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テンクウシンパン

原作、三浦辻任。

...大切降度

日頃から

これからの

原作/二油迫儺

遡ノ大翊降廣

テンクウジ

CONTBNIS

第20話「天に反逆するだけのただの獣

第20話、なにはとてもあれ、

第20話・サンキュー・工業!

第20話・最後の命令

第20話「バカ丸出し

第20話「未体験の波動」

第20話、殺すのヤメルッ!

第20話「魔

第93話「子の届く場所まで」

第198話、仮面さんの真実、

第197話、もう遊べなくなる

...

ついに、この時が来た

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...

この時が..

ついに

...

ついにっ...

あそ

第19話もう遊べなくなる

ピン...

...

「意識を観測する

能力」

スナイパー仮面...

やはり「天使」と

「神に近づいた者」の

能力が同化している

あわよくば

その「天使の部分」

だけでも

操れないかと

思っていたが

観測の結果...

どうやら

それは

不可能のようだ

すでに

彼の精神には

「ブロック」が

かかっている

これは;

「自分で自分を

操っている」

ということか...?

......

同化することで

可能となった

「自分で自分を

操る能力」

そっ!

どう?

この能力が

発動していなかったら、

アイカワに

操られていた可能性も

ありましたわね

この能力で..

「神に近づいた者」の

「精神干渉系の能力」は

全て防げるはず...

つまり

この勝負は

純粋に...

どうっ

やっ

仮面さんと

本城理火さんの

勝負!

フーッ...

「ユウちゃん」

うん...

生きていてくれて!!

そしてまた

こうして話すことが

できて良かった

あら...?

ああ...

理火

おまえもな

ユウちゃんが

仮面被されちまったり:

「死んだ」と聞かされたり...

本当に色々あったから

なぁ.....

こんな地獄

みたいな場所で

よくがんばったな

淡い期待として...

仮面さんと理火さんが

直接出会い

「時間をかければ」

洗脳が解けていく

かもしれない...

などと思って

おりましたが...

もしや...

出会っただけで

すでに...??

......

だがなコウちゃん...

人間ってのは少し

会わないだけでも

大きく変わっちまう

モンだよなぁ

どうやらオレも...

もうすでに

完全に別の存在に

変わっちまった

みたいだ

残念だが今のオレには

おまえが「倒すべき敵」に

しか見えない

「使徒の使命を果たす」

ということ以外

何も考えられない

...そう

上手くは

いきません

か.....

ドクン

本題に入ろう

それにこの

「恐ろしさ」..

「大天使」や

「守護天使」とは

また異質な...!

おとなしく

この要求を

受諾すれば

「スナイパー仮面」に

要求する!

命だけは

助けよう!

よし...

我々に

「レールガン発射権」を

譲渡すること...そして

貴様が持つその他全ての

能力を封印すること!

.....ったく

いい...

理火おまえさぁ...

成長してから

マジで生意気な

クチ利くように

なったよなぁ〜

子供だった頃は

もっとおとなしくて

素直だったってのに

よぉ~

...当然

要求は拒否だ!

オレたちの目的は

そこにいる

アイカワの腐った

野望を阻止すること

だからな

その目的を邪魔する

ヤツは誰であろうと

ブッ飛ばす!

理火:おまえでもだ...

おまえともう

遊べなくなるってのは

悲しいけどなぁ〜

......

いっ!

理火くん

たりらか...

交渉は

決裂

手筈通りに

んっ...

了解.....

想定通りとは言え

仮面さんと理火さんが

戦うという事実は

やはり心が痛みます...

ですが私も

あらゆる覚悟は

できています...

仮面さんと共に

全力を以て...

はっ:

直接ッッ!

簡単には殺さねえ

って訳だな

クッッ

・●

・●

オレたちから

直接能力を

奪いとるために!

私も...

仮面さんと同化した

おかげか

高速の動きを認識

できるようです...

ドアイ!

とは言え:

さすがに「強さ」が

わかるほどでは

ありませんが

...なぁ九遠...

ドクン!

ッ!!

こいつぁ

ちっとばかし

ヤベー流れになって

きたかもしれねえ

仮面さんは

どのように

お考えで...?

!!

腰に何か

あると思ったら

ただの

投げナイフか

あの理火は...

オレたちが

想定していたよりも

ずっと強い!

薬物は

塗布されて

いない...と

これが...

「使徒」の実力って

ワケかい...

違うな...

使徒の力だけで

ここまでにはならない...

元の素材のレベルが

高くなければ

こうはならない...

なっ

こんにち

第198話(仮面さんの真実

オレは...

心の何処かで

理火自身を

舐めきってたの

かもしれねえ...

くっ...

......

むっ...?

投げナイフを

一本だけ...?

以前...とんでもなく

強くてカッコイイ

仮面と戦ったことが

あってさ.....

今のオレが

あの仮面より

断然強いってのは

わかってるけど..

ちょっと..

試してみたく

なった

こんな

ふうに...

野球...?

......

速いッ...

んっ!!

イッ

...

...素晴らしい

ワザと

外したな...?

現在の目的は

殺すことではなく

降伏させること

今のは「脅し」だよ

それより..

あえて隙だらけの

攻撃したってのに

全く攻撃しようと

しなかったな?

まさか..

この期に及んで

戦わずに済む

方法でもあると

思ってるのか?

ユウちゃん...

だとしたら

考えが甘すぎるぜ

あう...

むう...

この領域で

自分を通すなら

戦うしかない...

それは

わかってるだろ?

メチャクチャ説教

されちまったな...

だが理火...

おまえの

言う通りだ

オレは甘く

考えていた

ここからは

全力で

行こう

おまえの実力に

ついても...

この領域の残酷さに

ついてもな...

死ぬまで...な

それで...いい

ピクン

どうっ

ここからだな

仮面さん:

了解致し

ましたわ!

しかし、

待て九遠...

全力で行くってのは

半分「嘘」だ

ではこれより

私が仮面さんの

制限を解除し

更なる力を...

その前に

もう一度だけ

「揺さぶり」を

かけておく

しかし...全力で

戦って死ぬのも

いいが...

ちょっとばかり

「心残り」が

あるのも事実だ

...??

実はな...

オレはさっきから

知ったような口を

利いてはいるが...

実際は

記憶が完全に戻った

ワケではない..

「肝心な部分」が

抜け落ちてる気が

するんだ

例えば

オレの本名とか...

理火おまえとの

関係性とかな

おまえとオレって

昔からよく知ってる

友達ってことで

いいんだっけ?

なっ.....

少しだけで

いいからオレに

「真実」ってヤツを

教えてくれねえかな?

何も知らないまま

死ねってんなら

それでも

いいんだけどよ...

......

理火さん御自身に

「記憶」を話して

いただくことで

洗脳を弱める

...と?

止める

べきか?

いや...

ここは流す

先程から理火くんが

不安定になっている

ように思える...

邪魔をして

余計な刺激を与えない

ほうがよいか...

確かに

効果はあるやも

しれませんわね...

少なくとも時間稼ぎ

にはなります...

それに:わたくしの

ほうとしても

仮面さんの「真実」に

興味がありますし!

んァ!!

先程の階段でも

話してくださらなかった

仮面さんの真実...!!

フーッ...

できれば...

自力で思い出して

いて欲しかったん

だがなぁ...

仕方ない

話そう

すまん

では...まず

おまえの「本名」から

教えよう

おまえの

本名は...

「誠勇火」

という

ドクン...

「マコト・

ユウカ」...!?

んっ!!

ドクン!

マコト・ユウカ

様......

それが仮面さんの

本当の

お名前っ...!

失礼ながら

なんと

かわいらしい

お名前っ!

そっ!!

まるで女の子の

ようなっ...

...女の子のような

お名前...?

理火さんと

同じく...:?

勇火...

「勇気を以て

火を制す」

そういう意味で

おまえは

名付けられた

そしてオレの名は

「理を以て

火を制す」という

意味...

...

「恐怖と混乱に

打ち克ち

勇気と理性を以て

火を操ることこそが

人間の本質」

そういう意味で...

「オレたち」は

名付けられた

オレたちの...

父親によってな

はい...!?

はいぃ!?

クレー

おれたちの

ちち.....?

ドクン

仮面さんと

本城理火さんは

......

お父様が

同じ?

その言葉を

素直に解釈する

ならば

仮面さんと

本城理火さんは...

...ご兄弟!?

〈場所まで

...えっ?

どういうこと?

喋った...

あの二人は...

実の兄弟だ

まぁ...

聞いての通りだ

僕もつい先刻

少し聞いただけ

なので詳しくは

わからないが

奇妙な運命を

持った.....ね

全然

驚いてないな

ユウちゃん...

アンタ

やっぱり

この事実..

思い出して

たんじゃ

ないのか?

さぁ...どうかな

それで...

オレとおまえは兄弟:

おまえはオレの弟...

ってことでいいのか?

生まれは

その通り..

だが今は違う...

オレたちは

あの時あの空港で:

兄弟であることを

辞めた...

...これ以上

話す必要も無いな

とにかくこれで

お互いの心残りは

無くなった

では..

戦いを

始めるか

勿論気が変わって

降伏したいというなら、

受け入れるが...

なっ...ななな

何がどうなって

おりますのっ!?

ということは

ユ:・あああ

頭が働きません...

自分の頭ではありません

けれどもっ...

このお二人が

ご兄弟!?

本当に!?

ドクン!

ピクン

こらこら

落ちつけ九遠

はっ..

ックン

まー気になる

だろうが...ここは

戦闘に集中してくれ

九遠...この話は全て

理火の洗脳を

弱めるための

「揺さぶり」であることを

忘れるなよ...

...

......

簡単に洗脳解除とは

ならないだろうが..

「不安定」にさせれば、

戦いもしやすくなるし、

時間も稼げるように

なるはず......

さっき子供の頃の

話を振った時も

ほんの少し

理火の動きが

止まった...

今の理火は

闇に染まっている

ように見えるが

まだ完全では

ないらしい...

チャンスはある

だから.....

..

ひどいこと?

オレは

これから理火に

「ひどいこと」を

言おうと思う

良く言うなら

「ショック療法」って

ヤツだな...

確実に効果はある

ユウちゃん...

物語の悪役にでも

なったつもりで...

理火...

おまえ...

どうするんだ?

つまり...

おまえの心の中に

「アイツ」は

存在しないって

ことか...

「お互いの心残りは

無くなった」...

そう言ったな?

そういえばずっと

「アイツ」の名前も

出してないしな...

洗脳のせい?

違うなおまえが

アイツを大事に

思ってないってこと

なんだろうな

おまえは

「本城遊理」を

大事に思って

いない

何を

言ってる...

関係無いだろ

今は...

関係無い...

そうだろうな

おまえにとっては

そうだろう

結局の所...

おまえにとっての

本城遊理は...

「血の繋がって

いない赤の他人の

まま」なんだろう

からなぁ!

誠理火!

やはりおまえ程度が

「お兄ちゃん」に

なることなんて不可能

だったんだよ!

!!!

やっ!!

違う...

違うッッ!

オレはッ...

本当に......ゆり...

九遠

主系システムを

「神に近づいた者」へ

変更!

ゆりをっ...

ピッ!!

はい!

んっ...

身体能力制限無効!

処理能力制限無効!

...参ります!

限界突破ッッ!

この「力」はっ...!

理火くんッッ!

ゆりっ...

オレは

ハイ

オレはっ...

あっ.....

...アゴ狙い

か.....

脳を揺らして

気絶させる

つもりだった

...と

なるほどな...

ユウちゃんはオレの

洗脳を解くために

戦ってるって訳か...

ピクン

この戦い方も..

ペラベラ喋ってたのも

それを狙っての行動:

確かに効果は

あったみたいだ..

頭も身体も

上手く動かなく

なってやがる...

バッッ

それでも..

それでもオレの

「使徒の使命を

果たす」という目的に

変わりはない!

...ったく

本当に

手のかかる

弟だな

やっ!!

だが

こうなっちまったから

にはしょうがねえ...

オレが意地でも

洗脳解いてやる!

やっと...

こうして

手の届く場所まで

来たんだしなぁ!

スナイパー仮面は

やはり冷静...

安易に僕の命を

狙っては来なかった

僕が「死ぬと同時に

爆弾を起爆させる」

という命令を

出している可能性も

あるからね。

実際にはそんな

命令を出しては

いない...爆弾も

交渉の材料としか

考えていなかった

しかし..

もし本当に

このまま

理火くんの洗脳が

解除されて

しまったなら...

起爆させ...

この場にいる

全員に死んでもらう

...

「僕が理火くんに

裏切られる」という

事実が成立する

前に...

それは...

だい

第200話

んっ...

ヒッ!

ユウちゃん...

距離とりたいのは

わかるけど

柵の向こうまで

行って平気なのか?

高所恐怖症...

なのに!

へっ?

オイばか

言うなっ!

恥ずかしい

だろうがっ!

ふふっ...

む.....

2回めの

「国民保護サイレン」

か...

だとすると...

「力」を解放しなければ

守護天使の動き出しを

抑制できるということが

僕の場合は

意図せず守護天使を

動かしてしまったが...

本来はもっと準備をしてから

力を解放すべきだったと...

これは..

スナイパーが

力を解放したことで

「大きく神に近づいた」と

判断されたためだろうな

今度は...

「大天使対

守護天使」の

戦闘音...

今までにない轟音...

駐車場ビルの一角が

崩れたか

すでに別の

守護天使が戦って

いるようだが...

戦況はどうなって

いるのか...

バカ!!

......

ゆり......

じゃあ

えっ

ぐわっ

くうっ...

いい!!

向こう側の大部分が

崩れたっぽい...

おそらくは

吊り橋も...

......

もう止んだみたい

だけれど

またあの恐ろしい

サイレンが

鳴ったのも

気になる...

「審判」にも

攻撃キョカが降りた...

審判も大きく

神に近づき

「接触段階」に入った...

ドクン!

ソレよりも...

私の後ろに居たはずの

審判がいつの間にか

アノ屋上で「使徒」と

戦ってイルという事実...

「意識を

転送する能力」...

意識どころか

自我までも

他者の脳に転送した

というコト...?

管理者....?

......

ナンテコト...

そのレベルの能力は

「管理者」しか

使えないと

思っていたのに...

ウイン

......

大天使.....

んン...

「ワザと」

この大きな破壊を

起こしたわね...?

この破壊で

発生した煙や

瓦礫を利用し

私から隠れ:

自分の体力を

回復させる

ために...

戦ってみて

わかったわ..

意外にも大天使は

頭を使いながら

戦っている

「管理者」が

大天使はヒーローものの

特撮やアニメに

影響されてるって

言ってたけど

こういう戦い方も

それで覚えたの

かしらねぇ...?

そして...

管理者はこうも

言っていた

大天使こそ

「この領域が孕む

リスク」に

最も近い存在かも

しれない...と

この領域は

「神を誕生だすための

機関」

ん!!

しかし「神」という

存在を作り出せる程の

莫大なエネルギーを

持つということは

神とは別の:

神とは真逆の

存在を作り出して

しまう危険性も

あるということ

神とは真逆の

存在...

その存在を

ひとことで表すなら...

「魔」

...「魔」が誕生したら

具体的にどうなる?

そこまでは管理者も

言ってなかったけど

全てを破壊対象とする

大天使...

確かにこれ以上

成長してしまったら

「魔」と呼べる存在に

なってしまうでしょう

っていうか

大天使がこれ以上の

存在になったら

この領域のシステム上

「管理者」が戦いに

参加してしまう

それだけは..

それだけは

なんとしても

避けなければ

ならない

何故なら...

何故なら.....

管理者が死亡した場合

この領域の場界が維持不可能となり

元の世界と混じり合う形となるから

それはつまり

元の世界全てが

この領域のような

地獄と化してしまう

という意味を持つ

相川守は

そういう世界を望んで

いたみたいだけど..

「神」無しで

そんな世界になっては

その望み以上の

地獄となるでしょう

...そんな世界に

なったら

私もずーっと

「守護天使」の

ままだしねぇ...

!!!?

そうしないためにも

管理者を危険な

戦闘へ出す訳には

行かない

管理者の死ではなく、

「神の誕生」による

正常な領域の終了こそが

私の望み

そしてできれば

私を殺さずに

守護天使の呪縛からも

解放してくれるような

人が神になって

ほしい...ってね

ッ...

今の所は審判か

ゆりちゃんか..

本当は理火クンが

良かったんだけど

ねぇ.....

...

...こっち側の吊り橋は

まだ繋がってる...

!!!

今の内に

本城さんを

無理矢理にでも

動かして逃げる?

でも、わー...

本城さん?

...私は.....

うう...でも...

今の本城さんに

無理させるほうが

危険かも...

墜落とかあるし...

神様になんて

なりたくない...

なんて

言ったの?

神様に...

なんて......

フフ

高みにして

目指してる

ユウちゃんが

高所恐怖症

とはねえ

フンフン

全然上手くない

ジョーッズ!!

ハウン

仮面さん

とに揺さげと

バフン・

クレー

私は.....

なりたくない...

神様に...

なんて......

クン...

告白

第201話

殺すのヤメルシ」

ダメです

ピクン...

「クチナシの仮面」を

被った者は

「完全なる神」を

目指さなくては

なりません

「私」はあの時

言ったはずです

でもやだ

「完全なる神を

目指し

がんばって

ください」...と

っていうか..

もう私は

何もしたくない

私が何をやっても

全然上手く

いかないんだもん

ずっと会いたかった

お兄ちゃんもなんか

よくわかんない

ことになってるし

もう私が

何をやっても

意味無いのかなって

私.....

一生懸命やってきた

つもりなのに..

何も...

何も.....

「神に近づいた者」に

何も目標が無い状態は

非常に危険です

それでも

絶望のまま

何も目標を

持てないと

いうのであれば

今すぐに

自殺してください

フヨ...

お願いします

自殺?あー...

なんか色々あって

「それ」を

忘れてたわ

そうねえ...

それで全部

終わらせちゃっても

もういいのかな..

お願いします

........

「危険」....?

本城さん

ッッッ!

あう......?

あっ.....

急に大きな

声出して

ごめんなさい..

ニセちゃん...

ごめんね...

その...

本城さんよく

わからないこと

ブツブツ

言ってたから...

私...本当に

ワケわかんないことに

なってて......

本城さん...

「自殺」って

言ってたわね...

ウソ!

お兄さんが

洗脳されたショック:

私が思っていたより

もっと大きいみたい:

やっぱり動かずに

私がこの場で

本城さんを

守っていたほうが

まだ安全か

ピクン

ビクッ

なんとしても..

今後何が

あろうとも

本城さんの

命だけは守るっ...

どうっ

......

巫女の守護天使...

完全に隙だらけ

だわ...

...だからと

言って..

ここで攻撃しても

私がアイツに

勝てるとは

思えない...

それなのに...

それなのに!

私の脳内で

声が

聞こえる...

んっ...

脳内に:

残っている

アイツからの

「命令」がっっ...

バッ!

アイ様からの

命令を

私から伝える

守護天使と

戦うこと..

勝ち負けは問わず

我々が死ぬまで...だ!

ピン...

我々は捨て石だ...

肉体が動く限り

守護天使と

戦い続けるのだ!

......

全ては...:

全ては.....

キャッ!!

アイ様の

ために

!!

まだ

気づかない!

なっ...

殺せる!

がっ!?

い...ゴミ虫が一匹

残っていることを

完全に忘れていた

がっ!

ぎ...

攻撃にも全く

気づかなかったが..

遅すぎて

対処余裕だったゾ

とりあえず

楽にしてアゲル

ごっ..

仮面壊れたのに

まだ命令が残っていた

みたいだな...

命令に逆らえない

人形め...

マァそういう意味では

ワタシも同じだが:

待って..

あの...

殺す必要は..

ないですよね?

やめて...

ください...

殺さなくても...

別に......

それもソーダナ!

じゃあ殺すの

ヤメルッ!

なんて

言うワケないだろ

..

......

あ...

ああ.....

また..

みごろし...

汚れ

チャッタ...

私が...

何をやっても...

ナニを驚いてる...

オマエらだって

散々やってきた

コトだろーが

オマエらが

いくら雑魚だからって

生き残ってる以上は

この領域のルールに

従っているはず...

「戦いになったら

強者は弱者を

殺すこと」

「それこそが

この領域のルールであり、

本質ダロ?」

あ...

ああ...

そうだ

思い...

出したかも:

私の...

やらなきゃ

ならないこと...

「このムカつく

セカイを

ブチ壊すこと」

もっと言うなら...

私の目的は

この領域そのものを

消滅させること...

だいけ

はとう

第202話、未体験の波動

その目的が...

ちょっと「あやふや」に

なっちゃってたかも

しれない

色々あったし...

何より目的の

達成条件が

わからなすぎて...

でも.....

でもっ.....

なんでだろう...

今の私なら...

その条件が

わかりそうな気が

する.....

フフン...

ペロッ

ホラな...

やっぱりキサマらは

この領域のルールを

しっかり

わかってる

自分の勝てない

相手には逆らわない...

それもまた

この領域の

ルールだからナ~

ルールに

逆らいたいなら

すぐに目殺するしか

ないゾ!

楽に死にたいなら

今すぐワタシに

襲いかかってくるがイイ!!

ムカつくヤツ...

守護天使が

何か言ってる

けど...

...

どうでもいい..

守護天使は

この領域の消滅と

直接は関係して

ないから..

関係あるのは

守護天使の

更に「高層」に

いるヤツ...

それは...

えっと...

えーっと.....

それはダメです

本当にダメです。

貴女は

神を目指す道とは

真逆の方向に

進んでいます

お願いします

どうかその思考を

今すぐ停止してください。

ああ.....

そうだ.....

ダメです

前に...

この領域に来て

間もない頃

ちょっとだけ

考えた時がある

ダメです

「管理者」について

考えた...

管理者は存在する...

今の私には

ハッキリとそれが

わかる..

うん...

そうだ...管理者は

領域を維持する

ための存在...

ダメですってば...

だから...

この領域を消滅

させるためには...

管理者を

殺せばいい!

ダメです...

ダメッ...

ダメだって

言ってんだろうがああ

あぁあああッッッ!

あうっ?

アン?

本城さん.....?

アイツ...

さっきまで電位が

乱れまくってたのに

いきなり

落ちついたナ...

もう色々と

あきらめたって

コトかな~?

今...

本城さんの声が

直接、私の頭の中に

届いたような気が

した...

本城さんが好きすぎて

幻聴が聞こえた...って

ワケではないはず...

本城さん...

今言ったわよね?

「私が今から

全て終わらせる」

...:.って

本城さんの中で

何か変化が...?

今は怒りの仮面が

目の前にいるし...

直接聞くことも

できないけれど:

......

気のせい...?

いや

大天使か...!?

今一瞬だけ

未体験の波動を

感知したような...

うわ...

こりゃあ...オレが

この領域に来てから

一番高い場所に

来ちまったな...

!!?

ユウちゃん...

オレのためってのは

わかってるが

時間稼ぎは

もう効果無いかも

しれないぜ

ハァ

結局...

洗脳の根本的な

部分は

不安定にもならず、

頭にこびりついてる

らしい...

つーか

こんな場所で

鬼ごっこしてるのも

限界があるだろう

ハァ

このままじゃ

兄弟揃って

墜落死するしか

なくなる...

いい!

いや...オレは

「使徒の使命」を

果たすまでは

死ねないん

だった.....

残念だが

限界が近づいたら

全力でオマエを

殺しにいかせて

もらう...

ったく...

割と時間は

稼いだと思うが

これ以上「不安定」とは

ならないか?

やはり

さっき狙ったように

なんとか理火を

「気絶」させるしか

無い...

そろそろ...

「合図」を出す

頃合いか

この屋上に来る前...

アインに

小声で指示を

出しておいた

ライフルの銃声が合図:

ライフルを使うような

展開になったら

屋上まで出てきて

くれと...

ドクン...

アインの

「天使を止める能力」が

使徒・理火にも効果あれば

気絶も狙える

正直、串怯な気もするか...

理火を助けるためには

あらゆる戦法を試すしか

ない...

・ロバロコメントロキ・

SKYDEOKPHOTO

やっぱり、

SKYdP

スカイデッ

戦いは

始まってるのに...

スナイパーは

まだ「らいふる」を

使ってない...

合図無しでも

私も出て戦ったほうが

いいかな...?

!?

だーるま

第200話バカ丸出し

えっ!?

なんでっ.....?

......

...そろそろ

血が流れる展開に

なりそうだな...

僕もハッキリとした

命令を出すべきなの

かもしれないか

この兄弟がどう

決着をつけるのかにも

興味はある...

......

この奇妙な

運命を背負った

兄弟が...

「父の遺言」

.....?

つまり...

君たち兄弟は

お父上の遺言に

よって..

それぞれ別の...

親類でもない

2つの家族の

養子になった...と?

ええ..

オレは日本の

本城家に...

「アイツ」は

別の国の

新しい家族の元に

両家族とも

父と深い知人

だったそうです

...遺言には

「兄弟で馴れ合って

生きていくようでは

高みには達せない」

とかなんとか

......

自分の実父...

しかも故人に

こう言うのも

なんですが

本当に頭おかしい

変わり者でしたね

しかし

この遺言には

「強制力は持たない」

ともありました

つまり

オレたち次第では

兄弟揃って暮らしていく

道もあったワケです

それでもアイツは

「高み」のため

兄弟であることを

やめて旅立った

ふふ...結局はアイツも

父と同じくらい

変わり者だったって

ことですね...

この奇妙な運命を

持った兄弟が

この奇妙な領域で

戦闘を行う...

これは

単なる偶然

なのだろうか?

奇妙な運命を

持った者が優先して

この世界に

呼び込まれているの

ではないか...?

僕自身も

普通の運命とは

言い難いしな...

その答えを知る

ためには::

更に大きく「神」に

近づく必要があると

いうことか...

いや...

違う!

アインか!?

これは:・

「人間」?

この足音は...:

「意識を観測する

能力」を使用!

この近辺に

存在する人間...?

まさか...

........

え!?

ヤ.....

ヤリの

おじさま...

田辺さんっ!?

......

おまえが

相川守じゃな!

おまえは

ワシが倒す!

覚悟するがよい!

むむっ...

仲間がいるとは

卑怯なヤツめ!

相川守よ!

男だったら

ワシと一対一で

勝負しろ!

田辺さん.....?

はぁ...まさに

「バカ丸出し」:

本当に劣等な人間は

空気を読まず

我々の行動を

阻害してくれる...

だが...

君のようなバカが

いてくれるおかげで

僕の思想の正しさを

再確認できるとも言える

ドンッ...

バカッ

自らの愚かさ・哀れさも

自覚できず場を乱すことしか

できない存在...

消えてくれれば他の人間も

君自身も「幸せ」になれる!

一対一か...

いいだろう

久しぶりに僕自身が

「幸せ」を与えて

やりたくなった

まあ君は僕の戦闘能力が

人間と同程度だと

思っているのだろうが...

遠慮無く「自己強化能力」を

全開で使わせてもらうよ

ピクン

どうっ

理火くん!

むむっ...

はぁ...

よくわからない

展開ですけど...

君は

スナイパー仮面を

抑えておいて

くれたまえ!

ウソ

......

仮面さん!

仮面さん....?

ピック...

このままでは

田辺さんがっ...

......

即死は

ダメなんだ

即死は...

バカは死ぬべき...

死んだほうが

幸せであるという

僕の理想...

それをしっかりと

認識しながら死んで

もらわなければな...

ええ......

その通りですね

「バカは死ぬべき」

.....私も

そう思いますよ

...ん?

九遠...

あの田辺さんに

違和感を

覚えないか?

出てきた時から

口調がいつもと違う...

それに雰囲気も...

はっ...?

アレは...

本当にオレたちの

知っている田辺さん

なのか....?

!!

やっ!!

コイツはっ!?

!!

あう...

なっ!?

そう...

「バカ」は速やかに

死ぬべき.....

あっ...

それはまさに

この「機関」の

ルールですから:

クレー

第204話最後

めいれい

最後の命令

「使徒の使命」が:

んっ...

田辺さん...

これはっ...

ピクン!

実は人間では

無かった...:?

いや...

さすがに今までの

全てが演技だったとは

信じられん...

これは

おそらく

「オレたちと同じ」...

何者かが田辺さんの

脳内に入っているという

ことじゃないか...?

オレたちと

違う点は...

バカン!

「意識の転送」...

私が言うのも

不遜ではありますが

簡単に使える能力では

ありません

.......

田辺さんは

脳も身体も

その「何者か」に

完全に乗っ取られて

いるってトコか...

ピクン

その能力を

使用する者...

一体何者でしょうか...?

劣等な存在ほど

「好き嫌い」という

低次元な感情で

冷静さを失う...

今の貴方は自らの

「人間嫌い」に影響されて

著しく冷静さを

欠いてしまっていた

「天部」...

相川守よ

結局は貴方も

貴方が蔑んでいた

劣等な人間と同じ「程度」

だったということです

その事実を深く理解し...

「絶望」を味わいながら

死んでください

ニコニコラコラ

はぁ

はあ

はあ

愚なる者には

速やかに

絶望に彩られた死を

それが

この領域の...

この機関の

ルール

「管理者」

として

「私」は...

貴方がたに

ルールの厳守を

要求する!

なっ!?

かっ.....

かっ...

・●

「管理者」ッッ!?

..

管理者だと...?

この領域の...

やはり

存在したのかっ...

...私とは違い

「全て」ではなく

「一部」だけを

転送しているとは

思いますが...

じゃあ!!

その管理者が...

今は田辺さんの

脳内にいるって

ことか...?

さて...

貴方を即死しない

ようにした理由は

絶望を認識させる

ためだけでは

ありません

それにしましても..

まさか管理者自らが

戦闘に参加してくる

なんて.....!

貴方は

絶命する前に

やるべきことが

あるでしょう

相川守...

今すぐに

給仕仮面に連絡し

「爆弾」を起爆

させなさい

そうすれば

貴方の敵である

「審判」も道連れに

できる...

貴方の死も無駄では

なくなる......

むう...

この私の提案は貴方の

「絶望」を弱めることに

なっているかも

しれませんが

はあ

我々としましても

ここで「審判」と「使徒」に

死んでいただいたほうが

効率がよい

ですからね...

......

はぁ

はあ

「命の転送」を試すか...?

いやアレは

行動不能時間が長い...

現状では不可能:

これは...

もう...

はあ

かっ.....管理者...

聞こえているの...

だろう...?

はぁ

はあ

君の提案に

対し...

返答...する...

はあ

はぁ

爆弾は起爆させない...

理火くんが

裏切ることも

無かったしね...

はぁ

そして...

はあ

君には残念...

だろうが...

今の僕が絶望に陥る

ということも:

ないっ...

何故なら...

この「痛み」や..「死ぬ」という

現実が近づいても...僕の

考え:思想が変わることは

一切無いのだから...!

はぁ

僕も平等に「劣等種」である

という理由で無様に死ぬ...

この結果も..

僕の思想と完全に

合致しているうっ...

僕の思想が

正しいという..

幸せな結果だっ...

ゲブッ...

はぁ

ふふっ...

ははっ...

はははほっ...

どん...

......

......

理火くん...

「コイツマジでキモい」

って顔してるねっ...

まあ...

いいや...

死ぬ前に...

使徒である君に...

最後の命令を

下す...

初めて会った時も..

そんな顔...

してたっ...

り...理火くん...

君の...

...はい

君.....の...

「君の脳内に残る

僕の命令を全て

消去する」

!ン...

君の「洗脳」を

解除するっ!

は......?

・●

...

はぁ

はぁ

ど...

どういうこと

ですの...?

おや.....

だって...

なにゆえ

理火さんの

洗脳を.....?

そう...

来ますか...

相川守...私は

「歴史好き」ですので、

貴方の狙いは

わかりますよ

「自分が死ねども

思想は死なず」...

という考えですな

第205話とも、あわ

なにはと

貴方の思想を知る者...

本城理火が

生存していれば

いつかは

その思想を受け継いで

くれるかもしれないと

洗脳解除については...

洗脳によって

作られた意思など

貴方の思想に反する...

ということでしょう

洗脳ではなく

優秀な人間による

自らの意思で

思想を実現して

ほしい...と

その...

そのとお...り...

はあ

......はぁ?

はあ

はぁ

管理者...

説明感謝する...

理火くん...

今...僕の思想を

否定しても...

関係無いのだ..

はあ

はあ

君は僕の

話を聞いた...

その時点で...

もうアウトっ...

僕の思想...

人間...減らす...

優秀な人間だけを

残す...

絶対に正しい:

はあ

はあ

理火くん...

君がいつか

人間どもの愚かさに

愛想が尽きた時...

人間どもが

これ以上愚かに

なっていくなら..

絶対に

そうなる...

いや...

はあ

僕の思想は...

復活することと

なるっ...

そのため...に..

理火くん...

生き延びて...

相川さん...

人間は

馬鹿ばかり

だからなっ...

ふふふっ...

協力して

バレー仮面...

給仕仮面...

あと..

えっと...

あっ...

スナイパー仮面

.....

みんな...

協力して..

生き延びるのだ...

いや

相川さん...

貴方は

もう死ぬ

最期なんだ...

最期の言葉が

本当にそんな

人間に対する

恨みなんかで

いいのか?

さいご...?

さい...ご...?

最期に

もう一度だけ:

母さんに

会いたかった...

...くだら

ないな..

少しは

成長しろっ...

くくっ...

人間どもっ......

......

なにはともあれ

相川守...

「落選」ッ!

さて...

...この素晴らしい槍を

破壊しようとは

感心しませんね

ですが...その

狙い自体は正しい

今ここで

「私」を撃っても...

「私」は死なず...

この身体の持ち主が

死ぬだけですからね

だろうな

それより

アイン...

カタナの仮面は

どうした?

アインちゃんは

我々管理者側の

攻撃対象に

なっておりません

おまえが

来る途中に

居たはずだが

今は...

私の「能力」で

眠ってもらって

いますね

skypEGKPHOTO

しかし

攻撃対象では無くとも

我々の作戦に対し

障害となるなら

動きを封じるぐらいの

ことはできます。

そこを

へえ...

..

キャッ

おまえたちの

攻撃対象:

「接触段階」に

入った者たちか:

理火!?

...動きが

まったく

見えなかった

さっきまでの

「不安定」とは違う...

これが本来の

実力...

オレと...

「審判」である

スナイパー仮面も

おまえたちの

攻撃対象に

なってるんだよな?

どうするんだ?

その借り物の

身体でオレたちと

戦うつもりなのか?

いいえ...

戦いは

やめておきます

ところで...

貴方がたは

すでに

「思い出して」

いますね?

確かにこの身体では

貴方がたに

勝てそうにありませんし

無駄なエネルギーも

消費したくはない

私...

「管理者」が

死んでしまったら

この領域と

元の世界が

融合してしまう

という事実を

仮に私が

本体だとしても...

貴方がたが

私を殺しては

いけないという

ルールを

いつかは「試練」として

私の本体が直接

貴方がたの命を狙う時が

来るかもしれませんが、

その時は私の命を

奪わないように注意

してくださいね?

理不尽かもしれませんが...

それがこの機関の

絶対的なルールですので!?

管理者...

アンタは

ふーっ...

相川さんとは

また別のタイプの

「ムカつくヤツ」だな

...全てはこの機関を

健全に運用し

正しく「神」を

誕生させるため...

えあれ、

そのための

ルールを破壊する

可能性がある者は...

試練とは無関係に

排除させていただく

現在は

「大天使」:

彼を排除するため

守護天使が

動いている:

......

彼が排除されれば

この地域における

「乱れた戦い」も

終了し

元の健全な展開へと

戻るでしょう...

大天使さん...

......

相川は死亡..

「使徒」と「審判」の

戦いも

終了したようね

管理者.....

他人の身体を

使っての戦いなら

すぐに殺される

ってことは

無いか...

向こうの

戦いが終了した

おかげで

意識の観測が

しやすくなった

大天使の

意識レベルを

確認......

大天使...

まだ生きてるけど

だいぶ弱ってる

みたいね...

それなりに

銃弾も浴びせたし...

これは

このまま死んでしまう

かもしれないわね...

......

...

クレー

とても......

痛い.....

正義!!

第206話

ジャスティス

右肩...

脇腹...

いや撃たれすぎて

もう何処が痛いのか

わからん.....

あの女の動き

全く読めん...

見えない所から

銃弾が飛んで

くる......

我は成長した...

それでも

あの女のほうが

強いっ...

残念ながら..

「今の我」では

あの女に勝つことは

不可能...

と.....

なれば...

それって、

やはり

このまま...

このまま逃げるしか...

ないなっ!

我はこのまま

死ぬ訳にはいかん:

まだまだ世の中は

悪だらけだからな...

正義のため...

世に蔓延る悪を

毅して殺して

殺しまくらねばならん...

殺して...

殺して...

ええと...

ーン...

それから...

ええと......

ピン...

もう.....

いいよ...

えっ?

なんだ

おまえ?

新キャラ?

もういい

もう「君」は死ぬべき

なんだよ...

今の君は

.......

ああ

「僕」が

ずっと願っていた

正義のヒーローの

姿じゃないから...

おまえは

「元の世界に

居た頃の我」

ではないか

誰かと

思えば...

...えっ?

我?

幻覚かな?

ずっと...

子供の頃からずっと

あの病院のベッドで

願い続けてきた...

正義の神様に..

強い身体を

くださいって...

願ってきた...

叶えてくれたら

どんなに辛くても

正義のために

戦い続けますから...

あのヒーローたち

みたいに..

絶対に正義のために

戦い続けますから

って...

僕が...

病気で死んでしまう

前に......って...

そして......

ずっと...

すっとずっとぎっと、

願い続けてきた...

僕はこの領域で

「強い身体」を

手に入れることが

できた.....

ふむ..

そういえば

そうだったな!

で?

なに?

「君」も心の中では

わかってる...

だからこうして

「僕」が見えてる...

君はなんの罪も無い人...

殺す必要なんて無い人まで

悪と決めつけて

殺しているだけ...

今の君...

今の僕は

正義のヒーロー

なんかじゃ

ない...

.....

「悪」だ

正義のヒーローに

なりたかった

だけなのに...

なんで...なんぞ

こんなことに...

いっぱい

殺してしまった...

僕の願いが..

間違っていたのかな...?

何を言っている?

今の我はどこから

どう見ても完全なる

正義ではないか!!

それに!

我が死んでしまったら

もう正義のため

悪を滅する存在が

いなくなってしまうぞ!!

もっと自分に

自信を持て!

......

でもダメだよ..

「君」は...もう

終わりにするべき

なんだよ...

本当になんで

だろう.....

はあ...

君が死んでしまっても...

まだ正義のために

戦ってくれる人はいる...

今の君には

仲間がいる...

ふぎいいい

これは...お前を助けて知ってるんでしょう。

あの仲間たちなら...

きっと...

正義のために

戦ってくれる...

ミヤルガムにつくか思い出しなさいよ

なかま...

その無印ってのがどんな機能してもおぐらいは...

もう定分では

ホンっ...

仲間のために

命を懸ける!

それって

すごく正義っぽい

ですから!

ふむ.....

確かに

それも

「アリ」だな...

逃げちゃダメ...

今は

あの人たちのために

戦うべき.....

そうすれば...

今の君でも

「本当の正義」に

近づけるかもしれない:

願いを...

忘れないで..

「大天使」...

消えた

やはり

ただの幻で

あったか

くだらん.....

......

本当の...

正義.....

ふんがーっ!!

とうっ!

......

......

大天使.....

その状態で

堂々と出てきて

くれるとはね

何か考えが

あるのか...

それとも

観念したという

ことか...

ふん!

言葉にできる

ようなことでは

ない!

今の我が

放つべき言葉は...

この

「ひとつの言葉」

のみ!

サンキュー!

正義!

大天使...

思っていた以上に

ボロボロじゃない...

これは...

やっぱりもう

死ぬ覚悟で...

ヒクン...

んぅぅぅ...

弾数制限は

解除

無制限連射

...正直言えば

私だって

貴方を殺したくは

ないわよ

はんぎゃく

第207話。天に反逆するだけのただの獣

それでも..

それでも

貴方にはここで

死んでもらうしか

ないの

来いッッッ!

貴方はこの

領域そのものを

崩壊させる可能性が

あるから

領域の崩壊...

それだけは

なんとしても

避けなければならない!!

もう...

ワタシのことは

完全に眼中に

ないナ...

くやしい...

ワタシは...

選ばれし者に

なったハズ

なのにっ...

所詮は

ワタシも...

なんでこんな

情けナイことに

なってるん

だ.....?

この領域の

人形に

過ぎない...か..

......

ねぇ

ニセちゃん

ピクン

なに...?

本城さん

どうしたの?

なんでも言って?

私がこれから

どんなふうに

なっても

私を...

嫌いにならないで

ほしい...

本城さん...

私には何となく

わかってる...

本城さんは今...

「何か」に変わろうと

しているってこと...

わかるのよ...

私は本城さんを

ずっとずつと

見てきたから...

本城さんは...

この世界そのものを

どうにかしちゃうような

人だって...

「何か」が

なんなのかは

わからないけれど..

本城さんが..

どんな存在になったと

しても...

私が本城さんを

嫌いになるなんて

ありえないッッ!

私の気持ちはっ!

何があっても

絶対に変わらない

からっ!

あっ...

いや...

その...

気持ちって

いうのは...

あの...変な意味

じゃなくて...

ニセちゃん

ありがとう

透けてる

わよ......?

...本城さん?

貴女...

なにか...

やっ!!

えっ......

いつの.....

間に...:

バリン

それより:

今巻き起こった

波動はっ...

もう.....

間違いない...

ピクン

今の波動を

発生させた者こそが

「魔」と呼ぶべき

存在.....!

......!

本城....さん?

...ゆりちゃん?

まさか...

まさかっ.....

貴女がっ...:

ゆり...!?

やって

やっっ

境界に対する

重大な侵犯行為を確認

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大天使ではなかった...

本当に警戒すべきは

本城遊理だったという

ことですか...

...本城理火

残念ながら

貴方の妹は

魔道に堕ちた

今の彼女は...

天に反逆

するだけの

ただの獣です

8巻につづ

原作

三浦追儺

住画

大羽隆廣

福園佳菜子

櫻井寬史

五十嵐妙恵

編集

内田朋宏

小堀龍一

単行本編集

野澤忍

バーデザイ

稲富健

ジャーラー仮面さんに聞く

守護天使

謎の多い部りの仮面

「守護天使!!

優しくてデータ重視の

ティーラーさんに

色々聞いいてみました!!

Q.守護天使って簡単に言うと何なの?

A.この歳の「厚生血圧にある存在ね。

2010年前にあった「闘行事実態になるの」

Q.どんな仕事してるの?

A.その名の通りその記載の気配よ。維持や監視ね。

Q.洗脳とかはされてるんですか?

★多少は洗脳されてる。でも、他に比べれば自由ね。

Q.フロアウで呼ばれてるけど、何?

...守護天使の格付けね。

お腹入りの中にいい。数字が大きい方が買いし、医療のように

ほい、じゃあ...。

Q.ディーラー仮面さんについて教えて

いや...私はアロアの手順では、年収20年後

服装は自前。デイーラーってのも元の世界のままね。

Q.普段はどんなお仕事を?

A.パトロールね。あとエレベー-タールーム近くに

「自分自身がやってませんでしょうか」と呼ばれるのは

Q.持ってる武器について教えて!

A.新はしかめるMATサービングでやりね。

守護天使は強力な銃器でも自由に使えるわ。

格闘技術もほとんどインスト「ルされているわね。

Q.ティーラーさんってこの領域キライですよね?

A.ノーコメントね。

Q.巫女仮面さんについて教えてい

A.彼女は「フロア41の守護天使。年齢は知ら

なんだ、大丈夫だって言ってたのね。

Q.彼女の武器は「大きし師ですけど、

A.M82対物狙撃銃。わざわざ大きい銃なのは

彼女が見栄え事だからでしょうね。

まぁそういう所が結構かないんだけど。

Q.見栄っ張り?。他だとどういう性格?

A.特定の宗教はやってないそうだけど、

昔から俺の定番を張り興味があった。

うんいわ。天野が行なんて恥ずかしいこと

もいってるし。

...。。。

助けてくれたらいいんだけど。

Q.軍人仮面つさんについて教えて!

A.彼は「フロア50の守護天使。武器は私と同じ。年齢とか細かいことは

よく知らないわ。服装はごおちんちん。...こんなのっちで着替えたらしいけど。

Q.よく知らない?仲悪いんですか?

A.良くはないかねぇ。私たちも護天使は

元の人間性的な使ってるから

結構職場の人間関係が面倒なのよねえ。

Q.守護天使さんたちも大変なんですね。

A.まあね。イケメンの王子様でも来て

この巻で僕に似たヤツが遊理ちゃんに割られてたけど

アイツは僕とは別の個体なのでセーフでーす。

Q.ほう、当然他にも守護天使はいると...

守護天使もまだまだ謎が多そうですね

A.一番試存のは貴方前回皆がだけどね

家この物語はフイクションです。実在の人物・団体・出来事などとは

切関係ありません

淡収録されていいる表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し

コミックス発売当時のまま掲載しています

天空侵犯(17)

発行者

2018年7月1日発行(O)

森田浩章

株式会社_講談社

大羽隆廣_三浦追儺

©TsuinaMiva/Takahino.Oba2018

〒112-8001

東京都文京区音羽21221