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Instructions:
テンクウシンパン
原作・一河市近くは、
第四二大別条店
そういえば、
...
...
...
...
...
...
それでも、
そういえば、
それでも、
それでも、
「チャンス
そういうことで、
それでも、
...
...
...
そういえば、
原作/二浦追儺...ユォォの
燃両人刻降度
第17話・その人質とは
第18話「なぁ弥生ちゃんよぉ
第10話「頼れる年上
第以話「好奇心
第12話「破壊ガスケール
第12話「時呼!
第23話、全てを吐き出させる
第2話「お兄ちゃんの妹
第四話、なんのために戦う
第2話「思い
第2話「おかしい」そしょ何もかも
ひらっ
100
...
先生
どうしたん
です?
ため息なんて
ついて...
ああ...
いや...
はぁ...
やっぱり
あの人には
会いたくないな
って...
怖いんだよなぁ...
あの「本城遊理」って
人は...
うふっ♪
筈
第117話「その人質と
お医者さんも田辺さん。
ご無事で何より
はい!
再会の握手!
えっ?
は...はい
?
これはっ
...??
ピッ
あら?
知らなかった
かしら?
「神に近づいた者」
どうしが
触れ合うと
こうなるってこと...
...知らなかった
です
そちらもご無事で
何より..
うふっ♪
本城さん...
「演技」
大変そうね...
でも...この演技で
この医者を
屈服させたんだから
続けるしかない...
「神に近づいた者」
ってのは嘘じゃ
なくなったけれど:
私としては...
この演技してる
本城さんも
嫌いじゃない
けれどねっ!
この娘...
こういう性格
だったかのう?
まあ細かいことは
よいか
で...
そっちの子は
ひっ
うわ...
メッチャ
怖がられたし...
.......
ちょっと
へコむんです
けど...
この子は
卯月くん...
私が治療した
患者だ
普通の人間で
もちろん悪人ではない...
あまりイジメないで
やってくれ
かーと!
イジメとか
言われたーっ!
そ...
そう...
それじゃあ
貴方たちが
ここに来た理由を
聞かせてもらい
ましょうか?
うむ...
仮面さん
つまり...
あのお医者様も
「私たちの敵」と
接触していると...?
ああ...敵は
レールガンについて
調べているからな...
医者は着弾地点に近い
場所にいたし
調査に来た敵と
接触していても
不思議じゃないだろう
なるほど
医者は何か情報を
持っているかもしれん.
「ボスへの電話」は
医者と本城遊理との
会話が終わってからに
しよう
それまでは
このビルの確認だ...
まだフリーの仮面やらが
居る可能性もある...
この階には
居ないよう
だがな
.......
それだけでも
できるだけ早く
やめさせたい
ですわね..
私たちの敵...
「混沌を望む者」
まだ強制的に人間に
仮面を被せるような
ひどい真似をしているので
しょうか?
......
「仮面殺人鬼」が減れば
先程のような
無意味な殺し合いも
減るでしょうから...
そうだな...
そのボスの
居場所さえハッキリ
わかれば...
おまえの「アレ」一発で
その辺のことも
含めた全てを
終わらせられるん
だけどな...
仮面さん...
それは...
できかねるの
です..
言っておりません
でしたが..
相手方には
「人質」がいます
ので...
実は...
まことに申し上げ
にくいのですが...
その人質とは...
ユリさんの...
お兄さまの
ことなのです
何っ!?
人質ちゃん...
ここまで貴方が
聞かせてくれた
情報をまとめて
みましょう
まず貴方たちが
向かっていた
南方のビル...
「池袋ビル」に
ついて
そのビルには
「神に近づいた者」が
一人だけ居る
その者は
「5体の天使を
操る能力」を
持っている
その者は
「完全なる神」に
なろうとする
野心も無く
「レールガン」についても
知らない...
そして
その能力を
「人助け」のために
使っている...と
この情報だけ聞くと
私たちが本気出すような
相手じゃないわねぇ
貴方が
言ってることが全部
ホントならだけど〜?
全て正直に
話しました
貴女が言った
「正直に話せば
仲間には手を出さない」
という言葉を信じて
ホント
かなぁ~?
どれ..
ピッ
!?
貴方...いろいろ
色々なこと
考えながら
喋ってるわねぇ...
でも
確かに
嘘をついてる
って訳では
なさそうね...
......
薄々
思ってはいたが...
やっぱり仮面は
「脳の動き」
みたいなモノが
見えるみたいだな
血流?脳波?
それとも量子脳的な...
いや、仕組みは
どうでもいいか
問題はどの程度まで
見えているのか...
とりあえず今後も
下手な嘘は控えて
おいたほうが良さそうだ
オレが今
やるべきことは
コイツらが
「吉田を本気で攻める」
事態を回避することだ
今は従順な
人質となって
コイツらの
吉田に対する意識を
薄くしておいた
ほうがいい..
そして当然、妹たちの存在も
知られないように..
冷静に対処して
「余計なこと」を
言わないように...
ですか
ピッ
はいきか
日下部です
なんか
電話の取り方が
おはさんくさいな
......
ああ
木島さん
どーもー
ホワイトフェザーが
一人も殺せず
負けるとは..
さっき
「私は18歳」とか
言ってたってのに..
あら...
はい..
厄介な
相手のようで..
それでその天使の
特徴は...?
黒い服の:・
「ライフルの天使」?
あら?
その天使はもしや...
何っ!?
黒い服...
ライフル...
間違いない!
「アイツ」だ!
ドクン
ピクン
ビクン
生きていて...
くれたのか...っ!
第1
118話
よぉ
なぁ弥生ち
はっ...
ええ...
今のは「人質」の
リアクションですわ:
うふふ...
はい
ええ...スナイパーに
記憶が戻っているなら
取引材料などにも:
そうです..
どうやら
この人質くんは
その「スナイバー」とも
何か関係が
あるようで:
まずは情報を...
はい折り返して
連絡しますわ
しまった...
マズい...
今のオレは
かなり混乱している...
頭が回らん...
アイツが...?
生きていた...
生きて...
ピッ
待て...
とにかく頭の中を
整理しろ...
アイツは
コイツらの
敵に...?
と言うことは
誰かに操られ...
リカちゃーん♪
それじゃあ
おねーさんに
教えてくれるかな?
「貴方と
スナイパーの関係」に
ついてっ♪
嘘はつけない...
それに:ここは
本当のことを言っても
問題は無い...
アイツは今
関係ない...
今オレがやるべきことは
吉田への攻撃回避と
妹の存在を
知られないこと!
冷静になれ!
混乱して
「余計なこと」を
言ってしまうのが
一番マズい!
確かに...オレと
その「スナイパー」は
よく知っている間柄だ
離れて
行動していた時..
アイツは仮面を
被ってしまった
そして
オレに関する記憶も
完全に喪失し
何処かへ
行ってしまった
その後のことは
一切知らん
アイツが
オレのことを
覚えていない以上
「取引」もできない...
これが
オレの言える
全て...です
......
嘘はついていない
でも...この子
「何か」を隠している気は
するのよねぇ~
じゃあ
私の能力では
「嘘か本当か
なんとなくわかる。
ぐらいがやっと...
思考を読むなんて
ことまではできない...
そうねえ...
まずはその冷静さを
崩してみましょうか?
さっきのように
混乱状態なら
またポロッと何か
漏らすかもしれないし、
!?
それじゃ
「ジメ開始♪
.....!
防ぐとは
......ね!
首根っこ掴んで
やろうとしたのに...
貴方本当に
凄い人間ねぇ...
貴方が
仮面を被ったら
間違いなく強い天使に
なれるでしょうね
貴方にも
被せちゃおうかしら...
あの時の
「スナイパー」と
同じように!
くいっ
...
がっ!!
うふふ...今ので
理解しちゃったかしらん?
彼が仮面を
被ってしまった理由...
そう!それは...
この私が被せてあげた
からよっ!
「おまえ」が
人間を
「お人形さん」にして...
この世界の恐怖から
救ってあげるために
ねぇぇえええ!
仮面を
被っちまう
なんでなぁ...
あ...
いいことすると
気分がいいわね〜
あはっ...
あははは
はははーっ!
う...
怒ってる♪
怒ってる♪
怒りなさい!
我を忘れちゃう
ぐらいにね!
そうすれば
隠していることも
何か喋るかも
しれない...
ピッッ...
ドガン!
......
はははっ!
ん...?
はい!?
?
?
ははは...
日下部弥生さんだっけ?
貴女はさっき
オレにこう言ったな
オレが仮面を被れば
間違いなく
強い天使になると...
成る程...やっぱり
元の人間の強さも
関係してくるって訳か
だと
するならば
オレよりずっと強い
「アイツ」は
今どのくらい
強くなってるんだろうな!!
なぁ弥生ちゃんよぉ...
アンタは結構な
大失敗しちまったと
思うぜ...!
アイツに
「仮面の力」と
「ライフル」なんて
与えるとはなぁ!!
もしかしたら
アンタたち「30人」でも
勝てない強さに
なってるかもしれねぇ
「薙刀」に
やられた
おデコの傷が...
そんな奴を
敵に回しちまう
なんて...
くくっ...
アンタ...
「アイ様」に
怒られるんじゃ
ねえのか?
これも嘘ではない:
隠していたことは、
スナイパーの
強さについて?
さすがに30人でも
勝てないってのは
この子の「思い込み」で
しょうけど...
思い込み...
よね?
さすがに
ブチギレかけたが
気合で抑えた
そして冷静に
「アイツ」を
強く意識させた...
んァ
これで
吉田への意識は
薄れるはず...
そして妹の存在も
隠し通すことが
できた...
まあそのせいで
アイツの方は大変に
なっちまったかも
しれねえけどな
悪い...
でもおまえなら
なんとかして
くれるだろ?
信頼してる...
頼むぜ
.....ちゃん
本当に
生きていて
くれて
良かった..
あっ...
また気絶...
っていうか
あの時より
出血が...
ちょっと!
死んじゃったら
マジで怒られちゃう
じゃないのっ!
殺しさえ
しなければ
バレーちゃん!
コイツを早く
「医務室」にっ!
良かった:
......
あの...仮面さん?
私から申し上げる
ことは以上ですが:
ああすまん...
そうか...あの野郎
人質になっちまったか
確かにレールガンで
一発ってのは
難しくなったな...
ま...アイツなら
人質になっても
そうヤバいことには
なってないだろう
...信頼して
いらっしゃるの
ですね
......
とは言え...
さすがに
人質とられてる
ってのは
厄介ではあるな
こっちには
「妹」もいるんだ...
アイツの命を
盾にされては
手が出せん...
オレー人だけで
まず人質を
救出しに行くって
手も...
ビッ...
...
ピッ...
なっ...
えっ?
か...
仮面さんっ!?
仮面さんッ
.....!?
第119話・
頼れる年上
くっ...
これは
「アレ」...か
メガッ
忘れていたな..
オレには「危険性」が
あるってことを...!
大丈夫だ九遠...
「今の所は」だがな
やはりオレも...
二瀬真由子と同じ
「あの状態」になる
危険性があるらしい...
「ハイバネーション」
うう
「欠陥のある天使」を
排除するプログラム:
オレも近いうちに
意識を失うかもしれん:
まだなんとか
意識は保てそうだが...
さっきの戦闘中に
コレが起こらなくて
良かったぜ
しかし今後
どのタイミングで
意識を失うか
わからないってのは
ちとヤバいかな...
申し訳ありません...
私が事前に
ハイバネーションを
防ぐことができれば
よいのですが...
「脳内への干渉」は
意識を失ってからでは
ないとできません:
マユコさんの時の
ように...
だからイチイチ
あやまらなくて
いいっつーの
コレに関しては
おまえが頼りだ..
その時が来たら頼むぜ?
はい
時が来たなら
わたくしが必ず!
そうだな...
九遠と離れられない以上
「一人で人質を助けに行く」
なんてできる訳も
なかったか
そもそも一人で
行くって考え自体が無謀...
ちと熱くなりすぎてたな
熱くなりすぎて
自分を見失う
そりゃあ確かに
カッコイイとは
言えねえよなぁ
ふんっ
まあ
来そうだとは
思っていたが
むっ...
どうやら
「来た」ようだな
ほわ?
そろそろ
「降る」んじゃ
ないかってなぁ
!
あめ!
雨だって?
この世界にも
雨は降るのか...
雨?
「白いダンボール箱」が
濡れちゃうじゃないの...
って...
それより吊り橋ィ!
濡れたら滑って
危険度MAXじゃん!
マジャバい...
雨の時は
無理に吊り橋を
渡らないほうが
いいかも...
お兄ちゃんを
助けに行かなきゃ
ならないってのにぃ!
それは
ともかく
私の話は
以上だ
天使を駒のように扱い
他の「神に近づいた者」の
命を狙う「真の邪悪」!
私は自分の
命のためにも
この世界のためにも
その者を倒したい
だが私一人の力では
到底不可能:
本城遊理さん...
どうか貴女の力を
貸していただきたい!
......その
「真の邪悪」...
私たちの本当の敵も
おそらくはソイツ:
いいわ!
協力する...
ソイツが
「完全なる神」に
なんてなったら
とんでもないことに
なりそうだしね
...さすがに
「30体の天使を操る」
ってのに...
うむ...
ちょーっと
驚いたけどね...
「30体」!?
山波さんと
吉田くんの話から
相当な数、操れるとは
思ってたけど
そこまでなんて...
......
私は強くなって
仲間も増えた...
でも力押しで
勝てる数じゃない!
慎重に頭を使って
いかないとダメ!
うう~...
そうは言っても
イライラしちゃって
頭なんて回らないよ
私は早くお兄ちゃんを
助けたいのにっ!
雨とか30体とか...
何なのよもお~~っ!
私...かなり
精神的に来ちゃってるわ...
お兄ちゃんと連絡とれなく
なったせいで...
誰か:お兄ちゃんとまでは
いかなくても
「頼れる年上」が他に
いてくれれば
いいんだけど..
なっ...なんか
知らないけど
今すっごい
馬鹿にされた!?
何なんだよ
意味わかんないよ!
ピピピ
やっぱり
この人は
苦手だッッ!
新崎さん?
私よ...ええ...
こっちの話は
終わったわ
えっ...
ハイバネーション?
そう...
このビルには他に
もう敵はいないって
ことね...
この天使...
ここまで言語使用が
許可されてるのか...
わかった..
じゃあ本城さんに
伝えるわね
スナイパーが
...?
?
!?
ピッ
...
ねえお医者さん
私ちょっと用事が
できたから
上の階に行くわね
悪いけど
貴方たちは
ここで吊り橋の
見張りしておいて
くんない?
へ?
仲間になったからには
お互い協力しあわ
ないとねっ♪
それじゃあ
皆さん今後とも
よろしく~~♪
カッソ...
卯月くん...
言った通り
だったろ?
はぁ...
ホントあの人
怖いんだよなぁ~
女子高生と思えないほど
殺気放ってるし...
先生...
でもやっぱり
あの人は
悪い人じゃない
みたいですね
最初はオレも
驚いちゃいました
けど
強気だけど
何処かに優しさを
感じるっていうか:
ちょっとだけ...
オレの母さんに
似てるところあるかも...
九遠ちゃん
スナイパーは
...??
ハイバネーションは
大丈夫なの?
仮面さん...
スナイパーさんは
この扉の向こうに
いらっしゃいます
意識もまだ
おありですが...
いつ意識喪失状態に
なるかは
わかりません...
スナイパー仮面さんは
意識を失う前に
ユリさんと二人で
お話がしたいとのことです
本城さん...
スナイパーがまだ
怖いのかしら?
聞くべきこと..
そして伝えるべきことが
あると...ユリさん
どうかお願いしますわ
もっもう
怖くなんて
ないしっ!
全然大丈夫だし!
じゃあ行って
くるからっ!
本城さん...
やっぱり
貴女は
カワイイわ
えっ...?
ふすま?
ってことは
もしかして
和室っ!
まさか
この世界に
和室がある
なんてなぁ
だが本城遊理...「オレは
おまえを見ることができない」
そういう意味で
この障子は都合がいい
トン
それに...
「雨」と「和室」
この組み合わせは
渋くてカッコイイしな
.....!
「雨と和室は
渋くてカッコイイ」
か..
お兄ちゃんも
昔おんなじこと
言ってたわね...
こわい
スケビュー
あの..
スナイパー仮面
...さん
まず謝らせて
ください
ごめんなさい..
せっかく仲間に
なってくれたのに
さっきはあんな態度を
とってしまって:
第120話
数好奇心
ふん...
オマエも九遠も
つまらんことを
気にしやがる
つーか
オマエなんで
いきなり敬語に
なってんだよ
は...
はぁ...
キャラクターに
合ってないから
やめたほうがいいぞ
この
「変なこだわり」も
なにか
お兄ちゃんっぽい:
なんだろう...
この人と喋ってると
何故かお兄ちゃんを
思い出す...
まず最初に
オマエに
渡しておく物がある
こ...
これはッッ!?
間違いない...
お兄ちゃんの
カード入れッ!
ドクン!
ドクン
うーむ
ピクン!
えっ?えっ!?
なんで貴方が
コレを持ってるのッ!?
なんで...?
貴方は...
何者なのッ!?
「オレが何者なのか」
それはオレが
オマエに聞きたいこと
なんだがなぁ
本城遊理よ...
どうやらオレは
「オマエの兄貴の友達」
らしい
!?
そこまでは思い出したが
他は何ひとつ思い出せん..
オレの名前も
オレがどういう
人間だったのかも...
本城理火の妹...
オマエなら何か
知っているのではないかと
思ったんだがな...
まあいい..
とりあえずは
情報の交換といこう
話しているうちに
お互い何かを
思い出すかもしれん
からな...
わ...
わかったわ
お兄ちゃんの友達...?
ちょっと予想外で
混乱してるけど...
...?
わおっ!
そうッスか!
お疲れ様ッス!
ええと...
じゃあしばらくは
その付近に待機ッスね...
風邪ひかないように!
ヒッ
吉田くん...
君の操る
「別の天使」
はいッス
さっきの...
へ...へリコプターが...
不自然に空中で
止まっていた辺り!
「例の場所」に
着いたのかい?
例の場所...
本城先輩が
その辺にいるとは
限らないッスけど..
調べてみる価値は
ありますよね
山波さんの言う通り
本格的な調査は
もっと暗くなってからに
しますけど...
そういえば
そのほうがいい
こっちの動きが敵に
バレるのはマズい...
まだだね...
そろそろ
向こうから連絡が来る
約束なんだけど
下手な真似をしたら
本城くんが殺されるかも
しれないからね...
「妹さん」からの
連絡は...?
本城遊理さんなら
大丈夫だとは
思うけど...
不安だね
今は彼女だけが
僕たちの
希望だから...
斉藤さん?
はあ
はぁ
はぁ
修行中か...
はぁ
やっ!
やああっ!
たああ!
お...
おおおっ!?
この世界も
悪いことばかりじゃ
ないよね〜
って
ハルカちゃん
!?
いたのっ!?
いたよー
僕は何も
見てないから
見てないから
あれ?
メグミお姉ちゃんの
使ってる武器
何か違くない?
はあ
はあ
似てるけど違う...
なんで
「タケダくんのカタナ」
使ってないの?
ああ...
今使ってるのは
「木刀仮面」が
使ってた奴だね...
やっぱり
練習でホンモノは
危ないからじゃ
ないかな...
貴族仮面さんが
じゃなくて
斉藤さんが...
あうっ
ほら...
あ、
はぁ
はぁ
山波さんが言っていた...
本城くんの妹...
「ユリちゃんが仲間になって
くれるかもしれないって...
ユリちゃんは
この世界を
ほとんど一人で生き延びて...
今は更に凄い力を
手に入れたという
強い味方だって...
確かに
そんな凄い人が
仲間になってくれるなら
頼もしいし
安心できる
だからって..
誰かに頼ってるだけじゃ
また「あの時」みたいな
ことになってしまう!!
私は
もうあんな
情けない思いは
したくない!
はぁ
はぁ
...
お願いします!
本城遊理...
「情報」については、
よくわかった..
「30体が相手」..
「人質の存在」...
ったく面倒な話だが
なんとか戦っていく
しかねーわな
「医者たち」..
その「吉田たち」:
戦いの前にそれ以外の
仲間を探すという手も
アリかもしれん...
で...やっぱり
オレのことは
何もわからない...か
本城理火とは
かなり親密だったと
思うんだが...
妹が知らないなら
そうでもなかったのか...?
...ところで
茶は
できたのか?
あら?
気づいてた
のね..
あはは...
素敵なセットがあったから
使ってみたくなっちゃって
......
茶道なんて知らないけど
見よう見真似で...
どうぞ
オマエも九遠と同じで
否気な奴だなぁ~!
ああ
いや...その
子供みたいな好奇心は
「兄貴似」と言うべきか...
ありがとう
お兄ちゃんって
自分の友達の話とか
全くしないから
私が知らない
だけなのかも...
スナイパー仮面...
貴方の期待に
応えられなくて
ごめんなさい...
でも...貴方と
話しているとわかる
貴方とお兄ちゃんが
仲良しだったのは
間違いないって...
そうか...
まぁ知らないってなら
仕方ないな
では茶を
いただこう
って何かスゲェ
茶碗だな...
この世界...
本当に
色々な物がある...
!
そ...そりゃそうか...
「お茶を飲む」
という行為なら
「仮面を外す許可」も
下りるわよね...
それを計算して
お茶を作った訳じゃ
ないけど...
っていうか
この人が仮面被ってること
何故かすっかり忘れてた...
スナイパー仮面の:
素顔...ッ!
うん
美味い
......
そうだな...
これは
いいタイミングと
言えるか...
オレは
目を瞑っておく
見てみるか?...
オレの素顔を
もしかしたら...
オマエが知っている
顔かも知れないしな
ミカッ
じゃあ:・
せっかくなんで
好奇心で!
スナイパー仮面の
素顔ッ...!
は、かいつりよく
破壊力ラ
第121話
私が知っている
顔かどうか:
ということを
別にしても
「この世界に
来た頃から知っている
仮面の素顔を
見られるという事実」
ドスッ...
その事実に..
なんか凄い
ドキドキするっ!
本当に
子供みたいな好奇心で
申し訳ないけどっ!
ふーっ
.......
お...
おおお...
おお〜〜
!
?
?
おい..
なんで何も
言わないんだよ...
言っておくが...
オレも結構
恥ずかしいん
だからな...
あ...
すいません
あの...
えっと
すっごい
カッコイイ顔...
じゃなくて
ええっと...
残念だけど...
やっぱり私は
貴方の顔を見たことは
ないと思う
その...
「左目の目元にある
古い傷」..
おそらく
かなり昔に
ついたもの...
そう
なんて言うか
カッコイイ傷だし...
一度でも見ていれば
印象に残っている
はずだから...
オレも理由は
知らんが
結構目立つ傷が
あるんだ
ややや
コレを見せればと
思ったんだが..
どうやらオマエは
本当にオレの顔を
知らないらしいな
忘れているのではなく
知らない...
それがハッキリした
だけでも、充分だ。
やはり
オマエの兄貴に
直接聞くしかないって
ことだなぁ
あ...もう
仮面かぶるの?
せっかく
カッコイイ顔なのに
ったく...
さっきから
恥ずかしいセリフばかり
吐きやがって...
オマエ...
兄貴に言われてるんじゃ
ないのか?
「もう少し慎みを覚えろ」
ってよ...
...ん?
お兄ちゃん...?
帽子..
お兄ちゃん...
あ...
思い出した...
そうだ...
そのタイプの
帽子は...!
帽子...?
ねぇ
新崎さん...
貴女の
「レールガン」の話...
やっぱり
本城さんには
言わないことにしたわ:
さっきの戦闘中...
貴女の顔がチラッと
見えただけで私は
動きが鈍ってしまった
まあ正直
ビビっちゃってね...
もしかしたらアレを
撃ってくるんじゃ
ないかって..
ああ...
貴女を信じてない
って訳ではなく...
ちょっとトラウマに
なっちゃってるみたい...
さすがにこの逃げ場の
少ない世界にあんな兵器が
あるのは恐ろしすぎる:
きっと本城さんも
それは同じでしょうし...
はっ
仮面さんも
それを考えて
黙っていろと...?
新崎さん...
あのレールガンって
もっと威力下げるとか
できないの?
実戦で使える程度と言うか...
威力を調節できるなら
こっちも冷静に
考えられるかも..
どんっ
それはできます:
レールガンには
「破壊力スケール」
という段階が
ありますゆえ
うん...
ええと...
以前撃ちました時は
9段階中の下から3段階め
「スケール3」でしたので
あと2段階は
下げられますわね
あ...あの時の威力で
下から3段階め...!?
9段階!?
アレ以上の威力が...
まだそんだけあるの...!?
あっ安心してください
高スケールは
絶対使いませんからっ!
スケール6以上となると、
地形が変わってしまい
ますし...
恐ろしい...
恐ろしすぎて
意味がわからない...
ドクン...
というか..
こんな話を簡単に
してしまうこの子が
一番恐ろしいかも...
スナイパーも
かなり苦労してるんじゃ
ないかしら...?
ところで
マユコさん
スナイパー仮面さんの
ハイバネーションに
関することで...
貴女様に少々
お願いしたいことが
あるのですが..?
えっ.....?
キュッ
本城理火が「コレと
同じタイプの帽子を
持っていた...?
でもそれを
嬉しそうに被ってたから
どうしたのって
聞いたら...
そう言われてもな...
何を言いたい?
お兄ちゃんって
ちょっと童顔だから
そういう帽子
似合わないのよね
「尊敬してる人が
同じの被ってるから」
って言ってたの
だから...
貴方はお兄ちゃんの
友達って訳じゃなく...
尊敬してる人とか
目標としてる人とかじゃ
ないのかな〜って
尊敬...か...
できれば
友達って形のほうが
いいんだが...
むっ...
どうやら
そろそろの
ようだ
欠陥のある天使を
殺すブログラム
「ハイバネーション」が
始まる
オレの場合
意識を奪われることは
なさそうだが...
しばらく眠りにつくことに
なるだろう...
イバネーション...
あの時のニセちゃんと
同じく危険な状態に...
だとしたら
今この人
かなり苦しいんじゃ?
「短刀仮面の携帯電話」に
ついて触れておこう...
今は九遠に預けてあるが...
その状態で..
ずっと冷静に
会話を...?
「本当の敵」に繋がる鍵...
オレが使うつもりだったが
タイミングを逃した...
使い方はオマエにまかせる
しかし情報を聞くと
敵はオレが
思っていた以上に
手強い相手のようだ
ヘタな手は逆効果...
まだ電話も使わず
様子を見るという
考えもアリだろう
「向こうから
電話してくる」という
可能性もあるがな
向こうから
わかった...
慎重に
考えるわ...
それと...
余計なことかも
しれんが...
ああ...
オマエに
言っておきたい
ことがある
オマエはすでに
この残酷な世界を
終わらせるという
責任を背負っちまった
それ自体は
オマエ自身が選んだ道...
今更止めるなんて
ショボい真似をする
つもりはない
そのうえで言いたい...
「あんまり無理すんな」
と...
本当にヤバいと思ったら
世界よりも自分を
優先しろ:おそらく
オマエの兄貴も
そう思っているはず...
っと...
ここまで..
だな...
それじゃ...
しばらく
ねむ...る...
この人は..
間違いなく頼りになる!
心強い仲間ができて
私は嬉しい!
私がスナイパーの
ハイバネーションを
治すことを手伝う...
それはいいのだけれど、
え...?それって
私も新崎さんと一緒に
スナイバーの脳内に
干渉できるって
ことなの?
はい...それは
「神に近づいた者」が
ゲートウェイ...
中継すれば可能ですわ
その...先程までは
私一人で仮面さんを
助けるつもり
だったのですが..
いざとなると
不安になってきまして
マユコさんに
手伝っていただける
なら心強いと...
いや...
よくわからない
けれど...
私なんかで
貴女の役に
立てるの?
......
もちろん
ですわ
なんと
申しましても
マユコさんは
「経験者」ですし!
経験者...
確かに...
うっすらと
覚えている!
あの時、私の脳内で...
新崎さんが
私を助けるために
何をしてくれたのか...
いいわ...
貴女がそう言うなら
手伝わせてもらうわ
正直怖いという
気持ちもある...
でも...貴女は私の
命の恩人だものね...
その間:本城さんを
一人にしてしまう
というのはちょっと
不安だけれど...
二わ~
大きな
第122話鳴呼!
お話はわかりましたわ
ユリさん...
こちらがその鍵となる
携帯電話ですわ
うん...
じゃあ預かるね
あー...それと
ニセちゃんの電話も
私が預かって
いいかな?
私の?
どうして?
言いそびれてたん
だけど...前に話した
「吉田くんチーム」から
電話が来るかも
しれないのよね
お兄ちゃんから
ニセちゃんの番号も
聞いてたみたいだし..
本当はこっちから
かける約束だったん
だけど
ああ~私が
ケータイ握りつぶしたり
しなければこんなことに
ならなかったのに!
に...
にぎりつぶし...
まったく...
はいこれ
それじゃ...
私たちはスナイパーの
ハイバネーションを
治しに行ってくるから
すぐ終わると思うけど..
本城さんは医者たちと
話して待っておいて
......
スナイパーは
あの二人にまかせて
おけば大丈夫...
問題はスナイパーが
寝ている時に
大勢で攻められたら
ヤバいってこと...
でも敵はまだ
この場所に
気づいていないのか
襲ってくる気配は無い
それは助かるけど...
近いうちに大きな
戦いが起きることは
間違いない...
今のうちに戦いの
「準備」と1覚悟」を
しておかなくちゃ
...
う...
あう...
アイ様...
「相川先生」のおかげで
だいぶ思考はハッキリと
してきましたが...
ぎ...
私は未だ
日下部殿や木島殿のように
思考を言語として、
発することはできぬよう...
残念です..
言語を使用できれば
先生と学術的な会話を
楽しむことも
できるでしょうに
あう...
う...
嗚呼...今はこのような
雑念に耽っている時では
ありません...
先生の「新たな命令」を
実行せねば...
調査担当:
「学徒仮面」よ
君の調査は
場所の特定で
終了するつもりだったが
予定が変わった
予定変更の理由は人質...
本城理火くんから
「スナイパーには30人
相手でも勝てない」という
発言があったからだ
「彼を知り己を知れば
百戦危うからす」..とは言え
スナイパーの強さを
具体的に計測するというのは
難しい
その言葉を
「嘘ではない」以上慎重に
作戦や攻める天使の数を
決めねばならない
真に受けている訳ではないが、
だから君には
スナイバー以外...「他にも
強力な戦力があるのか否かを
調べてもらいたい...敵方の
全ての力を知るためにね...
さすがは相川先生!
愚者ならば
何も考えずカや
数を過信し攻め入り
過剰な損失を
被っていた所!
先生は
この戦いのみならず
他にも大敵がいる
可能性や守護天使と
戦うことなども
想定して
いらっしゃるのだ!
嗚呼!先生に
操っていただけるとは
私はなんと幸せな
天使なのだろうかっ!!
醜き殺人鬼だった私が
先生のおかげで
「真の平和」のために
働けているのだから!
戦力を調べる...
難しい仕事ですが
必ずやり遂げます。
この領域の
ことですから
それを知る機会は
必ず訪れるはず...
いざとなれば
...
私自身の命を
投げ打って自ら
敵の強さを調べるという
手もあります...
先生の作る
平和な世界の
礎となる
ならば
我が命など
惜しいはずも
ありません!
.....
おおっ...
へえ...
す...
凄いですね...
田辺さん!
...よし
戦いについて
話していたら
銃の話になって...
終わったぞ
あ...
いつの間にか
田辺さんが
弾丸詰まりしやすい銃を
整備してくれるって
ことになった
田辺さん...
銃なんて
扱ったこと
あるんですか?
ありがとうございます
知人の猟銃を
整備したことぐらい
ならある
道具や油は
この世界で見つけた..
自分の銃のためにも
持っておいたが正解だったな
簡単な仕事だ
代金はサービス
しておくぞ
んっ
(有)田辺機
あっあの...
本城さん
お願いがあります...
なるほど
あのっ...
良かったらその銃
触らせてもらい
たいんですけど...
うひゃ...やっぱり
カッコイイ!
おおお
知ってるかもですけど...
これって世界に数丁しかない
激レアな銃でっ...!
卯月くんだっけ?
鉄砲に詳しいの?
あはは..
元の世界では銃とか
色々な武器を擬人化する
ゲームにハマってて
そこから興味持って...
本当にこの世界って
何なんですかね...
この銃とか田辺さんの槍とか
作務衣仮面さんの剣とか...
全部ゲームに出てくるような
激しア武器なんですよっ...
そうだ...
この銃はジャム...
弾丸詰まりしやすいん
ですよね...
え?
ええ...
実は撃ち方に
コツがあるんですよっ!!
良かったら教えて
あげますけどっ!
私...まちが
間違ってた
みたい
この子も
田辺さんも
戦力には
ならないと
思ってたけど
そんなことは
なかった!
今になって
「仲間が増えた」って
ことを実感できて
きたわ...
そうよ...
みんなで力を
合わせれば
どんなに
強い敵だって...
誰か!
ん...?
今...
聞こえました
よね?
遠くから
女の人の
叫び声...
.......
誰か!
誰かぁぁ!
誰か返事してよ!
どうなってんのよっ!!
なんで
誰もいないの
おおお!
ピクン
ビルの裏になって
姿は見えないが..
おそらくこの領域に
来たばかりの女性か
マズい...あんな
大声を出していたら
「殺人鬼」を
呼び寄せてしまう...
......
卯月くん
銃を
私...ちょっと
助けに行ってくるわ
貴方たちは
このビルを
守っていて
ちょうだい
え?一人で?
というか貴女の
配下の天使は...?
...言ったわよね?
私には
「自己強化能力」が
あるって...
ちょっと
行ってくるぐらい
私一人で充分...
いい運動にも
なるしねえ!
アンタたちは
自分の心配を
してなさいっ!
や...やっぱり
このお姉さん
怖い..
でも
オレにはわかる...
この人実際は
メチャメチゃ
優しい人だって!
なんと...
女学生が一人で助けに...
ですか
実に怪しい...
これは良い機会が
訪れたよう
ですねぇ...!
思った通り
雨のせいで
吊り橋が滑るっ!
でも..
「今の私」なら
なんとか走って
渡ることもできる!
第123話
全てを吐き出て
「自己強化能力」で
バランス感覚も
上がってるから!
これが私の能力!
さっきスナイパーに
言われたことを
思い出す...
「自分には大した
能力も才能も無い」
だと?
やっぱり
九遠と同じだな...すぐ
自信無いようなこと
言いやがる...
本城遊理!!
言っておくが
今のオマエは
相当に強いぜ?
クレネード
全弾撃墜は
見事だった
銃のセンスも含め:
それがオマエの
才能であり
能力ってことだろ
いや...
クチナシの仮面を
被る前からオマエは
強かったよな...
ただの人間が
この世界を強く生き延びて
更なる「力」までも
手に入れた!!
それで才能無いとか
死んでいった奴らに
恨まれるだろうぜ
つーか
あんまり簡単に
才能無いとか
言うんじゃねえよ...
そう簡単に
判るモンでもねえだろ!
そういうことは
自分にできることを
必死にやりながら
考えていけばいい...
スナイパーの言葉で
心も身体も
軽くなった気がする!
今の私は..
この世界に来てから
一番充実してる
気がする!
誰か!
今の声で場所は
ハッキリわかった!
まだ姿は
見えないけど
そう遠くはない!
絶対に
助けられる!
どんどん
近づいてくれた
おかげで「観測」が
できました
「神に近づいた者」
なんと...この女学生は
「人間」でも
「天使」でもない...
「自己強化能力」ですか:
どの程度まで
使いこなせているのかは
わかりかねますが、
それより..
「神に近づいた者」と
いうことは
「レールガン使用者」で
ある可能性も
高いということ!
ふ、ふっふ...
どうやら彼女は
全力で調査する必要が
あるようです...
しかし私の観測に
全く気づく素振りが
ないとは...
その実力は
然程高くもない模様...
ならば...
私の「実力」で全てを
吐き出させるという方法も
可能ですねぇ...!
絶対に...
絶対に助ける!
はあ
はぁ
今の私なら
絶対に
助けられる!
はぁ
い...
いない!?
はぁ
声はこの辺りから
聞こえたのは
間違いないのに!
まさか
飛び降り
ちゃった!?
はあ
はぁ
いや...
「ゴッパアン」が
聞こえてないから
それは無いはず
この状況で
橋を渡るとも
思えないし:
と言うことは...
・ビ
そっ!
ドクン!
......
居た!
良かっ...
......
ガラ...
ぐわっ
ぐっ...
ううっ...
ダメだった..
絶対に
助けられると
思ったのに:
ごめんなさい:・
ごめんなさい...
「フリーの仮面」が:
4体も!?
大声を聞いて集まった!?
それともこの場に
元から居た!?
え?4体も同時に...?
...
ヤレ
!
ヒュ~♪
ヒュッ
ヒュ!?
...!!
わかった..
あの「爪の仮面」と
同じ..
群れるタイフ」ね
......
何かみんな
同じような格好...
もしかして..
全員知り合いとか?
お兄ちゃんが
言ってた...
「仮面は
元の人間性が
影響する」って...
元々の仲間同士が
仮面を被ると
群れるタイプに
なるって
ことかも...
「殺人鬼の集団」
なんて...あまりにも
危険すぎる...
今回は
迷いも葛藤も無い...
殺された女の子の
ためにも...
貴方たち
全員
死んでもらうわっ!
!
・
た...
盾っ!?
それに
今の動き
まさか...全員
「強い仮面」っ!
「強い仮面4体」!
それはちょっと
想定外だわ:
「銃持ち」までいるし...
今の私でも
勝てないかも...
あんまり
無理するな
逃げたほうが
いいかな...?
であ~
大きな
いや...
やっぱり
逃げるのは
ダメだ...
「銃持ち」に
後ろから
狙われるのは
マズいし...
それに
この集団を
放置していたら
また同じことが
起きるかも
しれない...
死んじゃった
女の子のためにも:
コイツらは
ここで殺さなきゃ
ならない!
ヒヒッ
第124話、お兄ちゃんの妹
ヒヒ...
ヒヒヒ...
それと...
......
さっきは
「今の私でも
勝てないかも」なんて
思っちゃったけど...
じゃあ、
それは嘘
特に負ける気は
しないッッ!
...
「本気」で
イクゾ
んっ...
「盾仮面」を
残して3体が
柱の陰に...
この仮面たち...
連携プレーまで
できるのか:
...
ふむ...
この4体の
天使は...
昨日我々が
仮面を被せて
さしあげた
4人組ですね
ギャアアイ...
ぐぎ...
やめろっ
おおお
残念ながら
相川先生と
波長が合わず
「同志」とはなりません。
でしたか...
あ...
う...
この領域の
恐怖から逃れ
仲良く去っていく
彼らの姿はとても
微笑ましく感じました
調査は別として
個人的に4人組を
応援したいところですねぇ
このオンナ...
強い...
オレタチの...
クールな作戦...
使う
まぁ:情報のことがあるので
女学生が殺されそうになったら
助けねばなりませんが
まずは
「シールド」が
突進する...
あのシールドでの
突進は拳銃程度じゃ
止められない:
オンナは
避けるしかない...
右に避けたら
海賊の剣...
「カットラス」で
斬り殺す
左に避けたら
「ドイツの拳銃」で
撃ち殺す
上に跳んで
避けたら...
オレサマの
「キックボクシング」...
飛びヒザ蹴りで
蹴り殺す...
オレタチの...
パーフェクツな作戦:
スタートゥ!
!?
ギャ!
マ
ナッ!?
っ!
~~~!!
ヒュ!
がっ!
ヒュ!?
ドゲッ...
バレバレだし...
引き鉄を引くまでが
遅いっ!
そしてこの銃...
弾丸詰まりしないで
撃てるようになったわね
キラ。
田辺さんと
卯月くんのおかげね...
感謝しなきゃ
そもそも柱から
全身出しちゃったら
ダメでしょ..
ケェッ!
カァッ!
今の私
マジで
強いわ
もう完全に
人間やめちゃってる
わよね私...
でも...私
その辺について、そんなに
気にしてないかも...
だって今の私でも
まだお兄ちゃんに
勝てる気は全然しないし
お兄ちゃんに逢えたら
「ゆりはまだまだだな」
っていつもみたいに
言ってくれる気がするし、
そうね...私
別に自分が
人間じゃなくても
いいみたい
私は..
「お兄ちゃんの妹」で
さえあれば何も
気にならないみたい
......早く
逢いたいなぁ
お兄ちゃん...
その前にこの戦いを
終わらせるッ!
!
!
あ...
悪魔ですかっ...
あの少女はっ
...!
カチッ
カチッ
たたか
第123話なんのために戦う
情報送信
完了...
...
しかしあの女の
強さは我々の予想を
超えていました...
「自己強化能力」
当然...
我らが相川先生も
その能力は
持っていらっしゃい
ますが...
「その能力を使いこなすには
才能・知性・精神力...
そして大きな経験が必要!!
おっしゃられていた:
あの女学生は
どのような経験を...?
いや...それが
何であろうとも...
我々が「真の平和」を
作り出すためには
何としてもこの悪魔を
排除せねばならない...!
...
また
助けられな
かった...
強くなった私なら
助けられると
思ったのに..
やっぱり
この世界の
「構造」が悪い
吊り橋の関係で...
声が聞こえても
その場に行くまで
時間がかかって
しまう
この世界..
本当に
ムカつくわっ...
結局この世界を
終わらせない限り
犠牲者が減ることは
無い...
それまでは...
何をやっても
無駄ってことなのかな...
あれ?
ああっ...
はぁ
はぁ
はぁ
ヤバ...少し
弱気になったら...
はぁ
はぁ
「疲れ」が
ドッと出てきた...
アレだけ走って
アレだけ戦えば
疲れるに決まってる
はあ
「自己強化能力は
体力まで強化されない!.
調子に乗りすぎて
忘れてたわ...
これじゃ私
この場所に
疲れるために
来たみたいじゃないの:
はあ
はぁ
はあ
私:ダメすぎる...
強くなったのに
ダメすぎる...
うぐっ...
ガハッ
グォン
弱気が
止まらない...
この状態は
マズい...
はー
はー
とにかく今は
休まないと..
休んでから...
次のことを
考えないと..
はーっ
はーっ
.....
なるほど
「体力切れ」
ですか..
いくら強かろうと
体力だけは、ただの
女学生のまま:
それがこの女の
弱点...
...
状態は相当に
悪いよう
はーっ
はーっ
更に銃を
2丁とも手元から
離している
現在のこの状況:
もしや
「千載一遇の好機」
なのでは...?
この私が
あの悪魔を
倒せと...
運命がそう告げて
いるのでは...?
そうです...
私とて「強い天使」...
今の奴になら
勝つことも可能やも
しれません...
ここで奴を屈服させ
情報を聞き出し車に
排除までしてしまえば
相川先生も
お喜びになるはず...
嗚呼!
嗚呼ッ!
相川先生!
ピクン
じゅっ!
承知しました!
この学徒仮面!
この身命を賭して
運命に立ち向かわせて
いただきます!
全ては
アノカタの
ために
ドクン
全ては
相川先生が
ためにっ!
つらい...
ばっ
はっ
身体も:心も...
すっごい
疲れてる...
はっ
うえ...
はぁ
気持ちまで
悪くなってきた...
ヤバい...
私マジでヤバい...
はあ
はぁ
っていうか私...
なんのために
動いたり戦ったり
してるんだっけ...?
人助けのため?
この世界を平和的に
終了させるため?
...はぁ!?
なんで私が
そんなことを?
はーっ
なんで?
誰か他の人が
やってくれれば
いいのに!
ああダメ...
頭の中
こんがらがってる
はーっ
はーっ
酸素...
もっと酸素
吸わなきゃ...
はーっ
はっ...
...
ほう...
現状でも
そのような動きが
できましたか
はぁ
あ...
はぁ
しかし...完全に
避けきることは
できなかった
ようですねぇ!
ミスった...
はぁ
はあ
うう...
はぁ
はぁ
あぁああ...
はあ
ミスっちゃったぁ:
仮面...
来ちゃった..
なんで私
忘れて...
痛いよ...
脚が痛いよ:
もう..
ダメ...
なんで私が
こんな...
はぁ
はぁ
なんで...
私は:
なんのために
こんな目に...
はぁ
はぁ
はぁ
私は;
私...は...
......
はぁ
疲労!負傷!
もう私の
投げナイフを
避けることは不可能!!
勝利確実っ!
これで「真の平和」に
大きく近づく!
真の平和がために...
相川先生がために
戦う!
至福っ!
これ以上の幸福は
全ての世界に
存在しない!
!
...
えっ...
えっ!?
はぁ
ハッキッ!
さ...ちょう
3丁めの
銃っ!?
はぁ
あう!?
莫迦なっ!
一人で3丁も
持っているなんてっ...!
はあ
この銃に...
弾丸は入っていない!
でも「ハッタリ」には
使えたみたいね!
はぁ
はあ
はあ
はぁ
このハッタリで
時間を稼ぎ...
体力回復を待てば
勝負できるっ!
クチナシの仮面の時も
そうだった...私ってほとんど
あきらめてる状態でも
身体が勝手に
何かを思いつく!
私すげえ!
なんだか
わかんないけど
ピンチになったら
弱気も吹き飛んだわ!
なんのために動く?
なんのために戦う?
そんなの「自分のため」に
決まってる!
私はこの
ムカつく世界に
好きなように
されたくない!
はぁ!
でや..
そのために動く!
そのために戦う!
私はこの世界に
負けたくなんか
ない!
あう...
20歳、カバーの
スクセス
はぁ
はあ
はぁ
わかる...
この仮面は
「フリー」じゃない!
「操られている仮面」!
あう...
はぁ
第126話、思い
誰に操られているのかまでは
わからないけど..
私を殺そうとしている時点で
敵であることは
間違いない!
そして「結構強い」!
武器は投げナイフ!
一度に来る数が多い分
下手な銃より強力ね
はぁ
はぁ
避けながら戦うには
体力が足りない!
もう少し...もう小し
休んで回復しないと...
あう...
弾丸の無い銃の
ハッタリ...もう少し
効いてくれると
いいんだけど..
並の銃使いなら
恐れることはありませんが
この女は並ではない
嗚呼なんということ...
相手の力量を見誤り
戦いを挑んでしまうとは...
なんという失態!
なんという無能!
こ...このままでは...
相川先生に
嫌われてしまうっ!
え!?
私が相川先生に
嫌われる!?
い...
いや
それだけは...
それだけは
いやだ!
この:この女の
せいで...!
いやだ!
いやだ!
もう少し...
はぁ
もう少し
動かないで..
許せない...
はぁ
許せない...
こうなれば
なんとしても
貴様に勝利し
貴様の首と情報を
先生への土産と
する他あるまい!
殺してやるぞお
おおぉおおお!
悪魔の女があぁああ!
ぬん!
止まらないっ!
やっぱりそう
甘くはないかっ!
体力とか
言ってられない!
気合で避けていく
しかない!
ナイフが無くなるまで
避け続けるしかない!
銃を使う
気配が無い
不調か?
それとも
ハッタリだったか?
げっ!
何故か
私の「言語使用」が
解除されている!
わかったぞ!
私の相川先生への
思いが強くなった
せいだろう!
それよりも..
ヒュン
そうだ!
今までの私はまだ
相川先生への思いが
足りなかったのだ!
ぎっ!
思いが強くなったことで
相川先生と波長が
強く合致したのだろう!
ぐうう
相川先生を思う力が奇跡を生むのだ!
相川先生を思う力が
奇跡を生むのだ!
相川先生こそが
神!
相川先生こそが
正義!
嗚呼...
相川先生..
相川先生社用先生相田先生
相川先生あわせんせい
相川
相川先生!
はーっ
アイカワ?
はーっ
ぐうっ...
なに言ってんの
コイツ
っていうか?
ヤバい...
もう...
体力も気合も限界:
はーっ
はーっ
すでに動くことも
ままならぬようだな
貴様の負けだ!
悪魔よ!
はっ
はっ
はっ
はっ
まだよ...
こうなったら
左手を犠牲にして
防いでやるわ!
はっ
怪我なら別にいい!
死にさえしなけりゃ
負けたことにならない!!
私は死なないいいぃ
ビクッ
バカン!
ドクン!
やっ!
.......
ん...?
おお...
...えっ?
プショ
なっっ!?
ブシッ
なんだあああ!?
あはっ..
このタイミングで
来てくれるなんてね
なんて言うか..
「繋がってる」って
感じよね!
大好きだわ
私の...
天使!
そう..正確に言うなら
調査するのは
「戦力」ではなく
戦力数」ということだ
「いくつの方向から
攻撃が来るのか?」
それを把握せぬまま
戦闘を開始するのは危険だ
あ...
あああ
あがあああっ!
あぐっ
んン
ありがとう
ニセちゃん...
は~
は~
あの..
ええと...
医者から
話を聞いた瞬間に
飛び出してきたわ
は...
早かったね!
......
この付近に着いたら
「殺してやる」なんて
声が聞こえたから..
詳しい場所はすぐにわかった
それに早くもない:
アレから30分以上も
経っている...
間に合って良かった
電話しようにも
私の電話は
貴女が持っているし
新崎さんに
借りようにも
まだ上の階で
スナイパーと一緒に
寝てるし...
寝てる...?
その話は後よ..
今は...
はあ
コイツを
どう始末するかが
先でしょ
ぬうう...
はぁ
カチッ!
そうね...
まずはこの男の
仮面を剥がすわ
おそらくこの男は
かなり重要なことを
知っている..
全て聞かせて
もらうわ..
特に
「アイカワ」という
存在についてね...
あう...
...血は止まってる
...良かった...
思ってたほど深い傷じゃ
なかったみたい
「死にさえしなければ
怪我ぐらい別にいい」
とは思ったけど
大怪我しないに
越したことはないし、
「怪我なら別にいい」か...
私:自分で言うのも
なんだけど
凄い覚悟してるわよね:
.......
ニセちゃんのおかげで
大怪我はしないで
済んだけど...
その覚悟がなかったら
ニセちゃんが来る前に
やられてたと思う
それでもまだ
お兄ちゃんに
勝てる気は
しないんだけどね...
ぐあっ!
第127話おかしいで
第12話おかしいでし
いでしょ、何もかも
ぐううっ...
おのれ..
おのれぇ
っ!
この..
アバズレども
がっ...!
......
がぁっ!
私としては
貴方に今すぐ
死んでもらいたいの
だけれどね
聞くことがあるから
しばらくは
生かしておいて
あげるわ
仮面を剥がしても
まだ「支配」は
脳に残ってる
ようね
それでも
仮面が無ければ
支配力は多少
弱まるはず
「アイカワ」
っていうのは
貴方を操っている
存在でしょう..
その人についての情報を
聞かせてほしい
貴方の支配されて
いない部分...
「人間の部分」に
期待して聞くわ
おそらくはその
アイカワさんこそが
私たちの「本当の敵」:
私たちは
知る必要がある!
...ふん!
無駄な行為だな
極めて重要な情報には
強い封印がかかっている...
仮面を剥がしても
話すことはできない
それ以前にっ!
私は能力による
支配など関係なく
相川先生を
尊敬しているっ!!
相川先生こそ
完全なる神となり
世界を正すに
ふさわしいお方!
理解したか...
私を生かしておいても
無駄だということを..
私が情報を
漏らすことなど
絶対に無い!
ええっ...
殺すがいい...
真の平和の礎となれたなら、
悔いは無い...
...?
アイカワさんって...
神?になって何を
しようとしてるの?
そうね...
アイカワさんの
「神を目指す目的」が
知りたい...そのぐらいは
教えてくれても
いいんじゃない?
くくっ...
知りたいか?
いいだろう!
先生の目指す
世界像...知って
自らの矮小さを
理解するがよい!
相川先生の
目的!
それは
ただひとつ!
「真の平和な
世界を作り出す
こと!!
世界とはこの領域の
ことではない
我々が元いた世界も
含めた全ての世界!
そしてあく
「悪を見ないふり」
するような
見せかけの平和ではなく
真の平和!
「全ての人間」が
「幸せ」になる世界を
作り出す..
それが先生の目的だ!!
...えっ?
なんかよく
わかんなかったん
だけど...
シンのヘイワ...?
何かスゴイこと
言ってるような
言ってないような:
真の平和な
世界を作る:
そのために
必要となる概念は
「優生劣廃の
思想に基づいた
絶対的
淘汰システム」
不善な世界の大半を占める
「無能」を効率よく排除し
少数の有能な人間だけが
生き残るシステムだ!!
貴様も思った時は
あるはず!
あの人間が居なければ
世界は平和に
なるのに...と!
無能を排除することで
「全ての人間」が
幸せとなる...どうだ?
素晴らしい思想だと
思わないかっ!?
はぁ...
いや...
くらっ...
やっぱり
よくわかんないし..
なんていうか
「ドン引き」
なんですけど..
自分勝手というか...
ちょっと考え方が
イッちゃってるっていうか
綾小!実に矮小!
そのような
小さい話ではない!
淘汰システムには
全ての世界...金ての人間が
平等に組み込まれる!
それって結局
「自分の気に入らない人間は
全員殺すってことじゃないの?
淘汰システムとは
...言うなれば
現在我々が居る
「この領域のシステム」の
ことだ
「無能」が
効率良く殺害され
効率良く自殺していく
この領域のシステムの
ことだ!
我々が元いた世界にも
この領域のシステムを
導入する!
はぁ
全ての人間が「平等に」
死に晒される状況!
このシステムの
淘汰圧によって
有能と無能に分けられる
こととなる!
「神の力」を以てすれば
「仮面」を数万...
いや数億単位で
量産するも可能だろう
はあ
数億の仮面たちが
数十億の「無能」を
機械的に殺す:
真の平和のためには
この淘汰こそが
必要なのだ!
...えーと...
今なんて言った?
私たちが
元いた世界を
この領域みたいに
するって?
...
「仮面」を
量産するって...?
カケッ
......
意味わからな
すぎる...
おかしいでしょ
何もかも...
そんなことして
平和になるとか
みんな幸せとか
意味不明にも
程があるんだけど...
ならば貴様は
「元の世界」が
あのままでよいと
思っているのか?
あの薄汚い
世界が!
変える必要がある...
人間どもを
健全化する
必要がある...
そもそもこの
領域の存在自体が...
「世界を変えろ」と
誰かが言っている
ということなのだ!
「誰か」が誰かなど
今はどうでもいい!
この領域の勝者は
世界を変える
義務があるのだ!
「本当の敵」「真の邪悪」:
悪い奴だとは思ってたけど
ここまで頭が
ズレちゃってるとは
思わなかったわ
怖いというより
何か気持ち悪い...
とにかく、そんな人を
「神」にしちゃう
訳にはいかない...
それにしても
まさか「元の世界」も
危険になる可能性が
出てきたなんて...
ピクン...
もう私個人が
「脱出する」とか
「生き残る」なんてレベルの
話じゃないじゃん...
マジ世界の命運
かかっちゃってるじゃん...
...だからと
言って...
やることは
変わらないん
だけどね...
クン...
私はこの
「ムカつく領域」に
なんか
負けたくない...
それを
利用しようと
している奴にも...
ねえ...
今貴方が
言ったことを
考えてみると..
「死んでしまったら
無能扱い」って
ことで、いいのよね?
だったら私が
アイカワさんを
殺してあげるわ
それでアイカワさんは
無能になって
考えも間違いって
ことになる...
それでいいわね?
貴様ごとき
矮小な存在が
みんなで
おウチに帰る
ことなんだから
相川先生に
勝てるとでも...?
勝つわ
だって
私の目的は...
こんなふざけた領域も
神なんてモノも
関係無い:
いつもの私たちの
世界にね...
...コイツの話..
何言ってるのか
よく分からなかったし
何かとても
「面倒くさい」感じよね
とりあえず、敵が
真性のクズだって
分かっただけでも
いいか
本城さんが
殺すと言うなら
殺すわ
私にとっては
世界がどうなろうと
どうでもいい
本城さんが
思う通りになれば
それでいい:
キュッ
やはり安直に
数で攻めずに
正解だった
キュ
しかしまった
キュ
キュ
あのセーラー服の
「神に近づいた者」は
とても強い
更にスナイパーと
レールガンという
遠距離攻撃:
苦労させられる...
だがそれで
いいのだ
多数での行軍は
リスクが高すぎる...
目立ってしまっては
攻め入る前に
狙撃の的となるだけ...
苦労と努力が
あってこそ
結果の価値は
高まる
苦労を乗り越え
リスクを乗り越えなければ
真の平和は訪れない...
して...
次はいか
如何ような
手を?
「暗殺」するしか
あるまい
揃える前郎
......
こちらは相手側の
居場所と容姿を
把握している...
少数精鋭による
セーラー服の暗殺を狙う
暗殺の実行者は
「日下部」「水泳」
そして...
「大天使」!
「大天使」...で
ございますか?
しかし..
あの天使は:
......
「全てを
破壊するもの」:
使うべきときが
来たのだ
たとえ...
本当に全てが
滅んでしまうと
してもね...
原作
~浦追儺
そういえば
...
それでも、
...
...
他画
大羽隆廣
...
`App
福園佳菜子
そういえば、
...
そういうことで、
...
そういえば、
...
そういえば、
...
それでも、
そういえば、
そういえば、
......
そういえば、
...
......
そういえば、
そういえば、
それでも、
...
それでも、
そういうことで、
そういうことで、
それでも、
そういえば、
そういうことで、
...
...
...
...
櫻井寬史
編集
内田朋宏
小堀龍
単行本編集
そういえば、
...
...
...
...
...
...
、
...
それでも、
...
そういえば、
そういえば、
...
...
...
...
...
そういえば、
そういえば、
......
...
...
・
...
そういえば、
そういえば、
野澤忍
稲富健
...
...
...
そういえば、
...
...
...
...
、
...
卯月少年の
武器〉
今回は武器でニア少年卵月くんの
メモ帳を覗しいてみよう
マニアック
武器銘
「ジグサウエル・モスキート」
レア度
〈種別〉、自動拳銃〈使用者〉お母さん一自分...
おりマーフレッション...........
だから遅くて凄い使いやすい。
でもやっぱり弱いし、
ここ、コロングもピンクで女の子っぽい。
捨てはしないけど、もう少しんい銃を見つけたい
★☆★☆☆
武器銘
範囲日本刀は太刀、電話番号アイジでも...
今回は、
レア度は低いいかもしれない。
さすがに見ただけで
詳しいことはわからなかった。
アインさんに聞いいたら教えてくれた。
仮面には「セット」となる武器の
情報も入ってるとか。凄い。
仙台国包は江戸時代の刀工らしいから
でもカッコイイし、
鍔に花の模様があるのがカワイイ。
アインさんに似合ってると思う
レア度
★★★☆☆
終わったぞ
武器銘
「444オートマグM2HI」
種別〉自動挙銃使用者>本城遊理さん
激レア銃!
オートマグ自体レアなのに
これは特別モデルなので更にレア。
もちろんマグナム弾だから威力も凄い。
無理矢理な設計なのでジヤム起こしやすい。
気をつければ大丈夫だと思うけど...。
レア度
武器銘
☆★★★☆
1005年
種別,日本の槍使用者>田辺さん
超有名な槍だからっ一発でわかった!
最強の戦国武将か(使ってた槍。
トンボが止まっただけで真っ二つに切れちゃう。
世界に一本しか無しいからレア中のレア。
レプリカかもしれないけど、
この世界のことだからホンレモノに決まってる!!
武器銘
「ウルフバート」
レア度
★☆★★★
種別・北欧の剣・使用者・作務衣仮面さん
ヴァイキングが使ってた伝説の剣。
外国の剣は日本刀に比べべて弱いんだけど
この剣だけは特別で超強いらしい。
レアっていうか、ちゃんとしたのは
現存してないいはずなんだけど。
この世界は凄いなあ。
レア度
今回マニアックすぎる?
オマケだからゆるしてね!
☆取録されている表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、
コミックス発売当時のまま掲載しています。
天空侵犯(10)
2016年11月1日発行(01
三浦追儺
著
大羽隆廣
@TsuinaMiura/TakahioOba2018
清水保雅
発行者
彩11有発行所
株式会社講談社
〒112-8001
東京都文京区音羽2:12:2