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テンクウシンパン

Inff.これ以上解決した

...人物学院

・ウシンパン

ミ浦追儺

機両人大羽隆度

主要キ、

キャラクターの

・紹介

裁理火(誠理火

本城理

遊理の裁兄にして、スナイバー一仮面の血の繋がる弟。SEXと

相川による洗脳は解除され、本当には

現在は「使徒」だった時に得たあなたが私とか、高い戦闘能力だけを残している。

姫川さんにいたいというのは、知力・能力大丈夫で、油断に乗られている。

パー仮面

誠勇火

本名は「誠勇火」。

理火とは幼い頃に

生き別れになった実の兄弟。

「天使」であると同時に「神に近づいた者」の

能力と資格を得ている。

限界解除により、最強クラスの戦力を持つ。

新崎九遠

かつては「神に近づいた者」だったが、

白羽根仮面の銃弾を受け内体は死亡。

「能力」と「資格」をスナイバー一仮面に譲渡している。

現在、その人格はスナイバー仮面の

脳内に「転送」されている。

...

二瀕真由子

通称「ニセちゃん」

遊理に命を助けられてから

彼女を特別視している。

自称は合理的で、生き残るためには

手段を選ばずに行動することも。

ふ、ああ、ははは

残酷な世界に

...た女子は生

この世界を終わらせるために、

「管理者を殺すという境界を

現在は月・運火との合流を目指している

優犯せんとする意志により

飛行にすちてしまった

最強クラスの戦力を誇る仮面

「正義」に心酔し、己の正義を

全うすることに全力を投じる

武器は、「ジャスティス体」。

巫女仮面

怒りの仮面を被る

「守護天使」の「フロア4」。

大天使による攻撃で、

その仮面は砕け散った。

>一仮面

怒りの仮面を被ると、「守護天使」の「フロアフ」。デール・ベースページが

「神の誕生」によあっ、颯太。そう言ってる正常な領域の終了を望む。

主」による止めな限界のご武器は、「M4カービン」。

CONTBNIS

第水話「やったかッ!?」

第25話「コードネーム天魔

第20話「素直な人間

第20話「弱い弟

第25話「なぁ

第21話「考えが甘い」

第22話「新しい問題

第江話「あの扉の向こう」

第21話「スリーパー・セル・

第10話「その程度のこと」

第28話どんな状態であろうと

第20話「境界

ゆり...

妹に...

何が

あった...?

第208話じんな状況

んな状態であろうと

ぎう〜...

管理者側の

仕業では

ないようだが:

皆さん

ご覧のように

この機関に

ちょっとした

トラブルが発生して

しまいました

「魔道」..

「侵犯行為」...

管理者の言っていた

言葉の意味は...!?

私はトラブルに

対処するため

この身体を離れます

ですがご安心を:

管理者である私が

責任を持ってトラブルを

解決しこの機関を

維持しますので

いいからと

皆さんは

「今までどおり」

神を目指すため

この機関で

努力を続けてください

ではさようなら

トラブル...?

おっ.....と

ユウちゃん

オレ...は・

今から妹の元へ

向かう!

「おまえ」とは

もう少し

色々と話をして

おきたかったが

オレは「兄の義務」を

果たしに行く!

おう

行ってこい

ユウちゃんは

この屋上で

「やるべきこと」を

やってくれ

「バレー仮面」は

ユ...

スナイパー仮面の

フォローを!

ゆりの状態が

わからない

今...

オレが近づくことは

逆効果となってしまう

可能性もある...

だが..

もう理屈なんて

どうでもいい!

今行くぞ!

ゆりッッ!

この高さから

外壁を使って

降りるか.....まあ...

今の理火なら

大丈夫だろう

で......九遠よ

今の本城遊理の

状態を

どう見る?

......

今のユリさんから

受ける「感覚」

先程の...

「管理者」に

似ているような...

...わかり

ません...

しかし...

今の

ゆりちゃんは

この領域から排除

すべき存在...

それは

わかる

でも...

「強さ」や「能力」:

具体的な部分は

わからないわね

大天使と同じく

「イレギュラーな

存在」のデータは

守護天使も

持っていないから

ひとつ言えることは..

ゆりちゃんは

「この領域に対する怒り」で

こんな状態になって

しまったということ

そして...

今現在

その怒りは...

「管理者側」

である私に

向かっている

ぎっ...

ゆりちゃん...

責女とはいつか

戦うかもしれないとは

思っていたけど

「試練」とは関係無い

形でそうなるとは

思わなかったわね...

.....あら?

ぎいいっ!

遅い...!?

ぎっ!

......

ぎっ...?

油断できる程では

ないけど...「強さ」は

それほど発揮されて

ないってこと?

ぎ~

さっき

ライフルを切断した

動きは全く

見えなかったのに...

......

判断に困るわね...

あっ...

ボケッとしてる

場合じゃない...

本城さんを

助けにいかないと!

「ニセちゃん」

貴女が余計な

動きをすると

我々の邪魔になる

よって...

少しの間眠って

いただきます

...

こいつっ...

何者.....?

管理者さん...

今度は

ミコちゃんの中に

入ったってワケ?

守護天使の身体も

乗っ取れるとは

知らなかったわ

怖いわねえ

強い存在でも

「同意」さえあれば

可能ですよ

そして本城遊理...

大天使以上に

暴走している様子:

これでは「能力」を

マトモに発揮することは

できない

今の本城遊理ならば

この身体の私と

貴女の力だけで...

「殺処分」も

充分可能でしょう

やっぱり..

そう...

なっちゃう

のね...

ざざざ...

どんな

状態であろうと...

ゆりはオレの妹!

絶対に

助けるッッ!

ぎいい...

第209話・

活境界

むうう.....

はぁ

なんだ

あの女の

変化は...?

はぁ

はあ

まさかアレが

「本当の正義」?

否ッッ...

はあ

はあ

アレは...

正義でも

悪でもない...

はあ

もっと:・

純粋で..

危険な...

ぐううっ

戦いの前に..

アナタに聞いて

おきたいことが

あるわ

アナタは

わかってるん

でしょう?

今の

ゆりちゃんが

持っている

「能力」について

私の銃を

切断した時の動き..

守護天使である

私でさえまったく

感知できなかった

スピードじゃない...

だって衝撃波とか

「動いた痕跡」さえ

一切無かったんだから

知らないままじゃ

私は足手まといに

なるかも

教えて...

もらえる

わよね?

...仕方ない

ですね

あまり話すべき

ことではないですが..

この状況では

お教えするしか

ないようですね...

本城遊理が

「目覚めてしまった」

能力は...

「境界を越える

能力」

...

この領域の

「境界」を越え...

また「別の領域」に

移動する能力

先程の

本城遊理は

境界の外を

移動していた

ということ

この領域にいる者では

感知も認識もできず、

当然ということです

...別の領域?

ですが...これ以上

本城遊理が

この能力を

使いこなすように

なるなら...

それは「元の世界」

じゃなくて?

ええ..それとは

また別の世界です。

ま...「別次元」という

言い方がわかりやすい

ですかね

学校の試験中に

勝手に教室の

外に出るような

反則行為

自力で「元の世界」に

戻ることも

可能になる

かもしれません

そんな真似を

許してしまったら

この機関の「健全性」が

失われてしまう

本城遊理...

貴女は

この神聖な領域に

反逆する重罪人!

「管理者」として

命じる...

おとなしく

この場で死になさい

管理者っ...:!

透けたっ...

これが...

「境界越え」!?

..

ぎっ...

ぎうっ!

あっ...

別次元の事象は

認識できない...

とは言っても

「同じ能力」を

持つ者なら

話は別

はぁ

そう...

この能力は選ばれし

管理者のみに

使用が許可されている

特権!

はあ

はあ

......

貴女ごとき

ただの存在が

使用していい能力では

ないのですよ

はあ

.....

ぎっ!

管理者...

おまえのせいで:

みんなが...

さて「フロア7」

ディーラー仮面:

これで能力についても

理解したでしょう

境界越えも

僅かな時間しか

できない様子..

貴女の力なら

対応も可能なはず

いいですね?

次...私が

本城遊理の動きを

止めたら貴女が

息の根を止めなさい。

......

...できれば

本城遊理にも

絶望を感じながら

死んでもらいたい

所ですが...

ぎぎっ...

ここまでの

暴走状態に

なっていては

不可能な

ようですね

まあそれも

理性の無い

ケモノには

ふさわしい最期...

2018.

はっ...

なんと......

...?

来るとは

思っていましたが

これほど早く

来るとは...

さすがに...

疲れたけどな

お...

に...

わた...し..

の...

第210話、その程度のこと

いるっ......

目の前...:

...

私の.....

「お兄ちゃん」

がっ...!

間に合ったか

一旦地上まで

降りてから

駐車場ビルを一気に

駆け登った..

理火のヤツ

とんでもねえ

スピードしてやがるな

......

そして...ついに

ユリさんと

お兄さんが

出会った

しかし...この状況を

素直に「感動の再会」と

喜んでいいもの

なのでしょうか...?

ユリさんが

どのような

状態なのか

わかりませぬ

ゆえ..

ぎっ...

ユリさんの

心の内は.....?

うぎぃぃ...

ゆり

はぁ

はあ

はぁ

はぁ

今まで

放っておいて

すまなかった

はぁ

だが...

これからは

ずっと一緒だ

これからは...

オレが

おまえを守る!

ぎ...

......

本城理火

貴方については

我々も

警戒している

貴方の実力は

レールガン以上の

脅威と言って

間違いないでしょう

そんな相手でも

我々はルール上

「試練」として

戦わなければならない

ですが正直我々も

死にたくはありませんのでね...

できるだけ楽に

貴方を殺したいと考えました。

そういう理由で

私は「とりあえず」

相川守を殺すことに

したのです

相川に死と敗北という

絶望を与えれば

「爆弾」で貴方ごと

心中でもしてくれるのでは

ないかと期待してね

ま...そうは

なりませんでしたが

そこまでは想定内

想定外だった

事象は...

我々が

危惧していた「魔」が

大天使ではなく

貴方が

本城遊理を

守るとなると

実に厄介だ

何故なら今の本城遊理は

試練など関係なく

一刻も早く排除せねば

ならない存在なのですから、

貴方の妹...

本城遊理だった

ということ!

管理者

そして...

ここまで何度か

ゆりから感じた「波動」

おまえが

言っていた

「境界」「侵犯

これで

なんとなく

わかったよ

今のゆりは

「この領域の境界に

干渉する能力」を

持っていると

なっ...

ピクン

結局の所:

この領域は

複数ある次元の中の

一つと解釈するべき

なんだろうな

今のゆりはこの領域を

成立させている境界に

干渉できる...

境界を越えて別の次元に

移動できるってことだろう

境界に千渉できる

ということは

この領域を崩す

可能性も持つという

こと

:少ないヒントで

そこまで

理解しちゃう?

だからおまえたちは

その能力を持った者を

「魔」と呼び

必死に排除しようと

している

まあいいでしょう:

そこまで

わかっているなら

そのうえで一つ

忠告します

今の本城遊理は

暴走している...

その境界越えの

能力を上手く

制御できていない

これは

「近くに存在する

者にも危険が及ぶ」

という意味です

近くにいる者が

暴走した境界越えの

能力を受けて

しまったなら

いわゆる「神隠し」

というヤツですね

全く別の次元へと

飛ばされ...

二度と戻ってこれなく

なるでしょう

ぎっ

本城理火...

そうなりたくなかったら

今すぐ本城遊理の側から

離れるべきです

ちょ...

私そんな危険性

聞いてなかったん

だけど...

ぎっ

だから

なんだ

別次元に

飛ばされる?

その程度のことで

フーっ

「兄」が「妹」を

見捨てる訳

ねーだろ

もう一度言う...

妹は

オレが守る!

オレが

どうなろうとも

なぁ!

お...にい...

ちゃん...

ドクン!

私の...

こと...

嫌いじゃ...

なかった.....

........

でもっ...

お兄ちゃん

...おう

ゆり

おはよう

お兄ちゃん...

知ってると

思うけど

この世界は

本当に

「思ったように

いかない」

お兄ちゃんに

「やっと会えた」

って言いたい

けどっ...

だって...

今管理者が

言ったこと..

全部「そのとおり」

だから.....

今は..

今は

言えないっ...

今の私とお兄ちゃんが

一緒にいたら...

お兄ちゃんが

危ないから...

少しの間

ヒン

だから私

みんなの前から

消えるね?

逃げる気

ですか...

お兄ちゃん

やって会えた!

全然変わって

ないわ!

お...おう

お前は

だいぶ...

アクセス

...

消える...だと?

うん...

今の私がみんなと

一緒にいたら

みんなに迷惑が

かかる...

だから...

私はこの能力を上手く

制御できるようになるまで

みんなと離れて何処かに

一人でいるしかない

だい

第211話

私はこの

「境界を越える能力」を

捨てるワケには

いかない...

その理由は...

私がこの能力に

目覚めたおかげで

ひとつ「いいこと」が

この領域に起きたから

「いいこと」

ってのは...

ほう...

「流入」が

止まったこと

えっ...

......

私にはわかる..

今はこのセカイに

元の世界から人間が

迷い込むってことが

無くなってる!

つまり

私がこの能力を

持っている限り

これ以上「被害者」は

増えないってこと!!

何をドヤ顔で

語っているん

ですかね...

確かに今は

貴女が下手に

境界を壊さないように

維持力を上げている...

そのせいで新規流入は

止まっている

しかしそれは

「完全なる神」が

誕生する可能性を

減じているという

こと!

この天が定めた

神聖な機関に対する

冒遣行為なのですよ!!

あとは...

管理者!

アナタの本体を

殺せば

このふざけたセカイも

終了する!

もう

迷いは無い

これが私の考える

「ハッピーエンド」

よ!

ちょっと...

ちょっと待ちなさい

ゆりちゃん

管理者を殺したら

この領域と

元の世界が...

わかっています

ただし..

「そうさせない方法」

もあります

でも...

今の私には

それを成功させる

程の力は無い...

.....

だから私は...

この能力をもっと

上手く使えるように

なるまで......

「消える」しか

ないんです

..

お兄ちゃん...!?

行くな!

ゆり

理屈は!

どうでもいい

オレの側にいろ!

ゆり...

わかった

この場は

オレが

引き受ける

「ハッピー

エンド」に

向けて

おまえは

おまえの道を行け!

さすが

お兄ちゃん!

がんばれ!

大丈夫...

ちゃんとした

「再会」も

すぐにできる!

お兄ちゃん

大好き!

行っちゃった..

......

決意を持った人間を

情にまかせて

止めることが

できない...

結局...

オレは子供の頃から

そういう運命に

あるってこと

かな...

ユウちゃん...

オレは;:::

「兄の義務」を

果たせてるの

かな...:?

理火...

おまえは...

もう立派に

「お兄ちゃん」

だぜ.....

ユリさんが

お消えに

なった...

これは...

......

わからんが...

話し合った結果の

ようだから

問題はあるまい

本城遊理が

あの能力に

目覚めたおかげで

大天使の

命が助かった

はあ

ひとつ

言えることは..

はぁ

それだけは

確かだ

そう...

ですわね...

この戦いで..

私たちの陣営に

犠牲者は

出ておりません!

私たちの陣営に

限れば:ですが

残った理火と

守護天使2体...

おそらく戦いには

ならないだろう

この場における

長い戦いも

もう終わるって

ことだ

だが...

この領域での

戦いは..

もう少しだけ

続きそう

だけどな...

あっ...

火が無いん

だった

どっかに

ライター無い?

...まあ

いいでしょう..

本城遊理の

暴走状態も

多少は収まったよう!!

すぐに境界が

危険になることは

ないでしょう

とは言え

まだ本城遊理が

この機関に対する

脅威である事実に

変わりはありません

「潜伏する悪」

というヤツですね...

こちらの

態勢が整い次第

貴方の妹を探し出し

処分します

管理者よ

質問をしたい

「完全なる神」ならば

死者を生き返らせる

ことも可能だと聞いた

それは

本当か?

「完全なる神に

成ればなんでも

できる」...

死者を

生き返らせる?

「そのぐらい」なら

当然可能でしょう

ほう...

第212話

しかし

安心しましたよ

本城理火

......

貴方はこの機関の

素晴らしさを

理解していらっしゃる

貴方自身は

もう神には

なれませんが:

貴方の妹さんと

違って...ね

他の者を

「完全なる神」にするための

努力を続けることです

そうすれば...

貴方の望む死者を

生き返らせることも

できるでしょう

......

武田くんでも

僧侶仮面でも:

それこそ

相川守でもね

貴方は

妹さんのように

なっては

いけませんよ

...それでは

私はそろそろ

戻ります

本城理火..

ニャ...

...フニャ?

さようなら

理火くん

また

会いましょう

はぁ......?

ふぅ...

管理者...

割とチョロいな

少し話を

合わせた程度で

油断してくれた

こっちも今のうちに

やるべきことを

やっておかないと...

管理者側が

油断してくれれば

ゆりも

楽になるはず...

はっ?

...ニセちゃん

かあっっっ!

大丈夫か?

ん.....ん?

うわっ

とぉ...

...!!?

えっ...

貴方は.....

えっ!?

そんだけ

動ければ

大丈夫

そうだな

ニセちゃん...

聞きたいことも

あるだろうが

少し

後にしてくれ

もう一人

大丈夫そうじゃ

ないヤツも

いるからな

...医療担当?

このビルに

まだそんなヤツが

いたのか?

うん...

オレも以前

治療を受けた

ユウちゃん

バレー仮面に言って

受け入れの準備

させておいてほしい

近づいてみたら

大天使の状態は

思っていた以上に

マズい

はぁ

はあ

はぁ

オレが

大天使を担いで

そっちに

連れて行くよ

遠回りすれば

わざわざ

地上に降りずとも

そっちに行ける

はずだし

......

理火...

その前に

聞いてくれ

実は...裏で

「新しい問題」が

起こっている

問題?

オレたちの別の仲間...

更に「吉田チーム」

どちらも

連絡がつかない...

状態になっている

残念だが..

間違いなく

何か大きな問題が

起きている

誰かが様子を

見に行かなければ

ならない

だが...相手が

「神に近づいた者」

だった場合天使では

操られる可能性がある...

行くとしたら:

うん

当然オレが

行くよ

大天使は

ニセちゃんに

運んでもらう

ことにしよう

じゃあ..

また後で

電話する

......

ニセちゃん

君も少しは

見ていたはず...

ゆりの「変化」を

本当に

気になるだろうが...

今は大天使の命を

救うことを

優先してほしい

ゆりが変化したのは

大天使を

見殺しにしない

ためでもあるはず

はあ

はあ

はぁ

ゆりのためにも:

絶対に死なせて

しまってはいけない

...わかりました

お兄さんも

お気をつけて

妹は...

...。

「管理者を殺害して

この領域を早急に

終了させること」を

ハッピーエンドだと

言っていた

だが...

この領域の犠牲者が

全て生き返るなら

それが一番の

ハッピーエンドだよな...

武田ァ...

だとするなら結局...

この領域に対する

怒りを抑え

ルールに乗って

神の誕生を目指したほうが

いいってことか...?

しかしそれは

ゆりの考えを

否定するという意味

......

前にユウちゃんに

言われたな...

オレは一人になると

いろいろ考えすぎてしまう。

クセがあるって...

オレは...

何を目指せば...

そうだな...

今は目の前の

問題にだけ

集中しないと...

第25話あの扉の向こ

本城さん...

えっ.....

コイツが...

「医療担当」?

医者っぽくないし...

正直、苦手な

ビジュアルだわ...

それに

「無表情仮面」...

無表情仮面も

「操れる」って

ことなの?

このセカイ...:

まだまだ

わからないこと

多いわね...

本城さんもなんだか

よくわからない理由で

いなくなっちゃったし

...

本城さん...

私は..

どうすれば...

ユウちゃん

うん...

ひとつ遺体を

発見した

女子高生で...

背中を

撃たれている

この子が

今ユウちゃんの

脳内に居る子で

間違いないか?

ああ

間違いない

その遺体の

持ち主は

まだ

オレの脳内で

生存している

.....この話...

このセカイの話じゃ

なかったら

マジでヤバい妄想にしか

聞こえないな...

とにかく

その遺体に

関しては

何も問題は無い

私としては:

......理火

何やらとてつもない

恥ずかしさを

覚えますけど...

その場所...

他に

何かあるか?

いや.....

なんにも

ないよ

誰もいないし...

争った形跡もない

あとは

飲みかけの

ペットボトル...

ぐらいか

昔の

テレビでやってた

都市伝説を

思い出すな...

ふむ...

その場には

吉田チームの

「強い仮面」が

2体いたはずだ

その2体が

争った形跡を残すことも

できず消えた...

敵の仕業だとしたら

相当な強さだと

言えるな

理火...

どうする?

一旦戻ってくるって

手もあるが...

...敵の仕業だとしても

さすがに情報が

少なすぎる...

大丈夫...

そんなに無理を

するつもりは

ないから

もうちょっと

この付近を調べるよ

理火さん...

うん...また

何か見つけたら

連絡する

...

お仲間のことに

責任を感じて

いらっしゃるのでは...

確かにな...理火は

「兄」になってから

変に責任感が強すぎる

ようになったかも

しれん...

まあ...

理火がそうなったのは

オレがアイツの

兄であることを放棄した

せいなんだが...

...余計なことを

言った...

今の理火なら

大丈夫......信じて

いい連絡を待とう

...はい

さて九遠...

さっきの話の

続きだ

「神のコード」に

ついて...

LOADING.

LOADING.

おおっ...?

いや...

「おおっ」じゃねえよ

オレよ...

人間...?

この領域の

被害者か...?

...?

あの

仕込み刀は::

ビッッ!!

斉藤さん...

...音藤さん?

意識は...

!!

イッ

...

ちっ...

アンタは..

あの時の...

これは...

「すでに

操られている

仮面は操れない」

はずなのに...

これが

本城さんの

お兄さん...

森は少し

化てる気が...

ニオイは...

全然

きっかわ

アクセス

えっ...

ゆら...

かんが

第24話考えが甘い

斉藤さん....?

斉藤さん

まで.....

それに

今の動き

斉藤さんも...

すでに...

「人間」じゃ

なくなっている...?

悲しむのは

後だ...

落ちついて

この状況を

分析するんだ

まずは敵の能力...

素直に考えるなら

「操られている仮面」も

「人間」さえも操る能力...

「全てを操る

能力」!

しかも

ただ操っている

だけではなく

「強さ」も増強

されているようだ

なんつーか:

とんでもない

チート能力だな...

「神に近づいた者」を

操れるのか

どうかは、まだ

わからないが...

他を操れるなら

その武力で

支配下に置くことも

可能だろう

オレを直接

操りに来なかった

理由は...?

「使徒」を

操れるかどうか

わからなかったから?

それとも他に事情でも

あったか...?

ただ...

ひとつハッキリ

していることも

ある

敵は

オレの情報も

ある程度は

把握しているの

だろうか...

今のオレの

「本当の強さ」は

知らない

なにせオレは

使徒になってから

まだ一度も本気を

出していないからな

相川の洗脳に

必死で抵抗し:

ユウちゃんたちを

殺さないため、全力で

「本気」を抑えてきた

敵が..

この3人でオレを

どうにかできると

思っていたなら...

考えが甘い

本気で集中すると

全てが

スローモーションに

見える...

対物ライフルの

弾丸も守護天使と

大天使の動きも...

オレには全てが

遅く見えていた

......

使徒の能力...

と言うよりも

単に処理能力の絶対値が

他と違いすぎるんだろう

相川に見せられた

コードひとつで

こんな能力が手に入る...

本当に恐ろしい話だが...

ドクン!

まあ

こうなっちまった

モンは

しょうがない

勢い余って

相手を殺して

しまわないこと

そっ!!

今のオレが

もっとも注意

すべきことは...

んン...

...昔ゆりに

「手刀で気絶なんて

フィクションの中だけ」

なんで話をしたことも

あったが...

この処理能力が

あれば

血流や活動電位を

感知して

気絶させることも可能だ。

「死者を

生き返らせる」

という話は

今は忘れよう

管理者の言葉も

事実とは限らないし...

「完全なる神」だって

本当になれるのかどうか

わからない

今のオレが

やるべきことは

ゆりの

「このセカイを

終わらせるための

準備」が

整うまで...:

この領域に

残る命を

守ることだ

あとひとり...

!!

柔道...か!?

ガン...

この仮面に

ついては

知らなかったが...

かなりの

実力者だな...

だがっ...

カァッ!

アッ...

トン:

だから

良かった..

なんとか

全員殺さずに

済んだ

実力差はあっても...

殺さない戦い方と

なると

やっぱり難しいな...

さて...

「次」だ

いや...

敵は...

オレたちの仲間を全て

配下にしていると見て

間違いない

だとするならば

ユウちゃんが

言っていた

「預言者」も

すでに支配下に

置いている

オレの今の戦いも

預言者の能力で

リアルタイムに

把握しているはず

当然...

この「ひとりごと」も

聞いているだろうし

この

相川が持っていた

スマホの番号も

知っている...

かけてこい!

バカン!

コソコソしてないで

言いたいことが

あるなら

直接言ってこい!

あれ...

無視?

それとも

今の状況を把握

してないとか...?

さぁ次の

敵は...

よし..

ユウちゃんじゃ

ない...

間違いなく

「敵」

どんな

ヤツか...

ドクンッ...

第215話

よあ

......

なぁ......

へへへ...

アンタ......

オレのこと

おぼえてる

かい?

...はぁ?

何者だ?

おまえは

へへ...

ひどいな...

オレはずーっと

アンタのこと

考え続けてた

ってのにさ

オレが

今生きてるのも

アンタの

おかげだしね

:覚えてる

だろ?

......

アンタが

「殺すか

殺さないか」で

迷った時の

ことをさぁ...

!!

そうだよ...

「あの時のオレ」だよ

やって

こんな形で

またアンタと

会話できるなんて?

なんか運命を感じるね

なぁ...

なぁ...

ピクン

アンタも

そう思うだろぉ?

あの時の

アイツか

つ.....

「あの時」

ん......

トンッ

ふーっ...

あの時...

ユウちゃんが

仮面を被ってしまい

生き別れとなり...

更に妹までもが

このセカイに

迷い込んでしまった

と判明した時

ゆり:

オレは

このセカイで

どうすればいいのか:

本当に迷っていた時...

この

クソ広い空間で

ゆりを探し出せる

のか.....?

大声で呼ぶ?

それはダメだ..

「仮面」を集めて

しまう...

その時点ですでに

何体かの「仮面」と

遭遇しその特性も

ある程度、理解していた

人間を自殺に追い込む

「仮面の殺人鬼」...

仮面を被った人間を

元に戻す方法は

わからない

オレは...

仮面に襲われた場合

「殺害」することを

選んだ

オレが死なない

ためにも他の人間の

命を守るためにも

それが一番だと

思ったから...

勿論迷いはあった...

仮面も元は人間:

殺さずに済むなら

そうしたかった...

オレは......

本当に

迷っていた...

そんな時.....

!?

...

...それはそうなんだよね

......!

仮面...では

なかった

ふう...

オチ...

人間が人間を

殺害していた

初めて見た...

「人間が

人間を殺す」

という場面

ハイッ...

オレは

「高さ」と「仮面」に

ばかり気を取られ

人間が人間を殺す

可能性を全く

考えていなかった

そのショックで...

オレは少し

判断力が鈍った

気がついたら

左手でその扉を

開けてしまっていた

...

おい

テメェ...

何してやがる

なんで

人間を...

......

へへ...

銃かぁ.....

アンタ

いい武器手に入れた

なぁ〜~~~!

若い...

オレと

同じぐらい

か.....?

へへ...

降参しまーす

撃たないで

くださーい

...なんで

殺したのかと

聞いている...

何か...

殺す理由でも

あったのか.....?

殺したッ

理由なぁ...

ええと...

このオバちゃん...

「ここから出せ」

とか

「子供に会わせて」

とか

喚いてて...

その声に

イラッとして...

つい

やっちゃった

というか..

いやホント

反省してる...

申し訳ないこと

しちゃったと

思ってるよ

すぐに

嘘だとわかった...

死体の状態が

「ついやっちゃった」

なんてレベルではない

それにコイツの

服についた返り血の

量と「乾き具合」:

明らかに殺した人数は

ひとりではない

オレには

わかったんだ...

コイツは

「殺人を楽しんで

いる」と...

仮面ではなくとも

「殺人鬼」で

あるなら...

コイツはここで

殺しておくべきだと

オレは考えた

:撃つのか?

降参している

無抵抗な

「人間」を?

なぁ

待ってくれよ..

オレだって

このセカイの

被害者なんだ

アンタは

優しそうだし

オレの

言ってることも

わかるだろ?

頼むよ...

オレ:この若さで

死にたくないよ...

混乱してるんだ...

こうなっても

仕方ないと

思わないか?

...お願いだ

殺さないで

くれ...

...ありがとう

キキ...

アンタの

ことは

忘れないから

殺せなかった

殺せなかった..

オレは「人間」を

殺すという選択が

できなかった

ここで

殺してしまったら...

ユウちゃんと

ゆりに二度と顔向け

できなくなるような

気がしたから...

しかし..

その考えは...:

テメェ

かよ...

とっくに

くたばってると

思ってたが...

「オレの甘さ」

だったのか...?

じゃあ...

へへ...

アンタ...

いや

「理火クン」

あの時は

見逃してくれて

本当にありがとう

なぁ...

オレのことを

呼ぶなら

「称号」で呼んで

欲しいなぁ

それも...

充分に

「完全なる神」を狙える

高位の者にね

わかってる

だろうけど

アレからオレは

「神に近づいた者」に

なったから

オレの.....

「神に近づいた者」

としての

称号は...

「十王」

オレが

こうなれたのも

全て:理火クンの

おかげだよなぁ~!

気絶ーッ!

んいっかん話そう

いいかゆー!

手力で人!?

気絶しない

だガイ

2度とするな

痛いから

アクセス

オレの妹は

「殺さない選択」を

することで

じゃあ...

心から頼れる

優秀な「仲間」を

手に入れた

だがそれは

その人間が

「いい人間」だったから

その結果になったということは

じゃあ!!

オレはっ...

結局は

「人による」ということ...

「それ」が

わかって

いなかった!

おとうと

弱い弟

第2

へへっ...

ほら...

「はるか」

リカくんに

挨拶してやりなぁ

はるかっ...?

にゃ~ん♡

はははっ!

なんだよ

「にゃ~ん」って!

......

ッ!!

洗脳すると

変な言葉しか

喋れなくなるから

おもしれえよなぁ~!

...「十王」とやら

オレの仲間たちが

おまえの人質に

なっていることは

理解した

交渉したい...

そっちの望みを

言ってくれ

どうすれば

人質を

解放してくれる?

望み:...ねぇ

ニヤッ!!

オレってさ...

そういう「望み」とか

「目標」とか?

あんまり考えない

主義なんだよなぁ

どうせ人間

いつか死ぬんだ...

楽しんだモノが

勝ちだって感じでね

ニヤ~

このセカイに来てからも

テキトーに

殺し合いしてるだけで

なかなか楽しかったし、

イラッ...

そんなオレが

すげえ能力を

手に入れちゃうんだから

おもしれえモンだよな

メチャクチャ

バチ当たりな真似しながら

生きてるってのになぁ~!

オレに望みが

あるとしたら...

理火クン

アンタだな

アンタを

ボロボロにして

オレに向かって

命乞いさせる...

それが今のオレの望みだ

命乞い...

特にアンタみたいな

必死に

いいことしようとする

「正義マン」を見ると、

イライラするんだ

あの時のお返し

ってワケか?

まあな

っていうか..

オレは元々

「善人」ってヤツが

嫌いなんだよ

あの時も

命乞いしながら

「こいつボコボコにしたら

気持ちいいだろうな」って

ずっと思ってたわ

あの後何人も

命乞いさせながら

プッ殺したけど...

やっぱりアンタに

ヤリたいって思いは

消えなかった

そしたら

お互い生きてて

こうして電話できた...

やっぱりコレって

「運命」みたいなモンじゃ

ねえかなぁ?

世の中には

こんなクソみたいな

考え方をする

人間もいる...

劣等な人間は...

殺したほうが

いいのだ!

あの時の

オレは..

本当にわかって

いなかった!

......

でもさぁ

理火くんさぁ

アンタ「も」

メチャクチャ

強くなってたん

だなぁ

ホントは

その3体で

アンタを

ボッコボコにして

オレの前まで

引っ張ってきて

命乞いさせるって

予定だったのに

やっぱこのセカイ

なかなか予定通りって

ワケにはいかねーわ

まぁ...

それはそれで

おもしれえけどなぁ

雑魚殺すのも

飽きてきてたし...

「オレが直接」

アンタを

プチのめしたほうが

気分いいかもなぁ〜

「アンタも」..

「オレが直接」:

それは

理火クンが直接

確かめてみれば

いいじゃん

おまえ...

操る能力だけじゃなく

戦闘力も...

理火クン...

オレは

アンタから見て

「北」にいる

...

北に来なよ

他の仲間も

連れてきていいぜ...

あのカッコつけた

スナイバーでも

誰でも...

全員で殺し合いして

勝ったヤツが

「完全なる神」に

近づくってのも

わかりやすいしなぁ

...断ると

言ったら?

さっき雑魚殺すの

飽きたって言ったけどよ...

別に嫌いになったって

ワケじゃない

アンタが

来てくれないなら:

「暇つぶし」で

色々やっちゃうかも..

あう...?

やめろ

わかった

オレは「北」に..

おまえの元に

向かう

おまえの要求を

受け入れる

だが...

おまえの望む

「面白い展開」は

約束できない

へへ...

交渉成立だなぁ

おまえの戦闘力が

どれほどかは知らんが...

さっきのオレも

まだ本気ってワケじゃあ

ないからな

それと

もうひとつ..

理火クンに

いいこと

教えといてやるよ

オレが

「全てを操る能力」を

持ってるのは

もうわかってる

だろうが...

波長とか条件無しで

洗脳できるぶん

その洗脳の効果は

すぐに切れちまうんだよな

アンタが戦った3体も...

気絶から覚めたら

もう洗脳解けてるはずだ。

洗脳完了するまでも

結構な時間かかるし...

あんまりいい能力じゃ

ないんだよなぁ〜

なぁ...

理火クンさぁ

そういうワケだから

理火クン...

「自分が洗脳されるかも」

みたいなことは考えなくて

いいと思うぜ?

...なんでわざわざ

それを

オレに教える?

いちいち

人の行動に意味とか

求めるなよぉ~

じゃあ理火クン...

オレの近くまで

来てくれたら

また連絡するから

楽しみに

してるからなぁ~!

「十王」か...

マズい...

コイツの本性が

まったく掴めない...

本当にただ

頭が悪いだけの

快楽主義者なのか...

それとも裏に

計算があるのか...

何にせよ

オレと直接

戦いたいってことは

戦闘力には相当な

自信があるはず

相川と違って

「自己強化能力」のレベルが

とんでもなく高いのか?

もしくは「強い仲間」が

存在する?

ユウちゃん

には..

普通に考えれば

「ユウちゃんも

一緒に来て」って

言うべき

なんだろうけど

なんて言おう...

こんなことになったのは

全てオレの責任...

正直ユウちゃんを

巻き込みたくはない...

それに...

今のオレは

兄に甘えてばかりだった

「弱い弟」じゃない...

ぐクン...

そうだな...

今のオレなら...

ひとりでも...

!!

気づかなかった:

すぐそこに

誰かいる!

ドクン!

しまった...

またオレは

考えに没頭して...

はっ...

ヒスッ...

...君は.....

ピクン...

君は...

相川の...

どうした

第217話

話・素直な人間

すなお

にんげん

ホワイトフェサ

私ノコト..

ソウ呼ンデ

クダサイ

「バレー仮面」カラ

聞キマシタ

「リカ様」..

アナタガ

亡クナラレタ

アイカワ様ノ一後継者」デ

アルコト...

私ニ...

命令シテ

クダサイ

シタガイマス

ドンナ命令ニモ

私...モウ

絶対失敗シマセンカラ:

...

アナタノ戦イニ

参加サセテクダサイ

......

なんでオレが

相川の後継者なんて

ことになってんだ?

正直言って!!

メッチャ迷惑だ...

しかし

この天使の

「悲壮感」を見ると...

否定しづらいな

この天使...

相川が死んだのは

自分のせいだとでも

思っているのか...?

いや...

何にせよ...

とりあえず...

立ってもらえる

かな?

......

何にせよ

今回の戦いに

君は参加させない

今回の戦いは

全てオレの責任なんだ

んっ...

関係の無い存在を

巻き込むワケには

いかない

オイオイ;

「本城先輩」

よ...

あんた...

何を

クソダルイこと

言ってんだ〜?

おっ...

...本当に「洗脳」は

解けたみたい

だな...

「アイツ」の

言った通りに..

「アイツ」か...

本城先輩よ...

「アイツ」と電話で

喋ってある程度は

状況わかってる

ようだが...

しかし...

アイツに

ひとりで勝てると

思ってるようなら...

考えが甘すぎるぜ;

いや..

仲間を連れても...

何をやっても

アイツには勝てねえ

かも...!

ああ.....

...詳しく

話してくれ

新崎九遠の死体を

この階に降ろして...

アイツは..

このセカイ」に居る限り

無敵の存在と言えるのかも

しれねえ...

少し経った後に

アイツは現れた

ああっ..

ガクッ

現れたと思った

瞬間...二人の

意識が奪われた

すぐに「ソイツ」の

戦闘力が桁違い

だとわかった

そして...

今まで

感じたことのない

能力の高まり

へへっ...

マジで...

とんでもなく

ヤバレヤツが

出てきちまったと

思った

「預言者」のヤツは

ソイツのことを

知っているよう

だった

はぁ

何故っ...

貴様がっ......

:貴様のことも

マークは

していた...

なあ

はあ

だが...これほどの

高い能力は所持して

いなかったはず...

はぁ

なぜ...

急激に...?

はあ

ただ殺しを

楽しんでいただけの

貴様が...

そうそう..

その「殺しを楽しむ」

ってのが

このセカイでは

大事なんだよなぁ〜

このセカイでは...

なっ..

「人を殺せば殺す程に」

能力が上がっていくって

ことさぁ

オレは

「クチナシ」を

被ってからも...

変わらず

殺しまくってた

多分だけど

...いや

間違いないね!

で...

ある時

気づいたんだ

殺せば殺す程...

オレの能力は

高まっていくし

このセカイの

こともわかって

くるってな...

このセカイは...

おまえらみたいな

善人よりもオレみたいな

素直な人間が強くなる

ようになってるって

ことさぁ

ホンッット:

このセカイって

おもしれえよ

なぁぁあああ!

「殺せば殺すほど

能力のレベルが

上がる」...?

ドクン..

ゲームの

「キル数」みてえな...

もしその話が

本当だとしたら...

「殺しを

楽しむ人間」が

一番強いんじゃ

ねえか...?

じゃあ!!

でも、おまえらは

すぐには殺さない

おまえらは

「本城クン」の

仲間だから

別の場所にいる

仲間も

まとめて

とっつかまえて...

まぁ...「向こうの戦い」で

本城クンが

生き延びればの

話だけど...

ガァッ!

なあ

多分

大丈夫だろ

全員本城クンの

眼の前で殺すほうが

面白くなりそう

だからなぁ〜

はあ

今のオレなら

何やっても

上手くいきそうだしなぁ

ガアアァアアッ!

...

...よく

わかったよ

ホワイトフェザー...

その名前を相川が

つけたとするなら、

「十王」...オレが

想定していた以上に

実力者でクソ野郎

だってことがな

君の本業は

「狙撃手」だな?

話を聞いて...

やはり自分の考えは

甘いとわかった

アッ...

君に戦いを

手伝って

もらいたい

狙撃手なら

洗脳や攻撃の範囲外からも

攻撃できるだろうし...

ハッ!

リカ様ノ

タメニ!

「殺せば

殺すほど」:

このセカイは

本当に

腐ってやがる...

オレも

ゆりと思いは同じ:

こんなセカイは

一刻も早く

ブッ潰してやりたい

だが.....それを

実現するためには

まだまだ

やるべきことが

多いようだ:

......

そのためには...

やはり

ユウちゃんに...

「神のコード」?

それって

預言者が言ってた...

なんだか

すごいヤツ...

それを

取得するかどうかで

迷ってるの?

なんで.....

ああ...

「問題」が

あるんだ

色々と.....な

...

お前が言う?

今度ハ

味方同士ネ

スコイファッション/

術面サン!

アクセス

...本城遊理が

「あの状態」になったのは

この領域のルールに

反逆するため...

第218話・コ・

コードネーム(天魔)

だとするならば...

ここで「神のコード」を

取得してしまっては

本城遊理を

裏切ることに

なってしまうのでは

ないかと思ってな...

裏切る...?

......

「スナイバー仮面」

貴方は

本城遊理という

人間について

わかっていない

えっ...?

私は

本城さんについて

よくわかってる

貴方より私のほうが

本城さんとの

つ...付き合いは長いから

貴方は

考え過ぎよ

そのぐらいのことで

本城さんが

「裏切り」だなんて

思うはずないわ

本城さんが

気にしてるのは

私たちがこのセカイで

死んでしまうことだけ

さっき言ってた

「新しい敵」..

強敵っぽいんでしょ?

だったら今の内に

新しい力を

手に入れといたほうが

いいと思うのだけれど?

考え過ぎか...

確かにな

ったく...

親父の血のせいか

どうもつまらんこと

考えすぎるクセが

あっていけねぇ

おまえの言う通り

「裏切り」なんて

考えは忘れよう

ただもだい

問題ってのは

それだけじゃ

なくてなぁ~

二瀬真由子...

おまえは本当に

頼りになる仲間だよ

わ...を

私は別に...

...「神のコード」と

貴方の仮面が

なんで関係あるの?

この仮面を

脱ぐ必要も

あるみたいだし:

他にも...

コードを...

取得するのは

新崎さんなのに

っていうか

新崎さんは...?

さっきの話に

名前は出てなかった

けれど...

はうあっ!

私の状態に

ついての説明...

すっかり

忘れてましたわね

うーん.....

バカン!

この状態か

当たり前に

なりすぎて

いたようで...

正直言うと..

「自分の脳内に女子高生が

住んでます」なんて

話をするのは恥ずかしくて

キツイんだよなぁ

ガヴガ

本当に

ご迷惑かけて

すいませんっ...

おう理火...

いいタイミングだ

いや

こっちの話だ...

気にしないでくれ

で...

何があった...?

.......

本城さん...

今は..

何処にいるの...?

まさか..

もう二度と会えない

なんてことは

ないわよね...?

本城さん:

「やっぱりやめた」

って言って

私たちの所に

戻ってきてくれても

私は全然

構わないの

だけれど.....

本城さん...

はぁ〜〜〜......

おなか...

すいた...

朝ごはん...

もっといっぱい

食べておけば

良かった...

食べ物持った

「無表情仮面」も

全然出てきて

くれないし...

あ...もしかして

私が「反逆者」だから

無表情仮面も

出てきてくれない

ってこと?

なによそれっ!

イジメだわ〰

イヤだわ~...

トン

はぁ...

...本当に

これで良かったの

かな...?

せっかく...

せっかく

お兄ちゃんにも

会えたってのに...

...「この能力」を

封印してお兄ちゃんや

ニセちゃんの所に

戻るってのも...

このハーフプーツ:

そういえば

ずっと履いてるなぁ

...このブーツ:

ニセちゃんが

「死体」から

とってきたモノ

だったわね...

......

ヤバい...

めっちゃ臭く

なってるかも...

死体......

これ以上

このセカイが続いたら

まだ死体は増える!

今このセカイを

終わらせられるのは

私だけ!

だいたい...

「この場所」まで

来て戻るなんて

あり得ないわ

もう

弱気になんて

ならない!

この場所の...

近くに

あるはず...

このセカイを

終わらせるために

必要な...

うむッッ!

コードネーム

〈天魔〉...

発見ッッ!

やはり

この地区に

やって来たかッッ

天魔めッッ...

情報については

すでに禁則事項まで

解凍されている

ようだッッ

あとは「能力」が

どのスケールまで

解凍されて

いるのかッッ..

この

「フロア3」と

「フロア2」の

名においてッッ...

これより

貴様を試す

ッッ!

撃ち方.....

始めッッ!

えっ.....

なにっ...?

第219話、やったかッッ!?

今の音は

...?

理火:おまえも

聞こえたか?

おそらくは

ミサイルによる

爆発:方角は...

「北」だ

ムムッッ!?

ちムムム

ッッ!?

管理者殿が

言っていた

「次元を越える

能力」ッッ...

その能力の

使用気配を

まったく

確認できずッッ!

「天魔」

本城遊理も

その能力を使って

攻撃を避けるかと

思ったがッッ...

これはッッ...

これはッッ!

やったか

ッッ!?

再確認して

管理者殿に

報告ッッ...

だとすればッッ...

大勝利ッッ!

グレート

ウィンッッ!

これで守護天使の

格も上がるッッ!

あの巫女オンナに

馬鹿にされずに

済むッッ!

おおお!!

マジうるせえな

コイツ...

んッッ...?

何故だッッ

.....

ドクン!

絶対に能力は

使っていないはず

なのにッッ...

ヤツはッッ...

我々が発見した時から

すでに能力を

使用していたッッ...?

しかし、

.....

まさかッッ!?

存在するのか

存在しないのか

ハッキリしないッッ!!

ヤツの姿は

見えているがッッ...

見えているだけで

本体は別の次元に

存在していたッッ...?

はッッ!これが

シュレーディンガーの猫

というヤツかッッ!

あーもうコイツ

ほんと嫌いだわぁ:

...なんか

叫んでる?

守護天使かぁ...

相手にする必要は

無いんだけど...

ここは

...

ムムッッ

......?

狙撃ッッ...?

そんな「豆鉄砲」で

この場所まで

マトモに届くはずも

ないッッ...

威嚇のつもり

かッッ...?

次元を:::越えろッッッ!

...普通なら

あんな場所まで

弾丸は届かない

だから...

「別の次元」を

使う!

なんだッッ!?

弾道がッッ...

全く見えな

かったッッ!

がッッ...

と言うよりもッッ...

弾丸の到達速度が

速すぎるッッ!

..

ギャッッ!

......

はあ

これはッッ

聞いたことがあるッッ...

この次元と

「別の次元」が

存在すると

するならばッッ...

その次元はッッ...

我々の次元と

【時間】や「距離」が同じとは

限らないとッッ...

つまりッッ...

ヤツは

「私と距離の近い次元」

に撃った弾丸を

送り込みッッ...

しかし、

その次元を

「経由」させることで

私まで威力ある弾丸を

届かせたとッッ...

別の次元を

経由してくる

攻撃ッッ!?

回避できる訳が

ないッッ!

大丈夫か?

ググッ

ッ...

〈天魔〉

本城遊理ッッ

じゃあ

おそらくは

管理者殿が

想定している以上に

危険な存在と

なっているッッ!

ヤツが

この領域を強引に

終了させたとしたら

我々「守護天使」は

どうなるのだッッ!?

せっかくッッ...

せっかく「デスゲームの

管理者側」という

安全な立場になれた

というのにッッ...

「超次元撃ち」...

違うなぁ...

「超越次元弾」?

これで

守護天使が私に

ちょっかい出して

こなくなれば

いいけど...

いや...技の名前は

どうでもいいか...

私は...

もう自分を

襲ってくる存在も

殺したくは

ないから...

今の私が

殺すべき存在は

「管理者」だけ

もう.....

戻るなんてことは

考えない!

管理者を殺して

このセカイを

終わらせる!

それが私の

進むべき道!

本城遊理チャンか...

いい身体は

してっけど...

こんな

楽しいセカイを

終わらせようと

するなんて

つまらねーコだなぁ〜

まぁ...「理火クン」の

身柄さえオレが

抑えちまえば

「好きなように」..

へへへっ.....

...

遊理チャンも

「スナイパー」も

オレの好きなように

できるだろうけどなぁ

19巻につづく

理火クン

早く来てくれ

よなぁ~~

原作

三浦追儺

他の

大羽隆廣

STAPP

福園佳菜子

櫻井寬史

五十嵐妙恵

編集

内田朋宏

小堀龍一

香山直人

野澤

稲富.健

それを

クチナシくん

カリールを守らないことにしたままとめ

最近ルールを守らないい参加者さんが多いわからここで発表するよ!

みんなこんな大人になつちゃダメだよ!

本城遊理〈天魔〉

...★★★

悪い度

お前の記事は大丈夫です。

違反な容易次元の境界を侵犯した

メモ......

管理者サイドでつけたコードネ一ムは〈天魔〉

「絶対出ちゃダメ」って言ってるラインを

平気で越えちゃった極悪少女。

最終日的はこの領域を崩壊させることみたい。

この領域の素晴らししさを知ってもらえば元に戻るかも?

単独行動

悪い度

強い度

本城理火〈使徒〉

しかし、

●★★★☆☆

1体の仮面と行動

違反内容・本城遊壁の逃亡を助けた!

メモ...

相川守の使徒。元々この領域には反逆的。

管理者サイドとしては、

相川と一緒に爆弾で死んでもらう予定だった。

相川が洗脳を解除し.ちゃったので

そのまま領域への強力な反逆者となってしまう。困った。

現在は相川の部下と共に十王から人質を取り返しに向かう。

十王との戦いの結果、次第では...:。

新崎九遠〈審判〉

思います。大丈夫な

強い思考、大丈夫な

ご反応をございや間と共にいる。

メモ.....

とてもマジメに「神」を目指していた女の子。

でも悪い仲間と付き合って変わってしまった。

神になる素質はとっても高いので

不良と付き合うのはやめてほしい!!

現在は肉体を失うってるけど、他人の身体を

乗っ取ろうと思えば乗りつ取れるので大したことはない。

集団で行動

悪い仲間

「新崎九遠を変な方向に導いた人。

よくわからないけど本城理火の実の兄らしい。

弟と一緒にこの領域に反逆しようとしている。

三瀬真由子

司本城遊理の悪い影響を受けて不良になってしまった。

スケイバー映画

元々はとてもルー一ルに忠実だった女の子。

〈十王〉

本城遊理がガチで好きらしA.Mので裏切りそうにない。思った。

集団で行動

大丈夫ですよね

思いは、

強い思いっつ???

違反内容、思いつきり地上に降りてる

メモ...

基本的にはこの領域のルールに忠実な良い子

悪いのは地上に降りてることぐらい。ダメだよ。

本名は本人が死に隠してるので表記しないでおく。

みんなル一ルを守って

立派な神になれるようがんばろうね

文章/三浦ついな

家この物語はフイクションです。実在の人物・団体・出来事などとは

切関係ありません。

淡収録されていいる表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し

コミックス発売当時のまま梱職しています。

天空侵犯(18)

海原作

2018年10月1日発行(O)

発行者発行所

森田浩章

大羽隆廣

三浦追僕

ーー...ーーー。@Tsuinamuluar/Takahinio

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