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というの
このように
それじょうじゃ
大、暮らしましたが、
Oh:great
★この作品は、著者かラー原画に加え、著者の原画をもとに
集英社でデジタル彩色を行った特別編集版です。
AyaNatsume
TEMUHOTENGE
そんなことは
TBWJRO.TENGE
貴様は
どうだ...
光臣
高らかに鳴けども
その声は虚しく
ただ月を見上げるのみの
男か!?
貴様こそが「月」か...
貴様こそが
「月」か...
それとも
それとも
たか
......推孝
...
FlGHT:118
ontents
『AX』
...ラッキィタクシー(有)
領収書
毎度ご案内ありがとうございます。
車両番号
それで
Y710
611号
そういえば
...
いや、それは...
いや、そんなことなんですね。それはそれだけでも
それでも、これまでの
〈現金・チケット・クーポン〉
上記の通り正に領収致しました。
Freir:118
pleHmll9
preHr:120
-005
L005-041-07--1091141
Prestr:121
Prestr:122
ncantl23
★この作品はフィクションです。サービュー
実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません。
おまえは
蟻だ
その唇をかすかにわななかせ肩を張って
その唇を
かすかに
わななかせ
肩を張って
私のいる
貴様など
高みに比すれば
地面を這う虫に
すぎないのだと
はあっ
はっ..
なの...
み...光臣...さん!?
そう傲然と
見下さねば
その威を
保てない程に
あ...
蟻.....?
田上っ...
め...面目
...ない...
あの
光臣さんが
追いつめられている
執行部は
か...会長の
盾にすら...
...なれぬのか
...!!
雅孝君は...
それ程
までに
強くなっている
...!!
でも
元気だしなよ
父さん!
僕はどこだ
ついて
ー兄さんは
あの日の事を
覚えてる?
僕たち家族が
バラバラになった
日だよ
くだらん
今は
そんな事
など..
兄さんの
言う通りだよ
僕は
......蟻だ
あの日...
そうでありたいと
僕自身が
望んだんだから
はあ?
柔剣部?
雅孝君...
あなたっ.....
いや......その..
考えた上での
結論なんですよ
後悔
...しますわよ
お坊っちゃま
僕なりに
...必死で
あなたには
お兄様と
同じ〝道〟は
歩けません
あの日
僕
...兄さんの
部屋に
行ったんですよ
出て行く前に
一発ぐらい
殴ってやろうと
思って
僕には兄さんを
殴る権利がある
.....
初耳ですわ
僕はたった1人の
兄さんの弟なんだから
でも
今にして思えば
その時からなんです...
兄さんが
僕をあの眼で
見るようになったのは
いやもう
ほんっと
怖くって!!
結局
何もできずに
スゴスゴと
...
そして
あの時
気付いたん
ですよ
なんですか
それは...
今でも
兄さんが正しいのか
間違ってるのかは
僕には判らない
でももし
間違っていたとしても
今の僕のままじゃ
何もできやしないって
弟だっていう“立場”に
甘えてた自分の弱さに
それがたとえば
一蟻の一咬みでも
かまわない
.....かすかな
痛みでもいい
兄さんにそれを
感じさせる〝力〟を
僕が手に入れなければ
もう二度と僕たちは
家族に戻れない
気がするんです
!?...いや
うお...
...な.....
なんだっ!?
爆発っ
...!?
1階の
方だっ!!
はっ...
はあっ
はあっ
カカッ...
...何...
...休んでんだよ
...
縫
もっと...
遊ぼうぜ
.....屍妙雲...
よくやった
はっ...
うっ...
うぉおおお...ッ!!
...ヤ.ヤベェッ..!!
は..
柱がっ...
ぜっ...全部
...
2千年以上
生きてても
学習しないね。君は
僕らの“刀”が
狙っていたのは...
僕らの”刀”が狙っていたのは...
初めから
君じゃないんだ
11月19日
いかに
君といえど
この
高柳ビルの
全質量を
使った“刀”を
支える事など
できやしない...
だろ?
人間は
死ぬ事が
できるんだよ
君と違って
愛してるよ
...
愛してるよ
蜜色
誰かのためにね
さよなら
突然
倒壊を始めた
ビルの中
かたむいた床
かたむいた床
わずかに崩れた
体と心の重心
2人は2人とも
そのスキを
見逃さなかった!!!
!!
ぐっ...
う
うっ...
ご..
互角...!?
じゃないわよッ!!!
バカね
!!
まだ
光っちゃんは一度も
雅孝君の攻撃を
防御していないの
崩したッ!!
ち...
中段が空いた
...貴胴ッ!!!
はっきり言って
格が違うわよ
格が!!
「守」こそが
武の本質
その真髄
武の達人同士の戦ならば
「守」の技術が
秀でた方が'
勝つ
.......蟻..
か
.....
......、
...
.....
その意味では
...光臣
やはり貴様が
最も〝真の武〟に
相応しい男なのは
間違いない
だが!
「千丈の堤も
壊蟻の穴を以って
潰ゆ」と言う
その穴を
雨風が侵食し
ひびわれ...
裂け
その"守り〟が
強大であればある程
蟻の如き小さき者が
空けた穴には気付かない
やがて崩れる
雅孝
私は
...あの時
殴られれば
おまえに殴られる
つもりだった
誰かが私を
許してくれるような
気がしたのだ
私の罪を
私の弱さを
兄さん
戦わなくてもいい
兄さんはもう
兄さんは...
兄さんだけが
気付いていないんだよ
こんなにも
ボロボロになって
ロクに動きもしない体を
引きずって
傷ついて...
それでも
まだ戦いつづけて
もう誰も
兄さんに
戦いつづける事を
望んでいない...
雅孝...
おまえは
私にとっての
...蟻だ
わかっていた
だからこそ私は
おまえを
近づけたくなかったのだ
おまえだけが
私の心を崩す
おまえは
私を弱くする
おまえだけは
私を許してしまうのだと
FlGHT:119
俺.....
もっともつと
...強くなる...
忘れていた!
......
ずっと
わざと見ねぇように
気付かないフリをしてただけ
だったのかもしれねぇ...
昔から
アイツはいつだって
強くなって...俺
母ちゃんをこんな目に
あわせた奴らを
みんな
ブッ殺して
やるっ...!!
俺の側にいた
くあ...
まだ8時じゃ
ねーーか
......ったく
...
なんで
こんな時間に
...
...
はおっ!?
朝ごはん
食べますか
作りますよ
宗一郎
ーったく
まだ8時じゃないで
しょうか...
もう、です
“もう”!!
......あ?
ボツ...
ケェエェ
エェッ!!
何してやがる
下で待ってろっ
つったろがっ!!!
今日は
朝ミーテすっから
遅れたら殺すって
チビ女に
言われてんだろが!!
チビ女?
...部長って言え
タコ!!
...つーか
ミーテ?
そんなん
あったっけ?
そうです
これは
ずっと昔から
決められていた
運命
あなたが生まれる
ずっと...
...前から...
...ボブ.....
そのVIMAX
ーッカヤロウッ
走れボケッ!!
何チンタラ
してやがる!!
乗れっ
とばすぞっ!!
この前
燃やされた
ばっかしじゃ
なかったか?
かも何かに、新型・
...はぁ..
宗一郎ォ...
おまえって
人格はよ
たまたま
その肉体に
へばりついてる
「ラベル」に
すぎねーんだぜ?
この地を
中心とした
六つの霊脈
ムスハヤし
そこに置かれた
「結界球」は今や
フル稼働している
台湾
巨大な
〝呪界〟を形成し
渦のように
あらゆる「外気」を
飲み込み
この地に
注ぎ込んで
いるのだ
...
ほぉー
そりゃスゲェ...
大したモンだ〈棒〉
何百年かけて
準備したんだか
知らねーけどよ..
正確に言えば
.....この私に
この体に宿る
九十九の龍門に
数千年という
時を超えて集う
異能の源
スサノオの血にだ
るせえッん
だよッ!!
たはかさんですが、
そういえば、
MridPore
!!?
ここはおまえの
精神の中だ
物理攻撃など
なんの意味も成さん
...!?
たった今...
「外」では
この女が
死んだ
おまえが
その手で
殺した
なっ!?
私は...
殺すつもりは
なかった...
全ての赤羽は我が同朋
我が眷族
我が子孫
なのだからな
おまえだ..
おまえという存在の
本質...本性が
この女を殺した
おまえの中に
おまえが生まれる
何千年も前から潜む
魔の血が...!!
かーちゃんの腕を
ふっ飛ばした時は
最高に
キモテよかっただろ?
おまえは
自らその身で
育ててきたのだ
これ程までに
巨大に!
強大に!!
我が新しき
依代を!!!
100
大儀であった
禍々しき
黒き龍に
あふれたこの肉体
今確かに受け取った
ひ
退避ッ
退避ーッ!!
御当主..
御当主は!?
まだ...中に...!!
無理だっ!!
逃げろ
バカッ
待たれよ
蜜色...
君は
僕を
責めないよね
...いきぃへ
約束は
守れなかったけど
「ただ土に還りて
国を肥やし
もって報国と成さん」
「士死して屍拾うものなし」
いつかのページ
この曲は
比呂彦ォオッ!!
ふむ
...!?
貴様の言う通り
.....いかに
俺といえども
このビルの
総重量は
支えきれんな
だが...
俺1人じゃ
なかったら
どうする?
ひっ...
ひいっ...
いぃっ...
や...
やめて...
た...
たっ
たたっ
助けっ...!
来たか
!!
これは..
人を言葉で操る
異能の力...!!
この
犬江新太夫
龍咆!!
宗魄様の
おわします所
何処でも
ぐぎゃあったたっ
...助け
助けっ...
ささ...お早く...
支えておけるのは
この一画のみ...
ぐっ
...ぎぎっ
お...
お母ちゃ
じ...
冗談じゃ
.....ねえっ
なんで俺が
こんなっ...
それも長くは
保ちますまい
下衆め...判らぬか...
下衆め...
判らぬか...
びいいっ
.....!
っ...
流れ
っれっ
きょえっ
痛えっ...
痛ええぇ
痛ぇぇよおおっ
テメェが
支えろドブスッ
死ぬっ死っ
死イイイッ
キサマら如きゴミ虫の命で
宗魄様の御身を
お護りできるこの光栄を!!
よもや
命の重さは等しいなどと
寸毫たりとも思うな
なぜ来たっ
...
君の能力
じゃっ...
言っただろ
...アタシは
この顔が
嫌いなんだ
汚と皮膚
アンタが
死んだら
アタシが一生
笑えない!!
雷花君...
―何があっても絶対に
眠く客そらさないで欲しい
君の服”の能力が
捉えた映像は
明日〟をつくる
大切な糧となる
ものだから
フンッ...
あなたたちが
つくらずに...
屍さん...
あなたの言う
「明日」って
...なんなんですか...?
体誰が
つくるって言うんですか
...
ここで
2人仲良く
ぺしゃんこに
なって
この種の
こやしにでも
おなりなさいな
びゃらあぁッ
...!?
そ...
宗晩様?!
びよっ
宗魄っ!!さっ
...な.....
何を
なさり
まずッ
ひっ...
舌
わたくしのっ
舌がっ
ひっぴびっ
あ...
“オ...
...マ.エラ..
全
員...!
逃げろ〟
相手の龍明を
奪いとる能力
「龍拳ぜ!!
ああ
あああぁッ
どられ
だッ...!!
とっ...
奪ら
奪られっ
私の
龍っ...
キサマ...!!
何勝手に
勝ち誇って
やがんだよ...
俺とテメェの
タイマンは
こっからが
本番だろが
千年エキスの
黒い血だか
龍だか
ヘビだか
知んねーがな...
タコ!!
でかくなってんのは
でかくなってんのは
俺だって同じなんだよッ!!!
俺だって
同じなんだよッ!!!
...
芹花さん
FlGHT
数えたこたぁねえが
俺はコイツで
ざっと
千人は
ノシてきた
くだらぬ
強がっても無駄だ
...ここは
精神の世界
物理攻撃など
なんの意味も
ないんて...
ヘッ
何が可笑しい?
本来...
しん
せー
...ねぇ...クククッ
テメェは..
結局:・
〝死なねえ〟だけが
能力の男なんだろ?
よく判んねぇ術とか
権力とか作戦とかで
ゆっくり相手を縛ってる
ってだけでよ...
要するに
テメェの武器は
その〝無限の時間〟
だけだ
ホントは
俺が怖ぇんだろ!?
さわるな
下郎
この精神世界は
既に私の
支配下にある
今すぐ貴様を
塵にできる事を
忘れるな
それでも私が..
.....なっ...?
何を...
したッ...!?
テメェが自分で
言ってただろが...
物理攻撃はイミねえって
なら...
そのムカつく能面ヅラを
プン殴ってやるってよ...
心ん中で強く
念じてみただけだ
こいつはな
そんじょそこらの
拳じゃねぇんだ
重てェんだよ
痛ェだろ?
餓鬼ッ!!!
!?
拳には...
俺の全てが
つまってる
ケンカ屋の忘地がぎっしりつまってん
つまってん
だよッ!!
『
さて、
はあっ
ぜらっ!!
どうッ...
したよッ
かかって
こらぁッ
...テメェッ!!
欠けたるが故に
魂に傷がある故に
もっと...
もっと...
もっとっ
殴らせろよテメェッッ!!!
強いのですよ
宗魄兄様
俺は出雲に征く
この柳の枝が
根づく頃には
帰るだろう
留守は
頼んだぞ
宗魄
父は嵐の如き
“猛速き
凄の王君、
真の武人と
言われたが..
結局死んだ
しかし柳は
どんなに強い嵐でも
折れぬ
凱旋の暁には
〝貴き柳の君〟
新しきこの国の
王として
あなたをお迎えに
あがりましょう
〝天照す日ノ巫子〟
「母も既に亡く
母上の持つ
凶魂ノ龍門の
力は全て
この刀「零毀」の
中にゆき
父上の異能と
権力は全て
12人の兄弟へとゆき
各地へと散りました
私は
ーーその眼が嫌いだった
この国を柳の如く
強く完きものとするため
生きるのみた
では......宗魄兄様は
何処へ参ります?
私は
どこにも
ゆかぬ
我が〝加護〟の
名のままに
人の運命を...
死すらをも見透かす
その眼
黄泉の国
奈落への入り口
「奈の津眼〟を持つ女
この世に
完きものなど
ありませぬ
そなたは
その眼を失えば...
そなたはさらに
美しくなると言うのが
いつも私に
同じ話をする
純粋で
玉の如き
完璧なものこそ
最も弱く
もろいのだと
傷つき
ならば...
失ったものが
多い者程
強く美しいのだと
!?
!!セッ
「失ってきた
私は
2千年もの長き
時のやすりで
あらゆるものを
誰よりも
失いつづけてきたのだ
ならば私はなぜ
人はなぜ
弱いままなのが
愚かなままなのか
人はなぜ
失ったものを
捜しつづけてしまうのか
ああ
あ
生と死のはさまの
瞬きの中で
その手に、
何を掴もうと
あがき
つづけるのか
だろう
!?
けど、ちょっと
うっ!?
虫ケラの
如き
人間どもッ
私を
い尽くして
っ
ぐり
私キす
私を喰らい尽くしてキサマの血と皮とするがいい!!
なっ...!?
魔と!
さて喰らい尽くし
ひとつとなるがいい
!!とを全人神に
うお
おっ
傷つく事で美しくなると言うならば
二目と見られぬ傷を
キサマらに与えよう:
おおっ
...いいかもしれませんです
失う事で
強くなると言うならば
キサマらの全てを
奪ってやろうではないか
なぜ東家の女は
いっも
ハダカなのか
FleHT:121
かっ...
体ん中にっ...
何かがっ...
...ここまでは
てっ
...めッ
奴がっ...!!!
らうがしい
寝らうがいい
我の全てを喰らいて
てめェ
エエェ
エッ...!!
神となれ
どっ...
どうしたあ
ーッ!?
大丈夫かっ
真貴子ッ
!!
.....私...は..
母として..
...妻として
あの2人の戦いに
...一縷の望みを
賭けていたのです
!!?
な.....
...んだ...
これは...
俺の
...ッ気”が...
赤羽の血の
...ッ気”か...
宗一郎が
あの人に勝てば
俺の体から引き抜かれていく...!!
運命が
かわるのではないかと
〝最後の戦〟...
100年の戦をせずに
済むのではないかと
......
浅はかな願いを
...あの2人の一戦に
託していたのです
ーですが
全ては運命のままに
ぬ...
ふぅむ...
片目になって
からというもの
.....どうも...
生まれます
はっ...半分っ
本当に半分だけ
だよ!!?
明日も
試合なんで
しょっ!
はっ..
もっ
...ばっ
信じ
らんなっ
...どうして
信じらんなっ...どうして
こんな日まで...ガマン..
こんな
日まで
...ガマン...
できない
...い...の
俺の半分は
常人の2倍
マサタカの4倍♡
「だよっと
んっ♡
くっ...
ILOVE
You
千秋
怖いのね...
ボブ
あン...
千秋...
机の上の
うん
...判ってるよ
とっくに
チェック済み
サイパンの:
お父さんの所に
行く飛行機の
チケット
2人分
...朝の7時
成田発
そのまま
ハネムーン
しちゃおっか
俺は...もっ
あのバケモンどもには
...ういていけねぇ...
アイツは...
変わっち
まった
宗ちゃんは?
......置いて
いくの?
九州から
帰ってきてからの
アイツは
もう俺の知ってる
凪宗一郎
じゃねェッ...
そうだね...
だからこそ
あの飛行機
乗らなかったん
でしょ?
あのチケット
昨日の日付だもの
ーアイツは
......俺の
VIMAXが
燃やされた
時にな...
怪しそうな奴、
かたっぱしから
とっ捕まえてツアしていけばいい
そうすりゃいずれ
犯人にぶつかる
なんつーアホな事
言いやがった
自分の目の前に強ェ奴がいたら
...がたっぱしからフッ倒していけば
いずれ敵”はいなくなる...
60億回
それを繰り返せば
地球最強になれると
本気で信じてる
アホなんだ
判ってるよ
だから私も
そんなボブが
好き
ボブと
2人でなら
30億回で
済むじゃん
アホ同士
......
宗ちゃんを
助けてあげて?
今の俺に
...何かできるかは
かなり怪しい
けどな...
っ
ーか
...マジ
タンマ
えいっ♡
もう残り
半分も
いーのよっいっちゃえ!!
それでも!!
ぬおっ
......だ~
タ...タンマ...
えいっ
えいっホラ
ホラホラ
おっ...
おおふぉ
んあッだっ...!!
そっちに動いちゃ...
なんか
息苦しくねぇか
......。窓を..
ジーザス...
僕はね
己の事を
数学脳で
律してきたので
超常現象の
類いは一切
信じない
しかし
よく
考えて
みたら
この学園が
そのカタマリの
ような所
でしたね...
―あなたは...ッ..
ユー
ユーレイッ
ーレイッ
ア...アヤ
ちゃんのッ
私は壱夜
奈津目壱夜
天照ノ日工子の娘
この時代より遙かなる古代に
肉の身を持つ者にして
誰よりもこの〝戦〟を
永く見続けてきた者
......上から
9.60・8...?
だと...
式刀・零毀の
“守護者”...
ですね...
ちょっ
な...何コレ
なんなの
あ...
あやちゃんの
ユーレイが
...ユーレイ
!!?
宗一郎が...?
もはや
時は尽き
その〝輪〟は
閉じようとしています
〝最後の戦〟が
PG原市旅U駅から
...
もう
...、すぐそこにまで!!!
籠がっ...
龍がおるぞっ!!
ヒイフウ......はっ..
八重の!!龍がっ!!
オオー
真貴子オ
ーッ!!
なんじゃあ
あれはーーッ!!
...実際にいるわけでは
.....実際に
いるわけでは
ありません
“結界”によって
世界中の
異能の者たちより
集められた
赤き〝氣〟が
泥を巻き...
その.....
あまりの巨大な
エネルギーゆえに
......観る者が
龍のように
感じるのです
......宗魄は
あんなモン
集めて
...何をする気
なんじゃ...!!
真の武なんぞ
こしらえて
何をおっぱじめる
気なんじゃあーーッ!!
......
!!
ばっ
馬鹿
モン!!
何を
しとるか
このケガ人が!!
...痛っ.....
私の
〝賭け〟は
敗れました
ならば
私は
こんな所で
じっと座って
いる訳には
いきません
.....この上空の
凄まじき〝氣〟を
〝彼〟が喰らってしまう
前に.....なんとか...
.....彼...?
また...
他人行儀な
呼び方をする...
少し
私は最後まで
母にも妻にも
:なれませんでしたね...
あの日から
今日まで...すっと
あの人を追いつづけた
「刀」にすぎなかった
ただの
女に還れ
ばっ...
言わん
こっちゃ...
この:腕の痛みも...
この:腕の痛みも...
そしてあの人の苦しみも
そしてあの人の苦しみも
あの人を斬る事でしか
止められないから
あの人は
この世の
誰よりも
奪われて
きました
その悠久なる
時の中で
誰よりも
多くの友を失い
いつしか...
その思いは
己を無限に
斬り刻み続ける
〝生〟そのものへの
憎悪へと
変貌して
しまった...!!
誰よりも
傷つき
そして
誰よりも
己の無力を
差じて
きたのです
あの人は...
この世で唯
彼が望んで
手に入らながったもの
2千年も恋焦がれうつけた
「死の静寂」で
世を満たそうとしている
.....待て...
僕が
行かせるとでも
戦闘用
機械腕の
予備なら後ろに
積んであるぞ
おおおっっ
要りません
私は..
「凶祓い」
凪家の当主
この一帯に
充満してる"氣〟を
...喰いやがった
ここで寝てても
バチは
当たんねぇと
思うがな...
残念ながら
私にはまだ
この身と戦士の誇りが
残されています。
ーおやめなさい!!
これは彼ら
2人だけの戦
それに...
もしあなたが
触れてしまえば
この巨大な〝気〟の
奔流の中で...
あなたの気は?
引きちぎられ
消滅する
魂が「本当の死」を
迎えてしまいます
な..
なんだ
こりゃ
.....そ...
宗...一郎...?
は...
離して下さっ..
!!
ーそれに...
もう...
生まれた
このような情報なのですが、それはそれでも
それでも、それじゃないんだけど...
...あ
.....あれ...が..
宗一郎...
...様...!?
HGHTM2
解決
したッ!!
これはきっ
夢に違
ここは風宗一弾の
精神の中
私は〝零毀〟に
力を借りて
籠眼を増幅し
あなたたちの
精神だけをこの世界に
連れてきた
あなたたちの
知っている
〝凪宗一郎〟は
もう存在しない
遥かなる古代
かつて
風宗一郎で
あった存在
かつて
籠宗魄で
あった存在
神と呼ばれた存在
おッ
生まれた
お...
おッ
武と破壊と
死の神
死の神
おおッ
いや、する...
我玉紀士
たけーは
猛速凄万男命
おまえ、
「真の武」が、
す
それは
〝直感〟ですら
なかった
もっと
.....原始的な...
動物としての
本能に似た何か...
倒壊を続ける
ビルの中にあって
それでもなお...
それでも
なお...
そんな
事よりも
ついている
......
「何か」が
凪.....?
ここに
へはっ...
おっ...
おほっ...
おお
おおッ
その一身に
その一身に
「死」の全てを
背負い
あれ
引きずって
いるかのような
...!
誰も
動けなかった
心臓ですら
指先を動かす
関節の音すら...
まばたきのたてる
音すら怖れた
止まってくれと
願った
ぶらっ
えっ
はっ?
みっ...!!
光臣ィ~~
なっ...ななっ
なんたる狼藉っ...
...
他に
投げつけ
られるものが
近くになかった
誰一人...
身動き一つ
できなかった
その中で
ただー人
兄さんだけが
う...お茶からわが見てた...?
その〝何か〟
ーそう...
...
〝死の恐怖〟に、まるで
動じていなかったんだ
“死の恐怖”にまるで動じていなかったんだ......!!
...!?
おおっ...
お...ほうッ
こッ...!!
これがッ...
“真の武”のッ...
違う!!
人間が誰しも
持っている
七つの龍門のうちの
一つにすぎん
今の"気〟の
流れは..
ただの
「土の龍門」
...それですらが
...この威力...
ふん.....
ようやく!!
私を見たか
ナメる
なよ..
神と
やら!!
死んじまうぞテメェ
拳士としての私は
友よ
あの時既に死んだ
親父よ
おまえたち
この拳は
おまえたちが
創った
おまえたちの
拳だ
私は
にっ...
ここでいいので、
おまえたちと
出逢えたからこそ
強くなれたのだ
さらけなく
FGHT:123
光臣
赤ん坊がスッ裸で
生まれてくるって話
おまえは
信じてるか?
慎さん
たとえ
...その話が
嘘っぱちでも
その後
着る服はみんな
バラバラですよ
......なぜ
......なぜ
人間が
いろんな物を
背負って
生まれて
くるのは
人間が決して
自分1人の"力〟では
生きていけない事の
証明ですよ
あの時の事を
思い出す
だから俺は
俺以外の
人たちのために
俺を創ってくれた
人たちのためにこそ、
この拳を揮いたい
見よッ
まさしくあれこそが...
凪一葉の建白書にも
記されていた
古の「神」の姿
凄王
スサ.....
だがやはり
...いかなる
「力」を
持つ者といえど
ーその器は
人間の肉体
見よッ...!
これこそが
赤羽との...
み...
見よ...ッ
あ...あの拳を
鍛えぬいたのは
た...たゆまぬ
研鑽の「時間」
...だ....!!
凄王が”氣”を
龍門に集中する
刹那ー
...
見なさいッ!!!
あの技術を
創ったのは
“力”を
発動する直前の
一瞬の隙に攻撃を
叩き込んでいる!!
数千年に及ぶ
武の先人たちの
血と汗の「歴史」よ
神の力を
持つ者たちとの
...
戦い方...!!
うぬッ...!!
ふんッ!!
人の肉体が
ただの
筋肉や
血の塊では
ないように
その心も...
ただ己の中にのみ
在るものでは
ないのです
ぶふッ
.......ッく~~~..
おッ
うおおッ
うおお
おおああ
あぁおッ
光臣さんの心は
もう既に
私たちの一部に
なっています
その拳は
見よッ
魂で見よッ!!
我々もまた
この先戦い...
いつか死にッ...
その存在も
忘れさられる日が
くるだろう
もう
私たちのものです!!
決して忘れない!!
だが
この拳だけは
俺たちが
その拳を永遠に引き継ぎます!!
ジュリッ
「だめだッ...
通じて
ないっ...!
私の拳は
この男に
全く通じていないッ...
私の
ふ......
皆の
気持ち!!
〜〜〜~~~
おッ
......
兄さん...?
武の先人たちの
努力と執念:ッ
うおッ
おッオ
その...
全てを乗せた:
全てを込めた
この拳がッ.....!!
うおねおおッ
笑わせてんじゃねーぞ
光臣
あの時の事を
思い出す...
なぜ
......今
うぬぼれてんのも
たいがいにしてろや
ガキ
おまえは
何様だ?
神か?
あ?
ニンゲン様にゃあ
テメェで歩く足も
テメェでブン殴れる
拳だってついてる
おまえなんぞに
担いでもらわなくても
誰だって自分1人で
戦えんだよ
テメーの拳にゃ
余計なモンがブラさがり
すぎてるぜ
人は
......裸では
生まれてこない
それは
もはや我々
人間自身の力では
どうしようもない
それが
〝運命〟というもの
なのだろう
だがその後
目にしたもの
手にしたものは
明らかに
......ね...?
私自身の意志!!
それが
己の人生を
生きるという事では
ないのか
...
それが
運命という
神の摂理に
抗うという事では
ないのか
私がはじめて
目にしたものは
きっと
I己の拳!!
私がはじめて
その手に握りしめたものは
己自身ではなかったのか!!
あれ...?
アイツが...
兄さんの攻撃
よけたのって..
今が...
...初めてじゃ...
...ちッ
ああ...もう!
早くキメちゃい
なよォッ...!!
違う..
うぬ...
み...
見切られ
......始めた
...か.....?
よく判らないけど...
違う...
...
うムッ
何が
.....あった...?
光臣の拳が
......
澄んで
きておる...ッ
.....これは
なんだ
消えていく
捨てちまえ
私の中の
余計なものが
消えていく...
テメーを縛りつけてたモン
全部
私の
驕りが
オオオ
オオオッ
うぉおおお
私自身の戦いから
逃げつづけてきた
私の弱さが
本能の
ッ...ままに
なんだこれは...
なんだこれは...
戦いのッ
本質...
本能の
ままに!!
はじめてだ
はじめてだ
あらゆる
世のくびきから
離れッ...
純粋なる...
...「武」ヘッ..!!
戦いとは
これ程に
楽しいものであっ
あったか!!
くッ
ククッ
「真の武」
ぶ
ギャ
それが...
それが...
なぜだかは
わからない
戦いが
激しさを
増すにつれ
父さん
なぜか
強いっ.....て
なんだろう..
なんだろう...
兄さんの
拳は
兄さんの姿は
薄く消えて
いくようで
強くなるっ......て..
まるで
兄さんを形づくっていた
「何か」が
全て
剝がれ落ちて
いくみたいに...
そして
そのまま
僕の知らない
場所へと...
兄さんは
気付いて
いただろうか
この戦いのために...
この刻を知るために
ーその拳を
磨いてきたのだと
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おいかんはさ
だからもう
大丈夫よっ
一旦中ホーッ!!
しちゃって...
もうキレキレッスよ
最大の中に
脳細胞良じって
じゃねえかってくらい
ただでさえ
1メカバイとかない
...脳内容量があったな
こないだ
またう試を
取りやがる日がきたので
運転免許の更新に
メシ行くぞ!
ホブル
ヤフカフフラフン
温きまくてるネム化物!!
さらに、いつは自分でスタッフを出すると、
真理にありがと。私は恥ずかしそうなってきた。
アニタコレ
一年前に
きみこるよ?
はいっちゅー..
せってえ~
サ化粉だッ!!
花粉の陰謀だッ
とてうに対するてる
...
まさに
九州のように
救った...か
つーか
フツウヒが付くだろ
ここに一度割の
ほ、まらってんじゃん
ほゅんのん
たくさんがいき2100%となったんだ。
きみ
聞け...
△フロ・表紙は
久しぶりに来た。
ココに
注目
俺は...
カレミダーは見ない
主義だ...
辟主にかけられた
薄っぺらい明日になりる
興味はい...
お顔を
ぬりぬい
一時間ぐらい
だって...
カレンダーには
〆むの日が
かかわれているから...
とても昔とい
キモチになるから?
こらの
なんと!!
まる日以上
やかってますから...
>とちでッ...
更新内容で
うらったの...っ!!
忘れた理由として..
といあここま
暴炎だけは
してくれました。
どこか人外は
ま
たまには
こういう現場の
ぬらふってもんでだぁ...
西守するに
ネタかないと
新しいトレーニングと
担当相手のな...
装丁●小林満
多謝●竹井心田仕雅淑
藤田毅大西賞志
じゃあ青木は
なんだああ...
佐伯圭祐
その
「成20年10月号、12月号〜平成21年1月号まで好評連載されたものを収録しました
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デジタルカラー版
天上天下
20巻
大暮維人
©Ractooy日DH,200.2014
初版発行
デジタル版発行-2014年
2009年
発行所・集英社
http://www.shueistaccに
この作品は、著者カラー原画に加え、著者の原画をもとに
集英社でデジタル彩色を行った特別編集版です
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