!!
そして..
〝力〟を持つ者は
この日本だけでなく
世界にあまねく
存在しているにも
カカオらす
我ら武人は
異能者と戦う術を
持っていない
その通りだ
我らは弱い
百年の後
千年の後に
生きる者にも
おまえはそれを
強いるのが
いずれ来たる
奴らの蹂躙に脅え
ただ身を溜めていると、
言うのか
それはもはや
〝武人〟ではない
血は今
流されねばならん
それでは、
そうだな。わかったから
あっ!!
がるお
お、
あっ
...!
と........止めきれぬ:
......止めきれぬ...
もう...
ガクッ
ガクッ
支えきれん
!!
発動が...
止まっ...
なっ...
あっ
ああっ!!
零毀...
...だけではない
ま...
まともに
くらえば...
人の体
などっ...
この凄まじい
破壊力から...
儂を守ってくれて
おったのは...!!
亜夜っ!!
儂はまた
繰り返すのか...?
Viびきに縛られたまま
何一つ
守れぬまま
何一つ
成せぬまま...
入っておれ
亜夜!!
ふざけるな!!
ミウロチVサ
サンサー・
この
動け!!
来ぬよ
光臣
このような
果てもなき戦の後に
「血の流れぬ時代など
ええ
動けぇ
ええぇ
百年の戦の後に残るのは
永遠に続く、
憎しみと哀しみの鎖のみじゃ
零毀よ...
零毀!!
儂はやはり
ただの鞘
お主をふるう
資格はない
されど
いつがお主をふるうべき
真の主人のために...
未来を縛る楔を
断ち切る者のために!!
力を
ただとは言わぬ!!
もっていけ
この命!!
刀の...
鞘金が...
はがれ...?!?
はっ..
まさか..
いや!!そうか!!
今まで見えていた
刀身こそが
真のこの力の鞘!!
これが本当の
「式刀零毀」の姿が!!
鉄人
鉄人......
おまえは知ってるか
メトシェラという男だ。
......
知らん
誰だそいつは
次の
目標か?
......?
旧約聖書によれば...
人間には初め寿命が
なかったそうだ
メトシェラ...
通称〝メト〟は最初の
ユダヤの族長で
神に寿命を
決められる日までの
千年近く...
正確には88年生きた
なぜ今...
そんな話をする
宗魄
なぜ俺は今
待て...
あんな
話を思い出す?
...わっ...
...どうだ?
一つ勉強に
なっただろう?
普段どんな
エラソーに
ハパきかせてる奴も
血を
しばり尽くしてやれば
こんなに
コンパクトになる
我らをっ
国家が分家
えっ...
円雀家の者と
知っての..
...
メトは...
長く生きすぎて
無感動になった
他の若い人間が
次から次へと湧いてくる
虫ケラのようにしか
感じられなくなった
おまえは
戦いのメトだ
鉄人
死の恐怖や痛みに
怯える事もないが
かわりに
生きる喜びも
愛も知らん
そこがおまえの
最大唯一の
弱点だな
おまえはまだ
俺に創られた
人形のままだ
いつか...おまえよりも
「強い」奴と
戦える日がくれば...
おまえ自身もそれに
気づくかもしれんが...
.....ま...
そんな奴が
この世に存在してれば
.....の話だが...な
本当は
ずっと
...捜していたのさ
俺がどこかに
置き忘れてきた
何かを
思い出させて
くれる奴をっ
赤い...
そうか
こんな所にいたか!!
まるで..
オフクロの腹から
初めて見た
外のような
棗剛真流...
小楯茗稠
ーコレが...
素晴らしいっ!!
なんて
いい女だ
おまえは!!
「死」か!!
おお
ああ
さっ
誰が正しくて誰が間違ってて
誰が正しくて
誰が間違ってて
何が正しくて何が間違ってるのか
何が正しくて
何が間違ってるのか
そんなの...
誰にも
決められる
わけがない
でも
みんな
戦ってる
そこに
自分が信じたものが
私が失う光を
信じた人がいるから
必ず誰かの”灯”に
かえてくれると
みんな同じ
誰かの
幸せを願って
戦っている
そのためなら
きっと
自分の命だってかけられる
...ボクには
解りません
凪も...
別に
どうして
そこまでして
...兄さんも
...部長も.....
コムズかしい
話じゃねェさ
アイツの笑った顔が見てえ!
......理由はそれで
十分なんじゃねェのか?
もはや、誰の死も見た。くはないと始めたはずの戦で
裂ける肉と骨の断末魔
FleHT:87
我が身をも鉄の色に染める
儂はなんと
醜い
クンクン
スンッ...
くすっ
意識がここに無い
とても
不思議なニオイだよ
......体はビクリとも
動いてないのに..
“気だけは
とんでもない勢いで
出ていってる感じだ
何かと同調してる
.......たぶん
〝式刀零毀〟を
発動させてる
.....しっかし
不用心ねぇ
今こっちを襲われたら
イチコロじゃないの
これほど
〝氣〟を喰らう術具は
あの刀以外
考えられない
無敵と言われる
“龍眼”も
意外に大きな弱点が
あったわねぇ
“力”というのは
たいてい一方向にしか
向かわないから?
脆い
そりゃそうさ
その圧力の
側面を衝かれると
“力が大きければ
大きいほどその
「弱点」も大きくなる
かつて
その弱点を
互いに補い合うために
高柳の血は十二宗家に
預かれていったんだ
......
...例えばこの!
無限に〝氣〟を消費する
龍眼」に対して、無尽蔵の
“大気〟を収斂し供給する
「龍拳」があったようにね
ま..
何百年も
前の話では
あるけどね
君と僕も
そうだよ?
猩
やめな!!
アンタにその名前で
呼ばれると
特にムカつくんだよ
今度その名前
口にしたら
はったおすよ?
屍
...カワイイ娘だ
オッパイなんて
君の倍くらいあるんじゃ
ないのコレ
きっと
今なら
何しても
起きないよね
ちょっと
イタズラしても
いいかな?
ヒタイに
“肉”とか
好きにすれば...
一体...
いかほどの
変わりがある...?
...!
今の
儂は
光臣や兄上と...
何一つ変わらぬ
お姉ちゃん...
あらゆる能力を
使えるとは言っても
鉄人のそれは
文字通り鉄の上に
貼り付けた金メッキ...
本物の龍眼で
発動した零毀の前では
......所詮
時間稼ぎにしかならん
急ぐか
発動した状態の零毀が
円ほどの達人の
手に渡れば
少々
やっかいな事になる
全ての準備は
既に整った...
.....後は...
オイコラ
いつまで
人にケツ
向けとく気だ?
ヨユー
ぶっこいてる
つもりなら
死ぬまでやってろ
地獄の閻魔ん
とこまで俺が
背中押してやっからよ
...!??...??
誰に向かって
人がましい事を
ほざく
この
ったし
が!!!
い...
行か...ねば
この刀を
あやつらに
.....届け
なければっ...!!
この刀がなければ
我らは...
またー
...
急いで...
お姉ちゃん...
も...
もう...私っ...
はっ
はあっ
いい
だ!!だめ...
......大丈夫
なの?
なんか放送
禁止級に
ヤバイ動き
してるけど?
もう...
少し...
もう少し
だけ...!
あぐっ...
この先には
悪いのかわかりません
とっくに
限界は
超えて
いるよね
宗一郎様がっ
もう...
ほとんど
体に“氣”が
残ってない
死”の
ニオイがするよ
......?
なっ...
...なる...ほど....
厳しいのう...
所詮...
鞘は鞘
発動した己を
ふるうためだけに
この刀が
...:ボロボロの
僕の体をムリヤリに、
生かしておいたに過ぎぬ
...というわけか
こほれていくつ...
お姉ちゃん!!
こんなに近くにいるのにつ
......私の手をち市うっ!!
お姉ちゃんが
すりぬけてい、
......
亜...夜.....
そこに
......おるか
聞こえて
......お...るか..
―――!!
い...つか
...
いつか...
儂に...
問うたな...
強い...とは
......何かと
甘ったれるな
亜夜
それすら判らずして
なんの武道家ぞ
おろかな......話よ
お主..
僕はあの時...いや..
今の今まで
己の弱さを克る事こそ、
強さの道じゃと思うておった
お...
は..
されど...己とは
どこまでいつでも1人
姉......?
いかに威を張り我を通そうとも
超えられるものもまた
己一つに過ぎぬ
お主はいつか
ー亜夜...
小僧のために...
己の愛する者のために
戦うと言うたな...
少しでも
小僧の苦しみを識って
少しでも小僧の苦しみを撮って小僧と同じ世界に生きるためだと
小僧と同じ世界に
生きるためだと
あの時
儂は...
うらやましかった
迷いなくそう言い切る
お主が...:儂は
うらやましかったのじゃ
この戦いの果てに
笑うてくれる者は
儂の側におるか...
のう光臣
失うてきただけのその先に
何を見て儂らは...
お主は戦うというのじゃ
殺せ
...いいだろう
どうした?
今の
おまえ
たちには俺を
殺すに足る
十分な
“カ”と
殺.....
俺が...
この:拳で
十二分な
理由がある
...殺す
...!?
いつか...
お.....
俺...
俺はっ...!!
真の強さのみが
切り拓くであろう
......俺は
...結局タダの
チンピラだ
相手ブッ殺すつもりで
やらねェと...
ケンカできねえ
無限の未来...
小僧ども
お主らは
辿り着いて
欲しい
けど...
殺すつもりで
戦んのと
儂らが
至る事の
できなんだ
場所へと...
殺してぇから
戦んのじゃ
話が全然
違うだろが
どこにでもいる
どんなくだらねぇ
野郎でもよ
ラじゃうじゃ
ひしめいてる何十億もの
たった
1匹に過ぎなくてもよ
いなくなりゃ
そこにスキマが
できちまうんだ
...だからっ
...その...
上手く
言えねーけど
テメーだって
...そのっ...
お主らは
見つけて欲しい
儂らが
見えなんだ
本当のー
やはりおまえは
やはり
おまえは
真貴子の
息子だ
てゅーか
さすがに
△フロは瓦に
ました
...
オュケマがクリする。
お客さまではミネーショックリックがありますのでしょう!!
ノーギファッションキュラセラによるときっちゃうねえよ
「何を考えて下さい」ということでしょうか。
どうすることなるといったんですか?そんなこともありませんでしょうかもしれないんだけど...こんなの
まぁ、自分ができる出した
まずなんでアレるというけど
マジ大・変なレスよ
こういうのって。
よーすまに一度ございます。
3ブツに新たにエピング
モイイミむ...沢なので
あそうこちらのコミュニアでたり、
やぶってた!!リズムが
主人くなったけどそーいうの?え
イーイすぎるってるかっかよと
見た目はきれーなのに
ケータイの画見で表示の
飛び下を見て...ただ、花花さん
すみのないページもできちゃった、
それでもいいですか?
>さけますよ
まぁ
シそしなこんなで
今回の試験をあるとページの
主役
七里王天道虫君。
大手躍
関東町よく見入ると、
アレ
グロキモイよね
虫はすっく
一丁メーカー言うとなら、
生部ムO無しっ
はい!!
すべての
ガッ
半径30mぐらいの
人間関係の人に大切評な
ベットネタミリーズ
トイワードルの
カルジュ
また一匹踏eえました、
もう止まりません
キャッシュって...
現在の
ライニブッ
ってな
カミンズムミキング助な
必殺技でも考えていた
良くなんてやりますけどね、
いや
そんな
ムリヤル
ひっぱらなくていいから、
ならかすっげえ
「ハウ?ほいの
バンバしだから
うるせぇーな。
えみねーんだよ
外いかねーもうよ
ぜんかったな。
この二年ども
俺の世界は
和のお手作
このたよっ
泣きしすんなっ
さっ
してらめか
そんなに
バキスの
作者が欲でした。
なんか
お前
キモッ!!
んふむよ
1.5わんとい
くそく~~っ
今回分では
さらっと
どくらなんだ?
ガッ...
やっぱかヌ!?
ホヌかな
このABさは?
編集●長谷川洋
担当編集●桜田綾美
装丁◎小林満
多謝
・
竹井心・田仕雅淑
藤田毅・真村躍
青木優・山本桂介
髙岸章_松尾愛助
石神由紀子篠原素子
大田黒隆夫
「ウルトラジャンプ」平成7年4月号〜平成7年9月号まで好評通報されたものを収録しました。
YJC
DIGITAL
SHUESMAYOUNGJUNEYONCS
デジタルカラー版
天上天下
14巻
大暮維人
©facropy日DE205.2013
初版発行
デジタル版発行-2013年
2005年
発行所・集英社
http://www.shueistaccに
この作品は、著者カラー原画に加え、著者の原画をもとに
集英社でデジタル彩色を行った特別編集版です
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